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図面 (20)

課題

記録媒体のデータ全体、さらには記録媒体自体が複製された場合でもコンテンツの保護を図れる記録媒体、記録媒体書込装置、記録媒体読取装置、記録媒体書込方法、および記録媒体読取方法を提供する。

解決手段

所有権の対象である所有データに、暗号化コンテンツ復号化するための復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データ、が記録媒体に記録される。復号鍵データが所有データに埋め込まれているため、復号鍵データを所有データと分離して取り出すことが困難である。所有データをも含めてコピー等を行われたような場合に、所有データのコピー等を法的に追求することが可能となる。

概要

背景

CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体は、映像音声文章等種々のコンテンツの保存、配布等に用いられる。即ち、記録媒体にコンテンツを記録して保存し、配布することができる。
ここで、コンテンツは一般に著作物であり、違法コピーを防止する必要があるため、著作権保護技術が用いられる。
このために、コンテンツを暗号化して記録媒体に記録することが一般的に行われる。コンテンツを再生する際に暗号鍵を用いてコンテンツの暗号を解除する。このようにすると、暗号鍵が秘匿状態である限り、コンテンツを再生することができない。暗号鍵を秘匿状態とするには、暗号鍵自体を暗号化して記録媒体に記録させておけばよい。
この手法では記録媒体に記録されたデータ全体(暗号化コンテンツ、暗号化された暗号鍵の双方を含む)を他の記録媒体にコピーされた場合に対応することはできない。
そこで、記録型光ディスクにおいて、通常のデータ記録再生領域とは別個に、光ディスク上の反射膜ストライプ状に除去することでディスク識別情報を記録する再生専用のディスク識別情報領域を設ける技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2001-189015号公報

概要

記録媒体のデータ全体、さらには記録媒体自体が複製された場合でもコンテンツの保護をれる記録媒体、記録媒体書込装置、記録媒体読取装置、記録媒体書込方法、および記録媒体読取方法を提供する。所有権の対象である所有データに、暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データ、が記録媒体に記録される。復号鍵データが所有データに埋め込まれているため、復号鍵データを所有データと分離して取り出すことが困難である。所有データをも含めてコピー等を行われたような場合に、所有データのコピー等を法的に追求することが可能となる。

目的

しかしながら、上記技術は記録媒体そのものをコピーすることで回避される可能性がある。
上記に鑑み、本発明は記録媒体のデータ全体、さらには記録媒体自体が複製された場合でもコンテンツの保護を図れる記録媒体、記録媒体書込装置、記録媒体読取装置、記録媒体書込方法、および記録媒体読取方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

所有権の対象である所有データ誤り訂正符号が付加された訂正符号付所有データに、暗号化コンテンツ復号化するための復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データ、が記録されていることを特徴とする記録媒体

請求項2

前記所有権が、著作権商標権、および周知名称の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1記載の記録媒体。

請求項3

前記誤り訂正符号を用いて、前記埋込済所有データの誤り訂正処理を行うことで前記復号鍵データが破壊されることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。

請求項4

前記埋込済所有データが、前記訂正符号付所有データ中の所有データの一部を前記復号鍵データで置換して生成されることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。

請求項5

前記置換に先だって、前記訂正符号付所有データが第1の変調方式変調され、前記復号鍵データが第1の変調方式と異なる第2の変調方式で変調されることを特徴とする請求項4記載の記録媒体。

請求項6

前記第1の変調方式と対応する第1の復調方式によって、前記埋込済所有データを復調することで、前記復号鍵データが破壊されることを特徴とする請求項5記載の記録媒体。

請求項7

前記埋込済所有データが、前記訂正符号付所有データ中の所有データの一部と前記復号鍵データとを演算処理した演算データを含むことを特徴とする請求項1記載の記録媒体。

請求項8

前記演算が、前記所有データの一部と前記復号鍵データとの加算であることを特徴とする請求項7記載の記録媒体。

請求項9

前記復号鍵データが、前記埋込済所有データ中に分散して配置されていることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。

請求項10

前記埋込済所有データが、前記埋込済所有データ中の復号鍵データの配置を表すデータを含むことを特徴とする請求項9記載の記録媒体。

請求項11

前記復号鍵データの誤り訂正するための鍵データ誤り訂正符号がさらに記録されていることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。

請求項12

前記鍵データ誤り訂正符号が、前記埋込済所有データに含まれることを特徴とする請求項11記載の記録媒体。

請求項13

前記所有データが、前記記録媒体の再生時に確認されない確認不可データを含むことを特徴とする請求項1記載の記録媒体。

請求項14

前記確認不可データが、前記暗号化コンテンツを復号化するための第2の復号鍵データとして機能することを特徴とする請求項13記載の記録媒体。

請求項15

所有権の対象である所有データに、暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データを生成する手段と、前記生成された埋込済所有データを記録媒体に書き込む手段と、を具備することを特徴とする記録媒体書込装置

請求項16

暗号化コンテンツを記録媒体から読み取る手段と、所有権の対象である所有データに、暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データを前記記録媒体から読み取る手段と、前記読み取られた埋込済所有データから前記復号鍵データを分離する手段と、前記分離された復号鍵データを用いて、前記読み取られた暗号化コンテンツを復号する手段と、を具備することを特徴とする記録媒体読取装置

請求項17

所有権の対象である所有データに、暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データを生成するステップと、前記生成された埋込済所有データを記録媒体に書き込むステップと、を具備することを特徴とする記録媒体書込方法

請求項18

暗号化コンテンツを記録媒体から読み取るステップと、所有権の対象である所有データに、暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データを前記記録媒体から読み取るステップと、前記読み取られた埋込済所有データから前記復号鍵データを分離するステップと、前記分離された復号鍵データを用いて、前記読み取られた暗号化コンテンツを復号するステップと、を具備することを特徴とする記録媒体読取方法。

技術分野

0001

本発明は、映像音声等種々のコンテンツを記録する記録媒体記録媒体書込装置、記録媒体読取装置、記録媒体書込方法、および記録媒体読取方法に関する。

背景技術

0002

CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体は、映像、音声、文章等種々のコンテンツの保存、配布等に用いられる。即ち、記録媒体にコンテンツを記録して保存し、配布することができる。
ここで、コンテンツは一般に著作物であり、違法コピーを防止する必要があるため、著作権保護技術が用いられる。
このために、コンテンツを暗号化して記録媒体に記録することが一般的に行われる。コンテンツを再生する際に暗号鍵を用いてコンテンツの暗号を解除する。このようにすると、暗号鍵が秘匿状態である限り、コンテンツを再生することができない。暗号鍵を秘匿状態とするには、暗号鍵自体を暗号化して記録媒体に記録させておけばよい。
この手法では記録媒体に記録されたデータ全体(暗号化コンテンツ、暗号化された暗号鍵の双方を含む)を他の記録媒体にコピーされた場合に対応することはできない。
そこで、記録型光ディスクにおいて、通常のデータ記録再生領域とは別個に、光ディスク上の反射膜ストライプ状に除去することでディスク識別情報を記録する再生専用のディスク識別情報領域を設ける技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2001-189015号公報

