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技術 現金配送計画システム

出願人 沖電気工業株式会社
発明者 日高敏伸
出願日 2004年3月11日 (16年1ヶ月経過) 出願番号 2004-068799
公開日 2005年9月22日 (14年7ヶ月経過) 公開番号 2005-255333
状態 未査定
技術分野 物流システム 物品の積み重ね及び付属装置 紙幣の取り扱い 金融・保険関連業務,支払い・決済
主要キーワード モデル計算式 基準高 社会情勢 被害額 コンピュータセンタ 警備保障会社 余剰金 営業終了時刻
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題

現金センタにおいて作成した各営業店における必要な運用資金予測値を、各営業店における日々の有高等のデータに基づいて修正することができるフレキシブルなシステムとして、容易に、かつ、適切に現金配送計画を立てることができるようにする。

解決手段

金融機関における現金センタ30から営業店20に対して現金を配送する配送計画を作成するサーバ11と、前記営業店20に配設され、前記サーバ11に接続された営業店クライアント21と、前記現金センタ30に配設され、前記サーバ11に接続された現金センタクライアント31とを有し、前記サーバ11は、前記営業店クライアント21から受信した前記営業店20の現時点における有高に基づいて前記配送計画を作成し、前記営業店クライアント21及び現金センタクライアント31は、前記サーバ11にアクセスして前記配送計画を照会する。

概要

背景

従来、銀行信用金庫郵便局等の金融機関支店、すなわち、営業店においては、日常金融取引を行うために必要な現金としての運用資金保管している。そして、該運用資金が不足した場合には、現金が金融機関の現金センタから前記営業店に配送されて供給され、また、前記運用資金に余剰が発生した場合には、現金が前記営業店から現金センタに配送されて回収されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。

ところで、現金の配送は、警備保障会社運送会社等の配送車によって行われる。そのため、金融機関においては、配送すべき営業店、各営業店に供給する現金の金額、各営業店から回収する現金の金額等を定めた配送計画を作成し、該配送計画に基づいて前記配送車に指示を出して、現金の配送を行わせるようになっている。
特開2002−193451号公報

概要

現金センタにおいて作成した各営業店における必要な運用資金の予測値を、各営業店における日々の有高等のデータに基づいて修正することができるフレキシブルなシステムとして、容易に、かつ、適切に現金の配送計画を立てることができるようにする。金融機関における現金センタ30から営業店20に対して現金を配送する配送計画を作成するサーバ11と、前記営業店20に配設され、前記サーバ11に接続された営業店クライアント21と、前記現金センタ30に配設され、前記サーバ11に接続された現金センタクライアント31とを有し、前記サーバ11は、前記営業店クライアント21から受信した前記営業店20の現時点における有高に基づいて前記配送計画を作成し、前記営業店クライアント21及び現金センタクライアント31は、前記サーバ11にアクセスして前記配送計画を照会する。

目的

本発明は、前記従来の現金配送計画システムの問題点を解決して、現金センタにおいて作成した各営業店における必要な運用資金の予測値を、各営業店における日々の有高等のデータに基づいて修正することができるフレキシブルなシステムとして、容易に、かつ、適切に現金の配送計画を立てることができる現金配送計画システムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

(a)金融機関における現金センタから営業店に対して現金配送する配送計画を作成するサーバと、(b)前記営業店に配設され、前記サーバに接続された営業店クライアントと、(c)前記現金センタに配設され、前記サーバに接続された現金センタクライアントとを有し、(d)前記サーバは、前記営業店クライアントから受信した前記営業店の現時点における有高に基づいて前記配送計画を作成し、(e)前記営業店クライアント及び現金センタクライアントは、前記サーバにアクセスして前記配送計画を照会することを特徴とする現金配送計画システム

請求項2

前記サーバは、現金を配送するグループに関するデータを格納する配送グループ情報テーブル、前記営業店における基準高、上限値及び下限値に関するデータを格納する基準高・上限値・下限値情報テーブル、前記営業店の現時点における有高に関するデータを格納する有高情報テーブル、及び、前記配送計画を格納する配送計画情報テーブルを備える請求項1に記載の現金配送計画システム。

請求項3

前記基準高・上限値・下限値情報テーブルに格納される前記営業店における基準高、上限値及び下限値に関するデータは、前記現金センタクライアントによって設定され、前記営業店クライアントによって更新される請求項2に記載の現金配送計画システム。

