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図面 (13)

課題

画像形成装置においては、給紙すべく選択された給紙トレイ印刷用紙がないと、直ちにオフライン状態となって、外部の上位装置との通信が不可となって、その給紙トレイに印刷用紙が補給されるまで復帰しないため、例えばこの状況で他の給紙トレイを選択して印刷続行するといったことが出来なかった。

解決手段

上位装置とのデータの送受信を実行するI/F送受信処理部2と、複数の給紙トレイ67,68と、受信した前記データを解析し、複数の給紙トレイのうち、印刷時に印刷用紙を給紙する給紙トレイを確定する印刷起動情報SELIを出力する解析/編集処理部3と、印刷用紙が収納されているか否かを検出するセンサ部と、制御部16とを有し、センサ部の検出結果と印刷起動情報SELIとに基づき、印刷起動情報SELIによって確定された給紙トレイに印刷用紙がない場合、I/F送受信処理部2によるデータの送受信を停止する。

概要

背景

従来、この種の装置として、例えば、給紙カセット内に複数設けられたカセット収納された転写紙の少なくとも一方が用紙無しとなった場合に、給紙の中止や、用紙無しの報知を行う画像形成装置があった(例えば、特許文献1参照)。
実開平9—000368号公報(第3頁、図1)

概要

画像形成装置においては、給紙すべく選択された給紙トレイ印刷用紙がないと、直ちにオフライン状態となって、外部の上位装置との通信が不可となって、その給紙トレイに印刷用紙が補給されるまで復帰しないため、例えばこの状況で他の給紙トレイを選択して印刷続行するといったことが出来なかった。 上位装置とのデータの送受信を実行するI/F送受信処理部2と、複数の給紙トレイ67,68と、受信した前記データを解析し、複数の給紙トレイのうち、印刷時に印刷用紙を給紙する給紙トレイを確定する印刷起動情報SELIを出力する解析/編集処理部3と、印刷用紙が収納されているか否かを検出するセンサ部と、制御部16とを有し、センサ部の検出結果と印刷起動情報SELIとに基づき、印刷起動情報SELIによって確定された給紙トレイに印刷用紙がない場合、I/F送受信処理部2によるデータの送受信を停止する。

目的

本発明は、後述する他の目的と共に、それぞれが印刷用紙を収納する複数の給紙トレイの内、印刷用紙の無い給紙トレイが検出された場合にも、それ以外の、まだ印刷用紙の存在する給紙トレイを選択して印刷を継続して実行可能とした画像形成装置を提供することを一つの目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

上位装置とのデータの送受信を実行する送受信処理手段と、それぞれが印刷媒体収納可能で、該印刷媒体を供給する複数の印刷媒体収納手段と、受信した前記データを解析し、前記複数の印刷媒体収納手段のうち、印刷時に前記印刷媒体を供給する印刷媒体収納手段を確定する収納部確定情報を出力するデータ解析手段と、前記複数の印刷媒体収納手段に、前記印刷媒体が収納されているか否かを、個別に検出する印刷媒体検出手段と、前記収納部確定情報と前記印刷媒体検出手段の検出結果とに基づき、前記収納部確定情報によって確定された前記印刷媒体収納手段に印刷媒体がない場合、前記送受信処理手段による前記データの送受信を停止するように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置

請求項2

更に、前記制御手段は、前記収納部確定情報と前記印刷媒体検出手段の検出結果とに基づき、前記収納部確定情報によって確定された前記印刷媒体収納手段に印刷媒体がない場合、前記データ解析手段による前記データの解析を中止するように制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。

請求項3

更に、メッセージを表示する表示部を有し、前記制御手段は、前記複数の印刷媒体収納手段の何れかに印刷媒体がなく、且つ前記送受信処理手段によるデータ送受信を中止していることを示すアラームメッセージを表示すよう制御することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。

請求項4

更に、メッセージを表示する表示部を有し、前記制御手段は、前記複数の印刷媒体収納手段の何れかに印刷媒体がなく、且つ前記送受信処理手段によるデータ送受信が継続されていることを示すワーニングメッセージを表示すよう制御することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。

請求項5

前記複数の印刷媒体収納手段は、第1と第2の印刷媒体収納手段からなることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。

請求項6

前記第1の印刷媒体収納手段と前記第2の印刷媒体収納手段にそれぞれ収納されている印刷媒体の種類が異なることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。

請求項7

上位装置とのデータの送受信を実行する送受信処理手段と、それぞれが印刷媒体を収納可能で、該印刷媒体を供給する複数の印刷媒体収納手段と、受信した前記データを解析し、前記複数の印刷媒体収納手段のうち、印刷時に前記印刷媒体を供給する印刷媒体収納手段を確定する収納部確定情報を出力するデータ解析手段と、前記複数の印刷媒体収納手段に、前記印刷媒体が収納されているか否かを、個別に検出する印刷媒体検出手段と、第1のモードと第2のモードを選択する第1のモード選択手段と、前記収納部確定情報、前記第1のモード選択手段による選択結果、及び前記印刷媒体検出手段の検出結果に基づき、少なくとも前記送受信処理手段の動作を制御する制御手段とを有し、前記制御手段が、前記第1のモードの場合、前記収納部確定情報によって確定された前記印刷媒体収納手段に印刷媒体がないのに基づいて前記送受信処理手段による前記データの送受信を停止し、また前記第2のモードの場合、前記複数の印刷媒体収納手段の何れかに印刷媒体がないのに基づいて、前記送受信処理手段による前記データの送受信を停止するように制御することを特徴とする画像形成装置。

請求項8

前記第1のモード選択手段による選択情報不揮発性メモリに格納されることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。

請求項9

上位装置とのデータの送受信を実行する送受信処理手段と、所定部のエラー状況を検出するエラー検出手段と、第3のモードと第4のモードを選択する第2のモード選択手段と、前記第2のモード選択手段による選択結果及び前記エラー検出手段の検出結果に基づき、前記送受信処理手段の動作を制御する制御手段とを有し、前記制御手段が、前記第3のモードの場合、前記エラー検出手段によってエラーが検出されたとき前記送受信処理手段による前記データの送受信を停止し、また前記第4のモードの場合、前記送受信処理手段による前記データの送受信を常に継続するように制御することを特徴とする画像形成装置。

