図面 (/)

技術 写真プリント提供装置、写真プリント提供方法、写真プリント提供プログラムおよび印刷媒体

出願人 株式会社メイクソフトウェア
発明者 那須千晃
出願日 2003年12月15日 (16年6ヶ月経過) 出願番号 2003-416643
公開日 2005年6月30日 (14年11ヶ月経過) 公開番号 2005-176207
状態 拒絶査定
技術分野 スタジオ装置 処理装置と組み合わされたカメラ スタジオ装置 TV信号の記録
主要キーワード 各選択領域 三日月 縦長方向 レイアウト表示領域 撮影画像表示領域 入力態様 キー調整 ケーブル差込口
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年6月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

解決手段

本発明の写真プリント提供装置は、使用者に対して第1落書き入力手段で撮影画像に対して第1落書き画像を入力させる編集処理(S9)を実行するとともに、使用者に対して第2落書き入力手段で印刷媒体35の撮影画像印刷領域221a,221b以外の所定の余白領域223a,223bに対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を実行するCPU101a等を備える。上記CPU101aは、上記編集処理(S9)によって得られた撮影画像と第1落書き画像との合成画像を印刷媒体35の撮影画像印刷領域221a,221bに印刷するとともに、当該印刷媒体35の余白領域223a,223bに第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力する。

概要

背景

近年ゲームセンター等の遊戯を提供する店舗において、写真撮影して写真プリント等にする写真プリント提供装置が数多く設置されている。このような写真プリント提供装置は、一般に使用者である被写体を撮影手段であるカメラで撮影し、その撮影画像タブレットディスプレイ等に表示して付属タッチペン文字や図形等を入力する編集(いわゆるお絵描き)という機能がついているものが一般的になっている。そして、入力した画像は撮影画像と合成され、その合成画像プリンタ印刷媒体印刷され使用者に提供される。このプリントされた印刷媒体の余白には、当該写真プリント提供装置の商品名や発売者側のメッセージメールアドレスやサイトのURL等が記されていることが多い。

このようなものとして、使用者が入力したメッセージを挿入できるような映像プリント遊戯装置が提案されている(例えば、下記の特許文献1参照。)。

また、一般的に、写真プリント提供装置では、複数人プレイされ、写真プリントが作成された後、その写真プリントをプレイした使用者の人数にあわせてカットし、それぞれの使用者が持ち帰ることが多い。その後、写真プリントは、使用者の友人等と交換されたりすることが多い。しかしながら、このような写真プリント提供装置では、写真レイアウト選択において、プレイする人数にあわせて、分割方法提示しているが、はさみ等でカットすることで余白部分がなくなり、トータルで見てバランスが悪いものとなっているという問題がある。

そこで、写真シールシートを分割し得る領域を設定し、使用者の好みに応じるため、領域毎に画像を配置する写真シール自動販売機が提案されている(例えば、下記の特許文献2参照。)。特許文献2に示されるような装置では、各使用者が写真プリントをハサミ等で切り分けやすい効果がある。

さらに、写真自動販売機設置者が設定を行なうためのモードにおいて、情報の入力を受付ける入力手段を備え、入力を受付けた情報を撮影した画像とともに印刷する写真自動販売機が提案されている(例えば、下記の特許文献3参照。)。特許文献3に示されるような装置では、上記余白部分に店舗情報等が印刷でき、宣伝広告の効果がある。
特開2000−241863号公報
特開2003−61015号公報
実用登録第3093660号公報

概要

オリジナリティデザイン性の高い印刷結果を提供でき、使用者が遊戯に一層満足できる写真プリント提供装置、写真プリント提供方法、写真プリント提供プログラムおよび印刷媒体を提供する。本発明の写真プリント提供装置は、使用者に対して第1落書き入力手段で撮影画像に対して第1落書き画像を入力させる編集処理(S9)を実行するとともに、使用者に対して第2落書き入力手段で印刷媒体35の撮影画像印刷領域221a,221b以外の所定の余白領域223a,223bに対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を実行するCPU101a等を備える。上記CPU101aは、上記編集処理(S9)によって得られた撮影画像と第1落書き画像との合成画像を印刷媒体35の撮影画像印刷領域221a,221bに印刷するとともに、当該印刷媒体35の余白領域223a,223bに第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力する。

目的

また、上記特許文献1に示されるような装置は、シールプリント遊戯と、ホームページを作成しシールにプリントして出力するホームページ作成遊戯とを使用者の選択により提供できる装置であり、予めシール片が1枚づつ剥離できるように製造されたシール紙に、使用者が選択したフレーム画像と使用者の撮影画像を合成して印刷提供するものである。そして、付加的なアイデアとして、上記ホームページ作成遊戯で遊戯した場合に、上記シールプリント遊戯よりも記録するシール片を少なくし、それにより形成された余白部分に、使用者が入力したメッセージ等を印刷させるもので、シート全体をデザイン、装飾するものではなく、単純なフォントテキスト文字として印刷している程度に過ぎない。また、上記余白部分は、1枚のシートに撮影画像を少なく印刷することにより生成された余白であるため、上記テキスト文字を入力するがために撮影画像が犠牲になり、写真プリント提供装置における本来の楽しみに欠けることになる。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
5件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

複数の撮影画像印刷媒体の所定の撮影画像印刷領域印刷して写真プリントとして出力する印刷手段を備えた写真プリント提供装置であって、使用者に対して上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させるための第1落書き入力手段と、使用者に対して上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させるための第2落書き入力手段と、使用者に対して上記第1落書き入力手段で上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させる撮影画像編集処理を実行するとともに、使用者に対して上記第2落書き入力手段で上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を実行する制御手段とを備え、上記印刷手段は、上記撮影画像編集処理によって得られた撮影画像と第1落書き画像との合成画像を印刷媒体の撮影画像印刷領域に印刷するとともに、当該印刷媒体の余白領域に第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力することを特徴とする写真プリント提供装置。

請求項2

上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して落書き画像を入力させるための余白編集領域および上記撮影画像を表示する表示手段を備え、上記制御手段は、上記撮影画像編集処理において、撮影画像を表示手段に表示して撮影画像に対する第1落書き画像の入力を使用者に実行させ、上記余白編集処理において、上記余白編集領域を表示手段に表示し余白領域に対する第2落書き画像の入力を使用者に実行させる請求項1記載の写真プリント提供装置。

請求項3

上記制御手段は、複数の印刷レイアウトの中からいずれかの印刷レイアウトを選択する印刷レイアウト選択処理を実行し、上記余白編集処理を上記印刷レイアウト選択処理において選択された印刷レイアウトに基いて上記印刷媒体の撮影画像印刷領域および余白領域を設定した後に実行し、上記余白編集処理において、使用者に対して設定された余白領域に対して第2落書き画像を入力させる請求項1または2記載の写真プリント提供装置。

請求項4

複数の撮影画像を印刷媒体の所定の撮影画像印刷領域に印刷して写真プリントとして出力する写真プリント提供方法であって、使用者に対して上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させるための第1落書き入力手段と、使用者に対して上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させるための第2落書き入力手段と、使用者に対して上記第1落書き入力手段で上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させる撮影画像編集処理を実行するとともに、使用者に対して上記第2落書き入力手段で上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を実行する制御手段とを準備し、上記撮影画像編集処理によって得られた撮影画像と第1落書き画像との合成画像を印刷媒体の撮影画像印刷領域に印刷するとともに、当該印刷媒体の余白領域に第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力することを特徴とする写真プリント提供方法。

請求項5

複数の撮影画像を印刷媒体の所定の撮影画像印刷領域に印刷して写真プリントとして出力する印刷手段と、使用者に対して上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させるための第1落書き入力手段と、使用者に対して上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させるための第2落書き入力手段とを備えた写真プリント提供装置に用いる写真プリント提供プログラムであって、使用者に対して上記第1落書き入力手段で上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させる撮影画像編集処理を実行するとともに、使用者に対して上記第2落書き入力手段で上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を実行するステップと、上記撮影画像編集処理によって得られた撮影画像と第1落書き画像との合成画像を印刷媒体の撮影画像印刷領域に印刷するとともに、当該印刷媒体の余白領域に第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力するステップとをコンピュータ装置に実行させることを特徴とする写真プリント提供プログラム。

請求項6

複数の撮影画像を印刷媒体の所定の撮影画像印刷領域に印刷して写真プリントとして出力する印刷手段を備えた写真プリント提供装置により生成される印刷媒体であって、使用者に対して上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させるための第1落書き入力手段と、使用者に対して上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させるための第2落書き入力手段と、使用者に対して上記第1落書き入力手段で上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させる撮影画像編集処理を実行するとともに、使用者に対して上記第2落書き入力手段で上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を実行する制御手段とを備え、上記印刷手段は、上記撮影画像編集処理によって得られた撮影画像と第1落書き画像との合成画像を印刷媒体の撮影画像印刷領域に印刷するとともに、当該印刷媒体の余白領域に第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力することを特徴とする写真プリント提供装置により生成される印刷媒体。

技術分野

0001

本発明は、例えばゲームセンター等に設置され、硬貨等の投入により撮影画像プリントして販売する写真プリント提供装置写真プリント提供方法、写真プリント提供プログラムおよび印刷媒体に関するものである。

背景技術

0002

近年ゲームセンター等の遊戯を提供する店舗において、写真撮影して写真プリント等にする写真プリント提供装置が数多く設置されている。このような写真プリント提供装置は、一般に使用者である被写体を撮影手段であるカメラで撮影し、その撮影画像をタブレットディスプレイ等に表示して付属タッチペン文字や図形等を入力する編集(いわゆるお絵描き)という機能がついているものが一般的になっている。そして、入力した画像は撮影画像と合成され、その合成画像プリンタで印刷媒体に印刷され使用者に提供される。このプリントされた印刷媒体の余白には、当該写真プリント提供装置の商品名や発売者側のメッセージメールアドレスやサイトのURL等が記されていることが多い。

0003

このようなものとして、使用者が入力したメッセージを挿入できるような映像プリント遊戯装置が提案されている(例えば、下記の特許文献1参照。)。

0004

また、一般的に、写真プリント提供装置では、複数人プレイされ、写真プリントが作成された後、その写真プリントをプレイした使用者の人数にあわせてカットし、それぞれの使用者が持ち帰ることが多い。その後、写真プリントは、使用者の友人等と交換されたりすることが多い。しかしながら、このような写真プリント提供装置では、写真レイアウト選択において、プレイする人数にあわせて、分割方法提示しているが、はさみ等でカットすることで余白部分がなくなり、トータルで見てバランスが悪いものとなっているという問題がある。

