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技術 理解度評価システム、理解度評価サーバ、理解度評価方法、及び理解度評価プログラム

出願人 NECフィールディング株式会社
発明者 森野悟
出願日 2003年12月2日 (17年0ヶ月経過) 出願番号 2003-403649
公開日 2005年6月23日 (15年6ヶ月経過) 公開番号 2005-164965
状態 拒絶査定
技術分野 電気的に作動する教習具 特定用途計算機
主要キーワード 評価対象範囲 学習要素 分析問題 学習ポイント 解答判定 小テスト 総合試験 問題群
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年6月23日)のものです。
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図面 (10)

課題

試験問題を予め複数のステージに分割し、解答にもとづき動的に次のステージの試験問題を組換え出題し、受験者理解度を一回の試験で適切に評価する。

解決手段

一回の理解度評価試験毎の問題を、複数のステージで構成して格納する試験問題DB22と、不正解となった問題に対応する分析問題を格納する分析問題DB23と、受験者端末へステージを順に送信する送受信手段21−2と、受信したステージの問題に対する解答の正誤を判定する解答判定手段21−3と、不正解の解答に対応する分析問題をDB23から抽出し、これをDB22に格納されている次のステージにおける不正解であった解答に対応する問題と置換えて、次のステージを生成する次試験問題ステージ生成手段21−5とを備えた理解度評価サーバ20、及び受験者端末を有する理解度評価システム

概要

背景

従来、学習を支援するための技術については、様々なものが研究され、提案されている。
例えば、生徒用コンピュータに複数のテストのうちの1つを提示し、不正解であればそのテストに関連付けられた小テスト群中の小テストを繰り返し提示することで、演習問題による学習効果を向上させることの可能な自動教育支援装置などが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。

また、解答が正解ならば、同じか1ランク上の問題を続けて出題し、解答が不正解ならば、同じか1ランク下の問題を続けて出題することの可能な電子学習機なども提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、誤答となった設問類題、誤答となった設問を理解するために必要な下位の学習要素にさかのぼって選択することを可能にするとともに、その設問の選択を自動的に行って学習者に提示することの可能なテスト出題装置などが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
これらの技術によれば、学習者が誤答した問題について、その類題やより下位の学習要素に関する問題を学習者へ提示でき、学習効果が高められることにより学力の向上が図られ、これによって学習を支援することが可能となっている。

また、学習者の習得知識や弱点を把握することを主眼とした技術も提案されている。
例えば、学習者の求解過程を明らかにすることにより、学習者の習得した知識と理解不充分な未習得知識を判別することの可能な習得知識判定装置などが提案されている(例えば、特許文献4参照。)。
この習得知識判定装置などによれば、受講者がたどった求解過程が明確になるため、正確な知識習得状況が把握できるようになり、受講者が既に習得している知識に関して重複教育を行う可能性が減少するとともに、受講者が理解不充分な知識に関して教育を省略する可能性が減少し、受講者が十分な教育効果を得ることができないおそれが軽減されることとなっている。

また、複数のカテゴリを含む問題からなる総合試験を実施し、その総合試験の結果から弱点と推定されるカテゴリを特定して、特定されたカテゴリの問題のみを用いて学習者の能力に応じて適応的に試験を行うアダプティブテストを行い、アダプティブテストによる能力値を求めて、その能力値を基準に特定されたカテゴリが弱点であるかどうかを判定することの可能な学習弱点判定方法なども提案されている(例えば、特許文献5参照。)。
この学習弱点判定方法などによれば、問題の困難度を考慮した弱点判定を行うことが可能となり、学習者の弱点判定の精度を向上できるとともに、より正確な情報を学習者にフィードバックすることが可能となっている。
特開2000−181335号公報
特開平5−333760号公報
特開平11−143347号公報
特開平4−90030号公報
特開2003−66822号公報

概要

試験問題を予め複数のステージに分割し、解答にもとづき動的に次のステージの試験問題を組換えて出題し、受験者理解度を一回の試験で適切に評価する。 一回の理解度評価試験毎の問題を、複数のステージで構成して格納する試験問題DB22と、不正解となった問題に対応する分析問題を格納する分析問題DB23と、受験者端末へステージを順に送信する送受信手段21−2と、受信したステージの問題に対する解答の正誤を判定する解答判定手段21−3と、不正解の解答に対応する分析問題をDB23から抽出し、これをDB22に格納されている次のステージにおける不正解であった解答に対応する問題と置換えて、次のステージを生成する次試験問題ステージ生成手段21−5とを備えた理解度評価サーバ20、及び受験者端末を有する理解度評価システム

目的

一方、上述の学習弱点判定方法(特許文献5)は、複数のカテゴリを含む問題群を対象とするものであるが、弱点と推定されるカテゴリの特定のためには、一度総合試験をすべて実施し、その後に、一度目の試験で特定されたカテゴリが弱点であるかどうかを判定するためのテストを再度実行する必要があった。
すなわち、この従来の技術によれば、受験者は、1回目の試験結果において不正解であった問題群について、具体的にどのような部分や箇所が理解不足であったのかを更に詳細に調査分析するため、その調査分析を目的とした2回目の試験を受けなければならず、二度手間であるとともに、工数的かつ機会的な損失が発生するという問題があった。
また、受験者は、1回目の試験実施直後に、不正解となった問題の詳細な理解不足箇所を認識することができず、タイムリーな学習の実施が困難であるため、学習意欲の低下を招くおそれがあるという問題もあった。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