請求項10

更に、それぞれが印刷媒体を収納可能で、該印刷媒体を供給する複数の印刷媒体収納手段を有し、前記制御手段は、前記第3のモードの場合、前記印刷媒体収納手段に印刷媒体がないのに基づいて前記送受信処理手段による前記データの送受信を停止することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。

請求項11

前記第2のモード選択手段による選択情報が不揮発性メモリに格納されることを特徴とする請求項9又は10記載の画像形成装置。

請求項12

上位装置とのデータの送受信を実行する送受信処理手段と、それぞれが印刷媒体を収納可能で、各々所定の装着位置に着脱自在に装着される複数の印刷媒体収納手段と、前記複数の印刷媒体収納手段が装着されているか否かを、個別に検出する収納手段検出手段と、第5のモードと第6のモードを選択する第3のモード選択手段と、前記第3のモード選択手段による選択結果及び前記収納手段検出手段の検出結果に基づき、前記送受信処理手段の動作を制御する制御手段とを有し、前記制御手段が、前記第5のモードの場合、前記収納手段検出手段による検出結果の如何にかかわらず、全ての印刷媒体収納手段が装着されているものと判断して制御を行い、また前記第6のモードの場合、前記収納手段検出手段による検出結果に基づいて制御を行うことを特徴とする画像形成装置。

請求項13

前記印刷媒体収納手段がオプショントレイであることを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。

請求項14

前記第3のモード選択手段による選択情報が不揮発性メモリに格納されることを特徴とする請求項12又は13記載の画像形成装置。

請求項15

所定部の動作回数カウントするカウンタと、所定部のエラー状況を検出するエラー検出手段と、第7のモードと第8のモードを選択する第4のモード選択手段と、該第4のモード選択手段による選択結果及び前記センサの検出結果を監視すると共に少なくとも前記カウンタを制御する監視制御手段とを有し、該監視制御手段が、前記第7のモードの場合、前記カウンタによるカウントアップを停止させ、前記第8のモードの場合、前記カウンタによるカウントアップを開始させることを特徴とする画像形成装置。

請求項16

更に前記監視制御手段は、前記第7のモードの場合、所定のエラー検出手段による検出をエラーとみなすプライオリティ変更を実行し、前記第8のモードの場合、前記プライオリティ変更を解除することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。

請求項17

前記第4のモード選択手段による選択情報が不揮発性メモリに格納されることを特徴とする請求項15又は16記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、電子写真プリンタ等の画像形成装置に関し、特に印刷用紙を収納する給紙トレイや各部の状況に応じて動作制限を設けた画像形成装置に関する。

背景技術

0002

従来、この種の装置として、例えば、給紙カセット内に複数設けられたカセットに収納された転写紙の少なくとも一方が用紙無しとなった場合に、給紙の中止や、用紙無しの報知を行う画像形成装置があった(例えば、特許文献1参照)。
実開平9—000368号公報(第3頁、図1

発明が解決しようとする課題

0003

上記したような従来の画像形成装置では、ホストコンピュータ等の上位装置によってこれを制御する場合、この画像形成装置が、並列に収納した転写紙の少なくとも一方に、用紙無し状態を検出した段階で機能がストップすることとなり、以後、無くなった用紙が補充されるまで、上位装置の指令受け付けない状態となる。

0004

このような場合、例えば画像形成装置が、選択した用紙収納手段に収納された印刷用紙に印刷を実行するような構成のものにあっては、印刷用紙がなくなった用紙収納手段が検出された段階で、まだ印刷用紙が存在する他の用紙収納手段を選択できなくなり、用紙がなくなった用紙収納手段に用紙が補充されるまで、印刷を中断しなければならない問題があった。

0005

本発明は、後述する他の目的と共に、それぞれが印刷用紙を収納する複数の給紙トレイの内、印刷用紙の無い給紙トレイが検出された場合にも、それ以外の、まだ印刷用紙の存在する給紙トレイを選択して印刷を継続して実行可能とした画像形成装置を提供することを一つの目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明による画像形成装置は、
上位装置とのデータの送受信を実行する送受信処理手段と、それぞれが印刷媒体を収納可能で、該印刷媒体を供給する複数の印刷媒体収納手段と、受信した前記データを解析し、前記複数の印刷媒体収納手段のうち、印刷時に前記印刷媒体を供給する印刷媒体収納手段を確定する収納部確定情報を出力するデータ解析手段と、前記複数の印刷媒体収納手段に、前記印刷媒体が収納されているか否かを、個別に検出する印刷媒体検出手段と、前記収納部確定情報と前記印刷媒体検出手段の検出結果とに基づき、前記収納部確定情報によって確定された前記印刷媒体収納手段に印刷媒体がない場合、前記送受信処理手段による前記データの送受信を停止するように制御する制御手段と
を有することを特徴とする。

0007

また、別の発明による画像形成装置は、
上位装置とのデータの送受信を実行する送受信処理手段と、所定部のエラー状況を検出するエラー検出手段と、第3のモードと第4のモードを選択する第2のモード選択手段と、前記第2のモード選択手段による選択結果及び前記エラー検出手段の検出結果に基づき、前記送受信処理手段の動作を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段が、前記第3のモードの場合、前記エラー検出手段によってエラーが検出されたとき前記送受信処理手段による前記データの送受信を停止し、また前記第4のモードの場合、前記送受信処理手段による前記データの送受信を常に継続するように制御することを特徴とする。

0008

また、別の発明による画像形成装置は、
上位装置とのデータの送受信を実行する送受信処理手段と、それぞれが印刷媒体を収納可能で、各々所定の装着位置に着脱自在に装着される複数の印刷媒体収納手段と、前記複数の印刷媒体収納手段が装着されているか否かを、個別に検出する収納手段検出手段と、第5のモードと第6のモードを選択する第3のモード選択手段と、前記第3のモード選択手段による選択結果及び前記収納手段検出手段の検出結果に基づき、前記送受信処理手段の動作を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段が、前記第5のモードの場合、前記収納手段検出手段による検出結果の如何にかかわらず、全ての印刷媒体収納手段が装着されているものと判断して制御を行い、また前記第6のモードの場合、前記収納手段検出手段による検出結果に基づいて制御を行うことを特徴とする。