請求項4

前記基準高・上限値・下限値情報テーブルは、前記営業店における基準高、上限値及び下限値に関する過去のデータを蓄積し、前記サーバは、前記過去のデータに基づいて、前記営業店における過去の有高、基準高、上限値及び下限値の推移分析する請求項2又は3に記載の現金配送計画システム。

技術分野

0001

本発明は、現金配送計画システムに関するものである。

背景技術

0002

従来、銀行信用金庫郵便局等の金融機関支店、すなわち、営業店においては、日常金融取引を行うために必要な現金としての運用資金保管している。そして、該運用資金が不足した場合には、現金が金融機関の現金センタから前記営業店に配送されて供給され、また、前記運用資金に余剰が発生した場合には、現金が前記営業店から現金センタに配送されて回収されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。

0003

ところで、現金の配送は、警備保障会社運送会社等の配送車によって行われる。そのため、金融機関においては、配送すべき営業店、各営業店に供給する現金の金額、各営業店から回収する現金の金額等を定めた配送計画を作成し、該配送計画に基づいて前記配送車に指示を出して、現金の配送を行わせるようになっている。
特開2002−193451号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、前記従来のシステムにおいては、営業店において保管されている運用資金の金額、すなわち、有高に関する過去のデータを分析して日々に必要な運用資金を予測して配送計画を立てるようになっているので、社会情勢の変化が激しい現代社会においては、営業店周辺の環境や社会環境が著しく変化しているので必要な運用資金の予測が的中せず、適切に現金の配送計画を立てることができなくなってしまう。そして、現金が適切に配送されず、営業店における有高が適正な水準を下回ると、顧客に対して支払うべき現金が不足したりして、金融取引を円滑に行うことができなくなってしまう。また、営業店における有高が適正な水準を上回ると、余剰な現金を死蔵していることとなり、該現金を運用した場合に得ることができる運用益、すなわち、得べかりし利益を逸失してしまう。さらに、盗難にあった際の被害額が大きくなり、危険性が高くなってしまう。

0005

そこで、各営業店の職員が自分の営業店において日々に必要な運用資金を予測し、現金センタにおいて各営業店の予測値集計して配送計画を作成することも行われている。この場合、各営業店の職員は、例えば、必要な運用資金を算出するためのモデル計算式を使用し、該モデル計算式に各営業店毎の数値代入し、更に、営業店周辺の環境や社会環境を考慮した修正を加えて予測値を作成し、該予測値を現金センタに送信する。しかし、この場合には各営業店の職員の経験や能力によって、予測値に大きな誤差が発生する可能性があるので、適切に現金の配送計画を立てることができなくなってしまう。

0006

本発明は、前記従来の現金配送計画システムの問題点を解決して、現金センタにおいて作成した各営業店における必要な運用資金の予測値を、各営業店における日々の有高等のデータに基づいて修正することができるフレキシブルなシステムとして、容易に、かつ、適切に現金の配送計画を立てることができる現金配送計画システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

そのために、本発明の現金配送計画システムにおいては、金融機関における現金センタから営業店に対して現金を配送する配送計画を作成するサーバと、前記営業店に配設され、前記サーバに接続された営業店クライアントと、前記現金センタに配設され、前記サーバに接続された現金センタクライアントとを有し、前記サーバは、前記営業店クライアントから受信した前記営業店の現時点における有高に基づいて前記配送計画を作成し、前記営業店クライアント及び現金センタクライアントは、前記サーバにアクセスして前記配送計画を照会する。

0008

本発明の他の現金配送計画システムにおいては、さらに、前記サーバは、現金を配送するグループに関するデータを格納する配送グループ情報テーブル、前記営業店における基準高、上限値及び下限値に関するデータを格納する基準高・上限値・下限値情報テーブル、前記営業店の現時点における有高に関するデータを格納する有高情報テーブル、及び、前記配送計画を格納する配送計画情報テーブルを備える。

0009

本発明の更に他の現金配送計画システムにおいては、さらに、前記基準高・上限値・下限値情報テーブルに格納される前記営業店における基準高、上限値及び下限値に関するデータは、前記現金センタクライアントによって設定され、前記営業店クライアントによって更新される。

