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技術 芯材を有する押出し成形品

出願人 トキワケミカル工業株式会社株式会社システムテクニカル
発明者 宮川直久加藤勝久
出願日 2004年4月16日 (16年2ヶ月経過) 出願番号 2004-149777
公開日 2005年11月4日 (14年8ヶ月経過) 公開番号 2005-306344
状態 特許登録済
技術分野 車両用シール装置
主要キーワード 保持片間 種開口 合成樹脂芯材 混合合成樹脂 金型ダイス 金属製芯材 冷却層 湾曲線
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年11月4日)のものです。
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図面 (18)

課題

自動車ドアートランク等に使用するトリムウエザーストリップウインドモールディング等を車体の開口部に保持するために使用する芯材埋設した押出し成形品を提供する。

解決手段

成形品本体は、断面略字条硬質合成樹脂の芯材2に所望の形状の切除部を連続又は不連続に打ち抜き、その内外周に内外被覆体被覆する。該芯材2には、一方の側辺5の外周被覆体又は内周被覆体より延長された押込部6を一体的に形成する。該押込部6は、該芯材2の内部に向って押し込むことができるように下方に延設してある。該押込部6の外周には、所要数保持片7を突設してある。

概要

背景

従来この種の自動車トリムウェザーストリップウィンドモールディング等と自動車の車体との取り付けに保持力を高めるために、金属製芯材を使用するのが一般的である。
そして、その製造方法としての該金属製芯材は、断面が平板の状態で各種形状の切除部が打ち抜きされ、その切除部付の平板芯材押出し成形によって合成樹脂又はゴム等の材料によって芯材の表裏被覆層および保持片を形成し、その後断面略字条に折り曲げ加工されて製造されているものである。
しかし、近年の環境問題の高まりから、芯材の軽量化、リサイクル化するために、芯材の材質を金属から硬質合成樹脂に変更されることが要望されている。

しかしながら、硬質合成樹脂の芯材を金属製芯材と同様に平板から製造すると断面略U字条に折り曲げても元の平板に復元してしまう等の問題が多いため、予め断面略U字条の硬質合成樹脂の芯材を押出し成形して、打ち抜き機によって多数の切除部を形成し、各種形状の切除部付の芯材を形成する。その後押出し成形によって該断面略U字条の硬質合成樹脂の芯材を軟質合成樹脂被覆体によって融着し、芯材の内周面に自動車の車体開口部のフランジを保持するための圧接用の相対応する複数の保持片を形成するものである。
しかし、自動車の車体開口部のフランジとの保持性を向上させるために、この相対する保持片間の隙間部を確実に狭くする必要があるが、確実に狭く押出し成形することが技術的に非常に困難であるという重大な問題点があった。

概要

自動車のドアートランク等に使用するトリム、ウエザーストリップウインドモールディング等を車体の開口部に保持するために使用する芯材を埋設した押出し成形品を提供する。成形品本体は、断面略U字条の硬質合成樹脂の芯材2に所望の形状の切除部を連続又は不連続に打ち抜き、その内外周に内外被覆体を被覆する。該芯材2には、一方の側辺5の外周被覆体又は内周被覆体より延長された押込部6を一体的に形成する。該押込部6は、該芯材2の内部に向って押し込むことができるように下方に延設してある。該押込部6の外周には、所要数の保持片7を突設してある。

目的

本発明は、上記の問題点を解決するために発明したもので、予め断面略U字条の芯材の内周面に相対する保持部を成形することなく、図1のように芯材の一方の側辺の外周被覆体から延長され外周に保持片を形成した押込部を形成し、該押込部は該芯材の断面略U字条の内周面に押し込むことができるように該芯材の端部をこえて下方に伸びた押出し成形品を、図2に示すように押込部を断面略U字条の内周面に押込して自動車の車体等のフランジに装着することを目的としたものである。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
6件

