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技術 相互接続通信網における障害伝達方法

出願人 沖電気工業株式会社
発明者 福岡弘登橋爪達成石崎剛大竹邦之
出願日 2004年3月1日 (17年4ヶ月経過) 出願番号 2004-056677
公開日 2005年9月15日 (15年9ヶ月経過) 公開番号 2005-252395
状態 拒絶査定
技術分野 交換機の監視、試験 広域データ交換 電話交換機一般 電話通信サービス
主要キーワード 閉塞過程 閉塞信号 解除過程 回復検出 障害回復通知 警報送信 相互接続点 通常運用
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年9月15日)のものです。
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図面 (3)

課題

IPネットワーク回線閉塞情報を、主信号伝送回線公衆網通信業者に伝達するための、異なる通信事業者間の相互接続通信網における障害伝達方法を提供する。

解決手段

管理回線網100に備えられる呼接続制御装置110及び回線接続装置120が、公衆回線網200に備えられる公衆網交換機210と、それぞれ、共通線信号回線310及び主信号伝送回線312で接続されている相互接続通信網において実施され、以下の過程を備えている。回線障害認識過程では、回線接続装置120により、管理回線網100の回線障害が発生した障害発生回線を認識する。警報送出過程では、回線接続装置120により、障害発生回線に対応する回線障害警報を、主信号伝送回線312を介して、公衆網交換機210へ送出する。発呼抑止過程では、公衆網交換機210により回線障害警報を受けて、障害発生回線への発呼抑止を行う。回線閉塞過程では、呼接続制御装置110により、回線接続装置120と通信を行うときに、障害発生回線を検出し、当該障害発生回線を閉塞する。

概要

背景

デジタル革命からIT革命へと変遷する中で、各通信事業者においても、次世代ネットワーク構築に向けた取り組みが活性化している(例えば、非特許文献1参照)。

異なる通信事業者間の相互接続通信網共通線信号方式を用いる場合、各事業者回線網間は主信号伝達回線及び共通線信号回線で接続される。共通線信号方式では、主信号伝送回線を介して通話を行い、共通線信号回線を介して通信に必要な、起動接続確認回線切断などの呼接続情報伝送を行う。

異なる通信事業者間の相互接続通信網として、例えば、IP電話通信事業者が管理するIPネットワーク公衆網通信事業者が管理する公衆回線網とが接続されている相互接続通信網について説明する。IPネットワークと公衆回線網とを接続する場合は、公衆網通信事業者が管理する公衆網交換機や、公衆網通信事業者により規定された相互接続点を用いて、互いの主信号伝送回線と共通線信号回線とを接続することにより構成される。

一般に、IPネットワーク内の回線において回線障害等が発生し、そのために、回線閉塞により呼接続できない回線が存在しても、公衆網通信業者による相互接続規定により、共通線信号回線を使用した閉塞信号伝達ができない。従って、公衆網通信業者が、IPネットワーク内に閉塞されて呼接続できない回線を捕捉した場合にのみ、公衆網通信業者は当該回線の閉塞を認識し、この認識に基づいて当該回線への発呼を抑止する運用管理を行うことができる。
越 潔他著ネットワークインフラソリューション電気の次世代コアネットワーク」沖テクカルレビュー2001年1月第185号Vol.68、No.1 第72〜75頁

概要

IPネットワークの回線閉塞情報を、主信号伝送回線で公衆網通信業者に伝達するための、異なる通信事業者間の相互接続通信網における障害伝達方法を提供する。管理回線網100に備えられる呼接続制御装置110及び回線接続装置120が、公衆回線網200に備えられる公衆網交換機210と、それぞれ、共通線信号回線310及び主信号伝送回線312で接続されている相互接続通信網において実施され、以下の過程を備えている。回線障害認識過程では、回線接続装置120により、管理回線網100の回線障害が発生した障害発生回線を認識する。警報送出過程では、回線接続装置120により、障害発生回線に対応する回線障害警報を、主信号伝送回線312を介して、公衆網交換機210へ送出する。発呼抑止過程では、公衆網交換機210により回線障害警報を受けて、障害発生回線への発呼抑止を行う。回線閉塞過程では、呼接続制御装置110により、回線接続装置120と通信を行うときに、障害発生回線を検出し、当該障害発生回線を閉塞する。