0005

そこで、写真シールシートを分割し得る領域を設定し、使用者の好みに応じるため、領域毎に画像を配置する写真シール自動販売機が提案されている(例えば、下記の特許文献2参照。)。特許文献2に示されるような装置では、各使用者が写真プリントをハサミ等で切り分けやすい効果がある。

0006

さらに、写真自動販売機設置者が設定を行なうためのモードにおいて、情報の入力を受付ける入力手段を備え、入力を受付けた情報を撮影した画像とともに印刷する写真自動販売機が提案されている(例えば、下記の特許文献3参照。)。特許文献3に示されるような装置では、上記余白部分に店舗情報等が印刷でき、宣伝広告の効果がある。
特開2000−241863号公報
特開2003−61015号公報
実用登録第3093660号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、上記特許文献1に示されるような装置は、上記印刷媒体の余白部分に、使用者が入力したメッセージやホームページアドレス、ID、パスワード等のコメントを記録するようにしているが、単純なメッセージを入力するだけのものにすぎず、遊戯性に乏しい。また、上記印刷媒体の余白部分は、白色等の単調なものである。すなわち、白地シートに黒字の単純なフォントテキスト文字として印刷される程度であるため、写真プリント全体としてオリジナリティデザイン性欠けるという問題がある。

0008

また、上記特許文献1に示されるような装置は、シールプリント遊戯と、ホームページを作成しシールにプリントして出力するホームページ作成遊戯とを使用者の選択により提供できる装置であり、予めシール片が1枚づつ剥離できるように製造されたシール紙に、使用者が選択したフレーム画像と使用者の撮影画像を合成して印刷提供するものである。そして、付加的なアイデアとして、上記ホームページ作成遊戯で遊戯した場合に、上記シールプリント遊戯よりも記録するシール片を少なくし、それにより形成された余白部分に、使用者が入力したメッセージ等を印刷させるもので、シート全体をデザイン、装飾するものではなく、単純なフォントをテキスト文字として印刷している程度に過ぎない。また、上記余白部分は、1枚のシートに撮影画像を少なく印刷することにより生成された余白であるため、上記テキスト文字を入力するがために撮影画像が犠牲になり、写真プリント提供装置における本来の楽しみに欠けることになる。

0009

また、上記特許文献1の解決しようとする課題は、装置の配置変えを容易にするなど、装置運営者側の利便性を追求しようとするものであり、使用者の遊戯の興趣を高めるものではない。

0010

また、上記特許文献2に示されるような装置では、各使用者が写真プリントをハサミ等で切り取って公平に分け合うことができるだけであり、作成された写真プリントが1つのデザインとして美しくオリジナリティのあるものではないため、使用者が遊戯に対する興味を失う可能性があるという問題がある。

0011

また、上記特許文献3に示されるような装置では、設置者が上記余白部分に店舗情報等を入力できるようになっているが、依然としてオリジナリティやデザイン性に欠けるという問題がある。

0012

本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、オリジナリティやデザイン性の高い印刷結果を提供でき、使用者が遊戯に一層満足できる写真プリント提供装置、写真プリント提供方法、写真プリント提供プログラムおよび印刷媒体の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0013

上記目的を達成するため、本発明の写真プリント提供装置は、複数の撮影画像を印刷媒体の所定の撮影画像印刷領域に印刷して写真プリントとして出力する印刷手段を備えた写真プリント提供装置であって、使用者に対して上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させるための第1落書き入力手段と、使用者に対して上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させるための第2落書き入力手段と、使用者に対して上記第1落書き入力手段で上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させる撮影画像編集処理を実行するとともに、使用者に対して上記第2落書き入力手段で上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を実行する制御手段とを備え、上記印刷手段は、上記撮影画像編集処理によって得られた撮影画像と第1落書き画像との合成画像を印刷媒体の撮影画像印刷領域に印刷するとともに、当該印刷媒体の余白領域に第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力することを要旨とする。

0014

また、上記目的を達成するため、本発明の写真プリント提供方法は、複数の撮影画像を印刷媒体の所定の撮影画像印刷領域に印刷して写真プリントとして出力する写真プリント提供方法であって、使用者に対して上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させるための第1落書き入力手段と、使用者に対して上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させるための第2落書き入力手段と、使用者に対して上記第1落書き入力手段で上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させる撮影画像編集処理を実行するとともに、使用者に対して上記第2落書き入力手段で上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を実行する制御手段とを準備し、上記撮影画像編集処理によって得られた撮影画像と第1落書き画像との合成画像を印刷媒体の撮影画像印刷領域に印刷するとともに、当該印刷媒体の余白領域に第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力することを要旨とする。

0015

また、上記目的を達成するため、本発明の写真プリント提供プログラムは、複数の撮影画像を印刷媒体の所定の撮影画像印刷領域に印刷して写真プリントとして出力する印刷手段と、使用者に対して上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させるための第1落書き入力手段と、使用者に対して上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させるための第2落書き入力手段とを備えた写真プリント提供装置に用いる写真プリント提供プログラムであって、使用者に対して上記第1落書き入力手段で上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させる撮影画像編集処理を実行するとともに、使用者に対して上記第2落書き入力手段で上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を実行するステップと、上記撮影画像編集処理によって得られた撮影画像と第1落書き画像との合成画像を印刷媒体の撮影画像印刷領域に印刷するとともに、当該印刷媒体の余白領域に第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力するステップとをコンピュータ装置に実行させることを要旨とする。

0016

また、上記目的を達成するため、本発明の印刷媒体は、複数の撮影画像を印刷媒体の所定の撮影画像印刷領域に印刷して写真プリントとして出力する印刷手段を備えた写真プリント提供装置により生成される印刷媒体であって、使用者に対して上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させるための第1落書き入力手段と、使用者に対して上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させるための第2落書き入力手段と、使用者に対して上記第1落書き入力手段で上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させる撮影画像編集処理を実行するとともに、使用者に対して上記第2落書き入力手段で上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を実行する制御手段とを備え、上記印刷手段は、上記撮影画像編集処理によって得られた撮影画像と第1落書き画像との合成画像を印刷媒体の撮影画像印刷領域に印刷するとともに、当該印刷媒体の余白領域に第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力することを特徴とする写真プリント提供装置により生成されることを要旨とする。

発明の効果

0017

すなわち、本発明によれば、使用者に対して上記第1落書き入力手段で上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させる撮影画像編集処理を実行するとともに、使用者に対して上記第2落書き入力手段で上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を実行する。そして、上記撮影画像編集処理によって得られた撮影画像と第1落書き画像との合成画像を印刷媒体の撮影画像印刷領域に印刷するとともに、当該印刷媒体の余白領域に第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力する。

0018

したがって、使用者は、上記余白編集処理において、上記第2落書き入力手段で上記余白領域に対して第2落書き画像を入力することで、印刷媒体の撮影画像印刷領域に上記合成画像が印刷され、その印刷媒体の余白領域の第2落書き画像が印刷された写真プリントを得ることができる。これにより、使用者は、オリジナリティにあふれる写真プリントを得ることができる。また、例えば、上記第2落書き画像が複数の文字等の画像である場合、使用者は、これらの文字の中から好みのメッセージを上記余白領域に入力することができる。さらに、上記第2落書き画像が複数のフレーム画像やスタンプ画像等の画像である場合、使用者は、これらの画像の中から好みの画像を上記余白領域に入力することができる。これにより、使用者は、写真プリント全体として見て1つのデザインとして美しく、一層オリジナリティにあふれる写真プリントを得ることができる。また、入力する第2落書き画像として、例えば使用者が自分の名前を入力することで誰の写真プリントかを判別できる機能や、メッセージを入力することで他の使用者にメッセージを伝えることができる伝達機能等の機能として写真プリントを機能させることができ、使用者の遊戯に対する満足度が向上する。

0019

本発明において、上記印刷媒体の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して落書き画像を入力させるための余白編集領域および上記撮影画像を表示する表示手段を備え、上記制御手段は、上記撮影画像編集処理において、撮影画像を表示手段に表示して撮影画像に対する第1落書き画像の入力を使用者に実行させ、上記余白編集処理において、上記余白編集領域を表示手段に表示し余白領域に対する第2落書き画像の入力を使用者に実行させる場合には、使用者は、上記余白編集処理において、上記余白領域に対して落書き画像を入力させるための余白編集領域が表示され、上記第2落書き入力手段で上記余白編集領域に上記余白領域に対する第2落書き画像を容易に入力することができるため、オリジナリティにあふれる写真プリントを容易に作成することができる。

0020

本発明において、上記制御手段は、複数の印刷レイアウトの中からいずれかの印刷レイアウトを選択する印刷レイアウト選択処理を実行し、上記余白編集処理を上記印刷レイアウト選択処理において選択された印刷レイアウトに基いて上記印刷媒体の撮影画像印刷領域および余白領域を設定した後に実行し、上記余白編集処理において、使用者に対して設定された余白領域に対して第2落書き画像を入力させる場合には、上記印刷レイアウトが上記印刷レイアウト選択処理で選択されているため、印刷媒体全体のバランスを考慮して印刷媒体をデザインすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0021

つぎに、本発明を実施するための最良の形態を説明する。

0022

図lは、本実施例における写真プリント提供装置の外観の具体例を示す図である。

0023

この写真プリント提供装置(以下、「本装置」という)は、大きく分けて撮影操作を行なう側の面(撮影プレイ提供部)と、撮影後の画像にタッチペンによる画像やテキスト等の入力である編集操作(いわゆるお絵描き)を行なう側の面(編集プレイ提供部)とを対にして備えている。

0024

また、本装置は、コンピュータ装置101、プリンタ12、および制御部102(図4)等の各種機器類を収める筐体1と、筐体1とともに、撮影空間3や編集空間4を形成するパネルフレーム材とを含む。本装置において、被写体であるユーザ(使用者)6は、上記撮影空間3内に入り、筐体1に相対する向きで撮影を行なう。なお、以降の説明において、便宜上、筐体1の撮影操作側の面を正面とし、編集操作側の面を背面とする。

0025

つぎに、図2を参照して、本装置の筐体1の正面について説明する。

0026

図2に示すように、本装置の筐体1の正面には、カメラ21と、カメラ21により撮像される映像リアルタイムで表示し、ユーザ6に撮像される映像を視角確認させるためのライブモニタ22と、BGM操作方法等を音声で出力(アナウンス)するスピーカ23L,23Rと、後述のタブレットディスプレイ24と、後述の入力手段としての2つのタッチペン7L,7Rと、対価である硬貨を投入するためのコイン投入口26と、前面のメンテナンス等を行なうためのフロントドア28とが備えられる。

