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技術 ホースバンド用工具

出願人 セントラル自動車株式会社近江精機株式会社
発明者 塩屋満望田均五島環山本毅
出願日 2004年2月20日 (16年2ヶ月経過) 出願番号 2004-044955
公開日 2005年9月2日 (14年8ヶ月経過) 公開番号 2005-230993
状態 特許登録済
技術分野 はめ込み,分離,その他の手工具
主要キーワード 復元用バネ 金属板状体 保持用バネ 押さえ体 取付け端 内部透視 ホースバンド クリップ数
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年9月2日)のものです。
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図面 (9)

課題

従来技術では、作業場所エンジンルーム等の狭い空間であり、プライヤー等により挟み抜き取る作業は、動作が大きくなりなどを壁面にぶつけやすく、また力が入りにくく困難が多い作業であった。

解決手段

ホースバンドクリップCをクリップ挟み爪4に挟みかつ引き込む作動をさせる引き金2を有する握り部1と、握り部1と連続しクリップ挟み爪の外側に位置する2つの並行部分を有する押さえ体3と、引き金2の作動によりホースバンドクリップを挟み込んでホースバンドBよりホースバンドクリップCの引き抜きが可能なクリップ挟み爪4と、押さえ体3に着脱可能に取り付けられホースバンドHの幅側部HSに接触可能な位置決め用リップ5とを有するホースバンド工具による。

概要

背景

自動車製造作業において、車両のエンジンルーム等の狭い空間に、車種等によって異なるが2本乃至6本程度のホース類が使用されており、そのホース類の取付け端部を特定の部位に取付ける必要があった。このホース類の取付け端部と被取付部の取付には、一般的にホースバンドが使用されており、このホースバンドは、予めホース類の取付け端部位置付近に、ホース類の管周より少しだけ大きい径からなる輪としてホース類に移動可能に嵌められている。

ホースバンドの輪の径は、本発明を示す図1乃至図4に示されるように通常金属板状体より成るより小さい径の輪として作成されたホースバンドの輪のクリップ取付部を、径を大きくするように重なり合わせホースバンドクリップにより仮に固定されていた。そして、ホース類を、予め決められた被取付部に嵌め合わせた後、ホースバンドの位置決めをした後、ホースバンドクリップを引き抜いて取外す。ホースバンドクリップを取り外すと、クリップ取付部が輪スプリング力により開き、ホースバンドの輪の径が小さくなりホース端部を締付けホースは被取付部に固定されていた。

従来技術としては、ホースバンドの位置決めをしてホースバンドクリップの取外しを行う専用の工具は知られていなかった。そのため、作業者が、狭い空間においてホース類の取付け端部を、被取付部に嵌め込み手作業でホースバンドの位置決めを行い、その後ホースバンドのクリップをホースバンドから取り外す作業を行っていた。この取外し作業は、作業者が狭い空間内でプライヤー等の既存の工具を使用してホースバンドクリップを挟み、プライヤーを引いてホースバンドから引いて抜き取ることを行っていた。

ホースバンドクリップを抜き取った後、輪を小さくしてホース類の取付け端部を締付けて、ホース類を被取付部に固定していた。

概要

従来技術では、作業場所がエンジンルーム等の狭い空間であり、プライヤー等により挟み抜き取る作業は、動作が大きくなりなどを壁面にぶつけやすく、また力が入りにくく困難が多い作業であった。ホースバンドクリップCをクリップ挟み爪4に挟みかつ引き込む作動をさせる引き金2を有する握り部1と、握り部1と連続しクリップ挟み爪の外側に位置する2つの並行部分を有する押さえ体3と、引き金2の作動によりホースバンドクリップを挟み込んでホースバンドBよりホースバンドクリップCの引き抜きが可能なクリップ挟み爪4と、押さえ体3に着脱可能に取り付けられホースバンドHの幅側部HSに接触可能な位置決め用リップ5とを有するホースバンド工具による。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

