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技術 コンテンツ送信装置及びコンテンツ送信方法

出願人 株式会社東芝
発明者 小久保隆
出願日 2003年12月26日 (16年4ヶ月経過) 出願番号 2003-433274
公開日 2005年7月14日 (14年9ヶ月経過) 公開番号 2005-190350
状態 未査定
技術分野 記憶装置の機密保護 CATV、双方向TV等 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード デジタル記録再生機器 デジタル放送受信機器 教育用コンテンツ 認証数 ネットワークバス 送信側機器 受信側機器 記録再生機器
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年7月14日)のものです。
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図面 (12)

課題

この発明は、受信側機器台数に制限を与えるか否かを示す情報を、受信側機器が暗号解読機能を有さない場合であっても認識可能にし、しかも、コンテンツも十分に保護することが可能であるコンテンツ送信装置及びコンテンツ送信方法を提供することを目的としている。

解決手段

入力されたコンテンツを所定の暗号化モードに基づいて暗号化する暗号化部(16)と、暗号化処理に使用された暗号化モードを含めたヘッダ部を作成するヘッダ作成部(17)と、作成されたヘッダ部と暗号化されたコンテンツとを合成したパケットを送信する送信手段(18,19)とを備え、ヘッダ作成部(17)は、受信側機器(12)に対する台数制限の有無を示す制御情報を、暗号化モードに加えてヘッダ部に付加する。

概要

背景

周知のように、近年では、IEEE(the Institute of Electrical and Electronics Engineers,inc.)1394規格準拠したデジタルインターフェースを用いたシリアルバスにより、複数のAV機器を自由な形態で接続したネットワークシステム構築することが可能になっている。

このIEEE1394シリアルバスは、特に、STB(Set Top Box)のようなデジタル放送受信機器と、D−VHS(Digital−Video Home System)機器のようなデジタル記録再生機器とのデジタルインターフェースに用いられ、高速高品位記録再生システムを構築している。

そして、このIEEE1394シリアルバスを用いたネットワークシステムでは、シリアルバス上を伝送されるコンテンツデジタル同期型パケットデータ)を、改竄や不正なコピー等から保護するために、DTCP(Digital Transmission Content Protection)規格が定められている。

このDTCP規格では、コンテンツの送信側機器が、シリアルバスに接続されている複数の受信側機器(Sink)に対して1台ずつ認証を行ない、認証が成功する毎に認証数インクリメントし、その認証数が規定数(現状では32または62)を越えると、それ以上認証処理を行なわないように制限されている。

そして、送信側機器は、認証された台数(最大で32または62)の受信側機器に対して、それらの機器で解読することができるようにコンテンツを暗号化して送出している。この場合、DTCP規格では、暗号化モードに基づいてコンテンツを暗号化するように規定している。

ところで、DTCP規格では、送信側機器に認証させる受信側機器の台数、つまり、コンテンツを配信可能な受信側機器の台数に制限を与えている。このため、例えば、教育用コンテンツ等のように受信側機器の台数を制限したくないコンテンツを配信することが困難になっている。

この問題に対処するために、送信側機器に認証させる受信側機器の台数に制限を与えるか否かを示す情報をコンテンツの中に埋め込むことも考えられている。この場合、制限を与えるという情報が、制限を与えないという情報に改竄されることを防止するために、制限を与えるか否かを示す情報を暗号化して送信する必要がある。

ところが、受信側機器には、暗号解読機能を持たず、単に、入力されたデジタルデータを暗号化されたまま記録して再生するだけの記録再生機器も存在する。このような記録再生機器の場合、制限を与えるか否かを示す情報を解読することができないため、再生したデータを送信することができなくなるという不都合が生じる。

特許文献1には、ネットワークバスデータフォーマットに変換されたデータに、コピー世代管理情報をネットワークバスのデータフォーマットに対応したフォーマットで挿入することにより、受信側で、ネットワークバスのデータフォーマットのデータ処理中に、コピー世代管理情報も検出し得るようにした構成が開示されている。

しかしながら、この特許文献1には、送信側機器に認証させる受信側機器の台数に制限を与えるか否かを示す情報をコンテンツに埋め込むことによって生じる不都合に対処することについては、何らの記載もなされていないものである。
国際公開第98/02881号パンフレット

