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技術 監視通報システム

出願人 サクサ株式会社
発明者 小栗輝久長岡博史古川隆問山賢治
出願日 2003年9月8日 (16年9ヶ月経過) 出願番号 2003-315166
公開日 2005年3月31日 (15年3ヶ月経過) 公開番号 2005-084863
状態 特許登録済
技術分野 警報システム 他装置と結合した電話通信 電話通信サービス
主要キーワード 設置工事業者 対処処置 センサ入力装置 感熱センサ センサオフ 事態信号 回線チェック 経過状態
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (11)

課題

回線状態センサの状態のチェックを専用の治具なしで容易に行なえる監視通報システムを提供する。

解決手段

通報先通報データを送信する通報送信装置通信手段を通じて接続されると共に、比較的大きな表示画面と操作入力手段を備える表示操作部を設ける。表示操作部は、操作入力手段を通じて入力されたチェック指示入力に応じて、チェック指示信号を通信手段を通じて通報送信装置に送る。通報送信装置は、チェック指示信号に応じた、予め記憶されているチェックシーケンスを実行し、チェックシーケンスの実行により得られるチェック結果を、表示操作手段に、通信手段を通じて送信する。表示操作手段は、通報送信装置から送られてくるチェック結果を表示素子画面に表示する。

概要

背景

例えば人感センサにより不法侵入者を検知したり、また、火災センサにより火災発生を検知したりしたときに、警報を発生したり、警備センタ装置通報したりする監視通報システムが良く知られている。例えば、特許文献1(特開平10−049784号公報)には、カードリーダや、キーボックステンキー等を用いた専用の操作パネルを通じて、機械警備状態機械警備解除状態とを設定するようにした監視通報システムが記載されている。

また、この種の監視通報システムとして、例えば、電話回線等の通信回線に接続される通報送信装置、前記操作パネルを備える操作装置、前記人感センサや火災センサなどの複数のセンサが接続されるセンサ入力装置、警報を発生する出力装置などが、例えば共通のバスバスライン)に対していわゆるマルチドロップ型に接続されて構成されているものがある。

従来のこの種の監視通報システムを、ビルなどに設置した場合、設置工事業者は、通信回線の状態のチェック、センサの動作状態チェック、監視通報システムにおける終端状態のチェックなどを行なって、監視通報システムが、正しく動作することが可能な状態になっているかどうかを最終的にチェックするようにする。また、監視通報システムの設置後、監視通報システムに不具合が発生した場合にも、前記のチェックを行なうようにする。

通信回線の状態のチェックは、回線試験によりなされる。回線試験により、新たに設置した監視通報システム側と接続するための通信回線についての電話局側の設定が完了しているか、正しく通報データ警備センタに送ることができるか、などをチェックする。

センサの動作状態チェックは、各センサが正しく動作しているかどうかをチェックするためのものである。

また、終端状態のチェックは、前述したマルチドロップ型の接続の場合、伝送信号反射を抑えるためにバスラインの両端で終端抵抗によって終端する必要があるが、当該終端抵抗が正しく接続されているかどうかのチェックである。すなわち、終端抵抗が接続されていないと、信号の反射が大きくなって、当該信号の反射に影響を受け、誤動作が生じる。また、誤って終端抵抗が、バスラインの両端以外にも接続されてしまった場合には、その誤った位置の終端抵抗が負荷となって、信号がその負荷の抵抗により減衰して、末端端末まで信号が伝送されなくなってしまうという問題が生じる。

従来は、上記の各種試験のうち、回線の状態やセンサの状態のチェックは、設置工事業者が、通報送信装置に表示画面を備える専用の治具を接続し、そのチェック結果をその治具の表示画面に表示することにより行なうようにしていた。

また、終端抵抗が、バスラインの両端に対応する装置にのみ接続されているのではなく、誤って、他の装置にも終端抵抗が接続されてしまった場合には、その誤った位置の終端抵抗を見つけるため、従来は、バスラインに接続される各装置の筐体を開けて、終端抵抗が接続されていないかどうかを確かめるようにしていた。
特開平10−049784号公報。

概要

回線状態やセンサの状態のチェックを専用の治具なしで容易に行なえる監視通報システムを提供する。通報先に通報データを送信する通報送信装置と通信手段を通じて接続されると共に、比較的大きな表示画面と操作入力手段を備える表示操作部を設ける。表示操作部は、操作入力手段を通じて入力されたチェック指示入力に応じて、チェック指示信号を通信手段を通じて通報送信装置に送る。通報送信装置は、チェック指示信号に応じた、予め記憶されているチェックシーケンスを実行し、チェックシーケンスの実行により得られるチェック結果を、表示操作手段に、通信手段を通じて送信する。表示操作手段は、通報送信装置から送られてくるチェック結果を表示素子画面に表示する。

目的

この発明は、以上の点にかんがみ、回線状態やセンサの状態のチェックを専用の治具なしで容易に行なえると共に、上記の終端状態のチェックも容易に行なえるようにした監視通報システムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

異常の発生を監視し、異常の発生時に、予め定められた所定の通報先通信回線を通じて通報データを送信する監視通報システムであって、前記通信回線に接続されると共に、前記異常の発生を検出するための1個または複数個センサ検出出力に応じて、前記通報先に通報データを送信する通報送信装置と、前記通報送信装置と通信手段を通じて接続されると共に、表示画面を備える表示素子と、操作入力手段とを備える表示操作部と、を備え、前記表示操作部は、前記操作入力手段を通じて入力されたチェック指示入力に応じて、チェック指示信号を前記通信手段を通じて前記通報送信装置に送る手段と、前記通報送信装置から送られてくるチェック結果を前記通信手段を通じて受信して、前記表示素子の表示画面に表示する手段と、を備え、前記通報送信装置は、前記表示操作部からの前記チェック指示信号を受信して、前記チェック指示信号に応じた、予め記憶されているチェックシーケンスを実行する手段と、前記チェックシーケンスの実行により得られるチェック結果を前記表示操作手段に、前記通信手段を通じて送信する手段と、を備えることを特徴とする監視通報システム。

請求項2

請求項1に記載の監視通報システムにおいて、前記表示操作部は、当該監視通報システムにおける警備開始および警備解除の指示入力を行なうためのものであることを特徴とする監視通報システム。

請求項3

請求項2に記載の監視通報システムにおいて、前記表示操作部に対して予め定められた特定の操作がなされたときに、前記チェック指示入力を入力するための操作入力画面が、前記表示素子の表示画面に表示されることを特徴とする監視通報システム。

請求項4

請求項1に記載の監視通報システムにおいて、前記チェック指示信号は、前記通信回線の回線試験の指示信号であり、前記通報送信装置は、前記チェック指示信号に応じて、前記通信回線を通じた前記通報先への通信のための回線試験シーケンスを実行し、試験結果を前記表示操作部に前記通信手段を通じて送信し、前記表示操作部は、前記表示素子の画面に前記試験結果を表示することを特徴とする監視通報システム。

請求項5

請求項1に記載の監視通報システムにおいて、前記チェック指示信号は、前記センサの状態のチェック指示信号であり、前記通報送信装置は、前記チェック指示信号に応じて、前記1個または複数個のセンサの状態情報を、一定の周期複数回取得し、各回で取得した前記1個または複数個のセンサの状態情報を、各回ごとに前記表示操作部に前記通信手段を通じて送信し、前記表示操作部では、前記表示素子の表示画面に、前記各回ごとの前記1個または複数個のセンサの状態情報を表示することを特徴とする監視通報システム。