受験者解答にもとづき試験問題を動的に組換え出題することで、一回の試験により当該受験者の理解度評価を行う理解度評価システムであって、一回の理解度評価試験毎の問題を、それぞれ一又は二以上の問題を保有する二以上の試験問題ステージで構成して格納する試験問題記憶部と、不正解となった問題に対応する分析問題を格納する分析問題記憶部と、受験者端末へ前記試験問題ステージを順に一づつ送信し、当該試験問題ステージの問題に対する解答を前記受験者端末から試験問題ステージごとに受信する送受信手段と、前記受験者端末から受信した前記試験問題ステージの問題に対する解答の正誤を判定する解答判定手段と、前記判定の結果、不正解であった解答に対応する分析問題を前記分析問題記憶部から抽出し、この分析問題を、前記試験問題記憶部に格納されている次の試験問題ステージにおける前記不正解であった解答に対応する問題と置換えることにより、次の試験問題ステージを生成する次試験問題ステージ生成手段とを備えた理解度評価サーバと、前記理解度評価サーバから前記試験問題を前記試験問題ステージごとに受信するとともに、入力された解答を前記試験問題ステージごとに前記理解度評価サーバへ送信する前記受験者端末と、を有することを特徴とする理解度評価システム。

請求項2

前記理解度評価サーバが、前記判定の結果を格納する受験者履歴記憶部と、当該受験者履歴記憶部に前記判定の結果を前記試験問題ステージごとに順次格納させる受験者履歴登録手段と、前記受験者履歴記憶部に前記一回の理解度評価試験における全ての前記試験問題ステージについての判定の結果が格納されると、当該判定の結果にもとづいて、前記理解度評価試験の受験者の理解度評価を表示する理解度評価表を作成する理解度評価表作成手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の理解度評価システム。

請求項3

受験者の解答にもとづき試験問題を動的に組換えて出題することで、一回の試験により当該受験者の理解度評価を行う理解度評価サーバであって、一回の理解度評価試験毎の問題を、それぞれ一又は二以上の問題を保有する二以上の試験問題ステージで構成して格納する試験問題記憶部と、不正解となった問題に対応する分析問題を格納する分析問題記憶部と、受験者端末へ前記試験問題ステージを順に一づつ送信し、当該試験問題ステージの問題に対する解答を前記受験者端末から試験問題ステージごとに受信する送受信手段と、前記受験者端末から受信した前記試験問題ステージの問題に対する解答の正誤を判定する解答判定手段と、前記判定の結果、不正解であった解答に対応する分析問題を前記分析問題記憶部から抽出し、この分析問題を、前記試験問題記憶部に格納されている次の試験問題ステージにおける前記不正解であった解答に対応する問題と置換えることにより、次の試験問題ステージを生成する次試験問題ステージ生成手段と、を有することを特徴とする理解度評価サーバ。

請求項4

前記判定の結果を格納する受験者履歴記憶部と、前記受験者履歴記憶部に前記判定の結果を前記試験問題ステージごとに順次格納させる受験者履歴登録手段と、前記受験者履歴記憶部に前記一回の理解度評価試験における全ての前記試験問題ステージについての判定の結果が格納されると、当該判定の結果にもとづいて、前記理解度評価試験の受験者の理解度評価を表示する理解度評価表を作成する理解度評価表作成手段と、を有することを特徴とする請求項3記載の理解度評価サーバ。

請求項5

一回の理解度評価試験毎の問題を、それぞれ一又は二以上の問題を保有する二以上の試験問題ステージで構成して格納する試験問題記憶部と、不正解となった問題に対応する分析問題を格納する分析問題記憶部とを有する理解度評価サーバが、受験者端末からの受験者の解答にもとづき試験問題を動的に組換えて出題することで、一回の試験により当該受験者の理解度評価を行う理解度評価方法であって、前記理解度評価サーバが、前記受験者端末へ前記試験問題ステージを順に一づつ送信し、前記受験者端末が、前記試験問題ステージの問題に対して入力された解答を前記理解度評価サーバへ送信し、前記理解度評価サーバが、受信した前記試験問題ステージの問題に対する解答の正誤を判定し、当該判定の結果、不正解であった解答に対応する分析問題を前記分析問題記憶部から抽出し、この分析問題を、前記試験問題記憶部に格納されている次の試験問題ステージにおける前記不正解であった解答に対応する問題と置換えることにより、次の試験問題ステージを生成することを特徴とする理解度評価方法。

請求項6

前記判定の結果を格納する受験者履歴記憶部を備えた前記理解度評価サーバが、前記受験者履歴記憶部に前記一回の理解度評価試験における全ての前記試験問題ステージについての判定の結果が格納されると、当該判定の結果にもとづいて、前記理解度評価試験の受験者の理解度評価を表示する理解度評価表を作成し、この理解度評価表を前記受験者端末へ送信することを特徴とする請求項5記載の理解度評価方法。

請求項7

一回の理解度評価試験毎の問題を、それぞれ一又は二以上の問題を保有する二以上の試験問題ステージで構成して格納する試験問題記憶部と、不正解となった問題に対応する分析問題を格納する分析問題記憶部とを備えた理解度評価サーバに、受験者の解答にもとづき試験問題を動的に組換えて出題させることで、一回の試験により当該受験者の理解度評価を行わせる理解度評価プログラムであって、前記理解度評価サーバに、受験者端末へ前記試験問題ステージを順に一づつ送信させて、当該試験問題ステージの問題に対する解答を前記受験者端末から試験問題ステージごとに受信させ、前記受験者端末から送信されてきた前記試験問題ステージの問題に対する解答の正誤を判定させ、前記判定の結果、不正解であった解答に対応する分析問題を前記分析問題記憶部から抽出させ、この分析問題を、前記試験問題記憶部に格納されている次の試験問題ステージにおける前記不正解であった解答に対応する問題と置換えさせることにより、次の試験問題ステージを生成させることを実行させるための理解度評価プログラム。

技術分野

0001

本発明は、多数の受験者を対象に限られた一定時間内に理解度評価試験を実施するにあたり、予め試験問題を複数のステージに分割しておき、受験者の解答にもとづいて、動的に次のステージの試験問題を組換え出題する理解度評価システム理解度評価サーバ、理解度評価方法、及び理解度評価プログラムに関する。

