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技術 駐車位置案内装置及び車載駐車位置案内装置

出願人 トヨタ自動車株式会社株式会社豊田中央研究所
発明者 岡田広毅伊藤健二
出願日 2004年2月12日 (16年1ヶ月経過) 出願番号 2004-035586
公開日 2005年8月25日 (14年6ヶ月経過) 公開番号 2005-228002
状態 特許登録済
技術分野 教示用装置 交通制御システム 交通制御システム
主要キーワード 運転項目 屋根付き駐車場 案内精度 ドライバー情報 日照センサ 身障者用 ブレーキタイミング 個人嗜好情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年8月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

本発明は、駐車位置を効果的に案内することができる駐車位置案内装置及び車載駐車位置案内装置の提供を目的とする。

解決手段

駐車位置案内装置100は、被案内車両300のユーザの駐車位置に関する嗜好情報に基づいて、駐車場内駐車可能な駐車位置の中から、ユーザの嗜好に応じた駐車位置を決定し、決定した駐車位置をユーザに送信することを特徴とする。さらに、その駐車位置は、駐車場内の各駐車位置駐車スペースに関する駐車スペース情報に基づいて決定され、その駐車スペース情報は、駐車スペース近隣駐車車両駐車状態に基づいて、補正されることを特徴とする。

概要

背景

従来から、駐車場営業時間、車種規制条件、料金等のユーザの希望に基づいて駐車場を表示するナビゲーション装置に関する発明が知られている(例えば、特許文献1参照)。この発明では、駐車場に関するデータからユーザが入力した目的地もしくは近傍の駐車場を検索し、その検索結果の中から所定の日時に営業している駐車場、ユーザの車両の車幅車高、車種の条件に合致する駐車場を表示したり、駐車場の混雑情報空き情報を取得したりして、ユーザの希望に応じた駐車場を表示することができる。
特開2001−349740号公報

概要

本発明は、駐車位置を効果的に案内することができる駐車位置案内装置及び車載駐車位置案内装置の提供を目的とする。 駐車位置案内装置100は、被案内車両300のユーザの駐車位置に関する嗜好情報に基づいて、駐車場内駐車可能な駐車位置の中から、ユーザの嗜好に応じた駐車位置を決定し、決定した駐車位置をユーザに送信することを特徴とする。さらに、その駐車位置は、駐車場内の各駐車位置駐車スペースに関する駐車スペース情報に基づいて決定され、その駐車スペース情報は、駐車スペース近隣駐車車両駐車状態に基づいて、補正されることを特徴とする。

目的

そこで、本発明は、駐車位置を効果的に案内することができる駐車位置案内装置及び車載駐車位置案内装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
6件
牽制数
7件

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請求項1

通信回線を介して車両のユーザに駐車位置を案内する駐車位置案内装置において、駐車位置に関するユーザの嗜好情報を取得する嗜好情報取得手段と、前記嗜好情報取得手段により取得した嗜好情報に基づいて、駐車場内駐車可能な駐車位置の中から、ユーザの嗜好に応じた駐車位置を決定する駐車位置決定手段と、前記駐車位置決定手段により決定した駐車位置をユーザに送信する駐車位置送信手段と、を備えることを特徴とする、駐車位置案内装置。

請求項2

前記嗜好情報取得手段は、ユーザの過去の駐車位置及びその際の駐車場内の駐車状況に基づいて、ユーザの嗜好を予測して前記嗜好情報を生成する、請求項1記載の駐車位置案内装置。

請求項3

前記嗜好情報は、ユーザの個人情報に基づく情報を含む、請求項1記載の駐車位置案内装置。

請求項4

前記駐車位置決定手段は、駐車場周辺環境情報に基づいて、前記駐車位置決定を実行する、請求項1記載の駐車位置案内装置。

請求項5

前記駐車位置決定手段は、駐車場内の各駐車位置駐車スペースに関する駐車スペース情報に基づいて、前記駐車位置決定を実行する、請求項1記載の駐車位置案内装置。

請求項6

前記駐車スペース情報は、駐車スペース近隣駐車車両駐車状態に基づいて補正される、請求項5記載の駐車位置案内装置。

請求項7

前記近隣の駐車車両の駐車状態は、駐車車両から送られてくる該駐車車両の車両位置情報に基づいて判断される、請求項6記載の駐車位置案内装置。

請求項8

前記近隣の駐車車両の駐車状態は、駐車車両から送られてくる該駐車車両と他の駐車車両との間の距離情報に基づいて判断される、請求項6記載の駐車位置案内装置。

請求項9

前記嗜好情報は、ユーザの運転技能に関する運転能力情報に基づく情報を含む、請求項1記載の駐車位置案内装置。

請求項10

対話形式でユーザに駐車位置を案内する請求項1記載の駐車位置案内装置において、前記駐車位置決定手段は、ユーザが前記駐車位置決定手段により決定した駐車位置を否定した場合、再度別の駐車位置を決定する、駐車位置案内装置。

請求項11

前記駐車位置決定手段は、前記駐車場内の駐車可能な複数の駐車位置の中から、前記嗜好情報に応じた順番で、前記駐車位置送信手段により送信される駐車位置を決定する、請求項10記載の駐車位置案内装置。

請求項12

前記駐車位置決定手段は、前記駐車場に前記ユーザの車両が到着する予想到着時刻における前記駐車場内の駐車可能な駐車位置を推定し、前記駐車位置決定を行う、請求項1記載の駐車位置案内装置。