0027

上記タブレットディスプレイ24は、ディスプレイタッチパネルが積層され、複数の撮影画像の中からユーザ6に対して落書き入力させるためのキープ画像編集用の画像)を選択させる後述のキープ画像選択領域を含むキープ画像選択画面、人数選択画面、デモ画面等の各種画面や、実行されるプレイ方法コース)の選択などの選択肢を表示するとともに、遊戯に必要な画像を適宜表示し、ユーザ6がタッチペン7L,7R等で触れることにより、ユーザ6からの操作を受け付ける表示手段として機能する。

0028

上記タッチペン7L,7Rは、ペン形状入力装置であって、タブレットディスプレイ24にタッチすることで、使用する項目(ボタン)の選択、操作の選択等の選択入力や情報の入力を行なうことができる。このタッチペン7L,7Rは、本装置に複数備えられて同時に複数のユーザ6からの入力操作を可能にしている。なお、ユーザ6からの複数の操作を受け付ける操作部(操作ボタン等)を設けてもよい。また、上記タッチパネルが、いわゆるタッチディスプレイのように指での入力操作を受け付ける場合は、タッチペンを設けなくてもよい。

0029

上記タッチペン7L,7Rには、後述のCPU101aがタブレットディスプレイ24に対していずれのタッチペンから入力されたかを識別するために、それぞれ識別情報が付加されている。本実施例では、タッチペン7Lには、識別情報としてID=1、タッチペン7Rには識別情報としてID=2が割り当てられている。これにより、上記タッチペン7L,7Rは、それぞれ必要に応じてタブレットディスプレイ24に表示される各選択領域(例えば、後述のキープ画像選択領域等)や各表示領域に独立して対応する。

0030

上記カメラ21は、デジタルカメラが用いられている。カメラ21は、コンピュータ装置101からシャッタースピード絞り値、露出補正ホワイトバランス等の設定項目撮影タイミング等が指示され、その指示に基いて被写体を撮影する撮影手段として機能する。

0031

また、筐体1のカメラ21の周囲には、蛍光灯等の照明装置30やフラッシュ115等を内蔵し、被写体の照明を行なうための照明ボックス18が備えられている。

0032

さらに、筐体1には、撮影側筐体1内部の熱を逃がすためのファン、外部装置への画像の配信、リモートメンテナンス等の外部装置と通信を行なうための通信ケーブル差込むためのLAN(Local Area Network)ケーブル差込口等が備えられていることが好ましい。

0033

また、撮影空間3内には、様々な色や柄の背景カーテン(図示していない)が配備され、撮影時の背景として用いられる。背景カーテンは、巻き上げ式、引き出し式等、ユーザ6の手動操作によりセットされてもよいし、ユーザ6の操作により自動でセットされてもよい。

0034

さらに、図1に示すように、本装置の側面は、ユーザ6が撮影空間3内に出入りできるように開けられているが、ユーザ6のプライバシーに配慮するため、または外部光遮断するため等の目的で、サイドカーテン(図示していない)が備えられている。

0035

つぎに、図3を参照して、本装置の筐体1の背面について説明する。

0036

図3に示すように、本装置の筐体1の背面には、後述のタブレットディスプレイ13と、後述の入力手段としての2つのタッチペン14L,14Rと、ユーザに対し音楽や操作方法の説明等を音声で出力するスピーカ15とが備えられ、編集空間4が形成されている。ユーザ6は、この編集空間4において、撮影した画像にスタンプ画像やテキスト等の落書き画像(第1落書き画像や第2落書き画像を含む)をペン入力する編集操作を行なう。

0037

上記タブレットディスプレイ13は、ディスプレイにタッチパネルが積層され、後述の余白編集領域,撮影画像,編集画面,印刷対象画像選択画面,印刷レイアウト選択画面等の遊戯に必要な各種画面や、実行されるプレイ方法(コース)の選択等の選択肢を表示するとともに、上下左右に選択肢の選択を移動させるカーソルボタン、当該選択を決定する「決定」ボタン、当該決定をキャンセルするキャンセルボタンとを含んで構成される操作ボタンや選択ボタンや、プレイ待機中のデモ画像プレイ進行に応じた案内画像選択画像等のユーザ6に必要な画像をコンピュータ装置101のプログラムが指示した内容で適宜画面表示し、該操作ボタンや選択ボタンの画像領域に、ユーザ6がタッチペン14L,14R等で触れることにより、ユーザ6からの操作を受け付ける表示手段として機能する。

0038

なお、本実施例では、上記タブレットディスプレイ13を1つだけ設けているが、複数設けてもよい。

0039

上記タッチペン14L,14Rは、ペン形状の入力装置であって、タブレットディスプレイ13にタッチすることで、背景、スタンプフレーム、文字等の落書き画像の入力、または使用する項目(ボタン)の選択、操作の選択等の選択入力や情報の入力を行なうことができる。このタッチペン14L,14Rは、本装置に複数備えられて同時に複数のユーザ6からの入力操作を可能にしている。

0040

上記タッチペン14L,14Rには、後述のCPU101aがタブレットディスプレイ13に対していずれのタッチペンから入力されたかを識別するために、それぞれ識別情報が付加されている。本実施例では、タッチペン14Lには、識別情報としてID=1、タッチペン14Rには識別情報としてID=2が割り当てられている。これにより、上記タッチペン14L,14Rは、それぞれ必要に応じてタブレットディスプレイ13に表示される各選択領域(例えば、後述の印刷対象画像選択領域等)や各表示領域に独立して対応する。

0041

また、上記筐体1の側面には、箱型の形状を奏したプリント取出口9が備えられる。写真プリントは、プリンタ12(図4)でプリントされ、上記プリント取出口9に排出される。プリント取出口9の近傍には、印刷中LED(Light Emitting Diode)10と印刷エラーLED11が備えられ、それらが点灯あるいは点滅することによって、ユーザ6は、印刷中であるという状態、あるいは印刷中に用紙切れインク切れ、用紙詰り、メカニカルエラー等のエラーが発生しているという状態を知ることができる。

0042

上記プリンタ12(図4)は、画像を紙、シール、金属やプラスチック等の印刷媒体35(図4)に印刷するための印刷手段であって、昇華型プリンタサーモオートクローム方式(光定着直接感熱記録方式)等のプリンタが用いられる。なお、本装置では、プリンタ12は、シールに印刷するものとして説明を行なうが、印刷媒体35は、シールに限定されず、他の印刷媒体であっても同様の処理が実行される。

0043

つぎに、図4を参照して、本実施例における本装置の機能について説明する。

0044

図4に示すように、本装置は、本装置を動作させるためのコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ)101と、制御部102とを備える。制御部102は、基板等を含んで構成され動作中のコンピュータ装置101からの指示を受け付けて、接続されている各種装置を制御する。

0045

上記コンピュータ装置101は、各種機器の制御を行なう演算装置であるCPU(Central Processing Unit)101aと、プログラムの一時的な作業領域ともなるメモリ101bと、上記カメラ21、上記プリンタ12、上記タブレットディスプレイ13等の周辺機器を制御するためのソフトウェアであるドライバ101cと、装置を動作させるためのプログラム、そのプログラムで必要なグラフィックデータ、音声データ、撮影された画像(撮影画像)、およびその他の各種画像等を記憶する記憶装置101dと、LANケーブル等の通信ケーブルを介して外部機器と接続された場合に通信を行なう通信部101eとを含んで構成されている。コンピュータ装置101は、電源プラグより電源が供給されている状態で電源スイッチ29が押されると、本装置に電源が投入されて上記プログラムが起動されて動作する。

0046

上記CPU101aは、後述のキープ画像選択処理(S7),編集処理(S9),余白編集処理(図6)等の各種処理を制御する制御手段としての機能を有する。また、CPU101aは、上記キープ画像選択処理(S7)において、後述のキープ画像選択領域をタブレットディスプレイ24に複数表示させ(S26)、上記複数のキープ画像選択領域でそれぞれ異なる選択操作許容する(S28)。また、CPU101aは、ユーザ6に対して第1落書き入力手段(タブレットディスプレイ13、タッチペン14L,14R等)で上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させる撮影画像編集処理としての編集処理(S9)を実行するとともに、ユーザ6に対して第2落書き入力手段(タブレットディスプレイ13、タッチペン14L,14R等)で印刷媒体35の撮影画像印刷領域221a,221b以外の所定の余白領域223a,223bに対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を実行する。

0047

また、本装置は、電源を必要とするカメラ21、制御部102、および照明装置30等の各種装置の電源系統を制御する電源制御部103を備え、電源制御部103により外部からそれらの装置に対する電源の電圧を安定させるよう制御する。

0048

上記電源の投入および切断は、電源スイッチ29を押すことで行なわれる。しかし、電源切断によりコンピュータ装置101で動作しているプログラムを強制的に終了させることは、動作を不安定にさせる原因となる場合がある。そのため、電源が落とされても、しばらくUPS(Uninterrupted Power Supply)104が電源をバックアップし、コンピュータ装置101に停電信号を送信する。その間に、コンピュータ装置101はプログラムの終了の手続を行ない、プログラムを正常に終了させる。

0049

上記制御部102は、サービスパネル105から制御信号を受け付ける。サービスパネル105は、投入されたコイン枚数カウントするコインカウンタ、印刷されたプリントの枚数をカウントするプリントカウンタ、スピーカ15やスピーカ23L,23Rから出力する音声のボリュームを調整する音量調整つまみ、テストモードを行なうためのテストボタン、コインを投入しなくても装置が利用できるようにするためのサービスボタン等を備えるパネルであって、本装置の設置者が各種設定やメンテナンスの操作を行なう際に用いる。

0050

また、上記制御部102は、サービスパネル105、コイン制御部107からの信号を受付けコンピュータ装置101に通知したり、逆に、コンピュータ装置101からの制御信号(指示等)によりサービスパネル105、フラッシュ制御部113、フラッシュ115、コイン制御部107、印刷中LED10、印刷エラーLED11を制御したりする。

0051

上記コイン制御部107は、コイン投入口26に投入されたコインの正当性を検出し、制御部102にコインが投入されたことを示すコイン検出信号を送信する。また、コイン制御部107は、ユーザ6に対してコイン投入を禁止するときは、上記制御部102からの信号により、コインが投入されないようにコイン投入口26をブロックすることができる。

