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課題

微粒重合法トナーを用いて、中間転写方式フルカラー画像を形成するにあたり、長期間連続で行っても画像のヌケやカラーバランス崩れの発生しない画像形成方法を提供する。

解決手段

個数平均粒径が3〜8μmのトナーを用い、中間転写方式で画像形成するに当たり、現像剤の温度を48℃以下、像担持体クリーニング手段近傍の温度を55℃以下、中間転写体のクリーニング手段近傍の温度を59℃以下とする画像形成方法。

概要

背景

従来、電子写真感光体(以下、単に感光体とも云う)上のトナー像記録材転写する方式として、中間転写体を用いた画像形成方式が知られており、この方式は電子写真感光体から記録材にトナー像を転写する工程内に、もう一つの転写工程を入れ、電子写真感光体から中間転写体に一次転写した後、中間転写体の一次転写像を記録材に二次転写することで最終画像を得る。この方式は、色分解された原稿画像ブラックシアンマゼンタイエロー等のトナーによる減色混合を用いて再現する、いわゆるフルカラー画像形成装置における各色トナー像の重ね転写方式として採用されることが多い。

これに用いるトナーとしては、従来使用されてきた粉砕法トナーは形状が不定形かつ粒径分布が広いため帯電量分布も広い、ドット形状細線などの再現性およびエッジ部の鮮鋭性の向上に限界があり、近年の更なる高画質化要求に応えることが難しいことから、重合法トナーが採用される様になってきている。

重合法で製造された重合法トナーは形状及び粒径分布が均一であるため、安定した現像および転写特性を示し、高画質化に対して有効な手段だからである。

また一般に、電子写真感光体から中間転写体への一次転写後に電子写真感光体上に残留する転写残トナークリーニング手段にてクリーニングされ、記録材への二次転写後に、中間転写体上に残留する転写残トナーがクリーニング手段にてクリーニングされる。

一方、電子写真方式の画像形成装置に於いては、様々な目的で各部の温度制御が行われている。例えば特許文献1には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各現像器内の温度変化に応じて、それぞれの現像剤の供給及び回収を独立に行い、温度上昇による画質低下を防ぐことが、特許文献2には、現像剤温度の低下により生じる現像剤の動抵抗の変動を防止して、トナー濃度の低下を防止するために、現像剤の温度を30〜40℃に保持することが、それぞれ記載されている。
特開2000−321856号公報
特開平10−48934号公報

概要

微粒の重合法トナーを用いて、中間転写方式でフルカラー画像を形成するにあたり、長期間連続で行っても画像のヌケやカラーバランス崩れの発生しない画像形成方法を提供する。個数平均粒径が3〜8μmのトナーを用い、中間転写方式で画像形成するに当たり、現像剤の温度を48℃以下、像担持体クリーニング手段近傍の温度を55℃以下、中間転写体のクリーニング手段近傍の温度を59℃以下とする画像形成方法。

目的

本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、微粒の重合法トナーを用いて、中間転写方式でフルカラー画像を形成するにあたり、長期間連続で行っても画像のヌケやカラーバランスの崩れの発生しない画像形成方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

像担持体上に潜像を形成する工程、個数平均粒径が3〜8μmのトナーを含む現像剤で当該潜像を現像する工程、像担持体上に形成されたトナー像中間転写体転写する工程、トナー像を中間転写体に転写後に像担持体をクリーニングする工程、中間転写体に転写形成されたトナー像を記録紙に転写する工程、トナー像を記録紙に転写後に中間転写体をクリーニングする工程を有し、前記現像剤の温度を48℃以下、前記像担持体のクリーニング手段近傍の温度を55℃以下、前記中間転写体のクリーニング手段近傍の温度を59℃以下として画像形成することを特徴とする画像形成方法

請求項2

像担持体上に潜像を形成する手段、個数平均粒径が3〜8μmのトナーを含む現像剤で当該潜像を現像する手段、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写する一次転写手段、トナー像を中間転写体に転写後に像担持体をクリーニングする手段、中間転写体に転写形成されたトナー像を記録紙に転写する二次転写手段、トナー像を記録紙に転写後に中間転写体をクリーニングする手段、前記現像剤の温度を48℃以下、前記像担持体のクリーニング手段近傍の温度を55℃以下、前記中間転写体のクリーニング手段近傍の温度を59℃以下に制御する手段を有することを特徴とする画像形成装置

