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技術 情報伝送装置および方法

出願人 株式会社東芝東芝電力系統システムテクノロジー株式会社
発明者 戸田武男峯岸利明
出願日 2003年9月8日 (17年3ヶ月経過) 出願番号 2003-315136
公開日 2005年3月31日 (15年8ヶ月経過) 公開番号 2005-086398
状態 未査定
技術分野 通信制御 広域データ交換 電話通信サービス 他装置と結合した電話通信
主要キーワード 予備状態 特定局 送信済み情報 送信側伝送装置 返答情報 情報欠落 受信側伝送装置 同報処理
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年3月31日)のものです。
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図面 (15)

課題

複数の伝送装置間伝送を効率よく行うことのできる情報伝送装置を提供することである。

解決手段

情報伝送装置は、1またはM個の送信側伝送装置11からN個の受信側伝送装置12a〜12nに同一情報を伝送し、情報に付加された通番により受信側伝送装置12a〜12nが情報受信抜けを検出し再送要求を出力するか、または受信側伝送装置12a〜12nは正常に情報を受信したときに確認応答信号を出力する。その際に、特定局に設定された受信側伝送装置12iから再送要求があったとき、または特定局に設定された受信側伝送装置12iからの確認応答信号がないときにのみ情報を再送する。これにより、同報通信する伝送装置の再送のための処理負荷と同報通信を行う伝送路負荷とを軽減する。

概要

背景

一般に、一つの伝送装置から複数の他の伝送装置に同一情報伝送する場合、送信側の伝送装置から同一情報を複数の受信側の伝送装置に伝送し、送信側伝送装置は、各々の受信側伝送装置が正常に受信したか否かを判断するようにしている。正常受信か否かの判断は、受信側伝送装置毎に確認応答信号または相当の再送要求信号返送の有無によって行っている。そして、受信側伝送装置の一つでも伝送不良などで情報が伝送できなかったと判断した場合、送信側伝送装置は、再度すべての受信側伝送装置に情報を再送している。

図10は、1個の送信側伝送装置11からN個の受信側伝送装置12a〜12nに同一の情報を送信する1:Nの情報伝送装置ブロック構成図である。図10において、1個の送信側伝送装置11に対して伝送路13を介してN個の受信側伝送装置12a〜12nが接続されている。伝送路13には、送信側伝送装置11から受信側伝送装置12a〜12nへの送信情報I、その情報Iに対する確認応答信号や再送要求信号等の返答情報Ia〜Inが送受信される。

図11は、従来の情報伝送装置において再送要求信号の返送の有無により送信側伝送装置11から受信側伝送装置12a〜12nに情報を再送する場合の処理内容を示すフローチャートであり、図11(a)は送信側伝送装置11の処理内容を示すフローチャート、図11(b)は受信側伝送装置12a〜12nの処理内容を示すフローチャートである。

図11(a)において、まず、送信側伝送装置11は一つの情報Iに新たな情報を送信する毎に歩進する通番を付与して、複数の受信側伝送装置12a〜12nに伝送路13を介して同報通信する(S11)。そして、受信側伝送装置12a〜12nから情報の再送要求を受信すると(S12)、送信側伝送装置11は情報を再送する(S13)。一方、受信側伝送装置12a〜12nでは、図11(b)に示すように、送信側伝送装置11から順次伝送された情報Ii(I1、I2、…)を受信すると(S21)、その受信した情報Ii(I1、I2、…)に含まれる通番に基づいて情報の抜けがないかどうかを判定する(S22)。そして、情報に抜けがある場合には送信側装置11に対して再送要求を返信する(S23)。

図12は、従来の1:3の情報伝送装置において再送要求信号の返送の説明図である。図12では、1個の送信側伝送装置11から3個の受信側伝送装置12a、12b、12cに対して同一の情報を送信し、受信側伝送装置12cが再送要求信号を出力した場合の説明図である。

送信側伝送装置11から送信情報I1、I2が送られ、受信側伝送装置12a、12b、12cのうち受信側伝送装置12cが情報I1を受信できなかったが、次の情報I2を正常受信したとする。この場合、送信側伝送装置11から伝送された情報I1、I2を正常受信した受信側伝送装置12a、12cは再送要求を返信することはない。一方、受信側伝送装置12a、12b、12cのうち、情報I1を受信できなかったが次の情報I2を正常受信した受信側伝送装置12cは、情報I2内の通番により情報I1を受信していないこと知り、通番が一つ飛んでいると判断する。このように、受信側伝送装置12cは、それ以前に受信されていなければならない情報I1の抜けを検出する。これにより、受信側伝送装置12cは、送信側伝送装置11に情報I1以降の再送を要求する再送要求信号Icを返信する。この再送要求信号Icを受信した送信側伝送装置11は、情報I1以降の情報I1、I2を再度同報通信して情報欠落を防止する。

このように、受信側伝送装置12a〜12nは伝送不良などによる情報抜けを通番が飛ぶことなどにより検出し、送信側伝送装置11に再送要求をする。そして、それを受信した送信側伝送装置11は再送要求された情報をすべての受信側伝送装置12a、12b、12cに再送する。

次に、図13は従来の情報伝送装置において確認応答信号の有無により送信側伝送装置11から受信側伝送装置12a〜12nに情報を再送する場合の処理内容を示すフローチャートであり、図13(a)は送信側伝送装置11の処理内容を示すフローチャート、図13(b)は受信側伝送装置12a〜12nの処理内容を示すフローチャートである。