背景技術

0002

従来、学習を支援するための技術については、様々なものが研究され、提案されている。
例えば、生徒用コンピュータに複数のテストのうちの1つを提示し、不正解であればそのテストに関連付けられた小テスト群中の小テストを繰り返し提示することで、演習問題による学習効果を向上させることの可能な自動教育支援装置などが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。

0003

また、解答が正解ならば、同じか1ランク上の問題を続けて出題し、解答が不正解ならば、同じか1ランク下の問題を続けて出題することの可能な電子学習機なども提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、誤答となった設問類題、誤答となった設問を理解するために必要な下位の学習要素にさかのぼって選択することを可能にするとともに、その設問の選択を自動的に行って学習者に提示することの可能なテスト出題装置などが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
これらの技術によれば、学習者が誤答した問題について、その類題やより下位の学習要素に関する問題を学習者へ提示でき、学習効果が高められることにより学力の向上が図られ、これによって学習を支援することが可能となっている。

0004

また、学習者の習得知識や弱点を把握することを主眼とした技術も提案されている。
例えば、学習者の求解過程を明らかにすることにより、学習者の習得した知識と理解不充分な未習得知識を判別することの可能な習得知識判定装置などが提案されている(例えば、特許文献4参照。)。
この習得知識判定装置などによれば、受講者がたどった求解過程が明確になるため、正確な知識習得状況が把握できるようになり、受講者が既に習得している知識に関して重複教育を行う可能性が減少するとともに、受講者が理解不充分な知識に関して教育を省略する可能性が減少し、受講者が十分な教育効果を得ることができないおそれが軽減されることとなっている。

0005

また、複数のカテゴリを含む問題からなる総合試験を実施し、その総合試験の結果から弱点と推定されるカテゴリを特定して、特定されたカテゴリの問題のみを用いて学習者の能力に応じて適応的に試験を行うアダプティブテストを行い、アダプティブテストによる能力値を求めて、その能力値を基準に特定されたカテゴリが弱点であるかどうかを判定することの可能な学習弱点判定方法なども提案されている(例えば、特許文献5参照。)。
この学習弱点判定方法などによれば、問題の困難度を考慮した弱点判定を行うことが可能となり、学習者の弱点判定の精度を向上できるとともに、より正確な情報を学習者にフィードバックすることが可能となっている。
特開2000−181335号公報
特開平5−333760号公報
特開平11−143347号公報
特開平4−90030号公報
特開2003−66822号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上述の習得知識判定装置(特許文献4)などは、問題毎に深く知識習得状況を把握可能とするものであり、所定の問題群についての理解度を評価するものではなかった。すなわち、この従来技術は、所定の問題群における不理解箇所を判定するための工夫をしたものではなかった。

0007

一方、上述の学習弱点判定方法(特許文献5)は、複数のカテゴリを含む問題群を対象とするものであるが、弱点と推定されるカテゴリの特定のためには、一度総合試験をすべて実施し、その後に、一度目の試験で特定されたカテゴリが弱点であるかどうかを判定するためのテストを再度実行する必要があった。
すなわち、この従来の技術によれば、受験者は、1回目の試験結果において不正解であった問題群について、具体的にどのような部分や箇所が理解不足であったのかを更に詳細に調査分析するため、その調査分析を目的とした2回目の試験を受けなければならず、二度手間であるとともに、工数的かつ機会的な損失が発生するという問題があった。
また、受験者は、1回目の試験実施直後に、不正解となった問題の詳細な理解不足箇所を認識することができず、タイムリーな学習の実施が困難であるため、学習意欲の低下を招くおそれがあるという問題もあった。

0008

本発明は、上記の事情かんがみなされたものであり、多数の受験者を対象に限られた一定時間内に理解度評価試験を実施するにあたり、一回の理解度評価試験毎の問題を予め複数のステージに分割しておき、受験者の解答にもとづいて、動的にその受験者への次のステージの試験問題に理解度を評価するための分析問題を組込んで出題することにより、一回の試験により受験者の習熟度及び不理解箇所を判定することの可能な理解度評価システム、理解度評価サーバ、理解度評価方法、及び理解度評価プログラムの提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するため、本発明の理解度評価システムは、受験者の解答にもとづき試験問題を動的に組換えて出題することで、一回の試験により当該受験者の理解度評価を行う理解度評価システムであって、一回の理解度評価試験毎の問題を、それぞれ一又は二以上の問題を保有する二以上の試験問題ステージで構成して格納する試験問題記憶部と、不正解となった問題に対応する分析問題を格納する分析問題記憶部と、受験者端末へ試験問題ステージを順に一づつ送信し、当該試験問題ステージの問題に対する解答を受験者端末から試験問題ステージごとに受信する送受信手段と、受験者端末から受信した試験問題ステージの問題に対する解答の正誤を判定する解答判定手段と、判定の結果、不正解であった解答に対応する分析問題を分析問題記憶部から抽出し、この分析問題を、試験問題記憶部に格納されている次の試験問題ステージにおける不正解であった解答に対応する問題と置換えることにより、次の試験問題ステージを生成する次試験問題ステージ生成手段とを備えた理解度評価サーバと、理解度評価サーバから試験問題を試験問題ステージごとに受信するとともに、入力された解答を試験問題ステージごとに理解度評価サーバへ送信する受験者端末とを有する構成としてある。

0010

理解度評価システムをこのような構成にすれば、一回の試験問題を複数の試験問題ステージに分割して構成し、各試験問題ステージにおけるそれぞれの問題に対応する分析問題を用意しておいて、受験者が解答を誤った場合には、次の試験問題ステージを出題するにあたり、その問題が正解であった場合に出題する予定であった問題を、不正解問題に対応する分析問題に置換えて出題することにより、不正解であった問題について、その受験者の理解度を適切に評価することが可能となる。
さらに、一回の試験において、受験者の理解度に応じた様々な試験問題ステージが生成されて試験が行われるため、受験者は、理解度評価のために複数回の試験を受ける必要がなく、また多様な受験者群を対象として有効に理解度評価を行うことが可能となる。
なお、「一回の試験」とは、ある限られた時間内に行われるひとまとまりの試験のことであり、一般的にその試験の開始から終了まで連続的に実施される一の試験を意味している。