請求項3

排風を行うファン及び当該ファンからの排風を導出するダクトを有し、ファン部分の開口よりもダクトの最下流部の開口の方が大きい排気手段を有することを特徴とする画像形成装置。

請求項4

像担持体上に潜像を形成する工程、トナーを含む現像剤で当該潜像を現像する工程、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写する工程、トナー像を中間転写体に転写後に像担持体をクリーニングする工程、中間転写体に転写形成されたトナー像を記録紙に転写する工程、トナー像を記録紙に転写後に中間転写体をクリーニングする工程を有し、連続画像形成中の前記現像剤の温度の推移により設定したタイミングで動作を一時停止し、冷却期間を設けることを特徴とする画像形成方法。

請求項5

像担持体上に潜像を形成する手段、トナーを含む現像剤で当該潜像を現像する手段、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写する一次転写手段、トナー像を中間転写体に転写後に像担持体をクリーニングする手段、中間転写体に転写形成されたトナー像を記録紙に転写する二次転写手段、トナー像を記録紙に転写後に中間転写体をクリーニングする手段、像担持体、現像剤及び中間転写体を冷却する手段、連続画像形成中の前記現像剤の温度の推移により設定したタイミングで動作を一時停止し、像担持体、現像剤及び中間転写体から選ばれる少なくとも1つを冷却する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、電子写真方式画像形成方法及びそれに用いる装置に関し、詳しくは、中間転写方式高画質な画像を得られる画像形成方法及びそれに用いる装置に関する。

背景技術

0002

従来、電子写真感光体(以下、単に感光体とも云う)上のトナー像記録材転写する方式として、中間転写体を用いた画像形成方式が知られており、この方式は電子写真感光体から記録材にトナー像を転写する工程内に、もう一つの転写工程を入れ、電子写真感光体から中間転写体に一次転写した後、中間転写体の一次転写像を記録材に二次転写することで最終画像を得る。この方式は、色分解された原稿画像ブラックシアンマゼンタイエロー等のトナーによる減色混合を用いて再現する、いわゆるフルカラー画像形成装置における各色トナー像の重ね転写方式として採用されることが多い。

0003

これに用いるトナーとしては、従来使用されてきた粉砕法トナーは形状が不定形かつ粒径分布が広いため帯電量分布も広い、ドット形状細線などの再現性およびエッジ部の鮮鋭性の向上に限界があり、近年の更なる高画質化要求に応えることが難しいことから、重合法トナーが採用される様になってきている。

0004

重合法で製造された重合法トナーは形状及び粒径分布が均一であるため、安定した現像および転写特性を示し、高画質化に対して有効な手段だからである。

0005

また一般に、電子写真感光体から中間転写体への一次転写後に電子写真感光体上に残留する転写残トナークリーニング手段にてクリーニングされ、記録材への二次転写後に、中間転写体上に残留する転写残トナーがクリーニング手段にてクリーニングされる。

0006

一方、電子写真方式の画像形成装置に於いては、様々な目的で各部の温度制御が行われている。例えば特許文献1には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各現像器内の温度変化に応じて、それぞれの現像剤の供給及び回収を独立に行い、温度上昇による画質低下を防ぐことが、特許文献2には、現像剤温度の低下により生じる現像剤の動抵抗の変動を防止して、トナー濃度の低下を防止するために、現像剤の温度を30〜40℃に保持することが、それぞれ記載されている。
特開2000−321856号公報
特開平10−48934号公報

発明が解決しようとする課題

0007

前述の様な高画質化、特に解像度に有利な、個数平均粒径が3〜8μmといった微粒の重合法トナーを用いて、中間転写方式でフルカラー画像を長期に渡って、又は連続的に形成すると、画像のヌケや特定色の転写不良によるカラーバランス崩れといった問題が発生する様になる。