0010

本発明の更に他の現金配送計画システムにおいては、さらに、前記基準高・上限値・下限値情報テーブルは、前記営業店における基準高、上限値及び下限値に関する過去のデータを蓄積し、前記サーバは、前記過去のデータに基づいて、前記営業店における過去の有高、基準高、上限値及び下限値の推移を分析する。

発明の効果

0011

本発明によれば、現金センタにおいて作成した各営業店における必要な運用資金の予測値を、各営業店における日々の有高等のデータに基づいて修正することができるフレキシブルになっている。そのため、容易に、かつ、適切に現金の配送計画を立てることができる。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。

0013

図1は本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの装置構成を示すブロック図である。

0014

図に示されるように、現金配送計画システムは、コンピュータセンタ10に配設されたサーバ11、営業店20に配設された営業店クライアント21、及び、現金センタ30に配設された現金センタクライアント31を有する。ここで、前記営業店20は、銀行、信用金庫、郵便局等の金融機関の本店や支店であり、顧客に対して各種金融サービスを提供する。前記顧客は、前記営業店20に配設されたATM(Automatic Teller Machine:現金自動預払機)、CD(Cash Dispenser:現金自動支払機)等の自動取引装置を自分で操作して、又は、窓口における営業店20の職員に依頼して、入金出金通帳記帳残高照会振り込み振り替え送金、定期性預金設定等の金融取引を行うようになっている。なお、前記営業店20においては、日常の金融取引を行うために必要な現金としての運用資金を保管している。そして、該運用資金が不足した場合には、現金が現金センタ30から前記営業店20に配送されて供給され、また、前記運用資金に余剰が発生した場合には、現金が前記営業店20から現金センタ30に配送されて回収されるようになっている。

0015

また、前記営業店クライアント21は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ磁気ディスク等の記憶手段、CRT液晶ディスプレイLED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等の表示手段、キーボードマウスタッチパネル等の入力手段、通信手段、印刷手段等を備えるコンピュータであり、例えば、パーソナルコンピュータであるが、ワークステーション、サーバ等いかなる形態のものであってもよい。そして、前記営業店クライアント21は、コンピュータセンタ10に配設されたサーバ11に通信可能に接続されている。なお、前記営業店クライアント21は、通常、各営業店20に一台ずつ配設されるが複数であってもよい。そして、前記営業店20の職員は、前記営業店クライアント21を操作して、前記営業店20において保管されている運用資金の金額、すなわち、有高を有高報告として前記サーバ11に送信することができる。前記有高報告は、所定のタイミング、例えば、各営業日における営業終了時刻に、前記サーバ11に送信される。また、前記営業店20の職員は、前記営業店クライアント21を操作して、前記サーバ11にアクセスして、当日の当該営業店20に関する配送計画を照会することができる。

0016

そして、前記現金センタ30は、運用資金が不足した営業店20に現金を供給し、運用資金に余剰が発生した営業店20から現金を回収するセンタである。なお、前記現金センタ30においては、現金を配送すべき営業店20、各営業店20に供給する現金の金額、各営業店20から回収する現金の金額等を定めた配送計画を作成する。そして、該配送計画に従って、各営業店20に現金を配送して供給したり、各営業店20からの現金を配送して回収したりする。すなわち、前記現金センタ30は、各営業店20に対して現金配送を行う。なお、実際の配送は、配送車によって行われるが、警備保障会社、運送会社等の配送業務を実施する事業者委託することもできる。

0017

ここで、前記現金センタ30は、独立して設立されたものであってもよいし、前記営業店20と一体的に設立されたものであってもよい。例えば、前記金融機関が郵便局である場合、各地方の中央郵便局のように規模の大きな営業店20の内部に設立されてもよい。また、前記現金センタ30は、単数であってもよいし、複数であってもよい。そして、前記現金センタ30が複数である場合、各現金センタ30間の関係に階層構造を採用することもできる。この場合、上位の階層に属する現金センタ30は、下位の階層に属する複数の現金センタ30に対して現金配送を行う。なお、前記階層は、二層であってもよいし、三層以上であってもよい。

