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技術 回路遮断器

出願人 三菱電機株式会社
発明者 河村昌典
出願日 2004年5月7日 (16年1ヶ月経過) 出願番号 2004-138775
公開日 2005年11月17日 (14年7ヶ月経過) 公開番号 2005-322484
状態 特許登録済
技術分野 ブレーカ
主要キーワード 接点閉路 バネ長 接点開放 リセットピン トグルリンク 解除作業 過負荷電流 負荷端子
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この項目の情報は公開日時点(2005年11月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

耐久性信頼性が高いと共に確実に遮断時のトリップ動作を表示する表示装置を得る。

解決手段

マグトリップ表示機構11は、一方端が所定の位置で回動可能に保持された第1リンク11aと、一方端が所定の位置で回動可能に保持されると共に他方端が第1リンク11aの他方端に連結された第2リンク11bと、この第2リンク11bの他方端と第1リンク11aの他方端を重合させた状態で回動可能に且つ摺動可能に挟持するピン11cと、第1リンク11aと第2リンク11bを摺動方向に押圧するバネ11eとを有し、電磁石部9が動作したときに第2リンク11bが回動しこの回動に伴って第1リンク11aが回動して動作状態を表示する。

概要

背景

従来の回路遮断器表示装置は、表示部材係合突起を設け、解除時にはドライバー等の工具を使用する構成にしている(例えば、特許文献1参照)。

特開2003−317599号公報(図1)
特開2000−306488号公報
特開平8−180789号公報

概要

耐久性信頼性が高いと共に確実に遮断時のトリップ動作を表示する表示装置を得る。マグトリップ表示機構11は、一方端が所定の位置で回動可能に保持された第1リンク11aと、一方端が所定の位置で回動可能に保持されると共に他方端が第1リンク11aの他方端に連結された第2リンク11bと、この第2リンク11bの他方端と第1リンク11aの他方端を重合させた状態で回動可能に且つ摺動可能に挟持するピン11cと、第1リンク11aと第2リンク11bを摺動方向に押圧するバネ11eとを有し、電磁石部9が動作したときに第2リンク11bが回動しこの回動に伴って第1リンク11aが回動して動作状態を表示する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

過電流が流れたときにトリップ動作させる電磁石部と、この電磁石部に係合して動作状態表示窓に表示するマグトリップ表示機構とを備える回路遮断器において、上記マグトリップ表示機構は、一方端が所定の位置で回動可能に保持された第1リンクと、一方端が所定の位置で回動可能に保持されると共に他方端が上記第1リンクの他方端に連結された第2リンクと、この第2リンクの他方端と上記第1リンクの他方端を重合させた状態で回動可能に且つ摺動可能に挟持するピンと、上記第1リンクと上記第2リンクを摺動方向に押圧するバネとを有し、上記電磁石部が動作したときに上記第2リンクが回動しこの回動に伴って上記第1リンクが回動して動作状態を表示するようにしたことを特徴とする回路遮断器。

請求項2

上記第1リンクと上記第2リンクの連結部を、トリップ動作をリセットするときに移動するリセットピンに係合させ、上記マグトリップ表示機構をリセットするようにしたことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。

請求項3

動作状態を表示する上記第1リンクのインジケータ部を赤色又は黄色にしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回路遮断器。

請求項4

上記バネと上記第2リンクとの当接面にバネ受けを設けると共に、上記第1リンクに上記バネを保持する保持部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の回路遮断器。

技術分野

0001

この発明は、電路短絡電流などの過電流が流れたときにトリップ動作をして電路を遮断する回路遮断器係り、特に、遮断時のトリップ動作を表示する表示装置に関するものである。

背景技術

0002

従来の回路遮断器の表示装置は、表示部材係合突起を設け、解除時にはドライバー等の工具を使用する構成にしている(例えば、特許文献1参照)。

0003

特開2003−317599号公報(図1
特開2000−306488号公報
特開平8−180789号公報

発明が解決しようとする課題

0004

従来の回路遮断器の表示装置は以上のように構成されているので、表示部材に係合突起を設け、回路遮断器がトリップした場合に、係合突起をカバーなどに係合させて表示動作を保持する構成となっているため、表示係合部の耐久性信頼性に問題があった。
また、係合突起を解除するためには、回路遮断器の外部からドライバー等の工具を使用しなければならず、解除作業が煩雑であるという問題もあった。