請求項13

請求項1記載の駐車位置案内装置と通信回線で結ばれた車載駐車位置案内装置であって、前記駐車位置送信手段により送信された駐車位置を、ユーザに対し報知する報知手段を備えることを特徴とする、車載駐車位置案内装置。

請求項14

請求項7記載の駐車位置案内装置と通信回線で結ばれた車載駐車位置案内装置であって、自車の車両位置を検出する車両位置検出手段と、前記車両位置検出手段によって検出された車両位置を前記駐車位置案内装置に前記車両位置情報として送信する送信手段と、を備えることを特徴とする、車載駐車位置案内装置。

請求項15

請求項8記載の駐車位置案内装置と通信回線で結ばれた車載駐車位置案内装置であって、自車と他の車両との距離を検出する距離検出手段と、前記距離検出手段によって検出された距離を前記駐車位置案内装置に前記距離情報として送信する送信手段と、を備えることを特徴とする、車載駐車位置案内装置。

技術分野

0001

本発明は、車両と通信回線を介して、車両のユーザに駐車位置を案内する駐車位置案内装置に関する。

背景技術

0002

従来から、駐車場営業時間、車種規制条件、料金等のユーザの希望に基づいて駐車場を表示するナビゲーション装置に関する発明が知られている(例えば、特許文献1参照)。この発明では、駐車場に関するデータからユーザが入力した目的地もしくは近傍の駐車場を検索し、その検索結果の中から所定の日時に営業している駐車場、ユーザの車両の車幅車高、車種の条件に合致する駐車場を表示したり、駐車場の混雑情報空き情報を取得したりして、ユーザの希望に応じた駐車場を表示することができる。
特開2001−349740号公報

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上述の従来技術は、ユーザの希望に応じた駐車場をその駐車場に到着する前に選択することはできるが、その駐車場に到着し、駐車しようとした際に、実際の駐車場内では、ユーザにとって必ずしも望ましい駐車位置があるとは限らなかった。

0004

すなわち、駐車場の駐車状態の一例を表す図10を参照して説明すると、ユーザができるだけ目的地に近いところに駐車したい、できるだけ広い駐車位置に駐車したいと思っていても(駐車位置11)、他の空いている駐車位置に案内されてしまう場合があった。さらには、既に駐車中駐車車両等が駐車位置をはみ出して駐車されているためにユーザの車両の大きさでは駐車できるスペースがなかったり、ユーザの運転技量未熟さがゆえにそのユーザにとっては駐車が困難なスペースであったりする場合があった(駐車位置2や18)。

0005

このように駐車場内でユーザにとって不都合が生じてしまう原因は、駐車場内の各駐車位置が空いているか否かという情報は、全てのユーザを対象とした画一的な情報を提供しているからであった。

0006

そこで、本発明は、駐車位置を効果的に案内することができる駐車位置案内装置及び車載駐車位置案内装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するため、本発明の一局面によれば、通信回線を介して車両のユーザに駐車位置を案内する駐車位置案内装置において、駐車位置に関するユーザの嗜好情報を取得する嗜好情報取得手段と、前記嗜好情報取得手段により取得した嗜好情報に基づいて、駐車場内の駐車可能な駐車位置の中から、ユーザの嗜好に応じた駐車位置を決定する駐車位置決定手段と、前記駐車位置決定手段により決定した駐車位置をユーザに送信する駐車位置送信手段とを備えることを特徴とする、駐車位置案内装置が提供される。なお、駐車位置決定手段により決定した駐車位置は、必ずしも単数である必要はない。

0008

また、本局面において、前記嗜好情報取得手段は、ユーザの過去の駐車位置及びその際の駐車場内の駐車状況に基づいて、ユーザの嗜好を予測して前記嗜好情報を生成してよい。

0009

これにより、ユーザの過去の駐車位置及びその際の駐車場内の駐車状況からユーザの嗜好を予測することで、ユーザが駐車する度に駐車に関する条件を設定または入力することなく、駐車位置を案内することができる。

0010

本局面において、前記嗜好情報は、ユーザの個人情報に基づく情報を含んでよい。

0011

これにより、例えば、ユーザの個人情報として、「車椅子利用者」という個人情報であれば、身障者用の駐車位置や通常よりも広いスペースの駐車位置に駐車したいという嗜好があるものとして、それを考慮した駐車位置を案内することができたり、「お年寄り」という個人情報であれば、目的地までの歩く距離が短い駐車位置に駐車したいという嗜好を考慮して駐車位置を案内したりすることができる。

0012

本局面において、前記駐車位置決定手段は、駐車場周辺環境情報に基づいて、前記駐車位置決定を実行してよい。

0013

これにより、例えば、雨が降った場合、雨に濡れないように屋根付き駐車場地下駐車場に駐車したいというニーズを考慮することによって、天気等の環境の変化に応じて駐車位置を決定することができる。

0014

本局面において、前記駐車位置決定手段は、駐車場内の各駐車位置の駐車スペースに関する駐車スペース情報に基づいて、前記駐車位置決定を実行してよい。

0015

これにより、駐車場内における自車が駐車可能な駐車スペースがある駐車位置の中から、ユーザの希望する駐車位置を決定することができる。

0016

本局面において、前記駐車スペース情報は、駐車スペース近隣の駐車車両の駐車状態に基づいて補正される。

0017

これにより、ある駐車位置の駐車スペース情報が「空」となっていたとしても、その駐車スペース近隣に駐車中の駐車車両の駐車状態によっては、ユーザにとってその駐車位置は駐車スペースが狭いなどの理由から駐車できない場合があるため、その駐車スペース近隣の駐車車両の駐車状態に基づいて、その駐車スペース情報を補正し、そのユーザにとって駐車できない駐車位置を除いて、希望する駐車位置を決定することができる。

