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課題

専用の機器を設けることなく、かつ、IDやパスワードを新たに管理することなく認証機能を利用できるようにする。

解決手段

パソコン1から通信を行う前に携帯電話16aから、モデム2が繋がっている加入者回線3の電話番号に発呼すると、携帯電話16aの電話番号が発信者電話番号としてモデム2に送信される。すると、認証機能部10の発信者電話番号検出部1がその発信者電話番号を検出して比較部13に通知する。比較部3は、記憶部12に予め記憶されている電話番号と発信者電話番号とを比較して、両者が一致しているときは、リレー14をONさせて、パソコン1を電話回線網4に接続する。

概要

背景

通常、電話回線を通じてネットワーク上でデータ通信を行うコンピュータは、モデム(Modem:Modulator/Demodulator)を介して電話回線などからネットワーク網に接続されている。図5は、従来のモデムを使用したときのパーソナル・コンピュータによるモデム通信システムの構成図である。モデム22には、通信用のデータを変復調してモデム通信を行うためのモデム回路29が構成されており、このモデム回路29にはモデム通信の制御を行うためのNCU(Network Control Unit:通信制御機器)が含まれている。データ端末装置DTE:Data Terminal Equipment)であるパーソナル・コンピュータ(以下、パソコンと云う)21とモデム22に内蔵されたモデム回路29との間は、命令/データの送受信を行うDTEインタフェース27によって接続されている。さらに、モデム回路29からモデム22のジャックコネクタ28を経由して加入者回線23に接続され、加入者回線23から電話回線網24を介してプロバイダ25に接続されている。このようなネットワーク構成のモデム通信システムにおいては、モデム回路29が加入者回線23に常時接続されたままであるため、モデム22がDTEインタフェース27を経由してパソコン21からのダイアルアップ接続の命令を受けると、モデム回路29は、いつでもプロバイダ25の電話番号にダイヤル発呼して電話回線網24へ接続してモデム通信を行うことができる。

このようなモデム通信の接続機能を有するモデム22を使用した場合、そのモデム22に接続されたパソコン21のセキュリティ機能が有効に作用していてパソコン22が自由に使用できない状態のときは、モデム22を介したモデム通信も自由にはできないようになっている。しかし、パソコン21のセキュリテイ機能解除されてパソコン21が自由に使用できる状態になっていれば、パソコン21からモデム22を介して電話回線網24に接続して容易にモデム通信を行うことができる。そのため、パソコン21のセキュリテイ機能が解除されていれば、第三者がパソコン21を使用してモデム22に接続し、電話回線網24を介して高額料金のかかる国際電話有料回線などへ接続してしまうこともできる。あるいは、第三者の不正かつ悪質なアクセスによって、パソコン21が電話回線網24からインターネット経由でウイルスに感染してしまうおそれもある。

そこで、このような第三者による不正なアクセスをなくすために、発信者の電話番号がPOS(Point Of Sales)システム承認電話番号テーブルに設定されている電話番号と一致したときのみ通信接続を行う技術が開示されている(特許文献1参照)。また、着信基地装置が、発信者のユーザ名、パスワード、発信者電話番号と予め登録されている情報とを比較して、両者が一致する場合のみ通信回路を接続する技術も開示されている(特許文献2参照)。さらに、受信手段が、外部通信手段により通知された番号と予め記憶されている番号とが一致している通信データのみを取り込み、その通信データの発信者を特定することによって通信データの信頼性を高める技術も開示されている(特許文献3参照)。このようにして、発信者の電話番号などと予め登録されている電話番号などの一致/不一致を確認してモデム通信の可否を決定することにより、第三者の不正アクセスによって発生する不本意課金やウイルスの感染などを防止することができる。
特開2002−165006号公報(段落番号0010〜0026、及び図1〜図6参照)
特開平11−27750号公報(段落番号0026〜0046、及び図1〜図4参照)
特開平11−143946号公報(段落番号0010〜0028、及び図1〜図4参照)