0018

また、前記現金センタクライアント31は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示手段、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力手段、通信手段、印刷手段等を備えるコンピュータであり、例えば、パーソナルコンピュータであるが、ワークステーション、サーバ等いかなる形態のものであってもよい。そして、前記現金センタクライアント31は、コンピュータセンタ10に配設されたサーバ11に通信可能に接続されている。なお、前記現金センタクライアント31は、通常、各現金センタ30に一台ずつ配設されるが複数であってもよい。そして、前記現金センタ30の職員は、前記現金センタクライアント31を操作して、前記営業店20に対する現金配送のための各種設定を行うことができる。また、前記現金センタ30の職員は、前記現金センタクライアント31を操作して、前記サーバ11にアクセスして、当日の各営業店20に関する配送計画を照会することができる。

0019

そして、前記コンピュータセンタ10は、独立して設立されたものであってもよいし、前記営業店20又は現金センタ30と一体的に設立されたものであってもよい。また、前記金融機関の勘定系のホストコンピュータ等が配設されるホストコンピュータセンタと一体的に設立されたものであってもよい。そして、前記サーバ11は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、通信手段等を備えるコンピュータである。なお、前記サーバ11は、大型の汎(はん)用コンピュータのような単独のコンピュータによって構成されるものであってもよいし、分散型サーバのように複数のコンピュータを有機的に結合したものであってもよいし、大型のコンピュータ内に構築される複数のシステムの中の一つであってもよい。

0020

ここで、前記サーバ11の記憶手段には、配送グループ情報テーブル12、基準高・上限値・下限値情報テーブル13、有高情報テーブル14及び配送計画情報テーブル15が格納されている。前記配送グループ情報テーブル12には、配送グループに含まれる営業店20、配送車が各営業店20を廻(まわ)って現金配送を行う配送ルート等の現金を配送するグループに関するデータが格納されている。

0021

また、前記基準高・上限値・下限値情報テーブル13には、各営業店20における基準高、上限値及び下限値に関するデータが格納されている。なお、前記基準高は、前記営業店20における有高の基準値であり、前記営業店20にあるべき有高の値である。そして、現時点における有高を前記基準高と比較して、前記営業店20に保管されている運用資金が過剰であるか不足しているかを判断するようになっている。また、前記上限値は基準高よりも高く設定された値であり、前記営業店20の現時点における有高が前記上限値を超えた場合に前記営業店20から現金を余剰金として回収するようになっている。なお、余剰金として回収する金額は、現時点における有高と基準高との差額である。さらに、前記下限値は基準高よりも低く設定された値であり、前記営業店20の現時点における有高が前記下限値を超えた場合に前記営業店20に現金を不足金として供給するようになっている。なお、不足金として供給する金額は、基準高と現時点における有高との差額である。すなわち、前記営業店20における有高が上限値と下限値との間の範囲内にあるときは、前記営業店20に対して現金配送が行われず、前記営業店20における有高が上限値と下限値との間の範囲外にあるときに、前記営業店20に対して現金配送が行われる。なお、前記基準値、上限値及び下限値は、前記現金センタ30の職員によって設定される。この場合、例えば、一ヵ月間の前記基準値、上限値及び下限値が設定され、前記現金センタ30の職員は、前記現金センタクライアント31を操作して、設定された基準値、上限値及び下限値をサーバ11に送信する。さらに、前記基準値、上限値及び下限値は、前記営業店20の職員が営業店クライアント21を操作して、必要に応じて変更することができる。

0022

そして、前記有高情報テーブル14は、各営業店20の現時点における有高に関するデータが格納されている。なお、前記有高情報テーブル14の内容は、営業店クライアント21から受信する有高報告によって更新される。該有高報告が、例えば、各営業日における営業終了時刻に、前記サーバ11に送信される場合、前記有高情報テーブル14の内容も各営業日における営業終了時刻に更新される。また、前記配送計画情報テーブル15には、作成された配送計画が格納されている。前記サーバ11は、前記有高情報テーブル14の内容が更新されると、更新された内容に基づいて前記基準高・上限値・下限値情報テーブル13に格納されている基準高、上限値及び下限値を参照し、前記配送グループ情報テーブル12に格納された配送ルート情報に従って配送計画を作成し、前記配送計画情報テーブル15に格納する。

0023

次に、前記構成の現金配送計画システムの動作について説明する。

0024

図2は本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの動作を示す第1の図、図3は本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの動作を示す第2の図、図4は本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送ルート情報の例を示す図、図5は本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送グループ情報設定画面の例を示す図、図6は本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの基準高・上限値・下限値情報設定画面の例を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの有高報告画面の例を示す図、図8は本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送計画照会画面の例を示す図、図9は本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送計画の例を示す第1の図、図10は本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送計画の例を示す第2の図、図11は本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送計画の例を示す第3の図、図12は本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送計画の例を示す第4の図である。

