図面 (/)

技術 オイル回収装置

出願人 ジヤトコ株式会社
発明者 島田一夫
出願日 2004年3月17日 (16年9ヶ月経過) 出願番号 2004-077018
公開日 2005年9月29日 (15年3ヶ月経過) 公開番号 2005-263250
状態 特許登録済
技術分野 給油機,船への積込み,荷降し
主要キーワード 常時閉状態 オイル回収装置 タンク内径 筒状タンク 鋳造部材 モータ駆動方式 連結配管 オイル汚れ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年9月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

オイル回収タンクから吸引装置ミスト状のオイルが吸い込まれるのを大幅に抑制するとともに、オイル回収効率が増大したオイル回収装置を提供する。

解決手段

ミスト状のATFは、第1ATF回収タンクの頂部に設けた第1接続口に向けて上昇していく。このとき、第1ATF回収タンクの内壁近くのミスト状のATFは、ザラザラした不均一な面の鋳肌面8eに接触することで小さな径のATFの粒となりながら、鋳肌面8eに沿って上昇していく。そして、鋳肌面8eに沿って上昇していく小さな径のATFの粒は、他の小さな径のATFの粒と衝突して大きな径のATFの粒Gとなる。この大きな径のATFの粒Gが、他の大きな径のATFの粒Gと衝突し、さらに大きな径のATFの粒となり、重量の作用により鋳肌面8eをつたわりながら下方に落ちていく。

概要

背景

上述した自動車自動変速機組立てラインでは、組立て途中に供給したATF(オートマチック・トランスミッションフルード)がラインを構成している複数の組立て装置の下部に流れ落ちてしまう。このATFの流れ落ちにより工場の床面が汚れると作業環境が悪化するので、各組立て装置の下にはそれぞれATF溜りが設けられている。そして、各ATF溜まりに溜まったATFは、オイル回収装置回収されている。

オイル回収装置は、ダイアフラムポンプや負圧式ポンプ等の吸引装置と、各ATF溜まり内に配置され、吸引装置に吸引配管を介して接続している吸込み口と、吸引装置と吸引配管との間に配置されてATFを回収するATF回収タンクとを備えている。ATF回収タンクは、吸引装置の吸込み口に接続する接続口と、吸引配管に接続する接続口と、タンク内に溜まったATFを外部に排出する排出口を設け、吸引装置の駆動によりタンク内が真空状態となると、吸引配管を介してATF溜まりのATFを吸引する。

ところで、ATFが流入するATF回収タンクの内部には、ミスト状のATFが発生する。このミスト状のATFが吸引装置に吸い込まれると、ダイアフラムポンプや負圧式ポンプ等の吸引装置では排気口から液状のATFが排出され、吸引装置の周囲がATFで汚れるという不都合がある。そこで、従来のATF回収タンクはタンク内部にフィルタを配置し、このフィルタにミスト状のATFを吸収させて吸引装置に吸い込まれるのを防止してる。
なお、前述した従来のATF回収タンクの構造は慣用されているものであるから、先行技術文献情報は特に記載しない。

概要

オイル回収タンクから吸引装置にミスト状のオイルが吸い込まれるのを大幅に抑制するとともに、オイル回収効率が増大したオイル回収装置を提供する。 ミスト状のATFは、第1ATF回収タンクの頂部に設けた第1接続口に向けて上昇していく。このとき、第1ATF回収タンクの内壁近くのミスト状のATFは、ザラザラした不均一な面の鋳肌面8eに接触することで小さな径のATFの粒となりながら、鋳肌面8eに沿って上昇していく。そして、鋳肌面8eに沿って上昇していく小さな径のATFの粒は、他の小さな径のATFの粒と衝突して大きな径のATFの粒Gとなる。この大きな径のATFの粒Gが、他の大きな径のATFの粒Gと衝突し、さらに大きな径のATFの粒となり、重量の作用により鋳肌面8eをつたわりながら下方に落ちていく。

目的

しかし、従来のATF回収タンクは、短期間でフィルタを交換しないとフィルタの吸収効率が低下してしまい、吸引装置にミスト状のATFが吸い込まれやすくなるので、フィルタ交換等の保守点検の労力の面で問題がある。
また、フィルタにミスト状のATFが吸収されるので、ATFの回収効率が低下するという問題もある。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、オイル回収タンクから吸引装置にミスト状のオイルが吸い込まれるのを大幅に抑制することで吸引装置の周囲のオイル汚れを防止するとともに、フィルタを用いないことでオイル回収タンクの保守点検の労力を低減し、オイル回収効率を増大することができるオイル回収装置を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

