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技術 圧縮及び切断加工機

出願人 株式会社セミナル
発明者 吉田邦秀
出願日 2003年11月7日 (17年1ヶ月経過) 出願番号 2003-377895
公開日 2005年6月2日 (15年6ヶ月経過) 公開番号 2005-138233
状態 特許登録済
技術分野 鋸引き 特殊プレス
主要キーワード プレス切断機 切断距離 プレスプレート 濾過網 切取る 溶融処理システム 切断加工機 シリンダ保持機構
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年6月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

素材の分離が困難とされている部品等を素材別に分離することが容易になり、高い設備コストや特殊な熔融設備を要することなく誰でも容易に操作することができる圧縮及び切断加工機の提供を目的とする。

解決手段

ワークテーブル10に載置したワークWを上方から押圧するプレス機構20を設ける。ワークテーブル10上で押圧されて変容したワークWの下面側から切断する切断機構30を設ける。プレスプレート22でワークWを押圧しながら切断してワークWを素材別に分離する。

概要

背景

平成12年に「循環型社会形成推進基本法」が公布されたことにより、企業に対して計画的な資源利用義務付けられている。例えば、自動車業界では、自動車に用いられている部品全てに対してリサイクルが可能であるか否かについて判断されている。その部品の中でも、例えば自動車用エアーエレメントオイルフィルタ等の部品については、特に素材ごとの分離性に問題があり、リサイクルする場合や分別廃棄する場合でも素材別に分離する作業が困難とされていた。

そこで従来では、使用済みのエアフィルタ溶融処理することで、材質別に分離する処理システムなどが行われている。この溶融処理システムによると、使用済みエアフィルタを分解解体せずに熔融炉にそのまま投入し、およそ2,000℃にて熔融処理した後に、マテリアル・リサイクルやサーマル・リサイクルとして再生利用するものである。

一方、ワークテーブルに固定したワークを所定の角度で切断可能にしたプレス切断機が特許文献1に記載されている。この切断機によると、上下に駆動するプレス機構に装着した上刃下降させてワークを切断するものである。この際、プレス機構をプレス架台に回転自在に支持することで、所望の角度でワークを切断することができるようにしている。

また、ワークテーブルの上に載置したワークを、ワークテーブルごと左右に往復運動させて鋸刃で切断するワークテーブルが特許文献2に記載されている。このワークテーブルは自動竪型帯鋸盤に使用するテーブルで、所定の位置に配置された帯鋸刃に向けてワークテーブルが移動し、ワークテーブル上のワークを切断する装置である。
特開平6−155137号公報
特開2000−225519号公報

概要

素材の分離が困難とされている部品等を素材別に分離することが容易になり、高い設備コストや特殊な熔融設備を要することなく誰でも容易に操作することができる圧縮及び切断加工機の提供を目的とする。ワークテーブル10に載置したワークWを上方から押圧するプレス機構20を設ける。ワークテーブル10上で押圧されて変容したワークWの下面側から切断する切断機構30を設ける。プレスプレート22でワークWを押圧しながら切断してワークWを素材別に分離する。

目的

そこで本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、例えば自動車用エアーエレメントやオイルフィルター等のように、素材の分離が困難とされている部品等をリサイクルし、あるいは分別廃棄する場合でも素材別に分離することが容易になり、しかも、高い設備コストや特殊な溶解設備を要することなく誰でも容易に操作することができる圧縮及び切断加工機の提供を目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ワークテーブルに載置したワークを上方から押圧するプレス機構と、ワークテーブル上で押圧されて変容したワークの下面側から切断する切断機構とを備え、ワークを圧縮すると共に切断してワークを素材別に分離することを特徴とする圧縮及び切断加工機

請求項2

前記プレス機構は、複数本スライド支持杆にてワークテーブルの上方に支持されたプレスプレートと、該プレスプレートをワークテーブル方向に押圧する油圧シリンダとから成り、ワークを任意の厚みに圧縮する請求項1記載の圧縮及び切断加工機。

請求項3

前記切断機構は、回転自在なカッターと、該カッターを前記ワークテーブルの水平面に沿って移動せしめる油圧ユニットとから成り、前記プレスプレートでワークを押圧しながらワークの下面側から切断するようにした請求項1又は2記載の圧縮及び切断加工機。