図13(a)において、まず、送信側伝送装置11は情報Iを複数の受信側伝送装置12a〜12nに伝送路13を介して同報通信する(S31)。そして、送信側伝送装置11は、所定時間が経過するまですべての受信側伝送装置12a〜12nから情報Iを受信した旨の確認応答信号の返信を待つ(S32)。所定時間内にすべての確認応答信号を受信したときは正常と判断して処理を終了する(S33)。一方、所定時間内にすべての確認応答信号を受信しなかったときは、情報Iを再送する(S34)。一方、受信側伝送装置12a〜12nでは、送信側伝送装置11から伝送された情報Iを受信すると(S41)、その受信した情報Iに対しての確認応答信号を送信側伝送装置11に返信する(S42)。

図14は、従来の1:3の情報伝送装置において確認応答信号の返送の説明図である。図14では、1個の送信側伝送装置11から3個の受信側伝送装置12a、12b、12cに対して同一の情報を送信し、受信側伝送装置12cが情報I1を受信できずに確認応答信号を返信できなかった場合の説明図である。

送信側伝送装置11から情報I1を複数の受信側伝送装置12a、12b、12cに伝送され、受信側伝送装置12a、12bは正常に情報I1を受信したので、確認応答信号Ia、Ibを送信側伝送装置11に返信しているが、受信側伝送装置12cは正常に情報I1を受信していないので確認応答信号Icを返信することができない。

送信側伝送装置11は、受信側伝送装置12cからの確認応答信号Icの返信を所定の待ち時間内に受信しなかった場合には、すべての受信側伝送装置12cに対して、先に伝送した情報I1を再度同報通信して情報欠落を防止する。

このように、受信側伝送装置12a、12b、12cは送信側伝送装置11からの情報を受信したときには確認応答信号を返信するようにしているので、送信側伝送装置11は情報Iの送信後、所定時間経過しても確認応答信号が受信されない場合には情報Iの再送を行う。

ここで、情報伝送装置において、通信方式の1つ又は複数を含む入出力手段からの情報の受け渡しをする変換手段と、この変換手段を介して入力された情報をTCP/IP又はUDP/IPのプロトコルで伝送するIP伝送手段と、そのIP伝送手段のUDP/IPの機能であるマルチキャスト伝送機能に伝送不良時の再送機能を追加した同報通信手段とを備え、受信の内容の判定を行ない伝送不良時は再送できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平2002−101123号公報(図1)

概要

複数の伝送装置間の伝送を効率よく行うことのできる情報伝送装置を提供することである。 情報伝送装置は、1またはM個の送信側伝送装置11からN個の受信側伝送装置12a〜12nに同一情報を伝送し、情報に付加された通番により受信側伝送装置12a〜12nが情報受信抜けを検出し再送要求を出力するか、または受信側伝送装置12a〜12nは正常に情報を受信したときに確認応答信号を出力する。その際に、特定局に設定された受信側伝送装置12iから再送要求があったとき、または特定局に設定された受信側伝送装置12iからの確認応答信号がないときにのみ情報を再送する。これにより、同報通信する伝送装置の再送のための処理負荷と同報通信を行う伝送路の負荷とを軽減する。

目的

本発明の目的は、複数の伝送装置間の伝送を効率よく行うことのできる情報伝送装置および方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

1またはM個の送信側伝送装置からN個の受信側伝送装置同一情報伝送する1:NまたはM:Nの伝送システムにおける情報に付加された通番により受信側伝送装置が情報受信抜けを検出し、送信側伝送装置に抜けた情報の再送要求をして再送させる情報伝送装置において、前記受信側伝送装置は、欠落した情報を再送させるか否かの条件を予め設定するための設定手段と、情報受信抜けを検出したとき前記設定手段に設定された条件により前記送信側伝送装置に再送要求をする再送要求手段とを備えたことを特徴とする情報伝送装置。

請求項2

1またはM個の送信側伝送装置からN個の受信側伝送装置に同一情報を伝送する1:NまたはM:Nの伝送システムにおける情報に付加された通番により受信側伝送装置が情報受信抜けを検出し、送信側伝送装置に抜けた情報の再送要求をして再送させる情報伝送装置において、前記送信側伝送装置は、送信した情報を再送するか否かの条件を予め設定するための設定手段と、前記受信側伝送装置から再送要求を受信したとき前記設定手段に設定された条件により前記受信側伝送装置に情報を再送する再送処理手段とを備えたことを特徴とする情報伝送装置。

請求項3

1またはM個の送信側伝送装置からN個の受信側伝送装置に同一情報を伝送する1:NまたはM:Nの伝送システムにおける受信側伝送装置が情報を正常に受信したとき前記送信側伝送装置に確認応答信号を送信し、前記送信側伝送装置は所定時間内に確認応答信号が受信されない場合に前記受信側伝送装置に送信した情報を再送する情報伝送装置において、前記送信側伝送装置は、送信した情報を再送するか否かの条件を予め設定するための設定手段と、前記受信側伝送装置から所定の時間内に確認応答信号を受信しないとき前記設定手段に設定された条件により前記受信側伝送装置に情報を再送する確認処理手段とを備えたことを特徴とする情報伝送装置。