0018

本局面において、前記近隣の駐車車両の駐車状態は、駐車車両から送られてくる該駐車車両の車両位置情報に基づいて判断される。

0019

これにより、駐車スペース近隣に駐車中の駐車車両の車両位置情報を得ることによって、駐車スペース近隣の駐車車両がどこに駐車しているかという状態を予測でき、その位置関係によって実際の駐車スペースを求めることができるので、より高精度な駐車位置を案内することができる。

0020

本局面において、前記近隣の駐車車両の駐車状態は、駐車車両から送られてくる該駐車車両と他の駐車車両との間の距離情報に基づいて判断される。

0021

これにより、駐車スペース近隣の駐車車両と他の駐車車両との間の距離から、実際の駐車スペースを求めることができるので、より高精度な駐車位置を案内することができる。

0022

本局面において、前記嗜好情報は、ユーザの運転技能に関する運転能力情報に基づく情報を含んでよい。

0023

これにより、ユーザの運転技能に応じた駐車位置を決定するので、駐車が不得意なユーザに対して駐車しやすい駐車位置を案内することができる。

0024

本局面において、対話形式でユーザに駐車位置を案内する前記駐車位置案内装置において、前記駐車位置決定手段は、ユーザが前記駐車位置決定手段により決定した駐車位置を否定した場合、再度別の駐車位置を決定する、駐車位置案内装置が提供される。

0025

これにより、決定された駐車位置がユーザにとって不満足な場合もあるので、その場合には、再度駐車位置を決定することで、ユーザは自分のニーズにできるだけ近い駐車位置を選ぶことができる。

0026

本局面において、前記駐車位置決定手段は、前記駐車場内の駐車可能な複数の駐車位置の中から、前記嗜好情報に応じた順番で、前記駐車位置送信手段により送信される駐車位置を決定してよい。

0027

これにより、ユーザの嗜好に近いものから順番に駐車位置を決定することで、駐車位置を早く特定することができる。

0028

本局面において、前記駐車位置決定手段は、前記駐車場に前記ユーザの車両が到着する予想到着時刻における前記駐車場内の駐車可能な駐車位置を推定し、前記駐車位置決定を行ってよい。

0029

これにより、ユーザの車両が駐車場に到着する予想到着時刻に基づいて、例えば、その時刻における駐車場内の駐車可能な駐車位置を予約しておくことができ、他の車両に対しその駐車位置に駐車しないよう事前対処することができるので、ユーザが駐車場に到着したときに、ユーザの嗜好に応じた駐車位置を確保することができる。

0030

また、その他の一局面において、前記駐車位置案内装置と通信回線で結ばれた車載駐車位置案内装置であって、前記駐車位置送信手段により送信された駐車位置を、ユーザに対し報知する報知手段を備えることを特徴とする、車載駐車位置案内装置が提供される。

0031

これにより、駐車位置案内装置から案内された駐車位置を通信回線を介して受信し、その駐車位置をユーザに対し報知することで、ユーザはユーザ自身の嗜好に応じた駐車位置に車両を移動させることができる。

0032

本局面において、前記駐車位置案内装置と通信回線で結ばれた車載駐車位置案内装置であって、自車の車両位置を検出する車両位置検出手段と、前記車両位置検出手段によって検出された車両位置を前記駐車位置案内装置に前記車両位置情報として送信する送信手段とを備えることを特徴とする、車載駐車位置案内装置が提供される。

0033

これにより、複数の車両が、自車の車両位置を駐車位置案内装置に送信することで、駐車位置案内装置は、駐車場内の複数の車両の位置状態を予測することができる。しいては、駐車スペース近隣の駐車車両の車両位置が送信されれば、車両位置の位置関係によって実際の駐車スペースを求めることができるので、駐車位置案内装置は、より高精度な駐車位置を案内することができる。

0034

本局面において、前記駐車位置案内装置と通信回線で結ばれた車載駐車位置案内装置であって、自車と他の車両との距離を検出する距離検出手段と、前記距離検出手段によって検出された距離を前記駐車位置案内装置に前記距離情報として送信する送信手段と、を備えることを特徴とする、車載駐車位置案内装置が提供される。

0035

これにより、駐車スペース近隣の駐車車両と他の駐車車両との間の距離を計測し、その距離情報を駐車位置案内装置に送信することによって、実際の駐車スペースを求めることができるので、駐車位置案内装置は、より高精度な駐車位置を案内することができる。

発明の効果

0036

本発明によれば、個人の嗜好に応じた駐車位置を効果的に案内することができる。

発明を実施するための最良の形態

0037

以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。

0038

図1は本発明の一実施例を示すシステム全体の構成図である。駐車位置案内装置100と、複数の車両200と、これから駐車案内しようとする車両300(以下、被案内車両300、という)と、から構成される。駐車位置案内装置100は、複数の車両200と被案内車両300のそれぞれとの間で通信機能(例えば、携帯電話無線LANDSRC(Dedicated Short-range Communication))を用いて情報を送受信する。駐車位置案内装置100は、必ずしも単数である必要はなく、ある一定の範囲毎に複数設置されてもよい。例えば、ある地域内毎に設置され複数の駐車場を管理したり、駐車場毎に設置されたりしてよい。