概要

この発明は、受信側機器の台数に制限を与えるか否かを示す情報を、受信側機器が暗号解読機能を有さない場合であっても認識可能にし、しかも、コンテンツも十分に保護することが可能であるコンテンツ送信装置及びコンテンツ送信方法を提供することを目的としている。入力されたコンテンツを所定の暗号化モードに基づいて暗号化する暗号化部(16)と、暗号化処理に使用された暗号化モードを含めたヘッダ部を作成するヘッダ作成部(17)と、作成されたヘッダ部と暗号化されたコンテンツとを合成したパケットを送信する送信手段(18,19)とを備え、ヘッダ作成部(17)は、受信側機器(12)に対する台数制限の有無を示す制御情報を、暗号化モードに加えてヘッダ部に付加する。

目的

そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、受信側機器の台数に制限を与えるか否かを示す情報を、受信側機器が暗号解読機能を有さない場合であっても認識可能にし、しかも、コンテンツも十分に保護することが可能であるコンテンツ送信装置及びコンテンツ送信方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

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請求項1

コンテンツが入力される入力手段と、前記入力手段に入力されたコンテンツに対して、所定の暗号化モードに基づいて暗号化処理を施す暗号化手段と、前記暗号化手段で暗号化処理に使用された暗号化モードを含めたヘッダ部を作成するヘッダ作成手段と、前記ヘッダ作成手段で作成されたヘッダ部と、前記暗号化手段で暗号化されたコンテンツとを合成したパケットを送信する送信手段とを具備し、前記ヘッダ作成手段は、受信側機器に対する台数制限の有無を示す制御情報を、前記暗号化モードに加えて前記ヘッダ部に付加することを特徴とするコンテンツ送信装置

請求項2

コンテンツが入力される入力手段と、前記入力手段に入力されたコンテンツに対して、所定の暗号化モードに基づいて暗号化処理を施す暗号化手段と、前記暗号化手段で暗号化処理に使用された暗号化モードを含めたヘッダ部を作成するヘッダ作成手段と、前記ヘッダ作成手段で作成されたヘッダ部と、前記暗号化手段で暗号化されたコンテンツとを合成したパケットを送信する送信手段とを具備し、前記ヘッダ作成手段は、受信側機器の台数が無制限であることを示す制御情報を、前記暗号化モードに加えて前記ヘッダ部に付加することを特徴とするコンテンツ送信装置。

請求項3

コンテンツが入力される入力手段と、前記入力手段に入力されたコンテンツに対して、所定の暗号化モードに基づいて暗号化処理を施す暗号化手段と、前記暗号化手段で暗号化処理に使用された暗号化モードを含めたヘッダ部を作成するヘッダ作成手段と、前記ヘッダ作成手段で作成されたヘッダ部と、前記暗号化手段で暗号化されたコンテンツとを合成したパケットを送信する送信手段とを具備し、前記ヘッダ作成手段は、受信側機器の台数を示す制御情報を、前記暗号化モードに加えて前記ヘッダ部に付加することを特徴とするコンテンツ送信装置。

請求項4

前記暗号化モードは、前記コンテンツに対するコピー制御情報を含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のコンテンツ送信装置。

請求項5

前記コピー制御情報の内容を、前記制御情報による制御内容に対応させたことを特徴とする請求項4記載のコンテンツ送信装置。

請求項6

コンテンツが入力される工程と、入力されたコンテンツに対して、所定の暗号化モードに基づいて暗号化処理を施す工程と、暗号化処理に使用された暗号化モードを含めたヘッダ部を作成する工程と、作成されたヘッダ部と暗号化されたコンテンツとを合成したパケットを送信する工程とを具備し、前記ヘッダ部を作成する工程では、受信側機器に対する台数制限の有無を示す制御情報を、前記暗号化モードに加えて前記ヘッダ部に付加することを特徴とするコンテンツ送信方法

請求項7

コンテンツが入力される工程と、入力されたコンテンツに対して、所定の暗号化モードに基づいて暗号化処理を施す工程と、暗号化処理に使用された暗号化モードを含めたヘッダ部を作成する工程と、作成されたヘッダ部と暗号化されたコンテンツとを合成したパケットを送信する工程とを具備し、前記ヘッダ部を作成する工程では、受信側機器の台数が無制限であることを示す制御情報を、前記暗号化モードに加えて前記ヘッダ部に付加することを特徴とするコンテンツ送信方法。