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請求項1

ホースバンドクリップクリップ挟み爪に挟みかつ引き抜く作動をさせる引き金を有する握り部と、握り部と角度を有して連続し、クリップ挟み爪の外側に突出している2つの並行部分を有する押さえ体と、引き金の作動によりホースバンドクリップを挟み込んでホースバンドよりホースバンドクリップの引き抜きが可能なクリップ挟み爪と、押さえ体に着脱可能に取り付けられホースバンドの幅側部に接触可能な位置決め用リップとを有し、ホースバンドよりホースバンドクリップが引き抜かれたことによりホースバンドの両端部であるクリップ取付部が開くと、押さえ体が、そのクリップ取付部を外側から押さえ持つことが可能であることを特徴とするホースバンド工具

請求項2

ホースバンドクリップをクリップ挟み爪に挟みかつ引き抜く作動をさせる引き金を有する握り部と、握り部と角度を有して連続し、クリップ挟み爪の外側に突出している2つの並行部分を有する押さえ体と、引き金の作動によりホースバンドクリップを挟み込んでホースバンドよりホースバンドクリップの引き抜きが可能なクリップ挟み爪と、押さえ体に着脱可能に取り付けられホースバンドの幅側部に接触可能な位置決め用リップとを有し、クリップ挟み爪により引き抜かれたホースバンドクリップの数を計数する計数手段と、計数手段によって計数されたホースバンドクリップ数の情報を他装置へ伝達可能な情報伝達手段とを有し、ホースバンドクリップが引き抜かれたことによりホースバンドの両端部であるクリップ取付部が開くと、押さえ体が、そのクリップ取付部を外側から押さえ持つことが可能であり、かつ計数手段によってクリップ挟み爪により引き抜かれたホースバンドクリップの数を計数し、情報伝達手段によりその数の情報を他装置へ伝達可能であることを特徴とするホースバンド工具。

技術分野

0001

この発明は、ホース類、詳細には車両、冷蔵庫エアコン等のホースバンドを使用する使用装置のホース類の取付け端部を締付けて固定するためのホースバンドを位置決めし、その後ホースバンドクリップを抜き取るホースバンド用工具に関する。

背景技術

0002

自動車製造作業において、車両のエンジンルーム等の狭い空間に、車種等によって異なるが2本乃至6本程度のホース類が使用されており、そのホース類の取付け端部を特定の部位に取付ける必要があった。このホース類の取付け端部と被取付部の取付には、一般的にホースバンドが使用されており、このホースバンドは、予めホース類の取付け端部位置付近に、ホース類の管周より少しだけ大きい径からなる輪としてホース類に移動可能に嵌められている。

0003

ホースバンドの輪の径は、本発明を示す図1乃至図4に示されるように通常金属板状体より成るより小さい径の輪として作成されたホースバンドの輪のクリップ取付部を、径を大きくするように重なり合わせホースバンドクリップにより仮に固定されていた。そして、ホース類を、予め決められた被取付部に嵌め合わせた後、ホースバンドの位置決めをした後、ホースバンドクリップを引き抜いて取外す。ホースバンドクリップを取り外すと、クリップ取付部が輪スプリング力により開き、ホースバンドの輪の径が小さくなりホース端部を締付け、ホースは被取付部に固定されていた。

0004

従来技術としては、ホースバンドの位置決めをしてホースバンドクリップの取外しを行う専用の工具は知られていなかった。そのため、作業者が、狭い空間においてホース類の取付け端部を、被取付部に嵌め込み手作業でホースバンドの位置決めを行い、その後ホースバンドのクリップをホースバンドから取り外す作業を行っていた。この取外し作業は、作業者が狭い空間内でプライヤー等の既存の工具を使用してホースバンドクリップを挟み、プライヤーを引いてホースバンドから引いて抜き取ることを行っていた。

0005

ホースバンドクリップを抜き取った後、輪を小さくしてホース類の取付け端部を締付けて、ホース類を被取付部に固定していた。

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、前記した従来技術では、作業場所がエンジンルーム等の狭い空間であり、プライヤー等により挟み抜き取る作業は、動作が大きくなりなどを壁面にぶつけやすく、また力が入りにくく困難が多い作業である問題点があった。しかもホース類を被取付部に取付ける作業は、1つの車両によって、10数本も取付ける場合もあり作業者に非常に負担の多い作業であった。

