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技術 情報検索支援装置

出願人 三菱電機株式会社
発明者 高橋奈美奥田晴久竹田淳橋本学
出願日 2004年3月19日 (15年4ヶ月経過) 出願番号 2004-080528
公開日 2005年9月29日 (13年9ヶ月経過) 公開番号 2005-267374
状態 拒絶査定
技術分野 イメージ処理・作成 検索装置
主要キーワード 属性値テーブル 検索指示入力 孤立点数 形状復元 入力ポイント 運用条件 ユーザ回答 検索開始指示
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題

予め問い合わせ手順を作成しておく必要がなく、情報検索に関するユーザの負担を軽減することのできる情報検索支援装置を得る。

解決手段

データベース1には、複数の属性の値によって識別される複数の検索対象データが格納されている。データ分布算出手段2は、データベース1における複数の検索対象データのそれぞれの属性について、属性値のデータ分布を算出する。検索手順算出手段3は、データ分布算出手段2によって算出された結果を基づいて検索手順を算出する。

概要

背景

従来、データベース検索に関する技術としては、例えば、所定の問い合わせ手順を予め問い合わせデータベースに格納し、検索を行う場合は、問い合わせデータベースから取り出された問い合わせ手順に従って、ガイダンス出力ユーザ回答入力とを繰り返して行い、ユーザの求める情報を検索する情報検索支援装置があった(例えば、特許文献1参照)。

特開平09−198399号公報

概要

予め問い合わせ手順を作成しておく必要がなく、情報検索に関するユーザの負担を軽減することのできる情報検索支援装置を得る。データベース1には、複数の属性の値によって識別される複数の検索対象データが格納されている。データ分布算出手段2は、データベース1における複数の検索対象データのそれぞれの属性について、属性値のデータ分布を算出する。検索手順算出手段3は、データ分布算出手段2によって算出された結果を基づいて検索手順を算出する。

目的

この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、予め問い合わせ手順を作成しておく必要がなく、かつ、効率的な問い合わせ手順を明確に一意に決定でき、情報検索に関するユーザの負担を軽減することのできる情報検索支援装置を得ることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

複数の属性の値によって識別される複数の検索対象データを、任意の属性値を指定することによって検索する情報検索支援装置であって、前記複数の検索対象データにおけるそれぞれの属性について、属性値のデータ分布を算出するデータ分布算出手段と、前記データ分布算出手段によって算出された結果を基づいて検索手順を算出する検索手順算出手段とを備えた情報検索支援装置。

請求項2

利用者からの属性値の入力を受け付けデータ入力手段と、前記データ入力手段によって入力された属性値とデータベースに保存されている検索対象データの属性値との類似度を算出する類似度算出手段とを備えた請求項1記載の情報検索支援装置。

請求項3

類似度算出手段によって算出された結果を基づいて検索を継続するか終了するかを判定する検索継続/終了判定手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報検索支援装置。

請求項4

データ入力手段に入力される情報に関して事前に知り得る情報を格納する入力データ事前情報格納手段と、前記入力データ事前情報格納手段で格納されている情報に基づいて検索手順を算出する検索手順算出手段とを備えた請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の情報検索支援装置。

請求項5

データ分布算出手段は、データ分布の算出として、注目データの一定範囲内に他のデータが含まれない点である孤立点分布を算出し、検索手順算出手段は、前記孤立点の算出結果を基づいて検索手順を算出するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の情報検索支援装置。

請求項6

データ分布算出手段は、データ分布の算出として、注目データの一定範囲内に他のデータが含まれない点である孤立点の分布を算出する孤立点算出手段と、データ分布の算出として、対象となるデータの分散を算出する分散算出手段と、これら算出結果から検索手順を算出する統合手段とからなることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の情報検索支援装置。

請求項7

入力画像高解像度化を行う高解像度化手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の情報検索支援装置。

請求項8

ユーザから入力画像における対象物体の所定の位置の指定を受けることにより属性値を得るデータ入力手段と、前記入力画像中の指定された位置の所定範囲内に存在する前記対象物体の特徴的な点を探索し、得られた点を前記属性値に対応した位置として補正する位置補正手段とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の情報検索支援装置。