目的

この発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、この発明の目的は、主信号伝送回線でIPネットワークの回線閉塞情報を公衆網通信業者に伝達することができる、異なる通信事業者間の相互接続通信網における障害伝達方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

管理回線網に備えられる呼接続制御装置が、公衆回線網に備えられる公衆網交換機共通線信号回線で接続され、及び、前記管理回線網に備えられる回線接続装置が、前記公衆網交換機と主信号伝送回線で接続されている相互接続通信網回線に発生した障害を伝達する方法において、前記回線接続装置によって、前記管理回線網内で回線障害が発生した障害発生回線を認識する回線障害認識過程と、該障害発生回線の認識に応答して該回線接続装置により回線障害警報を発生して、該回線障害警報を前記主信号伝送回線を介して、前記公衆網交換機へ送信する警報送出過程と、前記公衆網交換機によって、前記回線障害警報の受信に応答して、前記障害発生回線に対する発呼の抑止を行う発呼抑止過程と、前記呼接続制御装置が前記回線接続装置と通信を行うときに、該呼接続制御装置によって前記障害発生回線を検出して前記障害発生回線を閉塞する回線閉塞過程とを備えることを特徴とする相互接続通信網における障害伝達方法

請求項2

前記回線閉塞過程後に、前記回線接続装置によって、前記障害発生回線の回線障害回復を検出する回線障害回復検出過程と、前記回線接続装置によって、前記回線障害回復の検出に応答して障害回復通知を前記呼接続制御装置に送信するとともに、閉塞解除通知を前記公衆網交換機に送信する障害回復通知過程と、前記呼接続制御装置によって、前記障害回復通知の受信に応答して、前記障害発生回線の閉塞の解除を行うとともに、前記公衆網交換機によって、前記閉塞解除通知の受信に応答して、前記障害発生回線に対する発呼の抑止を解除する発呼抑止解除過程とを備えることを特徴とする請求項1に記載の相互接続通信網における障害伝達方法。

請求項3

前記発呼抑止過程において、さらに、前記公衆網交換機によって、前記回線障害警報の受信に応答して、前記回線接続装置に対して回線障害警報受信信号を送信し、及び、前記回線接続装置によって、該回線障害警報受信信号の受信に応答して、回線障害警報の送信を終了することを特徴とする請求項1又は2に記載の相互接続通信網における障害伝達方法。

請求項4

前記障害回復通知過程において、さらに、前記公衆網交換機によって、前記障害回復通知の受信に応答して、前記回線接続装置に対して閉塞解除通知受信信号を送信し、前記回線接続装置によって、該閉塞解除通知受信信号の受信に応答して、閉塞解除通知の送信を終了することを特徴とする請求項3に記載の相互接続通信網における障害伝達方法。

技術分野

0001

この発明は、異なる通信事業者間の相互接続通信網における障害伝達方法に関するものである。

背景技術

0002

デジタル革命からIT革命へと変遷する中で、各通信事業者においても、次世代ネットワーク構築に向けた取り組みが活性化している(例えば、非特許文献1参照)。

0003

異なる通信事業者間の相互接続通信網で共通線信号方式を用いる場合、各事業者回線網間は主信号伝達回線及び共通線信号回線で接続される。共通線信号方式では、主信号伝送回線を介して通話を行い、共通線信号回線を介して通信に必要な、起動接続確認回線切断などの呼接続情報伝送を行う。

0004

異なる通信事業者間の相互接続通信網として、例えば、IP電話通信事業者が管理するIPネットワーク公衆網通信事業者が管理する公衆回線網とが接続されている相互接続通信網について説明する。IPネットワークと公衆回線網とを接続する場合は、公衆網通信事業者が管理する公衆網交換機や、公衆網通信事業者により規定された相互接続点を用いて、互いの主信号伝送回線と共通線信号回線とを接続することにより構成される。

