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技術 熱現像記録装置

出願人 富士フイルムホールディングス株式会社
発明者 名波昌治
出願日 2003年9月18日 (17年2ヶ月経過) 出願番号 2003-326370
公開日 2005年4月7日 (15年7ヶ月経過) 公開番号 2005-091876
状態 未査定
技術分野 写真現像装置
主要キーワード 有臭ガス 一定曲率 鮮鋭画像 補強バー 伝熱用 フィルムパッケージ 立ち上げ直後 幅寄せ機構
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年4月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

所定の情報を確実にかつ効率良く収集でき、品質を把握して管理し易い熱現像記録装置を提供する。

解決手段

熱現像記録材料Fを熱現像部で加熱して熱現像を行う熱現像記録装置であって、その内部に設けられた空気を排出する排出路着脱可能な脱臭フィルタ76を備え、該脱臭フィルタ76には無線タグ91が取り付けられ、この無線タグ91が所定の情報をデータとして記憶可能なメモリチップ94を有している。

概要

背景

近年、画像記録装置として、記録媒体であるフィルム状の熱現像記録材料レーザ光走査露光して潜像を形成し、その後、熱現像部で熱現像する構成を有する熱現像記録装置が知られている。

従来、画像記録装置において、装置のエラー情報稼働時間などの装置の稼働状態がわかる情報や、シリアル番号などの装置固有の情報を集計し、装置の市場品質を集中的に把握して管理したいという要望がある。

そこで、従来の画像記録装置において、シート媒体パッケージングトランスポンダを取り付け、このトランスポンダに対して装置側のトランシーバによってデータの送受信を行い、シート媒体のデータを装置側へ読み込んだり、あるいは、パッケージング内に残っているシート媒体の枚数などのデータをトランスポンダへ書き込む技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。

特開2002−174879号公報
特開2002−189266号公報

概要

所定の情報を確実にかつ効率良く収集でき、品質を把握して管理し易い熱現像記録装置を提供する。熱現像記録材料Fを熱現像部で加熱して熱現像を行う熱現像記録装置であって、その内部に設けられた空気を排出する排出路着脱可能な脱臭フィルタ76を備え、該脱臭フィルタ76には無線タグ91が取り付けられ、この無線タグ91が所定の情報をデータとして記憶可能なメモリチップ94を有している。

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、所定の情報を確実にかつ効率良く収集でき、品質を把握して管理し易い熱現像記録装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

熱現像記録材料レーザ光走査露光して潜像を形成し、前記熱現像記録材料を熱現像部で加熱して熱現像を行う熱現像記録装置であって、内部の空気を排出する排出路を有し、該排出路に着脱可能な脱臭フィルタを備え、該脱臭フィルタには無線タグが設けられ、前記無線タグが所定の情報をデータとして記憶可能なメモリチップを有していることを特徴とする熱現像記録装置。

請求項2

前記無線タグと通信してデータのやり取りをするリードライト部と、前記メモリチップに記憶されている前記データの前記リードライト部による読み込み及び前記メモリチップへの前記リードライト部による別のデータの書き込みを制御する制御装置とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の熱現像記録装置。

請求項3

前記リードライト部によって前記メモリチップから読み出した前記データに基づいて、データ情報を表示する表示部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の熱現像記録装置。

技術分野

0001

本発明は、熱現像記録材料走査露光して潜像を形成して熱現像する熱現像記録装置に関するものである。

背景技術

0002

近年、画像記録装置として、記録媒体であるフィルム状の熱現像記録材料にレーザ光を走査露光して潜像を形成し、その後、熱現像部で熱現像する構成を有する熱現像記録装置が知られている。

0003

従来、画像記録装置において、装置のエラー情報稼働時間などの装置の稼働状態がわかる情報や、シリアル番号などの装置固有の情報を集計し、装置の市場品質を集中的に把握して管理したいという要望がある。