0009

更に別の発明による画像形成装置は、
所定部の動作回数カウントするカウンタと、所定部のエラー状況を検出するエラー検出手段と、第7のモードと第8のモードを選択する第4のモード選択手段と、
該第4のモード選択手段による選択結果及び前記センサの検出結果を監視すると共に少なくとも前記カウンタを制御する監視制御手段とを有し、
該監視制御手段が、前記第7のモードの場合、前記カウンタによるカウントアップを停止させ、前記第8のモードの場合、前記カウンタによるカウントアップを開始させることを特徴とする。

発明の効果

0010

本発明によれば、印刷媒体の供給を指定された印刷媒体収納手段に印刷媒体が無い場合にも、直ちに信号の送受信が停止されることが無いため、他の印刷媒体収納手段に切替えて、印刷を実行することができる。

0011

別の発明によれば、装置の所定部にエラーあっても、信号の送受信を可能とするモードを選択できるため、製造時或いは装置のメンテナンス時にも作業効率を上げることができる。

0012

更に別の発明によれば、製造した装置の出荷に際して、内蔵するカウンタを個々にリセットしたりすることがなく、エラープライオリティ設定箇所一括して訂正できるため、作業ミスの防止や作業効率アップを図ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

本発明を説明する前に、本発明がなされた技術的背景について、更にその概要記述する。

0014

図1は、本発明がなされる技術的背景を説明するための画像形成装置51の信号処理系の要部構成を示すブロック図である。

0015

同図中、画像形成装置51は、大別すると、ワークステーションパーソナルコンピュータ、若しくは、ユーザ特有プリントシステム等の上位装置としてのホストコンピュータ40から送られてくるプリント言語データPRNDを、LEDヘッド33によって形成されるドットパターンイメージに相当するビットマップ印刷データに変換するコントローラ部1と、その印刷イメージデータを印刷用紙に印刷するための制御を行うエンジン部21と、このエンジン部21によって制御され、実際に印刷用紙への印刷を実行するメカ部30と、から構成されている。

0016

コントローラ部1において、I/F送受信処理部2は、上位装置であるホストコンピュータ40からプリント言語データPRNDを受信し、RAM(random−access memory)部7の送受信バッファ7a(図9)へ格納すると共に、送受信バッファ7aに格納されている後述するエラーメッセージステータス情報等の送信データをホストコンピュータ40へ送信する。即ちこのI/F送受信処理部2は、上位装置とのデータの送受信を実行する送受信処理手段である。RAM部7には、この送受信バッファの他に、フォント情報を一時的に格納しておくフォントキャッシュバッファページ情報メモリするページ情報メモリ、ラスタデータを一時保存するラスタバッファ等が含まれる。

0017

解析/編集処理部3は、送受信バッファ7aからデータを取得し、データの解析を行ない、このデータが印刷データの場合、更にデータの編集を行う。展開処理部4は、ラスタデータとなる印刷イメージパターンの作成やそのデータの圧縮/伸張を実行し、処理したデータを所定の送信先に送信する。

0018

制御手段としてのプリンタアラームステータス制御部6は、エンジンI/F制御部5を介して入力するエンジン部21からのセンサ情報に基づいて、アラームやステータス情報を直接或いは間接的にI/F送受信処理部2及びオペレータパネル処理部8に出力すると共に、I/F送受信処理部2や解析/編集処理部3の動作の実行及び停止を指示する。エンジンI/F制御部5は、エンジン部21の監視制御部22との間で、印刷データやセンサ情報等の各種のデータの入出力処理を行うコントローラ部1のインターフェースである。

0019

オペレータパネル処理部8は、表示部20aと選択キー等の操作入力部20bとが配設されたオペレータパネル20との間で入出力するデータを処理し、オペレータパネル20から入力した選択データを後述するメニュー処理部9や初期化処理部10に出力すると共に、プリンタアラームステータス制御部6から入力するステータス情報をオペレータパネル20に出力してこれを表示させる。メニュー処理部9は、操作者による選択キー操作によって得られる給紙トレイの初期指定等のメニュー選択情報を処理して不揮発性メモリ処理部11に出力する。初期化処理部10は、後述するメンテナンス操作時のモード切替え情報を処理して不揮発性メモリ処理部11に出力する。

0020

エンジン部21において、監視制御部22は、コントローラ部1から入力する印刷データや各種の指示信号に基づいて、メカ部30を制御、監視する各制御部を管理し、全体の動作が円滑に実行されるように管理する。LEDヘッド制御部25は、メカ部30のLEDヘッド33の動作を制御し、図示しない用紙ローラモータ等の印刷にかかわる各部の制御部と共に、監視制御部22によって動作が管理される。センサ制御部23は、メカ部に配設された各種のセンサ31、即ち給紙トレイに用紙が在るか否かをチェックする用紙センサトレイが装着されているか否かをチェックするトレイセンサ、メンテナンス用のカバーが閉じられているか否を検出するカバーセンサ用紙ジャムが発生しているか否かを検出するジャムセンサドラムカードリッジ装着センサ等を監視する。従って、各種センサ31、センサ制御部23、及び監視制御部22が印刷媒体検出手段、エラー検出手段、或いは収納手段検出手段に相当する。

0021

オプショントレイ制御部24は、メカ部30にオプショントレイ32が設置された場合にこれを検出して制御し、ヒータ制御部26は、メカ部30の印刷用紙の搬送経路に配設された図示しない定着装置ヒータ34を制御する。またカウンタ制御部27は、後述するように、メカ部30に配設された各種カウンタのカウント値を記憶するEEPROM35のカウント値を制御する。

0022

以上の構成による画像形成装置51において、特に本願と関係する部分の動作について図2タイムチャートを参照しながら以下に説明する。

0023

エンジン部21の監視制御部22は、センサ制御部23によって検出されるセンサ信号のうち、例えば、用紙センサによる用紙補給信号PEALによって、給紙トレイに積層収納されている印刷用紙が空になったことの知らせを受けると、コントローラ部1に対して、用紙アラームPAALを常時通知する。通知された用紙アラームPAALは、コントローラ部1側のアラーム、ステータスと合わせて、プリンタアラームステータス制御部6で一括管理され、後述する所定のタイミングでホストコンピュータ40に通知されると共に、オペレータパネル処理部8を介してオペレータパネル20で表示される。

