図面 (/)

技術 インターネットにおける緑化施工のための情報提供システム及び当該システムにより施工された緑化設備の植物の生育の遠隔管理制御システム

出願人 株式会社関電工
発明者 清水光田中秀一矢島寛佐藤稔西尾広明
出願日 2004年3月10日 (16年8ヶ月経過) 出願番号 2004-066658
公開日 2005年9月22日 (15年1ヶ月経過) 公開番号 2005-258615
状態 拒絶査定
技術分野 植物の栽培 特定用途計算機
主要キーワード 設備サーバ 省エネタイプ 省エネルギー効率 地域状況 給湯室 一定箇所 冷却水用ポンプ 蒸散効果
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年9月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

インターネットを通じて、屋上の緑化施工企図するユーザーに対して当該緑化施工に関する情報を表示し、見積りも簡単に出来、また発注及び受注も出来る省エネタイプの、緑化施工のための情報提供システムを提供する。

解決手段

インターネットA上でWebページを開設し、当該Webページ上で情報を提供するシステムにおいて、情報管理センターBで、建築物又は地表面の一定箇所を緑化施工するための各種の情報を集中制御管理し、インターネットAを通じて上記開設したWebページ上でこれらの情報を表示し、ユーザーは、PCを通じて当該Webページにアクセスし、当該Webページにおいて、ユーザーが緑化施工を望む箇所の各種条件を入力し、当該入力により当該箇所の緑化施工に関する具体的な情報の提供を受けられる。

概要

背景

産業発達やそれに伴う都市部での森林緑化部分の急激な減少、人口の都市部への集中などにより、大都市部において、いわゆるヒートアイランド現象社会問題となっている。このヒートアイランド現象とは、上記のことを原因として、人口排熱が増加して都市部の気温郊外に比べ高くなり、等温線を引くと、都市部を中心とした島のように見え現象を言う。

この様なヒートアイランド現象が発生し、気温が上昇すると、熱中症等が起こり易く成り、人々の健康にも悪影響を招き、都市部の大気汚染物質の濃度も上昇し、また冷房の使用の増加によりエネルギー消費量も増加し、二酸化炭素の排出量も増加し、大きな環境破壊を興し、地球の温暖化を招く。この様なヒートアイランド現象を解決するために有効な手段として、真夏の日中にビルの屋上で植物を育成することは、構造物への蓄熱作用が減少すると同時に蒸散効果が得られ、気化熱によりビルの外壁外気を冷却する効果が得られることから、東京都などは2001年4月から条例を定めて、大規模ビルを新築増改築した場合、当該ビルの屋上を人工的に緑化することを義務づけている。

概要

インターネットを通じて、屋上の緑化施工を企するユーザーに対して当該緑化施工に関する情報を表示し、見積りも簡単に出来、また発注及び受注も出来る省エネタイプの、緑化施工のための情報提供システムを提供する。インターネットA上でWebページを開設し、当該Webページ上で情報を提供するシステムにおいて、情報管理センターBで、建築物又は地表面の一定箇所を緑化施工するための各種の情報を集中制御管理し、インターネットAを通じて上記開設したWebページ上でこれらの情報を表示し、ユーザーは、PCを通じて当該Webページにアクセスし、当該Webページにおいて、ユーザーが緑化施工を望む箇所の各種条件を入力し、当該入力により当該箇所の緑化施工に関する具体的な情報の提供を受けられる。

目的

請求項1の発明は、インターネット上でWebページを開設し、当該Webページ上で情報を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

インターネット上でWebページを開設し、当該Webページ上で情報を提供するシステムにおいて、情報管理センターで、建築物又は地表面の一定箇所緑化施工するための各種の情報を集中制御管理し、インターネットを通じて上記開設したWebページ上でこれらの情報を表示し、ユーザーは、PCを通じて当該Webページにアクセスし、当該Webページにおいて、ユーザーが緑化施工を望む箇所の各種条件を入力し、当該入力により当該箇所の緑化施工に関する具体的な情報の提供を受けられることを特徴とする、インターネットにおける緑化施工のための情報提供システム