0004

そこで、従来の画像記録装置において、シート媒体パッケージングトランスポンダを取り付け、このトランスポンダに対して装置側のトランシーバによってデータの送受信を行い、シート媒体のデータを装置側へ読み込んだり、あるいは、パッケージング内に残っているシート媒体の枚数などのデータをトランスポンダへ書き込む技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。

0005

特開2002−174879号公報
特開2002−189266号公報

発明が解決しようとする課題

0006

ところで、上記のような従来の画像記録装置は、トランスポンダに書き込まれた情報をメンテナンス時に作業者収集する必要がある。
このとき、情報の収集の際には、作業者により、トランスポンダと通信して装置情報の書き込みを行ったり、このトランスポンダから装置情報を読み取ったりする作業が行われる。しかし、フィルムパッケージはシート媒体がなくなった時点で交換されることから交換スパンの短いものであるので、装置情報の収集が煩雑であり、現実として、回収したフィルムパッケージのトランスポンダから情報の回収を行うのは不可能であった。
また、フィルムパッケージを交換する際に、新しいものと交換されて取り外されたフィルムパッケージが使用者によって廃棄されることもあり、装置情報の収集に支障があった。
さらに、シート媒体の消費量は、使用者の都合に応じて変動するものであり、定期的にフィルムパッケージの交換が行われていない。このため、フィルムパッケージに取り付けられたトランスポンダから情報を回収する作業も定期的に行うことができない点が懸念される。

0007

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、所定の情報を確実にかつ効率良く収集でき、品質を把握して管理し易い熱現像記録装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明の上記目的は、熱現像記録材料にレーザ光を走査露光して潜像を形成し、前記熱現像記録材料を熱現像部で加熱して熱現像を行う熱現像記録装置であって、内部の空気を排出する排出路を有し、該排出路に着脱可能な脱臭フィルタを備え、該脱臭フィルタには無線タグが設けられ、前記無線タグが所定の情報をデータとして記憶可能なメモリチップを有していることを特徴とする熱現像記録装置によって達成される。

0009

上記の熱現像記録装置において、脱臭フィルタは、3ヶ月、半年あるいは1年等の長期間の使用後に定期的に新たなものと交換されるものであり、従来のシート媒体のパッケージングとは異なり、定期的に交換されるものである。また、熱現像記録材料の脱臭フィルタは、通常、産業廃棄物として取り扱われる。このため、脱臭フィルタは、従来のシート媒体のパッケージングにように使用者側で廃棄されてしまうことがなく、また、特定の業者によって一定の経路及び手順で回収されるものである。このため、回収された脱臭フィルタにおける無線タグから所定の情報を読み取る作業を上記経路及び手順に介在させることで、容易に所定の情報を収集することが可能となる。
したがって、本発明の熱現像記録装置は、着脱可能な脱臭フィルタに無線タグを取り付けた構成であるため、無線タグから装置情報を確実にかつ効率的に収集して、装置の市場品質を集中的に把握して管理することができる。

0010

ここで、脱臭フィルタとは、例えば、熱現像部において生じる加熱した空気を装置外部に排出する冷却ユニットに取り付けられた脱臭フィルタである。

0011

上記の熱現像記録装置は、無線タグと通信してデータのやり取りをするリードライト部と、メモリチップに記憶されているデータのリードライト部による読み込み及びメモリチップへのリードライト部による別のデータの書き込みを制御する制御装置とを備えていることが好ましい。
こうすれば、制御装置によってリードライト部を制御することで、無線タグに所定の情報をデータとして書き込むことや、この無線タグから所望のデータのみを読み込むことができる。このため、熱現像記録装置は、品質管理やメンテナンスをより一層容易に行うことができる。

0012

上記の熱現像記録装置は、リードライト部によって上記メモリチップから読み出したデータに基づいて、データ情報を表示する表示部を備えていることが好ましい。
こうすれば、品質管理やメンテナンス時において、作業者が表示手段によって装置のエラー情報や稼働時間など必要な情報を視覚的に認識することができるため、使い勝手が良い。また、上記メモリチップから読み出したデータに基づいて、作業者に必要な情報をスピーカなどから音声メッセージによって知らせるように構成してもよい。
ここで、表示部とは、例えば、液晶表示パネルである。また、表示部に表示されるデータ情報とは、単なる文字記号のみでもよく、また、図,絵,色相やこれらの組み合せであってもよい。