請求項4

1またはM個の送信側伝送装置からN個の受信側伝送装置に同一情報を伝送する1:NまたはM:Nの伝送システムにおける情報に付加された通番により受信側伝送装置が情報受信抜けを検出し、送信側伝送装置に抜けた情報の再送要求をして再送させる情報伝送方法において、前記送信側伝送装置から複数の受信側伝送装置に同一情報を送信し、前記受信側伝送装置は受信情報に付加された通番により情報受信抜けがあるか否かを判定し、情報受信抜けがあるときはさらに情報の再送要求の要否を判定し、再送要求を必要とすると判断したときのみ前記送信側伝送装置に再送要求をし、再送要求を受信した送信側伝送装置は前記受信側伝送装置に情報を再送することを特徴とする情報伝送方法。

請求項5

1またはM個の送信側伝送装置からN個の受信側伝送装置に同一情報を伝送する1:NまたはM:Nの伝送システムにおける情報に付加された通番により受信側伝送装置が情報受信抜けを検出し、送信側伝送装置に抜けた情報の再送要求をして再送させる情報伝送方法において、前記送信側伝送装置から複数の受信側伝送装置に同一情報を送信し、前記受信側伝送装置は受信情報に付加された通番により情報受信抜けがあるか否かを判定し、情報受信抜けがあるときは前記受信側伝送装置は前記送信側伝送装置に再送要求を送信し、再送要求を受信した送信側伝送装置は情報の再送要求の要否を判定し、再送要求を必要とすると判断したときは前記送信側伝送装置は前記受信側伝送装置に情報を再送することを特徴とする情報伝送方法。

請求項6

1またはM個の送信側伝送装置からN個の受信側伝送装置に同一情報を伝送する1:NまたはM:Nの伝送システムにおける受信側伝送装置が情報を正常に受信したとき前記送信側伝送装置に確認応答信号を送信し、前記送信側伝送装置は所定時間内に確認応答信号が受信されない場合に前記受信側伝送装置に送信した情報を再送する情報伝送方法において、前記送信側伝送装置から複数の受信側伝送装置に同一情報を送信し、前記受信側伝送装置は前記送信側伝送装置から情報を受信した時は確認応答信号を前記送信側伝送装置に送信し、前記送信側伝送装置は情報を送信してから所定期間が経過しても再送要求を必要とする送信側伝送装置からの確認応答信号を受信しないときは前記受信側伝送装置に情報を再送することを特徴とする情報伝送方法。

技術分野

0001

本発明は、複数の伝送装置間情報伝送を行う情報伝送装置および方法に関する。

背景技術

0002

一般に、一つの伝送装置から複数の他の伝送装置に同一情報伝送する場合、送信側の伝送装置から同一情報を複数の受信側の伝送装置に伝送し、送信側伝送装置は、各々の受信側伝送装置が正常に受信したか否かを判断するようにしている。正常受信か否かの判断は、受信側伝送装置毎に確認応答信号または相当の再送要求信号返送の有無によって行っている。そして、受信側伝送装置の一つでも伝送不良などで情報が伝送できなかったと判断した場合、送信側伝送装置は、再度すべての受信側伝送装置に情報を再送している。

0003

図10は、1個の送信側伝送装置11からN個の受信側伝送装置12a〜12nに同一の情報を送信する1:Nの情報伝送装置のブロック構成図である。図10において、1個の送信側伝送装置11に対して伝送路13を介してN個の受信側伝送装置12a〜12nが接続されている。伝送路13には、送信側伝送装置11から受信側伝送装置12a〜12nへの送信情報I、その情報Iに対する確認応答信号や再送要求信号等の返答情報Ia〜Inが送受信される。

0004

図11は、従来の情報伝送装置において再送要求信号の返送の有無により送信側伝送装置11から受信側伝送装置12a〜12nに情報を再送する場合の処理内容を示すフローチャートであり、図11(a)は送信側伝送装置11の処理内容を示すフローチャート、図11(b)は受信側伝送装置12a〜12nの処理内容を示すフローチャートである。

0005

図11(a)において、まず、送信側伝送装置11は一つの情報Iに新たな情報を送信する毎に歩進する通番を付与して、複数の受信側伝送装置12a〜12nに伝送路13を介して同報通信する(S11)。そして、受信側伝送装置12a〜12nから情報の再送要求を受信すると(S12)、送信側伝送装置11は情報を再送する(S13)。一方、受信側伝送装置12a〜12nでは、図11(b)に示すように、送信側伝送装置11から順次伝送された情報Ii(I1、I2、…)を受信すると(S21)、その受信した情報Ii(I1、I2、…)に含まれる通番に基づいて情報の抜けがないかどうかを判定する(S22)。そして、情報に抜けがある場合には送信側装置11に対して再送要求を返信する(S23)。

0006

図12は、従来の1:3の情報伝送装置において再送要求信号の返送の説明図である。図12では、1個の送信側伝送装置11から3個の受信側伝送装置12a、12b、12cに対して同一の情報を送信し、受信側伝送装置12cが再送要求信号を出力した場合の説明図である。