請求項8

コンテンツが入力される工程と、入力されたコンテンツに対して、所定の暗号化モードに基づいて暗号化処理を施す工程と、暗号化処理に使用された暗号化モードを含めたヘッダ部を作成する工程と、作成されたヘッダ部と暗号化されたコンテンツとを合成したパケットを送信する工程とを具備し、前記ヘッダ部を作成する工程では、受信側機器の台数を示す制御情報を、前記暗号化モードに加えて前記ヘッダ部に付加することを特徴とするコンテンツ送信方法。

請求項9

前記暗号化モードは、前記コンテンツに対するコピー制御情報を含むことを特徴とする請求項6乃至8いずれかに記載のコンテンツ送信方法。

請求項10

前記コピー制御情報の内容を、前記制御情報による制御内容に対応させたことを特徴とする請求項9記載のコンテンツ送信方法。

技術分野

0001

この発明は、コンテンツを暗号化して伝送路上に送出するコンテンツ送信装置及びコンテンツ送信方法の改良に関する。

背景技術

0002

周知のように、近年では、IEEE(the Institute of Electrical and Electronics Engineers,inc.)1394規格準拠したデジタルインターフェースを用いたシリアルバスにより、複数のAV機器を自由な形態で接続したネットワークシステム構築することが可能になっている。

0003

このIEEE1394シリアルバスは、特に、STB(Set Top Box)のようなデジタル放送受信機器と、D−VHS(Digital−Video Home System)機器のようなデジタル記録再生機器とのデジタルインターフェースに用いられ、高速高品位記録再生システムを構築している。

0004

そして、このIEEE1394シリアルバスを用いたネットワークシステムでは、シリアルバス上を伝送されるコンテンツ(デジタル同期型パケットデータ)を、改竄や不正なコピー等から保護するために、DTCP(Digital Transmission Content Protection)規格が定められている。

0005

このDTCP規格では、コンテンツの送信側機器が、シリアルバスに接続されている複数の受信側機器(Sink)に対して1台ずつ認証を行ない、認証が成功する毎に認証数インクリメントし、その認証数が規定数(現状では32または62)を越えると、それ以上認証処理を行なわないように制限されている。

0006

そして、送信側機器は、認証された台数(最大で32または62)の受信側機器に対して、それらの機器で解読することができるようにコンテンツを暗号化して送出している。この場合、DTCP規格では、暗号化モードに基づいてコンテンツを暗号化するように規定している。

0007

ところで、DTCP規格では、送信側機器に認証させる受信側機器の台数、つまり、コンテンツを配信可能な受信側機器の台数に制限を与えている。このため、例えば、教育用コンテンツ等のように受信側機器の台数を制限したくないコンテンツを配信することが困難になっている。

0008

この問題に対処するために、送信側機器に認証させる受信側機器の台数に制限を与えるか否かを示す情報をコンテンツの中に埋め込むことも考えられている。この場合、制限を与えるという情報が、制限を与えないという情報に改竄されることを防止するために、制限を与えるか否かを示す情報を暗号化して送信する必要がある。

0009

ところが、受信側機器には、暗号解読機能を持たず、単に、入力されたデジタルデータを暗号化されたまま記録して再生するだけの記録再生機器も存在する。このような記録再生機器の場合、制限を与えるか否かを示す情報を解読することができないため、再生したデータを送信することができなくなるという不都合が生じる。

0010

特許文献1には、ネットワークバスデータフォーマットに変換されたデータに、コピー世代管理情報をネットワークバスのデータフォーマットに対応したフォーマットで挿入することにより、受信側で、ネットワークバスのデータフォーマットのデータ処理中に、コピー世代管理情報も検出し得るようにした構成が開示されている。

0011

しかしながら、この特許文献1には、送信側機器に認証させる受信側機器の台数に制限を与えるか否かを示す情報をコンテンツに埋め込むことによって生じる不都合に対処することについては、何らの記載もなされていないものである。
国際公開第98/02881号パンフレット

発明が解決しようとする課題

0012

そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、受信側機器の台数に制限を与えるか否かを示す情報を、受信側機器が暗号解読機能を有さない場合であっても認識可能にし、しかも、コンテンツも十分に保護することが可能であるコンテンツ送信装置及びコンテンツ送信方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