発明の効果

0013

本発明の熱現像記録装置によれば、所定の情報を確実にかつ効率良く収集でき、品質を把握して管理し易い熱現像記録装置を提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明にかかる画像記録装置の構成図である。図1に示すように、この画像記録装置10は、入力される画像信号に基づいて光走査装置20からの出力光変調しつつ、光走査装置20に対して相対移動される記録媒体に照射して、記録媒体上に鮮鋭画像の記録を行う、所謂、熱現像記録装置である。

0015

熱現像記録装置10は、記録媒体として、湿式現像処理を必要としない熱現像記録材料(以下、記録材料ともいう。)Fを用い、レーザ光Lによる走査露光によってこの記録材料Fを露光して潜像を形成した後に、熱現像を行い、可視像を得てその後常温まで冷却する装置である。

0016

熱現像記録装置10は、記録材料Fの搬送方向順に、熱現像記録材料供給部Aと、画像露光部Bと、熱現像部Cと、冷却部Dとを備えており、また、各部間の要所に設けられ記録材料Fを搬送するための搬送手段と、各部を駆動し制御する電源/制御部Eとで概略構成されている。

0017

本実施形態の熱現像記録装置10では、最下段に電源/制御部E、その上段に熱現像記録材料供給部A、更に、その上段に画像露光部Bと熱現像部Cと冷却部Dとが配置された構成であり、画像露光部Bと熱現像部Cとが隣接するように配置されている。

0018

このような構成によれば、記録材料Fに対して露光工程と熱現像工程との両工程を同一の搬送経路内で実施することができるとともに、露光工程と熱現像工程を短い搬送距離内で行うことができ、記録材料Fの搬送パス長最短化し、一枚の出力時間を短縮することができる。

0019

記録材料Fとしては、熱現像感光材料または感光感熱記録材料を使用することができる。熱現像感光材料は、レーザ光Lによって画像を記録(露光)し、その後、熱現像して発色させる記録材料である。また、感光感熱記録材料は、光ビームによって画像を記録し、その後、熱現像して発色させるか、あるいは、レーザ光Lのヒートモード(熱)によって画像を記録すると同時に発色させ、その後、光照射定着する記録材料である。

0020

熱現像記録材料供給部Aは、記録材料Fを一枚ずつ取り出して、記録材料Fの搬送方向の下流に位置する画像露光部Bに供給する部分であり、三つの装填部11a、11b、11cと、各装填部11a、11b、11cにそれぞれ配置される供給ローラ対13a、13b、13cと、不図示の搬送ローラ及び搬送ガイドとを備えている。また、三段構成となっている各装填部11a、11b、11cの内部には、異なるサイズの熱現像記録材料23が収容されたマガジン15a、15b、15cが挿入され、各段に装填されたサイズや向きの、いずれかを選択的に使用できるようにしている。

0021

画像露光部Bは、熱現像記録材料供給部Aから搬送されてきた記録材料Fに対してレーザ光Lを主走査方向に走査露光し、また、主走査方向に略直行する副走査方向(即ち、搬送方向)に搬送することで、所望の画像を記録材料Fに記録して潜像を形成する。

0022

熱現像部Cは、走査露光後の記録材料Fを搬送しながら昇温処理して、熱現像を行う。そして、冷却部Dにおいて現像処理後の記録材料Fを冷却して、排出トレイ16に搬出する。

0023

熱現像記録材料供給部Aと画像露光部Bとの間の搬送路には、幅寄せ機構17が設けられており、熱現像記録材料供給部Aから搬入されてきた記録材料Fを、その幅方向端部を揃えた状態で画像露光部Bへ供給している。

