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技術 フローティングベスト及びフローティングベストの製造方法

出願人 モリト株式会社
発明者 猪俣嘉之永井善一
出願日 2003年10月10日 (16年8ヶ月経過) 出願番号 2003-351533
公開日 2005年4月28日 (15年2ヶ月経過) 公開番号 2005-112256
状態 未査定
技術分野 職業用、工業用またはスポーツ用保護衣 上着、コート 進水、水難救助、水中作業、探査
主要キーワード 浮遊用 雌雄面ファスナー 長尺円柱状 外側生地 長尺円筒状 各仕切り 独立状態 充填封入
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年4月28日)のものです。
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図面 (9)

課題

製造時における金型費用の大幅な低減を可能とし、着用者運動機能阻害しない、フローティングベスト及びフローティングベストの製造方法を提供することを課題とする。

解決手段

内部に複数の仕切りを形成した収納部を、フローティングベスト本体の胴部に設け、前記収納部の複数の仕切り間に、浮力保持部材を収納するフローティングベストの製造方法において、成形型内の発泡材料加熱発泡させて長尺発泡体成形し、前記成形型を用いて得られた長尺の発泡体を、前記収納部(3)に対応する長さに順次切断して、複数の浮力保持部材(20)を形成し、フローティングベスト本体の胴部正面(5)及び胴部背面(6)における外面若しくは内面に、開口部を有する収納部(3)を設け、前記開口部から複数の仕切り(90)間に浮力保持部材(20)を挿入した後、開口部を閉塞するフローティングベストの製造方法を解決手段とする。

概要

背景

従来、釣やボートを利用する場合等において救命具及び防寒具として使用されるフローティングベストは、種々考案されており、例えば、複数の板状の浮力保持部材を夫々が仕切られた状態で、平行に隣接した位置になるように、独立状態胴部に設けた収納部内に装入されるフローティングベスト(例えば、特許文献1参照。)が公知である。

また、近年におけるフローティングベストは、海難時における機能性の向上及びファッション性の向上を図る手段として、使用する浮遊用部材を、複雑な成形型によって製造するものが多く、例えば、プラスチック発泡体の表面に防水性フィルム接着し、該プラスチック発泡体を防水性フィルムとともに厚み方向に一体的に熱成形することにより、浮力材の表面に凹凸を形成するフローティングベスト及びフローティングベストの製造方法(例えば、特許文献2参照。)が公知である。

実開昭63−181594号公報
特開2001−352878号公報

概要

製造時における金型費用の大幅な低減を可能とし、着用者運動機能阻害しない、フローティングベスト及びフローティングベストの製造方法を提供することを課題とする。 内部に複数の仕切りを形成した収納部を、フローティングベスト本体の胴部に設け、前記収納部の複数の仕切り間に、浮力保持部材を収納するフローティングベストの製造方法において、成形型内の発泡材料加熱発泡させて長尺発泡体成形し、前記成形型を用いて得られた長尺の発泡体を、前記収納部(3)に対応する長さに順次切断して、複数の浮力保持部材(20)を形成し、フローティングベスト本体の胴部正面(5)及び胴部背面(6)における外面若しくは内面に、開口部を有する収納部(3)を設け、前記開口部から複数の仕切り(90)間に浮力保持部材(20)を挿入した後、開口部を閉塞するフローティングベストの製造方法を解決手段とする。

目的

本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、製造時における金型費用の大幅な低減を可能とし、更に、着用者の運動機能を阻害しない、フローティングベスト及びフローティングベストの製造方法を提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

内部に複数の仕切りを形成した収納部を、フローティングベスト本体の胴部に設け、前記収納部の複数の仕切り間に、浮力保持部材を収納するフローティングベストの製造方法において、成形型内の発泡材料加熱発泡させて長尺発泡体(2a)を成形し、前記成形型を用いて得られた長尺の発泡体(2a)を、前記収納部(3)に対応する長さに順次切断して、複数の浮力保持部材(20)を形成し、フローティングベスト本体の胴部正面(5)及び胴部背面(6)における外面若しくは内面には、開口部を有する収納部(3)を設け、前記開口部から複数の仕切り(90)間に浮力保持部材(20)を挿入した後、当該開口部を閉塞若しくは開閉自在としたことを特徴とするフローティングベストの製造方法。