0007

また、前記のように狭い作業空間の中で、ホースバンドクリップをプライヤー等の工具で挟み、さらに力を入れて引き抜く作業であるため、このホースバンドクリップの引き抜き作業によって、ホース端部から3mm乃至5mmと通常規定されているホースバンドの位置がずれてしまうことがあった。しかしホースバンドは、輪のスプリング力で締付けているのであるが、引き抜き後に再度の位置決めを行うためには、再び輪の端部を挟み込んで重なり合わせて輪の径を大きくした後、正しい締付け位置まで移動させることが必要となり、困難な作業となる問題があった。

0008

更に、自動車の製造工程では、車種毎に決まった数のホースの取り付けが行われたことの確認するため、引き抜いたホースバンドクリップを数確認装置に入れるが、引き抜き毎に行うので作業が繁雑であった。

課題を解決するための手段

0009

上記の課題を解決するために、ホースバンドクリップをクリップ挟み爪に挟みかつ引き込む作動をさせる引き金を有する握り部と、握り部と角度を有して連続し、クリップ挟み爪の外側に突出している2つの並行部分を有する押さえ体と、引き金の作動によりホースバンドクリップを挟み込んでホースバンドよりホースバンドクリップの引き抜きが可能なクリップ挟み爪と、押さえ体に着脱可能に取り付けられホースバンドの幅側部に接触可能な位置決め用リップとを有し、ホースバンドよりホースバンドクリップが引き抜かれたことによりホースバンドの両端部であるクリップ取付部が開くと、押さえ体が、そのクリップ取付部を外側から押さえ持つことが可能であることを特徴とするホースバンド工具を提案する。

0010

また、ホースバンドクリップをクリップ挟み爪に挟みかつ引き込む作動をさせる引き金を有する握り部と、握り部と角度を有して連続し、クリップ挟み爪の外側に突出している2つの並行部分を有する押さえ体と、引き金の作動によりホースバンドクリップを挟み込んでホースバンドよりホースバンドクリップの引き抜きが可能なクリップ挟み爪と、押さえ体に着脱可能に取り付けられホースバンドの幅側部に接触可能な位置決め用リップと、クリップ挟み爪により引き抜かれたホースバンドクリップの数を計数する計数手段と、計数手段によって計数された数の情報を他装置へ伝達可能な情報伝達手段とを有し、ホースバンドクリップが引き抜かれたことによりホースバンドの両端部であるクリップ取付部が開くと、押さえ体が、そのクリップ取付部を外側から押さえ持つことが可能であり、かつ計数手段によってクリップ挟み爪により引き抜かれたホースバンドクリップの数を計数し、情報伝達手段によりその数の情報を他装置へ伝達可能であることを特徴とするホースバンド工具を提案する。

発明の効果

0011

この発明によれば、ホースバンドクリップを、引き金の作用により従来より容易に取り外すことができると共に、ホースバンドがホースバンドクリップの取外しにより、輪の径を狭めようとするが、押さえ体によりホースバンドのクリップ取付部の開きを押さえることができ、ホースバンドクリップの引き抜きの後にも、位置決め用リップによりホースバンドの位置決めが可能になった。また、位置決め用リップによりホースバンドクリップの位置を予めホースバンドの端部近傍に位置決めしてからホースバンドクリップを引き抜くこともできる。

0012

また、不自然な格好で作業を行う必要が無くなったので、作業の安全性が向上した。

0013

更に、請求項2の発明によれば、引き抜いたホースバンドクリップの数を確実に計数し、その引き抜いたクリップ数を他の制御装置等に送信等により伝達できるため、作業が確実に行われ、作業ミスが起こり難くなった。

発明を実施するための最良の形態

0014

この発明の1つの実施形態であるホースバンド用工具について、図1乃至図8に基づいて説明する。なお、この発明を実施するための最良の形態の欄の記載事項において、特に反対の記載がない限り、先端側は、握り部1とは逆側を意味し、後端側は、握り部1の方向を意味する。