0007

送信側伝送装置11から送信情報I1、I2が送られ、受信側伝送装置12a、12b、12cのうち受信側伝送装置12cが情報I1を受信できなかったが、次の情報I2を正常受信したとする。この場合、送信側伝送装置11から伝送された情報I1、I2を正常受信した受信側伝送装置12a、12cは再送要求を返信することはない。一方、受信側伝送装置12a、12b、12cのうち、情報I1を受信できなかったが次の情報I2を正常受信した受信側伝送装置12cは、情報I2内の通番により情報I1を受信していないこと知り、通番が一つ飛んでいると判断する。このように、受信側伝送装置12cは、それ以前に受信されていなければならない情報I1の抜けを検出する。これにより、受信側伝送装置12cは、送信側伝送装置11に情報I1以降の再送を要求する再送要求信号Icを返信する。この再送要求信号Icを受信した送信側伝送装置11は、情報I1以降の情報I1、I2を再度同報通信して情報欠落を防止する。

0008

このように、受信側伝送装置12a〜12nは伝送不良などによる情報抜けを通番が飛ぶことなどにより検出し、送信側伝送装置11に再送要求をする。そして、それを受信した送信側伝送装置11は再送要求された情報をすべての受信側伝送装置12a、12b、12cに再送する。

0009

次に、図13は従来の情報伝送装置において確認応答信号の有無により送信側伝送装置11から受信側伝送装置12a〜12nに情報を再送する場合の処理内容を示すフローチャートであり、図13(a)は送信側伝送装置11の処理内容を示すフローチャート、図13(b)は受信側伝送装置12a〜12nの処理内容を示すフローチャートである。

0010

図13(a)において、まず、送信側伝送装置11は情報Iを複数の受信側伝送装置12a〜12nに伝送路13を介して同報通信する(S31)。そして、送信側伝送装置11は、所定時間が経過するまですべての受信側伝送装置12a〜12nから情報Iを受信した旨の確認応答信号の返信を待つ(S32)。所定時間内にすべての確認応答信号を受信したときは正常と判断して処理を終了する(S33)。一方、所定時間内にすべての確認応答信号を受信しなかったときは、情報Iを再送する(S34)。一方、受信側伝送装置12a〜12nでは、送信側伝送装置11から伝送された情報Iを受信すると(S41)、その受信した情報Iに対しての確認応答信号を送信側伝送装置11に返信する(S42)。

0011

図14は、従来の1:3の情報伝送装置において確認応答信号の返送の説明図である。図14では、1個の送信側伝送装置11から3個の受信側伝送装置12a、12b、12cに対して同一の情報を送信し、受信側伝送装置12cが情報I1を受信できずに確認応答信号を返信できなかった場合の説明図である。

0012

送信側伝送装置11から情報I1を複数の受信側伝送装置12a、12b、12cに伝送され、受信側伝送装置12a、12bは正常に情報I1を受信したので、確認応答信号Ia、Ibを送信側伝送装置11に返信しているが、受信側伝送装置12cは正常に情報I1を受信していないので確認応答信号Icを返信することができない。

0013

送信側伝送装置11は、受信側伝送装置12cからの確認応答信号Icの返信を所定の待ち時間内に受信しなかった場合には、すべての受信側伝送装置12cに対して、先に伝送した情報I1を再度同報通信して情報欠落を防止する。

0014

このように、受信側伝送装置12a、12b、12cは送信側伝送装置11からの情報を受信したときには確認応答信号を返信するようにしているので、送信側伝送装置11は情報Iの送信後、所定時間経過しても確認応答信号が受信されない場合には情報Iの再送を行う。

0015

ここで、情報伝送装置において、通信方式の1つ又は複数を含む入出力手段からの情報の受け渡しをする変換手段と、この変換手段を介して入力された情報をTCP/IP又はUDP/IPのプロトコルで伝送するIP伝送手段と、そのIP伝送手段のUDP/IPの機能であるマルチキャスト伝送機能に伝送不良時の再送機能を追加した同報通信手段とを備え、受信の内容の判定を行ない伝送不良時は再送できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平2002−101123号公報(図1

発明が解決しようとする課題

0016

ところが、このような従来の情報伝送装置では、同一情報を受信する複数の受信側伝送装置に対して、情報を必要としない一部の受信側伝送装置での情報欠落が発生しても、それとは関係なく送信側伝送装置はすべての受信側伝送装置に情報の再送を行っている。このため、不必要に伝送装置の処理負荷が増大し、また伝送路の負荷が増大することになる。

0017

本発明の目的は、複数の伝送装置間の伝送を効率よく行うことのできる情報伝送装置および方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0018

請求項1の発明に係わる情報伝送装置は、1またはM個の送信側伝送装置からN個の受信側伝送装置に同一情報を伝送する1:NまたはM:Nの伝送システムにおける情報に付加された通番により受信側伝送装置が情報受信抜けを検出し、送信側伝送装置に抜けた情報の再送要求をして再送させる情報伝送装置であり、受信側伝送装置は、欠落した情報を再送させるか否かの条件を予め設定するための設定手段と、情報受信抜けを検出したときその設定手段に設定された条件により送信側伝送装置に再送要求をする再送要求手段とを備えたものである。

0019

請求項2の発明に係わる情報伝送装置は、1またはM個の送信側伝送装置からN個の受信側伝送装置に同一情報を伝送する1:NまたはM:Nの伝送システムにおける情報に付加された通番により受信側伝送装置が情報受信抜けを検出し、送信側伝送装置に抜けた情報の再送要求をして再送させる情報伝送装置であり、送信側伝送装置は、送信した情報を再送するか否かの条件を予め設定するための設定手段と、受信側伝送装置から再送要求を受信したときその設定手段に設定された条件により受信側伝送装置に情報を再送する再送処理手段とを備えたものである。

