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技術 温泉供給管理システム

出願人 四宮博
発明者 四宮博
出願日 2003年11月27日 (18年1ヶ月経過) 出願番号 2003-397126
公開日 2005年6月16日 (16年6ヶ月経過) 公開番号 2005-157844
状態 特許登録済
技術分野 非電気的変量(レベル、濃度等)の制御
主要キーワード 水位測定器 昇温設備 共同管理 低出力状態 中央監視制御装置 湯供給路 オーバーフローライン 高出力状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年6月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

温泉資源を保護でき、省エネに役立ち、構成簡素で、メンテナンス容易で、消費電力設備の負担が少なく、効率的で経済的な温泉供給管理システムを提供する。

解決手段

最大貯湯レベルと、最小貯湯レベルと、最大貯湯レベル到達時間帯と、最小貯湯レベル到達時間帯とを設定し、最小貯湯レベル到達時間帯を、温泉利用量ピーク周辺或いはピーク時の後に設定し、最大貯湯レベル到達時間帯を、温泉利用量の非ピーク時周辺或いは非ピーク時の後に設定し、最大貯湯レベル到達時間帯から最小貯湯レベル到達時間帯までは、最大貯湯レベルから最小貯湯レベルに向って漸次減少する放出想定ラインを設定し、最小貯湯レベル到達時間帯から最大貯湯レベル到達時間帯までは、最小貯湯レベルから最大貯湯レベルに向って漸次増加する備蓄想定ラインを設定し、貯湯量が放出想定ラインと備蓄想定ラインに沿うように中央監視制御装置で制御できるよう構成する。

概要

背景

従来、この種の温泉供給管理システムとしては、例えば、特許文献1に示すような温泉資源保護安定供給装置が開示されている。
これは、源泉井より揚湯された温泉を一時貯える中継槽と、この中継槽より送り出された温泉を貯える貯湯槽と、この貯湯槽の下流側に設けられ貯湯槽より送り出された温泉を貯えると共に、多数の利用施設へ温泉を供給する他の貯湯槽とを設けた温泉供給系統と、温泉の所定量を前記貯湯槽と他の貯湯槽との間でまたは前記他の貯湯槽内循環させて供給温度差を減少させる温泉循環系統とを有する温泉資源保護安定供給装置であって、前記中継槽の水位を一定に制御する中継槽水位制御装置と、前記中継槽から貯湯槽へ送湯し、貯湯槽の水位を満湯状態に制御する貯湯槽水位制御装置と;前記各貯湯槽の温泉供給系統または温泉循環系統の配湯管路のそれぞれ出発圧力を検出し、前記出発圧力を一定に制御する複数の配湯管路出発圧力制御装置と、前記各貯湯槽の配湯管路の末端圧力を検出し、この末端圧力の低下を防止すると共に、各下流側の貯湯槽内への温泉量の減少または溢流を防止して満湯状態に水位制御する複数の配湯管路末端圧力および貯湯槽水位制御装置とを備えたものである。

特許公報第2791000号

概要

温泉資源を保護でき、省エネに役立ち、構成簡素で、メンテナンス容易で、消費電力設備の負担が少なく、効率的で経済的な温泉供給管理システムを提供する。最大貯湯レベルと、最小貯湯レベルと、最大貯湯レベル到達時間帯と、最小貯湯レベル到達時間帯とを設定し、最小貯湯レベル到達時間帯を、温泉利用量ピーク周辺或いはピーク時の後に設定し、最大貯湯レベル到達時間帯を、温泉利用量の非ピーク時周辺或いは非ピーク時の後に設定し、最大貯湯レベル到達時間帯から最小貯湯レベル到達時間帯までは、最大貯湯レベルから最小貯湯レベルに向って漸次減少する放出想定ラインを設定し、最小貯湯レベル到達時間帯から最大貯湯レベル到達時間帯までは、最小貯湯レベルから最大貯湯レベルに向って漸次増加する備蓄想定ラインを設定し、貯湯量が放出想定ラインと備蓄想定ラインに沿うように中央監視制御装置で制御できるよう構成する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