0011

また、本発明の理解度評価システムは、理解度評価サーバが、判定の結果を格納する受験者履歴記憶部と、当該受験者履歴記憶部に判定の結果を試験問題ステージごとに順次格納させる受験者履歴登録手段と、受験者履歴記憶部に一回の理解度評価試験における全ての試験問題ステージについての判定の結果が格納されると、当該判定の結果にもとづいて、理解度評価試験の受験者の理解度評価を表示する理解度評価表を作成する理解度評価表作成手段とを備える構成としてある。

0012

理解度評価システムをこのような構成にすれば、一回の理解度評価によって、受験者が不正解となった問題ごとに、それに対応する分析問題を次の試験問題ステージにおいて出題することを通じて、受験者の理解度を詳細かつ的確に把握することが可能になるとともに、その受験者の理解度評価を表示する理解度評価表を作成することが可能となる。
このため、教育者は、この理解度評価表を元に具体的に受験者がどのような部分につき理解不足だったのかを詳細に分析でき、どのような教育を行えば良いのかを把握して、受験者への適切な教育を実施することが可能となる。
また、受験者は、一回の試験実施にて不正解となった問題に対する詳細な不理解箇所の指摘、及び必要な学習ポイントを理解度評価表によりタイムリーに認識することができるため、学習効果の向上や理解度アップ、学習意欲の向上等を期待することが可能となる。

0013

また、本発明の理解度評価サーバは、受験者の解答にもとづき試験問題を動的に組換えて出題することで、一回の試験により当該受験者の理解度評価を行う理解度評価サーバであって、一回の理解度評価試験毎の問題を、それぞれ一又は二以上の問題を保有する二以上の試験問題ステージで構成して格納する試験問題記憶部と、不正解となった問題に対応する分析問題を格納する分析問題記憶部と、受験者端末へ試験問題ステージを順に一づつ送信し、当該試験問題ステージの問題に対する解答を受験者端末から試験問題ステージごとに受信する送受信手段と、受験者端末から受信した試験問題ステージの問題に対する解答の正誤を判定する解答判定手段と、判定の結果、不正解であった解答に対応する分析問題を分析問題記憶部から抽出し、この分析問題を、試験問題記憶部に格納されている次の試験問題ステージにおける不正解であった解答に対応する問題と置換えることにより、次の試験問題ステージを生成する次試験問題ステージ生成手段とを有する構成としてある。

0014

また、本発明の理解度評価サーバは、判定の結果を格納する受験者履歴記憶部と、受験者履歴記憶部に判定の結果を試験問題ステージごとに順次格納させる受験者履歴登録手段と、受験者履歴記憶部に一回の理解度評価試験における全ての試験問題ステージについての判定の結果が格納されると、当該判定の結果にもとづいて、理解度評価試験の受験者の理解度評価を表示する理解度評価表を作成する理解度評価表作成手段とを有する構成としてある。

0015

理解度評価サーバをこのような構成にすれば、一回の試験問題を複数の試験問題ステージに分割して構成し、不正解であった問題につき次の試験問題ステージにおいて、その不正解問題に対応する分析問題を不正解問題に対応する出題予定であった問題と置換えて出題することにより、その受験者の理解度を適切に評価可能な理解度評価試験サーバを提供することが可能となる。また、その受験者の理解度評価を表示する理解度評価表を作成することも可能となる。

0016

また、本発明の理解度評価方法は、一回の理解度評価試験毎の問題を、それぞれ一又は二以上の問題を保有する二以上の試験問題ステージで構成して格納する試験問題記憶部と、不正解となった問題に対応する分析問題を格納する分析問題記憶部とを有する理解度評価サーバが、受験者端末からの受験者の解答にもとづき試験問題を動的に組換えて出題することで、一回の試験により当該受験者の理解度評価を行う理解度評価方法であって、理解度評価サーバが、受験者端末へ試験問題ステージを順に一づつ送信し、受験者端末が、試験問題ステージの問題に対して入力された解答を理解度評価サーバへ送信し、理解度評価サーバが、受信した試験問題ステージの問題に対する解答の正誤を判定し、当該判定の結果、不正解であった解答に対応する分析問題を分析問題記憶部から抽出し、この分析問題を、試験問題記憶部に格納されている次の試験問題ステージにおける不正解であった解答に対応する問題と置換えることにより、次の試験問題ステージを生成する方法としてある。

0017

また、本発明の理解度評価方法は、判定の結果を格納する受験者履歴記憶部を備えた理解度評価サーバが、受験者履歴記憶部に一回の理解度評価試験における全ての試験問題ステージについての判定の結果が格納されると、当該判定の結果にもとづいて、理解度評価試験の受験者の理解度評価を表示する理解度評価表を作成し、この理解度評価表を受験者端末へ送信する方法としてある。

0018

理解度評価方法をこのような方法にすれば、一回の試験問題を複数の試験問題ステージに分割して構成して、試験問題ステージごとに不正解問題に対応する問題を分析問題と置換して出題することにより、不正解であった問題について、その受験者の理解度を適切に評価することができ、また、受験者にその理解度評価を表示する理解度評価表を提供することも可能となる。

0019

また、本発明の理解度評価プログラムは、一回の理解度評価試験毎の問題を、それぞれ一又は二以上の問題を保有する二以上の試験問題ステージで構成して格納する試験問題記憶部と、不正解となった問題に対応する分析問題を格納する分析問題記憶部とを備えた理解度評価サーバに、受験者の解答にもとづき試験問題を動的に組換えて出題させることで、一回の試験により当該受験者の理解度評価を行わせる理解度評価プログラムであって、理解度評価サーバに、受験者端末へ試験問題ステージを順に一づつ送信させて、当該試験問題ステージの問題に対する解答を受験者端末から試験問題ステージごとに受信させ、受験者端末から送信されてきた試験問題ステージの問題に対する解答の正誤を判定させ、判定の結果、不正解であった解答に対応する分析問題を分析問題記憶部から抽出させ、この分析問題を、試験問題記憶部に格納されている次の試験問題ステージにおける不正解であった解答に対応する問題と置換えさせることにより、次の試験問題ステージを生成させる構成としてある。