0015

この発明の実施形態であるホースバンド用工具Aは、ホースバンドクリップCをクリップ挟み爪4に挟みかつ引き込む作動をさせる引き金2を有する握り部1と、握り部1と角度を有して連続し、クリップ挟み爪の外側に間隔を有して突出している2つの並行部分を有する押さえ体3と、引き金2の作動によりホースバンドクリップCを挟み込んでホースバンドBよりホースバンドクリップCの引き抜きが可能なクリップ挟み爪4と、押さえ体3の外側に着脱可能に取り付けられホースバンドBの幅側部BSに接触可能な位置決め用リップ5と、クリップ挟み爪4により引き抜かれたホースバンドクリップCの引き抜かれた数を計数する計数手段6と、計数手段6によって計数された数の情報を他装置へ伝達可能な情報伝達手段7とを有する。

0016

そして、ホースバンド用工具Aの作動により、ホースバンドクリップCが引き抜かれたことによりホースバンドBの両端部であるクリップ取付部BEが開くと、押さえ体3が、そのクリップ取付部BEを外側から押さえ持つことが可能であり、かつ計数手段6によってクリップ挟み爪4により引き抜かれたホースバンドクリップCの引き抜かれた数を計数し、情報伝達手段7によりその数の情報を他装置へ伝達可能である。

0017

握り部1は、その上端部10で引き金2の上端部20と回動自在に接続しており、上部中間部の位置からほぼ直角方向の角度を有して連続して押さえ体3が一体的に固定されて設けられている。握り部1の中間部に位置する長孔32の後部に位置する金属板状体の接触部11と接触部保持用バネ体12とからなる空打ち防止装置13を設けており、空打ち防止装置13に接続して計数手段6であるクリップ引き抜き確認スイッチを設けている。更に、握り部1の下部には、クリップ引き抜き確認マイクロスイッチ6によって計数された引き抜きクリップ数を制御装置等の他の装置へ伝達可能な情報伝達手段7である発信用基板を内蔵している。

0018

引き金2は、上端部20で握り部1の上端と回動自在に連結するとともに、中間部で後述する長孔32内に移動自在に設けられるシャフト41及びクリップ検知用ロット42と連結部21によって角度変更自在に連結している。引き金2を握り部1と一緒に握ってシャフト41を後端側へ移動させる場合、連結部21は、引き金2に対して上下しつつシャフト41及びクリップ検知用ロット42を移動させるとともに、引き金2が後述する復元用バネ43の付勢力で先端側に位置したときに、クリップ検知用ロット42をシャフト41に対して先端側に移動させるように係合されている。引き金部2は、この実施形態では、作業者が手動で握り作動させるが、他の実施形態としては、小型のモータ、あるいはエアシリンダー等の動力源を使用して自動により作動させることも可能である。

0019

押さえ体3は、先端側(握り部1と逆側)に2つの並行部分30を有し後端側(握り部1側)に1本の基部31が並行部分30に連続して設けられ、基部31は握り部1に連続して固定されている。押さえ体3の基部31の内部は、中空部からなる長孔32を設けており、長孔32は、握り部1の内部まで連続しており、握り部1側端部に空打ち防止装置11を備えている。長孔32の内部形状は円筒、又は角筒であるが、この実施例では円筒形の長孔である。

0020

長孔32内には、クリップ挟み爪4の後端側と連結して固定されているシャフト41およびクリップ検知用ロット42が二重の円筒になっており、それぞれ前後移動可能に設けられている。外側のシャフト41は、細長い円筒状であり内部に摺動可能又は移動可能にクリップ検知用ロット42を設けている。クリップ検知用ロット42の先端は、クリップ挟み爪4内部の中空路を通り2つの開閉可能な挟み爪部40の間に突出しており、後端は、空打ち防止装置13の接触部11と接触可能である。シャフト41及びクリップ検知用ロット42は、それぞれ中間部において引き金2の中間部と角度変更自在に連結しており、クリップ検知用ロット42の先端側は、引き金2が先端側に位置したとき、引き金2の係合により2つの開閉可能な挟み爪部40の間から突出される。

0021

クリップ挟み爪4は、挟み爪部40と、シャフト41と、クリップ検知用ロット42と、復元用バネ43と、爪開放バネ44とを有し、これらの部材の全て、或いは一部は略押さえ体3の2つの並行部分30の間に設けられている。

