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技術 板状物の梱包方法及び梱包構造

出願人 日東電工株式会社
発明者 相沢宏
出願日 2003年12月24日 (17年1ヶ月経過) 出願番号 2003-427451
公開日 2005年7月14日 (15年7ヶ月経過) 公開番号 2005-186954
状態 拒絶査定
技術分野 包装体 環状・棒状物品、衣料品、カセット等の包装
主要キーワード 剛性板 剥離分離 梱包容器 出荷元 点線状 保持シート 梱包構造 梱包作業
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年7月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

確実に板状物を保護しつつ、梱包回収の作業性を向上させた板状物の梱包方法及び梱包構造を提供する。

解決手段

本発明の梱包方法は、搬送物である板状物Pを載置する支持板1に、面接触した板状物Pを保持し、かつ、容易に剥離分離することができる保持シート2が配設される。かかる構成とすることで、梱包時は、保持シート2が配設された支持板1に板状物Pを載置する作業のみでよく、保持シート2の保持力によって板状物Pを固定し、搬送時の損傷から確実に保護することができる。また、回収時は、剥離力の弱い保持シート2から板状物Pを剥がす作業のみでよく、容易に板状物Pを回収することができる。 よって、搬送物である板状物Pを保護しつつ、梱包・回収作業を大幅に省力化することができる。また、粘着テープで固定した場合と比較すると、保持シート2は半永久的に使用できるので、産業廃棄物の減少にもなる。

概要

背景

商品等の搬送物客先等に出荷・搬送するときは、出荷元では搬送物を保護して梱包し、搬送先では梱包を解いて搬送物を取り出す作業が発生する。搬送物が搬送中の衝撃等によって損傷を受けやすい場合は、特に搬送物の保護の方法を工夫する必要がある。

従来、搬送物が板状物である場合、これを梱包する方法として、次のようのものがある(例えば特許文献1参照)。
持板に板状物を載置して、粘着テープを板状物の上面から貼り付けたあと、そのまま支持板まで貼り延ばして、板状物を支持板に固定するという方法がある。これによると、板状物が搬送中にずれたりすることがなく、搬送物である板状物を確実に保護することができる。
特開2002−337951号公報

概要

確実に板状物を保護しつつ、梱包・回収の作業性を向上させた板状物の梱包方法及び梱包構造を提供する。 本発明の梱包方法は、搬送物である板状物Pを載置する支持板1に、面接触した板状物Pを保持し、かつ、容易に剥離分離することができる保持シート2が配設される。かかる構成とすることで、梱包時は、保持シート2が配設された支持板1に板状物Pを載置する作業のみでよく、保持シート2の保持力によって板状物Pを固定し、搬送時の損傷から確実に保護することができる。また、回収時は、剥離力の弱い保持シート2から板状物Pを剥がす作業のみでよく、容易に板状物Pを回収することができる。 よって、搬送物である板状物Pを保護しつつ、梱包・回収作業を大幅に省力化することができる。また、粘着テープで固定した場合と比較すると、保持シート2は半永久的に使用できるので、産業廃棄物の減少にもなる。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、確実に板状物を保護しつつ、梱包・回収の作業性を向上させた板状物の梱包方法及び梱包構造を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

面接触した板状物を保持し、かつ、前記保持された板状物を容易に剥離分離することができる保持シートが配設される支持板上に、板状物を載置して保持することを特徴とする板状物の梱包方法

請求項2

面接触した板状物を保持し、かつ、前記保持された板状物を容易に剥離分離することができる保持シートと、前記保持シートが配設される支持板とを備えたことを特徴とする板状物の梱包構造