0005

一般に、IPネットワーク内の回線において回線障害等が発生し、そのために、回線閉塞により呼接続できない回線が存在しても、公衆網通信業者による相互接続規定により、共通線信号回線を使用した閉塞信号伝達ができない。従って、公衆網通信業者が、IPネットワーク内に閉塞されて呼接続できない回線を捕捉した場合にのみ、公衆網通信業者は当該回線の閉塞を認識し、この認識に基づいて当該回線への発呼を抑止する運用管理を行うことができる。
越 潔他著ネットワークインフラソリューション電気の次世代コアネットワーク」沖テクカルレビュー2001年1月第185号Vol.68、No.1 第72〜75頁

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、公衆回線網などIPネットワーク以外の回線からIPネットワークに接続要求する場合、公衆網通信業者がIPネットワーク内で障害が発生した回線の閉塞を認識するまで、IPネットワークに通話要求する者は、当該回線が閉塞中か運用中か知ることができない。このため、例えば、公衆回線網からIPネットワークに接続する場合、公衆網交換機は、IPネットワークの当該回線への発呼を抑止できず、発呼後に通話不可を示す話中音を受けることになる。従って、閉塞を認識するまで発呼を繰り返すことになるという問題がある。

0007

この発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、この発明の目的は、主信号伝送回線でIPネットワークの回線閉塞情報を公衆網通信業者に伝達することができる、異なる通信事業者間の相互接続通信網における障害伝達方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0008

上述した目的を達成するために、管理回線網に備えられる呼接続制御装置が、公衆回線網に備えられる公衆網交換機と、共通線信号回線で接続され、及び、管理回線網に備えられる回線接続装置が、公衆回線網に備えられる公衆網交換機と、主信号伝送回線で接続されている相互接続通信網で、回線に発生した障害を伝達する方法、すなわち、この発明の相互接続通信網における障害伝達方法は、以下の過程を備えている。

0009

回線障害認識過程では、回線接続装置が、管理回線網の回線障害が発生した障害発生回線を認識する。警報送出過程では、回線接続装置により、障害発生回線の認識に応答して回線障害警報を発生して、当該回線障害警報を主信号伝送回線を介して公衆網交換機へ送信する。発呼抑止過程では、公衆網交換機によって、回線障害警報の受信に応答して、障害発生回線に対する発呼の抑止(単に、発呼抑止ともいう。)を行う。回線閉塞過程では、呼接続制御装置が回線接続装置と通信を行うときに、呼接続制御装置によって、障害発生回線を検出して当該障害発生回線を閉塞する。

0010

上述したこの発明の相互接続通信網における障害伝達方法の実施にあたり、好ましくは、回線閉塞過程の後に、障害回復検出過程障害回復通知過程、及び発呼抑止解除過程を備えるのが良い。

0011

障害回復検出過程では、回線接続装置によって、障害発生回線の回線障害回復を検出する。障害回復通知過程では、回線接続装置によって、回線障害回復の検出に応答して、障害回復通知を呼接続制御装置に送信するとともに、閉塞解除通知を公衆網交換機に送信する。発呼抑止解除過程では、呼接続制御装置によって、障害回復通知の受信に応答して、障害発生回線の閉塞を解除する。また、公衆網交換機によって、閉塞解除通知の受信に応答して、障害発生回線の発呼抑止を解除する。

0012

また、この発明の相互接続通信網における障害伝達方法の好適実施例によれば、発呼抑止過程において、さらに、公衆網交換機によって、回線障害警報の受信に応答して、回線接続装置に対して回線障害警報受信信号を送信し、及び回線接続装置が、回線障害警報受信信号の受信に応答して、回線障害警報の送信を終了するのが良い。

0013

また、この発明の相互接続通信網における障害伝達方法の好適実施例によれば、障害回復通知過程において、さらに、公衆網交換機が、障害回復通知の受信に応答して、回線接続装置に対し閉塞解除通知受信信号を送信し、及び回線接続装置が、閉塞解除通知受信信号の受信に応答して、閉塞解除通知の送信を終了するのが良い。

発明の効果

0014

この発明の相互接続通信網における障害伝達方法によれば、主信号伝送回線を介して、回線障害警報を公衆網交換機へ送信するので、公衆網交換機は、管理回線網内での障害発生回線を把握でき、従って、当該障害発生回線への発呼を抑止することができる。