0008

本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、微粒の重合法トナーを用いて、中間転写方式でフルカラー画像を形成するにあたり、長期間連続で行っても画像のヌケやカラーバランスの崩れの発生しない画像形成方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明の上記目的は、
1)像担持体上に潜像を形成する工程、個数平均粒径が3〜8μmのトナーを含む現像剤で当該潜像を現像する工程、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写する工程、トナー像を中間転写体に転写後に像担持体をクリーニングする工程、中間転写体に転写形成されたトナー像を記録紙に転写する工程、トナー像を記録紙に転写後に中間転写体をクリーニングする工程を有し、前記現像剤の温度を48℃以下、前記像担持体のクリーニング手段近傍の温度を55℃以下、前記中間転写体のクリーニング手段近傍の温度を59℃以下として画像形成する画像形成方法、
2) 像担持体上に潜像を形成する手段、個数平均粒径が3〜8μmのトナーを含む現像剤で当該潜像を現像する手段、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写する一次転写手段、トナー像を中間転写体に転写後に像担持体をクリーニングする手段、中間転写体に転写形成されたトナー像を記録紙に転写する二次転写手段、トナー像を記録紙に転写後に中間転写体をクリーニングする手段、前記現像剤の温度を48℃以下、前記像担持体のクリーニング手段近傍の温度を55℃以下、前記中間転写体のクリーニング手段近傍の温度を59℃以下に制御する手段を有する画像形成装置、
3)排風を行うファン及び当該ファンからの排風を導出するダクトを有し、ファン部分の開口よりもダクトの最下流部の開口の方が大きい排気手段を有する画像形成装置、
4) 像担持体上に潜像を形成する工程、トナーを含む現像剤で当該潜像を現像する工程、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写する工程、トナー像を中間転写体に転写後に像担持体をクリーニングする工程、中間転写体に転写形成されたトナー像を記録紙に転写する工程、トナー像を記録紙に転写後に中間転写体をクリーニングする工程を有し、連続画像形成中の前記現像剤の温度の推移により設定したタイミングで動作を一時停止し、冷却期間を設ける画像形成方法、
5) 像担持体上に潜像を形成する手段、トナーを含む現像剤で当該潜像を現像する手段、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写する一次転写手段、トナー像を中間転写体に転写後に像担持体をクリーニングする手段、中間転写体に転写形成されたトナー像を記録紙に転写する二次転写手段、トナー像を記録紙に転写後に中間転写体をクリーニングする手段、像担持体、現像剤及び中間転写体を冷却する手段、連続画像形成中の前記現像剤の温度の推移により設定したタイミングで動作を一時停止し、像担持体、現像剤及び中間転写体から選ばれる少なくとも1つを冷却する制御手段を有する画像形成装置、
によって達成される。

0010

即ち本発明者は、トナー、特に重合法トナーが微粒であることから付着性が大きく、画像形成装置内部の温度が上昇するとクリーニング部材にトナーが固着することにより画像抜けや特定色のトナーのヌケが発生するとの知見を得て、現像剤の温度、像担持体のクリーニング手段近傍の温度及び中間転写体のクリーニング手段近傍の温度を制御しようと考え、その上限温度をそれぞれ見出して本発明に至った。

0011

なお本発明に係る制御を行うに当たり、像担持体、現像剤及び中間転写体から選ばれる少なくとも1つを冷却する手段として、ファン部分の開口よりも当該ファンからの排風を導出するダクトの最下流部の開口の方が大きい排気手段を用いると、温度上昇を抑えるのに有利である。

0012

又、連続運転中に温度が上昇した場合、強制停止させて冷却期間を設けることになるが、そのタイミングを連続画像形成中の現像剤の温度の推移データに基づいて設定するのが好ましい。

発明の効果

0013

後述の実施例にて実証する如く、本発明の画像形成方法によれば、微粒の重合法トナーを用いて、中間転写方式でフルカラー画像を長期間連続で形成しても画像のヌケやカラーバランスの崩れが発生しない。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、実施形態を用いて本発明を説明するが、本発明はこれに限定されない。

