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技術 識別情報設定装置、制御機能付コネクタ装置、識別情報付与装置及び識別情報設定方法

出願人 株式会社オートネットワーク技術研究所住友電装株式会社住友電気工業株式会社
発明者 浦城健司礒山芳一梁田英二前田文雄山口智生伊藤正
出願日 2004年3月24日 (15年11ヶ月経過) 出願番号 2004-086664
公開日 2005年10月6日 (14年5ヶ月経過) 公開番号 2005-278283
状態 未査定
技術分野 自動車用空気調和 空調制御装置2 車両用空気調和 空調制御装置 デジタルマーク記録担体 マーク記録・解読・検査 記録担体の読み取り ケーブル付属品 小規模ネットワーク(3)ループ,バス以外
主要キーワード 略円板状部材 感圧検出 駆動電力供給用 回転止 各電装機器 弾性導電材 書込み作業 絶縁被膜層
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年10月6日)のものです。
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図面 (13)

課題

各制御機能付コネクタ装置を個別に管理する手間を省くことができ、かつ、制御機能付コネクタ装置識別情報簡易に付与することができる技術を提供すること。

解決手段

取付対象となるブロアユニット10に設定される識別情報に応じた凹凸形状を持つ突起部14が形成される。アクチュエータユニット20に突起部14の凹凸形状(形成位置)を検出する感圧検出部30が設けられる。ブロアユニット10にアクチュエータユニット20が取付けられた状態で、感圧検出部30で突起部14の凹凸形状が検出され、この検出結果が制御機能付コネクタ装置40に与えられる。制御機能付コネクタ装置40では、その検出結果に基づいて設定すべき識別情報を決定し、これを自己の識別情報として記憶する。

概要

背景

近年、機能向上、汎用性確保等といった目的で、車両に搭載される負荷センサ等の電装機器数は増加する一途にある。

これに対応するため、負荷制御等を行う所定の制御回路及び通信制御回路を組込んだ制御機能付コネクタ装置を、モータ等の各種負荷やセンサ等の個々の電装機器に接続する技術が考えられている。

この種の制御機能付コネクタ装置は、各電装機器に接続されると共に、所定の通信ラインを介して電子制御装置ネットワーク接続されている。そして、各制御機能付コネクタ装置が、各電装機器別に、電子制御装置からの制御指令に基づいて各各負荷制御を行ったり、また、センサからの出力を受けてこれを電子制御装置に与える構成となっている。

このような技術は、例えば特許文献1に開示されている。

特開平7−95658号公報

概要

各制御機能付コネクタ装置を個別に管理する手間を省くことができ、かつ、制御機能付コネクタ装置に識別情報簡易に付与することができる技術を提供すること。取付対象となるブロアユニット10に設定される識別情報に応じた凹凸形状を持つ突起部14が形成される。アクチュエータユニット20に突起部14の凹凸形状(形成位置)を検出する感圧検出部30が設けられる。ブロアユニット10にアクチュエータユニット20が取付けられた状態で、感圧検出部30で突起部14の凹凸形状が検出され、この検出結果が制御機能付コネクタ装置40に与えられる。制御機能付コネクタ装置40では、その検出結果に基づいて設定すべき識別情報を決定し、これを自己の識別情報として記憶する。

目的

そこで、本発明は、各制御機能付コネクタ装置を個別に管理する手間を省くことができ、かつ、識別情報を簡易に付与することができる技術を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

所定の被取付部材取付けられる電装機器制御機能付コネクタ装置が接続され、この制御機能付コネクタ装置に識別情報を設定する識別情報設定装置であって、識別情報設定用の情報を生成するための設定情報生成手段を有する被取付部材と、前記被取付部材に取付けられた状態で、前記設定情報生成手段の識別情報設定用の情報を検出する設定情報検出手段を有する電装機器と、前記電装機器に接続されたときに、前記設定情報検出手段の検出結果に基づいて識別情報を決定し、これを記憶部に記憶させる識別情報処理部とを有する制御機能付コネクタ装置と、を備えた識別情報設定装置。

請求項2

請求項1記載の識別情報設定装置であって、前記設定情報生成手段は、設定される識別情報に応じた凹凸形状を有し、前記設定情報検出手段は、前記電装機器が前記被取付部材に取付けられた状態で、識別情報設定用の情報として前記設定情報生成手段の凹凸状態を検出する感圧検出手段であり、前記識別情報処理部は、前記感圧検出手段で検出された凹凸状態の検出結果に基づいて、識別情報を決定する、識別情報設定装置。

