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技術 紙幣搬送装置、台間紙幣搬送装置および島紙幣搬送装置

出願人 旭精工株式会社
発明者 安部寛
出願日 2004年3月10日 (16年9ヶ月経過) 出願番号 2004-066789
公開日 2005年9月22日 (15年3ヶ月経過) 公開番号 2005-255299
状態 特許登録済
技術分野 ベルト,ローラによる搬送 紙幣の取り扱い
主要キーワード ブラシベルト 並行配置 機械的保持 側ブラシ 並行移動 張り側 パチスロゲーム クランパー
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (4)

課題

本発明の第1の目的は、ベルトの位置を精度良く調整せずとも紙幣ジャム脱落を生じない紙幣搬送装置を提供することである。 本発明の第2の目的は、ベルトの位置を精度良く調整せずとも紙幣ジャムや脱落を生じない台間紙幣搬送装置を提供することである。 本発明の第3の目的は、ベルトの位置を精度良く調整せずとも紙幣ジャムや脱落を生じない島紙幣搬送装置を提供することである。 本発明の第4の目的は、台間紙幣搬送装置から島紙幣搬送装置への紙幣の受け渡しを確実に行うことができる移動装置を提供することである。

解決手段

紙幣を並行して移動するベルトの間に挟持して搬送する紙幣搬送装置において、前記ベルトの相対する面に柔軟性を有する繊維を植えてブラシ状とし、それらブラシの先端が接触していることを特徴とする紙幣搬送装置である。

概要

背景

第1の従来技術として、受け入れ紙幣並行移動する一対の平ベルトの間に挟んで搬送する装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、前記平ベルトで搬送した紙幣を空気流に載せて一対の平ベルトからなる島搬送装置に受け渡し、所定方向へ搬送する装置が知られている(例えば、上記特許文献1参照。)。

特開2002—302292号(図1—14、第2—7頁)

前記従来技術は、一対の平ベルトの間に紙幣を挟んで搬送するため、平ベルト間の接触圧搬送経路全長に渡って均一に精度良く調整されていない場合、紙幣の搬送速度にムラが生じて紙幣がジャムしたり、保持力が小さいためベルト間から脱落したりする問題があった。

また、複数の台間紙幣搬送装置から送られた紙幣を空気流によって島紙幣搬送装置移送してしているので、空気流に基づく消極性のため、移送に失敗する頻度が高い問題がある。

概要

本発明の第1の目的は、ベルトの位置を精度良く調整せずとも紙幣ジャムや脱落を生じない紙幣搬送装置を提供することである。 本発明の第2の目的は、ベルトの位置を精度良く調整せずとも紙幣ジャムや脱落を生じない台間紙幣搬送装置を提供することである。 本発明の第3の目的は、ベルトの位置を精度良く調整せずとも紙幣ジャムや脱落を生じない島紙幣搬送装置を提供することである。 本発明の第4の目的は、台間紙幣搬送装置から島紙幣搬送装置への紙幣の受け渡しを確実に行うことができる移動装置を提供することである。紙幣を並行して移動するベルトの間に挟持して搬送する紙幣搬送装置において、前記ベルトの相対する面に柔軟性を有する繊維を植えてブラシ状とし、それらブラシの先端が接触していることを特徴とする紙幣搬送装置である。

目的

本発明の第1の目的は、ベルトの位置を精度良く調整せずとも紙幣ジャムや脱落を生じない紙幣搬送装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、ベルトの位置を精度良く調整せずとも紙幣ジャムや脱落を生じない台間紙幣搬送装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、ベルトの位置を精度良く調整せずとも紙幣ジャムや脱落を生じない島紙幣搬送装置を提供することである。
本発明の第4の目的は、台間紙幣搬送装置から島紙幣搬送装置への紙幣の受け渡しを確実に行うことができる移動装置を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

並行して移動するベルト(120、122、160、162)の間に紙幣(BN)を挟持して搬送する紙幣搬送装置(108、110)において、前記ベルトの相対する面に柔軟性を有する繊維(124)を植えてブラシ(126、128、164、166)状とし、それらブラシの先端が接触していることを特徴とする紙幣搬送装置。

請求項2

ゲーム機(100)の間に配置される紙幣識別装置(104)、多数の繊維(124)を植えてブラシ(126、128)状としたブラシベルト(112、114)のブラシ先端が接触するように並行配置し、前記紙幣識別装置(104)側から紙幣(BN)を受け取り、前記ブラシの先端間に紙幣を保持して次工程へ搬送する台間ブラシベルト搬送装置(116)、を備えた台間紙幣搬送装置