0024

通常動作時において)
図2のタイムチャートは、この画像形成装置51の電源立ち上げ時における各部の状態を示す。

0025

同タイムチャートに示すように、画像形成装置51に電源が投入される時刻t1の時点で、メニュー処理部9によるメニュー設定、或いはホストコンピュータ40からのコマンドによって選択された給紙トレイに印刷用紙がない場合、プリンタアラームステータス制御部6は、直ちにエンジン部21から送られる用紙アラームPAALによってこれを確認し、I/F送受信処理部2及び解析/編集処理部3の動作を停止してオフライン状態とし、ホストコンピュータ40に対してコマンドリプライによるステータス通知を行ってこのオフライン状態を通知する共に、オペレータパネル20の表示部20aに、この用紙なし状態であることと、動作不可のオフライン状態であることを知らせるアラームメッセージを表示させる。

0026

また、時刻t1の電源投入時には用紙が有り、その後のJOB印刷により給紙トレイの用紙は無くなったが、丁度、そのJOB印刷のページが完了し、即座に次のJOBを印刷させる予定が無い印刷中断状態においても、“用紙なし”が検出され、画像形成装置51はオフライン状態となる。

0027

このように、画像形成措置51は、選択した給紙トレイに印刷用紙がない場合、用紙ジャム状態等と同様に直ちにオフライン状態となる。これにより、特別な場合を除いて、一般的には、印刷用紙が補給されて“用紙なし”状態が解消されるまでオフライン状態を継続し、ジョブ印刷の印刷データ受信によるページデータ作成設定変更コマンドを解析しての動作(編集処理)が不可能(停止)となっている。

0028

このような場合、I/F送受信処理部2においては、送受信バッファ7aへの取込みは行うが、次のステップ解析処理には進まない仕組みになっている。従って、ホストコンピュータ40は、画像形成装置51に対して、各種要求や印刷データ送信等を行うコマンドによる情報送信が出来なくなってしまう。

0029

従って、上記した画像形成装置51においては、「通常動作時」に、電源投入時において指定した給紙トレイが“用紙なし”状態の場合、ホストコンピュータやユーザにこの用紙なし状態を通知することができるが、オフライン状態となっているため、外部からのコマンドを受け付けず、他の給紙トレイへの切替え動作等の一切の動作が停止した状態となる。そしてこの停止状態は、所定の給紙トレイに用紙が補給されて再びオンライン状態となるまで継続する問題があった。

0030

また、電源投入時には用紙が有り、その後のJOB印刷により給紙トレイの用紙は無くなったが、丁度、そのJOB印刷のページが完了し、即座に次のJOBを印刷させる予定が無い印刷中断状態においても、その時点でオフライン状態となるため、同様の動作停止状態が発生する。

0031

工場での生産ラインにおいて)
一方、画像形成装置51を製造する工場のラインにおける出荷検査時には、装置の標準使用状態だけでなく、ホストコンピュータ40からのコマンドやオペレータパネル20からの指令に基づくオプショントレイ等の出荷設定動作確認も行われることがある。その際には、目的の装置を全て装着準備することでオンライン状態を保ち、作業を行っている。

0032

また、出荷設定作業時においても、画像形成装置51に用紙、ID(イメージドラム)、トナーカートリッジ等の消耗品や給紙トレイ、オプショントレイ32を正常に装着させる必要がある。なぜならば、監視制御部22が、センサ制御部23によって検出される各センサ信号が知らせるエラー状態を確認すると、その時点でアラームをコントローラ部1のプリンタアラームステータス制御部6に通知することとなり、画像形成装置51がオフライン状態となって、画像形成装置51を制御することが不可能となるからである。

0033

更に、これらの工場検査作業が完了し、製品出荷となる場合には、その前に後述する「各カウンタ類の初期設定」や「一部のエラープライオリティの変更」を解除する作業を、ホストコンピュータ40からのコマンドやオペレータパネル20からの指令によって個々に行っていた。

0034

従って、上記した画像形成装置51においては、工場での「生産ライン」において、オプショントレイ等の出荷設定、動作確認を行なう際に、前記したように装置がオフライン状態となるのを防ぐため、用紙、ID(イメージドラム)、トナーカートリッジ等の消耗品や給紙トレイカセット、オプショントレイ等の装置備品を正常に装着させる必要がある。更に、製造工程では、その手順や諸事情によっては、アッパーカバーや給紙トレイ、印刷関連のセンサ等、一部の部品取付けが未完了のうちに、その状態で一時的な動作確認を行なう必要が発生する場合も有り得るが、その際には、オフライン状態となるのを防ぐため、例えば給紙トレイを検出するセンサにあっては、その状態を“装着あり”側へ固定するなどの、製造工程におけるメカ機構上の作業が必要であった。

0035

また、ユーザ先でのメンテナンス作業フィールドでの障害調査時、上記した装置備品の破損等による既知のアラームが発生している場合や、詳細原因が不明なアラーム等においてもオフライン状態となるため、その復旧調査の為のコマンド送信が不可能となる問題があった。

0036

更に、出荷直前最終確認前には、前記した「各カウンタ類の初期設定」や「一部のエラープライオリティの変更」を解除する作業を行なう必要があるが、これらの初期設定や変更は、個々の項目について独立して実施しなければならない。このため、カラー機高機能プリンタのように、精度向上、多機能が求められる場合には、装置機構上のカウンタ類が増加したり、また、プリンタエラー種別が増加するため、カウンタリセットやエラープライオリティの変更及び解除のための作業項目も増加し、また作業手順機種によって大きく異なってしまうなど、作業が煩雑になる欠点があった。

0037

本発明の目的は、以上の技術的背景における問題点や、前記した従来技術の問題点を解消することにある。

0038

実施の形態1.
図9は、本発明による実施の形態1の画像形成装置61の信号処理系の要部構成を示すブロック図で、前記した図1に技術的背景を説明するために示した画像形成装置51から、本実施の形態に係る部分の構成を選択して示している。

0039

この画像形成装置61は、前記した「通常動作時」における問題点を解消するもので、図1の画像形成装置51に対して主に異なる点は、プリンタアラームステータス制御部65(図1では6)の制御内容と、オペレータパネル20の操作入力部の内容である。従って、画像形成装置61が、前記した図1の画像形成装置51と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。

0040

同図において、オペレータパネル20の操作入力部62には、動作モードを切替えるための動作モード切替え部62a(第1のモード選択手段)が新たに配設されている。この動作モード切替え部62aは、前記したように図1の画像形成装置51において行なわれる通常モードと、後述するように、本実施の形態による画像形成装置61によって行なわれる拡張モードの選択を行なう。