0025

ここでは、現金センタ30が複数であって、図4に示されるように、第1の現金センタ30a、第2の現金センタ30b、第3の現金センタ30c及び第4の現金センタ30dから成る場合について説明する。この場合、第1の現金センタ30aは、上位の階層に属し、下位の階層に属する第2の現金センタ30b、第3の現金センタ30c及び第4の現金センタ30dに対して現金配送を行うものとする。同様に、営業店20も複数であり、営業店20b−1及び営業店20b−2、営業店20c−1〜営業店20c−4、並びに、営業店20d−1〜営業店20d−4から成る。そして、第2の現金センタ30bは営業店20b−1及び営業店20b−2に対して現金配送を行い、第3の現金センタ30cは営業店20c−1〜営業店20c−4に対して現金配送を行い、第4の現金センタ30dは営業店20d−1〜営業店20d−4に対して現金配送を行うものとする。そのため、第1の現金センタ30a、第2の現金センタ30b、第3の現金センタ30c及び第4の現金センタ30dから成る第1の配送グループ、第2の現金センタ30b、営業店20b−1及び営業店20b−2から成る第2の配送グループ、第3の現金センタ30c、営業店20c−1〜営業店20c−4から成る第3の配送グループ、並びに、第4の現金センタ30d、営業店20d−1〜営業店20d−4から成る第4の配送グループが形成される。なお、図4に示される点線の矢印は、配送車が各営業店20及び現金センタ30を廻って現金配送を行う配送ルートを示している。また、第1の現金センタ30a、第2の現金センタ30b、第3の現金センタ30c及び第4の現金センタ30dは、営業店20と一体的に設立されたものであってもよいが、ここでは、説明の都合上、営業店20から独立して設立されたものであるとする。本実施の形態において、営業店20b−1、20b−2、20c−1〜20c−4及び20d−1〜20d−4を統合的に説明する場合には、営業店20として説明する。また、第1の現金センタ30a、第2の現金センタ30b、第3の現金センタ30c及び第4の現金センタ30dを統合的に説明する場合には、現金センタ30として説明する。

0026

まず、現金センタ30の職員は、現金センタクライアント31を操作して配送グループ情報を設定する。この場合、図5に示されるような配送グループ情報設定画面が前記現金センタクライアント31の表示手段に表示されるので、前記現金センタ30の職員は前記配送グループ情報設定画面に所定事項を入力して初期設定を行い、サーバ11に送信する(図2(1))。すると、該サーバ11は、前記配送グループ情報設定画面に入力された事項を配送グループ情報の初期設定として、配送グループ情報テーブル12に格納する。なお、初期設定された前記配送グループ情報は、図5に示されるように、第1の配送グループ、第2の配送グループ、第3の配送グループ及び第4の配送グループの構成及び各配送グループに含まれる営業店20、並びに、各配送グループにおける配送ルートが含まれている。また、前記現金センタ30の職員は、現金センタクライアント31を操作して配送グループ情報を更新するための更新情報をサーバ11に送信することができる。これにより、前記配送グループ情報テーブル12に格納された配送グループ情報は随時更新される。

0027

また、前記現金センタ30の職員は、現金センタクライアント31を操作して各営業店20における基準高、上限値及び下限値を設定する。この場合、図6に示されるような基準高・上限値・下限値情報設定画面が前記現金センタクライアント31の表示手段に表示されるので、前記現金センタ30の職員は前記基準高・上限値・下限値情報設定画面に所定事項を入力して初期設定を行い、サーバ11に送信する(図2(2))。すると、該サーバ11は、前記基準高・上限値・下限値情報設定画面に入力された事項を基準高、上限値及び下限値の初期設定として、基準高・上限値・下限値情報テーブル13に格納する。なお、各営業店20の職員は、営業店クライアント21を操作して、基準高、上限値及び下限値を更新するための更新情報をサーバ11に送信することができる。この場合、図6に示されるような基準高・上限値・下限値情報設定画面が前記営業店クライアント21の表示手段に表示されるので、各営業店20の職員は、前記基準高・上限値・下限値情報設定画面に所定事項を入力してサーバ11に送信する。これにより、前記基準高・上限値・下限値情報テーブル13に格納された基準高、上限値及び下限値に関するデータは随時更新される。