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上記技術は記録媒体そのものをコピーすることで回避される可能性がある。
上記に鑑み、本発明は記録媒体のデータ全体、さらには記録媒体自体が複製された場合でもコンテンツの保護を図れる記録媒体、記録媒体書込装置、記録媒体読取装置、記録媒体書込方法、および記録媒体読取方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0004

A.上記目的を達成するために、本発明に係る記録媒体は、所有権の対象である所有データ誤り訂正符号が付加された訂正符号付所有データに、暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データ、が記録されていることを特徴とする。
復号鍵データが所有データに埋め込まれているため、復号鍵データを得ることが困難である。埋込済所有データから復号鍵データを取り出すことなくコンテンツのコピー等を行おうとすれば所有データをも含めてコピー等を行う必要がある。このような場合に、所有データのコピー等を法的に追求することが可能となり、例えば、記録媒体に記録されたデータ全体、記録媒体自体の不法コピーへの対応が容易になる。

0005

(1)前記所有権の例として、著作権商標権、および周知名称を挙げることができる。
所有データが著作物性を有する、例えば、映像、音声のデータであれば、所有データのコピー等を著作権侵害として法的責任を追及することが可能となる。
また、所有データが商標的機能を発揮する場合に商標権侵害、あるいは不正競争防止法に基づく不法行為として法的責任を追及することができる。商標的機能を発揮する場合として、記録媒体を再生装置ディスクドライブ等)にセットしたときに、記録媒体の製造業者の商標の図柄が再生される場合を挙げることができる。販売店デモしたようなときに、結果として、所有データが顧客に商標として認識されることになるからである。この場合、所有データを含めたデータ全体をコピーした記録媒体を販売することは、商標権の侵害を構成し得る。

0006

(2)前記誤り訂正符号を用いて、前記埋込済所有データの誤り訂正処理を行うことで前記復号鍵データが破壊されるようにすることができる。
即ち、誤り訂正処理を行った埋込済所有データから復号鍵データが得られることの無いようにして、復号鍵データの秘密性を保つことができる。所有データのみから誤り訂正符号を作成すると、この誤り訂正符号を用いて誤り訂正をした場合に埋込済所有データから元の所有データが再現され、復号鍵データは消失する。この結果、再生装置からの通常の出力に復号鍵データの情報が含まれないようにすることができる。

0007

復号鍵データの分離には誤り訂正処理を利用することができる。即ち、誤り訂正処理工程中で検出されるエラーパターンから復号鍵データを再現できる。また、訂正前後の埋込済所有データを比較することで、復号鍵データを再生することもできる。

0008

(3)前記埋込済所有データが、前記訂正符号付所有データ中の所有データの一部を前記復号鍵データで置換して生成されてもよい。
所有データの一部を前記復号鍵データで置換することで、復号鍵データの埋め込みを行える。

0009

ここで、前記置換に先だって、前記訂正符号付所有データが第1の変調方式変調され、前記復号鍵データが第1の変調方式と異なる第2の変調方式で変調されても差し支えない。
即ち、前記第1の変調方式と対応する第1の復調方式によって、前記埋込済所有データを復調すると、前記復号鍵データが破壊されるようにすることができる。この結果、所有データやコンテンツ等の主情報復号する主情報用復号器から出力される復調データから復号鍵データを抽出することが困難となる。
なお、復号鍵データを得るには、第2の変調方式に対応する第2の復調方式によって埋込済所有データを復調すればよい。

0010

(4)前記埋込済所有データが、前記訂正符号付所有データ中の所有データの一部と前記復号鍵データとを演算処理した演算データを含んでもよい。
データ同士の演算を利用して、復号鍵データの埋め込みを行える。
この演算には、例えば、前記所有データの一部と前記復号鍵データとの加算を用いることができる。なお、演算としては積算等他の演算を用いることも可能である。
このようにデータ同士の演算を行うことで、復号鍵データの隠蔽を強固なものとすることができる。即ち、第3者が埋込済所有データ中から復号鍵データ自体を直接的に分離することが困難になる。

0011

(5)前記復号鍵データが、前記埋込済所有データ中に分散して配置されていてもよい。
復号鍵データを分散して配置することで、第3者による復号鍵データの入手を困難ならしめることができる。
ここで、前記埋込済所有データが、前記埋込済所有データ中の復号鍵データの配置を表すデータを含んでも差し支えない。このデータを用いて、復号鍵データを分離するための位置を確定できる。

0012

(6)記録媒体に前記復号鍵データの誤りを訂正するための鍵データ誤り訂正符号がさらに記録されていてもよい。
何らかの原因で記録された復号鍵データに誤りが生じた場合に対応することができる。
ここで、前記鍵データ誤り訂正符号が、前記埋込済所有データに含まれていても差し支えない。
埋め込む復号鍵データ自体には誤り訂正符号が付加されないことから、訂正符号付所有データに埋め込まれるデータ量を低減できる。訂正符号付所有データへのデータの埋め込みは、訂正符号付所有データに誤り(エラー)を生じさせることとなり、大量のデータ量の埋め込みは好ましくないからである。

0013

(7)前記所有データが、前記記録媒体の再生時に確認されない確認不可データを含んでもよい。
ここで、「確認不可」とは、記録媒体を再生した映像、または音声を視聴したときに、映像、または音声として表れないか、あるいは表れたとしても意味のないノイズとして認識されることをいう。即ち、この確認不可データは、いわゆる不可視ウォータマーク(Water Mark)として機能する。
このような確認不可データを用いると記録媒体を不正にコピーしたような場合の追跡を容易ならしめることができる。即ち、記録媒体をコピーすると確認不可データもコピーされ、元データの出所の確認が容易となる。

0014

前記確認不可データが、前記暗号化コンテンツを復号化するための第2の復号鍵データとして機能しても差し支えない。復号鍵データを組み合わせて暗号化コンテンツを復号することで、第3者による暗号の解除を困難ならしめることができる。
このようにして、確認不可データをデータの出所の確認およびコンテンツの暗号・復号に利用することができる。

0015

B.本発明に係る記録媒体書込装置は、所有権の対象である所有データに、暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データを生成する手段と、前記生成された埋込済所有データを記録媒体に書き込む手段と、を具備することを特徴とする。
記録媒体書込装置を用いて、所有データに復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データが記録された記録媒体を作成することができる。その結果、記録媒体に記録されたデータ全体、記録媒体自体の不法コピーへの対応が容易になる。

0016

C.本発明に係る記録媒体読取装置は、暗号化コンテンツを記録媒体から読み取る手段と、所有権の対象である所有データに、暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データを前記記録媒体から読み取る手段と、前記読み取られた埋込済所有データから前記復号鍵データを分離する手段と、前記分離された復号鍵データを用いて、前記読み取られた暗号化コンテンツを復号する手段と、を具備することを特徴とする。
記録媒体読取装置を用いて、所有データに復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データが記録された記録媒体からコンテンツを再生することができる。その結果、記録媒体に記録されたデータ全体、記録媒体自体の不法コピーへの対応が容易になる。

0017

D.本発明に係る記録媒体書込方法は、所有権の対象である所有データに、暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データを生成するステップと、前記生成された埋込済所有データを記録媒体に書き込むステップと、を具備することを特徴とする。
記録媒体書込方法を用いて、所有データに復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データが記録された記録媒体を作成することができる。その結果、記録媒体に記録されたデータ全体、記録媒体自体の不法コピーへの対応が容易になる。