請求項2

内部に複数の仕切りを形成した収納部を、フローティングベスト本体の胴部に設け、前記収納部の複数の仕切り間に、浮力保持部材を収納するフローティングベストの製造方法において、成形型内に投入した発泡材料を加熱発泡させて長尺の発泡体(2a)を成形し、前記成形型を用いて得られた長尺の発泡体(2a)を、前記収納部(3)に対応する長さに順次切断して、複数の浮力保持部材(20)を形成し、収納部をフローティングベスト本体とは別個袋体として形成するとともに、該フローティングベストとの係合手段を設け、収納部内の複数の仕切り(90)間に前記浮力保持部材を封入し、フローティングベスト本体の胴部正面(5)及び胴部背面(6)における外面若しくは内面には、収納部(3)との係合手段を設け、フローティングベスト本体に対して収納部を着脱可能に取付けることを特徴とするフローティングベストの製造方法。

請求項3

内部に複数の仕切りを形成した収納部を、フローティングベスト本体の胴部に設け、前記収納部の複数の仕切り間に、浮力保持部材を収納するフローティングベストにおいて、浮力保持部材(20)は、長尺の発泡体(2a)を前記収納部(3)に対応する長さに切断して形成し、収納部(3)は、襞を形成した収納部形成生地を、肩部を除いた胴部正面(5)及び胴部背面(6)における外面若しくは内面に取付けてなり、前記浮力保持部材(20)を収納部(3)における襞内に収納し、肩部(7)には、球状の発泡体からなる浮力保持部材(21)を、扁平な袋体(41)に充填してなることを特徴とするフローティングベスト。

請求項4

内部に複数の仕切りを形成した収納部を、フローティングベスト本体の胴部に設け、前記収納部の複数の仕切り間に、浮力保持部材を収納するフローティングベストにおいて、浮力保持部材(20)は、長尺の発泡体(2a)を前記収納部(3)に対応する長さに切断して形成し、収納部(3)は、前記フローティングベスト本体とは別個の袋体(40)として形成し、当該袋体(40)は、対向する面を縫合して仕切り(90)を形成し、肩部を除いた胴部正面(5)及び胴部背面(6)における外面若しくは内面に設け、肩部(7)には、球状の発泡体からなる浮力保持部材(21)を、扁平な袋体(41)に充填してなることを特徴とするフローティングベスト。

請求項5

内部に複数の仕切りを形成した収納部を、フローティングベスト本体の胴部に設け、前記収納部の複数の仕切り間に、浮力保持部材を収納するフローティングベストにおいて、浮力保持部材(20)は、長尺の発泡体(2a)を前記収納部(3)に対応する長さに切断して形成し、収納部(3)は、フローティングベスト本体の胴部外側生地(92)と胴部内側生地(93)とに挟まれる内部空間として形成し、該内部空間には仕切り(90)を形成して仕切り間に浮力保持部材(20)を収納し、肩部(7)には、球状の発泡体(2b)からなる浮力保持部材を、扁平な袋体(41)に充填してなることを特徴とするフローティングベスト。

請求項6

浮力保持部材(20)と、肩部(7)の浮力保持部材(21)との間に、浮力保持部材を具備しない間隙部(8)を形成したことを特徴とする請求項3、4又は5記載のフローティングベスト。

技術分野

0001

本発明は、水中での浮力保持部材を備えたベスト(以下、フローティングベストという。)及び、フローティングベストの製造方法に関するものである。

背景技術

0002

従来、釣やボートを利用する場合等において救命具及び防寒具として使用されるフローティングベストは、種々考案されており、例えば、複数の板状の浮力保持部材を夫々が仕切られた状態で、平行に隣接した位置になるように、独立状態胴部に設けた収納部内に装入されるフローティングベスト(例えば、特許文献1参照。)が公知である。

0003

また、近年におけるフローティングベストは、海難時における機能性の向上及びファッション性の向上を図る手段として、使用する浮遊用部材を、複雑な成形型によって製造するものが多く、例えば、プラスチック発泡体の表面に防水性フィルム接着し、該プラスチック発泡体を防水性フィルムとともに厚み方向に一体的に熱成形することにより、浮力材の表面に凹凸を形成するフローティングベスト及びフローティングベストの製造方法(例えば、特許文献2参照。)が公知である。

0004

実開昭63−181594号公報
特開2001−352878号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記特許文献1に係るフローティングベストは、当該特許文献1における図1に示されるように、複数の浮力保持部材を、夫々が平行に隣接した位置になるように、独立状態で収納し、胴部に設けた収納部内に封入するものであり、図1には、ビーズ状の発泡粒樹脂アルミ鋼材で形成した型の中に入れて、水蒸気を型の中に注入して成形した板状の浮力材を、前面全体にわたって設けた構成である。また、当該特許文献1には成形した浮力材を使用せずにビーズ状の発泡粒樹脂のみを使用する旨も開示している。