0020

理解度評価プログラムをこのような構成にすれば、理解度評価試験サーバに、複数の試験問題ステージからなる理解度評価試験の実施にあたり、受験者が不正解となった問題ごとに、それに対応する分析問題を次の試験問題ステージにおける当該不正解問題に対応する問題と置換して出題させることができるため、一回の理解度評価試験によって、受験者の理解度を適切に評価させることが可能となる。

発明の効果

0021

本発明によれば、一回の試験問題を複数の試験問題ステージに分割して構成し、各試験問題ステージにおけるそれぞれの問題に対応する分析問題を用意しておいて、受験者が解答を誤った場合には、次の試験問題ステージを出題するにあたり、その問題が正解であった場合に出題する問題を、その分析問題に置換えて出題することにより、この分析問題の解答の判定結果を通じて、その受験者の理解度を適切に評価することが可能となる。
また、一回の試験において、受験者の理解度に応じた様々な試験問題ステージが生成されて試験が行われるため、理解度評価のために複数回の試験を実施する必要がなく、多様な受験者群を対象として有効に理解度評価を行うことが可能となる。

0022

さらに、このようにして行った理解度評価を表示する理解度評価表を作成することができるため、教育者は、これを元に具体的に受験者がどのような部分が理解不足だったのかを詳細に分析でき、どのような教育を行えば良いのかを把握して、受験者への適切な教育を実施することが可能となる。
また、受験者は、一回の試験実施にて不正解となった問題に対する詳細な不理解箇所の指摘、及び必要な学習ポイントを理解度評価表によりタイムリーに認識することができるため、学習効果の向上や理解度アップ、学習意欲の向上等を期待することが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0023

以下、本発明に係る理解度評価システムの好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、以下の実施形態に示す本発明の理解度評価システムは、プログラムに制御されたコンピュータにより動作するようになっている。プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令送り、理解度評価サーバの動作に必要となる所定の処理、例えば、解答判定処理、受験者履歴登録処理、次試験問題ステージ生成処理、理解度評価表作成処理等を行わせる。このように、本発明の理解度評価システムにおける各処理,動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現できるものである。
プログラムは予めROM,RAM等の記録媒体に格納され、コンピュータに実装された記録媒体から当該コンピュータにプログラムを読み込ませて実行されるが、例えば通信回線を介してコンピュータに読み込ませることもできる。
また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ磁気ディスク光ディスク、その他任意のコンピュータで読取り可能な任意の記録手段により構成できる。

0024

[理解度評価システム1]
まず、図1図7を参照して、本発明の一実施形態に係る理解度評価システムの構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る理解度評価システムの構成を示すブロック図である。図2は、同じく本実施形態に係る理解度評価システムにおける受験者端末の構成を示すブロック図である。図3は、同じく本実施形態に係る理解度評価システムにおける理解度評価サーバの構成を示すブロック図である。図4〜7は、それぞれ同じく本実施形態に係る理解度評価システムにおける試験問題DBの格納データの一例を示す図,分析問題群DBの格納データの一例を示す図,受験者履歴DBの格納データの一例を示す図,受験者履歴DBの格納データの他の一例(認証及び理解度評価表データ)を示す図である。
本実施形態に係る理解度評価システム1は、クライアントサーバ型のWeb型理解度評価試験システムであり、図1に示すように、複数の受験者端末10(10a,10b〜10n)、理解度評価サーバ20、及び通信回線30を有している。

0025

[受験者端末10]
受験者端末10は、各地に点在する受験者が使用する情報処理装置であり、例えば、パーソナルコンピュータや、携帯電話、PHS、PDA等とすることができる。
この受験者端末10は、図2に示すように、処理装置11と試験問題DB12を有している。

0026

処理装置11は、受験者端末10における各種処理を実行するものであり、CPU及びRAM等により構成され、受験者登録手段11−1,送受信手段11−2,試験問題格納手段11−3,試験実行手段11−4を有している。
受験者登録手段11−1は、送受信手段11−2に理解度評価サーバ20へアクセスさせて受験者登録画面を受信させ、受験者認証情報(例えば、受験者の氏名及びパスワード)を入力して、これを送受信手段11−2により理解度評価サーバ20へ送信することによって、受験者の登録を行う。
また、受験開始にあたり、送受信手段11−2を介して、理解度評価サーバ20へ受験開始要求を送信し、理解度評価サーバ20からログオン画面を受信するとともに、受験者による上記受験者認証情報を入力し、これを理解度評価サーバ20へ送信することによって、受験者の認証を受ける。

0027

送受信手段11−2は、受験者端末10及び理解度評価サーバ20間の情報の送受信を行うものであり、理解度評価サーバ20から試験問題を受信し、受験者により入力された解答を理解度評価サーバ20へ送信する。
試験問題格納手段11−3は、理解度評価サーバ20から送受信手段11−2を介して順次送信されてくる各試験問題ステージを、試験問題DB12に格納する。

0028

試験実行手段11−4は、試験問題DB12に格納されている試験問題を受験者端末10における図示しない表示部に表示し、受験者による解答の入力を受けて、その解答を送受信手段11−2を介して理解度評価サーバ20へ送信することによって、試験を実行する。
試験問題DB12は、理解度評価サーバ20から送信されてくる各試験問題ステージを格納する記憶装置である。本実施形態においては、データベースとして構成しているが、これに限定されるものではなく、各試験問題ステージを適切に保存することが可能であれば他の格納方式であってもかまわない。