0041

ここで選択された動作モード情報SMOIは、メニュー処理部63を経て不揮発性メモリ11に格納されると共に、プリンタアラームステータス制御部65によって読み込まれる。解析/編集処理部3は、送受信バッファ7aからデータを取得して解析し、給紙トレイの選択情報や印刷を実行するための印刷データの場合は、最終的にエンジン部21に送るべく、所定の処理回路を介してエンジンI/F制御部5に出力する。

0042

プリンタアラームステータス制御部65は、解析/編集処理部3から、(編集された印刷データの印刷を実行する際に給紙する給紙トレイの指定情報及び)印刷の実行を指示する印刷起動情報SELIを入力し、更にエンジンI/F制御部5から、第1給紙トレイ67又は第2給紙トレイ68にそれぞれ積層収納されている印刷用紙が、空になったことを知らせる用紙アラームPAALを入力し、後述する「オンラインオフライン設定処理及び「用紙なしステータス」通知処理を実行する。尚、第1給紙トレイ67及び第2給紙トレイ68は印刷媒体としての印刷用紙を収納する印刷媒体収納手段に相当する。また、印刷起動情報SELIは、印刷時に印刷用紙を供給する印刷媒体収納手段を確定する意味で収納部確定情報に相当し、解析/編集処理部3は、これを出力するデータ解析手段に相当する。

0043

エンジン部21は、コントローラ部1から入力する印刷データに基づいて、前記した監視制御部22(図1)によって、メカ部30に配設された第1給紙トレイ67及び第2給紙トレイ68のうち、印刷時の給紙を実行する給紙トレイを選択すると共に、各給紙トレイ67,68にそれぞれ積層収納されている用紙を個別に監視し、空になった給紙トレイが識別可能な用紙アラームPAALをコントローラ部1に出力する。

0044

以上の構成において、この画像形成装置61の動作を、図4に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。

0045

画像形成装置61に電源が投入されて、このプログラムスタートすると、装置は、先ず第1、第2の給紙トレイ67,68のうち、給紙動作メニュー等により指定された給紙トレイに印刷用紙が有るか否かを確認する(ステップ1)。ここで、その給紙トレイに印刷用紙がある間は、印刷動作が実行可能な状態になっているものとし、通常の印刷動作を実行する(ステップ12)。従って、給紙トレイに印刷用紙が満たされている通常状態では、常にステップ12において印刷動作が実行される。尚、ここでの通常の印刷動作の詳細な説明は省略する。

0046

一方、給紙を実行する給紙トレイが用紙なし状態にある場合、或いは用紙なし状態になった場合には、オペレータパネル20の動作モード切替え部62aによって設定される動作モード情報SMOIを確認し、通常モードと拡張モードの何れに設定されているかを判別する(ステップ2)。通常モードに設定されている場合、この段階で直ちに、前記した画像形成装置51(図1)の場合と同様に、この画像形成装置61をオフライン状態にすると共に(ステップ3)、給紙トレイが用紙なし状態であることと、装置が動作不可のオフライン状態であることを知らせるアラームメッセージを通知する。これらステップ1からステップ3までの一連の動作は、図2に示すタイムチャートにおいては、電源投入時の時刻t1の直後に実行される。

0047

一方、ステップ2で拡張モードに設定されていることが確認された場合、装置はオンライン状態が継続中であるが、給紙トレイが用紙なし状態であることを示すワーニングを通知する(ステップ5)。そしてオンラインが継続されているため、ホストコンピュータ40からのデータ受信待ちとなり(ステップ6)、受信したデータが装置の各状態を設定する設定コマンドか印刷データかを判断する(ステップ7)。そして設定コマンドである場合、例えば給紙する給紙トレイの変更などの指定された設定値変更を行なって(ステップ8)、再びステップ6に戻ってデータ受信待ち状態となる。

0048

一方、受信したデータが印刷データである場合、そのデータ解析、編集データ作成を実行し(ステップ9)、前記した印刷起動情報SELIが発生しているか否かをチェックする(ステップ10)。ここでその発生が確認されると、更に用紙なし状態の給紙トレイが、給紙を実行すべく選択された給紙トレイであるか否かをチェックし(ステップ11)、そうであればその時点でステップ3に至り、装置をオフライン状態にすると共に前記したアラームメッセージの通知を実行して(ステップ4)、再びステップ1に至り、同様の動作を繰り返す。

0049

尚、前記したように、この印刷起動情報SELIは、編集された印刷データの印刷を実行する際に給紙する給紙トレイの指定情報及び印刷の実行を指示する情報として定義したが、ここで指定される給紙トレイは、初期設定、或いはステップ8で選択された給紙トレイとなるため、印刷起動情報SELIとしては、印刷の実行を指示する情報のみとし、この印刷の実行を指示する印刷起動情報SELIを受けた段階で、このとき選択されている給紙トレイが、印刷を実行する際に給紙する給紙トレイとして確定される構成であってもよい。従ってこの場合、収納部確定情報としては、給紙トレイの選択情報と印刷の実行を指示する印刷起動情報SELIが対応する。

0050

一方、ステップ10のチェックで、印刷起動情報SELIの発生が確認されない場合、再びステップ6に戻ってデータ受信待ち状態となり、更にステップ11のチェックで、用紙なし給紙トレイが給紙動作を指示された給紙トレイでない場合、ステップ1に戻る。従って、この時には、装置はステップ12に至り、通常の印刷動作が可能となる。

0051

尚、ステップ3,4で、装置がオフライン状態になってアラームが発生した場合、ステップ1に戻った後、同様の動作が繰り返されるが、ここで用紙なし給紙トレイに用紙が補充されると、装置はステップ12によって、オフライン状態やアラーム通知が解除され、通常の印刷動作が実行可能な状態となる。

0052

次に、画像形成装置61の一動作例を示す図3のタイムチャートについて説明する。但し、この時、画像形成装置61は、オペレータパネル20の動作モード切替え部62aによって、拡張モードに設定されるものとする。

0053

同図において、画像形成装置61に電源が投入される時刻t3の時点で、用紙アラームPAALによって、給紙が指定されている給紙トレイ、例えば第1給紙トレイ67に用紙が入っていないことを確認し(ステップ1の動作)、装置はオンライン状態が継続中であるが、指定された給紙トレイが用紙なし状態であることを示すワーニングを、ホストコンピュータ40及びオペレータパネル20に通知する(ステップ5の動作)。