概要

専用の機器を設けることなく、かつ、IDやパスワードを新たに管理することなく認証機能を利用できるようにする。パソコン1から通信を行う前に携帯電話16aから、モデム2が繋がっている加入者回線3の電話番号に発呼すると、携帯電話16aの電話番号が発信者電話番号としてモデム2に送信される。すると、認証機能部10の発信者電話番号検出部1がその発信者電話番号を検出して比較部13に通知する。比較部3は、記憶部12に予め記憶されている電話番号と発信者電話番号とを比較して、両者が一致しているときは、リレー14をONさせて、パソコン1を電話回線網4に接続する。

目的

この発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、認証機能を実現するために専用の機器を設けることなく、かつ、認証機能用の電話番号やIDやパスワードを新たに管理することなく、確実に認証を行うことができる認証機能付きデータ回線終端装置及びデータ通信における認証方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

電話回線網に接続されて、自己と対をなすデータ端末装置のデータを送信すると共に相手側のデータ端末装置のデータを受信するためのデータ回線終端装置であって、使用を制限するための認証機能を持ち、認証された場合のみ、前記対をなすデータ端末装置を用いてデータ通信できる構成になされていることを特徴とする認証機能付きデータ回線終端装置。

請求項2

前記認証機能として、外部からの発呼時、発信者電話番号に基づいて、前記データ通信の実行可否を決定する構成になされていることを特徴とする請求項1記載の認証機能付きデータ回線終端装置。

請求項3

前記認証機能は、認証用電話番号として所定の電話番号を予め記憶する記憶手段と、外部からの発呼時、発信者電話番号を検出する発信者電話番号検出手段と、該発信者電話番号検出手段で検出された前記発信者電話番号と前記記憶手段に記憶されている前記認証用電話番号とを比較して認証を行う比較手段と、該比較手段による認証の結果、前記発信者電話番号と前記認証用電話番号とが一致したときは、前記データ端末装置と前記電話回線網と間の通信路切断状態から接続状態切り替え切替え手段とを備えてなることを特徴とする請求項2記載の認証機能付きデータ回線終端装置。

請求項4

前記認証機能は、認証用電話番号として所定の携帯電話の電話番号を予め記憶する記憶手段と、外部からの発呼時、発信者電話番号を検出する発信者電話番号検出手段と、該発信者電話番号検出手段で検出された前記発信者電話番号と前記記憶手段に記憶されている前記認証用電話番号とを比較して認証を行う比較手段と、該比較手段による認証の結果、前記発信者電話番号と前記認証用電話番号とが一致したときは、前記データ端末装置と前記電話回線網と間の通信路を切断状態から接続状態に切り替える切替え手段とを備えてなることを特徴とする請求項2記載の認証機能付きデータ回線終端装置。

請求項5

前記認証機能は、認証用電話番号として所定の複数の電話番号を予め記憶する記憶手段と、外部からの発呼時、発信者電話番号を検出する発信者電話番号検出手段と、該発信者電話番号検出手段で検出された前記発信者電話番号と前記記憶手段に記憶されている前記認証用電話番号とを比較して認証を行う比較手段と、該比較手段による認証の結果、前記発信者電話番号と複数の前記認証用電話番号のうちの任意の1つが一致したときは、前記データ端末装置と前記電話回線網と間の通信路を切断状態から接続状態に切り替える切替え手段とを備えてなることを特徴とする請求項2記載の認証機能付きデータ回線終端装置。

請求項6

前記認証機能は、認証用電話番号として所定の複数の携帯電話の電話番号を予め記憶する記憶手段と、外部からの発呼時、発信者電話番号を検出する発信者電話番号検出手段と、該発信者電話番号検出手段で検出された前記発信者電話番号と前記記憶手段に記憶されている前記認証用電話番号とを比較して認証を行う比較手段と、該比較手段による認証の結果、前記発信者電話番号と複数の前記認証用電話番号のうちの任意の1つが一致したときは、前記データ端末装置と前記電話回線網と間の通信路を切断状態から接続状態に切り替える切替え手段とを備えてなることを特徴とする請求項2記載の認証機能付きデータ回線終端装置。

請求項7

前記切替え手段による通信路の接続/切断に対応して点灯消灯を行う表示手段が付加されていることを特徴とする請求項3又は4記載の認証機能付きデータ回線終端装置。

請求項8

前記データ回線終端装置は、データ端末装置のデータを変復調して電話回線網との間でモデム通信を行うモデムからなることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1つに記載の認証機能付きデータ回線終端装置。