請求項3

請求項2記載の識別情報設定装置であって、前記感圧検出手段は、一対の電極部材が線状に配設されると共に、この一対の電極部材のうち少なくとも一方が単位長当り所定の抵抗値を有しており、前記凹凸形状に応じた位置での応力印加により前記一対の電極部材が互いに接触することで、前記凹凸状態に応じた信号を出力する、識別情報設定装置。

請求項4

所定の被取付部材に取付けられる電装機器に接続される制御機能付コネクタ装置であって、前記電装機器に接続された状態で、前記電装機器に設けられて前記被取付部材側の識別情報設定用の情報を検出する設定情報検出手段からの検出結果を受付ける設定情報入力部と、前記電装機器と接続されたときに、前記設定情報検出手段の検出結果に基づいて識別情報を決定し、これを記憶部に記憶させる識別情報処理部と、を備えた制御機能付コネクタ装置。

請求項5

所定の被取付部材に電装機器が取付けられ、前記電装機器に接続される制御機能付コネクタ装置に識別情報を付与する識別情報付与装置であって、識別情報設定用の情報を生成するための設定情報生成手段を有する被取付部材と、前記被取付部材に取付けられた状態で、前記設定情報生成手段の識別情報設定用の情報を検出する設定情報検出手段と、前記制御機能付コネクタ装置が接続された状態で、前記設定情報検出手段で検出された検出結果をその制御機能付コネクタ装置に出力するための出力部とを有する電装機器と、を備えた識別情報付与装置。

請求項6

被取付部材に取付けられる電装機器に制御機能付コネクタ装置が接続され、この制御機能付コネクタ装置に識別情報を設定する制御機能付コネクタ装置への識別情報設定方法であって、(a)被取付部材に識別情報設定用の情報を生成するための設定情報生成手段を設ける工程と、(b)前記被取付部材に電装機器が取付けられた状態で、前記設定情報生成手段の識別情報設定用の情報を検出する工程と、(c)前記電装機器に前記制御機能付コネクタ装置が接続された状態で、前記制御機能付コネクタ装置側において識別情報設定用の情報の検出結果を受付ける工程と、(d)前記前記識別情報設定用の情報の検出結果に基づいて識別情報を決定し、これを前記制御機能付コネクタ装置の識別情報として記憶する工程と、を備えた制御機能付コネクタ装置への識別情報設定方法。

技術分野

0001

この発明は、負荷制御通信制御等の制御機能を組込んだ制御機能付コネクタ装置識別情報を設定するための技術に関する。

背景技術

0002

近年、機能向上、汎用性確保等といった目的で、車両に搭載される負荷センサ等の電装機器数は増加する一途にある。

0003

これに対応するため、負荷制御等を行う所定の制御回路及び通信制御回路を組込んだ制御機能付コネクタ装置を、モータ等の各種負荷やセンサ等の個々の電装機器に接続する技術が考えられている。

0004

この種の制御機能付コネクタ装置は、各電装機器に接続されると共に、所定の通信ラインを介して電子制御装置ネットワーク接続されている。そして、各制御機能付コネクタ装置が、各電装機器別に、電子制御装置からの制御指令に基づいて各各負荷制御を行ったり、また、センサからの出力を受けてこれを電子制御装置に与える構成となっている。

0005

このような技術は、例えば特許文献1に開示されている。

0006

特開平7−95658号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ところで、上述のような制御機能付コネクタ装置に対しては、電子制御装置側で各制御機能付コネクタ装置を識別するために、識別情報(アドレス)を付与する必要がある。

0008

このような識別情報は、各制御機能付コネクタ装置に組込まれたICの内蔵メモリや、外部のROM等に書込まれているのが一般的である。

0009

しかしながら、このような個別の識別情報を、各制御機能付コネクタ装置の製造段階で書込んでしまうと、その後、各制御機能付コネクタ装置を対応する電装機器に接続するまで、書込まれた識別情報を区別して保管場所を確保する必要があり、また、個別に在庫管理製造管理を行う必要がある。このため、管理上の手間がかかるという問題を生じていた。

0010

これに対し、各制御機能付コネクタ装置を対応電装機器に接続する直前の段階で識別情報を書込むようにすれば、上記のような管理上の問題は解消される。しかしながら、この場合には、各制御機能付コネクタ装置を対応電装機器に接続する作業場所で、専用の書込み装置を用いて書込む作業が必要となるという問題があった。