請求項6

請求項1に記載の監視通報システムにおいて、前記通報送信装置に対して、通信手段を通じてセンサ入力装置が接続されると共に、前記センサ入力装置に対して1個または複数個のセンサが接続され、前記センサ入力装置は、前記1個または複数個のセンサの出力を監視して、異常の発生を検出したときに、その旨を、前記異常発生検出の起因となるセンサの識別情報とともに、前記通報送信装置に送るとともに、前記通報送信装置からのセンサ状態取得要求信号を受けたときに、前記1個または複数個のセンサの状態情報を前記通報送信装置に送り、前記通報送信装置は、前記チェック指示信号として、前記センサの状態のチェック指示信号を受けたときに、前記センサ入力装置に対して、一定の周期で複数回、前記センサ状態取得要求信号を送り、前記センサ入力装置から取得した各回の前記1個または複数個のセンサの状態情報を、各回ごとに前記表示操作部に前記通信手段を通じて送信し、前記表示操作部では、前記表示素子の表示画面に、前記各回ごとの前記1個または複数個のセンサの状態情報を表示することを特徴とする監視通報システム。

請求項7

請求項1に記載の監視通報システムにおいて、前記通報送信装置、前記表示操作部およびその他の装置は、両端が終端されるバス型通信路に接続されており、前記チェック指示信号は、終端状態のチェック指示信号であり、前記通報送信装置は、前記終端状態のチェック指示信号に応じて、前記バス型の通信路を通じて、前記表示操作部およびその他の装置に対して順次に終端抵抗の有無を問い合わせる信号を送り、前記表示操作部およびその他の装置から、前記問合せに対する回答情報を取得して、当該回答情報を前記表示操作部に送信し、前記表示操作部は、前記回答情報に応じて、前記バス型の通信路に接続される各装置の終端状態を前記表示素子の表示画面に表示することを特徴とする監視通報システム。

請求項8

請求項7に記載の監視通報システムにおいて、前記問合せに対する回答情報には、前記表示送信装置およびその他の装置が有するソフトウエアバージョン情報を含み、前記表示操作部は、前記表示素子の表示画面に、前記バス型の通信路に接続される各装置の前記バージョン情報も表示することを特徴とする監視通報システム。

請求項9

異常の発生を監視し、異常の発生時に、予め定められた所定の通報先に通信回線を通じて通報データを送信する監視通報システムであって、前記通信回線に接続されると共に、前記異常の発生を検出するための1個または複数個のセンサの検出出力に応じて、前記通報先に通報データを送信する通報送信装置と、前記通報送信装置と通信手段を通じて接続されると共に、表示素子と、操作入力手段とを備える表示操作部と、を備え、前記表示操作部は、当該監視通報システムにおける警備開始および警備解除の指示入力を行なうためのものであって、予め定められた第1の暗証番号が入力されたときに、少なくとも前記警備解除の指示入力を可能として、前記警備解除の指示入力に応じて警備解除信号を前記通報送信装置へ送ると共に、予め定められた第2の暗証番号が入力されたときには、異常事態信号を前記通報送信装置に送り、前記通報送信装置は、前記警備解除信号を受信したときには、前記警備状態解除し、前記異常事態信号を受信したときには、前記通報先に当該異常事態の発生を通報することを特徴とする監視通報システム。

請求項10

請求項9に記載の監視通報システムにおいて、前記表示操作部は、タッチパネル式の操作部を備えることを特徴とする監視通報システム。

技術分野

0001

この発明は、例えば不法侵入者の発生や火災発生などをセンサにより検知し、それらの異常事態の発生時に、通信回線を通じて、警備センタなどの所定の通報先通報データを送るようにするための監視通報システムに関する。

背景技術

0002

例えば人感センサにより不法侵入者を検知したり、また、火災センサにより火災発生を検知したりしたときに、警報を発生したり、警備センタ装置通報したりする監視通報システムが良く知られている。例えば、特許文献1(特開平10−049784号公報)には、カードリーダや、キーボックステンキー等を用いた専用の操作パネルを通じて、機械警備状態機械警備解除状態とを設定するようにした監視通報システムが記載されている。

0003

また、この種の監視通報システムとして、例えば、電話回線等の通信回線に接続される通報送信装置、前記操作パネルを備える操作装置、前記人感センサや火災センサなどの複数のセンサが接続されるセンサ入力装置、警報を発生する出力装置などが、例えば共通のバスバスライン)に対していわゆるマルチドロップ型に接続されて構成されているものがある。

0004

従来のこの種の監視通報システムを、ビルなどに設置した場合、設置工事業者は、通信回線の状態のチェック、センサの動作状態チェック、監視通報システムにおける終端状態のチェックなどを行なって、監視通報システムが、正しく動作することが可能な状態になっているかどうかを最終的にチェックするようにする。また、監視通報システムの設置後、監視通報システムに不具合が発生した場合にも、前記のチェックを行なうようにする。

0005

通信回線の状態のチェックは、回線試験によりなされる。回線試験により、新たに設置した監視通報システム側と接続するための通信回線についての電話局側の設定が完了しているか、正しく通報データを警備センタに送ることができるか、などをチェックする。

0006

センサの動作状態チェックは、各センサが正しく動作しているかどうかをチェックするためのものである。

0007

また、終端状態のチェックは、前述したマルチドロップ型の接続の場合、伝送信号反射を抑えるためにバスラインの両端で終端抵抗によって終端する必要があるが、当該終端抵抗が正しく接続されているかどうかのチェックである。すなわち、終端抵抗が接続されていないと、信号の反射が大きくなって、当該信号の反射に影響を受け、誤動作が生じる。また、誤って終端抵抗が、バスラインの両端以外にも接続されてしまった場合には、その誤った位置の終端抵抗が負荷となって、信号がその負荷の抵抗により減衰して、末端端末まで信号が伝送されなくなってしまうという問題が生じる。

0008

従来は、上記の各種試験のうち、回線の状態やセンサの状態のチェックは、設置工事業者が、通報送信装置に表示画面を備える専用の治具を接続し、そのチェック結果をその治具の表示画面に表示することにより行なうようにしていた。

0009

また、終端抵抗が、バスラインの両端に対応する装置にのみ接続されているのではなく、誤って、他の装置にも終端抵抗が接続されてしまった場合には、その誤った位置の終端抵抗を見つけるため、従来は、バスラインに接続される各装置の筐体を開けて、終端抵抗が接続されていないかどうかを確かめるようにしていた。
特開平10−049784号公報。

発明が解決しようとする課題

0010

上述したように、上記の回線試験およびセンサ試験は、業者が、専用の治具を用いて行なわなければならず非常に厄介であった。特に、監視通報システムの設置後に、不具合の発生などのクレームに対して、上記の回線状態やセンサの状態チェックを行なう場合には、通報送信装置が、通常は、あまり人目につかない狭い場所などに設置されているので、試験作業が非常に困難なものとなっていた。

0011

また、上記終端状態のチェックに関しては、従来は、終端抵抗を誤って接続してしまった場合には、バスラインに接続される複数の装置の各々について、その筐体を開けて、終端抵抗が接続されていないかどうかを確かめるようにしなければならず、非常に厄介であった。