0022

挟み爪部40は、先端側に2部材からなる挟み爪40aとその後端側に1部材からなる爪基部40bとからなり、爪基部40bに対し2つの挟み爪40aの後端側がそれぞれ回動自在に取り付けられ、挟み爪40aの先端側を開閉可能に構成している。それぞれの挟み爪40aの先端部には、内側に向けた引き込み突起40cを形成する。挟み爪部40は、爪基部40bの後端側でシャフト41に固定されており、引き金2と連動するシャフト41の先後間における移動により移動可能である。このとき、シャフト41の内部にシャフト41に対して摺動可能なクリップ検知用ロット42も引き金2の作動によりシャフト41とともに移動する。更に、挟み爪部40は、シャフト41の周囲に設けられる復元用バネ43の付勢力によって常に先端側に付勢されている。

0023

位置決め用リップ5は、図6に示すように押さえ体3の正面視で上下に並行してある2つの並行部分30の上下中間位置の両側部の外側に着脱可能な部材であり、両側のそれぞれの位置決め用リップ5は、図6に示すように押さえ体3の先後方向に移動可能であり、また先端は押さえ体3の先端より先に突出しておりホースバンドBの幅側部BSに接触可能である。

0024

次に、この発明の実施形態を示すホースバンド用工具Aの作用について説明する。握り部1に対して引き金2を作業者が握らない状態では、引き金2は復元用バネ43の付勢力により図1のように先端部側に付勢され開いた状態である。この状態では、クリップ挟み爪4の挟み爪部40は、最先端の引き込み突起40cのみが押さえ体3の先端から突出して2つの挟み爪40aは、爪開放用バネ44の付勢力により開放されている(図1参照)。

0025

次に、作業者は、図1の状態でホースHに移動可能に取り付けられているホースバンドBのホースバンドクリップCの位置に行き、位置決め用リップ5のどちらか片方をホースHの端部に当て、ホースバンドBをホースHのホース端部HEから決められた3mm乃至5mmの位置に位置決めする(図7)。この状態で、図2に示すようにホースバンドBの取付部に取り付けられているホースバンドクリップCにホースバンド用工具Aの先端側を向け、クリップ挟み爪4の2つの挟み爪40aの間に入れ、挟み爪40aの間に突出しているクリップ検知用ロット42が接触させる(図2参照)。

0026

次に、図3に示すように作業者の手又はモータ等の動力源により握り部1に対して引き金2を後端側と移動(X点からY点まで)させると、引き金2と連結しているシャフト41及びクリップ検知用ロット42が、長孔32内で後端側へ移動し始め、シャフト41に先端側で固定されているクリップ挟み爪4が復元用バネ43の先端方向への付勢力に抗して全体として後端側へ移動し始める。この移動により、クリップ挟み爪4の2つの挟み爪40aは、押さえ体3の上下2つの並行部分30の間に入り爪開放用バネ44の付勢力に抗してその間隔を狭められていく。そして、最先端の引き込み突起40cが並行部分30の間まで入ると、ちょうどホースバンドクリップCの端部を引き込み突起40cが挟み込む状態になる(図3参照)。

0027

更に、引き金2を移動させると図3の状態から図4の状態になり、ホースバンドクリップCは、ホースバンドのクリップ取付部BEから引き抜かれる(図4参照)。このとき、引き抜かれたホースバンドクリップCが、2つの挟み爪40aの間に突出しているクリップ検知用ロット42のみを後端部側へ押圧するため、クリップ検知用ロット42のみがシャフト41より後端側に移動する。

0028

そして、引き金2を更に握り部1側、即ち後端部側へ移動させると、シャフト41の後端より後端側へ突出したクリップ検知用ロット42の後端が、空打ち防止装置13のロット接触部11に接し、この接触により電気信号がクリップ引き抜き確認マイクロスイッチ6へ送られホースバンドクリップCが1つ引き抜かれたことを自動的に計数する。このクリップ引き抜き確認マイクロスイッチ6による計数は、発信用基板7から図示しない他の場所に設置されている制御装置へ伝達される。またクリップ検知用ロット42は、ロット接触部11に接した後もロット接触部11を押し込むが、接触部保持用バネ12の付勢力で傾斜を復元できる。

0029

また、ホースバンドクリップCが無い状態で引き金2を移動させた場合、クリップ検知用ロット42は押されないので、シャフト41の後端より突出しない。そのため引き金2を最も後端部側へ移動させた場合でも、ロット接触部11にシャフト41及びクリップ検知用ロット42の後端が接触しないので電気信号は発信されず、クリップ引き抜き確認マイクロスイッチ6は計数せず数に入れないので空打ちを防止できる。