0018

E.本発明に係る記録媒体読取方法は、暗号化コンテンツを記録媒体から読み取るステップと、所有権の対象である所有データに、暗号化コンテンツを復号化するための復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データを前記記録媒体から読み取るステップと、前記読み取られた埋込済所有データから前記復号鍵データを分離するステップと、前記分離された復号鍵データを用いて、前記読み取られた暗号化コンテンツを復号するステップと、を具備することを特徴とする。
記録媒体読取方法を用いて、所有データに復号鍵データが埋め込まれた埋込済所有データが記録された記録媒体からコンテンツを再生することができる。その結果、記録媒体に記録されたデータ全体、記録媒体自体の不法コピーへの対応が容易になる。

発明の効果

0019

以上説明したように、本発明によれば記録媒体のデータ全体、さらには記録媒体自体が複製された場合でもコンテンツの保護を図れる記録媒体、記録媒体書込装置、記録媒体読取装置、記録媒体書込方法、および記録媒体読取方法を提供できる。

発明を実施するための最良の形態

0020

以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
A.記録媒体
図1は、本発明の第1の実施形態に係る記録媒体たる再生専用の光ディスク10を表す平面図である。
再生専用の光ディスク10は、内周11,外周12の間にクランピング領域13,BCA(Burst Cutting Area:バーストカッティング領域)14,リードイン(Lead-IN)領域15、データ領域16、リードアウト(Lead-OUT)領域17が配置される。

0021

クランピング(Clamping)領域13は、光ディスク10をチャック等で保持するための領域である。

0022

BCA14は、YAGレーザ等の高出力レーザ光源からレーザ光パルス状に照射して光ディスク10の反射層の一部を除去し、ストライプ状の一種バーコードとしてデータが記録される領域である。この領域への書き込みには、高出力レーザ光源が必要であることから、この領域に書き込まれた情報は一般ユーザによるコピーが困難である(少なくとも、一般のディスクドライブでは書き込みができない)。
なお、再生専用の光ディスク10においては、BCA14をエンボスピットで構成しても良い。再生専用の光ディスク10をマスター版から大量生産することが容易となる。

0023

本実施形態では、BCA14に、ボリューム識別子(Volume-ID)が記録される。ボリューム識別子(Volume-ID)は、光ディスク10に記録されるコンテンツをアルバム単位(例えば、映画1本、音楽1曲)で示すものである。即ち、ボリューム識別子(Volume-ID)をアルバム識別子(Album-ID)と称することも可能である。

0024

後述するように、ボリューム識別子(Volume-ID)は、暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号するための復号鍵の一つを構成する。一般ユーザによる作成、書き込みが困難なBCA14にボリューム識別子(Volume-ID)が記録されていることで、光ディスク10の不正コピーが防止される。即ち、光ディスク10の他のデータが別の記録媒体にコピーされてもその記録媒体からコンテンツを再生することができない。
なお、本実施形態においてBCA14にボリューム識別子(Volume-ID)を記録するのは、同一のコンテンツ(content)が記録された光ディスク10の大量生産を容易とするためである(別の実施形態で説明する記録型の記録媒体ではBCA14に記録媒体を識別するメディア識別子(Media-ID)が記録される)。

0025

リードイン領域15は光ディスク10の管理情報が記録される領域である。なお、後述する記録可能型の光ディスク10aでは、この領域がエンボスピットで構成される再生専用領域エンボス領域)と、後に記録が可能な記録可能領域とに区分される。
リードイン領域15の再生専用領域に、メディア鍵ブロック(MKB:Media Key Block)が記録される。メディア鍵ブロック(MKB)は、暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号するための復号鍵の一つを構成し、再生装置側等に記録された後述のデバイス鍵(Device Key)と組み合わされ、メディア鍵(Km)の生成に用いられる。
メディア鍵ブロック(MKB)は、多くの鍵の集合体であり、コンテンツの不正コピーを防止するために設立されたCP(Copy Protection)管理機構から供給される。このメディア鍵ブロック(MKB)は、秘密であるはずのデバイス鍵(Device Key)が露呈してしまったなど,その時点で無効化の対象となっているディスクドライブ等の情報を反映して作成される。そのため,無効化の対象となったディスクドライブ等は,そのメディア鍵ブロック(MKB)が記録された光ディスク10の再生ができない。
なお、リードイン領域15には、光ディスク10への最適記録条件パラメータ)やその他の光ディスク10の製造メーカ固有の情報を記録することができる。

0026

データ領域16は、コンテンツが記録される領域である。このコンテンツは、映画などの画像データ(静止画及び動画を含む)、音楽などの音声データ、コンピュータソフトウェアなど、著作権保護が必要なデータ一般を含むものとする。
データ領域16には、埋込済所有データ(RP-Data+MM)および暗号化タイトル鍵(Enc-TK)が記録される。但し、リードイン領域15に余裕があれば、埋込済所有データ(RP-Data+MM)および暗号化タイトル鍵(Enc-TK)をこの領域に記録してもよい。
暗号化タイトル鍵(Enc-TK)は、暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号するためのタイトル鍵(Kt)を暗号化したものである。
埋込済所有データ(RP-Data+MM)は、所有データ(RP-Data: Replicator Proprietary Data)にメディアマーク(MM:Media Mark)が電子透かしのような秘匿情報記録再生方式で埋め込まれたものである。

0027

この所有データ(RP-Data)は、著作権、商標権、および周知名称等所有権の対象となるデータである。所有データ(RP-Data)が、映像、音声のデータ等著作物性を有するデータであれば、著作権の対象となる。また、所有データ(RP-Data)が商標的機能を発揮する場合に商標権の対象となり得る。商標的機能を発揮する場合として、光ディスク10をディスクドライブ(再生装置)にセットしたときに、商標の図柄が再生される場合を挙げることができる。販売店でデモしたようなときに、結果として、所有データが顧客に商標として認識されることになるからである。

0028

所有データ(RP-Data)を光ディスク10の製造業者の所有物とすることで、製造業者の保護を図ることができる。例えば、リードイン領域15等に、光ディスク10の製造業者固有のデータを記録しておいた場合に、このデータを他の記録媒体にコピーする行為は必ずしも法的に禁止できるとは限らない(このデータに著作物性がない場合、保護されにくい)。これに対して、所有データ(RP-Data)のコピー等は、著作権侵害、商標権侵害、あるいは不正競争防止法に基づく不法行為として法的責任を追及することができ、記録媒体製造業者の保護を図れる。

0029

メディアマーク(MM)は、暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号するための復号鍵の一つを構成する。メディアマーク(MM)は、所有データ(RP-Data)に埋め込まれていることから、第3者が埋込済所有データ(RP-Data+MM)から分離することが困難であり、コンテンツのコピー防止が図られる。
リードアウト領域17はデータ領域16の終了等を表す情報が記録される領域である。

0030

B.記録媒体へのコンテンツの記録
図2は、光ディスク10にコンテンツを記録する手続きを示した図である。
著作権者20およびCP管理機構30から供給されるデータを用いて、ディスク書込装置40がコンテンツ(contents)を暗号化して暗号化コンテンツ(Enc-contents)として光ディスク10に書き込む。
なお、著作権者20およびCP管理機構30は、個人、あるいは団体であり、それ自体は物ではない。