0005

この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、耐久性、信頼性が高いと共に確実に遮断時のトリップ動作を表示する表示装置を有する回路遮断器を得ることを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

この発明に係わる回路遮断器は、過電流が流れたときにトリップ動作させる電磁石部と、この電磁石部に係合して動作状態表示窓に表示するマグトリップ表示機構とを備える回路遮断器において、上記マグトリップ表示機構は、一方端が所定の位置で回動可能に保持された第1リンクと、一方端が所定の位置で回動可能に保持されると共に他方端が上記第1リンクの他方端に連結された第2リンクと、この第2リンクの他方端と上記第1リンクの他方端を重合させた状態で回動可能に且つ摺動可能に挟持するピンと、上記第1リンクと上記第2リンクを摺動方向に押圧するバネとを有し、上記電磁石部が動作したときに上記第2リンクが回動しこの回動に伴って上記第1リンクが回動して動作状態を表示するものである。

発明の効果

0007

この発明の回路遮断器によれば、トグルリンク機構( togglelink mechanism )により遮断時のトリップ動作を表示させるようにしたので、耐久性、信頼性が高いと共に確実に遮断時のトリップ動作を表示する表示装置を得ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0008

実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における回路遮断器を示す平面図、図2図1のカバーを取り外した回路遮断器を示す平面図、図3図1のON時(接点閉路時)を示す要部縦側断面図、図4図1のトリップ時(接点開放時)を示す要部縦側断面図である。

0009

図1において、回路遮断器100は、カバー1、ベース2からなる筐体、カバー1に配設され過電流によるトリップ動作表示を示す表示窓3、筐体に収納された図示しない機構部を操作するハンドル4、及び電線を接続するための端子ねじ5により構成されている。

0010

図2において、回路遮断器100は、接続された電路において過負荷電流が流れた場合または短絡電流が流れた場合に回路を遮断する機能を有している。過負荷時には各極に配設されたバイメタル6、及びこのバイメタル6の動きを機構部7に伝えるサーマル連動部8(斜線で示す部分)によって、トリップ動作し、短絡電流が流れた場合は、各極に配設された電磁石部9、及びこの電磁石部9の動作を機構部7に伝えるマグバー10によりトリップ動作する。以上は公知の構成で、例えば、同一出願人による特許文献2、特許文献3に記載されている。

0011

また、以上のような回路遮断器100の短絡時のトリップ動作において、動作を外部から判断できるようにするためのマグトリップ表示機構11(詳細は図3図9で後述する)を機構部7のフレーム7aに配設している。

0012

次に、短絡動作時の回路遮断器の動作に関して、図3及び図4を用いて説明する。短絡電流のような過電流が電路に流れると、電流は、電源端子12からバイメタル6、電磁石部9を介して、負荷端子13に流れる。短絡電流のような過電流が流れた場合はバイメタル6が彎曲してサーマル連動部8を介して機構部7に動作を伝達するよりも早く、電磁石部9のプランジャー9aが電磁力により矢印A方向に吸引され、レバー14が矢印B,C方向に回動して、マグバー10を矢印D方向に回動動作させ、回路遮断器をトリップさせる。

0013

マグバー10が矢印D方向に回動することにより、マグトリップ表示機構11の一方端に作用し、第1リンク(上リンク)11aと第2リンク(下リンク)11bの連結部が矢印E方向に回動し、マグトリップ表示機構11の他方端が矢印F方向に回動し、外部に過電流によるトリップ動作状態を表示する。(図4

0014

次に、図4でハンドル4を矢印G方向に回動すると、トリップ動作をリセットするリセットピン15が矢印H方向に回動し、リセットピン15がマグトリップ表示機構11の中央部(第1リンクと第2リンクの連結部)を押圧するのでマグトリップ表示機構11はリセットされる。
以上のように、ハンドル4の操作によって、マグトリップ表示機構11を容易にリセットすることができる。

0015

次に、マグトリップ表示機構の構成及び動作について詳細に説明する。図5はマグトリップ表示機構の外観斜視図、図6図5の分解斜視図、図7はバネを外した図5トグルリンク部の側面図、図8図7の分解斜視図、図9はマグトリップ表示機構の動作説明図である。

