図面 (/)

技術 小型プリンタによるデータ印刷方法および商品データレジスタ

出願人 NECプラットフォームズ株式会社
発明者 入内島一成
出願日 2003年9月12日 (17年2ヶ月経過) 出願番号 2003-321765
公開日 2005年4月7日 (15年7ヶ月経過) 公開番号 2005-088243
状態 特許登録済
技術分野 プリンティングのための記録情報の処理 プリンティングのための記録情報の処理 金銭登録機・受付機 金銭登録機・受付機
主要キーワード 隣接同士 多数データ セット商品 段落分け 一段落 商品データテーブル キッチンシート 同一段落
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年4月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (14)

課題

単色プリンタ印字コストダウンを図る。また、複数商品一行内に連続印字しても商品識別を容易にする。

解決手段

単色プリンタを用いて、行ごとまたは商品ごと網掛けをすることで、隣接商品との差別化を行う。一行内に連続印字してよい商品群一段落として、行内に連続する商品データごとに、網掛けまたは色彩相違させて商品ごとの識別を容易にする。カラープリンタを用いた場合、網掛け部分に多色の色彩を用いてもよく、網掛けと色彩とを併用することは更に商品の識別を容易にする。

概要

背景

従来の小型プリンタによるデータ印刷方法は、このような方法を用いる商品データレジスタにおいても同様、例えば、58mm幅という一行に12ビット幅半角文字を34文字までという限られた文字数しか印刷できない印刷シートを用いている。従って、行分けまたは段落分けなどの方法を用いて、印刷された商品を容易に見分けることができるようにしている。

このような印刷シートには、例えば、商品購入時に購入した品物個数および価格等とを確認するために使用されるレシートがある。更に、顧客の注文が印刷されて調理人に対して発行する飲食店におけるキッチン向けオーダーシート(以後、キッチンシート呼称する)等がある。

この小型プリンタによる商品データ印刷方法には、事務処理上のミスを減少させるのに役立つ印刷シート上の例えば商品名の見易さが非常に重要であり、一方、小型プリンタは単色で印字されるのが主流であるため、商品ごとの段の組替え、すなわち行分けにより実用に供されていた。

例えば、図1に示されるレシート1では、商品ごとに行を分け、更にセット商品でその内容の単価がない場合には行分けと段落分けとを併用して商品を見やすくしている。一方、商品を購入した顧客側では、予算管理のため購入商品分類し把握することが必要である。しかし、多数の購入商品に対するレシートの場合、その行数が多く、例えば家庭の場合では、日用品、食料品といった商品分類もされていないので、商品の転記に作業が面倒であると共に間違いも起こし易い。

同様に、例えば、図2に示されるキッチンシート2では、テーブル番号ごとに段落を変えて商品名を見易くしている。しかし、調理人に調理上の便宜を与えることができる食材調理方法などによる分類がないので、取り扱いが不便である。

すなわち、図1に示されるレシート1、または図2に示されるキッチンシート2では、商品分類されていないので、分類の仕分け人手に頼っている。したがって、間違いが起こり易い。

この改善策として、小型プリンタにカラープリンタを用い、商品分類毎にそれぞれの特定の色を設定し、商品を色別で印字するものが提案されている。(特許文献1参照)
しかしながら、この提案にあっても、レシートまたはキッチンシートの限られた幅のなかに限られた文字数を出力するため、段組にするとしても、商品名が長い場合等では一行に収まらない場合が生じ、このため、商品名を省略形にせざるを得ないこととなる。更に、商品の区分けプリンタとして高価なカラープリンタを用いる必要がある。
特開平10−143764号公報

概要

単色プリンタの印字でコストダウンをる。また、複数商品を一行内に連続印字しても商品識別を容易にする。単色プリンタを用いて、行ごとまたは商品ごとに網掛けをすることで、隣接商品との差別化を行う。一行内に連続印字してよい商品群一段落として、行内に連続する商品データごとに、網掛けまたは色彩相違させて商品ごとの識別を容易にする。カラープリンタを用いた場合、網掛け部分に多色の色彩を用いてもよく、網掛けと色彩とを併用することは更に商品の識別を容易にする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

印刷シート名称とその属性とを含むデータを小型プリンタにより印字する方法であって、前記小型プリンタは単色による多種の網掛けを印字する手段を有し、前記データを印字する際、予め定められた規則に基づいてデータごとに隣接するとは異なる種類の網掛けで印字することを特徴とする小型プリンタによるデータ印刷方法