0054

その後、時刻t4で印刷起動情報SELIが発生し、その時選択されている給紙トレイが用紙なし状態の第1の給紙トレイ67であることが判定されたため(ステップ10、11の動作)、装置がオフライン状態となって(ステップ3の動作)、給紙トレイが用紙なし状態であることと、装置が動作不可のオフライン状態であることを知らせるアラームが通知される。この時刻t4以後、装置はオフライン状態となって、外部指令に基づく動作ができなくなるが、第1給紙トレイ67に用紙が補給される時刻t5の時点で、オフライン状態、アラーム通知が解除されて通常動作が実行される(ステップ1、12の動作)。尚、時刻t4の時点までは、画像形成装置61はオンライン状態が保たれるため、給紙トレイの選択変更によって再び通常動作に復帰し、印刷の実行等の通常の動作が可能となる。

0055

以上のように、本実施の形態による画像形成装置61によれば、印刷データを受信し、その印刷データを解析した結果、印刷のための給紙トレイが確定した後、更にその給紙トレイに用紙がなかった場合に、初めてアラームメッセージの通知及びオフライン処理が行なわれ、それまでの間は、オンライン状態のまま用紙なしを知らせるワーニングメッセージの通知だけが行なわれる。

0056

従って、用紙なしが検出されても、ワーニングの期間は設定コマンドの送信(プリンタが受信)が可能となり、選択された給紙トレイに用紙がない場合には、そのワーニング(ステータス情報)通知により、ホストコンピュータより他の給紙トレイへ給紙先を切替えての印刷が可能となる。尚、モードが通常モードに設定されている場合は、用紙がある給紙トレイを選択して印刷したい場合でも、用紙なし状態の給紙トレイに用紙を補充した後でないと印刷できない。

0057

更に、前記した「電源投入時には用紙が有り、その後のJOB印刷により給紙トレイの用紙は無くなったが、丁度、そのJOB印刷のページが完了し、即座に次のJOBを印刷させる予定が無い場合」の問題においても、同様に制御することが可能となる。

0058

また、オペレータパネル20に設けた動作モード切替え部62aにより、前記した通常モードと拡張モードが選択できるため、「用紙なしが発生した段階で、即座にシステム停止にさせる」仕様奨励するユーザにも対応することが出来る。

0059

実施の形態2.
図10は、本発明による実施の形態2の画像形成装置71の信号処理系の要部構成を示すブロック図で、前記した図1に技術的背景を説明するために示した画像形成装置51から、本実施の形態に係る部分の構成を選択して示している。

0060

この画像形成装置71は、主に前記した工場での「生産ライン」における問題点を解消するもので、図9に示す実施の形態1の画像形成装置71に対して主に異なる点は、プリンタアラームステータス制御部73(図9では65)の制御内容と、オペレータパネル20の入力部の内容である。従って、本実施の形態の画像形成装置71が、前記した図1又は図9の画像形成装置と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。

0061

同図において、オペレータパネル20の操作入力部62には、使用モードを切替えるための使用モード切替え部62b(第2のモード選択手段)が新たに配設されている。この使用モード切替え部62bは、一般ユーザが使用するために設定される通常使用モードと、後述するように、工場出荷検査時やメンテナンス時等に設定される検査使用モードの選択を行なう。

0062

ここで選択された使用モード情報UMOIは、初期化処理部72を経て不揮発性メモリ11に格納されると共に、プリンタアラームステータス制御部73によって読み込まれる。

0063

エンジン部21は、前記した用紙アラームPAAL(図9)や、センサ制御部23(図1)で検出した全てのセンサ情報に基づいて、トレイの未装着時、カバーの開封時、用紙ジャムの発生時、ドラムカードリッジ未装着時等に対応して発生する各種アラーム情報を含むセンサアラームSEALをコントローラ部1に対して通知する。プリンタアラームステータス制御部73は、前記した使用モード情報UMOIを読み込むと共に、このセンサアラームSEALを入力し、後述する「常時オンライン」モード制御処理を実行する。

0064

以上の構成において、この画像形成装置71の動作を、図5に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。

0065

画像形成装置71に電源が投入されて、このプログラムがスタートすると、装置は、先ずセンサアラームSEALを監視して、各センサによるセンサアラームが発生していないか否かを確認する(ステップ20)。ここでエラーが発生していない場合は、オンライン状態でコマンド入力が可能な、通常の印刷動作が可能な状態になっているものとする(ステップ33)。ここでのそれらの詳細な説明は省略する。

0066

一方、何れかのセンサによってエラーが検出され、センサアラームが発生すると、オペレータパネル20の使用モード切替え部62bによって設定される使用モード情報UMOIを確認し、通常使用モードと検査使用モードの何れに設定されているかを判別する(ステップ21)。

0067

ここで検査使用モードに設定されている場合、センサアラームSEALの如何にかかわらず、画像形成装置71のオンライン状態を継続し(ステップ22)、センサによって、装置のどこかでエラーを検出している状態であるが、装置はオンラインに設定されていることを示すワーニングメッセージを通知する(ステップ23)。そして、ホストコンピュータ40からのデータ受信待ち(ステップ24)、更には設定コマンド待ち(ステップ25)となり、設定コマンドを受信した段階でそのコマンド設定を実行する(ステップ26)。その後、ステップ20に戻る。

0068

従って、使用モード切替え部62b(図10)が検査使用モードに設定されている場合、何れかのセンサがエラーを検出している場合でも、装置がオンライン状態を維持し、設定コマンドの受信が可能な状態となっている。

0069

一方、ステップ21で通常使用モードに設定されていることが確認された場合、センサによって検出されたエラーの内容を解析し(ステップ27)、その解析結果に応じて装置をオフラインにすべきか、オンラインを維持させるべきかを判定する(ステップ28)。オフラインにすべきと判定した場合、装置をオフライン状態にすると共に(ステップ29)、どこかにエラーを検出している状態で、且つ装置がオフラインに設定されていることを示すアラームを通知し(ステップ30)、オンラインにすべきと判定した場合、装置のオンライン状態を維持すると共に(ステップ31)、どこかにエラーを検出している状態であるが、装置がオンラインに設定されていることを示すワーニングを通知する(ステップ32)。以上の一連の処理が終了すると再びステップ20に戻って、同様の動作を繰り返す。