揚湯ポンプ温度センサー、送湯ポンプ流量計等を有すると共に、複数の源泉夫々に設けられる源泉設備と、これらの源泉設備で揚湯された温泉湯供給路を介して貯湯される貯湯槽と、揚湯された貯湯槽内の温泉が複数の利用施設巡回するように循環可能となる湯循環路と、源泉設備夫々のデーター、貯湯槽のデーター、湯循環路のデーター等を基にして、温泉の管理、制御をコンピュータを利用して行う中央監視制御装置とを備えた温泉供給管理システムに於いて、貯湯槽内の温泉の最大貯湯レベルと、最小貯湯レベルと、1日に於ける最大貯湯レベル到達時間帯と、最小貯湯レベル到達時間帯とを設定し、前記最小貯湯レベル到達時間帯を、複数の利用施設での温泉利用量が最も多いピーク周辺或いはピーク時の後に設定し、一方、前記最大貯湯レベル到達時間帯を、複数の利用施設での温泉利用量が最も少ない非ピーク時周辺或いは非ピーク時の後に設定し、最大貯湯レベル到達時間帯から最小貯湯レベル到達時間帯までの間では、貯湯槽内の温泉の貯湯量が、最大貯湯レベルから最小貯湯レベルに向って漸次減少するような緩やかな放出想定ラインを設定し、最小貯湯レベル到達時間帯から最大貯湯レベル到達時間帯までの間では、貯湯槽内の温泉の貯湯量が、最小貯湯レベルから最大貯湯レベルに向って漸次増加するような緩やかな備蓄想定ラインを設定し、貯湯槽内の温泉の貯湯量を、放出想定ラインと備蓄想定ラインに沿うように中央監視制御装置で制御できるよう構成したことを特徴とする温泉供給管理システム。

請求項2

前記放出想定ラインは、複数の利用施設での該当時間帯毎の温泉利用総量に合致するように設定したことを特徴とする請求項1記載の温泉供給管理システム。

請求項3

前記最小貯湯レベル到達時間帯から最大貯湯レベル到達時間帯までの間を、深夜電力割引時間内に設定したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の温泉供給管理システム。

請求項4

前記放出想定ライン及び備蓄想定ラインに対して略一定間隔に隔てたように配される下方許容想定ラインと上方許容想定ラインを設定し、貯湯槽内の温泉の貯湯量が、下方許容想定ライン或いは上方許容想定ラインを越えて所定時間経過したときに、適宜警報手段が作動するように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載の温泉供給管理システム。

技術分野

0001

本発明は、主に、温泉地に於いて温泉(源泉及び源泉から揚湯された温泉)を共同管理する際に使用される温泉供給管理システム係り、特に、温泉資源を無駄にすることなく保護でき、しかも、効率的な管理が可能となり、省エネに役立ち、安定的な温泉の供給ができ、理想的な温泉管理が行えるように工夫した温泉供給管理システムに関するものである。

背景技術

0002

従来、この種の温泉供給管理システムとしては、例えば、特許文献1に示すような温泉資源保護安定供給装置が開示されている。
これは、源泉井より揚湯された温泉を一時貯える中継槽と、この中継槽より送り出された温泉を貯える貯湯槽と、この貯湯槽の下流側に設けられ貯湯槽より送り出された温泉を貯えると共に、多数の利用施設へ温泉を供給する他の貯湯槽とを設けた温泉供給系統と、温泉の所定量を前記貯湯槽と他の貯湯槽との間でまたは前記他の貯湯槽内循環させて供給温度差を減少させる温泉循環系統とを有する温泉資源保護安定供給装置であって、前記中継槽の水位を一定に制御する中継槽水位制御装置と、前記中継槽から貯湯槽へ送湯し、貯湯槽の水位を満湯状態に制御する貯湯槽水位制御装置と;前記各貯湯槽の温泉供給系統または温泉循環系統の配湯管路のそれぞれ出発圧力を検出し、前記出発圧力を一定に制御する複数の配湯管路出発圧力制御装置と、前記各貯湯槽の配湯管路の末端圧力を検出し、この末端圧力の低下を防止すると共に、各下流側の貯湯槽内への温泉量の減少または溢流を防止して満湯状態に水位制御する複数の配湯管路末端圧力および貯湯槽水位制御装置とを備えたものである。

