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技術 所定の角度の斜板式圧縮機

出願人 ハルデックス・ブレイク・コーポレイション
発明者 ロバート・エル・コールザーマイケル・アール・ジェンキンス
出願日 2005年3月17日 (15年7ヶ月経過) 出願番号 2005-077410
公開日 2005年9月29日 (15年1ヶ月経過) 公開番号 2005-264943
状態 拒絶査定
技術分野 圧縮機、真空ポンプ及びそれらの系
主要キーワード 取り付けカバー ジンバルアーム ベアリング体 高圧力領域 作動メカニズム ピストン通路 圧力システム 並列組合せ
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重要な関連分野

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図面 (17)

課題

本発明の目的は、複雑でない斜板式圧縮機を提供することである。

解決手段

ハウジング、ハウジングの中に配置された駆動軸、および駆動軸の長さ方向の軸に対し所定の角度で取り付けられた斜板を一般的に含む圧縮機が開示された。ある実施の形態では、斜板部分は、ベアリング経由で第2の内側の斜板部分に連結される。他の実施の形態では、斜板部分は、ベアリング経由で駆動軸に直接連結される。ベアリングは、別のスラストベアリングの必要性を排除するために、圧縮機の半径方向および軸方向の両方の負荷を吸収するようにした。

概要

背景

斜板式圧縮機は一般的に知られた技術である。これらの圧縮機は、駆動軸に取り付けられて複数のピストン通路をもつシリンダブロックを通常有している。複数のピストン摺動自在に上記ピストン通路の中に配置され、上記駆動軸に取り付けられた斜板に連結される。上記駆動軸の回転にしたがって、上記斜板が回転し、上記ピストン通路の中で上記ピストンの往復運動を生じ、それらにより吸引および圧縮行程を交互に繰り返す。

これらの圧縮機は、特許文献1に開示された斜板の表面下の傾斜した表面をもつ作動体、特許文献2に開示された回転および非回転板部品、および特許文献3に開示された回転可能なシリンダブロックなどの、斜板を回転させる駆動軸の回転する力を利用する種々のメカニズムを使用する。

斜板が回転するにつれて、ピストンが、シリンダブロックのピストン通路の中で往復運動をし、交互に流体を引き込んで通路の中に圧縮し、それに続いて流体を圧縮し、送り出す。この方法で、駆動軸の回転する力がピストンの軸方向の力に変換され、ピストンに吸引と圧縮の機能を交互に実行可能にし、これらにより、流体は第1にピストン通路に引き込まれ、次に圧縮されてピストン通路から送り出される。

しかし、これらの斜板式圧縮機の1つの課題は、斜板式圧縮機が、典型的に、いくつかの理由のために、製造するのが困難かつ費用がかかることである。第1に、斜板が取り付けられた駆動軸が回転するために、そして斜板が、シリンダブロックの中のピストンチャネルの中に配置されたピストンに接続されているために、圧縮機は、典型的に、回転および非回転のこれらの競合関係を吸収するある程度複雑な部品を必要とする。たとえ特許文献1に記載されたような進歩したベアリング体が利用されたとしても、斜板が適切に機能するために、まだ、そこに開示された作動メカニズムを使用せねばならない。

さらに、圧縮機の斜板の本質および機能のために、斜板部は、同時の斜板の回転する動きとピストンの軸方向の動きとの結果として、必ず、半径方向と軸方向の負荷を受ける。したがって、米国特許出願2001/0008607で開示された設計のように、これらの斜板部がラジアルベアリングおよびスラストベアリングの両方を使用する必要がある。
米国特許第6,439,857号
米国特許第5,626,463号
米国特許第5,394,698号

概要

本発明の目的は、複雑でない斜板式圧縮機を提供することである。ハウジング、ハウジングの中に配置された駆動軸、および駆動軸の長さ方向の軸に対し所定の角度で取り付けられた斜板を一般的に含む圧縮機が開示された。ある実施の形態では、斜板部分は、ベアリング経由で第2の内側の斜板部分に連結される。他の実施の形態では、斜板部分は、ベアリング経由で駆動軸に直接連結される。ベアリングは、別のスラストベアリングの必要性を排除するために、圧縮機の半径方向および軸方向の両方の負荷を吸収するようにした。