0011

そこで、本発明は、各制御機能付コネクタ装置を個別に管理する手間を省くことができ、かつ、識別情報を簡易に付与することができる技術を提供することにある。

課題を解決するための手段

0012

この発明の第1の態様は、所定の被取付部材取付けられる電装機器に制御機能付コネクタ装置が接続され、この制御機能付コネクタ装置に識別情報を設定する識別情報設定装置であって、識別情報設定用の情報を生成するための設定情報生成手段を有する被取付部材と、前記被取付部材に取付けられた状態で、前記設定情報生成手段の識別情報設定用の情報を検出する設定情報検出手段を有する電装機器と、前記電装機器に接続されたときに、前記設定情報検出手段の検出結果に基づいて識別情報を決定し、これを記憶部に記憶させる識別情報処理部とを有する制御機能付コネクタ装置と、を備えたものである。

0013

この場合、前記設定情報生成手段は、設定される識別情報に応じた凹凸形状を有し、前記設定情報検出手段は、前記電装機器が前記被取付部材に取付けられた状態で、識別情報設定用の情報として前記設定情報生成手段の凹凸状態を検出する感圧検出手段であり、前記識別情報処理部は、前記感圧検出手段で検出された凹凸状態の検出結果に基づいて、識別情報を決定するとよい。

0014

また、前記感圧検出手段は、一対の電極部材が線状に配設されると共に、この一対の電極部材のうち少なくとも一方が単位長当り所定の抵抗値を有しており、前記凹凸形状に応じた位置での応力印加により前記一対の電極部材が互いに接触することで、前記凹凸状態に応じた信号を出力するとよい。

0015

また、この発明の第2の態様は、所定の被取付部材に取付けられる電装機器に接続される制御機能付コネクタ装置であって、前記電装機器に接続された状態で、前記電装機器に設けられて前記被取付部材側の識別情報設定用の情報を検出する設定情報検出手段からの検出結果を受付ける設定情報入力部と、前記電装機器と接続されたときに、前記設定情報検出手段の検出結果に基づいて識別情報を決定し、これを記憶部に記憶させる識別情報処理部とを備えたものである。

0016

さらに、この発明の第3の態様は、所定の被取付部材に電装機器が取付けられ、前記電装機器に接続される制御機能付コネクタ装置に識別情報を付与する識別情報付与装置であって、識別情報設定用の情報を生成するための設定情報生成手段を有する被取付部材と、前記被取付部材に取付けられた状態で、前記設定情報生成手段の識別情報設定用の情報を検出する設定情報検出手段と、前記制御機能付コネクタ装置が接続された状態で、前記設定情報検出手段で検出された検出結果をその制御機能付コネクタ装置に出力するための出力部とを有する電装機器とを備えたものである。

0017

また、この発明の第4の態様は、被取付部材に取付けられる電装機器に制御機能付コネクタ装置が接続され、この制御機能付コネクタ装置に識別情報を設定する制御機能付コネクタ装置への識別情報設定方法であって、(a)被取付部材に識別情報設定用の情報を生成するための設定情報生成手段を設ける工程と、(b)前記被取付部材に電装機器が取付けられた状態で、前記設定情報生成手段の識別情報設定用の情報を検出する工程と、(c)前記電装機器に前記制御機能付コネクタ装置が接続された状態で、前記制御機能付コネクタ装置側において識別情報設定用の情報の検出結果を受付ける工程と、(d)前記前記識別情報設定用の情報の検出結果に基づいて識別情報を決定し、これを前記制御機能付コネクタ装置の識別情報として記憶する工程と、を備えたものである。

発明の効果

0018

この発明の第1の態様によると、制御機能付コネクタ装置を電装機器に接続し、さらに電装機器を被取付部材に取付けることで、電装機器の設定情報検出手段で識別情報設定用の情報が検出されると共に、制御機能付コネクタ装置の識別情報処理部において前記検出結果に基づいて識別情報が決定されて記憶部に記憶可能な状態となる。

0019

このため、制御機能付コネクタ装置を電装機器に接続すると共に、電装機器を被取付部材に取付けた段階以降で、制御機能付コネクタ装置に識別情報が設定されるため、その前段階で、各制御機能付コネクタ装置を個別に管理する手間を省くことができる。

0020

また、上記接続及び取付作業によって、各制御機能付コネクタ装置に識別情報を付与可能となるため、識別情報を簡易に設定することができる。

0021

また、前記設定情報生成手段は、設定される識別情報に応じた凹凸形状を有し、前記設定情報検出手段は、前記電装機器が前記被取付部材に取付けられた状態で、識別情報設定用の情報として前記設定情報生成手段の凹凸を検出する感圧検出手段であり、前記識別情報処理部は、前記感圧検出手段で検出された凹凸状態の検出結果に基づいて、識別情報を決定する構成とすると、設定すべき識別情報に応じて設定情報生成手段の凹凸形状を設定するという比較的簡易な構成で、識別情報設定用の情報を生成できる。