0015

図1に本発明の画像形成方法に用いる画像形成装置の1例としてカラー画像形成装置概要断面構成図として示す。

0016

このカラー画像形成装置は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、無端ベルト状中間転写体ユニット7と、給紙搬送手段(符号無し)及び定着装置24を有する。画像形成装置の本体Aの上部には、原稿画像読み取り装置SCが配置されている。

0017

イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1Y、該感光体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像手段4Y、一次転写手段としての一次転写ローラ5Y、クリーニング手段6Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1M、該感光体1Mの周囲に配置された帯電手段2M、露光手段3M、現像手段4M、一次転写手段としての一次転写ローラ5M、クリーニング手段6Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1C、該感光体1Cの周囲に配置された帯電手段2C、露光手段3C、現像手段4C、一次転写手段としての一次転写ローラ5C、クリーニング手段6Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部10Kは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1K、該感光体1Kの周囲に配置された帯電手段2K、露光手段3K、現像手段4K、一次転写手段としての一次転写ローラ5K、クリーニング手段6Kを有する。

0018

無端ベルト状中間転写体ユニット7は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持された半導電性エンドレスベルト状の第2の像担持体としての無端ベルト状中間転写体70を有する。

0019

画像形成部10Y,10M,10C,10Kより形成された各色のトナー画像は、一次転写ローラ5Y,5M,5C,5Kにより、回動する無端ベルト状中間転写体70上に逐次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。

0020

感光体1Y,1M,1C,1Kはトナー画像が中間転写体70に転写された後、クリーニング手段6Y、6M、6C、6Kにより残留するトナーが除去される。なおクリーニング手段6Y、6M、6C、6Kに近接して、感光体回転方向上流側にそれぞれ温度検知手段(図示せず)を有する。

0021

給紙カセット20内に収容された記録媒体としての転写材Pは、給紙手段21により給紙され、複数の中間ローラ22A,22B,22C,22D、レジストローラ23を経て、二次転写手段5Aに搬送され、転写材P上にカラー画像が一括転写される。カラー画像が転写された転写材Pは、定着装置24により定着処理され、場合によってはその下流側に設置したカール矯正装置80を通って排紙ローラ25に挟持されて機外排紙トレイ26上に載置される。

0022

転写材Pへの画像形成を両面へ行う場合は排紙切換部材170が切り替わり、用紙案内部177が開放され、転写材Pは破線矢印の方向に搬送される。

0023

更に、搬送機構178により転写材Pは下方に搬送され、用紙反転部179によりスイッチバックさせられ、転写材Pの後端部は先端部となって両面複写給紙ユニット130内に搬送される。

0024

転写材Pは両面複写用給紙ユニット130に設けられた搬送ガイド131を給紙方向に移動し、給紙ローラ132で再給紙され、搬送路22に案内される。

0025

上述したように、再び二次転写の位置に転写材Pを搬送し、転写材Pの裏面にトナー画像を転写し、定着装置24で定着した後、排紙トレイ26に排紙する。

0026

二次転写手段5Aにより転写材Pにカラー画像を転写した後、転写材Pを曲率分離した無端ベルト状中間転写体70は、クリーニング手段6Aにより残留トナーが除去される。クリーニング手段6Aの中間転写体走行方向上流側にも、同様に温度検知手段90を有する。

0027

画像形成処理中、一次転写ローラ5Kは常時、感光体1Kに圧接している。他の一次転写ローラ5Y,5M,5Cはカラー画像形成時にのみ、それぞれ対応する感光体1Y,1M,1Cに圧接する。

0028

二次転写手段5Aは、ここを転写材Pが通過して二次転写が行われる時にのみ、無端ベルト状中間転写体70に圧接する。

0029

また、装置本体Aから筐体8を支持レール82L,82Rを介して引き出し可能にしてある。

0030

筐体8は、画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、無端ベルト状中間転写体ユニット7とから成る。

0031

画像形成部10Y,10M,10C,10Kは、垂直方向縦列配置されている。感光体1Y,1M,1C,1Kの図示左側方には無端ベルト状中間転写体ユニット7が配置されている。無端ベルト状中間転写体ユニット7は、ローラ71,72,73,74を巻回して回動可能な無端ベルト状中間転写体70、一次転写ローラ5Y,5M,5C,5K、及びクリーニング手段6Aとから成る。