0029

[理解度評価サーバ20]
理解度評価サーバ20は、理解度評価試験の提供者が使用する情報処理装置であり、ワークステーションやサーバ、パーソナルコンピュータ等とすることができる。この理解度評価サーバ20は、図3に示すように、処理装置21、試験問題DB22、分析問題群DB23、受験者履歴DB24を有している。
処理装置21は、理解度評価サーバ20における各種処理を実行するものであり、CPU及びRAM等により構成され、本発明の理解度評価プログラムをRAM上に展開してCPUにより実行することで、以下の各手段の処理を実現している。同図に示すように、この処理装置21は、受験者認証手段21−1、送受信手段21−2、解答判定手段21−3、受験者履歴登録手段21−4、次試験問題ステージ生成手段21−5、及び理解度評価表作成手段21−6を有している。

0030

受験者認証手段21−1は、受験者端末10からの受験開始要求に応じて、受験者端末10へログオン画面を送受信手段21−2により送信し、受験者端末10から送受信手段21−2を介して受信した受験者認証情報が、受験者履歴DB24に登録されていることを確認することにより受験者の認証を行う。
送受信手段21−2は、理解度評価サーバ20及び受験者端末10間の情報の送受信を行うものであり、認証関連情報の送受信の他、受験者認証手段21−1による認証の結果、受験者が受験者履歴DB24に登録されていることが確認できると、試験問題DB22から各受験者に対応した一連の各試験問題ステージ1〜nを受験者端末10へ順次送信する。また、受験者端末10から送信されてきた各試験問題ステージに対応する解答を受信すると、これを解答判定手段21−3に渡す。

0031

解答判定手段21−3は、受験者端末10から送信されてきた各試験問題ステージに対する解答が、正解であるか不正解であるかの正誤の判定を行う。そして、この判定結果を受験者履歴登録手段21−4を用いて受験者履歴DB24に格納する。
受験者履歴登録手段21−4は、解答判定手段21−3による判定結果を受験者履歴DB24に格納する。また、受験者端末10から受験者認証情報が送信されてくると、これを受験者履歴DB24に格納する。

0032

次試験問題ステージ生成手段21−5は、解答判定手段21−3から各試験問題ステージに対応する解答についての判定結果を受け取って、不正解問題に対応する分析問題群を分析問題群DB23から抽出する。また、試験問題DB22から、次試験問題ステージの問題群を抽出するとともに、この次試験問題ステージにおける上記不正解問題に対応する削除問題群を特定する。
さらに、この特定した削除問題群と、上記分析問題群DB23から抽出した分析問題群とを置換えることによって、次試験問題ステージの問題群をその受験者の不正解箇所の分析に適するように組換え、次試験問題ステージの問題群の生成を行う。また、この生成した次試験問題ステージの問題群を、試験問題DB22における元の次試験問題ステージの問題群と置換して格納する。
そして、送受信手段21−2は、対応する受験者への次の試験問題ステージとして、上述のようにして生成された次試験問題ステージの問題群を試験問題DB22から抽出して、その受験者が使用する受験者端末10へ送信する。

0033

なお、次試験問題ステージ生成手段21−5が、解答判定手段21−3から直接判定結果を受け取るのではなく、解答判定手段21−3からある試験問題ステージについての判定が終了したことを示す通知を受けて、これに応じてその試験問題ステージに対応する判定結果を受験者履歴DB24から抽出するようにすることも勿論可能である。また、送受信手段11−2が、受験者端末10へ送信する次試験問題ステージの問題群を、試験問題DB22から抽出するのではなく、次試験問題ステージ生成手段21−5から直接受け取るようにすることも勿論可能である。その他、上述のような次試験問題ステージを生成し、受験者端末10への送信が可能であれば、その詳細な処理手順は適宜変更してかまわない。

0034

理解度評価表作成手段21−6は、受験者が一連の理解度評価試験問題ステージの受験を全て終了した時点で、受験者履歴DB24に登録されているその受験者による解答の判定結果にもとづき不理解箇所を分析し、学習ポイントを指摘する理解度評価表を作成して、その受験者が使用する受験者端末10へ送信する。
この理解度評価表を参照することにより、教育者は、それぞれの受験者が具体的にどの部分が理解不足だったのかの詳細分析と、どのような教育を行えばよいかを把握することができ、受験者への適切な教育を行うことが可能となる。

0035

試験問題DB22は、理解度評価対象範囲の試験問題を、複数の試験問題ステージに分割した状態で格納する記憶装置(試験問題記憶部)であり、受験者毎に対応した一連の各試験問題ステージを保有する。各試験問題ステージは、一又は二以上の問題を有し、その内容については、理解度評価対象範囲が同一の場合は、受験者毎の各試験問題ステージの問題内容初期値は全て同一である。そして、各受験者の試験結果によって、それぞれの試験問題ステージの内容は、最初の試験問題ステージを除いて、随時更新されるようになっている。図4は、このような試験問題DB22における格納データの一例を示すものである。

0036

分析問題群DB23は、不正解となった問題に対応する入れ替え問題を抽出するために準備された試験問題群を格納する記憶装置(分析問題記憶部)であり、最初の各試験問題ステージを除いた各試験問題ステージの各問題に対応した不理解箇所分析問題群が格納されている。この分析問題とは、具体的にどのような部分や箇所が理解不足であったのかを更に詳細に調査分析するためのものである。図5は、このような分析問題群DB23における格納データの一例を示すものである。

0037

受験者履歴DB24は、受験者毎に各試験問題ステージの正解/不正解の判定結果を格納する記憶装置(受験者履歴記憶部)である。図6は、このような受験者履歴DB24における格納データの一例を示すものである。
また、受験者履歴DB24は、受験者毎に受験者認証情報も保有する。この受験者認証情報は、図6に示す情報とは別個のテーブルとして受験者履歴DB24に保有させることができ、例えば、図7に示すようなものとすることができる。この図7に示すテーブルは、受験者認証手段21−1による受験者認証において使用されるほか、理解度評価表の作成において使用される。また、図示しないが図7に示すテーブルに、各受験者が使用する受験者端末10aを特定するための識別コードを保有させることも好ましい。
なお、試験問題DB22,分析問題群DB23,受験者履歴DB24は、本実施形態において、データベースにより構成しているが、これに限定されるものではなく、それぞれのデータを適切に保存することが可能であれば他の格納方式を用いてもかまわない。また、受験者認証情報を受験者履歴DB24とは別個のデータベースに格納するようにしてもかまわない。