0022

さらに、一対の電極部材が線状に配設されると共に、この一対の電極部材のうち少なくとも一方が単位長さ当り所定の抵抗値を有しており、前記凹凸形状に応じた位置での応力印加により前記一対の電極部材が互いに接触することで、前記凹凸状態に応じた信号を出力するため、比較的簡易な構成で、設定情報を検出できる。

0023

この発明の第2の態様によると、制御機能付コネクタ装置を電装機器に接続することで、制御機能付コネクタ装置の識別情報処理部において設定情報検出手段の検出結果に基づいて識別情報が決定されて記憶部に記憶可能な状態となる。

0024

このため、制御機能付コネクタ装置を電装機器に接続する段階以降で、制御機能付コネクタ装置に識別情報が設定されるため、その前段階で、各制御機能付コネクタ装置を個別に管理する手間を省くことができる。

0025

また、上記接続作業によって、各制御機能付コネクタ装置に識別情報が与えられるため、識別情報を簡易に設定することができる。

0026

この発明の第3の態様によると、電装機器を被取付部材に取付けることで、電装機器の設定情報検出手段で識別情報設定用の情報が検出可能な状態となる。そして、この検出結果が制御機能付コネクタ装置に与えられる。

0027

従って、電装機器を被取付部材に取付けると共に、制御機能付コネクタ装置を電装機器に接続する段階以降で、制御機能付コネクタ装置に識別情報が付与されるため、その前段階で、各制御機能付コネクタ装置を個別に管理する手間を省くことができる。

0028

また、上記接続及び取付作業によって、各制御機能付コネクタ装置に識別情報が与えられるため、識別情報を簡易に付与することができる。

0029

この発明の第4の態様によると、(a)被取付部材に識別情報設定用の情報を生成するための設定情報生成手段を設ける工程と、(b)前記被取付部材に電装機器が取付けられた状態で、前記設定情報生成手段の識別情報設定用の情報を検出する工程と、(c)前記電装機器に前記制御機能付コネクタ装置が接続された状態で、前記制御機能付コネクタ装置側において識別情報設定用の情報の検出結果を受付ける工程と、(d)前記前記識別情報設定用の情報の検出結果に基づいて識別情報を決定し、これを前記制御機能付コネクタ装置の識別情報として記憶する工程とを備えているため、制御機能付コネクタ装置を電装機器に接続すると共に、電装機器を被取付部材に取付ける段階以降で、制御機能付コネクタ装置に識別情報が設定される。従って、その前段階で、各制御機能付コネクタ装置を個別に管理する手間を省くことができる。

0030

また、上記接続及び取付作業によって、各制御機能付コネクタ装置に識別情報を付与可能となるため、識別情報を簡易に設定することができる。

発明を実施するための最良の形態

0031

以下、この発明の実施形態に係る識別情報設定装置について説明する。

0032

図1は識別情報設定装置を示す斜視図であり、図2は同識別情報設定装置の内部構成を示す説明図であり、図3は同識別情報設定装置の電気的構成を示すブロック図である。

0033

本実施形態では、車用エアコンブロアユニットについての例で説明する。この識別情報設定装置は、被取付部材としてのブロアユニット10と、このブロアユニット10に取付けられる電装機器としてのアクチュエータユニット20と、このアクチュエータユニット20に接続される制御機能付コネクタ装置40とを備えている。

0034

ブロアユニット10は、車両における空調装置において内外気切替えや吹出し口の切替え等を行うダンパ機構等を有している。このブロアユニット10は、上記アクチュエータユニット20からの駆動力を受けて所定動作、例えば、ダンパ切替動作を行うように構成されている。

0035

すなわち、ブロアユニット10の所定の取付面に形成された開口部11内に、取付パネル12が設けられており、この取付パネル12に被回転体16が回転自在に配設されている。

0036

上記開口部11は、後述するアクチュエータユニット20のケーシング22の開口周縁部よりも一回り小さな開口形状を有している。また、この開口部11の外周側に適宜ねじ穴11hが形成されている。

0037

また、この開口部11の所定位置に識別情報設定用の情報を生成するための設定情報生成手段として突起部14が形成されている。突起部14は、開口部11の周縁部のうち、後述するケーシング22の開口周縁部に取付けられる感圧検出部30の付設ラインであってその基端部から先端部に至る所定の位置に対向する位置に、形成されている。この突起部14の形成位置を適宜変更することによって、後述するように、アクチュエータユニット20側をブロアユニット10に取付けた状態で、突起部14が感圧検出部30を押圧する位置を異ならせることができ、もって、識別情報設定用の情報を生成することができる。なお、突起部14としては、付与すべき識別情報に応じて感圧検出部30の所定位置を押圧することができる種々の凹凸形状を持たせた構成を採用することができる。