0032

筐体8の引き出し操作により、画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、無端ベルト状中間転写体ユニット7とは、一体となって、本体Aから引き出される。

0033

図2は画像形成部10Yとその近傍の中間転写体ユニット7を部分的に拡大したモデル図である。

0034

クリーニング手段6Yはクリーニング部材としてクリーニングブレード6Y1と、補助クリーニング部材としてのブラシローラ6Y2を有し、中間転写体のクリーニング手段6Aはクリーニング部材としてクリーニングブレード6A1を有している。TSY及び90はそれぞれクリーニング手段の感光体回転方向上流側、中間転写体走行方向上流側に配置された温度センサ(温度検知手段)である。また現像手段4Yは現像剤温度を検知する温度センサ(温度検知手段)41を有する。

0035

本発明は、解像度と鮮鋭性に優れる、個数平均粒径が3〜8μmのトナーを含む現像剤を用い、中間転写方式で画像形成する際、画像形成装置内部の温度が上昇するとクリーニング部材にトナーが固着することにより画像抜けや特定色のトナーのヌケが発生する問題を、現像剤の温度を48℃以下、像担持体のクリーニング手段近傍の温度を55℃以下、中間転写体のクリーニング手段近傍の温度を59℃以下に制御して解消することを特徴とする。

0036

具体的な手段としては、例えば現像手段4Y、4M、4C、4Kの周辺温度下げるための冷却ファン、感光体1Y、1M、1C、1Kの周辺温度を下げるための冷却ファン、中間転写ユニット周辺温度を下げるための冷却ファン等を配置し、温度検知手段が検知した温度に応じてファンのON/OFFを行ったり、連続画像形成を行う時の、現像剤の温度の推移に対応して動作を強制停止し、冷却期間を設けたりする。

0037

なおトナーの個数平均粒径の測定は、コールターカウンターコールターマルチサイザー(コールターエレクトロニクス社製等)、SLAD1000(島津製作所社製レーザ回折粒径測定装置)等を用いて測定することができる。

0038

温度上昇を抑える制御を行うに当たり、ファン部分の開口よりも当該ファンから排風を行うダクトの最下流部の開口の方が大きい排気手段を用いるのが有利である。

0039

図3に装置の内部側から見たその様な排気手段30の形状の例をモデル的に示す。

0040

ファン31は装置壁の開口部32部分に設置されて図示しない駆動手段にて回転/停止制御される。33は排風を導くダクトでその最下流部の排風放出口の開口34は開口部32よりも大きな面積を有する。尚、排風放出口の近傍にフィルタ35を有しても良い。

0041

図4に装置の動作に伴う現像剤温度の推移の例を、モデル的に示す。

0042

図に示す様に、現実温度推移環境温度に左右され、強制停止の設定温度に至るタイミングが、環境温度t1でTm1、環境温度t2でTm2、環境温度t3でTm3の様に異なる。従って、連続画像形成における現像剤温度の推移に基づいて得られた、環境温度(これは、例えば画像形成開始時の現像剤の温度で近似される)と強制停止のタイミングをテーブル化しておいて、ある環境温度下、連続運転で当該時間に至った時に強制停止し冷却期間を設ける制御を行うことが好ましい。但し、当該時間に至って、形成する画像の区切り(1つのジョブの終了や同一画像を多数形成する時はその終了など)を待って一時停止することは言うまでもない。

0043

図5に本発明の画像形成装置の機能ブロック図を示す。

0044

本発明に係る制御手段である本体CPU50は、現像剤温度検知手段41、像担持体温度検知手段TS及び中間転写体温度検知手段90による検知温度に基づいて、像担持体上に潜像を形成する手段、個数平均粒径が3〜8μmのトナーを含む現像剤で当該潜像を現像する手段、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写する一次転写手段、トナー像を中間転写体に転写後に像担持体をクリーニングする手段、中間転写体に転写形成されたトナー像を記録紙に転写する二次転写手段、トナー像を記録紙に転写後に中間転写体をクリーニングする手段に加えて、定着装置、給紙手段、搬送手段等からなる画像形成手段10、ファンなどからなる現像剤冷却手段42、像担持体冷却手段43、中間転写体冷却手段44の動作を制御する。