0012

この発明は、以上の点にかんがみ、回線状態やセンサの状態のチェックを専用の治具なしで容易に行なえると共に、上記の終端状態のチェックも容易に行なえるようにした監視通報システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

上記の課題を解決するために、請求項1の発明による監視通報システムは、
異常の発生を監視し、異常の発生時に、予め定められた所定の通報先に通信回線を通じて通報データを送信する監視通報システムであって、
前記通信回線に接続されると共に、前記異常の発生を検出するための1個または複数個のセンサの検出出力に応じて、前記通報先に通報データを送信する通報送信装置と、
前記通報送信装置と通信手段を通じて接続されると共に、表示画面を備える表示素子と、操作入力手段とを備える表示操作部と、
を備え、
前記表示操作部は、
前記操作入力手段を通じて入力されたチェック指示入力に応じて、チェック指示信号を前記通信手段を通じて前記通報送信装置に送る手段と、
前記通報送信装置から送られてくるチェック結果を前記通信手段を通じて受信して、前記表示素子の画面に表示する手段と、
を備え、
前記通報送信装置は、
前記表示操作部からの前記チェック指示信号を受信して、前記チェック指示信号に応じた、予め記憶されているチェックシーケンスを実行する手段と、
前記チェックシーケンスの実行により得られるチェック結果を前記表示操作手段に、前記通信手段を通じて送信する手段と、
を備えることを特徴とする。

0014

また、請求項2の発明は、請求項1に記載の監視通報システムにおいて、
前記表示操作部は、当該監視通報システムにおける警備開始および警備解除の指示入力を行なうためのものである
ことを特徴とする。

0015

上述の請求項1の発明においては、通信回線の状態やセンサの状態、また、終端の状態のチェックをする場合には、例えば業者は、表示操作部に、それらのチェック指示入力をする。すると、表示操作部は、そのチェック指示入力に応じたチェック指示信号を通報送信装置に送る。

0016

通報送信装置には、予め、通信回線の状態のチェック用シーケンス、センサの状態のチェック用シーケンス、監視通報システム内の通信路についての終端の状態のチェック用シーケンスを実行するためのプログラム等が記憶されている。そして、通報送信装置は、表示操作部から受け取ったチェック指示信号に応じたチェックシーケンスを実行し、そのチェック結果を表示操作部に送る。

0017

表示操作部は、このチェック結果を受け取って、表示素子の表示画面に表示する。したがって、業者や使用者は、この表示操作部の表示画面から、チェック結果を知ることができる。

0018

以上のように、請求項1の発明によれば、業者や使用者は、表示操作部に対してチェック指示入力を行なうだけで、通信回線の状態やセンサの状態、また、システム内の通信路の終端の状態を、表示操作部の表示画面を通じて知ることができ、チェック作業が非常に容易になる。この場合に、表示操作部は、業者や使用者が見やすい場所に設置することが可能である。

0019

また、請求項2のように、表示操作部は、当該監視通報システムにおける警備開始および警備解除の指示入力を行なうためのものとすることができる。

発明の効果

0020

この発明によれば、業者や使用者は、表示操作部に対してチェック指示入力を行なうだけで、通信回線の状態やセンサの状態、また、システム内の通信路の終端の状態を、表示操作部の表示画面を通じて知ることができ、チェック作業が非常に容易になる。

0021

そして、この発明によれば、回線、センサの状態のチェックのために、従来のような専用の治具を必要としない。また、監視通報システム内の通信路の終端の状態のチェックも、簡単に行なえるという効果がある。

発明を実施するための最良の形態

0022

以下、この発明による監視通報システムの実施形態を図を参照しながら説明する。以下に説明する実施形態においては、監視通報システムは、通信網として、アナログ公衆網あるいはISDN(Integrated Service Digital Network;総合デジタル通信網)網のいずれかを通じて、警備センタ側に非常通報を行なえるようにする場合である。

0023

[監視システムの構成]
図1は、実施形態の監視通報システムを含む監視システムの接続構成例を示すものである。この実施形態の監視システムは、実施形態の監視通報システムとしての監視通報システム部1と、通報受信管制システム部2とが、通信網3を介して接続されて構成されている。この例の監視通報システム部1は、通信網3としては、アナログ公衆網またはISDN網のいずれもが可能とされている。

0024

監視通報システム部1は、センサで異常を検出したときに通報データを通報受信管制システム部2宛てに送出する通報送信装置11と、1個または複数個のセンサが接続されるセンサ入力装置12,13と、表示操作部を構成するアクセスコントローラ14と、不法侵入した賊に対する威嚇音声や光を発生する出力装置15と、その他の装置16とからなる。

0025

各装置11〜16は、この監視通報システム部1内における各装置11〜16間の通信路17を構成するバスラインに対して、マルチドロップ型に接続されている。各装置11〜16間で用いられる通信インターフェース規格は、この例の場合、RS−485とされている。

0026

通報送信装置11は、この例においては、通信網3に接続されている通信回線に接続されると共に、図示を省略したルータを通じてIP(Internet Protocol)網にも接続可能とされている。また、この例においては、通報送信装置11には、1個または複数個のセンサが接続可能とされ、通報送信装置11は、これらセンサの出力を監視して、異常が発生しているかどうかを判別し、異常が発生したと判別したときには、通報受信管制システム部2側に対する通報データを送る通報動作起動する。

0027

センサ入力装置12,13は、例えばビルの各テナントごとや、学校の各教室ごとなどに設置され、前記テナントや各教室に設置される1個または複数個のセンサが、このセンサ入力装置に接続されると共に、通信路17を通じて通報接続装置11に接続される。したがって、図1では、簡単のため、2台のセンサ入力装置12と13とを示したが、3台以上が接続される場合もある。

0028

センサ入力装置12,13は、これに接続される1個または複数個のセンサの出力を監視して、異常が発生しているかどうかを判別し、異常が発生したと判別したときには、その異常発生通知を、自装置の識別情報および異常を検知したセンサの識別情報と共に、通信路17を通じて通報送信装置11に送る。センサ入力装置の識別情報および異常発生を検知したセンサの識別情報は、通報受信管制システム部2側において、監視通報システム部1が設置されているビルや学校などのうちの、どこで異常が発生したかを判別するために用いられる。

0029

通報送信装置11は、当該センサ入力装置12,13からの異常発生通知を受け取ると、通報データを通報受信管制システム部2側に送る通報動作を起動する。

0030

通報送信装置11は、各センサ入力装置12,13に接続されているセンサの状態をチェックして動作確認をするために、定期的に、各センサ入力装置12,13に対してセンサ状態取得要求信号を送る機能を備える。

0031

センサ入力装置12,13は、この通報送信装置11からのセンサ状態取得信号を受け取ると、そのときの各センサの出力状態を、センサ状態信号として、通報送信装置11に回答する。

0032

通報送信装置11は、センサ入力装置12,13からの回答で通報要因と判断したとき、その回答を通報受信管制システム部2側に送って、各センサ入力装置12,13ごとのセンサの動作状態を報告するようにする。

0033

なお、この例の場合、上述の通報送信装置11やセンサ入力装置12,13に接続される人感センサとしては、例えば赤外線感熱センサなどのパッシブセンサが用いられる。

0034

アクセスコントローラ14は、例えばLCD(Liquid Crystal Display;液晶ディスプレイ)からなる表示部と、操作入力部を備えるものである。操作入力部は、この例では、表示画面上の操作指示文字マークと、この表示画面上に設けられたタッチパネルとで構成される。