0039

複数の車両200と被案内車両300には、車載駐車位置案内装置(204、304)が搭載されている。車載駐車位置案内装置(204、304)は、自車情報取得処理手段(203、303)と、報知手段(202、302)と、通信手段(201、301)と、を備えている。

0040

図9は自車情報取得処理手段(203,303)の一例を示す図である。自車情報取得処理手段(203,303)は、ユーザがこれから行こうとする目的地の位置を示す目的地情報305と、自車の存在位置を示す車両位置情報および自車の大きさを示す自車サイズ情報を要素とする車両情報(206,306)と、ユーザ個人の駐車する際の嗜好を要素とする嗜好情報307と、ユーザの運転技能に関する運転能力情報308と、を取得する。

0041

車両位置情報は、例えば、高精度な位置検出が可能なRTK-GPS(Real Time Kinematic Global Positioning System)によって測定される。RTK-GPSとは、基準となる観測点固定点)と求点となる観測点(移動点)に設置したGPS測量機で同時にGPS衛星からの信号を受信し、固定点で取得した信号を、無線装置等を用いて移動点に転送し、移動点側において即時に基線解析を行うことで位置を決定する測量手法をいう。

0042

車両位置情報の精度をさらに上げるために、車線検知測定ならびに車両間距離測定をするカメラレーダからの距離情報や、車速センサからの車速情報等を併用してもよい。

0043

自車サイズ情報は、車両の外形寸法をあらわす、全長全幅全高、等の値である。駐車スペースに、自車が駐車可能な大きさなのか否かを判断できる値であればよい。

0044

嗜好情報307は、ユーザが駐車する際の傾向(例えば、目的地にできるだけ近いところに駐車する、目的地から離れていても駐車スペースが広いところに駐車する、雨の日は駐車料金が高くても地下駐車場や屋根付駐車場に駐車する、等)を要素とする駐車傾向情報と、ユーザが車椅子使用者である等のユーザ固有の情報を要素とする個人情報と、からなる。

0045

ここで、環境情報(雨等の天気の状態)を判断する手段は、例えば、日照センサ温度センサレインセンサが挙げられ、車両に搭載される。必ずしも天気の状態を判断する手段が必要というわけではなく、ワイパーをある一定時間動作させた場合には、天気は雨と判断すると定義することによって、代用することもできる。

0046

運転能力情報308は、ユーザの運転技能によって案内すべき駐車位置を決定する要素となる運転能力(例えば、狭い駐車スペースでも駐車できる、駐車時の切り返しが多い、発進緩急がある、ブレーキタイミングが遅い、通常走行時の車線に対する走行位置や速度の出し方、車間距離が狭い、等)を表す情報である。駐車する際の運転能力だけでなく、通常走行する際の運転能力を情報として含めてもよい。

0047

嗜好情報307や運転能力情報308等を取得する方法としては、駐車位置案内装置100にユーザの過去の駐車位置及びその際の駐車場内の駐車状況や走行状態等をアップロードし、ユーザの嗜好を予測して嗜好情報や運転能力情報を生成してもよいし、車両に搭載されたドライブ情報蓄積部(例えば、HDD等のドライブレコーダ)にユーザの過去の駐車位置や走行状態等を保存し、保存されたそれらの過去の情報に基づいて車両内で学習し、自車情報取得処理手段(203、303)がその生成結果を取得するような構成にしてもよい。なお、上述のアップロードする方法によれば、車両側にそれらの情報を蓄積するメモリを備える必要が無くなる、もしくは、メモリの使用領域を少なくすることができる。さらに他の取得方法を挙げれば、嗜好情報や運転能力情報を、予め決められた項目として設定しておき(例えば、目的地にできるだけ近いところに駐車する、狭い駐車スペースでも駐車できる、等)、ユーザがそれらの決められた項目を選択して、自車情報取得処理手段(203、303)がその選択項目を取得するような構成としてもよい。

0048

図1戻り、報知手段(202、302)は、駐車位置案内装置100から案内された駐車位置をユーザに対し報知する。例えば、カーナビゲーションシステムを使用して、ディスプレイ視覚的に駐車場内の地図や誘導情報を表示したり、音声案内したりすることを特徴とするものである。また、報知された駐車位置について、この駐車位置でよいか否かをユーザに対し問い合わせをした回答結果を判断する機能を有する。

0049

通信手段(201、301)は、自車情報取得処理手段(203、303)によって取得された、ユーザがこれから行こうとする目的地の位置を示す目的地情報305と、自車の存在位置を示す車両位置情報および自車の大きさを示す自車サイズ情報を要素とする車両情報(206,306)と、ユーザ個人の駐車する際の嗜好を要素とする嗜好情報307と、ユーザの運転技能に関する運転能力情報308とを、駐車位置案内装置100に送信する機能を有し、かつ、駐車位置案内装置100からのデータを受信する機能を有する。

0050

図2は、自車情報取得処理手段(203、303)によって取得された、ユーザがこれから行こうとする目的地の位置を示す目的地情報305と、自車の存在位置を示す車両位置情報および自車の大きさを示す自車サイズ情報を要素とする車両情報(206,306)と、ユーザ個人の駐車する際の嗜好を要素とする嗜好情報307と、ユーザ個人の運転能力情報308とを、駐車位置案内装置100に送信する際のデータの一例を示す。データ400は、ヘッダー410と、目的地情報420と、車両情報430と、嗜好情報440と、運転能力情報450の領域から構成される。被案内車両300の自車情報取得処理手段303によって取得された情報を送信する場合、それぞれの領域に、目的地情報305、車両情報306、嗜好情報307、運転能力情報308が入る。