請求項2

請求項1に記載の小型プリンタによるデータ印刷方法において、一つのグループを構成する複数のデータを、一行から複数行にわたり行内で連続する一段落に形成して印字することを特徴とする小型プリンタによるデータ印刷方法。

請求項3

請求項1に記載の小型プリンタによるデータ印刷方法において、予め定められた規則が一行置きの網掛け印字であることを特徴とする小型プリンタによるデータ印刷方法。

請求項4

請求項1から請求項3までのうちの一つに記載の小型プリンタによるデータ印刷方法において、前記小型プリンタは多色印字するカラープリンタであり、商品データを印字する際、多色により文字および網掛けの少なくとも一方に色情報を加えることを特徴とする小型プリンタによるデータ印刷方法。

請求項5

印刷シートに名称とその属性とを含むデータを小型プリンタにより印字する方法であって、前記小型プリンタは網掛けおよび色彩の少なくとも一方で印字する手段を有し、前記データを前記印刷シートの各行内で連続して印字する際、予め定められた規則に基づいてデータごとに隣接するとは異なる種類の網掛けまたは色彩で印字することを特徴とする小型プリンタによるデータ印刷方法。

請求項6

限られた幅の印刷シートに商品名とこの商品の属性とを商品データとして小型プリンタにより印字する商品データレジスタであって、多種の網掛けを単色で印字する前記小型プリンタと、商品名とこの商品の属性とを各商品データとして入力するデータ入力部と、取り扱う商品それぞれの商品コード並びにその商品名およびその単価を予め記録し格納する商品データテーブルと、前記データ入力部から入力された商品データに基づく顧客番号並びに商品名、その数量および合計価格を記録し格納する受注データテーブルと、商品データの印刷順序に対する網掛け規則を予め設定し、印刷シートの種別ごとに印字の処理手順を予め記録し格納する処理プログラム格納部と、前記小型プリンタ、前記データ入力部、前記商品データテーブル、前記受注データテーブル、および前記処理プログラム格納部と接続し、前記データ入力部から顧客番号並びに商品コードおよびその数量のデータ入力を受けた際に、前記商品データテーブルを参照してその商品名および単価を読み出し、その合計価格を計算して前記受注データテーブルに記録格納する受注データ格納処理、並びに、前記データ入力部から顧客番号により印刷出力要求を受けた際に、前記受注データテーブルから該当する顧客番号対応の商品データを取り出し、この取り出した商品データと所定の前記規則の従った商品データの網掛けとを指示して印字するよう前記小型プリンタに命令する印字命令処理を実行する制御部とを備え、当該印字命令処理により前記小型プリンタが前記商品データを前記印刷シートに印字する際、予め定められた規則に基づいて商品データごとに隣接網掛けとは異なる網掛けで印字することを特徴とする商品データレジスタ。

請求項7

請求項6に記載の商品データレジスタにおいて、前記印字命令処理は、グループを構成する複数の商品データを一行から複数行にわたり行内で連続して印字し、かつ、隣接する網掛けを異なる種類とする処理を含むことを特徴とする商品データレジスタ。

請求項8

請求項6に記載の商品データレジスタにおいて、前記小型プリンタは、多色印字するカラープリンタであり、前記制御部の指示を受けて文字および網掛けの部分を多色の色情報で区別して隣接する商品データを見易く印字する手段を有することを特徴とする商品データレジスタ。

技術分野

0001

本発明は、コードごとの分類確認が容易な印刷シートを、小型プリンタにより作成する際、コストダウンが可能なデータ印刷方法および商品データレジスタに関するものである。

背景技術

0002

従来の小型プリンタによるデータ印刷方法は、このような方法を用いる商品データレジスタにおいても同様、例えば、58mm幅という一行に12ビット幅半角文字を34文字までという限られた文字数しか印刷できない印刷シートを用いている。従って、行分けまたは段落分けなどの方法を用いて、印刷された商品を容易に見分けることができるようにしている。

0003

このような印刷シートには、例えば、商品購入時に購入した品物個数および価格等とを確認するために使用されるレシートがある。更に、顧客の注文が印刷されて調理人に対して発行する飲食店におけるキッチン向けオーダーシート(以後、キッチンシート呼称する)等がある。

0004

この小型プリンタによる商品データ印刷方法には、事務処理上のミスを減少させるのに役立つ印刷シート上の例えば商品名の見易さが非常に重要であり、一方、小型プリンタは単色で印字されるのが主流であるため、商品ごとの段の組替え、すなわち行分けにより実用に供されていた。