請求項2

上記インターネットにおける緑化施工のための情報提供システムにおいて、緑化施工に関する具体的な情報を提供し、さらにユーザーは当該緑化施工を発注し、上記情報管理センターではこれを受注することを特徴とする、上記請求項1に記載のインターネットにおける緑化施工のための情報提供システム。

請求項3

上記緑化施工において使用する植物を含むその他の設備は、リース販売の形態を採用することを特徴とする、上記請求項1又は2の何れかに記載のインターネットにおける緑化施工のための情報提供システム。

請求項4

インターネット上でWebページを開設し、当該Webページ上で情報を提供するシステムにおいて、上記情報管理センターは、PCを通じて上記Webページにアクセスし、当該Webページにおいて、上記請求項1乃至3の何れかに記載のインターネットにおける緑化施工のための情報提供システムによって、緑化施工された建築物又は地表面の一定箇所の植物の生育を遠隔管理制御することを特徴とする、インターネットにおける植物の生育の遠隔管理制御システム

請求項5

上記インターネットにおける植物の生育の遠隔管理制御システムにおいて、上記ユーザーは、PC又は携帯電話を通じて上記Webページにアクセスし、当該Webページにおいて、緑化施工された建築物又は地表面の一定箇所の植物の生育を遠隔管理制御することを特徴とする、上記請求項4に記載のインターネットにおける植物の生育の遠隔管理制御システム。

技術分野

0001

この発明は、昨今、社会問題となっている都市部のヒートアイランド現象を解決するために有効と言われているビル工場等の屋上緑化について、インターネットを通じて簡単に行える緑化施工のための情報提供システム及び当該システムにより施工された緑化設備の植物の生育の遠隔管理制御システムに関するものである。

背景技術

0002

産業発達やそれに伴う都市部での森林緑化部分の急激な減少、人口の都市部への集中などにより、大都市部において、いわゆるヒートアイランド現象が社会問題となっている。このヒートアイランド現象とは、上記のことを原因として、人口排熱が増加して都市部の気温郊外に比べ高くなり、等温線を引くと、都市部を中心とした島のように見え現象を言う。

0003

この様なヒートアイランド現象が発生し、気温が上昇すると、熱中症等が起こり易く成り、人々の健康にも悪影響を招き、都市部の大気汚染物質の濃度も上昇し、また冷房の使用の増加によりエネルギー消費量も増加し、二酸化炭素の排出量も増加し、大きな環境破壊を興し、地球の温暖化を招く。この様なヒートアイランド現象を解決するために有効な手段として、真夏の日中にビルの屋上で植物を育成することは、構造物への蓄熱作用が減少すると同時に蒸散効果が得られ、気化熱によりビルの外壁外気を冷却する効果が得られることから、東京都などは2001年4月から条例を定めて、大規模ビルを新築増改築した場合、当該ビルの屋上を人工的に緑化することを義務づけている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、ビルや工場等の屋上を緑化して維持することは、専門的な知識と技術を要し、素人が出来るものではなく、専門の業者依頼することに成る。そして専門の業者に依頼する際には、当該業者と生育させる植物の種類や数量、施工後植物の生育を維持管理するために必要な設備の設置など各種の打ち合わせをし、その上で緑化施工の見積りを取り、実際の施工となる。また屋上を緑化施工してもそれらの植物の生育を維持管理するためには、専門的知識や経験を必要とし、素人が容易に出来るものではない。専門の業者に依頼した場合、生育のための維持管理だけでも高額の費用が必要となり、屋上の緑化施工を企図するユーザー意欲減退させる要因ともなる。

0005

さらに緑化施工された植物の生育の維持管理に際して、ビルや工場等として施工前の消費エネルギーより多くのエネルギー消費したのでは、屋上緑化を推進する制度趣旨にも反する。

0006

そこでこの発明は、インターネットを通じて、屋上の緑化施工を企図するユーザーに対して当該緑化施工に関する情報を表示し、見積りも簡単に出来、また発注及び受注も出来、さらに緑化施工後の植物の生育の管理もインターネットによって集中管理出来る省エネタイプの、緑化施工のための情報提供システム及び当該システムにより施工された緑化設備の植物の生育の遠隔管理制御システムを提供して上記課題を解決するものである。