目的

したがって、本発明の目的は、複雑でない斜板式圧縮機を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ハウジング;上記ハウジングの中に配置された駆動軸;上記駆動軸の長さ方向の軸に対して所定の角度で上記駆動軸に取り付けられた内側の斜板部;上記内側の斜板部に連結された外側の斜板部;および上記外側の斜板部を上記内側の斜板部に連結するベアリング体を含み、上記ベアリング体が上記斜板部の半径方向の負荷および軸方向の負荷の両方を吸収するようにした圧縮機。

請求項2

上記内側の斜板部が上記駆動軸と一体的に形成された請求項1に記載の圧縮機。

請求項3

上記ベアリング体がアンギュラコンタクトベアリングを含む請求項1に記載の圧縮機。

請求項4

上記ベアリング体が組合せ軸受けを含む請求項3に記載の圧縮機。

請求項5

上記ベアリング体が並列組合せ軸受けを含む請求項4に記載の圧縮機。

請求項6

上記ベアリング体が背面組合せ軸受けを含む請求項4に記載の圧縮機。

請求項7

上記ベアリング体が正面組合せ軸受けを含む請求項4に記載の圧縮機。

請求項8

上記ベアリング体が2列のアンギュラコンタクトベアリングを含む請求項3に記載の圧縮機。

請求項9

上記ベアリング体が、シールドされた2列のベアリングである請求項8に記載の圧縮機。

請求項10

上記ベアリング体が、封止された2列のベアリングである請求項8に記載の圧縮機。

請求項11

上記ベアリング体が4点支持ベアリングを含む請求項1に記載の圧縮機。

請求項12

上記ベアリング体が円錐ころ軸受けを含む請求項1に記載の圧縮機。

請求項13

ハウジング;上記ハウジングの中に配置された駆動軸;上記駆動軸の長さ方向の軸に対して所定の角度で上記駆動軸に連結された斜板;および上記斜板を回転軸に連結するベアリング体を含み、上記ベアリング体が上記斜板の半径方向の負荷および軸方向の負荷の両方を吸収するようにした圧縮機。

請求項14

上記ベアリング体がアンギュラコンタクトベアリングを含む請求項13に記載の圧縮機。

請求項15

上記ベアリング体が組合せ軸受けを含む請求項14に記載の圧縮機。

請求項16

上記ベアリング体が並列組合せ軸受けを含む請求項15に記載の圧縮機。

請求項17

上記ベアリング体が背面組合せ軸受けを含む請求項15に記載の圧縮機。

請求項18

上記ベアリング体が正面組合せ軸受けを含む請求項15に記載の圧縮機。

請求項19

上記ベアリング体が2列のアンギュラコンタクトベアリングを含む請求項14に記載の圧縮機。

請求項20

上記ベアリング体が、シールドされた2列のベアリングである請求項19に記載の圧縮機。

請求項21

上記ベアリング体が、封止された2列のベアリングである請求項19に記載の圧縮機。

請求項22

上記ベアリング体が4点支持ベアリングを含む請求項13に記載の圧縮機。

請求項23

上記ベアリング体が円錐ころ軸受けを含む請求項13に記載の圧縮機。

請求項24

少なくとも1つのピストン通路をもつハウジング;上記ハウジングの中に配置された駆動軸;上記駆動軸に連結された斜板;上記斜板を連結して、動作方向に対してある角度傾斜し、上記少なくとも1つのピストン通路の中に配置され、その中を移動可能な少なくとも1つのピストン;および上記斜板を上記駆動軸に連結するベアリング体を含み、上記斜板の上記少なくとも1つのピストンの動作方向に対して傾斜した角度が、上記駆動軸の回転によっても所定の角度をもち、上記ベアリング体が、上記斜板の半径方向の負荷および軸方向の負荷の両方を吸収するようにした圧縮機。

請求項25

ハウジング;上記ハウジングの中に配置された駆動軸;上記駆動軸の長さ方向の軸に対して所定の角度で上記駆動軸に取り付けられた内側の斜板部;上記内側の斜板部に連結された外側の斜板部;および上記外側の斜板部を上記内側の斜板部に連結するアンギュラコンタクトベアリングを含む圧縮機。