0020

請求項3の発明に係わる情報伝送装置は、1またはM個の送信側伝送装置からN個の受信側伝送装置に同一情報を伝送する1:NまたはM:Nの伝送システムにおける受信側伝送装置が情報を正常に受信したとき送信側伝送装置に確認応答信号を送信し、送信側伝送装置は所定時間内に確認応答信号が受信されない場合に受信側伝送装置に送信した情報を再送する情報伝送装置であり、送信側伝送装置は、送信した情報を再送するか否かの条件を予め設定するための設定手段と、受信側伝送装置から所定の時間内に確認応答信号を受信しないときその設定手段に設定された条件により受信側伝送装置に情報を再送する確認処理手段とを備えたものである。

0021

請求項4の発明に係わる情報伝送方法は、1またはM個の送信側伝送装置からN個の受信側伝送装置に同一情報を伝送する1:NまたはM:Nの伝送システムにおける情報に付加された通番により受信側伝送装置が情報受信抜けを検出し、送信側伝送装置に抜けた情報の再送要求をして再送させる情報伝送方法であり、送信側伝送装置から複数の受信側伝送装置に同一情報を送信し、受信側伝送装置は受信情報に付加された通番により情報受信抜けがあるか否かを判定し、情報受信抜けがあるときはさらに情報の再送要求の要否を判定し、再送要求を必要とすると判断したときのみ送信側伝送装置に再送要求をし、再送要求を受信した送信側伝送装置は受信側伝送装置に情報を再送するものである。

0022

請求項5の発明に係わる情報伝送方法は、1またはM個の送信側伝送装置からN個の受信側伝送装置に同一情報を伝送する1:NまたはM:Nの伝送システムにおける情報に付加された通番により受信側伝送装置が情報受信抜けを検出し、送信側伝送装置に抜けた情報の再送要求をして再送させる情報伝送方法であり、送信側伝送装置から複数の受信側伝送装置に同一情報を送信し、受信側伝送装置は受信情報に付加された通番により情報受信抜けがあるか否かを判定し、情報受信抜けがあるときは受信側伝送装置は送信側伝送装置に再送要求を送信し、再送要求を受信した送信側伝送装置は情報の再送要求の要否を判定し、再送要求を必要とすると判断したときは送信側伝送装置は受信側伝送装置に情報を再送するものである。

0023

請求項6の発明に係わる情報伝送方法は、1またはM個の送信側伝送装置からN個の受信側伝送装置に同一情報を伝送する1:NまたはM:Nの伝送システムにおける受信側伝送装置が情報を正常に受信したとき送信側伝送装置に確認応答信号を送信し、送信側伝送装置は所定時間内に確認応答信号が受信されない場合に受信側伝送装置に送信した情報を再送する情報伝送方法において、送信側伝送装置から複数の受信側伝送装置に同一情報を送信し、受信側伝送装置は送信側伝送装置から情報を受信した時は確認応答信号を送信側伝送装置に送信し、送信側伝送装置は情報を送信してから所定期間が経過しても再送要求を必要とする送信側伝送装置からの確認応答信号を受信しないときは受信側伝送装置に情報を再送するものである。

発明の効果

0024

本発明によれば、一つの伝送装置から複数の伝送装置に同報通信する場合に、待機状態予備状態の伝送装置で伝送不良を発生したとき、情報を必要とする伝送装置に対してのみ情報を再送するので不要に再送することを防止できる。従って、同報通信する伝送装置の再送のための処理負荷と同報通信を行う伝送路の負荷とを軽減でき、伝送路の使用帯域を小さくできる。特にUDP/IPでマルチキャスト方式により同報通信した場合、IPネットワークに使用帯域を抑えることができ、有効に共通ネットワークを使用することができる。

発明を実施するための最良の形態

0025

0026

図1は本発明の実施例1に係わる情報伝送装置のブロック構成図である。この実施例1は、送信側伝送装置11から送信された情報の抜けを受信装置側伝送装置12で検出し、受信側伝送装置は、情報受信抜けを検出したとき、欠落した情報を再送させる必要があるか否かを判定し、情報を再送させる必要がある場合にのみ、再送要求を送信側伝送装置に返信するようにしたものである。

0027

図1において、送信側伝送装置11は、同報送信する一つの情報Iに対して新たな情報を送信する毎に歩進する通番を付与した情報Iを作成し複数の受信側伝送装置12a〜12nに送るための処理を行う同報処理手段14と、同報処理手段14で処理された情報Iを受信側伝送装置12a〜12nに送信する送信手段15と、同報処理手段14で作成され送信される情報Iを再送用情報Isとして保存する保存手段16と、受信側伝送装置12a〜12nからの再送要求を受信する受信手段17と、受信手段17から再送要求を受信したとき保存手段16に保存された再送用情報Isを送信手段15を介して再送する再送処理手段18とから構成される。

0028

また、受信側伝送装置12a〜12nは、送信側伝送装置11の送信手段15から同報の情報Iを受信する受信手段19と、受信した同報の情報Iに付された通番による情報抜けを検出する情報抜け検出手段20と、欠落した情報を再送させるか否かの条件を予め設定するための設定手段21と、情報受信抜けを検出したとき設定手段21に設定された条件により送信側伝送装置11に再送要求をする再送要求手段22と、再送要求手段22からの再送要求を送信側伝送装置11に送信する送信手段23とから構成される。