請求項3

ゲーム機(100)の間に配置される紙幣識別装置(104)、多数の繊維(124)を植えてブラシ(126、128)状としたブラシベルト(112、114)のブラシ先端が接触するように並行配置し、前記紙幣識別装置(104)から紙幣(BN)を受け取り、前記ブラシの先端間に紙幣(BN)を保持して次工程へ搬送する台間ブラシベルト搬送装置(116)、前記台間ブラシベルト搬送装置のベルトの進行方向に対し直交する方向に移動し、多数の繊維(124)を植えてブラシ(164、166)状としたブラシベルト(150、152)のブラシ先端が接触するように並行配置し、前記台間ブラシベルト搬送装置(116)から紙幣(BN)を受け取り、前記ブラシの先端間に紙幣を保持して次工程へ搬送する島ブラシベルト搬送装置(158)を備えた島紙幣搬送装置

請求項4

前記紙幣識別装置(104)と台間ブラシベルト搬送装置(108)との間に紙幣保留装置(106)を配置し、島ブラシベルト搬送装置(158)の状況に基づいて紙幣(BN)を前記紙幣保留装置(106)に保留することを特徴とする請求項3の島紙幣搬送装置。

請求項5

台間ブラシベルト搬送装置(116)と島ブラシベルト搬送装置(158)との間を移動し、それらの各ブラシ(126、128、164、166)の先端間に位置可能であって、台間ブラシベルト搬送装置において紙幣(BN)の先端部を掴み、島ブラシベルト搬送装置において前記紙幣を開放する機械的受け渡し装置(130)を備える請求項4の島紙幣搬送装置。

技術分野

0001

本発明は、紙幣所定方向に搬送する紙幣搬送装置に関する。
さらには、ゲーム機の間に配置され、利用者によって挿入された紙幣を次工程へ搬送する台間紙幣搬送装置に関する。
さらに詳細には、複数の台間紙幣搬送装置から送られる紙幣を次工程へ搬送する島紙幣搬送装置に関する。
なお、ゲーム機の代表例は、パチンコゲーム機パチスロゲーム機である。
本明細書において、紙幣とは、はがき、手紙有価証券等のシート状のものを含む概念であり、台間とは、シート状のものの処理装置の間を意味し、島とは、複数の前記処理装置を集約した一単位を意味する。

背景技術

0002

第1の従来技術として、受け入れた紙幣を並行移動する一対の平ベルトの間に挟んで搬送する装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、前記平ベルトで搬送した紙幣を空気流に載せて一対の平ベルトからなる島搬送装置に受け渡し、所定方向へ搬送する装置が知られている(例えば、上記特許文献1参照。)。

0003

特開2002—302292号(図1—14、第2—7頁)

0004

前記従来技術は、一対の平ベルトの間に紙幣を挟んで搬送するため、平ベルト間の接触圧搬送経路全長に渡って均一に精度良く調整されていない場合、紙幣の搬送速度にムラが生じて紙幣がジャムしたり、保持力が小さいためベルト間から脱落したりする問題があった。

0005

また、複数の台間紙幣搬送装置から送られた紙幣を空気流によって島紙幣搬送装置に移送してしているので、空気流に基づく消極性のため、移送に失敗する頻度が高い問題がある。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明の第1の目的は、ベルトの位置を精度良く調整せずとも紙幣ジャムや脱落を生じない紙幣搬送装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、ベルトの位置を精度良く調整せずとも紙幣ジャムや脱落を生じない台間紙幣搬送装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、ベルトの位置を精度良く調整せずとも紙幣ジャムや脱落を生じない島紙幣搬送装置を提供することである。
本発明の第4の目的は、台間紙幣搬送装置から島紙幣搬送装置への紙幣の受け渡しを確実に行うことができる移動装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

この目的を達成するため、本発明にかかる紙幣搬送装置は以下のように構成される。
並行して移動するベルトの間に紙幣を挟持して搬送する紙幣搬送装置において、前記ベルトの相対する面に柔軟性を有する繊維を植えてブラシ状とし、それらブラシの先端が接触していることを特徴とする紙幣搬送装置である。