請求項26

ハウジング;上記ハウジングの中に配置された駆動軸;上記駆動軸の長さ方向の軸に対して所定の角度で上記駆動軸に取り付けられた斜板;および上記斜板を上記駆動軸に連結するアンギュラコンタクトベアリングを含む圧縮機。

技術分野

0001

本発明は圧縮流体を生成する装置に関し、さらに詳しくは、必要なベアリング体の数を減少させて、所定の角度を維持する斜板式圧縮機に関する。

背景技術

0002

斜板式圧縮機は一般的に知られた技術である。これらの圧縮機は、駆動軸に取り付けられて複数のピストン通路をもつシリンダブロックを通常有している。複数のピストン摺動自在に上記ピストン通路の中に配置され、上記駆動軸に取り付けられた斜板に連結される。上記駆動軸の回転にしたがって、上記斜板が回転し、上記ピストン通路の中で上記ピストンの往復運動を生じ、それらにより吸引および圧縮行程を交互に繰り返す。

0003

これらの圧縮機は、特許文献1に開示された斜板の表面下の傾斜した表面をもつ作動体、特許文献2に開示された回転および非回転板部品、および特許文献3に開示された回転可能なシリンダブロックなどの、斜板を回転させる駆動軸の回転する力を利用する種々のメカニズムを使用する。

0004

斜板が回転するにつれて、ピストンが、シリンダブロックのピストン通路の中で往復運動をし、交互に流体を引き込んで通路の中に圧縮し、それに続いて流体を圧縮し、送り出す。この方法で、駆動軸の回転する力がピストンの軸方向の力に変換され、ピストンに吸引と圧縮の機能を交互に実行可能にし、これらにより、流体は第1にピストン通路に引き込まれ、次に圧縮されてピストン通路から送り出される。

0005

しかし、これらの斜板式圧縮機の1つの課題は、斜板式圧縮機が、典型的に、いくつかの理由のために、製造するのが困難かつ費用がかかることである。第1に、斜板が取り付けられた駆動軸が回転するために、そして斜板が、シリンダブロックの中のピストンチャネルの中に配置されたピストンに接続されているために、圧縮機は、典型的に、回転および非回転のこれらの競合関係を吸収するある程度複雑な部品を必要とする。たとえ特許文献1に記載されたような進歩したベアリング体が利用されたとしても、斜板が適切に機能するために、まだ、そこに開示された作動メカニズムを使用せねばならない。

0006

さらに、圧縮機の斜板の本質および機能のために、斜板部は、同時の斜板の回転する動きとピストンの軸方向の動きとの結果として、必ず、半径方向と軸方向の負荷を受ける。したがって、米国特許出願2001/0008607で開示された設計のように、これらの斜板部がラジアルベアリングおよびスラストベアリングの両方を使用する必要がある。
米国特許第6,439,857号
米国特許第5,626,463号
米国特許第5,394,698号

発明が解決しようとする課題

0007

望まれるのは、製造するのに費用のかからない斜板式圧縮機である。また、望まれるのは、組立が容易な斜板式圧縮機である。さらに望まれるのは、必要なベアリングの量を最少にする斜板式圧縮機である。

0008

したがって、本発明の目的は、複雑でない斜板式圧縮機を提供することである。

0009

本発明の別の目的は、斜板の作動メカニズムを必要としない斜板式圧縮機を提供することである。

0010

本発明のもう1つの目的は別々のラジアルベアリングおよびスラストベアリングを必要としない斜板式圧縮機を提供することである。

課題を解決するための手段

0011

従来技術の欠点を解消するため、また、列挙した目的と効果の少なくとも一部を達成するために、本発明は、ハウジング、上記ハウジングの中に配置された駆動軸、上記駆動軸の長さ方向の軸に対して所定の角度で上記駆動軸に取り付けられた内側の斜板部、上記内側の斜板部に連結された外側の斜板部、および上記外側の斜板部を上記内側の斜板部に連結するベアリング体を含み、上記ベアリング体が上記斜板部の半径方向の負荷および軸方向の負荷の両方を吸収するようにした圧縮機を含む。