請求項4

前記断機構のカッターは、ワークテーブルに対して上下動自在に設けられた請求項1又は3記載の圧縮及び切断加工機。

技術分野

0001

本発明は、例えば自動車用エアーエレメントオイルフィルター等の分別処理を行う際に用いる圧縮及び切断加工機に関する。

背景技術

0002

平成12年に「循環型社会形成推進基本法」が公布されたことにより、企業に対して計画的な資源利用義務付けられている。例えば、自動車業界では、自動車に用いられている部品全てに対してリサイクルが可能であるか否かについて判断されている。その部品の中でも、例えば自動車用エアーエレメントやオイルフィルタ等の部品については、特に素材ごとの分離性に問題があり、リサイクルする場合や分別廃棄する場合でも素材別に分離する作業が困難とされていた。

0003

そこで従来では、使用済みのエアフィルタ溶融処理することで、材質別に分離する処理システムなどが行われている。この溶融処理システムによると、使用済みエアフィルタを分解解体せずに熔融炉にそのまま投入し、およそ2,000℃にて熔融処理した後に、マテリアル・リサイクルやサーマル・リサイクルとして再生利用するものである。

0004

一方、ワークテーブルに固定したワークを所定の角度で切断可能にしたプレス切断機が特許文献1に記載されている。この切断機によると、上下に駆動するプレス機構に装着した上刃下降させてワークを切断するものである。この際、プレス機構をプレス架台に回転自在に支持することで、所望の角度でワークを切断することができるようにしている。

0005

また、ワークテーブルの上に載置したワークを、ワークテーブルごと左右に往復運動させて鋸刃で切断するワークテーブルが特許文献2に記載されている。このワークテーブルは自動竪型帯鋸盤に使用するテーブルで、所定の位置に配置された帯鋸刃に向けてワークテーブルが移動し、ワークテーブル上のワークを切断する装置である。
特開平6−155137号公報
特開2000−225519号公報

発明が解決しようとする課題

0006

前記の溶融処理システムでは、溶融炉等に費やす設備コストが極めて高くなる課題があった。しかも、一旦熔融した材料からマテリアル・リサイクルやサーマル・リサイクルとして再生利用するには、高度な技術や特殊な溶解設備が必要になるため、一般の企業が保有する設備としては不適当なシステムになっている。

0007

一方、特許文献1に記載されているプレス切断機によると、テーブル上のワークを任意の角度で切断することは可能でも、ワークを上刃で押圧して切断するので、切断端部は常に潰れた状態になる。したがって、このプレス切断機で切断されたワークは、その後、素材別に分離する作業が極めて困難になる不都合が生じる。

0008

また、特許文献2に記載されたワークテーブルは、帯鋸刃を使用するので、ワークを分断することは可能でも、任意の箇所を切断したり、ワークを減容することは困難である。すなわち、異なった素材で構成されている部品を素材別に分離する場合に、単に分断するだけでなく、部品の一部を素材別に切り取る作業が適することがある。このとき、部品をある程度圧縮してワークを変容させた後に切断することで、切断作業合理化すると共に、その後の素材別に分離する工程が更に容易になることがある。しかしながら特許文献2に記載されているワークテーブルでは、このような細かな作業はできず、また、ワークを圧縮変容させた状態で切断加工することは不可能であった。

0009

そこで本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、例えば自動車用エアーエレメントやオイルフィルター等のように、素材の分離が困難とされている部品等をリサイクルし、あるいは分別廃棄する場合でも素材別に分離することが容易になり、しかも、高い設備コストや特殊な溶解設備を要することなく誰でも容易に操作することができる圧縮及び切断加工機の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明の第1の手段は、ワークテーブル10に載置したワークWを上方から押圧するプレス機構20と、ワークテーブル10上で押圧されて変容したワークWの下面側から切断する切断機構30とを備え、ワークWを圧縮すると共に切断してワークWを素材別に分離することにある。

0011

第2の手段のプレス機構20は、複数本スライド支持杆21にてワークテーブル10の上方に支持されたプレスプレート22と、該プレスプレート22をワークテーブル10方向に押圧する油圧シリンダ23とから成り、ワークWを任意の厚みに圧縮する。

0012

第3の手段の切断機構30は、回転自在なカッター31と、該カッター31を前記ワークテーブル10の水平面に沿って移動せしめる油圧ユニット32とから成り、前記プレスプレート22でワークWを押圧しながらワークWの下面側から切断する。

0013

第4の手段において、断機構30のカッター31は、ワークテーブル10に対して上下動自在に設けられたことを課題解消のための手段とする。

発明の効果

0014

本発明の加工機によると、ワークWをプレス機構20で圧縮すると共に、切断機構30でワークWを切断して素材別に分離するので、極めて高い設備コストや特殊な技術を要することなく、素材別の分離が困難な部品でも容易に分離することが可能になる。