0028

さらに、各営業店20の職員は、営業店クライアント21を操作して各営業店20の現時点における有高を報告する。この場合、図7に示されるような有高報告画面が前記営業店クライアント21の表示手段に表示されるので、前記営業店20の職員は前記有高報告画面に現時点における有高を入力して、有高報告としてサーバ11に送信する(図2(3))。すると、該サーバ11は、前記有高報告画面に入力された有高を有高情報テーブル14に格納する。なお、前記有高報告は、例えば、各営業日における営業終了時刻に前記サーバ11に送信され、前記有高情報テーブル14の内容が営業店クライアント21から受信する有高報告によって更新される。

0029

そして、前記サーバ11は、各営業日において前記有高情報テーブル14の内容が更新された後に、更新された有高情報テーブル14の内容に基づいて前記基準高・上限値・下限値情報テーブル13に格納されている基準高、上限値及び下限値を参照し、前記配送グループ情報テーブル12に格納された配送ルート情報に従って翌営業日の配送計画を作成し、配送計画情報テーブル15に格納する(図2(4))。

0030

この場合、前記サーバ11は、まず、各営業店20について、現時点における有高と上限値及び下限値とを比較する。そして、前記有高が上限値と下限値との間の範囲内である場合、すなわち、前記有高が上限値以下であり、かつ、下限値以上である場合には、前記サーバ11は余剰金も不足金も発生していないと判断する。また、前記有高が上限値をより多い場合には余剰金が発生していると判断して、前記サーバ11は、前記有高から基準高を減算した差額を余剰金の金額として算出する。また、前記有高が下限値未満である場合には不足金が発生していると判断して、前記サーバ11は、前記基準高から有高を減算した差額を不足金の金額として算出する。続いて、前記サーバ11は、配送グループに含まれる営業店20の中で余剰金が発生している営業店20から余剰金を回収し、不足金が発生している営業店20に不足金を供給するように配送計画を作成する。なお、余剰金も不足金も発生していない営業店20には配送を行わないようにする。すなわち、配送車が配送ルートに従って各営業店20を廻り、余剰金も不足金も発生していない営業店20には立ち寄らず、余剰金が発生している営業店20に立ち寄って余剰金を回収し、不足金が発生している営業店20に立ち寄って不足金を供給するように配送計画を作成する。

0031

このようにして作成された翌営業日の配送計画は、営業店20の営業店クライアント21及び現金センタ30の現金センタクライアント31から照会することができるようになっている。

0032

この場合、前記現金センタ30の職員は、翌営業日の当日になると現金センタクライアント31を操作し、図8に示されるような配送計画照会画面を前記現金センタクライアント31の表示手段に表示させて必要事項を入力して、サーバ11に送信する(図3(5))。すると、該サーバ11は、前記配送計画情報テーブル15に格納されている配送計画に基づいて、図9に示されるような配送計画リストを作成して現金センタクライアント31に送信する。この場合、第1の現金センタ30aの現金センタクライアント31には、図9(a)に示されるような配送計画リストが送信され、第2の現金センタ30bの現金センタクライアント31には、図9(b)に示されるような配送計画リストが送信され、第3の現金センタ30cの現金センタクライアント31には、図9(c)に示されるような配送計画リストが送信され、第4の現金センタ30dの現金センタクライアント31には、図9(d)に示されるような配送計画リストが送信される。

0033

そして、前記現金センタ30の職員は、前記配送計画リストに従って、当日の不足金の配送及び余剰金の受入のための準備作業移行する。この場合、第1の現金センタ30aの職員は、第1の配送グループに属する第1の現金センタ30a、第2の現金センタ30b、第3の現金センタ30c及び第4の現金センタ30dにおける当日の不足金及び余剰金を確認して、不足金の配送及び余剰金の受入のための準備作業を行う。また、第2の現金センタ30b、第3の現金センタ30c及び第4の現金センタ30dの職員は、それぞれ、第2〜4の配送グループに属する現金センタ30及び営業店20における当日の不足金及び余剰金を確認して、不足金の配送及び余剰金の受入のための準備作業を行う。