発明の効果

0008

この構成において、紙幣は柔軟性を有する多数の繊維からなるブラシの先端間に支えられ、その移送方向に搬送される。
ブラシは、柔軟性を有するため、ベルトの位置がラフな場合、ブラシが撓んで紙幣の保持力が自動的にほぼ一定に調整される。
結果として、ベルト位置がラフな場合であっても、紙幣の保持力はほぼ均一であるので、紙幣のジャムや脱落を生じることなく搬送できる利点がある。

0009

この紙幣搬送装置をゲーム機の間であって、紙幣識別装置の下流に配置して台間紙幣搬送装置に使用した場合、紙幣識別装置側から受け取った紙幣をジャムや脱落を生じることなく搬送できる利点がある。

0010

また、この紙幣搬送装置を複数の台間紙幣搬送装置から受け取って一方向に搬送する島紙幣搬送装置に使用した場合、それら台間紙幣搬送装置から受け取った紙幣をジャムや脱落を生じることなく搬送できる利点がある。

0011

請求項2に記載の発明は、ゲーム機の間に配置される紙幣識別装置、多数の繊維を植えてブラシ状としたブラシベルトブラシ先端が接触するように並行配置し、前記紙幣識別装置から紙幣を受け取り、前記ブラシの先端間に紙幣を保持して次工程へ搬送する台間ブラシベルト搬送装置を備える台間紙幣搬送装置である。
この構成において、紙幣識別装置で受け入れた真紙幣は、ブラシベルト搬送装置のブラシの間に保持されて所定方向へ搬送される。
したがって、ブラシは、柔軟性を有するため、ブラシベルトの位置がラフな場合、ブラシが撓んで紙幣の保持力が自動的にほぼ一定に調整されるので、ブラシベルトの位置調整がラフであっても紙幣識別装置で受け入れた真紙幣をジャムや脱落を生じることなく搬送できる利点がある。

0012

請求項3に記載の発明は、ゲーム機の間に配置される複数の紙幣識別装置、多数の繊維を植えてブラシ状としたブラシベルトのブラシ先端が接触するように並行配置し、前記紙幣識別装置から紙幣を受け取り、前記ブラシの先端間に紙幣を保持して次工程へ搬送する複数の台間ブラシベルト搬送装置、前記台間ブラシベルト搬送装置のブラシベルトの進行方向に対し直交する方向に移動し、多数の繊維を植えてブラシ状としたブラシベルトのブラシ先端が接触するように並行配置し、前記複数の台間ブラシベルト搬送装置から紙幣を受け取り、前記ブラシの先端間に紙幣を保持して次工程へ搬送する島ブラシベルト搬送装置を備えた島紙幣搬送装置である。

0013

この構成において、紙幣識別装置により受け取られた紙幣は、台間ブラシベルト搬送装置のブラシ先端間に保持されてブラシベルトの進行方向に搬送される。
次いで、複数の台間ブラシベルト搬送装置から送られた紙幣は、島ブラシベルト搬送装置のブラシ先端間に受け渡され、そのブラシ先端間に保持されてブラシベルトの進行方向に搬送される。
したがって、ブラシは、柔軟性を有するため、ベルトの位置がラフな場合、ブラシが撓んで紙幣の保持力が自動的にほぼ一定に調整されるので、ベルトの位置調整がラフであっても紙幣識別装置で受け入れた真紙幣をジャムや脱落を生じることなく搬送できる利点がある。
さらに、複数の台間ブラシベルト搬送装置によって搬送された紙幣は、島ブラシベルト搬送装置のブラシ先端間に保持されて一定方向に搬送される。
島ブラシベルト搬送装置においても、ブラシが撓んで紙幣の保持力が自動的に調整されるので、ベルトの位置調整がラフであっても受け入れた紙幣をジャムや脱落を生じることなく搬送できる利点がある。

0014

請求項4に記載の発明は、前記紙幣識別装置と台間ブラシベルト搬送装置との間に紙幣保留装置を配置し、島ブラシベルト搬送装置の状況に基づいて紙幣を前記紙幣保留装置に保留することを特徴とする請求項3の島紙幣搬送装置である。
この構成において、紙幣識別装置で受け入れた紙幣を、そのまま島ブラシベルト搬送装置に受け渡した場合、島ブラシベルト搬送装置を搬送される紙幣に衝突する。
これを回避するため、紙幣識別装置で受け入れた紙幣を紙幣保留装置に一時保留し、衝突しない状況になった場合、保留紙幣を台間ブラシベルト搬送装置に受け渡した後、島ブラシベルト搬送装置に受け渡す。
したがって、紙幣識別装置で受け入れた紙幣をジャムを生じることなく島ブラシベルト搬送装置で一定方向へ搬送できる利点がある。