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請求項1

自動車ドアートランク及びウインド等の車体の各種開口部に装着する芯材を有する押出し成形品において、成形品本体(1)は、長手方向に成形された断面略字条硬質合成樹脂の芯材(2)と、該芯材(2)を被覆する軟質合成樹脂外周被覆体(3)及び内周被覆体(4)とから構成され、該芯材(2)には、一方の側辺(5)の外周被覆体(3)又は内周被覆体(4)より延長された押込部(6)を一体的に形成し、該押込部(6)は、該芯材(2)の内部(20)に向って押し込むことができるように下方に延設すると共に、該押込部(6)の外周に圧接用保持片(7)を配設した事を特徴とする芯材を有する押出し成形品。

請求項2

請求項1の外周被覆体(3)は、断面略U字条の芯材(2)の外周面全体、または一部を融着させたことを特徴とする請求項1の芯材を有する押出し成形品。

請求項3

請求項1の内周被覆体(4)は、断面略U字条の芯材(2)の内周全体または一部を被覆あるいは融着させたことを特徴とする請求項1記載の芯材を有する押出し成形品。

請求項4

断面略U字条の芯材(2)における相対向する側辺(5)(5)の一方の側辺(5)には、外周被覆体(3)又は内周被覆体(4)に一体的に延長形成された押込部(6)を垂下延設し、該押込部(6)には、外周に保持片(7)(7)を形成し、且つ相対向する他方の側辺(5)には、内周被覆体(4)より直接突出した圧設用の保持片(7)を形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の芯材を有する押出し成形品。

請求項5

断面略U字条の芯材(2)における相対向する側辺(5)(5)の一方の側辺(5)には、外周被覆体(3)又は内周被覆体(4)に一体的に延長形成された押込部(6)を垂下延設し、該押込部(6)には、外周に保持片(7)(7)を形成し、他方の側辺(5)には、該外周被覆体(3)と一体的に形成され、該芯材(2)の下端部(9)を超えて下方に延長した保持片(7)を設けた押込部(6)を形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の芯材を有する押出し成形品。

請求項6

断面略U字条の芯材(2)の相対する両方の側辺(5)(5)には、外周被覆体(3)と一体的に形成された内周被覆体(4)(4)を設け、該内周被覆体(4)(4)又は該外周被覆体(3)(3)より各々下方に延長した湾曲線状の押込部(6)を形成し、該押込部(6)には、外周の所要位置に複数の圧接用の保持片(7)(7)を形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の芯材を有する押出し成形品。

請求項7

各々の請求項1、2、3、4、5又は6記載の芯材を有する押出し成形品において、断面略U字条の芯材(2)の頭部(17)の一部分に肉厚とした肉厚部(16)を形成したことを特徴とする芯材を有する押出し成形品。

技術分野

0001

本発明は自動車ドアートランクウインド等の車体開口部に設定されるフランジ部等に装着するトリムウェザーストリップウィンドモールディング等が車体のフランジ部等を保持するために使用する芯材を有する押出し成形品に関するものである。

背景技術

0002

従来この種の自動車のトリム、ウェザーストリップ、ウィンドモールディング等と自動車の車体との取り付けに保持力を高めるために、金属製芯材を使用するのが一般的である。
そして、その製造方法としての該金属製芯材は、断面が平板の状態で各種形状の切除部が打ち抜きされ、その切除部付の平板芯材を押出し成形によって合成樹脂又はゴム等の材料によって芯材の表裏被覆層および保持片を形成し、その後断面略字条に折り曲げ加工されて製造されているものである。
しかし、近年の環境問題の高まりから、芯材の軽量化、リサイクル化するために、芯材の材質を金属から硬質合成樹脂に変更されることが要望されている。