0045

ROM51は環境温度と強制停止のタイミングを関連付けたテーブルや、本発明に係る制御プログラムが格納された記憶手段で、CPU50は当該テーブルやプログラムを参照しつつ各部の動作制御を行う。

0046

図6に本発明の画像形成方法による動作の1例のフローチャートを示す。

0047

原稿画像が読み取られ画像形成のスタンバイと同時に処理がスタートする。現像剤温度は冷却(ファンの)動作開始設定温度以下か判断し(ステップS1)、設定温度を越えていれば(ステップS1でNO)冷却動作を開始し(ステップS2)、更に現像剤温度が48℃以下かを判断し(ステップS3)、48℃以下であればステップS4に歩進する。現像剤温度が48℃を越えていれば画像形成を一時停止し温度条件が満たされるまでスタンバイ状態待機する(ステップS13)。

0048

次いで像担持体温度が冷却(ファンの)動作開始設定温度以下か判断し(ステップS4)、設定温度を越えていれば(ステップS4でNO)冷却動作を開始し(ステップS5)、更に像担持体温度が55℃以下かを判断し(ステップS6)、55℃以下であればステップS7に歩進する。像担持体温度が55℃を越えていれば画像形成を一時停止し温度条件が満たされるまでスタンバイ状態で待機する(ステップS13)。

0049

更に中間転写体温度が冷却(ファンの)動作開始設定温度以下か判断し(ステップS7)、設定温度を越えていれば(ステップS7でNO)冷却動作を開始し(ステップS8)、更に中間転写体温度が59℃以下かを判断し(ステップS9)、59℃以下であればステップS10に歩進する。中間転写体温度が59℃を越えていれば画像形成を一時停止し温度条件が満たされるまでスタンバイ状態で待機する(ステップS13)。

0050

現像剤温度、像担持体温度、中間転写体温度がそれぞれ冷却(ファンの)動作開始設定温度以下であればそのままステップS10に歩進する。

0051

画像形成中に、CPU50はROM51を参照しながら環境温度に対応して設定されている強制停止までの時間が経過したかを判断し(ステップS11)、経過したら画像形成を一時停止し温度条件が満たされるまでスタンバイ状態で待機する(ステップS13)。

0052

現像剤、像担持体、中間転写体の検知温度がそれぞれ48℃以下、55℃以下、59℃以下になったら(ステップS14)、画像形成のためにステップS1〜S11を繰り返し(ステップS12)、画像形成が終了すると処理を終了する。

0053

以下、実施例に基づいて本発明を説明するが、本発明はこれに限定されない。

0054

図1の画像形成装置にて、スチレンアクリル系樹脂カーボンブラック着色材を主成分とする個数平均粒径が3〜8μmの各色の重合法トナーに、シリコーン樹脂被覆した体積平均粒径60μmのフェライトキャリアを混合し、それぞれトナー濃度6%に調製した現像剤を用い、現像剤、感光体、中間転写ベルトの温度条件を変化させて、以下の評価を行った。

0055

(実施例1−1)
感光体、中間転写ベルトを冷却する条件にて3時間の連続画像形成を行った。現像剤温度47℃、感光体温度51℃、中間転写ベルト温度55℃とした。

0056

(実施例1−2)
現像器、中間転写ベルトを冷却する条件にて3時間の連続画像形成を行った。現像剤温度45℃、感光体温度54℃、中間転写ベルト温度55℃とした。

0057

(実施例1−3)
現像器、感光体を冷却する条件にて3時間の連続画像形成を行った。現像剤温度45℃、感光体温度51℃、中間転写ベルト温度58℃とした。

0058

(実施例1−4)
現像器、感光体、中間転写ベルトを冷却する条件にて3時間の連続画像形成を行った。現像剤温度45℃、感光体温度51℃、中間転写ベルト温度55℃とした。