0016

マグトリップ表示機構11は、一般的にトグルリンク機構と呼ばれるもので、第1リンク11a、第2リンク11b、ピン11c、バネ受け11d、バネ11e、支持棒7b、Cリング16から構成されている。第1リンク11aと第2リンク11bはピン11cとバネ受け11dにより挟持されている。ピン11cは第1リンク11aに配設された長孔11a1内を摺動可能に形成されている。そのため第1リンク11aと第2リンク11bはピン11cで挟持された状態で、摺動可能となっている。ピン11cはバネ受け11dと第1リンク11aとリンク11bが回動可能なようにカシメ11c1等により連結されている(図7,8)。バネ11eが第1リンク11aの保持部11a2に嵌挿された状態でバネ受け11dとの間に挟持され、第1リンクと第2リンクを摺動方向に押圧するように構成される(図5,6)。

0017

以上のように構成されたマグトリップ表示機構11の両端が機構部7のフレーム7aに固着された支持棒7b、7bにCリング16により回動可能に取り付けられる。なお、上記実施の形態1ではバネ11eがバネ受け11dを介して第2リンク11bに当接するように形成させたが、バネ受け11dを廃止して直接、第2リンク11bに当接するようにしても良い。

0018

以上のように構成されたマグトリップ表示機構11は、図9に示すように、その(a)図で、第2リンク11bが、外部よりI方向の力(過電流による電磁石部9のトリップ動作力)を受けると、支点Sを中心に第2リンク11bは矢印I方向に回動し、第1リンク11aと第2リンク11bの連結部が矢印E方向に回動し、第1リンク11aは支点Pを中心に矢印F方向に回動する。この時、バネ11eは、この動きを受けてバネ長が、L1からL2へと圧縮されて短くなった[(b)図に示す]後、更に回動すると、バネ11eの復元力により、(c)図のバネ長L1の状態となる。そのため、(c)図で表示窓3で第1リンク11aのインジケータ部11a3が確認できることにより、外部に動作状態を表示することができる。
なお、動作状態の確認を容易にするためにインジケータ部11a3を赤色又は黄色などに塗布しておくと良い。また、図6に示すように、バネ11eはバネ受け11d及び保持部11a2とにより確実に保持されるので、マグトリップ表示機構11の回動作用が確実に行なわれる。

0019

トリップ動作をリセットするときは、図4でハンドル4を矢印G方向に回動すると、トリップ動作をリセットするリセットピン15が矢印H方向に回動し、リセットピン15がマグトリップ表示機構11の中央部(第1リンクと第2リンクの連結部)を押圧し、第1リンク11aと第2リンク11bの連結部が矢印J方向に回動する[図9(c)]。この時、バネ11eは、この動きを受けてバネ長が、(c)図のL1からL2へと圧縮されて短くなった[(b)図に示す]後、更に回動すると、バネ11eの復元力により、(a)図のバネ長L1の状態となり、マグトリップ表示機構11は確実にリセットされる。そのため、第1リンク11aのインジケータ部11a3が表示窓3から見えなくなり、回路遮断器のON時(接点閉路時)を確認できる。

図面の簡単な説明

0020

この発明の実施の形態1における回路遮断器を示す平面図である。
図1のカバーを取り外した回路遮断器を示す平面図である。
実施の形態1における回路遮断器のON時(接点閉路時)を示す要部縦側断面図である。
実施の形態1における回路遮断器のトリップ時(接点開放時)を示す要部縦側断面図である。
実施の形態1における回路遮断器のマグトリップ表示機構の外観斜視図である。
図5の分解斜視図である。
バネを外した図5のトグルリンク部の側面図である。
図7の分解斜視図である。
実施の形態1における回路遮断器のマグトリップ表示機構の動作説明図である。

符号の説明

0021

1カバー2ベース
3表示窓4ハンドル
5端子ねじ6バイメタル
7機構部 7aフレーム
7b支持棒8サーマル連動部
9電磁石部 9aプランジャー
10マグバー 11マグトリップ表示機構
11a 第1リンク11a1長孔
11a2 保持部 11a3インジケータ部
11b 第2リンク 11cピン
11c1カシメ11dバネ受け
11eバネ12電源端子
13負荷端子14レバー
15リセットピン16 Cリング
100回路遮断器。

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