0051

ヘッダー410は、データ400の構造や内容を表すデータタイプ411と、データ400のあて先を表すデスティネーションアドレス412と、データ400の送信元を表すソースアドレス413が記載され、この記載内容をもとに受信側はヘッダー以降のデータの処理を実行する。

0052

データタイプ411に、例えば、「ユーザ情報送信」と記載があれば、図2に示す構造のデータ400の送信と定義される。

0053

ここで、データタイプ411の記載内容を変更することで、必要な情報のみを送ることも可能である。図8は車両位置情報431と目的地情報420を送信するデータの一例である。データタイプ411に、例えば、「駐車位置案内要求」と記載があれば、図8に示す構造のデータ401の送信と定義される。

0054

また、デスティネーションアドレス412には、駐車位置案内装置100のIPアドレス入り、ソースアドレス413には、データ400を送信した車両のIPアドレスが入ることになる。ここで、IPアドレスを付与する技術には、例えば、IPv6(Internet Protocol Version6)があり、車両1台1台を識別できるよう異なったIPアドレスを付与することができる。

0055

目的地情報420は、ユーザがこれから行こうとする目的地の位置を示すものである。

0056

車両情報430は、データ送信時の、車両位置情報431と自車サイズ情報432、から構成される。

0057

嗜好情報440は、データ送信時の、駐車傾向情報442と個人情報443、から構成される。例えば、駐車傾向情報442に「目的地にできるだけ近いところに駐車する」と入力されたり、個人情報443に「車椅子使用者」「右ハンドル車」「左ハンドル車」と入力されたりする。

0058

運転能力情報450は、データ送信時の運転能力情報を示すものである。例えば、「狭い駐車スペースでも駐車できる」と入力される。

0059

図3は、駐車位置案内装置100から案内された駐車指示位置情報520を、車載駐車位置案内装置(204、304)が受信する際のデータの一例を示す。データ500は、ヘッダー510と、駐車指示位置情報520から構成される。

0060

ヘッダー510は、データ500の構造や内容を表すデータタイプ511と、データ500のあて先を表すデスティネーションアドレス512と、データ500の送信元を表すソースアドレス513が記載され、この記載内容に従って受信側はデータの処理を実行する。ここで、データタイプ511に、例えば、「駐車指示位置情報送信」と記載があれば、図3に示す構造のデータ500が送信されると定義してもよい。また、デスティネーションアドレス512には、被案内車両300のIPアドレスが入り、ソースアドレス513には、駐車位置案内装置100のIPアドレスが入ることになる。

0061

駐車指示位置情報520は、駐車位置案内装置100が案内する、データ500を受信した被案内車両300の駐車可能な駐車位置を示すものである。

0062

次に、駐車位置案内装置100の構成について、図1図4〜6を参照して詳細説明する。駐車位置案内装置100は、通信手段101、駐車場情報データベースコンピュータ読み取り書き込み可能なハードディスク等の記憶装置のことであり、以下、DBと略す)103、運転能力情報DB104、個人嗜好情報DB105、情報取得手段106、駐車位置決定手段107、駐車位置送信手段102、から構成される。ここで、駐車場情報DB103、運転能力情報DB104、個人嗜好情報DB105を同一の駐車位置案内装置100内に必ずしも備えることはなく、通信などの情報伝達手段によって情報を送受信することで、分離して備えてもよい。また、説明の便宜上DBを分けて構成しているが、同一のデータベース上で実現してもよい。

0063

通信手段101は、被案内車両300や複数の車両200との通信インターフェイスであり、この通信手段101を介して情報が送受信される。

0064

駐車場情報DB103は、図4で示されるように、駐車場毎に駐車場ファイル660を持ち、駐車場ファイル660毎に高精度な駐車場内の各駐車位置の駐車スペース情報600が保存されている。

0065

駐車場ファイル660には、駐車場固有のデータである駐車場の存在位置を表す駐車場位置データ610および駐車場出口位置データ620と、駐車場内の各駐車位置の駐車スペース情報600とが保存される。

0066

駐車場内の各駐車位置の駐車スペース情報600は、例えば、駐車場内に設けられている各駐車位置を表す駐車位置データ630と、その各駐車位置のサイズを表す駐車位置スペースデータ640(例えば、平面的に言えば、車両の駐車許容限度の全幅や全長、立体的に言えば、車両の駐車許容限度の全幅や全長や全高)と、その各駐車位置に車両がいるか否かを示す駐車位置空きデータ650から構成されている。駐車場内の各駐車位置の駐車スペース情報600は、駐車場提供業者等からリアルタイム入手するのが好適である。

0067

ここで、駐車位置空きデータ650が「空」となっている駐車位置が、実際の駐車場内では、車両の駐車の仕方等により、必ずしも駐車可能なスペースであるとは限らない。すなわち、既に駐車中の駐車車両等が駐車スペースをはみ出して駐車されている場合、駐車可能なスペースが狭く駐車が困難である。したがって、実際の駐車場内では、必ずしも望ましい駐車スペースがあるとは限らなく、駐車案内が十分機能しない場合がある。そこで、駐車位置空きデータ650が「空」となっている駐車位置データ630の駐車スペース近隣の複数の車両200の車両位置情報431と自車サイズ情報432を読み出し、複数の車両200間の距離を計測し、その計測した距離情報から駐車位置スペースデータ640を補正する。