0059

(比較例1)
現像器の冷却を全く行わないで3時間の連続画像形成を行った。現像剤温度53℃、感光体温度51℃、中間転写ベルト温度55℃とした。

0060

(比較例2)
感光体周辺を全く冷却せず3時間の連続画像形成を行った。現像剤温度45℃、感光体温度60℃、中間転写ベルト温度55℃とした。

0061

(比較例3)
中間転写ベルト周辺を全く冷却せず3時間の連続画像形成を行った。現像剤温度45℃、感光体温度51℃、中間転写ベルト温度63℃とした。

0062

(比較例4)
現像器、感光体及び中間転写ベルトの直接冷却手段を全く作動させずに3時間の連続画像形成を行った。現像剤温度55℃、感光体温度58℃、中間転写ベルト温度62℃だった。

0063

評価項目
画像白ヌケ
連続画像形成後反射濃度1.3の均一画像パターンで、部分的な白ヌケの個数を評価した。

0064

◎:0個で全く問題なし
○:1〜5個で許容レベル
×:6個以上で実用上問題のレベル
縦スジ
連続画像形成後、反射濃度0.8のハーフトーン画像中の縦スジの発生を評価した。

0065

◎:全く発生なし
○:僅かな発生で許容レベル
×:発生して実用上問題のレベル
(画像荒れ濃度ムラ))
連続画像形成後、反射濃度0.3のハーフトーン画像中の画像荒れ(濃度ムラ)の発生を評価した。

0066

◎:全く発生なし
○:僅かな発生で許容レベル
×:発生して実用上問題のレベル
画像形成条件
画像形成のライン速度L/S:180mm/s
感光体の帯電条件非画像部電位は、電位センサで検知し、フィードバック制御できるようにし、その制御可能範囲は−500V〜−900Vであり、全露光した場合の感光体の表面電位は−50〜0Vの範囲にした。

0067

像露光光半導体レーザ波長:780nm)
現像方式反転現像
中間転写体:カーボンブラックを混入したシリコーンゴム無端ベルト体積抵抗率が1×108Ω・cm)
一次転写ローラ(図1の5Y、5M、5C、5K(各6.05mmφ)):芯金弾性ゴムを付した構成:表面比抵抗1×106Ω
定着:熱定着方式
感光体のクリーニング手段
クリーニングブレード:反発弾性55%のゴム弾性体
クリーニングブラシ導電性アクリル樹脂ブラシ毛密度(3×103/cm2)
二次転写ローラ図1の5A):芯金に弾性ゴムを付した構成:転写電圧印加
中間転写体のクリーニング手段
クリーニングブレード:反発弾性40%のゴム弾性体
クリーニングローラあり
結果を以下に示す。

0068

画像白ヌケ縦スジ画像荒れ
実施例1−1 ○ ◎ ◎
実施例1−2 ◎ ○ ◎
実施例1−3 ◎ ◎ ○
実施例1−4 ◎ ◎ ◎
比較例1 × ◎ ◎
比較例2 ◎ × ◎
比較例3 ◎ ◎ ×
比較例4 × × ×

図面の簡単な説明

0069

本発明の画像形成方法に用いる画像形成装置の1例の概要を示す断面構成図である。
画像形成部10Yとその近傍の中間転写体ユニット7を部分的に拡大したモデル図である。
装置の内部側から見た好ましい排気手段の形状の例をモデル的に示す図である。
装置の動作に伴う現像剤温度の推移の例をモデル的に示す図である。
本発明の画像形成装置の機能ブロック図である。
本発明の画像形成方法による動作の1例のフローチャートである。

符号の説明

0070

1Y、1M、1C、1K感光体
2Y、2M、2C、2K帯電手段
3Y、3M、3C、3K露光手段
4Y、4M、4C、4K現像手段
5Y、5M、5C、5K一次転写ローラ
5A二次転写手段
6Y、6M、6C、6K、6Aクリーニング手段
7中間転写体ユニット
10Y、10M、10C、10K画像形成部
20給紙カセット
21 給紙手段
23レジストローラ
24定着装置
26排紙トレイ
25排紙ローラ
30排気手段
70中間転写体
80カール矯正装置
90 中間転写体温度検知手段
130両面複写用給紙ユニット
170 排紙切換部材
177 用紙案内部
179用紙反転部
A画像形成装置本体
SC原稿画像読み取り装置
P 転写材

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