0015

請求項5に記載の発明は、台間ブラシベルト搬送装置と島ブラシベルト搬送装置との間を移動し、それらの各ブラシの先端間に位置可能であって、台間ブラシベルト搬送装置において紙幣の先端部を掴み、島ブラシベルト搬送装置において前記紙幣を開放する機械的受け渡し装置を備える請求項4の島紙幣搬送装置である。
本発明において、台間紙幣搬送装置及び島紙幣搬送装置ともブラシベルト搬送装置が用いられているため、機械的受け渡し装置はそのブラシの撓みによりそれらの間に進入することができる。
したがって、台間ブラシベルト搬送装置から島ブラシベルト搬送装置への紙幣の受け渡しは、機械的受け渡し装置により強制的に行うので、受け渡しミスを生じることがない利点を有する。

発明を実施するための最良の形態

0016

本発明の最良の形態は、並行して移動するベルトの間に紙幣を挟持して搬送する紙幣搬送装置において、前記ベルトの相対する面に柔軟性を有する繊維を植えてブラシ状とし、それらブラシの先端が接触していることを特徴とする紙幣搬送装置である。

0017

図1(A)は、実施例の紙幣搬送装置をゲーム機の島に装着した概略平面図である。
図1(B)は、実施例の図1(A)のX—X線断面図である。
図2は、台間紙幣搬送装置及び島紙幣搬送装置の概略平面図である。
図3は、図2におけるY—Y線断面図である。

0018

図1(A)において、箱形のゲーム機100が、背中合わせに複数配置され、一つのゲーム機島102が構成されている。
隣接するゲーム機100の間には、台間紙識別装置104、紙幣一時保留装置106及び台間紙幣搬送装置108が一列に配置されている。
台間紙幣識別装置104は、受入れた紙幣BNの真偽を、光学的、磁気的又は物理的に判別する機能を有する。
本実施例において、紙幣識別装置104は、紙幣BNを水平状態で受入れる。

0019

紙幣一時保留装置106は、識別装置104において真紙幣と判別された紙幣BNをセンサからの信号に基づいて一時的に保留する機能を有している。
したがって、一時保留装置106は識別装置104と組み合わされ、一体に構成することができる。
台間紙幣搬送装置108は、一時保留装置106の下流に配置され、一時保留装置106から受け取った紙幣BNを島紙幣搬送装置110に搬送する機能を有する。

0020

次に台間紙幣搬送装置108の構造を図3を参照して説明する。
台間紙幣搬送装置108は、一対のブラシベルト112、114を上下に配置して構成されている。
したがって、台間紙幣搬送装置108は、台間ブラシベルト搬送装置116である。

0021

ブラシベルト112及び114は同一構造であり、繊維を芯材として樹脂等により形成した平ベルト120、122の外表面に柔軟性を有する繊維124、例えばナイロン(デユポン登録商標)繊維を、密に植え、ブラシ126、128を構成する。
繊維124の長さは、20ミリ以上50ミリ以下が好ましい。
繊維124の長さが20ミリ以下の場合、後述の機械的受け渡し装置130の侵入が困難であり、50ミリ以上の場合、装置が大型化するためのである。

0022

前記ブラシベルト112は、一対のプーリー132、134の間に巻きかけられ、ブラシベルト114は、一対のプーリー136、138に巻きかけられ、それらブラシベルト112、114は上下に配置されている。
上側のプーリー132は図3において反時計方向に回転され、下側のプーリー136は図3において時計方向に回転され、それらは同期して同速度で回転される。

0023

例えば、プーリー136がモータ140によって回転され、プーリー132と136の各側面に固定した歯車(図示せず)が噛みあうように構成される。
したがって、ブラシベルト112と114の相対するベルト部は、引っ張り側である。
また、ブラシベルト112及び114が引っ張られている場合、それらブラシ126及び128の先端は、間に挟んだ紙幣BNを搬送するため、僅かにオーバーラップするよう配置されている。
すなわち、ブラシ126と128の先端は、接触している。

0024

換言すれば、紙幣BNがブラシベルト112と114に挟まれた場合、ブラシ126、128が弾性変形し、それら先端間に所定の保持力で保持される。
そして、ブラシベルト112及び114が同速度で同方向へ移動するため、その保持された状態で搬送される。
なお、平ベルト120のプーリー132と134の間での撓みを防止するため、前記引っ張り側のベルトを所定の間隔で配置したプーリー142で支持することができる。
また、少なくとも、ブラシベルト112と114の側方に位置する板状のカバーによって紙幣BNを案内することができる。