0012

もう1つの実施の形態では、本発明は、ハウジング、上記ハウジングの中に配置された駆動軸、上記駆動軸の長さ方向の軸に対して所定の角度で上記駆動軸に連結された斜板、および上記斜板を回転軸に連結するベアリング体を含み、上記ベアリング体が上記斜板の半径方向の負荷および軸方向の負荷の両方を吸収するようにした圧縮機を含む。

0013

またもう1つの実施の形態では、少なくとも1つのピストン通路をもつハウジング、上記ハウジングの中に配置された駆動軸、上記駆動軸に連結された斜板、上記斜板を連結して、動作方向に対してある角度傾斜し、上記少なくとも1つのピストン通路の中に配置され、その中を移動可能な少なくとも1つのピストン、および上記斜板を上記駆動軸に連結するベアリング体を含み、上記斜板の上記少なくとも1つのピストンの動作方向に対して傾斜した角度が、上記駆動軸の回転によっても所定の角度をもち、上記ベアリング体が、上記斜板の半径方向の負荷および軸方向の負荷の両方を吸収するようにした圧縮機を含む。

0014

またもう1つの実施の形態では、本発明は、ハウジング、上記ハウジングの中に配置された駆動軸、上記駆動軸の長さ方向の軸に対して所定の角度で上記駆動軸に取り付けられた内側の斜板部、上記内側の斜板部に連結された外側の斜板部、および上記外側の斜板部を上記内側の斜板部に連結するアンギュラコンタクトベアリングを含む圧縮機を含む。

0015

さらにもう1つの実施の形態では、本発明は、ハウジング、上記ハウジングの中に配置された駆動軸、上記駆動軸の長さ方向の軸に対して所定の角度で上記駆動軸に取り付けられた斜板、および上記斜板を上記駆動軸に連結するアンギュラコンタクトベアリングを含む圧縮機を含む。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下、添付の図を参照して発明の実施の形態を説明する。

0017

本発明にかかる斜板式圧縮機10の1つの実施の形態の基本構成図1に示される。説明に使用されるように、用語「頂部」、「底部」、「上に」、「下に」、「上を覆って」、「下を覆って」、「頂部の上に」、「底部の下に」、「上へ」、「下へ」、「より上へ」、「より下へ」、「前部」、「後部」、「前方へ」および「後方へ」は、本発明の目的を達成するために方向の必要でない図に描かれた方向のときに意味する対象を意味する。

0018

典型的に、圧縮機10は、本体12、後部の取り付けカバー14および前部の取り付けフランジ16を含む。使用中には、圧縮機10は、長距離輸送トラックなどの乗り物に設置され、ブレーキシステムなどの種々の装備品圧縮空気を供給するタンクを含む乗り物の圧力システムのための圧縮空気を生成する。この圧縮空気の生成は、空気システムの中の空気圧基準圧力以下への減少に応じて、ターボチャージャー(図示されていない)から供給されるか否かに関わらず、空気を得ることにより開始する。しかし、ここに記載された実施の形態では流体は空気であって、ある実施の形態では流体は種々の気体液体またはそれらの組み合わせを含んでもよい。

0019

圧縮機10の本体12の1つの実施の形態の基本構成は図2に示されている。本体12は、中に斜板室22を区画する斜板ハウジング20およびハウジング20に取り付けられた静止したシリンダブロックを含む。駆動軸40はハウジング20およびシリンダブロック26の両方を通って存在し、そこで回転可能である。斜板24は斜板室22の中に配置され、駆動軸40に取り付けられている。複数のピストン30は斜板24に連結され、シリンダブロック26はピストン30を受ける複数のピストン通路32をもつ。ピストン30は吸引および圧縮行程をつくるために、ピストン通路32の中で往復運動可能である。

0020

各ピストン30は圧縮される空気に接する面31をもつ。したがって、圧縮室34は、ピストン通路32の中の空間から、ピストンの面31が露出した状態で形成される。空気システムと流体的に連通した圧縮室34は、圧縮される空気を得て、空気を圧縮した後、空気を送り出す。したがって、圧縮室34の中の空気圧は、空気システムの中の空気圧に対応し、下にさらに説明するように、圧縮機10の圧力均衡状態を確実にする。