0029

すなわち、受信側伝送装置12a〜12nには、自己局が再送要求をする局であるか否かを設定するための設定手段21が付加され、情報抜け検出手段20で情報受信抜けが検出されたとき、設定手段21に再送要求する局であることが設定されているときのみ再送要求を送信側伝送装置11に送信するようにしたものである。

0030

受信側伝送装置12a〜12nでは、送信側伝送装置11からの情報Iを受信手段19で受信し、情報抜け検出手段20で情報抜けを検出した場合には、再送要求手段22は設定手段21に設定された内容を参照する。そして、自己局が再送要求する特定局に設定されていれば、再送要求手段22は再送要求を送信手段23により送出する。設定手段21で特定局の設定が無いときは、情報抜け検出手段20から情報抜けが通知されても再送要求手段22は再送要求をしない。

0031

図2は、本発明の実施例1に係わる情報伝送装置での処理内容を示すフローチャートであり、図2(a)は送信側伝送装置11の処理内容を示すフローチャート、図2(b)は受信側伝送装置12a〜12nの処理内容を示すフローチャートである。

0032

図2(a)は、図11(a)に示した従来の送信側伝送装置11の処理内容と同じであり、まず、送信側伝送装置11は一つの情報Iに新たな情報を送信する毎に歩進する通番を付与して、複数の受信側伝送装置12a〜12nに伝送路13を介して同報通信する(S11)。そして、受信側伝送装置12a〜12nから情報の再送要求を受信すると(S12)、送信側伝送装置11は情報を再送する(S13)。

0033

一方、図2(b)は、図11(b)に示した従来の送信側伝送装置11の処理内容に対し、自己局が特定局であるか否かを判定するステップS24を追加したものである。すなわち、受信側伝送装置12a〜12nでは、図2(b)に示すように、送信側伝送装置11から順次伝送された情報Ii(I1、I2、…)を受信すると(S21)、その受信した情報Ii(I1、I2、…)に含まれる通番に基づいて情報の抜けがないかどうかを判定する(S22)。そして、情報に抜けがある場合には、設定手段21に設定された内容を参照し自己局が情報Iの再送要求する特定局であるか否かを判定する(S24)。そして、特定局である場合にのみ送信側装置11に対して再送要求を返信する(S23)。

0034

図3は、本発明の実施例1における1:3の情報伝送装置での再送要求信号の返送の説明図である。図3では、1個の送信側伝送装置11から3個の受信側伝送装置12a、12b、12cに対して同一の情報を送信し、受信側伝送装置12aが情報Iの再送が必要な特定局である場合を示している。

0035

送信側伝送装置11から送信手段15により受信側伝送装置12a〜12nに情報I1を同報通信を行う。このとき、特定局である受信側伝送装置12aが伝送不良などで受信できなかった場合で、次に伝送する情報I2を受信側伝送装置12aが受信したときは、受信側伝送装置12aは情報I1を受信していないため通番が飛ぶことになり、受信側伝送装置12aの情報抜け検出手段20は情報抜けを検出する。また、受信側伝送装置12aの再送要求手段22は設定手段21の設定内容から自己局が特定局であると判断するので、受信側伝送装置12aの送信手段23は送信側伝送装置11に向けて再送要求を行う。

0036

送信側伝送装置11はその再送要求を受信すると、図3(a)に示すように、情報I1、I2の両情報を再度同報で送信する。一方、情報抜けが発生した受信側伝送装置が特定局でない受信側伝送装置12cである場合には、図3(b)に示すように、受信側伝送装置12cは情報I1の情報抜けを検出するが、再送要求手段22での特定局か否かの判定で特定局でないと判断するため、再送要求をせず終了する。従って、情報I1の再送を必要としない場合には情報の再送が行われないので、伝送装置間の伝送路13の負荷や伝送装置11、12の処理負荷を軽減できる。

0037

実施例1によれば、送信側伝送装置11から複数の受信側伝送装置12に同一情報を送信した際に、受信側伝送装置12が伝送不良を検出したときであっても、再送要求を必要とする受信側伝送装置12がない場合には再送要求を行わないので、伝送装置間の伝送路13の負荷や伝送装置の処理負荷を軽減できる。

0038

図4は本発明の実施例2に係わる情報伝送装置のブロック構成図である。この実施例2は、図1に示した実施例1に対し、受信側伝送装置12a〜12nに代えて、送信側伝送装置11で再送要求を一旦受信し、再送要求を必要とする受信側伝送装置12であるか否かの判定を行い、再送要求を必要とする受信側伝送装置12であると判定したときにのみ情報Iを再送するようにしたものである。すなわち、受信側伝送装置12a〜12nに設けられていた設定手段21に代えて、送信側伝送装置11に設定手段24を設けたものである。図1に示した実施例1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。

0039

図4において、受信側伝送装置12a〜12nの情報抜け検出手段20は、送信側伝送装置11から受信手段19を介して情報Iを受信すると、情報抜けがあるか否かを判定する。受信側伝送装置12a〜12nの情報抜け検出手段20が情報抜けを検出すると、再送要求手段22は送信手段23を介して再送要求を送信側伝送装置11に返送する。

0040

送信側伝送装置11では、その再送要求を受信手段17で受信し、再送要求を再送処理手段18に通知する。このとき設定手段24に設定されている再送が必要な特定局か否かを判定し、再送が必要な特定局の受信側伝送装置12iであれば再送処理を行う。つまり、送信済み情報Iを保存手段16から取り出し送信手段15を介して当該受信側伝送装置12iに再送を行う。一方、特定局でない受信側伝送装置12a〜12n装置からの再送要求であるときは、再送処理手段18は情報Iを再送しない。