0015

さらに障害発生回線が回復したときに、回線接続装置が障害回復通知を公衆網交換機へ送信するので、公衆網交換機は、障害回復を障害回復通知の受信により認識し、その後、相互接続通信網の運用を速やかに通常運用に戻すことができる。

0016

また、公衆網交換機が、回線障害警報を受信した後に、回線障害警報の受信に応答して、回線接続装置に対して回線障害警報受信信号を送信するので、回線接続装置は、公衆網交換機が回線障害警報を受信したことを認識できる。回線障害警報受信信号の受信に応答して、当該回線障害警報の送信を終了することができるので、不要な信号の送受信を減らすことができる。

0017

また、公衆網交換機が、閉塞解除通知を受信した後に、閉塞解除通知の受信に応答して、回線接続装置に対して閉塞解除通知受信信号を送信するので、回線接続装置は、公衆網交換機が当該閉塞解除通知を受信したことを認識できる。閉塞解除通知受信信号の受信に応答して、当該閉塞解除通知の送信を終了することができるので、不要な信号の送受信を減らすことができる。

発明を実施するための最良の形態

0018

以下、図を参照して、この発明の実施の形態について説明するが、構成および配置関係についてはこの発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、以下、この発明の好適な構成例につき説明するが、単なる好適例にすぎず、従って、この発明は以下の実施の形態に限定されない。

0019

図1は、この発明の障害伝達方法を実行する、管理回線網としてのIPネットワークと公衆回線網とによる相互接続通信網のネットワーク構成を示す概略図である。

0020

IP電話通信事業者は、IPネットワーク100と、IPネットワーク100に接続されている、呼接続制御装置110及びゲートウェイ装置120とを管理する。公衆網通信事業者は、公衆回線網200と、公衆回線網200に接続されている公衆網交換機210を管理している。

0021

呼接続制御装置110と公衆網交換機210とは、第1相互接続点300で、共通線信号回線310により接続されている。ゲートウェイ装置120と公衆網交換機210とは、第2相接続点302で、主信号伝送回線312により接続されている。第1相互接続点300及び第2相互接続点302は、公衆網通信事業者によって管理されている。

0022

主信号伝送回線312は、IPネットワーク100と公衆回線網200の間に個別に設けられ、IPネットワーク100及び公衆回線網200間の、通話などによる音声データやその他のデータの伝送を行う。

0023

共通線信号回線310は、公衆回線網200と、公衆回線網200に接続されている、IPネットワーク100及びその他の通信回線網(図示を省略する。)とを接続するように設けられていて共通線信号網を形成している。共通線信号回線310は、異なる事業者が管理する回線網相互間、この例では、IPネットワーク100と公衆回線網200との間の通信に必要な起動、接続確認、回線切断などの呼接続情報の伝送を行う。

0024

IPネットワーク100及び公衆回線網200には、それぞれ1つまたは2以上の端末が接続されていて、例えばIPネットワーク100に接続されている端末130と、公衆回線網200に接続されている端末230とは、IPネットワーク100、主信号伝送回線312、公衆網交換機210、及び公衆回線網を介して、通話などデータの伝送を行う。また、図1では、相互接続通信網としてIPネットワーク100及び公衆回線網200を接続して構成されるものを例にとって説明しているが、例えば、公衆回線網と合せて、さらに、他の1または2以上の通信事業者が管理するネットワークを介して通話を行う通信網にも適用できる。

0025

ゲートウェイ装置120は、IPネットワーク100と公衆回線網200との間の接続を行うための装置である。ゲートウェイ装置120は、コンピュータ121、及び、周知のゲートウェイ装置が備える回線接続手段123を備えて構成される。このコンピュータとして、例えば、周知のパーソナルコンピュータを用いることができる。コンピュータ121の中央処理装置(CPU)122は、閉塞状態認識手段125及び閉塞情報送受信手段127を機能手段として備えている。これらの機能手段は、CPU122の制御手段128により、CPU122内のメモリ(図示を省略する)又は別途設けられた記憶装置129に読み出し自在に記録されたプログラムを読み出して、実行することで実現される。記憶装置129には、例えば、IPネットワーク内の回線での回線障害が起こった場合には、回線障害が起こった回線の回線番号障害内容等が記録される。