0003

しかしながら、硬質合成樹脂の芯材を金属製芯材と同様に平板から製造すると断面略U字条に折り曲げても元の平板に復元してしまう等の問題が多いため、予め断面略U字条の硬質合成樹脂の芯材を押出し成形して、打ち抜き機によって多数の切除部を形成し、各種形状の切除部付の芯材を形成する。その後押出し成形によって該断面略U字条の硬質合成樹脂の芯材を軟質合成樹脂被覆体によって融着し、芯材の内周面に自動車の車体開口部のフランジを保持するための圧接用の相対応する複数の保持片を形成するものである。
しかし、自動車の車体開口部のフランジとの保持性を向上させるために、この相対する保持片間の隙間部を確実に狭くする必要があるが、確実に狭く押出し成形することが技術的に非常に困難であるという重大な問題点があった。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、上記の問題点を解決するために発明したもので、予め断面略U字条の芯材の内周面に相対する保持部を成形することなく、図1のように芯材の一方の側辺外周被覆体から延長され外周に保持片を形成した押込部を形成し、該押込部は該芯材の断面略U字条の内周面に押し込むことができるように該芯材の端部をこえて下方に伸びた押出し成形品を、図2に示すように押込部を断面略U字条の内周面に押込して自動車の車体等のフランジに装着することを目的としたものである。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するために、本発明の硬質合成樹脂の芯材を有する押出し成形品においては、成形品本体は、側辺に各種形状の切除部を有し、且つ長手方向に成形された断面略U字条の硬質合成樹脂の芯材と、該芯材を被覆する軟質合成樹脂の外周被覆体と内周被覆体とによって形成され、該芯材の一方の側辺の周囲の外周被覆体から延長された押込部が一体的に形成され、該押込部は該芯材の断面略U字条の内周面に向けて押し込むことができるように該芯材の端部を超えて下方に伸び、且つ該押込部の外周に圧接用の保持片を形成するものである。
更に、対向する他方の側辺の内周面の内周被覆体の一部から突出した圧接用の保持片を形成する。また、対向する他方の側辺の内周被覆体から下方に延長した、保持片を有する押込部を形成する。更に、押込部を左右両側の側辺の内周被覆体から下方に曲線状に延長して左右両側を連結した押込部を形成し、該押込部には、外周に保持片を有する押込部を形成する。また押出し成形のため、硬質合成樹脂の芯材の板厚は、必要に応じて厚みを変えることができ、芯材の頭部を肉厚にするものである。

発明の効果

0006

以上説明したように構成されている本発明によれば、従来の金属製の芯材と異なって、硬質合成樹脂の芯材としたので、著しく軽量されると共に、錆等の腐蝕が生ずることなく、リサイクル性に充分対応できる効果が得られる。
また、芯材の一方の側辺の内周被覆体から延長された押込部が一体的に形成されて、押込部の外周に保持片を形成してあるため、押出し成形が容易に製造できる効果が得られ、該押込部を断面略U字条の内周面に押し込むことによって、自動車の車体フランジに装着するときの隙間が著しく小さく成形でき、押出し成形品の保持片がフランジに強固に圧接装着できる効果が得られる。
また、硬質合成樹脂の芯材と軟質合成樹脂の被覆体は同じ種類の樹脂であれば、溶融状態の軟質合成樹脂は、押出し成形時の熱と圧力によって硬質合成樹脂の芯材を強固に融着される効果がある。
芯材は硬質合成樹脂のため、必要に応じて芯材の厚みを変化させることができ、特に芯材の頭部の一部を肉厚にすることによって引っ張りの強度が向上し、押出し成形も簡単となる効果がある。

発明を実施するための最良の形態

0007

上記のように構成される自動車等の車体の開口部に使用される芯材を有する押出し成形品によれば、図面に示す成形品本体(1)の合成樹脂製の芯材(2)の外周被覆体(3)と一体の内周被覆体(4)の内部より下方に延長された押込部(6)と、該外周被覆体(3)に一体的に形成した押込部(6)を例えば、図2図4図6図8の如く内周面(20)に屈曲する押込部(6)を押し込み、該押込部(6)の外周に設けた保持片(7)(7)が相対して狭い隙間部(A)を構成し、該隙間部(A)に対してドアー、トランク等の開口部の端縁挿着して強固に支持取着するものである。