オイル溜まり内に配置した吸込み口と、この吸込み口を先端に取り付けた吸引配管が接続しているオイル回収タンクと、このオイル回収タンク内吸引する吸引装置とを備えたオイル回収装置において、前記オイル回収タンクは上下方向に長尺筒状タンクであり、このオイル回収タンクの頂部に、前記吸引装置に接続する第1接続口を設け、当該オイル回収タンクの底部にオイル排出口を設けるとともに、前記オイル回収タンクのタンク内面を非連続面としたことを特徴とするオイル回収装置。

請求項2

前記オイル回収タンクを鋳造部材で形成し、前記非連続面が鋳肌面であることを特徴とする請求項1記載のオイル回収装置。

請求項3

前記非連続面は、微小凹凸が連続する面であることを特徴とする請求項1記載のオイル回収装置。

請求項4

前記オイル回収タンクは、タンク内径が変化する内部段差を設けていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のオイル回収装置。

請求項5

前記吸引配管が接続する前記オイル回収タンクの第2接続口を、当該オイル回収タンクの上下方向の中央位置に設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のオイル回収装置。

請求項6

前記オイル回収タンクの外周上部及び外周下部に開口穴を設け、前記オイル回収タンクの外周に沿って上下方向に配置した透明管の両端部を、前記2つの開口穴に接続したことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のオイル回収装置。

請求項7

前記オイル回収タンクを、第1オイル回収タンク及び第2オイル回収タンクからなる2台のタンクとし、前記第1オイル回収タンクの第2接続口に前記吸引配管を接続し、前記第1オイル回収タンクの第1接続口と前記第2オイル回収タンクの第2接続口とを、小径連結配管で接続し、前記第2オイル回収タンクの第1接続口を前記吸引装置に接続したことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のオイル回収装置。

請求項8

前記吸引装置は、モータ駆動方式真空ポンプであることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のオイル回収装置。

請求項9

前記オイル溜まりは、自動車自動変速機組立てラインを構成している組立て装置の下部に配置したATF溜まりであることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のオイル回収装置。

技術分野

0001

本発明は、例えば、自動車自動変速機組立てラインにおいてライン下部に流れ落ちるATFを回収するのに好適なオイル回収装置に関する。

背景技術

0002

上述した自動車の自動変速機の組立てラインでは、組立て途中に供給したATF(オートマチック・トランスミッションフルード)がラインを構成している複数の組立て装置の下部に流れ落ちてしまう。このATFの流れ落ちにより工場の床面が汚れると作業環境が悪化するので、各組立て装置の下にはそれぞれATF溜りが設けられている。そして、各ATF溜まりに溜まったATFは、オイル回収装置で回収されている。

0003

オイル回収装置は、ダイアフラムポンプや負圧式ポンプ等の吸引装置と、各ATF溜まり内に配置され、吸引装置に吸引配管を介して接続している吸込み口と、吸引装置と吸引配管との間に配置されてATFを回収するATF回収タンクとを備えている。ATF回収タンクは、吸引装置の吸込み口に接続する接続口と、吸引配管に接続する接続口と、タンク内に溜まったATFを外部に排出する排出口を設け、吸引装置の駆動によりタンク内が真空状態となると、吸引配管を介してATF溜まりのATFを吸引する。

0004

ところで、ATFが流入するATF回収タンクの内部には、ミスト状のATFが発生する。このミスト状のATFが吸引装置に吸い込まれると、ダイアフラムポンプや負圧式ポンプ等の吸引装置では排気口から液状のATFが排出され、吸引装置の周囲がATFで汚れるという不都合がある。そこで、従来のATF回収タンクはタンク内部にフィルタを配置し、このフィルタにミスト状のATFを吸収させて吸引装置に吸い込まれるのを防止してる。
なお、前述した従来のATF回収タンクの構造は慣用されているものであるから、先行技術文献情報は特に記載しない。

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、従来のATF回収タンクは、短期間でフィルタを交換しないとフィルタの吸収効率が低下してしまい、吸引装置にミスト状のATFが吸い込まれやすくなるので、フィルタ交換等の保守点検の労力の面で問題がある。
また、フィルタにミスト状のATFが吸収されるので、ATFの回収効率が低下するという問題もある。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、オイル回収タンクから吸引装置にミスト状のオイルが吸い込まれるのを大幅に抑制することで吸引装置の周囲のオイル汚れを防止するとともに、フィルタを用いないことでオイル回収タンクの保守点検の労力を低減し、オイル回収効率を増大することができるオイル回収装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係るオイル回収装置は、オイル溜まり内に配置した吸込み口と、この吸込み口を先端に取り付けた吸引配管が接続しているオイル回収タンクと、このオイル回収タンク内を吸引する吸引装置とを備えたオイル回収装置において、前記オイル回収タンクは上下方向に長尺筒状タンクであり、このオイル回収タンクの頂部に、前記吸引装置に接続する第1接続口を設け、当該オイル回収タンクの底部にオイル排出口を設けるとともに、前記オイル回収タンクのタンク内面を非連続面とした。