0003

特許公報第2791000号

発明が解決しようとする課題

0004

ところが、前述の温泉資源保護安定供給装置にあっては、中継槽と複数の貯湯槽とを備えると共に、中継槽と複数の貯湯槽夫々に制御装置付設してあるため、制御装置の数が多くなり、制御装置自体の負担や、これらのメンテナンスにかかる負担等のシステム全体の経済的負担が大きい難点があった。
また、中継槽の水位が常に満湯となるように揚湯ポンプ吐出量を制御すると共に、貯湯槽の水位が常に満湯となるように送湯ポンプ回転数を制御しているため、時間帯によって大きく変動する多数の利用施設での温泉使用総量が、ピーク(例えば、夕方から夜の間)のときには、これらの使用総量に応じて配湯量を増やすべくポンプ類を常時高出力状態で作動させなければならないと共に、ピーク時の温泉使用総量に対応した比較的大きな能力ポンプを使用する必要があり、消費電力の負担や、設備の負担等が大きい難点もあった。

0005

そこで、本発明は、前述の如き難点等を解消できるようにするのは勿論のこと、温泉資源を無駄にすることなく保護でき、効率的な管理が可能で、省エネに役立ち、安定的な温泉の供給ができ、理想的な温泉管理が行え、また、ポンプ類の消耗を抑制できるようにすると共に、比較的小さな能力のポンプ類を利用できるようにし、しかも、構成が簡素で、メンテナンスも容易で、経済的な負担を大幅に低減できるようにすべく創出されたものである。

課題を解決するための手段

0006

しかして、請求項1記載の温泉供給管理システムにあっては、揚湯ポンプ、温度センサー、送湯ポンプ、流量計等を有すると共に、複数の源泉夫々に設けられる源泉設備A1、A2、A3と、これらの源泉設備A1、A2、A3で揚湯された温泉が湯供給路Bを介して貯湯される貯湯槽Cと、揚湯された貯湯槽C内の温泉が複数の利用施設F1、F2、F3、F4を巡回するように循環可能となる湯循環路Eと、源泉設備A1、A2、A3夫々のデーター、貯湯槽Cのデーター、湯循環路Eのデーター等を基にして、温泉の管理、制御をコンピュータを利用して行う中央監視制御装置とを備えた温泉供給管理システムに於いて、貯湯槽C内の温泉の最大貯湯レベルと、最小貯湯レベルと、1日に於ける最大貯湯レベル到達時間帯と、最小貯湯レベル到達時間帯とを設定し、前記最小貯湯レベル到達時間帯を、複数の利用施設F1、F2、F3、F4での温泉利用量が最も多いピーク時周辺或いはピーク時の後に設定し、一方、前記最大貯湯レベル到達時間帯を、複数の利用施設F1、F2、F3、F4での温泉利用量が最も少ない非ピーク時周辺或いは非ピーク時の後に設定し、最大貯湯レベル到達時間帯から最小貯湯レベル到達時間帯までの間では、貯湯槽C内の温泉の貯湯量が、最大貯湯レベルから最小貯湯レベルに向って漸次減少するような緩やかな放出想定ラインを設定し、最小貯湯レベル到達時間帯から最大貯湯レベル到達時間帯までの間では、貯湯槽C内の温泉の貯湯量が、最小貯湯レベルから最大貯湯レベルに向って漸次増加するような緩やかな備蓄想定ラインを設定し、貯湯槽C内の温泉の貯湯量を、放出想定ラインと備蓄想定ラインに沿うように中央監視制御装置で制御できるよう構成する手段を採用した。

0007

また、請求項2記載の温泉供給管理システムにあっては、前記放出想定ラインは、複数の利用施設F1、F2、F3、F4での該当時間帯毎の温泉利用総量に合致するように設定する手段を採用した。

0008

更に、請求項3記載の温泉供給管理システムにあっては、前記最小貯湯レベル到達時間帯から最大貯湯レベル到達時間帯までの間を、深夜電力割引時間内に設定する手段を採用した。

0009

そして、請求項4記載の温泉供給管理システムにあっては、前記放出想定ライン及び備蓄想定ラインに対して略一定間隔に隔てたように配される下方許容想定ラインと上方許容想定ラインを設定し、貯湯槽C内の温泉の貯湯量が、下方許容想定ライン或いは上方許容想定ラインを越えて所定時間経過したときに、適宜警報手段が作動するように構成する手段を採用した。