0021

典型的に、圧縮機10の本体は、シリンダブロック26に隣接して取り付けられた圧縮機の頂部18をさらに含む。圧縮機の頂部は、共に圧縮室34と連通した吸入通路80および排出通路82をもつ。吸入通路80からの非圧縮空気の吸入を調節するため、排出通路82へ圧縮空気を送り出すため、そしてこの空気の逆送りを防止するために、圧縮機10は、複数の吸入および排出弁84、85を有するのが一般的である。弁84、85があることで、空気は高圧力領域から低圧力領域経路に沿って流れる。弁84、85は、一方向リード弁またはポペット弁でもよく、通常、圧縮機の頂部18の一部であり、ないしは圧縮機の頂部18およびシリンダブロック26の間に配置された、弁の板86、87を使用して製造される。

0022

ある実施の形態では、圧縮機の頂部18は吸入口および排出口90、92を備えており、吸入口および排出口90、92は、吸入通路および排出通路80、82とそれぞれ連通している。したがって、空気は、吸入口90を通って吸入通路80の中へ、そして吸入弁84を通って、圧縮される圧縮室34へ引き込まれる。同様に、一旦空気が圧縮され、圧縮室34から排出弁85を通って排出通路82の中へ送り出されると、空気は排出口92経由で空気システムに流れる。

0023

しかし、他の実施の形態では、図3に示されているように斜板ハウジング20が吸入口91を備えており、したがって、圧縮機の頂部18に吸入口を設ける必要がない。これらの実施の形態では、空気は、斜板室22の中へ入り、任意のベアリングを冷却し、経路93を経由して吸入通路80と連通している。

0024

ある利点のある実施の形態では、図3図4に示されているように、斜板24が外側の部分42および内側の部分44をもち、外側の部分42はベアリング46経由で内側の部分44と連結され、内側の部分44は、一連ピン48で駆動軸40に取り付けられるので、内側の部分44は駆動軸40とともに回転する。駆動軸40が回転するにつれて、ベアリング46は、内側の部分44が駆動軸40とともに回転しても、斜板24の外側の部分42は回転しないようにできる。したがって、外側の部分42、ピストン30およびシリンダブロック26は全て回転しないようにできる。この配置では、駆動軸40は、圧縮機10が空気を圧縮せずにピストン30がアイドリング中であるときでさえも、回転し続ける。結果として、例えば燃料ポンプ(図示せず)などの駆動軸40に連結された装備品は、機能し続ける。

0025

ある実施の形態では、外側の部分42が回転するのを防ぐため、斜板24は、図4に示されているように、ハウジング20の軸方向の溝に係合し、半径方向に存在するストッパー49と接触する。他の実施の形態では、図2に示されているように、ジンバルアーム100が、外側の部分42が回転するのを防ぐために使用可能である。

0026

再び図2図3を参照すると、ピストン通路32の中のピストン30の往復運動を容易にするために、斜板24全体が、駆動軸40の長さ方向の軸に対して所定の角度140の傾斜を維持する。角度140が所定の角度をもっているので、斜板24の傾斜した表面は、駆動軸40の回転とともに回転する。この方法で、駆動軸40のまわりの斜板24の回転運動により、ピストン30は駆動軸40の軸39と平行の往復運動を行う。

0027

この往復運動を可能にするために、ピストン30はベアリング経由で斜板24と連結される。ここに記載した実施の形態では、斜板24の外側の部分は複数のボールによるリンクを含み、ボールによる各リンク斜板ロッド52およびボール部材54から成る。ある実施の形態では、ロッド52は、典型的に、斜板24の外側の周囲に沿って、放射状に所定の角度をなして互いに離間し、斜板24にねじ込まれるねじ山を一端にもつボルトであって、もう一端ではナット58である。

