図面 (/)

技術 球状化粧具および球状化粧具の製造方法

出願人 紀伊産業株式会社
発明者 青沼陽平後藤昌代
出願日 2003年9月2日 (17年2ヶ月経過) 出願番号 2003-309518
公開日 2005年3月24日 (15年8ヶ月経過) 公開番号 2005-074044
状態 特許登録済
技術分野 粉未状化粧料用容器または付属品
主要キーワード 糊成分 化粧容器 受け皿内 商品訴求力 化粧ブラシ ニュアンス 化粧具 化粧効果
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年3月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

繊維集合体主体とした新規球状化粧具を提供する。

解決手段

球状化粧具1は、短繊維集束させることによって形成された柔軟かつ略球状を有する繊維集合体2と、この繊維集合体2の表面に均一に付着した粉末化粧料3とを有する。

概要

背景

一般に、アイシャドウ等を使用するユーザは、化粧容器収納された固形のアイシャドウをパフで擦り取り、パフに付着した粉末を顔に塗る。例えば、特許文献1には、このようなパフとして用いられる繊維集合体の構造およびその製造方法について開示されている。
特開2001−295171号公報

概要

繊維集合体を主体とした新規球状化粧具を提供する。球状化粧具1は、短繊維集束させることによって形成された柔軟かつ略球状を有する繊維集合体2と、この繊維集合体2の表面に均一に付着した粉末化粧料3とを有する。

目的

ところで、通常の化粧ブラシやパフ等といった化粧具は、その塗布具使用感使用性化粧料の付き加減等により、限られた部位への化粧料の塗布という化粧効果しか得られなかった。そのため、顔全体や首筋、ボディ等といった体の広い部位に対しても化粧効果を奏する化粧具が望まれていた。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

球状化粧具において、短繊維集束させることによって形成された柔軟かつ略球状を有する繊維集合体と、前記繊維集合体の表面に均一に付着した粉末化粧料と、を有することを特徴とする球状化粧具。

請求項2

前記粉末化粧料は、前記繊維集合体の表面近傍を除く内部には存在しないことを特徴とする請求項1に記載された球状化粧具。

請求項3

前記短繊維の密度は、前記繊維集合体の表面の方が前記繊維集合体の中心部よりも高く、かつ、前記繊維集合体の表面における前記短繊維は、前記繊維集合体の表面に沿って倒れていることを特徴とする請求項1または2に記載された球状化粧具。

請求項4

球状化粧具の製造方法において、底部が凹凸状に形成された受け皿内に、粉末化粧料を溶剤に混合した混合液流し込む第1のステップと、前記受け皿の底部に、短繊維を集束させることによって形成された柔軟な繊維集合体を配置する第2のステップと、前記受け皿の底部上に配置された前記繊維集合体を転がすことにより、前記繊維集合体に前記受け皿の底部に貯留した混合液を含浸させる第3のステップと、前記混合液を含浸した前記繊維集合体を乾燥させることにより、表面に粉末化粧料が均一に付着した球状化粧具を得る第4のステップとを有することを特徴とする球状化粧具の製造方法。

請求項5

前記第2のステップにおいて、前記繊維集合体の表面のうち、前記受け皿の底部に設けられた凸部と接する部位は、前記受け皿の底部に貯留した前記混合液の表面と接触することを特徴とする請求項4に記載された球状化粧具の製造方法。

請求項6

前記第4のステップにおいて、前記混合液を含浸した前記繊維集合体を加熱することを特徴とする請求項4または5に記載された球状化粧具の製造方法。

技術分野

0001

本発明は、球状化粧具および球状化粧具の製造方法に関する。

背景技術

0002

一般に、アイシャドウ等を使用するユーザは、化粧容器収納された固形のアイシャドウをパフで擦り取り、パフに付着した粉末を顔に塗る。例えば、特許文献1には、このようなパフとして用いられる繊維集合体の構造およびその製造方法について開示されている。
特開2001−295171号公報

発明が解決しようとする課題

0003

ところで、通常の化粧ブラシやパフ等といった化粧具は、その塗布具使用感使用性化粧料の付き加減等により、限られた部位への化粧料の塗布という化粧効果しか得られなかった。そのため、顔全体や首筋、ボディ等といった体の広い部位に対しても化粧効果を奏する化粧具が望まれていた。