0031

著作権者20は、タイトル鍵(TK)およびコンテンツ(content)を記録媒体製造業者に供給する。
CP管理機構30は、メディア鍵(Km)およびメディア鍵ブロック(MKB)をディスク製造業者に供給する。メディア鍵ブロック(MKB)は、MKB生成処理部31によって、デバイス鍵(Device key)群およびメディア鍵(Km)から生成される。

0032

ボリューム識別子(Volume-ID)、所有データ(RP-Data)、およびメディアマーク(MM)は、ディスク製造業者によって適宜に決定され、ディスク書込装置40に記憶される。
メディア鍵ブロック(MKB)は、ディスク書込装置40によって光ディスク10のリードイン領域15に記録される。
ボリューム識別子(Volume-ID)は、ディスク書込装置40によってBCA14に記録される。

0033

第1鍵生成処理部41において、メディア鍵(Km)およびボリューム識別子(Volume-ID)から第1固有メディア鍵(Kum1)が生成される。生成された第1固有メディア鍵(Kum1)とメディアマーク(MM)信号が第2鍵生成処理部42に送られて第2固有メディア鍵(Kum2)が生成される。

0034

暗号化処理部44において、この第2固有メディア鍵(Kum2)によってタイトル鍵(TK)は暗号化され暗号化タイトル鍵(Enc-TK)が生成される。生成された暗号化タイトル鍵(Enc-TK)は、ディスク書込装置40によってデータ領域16に記録される。
暗号化処理部45において、コンテンツ(content)が暗号化前のタイトル鍵(TK)で暗号されて暗号化コンテンツ(Enc-contents)が生成される。生成された暗号化コンテンツ(Enc-contents)は、ディスク書込装置40によってデータ領域16に記録される。

0035

メディアマーク埋込処理部43において、所有データ(RP-Data)にメディアマーク(MM)が埋め込まれ、埋込済所有マーク(RP-Data+MM)が生成される。生成された埋込済所有マーク(RP-Data+MM)は、ディスク書込装置40によってデータ領域16に記録される。
なお、所有データ(RP-Data)へのメディアマーク(MM)の埋め込みの詳細は後述する。

0036

C.記録媒体からのコンテンツの再生
図3は、光ディスク10を再生して、暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号化する手続きを示した図である。ここでは、コンピュータのようなシステムを用いて光ディスク10を再生する場合の構成を示してある。即ち、光ディスク読取装置50でデータを読出し、AV(Audio Visual)デコーダモジュール60が暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号化する。

0037

光ディスク読取装置50は、光ディスク10からのデータの読み取りを行う、例えば、DVDドライブである。AVデコーダモジュール60は、例えば、コンピュータに接続して用いられるAVデコーダボードであり、再生されたコンテンツ(content)を出力する。

0038

光ディスク読取装置50とAVデコーダモジュール60それぞれの認証処理部51,61の間で相互に認証が行われる。この認証は後述の暗号化処理部52〜54,復号化処理部62〜64での暗号、復号方式を決定するために行われる。
光ディスク読取装置50、AVデコーダモジュール60間で鍵情報を暗号化して送受信することで、鍵情報等の流出が防止される。

0039

この暗号、復号方式は、認証処理部51,61それぞれから乱数を相互に交換することで決定することができる。決められた暗号、復号方式は認証処理部51,61それぞれから、暗号化処理部52〜54,復号化処理部62〜64に送り、光ディスク読取装置50から鍵情報を暗号化して送り、AVデコーダモジュール60で復号することが可能となる。
なお、認証で決定された暗号・復号の方式を所定時間内に限定して利用可能とすると、鍵情報等の流出がより強力に防止できる。また、この認証にAVデコーダモジュール60に記憶されているデバイス鍵セット(Device Key Set)等を用いると、不正な機器の利用防止に有用である。

0040

認証後に、光ディスク読取装置50は、光ディスク10のリードイン領域15およびBCA14それぞれからメディア鍵ブロック(MKB)およびボリューム識別子(Volume-ID)を読出し、AVデコーダモジュール60に伝送する。この伝送に際して、メディア鍵ブロック(MKB)およびボリューム識別子(Volume-ID)は暗号化処理部52、53で暗号化されて出力され、復号化処理部62、63で復号化される。光ディスク読取装置50からの出力からメディア鍵ブロック(MKB)およびボリューム識別子(Volume-ID)が漏洩することを防止するためである。

0041

また、光ディスク読取装置50は、データ領域16から埋込済所有データ(RP-Data+MM)を読み出し、メディアマーク分離処理部55でメディアマーク(MM)を分離する。なお、この分離の詳細は後述する。
分離された所有データ(RP-Data)およびメディアマーク(MM)は、光ディスク読取装置50からAVデコーダモジュール60へと伝送される。このとき、メディアマーク(MM)は、暗号化処理部54で暗号化されて出力され、復号化処理部64で復号化される。光ディスク読取装置50からの出力からメディアマーク(MM)が漏洩することを防止するためである。

0042

さらに、光ディスク読取装置50は、データ領域16から暗号化タイトル鍵(Enc-TK)および暗号化コンテンツ(Enc-contents)を読み出して、AVデコーダモジュール60に伝送する。

0043

AVデコーダモジュール60では次のような処理が行われる。即ち、メディア鍵ブロック処理部65において、メディア鍵ブロック(MKB)とAVデコーダモジュール60が記憶するデバイス鍵(Device Keys)からメディア鍵(Km)が生成される。また、第1鍵生成部66において、メディア鍵(Km)とボリューム識別子(Volume-ID)から第1固有メディア鍵(Kum1)が生成される。第2鍵生成部67において、第1固有メディア鍵(Kum1)はメディアマーク(MM)によって第2固有メディア鍵(Kum2)に変換される。

0044

復号化処理部68において、読み出された暗号化タイトル鍵(Enc-TK)は、第2固有メディア鍵(Kum2)で復号され、タイトル鍵(Kt)が生成される。復号化処理部69において、タイトル鍵(Kt)は暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号化する復号鍵として使われ、平文のコンテンツ(content)が再生される。
AVデコーダモジュール60から出力される所有データ(RP-Data)は、コンピュータ等において適宜に利用可能であり、例えば、コンテンツ自体を視聴する前のディスク製造業者の商標の表示に利用できる。

0045

D.所有データ(RP-Data)へのメディアマーク(MM)の埋め込み・分離
所有データ(RP-Data)へのメディアマーク(MM)の埋め込みおよび分離の詳細を説明する。後述のように、埋め込まれたメディアマーク(MM)は、光ディスク10の通常の再生処理では消えてしまい光ディスク読取装置50から容易に読み出されないようになっている。いわば、埋め込まれたメディアマーク(MM)は「消える電子透かし」といってよい。

0046

図4は、エラーパターンを利用してメディアマーク(MM)を埋め込む手続きを示した図である。
また、図5〜8は、図4の手続き中でのデータの状態を表す模式図である。
メディア鍵ブロック(MKB)やコンテンツ(content)及び所有データ(RP-Data)は主情報(M-Data)として、セクタIDやその他補助データRSB(Reserv)等と共にEDC(Error Detection Code)生成部R02に送られ、EDCが生成される。このとき、データはセクタ化され、データセクタとなっている。