発明の効果

0007

本発明に係るオイル回収装置によると、オイル回収タンク内で発生したミスト状のオイルの殆どが、非連続面としたタンク内面で大きな径のオイルの粒となって下方に移動してタンク下部に収容されていくので、オイルの回収効率を増大することができる。また、排気口を設けている吸引装置を使用したとしても、その吸引装置にミスト状のオイルが吸い込まれないので、吸引装置の周囲のオイル汚れを防止することができる。さらに、フィルタを用いていないので、オイル回収タンクの保守点検の労力を低減することができる。

発明を実施するための最良の形態

0008

以下、本発明に係るオイル回収装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る自動変速機の組立てラインに配置したATF回収装置の1実施形態を示すものである。
符号2は、自動変速機の組立てラインの各装置の床面に配置したATF溜まりである。
本実施形態のATF回収装置は、ATF溜まり2内に配置した吸込み口4と、この吸込み口4を先端に取り付けた吸引配管6と、この吸引配管6の基端部が接続している第1ATF回収タンク8と、この第1ATF回収タンク8に、小径連結配管10を介して接続している第2ATF回収タンク12と、この第2ATF回収タンク12にポンプ側配管14を介して接続している真空ポンプ16とを備えている。
真空ポンプ16は、モータ駆動方式の真空ポンプである。

0009

第1ATF回収タンク8は、上下方向に長尺な筒状タンクであり、頂部に第1接続口16を設け、底部にATF排出口18を設け、上下方向の中央位置に第2接続口20を設け、第1接続口16に小径の連結配管10の一端が接続し、第2接続口20に吸引配管6の基端部が接続し、ATF排出口18に排出管22が接続している。
また、第1ATF回収タンク8の外周上部及び外周下部には、タンク内部に連通する開口穴24,26が設けられており、第1ATF回収タンク8の外周に沿って上下方向に延在するように配置した透明管28の両端部を開口穴24,26に接続している。

0010

第2ATF回収タンク12も上下方向に長尺な筒状タンクであり、頂部に第1接続口30を設け、底部にATF排出口32を設け、上下方向の中央位置に第2接続口34を設け、第1接続口30にポンプ側配管14の一端が接続し、第2接続口34に小径の連結配管10の他端が接続し、ATF排出口32に排出管36が接続している。
排出管22,36は互いに連結して常時閉状態とした電磁開閉式の排出バルブ38に接続している。そして、排出バルブ38の出口には回収容器40内に延在する回収配管42が接続している。
また、第2ATF回収タンク12の外周上部及び外周下部には、タンク内部に連通する開口穴44,46が設けられており、第2ATF回収タンク12の外周に沿って上下方向に延在するように配置した透明管48の両端部を開口穴44,46に接続している。

0011

ここで、第1ATF回収タンク8の内面は、非連続面とされている。すなわち、第1ATF回収タンク8は、図2に示すように、複数の鋳造製のソケット8a,ニップル8b,チー8cを連結することで長尺な筒状タンクとして形成されており、その内面が、ザラザラした不均一な面の鋳肌面8eとなっている。また、その鋳肌面8eが徐々に縮径して第1接続口16まで連続する位置に段差面8fが設けられている。
また、第2ATF回収タンク12も、第1ATF回収タンク8と同様に、複数の鋳造製のソケット,ニップル,チーを連結することで長尺な筒状タンクとして形成され、タンク内面が、ザラザラした不均一な面の鋳肌面であるとともに、その鋳肌面が徐々に縮径して第1接続口30まで連続する位置に段差面が設けられている。

0012

次に、本実施形態のATF回収装置の動作について、図1及び図3を参照しながら説明する。
真空ポンプ16が運転を開始すると、第1及び第2ATF回収タンク8,12内部が真空引きされ、第1ATF回収タンク8が吸引配管6に吸引力を作用するので、ATF溜まり2に配置した吸込み口4がATFを吸引していく。
第1ATF回収タンク8内部には、図1に示すように、吸引配管6に接続している第2接続口20から液状のATFと、ミスト状のATFが流れ込んでくる。液状のATFはタンク下部に収容される。