0038

[通信回線30]
通信回線30は、従来公知の任意好適な公衆回線、商業回線又は専用回線を用いることができる。また各受験者端末10及び理解度評価サーバ20のそれぞれの間においては、同一又は別個の通信回線で構成することができる。
さらに、通信回線30は、各受験者端末10及び理解度評価サーバ20のそれぞれの間を、無線あるいは有線接続可能な回線であり、例えば、公衆回線網専用回線網インターネット回線網及びイントラネット網により構成することができる。

0039

次に、本実施形態の理解度評価システムにおける処理手順について、上述の図4図7と、図8及び図9を参照して説明する。図8は、本実施形態の理解度評価システムにおける処理手順を示す動作手順図である。図9は、同じく本実施形態に係る理解度評価システムにおける試験問題ステージの一例を示す図である。
まず、各地に点在する受験者により、受験者端末10は、理解度評価サーバ20にアクセスし、受験者のログオンを行うことで理解度評価試験を開始する(ステップA1)。
このログオンは、受験者端末10に表示されたログオン画面に受験者の氏名及びパスワード等の受験者認証情報を入力することで行われる。このログオン画面は、受験者端末10からの要求によって、理解度評価サーバ20から受験者端末10へ送信することができる。なお、受験者端末10において、理解度評価試験専用のログオン画面を保有させるようにしてもかまわない。

0040

理解度評価サーバ20は、受験者端末10から受験者認証情報を受信すると、受験者履歴DB24に格納されている受験者認証情報と比較することにより、受信した受験者認証情報が登録されているものかどうかの認証を行う。そして、認証の結果、受験者が受験者履歴DB24に登録されていることが確認できると、受験者履歴DB24からその受験者の受験者コードを取得し、以降このコードを用いて試験問題DB22及び受験者履歴DB24に対する参照や更新処理等を実行する。受験者端末10から受信した受験者認証情報が、受験者履歴DB24に格納されているものと一致しない場合は、エラーメッセージを受験者端末10に返して処理を終了する(ステップA2)。

0041

受験者全員の理解度評価対象範囲が同一の場合、理解度評価サーバ20は、まずはじめに、いずれの受験者端末10に対しても図9に示すような同一の第1の試験問題ステ−ジを送信する(ステップA3)。
受験者端末10は、受信した試験問題ステ−ジを試験問題DB12に格納する(ステップA4)。
ここで、受験者端末10aを、受験者「山田 太郎」(受験者コードxxxxxx)が使用し、この受験者端末10aに理解度評価サーバ20から図9に示すような試験問題ステージが送信されたものとすると、この受験者「山田 太郎」は、Express5800評価試験(EXP001)問題における第1の試験問題ステ−ジS0に対する解答を作成し、受験者端末10は、この解答を入力して、理解度評価サーバ20へ送信する(ステップA5)。

0042

次に、理解度評価サーバ20は、受信した解答の正解/不正解を判定し(ステップA6)、その判定結果を受験者「山田 太郎」の受験履歴情報として受験者履歴DB24に格納する(ステップA7)。
続いて、理解度評価サーバ20は、試験問題ステ−ジが最後のステージではない場合(ステップA8のNO)、不正解問題に対応する分析問題群を分析問題群DB23から抽出するとともに、試験問題DB22から、次試験問題ステージの問題群を抽出する。さらに、この次試験問題ステージにおける上記不正解問題に対応する削除問題群を特定する(ステップA9)。そして、この特定した削除問題群と、上記分析問題群DB23から抽出した分析問題群とを置換えることによって、次試験問題ステージの問題群を受験者「山田 太郎」の不正解箇所の分析に適するように組換え、次試験問題ステージの問題群を生成する。また、この生成した次試験問題ステージの問題群を、試験問題DB22における元の次試験問題ステージの問題群と置換して格納する(ステップA10)。
したがって、ステップA6において正解と判定された問題については、次のステージにおいて、試験問題DB22における元の次試験問題ステージの問題と同一の問題が出題され、ステップA6において不正解と判定された問題については、次のステージにおいて、その問題に対応する分析問題が出題されることとなる。

0043

ここで、図4図6を用いて、次試験問題ステージの問題群の生成につきより詳細に説明する。
受験者「山田 太郎」は、まず、図4に示すような第1の試験問題ステ−ジS0を受験し、その解答の判定結果が、図6において受験者履歴DB24の格納データとして示されている。同図に示すように、試験問題ステ−ジS0において、受験者「山田 太郎」は、設問2(C1)の問題2(Q101)と、設問3(C2)の問題1(Q200)で不正解となっている。

0044

このため、理解度評価サーバ20は、図5に示す分析問題群DB23から試験問題ステ−ジS0についての分析問題として、試験問題ステ−ジS1において上記不正解問題と対応する分析問題を抽出する。この場合、上記設問2(C1)の問題2(Q101)に対応する分析問題として設問2(C1)の問題2(P111)が、上記設問3(C2)の問題1(Q200)に対応する分析問題として設問3(C2)の問題1(P210)が抽出されることになる。

0045

また、理解度評価サーバ20は、試験問題DB22から次試験問題ステージである試験問題ステージS1の問題群を抽出し、削除対象となる問題を特定する。この場合、上記不正解問題に対応する図示しない設問2(C1)の問題2(P101)と、設問3(C2)の問題1(P200)が特定される。さらに、理解度評価サーバ20は、特定した設問2(C1)の問題2(P101)と抽出した分析問題である設問2(C1)の問題2(P111)とを置換するとともに、特定した設問3(C2)の問題1(P200)と抽出した分析問題である設問3(C2)の問題1(P210)とを置換し、次試験問題ステージの問題群S1を生成する。
そして、理解度評価サーバ20は、生成した試験問題ステージS1を、試験問題DB22における元の次試験問題ステージの問題群S1と置換して格納する。図4に示す次試験問題ステージの問題群S1は、このようにして生成され、格納された次試験問題ステージを示している。