0047

図5は、データセクタの構成を示す模式図である。
データセクタは、(1行=172バイト)×12行で構成されている。先頭行には、セクタ番号セクタ情報から構成されるセクタ識別子(ID)が配置され、続いてID誤り検出符号IED)、補助データ(RSB)、その後に2Kバイトメインデータ領域がある。最後の行の最後にはメインデータのための誤り検出コード(EDC)が付加されている。

0048

スクランブル部R03で、主情報(M-Data)はスクランブルされる。このデータスクランブルは、主情報(M-Data)が「オール“0”」のような場合でも、記録データが同じパターンの繰り返しとならないために行われる。光ディスク10において隣接トラッククロストーク等によって、トラッキングサーボエラー信号が正確に検出出来ないなどの不具合が発生する懸念があるためである。

0049

16データフレーム集合部D031で16組のデータフレームが集合されて、PO/PI生成部R05で誤り訂正符号PO(外符号)/PI(内符号)が生成される。この結果、主情報(M-Data)は、16セクタ単位ECCエラー訂正コードブロック化される。即ち、所有データ(RP-Data)は、誤り訂正符号が生成付加されたECCブロックとなる。

0050

メディアマーク用誤り訂正符号生成部R11において、メディアマーク(MM)からメディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)が生成される。
メディアマーク加算部R12において、ECCブロック中の所有データ(RP-Data)の一部に、メディアマーク(MM)とメディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)を重畳加算する。即ち、所有データ(RP-Data)の一部とメディアマーク(MM)とを加算することで、所有データ(RP-Data)中にメディアマーク(MM)が埋め込まれ、埋込済所有データ(RP-Data+MM)が生成される。なお、このときの加算は、排他的論理和であり、「1+0=1」、「1+1=0」となる。
このようにデータ同士の演算を行うことで、復号鍵データの隠蔽を強固なものとすることができる。即ち、第3者が埋込済所有データ中から復号鍵データ自体を直接的に分離することが困難になる(所有データ(RP-Data)の一部をメディアマーク(MM)と置き換えた場合よりも隠蔽が強固)。

0051

図6は、メディアマーク(MM)が埋め込まれたECCブロックを表す模式図である。
ECCブロックに対して、各列(縦方向)に対して16バイト(1バイト=1行とする)の外符号POが生成され、各行(横方向)に対して10バイトの内符号PIが生成されている。16行(16バイト)の外符号POは、12行毎(各セクタ)に1行(バイト)ずつが分散配置される。
ここでは、メディアマーク(MM)が分散して埋め込まれ、メディアマーク(MM)の秘匿性の向上を図っている。また、メディアマーク(MM)信号埋め込み場所は、所有データ(RP-Data)の特定場所に配置された埋め込み位置情報によって示される。
このとき、メディアマーク(MM)の埋め込み場所をある関数で決定し、埋め込み位置情報はその関数に入力するデータとして利用することができる。このような方式によって所有データ(RP-Data)の内容によってメディアマーク(MM)信号の埋め込み場所が異なり、安全性を高めることができる。

0052

その後、POインタリーブ部R06で外符号POがインタリーブ処理され、SYNC付加&変調処理部R07でSYNC(同期信号)付加と変調処理が施され、記録媒体書込部R08によって光ディスク10にデータが記録される。
図7はPOインターリーブ後のECCブロックの構成を表す模式図である。
16行(16バイト)の外符号POが、12行毎(各セクタ)に1行(バイト)ずつが分散配置されている。外符号POの一部(1行)が、図5に示したセクタ(12行)に付加されているので12行+1行となり、これがインターリーブされている。

0053

図8は、所有データ(RP-Data)とメディアマーク(MM)信号がECCブロックでどのように配置されるかを示した模式図である。
所有データ(RP-Data)は、複数のECCブロックに分割して配置される。
メディアマーク(MM)は1つのECCブロック内に配置されている。但し、複数の物理セクタに分散して配置されている。また、メディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)は、最後の物理セクタに配置されている。
このように、1つのECCブロック内にメディアマーク(MM)を配置すると、複数のECCブロックにメディアマーク(MM)を埋め込むことが容易に行え(メディアマーク(MM)の多重書き)、メディアマーク(MM)の信頼性が向上する。

0054

次に、埋込済所有データ(RP-Data+MM)からのメディアマーク(MM)の分離について説明する。既述のように、メディアマーク分離処理部55によって、埋込済所有データ(RP-Data+MM)からメディアマーク(MM)が分離される。
この分離には誤り訂正処理を利用することができる。即ち、埋込済所有データ(RP-Data+MM)に対して誤り訂正処理を行うと、その工程中でエラーパターンが検出される。このエラーパターンがメディアマーク(MM)に対応することから、エラーパターンからメディアマーク(MM)を再生できる。
また、誤り訂正処理前後の埋込済所有データ(RP-Data+MM)を比較することで、メディアマーク(MM)を再生することもできる。
本実施形態ではメディアマーク(MM)が分散して配置されているが、図6の埋め込み位置情報を用いることでエラーパターン等からメディアマーク(MM)を再生できる。

0055

(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態では第1の実施形態と同様の光ディスク10を用いるので、光ディスク10自体の説明は省略する。
A.記録媒体へのコンテンツの記録
図9は、光ディスク10にコンテンツを記録する手続きを示した図である。本図は図2と対応している。
ここでは、図2の第1、第2鍵生成処理部41,42に換えて、鍵生成処理部411が配置される。また、図2の暗号化処理部44に換えて、第1,第2暗号化処理部441,442が配置される。

0056

鍵生成処理部411において、メディア鍵(Km)とボリューム識別子(Volume-ID)によって固有メディア鍵(Kum)が生成される。
第1暗号化処理部441において、この固有メディア鍵(Kum)によってタイトル鍵(Kt)が暗号化され暗号化タイトル鍵(Enc-TK)となる。更に第2暗号化処理部442において、メディアマーク(MM)によって暗号化タイトル鍵(Enc-TK)がカスケードに暗号化され多重暗号化タイトル鍵(Enc.Enc-TK)が生成される。生成された多重暗号化タイトル鍵(Enc.Enc-TK)は、光ディスク10に記録される。
なお、メディアマーク(MM)が所有データ(RP-Data)に電子透かし技術で埋め込まれて記録される手段は、第1の実施形態と同様である。
この構成で、メディアマーク(MM)信号をディスクドライブ(光ディスク読取装置50a)内に閉じ込めることが可能である。その説明は後述する。

0057

B.記録媒体からのコンテンツの再生
図10は、図9に示した方式で記録された光ディスク10を再生して、暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号化する手順を示した図であり、図3と対応する。
ここでは、図3の第1、第2鍵生成処理部66,67に換えて、鍵生成処理部661が配置される。また、図3の復号化処理部68に換えて、第1,第2暗号化処理部541,681が配置される。

0058

光ディスク読取装置50aによって光ディスク10から埋込済所有データ(RP-Data+MM)が読み出され、メディアマーク分離処理部55でメディアマーク(MM)が分離される。
光ディスク読取装置50aによって光ディスク10から読み出された多重暗号化タイトル鍵(Enc・Enc-TK)は第1復号化処理部541で復号されて暗号化タイトル鍵(Enc-TK)が生成され、AVデコーダモジュール60aに送られる。