0013

ミスト状のATFは、第1接続口16に向けて上昇していく。このとき、図3に示すように、第1ATF回収タンク8の内壁近くのミスト状のATFは、ザラザラした不均一な面の鋳肌面8eに接触することで小さな径のATFの粒となりながら、鋳肌面8eに沿って上昇していく。そして、鋳肌面8eに沿って上昇していく小さな径のATFの粒は、他の小さな径のATFの粒と衝突して大きな径のATFの粒Gとなる。この大きな径のATFの粒Gが、他の大きな径のATFの粒Gと衝突し、さらに大きな径のATFの粒となり、重量の作用により鋳肌面8eをつたわりながら下方に落ちていく。

0014

また、鋳肌面8eに沿って上昇していく小さな径のATFの粒は、他の小さな径のATFの粒と衝突して大きな径のATFとなり、第1接続口16の近くに設けた段差面8fに衝突し、重量の作用により落下していく。
このように、第1ATF回収タンク8内部で発生したミスト状のATFの多くは、鋳肌面8e、段差面8fに接触することで大きな径のATFの粒となって鋳肌面8eをつたわって下方に移動する。また、段差面8fに衝突し重量の作用により落下し、タンク下部に収容されていく。
そして、第1接続口16を通過した残りのミスト状のATFは、小径の連結配管10を通過することで流速が高められた後、第2接続口34から第2ATF回収タンク12に流れ込む。

0015

第2ATF回収タンク12内部に流れ込んだATFは、液状のATFがタンク下部に収容される。
この第2ATF回収タンク12内部のミスト状のATFは、第1接続口30に向けて上昇していくが、内壁近くのミスト状のATFは、ザラザラした不均一な面の鋳肌面に接触することで小さな径のATFの粒となりながら、鋳肌面に沿って上昇していく。そして、鋳肌面に沿って上昇していく小さな径のATFの粒は、他の小さな径のATFの粒と衝突して大きな径のATFの粒となる。この大きな径のATFの粒が、他の大きな径のATFの粒と衝突し、さらに大きな径のATFの粒となり、重量の作用により鋳肌面をつたわりながら下方に落ちていく。

0016

また、鋳肌面に沿って上昇していく小さな径のATFの粒は、他の小さな径のATFの粒と衝突して大きな径のATFとなり、第1接続口30の近くに設けた段差面に衝突し、重量の作用により落下していく。
このように、第2ATF回収タンク8内部で発生した残りのミスト状のATFも、タンク内面の鋳肌面、段差面に接触することで大きな径のATFの粒となって下方に移動していき、タンク下部に収容されていく。

0017

ここで、第1ATF回収タンク8に収容された液状のATFの量は、透明管28の内部に流れ込んでいるATFの高さレベルで判断する。また、第2ATF回収タンク12に収容された液状のATFの量も、透明管48の内部に流れ込んでいるATFの高さレベルで判断する。そして、透明管28、48の高さレベルを見て、第1及び第2ATF回収タンク8、12に所定量のATFが収容されたときには、排出バルブ38の開動作を行うことで、第1及び第2ATF回収タンク8、12内のATFを排出管22,36を介して回収容器40に回収する。なお、排出バルブ38の開動作は、第1及び第2ATF回収タンク8、12内の真空を保持するため、真空ポンプ16の運転時に行う。

0018

なお、本実施形態では、第1及び第2ATF回収タンク8,12を複数の鋳造製のソケット,ニップル,チーにより構成し、内面を鋳肌面からなる非連続面としたが、本発明の要旨がこれに限定されるものではなく、機械的に微小凹凸が連続している内面を加工したタンクを用いても、同様の作用を得ることができる。

0019

本実施形態では、以下の効果を奏する。
(a)真空ポンプ16と吸引配管6との間に、タンク内面を非連続面とした第1及び第2ATF回収タンク8,12を配置し、真空ポンプ16が第1及び第2ATF回収タンク8,12を真空引きすると、これらタンク内部で発生したミスト状のATFの殆どが、非連続面としたタンク内面で大きな径のATFの粒となって下方に移動してタンク下部に収容されていくので、ATFの回収効率を増大することができる。また、排気口を設けているダイアフラムポンプや負圧式ポンプを使用したとしても、それらのポンプにミスト状のATFが吸い込まれないので、ポンプ周囲のオイル汚れを防止することができる。さらに、フィルタを用いていないので、第1及び第2ATF回収タンク8,12の保守点検の労力を低減することができる(請求項1に対応)。