請求項9

認証された場合のみ、電話回線網を介してデータ端末装置間でデータ通信を行うことを許すデータ通信における認証方法であって、認証用電話番号として所定の電話番号を予め記憶させる第1の手順と、外部の電話機から当該データ端末装置を発呼する第2の手順と、外部からの発呼時、発信者電話番号を検出し、検出された前記発信者電話番号と前記記憶手段に記憶した前記認証用電話番号とを比較して認証を行う第3の手順と、認証の結果、前記発信者電話番号と前記認証用電話番号とが一致したときは、前記データ端末装置と前記電話回線網と間の通信路を切断状態から接続状態に切り替える第4の手順とを有してなることを特徴とするデータ通信における認証方法。

請求項10

認証された場合のみ、電話回線網を介してデータ端末装置間でデータ通信を行うことを許すデータ通信における認証方法であって、認証用電話番号として所定の複数の電話番号を予め記憶させる第1の手順と、外部の電話機から当該データ端末装置を発呼する第2の手順と、外部からの発呼時、発信者電話番号を検出し、検出された前記発信者電話番号と前記記憶手段に記憶した前記認証用電話番号とを比較して認証を行う第3の手順と、認証の結果、前記発信者電話番号と複数の前記認証用電話番号のうちの任意の1つが一致したときは、前記データ端末装置と前記電話回線網と間の通信路を切断状態から接続状態に切り替える第4の手順とを有してなることを特徴とするデータ通信における認証方法。

技術分野

0001

この発明は、電話回線網に接続されて、自己と対をなすデータ端末装置のデータを送信すると共に相手側のデータ端末装置のデータを受信するための認証機能付きデータ回線終端装置及びデータ通信における認証方法係り、詳しくは、コンピュータからネットワーク通信接続するときにその正当性を確認してデータ通信処理を行う認証機能付きデータ回線終端装置及びデータ通信における認証方法に関する。

背景技術

0002

通常、電話回線を通じてネットワーク上でデータ通信を行うコンピュータは、モデム(Modem:Modulator/Demodulator)を介して電話回線などからネットワーク網に接続されている。図5は、従来のモデムを使用したときのパーソナル・コンピュータによるモデム通信システムの構成図である。モデム22には、通信用のデータを変復調してモデム通信を行うためのモデム回路29が構成されており、このモデム回路29にはモデム通信の制御を行うためのNCU(Network Control Unit:通信制御機器)が含まれている。データ端末装置(DTE:Data Terminal Equipment)であるパーソナル・コンピュータ(以下、パソコンと云う)21とモデム22に内蔵されたモデム回路29との間は、命令/データの送受信を行うDTEインタフェース27によって接続されている。さらに、モデム回路29からモデム22のジャックコネクタ28を経由して加入者回線23に接続され、加入者回線23から電話回線網24を介してプロバイダ25に接続されている。このようなネットワーク構成のモデム通信システムにおいては、モデム回路29が加入者回線23に常時接続されたままであるため、モデム22がDTEインタフェース27を経由してパソコン21からのダイアルアップ接続の命令を受けると、モデム回路29は、いつでもプロバイダ25の電話番号にダイヤル発呼して電話回線網24へ接続してモデム通信を行うことができる。

0003

このようなモデム通信の接続機能を有するモデム22を使用した場合、そのモデム22に接続されたパソコン21のセキュリティ機能が有効に作用していてパソコン22が自由に使用できない状態のときは、モデム22を介したモデム通信も自由にはできないようになっている。しかし、パソコン21のセキュリテイ機能解除されてパソコン21が自由に使用できる状態になっていれば、パソコン21からモデム22を介して電話回線網24に接続して容易にモデム通信を行うことができる。そのため、パソコン21のセキュリテイ機能が解除されていれば、第三者がパソコン21を使用してモデム22に接続し、電話回線網24を介して高額料金のかかる国際電話有料回線などへ接続してしまうこともできる。あるいは、第三者の不正かつ悪質なアクセスによって、パソコン21が電話回線網24からインターネット経由でウイルスに感染してしまうおそれもある。