課題を解決するための手段

0007

請求項1の発明は、インターネット上でWebページを開設し、当該Webページ上で情報を提供するシステムにおいて、情報管理センターで、建築物又は地表面の一定箇所を緑化施工するための各種の情報を集中制御管理し、インターネットを通じて上記開設したWebページ上でこれらの情報を表示し、ユーザーは、PCを通じて当該Webページにアクセスし、当該Webページにおいて、ユーザーが緑化施工を望む箇所の各種条件を入力し、当該入力により当該箇所の緑化施工に関する具体的な情報の提供を受けられるインターネットにおける緑化施工のための情報提供システムとした。

0008

請求項2の発明は、上記インターネットにおける緑化施工のための情報提供システムにおいて、緑化施工に関する具体的な情報を提供し、さらにユーザーは当該緑化施工を発注し、情報管理センターではこれを受注する上記請求項1に記載のインターネットにおける緑化施工のための情報提供システムとした。また請求項3の発明は、上記緑化施工において使用する植物を含むその他の設備は、リース販売の形態を採用する上記請求項1又は2の何れかに記載のインターネットにおける緑化施工のための情報提供システムとした。

0009

請求項4の発明は、インターネット上でWebページを開設し、当該Webページ上で情報を提供するシステムにおいて、上記情報管理センターは、PCを通じて上記Webページにアクセスし、当該Webページにおいて、上記請求項1乃至3の何れかに記載のインターネットにおける緑化施工のための情報提供システムによって、緑化施工された建築物又は地表面の一定箇所の植物の生育を遠隔管理制御するインターネットにおける植物の生育の遠隔管理制御システムとした。また請求項5の発明は、上記インターネットにおける植物の生育の遠隔管理制御システムにおいて、上記ユーザーは、PC又は携帯電話を通じて上記Webページにアクセスし、当該Webページにおいて、緑化施工された建築物又は地表面の一定箇所の植物の生育を遠隔管理制御する上記請求項4に記載のインターネットにおける植物の生育の遠隔管理制御システムとした。

発明の効果

0010

請求項1乃至3の各発明によれば、屋上緑化を望むユーザーにとって、インターネットを使用して、極めて簡単に屋上緑化に関する各種の情報を得ることが出来、屋上緑化の推進に役立つものである。また請求項2の発明は、さらに簡単に、ユーザーは屋上緑化の施工を発注し、情報管理センターではこれを受注することができる。さらに請求項3の発明によれば、屋上緑化設備をリース販売により行うので、季節貸しや期間貸し等の選択肢広がり、またユーザーにかける経済的負担を極力減らすことが出来、さらに植物の生育状況最良の時期のみ、屋上緑化に利用することもリース販売であるが故に可能である等、屋上緑化の推進に役立つものである。

0011

請求項4及び5の各発明によれば、各地に散在する多数の緑化設備を情報管理センターで植物の生育を集中管理するので、植物の生育に対して高度の知識を持った一人の専門家が情報管理センターに居れば、多数の緑化設備に対し、当該専門家による個別の処置が必要な時に直ぐ受けられるので、各緑化設備における植物を極めて有効に生育することができる。以上の様に専門家に安心して緑化設備の生育を任せることが出来るほか、請求項5の発明によれば、ユーザーがPCや携帯電話を利用することにより、緑化設備の様子を見ることが出来、必要に応じて自身で水遣りなどの対応が出来る。

発明を実施するための最良の形態

0012

インターネット上でWebページを開設し、このWebページ上で情報を提供するシステムにおいて、情報管理センターで、建築物又は地表面の一定箇所を緑化施工するための各種の情報を集中制御管理し、インターネットを通じて上記開設したWebページ上でこれらの情報を表示し、ユーザーは、PCを通じてこのWebページにアクセスし、このWebページにおいて、ユーザーが緑化施工を望む箇所の各種条件を入力し、この入力により当該箇所の緑化施工に関する具体的な情報の提供が受けられ、さらにユーザーは、この緑化施工を発注し、情報管理センターではこれを受注することとした。また緑化施工において使用する植物を含むその他の設備は、リース販売の形態を採用することとした。