0068

これによって、駐車位置空きデータ650が「空」となっている駐車位置データ630の駐車位置スペースデータ640を補正することができるので、被案内車両300に関して駐車可能なスペースであるか否かを正確に判断することができ、しいては、駐車案内精度を上げることができる。

0069

例えば、1台分の駐車スペースが空いているときに、その駐車スペースの両脇に既に駐車している2台の車両間の距離を計測すれば、実際のその駐車スペースの幅を求めることができる。したがって、駐車位置空きデータ650が「空」となっている駐車位置データ630があったとしても、前記計測方法によって、駐車位置スペースデータ640を補正することにより、被案内車両300にとっては駐車するスペースとしては狭く、駐車不可と判断されれば、駐車位置候補から排除することができる。なお、複数の車両200間の距離を測定する方法として、RTK-GPS測量法や、車両の左右方法に備えつけられた測距センサによって車両の横方向距離を測定する方法が挙げられる。

0070

運転能力情報DB104は、運転が不得意なユーザに対して駐車しやすい駐車位置を案内するための判断要素を保存するために設けられ、図5で示されるデータ構造のように、車両に付されたIPアドレスと一対一対応したユーザ固有のユーザID710と運転能力情報450を要素とする運転能力データ700が保存される。

0071

個人嗜好情報DB105は、図6で示されるデータ構造のように、車両に付されたIPアドレスと一対一対応したユーザ固有のユーザID710と、車両情報430と、嗜好情報440とを含む個人嗜好データ800が保存される。

0072

情報取得手段106は、通信手段101を介して、車載駐車位置案内装置(204、304)から送信されたデータ400やデータ401を取得し、車両情報430と嗜好情報440は個人嗜好情報DB105に、運転能力情報450は運転能力情報DB104に、保存または更新する機能を有する。また、ソースアドレス413にある被案内車両300のIPアドレスを駐車位置決定手段107に転送する機能を有する。

0073

駐車位置決定手段107は、個人嗜好情報DB105に保存された車両情報430内の車両位置情報431と、目的地情報420とに基づいて、被案内車両300との位置関係が適当な基準(例えば、1km内等)を満たす駐車場ファイル660を駐車情報DB103の中から抽出する機能を有する。また、個人嗜好情報DB105に保存された複数の車両200の車両位置情報431と自車サイズ情報432に基づいて、複数の駐車車両200間の距離を計測することで、駐車スペースの補正データを求め、駐車位置スペースデータ640をその駐車スペース補正データに更新する機能を有する。また、個人嗜好情報DB105に保存された個人嗜好データ800内の嗜好情報440と、運転能力情報DB104に保存された運転能力データ700内の運転能力情報450とに基づいて、前記抽出された駐車場ファイル660の駐車場内の各駐車位置の駐車スペース情報600の候補の中から、被案内車両300が物理的に駐車可能であり、かつ、ユーザの嗜好や運転技量にあった駐車位置を表す駐車指示位置情報520を決定する機能を有する。

0074

駐車位置送信手段102は、駐車位置決定手段107で決定された駐車指示位置情報520をヘッダー510に付して、通信手段101を介して、データ500を被案内車両300に対して送信する機能を有する。

0075

次に、本発明の実施の形態における動作についての一例を図7に従って説明する。図7は、実施例の動作処理フローである。

0076

被案内車両300に搭乗するユーザが駐車場案内を要求してきた場合、車載駐車位置案内装置304の自車情報取得処理手段303は、ユーザがこれから行こうとする目的地の位置を示す目的地情報305と、自車の存在位置を示す車両位置情報および自車の大きさを示す自車サイズ情報を要素とする車両情報306と、ユーザ個人の駐車する際の嗜好を要素とする嗜好情報307と、ユーザの運転技能に関する運転能力情報308とを取得する(S100)。

0077

通信手段301は、ヘッダー410に、S100で取得された各情報を付して、データ400を駐車位置案内装置100に送信する(S101)。

0078

ただし、すでに駐車位置案内装置100に対し、自車サイズ情報432と嗜好情報440と運転能力情報450とを送信済みで、既に運転能力情報DB104や個人嗜好情報DB105に保存されており、その情報の内容に変更がなければ、駐車位置データ401のように、車両位置情報431と目的地情報420が送信されればよい。これは、駐車する度にユーザが希望する駐車に関する条件を設定しなくてもよいことを意味する。

0079

一方、駐車位置案内装置100では、情報取得手段106が、通信手段101を介して、車載駐車位置案内装置304から送信されたデータ400または401を取得する(S102)。

0080

S103では、情報取得手段106は、取得したデータ400または401について、車両情報430と嗜好情報440は個人嗜好情報DB105に、運転能力情報450は運転能力情報DB104に、保存または更新され、ソースアドレス413にある被案内車両300のIPアドレスを駐車位置決定手段107に転送する。この転送によって、駐車位置決定手段107は、被案内車両300を一意に特定することができる。

0081

S104では、駐車位置決定手段107は、個人嗜好情報DB105に保存された車両情報430内の車両位置情報431と、目的地情報420とに基づいて、被案内車両300との位置関係が適当な基準(例えば、1km圏内等)を満たす駐車場ファイル660を駐車情報DB103の中から抽出する。