0059

AVデコーダモジュール60aでは、鍵生成処理部661において、メディア鍵(Km)およびボリューム識別子(Volume-ID)から固有メディア鍵(Kum)を生成する。第2復号化処理部681において、この固有メディア鍵(Kum)によって暗号化タイトル鍵(Enc-TK)を復号しタイトル鍵(Kt)を生成する。
暗号化コンテンツ(Enc-contents)は、このタイトル鍵(Kt)で復号され、平文のコンテンツ(contents)が再生される。

0060

以上から判るように、埋込済所有データ(RP-Data+MM)から分離されたメディアマーク(MM)は、光ディスク読取装置50a内でのみ用いられ、AVデコーダモジュール60aに出力する必要がない。即ち、光ディスク読取装置50aから読み出されるデータからメディアマーク(MM)が含まれることがないので、第3者がメディアマーク(MM)を読み取り、これを利用して暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号することを防止できる。

0061

(第3の実施形態)
次に本発明の第3の実施形態を説明する。本実施形態では光ディスクにユーザからの記録が可能な記録再生媒体を用いる。
A.記録媒体
図11は、本発明の第3の実施形態に係る記録媒体たる記録可能の光ディスク10aを表す平面図であり、図1と対応する。
光ディスク10aは、内周11,外周12の間にクランピング領域13,BCA(Burst Cutting Area:バーストカッティング領域)14,リードイン(Lead-IN)領域15、記録済領域161、未記録領域162、リードアウト(Lead-OUT)領域17が配置される。即ち、図1のデータ領域16に換えて記録済領域161、未記録領域162が配置されている。なお、記録済領域161および未記録領域162の双方を併せて記録領域と呼ぶこととする。

0062

BCA14に、図1のボリューム識別子(Volume-ID)に換えて、光ディスク10aそれぞれを識別するためのメディア識別子(Media-ID)が配置される。
リードイン領域15には、メディア鍵ブロック(MKB)に加えて、埋込済所有データ(RP-Data+MM)が記録される。埋込済所有データ(RP-Data+MM)の記録箇所図1と異なるのは、光ディスク10aの記録済領域161、未記録領域162がユーザによる記録が予定されていることによる。

0063

埋込済所有データ(RP-Data+MM)に含まれる所有データ(RP-Data)に記録媒体製造メーカの所有権がある商標図柄などのファイルを用いることで、光ディスク10aの不法コピーへの対応がより容易となる。即ち、埋込済所有データ(RP-Data+MM)または所有データ(RP-Data)、あるいは光ディスク10aそのものをそのままコピーして同様の記録再生媒体を製造する行為に対して著作権、商標権、不正競争防止法等を適用することが容易となる。

0064

B.記録媒体の製造
光ディスク10aは、その製造は記録媒体の製造業者が行うが、データの記録は一般ユーザが行うことを予定している。このため、光ディスク10aの製造時およびコンテンツの記録時に区分して説明する。

0065

図12は、製造時において、光ディスク10aにデータを記録する手続きを示した図である。
CP管理機構30は、メディア鍵ブロック(MKB)をディスク製造業者に供給する。メディア鍵ブロック(MKB)は、MKB生成処理部31によって、デバイス鍵(Device key)群およびメディア鍵(Km)から生成される。
メディア識別子(Media-ID)、所有データ(RP-Data)、およびメディアマーク(MM)は、ディスク製造業者によって適宜に決定され、ディスク書込装置40bに記憶される。
メディア鍵ブロック(MKB)は、ディスク書込装置40bによって光ディスク10のリードイン領域15に記録される。
メディア識別子(Media-ID)は、ディスク書込装置40bによってBCA14に記録される。
メディアマーク埋込処理部43において、所有データ(RP-Data)およびメディアマーク(MM)から生成された埋込済所有マーク(RP-Data+MM)は、ディスク書込装置40bによってリードイン領域15に記録される。

0066

C.記録媒体へのコンテンツの記録
図13は、光ディスク10aにコンテンツを記録する手続きを示した図である。
光ディスク10aに光ディスク書込装置70aおよびAVエンコードモジュール80aを用いてコンテンツ(contents)を暗号化して記録する。

0067

光ディスク書込装置70aとAVエンコーダモジュール80aそれぞれの認証処理部71a,81aの間で相互に認証が行われる。この認証は後述の暗号化処理部72a〜74a,復号化処理部82a〜84aでの暗号、復号方式を決定するために行われる。
光ディスク書込装置70a、AVエンコーダモジュール80a間で鍵情報を暗号化して送受信することで、鍵情報等の流出が防止される。

0068

認証後に、光ディスク書込装置70aは、光ディスク10aのリードイン領域15およびBCA14それぞれからメディア鍵ブロック(MKB)およびメディア識別子(Media-ID)を読出し、AVエンコーダモジュール80aに伝送する。この伝送に際して、メディア鍵ブロック(MKB)およびメディア識別子(Media-ID)は暗号化処理部72a、73aで暗号化されて出力され、復号化処理部82a、83aで復号化される。メディア鍵ブロック(MKB)およびメディア識別子(Media-ID)が漏洩することを防止するためである。

0069

また、光ディスク書込装置70aは、リードイン領域15から埋込済所有データ(RP-Data+MM)を読み出し、メディアマーク(MM)分離部75aでメディアマーク(MM)を分離する。分離された所有データ(RP-Data)およびメディアマーク(MM)は、光ディスク書込装置70aからAVエンコーダモジュール80aへと伝送される。このとき、メディアマーク(MM)は、暗号化処理部71aで暗号化されて出力され、復号化処理部84aで復号化される。光ディスク書込装置70aからの出力からメディアマーク(MM)が漏洩することを防止するためである。

0070

AVエンコーダモジュール80aでは次のような処理が行われる。即ち、メディア鍵ブロック(MKB)処理部85aにおいて、メディア鍵ブロック(MKB)とAVエンコーダモジュール80aが記憶するデバイス鍵(Device Keys)からメディア鍵(Km)が生成される。また、第1鍵生成部86aにおいて、メディア鍵(Km)とメディア識別子(Media-ID)から第1固有メディア鍵(Kum1)が生成される。第2鍵生成部87aにおいて、第1固有メディア鍵(Kum1)はメディアマーク(MM)によって第2固有メディア鍵(Kum2)に変換される。

0071

タイトル鍵発生部90aからタイトル鍵(Tk)が発生、出力される。このタイトル鍵発生部90aには乱数発生器を用いることができる。
暗号化処理部88aにおいて、タイトル鍵(Kt)を第2固有メディア鍵(Kum2)で暗号化することで、暗号化タイトル鍵(Enc-TK)を生成し、光ディスク書込装置70aによって光ディスク10aの記録領域に書き込む。
一方、 暗号化処理部89aにおいて、タイトル鍵(Kt)によってコンテンツ(content)を暗号化し、暗号化コンテンツ(Enc-contents)を生成し、光ディスク書込装置70aによって光ディスク10aの記録領域に書き込む。
所有データ(RP-Data)は、コンピュータ等において適宜に利用可能であり、例えば、光ディスク10aの設置時のディスク製造業者の商標の表示に利用できる。