請求項9

検索手順算出手段で算出された検索手順に基づいて、同一対象物体に関する複数枚の入力画像から、当該対象物体の属性値を算出する入力データ算出手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の情報検索支援装置。

技術分野

0001

この発明は、属性識別される複数の検索対象データに対して、任意の属性値を指定することによって検索対象データを検索するようにした情報検索支援装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、データベース検索に関する技術としては、例えば、所定の問い合わせ手順を予め問い合わせデータベースに格納し、検索を行う場合は、問い合わせデータベースから取り出された問い合わせ手順に従って、ガイダンス出力ユーザ回答入力とを繰り返して行い、ユーザの求める情報を検索する情報検索支援装置があった(例えば、特許文献1参照)。

0003

特開平09−198399号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来の情報検索支援装置では、問い合わせ手順を予め作成し、問い合わせデータベースを構築しておく必要があり、その作業に手間がかかるといった問題点や、効率的な問い合わせ手順を明確に一意に決定できないという問題点があった。

0005

この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、予め問い合わせ手順を作成しておく必要がなく、かつ、効率的な問い合わせ手順を明確に一意に決定でき、情報検索に関するユーザの負担を軽減することのできる情報検索支援装置を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

この発明に係る情報検索支援装置は、データ分布算出手段により、複数の検索対象データにおけるそれぞれの属性について属性値のデータ分布を算出し、検索手順算出手段は、データ分布算出手段によって算出された結果を基づいて検索手順を算出するようにしたものである。

発明の効果

0007

この発明の情報検索支援装置は、複数の検索対象データの属性値のデータ分布を算出し、このデータ分布に基づいて検索手順を算出するようにしたので、予め問い合わせ手順を作成しておく必要がなく、また、効率的な問い合わせ手順を明確に一意に決定でき、その結果、情報検索に関するユーザの負担を軽減することができる。

発明を実施するための最良の形態

0008

実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による情報検索支援装置を示す構成図である。
図において、情報検索支援装置は、データベース1、データ分布算出手段2、検索手順算出手段3、データ入力手段4、類似度算出手段5、表示装置6からなる。

0009

データベース1は、複数の検索対象データを格納するデータベースであり、例えば、図2のような対象物体T1〜TmとパラメータP1〜Pnからなるマトリックスの表を有している。

0010

図2は、それぞれの対象物体に対する複数のパラメータの値を示しており、以下の各実施の形態では、対象物体(検索対象データ)は船舶であるとする。このような場合、図示テーブル中のT1,T2,…,Tmは、船舶A,船舶B,…といった異なる船舶を示しており、パラメータP1,P2,…,Pnは、全長全幅,高さ,…といった属性値を示している。また、X11〜Xnmは、それぞれの対象物体とパラメータに対応する値である。

0011

データ分布算出手段2は、データ入力手段4からの検索要求を行う対象物体の入力画像検索開始指示を受けて、データベース1中の各パラメータのデータ分布を算出する機能部であり、データ分布算出として、注目データの一定範囲内に他のデータが含まれない点である孤立点分布を算出することでデータ分布の偏りを求めるよう構成されている。検索手順算出手段3は、データ分布算出手段2で算出されたデータ分布に基づいて、最もデータ分布が分散しているもの(例えば、孤立点が最も多いパラメータ)を優先して入力するように検索手順を算出する機能部である。

0012

データ入力手段4は、ユーザが検索要求を行うための対象物体の画像入力検索指示入力を行うと共に、表示装置6に表示されたパラメータ入力画面に対して、所定のパラメータの値を入力するためのユーザインタフェースとしての機能部である。また、データ入力手段4は、表示装置6で入力画像が表示され、この入力画像に対して、ユーザがマウス等のポインティングデバイスポイント指定を行った場合、入力画像と指定位置のデータに基づいてパラメータの値(実測値)を算出する機能を有している。

0013

類似度算出手段5は、データ入力手段4によって入力された属性値とデータベース1に保存されている検索対象データの属性値との類似度を算出する機能部である。表示装置6は、検索手順算出手段3で求めたパラメータ入力画面を表示すると共に、類似度算出手段5で算出した検索結果を表示する。