0008

次に、本発明の実施例を図面について説明すると、図1に示すものは、成形品本体(1)を示すもので、押出し成形された断面を示すもので、自動車のドアー、トランク及びウィンド等の開口部に装着して使用するものである。
該成形品本体(1)は、長手方向に成形され、内部の断面略U字条の硬質合成樹脂の芯材(2)と、その芯材(2)の全体又は一部を被覆又は融着する軟質合成樹脂の外周被覆体(3)と内周被覆体(4)とより構成されている。
該芯材(2)の相対向する一方の側辺(5)には、外周被覆体(3)又は内周被覆体(4)の一部より下端部(9)を超えて延長された押込部(6)を一体的に形成され、該押込部(6)には、外周に保持片(7)(7)が形成される。該保持片(7)(7)は、必要に応じて単数、複数の数量を装設することもある。また、外周面の外周被覆体(3)は、その一部が該芯材(2)に融着させないで空間部(8)を接触状態とすることもある。
図2のものは、図1の成形品本体(1)を図16に示す車体パネル(18)等の開口部のフランジ部(19)に装着する時の状態を示したものであり、押込部(6)を内部の内周面(20)側に押し込んだものである。符号(10)は、化粧リップを示したものである。

0009

また、図3に示す実施例では、該芯材(2)の外周全体を外周被覆体(3)によって融着し、該芯材(2)の一方の側辺(5)の内面には、該外周被覆体(3)が下端部(9)を超えて内方に延設形成された短い内周被覆体(4)を融着してある。また、該芯材(2)の他方の側辺(5)には、該保持片(7)(7)が外周に形成されている該押込部(6)が該外周被覆体(3)より下方に延長されて垂下形成されている。
また、図4に示すものは、図3に示した状態より開口部のフランジ部(19)に装着する時の状態を示し、該押込部(6)を芯材(2)の内部の内周面(20)側に押し込まれた状態を示したものである。

0010

図5に示すものは、請求項4の他の実施例を示すもので、断面略U字条の芯材(2)における相対向する側辺(5)(5)の一方の側辺(5)には、外周被覆体(3)又は内周被覆体(4)に形成され、下端部(9)を超えて下方に垂下延設して押込部(6)を形成してある。また、該押込部(6)の外周に所要数の保持片(7)(7)を配設してある。更に、該芯材(2)の他方の側辺(5)には、外周被覆体(3)に連接して設けた短い内周被覆体(4)より内周面(20)に向って直接に所要数の保持片(7)(7)を突設したものである。
図6に示す実施例は、成形品本体(1)を車体等の開口部のフランジ部(19)に装着する時の状態を示すもので、垂下形成された押込部(6)を芯材(2)の内周面(20)に押し込んだものである。該押込部(6)と側辺(5)との間にほぼ接触状態の空間部(8)が形成されると共に、位置の異なる保持片(7)(7)との間に狭い隙間部(A)が当然に形成され、且つ接触状態の場合もある。該フランジ部(19)を強固に支持できるものである。

0011

図7に示すものは、請求項5に示す実施例であって、成形品本体(1)は、硬質合成樹脂の断面略U字条の芯材(2)の外周全体又は一部分が融着される軟質合成樹脂の外周被覆体(3)で覆い、該芯材(2)の相対する両方の側辺(5)(5)には、外周被覆体(3)と一体的に延長して形成された短い内周被覆体(4)(4)を設ける。そして、該外周被覆体(3)(3)又は該内周被覆体(4)(4)より各々の芯材(2)の下端部(9)を越えて下方に向って所要位置に押込部(6)を垂下させてある。該押込部(6)には、外周の所要位置に保持片(7)(7)を形成したものである。また、芯材(2)の外周の外周被覆体(3)には、融着しない部分に僅かな隙間部(8)が形成されるものである。
図8に示すものは、図7で示した下方外部に突設垂下した圧接する保持片(7)(7)を設けた押込部(6)(6)を芯材(2)内部の内周面(20)に押し込んだ状態を示したものである。符号(11)は、該外周被覆体(3)の所要位置に装着した中空シール部を示したものである。