0013

またインターネット上でWebページを開設し、このWebページ上で情報を提供するシステムにおいて、情報管理センターは、PCを通じて上記Webページにアクセスし、このWebページにおいて、上記システムにより緑化施工された建築物の屋上の植物の生育を遠隔管理制御する。またユーザーは、PCや携帯電話を通じて上記Webページにアクセスし、このWebページにおいて、自身の緑化施工された建築物又は地表面の一定箇所の植物の生育を遠隔管理制御できることとした。

0014

以下、この発明の実施の形態例を図に基づいて説明する。
図1に示すのは、インターネットAにおける緑化施工のための情報提供システム及びこの情報提供システムにより施工した緑化設備1の植物の生育の遠隔管理制御システムである。
まずインターネットAにおける緑化施工のための情報提供システムについて説明する。少なくともPC及びサーバを有した情報管理センターBを設け、この情報管理センターBにおいて、ユーザーが望む緑化場所(例えば、建築物の屋上や壁面など、以下同じ)、この緑化場所の面積、施工する緑化設備1としての形態(例えば、セダム《植物の一種》、ビオトープ、貸し農園ガーデニングパターゴルフ鉢物他、以下同じ)、使用する植物の種別、価格、リース期間付帯する電源設備、電源設備制御部、潅水設備、潅水設備制御部、管理カメラ設備、管理カメラ設備サーバ屋上利用自動受付設備開錠施錠システム現地メンテナンス警備出動業務、建築物の条件、施工期間見積もり金額などの各種の要素を項目ごとに集中制御管理する。

0015

そしてインターネットA上でWebページを開設し、このWebページにおいて、上記緑化施工のための情報を表示し、また後述するユーザーが各種の条件を設定又は選択出来るものとする。

0016

この情報管理センターBのサーバは、主な構成としてCPU等の制御手段、入力制御手段、出力制御手段、記憶手段、演算手段から成り、入力制御手段や出力制御手段は、顧客のPCや情報管理センターBにおいて入出力される情報を制御するものであり、記憶手段にはメインプログラムのほか各種のプログラムが記憶されており、演算手段では、ユーザーによって入力された各種の条件から施工期間を算出し、見積もり金額を算出する。

0017

例えば、施工する緑化設備1の形態(例えば、芝、セダム、ビオトープ、貸し農園、ガーデニング、パターゴルフ、鉢物他)、使用する植物の種別、緑化設備に付帯する電源設備、電源設備制御部、潅水設備、潅水設備制御部、管理カメラ設備、管理カメラ設備サーバ、屋上利用自動受付設備、開錠施錠システムなど各種の具体的な設備を記憶するプログラム、選択された各種設備のリース期間、施工期間などから見積もり金額を計算するプログラムなどである。

0018

この緑化施工のための情報提供システムの利用の方法を説明する。ユーザーは、PCを使って、インターネットAから情報管理センターBのWebページにアクセスする。このWebページ上で表示された、ユーザーが望む緑化場所、この緑化場所の面積、緑化設備1の形態、使用する植物の種別、価格、リース期間、電源設備、電源設備制御部、潅水設備、潅水設備制御部、管理カメラ設備、管理カメラ設備サーバ、屋上利用自動受付設備、開錠施錠システム、現地メンテナンス、警備出動業務、建築物の条件などを夫々選択する。情報管理センターBでは、このユーザーからの諸条件の選択から、施工期間、見積もり金額を算出する。

0019

ユーザーは、表示された施工期間及び見積もり金額で良ければ、発注ボタンクリックして発注する。この時、施工期間及び見積もり金額に不満があれば、再度条件を変えて再入力すれば良いし、最終的に満足いかなければ操作を中止すればよい。また施工される緑化設備1及び緑化設備1に付帯する設備は、リース販売によるものとする。