0020

(b)第1及び第2ATF回収タンク8,12を、複数の鋳造製のソケット,ニップル,チーを連結してなるタンクとし、タンク内面を、ザラザラした不均一な面の鋳肌面からなる非連続面としているので、簡単な構成としながら、ミスト状のATFを回収することができるとともに、ATFの回収効率を増大することができる(請求項2に対応)。

0021

(c)第1及び第2ATF回収タンク8,12のタンク内面を、微小な凹凸が連続するように機械的に加工しても非連続面となるので、ミスト状のATFを回収することができるとともに、ATFの回収効率を増大することができる(請求項3に対応)。
(d)第1及び第2ATF回収タンク8,12の頂部に設けた第1接続口16,30の近くに設けた段差面には、第1接続口16,30の近くまで上昇したミスト状のATFが衝突してATFの粒となり、重量の作用により落下していくので、ミスト状のATFを回収することができるとともに、ATFの回収効率を増大することができる(請求項4に対応)

0022

(e)第1及び第2ATF回収タンク8,12は、上下方向の中央位置にATFを吸い込む第2接続口20,34を設けており、ATF排出口18,32との高さを十分に設けていることから、液状のATFの収容量を増大させることができるとともに、頂部に設けた第1接続口16,30に対しても十分に離間していることから、ミスト状のATFがタンク内面に接触する時間が長くなってミスト状のATFが粒状に変化しやすくなる(請求項5に対応)。

0023

(f)第1及び第2ATF回収タンク8,12に収容されている液状のATFの量は、透明管28、48の内部に流れ込んでいるATFの高さレベルで容易に判断することができるので、回収容器40へのATFの回収作業を簡単に行うことができる(請求項6に対応)。
(g)真空ポンプ16と吸引配管6との間に、2台のATF回収タンク、すなわち、第1ATF回収タンク8及び第2ATF回収タンク12を直列に配置しているので、ミスト状のATFが真空ポンプ16側に流れるのを殆ど抑制することができる(請求項7に対応)。

0024

(h)モータ駆動方式である真空ポンプ16は、従来装置のダイアフラムポンプや負圧式ポンプ等の吸引装置と比較して駆動音量が大幅に小さいので、工場内の騒音を大幅に低減することができるとともに、ミスト状のATFが流れ込まないので、耐久性を大幅に向上させることができる(請求項8に対応)。
(i)自動車の自動変速機の組立てラインにおけるATF回収時のオイル汚れを防止することができるとともに、オイル回収効率を大幅に増大することができる(請求項9)。

図面の簡単な説明

0025

本発明に係る自動車の自動変速機の組立てラインに設置したATF回収装置の概略を示す図である。
本発明に係る第1ATF回収タンクの具体的な構造を示す要部断面図である。
本発明に係る第1及び第2ATF回収タンクのタンク内面にミスト状のATFが接触して粒状になっていく状態を示した図である。

符号の説明

0026

2 ATF溜まり(オイル溜まり)
4吸込み口
6吸引配管
8 第1ATF回収タンク(第1オイル回収タンク)
8e鋳肌面(非連続面)
8f段差面
10小径の連結配管
12 第2ATF回収タンク(第2オイル回収タンク)
14ポンプ側配管
16,30 第1接続口
18,32 ATF排出口(オイル排出口)
20,34 第2接続口
24,26,44,46開口穴
28,48 透明管
40 回収容器

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社笹原商事の「 廃油輸送装置」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】手間と時間とが掛からず、周囲に使用済油をこぼすことなく、容易に使用済油を廃棄することができる廃油輸送装置を提供する。【解決手段】廃油輸送装置1は、フライヤからの使用済油を、固定型の屋外タンクま... 詳細

  • ギャズトランスポルトエテクニギャズの「 密閉断熱タンク」が 公開されました。( 2020/10/15)

    【課題・解決手段】第1のタンク壁(1)と第2のタンク壁(2)で構成される密閉密閉断熱タンクにおいて、第1のタンク壁(1)の密閉膜が、均等な分離間隔(8)の平行な一連の第1の波形(7、10)を含み、第2... 詳細

  • 日立オートモティブシステムズメジャメント株式会社の「 燃料供給装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】燃料が漏れた場合でも、燃料供給装置外へ燃料が漏出してしまうことが防止できる燃料供給装置を提供する。【解決手段】燃料供給装置1は、燃料が流通する燃料供給系統12と、燃料を吐出パイプより吐出させる... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