0028

ボール部材54は、回転駆動軸と平行に存在するピストンロッド60のフランジ62と摺動自在に係合する球状の外部表面をもつ。したがって、斜板24の傾斜平面が回転し、フランジ62の位置が駆動軸40の長さ方向の軸39に対して直角の平面に対して変化すると、ボール部材54およびフランジ62の共通する表面は互いに摺動する。そのような相対的移動によりピストンロッド60およびボール部材54はともに軸方向へ移動するが、一方では、ボール部材54は、斜板24の傾斜の回転する角度に応じて、フランジ62の中で回転する。ボール部材54およびフランジ62の共通する表面は管状に描かれているけれども、ある実施の形態では、互いに所定の角度をなして移動すると同期して移動する他の形状が使用可能である。代わりに、他の実施の形態では、ピストン30を斜板24に連結するベアリングは、他の形状をとってもよい。

0029

上に説明したように、ある利点のある実施の形態では、外側の斜板部分42はベアリング46経由で内側の斜板部分44と連結され、次に、内側の斜板部分44は、駆動軸40の長さ方向の軸39に対してある角度140で駆動軸に取り付けられて固定される。したがって、ベアリング46は、外側部分42が内側部分44および駆動軸40とともに回転しないようにすることを可能にする一方で、外側部分42の傾斜の角度は、内側部分の傾斜の角度44と連動して回転する。この方法で、ピストン30はピストン通路32の中で前後に移動し、吸引と圧縮の行程造りだす。

0030

例えば、内側の部分44は、内側の部分44が駆動軸40の長さ方向の軸39に対して所定の角度を維持するように、ピン48などの複数の留め具により駆動軸40に接続可能である。他の実施の形態では、内側の部分44は、例えば、内側の部分44を駆動軸40に溶接することにより、または内側の部分44が駆動軸と一体的に形成されるように駆動軸40を製造することにより、駆動軸40に固定して取り付けられる。

0031

他の利点のある実施の形態では、図5に示されているように、斜板24が、駆動軸41とともに回転しないように駆動軸41と直接連結された単一の、非回転部分45から構成されていてもよい。これは、例えば、一体的に形成されたレース43をもつ駆動軸40を提供することにより、およびベアリング46などのベアリング体を使用することにより、達成可能である。

0032

別々のスラストベアリングの必要性を排除するために、ベアリング46は、斜板24の少なくとも一部に対する駆動軸40の回転により生じる半径方向の負荷だけでなく、ピストン通路32の中のピストン30の摺動から生じる軸方向の負荷も吸収するようにしたベアリングである。ある利点のある実施の形態では、このベアリングはアンギュラコンタクトベアリングを含む。(標準的なラジアルベアリングが描かれている)図6aを(アンギュラコンタクトベアリングが描かれている)図6bと比較してわかるように、アンギュラコンタクトベアリングは、標準的なラジアルベアリングとは異なり、ボール110をレースの1端の高い位置に載置可能にする。

0033

図6B−図7に描かれているように、これは、1つの肩部112がもう1つの肩部114よりも高く、第1のレース120のより高い肩部112が第2のレース122のより高い肩部116の反対側に位置するレースを使用することにより達成される。結果として、駆動軸40の長さ方向の軸39と直角の角度でレース120と接するボール110の代わりに、ボール110が、ある角度126でレース120と接するので、より大きい軸方向の負荷をベアリング46に吸収できる。この接触の角度126は、標準的なラジアルベアリングは通常の接触角であるが、この接触角126は通常15、30または40度である。しかし、この接触の角度126は必ずしもこれらの特定の角度の1つである必要はない。

0034

しかし、他の実施の形態では、ベアリング46は、圧縮機10の軸方向および半径方向の両方の負荷を吸収するようにした任意の他のベアリングを含んでもよい。例えば、図8に示されているように、ベアリング46は円錐ころ軸受けを含んでもよい。他の実施の形態では、ほんのわずかに多い軸方向の負荷の吸収が必要とされるが、図9に示されているように4点支持ベアリングが使用可能である。

0035

ある利点のある実施の形態では、ベアリング体が、一般的には組合せ軸受けと呼ばれる横に並んだ複数のアンギュラコンタクトベアリングを含む。例えば、ある実施の形態では、ベアリング体は、図10aに示されているように、並列組合せ軸受けを含んでもよい。これらの実施の形態では、ベアリング備品が吸収可能な軸方向の負荷のレベルを増すために、同じ方向を向いた2つのアンギュラコンタクトベアリングが互いに隣接して位置する。