0072

D.記録媒体からのコンテンツの再生
図14は、光ディスク10aを再生して、暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号化する手順を示した図である。ここでは、コンピュータのようなシステムを用いて光ディスク10を再生する場合の構成を示してある。即ち、光ディスク読取装置50bでデータを読出し、AV(Audio Visual)デコーダモジュール60bが暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号化する。
図14に示した処理内容は、ボリューム識別子(Volume-ID)がメディア識別子(Media-ID)と置き換わった程度で、図3と処理内容が近似する。このため、図14の詳細な説明は省略する。

0073

(第4の実施形態)
次に本発明の第4の実施形態を説明する。本実施形態では用いる光ディスク10aの構成、その製造の手続きは、第3の実施形態と同様である。このため、記録媒体へのコンテンツの記録および再生のみを説明する。
A.記録媒体へのコンテンツの記録
図15は、光ディスク10aにコンテンツ(contents)を暗号化して記録する手順を示した図であり、図13に対応する。
ここでは、図13の第1、第2鍵生成処理部86a,87aに換えて、鍵生成処理部86bが配置される。また、図13の暗号化処理部88aに換えて、第1,第2暗号化処理部88b、76bが配置される。

0074

鍵生成処理部86bにおいて、メディア鍵(Km)とメディア識別子(Media-ID)によって固有メディア鍵(Kum)を生成する。
第1暗号化処理部88bにおいて、この固有メディア鍵(Kum)によってタイトル鍵(Kt)が暗号化され暗号化タイトル鍵(Enc-TK)となる。更に第2暗号化処理部76bにおいて、メディアマーク(MM)によって暗号化タイトル鍵(Enc-TK)が暗号化され多重暗号化タイトル鍵(Enc.Enc-TK)が生成される。生成された多重暗号化タイトル鍵(Enc.Enc-TK)は、光ディスク10aに記録される。
このような構成では、メディアマーク(MM)信号をドライブ内に閉じ込めることが可能になる。その説明は後述する。

0075

B.記録媒体からのコンテンツの再生
図16は、図15に示した方式で記録された光ディスク10を再生して、暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号化する手順を示した図であり、図14と対応する。
ここでは、図14の第1、第2鍵生成処理部66b、67bに換えて、鍵生成処理部66cが配置される。また、図14の復号化処理部68bに換えて、第1,第2復号化処理部56c,68cが配置される。

0076

光ディスク読取装置50cによって光ディスク10aから埋込済所有データ(RP-Data+MM)が読み出され、メディアマーク分離処理部55cでメディアマーク(MM)が分離される。
光ディスク読取装置50cによって光ディスク10aから読み出された多重暗号化タイトル鍵(Enc・Enc-TK)は第1復号化処理部56cで復号されて暗号化タイトル鍵(Enc-TK)が生成され、AVデコーダモジュール60cに送られる。

0077

AVデコーダモジュール60cでは、鍵生成処理部66cにおいて、メディア鍵(Km)およびボリューム識別子(Volume-ID)から固有メディア鍵(Kum)を生成する。第2復号化処理部68cにおいて、この固有メディア鍵(Kum)によって暗号化タイトル鍵(Enc-TK)を復号しタイトル鍵(Kt)を生成する。
暗号化コンテンツ(Enc-contents)は、このタイトル鍵(Kt)で復号され、平文のコンテンツ(contents)が再生される。

0078

以上から判るように、埋込済所有データ(RP-Data+MM)から分離されたメディアマーク(MM)は、光ディスク読取装置50c内でのみ用いられ、AVデコーダモジュール60cに出力する必要がない。即ち、光ディスク読取装置50cから読み出されるデータからメディアマーク(MM)が含まれることがないので、第3者がメディアマーク(MM)を読み取り、これを利用して暗号化コンテンツ(Enc-contents)を復号することを防止できる。

0079

(第5の実施形態)
次に本発明の第5の実施形態を説明する。本実施形態ではメディアマーク(MM)の埋め込み方式のみが他の実施形態と異なる。なお、本実施形態は、光ディスク10への記録を行う場合を表すが、これに換えて光ディスク10aを用いても差し支えない。

0080

図17は、メディアマーク(MM)の埋め込み方式として、特殊変調方式を導入した場合の手順を表し、図4に対応する。
PO/PI生成部R05で誤り訂正符号PO(外符号)/PI(内符号)が生成され、所有データ(RP-Data)が誤り訂正符号が生成付加されたECCブロックとなるまでは図4と同様である。ここで、PO/PI生成部R05から出力されたECCブロックはそのままPOインタリーブ部R06でPOがインタリーブ処理され、SYNC付加&変調処理部R07で同期信号SYNC(同期信号)付加と変調処理が施される。

0081

メディアマーク用誤り訂正符号生成部R11において、メディアマーク(MM)からメディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)が生成され、その後に変調部R13で変調処理が施される。
以上のように、所有データ(RP-Data)とメディアマーク(MM)とが別個に変調される。即ち、メディアマーク(MM)は主情報(M-Data)一般と異なる変調方式で変調される。
その後に、メディアマーク置換部R14において、所有データ(RP-Data)の変調記録信号の一部をメディアマーク(MM)およびメディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)の変調器録信号で置換して、記録信号を生成し、光ディスク10に記録する。
メディアマーク(MM)の変調方式を主情報(M-Data)と異ならせることで、仮にメディアマーク(MM)の埋め込み位置が判明した場合でも、第3者がメディアマーク(MM)を入手することが防止される。

0082

図18図17に示した特殊変調方式を利用してメディアマーク(MM)信号を埋めこんだ場合の物理セクタ(Physical sector)を示す模式図である。
32+1456チャネルビットの「SYNCフレーム」2組で1行が構成される。例えば、図18の第1行目は、SY0,SY5がシンクフレームである。このような行が26個集合されることで物理セクタが構成されている。
ここでは、メディアマーク(MM)は、SY3のフレームに埋め込まれている。

0083

(第6の実施形態)
次に本発明の第6の実施形態を説明する。本実施形態では第5の実施形態と同様に、メディアマーク(MM)は主情報(M-Data)一般と異なる変調方式で変調される。
図19は、メディアマーク(MM)の埋め込み方式として、特殊変調方式を導入した場合の手順を表し、図17に対応する。また、図20は、図19の工程の詳細を表す図であり、主情報(M-data)に制御データ(Control-Da)が含まれることや、データフレームD02等を明示していることを除き、行われている処理内容は実質的に同一である。

0084

ここでは、メディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)を、主情報(M-data)である所有データ(RP-Data)の一部として追加している。このようにすることで、次のようなメリットが得られる。
即ち、メディアマーク(MM)を埋め込むことで主情報側に一種の誤りが発生する。このため、メディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)を主情報側に追加することで、主情報へのメディアマーク(MM)の埋め込み量の低減を図っている。