0024

画像露光部Bは、レーザ光Lを走査露光することによって記録材料Fを露光する部位であり、記録材料Fの搬送面からのばたつきを防止しつつ搬送するばたつき防止機構を有した副走査搬送部18と、走査露光部19とを備えている。走査露光部19は、上記光走査装置20を使用したもので、別途用意された画像データに従ってレーザの出力を制御しつつ、このレーザを走査(主走査)させる。このとき記録材料Fを副走査搬送部18によって副走査方向に移動させる。

0025

副走査搬送部18は、走査するレーザ光の主走査ラインを挟んで、軸線がこの走査ラインに対して略平行に配置された2本の駆動ローラ21、22と、これら駆動ローラ21、22に対向して配置され、記録材料Fを支持するガイド板24を備えている。ガイド板24は、各駆動ローラ21、22との間に挿入される記録材料Fを、並設されたこれら駆動ローラ21、22同士間の外側で駆動ローラ21、22の周面の一部に沿って撓ませて、駆動ローラ21、22同士間で記録材料Fの撓みによる弾性反発力を当接して受け止めるようにしている。

0026

この撓みにより記録材料F自身に弾性反発力が発生し、この弾性反発力により、記録材料Fと駆動ローラ21、22との間に所定の摩擦力が生じ、駆動ローラ21、22から記録材料Fへ確実に搬送駆動力が伝達される。こうして、記録材料Fが搬送される。
駆動ローラ21、22は、図示しないモータ等の駆動手段の駆動力を、歯車ベルト等の伝達手段を介して受け、図1時計回り方向へ回転するようになっている。

0027

また、撓んだ記録材料Fが当接するガイド板24の上面の押し当て部25においては、記録材料Fの弾性反発力によって記録材料Fが押し当て部25に押し付けられて、記録材料Fの搬送面からのばたつき、即ち、上下方向のばたつきが抑制される。そして、この駆動ローラ21、22同士間の記録材料Fに向けてレーザ光Lを照射することで、露光位置ずれのない良好な記録が行えることになる。

0028

熱現像部Cには、記録材料Fを加熱処理するのに必要な温度となる加熱体として、記録材料Fの移送方向に並ぶ複数のプレートヒータ51a、51b、51cが設けられている。複数のプレートヒータ51a、51b、51cはそれぞれ湾曲した形状を有し、記録材料Fの搬送方向に沿って円弧状に配置されている。

0029

熱現像部Cの構成としては、各プレートヒータ51a、51b、51cに凹面を設け、記録材料Fをこのプレートヒータ51a、51b、51cの凹面に対して接触させつつ滑らせて移動させる。熱現像部Cには、この記録材料Fの移送手段として、供給ローラ53と、各プレートヒータ51a、51b、51cから記録材料Fへの伝熱用でもある複数の押さえローラ55とが配設している。

0030

押さえローラ55は、ドラム52の周面に当接して、ドラム52の回転に従動して回転駆動される。これらの押さえローラ55としては、金属ローラ樹脂ローラゴムローラ等が利用できる。搬送される記録材料Fがプレートヒータ51a、51b、51cに押し付けられつつ搬送されるので、記録材料Fの座屈を防止することができる。そして、熱現像部C内における記録材料Fの搬送路の終端には、記録材料Fを移送する排出ローラ57が配設されている。

0031

なお、本実施形態のプレートヒータ51a、51b、51cとしては、上記のように湾曲した形状に限定されない。例えば、他の平坦なプレートヒータや加熱ドラムを用いてエンドレスベルト剥離爪とを備える構成のものであってもよい。

0032

熱現像部Cから搬出された記録材料Fは、冷却部Dによってシワが発生しないように、かつ湾曲ぐせがつかないように注意しながら冷却される。冷却部Dから排出された記録材料Fは、搬送路途中に設けられた冷却ローラ対59によりガイドプレート61内に案内され、さらに、排出ローラ63から排出トレイ16に排出される。