0004

そこで、このような第三者による不正なアクセスをなくすために、発信者の電話番号がPOS(Point Of Sales)システム承認電話番号テーブルに設定されている電話番号と一致したときのみ通信接続を行う技術が開示されている(特許文献1参照)。また、着信基地装置が、発信者のユーザ名、パスワード、発信者電話番号と予め登録されている情報とを比較して、両者が一致する場合のみ通信回路を接続する技術も開示されている(特許文献2参照)。さらに、受信手段が、外部通信手段により通知された番号と予め記憶されている番号とが一致している通信データのみを取り込み、その通信データの発信者を特定することによって通信データの信頼性を高める技術も開示されている(特許文献3参照)。このようにして、発信者の電話番号などと予め登録されている電話番号などの一致/不一致を確認してモデム通信の可否を決定することにより、第三者の不正アクセスによって発生する不本意課金やウイルスの感染などを防止することができる。
特開2002−165006号公報(段落番号0010〜0026、及び図1〜図6参照)
特開平11−27750号公報(段落番号0026〜0046、及び図1図4参照)
特開平11−143946号公報(段落番号0010〜0028、及び図1図4参照)

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記従来の技術では、パソコンなどのDETのセキュリテイ機能が解除されていてパソコンなどが自由に使用できる状態になっても、電話番号やIDやパスワードなどによって一定の認証を行うことにより、電話回線網に接続してモデム通信を行えないようにすることは可能であるが、モデム通信の可否を決定するための認証機能が複雑になってしまう。つまり、電話番号、ID、パスワードなどの認証手段を用いることにより、第三者によるパソコンの不正な使用によって国際電話や有料回線などへ接続されて高額料金が請求されたり、インターネットの接続によるパソコンのウイルス感染などを防止することはできるが、認証機能を有効に利用するためには、その認証機能を実現するために専用に電話番号、ID、あるいはパスワードなどを個別に管理しなければならないので、認証管理を行うためのシステムがかなり複雑になってしまう。また、認証機能として指紋認証磁気カードなどを利用することもできるが、指紋認証や磁気カードなどによって認証を行う場合は専用の認証機器が必要となるので、結果的にパソコンの周辺機器やモデム自体が高価なものとなってしまう。

0006

この発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、認証機能を実現するために専用の機器を設けることなく、かつ、認証機能用の電話番号やIDやパスワードを新たに管理することなく、確実に認証を行うことができる認証機能付きデータ回線終端装置及びデータ通信における認証方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、電話回線網に接続されて、自己と対をなすデータ端末装置のデータを送信すると共に相手側のデータ端末装置のデータを受信するためのデータ回線終端装置に係り、使用を制限するための認証機能を持ち、認証された場合のみ、前記対をなすデータ端末装置を用いてデータ通信できる構成になされていることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の認証機能付きデータ回線終端装置に係り、前記認証機能として、外部からの発呼時、発信者電話番号に基づいて、前記データ通信の実行可否を決定する構成になされていることを特徴としている。

0008

また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の認証機能付きデータ回線終端装置に係り、前記認証機能は、認証用電話番号として所定の電話番号を予め記憶する記憶手段と、外部からの発呼時、発信者電話番号を検出する発信者電話番号検出手段と、該発信者電話番号検出手段で検出された前記発信者電話番号と前記記憶手段に記憶されている前記認証用電話番号とを比較して認証を行う比較手段と、該比較手段による認証の結果、前記発信者電話番号と前記認証用電話番号とが一致したときは、前記データ端末装置と前記電話回線網と間の通信路切断状態から接続状態切り替え切替え手段とを備えてなることを特徴としている。

0009

また、請求項4記載の発明は、請求項2記載の認証機能付きデータ回線終端装置に係り、前記認証機能は、認証用電話番号として所定の携帯電話の電話番号を予め記憶する記憶手段と、外部からの発呼時、発信者電話番号を検出する発信者電話番号検出手段と、該発信者電話番号検出手段で検出された前記発信者電話番号と前記記憶手段に記憶されている前記認証用電話番号とを比較して認証を行う比較手段と、該比較手段による認証の結果、前記発信者電話番号と前記認証用電話番号とが一致したときは、前記データ端末装置と前記電話回線網と間の通信路を切断状態から接続状態に切り替える切替え手段とを備えてなることを特徴としている。