0012

次に、図9に示すものは、請求項6の実施例を示すもので、成形品本体(1)は、内部の芯材(2)の相対する両方の側辺(5)(5)には、外周被覆体(3)(3)と一体的に延長された内周被覆体(4)(4)を設ける。該内周被覆体(4)(4)より下方に延長して湾曲線状の押込部(6)を形成する。該押込部(6)の湾曲線状の外周に所要数の保持片(7)(7)を所要位置に突設してある。また、図示されていないが、外周被覆体(3)(3)の下端より一体的に形成された湾曲線状に膨出した押込部(6)を形成することもある。
更に、該芯材(2)の相対する側辺(5)(5)の下端部(9)(9)における肉厚部を狭くすることもある。
図10は、図9の実施例の成形品本体(1)を車体パネル(18)等の開口部のフランジ部(19)に装着する状態を示したもので、湾曲線状の押込部(6)を芯材(2)の内部に押し込んで接合面が接着しないで空間部(8)を設けるように該芯材(2)の内面側に被覆した他の実施例を示すものである。

0013

次に、図11に示すものは、成形品本体(1)の内部に挿入される硬質合成樹脂より成形された芯材(2)は、断面略U字条に形成され、相対向する側辺(5)(5)と上部の頭部とに所要の間隔部(13)(13)を設けて切除部(12)(12)と上部の切除部(14)(14)を各々連接部(15)(15)によって打ち抜き形成されている。

0014

また、図12に示すものは、該芯材(2)の他の実施例を示すもので、相対向する側辺(5)(5)に上部の連接部(15)を残して不連続の間隔部(13)(13)を設けて切除部(12)(12)によって打ち抜き形成するものである。

0015

次に図13に示す断面略U字条の芯材(2)は、他の実施例を示し、相対する側辺(5)(5)と頭部(17)とから形成されている。一方の該側辺(5)には、上方の該頭部(17)に向って縦方向所要間隔を設けて各種形成凹条の切除部(12)(12)を切削する。他方の該側辺(5)には、前記同様に該頭部(17)に向って所要間隔を設けて凹条の切除部(12)(12)を形成してある。該側辺(5)(5)に各々設けた凹条の切除部(12)(12)は、相対する凹条の切除部(12)(12)とを互い違いに間隔を設けて交互に位置するよう連続又は不連続に凹条の切除部(12)(12)を形成したものである。

0016

また、図14に示す、断面略U字条の芯材(2)の他の実施例を示し、相対する側辺(5)(5)には、各相対する位置の上部の頭部(17)に向って所要間隔に切込線状の切除部(12)(12)を形成する。該切除部(12)(12)は、相対する一方の側辺(5)に設けた切除部(12)(12)と、他方の側辺(5)に設けた切除部(12)(12)とを各々互い違いに交互になるように形成したものである。

0017

更に、図15に示す実施例は、請求項7に示す、断面略U字条の硬質合成樹脂からなる芯材(2)の相対する側辺(5)(5)の上部の頭部(17)の一部分を厚くした肉厚部(16)を形成したものである。なお、該肉厚部(16)は、芯材(2)の外周面側又は内周面側を肉厚に形成するが、該芯材(2)の内外周面の両側のいずれかを肉厚とすることも可能である。

0018

次に、図16に示すものは、従来の技術によって成形された成形品本体(1)を示し、車体パネル(18)のフランジ部(19)に装着状態を示したものである。断面略U字条の芯材(2)に対して外周被覆体(3)と内周被覆体(4)とを以って被覆したものであり、相対する側辺(5)(5)に位置する該内周被覆体(4)(4)に相対する保持片(7)(7)を設けたものであるが、相対する保持片(7)(7)の間の広い隙間部(B)が著しく巾広くなり、車体開口部のフランジ部(19)に装着した時に簡単に脱落する等の問題が生ずるものである。