0014

このように構成された情報検索支援装置はコンピュータで実現され、データベース1は、ハードディスク装置等の記憶装置上に構成されている。また、データ入力手段4は、キーボードやポインティングデバイスといった入力装置演算装置とで構成されている。更に、データ分布算出手段2、検索手順算出手段3、類似度算出手段5およびデータ入力手段4における演算装置は、それぞれの機能に対応したソフトウェアと、これを実行するためのCPUやメモリといったハードウェアから構成されている。あるいは、これらデータ分布算出手段2等の機能部は専用のハードウェアで構成されている。

0015

次に、このように構成された情報検索支援装置の動作を説明する。
図3は、実施の形態1の動作を示すフローチャートである。
先ず、データ入力手段4によってユーザから検索開始指示や検索要求を行うための対象物体を示す入力画像が与えられると、データ分布算出手段2は、データベース1から属性値テーブルを読み出す(ステップST101)。データ分布算出手段2は、読み出した属性値テーブルに基づいて、各パラメータ毎のデータ分布の偏りとして孤立点の分布を算出する(ステップST102)。

0016

図4は、パラメータの分布状態を示すもので、図4(a)が分布の偏りの大きいパラメータ、図4(b)が分布の偏りの小さいパラメータの一例を示している。
ここで、孤立点とは図中の(a)に示すように、注目データの一定範囲内に他のデータが含まれない点を意味している。尚、これら(a)(b)において、横軸がパラメータの値を示している。

0017

次に、検索手順算出手段3は、データ分布算出手段2からのデータ分布状態の結果を受けて検索手順を算出する(ステップST103)。即ち、例えば、孤立点の数が最も多いパラメータを検索手順の第1番目として決定して、表示装置6に出力する。これにより、表示装置6では、ユーザが指定すべきパラメータの入力値として検索手順算出手段3で決定されたパラメータが表示される(ステップST104)。例えば、図2に示すような属性値テーブルで、最も孤立点が多かったパラメータが全長であった場合、表示装置6では、「全長を入力して下さい」といったメッセージと共に、その数値入力画面を表示する。あるいは、検索要求の入力画像が与えられた場合は、その入力画像を表示すると共に、「入力画像中船首船尾の位置を指定して下さい」といったメッセージを出力する。

0018

次に、データ入力手段4は、ユーザからのパラメータのデータ入力を受け付ける(ステップST105)。例えば、パラメータ入力が「全長」であった場合、ユーザはキーボード等により数値入力を行うか、あるいは、画像上で船首と船尾のポイントをマウス等でクリックすることにより全長の指定を行う。尚、入力画像は、例えば1画素が実測値の何メートルの長さに相当するといったスケールデータを予め持っているとし、データ入力手段4は、このスケールデータに基づいて、ポイント間の画素数によって、全長等の値を算出する。

0019

データ入力手段4で得られたパラメータの値は類似度算出手段5に出力され、類似度算出手段5は、データ入力手段4によって入力されたパラメータの値とデータベース1に保存されている検索対象データの属性値との類似度を算出し(ステップST106)、検索結果を表示装置6で表示する(ステップST107)。

0020

このように、分布の偏りが最も大きいパラメータによって検索を行うため、一回目のパラメータ入力によって、ユーザが所望する検索対象データを得られる確率を向上させることができる。

0021

尚、上記の動作では、検索手順の第1番目のみを使用したが、ステップST103で算出された検索手順の第2番目以降の検索手順を用いてステップST104〜ステップST107を繰り返すようにしてもよい。

0022

以上のように実施の形態1によれば、複数の属性の値によって識別される複数の検索対象データを、任意の属性値を指定することによって検索する情報検索支援装置であって、複数の検索対象データにおけるそれぞれの属性について、属性値のデータ分布を算出するデータ分布算出手段2と、データ分布算出手段2によって算出された結果に基づいて検索手順を算出する検索手順算出手段3とを備えたので、予め、問い合わせ手順をデータとして備えておく必要がなく、効率的な検索が行え、検索時のユーザの負担を軽減することができる。