0005

例えば、図1に示されるレシート1では、商品ごとに行を分け、更にセット商品でその内容の単価がない場合には行分けと段落分けとを併用して商品を見やすくしている。一方、商品を購入した顧客側では、予算管理のため購入商品を分類し把握することが必要である。しかし、多数の購入商品に対するレシートの場合、その行数が多く、例えば家庭の場合では、日用品、食料品といった商品分類もされていないので、商品の転記に作業が面倒であると共に間違いも起こし易い。

0006

同様に、例えば、図2に示されるキッチンシート2では、テーブル番号ごとに段落を変えて商品名を見易くしている。しかし、調理人に調理上の便宜を与えることができる食材調理方法などによる分類がないので、取り扱いが不便である。

0007

すなわち、図1に示されるレシート1、または図2に示されるキッチンシート2では、商品分類されていないので、分類の仕分け人手に頼っている。したがって、間違いが起こり易い。

0008

この改善策として、小型プリンタにカラープリンタを用い、商品分類毎にそれぞれの特定の色を設定し、商品を色別で印字するものが提案されている。(特許文献1参照)
しかしながら、この提案にあっても、レシートまたはキッチンシートの限られた幅のなかに限られた文字数を出力するため、段組にするとしても、商品名が長い場合等では一行に収まらない場合が生じ、このため、商品名を省略形にせざるを得ないこととなる。更に、商品の区分けプリンタとして高価なカラープリンタを用いる必要がある。
特開平10−143764号公報

発明が解決しようとする課題

0009

解決しようとする課題は、限られた幅の印刷シートに、商品名を行ごとに、かつ一部の分類を段落替えして印字する際、長い商品名が二行に跨るか、または、省略形にせざるを得ないことから、商品名の識別または確認が困難な状態があることである。

0010

このような問題の解決に、商品名を色彩情報で区別する方法があるが、カラープリンタおよび多色インクを必要とするのでコストダウンできないことである。

0011

他方、短い商品名が連続し、印刷シートに空白が多い場合、一行に連続印字して印字の行数を減らし、印刷シートの使用量を節約するランニングコスト管理費用)低減の必要性があることである。

課題を解決するための手段

0012

本発明は、小型プリンタが単色で多種の網掛け印字する手段を有し、データを印刷シートに印字する際、予め定められた規則に基づいてデータごとに隣接網掛けとは異なる網掛けで印字することを主要な特徴とする。

0013

このように、印字するデータの識別を容易にするため、色彩情報に代わり網掛けを用いるのでカラープリンタを不要にできる。

0014

また、データごとに隣接網掛けとは異なる網掛けで印字することにより、グループを構成する複数のデータを複数行にわたり行内で連続して印字できるので印刷シート量を低減できるというコストダウンが可能であると共に、一行内で連続印字をしてもデータ区別の見易さを改善することができる。また、網掛け印字は、予め定められた規則で一行置きとしてもよい。

0015

更に、小型プリンタを多色印字するカラープリンタとする場合、データを印字する際、網掛けと色彩情報とを併用することもでき、更に、行単位等で地色も変化させるなど、データ単体のみならずデータ群の分類も見易さを更に向上させることができる。

0016

この方法を用いた具体的な商品データレジスタは、限られた幅の印刷シートに商品名とこの商品の属性とを商品データとして小型プリンタにより印字する商品データレジスタであって、データ入力部、商品データテーブル受注データテーブル、および処理プログラム格納部、並びにこれらと接続する制御部を含む。

0017

小型プリンタは単色または多色で多種の網掛けを印字する、データ入力部は商品名とこの商品の属性とを商品データとして入力する。商品データテーブルは、取り扱う商品の商品コード並びに商品名およびその単価を予め記録し格納する。受注データテーブルは、前記データ入力部から入力されたデータに基づく顧客番号並びに商品名、その数量および合計価格を記録し格納する。処理プログラム格納部は、商品データの印刷順序に対する網掛け規則を予め設定し、印刷シートの種別ごとに印字の処理手順を予め記録し格納する。