0034

また、各営業店20の職員は、翌営業日の当日になると営業店クライアント21を操作し、図8に示されるような配送計画照会画面を前記営業店クライアント21の表示手段に表示させて必要事項を入力して、サーバ11に送信する(図3(6))。すると、該サーバ11は、前記配送計画情報テーブル15に格納されている配送計画に基づいて、図10〜12に示されるような配送計画リストを作成して営業店クライアント21に送信する。この場合、第2の配送グループに属する営業店20b−1及び営業店20b−2の営業店クライアント21には、図10(a)及び(b)に示されるような配送計画リストがそれぞれ送信され、第3の配送グループに属する営業店20c−1〜営業店20c−4の営業店クライアント21には、図11(a)〜(d)に示されるような配送計画リストがそれぞれ送信され、第4の配送グループに属する営業店20d−1〜営業店20d−4の営業店クライアント21には、図12(a)〜(d)に示されるような配送計画リストがそれぞれ送信される。そして、各営業店20の職員は、前記配送計画リストによって当日の不足金及び余剰金を確認し、当日の不足金の受入及び余剰金の配送のための準備作業に移行する。

0035

このように、本実施の形態においては、現金センタ30の現金センタクライアント31から入力して初期設定された各営業店20の基準高、上限値及び下限値に関するデータを営業店20の営業店クライアント21から入力した現時点における有高等のデータによって更新し、更新されたデータに基づいて、サーバ11が配送計画を作成するようになっている。すなわち、本実施の形態における現金配送計画システムは、最新のデータによって修正することができるフレキシブルになっている。そのため、容易に、かつ、適切に現金の配送計画を立てることができる。したがって、簡単な構成でありながら、適切な現金の配送計画を立てることができる。

0036

次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。

0037

図13は本発明の第2の実施の形態における有高、基準高、上限値及び下限値の推移を示す図である。

0038

本実施の形態においてサーバ11は、基準高・上限値・下限値情報テーブル13、有高情報テーブル14及び配送計画情報テーブル15から蓄積された過去のデータを取得して、該データに基づいて、各営業店20における過去の有高、基準高、上限値及び下限値の推移を分析するようになっている。この場合、前記サーバ11は、基準高・上限値・下限値情報テーブル13、有高情報テーブル14及び配送計画情報テーブル15から取得したデータに基づいて、各営業店20のそれぞれについて、図13(b)に示されるような表を作成し、該表に基づいて、図13(a)に示されるようなグラフを作成する。

0039

そして、該グラフは、営業店20の営業店クライアント21及び現金センタ30の現金センタクライアント31から照会することができるようになっている。これにより、第2の現金センタ30b、第3の現金センタ30c及び第4の現金センタ30dの職員、及び、各営業店20の職員は、それぞれが計画した基準高、上限値及び下限値と実際の有高の過去における日々の推移を把握することができる。したがって、営業店20及び現金センタ30の職員は、設定された基準高、上限値及び下限値を図13(a)に示されるようなグラフを参照しながら、容易に、かつ、適切に修正することができ、基準高、上限値及び下限値を設定するための作業負担を低減することができる。

0040

なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。

図面の簡単な説明

0041

本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの装置構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの動作を示す第1の図である。
本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの動作を示す第2の図である。
本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送ルート情報の例を示す図である。
本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送グループ情報設定画面の例を示す図である。
本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの基準高・上限値・下限値情報設定画面の例を示す図である。
本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの有高報告画面の例を示す図である。
本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送計画照会画面の例を示す図である。
本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送計画の例を示す第1の図である。
本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送計画の例を示す第2の図である。
本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送計画の例を示す第3の図である。
本発明の第1の実施の形態における現金配送計画システムの配送計画の例を示す第4の図である。
本発明の第2の実施の形態における有高、基準高、上限値及び下限値の推移を示す図である。

符号の説明

0042

11サーバ
12配送グループ情報テーブル
13基準高・上限値・下限値情報テーブル
14有高情報テーブル
15配送計画情報テーブル
20、20b−1、20b−2、20c−1、20c−2、20c−3、20c−4、20d−1、20d−2、20d−3、20d−4営業店
21 営業店クライアント
30現金センタ
30a 第1の現金センタ
30b 第2の現金センタ
30c 第3の現金センタ
30d 第4の現金センタ
31 現金センタクライアント

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