請求項3

請求項2に記載の板状物の梱包構造において、前記保持シートは前記支持板の中心に対して非対称に配設されることを特徴とする板状物の梱包構造。

請求項4

請求項2または請求項3に記載の板状物の梱包構造において、前記支持板が積層されることを特徴とする板状物の梱包構造。

請求項5

請求項4に記載の板状物の梱包構造において、前記支持板は、スペーサを備えることによって、所定の間隔を保って積層されることを特徴とする板状物の梱包構造。

請求項6

請求項2から請求項5のいずれかに記載の板状物の梱包構造において、前記構造は、さらに、前記支持板を収容する梱包容器を備えることを特徴とする板状物の梱包構造。

技術分野

0001

本発明は、板状物梱包方法及び梱包構造に関する。

背景技術

0002

商品等の搬送物客先等に出荷・搬送するときは、出荷元では搬送物を保護して梱包し、搬送先では梱包を解いて搬送物を取り出す作業が発生する。搬送物が搬送中の衝撃等によって損傷を受けやすい場合は、特に搬送物の保護の方法を工夫する必要がある。

0003

従来、搬送物が板状物である場合、これを梱包する方法として、次のようのものがある(例えば特許文献1参照)。
持板に板状物を載置して、粘着テープを板状物の上面から貼り付けたあと、そのまま支持板まで貼り延ばして、板状物を支持板に固定するという方法がある。これによると、板状物が搬送中にずれたりすることがなく、搬送物である板状物を確実に保護することができる。
特開2002−337951号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、出荷元での梱包作業は、手作業で粘着テープを貼るので手間がかかる。また、板状物をまとめて固定すると、板状物同士の接触面のずれやこすれによって損傷してしまう場合がある。このように板状物が損傷を受け易い場合は、板状物を一つ一つ固定しなければならないので、膨大な作業時間を費やすことになる。また、搬送先での板状物の回収作業は、逆に、手作業で粘着テープを丁寧に剥がさなければならないので、およそ梱包作業の倍の時間がかかっている。さらに、不要となった粘着テープが大量に発生し、作業性の悪さを助長している。

0005

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、確実に板状物を保護しつつ、梱包・回収の作業性を向上させた板状物の梱包方法及び梱包構造を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、面接触した板状物を保持し、かつ、前記保持された板状物を容易に剥離分離することができる保持シートが配設される支持板上に、板状物を載置して保持することを特徴とする板状物の梱包方法である。

0007

請求項1に記載の発明によれば、板状物を梱包するとき、保持シートが配設された支持板上に板状物を載置すると、板状物と保持シートとの接触面に保持力が作用する。よって、板状物は支持板上に保持された状態になる。したがって、搬送時のゆれや振動によって、板状物が支持板上でずれることがない。
板状物を回収するときは、保持シートから引き剥がすように板状物に力を加える。板状物と保持シートの接触面に作用する剥離力は弱いので、板状物は容易に保持シートから引き剥がされて分離する。
ここで、板状物とは、全体として外形が板状物であればよく、複数の板状物をまとめて包装したもの、または、単一の搬送物そのものやこれを包装したものを含む。

0008

請求項2に記載の発明は、面接触した板状物を保持し、かつ、前記保持された板状物を容易に剥離分離することができる保持シートと、前記保持シートが配設される支持板とを備えたことを特徴とする板状物の梱包構造である。

0009

請求項2に記載の発明によれば、板状物を梱包するとき、保持シートが配設された支持板上に板状物を載置すると、板状物と保持シートとの接触面に保持力が作用する。よって、板状物は支持板上に保持された状態になる。したがって、搬送時のゆれや振動によって、板状物が支持板上でずれることがない。
板状物を回収するときは、保持シートから引き剥がすように板状物に力を加える。板状物と保持シートの接触面に作用する剥離力は弱いので、板状物は容易に保持シートから引き剥がされて分離する。

0010

請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の板状物の梱包構造において、前記保持シートは前記支持板の中心に対して非対称に配設されることを特徴とする。この構成によれば、板状物は、中心に対して非対称な位置で保持シートと接触する。板状物を梱包する場合、まず、保持シートのある側に作業者が立つ。次に板状物を支持板上に置くとき、保持シートのない部分に板状物の一部を接触させ、位置合わせする。こうすることにより、簡単に板状物を支持板上におくことができる。回収する場合、板状物と保持シートの間に手を入れ、接触面の保持力を取る。こうすることにより、効率的に回収することができる。