0030

ホースバンドクリップCが、クリップ取付部BEから外れると図4に示されるように、ホースバンドB自体の持っていた形状に戻る力によってクリップ取付部BEが開き、ホースバンドBの輪の径は小さくなろうとする。しかし、この発明においては、ホースバンドクリップCが外れ、開こうとするクリップ取付部BEの上下を押さえ体3の上下の並行部分30内部の上下で押さえ、ホースバンドBの輪の径を小さくすることを防ぐ。このままの状態でホースバンドBのクリップ取付部BEを保持したままホースバンドBの位置を微調整することが可能である。ホースバンドBを定められた位置において、このホースバンド用工具1自体をホースバンドBから引き離して外し、ホースバンドBをホースHの定められた取付け位置において自動的に締付けることができる。

0031

ホースバンド用工具Aの挟み爪部40が保持する引き抜かれたホースバンドクリップCは、図示しないクリップ収納部のある場所へ行き、クリップ収納部内へ落とされる。このとき作業者が引き金2を握っている手を離す又は自動制御による動力源が引き金2をフリーにすると、引き金2は、復元用バネ43の付勢力によりシャフト41及びクリップ検知用ロット42とともに先端側へ移動する。そして図1のようにクリップ挟み爪4の最先端の引き込み突起40cが押さえ体3の先端から突出して爪開放用バネ44の付勢力により開放されるため、挟まれていたホースバンドクリップCは、挟み爪40aから開放されフリーになりクリップ収納部へ収納される。

0032

このとき、クリップ検知用ロット42は、引き金2が先端側に位置したときの連結部21との係合状態によりシャフト41に対して相対的に先端側へ移動され、ロット先端図1のように2つの挟み爪40aの間から先端側へ突出させる。

0033

この発明のホースバンド用工具は、ホースバンド使用機、特に自動車のエンジンルーム等の狭い作業空間内でホース類を被取付部に取り付ける作業において、ホースバンドクリップの取外し作業が、従来と比べ力を必要とせず容易に行われるようになった。また、ホースバンドの取付け位置をずらすことなく容易に位置決めできるとともに、非常に簡単に使用でき、ホースバンドクリップの取外し作業の軽減が非常に図られるため、ホースバンド使用装置において利用可能性が高い。

図面の簡単な説明

0034

この発明の実施形態であるホースバンド用工具の位置決め用リップを除いた正面図であり、作動状態を示す内部透視正面説明図
この発明の実施形態であるホースバンド用工具の位置決め用リップを除いた正面図であり、作動状態を示す内部透視正面説明図
この発明の実施形態であるホースバンド用工具の位置決め用リップを除いた正面図であり、作動状態を示す内部透視正面説明図
この発明の実施形態であるホースバンド用工具の位置決め用リップを除いた正面図であり、作動状態を示す内部透視正面説明図
この発明の実施形態であるホースバンド用工具の位置決め用リップを除いた正面図であり、作動状態を示す内部透視正面説明図
この発明の実施形態であるホースバンド用工具に位置決め用リップを取り付けた状態の背面図
この発明の実施形態であるホースバンド用工具の位置決め用リップの作動を示す平面説明図
図1において押さえ体とクリップ挟み爪をホースバンドクリップ側から見たZ矢視図であるホースバンド用工具の左側面部分

符号の説明

0035

Aホースバンド用工具
1握り部
10上端部
11ロット接触部
12 接触部保持用バネ
13空打ち防止装置
2引き金
20 上端部
21 連結部
3押さえ体
30並行部分
31 基部
32長孔
4クリップ挟み爪
40 挟み爪部
40a 挟み爪
40b 基部
40c引き込み突起
41シャフト
42クリップ検知用ロット
43復元用バネ
44 爪開放用バネ
5位置決め用リップ
6計数手段(クリップ引き抜き確認マイクロスイッチ)
7情報伝達手段(発信用基板)
Hホース
HEホース端部
Bホースバンド
BE ホースバンドのクリップ取付部
BSホースバンドの幅側部
C ホースバンドクリップ

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