0070

尚、前記した実施の形態1における、画像形成装置61のオンライン、オフラインを設定する一連の動作は、このステップ27からステップ32の動作に対応するものである。

0071

また、上記の例では、ワーニングやアラームを通知する際に、エラーが発生している場所を特定しないように説明したが、センサアラームSEALを解析して、エラーが発生している場所を特定できるように通知しても良い。

0072

以上のように、本実施の形態2の画像形成装置71によれば、先ず、工場製造工程やメンテナンス作業において、諸事情によって、装置のアッパーカバーや給紙トレイ等、所定の部品の取付けが未完了の状態においてもオンライン状態を維持することができるため、コマンド送受信によるコマンド設定、プリンタ状態の取得が可能となり、部品を完璧にセットした状態でなくても作業が実行できるなど、作業効率の向上に寄与できる。

0073

また、装置部品の取付けが全て完了している場合で、用紙、ID(イメージドラム)、トナーカートリッジ等の消耗品が装備されていない場合においても、コマンド送受信によりコマンド設定、装置状態の取得が可能となるため、同様に作業効率の向上に寄与できる。

0074

また、オペレータパネル20に設けた使用モード切替え部62bにより、前記した通常使用モードと検査使用モードが選択できるため、装置のメンテナンスや修理作業時にも容易に検査使用モードにおける上記効果を得ることができる。更に、この設定は不揮発性メモリへの情報の保存により、その後の電源再投入後にも継承させることができる。

0075

実施の形態3.
図11は、本発明による実施の形態3の画像形成装置81の信号処理系の要部構成を示すブロック図で、前記した図1に技術的背景を説明するために示した画像形成装置51から、本実施の形態に係る部分の構成を選択して示している。

0076

この画像形成装置81は、前記した工場での「生産ライン」における問題点を解消するもので、図10に示す実施の形態2の画像形成装置71に対して主に異なる点は、プリンタアラームステータス制御部83(図10では73)の制御内容と、オペレータパネル20の入力部の内容である。従って、本実施の形態の画像形成装置81が、前記した図1又は図10の画像形成装置と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。

0077

同図において、オペレータパネル20の操作入力部62には、オプショントレイの検出モードを切替えるためのOT検出モード切替え部62c(第3のモード選択手段)が新たに配設されている。このOT検出モード切替え部62cは、一般ユーザが使用するために設定される通常検出モードと、後述するように、工場出荷検査時やメンテナンス時等に設定される検査検出モードの選択を行なう。

0078

ここで選択されたOT検出モード情報OTSIは、初期化処理部82を経て不揮発性メモリ11に格納されると共に、プリンタアラームステータス制御部83によって読み込まれる。

0079

エンジン部21は、前記した各種アラーム情報を含むセンサアラームSEALの他に、メカ部30に装着される第1オプショントレイ32a,第2オプショントレイ32b…等の複数のオプショントレイ32(符号32は、複数のオプショントレイを一括して示すときの符号とする)の個々の装着/非装着状態を示すOT装着情報OTALをコントローラ部1に対して通知する。プリンタアラームステータス制御部83は、前記したOT検出モード情報OTSIを読み込むと共に、このOT装着情報OTALを入力し、後述する「オプショントレイ疑似装着」モード制御処理を実行する。

0080

以上の構成において、この画像形成装置81の動作を、図6に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。

0081

画像形成装置81に電源が投入されて、このプログラムがスタートすると、装置は、先ずオペレータパネル20のOT検出モード切替え部62cによって設定されるOT検出モード情報OTSIを確認し、通常検出モードと検査検出モードの何れに設定されているかを判別する(ステップ41)。

0082

検査設定モードに設定されている場合、装置は、OT装着情報OTALの如何にかかわらず、画像形成装置81が全てのオプショントレイを装着しているものとみなす「オプショントレイ疑似装着」モードとし、各種センサ情報にかかわらず、全てのオプショントレイに関するコマンドを有効状態とする(ステップ42)。そして、ホストコンピュータ40からのデータ受信待ち(ステップ43)、更には設定コマンド待ち(ステップ44)となり、設定コマンドを受信した段階でそのコマンド設定を実行する(ステップ45)。

0083

従って、この「オプショントレイ疑似装着」モードにおいては、装置として搭載が有り得る全オプショントレイを擬似的に装着されたように認識して、それらのコマンド設定が可能な状態を作り出し、関係するコマンド送信が行えるようにしている。このため、オプショントレイが取り揃っていない場合にも、オプショントレイを装着させている状態とし、これらの出荷設定や、それらの部材を伴わない出荷評価が可能となる。

0084

一方、ステップ41で通常検出モードに設定されていることが確認された場合、各オプショントレイ毎にその装着状態が確認され、装着が確認されたオプショントレイに関してのみ、受信した設定コマンドのコマンド設定が可能となる(ステップ46,47の動作が相当する)。

0085

以上のように、実施の形態3の画像形成装置81によれば、工場製造工程やメンテナンス作業において、諸事情によって、オプショントレイの装置が取り揃っていない場合にも、この「オプショントレイ疑似装着」モード時には、装置として搭載が有り得る全オプショントレイを擬似的に装着している状態とするため、これらの全オプショントレイに関係する出荷設定や、出荷評価が可能となる。

0086

また、オペレータパネル20に設けたOT検出モード切替え部62cにより、前記した通常検出モードと検査検出モードが選択できるため、装置のメンテナンスや修理作業時にも容易に検査検出モードにおける上記効果を得ることができる。また、この設定は不揮発性メモリへの情報の保存により、その後の電源再投入後にも継承させることができる。

0087

実施の形態4.
図12は、本発明による実施の形態3の画像形成装置91の信号処理系の要部構成を示すブロック図で、前記した図1に技術的背景を説明するために示した画像形成装置51から、本実施の形態に係る部分の構成を選択して示している。

0088

この画像形成装置91は、前記した工場での「生産ライン」における問題点を解消するもので、図1に示す画像形成装置51に対して主に異なる点は、エンジン部95(図1では21)の機能内容と、オペレータパネル20の入力部の内容である。従って、本実施の形態の画像形成装置91が、前記した図1の画像形成装置と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。