0052

上記サービスパネル105は、テストボタン、サービスボタンが押下されたことを示す信号を制御部102に送信する。逆に、制御部102からの信号により、コインカウンタ、プリントカウンタを動作させる(例えばカウンタを1インクリメントする)。また、コンピュータ装置101から出力される音声情報は、制御部102を介してサービスパネル105上の音量調整つまみで調整された音量でスピーカ15,23L,23Rから音声として出力される。

0053

さらに、上記プリンタ12の状態がコンピュータ装置101に通知されると、コンピュータ装置101は、制御部102にその状態に応じた信号を送出する。制御部102は、その信号に基いて印刷中LED10や印刷エラーLED11を点灯または点滅させる。

0054

なお、本装置の形態は、図1図4に示される具体例に限定されるものではない。すなわち、図1図4に示していない機能や装置が備えられていてもよいし、図1図4に示している機能や装置が必ずしも全て備えられていなくても構わない。例えば、プリンタ12は、本装置に含まれていなくてもよい。この場合、本装置は、LAN等の通信回線無線通信等を介して印刷制御信号を外部に設けられたプリンタ12に出力してもよい。

0055

つぎに、図5および図6フローチャートを参照して、本装置の動作処理の一例について説明する。

0056

図5および図6に示す処理は、コンピュータ装置101のCPU101aが記憶装置101dに記憶されるプログラムをメモリ101bに読出して実行することによって実現される。ここで、図5図6において、「S」はステップを意味する。

0057

上記電源スイッチ29が操作され、電源が投入されると、各種装置に電源が供給される。そして、コンピュータ装置101のCPU101aは、記憶装置101dに記憶されたプログラムを起動する。ついで、CPU101aは、各種装置が正常に接続されているかチェックし、初期化が必要な装置に対しては初期化を行なう。その後、本装置の利用を促すタイトルデモ(デモ画面)をタブレットディスプレイ24に表示し、それに応じてスピーカ23L,23Rから音声を出力するタイトルデモ処理を行なう(S1)。

0058

ついで、CPU101aは、デモ画面が表示されている状態で、撮影側サービスパネル105において、テストボタンが押されたか否かを判別する(S2)。ここで、テストボタンが押されたと判別すると(S2で“YES”)、S3に進み、テストボタンが押されていないと判別すると(S2で“NO”)、S4に進む。

0059

上記テストボタンが押されると(S2で“YES”)、本装置のメンテナンスを行なうためのテストモードを起動する(S3)。このテストモードは、本装置の設置者等が本装置を操作するためのモードである。このモードにおいては、当該本装置の利用状況(例えば、コイン投入数等)の確認、カメラ21やプリンタ12等の周辺機器の調整ができ、種々の設定を受け付ける。このテストモードを終了すると、S1に戻る。

0060

ここで、本装置の設置者とは、本装置を設置し営業を行なっている店舗等の経営者、管理者、および従業員等を含み、営業中に、ユーザ6に対応できるものである。

0061

本装置は、このタイトルデモによる案内している間に対価の投入を受け付けるようになっている。CPU101aは、デモ画面が表示されている間にコイン制御部107からコイン検出信号を受信し、所定の対価(例えば、400円)を受け付けたか否かを判別する(S4)。ここで、対価を受け付けたと判別すると(S4で“YES”)、S5に進み、対価を受け付けていないと判別すると(S4で“NO”)、S1に戻る。すなわち、デモ画面を表示しながら対価受け付けを監視している。

0062

所定の対価を受け付けると(S4で“YES”)、CPU101aは、撮影モードの選択肢をタブレットディスプレイ24に提示し、撮影モードの選択をユーザ6から受け付ける撮影モード選択処理を行なう(S5)。

0063

上記撮影モード選択処理(S5)が終了すると、CPU101aは、選択された撮影モードでユーザ6を撮影する撮影処理を行なう(S6)。この撮影処理では、CPU101aは、ライブモニタ22にカメラ21が取得する撮像映像をリアルタイムに表示させる。ユーザ6は、撮像映像がライブモニタ22にリアルタイムに表示されることで、ライブモニタ22に表示される画像を見ながら、好みの表情ポーズをとることができる。

0064

なお、ここで、CPU101aは、カメラ21が取得した画像をそのままライブモニタ22に表示させてもよいし、左右に反転処理して表示させてもよい。カメラ21が取得した画像を左右に反転処理してライブモニタ22に表示させた場合、ユーザ6の姿を鏡に写す方向と同じ方向でライブモニタ22に表示することができる。そのため、ユーザ6は、ライブモニタ22を見ながら好みの表情やポーズをとることが容易になる。

0065

また、上記撮影処理(S6)では、ユーザ6は、撮影モードにしたがって撮影するだけではなく、タブレットディスプレイ24に表示される操作画面およびスピーカ23L,23Rから流れる音声にしたがって、背景カーテンの選択をしたり、カメラ21を好みの位置に移動させたり、カメラ21を回転、または向きを調整したりすることができる。これらのユーザ6からの指示は、タブレットディスプレイ24で受け付ける。さらに、カメラ21の近傍等にカメラ21の向きやズーム等の調整をユーザ6に行なわせるためのボタン等が備えられる場合には、CPU101aは、そのボタン等の操作に応じてカメラ21の向きやズーム等の調整指示を受け付ける。そして、受け付けた撮影モードや背景カーテン等で撮影が行なわれる。

0066

撮影は、コンピュータ装置101がカメラ21に撮影信号を送信し、カメラ21がその撮影信号に応じてシャッタを切ることで、カメラ21からコンピュータ装置101の記憶装置101dに静止画像が取込まれることにより行なわれる。カメラ21の撮影タイミングは、コンピュータ装置101が動作プログラムにしたがって所定のタイミングで自動的に撮影信号をカメラ21に送信し、時間経過とともに「3、2、1」等のカウントダウンをタブレットディスプレイ24あるいはスピーカ23L,23Rに出力してユーザ6に報知されるようにしてもよい。また、カメラ21の近傍に設けられた撮影ボタン(図示していない)を押下することでシャッタが切られるようにしてもよい。上記撮影処理(S6)では、上記のような撮影を所定回数繰返し行なう。

0067

上記撮影処理(S6)が終了すると、上記複数の撮影画像の中からキープ画像を選択するためのキープ画像選択処理(S7)を行なう。

0068

上記キープ画像選択処理では、CPU101aは、まず、図7に示す人数選択画面をタブレットディスプレイ24に表示する。人数選択画面では、ユーザ6に対してユーザ6の人数を入力させるようになっている。本実施例では、人数選択画面に「何人でシールをわけるの?」と表示され、ユーザ6に対して、写真を分割する人数や編集入力を行なう人数を選択入力させるようになっている。

0069

ここで、入力された使用者の人数(具体的には、使用者の人数を示す情報)に応じて、後述のキープ画像画面(図8)のキープ画像選択領域の数、後述の余白編集領域(図15)の数、後述の印刷対象画像選択画面(図16)の印刷対象画像選択領域の数が設定される。すなわち、CPU101aは、ユーザ6に対して使用者の人数を入力させ、入力された使用者の人数(使用者に関する情報)に応じて上記キープ画像選択領域の数、余白編集領域の数、印刷対象画像選択領域等の各領域や各ボタンの数を変更する。

0070

詳細には、図8に示すように、キープ画像選択画面は、撮影画像群サムネイル表示された6枚の撮影画像「A」,「B」,「C」,「D」,「E」,「F」)が表示される撮影画像群表示領域85と、これらの撮影画像群の中からユーザ6に対して落書き入力させるためのキープ画像を選択させるキープ画像選択領域81a,81bと、ユーザ6に対して選択した内容で決定させる「決定」ボタン82a,82bとを含んで構成されている。

0071

上記のように、キープ画像選択領域は、上記入力された使用者の人数と同じ数(本実施例では、2つ)だけ表示されている。このため、ユーザ6は、撮影側のタッチペン7Lで上記サムネイル表示された複数の撮影画像のうち好みの撮影画像をタッチすることにより、そのタッチした撮影画像がキープ画像選択領域81aに表示され、キープ画像として選択される。一方、撮影側のタッチペン7Rで上記サムネイル表示された複数の撮影画像のうち好みの撮影画像をタッチすることにより、そのタッチした撮影画像がキープ画像選択領域81bに表示され、キープ画像として選択される。

0072

すなわち、CPU101aは、キープ画像選択領域81aにおいて、タッチペン7Lの選択操作を受け付け、キープ画像選択領域81bにおいて、タッチペン7Rの選択操作を受け付ける。このように、上記キープ画像選択領域81a,81bは、複数の撮影画像の中からユーザ6に対して落書き入力させるためのキープ画像を選択させる領域として機能する。

0073

ここでは、本装置に用意されたタッチペン本数分と同数組合せで、各ユーザ6がキープ画像の選択をそれぞれ行ない、異なる選択ができるようになっている。すなわち、それぞれのユーザ6は、編集したい所望の画像を選択できるようになっている。なお、タッチペンの数は、任意の数だけ設けることができる。これにより、1プレイ時のユーザ6の人数にかかわらず、各ユーザ6がそれぞれのタッチペンで独自の選択操作を行なうことができる。

0074

図8に示すキープ画像選択画面のキープ画像選択領域81aにおいては、撮影画像「A」,「B」,「C」,「D」,「E」,「F」の6枚がキープ画像として選択されている。一方、キープ画像選択領域81bにおいては、撮影画像である「A」,「B」,「C」,「D」,「E」,「F」のうち「A」,「B」,「E」の3枚がキープ画像として選択されている。このように、上記キープ画像選択画面(図8)では、人数選択画面(図7)で入力した人数(ここでは2人)と、同数の組合せ(ここでは2通り)でそれぞれキープ画像を選択することができる。

0075

また、図9に示すように、2人のユーザ6でキープ画像の選択を行なう場合において、いずれかのユーザ6が1つもキープ画像を選択しないとき、その選択しない操作が許容される。これは、ユーザ6によりキープ画像選択領域81bで1つもキープ画像を選択しないまま、「決定」ボタン82bがタッチされることにより実現される。

0076

すなわち、本実施例の選択操作は、選択する操作と、選択しない操作とを含む趣旨である。

0077

このように、CPU101aがそれぞれのユーザ6による異なる選択操作を許容することで、キープ画像を、それぞれ所望の数だけ選択することも可能であり、撮影した枚数だけ選択することもできるし、気に入ったものだけ選択することもできる。また、編集に慣れているユーザ6は多めに選択できるし、編集に慣れていないユーザ6は少なめに選択することができる。さらに、落書き入力をしたくないユーザ6は、キープ画像を選択しないことにより、落書き入力をせず、写真プリントを得ることができる。