0036

ベアリング体が、軸方向の負荷が2方向に存在するベアリングなどの、組合せ軸受けを含む他の実施の形態では、2つのアンギュラコンタクトベアリングが、互いに反対方向を向くように、隣接して位置してもよい。これらの配置は、対向する軸方向の負荷を相殺するのに役に立ち、例えば、複動式圧縮機または2段式ピストン圧縮機に有用な場合もある。ある実施の形態では、図10bに示されているように、より大きいずれの角度を許容する正面組合せ軸受けが使用される。他の実施の形態では、図10cに示されているように、より高い剛性を提供する背面組合せ軸受けが使用される。

0037

ある実施の形態では、図10dに示されているように、2列のアンギュラコンタクトベアリングが使用される。これらの実施の形態では、2列のアンギュラコンタクトベアリングが、背面組合せ軸受けの肩部と同様に位置する肩部とともに配置されるが、内側のリングおよび外側のリング130、132は、各々、両方の列のボールにわたる一片である。

0038

これらの実施の形態のいくつかで、図10eに示されているように、ベアリングはシールドされる。これらのベアリングでは、鋼鉄からできていることもあるシールド部134は、外部物質がベアリングに入るのを防ぐために、ベアリングの両端に設置される。他の実施の形態では、図10fに示されるように、ベアリングは封止される。これらの実施の形態では、封止部136は、外部物質が入るのを防ぐためおよびベアリングの中に使用される潤滑油を保持するためにベアリングの両端に設置される。

0039

上に記載したことは説明のためであってそれらに限定されず、本発明の範囲を離れずに、当業者により明らかな変更が可能である。したがって、本発明の範囲を決定するために、参照は上記の明細書よりも、添付の特許請求の範囲に関して第1にされるべきである。

図面の簡単な説明

0040

本発明にかかる斜板式圧縮機の斜視図
図1の圧縮機の側断面図
図1の圧縮機のもう1つの実施の形態の側断面図
図3の圧縮機の斜板部の斜視図
図1の圧縮機の駆動軸と斜板の1つの実施の形態の切断側断面図
標準的なラジアルベアリングの部分断面斜視図
図1の圧縮機の斜板のアンギュラコンタクトベアリングの部分断面斜視図
図6bボールベアリング露出側面図
図1の圧縮機の斜板のある実施の形態で使用される円錐ころ軸受けの部分断面斜視図
図1の圧縮機の斜板のある実施の形態で使用される4点支持ベアリングの側断面図
図1の圧縮機の斜板のある実施の形態に使用される並列組合せ軸受けの側断面図
図1の圧縮機の斜板のある実施の形態に使用される正面組合せ軸受けの側断面図
図1の圧縮機の斜板のある実施の形態に使用される背面組合せ軸受けの側断面図
図1の圧縮機の斜板のある実施の形態に使用される2列のアンギュラコンタクトベアリングの側断面図
図10dの圧縮機の斜板のある実施の形態に使用されるシールドされた型の2列のアンギュラコンタクトベアリングの側断面図
図10dの圧縮機の斜板のある実施の形態に使用される封止された型の2列のアンギュラコンタクトベアリングの側断面図

符号の説明

0041

10斜板式圧縮機
12 本体
14 後部の取り付けカバー
16 前部の取り付けフランジ
18圧縮機の頂部
20斜板ハウジング
22斜板室
24斜板
26シリンダブロック
30ピストン
31 圧縮される空気に接する面
32ピストン通路
34圧縮室
39 長さ方向の軸
40駆動軸
41 駆動軸
42 外側の部分
43レース
44 内側の部分
45 非回転部分
46ベアリング
48ピン
49ストッパー
52ロッド
54ボール部材
58ナット
60ピストンロッド
80吸入通路
82排出通路
84吸入弁
85排出弁
86 弁の板
87 弁の板
90吸入口
91 吸入口
92 排出口
93経路
100ジンバルアーム
110ボール
112 より高い肩部
114 もう1つの肩部
116 より高い肩部
120 第1のレース
122 第2のレース
126 接触の角度
130 内側のリング
132 外側のリング
134シールド部
136封止部
140 駆動軸の長さ方向の軸に対しての所定の角度

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