0033

冷却部D内には、複数の冷却ローラ対59が記録材料Fの搬送経路に所望の一定曲率Rを与えるように配置されている。これら冷却ローラ対59は、記録材料Fがその材料のガラス転移点以下に冷却されるまで一定の曲率Rを維持するように搬送する。そして、このように意図的に記録材料Fに曲率をつけることで、ガラス転移点以下に冷却される前に余計なカールがつかなくなり、ガラス転移点以下となれば、新たなカールがつくこともなく、カール量がばらつかない。

0034

また、冷却ローラ自体及び冷却部Dの内部雰囲気温度調節している。このような温度調節は、熱処理装置立ち上げ直後と十分にランニングを行った後との状態をなるべく同様なものにして、濃度変動を小さくすることができる。

0035

熱現像記録装置10には、熱現像部Bの上部に、冷却ユニット71が取り付けられている。
図2は、冷却ユニットを示す斜視図である。図3は、図2に示す冷却ユニットの分解斜視図である。
図2及び図3に示すように、この冷却ユニット71は、画像記憶装置10に固定される枠部72aが形成されたベース72と、このベース72の上部に取り付けられるカバー73とを有している。ベース72にカバー73を取り付けることにより、吸入口74及び排出口75が形成される。ベース72にカバー73を取り付けた状態で、ベース72,カバー73,吸入口74及び排出口75によって、装置内の空気を外部へ排出する排出路が区画される。

0036

吸入口74には、活性炭を有する脱臭フィルタ76が配設され、排出口75には、ブラケット77に固定された複数のファン78が配設される。
ブラケット77には、補強バー79が固定され、ファン78には、ガード網80が取り付けられる。

0037

冷却ユニット71は、ファン78の駆動により、脱臭フィルタ76が配設された吸入口74から、熱現像記憶装置10内部の空気を吸い込み、排出口75から外部へ排出する。

0038

ここで、熱現像記録装置10では、記録材料Fを現像する際に、該記録材料Fに含まれる画像形成材料発熱体との接触によって蒸発し、有臭のガスが生じる。そして、冷却ユニット71によって内部の空気が外部へ排出される際に、この空気に含まれる有臭のガスが脱臭フィルタ76を通過ときに、有機粒子が脱臭フィルタ76に付着することで排出するガスから取り除かれる。こうして、冷却ユニット71は、有臭ガスが装置外部の周囲へ拡散することを防止している。

0039

ここで、脱臭フィルタ76は、例えば、粒状の活性炭を表面に付着させたハニカム形状の紙で構成されたものや、粒状の活性炭よりなる吸着材と該吸着材を内部に収容したケーシングで構成されたものである。また、本実施形態の脱臭フィルタ76は、吸入口74に着脱可能とされており、例えば、3ヶ月、半年あるいは1年等の長期間の使用後に新たなものと交換される。

0040

図3に示すように、本実施形態の熱現像記録装置10において、脱臭フィルタ76には、その一端側における上部に、接着材あるいは両面接着テープなどにより無線タグ91が取り付けられている。

0041

無線タグ91は、非接触又は接触の状態で無線により送受信できる機能を持ったICチップであり、RFID(Radio Frequency Identification)タグやICタグともいう。また、従来知られているバーコードなどに比べてより大きい情報量を記録することができるものである。

0042

図4は、本実施形態の無線タグ91を示す斜視図である。
図4に示すように、この無線タグ91は、可撓性及び絶縁性を有するシート92に、導電性材料蒸着することによりコイルアンテナ93が形成されている。また、シート92の略中央には、EEPROMなどの不揮発性のメモリチップ94が設けられ、コネクタ95によってコイルアンテナ93に接続されている。