0004

本発明の目的は、繊維集合体を主体とした新規な球状化粧具およびその製造方法を提供することである。

0005

また、本発明の別の目的は、広範な部位に対する化粧料の塗布を可能にすることで、より高い化粧効果を得ることである。

課題を解決するための手段

0006

第1の発明は、短繊維集束させることによって形成された柔軟かつ略球状を有する繊維集合体と、繊維集合体の表面に均一に付着した粉末化粧料とを有する球状化粧具を提供する。ここで、粉末化粧料は、繊維集合体の表面近傍を除く内部には存在しないことが好ましい。また、短繊維の密度は、繊維集合体の表面の方が繊維集合体の中心部よりも高く、かつ、繊維集合体の表面における短繊維は、その表面に沿って倒れていることが望ましい。

0007

第2の発明は、球状化粧具の製造方法を提供する。この製造方法は、底部が凹凸状に形成された受け皿内に、粉末化粧料を溶剤に混合した混合液流し込む第1のステップと、受け皿の底部に、短繊維を集束させることによって形成された柔軟な繊維集合体を配置する第2のステップと、受け皿の底部上に配置された繊維集合体を転がすことにより、繊維集合体に受け皿の底部に貯留した混合液を含浸させる第3のステップと、混合液を含浸した繊維集合体を乾燥させることにより、表面に粉末化粧料が均一に付着した球状化粧具を得る第4のステップとを有する。ここで、第2のステップにおいて、繊維集合体の表面のうち、受け皿の底部の設けられた凸部に接する部位は、受け皿の底部に貯留した混合液の表面と接触することが好ましい。また、第4のステップにおいて、混合液を含浸した繊維集合体を加熱してもよい。

発明の効果

0008

第1の発明によれば、球状化粧具を肌に擦りつけることにより、その表面に本来的に付着している粉末化粧料を容易かつ使用感よくに塗布することができ、かつ、その付き加減もユーザが自在に調整できる。これにより、幅広い部位に対しても化粧効果を奏するとともに、ユーザの好みに応じたニュアンスで粉末化粧料を塗布することができる。また、第2の発明によれば、このような球状化粧具を容易かつ低コストで製造できる。

発明を実施するための最良の形態

0009

図1は、本実施形態にかかる球状化粧具の説明図であり、この化粧具は、一例として、アイシャドウを顔に直接塗るためのものである。なお、同図は、球状化粧具1の一部をカットして、その内部を露出させた状態を示している。

0010

この球状化粧具1は、繊維集合体2を主体に構成されている。繊維集合体2は、例えば、天然繊維合成繊維、またはそれらの混合繊維の短繊維を集束させて略球状に形成してものであり、全体的に柔軟性を有するものである。本実施形態では、繊維集合体2として、球状の脱脂綿、すなわちコットン玉を用いているが、アクリル玉等を用いてもよい。このような繊維集合体2の表面には、例えばパールラメを含有する顔料等を含む粉末化粧料3が均一に付着している。粉末化粧料3は、繊維集合体2の表面近傍を除く内部には存在しない。また、この繊維集合体2に関して、短繊維の密度は、その表面の方がその中心部よりも高くなっている。さらに、繊維集合体2の表面における短繊維は、その表面より起毛することなく、表面に沿って倒れている。

0011

以下、図2から図5を参照しつつ、球状化粧具1の製造方法について説明する。まず、上述した粉末化粧料3となるパール等を溶剤に混合した混合液を生成する。具体的には、IPA(イソプロピルアルコール)、油または水といった溶剤に所定量のパール等を加え、これを十分に撹拌する。溶剤に混合するパール等は単色であってもよいが、複数色であってもよい。また、場合によっては、その他の成分、例えばPVPといった糊成分を混合液に加えることもある。

0012

つぎに、図2に示すように、予め用意した受け皿4内に、先のプロセスで生成した所定量の混合液5を流し込み、受け皿4の底部に混合液5を貯留させる。このプロセスで留意すべき点は、貯留した混合液5においてパール等が偏在しないように、混合液5を少量ずつ静かに流し込むことである。なお、この受け皿4の底部は凹凸状に形成されており、このような構造は、例えば、所定の線幅を有する複数の線材格子状(または列状)に配置することによって実現できる。