0046

次に、理解度評価サーバ20は、このようにして生成した試験問題ステージS1を受験者「山田 太郎」の受験者端末10aへ送信する(ステップA11)。そして、以降同様にして、全ての試験問題ステージが終了するまで、上述の処理が繰り返し実行される。
すなわち、受験者「山田 太郎」は、次に、図4に示す第2の試験問題ステ−ジS1を受験し、その解答の判定結果が、図6に示すように受験者履歴DB24登録される。ここでは、分析問題として組換えられた設問3(C2)の問題1(P210)は正解となっており、設問2(C1)の問題2(P111)と設問3(C2)の問題3(P202)が不正解となっている。

0047

このため、理解度評価サーバ20は、図5に示す分析問題群DB23から試験問題ステ−ジS1についての分析問題として、試験問題ステ−ジS2において上記不正解問題と対応する分析問題を抽出する。この場合、上記設問2(C1)の問題2(P111)に対応する分析問題として設問2(C1)の問題2(R111)が、上記設問3(C2)の問題3(P202)に対応する分析問題として設問3(C2)の問題3(P212)が抽出されることになる。

0048

また、理解度評価サーバ20は、試験問題DB22から次試験問題ステージである試験問題ステージS2の問題群を抽出し、削除対象となる問題を特定し、この特定した問題群と上記抽出した分析問題とを置換して、次試験問題ステージの問題群S2を生成し、この生成した試験問題ステージS2を、試験問題DB22における元の次試験問題ステージの問題群S2と置換して格納する。図4に示す次試験問題ステージS2は、このようにして生成され、格納された次試験問題ステージを示している。そして、この次試験問題ステージS2が、受験者端末10aに送信される。このようにして、受験者「山田 太郎」により各ステージの解答が順次行われ、解答されることになる。

0049

以上のようにして、最後の試験問題ステージの解答が終了すると(ステップA12)、受験者端末10aは、処理を終了する。
また、理解度評価サーバ20は、最後の試験問題ステージに対する正解/不正解の判定結果の受験者履歴DB24への格納が終了すると(ステップA8のYES)、この受験者履歴情報から受験者「山田 太郎」の不理解個所を抽出して、不理解箇所や必要となる学習ポイントを受験者履歴情報とともに表示する理解度評価表を作成し、受験者「山田 太郎」の受験者端末10aへ送信する(ステップA13)。
このようにして、受験者「山田 太郎」は、受け取った学習ポイントを元に今後の学習の取り組み方を認識することが可能となる。

0050

なお、理解度評価表に不理解箇所、及び学習ポイントを表示する具体的な処理内容は適宜設計することができる。例えば、試験問題ステージにおける設問及び問題ごとに、対応する不理解箇所及びその学習ポイントを説明するメッセージを有するテーブルを理解度評価サーバ20に保有させ、設問及び問題ごとの不正解個数所定数以上である場合に、そのテーブルから対応するメッセージを抽出して、理解度評価表に表示するようにすることができる。また、ある設問及び問題に対する判定結果が全て正解である場合には、不理解箇所はなく全て理解できていることを示すメッセージを表示するようにすることもできる。

0051

以上説明したように、本実施形態の理解度評価システムによれば、多数の受験者を対象に限られた一定時間内に理解度評価試験を実施するにあたり、一回の理解度評価試験毎の問題を予め複数のステージに分割しておき、受験者の解答にもとづいて、動的にその受験者への次のステージの試験問題に理解度を評価するための分析問題を組込んで出題することにより、一回の試験により受験者の習熟度及び不理解箇所を判定することができる。
すなわち、一回の理解度評価試験により、受験者の各試験問題ステージでの不正解履歴情報を収集することが可能となるため、受験者にとっては、理解度評価のために複数回にわたって試験を受ける必要がなくなり、教育者にとっては、この情報を元に具体的に受験者がどのような部分が理解不足だったのかを詳細に分析できるとともに、どのような教育を行えば良いのかを把握でき、受験者への適切な教育を実施することが可能となる。

0052

なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、インターネットなどの通信回線を介して複数の受験者端末に対して理解度評価試験を実施するものとしているが、受験者端末を理解度評価サーバに直接接続して本発明の理解度評価システムを実現することや、受験者端末を一台とすることなども勿論可能である。また、理解度評価サーバにおける各手段の機能の切り分け等についても適宜変更することが可能である。

図面の簡単な説明

0053

本発明の一実施形態に係る理解度評価システムの構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る理解度評価システムにおける受験者端末の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る理解度評価システムにおける理解度評価サーバの構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る理解度評価システムにおける試験問題DBの格納データの一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る理解度評価システムにおける分析問題群DBの格納データの一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る理解度評価システムにおける受験者履歴DBの格納データの一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る理解度評価システムにおける受験者履歴DBの格納データの他の一例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る理解度評価システムにおける処理手順を示す動作手順図である。
本発明の一実施形態に係る理解度評価システムにおける試験問題ステージの一例を示す図である。

符号の説明

0054

10(10a,10b,・・・,10n)受験者端末
11処理装置
11−1受験者登録手段
11−2送受信手段
11−3試験問題格納手段
11−4試験実行手段
12 試験問題DB
20理解度評価サーバ
21 処理装置
21−1 受験者認証手段
21−2 送受信手段
21−3解答判定手段
21−4 受験者履歴登録手段
21−5次試験問題ステージ生成手段
21−6理解度評価表作成手段
22 試験問題DB
23分析問題群DB
24 受験者履歴DB
30 通信回線

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