0019

また、図17に示すものは、本発明の芯材(2)の押出し成形と被覆体の押出し成形とを連続した製造工程を示し、硬質合成樹脂を注入した第1押出し成形機(21)より第1金型ダイス(22)の内部を通過中に成形された断面略U字条の芯材(2)は、冷却層(23)を通過後、打ち抜き機(24)によって必要に応じて各種形状の切除部(12)(12)を形成し、その後各種形状の切除部(12)を有する芯材(2)は、第2金型ダイス(26)に侵入し、第2押出し成形機(25)によって注入された軟質合成樹脂によって芯材(2)の外周面と内周面とを被覆し、溶融状態の軟質合成樹脂によって芯材(2)と融着すると共に、内外被覆体を一体的に延長して押込部(6)を形成する。該押込部(6)の外周に圧接用の保持片(7)(7)を所望する形状、数量を一体的に押出し成形した後、冷却槽(27)を経て送り出される。
また、押込部(6)と保持片(7)を形成する軟質合成樹脂も内外被覆体と同じ材料で1台の押出し成形機で製造される方法と、該押込部(6)と該保持片(7)の所望される機能、品質に応じて材料の硬度や種類を変える場合には、2台目、3台目の押出し成形機によって第2金型ダイス(26)の内部で多重押出し成形される。

0020

次に、本発明が使用する材料を説明すると断面略U字条の芯材(2)を形成する硬質合成樹脂としては、ポリプロピレンポリエチレン等のオレフィン系樹脂スチレン系樹脂ナイロン系樹脂ポリエステル系樹脂ポリカーボネイト樹脂等または、それらの硬質合成樹脂にタルクマイカガラス繊維等の粉体を混合した混合合成樹脂を使用し、該混合合成樹脂は該芯材(2)を形成する硬質合成樹脂の剛性耐熱性を高め、線膨張係数を小さくする効果が得られる。
更に、被覆体を形成する軟質合成樹脂としては、硬度90以下(JIS K7215A硬度)のオレフィン系樹脂、スチレン系樹脂またはそれらの熱可塑性エラストマーを使用する。

図面の簡単な説明

0021

本発明の成形品本体の芯材の内外被覆体に軟質合成樹脂を被着した状態の押出し成形品の断面図である。 同じく本発明の図1の押込部を内面に向って押し込んだ断面図である。 本発明の他の実施例を示す成形品本体の断面図である。 同じく本発明の図3に示す押込部を内面に向って押し込んだ断面図である。 本発明の他の実施例を示す芯材の内部に相対する保持片を各々設けた断面図である。 同じく本発明の図5に示す押込部を内面に向って押し込んだ断面図である。 本発明の他の実施例を示す成形品本体の芯材の外周被覆体の一部に空間部を設けた断面図である。 同じく本発明の図7に示した相対する押込部を内部に押し込んだ使用状態時の形態の断面図である。 本発明の他の実施例で押込部を円形状に膨出した状態の断面図である。 同じく本発明の図9に示す押込部を内方に押し込んだ使用状態の断面図である。 本発明の合成樹脂の芯材の切除部を連続的な間隔に切除した斜面図である。 同じく本発明の芯材の他の実施例を示す側部の切除部を不連続な間隔に切除した斜面図である。 本発明の合成樹脂芯材の凹状の切除部を互い違いに形成した斜面図である。 同じく本発明の芯材の切込の溝のみを形成した斜面図である。 同じく本発明における芯材の頭部に肉厚部を設けた斜面図である。車体パネルのフランジ部に従来の成形品本体を装着した状態の断面図である。 本発明の押出し成形品の製造工程を示す側面図である。

符号の説明

0022

A 狭い隙間部
B 広い隙間部
1成形品本体
2芯材
3外周被覆体
4内周被覆体
5側辺
6押込部
7保持片
8 空間部
9下端部
10化粧リップ
11中空シール部
12、14切除部
13 間隔部
15連接部
16肉厚部
17 頭部
18車体パネル
19フランジ部
20内周面
21 第1押出し成形機
22 第1金型ダイス
23冷却槽
24打ち抜き機
25 第2押出し成形機
26 第2金型ダイス
27 第2冷却槽

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