0025

次に島紙幣搬送装置110を図1を参照して説明する。
島紙幣搬送装置110は、背中合わせに配置されたゲーム機100の列の中間に、台間紙幣搬送装置108と直交方向に伸びるよう配置されている。
島紙幣搬送装置110は、前記台間紙幣搬送装置108と同様に構成されている。
すなわち、上側ブラシベルト150と下側ブラシベルト152とがそれぞれプーリー154、156によって張設されている。

0026

したがって、島紙幣搬送装置110は、島ブラシベルト搬送装置158である。
ブラシベルト150及び152は、ブラシベルト112、114と同様に、平ベルト160及び162に密に繊維124を植えてブラシ164、166を構成している。
ブラシ164及び166の先端部は、僅かにオーバーラップして配置され、それら先端部は接触している。

0027

さらに、台間ブラシベルト搬送装置116のブラシ126及び128の先端部により構成される台間紙幣搬送部168と島ブラシベルト搬送装置158のブラシ164及び166の先端により構成される島紙幣搬送部170とは、同一平面内に位置し、その平面はほぼ水平である。

0028

図1に示すように、島紙幣搬送装置110は、左右に並置され及び長手に列設される複数の台間紙幣搬送装置108から紙幣BNを受け取り、それら紙幣BNを一方向へ搬送する。
本実施例において、紙幣BNは図1(A)において左方へ搬送される。
島紙幣搬送装置110によって搬送された紙幣BNは、その端部に設置された紙幣保留部172において積み重ねられ、保留される。

0029

台間紙幣搬送装置108から島紙幣搬送装置110への紙幣の受け渡しのため、機械的受け渡し装置130が設けられている。
次に機械的受け渡し装置130を図2を参照して説明する。
機械的受け渡し装置130は、台間紙幣搬送装置108によって搬送される紙幣BNを機械的に保持し、島紙幣搬送装置110に受け渡す機能を有する。

0030

機械的保持とは、クランプ等により積極的に保持する意味である。
実施例において、台間紙幣搬送装置108及び島紙幣搬送装置110の側方に位置する回転軸176から周方向レバー178が突出している。
回転軸176は、例えばステッピングモータ178によって、回転角を制御される。

0031

レバー178に回転軸176の周方向に延びるクランパー180が取り付けられている。
回転軸176は、紙幣識別装置104からの真紙幣信号、第1紙幣センサ182からの信号及び第2紙幣センサ184からの信号によって、選択的に回転され、また、停止される。

0032

クランパ180は、例えば棒状の第1保持体186及び第2保持体188により構成され、それら保持体186、188が圧接、離隔するように電気的又は機械的に制御される。
詳述すれば、図2に示すように、クランパ180は、回転軸176の反時計方向の回転によって、水平な平面内において回転可能である。
また、クランパ180は台間紙幣搬送装置108のブラシベルト112と114の間に進入可能である。

0033

すなわち、ブラシ118の繊維124を撓ませて上下に位置する平ベルト120及び122の間に移動可能である。
また、島紙幣搬送装置110の平ベルト160と162のブラシ164及び166の先端間にも進入可能である。
クランパ180は、台間紙幣搬送装置108とほぼ平行な位置Aにおいて待機する。

0034

図示しないセンサが紙幣識別装置104への紙幣BNの挿入を検知した場合、モータ140を作動してブラシベルト112及び114を同方向に同速度で移動させて台間紙幣搬送装置108を搬送状態にする。
紙幣識別装置104からの真紙幣信号により、ステッピングモータ178が作動され、回転軸176を図2において反時計方向に90度回動させて実線示位置Bまで回動させる。

0035

詳述すれば、クランパ180を構成する第1保持体186及び第2保持体188は繊維124を撓ませて平ベルト120と122の間に進入し、ブラシベルト112、114とほぼ直角をなした保持位置Bで停止される。

0036

保持位置Bにおいて、第1保持体186及び第2保持体188は上下に所定の間隔を有している。
紙幣一時保留装置106を経由し、ブラシ126及び128との先端間に保持されて搬送される紙幣BNは、台間紙幣搬送部168を搬送され、その先端がそれら保持体186及び188間に進入する。