0020

次にインターネットAにおける植物の生育の遠隔管理制御システムについて説明する。この遠隔管理制御システムでは、上記緑化施工のための情報提供システムにより緑化施工された緑化設備1に対して、その後の植物の生育を遠隔管理制御する。まず情報管理センターBのサーバにおいて、あらかじめ各地で施工された各緑化設備1のデータから各緑化設備1ごとのリストを作成し登録する。

0021

上記各緑化設備1には、各種の緑化設備1に付帯する電源設備、電源設備制御部、潅水設備、潅水設備制御部、管理カメラ設備、管理カメラ設備サーバ、屋上利用自動受付設備、開錠施錠システムなど各種の具体的な設備が設けられており、これらの各種の設備と情報管理センターBとは、インターネット上で開設されたWebページを通して、PCによって夫々接続され、情報管理センターBから遠隔操作できるようになっている。

0022

図2は、ビルの横長の長方形状の屋上に緑化設備1を施工した状態を示し、基台であるブロックの上面に芝を植えつけたブロック式芝1aを多数敷き詰めて薄層緑化したものである。この屋上の上左及び下右の位置に当該屋上に上がる階段室2があり、これらの階段室2の側壁の位置から略中央に向けて管理カメラ3を2台設置しており、管理カメラ3の上には風力発電のためのプロペラを夫々設けている(図示省略)。

0023

この屋上の上側の縁に沿って、保水ブロック4を積み重ねバイオ水処理装置5(2基)、高圧受電設備6、高架水槽7を設けており、同様に左側から下側の縁に沿って、冷却水用ポンプ8(2台)、クーリングタワー9(2台)、ラジエーター10(3台)を保水ブロック4を積み重ねて設けている。またこの緑化設備1のやや中央には、およそ60台の太陽光発電を行う太陽光パネル11を設置しており、これらの太陽光パネル11の周囲を囲むように一方のバイオ水処理装置5から他方のバイオ水処理装置5に戻るかたちの水路12を設け、水を流している。さらに敷き詰められたブロック式芝1内において適当な間隔で散水スプリンクラー13を設けており、また温度センサー14、湿度センサー15、PHセンサー16を設けている。またこの屋上の上左側の位置に中木低木樹木17を数本づつ植樹している。

0024

植物の蒸散効果を最大限に利用するためには、蒸散効果の高い植物を育成しなければならないが、そのためには、大量の水遣りが必要となるが、大量の水遣りを補う為に日中の蒸散効果を高めるために保水ブロック4を使用し、屋上において部分的この保水ブロック4を敷き詰め、この保水ブロック4の内部に一時水を蓄えるようにしている。そして屋上に設置されているバイオ水処理装置5、高圧受電設備6、高架水槽7、冷却水用ポンプ8、クーリングタワー9、ラジエーター10の設置台として、またこれらの機器の上面や側面など周囲にも保水ブロック4を使用しており、これらの箇所にも絨毯状に設けられた芝を用いて薄層緑化を施している。

0025

真夏の日中は、保水ブロック4と植物の蒸散効果を最大限利用することでビルから気化熱を奪い、ビルの省エネルギー効率を高めるために、屋上に設けられた緑化設備1の植物の、水遣りなどの保守を確実に行うことが必要であり、そのためにこの植物の生育の遠隔管理制御システムでは、情報管理センターBにおいて、常時、植物の専門家が各緑化設備1の植物の状況、例えば、植物の葉の色や大きさなどを管理カメラ3で見て、また各緑化設備1における温度、湿度及びPHなどを確認して各緑化設備1ごとに管理しており、情報管理センターにおける操作により水遣り、肥料薬剤散布、保水ブロック4への給水などの必要な処置が随時取れるようになっている。これらの肥料や薬剤の散布等も上記散水スプリンクラー13によって行なうことが出来る。

0026

さらにビルからの排熱を抑える為、ビルの省エネルギーを進めるために電気や水の省エネルギーも同時に行わなければならない。そのために植物への水遣りの水は、雨水や生活排水を利用する。水遣りのポンプや植物の生育管理のための機器などの電源は、太陽光発電や小型風力発電によって発電した電気エネルギーを利用する。