0023

また、実施の形態1によれば、利用者からの属性値の入力を受け付けるデータ入力手段4と、データ入力手段4によって入力された属性値とデータベース1に保存されている検索対象データの属性値との類似度を算出する類似度算出手段5とを備えたので、利用者は、属性値とデータベース1中の検索対象データとの類似度を容易に得ることができる。

0024

また、実施の形態1によれば、データ分布算出手段2は、データ分布の算出として、注目データの一定範囲内に他のデータが含まれない点である孤立点の分布を算出し、検索手順算出手段3は、データの偏りが大きい属性の属性値を優先して入力するよう検索手順を算出するようにしたので、ユーザによる属性値の入力回数が少なくて済む効率的な検索手順を確実に算出することができ、その結果、検索時のユーザの負担を更に軽減することができる。

0025

実施の形態2.
実施の形態2は、検索結果として得られた検索対象データが複数であった場合は、これらの検索対象データを絞り込んで更にデータ分布を算出するようにしたものである。

0026

図5は、実施の形態2の情報検索支援装置の構成図である。
図示の装置は、データベース1、データ分布算出手段2、検索手順算出手段3、データ入力手段4、類似度算出手段5、表示装置6、検索継続/終了判定手段7からなる。ここで、データベース1〜表示装置6は、図1に示した実施の形態1の構成と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。また、検索継続/終了判定手段7は、続けて検索を行うか終了するかを判定する機能部である。

0027

次に、実施の形態2の動作について説明する。
図6は、実施の形態2の動作を示すフローチャートである。
先ず、ステップST201〜ステップST206は、実施の形態1におけるステップST101〜ステップST106と同様であるため、ここでの説明は省略する。ステップST206で類似度が算出されると、検索継続/終了判定手段7によって検索を継続するか終了するか判定する(ステップST207)。ステップST207の判定は、ステップST206で算出された類似度に基づきシステムが自動で行ってもよいし、ユーザが判定してもよい。尚、ステップST206の結果を中間結果としてステップST208に示すように表示装置6に表示してもよい。

0028

ステップST207において、検索継続と判定した場合は、複数の検索候補を新たな検索対象データとして(ステップST209)、ステップST202に戻る。尚、新たに検索対象にする数は、ステップST206で算出された類似度に基づきシステムが自動で行ってもよいし、ユーザが指定してもよい。例えば、第1回目の検索数よりも第2回目の検索数が少ない場合は、検索データの絞り込みを行っていることになる。

0029

これにより、データ分布算出手段2は、第1回目のデータ分布算出処理の場合と同様に、絞り込まれた検索候補に対するデータ分布を算出する(ステップST202)。そして、これ以降のステップST203〜ステップST206の動作が同様に行われ、ステップST207で検索の終了と判定された場合は、表示装置6において結果表示を行う(ステップST208)。

0030

以上のように実施の形態2によれば、検索継続/終了判定手段7を備えたので、その時その時に与えられた入力データに応じた検索手順を、入力データが与えられる度に構築することが可能である。

0031

実施の形態3.
実施の形態3は、入力されるデータの事前に知り得る入力データ事前情報を予め設けるようにしたものである。

0032

図7は、実施の形態3による情報検索支援装置を示す構成図である。
図中、データベース1〜表示装置6は、実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。入力データ事前情報格納手段8は、入力されるデータの事前に知り得る情報を格納する機能部である。ここで、入力データ事前情報とは、例えば、各パラメータに対する入力データの事前確率や各ユーザの入力時の傾向を学習した結果を示す情報である。

0033

このように構成された情報検索支援装置は、入力データ事前情報格納手段8に格納されている入力データ事前情報を用いて、検索手順算出手段3によって検索手順を算出する。ここで、基本的な動作は実施の形態1と同様であるため、実施の形態3の特徴的な動作について説明する。

0034

例えば、入力データ事前情報格納手段8に格納されている入力データ事前情報が、各パラメータに対する入力データの事前確率であった場合、検索手順算出手段3は、データ分布算出手段2によって算出されたデータ分布と入力データの事前確率を用いて検索手順を算出する。検索手順算出手段3で検索手順を算出する処理以降の動作は、実施の形態1と同様である。