0010

また、請求項5記載の発明は、請求項2記載の認証機能付きデータ回線終端装置に係り、前記認証機能は、認証用電話番号として所定の複数の電話番号を予め記憶する記憶手段と、外部からの発呼時、発信者電話番号を検出する発信者電話番号検出手段と、該発信者電話番号検出手段で検出された前記発信者電話番号と前記記憶手段に記憶されている前記認証用電話番号とを比較して認証を行う比較手段と、該比較手段による認証の結果、前記発信者電話番号と複数の前記認証用電話番号のうちの任意の1つが一致したときは、前記データ端末装置と前記電話回線網と間の通信路を切断状態から接続状態に切り替える切替え手段とを備えてなることを特徴としている

0011

また、請求項6記載の発明は、請求項2記載の認証機能付きデータ回線終端装置に係り、前記認証機能は、認証用電話番号として所定の複数の携帯電話の電話番号を予め記憶する記憶手段と、外部からの発呼時、発信者電話番号を検出する発信者電話番号検出手段と、該発信者電話番号検出手段で検出された前記発信者電話番号と前記記憶手段に記憶されている前記認証用電話番号とを比較して認証を行う比較手段と、該比較手段による認証の結果、前記発信者電話番号と複数の前記認証用電話番号のうちの任意の1つが一致したときは、前記データ端末装置と前記電話回線網と間の通信路を切断状態から接続状態に切り替える切替え手段とを備えてなることを特徴としている。

0012

また、請求項7記載の発明は、請求項3又は4記載の認証機能付きデータ回線終端装置に係り、前記切替え手段による通信路の接続/切断に対応して点灯消灯を行う表示手段が付加されていることを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、請求項1乃至6の何れか1つに記載の認証機能付きデータ回線終端装置に係り、前記データ回線終端装置は、データ端末装置のデータを変復調して電話回線網との間でモデム通信を行うモデムからなることを特徴としている。

0013

また、請求項9記載の発明は、データ通信における認証方法に係り、認証された場合のみ、電話回線網を介してデータ端末装置間でデータ通信を行うことを許すデータ通信における認証方法に係り、認証用電話番号として所定の電話番号を予め記憶させる第1の手順と、外部の電話機から当該データ端末装置を発呼する第2の手順と、外部からの発呼時、発信者電話番号を検出し、検出された前記発信者電話番号と前記記憶手段に記憶した前記認証用電話番号とを比較して認証を行う第3の手順と、認証の結果、前記発信者電話番号と前記認証用電話番号とが一致したときは、前記データ端末装置と前記電話回線網と間の通信路を切断状態から接続状態に切り替える第4の手順とを有してなることを特徴としている。
また、請求項10記載の発明は、データ通信における認証方法に係り、認証された場合のみ、電話回線網を介してデータ端末装置間でデータ通信を行うことを許すデータ通信における認証方法に係り、認証用電話番号として所定の複数の電話番号を予め記憶させる第1の手順と、外部の電話機から当該データ端末装置を発呼する第2の手順と、外部からの発呼時、発信者電話番号を検出し、検出された前記発信者電話番号と前記記憶手段に記憶した前記認証用電話番号とを比較して認証を行う第3の手順と、認証の結果、前記発信者電話番号と複数の前記認証用電話番号のうちの任意の1つが一致したときは、前記データ端末装置と前記電話回線網と間の通信路を切断状態から接続状態に切り替える第4の手順とを有してなることを特徴としている。

発明の効果

0014

この発明の構成によれば、データ回線終端装置(以下、モデムという)自身が自己の使用を制限するための認証機能を備えていて、認証されない場合には、モデムに接続されたパソコンなどはネットワーク上でモデム通信を行うことができないようになっている。したがって、パソコンなどのデータ端末装置(DTE)のセキュリテイ機能が解除されて、パソコンなどが自由に使用できる状態になっても、モデムの認証機能によって第三者が無断でプロバイダに発呼してネットワーク上でモデム通信を行うことを防止することができる。また、各電話機の電話番号はユニークである点に着目して発信者電話番号を利用して認証を行っているため、認証機能用のIDやパスワードを新たに管理することなく、ユーザが電話機(発信者電話番号)を使用して発呼するだけでモデムの使用を制限するための認証機能を有効に活用することができる。