0038

また、被回転体16は、略円板状に形成されており、その外面側に、略円形状でかつその周方向の一部に切欠17aが形成された円形凹部17が形成されている。そして、後述するアクチュエータユニット20側の回転体26が円形凹部17内に回転止状に嵌り込むことによって、アクチュエータユニット20側の回転駆動力がブロアユニット10側に伝達されて、ダンパの切替動作等の所定動作を行うようになっている。

0039

アクチュエータユニット20は、ケーシング22と、負荷としてのモータ24と、回転体26と、上記突起部14の識別情報設定用の情報を検出するための設定情報検出手段としての感圧検出部30と、コネクタ28とを備えている。

0040

ケーシング22は、一方面側が取付面とされた略箱状体に形成されている。このケーシング22の取付面は、上記開口部11よりも一回り大きな形状を有している。また、ケーシング22の取付面周縁部に、ねじ止片22Pが延出形成されている。そして、ケーシング22の取付面周縁部を上記開口部11の周縁部外面に当接させるようにした状態で、本アクチュエータユニット20が、ねじ止等でブロアユニット10に取付固定される。

0041

回転体26は、略円板状部材の周方向の一部に突起部26aが形成された構成とされている。この回転体26は、アクチュエータユニット20がブロアユニット10に取付固定された状態で、上記円形凹部17内に嵌り込み可能な位置及び姿勢で、ケーシング22の取付面の外側に所定の回転軸を介して回転自在に取付けられている。

0042

モータ24は、ブロアユニット10における所定動作の駆動源であり、ここでは、正逆両方向に回転可能なDCモータを用いている。このモータ24は、ケーシング22内に取付固定されている。このモータ24の回転駆動力は、モータ軸に取付けられたウオームギヤや回転体26の支持軸に取付けられた歯車等の駆動力伝達機構を介して、回転体26に伝達される。

0043

そして、アクチュエータユニット20をブロアユニット10に取付固定した状態で、回転体26が円形凹部17に嵌り込む。この際、突起部26aが切欠17aに係合しているため、回転体26と円形凹部17とが同期して回転する。これにより、モータ24の正逆回転に応じて、被回転体16が正逆方向に回転し、ブロアユニット10において、ダンパの切替動作等の所定動作が行われる。

0044

感圧検出部30は、上記突起部14の凹凸状態(凸部分の形成位置)を検出する手段であり、例えば、次に説明するような線状の構成のものが用いられる。

0045

図4(a)は感圧検出部を示す斜視図であり、図4(b)は同感圧検出部を示す断面図であり、図5は感圧検出部の原理を説明するための概略図である。

0046

この感圧検出部30は、一対の電極部材として、弾性導電チューブ弾性チューブ)31と、中心電極部材33とを備えると共に、さらに、絶縁線状部材35とを備えている。

0047

弾性導電チューブ31は、弾性材料により形成され、周方向の少なくとも一部の区間弾性を有する導電部となっている。ここでは、弾性導電チューブ31の全体が導電ゴム弾性導電樹脂等の弾性導電材料により形成されて周方向の全区間が導電部となっている。

0048

中心電極部材33は、折曲げ可能な一方向に細長い細長形状を有し、弾性導電チューブ31内に設けられる。この中心電極部材33は、少なくとも外周部が弾性を有する断面円形の細長形状の折曲げ変形容易な中心部材33aと、中心部材33aの外周に所定のピッチ螺旋状に密に横巻きされた導電性細径金属線(第2の金属線)33bとを備えている。

0049

絶縁線状部材35は、少なくともその外周部が絶縁性を有する細長形状であり、本実施形態では、金属線(第1の金属線)と、その金属線の表面にエナメル等の絶縁材が塗布されて形成された絶縁被膜層とを備えて構成されている。そして、このような絶縁線状部材35は、中心電極部材33に所定の巻き付け間隔をあけて螺旋状に巻き付けられている。

0050

この感圧検出部30では、応力印加されていない状態では、絶縁線状部材35によって中心電極部材33(特に、金属線33b)と弾性導電チューブ31とが離間されて電気的に絶縁されるようになっている。