この発明に係るコンテンツ送信装置は、コンテンツが入力される入力手段と;入力手段に入力されたコンテンツに対して、所定の暗号化モードに基づいて暗号化処理を施す暗号化手段と;暗号化手段で暗号化処理に使用された暗号化モードを含めたヘッダ部を作成するヘッダ作成手段と;ヘッダ作成手段で作成されたヘッダ部と、暗号化手段で暗号化されたコンテンツとを合成したパケットを送信する送信手段とを備え;ヘッダ作成手段は、受信側機器に対する台数制限の有無を示す制御情報を、暗号化モードに加えてヘッダ部に付加するようにしたものである。

0014

また、この発明に係るコンテンツ送信方法は、コンテンツが入力される工程と、入力されたコンテンツに対して、所定の暗号化モードに基づいて暗号化処理を施す工程と、暗号化処理に使用された暗号化モードを含めたヘッダ部を作成する工程と、作成されたヘッダ部と暗号化されたコンテンツとを合成したパケットを送信する工程とを備え、ヘッダ部を作成する工程では、受信側機器に対する台数制限の有無を示す制御情報を、暗号化モードに加えてヘッダ部に付加するようにしたものである。

発明の効果

0015

上記した発明によれば、所定の暗号化モードに基づいて暗号化処理が施されたコンテンツと、暗号化処理に使用された暗号化モードを含めたヘッダ部とを合成したパケットを送信する際に、受信側機器に対する台数制限の有無を示す制御情報を、暗号化モードに加えてヘッダ部に付加するようにしたので、受信側機器の台数に制限を与えるか否かを示す情報を、受信側機器が暗号解読機能を有さない場合であっても認識可能にし、しかも、コンテンツも十分に保護することが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明するネットワークシステムの概略を示している。すなわち、このネットワークシステムでは、送信側機器11と受信側機器12とがシリアルバス13を介して接続されており、IEEE1394規格に準拠したデジタルインターフェースを用いて、送信側機器11から受信側機器12にコンテンツの伝送が行なわれる。

0017

また、このネットワークシステムでは、シリアルバス13上を伝送されるコンテンツを改竄や不正なコピー等から保護するために、IP(Internet Protocol)にマッピングしたDTCP規格が適用されている。つまり、シリアルバス13上に接続された送信側機器11及び受信側機器12が、この規格に対応するように設定されている。

0018

そして、このIP対応のDTCP規格では、コンテンツが、図2に示すように、PCP(Protected Content Packet)と称されるパケット単位に分割されて伝送される。このPCPは、暗号化されないPCPヘッダ部と、暗号化されるPCPペイロード部とから構成されている。

0019

図3は、上記送信側機器11の詳細を示している。すなわち、この送信側機器11では、送信すべきコンテンツが、所定のソースからコンテンツ入力部14に入力される。このコンテンツ入力部14に入力されたコンテンツは、暗号化モード判定部15に供給されるとともに、暗号化部16及びヘッダ作成部17に供給される。

0020

このうち、暗号化モード判定部15は、入力されたコンテンツから暗号化モードを判定し、その暗号化モードを暗号化部16及びヘッダ作成部17にそれぞれ出力している。そして、暗号化部16は、入力された暗号化モードに基づいて、入力されたコンテンツに特定の暗号鍵を用いて暗号化処理を施し、上記PCPペイロード部に対応したデータを生成する。

0021

また、上記ヘッダ作成部17は、入力されたコンテンツに基づいて、入力された暗号化モードを含めた上記PCPヘッダ部に対応したデータを作成する。その後、暗号化部16から出力されたデータとヘッダ作成部17から出力されたデータとが、合成部18に供給されてPCPが作成される。そして、この作成されたPCPが、送信部19を介してシリアルバス13上に送出される。

0022

図4は、上記のように作成されたPCPのパケットフォーマットを示している。すなわち、PCPヘッダ部は、HTTP/TCP/IP,RTP/UDP/IP等のプロトコルを示すデータが記述される領域20a、3ビットリザーブ領域20b、暗号アルゴリズム種別CAを示す1ビットのデータが記述される領域20c、暗号化モードE−EMIを示す4ビットのデータが記述される領域20d、使用されている暗号鍵の番号exchange_key_labelを示す8ビットのデータが記述される領域20e、時変パラメータNcを示す64ビットのデータが記述される領域20f、コンテンツ自体のデータ長暗号化後のデータ長ではない)Protected_content_Lengthを示す32ビットのデータが記述される領域20gを有している。また、PCPペイロード部には、暗号化されたコンテンツに128ビット単位となるようにパディングしたデータContent data+padding dataが記述されている。