0085

しかも、メディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)をも含めた主情報に誤り訂正符号を付与することで、メディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)自体の信頼性を向上できる。
即ち、再生時に、主情報に誤り訂正処理を施して、メディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)自体の誤りを訂正することができる。そして、このメディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)を使ってメディアマーク(MM)の誤り訂正処理を行える。
以上のように、メディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)を主情報側に追加すると、メディアマーク(MM)とメディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)の双方を埋め込む場合に比べて、メディアマーク(MM)の信頼性が向上する。
なお、メディアマーク用誤り訂正符号(MM-Pa)が主情報に組み入れられ外部に漏れても、これのみではメディアマーク(MM)を再現することは困難であることから、その秘匿性が大きく低下することもない。

0086

(第7の実施形態)
次に本発明の第7の実施形態を説明する。
本実施形態では、所有データ(RP-Data)内の図柄情報内にウォータマーク(WM:Water Mark)を埋め込む。今まで説明してきたメディアマーク(MM)は、基本的に光ディスク読取装置から出力されない、即ち、コピーされない電子透かし情報であった。ここでは、ウォータマーク(WM)は、光ディスク読取装置から出力され、光ディスク10内の通常のデータと同様にコピーされる電子透かし情報といえる。

0087

図21は、所有データ(RP-Data)内の図柄情報内にウォータマーク(WM)を埋め込むことで、埋込済所有データ(RP-Data+WM)を生成する工程を表している。
このウォータマーク(WM)は、コピー可能であるが、光ディスク10を視聴したときに認識されにくいものとする。即ち、ここでいうウォータマーク(WM)は基本的に不可視であり、図21の埋込済所有データ(RP-Data+WM)の絵柄にウォータマーク(WM)の図柄が視認できる形では表れないものとする。

0088

このように、不可視のウォータマーク(WM)を埋め込んでおくと、所有データ(RP-Data)をコピーしたときにそれと判らずウォータマーク(WM)もコピーされる。この結果、所有データ(RP-Data)がコピーされた場合にその追跡調査が容易になる。

0089

図22,23は、メディアマーク(MM)とウォータマーク(WM)を併用して、コンテンツの暗号、復号を行う手続きを表した図であり、それぞれ図2,3と対応する。この場合ウォータマーク(WM)は図21のようなイメージ情報というよりは、暗号鍵として用いられる。
メディア鍵ブロック(MKB)、ボリューム識別子(Volume-ID)、メディアマーク(MM)で第2固有メディア鍵(Kum2)生成されることは図2と同様である。

0090

図22には、図2に第3鍵生成処理部46,ウォータマーク埋込処理部47が追加されている。第2固有メディア鍵(Kum2)をウォータマーク(WM)によって第3固有メディア鍵(Kum3)に変換し、これを用いてタイトル鍵(Tk)を暗号化している。また、埋込済所有データ(RP-Data+MM)にさらにウォータマーク(WM)が埋め込まれ、多重埋込済所有データ(RP-Data+MM+WM)として光ディスク10に記録される。

0091

図23には、図3にウォータマーク分離処理部691および第3鍵生成処理部692が追加されている。多重埋込済所有データ(RP-Data+MM+WM)からメディアマーク分離処理部55でメディアマーク(MM)が分離されて埋込済所有データ(RP-Data+WM)が生成される。さらに、ウォータマーク分離処理部691によって埋込済所有データ(RP-Data+WM)からウォータマーク(WM)が分離される。そして、第2固有メディア鍵(Kum2)をウォータマーク(WM)によって第3固有メディア鍵(Kum3)に変換し、これを用いてタイトル鍵(Tk)を復号化している。

0092

なお、メディアマーク(MM)とウォータマーク(WM)を同一としたり、または或る関係式が成り立つ関係にしたりしておき、両者の比較によって違法コピーを検出することが可能である。
即ち、メディアマーク(MM)とウォータマーク(WM)との間に何らかの関連付けを行っておくと、そのいずれか(またはその一部)が欠落した光ディスク10をコピー品と判断することが可能となる。既述のように、通常はメディアマーク(MM)をコピー困難としていることから、光ディスク10からデータをコピーしたときにウォータマーク(WM)がコピーされ、メディアマーク(MM)は欠落する。このように、メディアマーク(MM)とウォータマーク(WM)が対応して記録されている光ディスク10をコピーした場合には、この対応関係崩れる可能性が大きい。

0093

(その他の実施形態)
以上のように、上記実施形態では、所有データ(RP-Data)、例えば、記録媒体製造者の所有権がある標章などのデータファイルに、消える電子透かし(メディアマーク(MM))や消えない電子透かし(ウォータマーク(WM))を埋め込むことで、記録媒体に記録されたコンテンツおよび記録媒体自体を保護することができる。
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張、変更可能であり、拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。

図面の簡単な説明

0094

本発明の第1の実施形態に係る光ディスクを表す平面図である。
本発明の第1の実施形態に係る光ディスクにコンテンツを記録する手続きを示した図である。
本発明の第1の実施形態に係る光ディスクからコンテンツを再生する手続きを示した図である。
エラーパターンを利用してメディアマークを埋め込む手続きを示した図である。
図4の手続き中でのデータの状態を表す模式図である。
図4の手続き中でのデータの状態を表す模式図である。
図4の手続き中でのデータの状態を表す模式図である。
図4の手続き中でのデータの状態を表す模式図である。
本発明の第2の実施形態に係り、光ディスクにコンテンツを記録する手続きを示した図である。
本発明の第2の実施形態に係り、光ディスクからコンテンツを再生する手続きを示した図である。
本発明の第3の実施形態に係る光ディスクを表す平面図である。
本発明の第3の実施形態に係る光ディスクの製造時において、データを記録する手続きを示した図である。
本発明の第3の実施形態に係る光ディスクにコンテンツを記録する手続きを示した図である。
本発明の第3の実施形態に係る光ディスクからコンテンツを再生する手続きを示した図である。
本発明の第4の実施形態に係り、光ディスクにコンテンツを記録する手続きを示した図である。
本発明の第4の実施形態に係り、光ディスクからコンテンツを再生する手続きを示した図である。
本発明の第5の実施形態に係り、特殊変調方式を利用してメディアマークを埋め込む手続きを示した図である。
本発明の第5の実施形態に係り、特殊変調方式を利用してメディアマーク(MM)信号を埋めこんだ場合の物理セクタを示す模式図である。
本発明の第6の実施形態に係り、特殊変調方式を利用してメディアマーク(MM)信号を埋めこむ手続きを示す図である。
本発明の第6の実施形態に係り、図19の詳細を示す模式図である。
所有データ内の図柄情報内にウォータマークを埋め込むことで、埋込済所有データを生成する工程を表している。
メディアマークとウォータマークを併用して、コンテンツの暗号化を行う手続きを表した図である。
メディアマークとウォータマークを併用して、コンテンツの復号化を行う手続きを表した図である。

符号の説明

0095

10…光ディスク、11…内周、12…外周、13…クランピング領域、14…BCA、15…リードイン領域、16…データ領域、17…リードアウト領域、40…ディスク書込装置、41…第1鍵生成処理部、42…第2鍵生成処理部、43…メディアマーク埋込処理部、44,45…暗号化処理部、50…光ディスク読取装置、51…認証処理部、52〜54…暗号化処理部、55…メディアマーク分離部、60…AVデコーダモジュール、61…認証処理部、62〜64…復号化処理部、65…メディア鍵ブロック処理部、66…第1鍵生成処理部、67…第2鍵生成処理部、68,69…復号化処理部

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