0018

制御部は、前記小型プリンタ、前記データ入力部、前記商品データテーブル、前記受注データテーブル、および前記処理プログラム格納部と接続し、前記データ入力部から顧客番号並びに商品名コードおよびその数量のデータ入力を受けた際に、前記商品データテーブルを参照してその商品名および単価を読み出し、その合計価格を計算して前記受注データテーブルに記録格納する受注データ格納処理、並びに、前記データ入力部から顧客番号により印刷出力要求を受けた際に、前記受注データテーブルから該当する顧客番号対応の商品データを取り出し、この取り出した商品データと所定の前記規則の従った商品データの網掛けとを指示して印字するよう前記小型プリンタに命令する印字命令処理を実行する制御部とを備え、当該印字命令処理により前記小型プリンタが前記商品データを前記印刷シートに印字する際、予め定められた規則に基づいて商品データごとに隣接網掛けとは異なる網掛けで印字する。

発明の効果

0019

本発明の小型プリンタによるデータ印刷方法は、単色プリンタを用いてデータごとに網掛け印字するためカラープリンタおよびこれに対応する多色インクを不要にできろので、コストの節約ができるという利点がある。また、一行内に連続印字してよい商品群一段落として一行に複数データを連続印字してもそれぞれのデータに異なる網掛けができるため、印字の行数を低減して印刷シートの使用長を削減できるので、更にコストの低減ができるという利点がある。

0020

更に、カラープリンタを用いることにより、コスト面では印刷シートの節約のみであるが、網掛け部分に多色の色彩を用いてもよいため、網掛けと色彩とを併用することができるので、データおよびその分類のし易さおよび見易さは更に格段と向上する。

発明を実施するための最良の形態

0021

以後、実施例には、上記データを飲食店における商品のデータとして説明するが、商品データは他の各種データにも適用可能である。

0022

まず、限られた幅の印刷シートに、商品名を行ごとに、かつ一部の分類を段落替えして印字する際、長い商品名が二行に跨るか、または、省略形にせざるを得ないことから、商品名の識別または確認が困難な状態があるという欠点、更に、商品名を色情報で区別するにはカラープリンタおよび多色インクを必要としてコストダウンできないという欠点を解決するという目的を、単色で多種の網掛けを印字する手段を有する小型プリンタを用い、商品データを印刷シートに印字する際、予め定められた規則に基づいて商品データごとに隣接網掛けとは異なる網掛けで印字することにより実現した。

0023

本発明の実施例1について図3を参照して説明する。

0024

図3は、飲食店で顧客番号がテーブル番号で付与され、既に入力された顧客の注文内容から、精算の際に作成されるレシート例をレシート3として示す図である。

0025

店員が受けた注文は、商品名と数量とを含む商品データとしてテーブル番号対応に記録されており、図3では、例えば図1のレシート1に示される定食のようなセット商品で単価のない商品名は、隣接するそれぞれが容易に区別できるように相互に異なる網掛けを施して改行なしの一段落構成により連続して印字されている。図3では、更に、小計金額合計金額、およびお釣金額それぞれの行に網掛けすることにより、精算内容が見易くされていると共に、印刷行数が短縮できている。

0026

上述したような段落および網掛けの構成はプリンタ用の処理プログラムに予め作成されている。

0027

本発明の実施例2について図4および図5を併せ参照して説明する。

0028

図4は、飲食店で顧客番号がテーブル番号で付与され、既に入力された顧客の注文内容から、キッチンへの調理要求の際に作成されるシート例をキッチンシート(キッチン向けオーダーシート)4として示す図である。

0029

店員が受けた注文は商品名と数量とを含む商品データとしてテーブル番号対応に記録されており、図4では、例えば図2のキッチンシート2に示されるテーブルごとの商品名およびその数量は、隣接するそれぞれが容易に区別できるように相互に異なる網掛けを施して改行なしで連続して一括印字されている。

0030

図5は、二行以上に跨る一括印字の場合において、行別に網掛けの種別を変化させる例を示す図である。図5の場合、一行目を4種の網掛けA,B,C,Dの順序とする場合、二行目を網掛けD,A,B,Cの順序として、隣接する行間での網掛け種別を相違させている。

0031

すなわち、図示されるキッチンシートでは、テーブル番号毎に改行せずに商品名とその数量とが印字され、印刷シートの長さが短縮されているが、隣接同士の商品は相互に異なる種類の網掛けが施されているので、商品の区別が容易であると共にテーブル番号毎の商品を纏めて認識できるので、同時に完成するような配慮も容易に可能である。