発明を実施するための最良の形態

0015

まず、理解を容易にするためにこの発明におけるモデムの概要について説明する。この発明のモデムは、パソコンなどによって通信を行おうとするときにネットワーク網への接続を制限するための認証機能を備えた認証機能付きモデムである。つまり、加入者回線から電話回線網に接続されるモデムが、パソコンなどによるモデム通信の接続を制限するための認証機能を持っていて、所定の認証が行われた場合のみパソコンによるモデム通信の接続を許可する。このとき、所定の認証としては、電話番号が電話機ごとにユニークである点を利用して、モデムに対して電話番号による認証機能を持たせることによって、予め登録した電話番号とモデムが受信した電話番号とが一致した場合にのみモデム通信の接続を許可する。言い換えれば、この発明のモデムは、自己が備える認証機能として、電話回線網を介して受信する発信者電話番号を利用して通信路を接続するための認証を行い、認証されたときにパソコンなどからプロバイダへのダイアルアップ接続命令を出すことによって電話回線網への通信接続を行うことを特徴としている。

0016

最初に、この発明のモデムによって実現されるモデム通信システムについて説明する。図1は、この発明におけるモデム通信システムの概念図である。まず、図1に示すモデム通信システムの構成について説明する。パソコン1から認証機能を搭載したモデム2に接続され、さらに、モデム2から加入者回線3によって電話回線網4に接続されている。また、電話回線網4には、インターネットなどのネットワーク網6が接続されると共にネットワーク網6への接続サービスを行うプロバイダ5が接続されている。

0017

次に、図1に示すモデム通信システムの動作について説明する。図1に示すモデム通信システムにおいて、モデム2は、パソコン1からダイアルアップ接続の命令を受けても、所定の認証(つまり、電話番号の一致による認証)によって正当性を認めなければ加入者回線3への接続を行わない。このため、パソコン1は認証の正当性が認められなければプロバイダ5の電話番号へアクセスすることもできないので、結果的には、電話回線網4を介してネットワーク網6へ接続することもできない。つまり、モデム2は電話番号による認証の正当性を認めたときのみ加入者回線3への接続を行うので、パソコン1は、モデムによって認証されたときにプロバイダ5にアクセスしてネットワーク網6へ接続し、所望の通信を行うことが可能となる。

0018

次に、図面を参照して、この発明の実施例1であるモデム及びこのモデムを用いたモデム通信システムについて説明する。図2は、この発明のモデムを使用した場合の実施例1におけるモデム通信システムの構成図である。まず、図2に示すモデム通信システムの構成について説明する。データ端末装置(DTE)であるパソコン1から、命令/データの送受信を行うDTEインタフェース27を介してモデム2が接続されている。さらに、モデム2のジャック・コネクタ8を経由して加入者回線3に接続され、この加入者回線3から電話回線網4に接続されている。また、電話回線網4にはプロバイダ5が接続されていると共に、パソコン1のユーザが自由に操作することのできる携帯電話16aが通信接続できるようになっている。なお、図2では、電話回線網4に接続されるインターネットなどのネットワーク網は省略されている。

0019

モデム2は、通信用のデータを変復調してモデム通信を行うためのモデム回路9と、電話番号の認証によって認証機能を実現させてモデム回路9を通信接続させるための認証機能部10とを備えた構成となっている。なお、モデム回路9にはモデム通信の制御を行うためのNCU(通信制御機器)が含まれている。

0020

また、認証機能を実現する認証機能部10は、発信者電話番号を検出する発信者電話番号検出部(発信者電話番号検出手段)11と、認証機能に利用する電話番号を予め記憶しておく記憶部(記憶手段)12と、発信者電話番号検出部11で検出された発信者電話番号と記憶部12に記憶されている電話番号とを比較照合して認証を行う比較部(比較手段)13と、比較部13による認証結果に応じてモデム回路9と加入者回線3とを接続/切断するリレー(切替え手段)14と、リレー14の接続時に点灯しリレー4の切断時に消灯するLED(表示手段)15とを備えた構成となっている。

0021

次に、図2に示すモデム通信システムの動作について説明するが、パソコン1がモデム2を介して行う通常のモデム通信の動作については周知の技術であるので省略し、以下の説明では、モデム2が、携帯電話16aの発呼した発信者電話番号と記憶部12に記憶されている電話番号とによって認証を行う認証機能について詳細に説明する。