0013

続いて、図3に示すように、受け皿4の底部に、上述した繊維集合体2となるコットン玉6を配置する。この段階において、コットン玉6は、表面から短繊維が起毛した状態になっており、その形状もいびつである(ただし、ある程度球状になっている)。受け皿4の底部には、線材の線幅に相当する高さを有する凸部4aが設けられているため、配置されたコットン玉6は、この高さ分だけ底面(凹部)から浮き上がった状態で保持される。コットン玉6の表面のうち、凸部4aと接する部位は、受け皿4の底部に貯留された混合液5の表面と接触する。このように、コットン玉6と混合液5とが浅く接触する程度に留める理由は、パール等をコットン玉6の表面にのみ付着させ、良好な球状化粧具1を生成するためである。また、受け皿4の底部に凸部4aを設ける理由は、コットン玉6を受け皿4の底面から離間させることで、混合液5の貯留量をある程度確保するためである。

0014

そして、図4に示すように、受け皿4の底部に配置されたコットン玉6を転がす。これにより、コットン玉6の表面全体より混合液5が含浸していく。混合液5中の溶剤は、コットン玉6の内部まで浸透していくのに対して、混合液5中のパール等は、その粒子がコットン玉6の密度よりも大きいので、コットン玉6の表面近傍に留まる。また、このプロセスにおいて、混合液5を含浸したコットン玉6の自重によって、その表面が受け皿4の底部に押圧される。そのため、コットン玉6の短繊維の密度は、表面の方が中心部よりも高くなるとともに、コットン玉6の表面より起毛した短繊維は、その表面に沿って倒れていく。その結果、コットン玉6は、きれいな状の球状へと変化する。なお、コットン玉6を転がす速さ、範囲および時間等は、事前実験シミュレーション等を通じて適宜設定される。

0015

最後に、図5に示すように、乾燥機7によって、混合液5を含浸したコットン玉6を乾燥させる。乾燥温度常温以上)や乾燥時間等は、事前の実験やシミュレーション等を通じて適宜設定される。このプロセスにおいて、特に混合液5の溶剤として水を用いている場合、乾燥機7でコットン玉6を加熱することが好ましい。なぜなら、この加熱の程度によって、コットン玉6の柔らかさ(肌触り)を任意に調整できるからである。以上のような一連のプロセスを経て、表面に粉末化粧料3が均一に付着した球状化粧具1が完成する。

0016

このように、本実施形態によれば、球状化粧具1を肌に擦りつけるだけで、粉末化粧料3を塗布することができる。したがって、固形の粉末化粧料をその都度擦り取るといった従来の作業から解放されるので、ユーザにとっての利便性の向上を図れる。また、球状化粧具1が柔軟性を有するため、化粧時の肌触りもよく、また、その付き加減もユーザが自在に調整できる。そのため、顔全体や首筋、ボデイ等の幅広い部位に対して用いても使用感がよく、また、微妙なニュアンスでラメ等を散りばめた感じの化粧効果を得ることができる。さらに、このような斬新な球状化粧具1によれば、ユーザに新鮮味を与え、かつ、柔らかい感触はユーザの心を癒すことができるので、商品訴求力の高い商品を実現できる。

0017

また、本実施形態にかかる製造方法によれば、球状化粧具1を容易かつ低コストで製造できる。ここで、比較例として、コットン玉6にパール等をスプレーで付着させる場合について考える。この場合、コットン玉6の表面から起毛した短繊維にパール等が集中的に付着してしまうため、付着の均一性を確保できず、コットン玉6を繭化させることもできない。これに対して、本実施形態によれば、これらの不都合が生じることなく、良好な球状化粧具1を生成することが可能となる。

図面の簡単な説明

0018

球状化粧具の説明図
球状化粧具の製造工程の説明図
球状化粧具の製造工程の説明図
球状化粧具の製造工程の説明図
球状化粧具の製造工程の説明図

符号の説明

0019

1球状化粧具
2繊維集合体
3粉末化粧料
4受け皿
4a 凸部
5混合液
6コットン玉
7 乾燥機

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