0082

S105では、個人嗜好情報DB105に保存された複数の車両200の車両位置情報431と自車サイズ情報432に基づいて、複数の駐車車両200間の距離を計測することで、駐車スペースの補正データを求め、駐車位置スペースデータ640をその駐車スペース補正データに更新する。

0083

S105の駐車位置スペースデータ640の補正について、図10を参照しながら、さらに詳細に説明する。図11はS105の詳細な処理フローである。

0084

S200では、駐車位置データ630(図10では、駐車位置18)に隣接した複数の駐車車両200に対し、駐車位置案内装置100が車両位置情報を要求してきた場合、駐車位置データ630に隣接した複数の駐車車両200の車載駐車位置案内装置204の自車情報取得処理手段203は、車両位置情報431と自車サイズ情報432を取得する。

0085

S210では、S200で取得した車両位置情報431と自車サイズ情報432を駐車位置案内装置100の駐車位置決定手段107に読み出し、複数の駐車車両200間の距離を計測し、その計測距離から駐車スペースの補正データを求める。

0086

S230では、該当する駐車位置データ630(駐車位置18)の駐車位置スペースデータ640を求めた駐車スペース補正データに更新する。

0087

ここで、上述のS105の詳細フローの説明では、駐車位置データ630に隣接した複数の駐車車両200の車両位置情報431を読み出して、位置関係から駐車スペース補正データを求めたが、駐車スペースに隣接した駐車車両に搭載されたカメラやレーダ等の距離を測定する測距センサを使って、他の駐車車両との間の距離を計測することによって、その距離情報を読み出して、駐車スペース補正データを求める構成にしてもよい。

0088

図7に戻り、S106では、個人嗜好情報DB105に保存された個人嗜好データ800内の嗜好情報440と、運転能力情報DB104に保存された運転能力データ700内の運転能力情報450とに基づいて、前記抽出された駐車場ファイル660の駐車場内の各駐車位置の駐車スペース情報600の候補の中から、被案内車両300が物理的に駐車可能であり、かつ、ユーザの嗜好や運転技量にあった駐車指示位置情報520を決定する。

0089

ここで、個人嗜好情報DB105や運転能力情報DB104に既に保存された情報を判断情報とすることもできるが、既に保存された嗜好情報440や運転能力情報450から予測して新たな判断情報とすることもできる。例えば、ユーザの過去の駐車位置及びその際の駐車場内の駐車状況(各駐車位置の駐車スペース情報等)に基づいて、過去にそのユーザがある駐車状況においてどのように駐車したのかがわかるため、ユーザの嗜好情報440や運転能力情報450を新たに予測して、判断情報を生成することができる。

0090

最終的に、ユーザの嗜好や運転技量にあった駐車スペース候補が複数残ったのであれば、所定の基準で順位付けを行い(例えば、車両位置情報431からの距離が短い順序、駐車スペースが広い順序、等)、最適な候補を駐車指示位置情報520と決定してもよいし、その候補全てを駐車指示位置情報520と決定してもよい。

0091

S107では、駐車位置決定手段107で決定された駐車指示位置情報520をヘッダー510に付して、通信手段101を介して、データ500を被案内車両300に対して送信する。

0092

一方、被案内車両300では、通信手段301が、データ500を受信すると(S108)、報知手段302は、駐車位置案内装置100から案内された駐車指示位置情報520をユーザに対し報知する(S109)。

0093

S110においては、報知された駐車指示位置情報520について、この駐車指示位置でよいか否かをユーザに対し問い合わせをした回答結果を判断する。駐車位置案内装置100が案内した情報が、乗員のその時の気持ちや周囲の状況によっては必ずしも好適とは言い切れない場合もあるため、最終的な決定にあたりユーザの意思を確認するものである。

0094

報知された駐車指示位置情報520を拒否した回答結果であった場合、駐車位置決定手段107で決定された駐車指示位置情報520が複数あったのであれば、報知手段302は次の順位の情報を案内する。

0095

このとき、ユーザの拒否回答に応じて、駐車位置案内装置100から次の順位の駐車指示位置情報520を順次送信する構成としてもよいし、駐車位置案内装置100から例えば1〜5番目の順位の駐車指示位置情報520を一度に送信し、被案内車両300側にてその情報を一時的に保管し、ユーザの拒否回答に応じて、報知手段302が次の順位の候補を報知するのも好適である。この場合には、駐車場装置案内装置100と送受信する回数が低減されることで、通信費が安くなったり、駐車位置案内装置100や通信電波トラヒックを低減したりすることが可能となる。

0096

ここで、前記拒否回答を嗜好情報440の要素に含めれば、自車情報取得処理手段303は、前記拒否回答を取得し、駐車位置案内装置100に送信される。駐車位置案内装置100は、再度、前記拒否回答をユーザの嗜好として考慮することで、拒否された駐車指示位置情報以外の駐車指示位置情報を案内することができる。

0097

一方、報知された駐車指示位置情報520の受諾回答であった場合、ユーザはその報知された駐車指示位置に自車を移動し、フローは終了する。

0098

ここで、前記受諾回答を嗜好情報440の要素に含めれば、前記拒否回答の場合と同様に、駐車位置案内装置100に送信される。駐車位置案内装置100は、再度、前記受諾回答をユーザの嗜好として考慮することで、そのユーザにとってより最適な駐車指示位置情報を案内することができる。