0078

また、複数のユーザ6でキープ画像の選択を行なっている場合には、各ユーザ6のキープ画像の選択操作がそれぞれ許容される。すなわち、各ユーザ6は、それぞれ上記複数の撮影画像の中から自分の好みのキープ画像を選択する操作を行なうことができるとともに、キープ画像を選択しない操作を行なうことができる。また、各ユーザ6は、キープ画像を選択する操作を行なうことで、その選択したキープ画像に対して落書き入力を実行し、キープ画像と落書き入力画像との合成画像を得ることができる。特に、落書き入力に慣れているユーザ6は、キープ画像を多めに選択し、編集に慣れていないユーザ6は、キープ画像を少なめに選択することができるため、ユーザ6に対して熟練度に応じた遊戯を提供することができる。また、ユーザ6は、キープ画像を選択しない操作を行なうことで、キープ画像に対して落書き入力を実行しないで写真プリントを得ることができる。このように、各ユーザ6の好みの選択操作に応じることができるため、ユーザ6の遊戯に対する満足度が向上する。

0079

また、ユーザ6によって入力された上記使用者の人数が、例えば「2人」であると、上記キープ画像選択領域を上記タブレットディスプレイ24に2つ表示させ、「3人」であると、上記キープ画像選択領域を上記タブレットディスプレイ24に3つ表示させることができる。したがって、ユーザ6は、キープ画像を選択したいユーザ6の数に応じて上記使用者の人数を入力することで、それぞれ自分の好みのキープ画像を選択することができ、そのキープ画像や合成画像を写真プリントとして得ることができる。

0080

なお、ユーザ6によって入力された上記使用者の人数が、例えば「1人」であると、CPU101aは、上記キープ画像選択処理(S7)において、上記キープ画像選択領域を上記タブレットディスプレイ24に1つ表示させ、そのキープ画像選択領域で選択操作を許容するようにしてもよい。また、使用者の人数が複数の場合でも、キープ画像選択領域が1つで、その中に、キープ画像を一覧で表示し、それぞれのタッチペン14L,14Rで、キープ画像を選択するようにしてもよい。

0081

上記選択されたキープ画像は、後述の編集画面の画像選択領域にサムネイル表示される。また、後で詳しく説明するが、編集画面においてキープ画像を選択し直すこともできる。また、1人のユーザ6が複数のキープ画像選択領域81a,81bでキープ画像を選択してもよい。

0082

再び、図5を参照して、上記キープ画像選択処理(S7)が終了すると、ユーザ6に対して、編集空間4へ移動するように促す案内をタブレットディスプレイ24に表示する。これにより、ユーザ6は、案内にしたがって、編集空間4へ移動する。そして、以降のユーザ6の操作は、編集空間4で行なわれ、CPU101aは、ユーザ6に対してキープ画像の画質を選択させる画質選択処理を行なう(S8)。画質選択処理では、キープ画像をタブレットディスプレイ13に表示する。そして、キープ画像自体の明るさ調整(ハイキー調整)、回転等の画像処理を行なう画面が表示され、ユーザ6の好みにより撮影した画像を調整または加工することができる。

0083

上記画質選択処理(S8)が終了すると、CPU101aは、キープ画像選択処理(S7)で選択された撮影画像である所定のキープ画像に対しての落書き入力をユーザ6に実行させる編集処理を行なう(S9)。この編集処理では、タブレットディスプレイ13に編集画面(図10)を表示し、ユーザ6がキープ画像に対して第1落書き画像(落書き入力画像)を入力する編集入力(落書き画像入力)を受け付けるようになっている。すなわち、編集処理では、ユーザ6に対して上記撮影画像に対して第1落書き画像を入力させるようになっている。

0084

上記所定のキープ画像は、ユーザ6により複数の撮影画像の中からキープ画像として選択された撮影画像と、CPU101aにより複数の撮影画像の中からキープ画像として自動的に選択された撮影画像とを含む趣旨である。

0085

図10に示す編集画面は、ユーザ6がキープ画像に対する落書き入力する落書き入力領域70a,70bと、ユーザ6が上記落書き入力領域70a,70bに落書き入力するための落書き機能を選択する落書き機能選択領域71a,71bと、キープ画像を追加するための「写真追加」ボタン80a,80bと、ユーザ6が後述の余白編集を実行するための「余白編集」ボタン84a,84bと、キープ画像選択処理(S7)で選択されたキープ画像をサムネイル表示し、その中から落書き画像を入力するためのキープ画像を選択するキープ画像表示領域86a,86bとを含んで構成されている。

0086

上記落書き機能選択領域71a,71bには、一部のボタンを図示していないが、編集対象とする画像とを切り替えるための「切替」ボタンや、画像を切り替えて編集を行なうための編集ツールである「フレーム」ボタン,「スタンプ」ボタン,「ペン」ボタンや、入力した画像を消すための「けしごむ」ボタンや、入力操作を1つ前の状態に戻すための「ひとつもどる」ボタンや、画像入力を最初からやり直すための「はじめから」ボタン等の落書き機能(ツールボタン)が表示される。

0087

上記編集画面のキープ画像表示領域86a,86bには、それぞれユーザ6が選択したキープ画像や自動的に選択されたキープ画像がサムネイル表示され、ユーザ6は、それらの中から落書き入力するキープ画像を選択する。そして、上記のいずれかのツールボタンを編集側のタッチペン14L,14Rでタッチして使用するツールを選択する。編集画面の左半分はタッチペン14Lで操作し、右半分はタッチペン14Rで操作する。

0088

ユーザ6によりキープ画像が選択されなかったキープ画像表示領域には、キープ画像は、表示されない。具体的には、CPU101aは、メモリ101bに格納された選択拒否情報に基いて選択されなかったキープ画像表示領域においてキープ画像を表示しない制御を行なう。

0089

また、上述の場合は、キープ画像の選択操作を2人で同時に許容しているため、編集画面上には、それぞれの選択されたキープ画像群に対応して2人で同時に編集操作ができるように、いわゆる2画面の構成をとっている。しかし、いずれかの使用者が1枚もキープ画像を選択しなかった場合は、編集画面の左半分に落書き入力領域を1つ大きく表示し、編集画面の右半分には落書き機能選択領域を1つ大きく表示する、いわゆる1画面での編集画面で操作するようにしてもよい。こうすることで、編集で用いるツール等が多く一覧表示でき、またユーザ6が撮影画像の細部への落書き入力がし易くなる。

0090

さらに、落書き入力画像の色や柄等を選択した後、落書き入力領域70a,70bに表示されたキープ画像上で編集入力を行なう。編集中には、撮影された画像と編集入力された画像とをそれぞれ別の画層レイヤ)に展開し、タブレットディスプレイ13上にそれら画層を重ねて表示する。それぞれの画層のどちらを上に表示するかは、用途により設定されている。例えば、編集入力された画像を撮影された画像の前景画像とする場合には、編集入力された画像が上の画層となる。なお、編集入力された画像(落書き入力画像)は、スタンプ画像の層やフレーム画像の層等の画層で構成されていてもよい。また、各画層を複数の層で構成し、落書き入力画像を当該複数の層で構成してもよい。

0091

また、ここでキープ画像を追加したい場合は、「写真追加」ボタン80a,80bをタッチペン14L,14Rでタッチすることにより、上記撮影画像をキープ画像として追加することができる。

0092

図11に示すように、キープ画像表示領域86bのキープ画像「A」,「B」,「E」の下方には、キープ画像として選択されなかった撮影画像「C」,「D」,「F」が表示されている。上記キープ画像「A」,「B」,「E」と上記撮影画像「C」,「D」,「F」とは色の明暗色彩の違い等の表示態様により区別され表示されている。

0093

例えば、図12に示すように、ユーザ6によりキープ画像表示領域86bの撮影画像「C」,「D」,「F」の中から撮影画像「F」がタッチ(選択)されると(図11)、CPU101aは、撮影画像「F」をキープ画像として追加する。これにより、ユーザ6は、その追加された撮影画像「F」に対して落書き入力を実行することができる。

0094

なお、ユーザ6が所定のキープ画像(選択されたキープ画像)を除外するための「削除」ボタン(図示していない)を設けて、ユーザ6による「削除」ボタンの操作に応じて所定のキープ画像を除外するようにしてもよい。これにより、ユーザ6は、例えば編集時間制限により編集しきれないキープ画像を削除することができ、中途半端な落書き入力のままで編集が終了してしまうことを防止することができる。

0095

すなわち、上記CPU101aは、上記編集処理(S9)において、ユーザ6の操作に応じて上記キープ画像を変更(追加や除外等)するため、ユーザ6は、編集中に上記キープ画像を変更したいと思ったとき、操作に応じて上記キープ画像を変更し、その変更したキープ画像に対して落書き入力を実行することができる。したがって、各ユーザ6は、一層自分の好みに合ったキープ画像や合成画像を得ることができる。

0096

また、図13に示すように、上記落書き入力領域70a,70bには、それぞれキープ画像「A」が編集可能に表示されている。落書き入力領域70a,70bには、それぞれキープ画像「A」が表示され、落書き入力領域70aのキープ画像「A」に対しては「ハート」画像が入力され、落書き入力領域70bのキープ画像「A」に対しては「三日月」画像が入力されている。

0097

上記CPU101aは、上記編集処理(S9)において、異なるキープ画像選択領域で同じキープ画像が選択された場合、それぞれのキープ画像に対し異なる落書き入力を実行しうるようになっているため、上記のように、異なるキープ画像選択領域で同じキープ画像が選択されても、それぞれのキープ画像に対し異なる落書き入力を実行することができるようになっている。

0098

このようにすることにより、複数のユーザ6で落書き入力を実行するときには、各ユーザ6は、他のユーザ6と同じキープ画像でもそのキープ画像に対して異なる落書き入力を実行することができる。したがって、各ユーザ6は、他のユーザ6と同じキープ画像に対して独自の落書き入力画像が合成された合成画像を得ることができる。これにより、各ユーザ6は、好みのキープ画像に対して好みの落書き入力が実行された合成画像を得ることができる。このように、他のユーザ6と同じキープ画像でも、異なる落書き入力画像と合成されることにより、結果的に印刷出力される写真プリントのバリエーションが増え、顧客満足度が一層向上する。

0099

ユーザ6は、「余白編集」ボタン84a,84bをタッチペン14L,14Rでタッチすると、後述の余白編集処理(図6)が行なわれ、上記印刷媒体35の撮影画像印刷領域221a,221b(図15)以外の所定の余白領域223a,223b(図15)に対して第2落書き画像を入力することができるようになっている。