0037

第1紙幣センサ182が、紙幣BN先端の保持体186及び188間への進入を検知した場合、それら保持体186及び188は近づけられ、紙幣BNの先端を保持する。
クランパ180が紙幣BNの先端を保持した直後、回転軸176がステッピングモータ178によって急速に90度回動される。
この回動により、クランパ180はブラシ164及び166を撓ませて島紙幣搬送装置110の上側ブラシベルト150及び下側ブラシベルト152の間に進入する。

0038

したがって、クランパ180に先端部が保持されている紙幣BNは強制的に台間紙幣搬送装置108から島紙幣搬送装置110へ移送される。
そして、クランパ180が島紙幣搬送装置110とほぼ直角になった開放位置Cにおいて、保持体186及び188を引き離し、紙幣BN先端を開放する。

0039

紙幣BNを開放した後、再びステッピングモータ178によってクランパ180は、急速に180度回動され、ブラシ164及び166の間から退避する。
したがって、紙幣BKは、島紙幣搬送装置110のブラシ164及び166の先端部間の島紙幣搬送部170において上側ブラシベルト150及び下側ブラシベルト152によって保持されて搬送され、紙幣保留部172の保留部に積層されて保留される。

0040

島紙幣搬送装置110には、複数の台間紙幣搬送装置108から紙幣が送り込まれるため、島紙幣搬送装置110によって搬送されている紙幣BNに台間紙幣搬送装置108からの前記紙幣の送り込みが干渉しないようにする必要がある。
そのため、本実施例においては、第2紙幣センサ184が島紙幣搬送装置110によって搬送される紙幣を検知した後、所定時間の間、台間紙幣搬送装置108から紙幣BNを送り込まないようにしている。

0041

詳述すれば、第2紙幣センサ184が紙幣BNを検知後所定時間の間、紙幣識別装置104で識別された紙幣BNは、紙幣保留装置106において保留される。
そして、その所定時間経過後、紙幣保留装置106の送り装置(図示せず)及びモータ140が駆動される。
これにより、紙幣BNは台間紙幣搬送部168において搬送される。

0042

また、ステッピングモータ178が作動してクランパ180を90度回動させ、保持位置Bに移動させる。
紙幣BNの後端が第1紙幣センサ182によって検知された場合、前述のように紙幣BNの先端部を第1保持体186及び第2保持体188によって保持する。

0043

次いで、ステッピングモータ178を作動してクランパ180を90度回転させ、クランパ180を島紙幣搬送装置110のブラシ164及び166内に移動させて後、第1保持体186と第2保持体188を引き離して後、クランパ180を180度回動させて待機位置Aに戻す。
これにより、島紙幣搬送装置110を搬送される紙幣BNに干渉することなく、台間紙幣搬送装置108の紙幣BNは前述のように島紙幣搬送装置110に受け渡される。

0044

なお、上記実施例において、紙幣の先端部のみを機械的に保持して台間紙幣搬送装置から島紙幣搬送装置に移動するようにしたが、紙幣の先端部と後端部若しくは中間部を機械的に保持して移動するようにしてもよい。

0045

本発明は、紙幣を所定の方向に搬送する紙幣搬送装置に使用することができる。

図面の簡単な説明

0046

図1(A)は、実施例の紙幣搬送装置をゲーム機の島に装着した概略平面図である。図1(B)は、実施例の図1(A)のX—X線断面図である。
図2は、台間紙幣搬送装置及び島紙幣搬送装置の概略平面図である。
図3は、図2におけるY—Y線断面図である。

符号の説明

0047

BN紙幣
100ゲーム機
104紙幣識別装置
106紙幣保留装置
108、110紙幣搬送装置
112、114、150、152ブラシベルト
116台間ブラシベルト搬送装置
120、122、160、162ベルト
124 繊維
126、128、164、166ブラシ
130機械的受け渡し装置
158 島ブラシベルト搬送装置

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  • グローリー株式会社の「 有価媒体処理装置」が 公開されました。( 2020/10/08)

    【課題】有価媒体の収納袋を移動させる前に、収納袋のシールが適切に行われていることを確認できる。【解決手段】有価媒体処理装置は、有価媒体を収納する袋の第1の部分が取り付けられる第1の取付部と、袋の第2の... 詳細

  • キヤノン株式会社の「 転写材搬送ベルト」が 公開されました。( 2020/10/08)

    【課題】樹脂フィルムで構成された複数の吸引孔を有する搬送ベルトの疲労破壊が生じないように、吸引孔の大きさ、吸引孔間ギャップ、および張架ローラ径の範囲を設定し、装置サイズによらず、長寿命を実現する転写材... 詳細

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