0006

上記したビーズ状の発泡粒樹脂をアルミや鋼材で形成した型の中に入れて、水蒸気を型の中に注入して成形した板状の浮力材を、前面全体にわたって設けた構成によれば、フローティングベスト着用時において、板状の浮力材が動作の邪魔となる欠点があり、また使用前後の収納時には折畳むこともできず、非常に嵩張り、不便なものであった。

0007

また、ビーズ状の発泡粒樹脂をそのまま柱状となるように充填して浮力材とした場合には、ビーズ状の発泡樹脂は体の動きに対応して移動することで、折畳みなどは可能であるものの、充填率が高いと、幾層にも重なったビーズ状の発泡樹脂同士が擦れ合う際の摩擦力や、当該ビーズ状の発泡粒樹脂の相互が物理的な障害となることによって、着用時に動作の邪魔となる欠点があった。
そして充填率が小さい場合には、十分な浮力を得ることができず、フローティングベストとしての機能が損なわれることとなるから、結局ビーズ状の発泡粒樹脂を当該特許文献1の如く浮力保持部材として使用することは、着用者の動作を阻害するものとなる。

0008

一方、上記特許文献2に係るフローティングベストは、当該フローティングベストにおける浮遊用部材(浮力保持部材)をプレス成形によって製造するための成形型が非常に複雑であること、当該複雑な成形型を、フローティングベストのサイズによって夫々用意しなければならないこと、またデザインを変更すると、その都度に新たなデザインに対応した新たな金型が必要となることから、フローティングベストを製造する上で、多大な金型費が発生し、フローティングベストの製造コストの高騰を招来する大きな要因となっていた。

0009

また、プレスの金型で行なうことから材料のロスが大きく、経済効率が悪いことから、更に、製造コストの高騰を生じる問題があった。

0010

本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、製造時における金型費用の大幅な低減を可能とし、更に、着用者の運動機能を阻害しない、フローティングベスト及びフローティングベストの製造方法を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0011

内部に複数の仕切りを形成した収納部を、フローティングベスト本体の胴部に設け、前記収納部の複数の仕切り間に、浮力保持部材を収納するフローティングベストの製造方法において、成形型内の発泡材料加熱発泡させて長尺発泡体を成形し、前記成形型を用いて得られた長尺の発泡体を、前記収納部に対応する長さに順次切断して、複数の浮力保持部材を形成し、フローティングベスト本体の胴部正面(5)及び胴部背面(6)における外面若しくは内面には、開口部を有する収納部を設け、前記開口部から複数の仕切り間に浮力保持部材を挿入した後、当該開口部を閉塞若しくは開閉自在としたことを特徴とするフローティングベストの製造方法、及び、内部に複数の仕切りを形成した収納部を、フローティングベスト本体の胴部に設け、前記収納部の複数の仕切り間に、浮力保持部材を収納するフローティングベストにおいて、浮力保持部材は、長尺の発泡体を前記収納部に対応する長さに切断して形成し、収納部は、襞を形成した収納部形成生地を、肩部を除いた胴部正面(5)及び胴部背面(6)における外面若しくは内面に取付けてなり、前記浮力保持部材を収納部における襞内に収納し、肩部には、球状の発泡体からなる浮力保持部材を、扁平な袋体に充填してなることを特徴とするフローティングベストを基本として、課題を解決しようとするものである。

発明の効果

0012

本発明に係るフローティングベストの製造方法によれば、成形型内に投入した発泡材料を加熱発泡させて得られる長尺の発泡体を、前記収納部に対応する長さに順次切断して、複数の浮力保持部材を形成することによって、使用する金型が、長尺の発泡体を成形するだけの金型程度とすることができ、フローティングベストのサイズによって夫々用意する必要が無く、また、フローティングベストのデザインを変更した場合にも、その都度に新たなデザインに対応した新たな金型を製作する必要が無く、更には、プレスの金型で行なうことから材料のロスをなくすことができ、フローティングベストの製造費用を著しく低減させることができる。