0035

この例では、アクセスコントローラ14は、ユーザによる監視通報システム部1での機械警備開始指示入力および機械警備解除指示入力が行なえるように構成されていると共に、業者による、あるいは場合によっては、ユーザによる、回線チェック、センサの状態チェック、通信路17における終端状態のチェックなどのチェック指示入力が行なえるように構成されている。

0036

この例では、このアクセスコントローラ14は、非接触式のIC(IntegratedCircuit;集積回路カードと通信を行なうため、非接触カードリーダを備える。そして、ICカードと通信を行なった結果、予め、機械警備開始指示および機械警備解除指示を行なうものとして登録された識別番号を前記ICカードから取得したときには、アクセスコントローラ14は、機械警備開始指示および機械警備解除指示を行なうための画面を表示する。

0037

従来は、この機械警備開始指示および機械警備解除指示を行なうための画面としては、例えば「警備状態にしますか」または「警備状態を解除しますか」などのメッセージと、「はい」および「いいえ」のアイコン操作ボタン表示などを表示するだけの、比較的小さいLCD画面が用いられていた。

0038

これに対して、この実施形態では、アクセスコントローラ14の表示素子は、比較的大型の表示画面のLCDが用いられている。そして、アクセスコントローラ14は、この例においては、機械警備開始指示入力および機械警備解除指示入力を行なうための画面としては、上述のような「警備状態にしますか」または「警備状態を解除しますか」などのメッセージと、「はい」および「いいえ」のアイコン操作ボタン表示などを即座に表示する表示態様(以下、通常入力表示態様という)とは別に、よりセキュリティの高い表示態様(以下、セキュリティ入力表示態様という)とを備える。

0039

セキュリティ入力表示態様においては、アクセスコントローラ14に対してICカードがかざされて通信がなされ、アクセスコントローラ14で、機械警備開始指示入力および機械警備解除指示入力を行なうものとして登録された識別番号を前記ICカードから取得したと判別したときには、アクセスコントローラ14は、機械警備開始指示入力および機械警備解除指示入力を行なうための画面として、暗証番号の入力欄と、当該暗証番号を入力するためのテンキーボタン表示とを表示する。

0040

そして、セキュリティ入力表示態様においては、この画面において、予め登録された暗証番号がタッチパネル式の操作入力部を通じて入力されたときに、アクセスコントローラ14は、上述のような「警備状態にしますか」または「警備状態を解除しますか」などのメッセージと、「はい」および「いいえ」のアイコン操作ボタン表示などを表示して、機械警備開始指示入力や機械警備状態の解除指示入力を可能とする。

0041

このセキュリティ入力表示態様においては、単に、登録された識別番号を記憶するICカードをアクセスコントローラ14と通信させるだけではなく、予め登録された暗証番号が入力されたときにのみ、アクセスコントロール14が、機械警備開始指示入力および機械警備解除指示入力を行なうための画面を表示するので、より高いセキュリティを実現することができる。

0042

そして、このセキュリティ入力表示態様を採用した場合には、以下に説明するような方法を用いることにより、不法侵入した賊に脅迫されて、ユーザが、機械警備解除指示入力を行なわなければならないような状況において、そのような状況が発生していることを通報受信管制システム部2側に通知して、適切な対処処置要請するようにすることができる。

0043

すなわち、この場合には、予め正常な状態において、機械警備開始指示入力および機械警備解除指示入力を行なうための画面を表示するようにさせるための正常時暗証番号の他に、上記のように、賊に脅迫された状況において機械警備開始指示入力および機械警備解除指示入力を行なわなければならない時のための緊急時暗証番号を、予め登録する。

0044

そして、ICカードと通信が行なわれて、暗証番号の入力欄と、当該暗証番号を入力するためのテンキーボタン表示とをアクセスコントローラ14の表示画面に表示しているときに、前記緊急時暗証番号が入力されたことをアクセスコントローラ14で検知したときには、アクセスコントローラ14は、賊による脅迫による警備解除という緊急事態の発生の旨を通報送信装置11に通知するようにする。

0045

この緊急事態の発生の通報データを受けた通報受信管制システム部2は、警備員派遣したり、警察連絡したりするなど、適切な対処処置をとることができる。

0046

なお、この緊急時暗証番号の入力を受けたときに、アクセスコントローラ14は、脅迫を受けている入力ユーザの危険回避のために、前述した「警備状態にしますか」または「警備状態を解除しますか」などのメッセージと、「はい」および「いいえ」のアイコン操作ボタン表示などを表示して、機械警備開始指示入力や機械警備状態の解除指示入力を可能とする。

0047

警備状態および警備解除状態は、通報送信装置11が、有効とするセンサ入力装置12,13を選択することにより、各センサ入力装置12,13が設置される場所単位で切り替えることが可能である。

0048

このため、アクセスコントローラ14を、例えばビルの各テナント毎や学校の教室ごとに設けて、通報送信装置11に対して複数個設け、警備状態および警備解除状態を、それら各テナントごとや教室ごとに設定することもできる。この場合に、上述したセキュリティ入力表示態様は、金庫が存在する場所など、よりセキュリティを高くしたい区域において、用いるようにすると良い。

0049

次に、上述したように、この実施の形態のアクセスコントローラ14は、上述のように、監視通報システム部1の設置工事業者や利用者が、回線チェック、センサの状態チェック、通信路17における終端状態のチェックの指示を通報送信装置11に対して行なえるように構成されている。

0050

一方、この例においては、通報送信装置11は、これに接続される通信網3を通じた通報データの送信についての回線試験をするための回線試験シーケンスを実行するプログラムと、センサの状態チェックを行なうためのシーケンスを実行するプログラムと、通信路17における終端状態のチェックを行なうためのシーケンスを実行するプログラムとを記憶している。これらのシーケンスの詳細については後述する。

0051

そして、通報送信装置11は、前記アクセスコントローラ14からのチェック指示信号に応じたチェックのシーケンスを実行した結果のチェック結果は、アクセスコントローラ14に返送するようにする。

0052

アクセスコントローラ14は、この例では、前記の大型の表示画面を利用して、当該通報送信装置11から送られてくるチェックの結果を表示画面に表示することができるように構成されている。

0053

したがって、設置工事業者や、利用者は、このアクセスコントローラ14を通じて、回線状態のチェックやセンサ状態のチェック、および終端状態のチェックを容易に行なうことができると共に、このアクセスコントローラ14の表示画面を観ることにより、そのチェック結果を知ることができ、不具合箇所を見つけて、適切な処置を容易に施すことも可能である。

0054

出力装置15は、前述したように、侵入した賊を威嚇するために、威嚇音声をスピーカから放音したり、光を断続放射したりする。この出力装置15は、予め設定された条件に応じて、通報送信装置11からの指示により、前記威嚇音声の再生光放射を行なう。

0055

この実施形態では、各装置11〜16のそれぞれは、通信路17における前述した終端抵抗を接続することが可能とされている。工事設置者は、通信路の両端となる2つの装置に対して終端抵抗を接続するようにする。

0056

各装置11〜16は、マイクロコンピュータを搭載して構成されており、それぞれ終端抵抗が接続されたときには、そのことを認識し、前記マイクロコンピュータのRAMに、終端抵抗が接続されているか否かの情報を格納して保持している。