0011

請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の板状物の梱包構造において、前記支持板が積層されることを特徴とする。この構成によれば、板状物が載置される支持板を積層することで、単位体積当たり、より多くの板状物を搬送することができる。

0012

請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の板状物の梱包構造において、前記支持板は、スペーサを備えることによって、所定の間隔を保って積層されることを特徴とする。この構成によれば、簡易に、所定の間隔を保って支持板を積層配置するので、積層された板状物が擦れ合って損傷を受ける、あるいは板状物の面方向に力がかかるなどの不都合がない。

0013

請求項6に記載の発明は、請求項2から請求項5のいずれかに記載の板状物の梱包構造において、前記構造は、さらに、前記支持板を収容する梱包容器を備えることを特徴とする。この構成によれば、梱包容器によって、板状物を周囲から保護することができる。

発明の効果

0014

本発明によれば、梱包するときは、保持シートが配設された支持板に載置する作業のみで、板状物を確実に固定し保護することができる。よって、梱包作業の大幅な省力化を図ることができる。
また、回収するときも、支持板に配設される保持シートから板状物を剥がす作業のみでよく、回収作業も大幅に省力化することができる。
したがって、確実に板状物を保護しつつ、梱包・回収の作業性を向上させることができる。また、保持シートは半永久的に使用できるので、粘着テープを使用する場合と比較して産業廃棄物の減少に役立つ。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。

0016

図1は本発明に係る板状物の梱包構造の第1実施例の概略構成を示した平面図である。

0017

本実施例の梱包構造は、搬送物である板状物Pが載置される支持板1を有する。板状物Pは、例えば大型の偏光板単体、或いはこれを複数枚包装した包装体である。支持板1は、例えば1000mm×550mmの長方形平板である。支持板1は、厚みが5mm程度のプラスチック板や紙などの剛性板で形成される。

0018

支持板1の上面には、2枚の保持シート2が貼着されている。この保持シート2は、板状物Pが載置される面に吸着層、或いは密着性を有する層を備え、面接触した板状物Pを所定の間、固定的に保持することができ、かつ、板状物Pを傷めることなく容易に剥離分離することができる。言い換えれば、保持シート2は、保持力は高く、剥離力は小さいという特性を有する。さらに、剥離後も、面接触した板状物Pを保持する保持力は衰えず、繰り返し使用することができる。また、剥離するときに、板状物Pに糊残りなどの汚れが付着することはない。

0019

例えば、本実施例で使用する保持シート2の具体的な特性値は、垂直方向の保持力が8.53×10-2N/mm2、水平方向の保持力が9.12×10-2N/mm2、剥離力(剥がし易さ)0.0412N/25mmである。このような保持シート2として、例えば、フジコピアン株式会社製の「FIXFILM(フィックスフィルム)」が好適に用いられる。

0020

本実施例では、保持シート2は、支持板1の中心部を通るように1枚貼着し、さらに、この中心部の保持シート2に平行となるように片側にのみ1枚貼着している。これによって、保持シート2の接触面積を確保しつつ、板状物Pをより剥がしやすいようにすることができる。
なお、保持シート2の配置は、これに限られるものではなく、支持板1の中央部から偏芯した位置や、板状物Pの隅部分にのみ保持シート2を貼着してもよい。また、支持板1の中央部や、中央部から偏芯した両側の位置等に、保持シート2を貼着してもよい。このように、保持シート2の配置は種々のパターンを採用でき、非対称となるように、または対称となるように配置してもよい。さらに、板状物Pが載置される範囲にわたって均一に、または支持板1の全面に、保持シート2を配置してもよい。また、保持シート2は、短冊状に貼り延ばされる場合に限らず、点線状態に貼着してもよい。