発明の効果

0010

従って、本発明の請求項1記載の温泉供給管理システムによれば、貯湯槽Cは少なくとも一つあればよく、貯湯槽Cに付設される制御装置等の数が少なくて済み、制御装置等の負担や、メンテナンスにかかる負担等のシステム全体の経済的負担が小さくて済むようになる。
更に、温泉資源を無駄にすることなく保護でき、効率的な管理が可能で、省エネに役立ち、安定的な温泉の供給ができ、理想的な温泉管理が行えるようになる。
しかも、構成が簡素で、メンテナンスも容易で、経済的な負担を大幅に低減できる温泉供給管理システムとなる。

0011

特に、貯湯槽C内の温泉の最大貯湯レベルと、最小貯湯レベルと、1日に於ける最大貯湯レベル到達時間帯と、最小貯湯レベル到達時間帯とを設定し、前記最小貯湯レベル到達時間帯を、複数の利用施設F1、F2、F3、F4での温泉利用量が最も多いピーク時周辺或いはピーク時の後に設定し、一方、前記最大貯湯レベル到達時間帯を、複数の利用施設F1、F2、F3、F4での温泉利用量が最も少ない非ピーク時周辺或いは非ピーク時の後に設定し、最大貯湯レベル到達時間帯から最小貯湯レベル到達時間帯までの間では、貯湯槽C内の温泉の貯湯量が、最大貯湯レベルから最小貯湯レベルに向って漸次減少するような緩やかな放出想定ラインを設定し、最小貯湯レベル到達時間帯から最大貯湯レベル到達時間帯までの間では、貯湯槽C内の温泉の貯湯量が、最小貯湯レベルから最大貯湯レベルに向って漸次増加するような緩やかな備蓄想定ラインを設定し、貯湯槽C内の温泉の貯湯量を、放出想定ラインと備蓄想定ラインに沿うように中央監視制御装置で制御できるよう構成したので、時間帯によって大きく変動する多数の利用施設F1、F2、F3、F4での温泉使用総量が、ピーク時或いはピーク周辺(例えば、夕方から夜の間)のときでも、これらの使用総量に応じて源泉設備A1、A2、A3での揚湯量を大幅に増やす必要がなく、ポンプ類を常時高出力状態で作動させる必要もなく、しかも、ピーク時の温泉使用総量に対応するような比較的大きな能力のポンプは不要で、比較的小さな能力のポンプで済むようになるため、消費電力や、設備の負担等が少なくて済むようになり、大変経済的な温泉供給管理システムとなる。
加えて、ポンプ類を常時高出力状態で作動させる必要がないため、その消耗を抑制できるようになる。

0012

また、本発明の請求項2記載の温泉供給管理システムによれば、放出想定ラインと実際の温泉利用総量との誤差がより少なくて済むようになり、温泉揚湯量が少なくて済み、源泉設備A1、A2、A3や貯湯槽Cでのポンプが低出力状態の作動で済む(或いは、作動時間が少なくて済む)ようになり、省エネルギーを実現できるようになる。

0013

更に、本発明の請求項3記載の温泉供給管理システムによれば、貯湯槽C内の温泉を最大貯湯レベルまで揚湯するのに、その電力負担を大幅に軽減でき、より経済的なものとなる。

0014

そして、本発明の請求項4記載の温泉供給管理システムによれば、貯湯槽C内の温泉量の異常を確実に且つ余裕を持つて知らせることができるようになり、対応処理がし易く、より安全で信頼性の高いシステムとなる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、本発明を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本発明は、主に、全国の温泉地に於いて温泉(複数の源泉及び各源泉から揚湯された温泉)を共同管理する際に使用される温泉供給管理システムで、この温泉供給管理システムは、揚湯ポンプ、温度センサー、送湯ポンプ、流量計等を有すると共に、複数の源泉夫々に設けられる源泉設備A1、A2、A3と、これらの源泉設備A1、A2、A3で揚湯された温泉が湯供給路Bを介して貯湯される貯湯槽Cと、揚湯された貯湯槽C内の温泉が複数の利用施設F1、F2、F3、F4を巡回するように循環可能となる湯循環路Eと、源泉設備A1、A2、A3夫々のデーター、貯湯槽Cのデーター、湯循環路Eのデーター等を基にして、温泉の管理、制御をコンピュータを利用して行う中央監視制御装置とを備えたものである。