0035

以上のように、実施の形態3の情報検索支援装置によれば、データ入力手段に入力される情報に関して事前に知り得る情報を格納する入力データ事前情報格納手段8と、入力データ事前情報格納手段8で格納されている情報に基づいて検索手順を算出する検索手順算出手段3とを備えたので、より適切な検索手順を算出することが可能となり、その結果、検索の処理時間の高速化に寄与することができる。

0036

実施の形態4.
実施の形態4は、データ分布算出として、孤立点数の算出とデータ分散算出の両方の算出結果を加味して行うようにしたものである。

0037

図8は、実施の形態4の情報検索支援装置の構成図である。
図示の情報検索支援装置は、データベース1、データ分布算出手段2a、検索手順算出手段3、データ入力手段4、類似度算出手段5、表示装置6からなる。ここで、データ分布算出手段2a以外の構成は、実施の形態1の構成と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。

0038

データ分布算出手段2aは、孤立点算出手段9、分散算出手段10、統合手段11からなる。孤立点算出手段9は、実施の形態1〜3におけるデータ分布算出手段2の機能と同様の機能を有するものである。即ち、検索データに対する各パラメータ毎の孤立点の分布を算出する機能を有している。また、分散算出手段10は、データベース1中の検索対象データのパラメータ毎の分散の度合いを算出するもので、次の式(1)に示すように定義される。

0039

また、統合手段11は、孤立点算出手段9と分散算出手段10との算出結果を統合した算出結果を求める機能部であり、例えば、孤立点算出手段9の算出結果のみを採用したり、分散算出手段10の算出結果のみを採用したり、あるいは各算出結果に重みをつけてそれらの和を算出したり、各算出結果から複合的に再度データ分布を算出するといった機能を有している。

0040

次に、このように構成された実施の形態4の動作について説明する。
基本的な動作は、実施の形態1と同様であり、異なるのはデータ分布算出のみであるため、この処理を重点的に説明する。

0041

データ入力手段4から検索指示が与えられると、データ分布算出手段2aの孤立点算出手段9と分散算出手段10は、それぞれ対応した分布算出処理を行って、その結果を統合手段11に出力する。統合手段11は、検索条件等に基づいて、孤立点算出手段9の算出結果のみ、分散算出手段10の算出結果のみ、あるいは、各算出結果に重みをつけてそれらの和を算出したり、各算出結果から複合的に再度データ分布を算出する。これ以降の検索手順算出処理や類似度算出処理は、実施の形態1と同様である。

0042

以上のように、実施の形態4によれば、データ分布算出手段2aを、データ分布の算出として、注目データの一定範囲内に他のデータが含まれない点である孤立点の分布を算出する孤立点算出手段9と、データ分布の算出として、対象となるデータの分散を算出する分散算出手段10と、これら算出結果から検索手順を算出する統合手段11とからなるようにしたので、検索対象となるデータや運用条件等に応じてより適切なデータ分布を算出することができ、その結果、更に少ない問い合わせ回数で所望の検索データを得ることができる。

0043

実施の形態5.
実施の形態5は、画像上でパラメータの値を入力する場合に表示される画像を高解像度化するようにしたものである。

0044

図9は、実施の形態5による情報検索支援装置の構成図である。
図示の情報検索支援装置は、データベース1、データ分布算出手段2、検索手順算出手段3、データ入力手段4、類似度算出手段5、表示装置6、高解像度化手段12からなる。ここで、高解像度化手段12以外の構成は、実施の形態1の構成と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。

0045

高解像度化手段12は、画像への入力によりパラメータ入力を行う場合に、入力画像を高解像度化する機能部である。高解像度化の手法としては、例えば、バイリニア補間(双直線補間:Bilinear Interpolation)やキュービックスプライン補間(cubic spline)といった補間手法を用いるよう構成されている。

0046

次に、このように構成された実施の形態5の動作について説明する。
基本的な動作は、実施の形態1と同様であり、異なるのはデータ入力時の処理のみであるため、この処理を重点的に説明する。