0057

一方、通報送信装置11は、通信路17に接続されている各装置に対して終端抵抗の接続の有無の問合せを行なう機能を備えている。この例では、このとき、各装置12〜16のコンピュータに搭載されているソフトウエアバージョン情報も問い合わせるようにしている。

0058

各装置12〜16は、通報送信装置11から終端抵抗の接続の有無および前記バージョン情報の問合せがあったときには、前記RAMのそれぞれに記憶されている、終端抵抗が接続されているか否かの情報およびバージョン情報を読み出し、通報送信装置11に、前記問合せの返事として返送する機能を備えている。

0059

次に、通報受信管制システム部2側について、説明する。この例の通報受信管制システム部2は、監視通報システム部1からの通報の宛先として予め定められている通報情報受信システムであり、この例においては、通報受信機21および22と、通報データサーバ装置23と、管制端末装置24とを備えて構成されており、各装置21〜24は、LAN(Local Area Network)20に接続されている。

0060

通報受信機21,22、通報データサーバ装置23および管制端末装置24は、この例では、パーソナルコンピュータで構成されている。

0061

この例においては、2台の通報受信機21,22が設けられているが、これは、一方が故障したときに他方が代替として動作するようにするためである。

0062

監視通報システム部1の通報送信装置11からの通報データは、通信網3を通じて通報受信機21,22の一方に受信される。通報受信機21または22は、受信した通報データをLAN20を通じて通報データサーバ装置23に転送する。通報データサーバ装置23は、通報受信機21または22からの通報データを受信すると、当該通報データを管制端末装置24に送る。

0063

管制端末装置24は、管制員が使用するもので、受け取った通報データをデコードして、例えばどのような異常の発生に基づく通報であるか、通報の発信元は何処であるかなどの表示データや音声データを生成し、表示装置に表示したり、スピーカにより音声として再生したりする。

0064

なお、図1では、監視通報システム部1は、1台のみが示されているが、異なる場所に複数台の監視通報システム部1が設置され、通信網3を通じて通報受信管制システム部2に接続されるものである。また、通常受信管制システム部2の回線は、1本の通信回線ではなく、複数本の通信回線とすることにより、多数の監視通報システム部1からの通報の着信を受けることが可能である。

0065

次に、図1の監視システムの主要な装置のより詳細な構成例について説明する。

0066

[通報送信装置11およびアクセスコントローラ14の構成例]
図2は、監視通報システム部1の通報送信装置11と、アクセスコントローラ14との、より詳細なハードウエア構成例を示すブロック図である。

0067

通報送信装置11は、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113とがバス接続されている制御部110に対して、I/Oポート114と、アナログ回線またはISDN回線と接続するためのネットワークコントロールユニットNCU)115と、通信路17に接続されるRS−485インターフェース116とが接続されて構成されている。

0068

ROM112は、不揮発性メモリであって、通報送信装置11の前記各部を制御するためのプログラム、例えば非常通報時のシーケンスを制御するためのプログラム、通報データを生成するためのプログラム、回線試験のシーケンスを実行制御するためのプログラム、センサ状態のチェックシーケンスを実行制御するためのプログラム、通信路17の終端の状態のチェックシーケンスを実行制御するためのプログラム、前述した賊による脅迫による警備解除という緊急事態の発生の旨の通知をアクセスコントローラ14から受信した場合の通報のシーケンスのためのプログラム、などを記憶している。

0069

I/Oポート114には、1個または複数個のセンサが接続されている。制御部110は、このI/Oポート114を通じて入力されるセンサからのセンサ信号を監視する。そして、通報送信装置11は、I/Oポート114に接続されているセンサのいずれかで、異常が検出されたとき、通報動作を起動する。

0070

また、前述したように、通信路17に接続されているセンサ入力装置12,13からの異常発生通知を、RS−485インターフェース116を通じて受信しときにも、通報送信装置11は、通報動作を起動する。

0071

RAM113もまた不揮発性メモリであり、これには、通報データを、通信網3を通じて、通報受信管制システム部2の通報受信機21、22へ着信させるための電話番号や、監視通報システム部1が設置されている場所や連絡先の情報や、異常発生を検知したセンサに応じた通報内容の情報を含む通報データが格納されている。また、センサ入力装置12,13に接続されるセンサのそれぞれと、通報内容との対応を示す情報も、このRAM113に記憶されている。

0072

このRAM113への非常通報先の電話番号の書き込みや、I/Oポート114に接続されるセンサや、センサ入力装置12,13に接続されるセンサのそれぞれと、通報内容との対応を示す情報は、この監視通報システム部1の設置時に、使用者あるいは設置者により行なわれる。

0073

次に、アクセスコントローラ14は、CPU141と、ROM142と、RAM143とがバス接続されてなる制御部140に対して、LDCコントローラ144を介して接続されるLCD145と、I/Oポート146を介して接続されるタッチパネル147と、通信路17に接続されるRS−485インターフェース148と、ICカードと通信を行なうための非接触カードインターフェース149と、音声合成部150とが接続されて構成されている。音声合成部150からの出力音声信号は、アンプ151を通じてスピーカ152に供給されている。

0074

非接触カードインターフェース149は、非接触カードリーダを構成するものであり、アクセスコントローラ14に、ICカードがかざされると、非接触で通信を行ない、ICカードから、その内蔵メモリに格納されている識別情報等を取得して、制御部140に入力するようにする。ICカードに、アクセスコントローラ14とのやり取りの履歴を記録する場合には、アクセスコントローラ14から所定の情報がICカードに、このインターフェース149を通じて送られる。

0075

ROM142は、不揮発性メモリであって、前述した通常入力表示態様およびセキュリティ入力表示態様における機械警備開始指示入力や機械警備状態の解除指示入力のためのシーケンスを実行するためのプログラムの他、各種のチェック指示入力に応じた表示処理を実行するためのプログラム、終端抵抗の接続の有無およびバージョン情報の問合せに対する返答のための処理プログラムなどを記憶している。

0076

制御部140は、表示画像データLCDコントローラ144を通じてLCD145に送り、所定の表示を行なうようにする。タッチパネル147は、LCD145の表示画面上に貼り付けられて設けられており、このタッチパネル147を通じたユーザの操作入力は、I/Oポート146を通じて制御部140に入力される。制御部140は、LCD145での表示と合わせて、ユーザがどのような入力操作を行なったかを認識する。そして、CPU140は、その認識した入力操作に応じた処理プログラムを読み出して、そのプログラム処理を実行する。

0077

音声合成部150は、LCD145の表示画面に操作用の画面を表示したときに、そのガイド音声などを出力するためのものである。

0078

[各種チェック処理についての説明]
この例においては、アクセスコントローラ14は、設置工事業者用のICカードがかざされたときに、そのLCD145の画面に、各種チェック項目一覧メニューを表示し、各種チェック処理の指示入力を受け付けることができるようにされている。

0079

すなわち、設置工事業者を識別する識別情報が書き込まれた非接触式のICカードを設置工事業者は所持しており、各種チェックを行なおうとするときには、業者は、この設置工事業者用のICカードを、アクセスコントローラ14にかざす。すると、アクセスコントローラ14は、ICカードとの間で通信を行ない、前記設置工事業者を識別する識別情報を確認すると、LCD145の画面に、例えば図3に示すような各種チェック項目の一覧メニューを表示する。