0043

図3に示すように、冷却ユニット71のカバー73には、脱臭フィルタ76の無線タグ91が設けられた端部側に近接する内側面に、アンテナ96が設けられている。

0044

図2に示すように、熱現像記録装置10には、液晶ディスプレイ等からなる表示パネル97が設けられている。

0045

次に、熱現像記録装置10の制御系について説明する。
図5は、熱現像記録装置の制御系を説明するブロック図である。
図5に示すように、電源/制御部Eに設けられた制御装置98には、リードライト部として機能するリーダライター99が接続されており、このリーダライター99には、アンテナ96が接続されている。制御装置98は、リーダライター99を制御することにより、アンテナ96を介して無線タグ91のコイルアンテナ93との通信を行い、無線タグ91のメモリチップ94からのデータの読み出しあるいはメモリチップ94へのデータの書き込みを行う。
また、制御装置98には、表示部として機能する液晶の表示パネル97が接続されており、制御装置98は、表示パネル97における表示の制御を行う。

0046

無線タグ91のメモリチップ94へ書き込むデータとしては、熱現像記録装置10のエラー情報や稼働時間などの稼働情報、熱現像記録装置10に付けられた固有のシリアル番号などの情報、記録材料Fを処理した期間、処理枚数、サイズなどの記録材料Fに関する情報あるいは入力された画像データの種類、サイズ、接続相手先名などの外部機器との接続に関する情報などの所定の情報である。

0047

無線タグ91のメモリチップ94から読み出すデータとしては、メモリチップ94に書き込まれたデータのうち、全部又は一部である。制御装置98は、このデータをリーダライター99によって無線タグ91(メモリチップ94)から読み出し、そのデータに基づいて表示パネル97にメッセージを表示させるように制御する。

0048

このように、上記の熱現像記録装置10によれば、脱臭フィルタ76は、3ヶ月、半年あるいは1年等の長期間の使用後に定期的に新たなものと交換されるものであり、従来のシート媒体のパッケージングとは異なり、定期的に交換されるものである。また、記録材料Fの脱臭フィルタ76は、通常、産業廃棄物として取り扱われる。つまり、従来のシート媒体のパッケージングにように使用者側で廃棄されてしまうことがなく、また、特定の業者によって一定の経路及び手順で回収されるものである。このため、回収された脱臭フィルタにおける無線タグ91から所定の情報を読み取る作業を上記経路及び手順に介在させることで、容易に所定の情報を収集することが可能となる。
したがって、本発明にかかる熱現像記録装置10は、着脱可能な脱臭フィルタ76に無線タグ91を取り付けた構成であるため、この無線タグ91から装置情報を確実にかつ効率的に収集して、装置の市場品質を集中的に把握して管理することができる。

0049

また、制御装置98によって制御されるリーダライター99(リードライト部)によって無線タグ91とのデータのやり取りを円滑に行うことができ、さらに、制御装置98が、リーダライター99によって無線タグ91のメモリチップ94から読み出したデータ情報を表示パネル97(表示部)に表示するものである。例えば、脱臭フィルタ76の交換時期告知などをメッセージとして表示パネル97に表示させることで使用者へ確実に知らせることができる。
このように、品質管理やメンテナンス時において、作業者が表示手段によって装置のエラー情報や稼働時間など必要な情報を視覚的に認識することができるため、使い勝手が良い。表示部に表示されるデータ情報とは、単なる文字や記号のみでもよく、また、図,絵,色相やこれらの組み合せであってもよい。さらに、表示部に表示するデータ情報としては、装置の最新製品の情報等の広告などであってもよい。

0050

なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良などが可能である。
例えば、本発明は、上記のような構成の熱現像記録装置10に限らず、長期間の使用後に定期的に交換されるフィルタを備えた画像記録装置であればいかなるものにも適応可能である。

図面の簡単な説明

0051

本発明にかかる熱現像記録装置の一実施形態を説明する構成図である。
図1における熱現像記録装置の冷却ユニットを示す斜視図である。
図1における熱現像記録装置の冷却ユニットの分解斜視図である。
図3に示す冷却ユニットの脱臭フィルタに取り付けられた無線タグの斜視図である。
本発明にかかる熱現像記録装置の制御系を説明するブロック図である。

符号の説明

0052

10画像記録装置
71冷却ユニット
76脱臭フィルタ
91無線タグ
94メモリチップ
97表示パネル(表示部)
98制御装置
99リーダライター(リードライト部)
F熱現像記録材料(記録材料)

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