0032

上述したような段落および網掛けの構成はプリンタ用の処理プログラムに予め作成されている。

0033

本発明の実施例3について図6を参照して説明する。実施例3は実施例1または実施例2を実現するための手順である。

0034

すなわち、図6は、上記実施例1におけるレシート3および実施例2におけるキッチンシート4を印刷シート上に印字するための主要手順を示すフローチャートである。従って、このフローチャートは、飲食店で顧客番号がテーブル番号で付与され、既に入力された顧客の注文内容を、キッチンシートに作成、または精算を受けた際のレシートに作成のため、店員が商品データレジスタ(以後、レジスタ略称する)でその注文内容の印刷要求をした場合の、レジスタにおける手順例を示している。

0035

店員が受けた注文は商品名と数量とを含む商品データとしてテーブル番号対応に記録されており、例えば、上述した定食のようなセットもので単価のない商品名、およびキッチンシートに示されるテーブルごとの商品名それぞれは、隣接するそれぞれが容易に区別できるように相互に異なる網掛けを施して改行なしで連続印字する、一括プリント対応商品である。

0036

すなわち、店員からレジスタへの入力があり、テーブル番号によりプリンタへの出力要求が発生(手順S1)した場合、レジスタは、テーブル番号対応の商品データから最初の商品名を読出し(手順S2)する。読み出された商品が上述したような一括プリント対応(手順S3のYES)の場合には、例えば図5に示される網掛けの種別順序のように、予め定められた基準で隣接商品に異なる網掛けが指定(手順S4)され、改行なしの一括プリントが要求(手順S5)される。

0037

次いで、同一テーブル番号で次の商品あり(手順S6のYES)の場合には、上記手順S3に戻って、レジスタは上記手順を繰り返す。

0038

上記手順S3が「NO」で商品が一括プリント対応ではない場合、レジスタは、行ごとの順次プリント(手順S7)を要求して、上記手順S6に進む。

0039

手順S6が「NO」で次の商品がない場合、小型プリンタにより印刷シートへのプリントが実行される。

0040

本発明の実施例4について図7から図11までを参照して説明する。

0041

図7は本発明のレジスタ(商品データレジスタ)における機能ブロック構成の実施の一形態を示す図である。図面では本発明に係る部分のみを示し、機能上必須であっても、紙面都合で省略されている構成要素がある。

0042

図示されるレジスタは、例えば上述する飲食店の出入り口に備えられ、データ入力部11、小型プリンタ12、商品データ格納部13、受注データ格納部14、処理プログラム格納部15、制御部16、およびデータ表示部17を含む。これら構成要素は、バスで接続されており、プロセッサの制御部16により制御されるものとする。すなわち、レジスタは、プロセッサ、メモリ入出力機器などにより構成される情報処理装置である。

0043

データ入力部11は、キーボードなどの入力機器とその制御ユニットであり、店員が顧客の注文を受けて商品名を入力すると商品コードに変換し、次いで入力されるその数量と共に制御部16へ送出する。その際、顧客番号が、例えば順序番号により自動的に入力される。飲食店の場合、データ入力部11として、例えば、店員が所持する携帯端末が含まれ、テーブルに着いた顧客に対してテーブル番号を顧客番号として注文を、例えば、無線により制御部16へ入力することになる。携帯端末の場合でも、通常、商品名と商品コードとの変換テーブルを内蔵し、店員が商品名で入力しても商品コードに変換して送出している。

0044

小型プリンタ12は、例えば、顧客へのレシートを、制御部16の指示を受けて単色印字で出力するものとする。小型プリンタ12がキッチンシート(キッチンへのオーダーシート)を印字出力し、キッチンシートは調理場に運ばれる手順でもよいが、本実施例では、調理場にキッチンプリンタ12kを備え、調理場まで無線によりデータを送って印字出力するものとする。印字出力の際には、制御部16の指示により、商品名、数量などの商品データごとに、網掛け印字する。また、制御部16が扱う商品データのデータ量を減少させるため、プリンタの制御ユニットで、商品コードを文字コードに変換する変換手段を有し、印字することとする。従って、キッチンプリンタ12kでは、セットものの商品コードを受けた際にはセット内容を構成する商品名とその数量が上記図4に示されるように印字出力される。

0045

商品データ格納部13は、商品コード毎に、商品名、単価などを予め記録し格納する商品データテーブル21を有する。受注データ格納部14は、データ入力部11からの入力情報を、その受付けの都度、制御部16の制御により商品データテーブル21の格納情報を加味して、顧客番号毎に、商品コード、数量、数量対応の合計価格などにより記録する。処理プログラム格納部15は、制御部16が実行するプログラムを予め格納している。飲食店のプリント出力の場合、レシート用処理プログラム23とキッチンシート用処理プログラム24とが用意される。