0027

ビル内のトイレ18、シャワー19、給湯室20等から排出された生活排水及び雨水の利用については、図3に示す様に、バチルスナットウ(納豆発酵菌)を使用したバイオ水処理装置5(商標名『バイオリアクター』)により浄化して中水として利用する。

0028

また上記太陽光発電は、太陽の動き地域状況気象情報などを総合して対応するように制御されている。この制御の設定、変更、解除も全て情報管理センターBで出来るようになっている。ここでは、図4に示す様に、太陽光パネル11を支えネック部の駆動モータ11aとして、JAEGERINDUSTRIAL CO.,LTD社製「GEOTRACKSG107」(直流モータ36V、方位角度180度移動可、仰角15度〜75度移動可)を使用しており、太陽の位置を追うように設けており、例えば、太陽光パネル11が隣接するビルの影に入った場合なども、当該太陽光パネル11が移動して太陽の光が当る位置に移動する様になっている。また太陽光パネル11の動きについては、情報管理センターBによる制御の他に、太陽光パネル11のすぐ近くに設けられた太陽の動きを追跡するセンサーにより、自動制御するものとしても良い。

0029

さらに基本的には、緑化設備における各種の操作は情報管理センターBにおいて行われるものであるが、場合によっては、ユーザー自身もPCや携帯電話を使用して、自身の緑化設備1の状況を管理カメラ3を通して見ることが出来、さらに水遣り、肥料や薬剤の散布などが必要な場合は、情報管理センターBと同じ様にそれらの設備の操作も出来るようになっている。また緑化設備や防犯面での異常発生時には、情報管理センターやユーザーのPC又は携帯電話への連絡、及び警備会社からの警備員派遣もできる。

0030

なお上記実施例では、緑化施工をビルの屋上に施しているが、緑化施工の場所は、ビルの屋上に限るものではなく、他の建築物、例えば、工場の屋上、さらにはアスファルトコンクリートブロック、各種石材又はレンガなどで整備された都市の歩道や地表面に施工しても良い。また緑化施工について薄層緑化による場合を中心に説明しているが、緑化施工は、薄層緑化に限るものではない。さらに緑化設備1として、形態、使用する植物の種別、付帯する電源設備などを具体的に記載し、またビルの屋上などに設置されるビル設備機器プラント機器類として高圧受電設備6、高架水槽7、冷却水用ポンプ8、クーリングタワー9、ラジエーター10などを記載しているが、緑化設備1、ビル設備機器やプラント機器類等としては、これらの設備に限定するものではない。また施工される緑化設備1及び緑化設備1に付帯する設備を提供する形態としてリース販売によるものとしているが、必ずしもリース販売に限定するものではなく、一般的な買取りなどの販売形態レンタルなど、ユーザーの希望により選択できるものとする。

図面の簡単な説明

0031

この発明の実施例のインターネットにおける緑化施工のための情報提供システム及びこの情報提供システムにより緑化施工した植物の生育の遠隔管理制御システムのイメージを示す説明図である。
この発明の実施例のインターネットにおける緑化施工のための情報提供システムにより緑化施工され、遠隔管理制御システムによって植物の生育が遠隔管理制御されている状態を示す説明図である。
この発明の実施例の緑化状況の遠隔管理制御システムにおいて使用されているバイオリアクターを示す説明図である。
この発明の実施例の緑化状況の遠隔管理制御システムにおいて使用されている太陽光パネルが太陽の位置に従って移動する様子を示す説明図である。

符号の説明

0032

A緑化設備B情報管理センター
1 緑化設備 2ビルの屋上に設けられた階段室
3 管理カメラ4保水ブロック
5バイオ水処理装置6高圧受電設備
7高架水槽8冷却水用ポンプ
9クーリングタワー10ラジエーター
11太陽光パネル12水路
13散水スプリンクラー14温度センサー
15湿度センサー16 PHセンサー
17樹木18トイレ
19シャワー20 給湯室

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