0047

データ入力手段4から入力画像と検索指示が与えられると、データ分布算出手段2は、データ分布算出処理を行い、また、検索手順算出手段3は、データ分布算出結果に基づいて、検索手順を算出し、第1番目のパラメータ入力を促すメッセージデータとデータ入力手段4で入力された入力画像を高解像度化手段12に送る。高解像度化手段12では、入力画像に対して高解像度化を行い、メッセージデータと共に表示装置6に送る。これにより、表示装置6では、高解像度化された入力画像とパラメータ入力指示が表示され、ユーザは、この画像に対してマウス等でポイントを指定することでデータ入力を行う。これ以降の類似度算出処理は、実施の形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。

0048

尚、類似度算出手段5の検索結果を表示装置6でそのまま表示するのではなく、高解像度化手段12を介して高解像度化し、これを表示するようにしてもよい。

0049

以上のように、実施の形態5によれば、入力画像の高解像度化を行う高解像度化手段12を備えたので、ユーザが計測すべき点を指定することが容易になるため、このような点からも検索時におけるユーザの負担を軽減することが可能となる。

0050

実施の形態6.
実施の形態6は、入力画像上のポイントを指定することによりデータ入力を行う場合、指定したポイントと実際の入力画像上の位置とのずれを補正するようにしたものである。

0051

図10は、実施の形態6による情報検索支援装置の構成図である。
図示の情報検索支援装置は、データベース1、データ分布算出手段2、検索手順算出手段3、データ入力手段4、類似度算出手段5、表示装置6、位置補正手段13からなる。ここで、位置補正手段13以外の構成は、実施の形態1の構成と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。

0052

位置補正手段13は、ユーザが入力画像への位置指定入力によりパラメータ入力を行う場合に、ユーザの入力位置と実際の位置とにずれがあった場合に、入力画像に対する特徴点を抽出し、これを自動補正する機能部である。

0053

次に、このように構成された実施の形態6の動作について説明する。
基本的な動作は、実施の形態1と同様であり、異なるのはパラメータの値を入力する場合の処理のみであるため、この処理を重点的に説明する。

0054

ユーザがデータ入力手段4によって、入力画像上の任意のポイントを指定することによりパラメータの値を入力した場合、位置補正手段13は、入力ポイント近傍の画像上の特徴点を抽出し、この特徴点の位置をユーザの入力位置として自動補正する。

0055

図11は、位置補正手段13の動作を示す説明図である。
入力画像100に対してユーザがポイントを指定すると、位置補正手段13は、ユーザの入力点101が含まれた入力画像を画像処理し、ユーザの入力点101が計測にふさわしい点かどうかを評価する。この評価としては、ユーザの入力点101の周辺探索範囲としてこの探索範囲内の特徴的な点を求める。例えば、エッジ抽出処理等の画像処理を行って、画像上における対象物体の先端位置102を求め、この先端位置102とユーザの入力点101とが一致しているか否かに基づいて評価を行う。ここで、求めた先端位置102とユーザの入力点101とが一致していなかった場合、位置補正手段13は、ユーザの入力点101が先端位置102となるよう、その差の値を補正し、先端位置102に対応したパラメータの値を類似度算出手段5に出力する。

0056

類似度算出手段5は、このように補正された値に基づいて類似度の算出処理を行う。この算出処理およびこれ以降の動作は、実施の形態1と同様である。

0057

以上のように、実施の形態6によれば、ユーザから入力画像における対象物体の所定の位置の指定を受けることにより属性値を得るデータ入力手段4と、入力画像中の指定された位置の所定範囲内に存在する対象物体の特徴的な点を探索し、得られた点を属性値に対応した位置として補正する位置補正手段13とを備えたので、ユーザによる入力データのばらつきを抑えることが可能となる。

0058

実施の形態7.
実施の形態7は、複数枚の入力画像から、パラメータの値を自動抽出して入力データとするようにしたものである。

0059

図12は、実施の形態7による情報検索支援装置を示す構成図である。
図示の情報検索支援装置は、データベース1、データ分布算出手段2、検索手順算出手段3、データ入力手段4、類似度算出手段5、表示装置6、入力データ算出手段14からなる。ここで、入力データ算出手段14以外の構成は、実施の形態1の構成と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。