0013

更に、本発明に係るフローティングベストによれば、前記収納部に対応する長さに順次切断して得られた複数の浮力保持部材を、正面及び背面における肩部位置を除く箇所に挿入したことによって、低コストで提供できるとともに、基本的な浮力を確保しつつ、肩部に、球状の発泡体からなる浮力保持部材を、扁平な袋体に充填して補助的な浮力を得ることができ、加えて、当該肩部の浮力保持部材を球状の発泡体を扁平な袋体に充填して取付ける構成とすることによって、球状の発泡体の多重積層を抑制し、着用者の動作を極力阻害しないものとすることができる。

0014

また、正面及び背面に設けた浮力保持部材と、肩部の浮力保持部材との間に、浮力保持部材を形成しない間隙部を形成した場合には、間隙部が着用者の動作を拘束しないことから、着用者の動作をより阻害しないものとすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0015

本発明は、フローティングベストの各サイズに共通して用いることができる浮力保持部材を、簡素な金型のみで得てフローティングベストに装着することで、製造コストを低減したフローティングベストの製造方法を実現するとともに、着用者の動作を阻害せず、デザイン的にも優れた、安価なフローティングベストの提供を実現する。

0016

(実施例に係るフローティングベストについて)
図1は本発明の実施例1に係るフローティングベスト1を示す正面側斜視図、図2は同実施例1に係るフローティングベスト1を示す背面側斜視図、図3は該実施例1に係るフローティングベスト1における浮力保持部材の製造方法を示すフローチャート図4は本発明の実施例1に係るフローティングベストにおける浮力保持部材の製造方法のうち、長尺の浮力保持部材を切断する工程を示す説明図、図5は実施例1に係るフローティングベスト1と浮力保持部材2との取付状態を示すA−A断面図、図6は実施例2に係るフローティングベスト1と浮力保持部材2との取付状態を示す断面図、図7は実施例3に係るフローティングベスト1と浮力保持部材2との取付状態を示す断面図、図8は実施例4に係るフローティングベスト1と浮力保持部材2との取付状態を示す断面図である。

0017

本発明の実施例1に係るフローティングベスト1は、図1及び図2に示すように、胴部正面5及び胴部背面6における内面、肩部7に浮力保持部材を設けたフローティングベストである。
正面及び背面を含む胴部の構成は、浮力を確保でき、且つ着用者の動作に影響の少ない効果を得ることのできる幅30ミリメートル乃至50ミリメートルの円柱状の発泡体(2a)である浮力保持部材20を、前記正面5及び胴部背面6における外面に設けた収納部3に差込んだ後、当該収納部3の開口部を縫合閉塞した構成である。

0018

ここで、図5に示すように、収納部3は、複数の仕切り90を内部に形成してあり、各仕切り90間に、一本ずつ、収納部3の深さに応じた長さの浮力保持部材20を収納したものとしている。収納部の内部に形成される仕切り90は、縫合糸で収納部形成生地とフローティングベスト本体とを縫合することによって、形成している。

0019

また、肩部7は、直径5ミリメートル程度の球状の発泡体である浮力保持部材21を、扁平な袋体41に充填し、その開口部を縫合閉塞した構成である。ここで、袋体41は、複数の仕切り91を内部に形成し、各仕切り91間に、球状の浮力保持部材21を列状に充填する構成としている。

0020

そして、前記肩部7に設けた浮力保持部材と、胴部正面5及び胴部背面6における外面に設けた浮力保持部材との間には、浮力保持部材を形成しない間隙部を設けている。

0021

以上の本実施例に係るフローティングベスト1における基本的な構成は、図4にも示すように、次の工程により製造することができる。

0022

(フローティングベストの基本構成の製造工程)
先ず、長尺円筒状の成形型内に、発泡材料を投入し、加熱発泡後、冷却し、幅30ミリメートル乃至50ミリメートルの長尺円柱状の発泡体(2a)を成形する。

0023

次に、フローティングベスト1に予め形成した収納部3の深さに対応する長さ設定で、図3に示すように、成形された前記円柱状の発泡体(2a)を順次切断して、浮力保持部材20を得る。

0024

得られた所定長さの浮力保持部材20を、フローティングベスト1の胴部正面5及び胴部背面6の外面に形成された収納部3に差込んだ後、収納部3の開口部を縫合閉塞する。

0025

以上に示した本発明の実施例に係るフローティングベスト1は、幅30ミリメートル乃至50ミリメートルの長尺円柱状の発泡体(2a)を、前記収納部3の深さに対応する長さに順次切断して形成することから、フローティングベスト1のサイズにあわせて、切断する長さ設定を変更するのみで最適な大きさの浮力保持部材20を得ることができ、新たな金型を必要とせず、安価なフローティングベスト1を得ることができるのである。