0023

ここで、上記暗号化モードE−EMIは、現状では、図5に示すように、PCPペイロード部のデータに対してコピー不可、1回のみコピー可、コピー無制限等を示す7つのモードA0,B1,B0,C1,C0,D0及びN.A.を指定している。ところで、この暗号化モードE−EMIは、4ビットで構成されるが、現状では、そのLSB(図5で右端のビット)が“0”のままで実質的に使用されていない状態となっている。

0024

このため、ここで説明する実施の形態では、図6に示すように、上記した7つのモードのうち、モードC1を除く6つのモードA0,B1,B0,C0,D0及びN.A.に対して、4ビットの暗号化モードE−EMIのLSBを“1”にした5つのモードA0U,B1U,B0U,C0U及びD0Uを設定できるようにしている。

0025

そして、暗号化モードE−EMIのLSBを“1”にした5つのモードA0U,B1U,B0U,C0U及びD0Uでは、コピー制御に関して暗号化モードE−EMIのLSBが“0”であるときの条件を保持したまま、認証可能な受信側機器12の台数を無制限にすることを許可している。

0026

すなわち、暗号化モードE−EMIのLSBが“0”である7つのモードA0,B1,B0,C1,C0,D0及びN.A.では、送信側機器11が認証可能な受信側機器12の台数が現状のように最大で32または62に制限される。

0027

これに対し、暗号化モードE−EMIのLSBが“1”である5つのモードA0U,B1U,B0U,C0U及びD0Uでは、送信側機器11が認証可能な受信側機器12の台数が無制限とされる。

0028

そして、送信側機器11では、暗号化モード判定部15で判定された暗号化モードE−EMIに基づいて、暗号化部16がコンテンツ入力部14に入力されたコンテンツに対して暗号化処理を施すとともに、ヘッダ作成部17が暗号化モードE−EMIをPCPヘッダ部に記述する。

0029

また、送信側機器11では、暗号化モードE−EMIに基づいて、コンテンツ入力部14に入力されたコンテンツに対してコピー制限処理を施すとともに、認証する受信側機器12の台数に制限があるか否かを判断する。

0030

上記した実施の形態によれば、コンテンツを暗号化するために使用するもので、PCPを伝送する際に暗号化しないPCPヘッダ部に記述される暗号化モードE−EMIに、送信側機器11に認証させる受信側機器12の台数に制限を与えるか否かを示す情報を含ませるようにしている。

0031

このため、例えば、図7に示すように、送信側機器11から送出されたコンテンツを、暗号解読機能を持たず、入力されたデジタルデータを暗号化されたまま記録して再生するだけの機能を有する記録再生機器21に一旦記録してから、受信側機器12に伝送するような伝送形態を考えた場合、記録再生機器21では、送信側機器11から送られてきたPCPから、暗号化されていないPCPヘッダ部に記述された暗号化モードE−EMIの内容を判別するができるため、認証する受信側機器12の台数に制限があるか否かを容易に認識することができる。

0032

また、暗号化モードE−EMIは暗号化されていないため、伝送途中で、送信側機器11に認証させる受信側機器12の台数に制限を与える情報(暗号化モードE−EMIのLSBが“0”)から、制限を与えない情報(暗号化モードE−EMIのLSBが“1”)に改竄されることが考えられる。

0033

この場合、PCPペイロード部のコンテンツは、LSBが“0”の暗号化モードE−EMIに基づいて暗号化されているため、改竄されたLSBが“1”の暗号化モードE−EMIではコンテンツを解読することができず、コンテンツを保護することができる。

0034

なお、上記した実施の形態では、暗号化モードE−EMIのLSBの値によって、送信側機器11に認証させる受信側機器12の台数に制限を与えるか否かを指示するようにしたが、例えば、図4に示したPCPのパケットフォーマットにおける3ビットのリザーブ領域20bの内容も暗号化モードに含めるように構成すれば、この3ビットのリザーブ領域を利用して、送信側機器11に認証させる受信側機器12の台数を、8通りに制限することができるようになる。