0026

呼接続制御装置110は、呼接続の際に、IPネットワーク100の呼接続情報をゲートウェイ装置120の記憶装置129から入手し、及び、公衆回線網200などIP電話通信事業者が管理しない回線網の呼接続情報を共通線信号回線310から入手する。例えば公衆回線網200の呼接続情報は、公衆網交換機210内の記憶装置(図示を省略する。)に記録されている。呼接続制御装置110は、これらの呼接続情報に基づいて、ゲートウェイ装置120の制御を行う。IPネットワーク100と公衆回線網200との間で通信を行う場合は、共通線信号回線310を使用して公衆回線網200と呼接続情報を通信し、ゲートウェイ装置120の回線接続手段123に対して、接続する回線を指示し、公衆網交換機210との呼を確立する。

0027

公衆網交換機210は、公衆回線網200と、IPネットワーク100または他の通信事業者が管理する回線網(図示を省略する。)との間の接続を行うための装置である。公衆網交換機210は、コンピュータ221、呼接続制御手段212、及び、回線接続手段223を備えて構成される。このコンピュータ221として、例えば、周知のパーソナルコンピュータを用いることができる。コンピュータ221の中央処理装置(CPU)222は、閉塞情報送受信手段227を機能手段として備えている。この機能手段は、CPU222の制御手段228によりCPU222内のメモリ(図示を省略する)又は別途設けられた記憶装置229に読み出し自在に記録されたプログラムを読み出して実行することで実現される。記憶装置229には、例えば、公衆回線網200内の回線での回線障害が起こった場合には、回線障害が起こった回線の回線番号や障害内容等が記録される。

0028

図2を参照して、回線障害が発生したときの、障害伝達方法について説明する。図2は、障害情報伝達フローを示す図である。

0029

S10では、回線障害認識過程が行われる。IPネットワーク100内の回線で、回線障害が発生した場合、ゲートウェイ装置120の閉塞状態認識手段125が、回線障害を検出する。この回線障害の検出は、例として、次のようにして行われる。閉塞状態認識手段125が、IPネットワーク100内の各端末に対して、一定の時間間隔で、特定のフラグを付した確認信号を送信する。一方、各端末では、確認信号の受信に応答して、ゲートウェイ装置120に対して確認信号を返信する。閉塞状態認識手段125では、各端末から送られてきた確認信号のフラグから、回線の障害の有無及び回線の障害がある場合はその場所などを認識することができる。また、閉塞状態認識手段125は、この回線障害が発生した回線について、回線番号や障害内容等を記憶装置129に記録する。

0030

S20では、警報送信過程が行われる。ゲートウェイ装置120の閉塞情報送受信手段127は、S10の回線障害認識過程で、回線障害が検出された回線(以下、障害発生回線と称する。)に対応する回線障害警報402を生成し、さらに、公衆網交換機210へ送信する。この回線障害警報402の送信は、主信号伝送回線312を介して行われる。

0031

S30及びS40では、発呼抑止過程が行われる。

0032

S30において、公衆網交換機210は、閉塞情報送受信手段227により、回線障害警報402を受信し、この回線障害警報402の受信に応答して、回線障害警報受信信号406をゲートウェイ装置120に送信する。

0033

S40において、ゲートウェイ装置120の閉塞情報送受信手段127が、回線障害警報受信信号406を受信する。閉塞情報送受信手段127は、回線障害警報受信信号406の受信に応答して、回線障害警報402の送信を終了する。一方、公衆網交換機210は、回線障害警報402の受信に応答して、IPネットワーク100内の障害発生回線を閉塞回線とし、回線番号等を記憶装置229に読み出し自在に記録する。その後、IPネットワーク100と接続を行う場合に、記憶装置229から、障害発生回線の回線番号を読み出して、当該障害発生回線への呼接続を行わない。

0034

このような方法を用いると、公衆網交換機210が、回線障害警報402を受信した後、回線障害警報受信信号406を、ゲートウェイ装置120に送信することで、IPネットワークのゲートウェイ装置120、又はIP電話通信事業者が公衆網交換機210で、回線障害警報402が受信されたことを確認できるので好適である。この場合、閉塞情報送受信手段127が、回線障害警報受信信号406の受信に応答して、回線障害警報402の送信を終了できるので、主信号伝送回線312に不要な信号を送信しなくなる。