0051

一方、感圧検出部30に所定強度以上の応力が印加されて、弾性導電チューブ31の内部空洞が押しつぶされるように弾性変形された際には、螺旋状に巻き付けられた絶縁線状部材35間の隙間部を介して弾性導電チューブ31と中心電極部材33との電気接触許容されるようになっている。そして、応力印加の解除に伴って、弾性導電チューブ31は元の形状に復帰し、弾性導電チューブ31と中心電極部材33との電気的接触は解消される。

0052

この感圧検出部30は、ケーシング22の取付面周縁部に沿って付設されている。感圧検出部30の取付は、例えば、ケーシング22の取付面周縁部に、その周方向に沿って溝条部を形成し、この溝条部内に感圧検出部30を嵌め込むことによって、行われる。

0053

そして、ケーシング22の取付面周縁部を開口部11の周縁部外面に押付けるようにして、アクチュエータユニット20をブロアユニット10に取付けると、突起部14が感圧検出部30の長手方向における所定位置を押圧する。この押圧位置に応じた検出結果が、感圧検出部30から演算部44に与えられるようになっている。

0054

図5は、感圧検出部30の押圧位置に応じた検出結果を得る原理を示す図である。

0055

同図に示すように、上記中心電極部材33は、単位長さ辺り一定の抵抗値を有しており、弾性導電チューブ31は、上記中心電極部材33の抵抗と比較して無視できる程度の低抵抗を有している。このため、上記突起部14が感圧検出部30を押圧する位置に応じて、中心電極部材33の一方側端部と弾性導電チューブ31の一方側端部間の抵抗値が変る。そこで、中心電極部材33の一方側端部と弾性導電チューブ31の一方側端部間に一定電圧を印加した状態で感圧検出部30に流れる電流を測定したり、この感圧検出部30に対して直列分圧抵抗を接続した状態で、感圧検出部30部分の分圧値を求めることで、上記抵抗値、即ち、押圧位置に応じた検出結果(電流値や分圧値、抵抗値等)を得ることができる。この検出結果に基づいて、後述する演算部44において識別情報が決定される。

0056

なお、中心電極部材33が無視できる程度の低抵抗を有すると共に、弾性導電チューブ31が単位長さ辺り一定の抵抗値を有している場合、或は、中心電極部材33及び弾性導電チューブ31のそれぞれが単位長さ辺り一定の抵抗値を有している場合であっても、上記の同様に、感圧検出部30の押圧位置に応じた検出結果を出力できる。

0057

コネクタ28は、ケーシング22に設けられており、外部より制御機能付コネクタ装置40を接続可能に構成されている。このコネクタ28は、上記感圧検出部30からの検出信号を出力するための端子28a,28bと、上記モータ24への駆動電力供給用の端子28c,28dとを備えている(図3参照)。そして、制御機能付コネクタ装置40をコネクタ28に接続することで、コネクタ28を介して、感圧検出部30の検出結果が制御機能付コネクタ装置40の演算部44に与えられると共に、制御機能付コネクタ装置40の負荷駆動回路47からの駆動電力がモータ24に供給可能な状態となる。

0058

制御機能付コネクタ装置40は、上記コネクタ28に接続可能なコネクタ部42と、演算部44と負荷駆動回路47とを形成した回路基板46とをハウジング48に組込んだ構成とされている。

0059

また、この制御機能付コネクタ装置40には、ワイヤーハーネス50が接続されている。ワイヤーハーネス50は、FFC等によって構成されており、例えば、電源線グランド線及び信号線を含んでおり、上記モータ24の制御を行う制御装置、例えば、車両における空調装置の制御を行うユニット等の電子制御ユニットに接続されている。なお、この電子制御ユニットには、予め各電装機器の制御機能付コネクタ装置40に割当てられるべき識別情報が記憶されている。

0060

上記コネクタ部42は、上記コネクタ28に接続可能に構成されており、上記各端子28a,28b,28c,28dに接続可能な端子43a,43b,43c,43dを備えている。

0061

演算部44は、上記感圧検出部30の検出結果に基づいて識別情報を決定して、これを記憶部44aに記憶させる識別情報処理部としての機能と、外部の電子制御ユニット等との間で通信を行う通信制御部としての機能と、負荷駆動回路47を制御する機能とを有している。

0062

すなわち、演算部44は、上記コネクタ部42の端子43a,43bに接続されており、コネクタ部42とコネクタ28とを接続することで、上記感圧検出部30の検出結果が、本演算部44に与えられる。また、演算部44の記憶部44aには、検出結果(例えば、電流値や分圧値、抵抗値等)と識別情報(アドレス番号等)とを対応づけたテーブルが予め格納されている。そして、演算部44は、上記検出結果に基づいて前記テーブルを参照して識別情報を決定し、これを自己の識別情報として記憶部44aに記憶する。この記憶部44aとしては、電源オフ状態となっても記憶が消去されない不揮発性メモリ、例えば、EEPROM等が用いられる。