0100

ここで、図6を参照して、上記余白編集処理について説明する。

0101

まず、CPU101aは、編集画面の「余白編集」ボタン84a,84bがタッチペン14L,14Rでタッチされたか否かを判別する(S21)。ここで、「余白編集」ボタン84a,84bがタッチされたと判別すると(S21で“YES”)、S22に進み、「余白編集」ボタン84a,84bがタッチされていないと判別すると(S21で“NO”)、このまま待機し、編集処理(図5のS9)をそのまま続行する。

0102

「余白編集」ボタン84a,84bがタッチされると(S21で“YES”)、CPU101aは、タッチされた「余白編集」ボタンに対応する余白編集領域を含む余白レイアウト表示領域を表示する(S22)。余白編集領域は、上記印刷媒体35の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して落書き画像を入力させるための領域である。

0103

具体的には、「余白編集」ボタン84aがタッチされると、その「余白編集」ボタン84aに対応する余白編集領域90aを含む余白レイアウト表示領域93aが表示され、「余白編集」ボタン84bがタッチされると、その「余白編集」ボタン84bに対応する余白編集領域90bを含む余白レイアウト表示領域93b(図15)が表示される。上記各余白編集レイアウト表示領域は、上記撮影画像を表示する撮影画像表示領域95aと上記余白編集領域とを含んで構成されている。

0104

図14に示す編集画面の左側では、「余白編集」ボタン84aがタッチされ、余白レイアウト表示領域93aが表示され、編集画面の右側では、「余白編集」ボタン84bがタッチされておらず、編集が行なわれている。

0105

図15に示すように、「余白編集」ボタン84bがタッチされると、CPU101aは、編集画面内の左側と同様に、編集画面内の右側に余白レイアウト表示領域93bを表示する。

0106

すなわち、CPU101aは、ユーザ6の操作(例えばユーザ6による人数の入力)に基いて余白編集領域を区分し、上記複数の余白編集領域でそれぞれ異なる選択操作を許容し、ユーザ6に対してそれぞれの余白編集領域90a,90bに落書き画像を入力させ、それらに対応する余白領域に第2落書き画像が入力されるようになっている。これにより、各ユーザ6は、印刷媒体35の自分の持分に対して余白編集を行なうことができるようになっている。

0107

図15(A)に示す例では、ユーザ6により上記使用者の人数として「2人」が入力され、1枚の印刷媒体35を2人のユーザ6で半分に分ける場合において、それぞれの余白編集領域90a,90bに異なる落書き入力されている。このようにすることにより、図15(B)に示すように、印刷媒体35の余白領域223aに余白編集領域90aに入力された第2落書き画像が印刷され、その印刷媒体35の余白領域223bに余白編集領域90bに入力された第2落書き画像が印刷される。このため、できあがった写真プリントを切断したときに、その写真プリントの余白部分が不自然な余白とならない。

0108

ついで、CPU101aは、タッチされた「余白編集」ボタンを「写真編集」ボタンに代えて表示する(S23)。「写真編集」ボタン91a,91bは、余白編集を終了してユーザ6に対して編集を行なわせるための操作領域(ボタン)である。ついで、CPU101aは、後述のユーザ6に対して余白レイアウト表示領域93a,93bの表示方向を変更させるための「方向変更」ボタン89a,89bを表示し(S24)、表示された余白編集領域に対する落書き入力の受け付けを開始する(S25)。詳細には、「写真編集」ボタンがタッチされるまで(後述のS26で“YES”)、余白編集領域に対する第2落書き画像の入力を受け付けながら、上記各ボタンが操作されたか否かを監視する。

0109

このように、CPU101aは、余白編集処理において、編集画面内に、落書き入力終了後(できあがり)の印刷媒体35の余白にメッセージや装飾画像等の落書き画像(第2落書き画像)をユーザ6に対して入力させるためのシールの余白部分である余白編集領域90a,90bと、上記余白編集領域90a,90bの表示方向をユーザ6に対して変更させるための「方向変更」ボタン89a,89b等を表示する。

0110

落書き入力が受け付けられるようになると(S25)、ユーザ6は、写真の編集と同様に、落書き機能選択領域71a,71bから好みの落書き機能(ツールボタン)を選択して、余白編集領域90a,90bにスタンプ編集用画像やテキスト等の第2落書き画像を入力する余白編集を行なうことができる。図示においては、上記余白編集は、1プレイにおいて出力される写真プリント(印刷媒体35)の余白部分全体に対して行なわれている。

0111

すなわち、上記第2落書き画像は、入力した文字を単純なフォントではなく色柄等を付加した装飾性のある文字等(記号や図形を含む)や、形状等が任意に設定された装飾性のある文字等を含む落書き画像(例えば白抜き文字等)であり、1つのデザインされた画像として上記余白部分に対して印刷される。

0112

ついで、CPU101aは、上記「写真編集」ボタンがタッチされたか否かを判別する(S26)。ここで、「写真編集」ボタンがタッチされたと判別すると(S26で“YES”)、余白編集領域に対する落書き入力の受け付けを終了し、S29に進み、「写真編集」ボタンがタッチされていないと判別すると(S26で“NO”)、S27に進む。

0113

「写真編集」ボタンがタッチされていないと(S26で“NO”)、CPU101aは、「方向変更」ボタンがタッチされたか否かを判別する(S27)。ここで、「方向変更」ボタンがタッチされたと判別すると(S27で“YES”)、S28に進み、「方向変更」ボタンがタッチされていないと判別すると(S27で“NO”)、S26に進む。

0114

上記「方向変更」ボタンがタッチされると(S27で“YES”)、CPU101aは、タッチされた「方向変更」ボタンに対応する余白レイアウト表示領域の表示方向を変更し(S28)、S27に戻る。

0115

具体的には、CPU101aは、「方向変更」ボタン89aのタッチに応じて余白レイアウト表示領域93aの表示方向を変更し、「方向変更」ボタン89bのタッチに応じて余白レイアウト表示領域93bの表示方向を変更する。

0116

そして、ユーザ6によって「方向変更」ボタン89a,89bがタッチされるごとに縦長方向、横長方向に余白レイアウト表示領域93a,93bの表示方向をそれぞれ切り替えて変更する。したがって、ユーザ6は、「方向変更」ボタン89a,89bをタッチすることで、余白レイアウト表示領域93a,93bの表示方向を好みの方向に変更し、縦長方向、横長方向のいずれかのレイアウトで余白編集を行なうことができる。

0117

これにより、ユーザ6は、余白編集領域(余白部分)に自分の好みのデザインや形態で、メッセージや所望の図柄等の第2落書き画像で装飾を施すことができ、オリジナリティあふれる写真プリントを得ることができる。

0118

「写真編集」ボタンがタッチされると(S26で“YES”)、CPU101aは、タッチされた「写真編集」ボタンに対応する余白編集領域に対する落書き入力情報をメモリ101bに格納する(S29)。上記落書き入力情報は、各余白編集領域に第2落書き画像が入力されたことを示す情報や上記第2落書き画像が入力されていないことを示す情報、各余白編集領域に対して入力された第2落書き画像の種類や入力された位置等の情報を含む。

0119

ついで、CPU101aは、もとの画面(ここでは、編集画面)に戻し(S30)、編集処理(図5のS9)を続行する。具体的には、タッチされた「写真編集」ボタンに対応する余白レイアウト表示領域や「方向変更」ボタンを編集画面に表示しないようにし、その「写真編集」ボタンに代えて「余白編集」ボタンを表示する。

0120

すなわち、CPU101aは、ユーザ6の操作(「余白編集」ボタンや「写真編集」ボタンの操作)に応じて上記余白編集処理と上記撮影画像編集処理とを切り替えて制御する。

0121

このため、上記CPU101aは、ユーザ6の操作(具体的には、上記「余白編集」ボタン84a,84bのタッチ)に応じてユーザ6に対して上記印刷媒体35の撮影画像印刷領域以外の所定の余白領域に対して第2落書き画像を入力させる余白編集処理を制御する。そして、上記余白編集処理において、上記余白編集領域をタブレットディスプレイ13に表示し余白領域に対する第2落書き画像の入力を使用者に実行させるようになっている。

0122

したがって、ユーザ6は、上記余白編集処理(図6)において、上記第2落書き入力手段で上記余白領域223a,223bに対して第2落書き画像を入力することで、印刷媒体35の撮影画像印刷領域221a,221bに上記合成画像が印刷され、その印刷媒体35の余白領域223a,223bの第2落書き画像が印刷された写真プリントを得ることができる。これにより、ユーザ6は、オリジナリティにあふれる写真プリントを得ることができる。また、例えば、上記第2落書き画像が複数の文字等の画像である場合、ユーザ6は、これらの文字の中から好みのメッセージを上記余白領域223a,223bに入力することができる。さらに、上記第2落書き画像が複数のフレーム画像やスタンプ画像等の画像である場合、使用者は、これらの画像の中から好みの画像を上記余白領域223a,223bに入力することができる。これにより、使用者は、写真プリント全体として見て1つのデザインとして美しく、一層オリジナリティにあふれる写真プリントを得ることができる。また、入力する第2落書き画像として、例えばユーザ6が自分の名前を入力することで誰の写真プリントかを判別できる機能や、メッセージを入力することで他のユーザ6にメッセージを伝えることができる伝達機能等の機能として写真プリントを機能させることができ、ユーザ6の遊戯に対する満足度が向上する。

0123

また、ユーザ6は、上記余白編集処理(図6)において、上記余白領域223a,223bに対して第2落書き画像を入力させるための余白編集領域90a,90bがそれぞれ表示され、上記第2落書き入力手段で上記余白編集領域90a,90bに上記余白領域223a,223bに対する落書き画像をそれぞれ容易に入力することができるため、オリジナリティにあふれる写真プリントを容易に作成することができる。

0124

なお、CPU101aは、上記「余白編集」ボタン84a,84bのタッチにより余白編集処理を行なうのではなく、任意のタイミングで余白編集処理を行なうようにしてもよい。例えば、編集処理を行なう前、あるいは編集処理の後に余白編集処理を行なうようにしてもよい。これにより、ユーザ6は、上記のように、写真編集時に上記「余白編集」ボタン84a,84bのタッチにより画面を切り替えて余白編集を行なうのでなく、写真編集を行なう前、あるいは写真編集が終了した後に、写真シールレイアウト選択と同時に余白編集を行なうことができる。また、余白編集領域90a,90bの方向は、縦長方向、横長方向に限定されるものではなく、任意の方向に変更できるように設定されていてもよい。