0060

入力データ算出手段14は、ユーザが入力画像として複数枚の画像を入力した場合、これらの画像から検索手順算出手段3によって算出された検索手順のパラメータの値を抽出する機能部である。即ち、入力データ算出手段14は、例えば画像の形状復元技術を用いて、複数視点から撮影された画像(複数枚)から対象物体の属性値を求める機能を有している。

0061

次に、このように構成された実施の形態7の動作について説明する。
図13は、実施の形態7の動作を示すフローチャートである。
ユーザは、データベース1中の検索データに対して検索を行う場合、連続画像といった対象物体に関する複数視点から撮影した複数枚の画像データを入力する(ステップST301)。これらの画像データは入力データ算出手段14で保持される。また、データ分布算出手段2はデータベース1中の検索データのデータ分布算出処理を開始し(ステップST302、ステップST303)、検索手順算出手段3は、データ分布算出手段2のデータ分布算出結果に基づいて検索手順を算出する(ステップST304)。これらのデータ分布算出処理と検索手順算出処理(ステップST302〜ステップST304)は、実施の形態1と同様である。

0062

検索手順算出手段3で検索手順が求められ、第1番目のパラメータの値が入力データ算出手段14に入力される。これにより、入力データ算出手段14は、保持している複数枚の入力画像から指定されたパラメータの値を算出する(ステップST305)。例えば、指定されたパラメータが「全長」であった場合、船舶の船首と船尾との距離を求め、これを入力データとして類似度算出手段5に出力する。その後の類似度算出手段5の動作は実施の形態1と同様であり、検索結果が表示装置6で表示される(ステップST306、ステップST307)。

0063

以上のように、実施の形態7によれば、検索手順算出手段3で算出された検索手順に基づいて、同一対象物体に関する複数枚の入力画像から、対象物体の属性値を算出する入力データ算出手段14を備えたので、ユーザが入力画像上をマウスでクリックしたり、あるいは数値入力したりするといったユーザによるデータ入力操作が不要となり、更にユーザの負荷を軽減することが可能となる。

0064

尚、上記各実施の形態において、検索対象データとして、船舶の場合を説明したが、これに限定されるものではなく、検索対象データが複数の属性によって識別されるものであれば、車両や航空機等、どのようなものであっても適用可能である。また、属性についても、全長や全幅といったパラメータだけでなく、任意のパラメータを用いてもよい。

0065

また、上記各実施の形態ではデータベース1中に属性値テーブル(図2)が格納され、この属性値テーブルをデータ分布算出手段2が読み出すよう説明したが、このような属性値テーブルに限らず、対象物体とパラメータの関係を示すデータであれば、どのような形態のデータであってもよい。

0066

また、上記各実施の形態1〜実施の形態7を二つあるいはそれ以上任意に組み合わせることも可能である。

図面の簡単な説明

0067

この発明の実施の形態1による情報検索支援装置を示す構成図である。
この発明の実施の形態1による情報検索支援装置属性値テーブルの説明図である。
この発明の実施の形態1による情報検索支援装置の動作を示すフローチャートである。
パラメータの分布状態を示す説明図である。
この発明の実施の形態2による情報検索支援装置の構成図である。
この発明の実施の形態2による情報検索支援装置の動作を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態3による情報検索支援装置を示す構成図である。
この発明の実施の形態4による情報検索支援装置を示す構成図である。
この発明の実施の形態5による情報検索支援装置を示す構成図である。
この発明の実施の形態6による情報検索支援装置を示す構成図である。
この発明の実施の形態6による情報検索支援装置の位置補正手段の動作を示す説明図である。
この発明の実施の形態7による情報検索支援装置を示す構成図である。
この発明の実施の形態7による情報検索支援装置の動作を示フローチャートである。

符号の説明

0068

2,2aデータ分布算出手段、3検索手順算出手段、4データ入力手段、5類似度算出手段、7検索継続/終了判定手段、8 入力データ事前情報格納手段、9孤立点算出手段、10 分散算出手段、11統合手段、12高解像度化手段、13位置補正手段、14 入力データ算出手段。

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