0026

また、同構成によって、上記長尺円柱状の発泡体を、前記収納部3の深さに対応する長さに順次切断して形成することによって、フローティングベスト1の各部位に対応する長さに切断して取付けることができることから、フローティングベスト1の機能性の向上及びファッション性の向上を図る手段とすることができる。

0027

一方、肩部7には、直径5ミリメートル程度の球状の発泡体を扁平な袋体4に充填して取付ける手段を併用し、球状の発泡体を仕切り91で列状に収納することによって、発泡樹脂同士が擦れ合う際の摩擦力等によって当該肩部7の浮力保持部材が着用者の動作の障害となることを低減した上で、浮力保持を補助的に行なうことができる。

0028

また、実施例に係るフローティングベストによれば、成形型に投入した発泡材料を加熱発泡させて得られる長尺円柱状の発泡体を使用することによって、どの方向に対しても、当該長尺の浮力保持部材がしなやかに湾曲するとともに、均整のとれたフローティングベストの外観を常に保持することができ、着用者の動作を阻害しない、デザイン的にも優れた構成とすることができる。

0029

更に、本実施例においては、当該間隙部を設けることによって、着用者が腕を前方へ動かす際に、三角筋の動きを阻害しないこととなり、海難時等において着用者の動作を阻害しないものとすることができるものとなる。

0030

また、フローティングベスト1に形成する収納部3は、上記実施例1のように予めフローティングベスト1自体に形成することもできるし、図6に実施例2、図7に実施例3、図8に実施例4として夫々示すように、別途形成した袋体40の収納部3に浮力保持部材20を収納して、当該収納部3の口を開放不能な状態に縫合閉塞した後、フローティングベスト1の外側若しくは内側の所定位置雌雄面ファスナー雌係合子94及び雄係合子95の係脱により着脱自在に取付ける(実施例2)こともできるし、フローティングベストの所定位置における外側若しくは内側に縫着(実施例3)や接着を行なうこともできるし、図8に実施例4として示すように、フローティングベスト本体の胴部外側生地92と胴部内側生地93とに挟まれる内部空間として形成し、該内部空間には仕切り90を形成して仕切り間に浮力保持部材20を収納する構成とすることもできる。尚、実施例2における雌雄面ファスナーは袋体の裏面において部分的に設けることもできる。

0031

一方、肩部7の扁平な袋体41は、上記実施例1のように、袋体41に球状の発泡体を充填封入した後にフローティングベスト1へ縫着する場合のみならず、予めフローティングベスト1に形成した収納部3に前記球状の発泡体を収納することもできる。

0032

尚、上記実施例においては、円柱状の発泡材料を使用しているが、本発明においてはこれに限られるものではなく、当該円柱状に代えて、円筒状や、板状とすることもできる。

0033

また、上記実施例においては、収納部3の開口部を、縫合によって閉塞する構成としているが、本発明ではこれに限るものではなく、当該縫合手段以外の閉塞手段を用いることができ、例えば溶着や接着等によって行なうことができる。更に、上記実施例の如く収納部3の開口部を閉塞せずに、開閉自在とすることもできる。

図面の簡単な説明

0034

本発明の実施例1に係るフローティングベストを示す正面側斜視図である。
本発明の実施例1に係るフローティングベストを示す背面側斜視図である。
本発明の実施例1に係るフローティングベストにおける浮力保持部材の製造方法を示すフローチャートである。
本発明の実施例1に係るフローティングベストにおける浮力保持部材の製造方法のうち、長尺の浮力保持部材を切断する工程を示す説明図である。
本発明の実施例1に係るフローティングベスト1と浮力保持部材20との取付状態を示す断面図である。
本発明の実施例2に係るフローティングベスト1と浮力保持部材20との取付状態を示す断面図である。
本発明の実施例3に係るフローティングベスト1と浮力保持部材20との取付状態を示す断面図である。
本発明の実施例4に係るフローティングベスト1と浮力保持部材20との取付状態を示す断面図である。

符号の説明

0035

1フローティングベスト
2a発泡体(長尺)
20浮力保持部材(長尺)
21 浮力保持部材(球状)
3収納部
40袋体(胴部)
41 袋体(肩部)
5 胴部正面
6 胴部背面
7 肩部
8間隙部
90仕切り(胴部)
91 仕切り(肩部)
92 胴部外側生地
93胴部内側生地
94雌係合子
95 雄係合子

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