0125

上記落書き入力領域70a,70bや上記余白編集領域90a,90bへの編集入力時間は、予め設定されている。そして、タブレットディスプレイ13上に残り時間を表示し、カウントダウンを行なう。残り時間が0になると編集入力が終了する。または、画面に表示された「終了」ボタン(図示していない)をタッチすることで強制的に終了させることもできる。このようにすることで、ユーザ6の1回のプレイ時間が長引くことを防止することができ、本装置の稼動回転率(顧客回転率)の低下を防ぐことができる。

0126

図5に示すように、上記編集処理(S9)が終了すると、CPU101aは、上記所定のキープ画像および/または上記合成画像の中から印刷出力する印刷対象画像をユーザ6に対して選択させる印刷対象画像選択処理を行なう(S10)。印刷対象画像選択処理では、上記CPU101aは、上記印刷対象画像をユーザ6に対して選択させる印刷対象画像選択領域を含む印刷対象画像選択画面(図16)を表示し、ユーザ6から印刷対象画像の選択を受け付ける。上記印刷対象画像選択領域の数は、上記人数選択画面(図7)で入力された使用者の人数に応じて変更されるようになっている。具体的には、キープ画像選択画面(図8)にメモリ101bに記憶された人数に応じた数だけキープ画像選択領域を表示する。

0127

すなわち、CPU101aは、ユーザ6に対して使用者の人数を入力させ、入力された使用者の人数に応じて印刷対象画像選択領域の数を変更する。

0128

図16に示すように、印刷対象画像選択画面は、上記入力されたユーザ6の人数に応じた数の印刷対象画像選択領域92a,92bと、上記「決定」ボタン82a,82bとを含んで構成される。図示では、印刷対象画像選択画面に2つの印刷対象画像選択領域92a,92bが表示されている。

0129

上記印刷対象画像選択領域92aでは、キープ画像や合成画像を含む画像「A」,「B」,「C」,「D」,「E」,「F」が表示され、そのうち画像「A」,「E」,「F」がユーザ6によって印刷対象画像として選択されている。上記印刷対象画像選択領域92bでは、画像「A」,「B」,「E」,「F」が表示され、それらの全てがユーザ6によって印刷対象画像として選択されている。選択されると、上述と同様に色の明暗や色彩の違い等の表示態様により区別され表示される。

0130

ユーザ6は、タッチペン14Lで上記印刷対象画像選択領域92aに表示された画像のうち好みの画像をタッチすることにより、そのタッチした画像が印刷対象画像として選択でき、一方、タッチペン14Rで上記印刷対象画像選択領域92bに表示された画像のうち好みの画像をタッチすることにより、そのタッチした画像が印刷対象画像として選択できる。そして、「決定」ボタン82a,82bがタッチされることで、その選択が決定される。

0131

すなわち、上記印刷対象画像選択領域92aは、タッチペン14Lの選択操作を受け付け、上記印刷対象画像選択領域92bは、タッチペン14Rの選択操作を受け付ける。このように、上記印刷対象画像選択領域92a,92bは、上記所定のキープ画像および/または上記合成画像の中から上記印刷対象画像をユーザ6に対して選択させる領域として機能する。

0132

このように、印刷対象画像をユーザ6に対して選択させる印刷対象画像選択領域をタブレットディスプレイ13に複数表示させ、上記複数の印刷対象画像選択領域92a,92bでそれぞれ異なる選択操作を許容するようになっているため、上記のように、複数のユーザ6で印刷対象画像の選択を行なっている場合には、各ユーザ6の印刷対象画像の選択操作がそれぞれ許容され、各ユーザ6は、それぞれ上記所定のキープ画像および/または上記合成画像の中から自分の好みの印刷対象画像を選択し、印刷対象画像として選択したキープ画像および/または合成画像を写真プリントとして得ることができる。

0133

また、印刷対象画像選択領域の数は、上記人数選択画面(図7)で入力された使用者の人数に応じて変更されるため、ユーザ6によって入力された使用者の人数が、例えば「2人」であると、上記印刷対象画像選択領域を上記タブレットディスプレイ13に2つ表示させ、「3人」であると、上記印刷対象画像選択領域を上記タブレットディスプレイ13に3つ表示させることができる。したがって、ユーザ6は、印刷対象画像を選択したいユーザ6の数に応じて上記使用者の人数を入力することで、それぞれ自分の好みの印刷対象画像を選択することができ、その印刷対象画像を写真プリントとして得ることができる。

0134

また、ユーザ6は、落書き入力に失敗した画像等を印刷しないようにすることができる。ただし、もちろんこの形態に限定されるものではなく、ユーザ6がそれぞれ選択するのでなく、異なるユーザ6が一緒に印刷対象画像を選択する形態であってもよい。

0135

なお、ユーザ6によって入力された上記使用者の人数が、例えば「1人」であると、CPU101aは、上記印刷対象画像選択処理(S10)において、上記印刷対象画像選択領域を上記タブレットディスプレイ13に1つ表示させ、その印刷対象画像選択領域で選択操作を許容するようにしてもよい。

0136

図5に示すように、上記印刷対象画像選択処理(S10)が終了すると、CPU101aは、ユーザ6が好みのシールレイアウトの選択を行なう印刷レイアウト選択処理を行なう(S11)。印刷レイアウト選択処理では、キープ画像の枚数に応じて、予め決められた複数の印刷レイアウトで構成された印刷レイアウト選択画面(図17)を表示し、上記複数の印刷レイアウトの中からユーザ6に対して好みの印刷レイアウトを選択させるようになっている。

0137

各印刷レイアウトでは、撮影画像印刷領域や余白領域が予め設定されている。なお、ユーザ6あるいはCPU101aがこれらの領域の位置、大きさ、形状等を任意に設定できるようにしてもよい。また、それらの領域を印刷媒体35の裏面や表面に設定できるようにしてもよい。これにより、ユーザ6は、写真プリントをデザインする自由度が増し、一層遊戯の面白みが高まる。

0138

図17(A)に示すように、印刷レイアウト選択画面は、複数のレイアウトを表示し、それらの中から好みのレイアウトをユーザ6に選択させるレイアウト選択領域94a,94bと、上記「決定」ボタン82a,82bとを含んで構成される。ここでは、複数のレイアウトは、それぞれユーザ6がそれぞれ選択したキープ画像の数にともない、好適な印刷レイアウトとなっていることが好ましい。

0139

図示では、上記使用者の人数が「2人」であるため、上記レイアウト選択領域や「決定」ボタンが2つずつ表示されている。ここでも、上述と同様に、異なる選択操作が許容される。

0140

なお、図17(A)では、分割数表現してあるが、これに限定するものではなく、具体的なレイアウトを表示して提示してもよい。また、CPU101aは、この印刷レイアウト選択処理において、余白編集処理を行なってもよい。このようにすることにより、図17(B)に示すように、写真プリント(印刷媒体35)をハサミ等で切断したときに、不自然な切断面にならず、美しい印刷レイアウトになる。また、ユーザ6がそれぞれ所望の写真プリントを得ることができるため、ユーザ6の顧客満足が向上する。

0141

図5に示すように、上記印刷レイアウト選択処理(S11)が終了すると、CPU101aは、印刷処理を行なう(S12)。印刷処理では、選択されたレイアウトに基いてキープ画像と指示信号または/および編集対象であるキープ画像と落書き入力画像とを合成した合成画像と、上記落書き入力情報(図6のS29)と、指示信号とをプリンタ12に送信する。そして、プリンタ12にキープ画像または/および合成画像と、上記第2落書き画像とを印刷媒体35に印刷させる印刷制御を行なう。

0142

すなわち、プリンタ12は、上記印刷対象画像選択処理(S10)において選択された印刷対象画像を上記印刷媒体35の撮影画像印刷領域221a,221bに印刷し、当該印刷媒体35の余白領域223a,223bに上記第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力する。

0143

上記第2落書き画像が印刷される余白領域は、ユーザ6が印刷レイアウト選択処理において選択した所定の印刷レイアウトにおける撮影画像が印刷されない領域(部分)である。すなわち、上記余白領域は、選択された印刷レイアウトにおける撮影画像印刷領域に対しての余白領域である。このように、余白領域よりも撮影画像印刷領域が優先されるため、印刷される撮影画像の数が少なくなったり、その大きさが小さくなったりすることがない。これにより、撮影画像(第1落書き画像が合成された撮影画像を含む)が犠牲にされることがなく、ユーザ6がお絵描きを行なって撮影画像を得るという遊戯本来の遊戯性を維持しながら、余白編集に対する興趣を付加することができる。

0144

具体的には、プリンタ12は、上記印刷対象画像選択処理(S10)において印刷対象画像選択領域92aで選択された印刷対象画像を上記印刷媒体35の撮影画像印刷領域221aに印刷し、上記余白編集処理(図6)において余白編集領域90aに入力された第2落書き画像を当該印刷媒体35の余白領域223aに上記第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力するとともに、上記印刷対象画像選択処理(S10)において印刷対象画像選択領域92bで選択された印刷対象画像を上記印刷媒体35の撮影画像印刷領域221bに印刷し、上記余白編集処理(図6)において余白編集領域90bに入力された第2落書き画像を当該印刷媒体35の余白領域223bに上記第2落書き画像を印刷して写真プリントとして出力する。

0145

また、CPU101aは、ユーザ6をプリンタ12の前に誘導するアナウンス音声(例えば、「シールは左から出るよ!」)をスピーカ15から出力するスピーカ制御、またはユーザ6をプリンタ12の前に誘導する表示をタブレットディスプレイ13に表示する表示を行なう。

0146

プリンタ12は、CPU101aと独立して動作し、CPU101aの印刷制御により、キープ画像や合成画像をシール(写真プリント)として印刷し、その写真プリントをプリント取出口9から排出するシール排出処理を行なうようになっている。これにより、シールは、ユーザ6に提供される。

0147

印刷処理(S12)を行なうと、S1に戻り、デモ画面をタブレットディスプレイ13に表示して次のユーザ6の利用を待機する。以上の処理が、1組のユーザ6が本実施例の写真プリント提供装置で行なうプレイである。

0148

このように、本装置では、使用されるシート(印刷媒体)は予め1枚ずつシール片としてカットされていないシート(いわゆるノンプリカットのシート)であり、ユーザ6は上記第2落書き画像の入力により、このようなシートにおける撮影画像を印刷しない余白部分に対してデザイン、装飾を施すことができ、シート全体としてデザイン、装飾が施された写真プリントを得ることができる。また、ユーザ6は、撮影画像や編集画像を見ながら、上記余白部分に対して印刷する文字や画像等の第2落書き画像を入力することができるため、入力する第2落書き画像と、撮影画像や合成画像との調和を考慮し、より一層デザイン性に優れた写真プリントを得ることができる。さらに、ユーザ6は、上記のように余白編集を行なえることで楽しみながら遊戯を行なうことができるとともに、自分でシート全体をデザインした写真プリントを得ることができることで遊戯を終えた後においてもその写真プリントを部屋等に飾ったり、絵画のように鑑賞する楽しみを持つことができ、本装置に対する満足度が一層高まる。