0080

この一覧メニュー画面において、業者が、タッチパネル147を通じて、開始するチェック項目を選択入力することができるように、アクセスコントローラ14は、構成されている。図3の例の場合には、業者が、一覧メニュー画面の例えばチェック項目番号を押下すると、アクセスコントローラ14は、当該押下された番号のチェック項目の選択入力がなされたと認識し、そのチェック項目のチェック指示信号を通報送信装置11に送る。

0081

通報送信装置11は、チェック指示信号を受けると、当該チェック指示信号により指定されるチェック項目のチェックシーケンスを開始し、そのチェック結果をアクセスコントローラ14に送る。アクセスコントローラ14は、そのチェック結果を受信して、LCD145の表示画面に表示する。この例では、前述したように、LCD145の表示画面は、比較的大きいので、チェック結果は詳細に表示可能とされている。

0082

以下、各チェック項目のチェック処理動作について、シーケンス図およびLCD145の表示例を示す図を参照しながら説明する。

0083

[回線試験]
この例においては、図3のチェック項目のメニュー画面にも示したように、主として通信網3がアナログ公衆網である場合に行なわれるモデムを用いた回線試験(図3では、回線試験(モデム)と記載)と、通信網3がISDN網である場合に行なわれる回線試験(図3では、回線試験(パケット)と記載)との2つの回線試験が用意されており、そのためのシーケンスを実行するためのそれぞれのプログラムが、通報送信装置11のROM112に記憶されている。

0084

図3に示した、アクセスコントローラ14のLCD145の画面に表示されたチェック項目のメニュー画面において、例えば「「1」回線試験(モデム)」を業者が選択入力すると、図7に示すシーケンスが実行される。

0085

すなわち、図7に示すように、アクセスコントローラ14は、業者の回線試験(モデム)の選択入力を受け付けると(ステップS1)、チェック指示信号として回線試験(モデム)の回線試験開始要求信号を通報送信装置11に送る(ステップS2)。そして、アクセスコントローラ14は、図4に示す回線試験(モデム)のチェック結果を表示する画面に移行する。ただし、初期画面においては、図4の「回線状況」、「接続状況」、「通信結果」は、例えば未受信などを表示して、未だチェック結果を通報送信装置11から受け取っていないことを表示する。

0086

前記回線試験(モデム)の回線試験開始要求信号を受け取った通報送信装置11は、通報受信管制システム部2の通報受信機21(または22)に対して発信する(ステップS3)。電話局は、この発信を通報受信機21(または22)に送る(ステップS4)。

0087

通報送信装置11は、通報受信機21(または22)に対して発信処理を行なった後、発信ができたかどうかのチェック結果の経過状態通知情報をアクセスコントローラ14に送る(ステップS5)。なお、図7のシーケンス例では、発信ができた場合のシーケンス例である。

0088

アクセスコントローラ14では、この発信ができたかどうかのチェック結果の経過状態通知情報を受け取ると、回線状況に関するチェック結果をLCD145の画面に表示する。例えば発信が正常に行なわれた場合には、図4に示すように、「回線状況」の欄に、例えば「正常に発信されました」を表示する(ステップS6)。発信ができなかったときには、その旨がこの「回線状況」の欄に表示される。これにより、通報送信装置11と局との間は、正常に接続されているかどうかが判る。

0089

通報送信装置11からの前記発信に対して、通報受信管制システム部2の通報受信機21(または22)が応答すると、極性反転などにより応答が通報受信機21(または22)から局に通知される(ステップS7)。局は、この応答を検知して、通信路が接続されたことを通報送信装置11に通知する(ステップS8)。

0090

この通信路の接続の通知を受けた通報送信装置11は、通信路の接続状況を示す経過状態通知情報をアクセスコントローラ14に送る(ステップS9)。この経過状態通知情報は、通信路が正常に接続されるか否かのチェック結果の情報である。

0091

アクセスコントローラ14では、この通信路の接続状況を示す経過状態通知情報を受け取ると、通信路の接続状況をLCD145の画面に表示する。例えば通信路が正常に接続された場合には、図4に示すように、「接続状況」の欄に、例えば「正常に接続されました」を表示する(ステップS10)。正常に接続されなかったときには、その旨が「接続状況」の欄に表示される。これにより、通報送信装置11と通報受信装置21(または22)との間は正常に接続されるかどうかが判る。

0092

一方、通報送信装置11は、局からの通信路の接続通知を受け取ったときには、試験用の通信データを通報受信機21(または22)に送る。すると、通報受信機21(または22)は、この試験用の通信データを受信すると、応答の通信データを通報送信装置11に送ってくる。これにより、接続された通信路を通じた相互データ通信がなされる(ステップS11)。そして、通報送信装置11は、このデータ通信が正常になされたか否かのチェック結果としての経過状態通知情報をアクセスコントローラ14に送る(ステップS12)。

0093

アクセスコントローラ14は、このデータ通信が正常になされたか否かのチェック結果としての経過状態通知情報を受け取ると、データ通信が正常になされたか否かの通信結果をLCD145の画面に表示する。例えばデータ通信が正常に行なわれた場合には、図4に示すように、「通信結果」の欄に、例えば「データ通信は、正常に行なわれました」を表示する(ステップS13)。データ通信が正常に行なわれなかったときには、その旨が「通信結果」の欄に表示される。

0094

その後、通報送信装置11は、局に切断通知を送る(ステップS14)。すると、局は通報受信機21(または22)、当該切断通知を送る(ステップS15)と共に、切断応答を通報送信装置11に送る(ステップS16)。通報送信装置11は、この局からの切断応答を確認すると、回線試験終了通知をアクセスコントローラ14に送る(ステップS17)。以上で、この回線試験(モデム)の処理シーケンスは、終了となる。

0095

業者は、図4のアクセスコントローラ14のLCD145の表示画面を観ることにより、監視通報システム部1の回線に対する接続が正しく行なわれているか、局の設定はOKであるか、などを容易に判別することができる。しかも、従来のような特別の治具を用いなくとも、アクセスコントローラ14から回線試験の指示入力を行ない、そのチェック結果を表示画面を通じて観るだけで回線試験ができることになり、非常に簡単な操作で、回線試験を行なえる。

0096

次に、図3に示した、アクセスコントローラ14のLCD145の画面に表示されたチェック項目のメニュー画面において、例えば「「2」回線試験(パケット)」を業者が選択入力すると、図8に示すシーケンスが実行される。

0097

すなわち、図8に示すように、アクセスコントローラ14は、業者の回線試験(パケット)の選択入力を受け付けると(ステップS21)、チェック指示信号として回線試験(パケット)の回線試験開始要求信号を通報送信装置11に送る(ステップS22)。そして、アクセスコントローラ14は、回線試験(パケット)のチェック結果を表示する画面に移行する。

0098

すなわち、前記回線試験(パケット)の回線試験開始要求信号を受け取った通報送信装置11は、ISDN回線が正常に接続されているか否か判別する(ステップS23)。

0099

ISDN回線が正常に接続されていると判別したときには、通報送信装置11は、試験用の通信データを通報受信機21(または22)に送る。すると、通報受信機21(または22)は、この試験用の通信データを受信すると、応答の通信データを通報送信装置11に送ってくる。これにより、接続された通信路を通じた相互データ通信がなされる(ステップS24)。そして、通報送信装置11は、このデータ通信が正常になされたか否かのチェック結果としての経過状態通知情報をアクセスコントローラ14に送る(ステップS25)。