0041

図5は、本発明の実施例2に係わる情報伝送装置での処理内容を示すフローチャートであり、図5(a)は送信側伝送装置11の処理内容を示すフローチャート、図5(b)は受信側伝送装置12a〜12nの処理内容を示すフローチャートである。

0042

図5(a)は、図2(a)に示した実施例1における送信側伝送装置11の処理内容に、送信要求があった受信側伝送装置12iが特定局であるか否かを判定するステップS14を追加したものである。まず、送信側伝送装置11は一つの情報Iに新たな情報を送信する毎に歩進する通番を付与して、複数の受信側伝送装置12a〜12nに伝送路13を介して同報通信する(S11)。そして、受信側伝送装置12a〜12nから情報の再送要求を受信すると(S12)、送信要求があった受信側伝送装置12iが特定局であるか否かを判定する(S14)。送信要求があった受信側伝送装置12iが特定局である場合には、送信側伝送装置11は情報を再送し(S13)、特定局でない場合には情報を再送しない。

0043

一方、図5(b)は、図2(b)に示した実施例1における送信側伝送装置11の処理内容に対し、自己局が特定局であるか否かを判定するステップS24を削除したものである。すなわち、受信側伝送装置12a〜12nでは、図5(b)に示すように、送信側伝送装置11から順次伝送された情報Ii(I1、I2、…)を受信すると(S21)、その受信した情報Ii(I1、I2、…)に含まれる通番に基づいて情報の抜けがないかどうかを判定する(S22)。そして、情報に抜けがある場合には、送信側装置11に対して再送要求を返信する(S23)。

0044

図6は、本発明の実施例2における1:3の情報伝送装置での再送要求信号の返送の説明図である。図6では、1個の送信側伝送装置11から3個の受信側伝送装置12a、12b、12cに対して同一の情報を送信し、受信側伝送装置12aが情報Iの再送が必要な特定局である場合を示している。

0045

特定局である受信側伝送装置12aに情報抜けが発生した場合には、図6(a)に示すように、情報I1、I2の再送要求が送信側伝送装置11に送信され、送信側伝送装置11はすべての受信側伝送装置12a、12b、12cに情報I1、I2を送信する。一方、情報抜けが発生した受信側伝送装置が特定局でない受信側伝送装置12cである場合には、図6(b)に示すように、受信側伝送装置12cが情報I1の情報抜けを検出し送信側伝送装置11に再送要求をするが、
受信側伝送装置11では、再送要求のある受信側伝送装置12cは再送が必要な特定局ではない(非特定局)と判断するため、再送要求があったとしても情報I1、I2を再送しない。

0046

このように、第2の実施形態では、受信側伝送装置12a〜12nは特定局あるいは非特定局に関係なく、情報抜けを検出したときは再送要求を送信側伝送装置11に向けて行い、送信側伝送装置11において、特定局か非特定局かの判断を行い、特定局の再送要求に対してのみ、情報I1と抜けを検出したI2の両情報を再度同報通信を行う。

0047

実施例2によれば、受信側伝送装置12a〜12nではなく送信側伝送装置11で情報抜けが許されない特定局の受信側伝送装置での情報抜けを判定するので、特定局が否かの判定を集中して行うことができる。また、情報抜けが許されない特定局の受信側伝送装置での情報抜けに対してのみ情報を再送するので、送信側伝送装置の再送処理負荷と伝送路の負荷を軽減できる。

0048

次に、本発明の実施例3を説明する。図7は本発明の実施例3に係わる情報伝送装置のブロック構成図である。この実施例3は、受信側伝送装置が情報を正常に受信したときに送信側伝送装置に確認応答信号を送信し、送信側伝送装置は所定時間内に確認応答信号が受信されない場合に、確認応答信号がない受信側伝送装置は再送が必要な特定局か否かを判定し、再送が必要な特定局であれば情報を再送するようにしたものである。

0049

図7において、送信側伝送装置11は、同報送信する一つの情報Iを作成し複数の受信側伝送装置12a〜12nに送るための処理を行う同報処理手段14と、その情報Iを再送のために一時保存するための保存手段16と、同報処理手段14で処理された情報Iを受信側伝送装置12a〜12nに送信する送信手段15と、受信側伝送装置12a〜12nからの確認応答信号(ACK)を受信する受信手段17と、情報の再送が必要な特定局である受信側伝送装置情報が設定された設定手段24と、確認応答信号が所定時間内にない場合に設定手段24に設定された受信側伝送装置情報に基づき情報を再送するかどうかを確認し特定局である受信側伝送装置からの確認応答信号がない場合には情報を再送する確認処理手段25とから構成される。

0050

また、受信側伝送装置12a〜12nは、送信側伝送装置11の送信手段15から同報の情報Iを受信する受信手段19と、正常に情報Iを受信したとき確認応答信号(ACK)を作成する応答処理手段26と、応答処理手段26からの確認応答信号を送信側伝送装置11に送信する送信手段23とから構成される。