0022

ユーザは、パソコン1を使用してモデム通信を行おうとするとき、携帯電話16aを使用してモデム2へ発呼すると、モデム2における認証機能部10の比較部13が、電話回線網4と加入者回線3を介して受信した携帯電話16aの発信者電話番号と記憶部12に予め記憶されている電話番号とを比較照合する。そして、発信者電話番号と記憶部12に記憶されている電話番号とが一致したときにリレー14をON(つまり、接点aと接点bとを接続)する。これによって、モデム回路9が加入電話回線3に接続されるので、パソコン1は、プロバイダ5にアクセスすることによって電話回線網4に対して通信を行うことができる。つまり、パソコン1は、電話回線網4に接続されているインターネットなどのネットワーク網6(図1参照)と通信を行うことができる。なお、リレー14がONとなったときにLED15が点灯するので、ユーザは、携帯電話16aを発呼した後にLED15の点灯状態を確認してパソコン1を操作することによって電話回線網4へ接続することができる。

0023

次に、フローチャートを用いて図2に示すモデム通信システムの認証接続動作を説明する。図3は、図2に示すモデム通信システムにおいて、モデムが認証接続の動作を行うときの処理の流れを示すフローチャートである。したがって、図2及び図3を用いてモデムによる認証接続の処理の流れを説明する。

0024

モデム2は、電源投入後の初期状態で認証機能が作用していないときはリレー14がOFFの状態(つまり、接点aと接点bが開放している状態)であるので、モデム回路9と加入者回線3は切断されている状態にある。したがって、パソコン1が、電話回線網4に対して通信を行うために、DTEインタフェース7を経由してプロバイダ5にダイアルアップ接続するための命令信号をモデム回路9へ送信しようとしても、モデム回路9と電話回線網4とは接続されていないので、パソコン1からプロバイダ5へアクセスすることはできない。そこで、モデム2がモデム通信を実現させるためには、パソコン1が通信を行う前に、モデム2における認証機能部10のリレー14をONさせて接点aと接点bとを接続させ、モデム回路9と加入者回線3とを接続させておく必要がある。

0025

そこで、モデム2が持つ認証機能部10の認証機能を実現させるために、予め、記憶部12に認証機能に利用するための電話番号を記憶させておく。このときの電話番号の記憶方法は、例えば、記憶部12に不揮発性メモリを設け、パソコン1からDTEインタフェース7を経由して、所望の電話番号をこの不揮発性メモリに書き込んで記憶させておく(ステップS1)。そして、ユーザがパソコン1のモデム通信を行う前に、ユーザは携帯電話16aから発信者電話番号通知のモードでモデム2が繋がっている加入者回線3の電話番号に発呼する。これによって、携帯電話16aの電話番号が発信者電話番号として、電話回線網4と加入者回線3を介してモデム2に送信される(ステップS2)。すると、モデム2における認証機能部10の発信者電話番号検出部1が携帯電話16aの発信者電話番号を検出して比較部13に通知する(ステップS3)。

0026

次に、比較部3は、記憶部12に記憶されている電話番号と発信者電話番号検出部1から通知された発信者電話番号とを比較照合して、両者の電話番号が一致しているか否かの判定を行う(ステップS4)。ここで、両者の電話番号が一致していない場合は(ステップS4でNoの場合)、ステップS2に戻って、携帯電話16aからの新たな発呼を待つ。

0027

一方、記憶部12に記憶されている電話番号と発信者電話番号検出部1から通知された発信者電話番号(つまり、携帯電話16aの電話番号)とが一致している場合は(ステップS4でYesの場合)、比較部13がリレー14をONさせる信号を送出し、リレー14の接点aと接点bとをコンタクトさせてモデム回路9を加入者回線3に接続させる(ステップS5)。このとき、リレー4がONすると同時にLED15が点灯するので(ステップS6)、ユーザはLED15の点灯を確認した後に携帯電話16aの発呼を切る(ステップS7)。ここで、呼び出しが鳴っている間に携帯電話16aを切るので通常の課金が行われることはない。