0046

制御部16は、プロセッサであり、例えば、処理プログラム格納部15に格納される処理プログラムを用いてレジスタの機能を実行する。その動作手順図9から図11までを参照して後に説明される。

0047

データ表示部17は、小型プリンタ12と共に出力機器の一つであり、上述したデータ入力部11を有する店員の携帯端末にも含まれる。

0048

図8は商品データテーブルの実施の一形態を示す図である。ここで、図8を参照して商品データテーブル21について説明する。

0049

図示される商品データテーブル21は商品コード、商品名、単価などが予め記録されている。図示されるように、各商品コードには商品名およびその単価が対応する。上述したセット商品では、その商品コードでセット商品を判定できるものとし、その中身調理品である商品名が商品コードなしおよび単価なしで記録されている。商品データテーブル21内の商品名は、小型プリンタ12で印字され、またはデータ表示部18に画面表示される文字コードにより記録されているものとする。上述するように、通常、商品名と商品コードとを変換する変換テーブルをデータ入力部および出力部の両方に備えることにより、制御部で扱う商品データ量を低減することができる。

0050

また、上記受注データテーブル22では記憶装置の記憶容量の面から商品名に対応する文字コードは含まず、番号、記号、および数字の組み合わせによりコード化された顧客番号、商品コード、数量、合計価格などの受注データが格納されている。また、図示されていないが、商品コード毎にキッチンオーダー済みか否か、顧客番号毎に精算済みか否かの記録領域が設けられる。したがって、同一商品でもキッチンオーダー後では別注文として取り扱う。

0051

また、レシート用処理プログラム23は、例えば、上記図3のレシート3の出力を制御部16が実行する際に用いられ、キッチン用処理プログラム24は、例えば、上記図4のキッチンシート4の出力を制御部16が実行する際に用いられる。更に、レシート用には、キッチンオーダー後での同一商品を一括する処理が制御部16の処理プログラムとして含まれている。

0052

次に、図9図7を併せ参照して、図7に示されるレジスタ(商品データレジスタ)での、データ入力部11からデータを入力した際の全体の流れを示す手順について実施の一形態を説明する。

0053

まず、レジスタは、データ入力部11で、テーブル(食卓)で顧客から注文を受けた店員から入力されたテーブル番号と、商品名から変換した商品コードおよびその数量とを受付け(手順S11)し、制御部16へ送る。制御部16は、商品コードにより商品データテーブル21を参照(手順S12)して商品コード対応の単価を読み取る。次いで、制御部16は、テーブル番号を顧客番号として、受付けされた商品コードとその数量、および単価から算出した合価を商品の受注データとして受注データテーブル22に記録(手順S13)する。

0054

この時点で、データ入力部11に上記手順S11による次入力受付けあり(手順S14のYES)の場合、制御部16は、入力受付けデータを取り込んで、手順S12からの手順を繰り返す。上記手順S14が「NO」で「次入力の受付けなし」の場合には、制御部16は、図10を参照して後述するキッチン用処理プログラム24に従い、受注データに基くキッチンシートを例えばキッチンプリンタ12kから印刷出力(手順S20)させる。

0055

この時点で、データ入力部11に上記手順S11による次入力受付けあり(手順S15のYES)の場合、制御部16は、入力受付けデータを取り込んで、手順S12からの手順を繰り返す。上記手順S15が「NO」で「次入力の受付けなし」の場合には、制御部16は、店員によるデータ入力部11からの「精算要求」の入力受付け(手順S16)を待って、図11を参照して後述するレシート用処理プログラム23に従い、受注データに基くレシートを小型プリンタ12から印刷出力(手順S30)させる。

0056

次に、図10を参照して、上記キッチン用処理プログラム24に従った上記図9におけるキッチンシートの印刷出力手順S20の詳細についてその実施の一形態を説明する。上述するように、キッチンプリンタ12kが調理場に配備され、受注の際にキッチンシートがキッチンプリンタ12kから印字出力されるものとする。

0057

レジスタにおける制御部16は、受注データを記録した上記手順S13の終了でデータ入力部11からの次の受注入力受付けがなく手順S14が「NO」の場合、キッチンシートのプリント要求の発生と判断して、該当テーブル番号を顧客番号として受注データテーブル22から一つの商品コードを読出し(手順S21)する。

0058

読み出した商品コードから該当商品がセット商品(手順S22のYES)の場合には、制御部16は、商品データテーブル21からセット商品に対応するセット内容の商品名を読み取りプリンタ用データ一時メモリ17に一段落内の一括プリントを指定して記録(手順S23)する。