0021

次に、上述の構成を有する本実施例の梱包構造の作用について、順に説明する。

0022

梱包するとき、作業者は、板状物Pを支持板1の略中央部に載置するのみでよい。載置された板状物Pは、支持板1上に配設された保持シート2と接触し、この接触面に保持力が作用する。板状物Pは、保持力によって、鉛直上方の変位と水平方向の変位が規制され、支持板1上に固定的に保持される。

0023

板状物Pに作用する保持力は、板状物Pを載置した支持板1を搬送するときに生じるゆれや衝撃に対しても有効であり、板状物Pは、支持板1上でずれることはない。よって、搬送時に損傷することなく、板状物Pを確実に保護できる。

0024

なお、保持シート2は、繰り返し使用することができるので、回収作業を終えた支持板1に、再び板状物Pを載置して搬送することができる。

0025

かかる実施例による梱包構造によると、梱包作業や回収作業が、載置するのみ、または、剥離するのみといった一動作によって行うことができので、従来に比べて大幅に省力化を達成している。そのため、梱包・回収作業に要する時間を短縮することができる。
また、粘着テープ等の消耗品を使用しないので経済的であり、かつ、回収時も廃棄物を発生させることはない。
さらに、板状物Pを固定する部位が板状物Pの底面のみであり、従来のように板状物Pの端面や上面を粘着テープが接触することがない。また、粘着テープ等、取り付け取り外し可能な部材や消耗品を一切必要とせず、支持板1上で唯一可動なものは板状物Pのみである。したがって、板状物Pの端面等が損傷する可能性を完全に排除することができる。

0026

図2は本発明に係る梱包構造の第2実施例の概略構成を示した平面図である。
なお、第一実施例と同じ構成については同符号を付すことで詳細な説明を省略する。

0027

本実施例の梱包構造は、保持シート2が貼着された複数枚の支持板1が積層配置される。各支持板1は複数個のスペーサ3を備えている。スペーサ3は、適切に各支持板1上に板状物Pを載置できるように、積層される各支持板1間の離隔を確保するためのものである。したがって、スペーサ3の高さは、板状物Pの高さよりも高いのは当然であるが、さらに、板状物Pの直上の支持板1が板状物Pに接触しないように余裕をもった高さとすることが好ましい。また、スペーサ3は、同一の支持板1上の板状物Pと接触しないように、支持板1の周辺部に配置される。

0028

さらに、本実施例の梱包構造は、積層される支持板1を収容する梱包箱4aと梱包蓋4bからなる梱包容器4を備えている。

0029

梱包するときは、作業者は、板状物Pを各支持板1に載置したあと、この支持板1を所定数積層する。そして、積層された支持板1を梱包箱4aに入れて梱包蓋4bをして、梱包容器4内に収容する。

0030

このように支持板1を積み重ねるだけで、各支持板1間に所定の離隔を確保しつつ、積層配置することができる。また、支持板1が積層配置されることで、板状物Pを高密度に搬送することができる。
さらに、梱包容器4に支持板1を収容することで、板状物Pを周囲から保護することができるとともに、搬送しやすい形態をとることができる。

0031

本発明は上述の各実施例に限らず次のように変形実施することもできる。
上述した実施例では、各支持板1にはスペーサ3を備えることによって、各支持板1を積層する構成であったが、積層することができれば、かかる構成に限られない。たとえば、支持板1を案内・支持する溝を側壁部に有する梱包容器に、支持板1を積層して搭載するものであってもよい。また、この他、公知の積層配置する構成を採用してもよい。

図面の簡単な説明

0032

本発明に係る梱包構造の第1実施例の概略構成を示した平面図である。
本発明に係る梱包構造の第2実施例の概略構成を示した平面図である。

符号の説明

0033

1…支持板
2…保持シート
3…スペーサ
4…梱包容器
4a…梱包箱
4b…梱包蓋
P…板状物

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