0016

そして、貯湯槽C内の温泉の最大貯湯レベルと、最小貯湯レベルと、1日に於ける最大貯湯レベル到達時間帯と、最小貯湯レベル到達時間帯とを設定する。
ところで、最大貯湯レベルは、例えば、貯湯槽Cのオーバーフローラインの下方に設定されるのが望ましく、最小貯湯レベルは、例えば、貯湯槽Cの下部に少なくとも約30パーセント程度の温泉が残るような位置より上方に設定されるのが望ましい。すなわち、最大貯湯レベルは、貯湯槽Cのオーバーフローラインに対して若干の余裕を持って設定され、レベルを超えた時に温泉が無駄にならないように配慮してあり、最小貯湯レベルは、貯湯槽C内に残されている温泉に対してかなりの余裕を持って設定され、レベルを超えた時に万一問題等が発生した場合でも温泉の供給に支障が生じないように配慮してある。

0017

それから、前記最小貯湯レベル到達時間帯を、複数の利用施設F1、F2、F3、F4での温泉利用量が最も多いピーク時周辺或いはピーク時の後に設定し、一方、前記最大貯湯レベル到達時間帯を、複数の利用施設F1、F2、F3、F4での温泉利用量が最も少ない非ピーク時周辺或いは非ピーク時の後に設定する。

0018

ところで、最小貯湯レベル到達時間帯は、複数の利用施設F1、F2、F3、F4での温泉利用量が最も多いピーク時の後となる、例えば、22時とか23時とかに設定され、最大貯湯レベル到達時間帯は、複数の利用施設F1、F2、F3、F4での温泉利用量が最も少ない非ピーク時の後となる、例えば、7時とか8時とかに設定される。
特に、前記最小貯湯レベル到達時間帯から最大貯湯レベル到達時間帯までの間を、深夜電力割引時間(例えば、23時〜8時、23時〜7時、22時〜6時)内に設定することが望ましく、貯湯槽C内の温泉を最大貯湯レベルまで揚湯するのに、電力負担を大幅に軽減でき、より経済的なものとすることが可能となる。

0019

更に、最大貯湯レベル到達時間帯から最小貯湯レベル到達時間帯までの間では、貯湯槽C内の温泉の貯湯量が、最大貯湯レベルから最小貯湯レベルに向って漸次減少するような緩やかな放出想定ライン(右下がりライン)を設定し、最小貯湯レベル到達時間帯から最大貯湯レベル到達時間帯までの間では、貯湯槽C内の温泉の貯湯量が、最小貯湯レベルから最大貯湯レベルに向って漸次増加するような緩やかな備蓄想定ライン(右上がりライン)を設定する。

0020

ところで、放出想定ラインは、図示例では直線的に構成されているが、これは複数の利用施設F1、F2、F3、F4での過去の時間帯毎の温泉利用総量データーを利用して作成されるもので、折れ線状であったり、曲線で構成されたものであっても良く、また、季節等に応じて、変更できるものである。
すなわち、前記放出想定ラインは、複数の利用施設F1、F2、F3、F4での該当時間帯毎の温泉利用総量に合致するように設定され、放出想定ラインと実際の温泉利用総量との誤差がより少なくて済むようにすることで、温泉揚湯量が少なくて済み、源泉設備A1、A2、A3や貯湯槽Cでのポンプが低出力状態の作動で済み(或いは、作動時間が少なくて済み)、省エネルギーを実現できるように構成してある。
また、備蓄想定ラインは、放出想定ラインに比べて温泉利用総量データーの変化が少ないが、放出想定ラインと同様に構成できるものである。

0021

しかも、貯湯槽C内の温泉の貯湯量は、放出想定ラインと備蓄想定ラインに沿うように中央監視制御装置で制御できるよう構成されている。

0022

加えて、前記放出想定ライン及び備蓄想定ラインに対して略一定間隔に隔てたように配される下方許容想定ラインと上方許容想定ラインを設定し、貯湯槽C内の温泉の貯湯量が、下方許容想定ライン或いは上方許容想定ラインを越えて所定時間経過したときに、適宜警報手段が作動するように構成する。
すなわち、貯湯槽C内の温泉量の異常を確実に知らせることができて、より安全で信頼性の高いシステムとなるように構成されている。