0089

同図において、オペレータパネル20の操作入力部62には、後述するように、工場製造時に設定される検査作業状態モードとその後の出荷となる際に設定される標準運用状態モードとを切替えるための検査/運用切替え部62d(第4のモード選択手段)が新たに配設されている。ここで選択された検査/運用選択情報WOSIは、初期化処理部92を経て不揮発性メモリ11に格納されると共に、エンジンI/F制御部5を介してエンジン部95の監視制御手段に相当する監視制御部96によって読み込まれる。

0090

この監視制御部96は、この検査/運用選択情報OTSIが、検査作業状態モードとなっている場合、カウンタ制御部27によって、メカ部30に配設されているドラムの回転数ページ数トナー残量値トータル印刷数等をカウントする各カウンタのカウント値を記憶するEEPROM35の値が0を維持するよう制御する。

0091

更に、製造作業工程においては、その取付け確認や検査をより強化させるために、所定の工程において、本来各センサの検出に基づいて発生する復旧不可エラーを強制的に設定するなど、エラーのプライオリティを変更するものがある。これら設定変更が必要となる項目を1つのグループとして、この検査作業状態モード時には、作業項目ごとに異なるエラーのプライオリティ変更を一括して設定する。

0092

以上の構成において、この画像形成装置91の動作を、図7に示すタイミングチャート、及び図8に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。

0093

図8のフローチャートは、画像形成装置91を製造する際の要部製造工程を示している。このプログラムがスタートすると、先ず装置における各部の部品の取り付けと、取付け毎の動作をチェックしながら、装置の組立てを完了する(ステップ51、52)。少なくともこの段階で、画像形成装置91の検査/運用切替え部62dは、検査作業状態モードに設定されているものとする。

0094

次に、イメージドラム、トナーカートリッジ等の消耗品の設置とそれらの動作確認を実行し(ステップ53)、続いて、オプショントレイ、メモリカード等のオプション類を設置してそれらの動作確認を実行する(ステップ54)。そして、各部の組立て及び動作チェックが終了した段階で、仕向け先、各デフォルト等の設定と動作チェックを行なった後(ステップ55)、検査/運用切替え部62dを標準運用状態モードに切替えて(ステップ56)、最終の出荷検査工程(ステップ57)に移る。この出荷検査工程は、各カウンタが通常のカウントアップ動作を実行し、エラープライオリティの設定が解除された、画像形成装置91の通常の動作状態で行なわれる。

0095

図7のタイミングチャートに示すように、上記したステップ56で検査/運用切替え部62dを標準運用状態モードに切替える時刻t6まで、画像形成装置91は検査作業状態モードになっているため、この時、各カウンタのカウンタ値は0カウントを維持し、所定の検査項目においてはエラープライオリティが設定されている。

0096

もし、ここで、上記した検査作業状態モードを設定する機能がない場合、図8のフローチャートにおける少なくともステップ53及び54において、各カウンタは、各部の動作に応じてカウントアップを行ない(図7に一点鎖線で示す)、検査項目ごとに、エラープライオリティを設定しなければならない。更に、ステップ56において設定切替えを実行する代わりに、同図に点線で示すように、最終出荷設定として、各工程で設定したエラープライオリティの解除や、各カウンタ値のイニシャル設定を実行する工程を経てステップ57の出荷検査工程に移らなければならない。

0097

以上のように、実施の形態4の画像形成装置91によれば、検査作業状態モードと標準運用状態モードとを切替えるための検査/運用切替え部62dを設けたため、工場ラインでの各工程で発生する各カウンタの不要なカウントアップが防げると共に、各項目で設定するエラープライオリティを、一括して設定、解除できる。また、カウンタ数や、エラープライオリティの設定項目数の異なる複数種類の画像形成装置を同工程で処理する場合にも、各画像形成装置が本実施の形態の画像形成装置と同様のモード切替え機能を備えていれば、作業処理の複雑化が避けられ、作業ミスの防止や作業効率アップを図ることができる。

図面の簡単な説明

0098

本発明がなされる技術的背景を説明するための画像形成装置51の信号処理系の要部構成を示すブロック図である。
画像形成装置51の電源立ち上げ時における各部の状態を示すタイムチャートである。
実施の形態1の画像形成装置61の一動作例を説明するためのタイムチャートである。
実施の形態1の画像形成装置61の動作の流を説明するためのフローチャートである。
実施の形態2の画像形成装置71の動作の流を説明するためのフローチャートである。
実施の形態3の画像形成装置81の動作の流を説明するためのフローチャートである。
実施の形態4の画像形成装置91の一動作例を説明するためのタイムチャートである。
実施の形態4の画像形成装置91の動作の流を説明するためのフローチャートである。
本発明による実施の形態1の画像形成装置61の信号処理系の要部構成を示すブロック図である。
本発明による実施の形態2の画像形成装置71の信号処理系の要部構成を示すブロック図である。
本発明による実施の形態3の画像形成装置81の信号処理系の要部構成を示すブロック図である。
本発明による実施の形態4の画像形成装置91の信号処理系の要部構成を示すブロック図である。

符号の説明

0099

1コントローラ部、 2 I/F送受信処理部、 3解析/編集処理部、 4展開処理部、 5エンジンI/F制御部、 6プリンタアラームステータス制御部、 7 RAM部、 7a送受信バッファ、 8オペレータパネル処理部、 9メニュー処理部、 10初期化処理部、 11不揮発性メモリ処理部、 20 オペレータパネル、 20a 表示部、 20b操作入力部、 21 エンジン部、 22監視制御部、 23センサ制御部、 24オプショントレイ制御部、 25LEDヘッド制御部、 26ヒータ制御部、 30メカ部、 31 各種のセンサ、 32,32a,32b オプショントレイ、 33 LEDヘッド、 34ヒータ、 35 EEPROM、 40ホストコンピュータ、 51画像形成装置、 61 画像形成装置、 62 操作入力部、 62a動作モード切替え部、 62b使用モード切替え部、 62c OT検出モード切替え部、 62d検査/運用切替え部、 63 メニュー処理部、 65 プリンタアラームステータス制御部、 67 第1給紙トレイ、 68 第2給紙トレイ、 71 画像形成装置、 72 初期化処理部、 73 プリンタアラームステータス制御部、 81 画像形成装置、 82 初期化処理部、 83 プリンタアラームステータス制御部、 91 画像形成装置、 92 初期化処理部、 95 エンジン部、 96 監視制御部。

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