0100

アクセスコントローラ14は、このデータ通信が正常になされたか否かのチェック結果としての経過状態通知情報を受け取ると、データ通信が正常になされたか否かの通信結果をLCD145の画面に表示する。例えばデータ通信が正常に行なわれた場合には、「通信結果」の欄に、例えば「データ通信は、正常に行なわれました」を表示する(ステップS26)。データ通信が正常に行なわれなかったときには、その旨が「通信結果」の欄に表示される。

0101

そして、通報送信装置11は、前記データ通信が正常になされたか否かのチェック結果としての経過状態通知情報をアクセスコントローラ14に送った後、回線試験終了通知をアクセスコントローラ14に送る(ステップS27)。以上で、この回線試験(パケット)の処理シーケンスは、終了となる。

0102

一方、ステップS23で、ISDN回線が正常には接続されていないと判別したときには、通報送信装置11は、回線試験(パケット)の回線試験開始要求信号を当該通報送信装置11が受け取る直前のISDN回線の切断理由を含む経過状態通知情報をアクセスコントローラ14に送る(ステップS28)。

0103

アクセスコントローラ14は、この経過状態通知情報を受け取ると、LCD145の画面の、例えば接続状況の欄において、前記切断理由を表示する(ステップS29)。そして、この回線試験(パケット)の処理シーケンスは終了となる。

0104

この回線試験(パケット)においても、業者は、従来のような特別の治具を用いなくとも、アクセスコントローラ14から回線試験の指示入力を行ない、そのチェック結果を表示画面を通じて観るだけで回線試験ができることになり、非常に簡単な操作で、回線試験を行なえる。

0105

[センサ状態チェック]
次に、センサ状態のチェックのシーケンスについて説明する。図3に示した、アクセスコントローラ14のLCD145の画面に表示されたチェック項目のメニュー画面において、例えば「「3」センサ状態チェック」を業者が選択入力すると、アクセスコントローラ14は、LCD145の画面に、図5に示すようなセンサ状態のチェック画面を表示する。

0106

この例においては、センサ状態のチェックは、センサが接続されている装置、すなわち、通報送信装置11やセンサ入力装置12,13のそれぞれごとに行なえるようにされており、業者は、センサ状態のチェック画面において、センサ状態をチェックする装置を選択することができるように構成されている。

0107

このため、センサ状態のチェック画面においては、図5に示すように、チェックを行なおうとするセンサ入力装置を選択するための選択ボタン201が表示されると共に、センサ状態チェックの開始指示のための開始ボタン202および終了指示のための終了ボタン203とが表示される。図5において、選択ボタン201のうちの網掛けを付して示す選択ボタンは、当該選択ボタンが選択されていることを示している。

0108

図5の例においては、選択ボタン201のうちの「0」が選択されると、センサ状態チェックの対象装置として通報送信装置11が選択され、選択ボタン201のうちの「1」が選択されると、センサ状態チェックの対象装置としてセンサ入力装置12が選択され、選択ボタン201のうちの「2」が選択されると、センサ状態チェックの対象装置としてセンサ入力装置13が選択される。

0109

また、アクセスコントローラ14のLCD145のセンサ状態のチェック画面においては、図5に示すように、センサ状態チェックの対象装置に接続されている複数個のセンサの状態を同時に表示するようにする。図5の例においては、センサ状態のチェック結果表示は、それぞれのセンサ番号やセンサ名などのセンサ表示204と、動作マーク205とからなる。

0110

センサ状態のチェック結果表示の一例として、この例では、例えばセンサの検出出力が「1」(オン)または「0」(オフ)とされる場合において、センサオンのときには、動作マーク205は明るく表示され、センサオフのときには動作マーク205が暗く表示されるようにされる。

0111

この場合、通報送信装置11やセンサ入力装置12,13に接続されているセンサの情報および状態チェックされる順番は、予めアクセスコントローラ14に記憶されており、それらの記憶情報に基づいて、選択されたセンサ状態チェックの対象装置に接続されている複数個のセンサのセンサ名などがセンサ状態チェック画面に表示される。

0112

そして、以上のようなアクセスコントローラ14のLCD145のセンサ状態のチェック画面において、センサ状態チェックの対象装置の選択が選択ボタン201によりなされ、開始ボタン202が操作されると、通報送信装置11に、センサ状態チェック対象装置の情報と共に、センサ状態チェック開始要求が送られる。

0113

図9に示すシーケンスは、センサ状態のチェック画面において、図5(A)に示すように、選択ボタン201のうちの「1」が選択され、開始ボタン202が操作された場合の例である。

0114

すなわち、図9に示すように、アクセスコントローラ14は、図5(A)の、センサ状態チェックの対象装置としてセンサ入力装置12の選択されている場合において、業者の開始ボタン202の操作入力を受け付けると(ステップS31)、チェック指示信号として、センサ状態チェックの対象装置としてセンサ入力装置12の識別情報を含むセンサ状態チェックの開始要求信号を通報送信装置11に送る(ステップS32)。

0115

通報送信装置11は、ステップS32で、アクセスコントローラ14からセンサ状態チェック開始要求信号を受け取ると、先ず、センサ入力装置12に対して、センサ状態取得要求を送る(ステップS33)。すると、センサ入力装置12は、自装置に接続されている1個または複数個のセンサの出力信号を取り込み、それぞれセンサ出力信号を、各センサのセンサ状態信号として、通報送信装置11に返送する(ステップS34)。

0116

通報送信装置11は、センサ入力装置12からのセンサ状態信号を受け取ると、当該センサ状態信号を、アクセスコントローラ14に送る(ステップS35)。

0117

アクセスコントローラ14は、受け取ったセンサ状態信号に応じて、図5(A)の動作マーク205を、明るくまたは暗く表示する。

0118

通報送信装置11は、一定時間間隔例えば1〜数秒間隔で、センサ入力装置12へのセンサ状態取得要求およびセンサ入力装置12からのセンサ状態信号受信を繰り返すと共に(ステップS36およびステップS37)、受信したセンサ状態信号をアクセスコントローラ14に送る動作(ステップS35)を繰り返す。

0119

したがって、アクセスコントローラ14も、通報送信装置11から前記一定時間間隔で送られてくるセンサ状態信号を受け取り、当該受け取ったセンサ状態信号に応じて、図5(A)の動作マーク205を、明るくまたは暗く表示する動作を繰り返す。

0120

この繰り返しの動作により、アクセスコントローラ14の図5(A)の表示画面においては、人感センサなどのパッシブセンサのセンサ出力は、人の動きに応じてオン、オフするものとなるので、対応するセンサの動作マーク205は、そのセンサ出力のオン、オフの状態に応じて明暗を繰り返す。

0121

また、窓センサに用いられる磁気センサの場合には、当該センサ状態チェックの際に、窓を開閉操作してもらうことにより、当該センサに対応する動作マーク205が明暗を繰り返す表示となる。

0122

したがって、業者は、アクセスコントローラ14の表示画面上において、各センサの動作マーク205の明暗動作を確認することにより、センサの動作状態のチェックが容易に行なえるようになる。

0123

以上の繰り返し動作は、図5(A)において、タッチパネル147を通じて、終了ボタン203が操作されるまで繰り返される。そして、当該センサ入力装置12に接続されているセンサについての動作チェックが完了したときには、業者は、図5(A)において、タッチパネル147を通じて、終了ボタン203を操作する。