0149

なお、上記余白編集処理(図6)を上記印刷レイアウト選択処理(S11)において選択された印刷レイアウトに基いて上記印刷媒体の撮影画像印刷領域および余白領域を設定した後に実行し、上記余白編集処理において、ユーザ6に対して設定された余白領域に対して第2落書き画像を入力させてもよい。

0150

図18は、上記印刷レイアウト選択処理(S11)の後に、上記余白編集処理が行なわれている様子を示し、一部の画像を省略して示している。

0151

図示のように、余白編集レイアウト表示領域93aには、上記印刷レイアウト選択処理(S11)で選択された印刷レイアウトが表示されている。CPU101aは、この余白編集処理において、ユーザ6に対してこの印刷レイアウトの余白編集領域90aに対して第2落書き画像をさらに入力させている。

0152

このように、印刷レイアウトが上記印刷レイアウト選択処理(S11)で選択されているため、印刷媒体35全体のバランスを考慮して印刷媒体35をデザインすることができる。

0153

図19に示すように、ユーザ6は、上記余白編集処理において、上記印刷レイアウト選択処理(S11)で設定された余白領域に対して第2落書き画像を入力させることで、一層好みのデザインの印刷媒体35を容易に得ることができる。

0154

また、上記余白編集処理(図6)では、上記編集処理(S9)で表示される落書き機能選択領域71a,71bを兼用し、上記余白領域223a,223bに第2落書き画像を入力できるようになっているが、上記落書き機能選択領域71a,71bに代えて、例えば、図20(2)に示す文字入力領域255等を用いて、上記余白領域223a,223bに第2落書き画像を入力できるようにしてもよい。

0155

図20および図21を参照して、上記の場合の編集操作例について説明する。

0156

図20(1)に示す編集画面では、ユーザ6が余白編集を行なうための「余白文字入力」ボタン251と、上記余白領域223aに入力される第2落書き画像を表示するためのメッセージ表示領域253とを含んで表示される。

0157

ユーザ6が「余白文字入力」ボタン251を選択(タッチペンでタッチ)することで、図20(2)に示すように、編集画面の右側に、ユーザ6が上記余白領域223aに文字等の第2落書き画像を入力するための文字入力領域255が表示される。

0158

記文字入力領域255は、五十音図で示される複数の文字「あ」〜「ん」や記号、カタカナ漢字、空間(透明画像)等の第2落書き画像を含んで構成される文字選択領域257と、上記文字選択領域257の中から選択された第2落書き画像を表示する文字表示領域259と、ユーザ6が上記文字選択領域257の中から選択した第2落書き画像の入力内容取り消して余白編集を終了するための「キャンセル」ボタン261と、ユーザ6が上記文字選択領域257の中から選択した第2落書き画像の入力内容で決定するための「決定」ボタン263とを含んで構成される。

0159

図20(2)では、文字選択領域257の第2落書き画像の中から文字「な」,「か」,「よ」,「し」,「ふ」,「た」,「り」の順番にそれぞれタッチされ、上記文字入力領域255に表示されている様子を示している。ここで、「決定」ボタン263がタッチされると、図21(3)に示すように、上記余白領域223aに入力する第2落書き画像が入力された文字列で確定され、上記余白領域223aに入力される第2落書き画像がメッセージ表示領域253に表示される。このように、ユーザ6が複数の第2落書き画像の中から好みの第2落書き画像を好みの入力態様(第2落書き画像の種類、その並びや文字列等のデザイン)で入力することで、図21(4)に示すように、上記編集処理によって得られた撮影画像と第1落書き画像(図示していない)との合成画像が印刷媒体35の撮影画像印刷領域221aに印刷されるとともに、当該印刷媒体35の余白領域223aに文字入力領域255を用いて入力された第2落書き画像が上記入力態様で印刷され、写真プリントとして出力される。

0160

また、上記の例でも、前述と同様に、CPU101aは、ユーザ6の操作に基いて余白編集領域を区分し、上記複数の余白編集領域でそれぞれ異なる選択操作を許容し、ユーザ6に対してそれぞれの余白編集領域90a,90bに落書き画像を入力させ、それらに対応する余白領域に第2落書き画像が入力されるようになっている。

0161

なお、上記余白領域223aのうち上記第2落書き画像が印刷される位置や方向等の印刷レイアウトは、予め定められていてもよいし、ユーザの操作に応じて変更されてもよい。

0162

なお、上述の実施例では、1組のユーザ6が利用する形態を説明したが、図1に示すように、撮影を行なう撮影空間3と撮影された画像に編集を行なう編集空間4とが異なる場所に設置されていることから、2組のユーザ6が同時に利用することもできる。この場合、先のユーザ6が撮影を終了し編集空間4に移動すると、タブレットディスプレイ24にはデモ画像が表示され、次のユーザ6のコイン投入を受け付ける。そして、コインが投入されると、次のユーザ6の撮影が開始されるようにしてもよい。

0163

また、このように2組のユーザ6が同時に利用する場合に、撮影や編集等の操作を制御するコンピュータ装置101が1台では処理に負荷がかかってしまう場合もある。このため、撮影側の制御を行なうコンピュータ装置と編集側の操作を制御するコンピュータ装置とをそれぞれ設け、ユーザ6の操作性を向上させることもできる。この場合、図4に示す機能ブロック図において、カメラ21、ライブモニタ22等撮影にのみ必要なものは撮影側のコンピュータ装置に接続されて制御され、タブレットディスプレイ13、プリンタ12等編集にのみ必要なものは編集側のコンピュータ装置に接続されて制御されてもよい。また、制御部102、操作部(図示していない)、およびサービスパネル105等両方の操作に必要なものは、機能を分割して撮影側と編集側とのそれぞれのコンピュータ装置に接続されて制御されてもよいし、どちらか一方のコンピュータ装置に接続されて制御されてもよい。

0164

また、本装置においては、撮影空間3と編集空間4とを異なる位置に設けるように説明したが、これに限定されるものではなく、1つの空間において、撮影および編集が行なわれるようにしてもよい。

0165

また、本装置のコンピュータ装置の制御方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスクCD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカード等のコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスク等の記録媒体に記録させて、プログラムを提供することもできる。また、電気通信回線衛星通信回線等のネットワークを通じて、プログラムを提供することもできる。提供されるプログラム製品は、ハードディスク等のプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。

0166

上記実施例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

図面の簡単な説明

0167

本発明の写真プリント提供装置の外観を示す側面図である。
写真プリント提供装置の撮影側を示す斜視図である。
写真プリント提供装置の編集側を示す斜視図である。
写真プリント提供装置の機能ブロック図である。
コンピュータ装置の制御処理を示すフローチャートである。
余白編集処理を示すフローチャートである。
人数選択画面を示す図である。
キープ画像選択画面を示す図である。
キープ画像選択画面を示す図である。
編集画面を示す図である。
編集画面を示す図である。
編集画面を示す図である。
編集画面を示す図である。
編集画面を示す図である。
編集画面を示す図である。
印刷対象画像選択画面を示す図である。
印刷レイアウト選択画面を示す図である。
印刷レイアウト選択後に余白編集が行なわれている様子を示す図である。
余白編集が行なわれた印刷媒体を示す図である。
余白編集の手順を示す図である。
図20に続く余白編集の手順を示す図である。

符号の説明

0168

1筐体
3撮影空間
4編集空間
6 ユーザ
7Lタッチペン
7R タッチペン
9プリント取出口
10印刷中LED
11印刷エラーLED
12プリンタ
13タブレットディスプレイ
14L タッチペン
14R タッチペン
15スピーカ
18照明ボックス
21カメラ
22ライブモニタ
23L スピーカ
23R スピーカ
24 タブレットディスプレイ
26コイン投入口
28フロントドア
29電源スイッチ
30照明装置
35印刷媒体
70a落書き入力領域
70b 落書き入力領域
71a落書き機能選択領域
71b 落書き機能選択領域
80a 「写真追加」ボタン
80b 「写真追加」ボタン
81aキープ画像選択領域
81b キープ画像選択領域
82a 「決定」ボタン
82b 「決定」ボタン
84a 「余白編集」ボタン
84b 「余白編集」ボタン
85撮影画像群表示領域
86aキープ画像表示領域
86b キープ画像表示領域
89a 「方向変更」ボタン
89b 「方向変更」ボタン
90a余白編集領域
90b 余白編集領域
91a 「写真編集」ボタン
91b 「写真編集」ボタン
92a印刷対象画像選択領域
92b 印刷対象画像選択領域
93a余白レイアウト表示領域
93b 余白レイアウト表示領域
94aレイアウト選択領域
94b レイアウト選択領域
95a撮影画像表示領域
95b 撮影画像表示領域
101コンピュータ装置
101a CPU
101bメモリ
101cドライバ
101d記憶装置
101e通信部
102 制御部
103電源制御部
104UPS
105サービスパネル
107コイン制御部
113フラッシュ制御部
115フラッシュ
221a撮影画像印刷領域
221b 撮影画像印刷領域
223a余白領域
223b 余白領域
255文字入力領域
251 「余白文字入力」ボタン
253メッセージ表示領域
257文字選択領域
259文字表示領域
261 「キャンセル」ボタン
263 「決定」ボタン

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社ニコンの「 撮像装置」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】筐体の像の映り込みを抑制しつつ、冷却効率の向上を図ること。【解決手段】撮像装置は、吸気口と排気口とを有する筐体と、前記筐体内に配置された第1撮像素子と、前記筐体内に配置された第2撮像素子と、前... 詳細

  • キヤノン株式会社の「 画像処理装置およびその制御方法ならびにプログラム」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】予め用意するデータ量や調整する項目を増大させることなく、ガンマカーブによるガンマ処理や階調補正処理をより簡便な方法で実現する技術を提供する。【解決手段】実施形態に係る画像処置装置は、入力画像の... 詳細

  • キヤノン株式会社の「 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】撮像素子と信号処理回路間の画像データの伝送における消費電力を軽減することができる撮像装置を提供する。【解決手段】複数の画素が配置された画素部と、画素部から得られた画像データとクロックとを重畳し... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