0063

なお、専用の書込み装置等を用いて、上記記憶部44aに所定の識別情報が書込み可能に構成されていてもよい。この場合、演算部44は、記憶部44aに予め識別情報が記憶されているか否かの確認を行い、予め識別情報が書込みされているときには、その識別情報を継続して保持する一方、予め識別情報が書込みされていないときに、感圧検出部30からの検出結果に基づく識別情報の決定、及びその記憶を行うとよい。

0064

また、演算部44は、ワイヤーハーネス50側の信号線に接続されると共に、電源回路45を介して電源線に接続され、さらに、負荷駆動回路47に接続されている。そして、所定の制御ユニットから信号線を介して上記記憶部44aに記憶された識別情報を指定した制御指令を受取り、この制御指令に基づいて、モータ24を正転或は逆転させるべく、負荷駆動回路47の制御を行う。

0065

負荷駆動回路47は、制御機能付コネクタ装置40内で上記演算部44に接続されると共に、コネクタ部42の端子43c,43dからコネクタ28の端子28c,28dを介してモータ24に接続されており、演算部44の指令に応じてモータ24の駆動を行う。ここでは、負荷駆動回路47は、モータ24への給電を行うための端子43c,43dがc接点を介して電源線側又はグランド線側に択一的に接続されると共に、このc接点の切替を行うリレーコイルが演算部44に接続された構成とされている。そして、演算部44の制御により、リレーコイルへの通電によるc接点切替が行われ、これによりモータ24を正転させる方向又は逆転させる方向に電流が流れ、モータ24が正転又は逆転するようになっている。

0066

なお、ブロアユニット10とアクチュエータユニット20の組合わせにより、識別情報付与装置が構成されている。

0067

このように構成された識別情報設定装置を組付けて識別情報を設定する手順について説明する。

0068

図6はブロアユニット10にアクチュエータユニット20を組付けると共に、このアクチュエータユニット20に制御機能付コネクタ装置40を接続する手順を示す工程図である。

0069

同図に示すように、まず、図7に示すブロアユニット10の組立てを行う。このブロアユニット10の一主面である取付面に、図1及び図2に示す、開口部11が形成されている。なお、図7以下では、開口部11内の諸要素を図示省略している。

0070

そして、次に、図8図10に示すように、別途組立て準備されたアクチュエータユニット20を、ブロアユニット10に組付ける。

0071

すなわち、ケーシング22の取付面をブロアユニット10側の開口部11の周縁部外面に当接させるようにして、ねじ止等により、アクチュエータユニット20をブロアユニット10に取付ける。これにより、突起部14がケーシング22の取付面周縁部に沿って配設された感圧検出部30の所定位置を押圧し、その内部で押圧位置に応じた位置で弾性導電チューブ31と中心電極部材33とが接触する(図10参照)。

0072

また、これとは別の製造ラインで、アクチュエータ用のワイヤーハーネスの組立てが行われる。

0073

すなわち、図11に示すように、一端部に電子制御ユニットへの接続用のコネクタ54を持つワイヤーハーネス50の途中に、制御機能付コネクタ装置40を適宜圧接等の手法で接続する。なお、このワイヤーハーネス50に対しては、上記電子制御ユニットの接続対象となる電装機器の数に合わせて複数の制御機能付コネクタ装置40が接続される。

0074

そして、図12に示すように、ワイヤーハーネス50に接続されたもののなかから一つの制御機能付コネクタ装置40をアクチュエータユニット20のコネクタ28に接続する。これにより、コネクタ28の端子28a,28b及びコネクタ部42の端子43a,43bを介して、演算部44が感圧検出部30の弾性導電チューブ31及び中心電極部材33に電気的に接続される。なお、図12において、ブロアユニット10を省略している。

0075

この後、出荷検査時等の動作検証に際して、ワイヤーハーネス50を介して制御機能付コネクタ装置40に電源投入されると、突起部14が感圧検出部30の所定位置を押圧することで識別情報設定用の情報が生成され、感圧検出部30でこれが検出される。そして、この検出結果が制御機能付コネクタ装置40の演算部44で受付けられる。さらに、演算部44においてその検出結果に基づいて所定のテーブルを参照して識別情報が決定され、この識別情報が記憶部44aに記憶される。