0015

また、プレス機構20は、ワークテーブル10上のワークWを任意の厚みに圧縮するので、ワークWの種類や形状に応じて素材別に分離し易い状態に変容させることができる。

0016

更に、切断機構30は、前記プレスプレート22でワークWを押圧しながらワークWの下面側から切断するようにしているので、ワークWから素材ごとに切取る作業も可能になる。しかも、素材別に分離された部品は圧縮減容されているので、その後の工程で、リサイクルする場合や分別廃棄する場合でも極めて合理的に行うことができる。

0017

断機構30のカッター31を、ワークテーブル10に対して上下動自在に設けることで、ワークWの切断距離を調整でき、より細かな切断作業が可能になる。

発明を実施するための最良の形態

0018

本発明によると、ワークテーブル10に載置したワークWを上方から押圧するプレス機構20と、ワークテーブル10上で押圧されて変容したワークWの下面側から切断する切断機構30とを備える。プレス機構20でワークWを任意の厚みに圧縮しながら切断することで、素材の分離が困難なワークWでも、素材別に分離する作業が誰でも容易に行えるといった目的を実現した。

0019

本発明切断加工機基本構成は、ワークテーブル10、プレス機構20、切断機構30から成る(図1参照)。

0020

ワークテーブル10は、ワークWを載置するテーブルで、該ワークテーブル10の上方にプレス機構20を備え、ワークテーブル10の下面に切断機構30を備えている。

0021

図示のワークテーブル10は、四隅にスライド支持杆21を立設し、この上にプレス機構20を装着している(図1図3参照)。また、後述するカッター31の上端部を挿入せしめるカッター挿入溝11をワークテーブル10に設け(図3参照)、このカッター挿入溝11からワークテーブル10の上面に突出したカッター31にてワークWを下面側から切断するものである(図1参照)。更に、ワークテーブル10の下面にドレンパン12を装着する。このドレンパン12は、カッター31で切断する際の切粉やカッター31に吹き付ける水溶性切削液等を収集するもので、収集した切削液等は排出弁13を介して回収容器14に回収する(図1図2参照)。回収容器14には濾過網15を備えてあり、液体固形物との分離を図っている。

0022

プレス機構20は、ワークWを任意の厚みに圧縮するもので、前述したスライド支持杆21にてワークテーブル10の上方に支持したプレスプレート22と、該プレスプレート22をワークテーブル10方向に押圧する油圧シリンダ23とを有する(図1図2参照)。プレスプレート22はスライド支持杆21に沿って上下動自在に設けてある。更に、スライド支持杆21の上端にシリンダ保持機構24を設け、このシリンダ保持機構24に油圧シリンダ23を装着し、油圧ユニット25で上下動自在に設けている。油圧シリンダ23にはプレスプレート22が連結されており、プレスプレート22をワークテーブル10方向に押圧付勢するものである。また、プレスプレート22には、逃げ溝26を設けてあり、後述する切断機構30のカッター31がプレスプレート22に触れないようにしている(図2参照)。

0023

切断機構30は、前記プレスプレート22でワークWを押圧しながらワークWの下面側から切断するものである。この切断機構30は、回転自在なカッター31と、カッター31を横移動せしめるスライド機構32とで構成する。図示のスライド機構32は、移動用モータ33とベルト等で、片側保持したカッター31を横方向にスライド移動させるものであるが、スライド機構32の構成は任意に変更することができる。カッター31は回転用モータ34で回転する。このカッター31をークテーブル10に対して上下動自在に設けることで、ワークWの切断距離を調整でき、より細かな切断作業が可能になる。この結果、構成が込み入った部品でも、素材別に切り取る作業を容易にすることができる。

0024

更に、カッター31でワークWを切断する際に、ワークWの切粉が飛散しないようにするため、切断部分水溶性切削液を霧状にして吹き付ける噴霧装置35を備えている(図2参照)。噴霧装置35は、コンプレッサー圧縮空気を吹き付ける際に、この吹付けノズルに水溶性切削液を吸引させて圧縮空気で霧状にして吹き付けるものである。尚、同図中符号40は、本発明切断加工機の制御装置操作装置とを兼ね備えた操作・制御盤である。

図面の簡単な説明

0025

本発明切断加工機の一実施例を示す側面図である。
本発明切断加工機の一実施例を示す正面図である。
本発明切断加工機の一実施例を示す平面図である。

符号の説明

0026

W ワーク
10ワークテーブル
11カッター挿入溝
12ドレンパン
13排出弁
14回収容器
15濾過網
20プレス機構
21スライド支持杆
22プレスプレート
23油圧シリンダ
24シリンダ保持機構
25油圧ユニット
26逃げ溝
30切断機構
31 カッター
32スライド機構
33移動用モータ
34回転用モータ
35噴霧装置
40 操作・制御盤

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