0051

次に、図8は本発明の実施例3に係わる情報伝送装置において確認応答信号の有無により送信側伝送装置11から受信側伝送装置12a〜12nに情報を再送する場合の処理内容を示すフローチャートであり、図8(a)は送信側伝送装置11の処理内容を示すフローチャート、図8(b)は受信側伝送装置12a〜12nの処理内容を示すフローチャートである。

0052

図8(a)は、図13(a)に示した従来の送信側伝送装置11の処理内容に対して、受信側伝送装置12a〜12nが情報の再送の必要な特定局であるか否かを判定するステップS35、S36を追加して設けたものであり、図8(b)は図13(b)の処理内容と同じである。

0053

図8(a)において、送信側伝送装置11は情報Iを複数の受信側伝送装置12a〜12nに伝送路13を介して同報通信する(S31)。そして、送信側伝送装置11は、所定時間が経過するまですべての受信側伝送装置12a〜12nから情報Iを受信した旨の確認応答信号の返信を待つ(S32)。所定時間内に確認応答信号を受信したときは正常と判断し(S33)、確認応答信号を受信した受信側伝送装置12iは特定局か否かの判定を行い、特定局である場合には処理を終了し、特定局でない場合にはステップS32に戻る(S35)。ステップS32の判定で所定時間が経過しても確認応答信号が受信されないときは、確認応答信号がない受信側伝送装置12a〜12nは特定局であるか否かを判定し(S36)、特定局である場合には情報Iを再送し、特定局でない場合には情報Iを再送せずに処理を終了する。

0054

一方、受信側伝送装置12a〜12nでは、送信側伝送装置11から伝送された情報Iを受信すると(S41)、その受信した情報Iに対しての確認応答信号を送信側伝送装置11に返信する(S42)。

0055

このように、正常に受信されない受信側伝送装置12a〜12nが発生した場合、受信側伝送装置12a〜12nから確認応答信号が返送されないので、送信側伝送装置11は、確認処理手段25により伝送不良となった受信側伝送装置12a〜12nを検出する。そして再送を実施する受信側伝送装置(特定局)であるか設定手段24に設定された情報に基づき判定し、再送が必要であれば、保存手段16に一時的に保存している情報Iを再送する。一方再送が必要でない場合には情報Iを再送をしない。

0056

図9は、実施例3における1:3の情報伝送装置での確認応答信号の返送の説明図である。図9では、1個の送信側伝送装置11から3個の受信側伝送装置12a、12b、12cに対して同一の情報を送信し、受信側伝送装置12cが情報I1を受信できずに確認応答信号を返信できなかった場合の説明図である。

0057

特定局である受信側伝送装置12aからの確認応答信号(ACK)が返送されて来ない場合には、図9(a)に示すように、すべての受信側伝送装置12a、12b、12cに対して情報Iの再送を行う。一方、特定局でない受信側伝送装置12cからの確認応答信号(ACK)が返送されて来ない場合には、図9(b)に示すように、情報Iの再送は行わない。

0058

実施例3によれば、送信側伝送装置11に情報Iを再送する否かの情報を設定するための設定手段24を設け、確認応答信号がないときはその設定手段24の情報に基づき情報Iの抜けが許されない特定局の受信側伝送装置であるか否かを判定し、情報Iの抜けが許されない特定局の受信側伝送装置である場合のみに情報の再送を行うので、送信側伝送装置11の再送処理負荷や伝送路13の負荷を軽減できる。

0059

なお、上述した各実施例において記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、記憶媒体に記憶し各装置に応用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。

0060

本発明における記憶媒体としては、磁気ディスクフレキシブルディスク光ディスクCD−ROM、CD−R、DVDなど)、光磁気ディスク(MOなど)、半導体メモリなど、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式はいずれの形態であっても良い。また、ここで記憶媒体とは、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネットなどにより伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。

図面の簡単な説明

0061

本発明の実施例1に係わる情報伝送装置のブロック構成図。
本発明の実施例1に係わる情報伝送装置での処理内容を示すフローチャート。
本発明の実施例1における1:3の情報伝送装置での再送要求信号の返送の説明図。
本発明の実施例2に係わる情報伝送装置のブロック構成図。
本発明の実施例2に係わる情報伝送装置での処理内容を示すフローチャート。
本発明の実施例2における1:3の情報伝送装置での再送要求信号の返送の説明図。
本発明の実施例3に係わる情報伝送装置のブロック構成図。
本発明の実施例3に係わる情報伝送装置において確認応答信号の有無により送信側伝送装置から受信側伝送装置に情報を再送する場合の処理内容を示すフローチャート。
実施例3における1:3の情報伝送装置での確認応答信号の返送の説明図。
従来の1:Nの情報伝送装置のブロック構成図。
従来の情報伝送装置において再送要求信号の返送の有無により送信側伝送装置から受信側伝送装置に情報を再送する場合の処理内容を示すフローチャート。
従来の1:3の情報伝送装置において再送要求信号の返送の説明図。
従来の情報伝送装置において確認応答信号の有無により送信側伝送装置から受信側伝送装置に情報を再送する場合の処理内容を示すフローチャート。
従来の1:3の情報伝送装置において確認応答信号の返送の説明図。

符号の説明

0062

11…送信側伝送装置、12…受信側伝送装置、13…伝送路、14…同報処理手段、15…送信手段、16…保存手段、17…受信手段、18…再送処理手段、19…受信手段、20…情報抜け検出手段、21…設定手段、22…再送要求手段、23…送信手段、24…設定手段、25…確認処理手段、26…応答処理手段

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