0124

アクセスコントローラ14は、終了ボタン203が押下操作されたか否か判別し(ステップS39)、押下されないと判別している間は、通報送信装置11から送られてくるセンサ状態信号を受信して、当該センサ状態信号に応じたセンサ状態をLCD145の画面における動作マーク205に反映させる動作を繰り返し、終了ボタン203が押下されたと判別したときには、センサ状態チェック終了要求を、通報送信装置11に送る(ステップS40)。

0125

このセンサ状態チェック終了要求を受け取ると、通報送信装置11は、センサ状態チェック対象装置とされているセンサ入力装置12におけるセンサ状態チェックのシーケンスを終了する。

0126

業者が、センサ入力装置13に接続されている1個または複数個のセンサの状態チェックを行なおうとする場合には、図5(A)の画面において、選択ボタン202のうちのボタン「2」を押下する。すると、アクセスコントローラ14は、センサ状態チェック画面を、図5(A)から、図5(B)のセンサ入力装置13用に変更する。この図5(B)の画面は、選択ボタン202における選択中ボタンの表示と、センサ表示204が変更(例えばセンサ名が変更)されるだけで、その他は、図5(A)と同様である。

0127

そして、通報送信装置11、センサ入力装置13およびアクセスコントローラ14は、上述のステップS33〜ステップS40と全く同様に動作して、センサ入力装置13の各センサの状態チェックを行ない、そのチェック結果をアクセスコントローラ14のLCD145の画面に表示する。

0128

なお、通報送信装置11に接続されているセンサについての状態チェックは、同様にしてできる。すなわち、通報送信装置11は、自装置に接続されているセンサの状態信号を取得して、アクセスコントローラ14に送る動作を、前述した1〜数秒間隔で繰り返すものである。前述のセンサ入力装置12,13に対するセンサ状態チェック動作と異なるのは、通報送信装置11自身に接続されるセンサの状態チェックであるので、センサ状態取得要求操作が不要となるものである。

0129

なお、上述の例では、センサ状態のチェックは、通報送信装置11やセンサ入力装置12,13のそれぞれ毎に、業者の選択に応じて任意に行なえるようにしたが、アクセスコントローラ14からのセンサ状態チェック指示要求を受けた時に、通報送信装置11が、通信路17に接続されているセンサ入力装置に対してセンサ状態取得要求を順次にシーケンシャルに行なって、そのセンサ状態をアクセスコントローラ14に順次に送るようにしても良い。

0130

この場合においても、通報送信装置11とアクセスコントローラ14との間における、各センサ入力装置に接続されているセンサの状態チェックは、前述の例と同様にして繰り返し行ない、アクセスコントローラ14で、例えば「次へ」ボタンの操作があると、その「次へ」ボタンの操作指示に応じた変更指示信号を受けた通報送信装置11は、センサ状態のチェック対象の装置を、他の装置に変更するようにすることもできる。

0131

この場合において、通報送信装置11は、センサ動作チェックを行なうセンサ入力装置の順番は予め定めておくと共に、その順番の情報は、アクセスコントローラ14も、予め登録して記憶しておくことにより、センサ状態チェック画面は、前述の図5と同様の表示とすることができる。すなわち、「次へ」ボタンの操作に応じて、センサ状態チェック画面が、各センサ入力装置用に順次に変更できる。

0132

[終端状態およびバージョンのチェック]
次に、通信路17における終端状態のチェックおよび当該通信路17に接続される各装置のソフトウエアのバージョンのチェックシーケンスについて、図10および図6の表示画面例を参照して説明する。

0133

前述したように、通信路17に接続される各装置は、自装置に終端抵抗が接続されたかの情報を保持すると共に、自装置のソフトウエアのバージョン情報を保持している。通報送信装置11は、各装置にそれらの情報の取得要求をして、各装置から取得し、当該取得したそれらの情報をアクセスコントローラ14に送って、終端状態およびバージョン情報のチェックを行なうための表示させるようにする。

0134

図3に示した、アクセスコントローラ14のLCD145の画面に表示されたチェック項目のメニュー画面において、例えば「「4」終端状態チェック」を業者が選択入力すると、図10に示すシーケンスが実行される。

0135

すなわち、図8に示すように、アクセスコントローラ14は、業者の終端状態チェックの選択入力を受け付けると(ステップS51)、チェック指示信号として終端・バージョン情報取得開始要求信号を通報送信装置11に送る(ステップS52)。そして、アクセスコントローラ14は、図6に示すように、終端状態およびバージョン情報のチェック結果を表示する画面に移行する。

0136

チェック指示信号として終端・バージョン情報取得開始要求信号を受け取った通報送信装置11は、この例では、先ず、センサ入力装置12に終端・バージョン要求を送る(ステップS53)。すると、センサ入力装置12は、この終端・バージョン要求に対して、保持している終端抵抗の有無の情報、およびソフトウエアのバージョン情報を、通報送信装置11に返送する(ステップS54)。

0137

同様にして、通報送信装置11は、センサ入力装置13、アクセスコントローラ14、その他の装置に対して、終端・バージョン要求を送り(ステップS55、ステップS57、ステップS59)、各装置から、その回答として、保持している終端抵抗の有無の情報、およびソフトウエアのバージョン情報を受け取る(ステップS56、ステップS58、ステップS60)。

0138

そして、通報送信装置11は、通信路17に接続されているすべての装置に対して、終端・バージョン要求をして、その返事を受け取ったかどうか判別し(ステップS61)、受け取ったと判別したときに、それら受け取ったすべての装置についての、終端抵抗の有無の情報と、バージョン情報とをアクセスコントローラ14に送る。

0139

アクセスコントローラ14は、これら受け取った情報に基づいて、通信路17に接続されているすべての装置について、終端抵抗の接続の有無およびバージョン情報を図6に示すように表示をする。

0140

監視通報システム部1の設置業者は、このアクセスコントローラ14の表示画面により、終端抵抗が、正しく取り付けられているか、不要な装置に取り付けられていないか、をチェックすることができる。したがって、従来のように、わざわざ各装置の筐体を開けて、終端抵抗が接続されているかどうかをチェックする必要はなく、終端状態のチェックを非常に簡単に行なえるというメリットがある。

0141

また、同時に、各装置のバージョン情報を表示することができるので、バージョンアップしなければならない装置などを容易に判別することができる。

図面の簡単な説明

0142

この発明による監視通報システムの実施形態が適用された監視システムの全体の構成を示す図である。
この発明による監視通報システムの実施形態の主要部の構成例を示す図である。
この発明による監視通報システムの実施形態において、チェック項目の一覧メニューの一例を示す図である。
この発明による監視通報システムの実施形態において、チェック結果の表示例を示す図である。
この発明による監視通報システムの実施形態において、チェック結果の表示例を示す図である。
この発明による監視通報システムの実施形態において、チェック結果の表示例を示す図である。
この発明による監視通報システムの実施形態において、回線試験のシーケンス例を示す図である。
この発明による監視通報システムの実施形態において、回線試験のシーケンス例を示す図である。
この発明による監視通報システムの実施形態において、センサ状態のチェックシーケンスの例を示す図である。
この発明による監視通報システムの実施形態において、通信路の終端状態のチェックシーケンスの例を示す図である。

符号の説明

0143

1監視通報システム部
2通報受信管制システム部
3通信網
11通報送信装置
12,13センサ入力装置
14表示操作部の例としてのアクセスコントローラ

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