0076

以上のように構成された識別情報設定装置、制御機能付コネクタ装置40、識別情報付与装置及び識別情報設定方法によると、制御機能付コネクタ装置40をアクチュエータユニット20に接続し、さらに、アクチュエータユニット20をブロアユニット10に取付けることで、アクチュエータユニット20の感圧検出部30で識別情報設定用の情報が検出されると共に、制御機能付コネクタ装置40の演算部44において前記検出結果に基づいて識別情報を決定して記憶部44aに記憶可能な状態となる。

0077

このため、制御機能付コネクタ装置40をアクチュエータユニット20に接続すると共に、アクチュエータユニット20をブロアユニット10に取付けた段階以降で、制御機能付コネクタ装置40に識別情報が設定されるため、その前段階で、各制御機能付コネクタ装置40を個別に管理する手間を省くことができる。

0078

また、勿論、各制御機能付コネクタ装置40をワイヤーハーネス50に接続する段階においても、各制御機能付コネクタ装置40として外観等でも共通するものを用いて、区別して接続する必要がない。

0079

また、上記接続及び取付作業によって、各制御機能付コネクタ装置40に識別情報を付与可能となるため、特別な書込み装置等を用いることなく、また、特別な書込み作業を必要となることなく、識別情報を簡易に設定することができる。

0080

なお、本実施形態では、車両の被取付部材に識別情報に応じた突起部を形成し、電装機器にこの突起部の凹凸形状(凸部の形成位置)を検出する感圧検出手段を設け、制御機能付コネクタ装置においてその凹凸形状の検出結果に基づいて識別情報を設定する構成について説明したが、その他、電装機器側に光学的に突起部の凹凸形状を検出する手段を設けたり、或は、車両の被取付部材側に電気的、磁気的、光学的な記憶手段を設けると共に、電装機器側に電気的、磁気的、光学的な検出手段を設けた構成であってもよい。要するに、被取付部に識別情報設定用の情報を生成するための設定情報生成手段を設け、電装機器側にその設定情報生成手段の識別情報設定用の情報を検出する手段を設け、制御機能付コネクタ装置において当該検出結果に基づいて識別情報を決定できる種々の構成を採用することができる。

0081

もっとも、設定情報生成手段として、設定される識別情報に応じた凹凸形状(凸部の形成位置)を有する突起部14を形成し、この凹凸形状を感圧検出部30で検出することで、設定すべき識別情報に応じて突起部14の凹凸形状を設定するという比較的簡易な構成にすることができる。

0082

さらに、感圧検出部30として、一対の電極部材として、弾性導電チューブ31と、中心電極部材33とが線状に配設されると共に、これらのうちの少なくとも一方が単位長さ当り所定の抵抗値を有しており、前記突起部14の凹凸形状(凸部の形成位置)に応じた位置での応力印加により前記一対の電極部材である弾性導電チューブ31と中心電極部材33が互いに接触することで、凹凸形状に応じた信号を出力する構成であるため、比較的簡易な構成で、突起部14の凹凸形状に応じた検出結果を出力できる。

0083

なお、本実施形態では、空調機器であるブロアユニット10にアクチュエータユニット20を取付けた構成に適用した例で説明したが、その他、車両の所定部位に取付けられる各種アクチュエータユニット及びセンサ類等であって、上記制御機能付コネクタ装置が取付けられる構成について適用できる。

図面の簡単な説明

0084

この発明の実施形態に係る識別情報設定装置を示す斜視図である。
同識別情報設定装置の内部構成を示す説明図である。
同識別情報設定装置の電気的構成を示すブロック図である。
図4(a)は感圧検出部を示す斜視図であり、図4(b)は同感圧検出部を示す断面図である。
同感圧検出部の原理を説明するための概略図である。
識別情報設定装置の組付手順を示す工程図である。
ブロアユニットを示す図である。
アクチュエータユニットをブロアユニットに組付ける状態を示す図である。
図8のIX−IX線断面において、アクチュエータユニットをブロアユニットに取付ける直前状態を示す断面図である。
図8のIX−IX線断面において、アクチュエータユニットをブロアユニットに取付けた状態を示す断面図である。
制御機能付コネクタ装置をワイヤーハーネス50の途中に接続する手順を説明する図である。
制御機能付コネクタ装置をアクチュエータユニットのコネクタに接続する工程を示す説明図である。

符号の説明

0085

10ブロアユニット
14突起部
20アクチュエータユニット
24モータ
28コネクタ
30感圧検出部
31弾性導電チューブ
33中心電極部材
40制御機能付コネクタ装置
42コネクタ部
44演算部
44a 記憶部
47負荷駆動回路
50 ワイヤーハーネス

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