0023

前記源泉設備A1、A2、A3は、例えば、揚湯ポンプや、温度センサーや、送湯ポンプや、流量計や、バルブ等からなり、複数の源泉夫々に設けられて、源泉夫々の揚湯をコントロールしたり、源泉夫々のデーターを測定できるように構成されている。
尚、源泉設備A1、A2、A3の具体的構成、数、揚湯ポンプの具体的構成、能力、数、温度センサーの具体的構成、配設位置、数、送湯ポンプの具体的構成、能力、配設位置、数、流量計の具体的構成、配設位置、バルブの具体的構成、配設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。

0024

前記湯供給路Bは、複数の源泉設備A1、A2、A3と貯湯槽Cとを結ぶパイプ等で構成され、この湯供給路Bには、例えば、温度センサーや、流量計等が設けられており、湯供給路Bを通過する温泉の温度や流量のデーターを測定できるように構成されている。
尚、湯供給路Bの具体的構成、形状、寸法、材質配設状態、温度センサーの具体的構成、配設位置、数、流量計の具体的構成、配設位置、数等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。

0025

前記貯湯槽Cは、例えば、温度センサーや、水位測定器や、オーバーフローや、バルブ等が設けられており、貯湯槽C内の温泉の貯湯量をコントロールしたり、温泉のデーターを測定できるように構成されている。
また、貯湯槽Cは、例えば、複数の利用施設F1、F2、F3、F4に於いて、最大貯湯レベル到達時間帯から最小貯湯レベル到達時間帯間での間で使用される温泉使用総量以上の容量に設定されるもので、基本的には1つが望ましいが、複数になっても良い。
更に、貯湯槽C内の温泉は、送湯ポンプDによって湯循環路E内に送湯できるように構成されている。
尚、貯湯槽Cの具体的構成、形状、寸法、材質、数、温度センサーの具体的構成、配設位置、数、水位測定器の具体的構成、配設位置、オーバーフローの具体的構成、バルブの具体的構成、配設位置、送湯ポンプDの具体的構成、配設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。

0026

前記湯循環路Eは、貯湯槽Cと複数の利用施設F1、F2、F3、F4とを巡回するような循環状態で結ぶパイプ等で構成され、この湯循環路Eには、例えば、温度センサーや、流量計や、バルブ等が適宜位置適数設けられており、湯循環路E内の温泉の温度や流量等のデーターを測定できるように構成されている。
尚、湯循環路Eの具体的構成、形状、寸法、材質、配設状態、温度センサーの具体的構成、配設位置、数、流量計の具体的構成、配設位置、数、バルブの具体的構成、配設位置、数等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。

0027

図中Gは、複数の利用施設F1、F2、F3、F4で使用されずに湯循環路Eを循環してきた温泉に於いて、その温度の低下が大きい場合に必要に応じて作動させる昇温設備を示し、この昇温設備Gは、熱交換器G1とボイラーG2とによって構成されている。
尚、昇温設備Gの具体的構成、配設位置、熱交換器G1の具体的構成、ボイラーG2のの具体的構成等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。

0028

前記中央監視制御装置は、源泉設備A1、A2、A3夫々で計測されるデーター(例えば、温泉の温度、揚湯流量等)、湯供給路Bで計測されるデーター(例えば、温泉の温度、温泉の流量等)、貯湯槽Cで計測されるデーター(例えば、温泉の温度、貯湯水位等)、湯循環路Eで計測されるデーター(例えば、各部に於ける温泉の温度、各部に於ける温泉の流量等)等を基にして、源泉設備A1、A2、A3夫々の管理、制御(例えば、揚湯ポンプによる揚湯量の調節、送湯ポンプによる送湯量の調節、バルブの調節等)、送湯ポンプDの管理、制御(例えば、送湯ポンプDによる送湯量の調節、バルブの調節等)、昇温設備Gの管理、制御(例えば、温水昇温調節等)等が、コンピュータを利用して効率的に行えるように構成したものである。
尚、中央監視制御装置の具体的構成、制御プログラム等は、適宜自由に設定、変更できるものである。

図面の簡単な説明

0029

温泉供給管理システムを例示する概略図である。
温泉供給管理システムの貯湯槽に於ける温泉の貯湯量の制御概念を例示するグラフである。

符号の説明

0030

A1源泉設備A2 源泉設備
A3 源泉設備
B湯供給路
C貯湯槽
D 送湯ポンプ
E湯循環路
F1利用施設F2 利用施設
F3 利用施設 F4 利用施設
G昇温設備G1熱交換器
G2 ボイラー

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