0028

これによってモデム回路9が加入者回線3に接続されるため、モデム2は、DTEインタフェース7を経由してパソコン1からのダイアルアップ接続命令を受けたか否かを判断する(ステップS8)。ここで、モデム2は、まだ、パソコン1からのダイアルアップ接続命令を受けていなければ(ステップS8でNoの場合)、ダイアルアップ接続命令を受けるまで待つ。一方、パソコン1からのダイアルアップ接続命令を受けていれば(ステップS8でYesの場合)、モデム回路9は、パソコン1からのダイアルアップ接続命令に基づいてプロバイダ5の電話番号にダイヤル発呼する(ステップS9)。これによって、プロバイダ5が電話回線網4ヘの接続サービスを行うので、パソコン1は電話回線網4に接続してネットワーク網とデータ通信を行うことができる(ステップS10)。

0029

上記の実施例1では、携帯電話を用いて発信者電話番号を発呼して電話番号による認証を受ける場合について説明したが、固定電話を用いて電話番号による認証を受けてもよい。図4は、この発明のモデムを使用した場合の実施例2におけるモデム通信システムの構成図である。図4に示すモデム通信システムが図2に示すモデム通信システムと異なるところは、携帯電話16aの代わりに固定電話16bを用いたところのみである。したがって、モデム2の内部構成及び動作は実施例1の場合と同じであるので、重複する部分の説明は省略する。

0030

図4において、ユーザがパソコン1を用いて電話回線網4と通信を行うときは、ユーザが固定電話16bから発信者電話番号通知のモードでモデム2が繋がっている加入者回線3の電話番号に発呼する。これによって、固定電話16bの電話番号が発信者電話番号として電話回線網4及び加入者回線3を介してモデム2に送信される。したがって、モデム2における認証機能部10の比較部13は、固定電話16bの発信者電話番号と記憶部12に記憶されている電話番号とによって認証を行うことができる。なお、発信者電話番号を用いて個人を特定するという点では、個人が所有していてプライベートに使用することができる携帯電話を使用した方が認証機能としては優れているので、一般的には携帯電話を用いることが望ましい。

0031

以上、この発明の実施形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあってもこの発明に含まれる。例えば、認証機能を備えるものとしては、モデムに限定されず、例えば、ターミナルアダプタでも良く、その他のデータ回線終端装置であっても良い。また、発呼に用いられる電話としては、携帯電話機に限らず、固定電話でも良く、他のデータ端末装置でも良い。

0032

記憶部12に記憶される認証用電話番号としては、特定の一つの電話番号に限らず、所定の複数の電話番号を予め記憶しておくようにしても良い。この場合、比較部13による認証の結果、発信者電話番号と複数の認証用電話番号のうちの任意の1つが一致したときは、データ端末装置と記電話回線網と間の通信路が切断状態から接続状態に切り替えられる構成となる。

0033

この発明のモデム及びモデム通信システムによれば、モデム自身が電話番号による認証機能を備えているので、モデム通信システムに複雑な認証機能を設けなくても、パソコンなどによって通信を行うユーザが携帯電話などから発呼し、モデムによって電話番号の認証を受けるだけで、自己が所有しているパソコンなどを容易にネットワーク網に接続させることができる。しかし、モデムは、第三者が発呼した任意の電話番号では認証を行わないので、パソコンなどをネットワーク網に接続させることはない。したがって、この発明のモデムは、パソコンなどによって個人認証を行いながら通信を行うときのネットワーク通信ステムに広く利用することができる。

図面の簡単な説明

0034

この発明におけるモデム通信システムの概念図である。
この発明のモデムを使用した場合の実施例1におけるモデム通信システム構成図である。
図2に示すモデム通信システムにおいて、モデムが認証接続の動作を行うときの処理の流れを示すフローチャートである。
この発明のモデムを使用した場合の実施例2におけるモデム通信システムの構成図である。
従来のモデムを使用したときのパーソナル・コンピュータによるモデム通信システムの構成図である。

符号の説明

0035

1パソコン
2モデム
3加入者回線
4電話回線網
5プロバイダ
6ネットワーク網
7 DETインタフェース
8ジャック・コネクタ
9モデム回路(データ回線終端装置)
10認証機能部
11発信者電話番号検出部
12 記憶部(記憶手段)
13比較部(比較手段)
14リレー
15LED
16a携帯電話
16b 固定電話

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