0035

また、上記した実施の形態では、同じコピー制御情報、つまり、コピー不可、1回のみコピー可、コピー無制限等を示す情報に対して、それぞれ、送信側機器11に認証させる受信側機器12の台数に制限を与えるか否かを示す情報を付加するようにしている。つまり、コピー不可の制御情報に対して、送信側機器11に認証させる受信側機器12の台数に制限を与える場合と、与えない場合とが設定されている。

0036

ところが、これに限らず、コピー制御情報の内容で、送信側機器11に認証させる受信側機器12の台数に制限を与えるか否かを指示するようにしても良い。例えば、コピー不可であれば、送信側機器11に認証させる受信側機器12の台数を無制限とし、1回のみコピー可またはコピー無制限であれば、送信側機器11に認証させる受信側機器12の台数を制限するというようにすることができる。

0037

図8は、上記した送信側機器11の動作をまとめたフローチャートを示している。すなわち、処理が開始(ステップS1)されると、送信側機器11は、ステップS2で、所定のソースからコンテンツを取得し、ステップS3で、コンテンツを暗号化するか否かを判別する。

0038

コンテンツを暗号化すると判断された場合(YES)、送信側機器11は、ステップS4で、コンテンツから暗号化モードE−EMIを判定し、ステップS5で、その判定された暗号化モードE−EMIに基づいてコンテンツを暗号化し、PCPペイロード部を作成する。

0039

このステップS5の後、または、上記ステップS3でコンテンツを暗号化しないと判断された場合(NO)、送信側機器11は、ステップS6で、PCPヘッダ部を作成し、ステップS7で、PCPヘッダ部とPCPペイロード部とを合成してシリアルバス13に送信し、処理を終了(ステップS8)する。

0040

ここで、上記した実施の形態では、IP対応のDTCP規格において、その暗号化モードE−EMIに送信側機器11に認証させる受信側機器12の台数に制限を与えるか否かを示す情報を含めるようにしたが、IP対応でないDTCP規格においても、同様のことが可能となる。

0041

図9は、IP対応でないDTCP規格におけるパケット構造を示している。このパケット構造のうち、ヘッダ部に暗号化モードEMIを示すデータを記述する2ビットの領域22が設けられている。

0042

この暗号化モードEMIは、現状では、図10に示すように、ペイロード部のデータに対してコピー不可、1回のみコピー可、コピー無制限等を示す4つのモードA,B,C及びN.A.を指定している。

0043

ところで、再び、図9に示すように、ヘッダ部には、1ビットのSyフィールド領域23が存在し、これは現在使用されていない。このため、この1ビットのSyフィールドのデータを暗号化モードに含めるように構成すれば、送信側機器11に認証させる受信側機器12の台数を制限するか否かを示すことができるようになる。

0044

すなわち、図11に示すように、Syフィールドが“0”である4つのモードA,B,C及びN.A.では、送信側機器11が認証可能な受信側機器12の台数が現状のように最大で32または62に制限される。これに対し、Syフィールドが“1”である3つのモードD,E,Fでは、送信側機器11が認証可能な受信側機器12の台数が無制限とされる。

0045

なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。

図面の簡単な説明

0046

この発明の実施の形態を示すもので、ネットワークシステムの概略を説明するために示すブロック構成図。
同実施の形態における伝送されるコンテンツのPCP構造を説明するために示す図。
同実施の形態における送信側機器の詳細を説明するために示すブロック構成図。
同実施の形態におけるPCPのパケットフォーマットを説明するために示す図。
同パケットフォーマットにおけるPCPヘッダ部に記述されている現状の暗号化モードを説明するために示す図。
同実施の形態におけるPCPヘッダ部に記述されている暗号化モードを説明するために示す図。
同実施の形態におけるコンテンツ伝送形態の一例を説明するために示すブロック構成図。
同実施の形態における送信側機器の動作を説明するために示すフローチャート。
同実施の形態の変形例を示すもので、伝送されるコンテンツのパケット構造を説明するために示す図。
同パケット構造におけるヘッダ部に記述されている現状の暗号化モードを説明するために示す図。
同変形例におけるヘッダ部に記述されている暗号化モードを説明するために示す図。

符号の説明

0047

11…送信側機器、12…受信側機器、13…シリアルバス、14…コンテンツ入力部、15…暗号化モード判定部、16…暗号化部、17…ヘッダ作成部、18…合成部、19…送信部、20a〜20g…領域、21…記録再生機器、22,23…領域。

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