0099

以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。

0100

前記の実施例は駐車場内における駐車位置を案内することを中心に詳説してきたが、もちろん、駐車情報DB103に保存される駐車場ファイル660内の駐車場位置データ610や、例えば、駐車場の営業時間、車種別規制条件駐車料金等のユーザの希望条件を嗜好情報等に加味することで、ユーザの希望に応じた空きのある駐車場自体を案内することも可能である。

0101

他の応用例としては、ユーザがある入力手段によって自発的に、または、画像センサ等によって自動的に、嗜好情報440内の個人情報443に、「車椅子使用者」という情報が入れば、自車情報取得処理手段303は、その情報を取得し、駐車位置案内装置100は、障害者用駐車スペースまたは広い駐車スペースを持つ駐車場内の各駐車位置の駐車スペース情報600を駐車情報DB103の中から抽出し、車椅子使用者にとって最適な駐車位置を案内することができる。また、「右ハンドル車」「左ハンドル車」という情報が入れば、運転者乗り降りしやすい駐車スペースや車両の後部から入れやすい駐車スペース等がある駐車位置を案内することができる。

0102

他の応用例としては、嗜好情報440内の個人情報443に「今後のスケジュール」という情報(例えば、何時何分の列車に乗る、どこで何時から会議がある、等)が入れば、駐車位置案内装置100は、スケジュールの目的地情報や車両位置情報等をもとに、ある所定の条件(例えば、現在の自車位置と駐車指示位置との距離が最短でなくても、駐車指示位置と目的地までの歩行距離が短い(つまり、できるだけ早く目的地に到着する)駐車可能な位置、等)で、駐車場内の各駐車位置の駐車スペース情報600を駐車情報DB103の中から抽出し、当該ユーザにとって最適な駐車位置を案内することができる。

0103

他の応用例としては、運転能力情報DB104に保存された運転能力データ700内にある、複数のユーザID710についての運転能力情報450を抽出し、抽出した複数のユーザ間の運転能力情報450を比較することで、複数のユーザ間の運転技量差を判断でき、この差を利用することで、駐車位置案内装置100内の処理を低減できる。例えば、予め初心者を示す運転項目を決めておき(例えば、発進の緩急がある、駐車時の切り返しが多い、等)、運転能力情報450内にその初心者を示す運転項目数が多いユーザが駐車できた駐車位置なら、その運転項目数が少ないユーザはその駐車位置に駐車可能と、他の嗜好情報を考慮せずに判断するという構成にしてもよい。

0104

他の応用例としては、被案内車両300だけではなく、他の複数の車両200の位置状況も把握することができるので、被案内車両300に駐車位置を指示した直後に、他の車両200がその駐車指示位置に割り込んできてしまっても、駐車位置案内装置100はその状況を把握し、改めて被案内車両300に対し別の駐車位置を指示することができる。

0105

また、被案内車両300のユーザが駐車場に到着する予想到着時刻における駐車場において、駐車可能なスペースがある駐車位置を予約しておくことができる。また、その駐車位置が予約されているとして、他の車両に対しその駐車位置に駐車しないように指示したりすることもできるし、その駐車位置を除外して新たな駐車位置を案内することもできる。その結果、ユーザが駐車場に到着したときに、ユーザの嗜好に応じた駐車位置を確保することができる。

0106

なお、本文においては便宜上、車両に付されたIPアドレスとユーザ固有のユーザIDを一対一対応としたが、1台の車両を複数のドライバーが使用することが考えられる。その場合、車両に付されたIPアドレス内に複数のドライバー情報を区別してデータベース管理することが好適であり、1つのIPアドレス(車両に相当)に予め複数のドライバー情報が保存されている場合には、現在運転しているドライバーが誰かを確認するステップを入れることで、車両情報は同一だが、運転能力や嗜好情報に関しては、現在運転しているドライバーの情報を適用するようにしても良い。

図面の簡単な説明

0107

本発明の一実施例を示すシステム全体の構成図である。
車載駐車位置案内装置304から駐車位置案内装置100に送信する際のデータ400の一例である。
駐車位置案内装置100から案内された駐車指示位置情報520を、車載駐車位置案内装置304が受信する際のデータ500の一例である。
駐車場情報DB103に保存されるデータの構造である。
運転能力情報DB104に保存されるデータの構造である。
個人嗜好情報DB105に保存されるデータの構造である。
本発明の実施の形態における動作処理フローの一例である。
車載駐車位置案内装置304から駐車位置案内装置100に送信する際のデータ401の一例である。
自車情報取得処理手段(203,303)の一例を示す図である。
駐車場の駐車状態の一例を表す図である。
S105の詳細な処理フローである。

符号の説明

0108

100駐車位置案内装置
101,201、301通信手段
102駐車位置送信手段
103駐車場情報DB
104運転能力情報DB
105個人嗜好方法DB
106情報取得手段
107 駐車位置決定手段
200 複数の車両
202,302報知手段
203,303自車情報取得処理手段
204,304車載駐車位置案内装置
206,306,430車両情報
300被案内車両
305,420目的地情報
307,440嗜好情報
308,450 運転能力情報
400,401,500 データ
410,510ヘッダー
411,511データタイプ
412,512デスティネーションアドレス
413,513ソースアドレス
431車両位置情報
432 自車サイズ情報
442駐車傾向情報
443個人情報
520駐車指示位置情報
600駐車場内の各駐車位置の駐車スペース情報
610駐車場位置データ
620駐車場出口位置データ
630駐車位置データ
640 駐車位置スペースデータ
650 駐車位置空きデータ
660駐車場ファイル
700運転能力データ
710 ユーザID
800 個人嗜好データ

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