0059

続いて、制御部16は、受注データテーブル22で同一テーブル番号を調べ、次の商品データあり(手順S24のYES)の場合には、上記手順S21に戻って上記手順を繰り返す。

0060

上記手順S22が「NO」で読み出した商品がセット商品ではない場合、制御部16は、同一テーブル番号で同時に注文を受けた他の商品と共に同一段落内に順次連続する一括プリントを指定して記録(手順S25)し、上記手順S24に続く。

0061

上記手順S24が「NO」で、受注データテーブル22で同一テーブル番号に次の商品データがない場合、制御部16は、プリンタ用データ一時メモリ17で予め定められた規則により隣接商品データに異なる網掛けを指定して記録(手順S26)する。次いで、制御部16は、受注データテーブル22を調べ、次のテーブル番号あり(手順S27のYES)の場合、上記手順S22に戻り、商品データの読み出しからの手順を繰り返す。

0062

この手順S27が「NO」で次のテーブル番号がない場合、制御部16は、キッチンプリンタ12kに、プリンタ用データ一時メモリ17のキッチンシート用データをテーブル番号毎に送り、出力を指示する。したがって、キッチンプリンタ12kは、例えば上記図4に示されるように、キッチンシートを作成して印字出力(手順S28)する。

0063

上記説明では、記録された全てのテーブル番号に対する中面を一括して順次印字出力するとしたが、テーブル番号毎に順次印字出力する手順でもよい。

0064

次に、図11を参照して、上記レシート用処理プログラム23に従った上記図9におけるレシートの印刷出力手順S30の詳細についてその実施の一形態を説明する。小型プリンタ12は飲食店の出入り口でレジスタに配備され、精算の際にレシートが小型プリンタ12から印字出力されるものとする。

0065

レジスタにおける制御部16は、データ入力部11から精算要求の入力を受付けした手順S16がレシートのプリント出力要求の発生と判断して、該当テーブル番号を顧客番号として受注データテーブル22から一つの商品コードを読み出し(手順S31)する。

0066

読み出した商品コードから該当商品がセット商品(手順S32のYES)の場合には、制御部16は、商品データテーブル21からセット商品に対応するセット内容の商品名を読み取り、プリンタ用データ一時メモリ17に一段落内の一括プリントを指定して記録(手順S33)する。次いで、制御部16は、予め定められた規則により隣接する商品データに異なる網掛けを指定してプリンタ用データ一時メモリ17に記録(手順S34)する。

0067

続いて、制御部16は、受注データテーブル22で同一顧客番号を調べ、次の商品データあり(手順S35のYES)の場合には、上記手順S31に戻って上記手順を繰り返す。

0068

上記手順S32が「NO」で読み出した商品コードがセット商品でない場合、制御部16は、同一顧客番号で同時に注文を受けた他の商品と段落を変え、次の行に順次印字するプリントを指定して記録(手順S36)し、上記手順S35に続く。

0069

上記手順S35が「NO」で、受注データテーブル22で同一顧客番号に次の商品データがない場合、制御部16は、小型プリンタ12に、プリンタ用データ一時メモリ17のレシート用データを顧客番号毎に送り、出力を指示する。したがって、小型プリンタ12は、例えば上記図3に示されるようなレシートを作成して印字出力(手順S37)する。

0070

上記説明では、顧客番号をテーブル番号としたが、同一テーブルに異なる顧客が同席することもあり、上記受注データテーブルでは、顧客番号とテーブル番号との併記が採用される。顧客番号は例えば、日付と受付け順序とによる番号が採用される。

0071

このように、印字に際して隣接の商品データに互いに異なる単色の網掛けを行なう形態を採用したので、プリンタ、プリンタ用インク、印刷シートなどでコストを上昇させることなく、レシートまたはキッチンシートの見易さを向上させることができる。

0072

本発明の実施例5について図12を参照し、上述したとは相違するレシート5について説明する。

0073

図12に示される実施例5では、レシート5において、商品名と価格とが組合せられる段組それぞれに対して網掛けしている。この場合、隣接する網掛けはその種別を相違させて、見易いレシートが形成されている。

0074

本発明の実施例6について図13を参照し、上述したとは相違するレシート6について説明する。

0075

図13に示される実施例6では、レシート6において、単純に一行置きに網掛けすることにより、見易いレシートが作成されている。

0076

[他の実施例]
上述した実施例では、単色の小型プリンタを用いているが、多色印字できるカラープリンタを用いて、網掛け部分をそれぞれの種別に対応させた色彩で印刷することができる。