0035

また、公衆網交換機210が、回線障害警報受信信号406を送信しない構成の場合は、閉塞情報送受信手段127は、一定の時間、又は一定の回数、回線障害警報402を送信して、その後送信を終了する構成としても良い。または、回線障害が回復するまで、一定の時間間隔で、回線障害警報402を送信する構成としても良い。

0036

S50では、回線閉塞過程が行われる。呼接続制御装置110が、呼接続のためにゲートウェイ装置120への通信を行ったときに、閉塞状態認識手段125により、記憶装置129に記録された障害発生回線についての回線番号などの情報を得る。呼接続制御装置110は、その回線番号で示される障害発生回線を閉塞回線とし、その後の呼接続を行わないようにする。

0037

IPネットワーク100の呼接続制御装置110、及び、公衆回線網200の公衆網交換機210により、障害発生回線が閉塞された後は、IPネットワーク100と公衆回線網200は、呼接続時に、ゲートウェイ装置120及び公衆網交換機210がそれぞれ備える記憶装置129及び229に記録された障害発生回線についての情報を読み出す。そして、その情報に基づいて障害発生回線以外の、閉塞されていない回線だけを利用して呼接続し、相互接続通信網を運用する。

0038

S100では、回線障害回復検出過程が行われる。回線障害回復検出過程において、閉塞状態認識手段125は、障害発生回線の障害が回復したことを検出する。障害の回復の検出はS10で障害の発生を検出したときと同様に行う。ここで、回線障害及び障害回復の検出に用いられる確認信号は、回線の運用中は、閉塞状態認識手段125から、一定の時間間隔で常時送信されている。

0039

S110では、障害回復通知過程が行われる。S100の回線障害回復検出過程で、障害発生回線の障害が回復したことを検出した場合、障害回復通知過程において、閉塞情報送受信手段127は、障害回復通知414を生成して、当該障害回復通知414を呼接続制御装置110に送信する。また、閉塞情報送受信手段127は、主信号伝送回線312を介して公衆網交換機210へ、閉塞解除通知404を送信する。

0040

S120では、発呼抑止解除過程が行われる。呼接続制御装置110は、ゲートウェイ装置120から障害回復通知414を受信し、この受信に応答して、障害発生回線の閉塞を解除する。公衆網交換機210は、閉塞解除通知404を受信すると、ゲートウェイ装置120に対し、閉塞解除通知受信信号408を送信するとともに、障害発生回線への発呼抑止を解除する。

0041

S130において、閉塞情報送受信手段127は、閉塞解除通知受信信号408の受信に応答して、閉塞解除通知404の送信を停止する。

0042

閉塞解除通知受信信号408については、上述した回線障害警報受信信号406と同様に、閉塞解除通知受信信号408を送信しない構成としても良い。

0043

呼接続制御装置110及び公衆網交換機210の両者で、閉塞が解除された後は、通常の通信網運用になる。

0044

ここでは、IP電話通信事業者と公衆網通信事業者間の相互接続通信網について説明したが、この障害伝達方法は、電気通信事業法等で定められる電気通信事業者が公衆網通信事業者と相互接続を行う場合にも適用可能である。

図面の簡単な説明

0045

IPネットワークと公衆回線網とによる相互接続通信網のネットワーク構成を示す概略図である。
障害情報伝達フローを示す図である。

符号の説明

0046

100IPネットワーク
110呼接続制御装置
120ゲートウェイ装置
121、221コンピュータ
122、222中央処理装置(CPU)
123、223回線接続手段
125閉塞状態認識手段
127、227閉塞情報送受信手段
128、228 制御手段
129、229記憶装置
200公衆回線網
210公衆網交換機
212呼接続制御手段
300 第1相互接続点
302 第2相互接続点
310共通線信号回線
312主信号伝送回線
402回線障害警報
404閉塞解除通知
406 回線障害警報受信信号
408 閉塞解除通知受信信号
414 障害回復通知

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