0077

更に、網掛けに色彩を補色として使用、またはこれらを併用して組合せを用いることにより、データを印字する際、行単位等で地色も変化させるなどが可能なため、データ単体のみならずデータ群の分類も見易さを更に向上させることができる。

0078

すなわち、カラープリンタを用いて多色印字とし網掛け印字と併用する場合、装置およびインクのコスト増はあるが、識別の容易なことすなわち見易さは抜群であり、見易さと印刷シート量のコスト節減とは、小型プリンタをカラープリンタにするためのコスト増をはるかに超える利点がある。

0079

本発明による小型プリンタによるデータ印刷方法および商品データレジスタによれば、単色で複数種パターンの網掛け印字可能な小型プリンタを用いて印刷シートに見易く印字することにより、多色のカラープリンタに対して容易にコストダウンできる。

0080

一方、従来改行して段落分けしていたデータのうち、改行せず複数行にわたり一つの段落を形成できる複数のデータを一行内でも連続して印字すると共に、隣接するデータには異なる種類のパターンで網掛け印字することにより、印刷シートの使用量を削減し、ランニングコストの低減を図ることができる。

0081

このためカラープリンタを用いることによって、網掛けの代わりに多色による識別が可能であり、網掛けと色彩との併用による補助色付けは一層の見易さを実現できるので、従来改行して段落分けにより見易くしていた印字印刷を、改行せず複数行にわたり一つの段落を形成し、多数データを一行内で連続して多数行にわたり印字しても、そのデータ個々の識別のし易さが必要かつ不可欠な用途に適用できる。

0082

従って、本発明によるデータ印刷方法は、商品のデータと限らず、また狭い幅の印刷シートに限定せず、データごとに、網掛け、色彩、およびこれらのないものを組合せて見易く配置できるので、汎用プリンタによる各種データの一覧印字に適用することができる。

図面の簡単な説明

0083

小型プリンタによる従来のレシート印字の一形態を示した図である。
小型プリンタによる従来のキッチンシート印字の一形態を示した図である。
小型プリンタによる本発明によるレシート印字の実施の一形態を示した図である。(実施例1)
小型プリンタによる本発明によるキッチンシート印字の実施の一形態を示した図である。(実施例2)
本発明における網掛け種別とその順序の実施の一形態を示した図である。
小型プリンタによる商品データ印刷方法の実施の一形態を示したフローチャートである。(実施例3)
本発明による商品データレジスタ構成の実施の一形態を示した図である。(実施例4)
図7に示された商品データテーブルにおける構成の実施の一形態を示した図である。
図7の構成において、小型プリンタによる商品データ印刷方法のうち印刷開始までの手順の実施の一形態を示したフローチャートである。
図9におけるキッチンシート出力手順の実施の一形態を詳細に示したフローチャートである。
図9におけるレシート出力手順の実施の一形態を詳細に示したフローチャートである。
小型プリンタによる本発明によるレシート印字の実施の一形態を示した図である。(実施例5)
小型プリンタによる本発明によるレシート印字の実施の一形態を示した図である。(実施例6)

符号の説明

0084

3、5、6レシート
4キッチンシート
11データ入力部
12小型プリンタ
12kキッチンプリンタ
13商品データ格納部
14受注データ格納部
15処理プログラム格納部
16 制御部
17プリンタ用データ一時メモリ
18データ表示部
21商品データテーブル
22受注データテーブル
23 レシート用処理プログラム
24キッチン用処理プログラム

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 東芝テック株式会社の「 情報処理装置およびプログラム」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】本発明が解決しようとする課題は、プリンタが印字した顧客が受け取る印字物を確実に顧客側に発行することが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の情報処理装置は... 詳細

  • 株式会社寺岡精工の「 ラベル発行装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】製造作業指示を示すラベル(指示ラベル)を再発行する場合、容易にそのラベルを再発行することができ、且つ、作業者等にとって再発行したラベルであることが容易に認識できるラベルを発行可能な、ラベル発行... 詳細

  • コニカミノルタ株式会社の「 画像形成システムおよび異常紙情報表示方法」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】通常とは別の排紙トレイに排紙された異常紙と後続紙の中から目的の異常紙を容易に見つけて取り出すことのできる画像処理システムを提供する。【解決手段】画像形成装置本体10の下流の画像読取装置12で用... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