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技術 コンクリート破砕機

出願人 大淀ヂーゼル株式会社
発明者 森川恭男座光寺信行
出願日 2003年7月22日 (16年11ヶ月経過) 出願番号 2003-277772
公開日 2005年2月17日 (15年4ヶ月経過) 公開番号 2005-042404
状態 特許登録済
技術分野 既存建築物への作業
主要キーワード コンクリート破砕機 先端部内面 微小変化 コンクリート建造物 作業機側 コンクリート塊 進退駆動 切断用
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年2月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

コンクリート破砕機磁石下方の視認性を向上させること。

解決手段

上顎3を開閉駆動させる油圧シリンダ4の外側を常時覆う位置で、上顎3の開閉動作に伴って揺動する保護カバー5に、磁力によって鉄筋Rを吸着可能な磁石6を設けた。これにより、鉄筋屑Rを吸着する状態で、磁石6が上顎3の後端部よりも後方に位置するから、コンクリート破砕機1を地面に近付けても、磁石6の下方が死角にならない。また、上顎3の開閉動作に伴って保護カバー5が揺動しても、リンク7によって下顎2に対する保護カバー5の向きを維持してあるから、上顎の開閉動作によって磁石の向きが殆ど変化しない。これにより、上顎3の開閉状態に関係なく、鉄筋屑Rの吸着を行なえる。

概要

背景

コンクリート破砕機21は、図5及び図6の如く、作業機31のアーム32の先端に下顎22を起伏自在に装着すると共に下顎22に上顎23を開閉可能に装着し、下顎22及び上顎23間に設けた油圧シリンダ24によって上顎23を下顎22に対して開閉駆動させてコンクリート塊Cを破砕するものである。特に、鉄筋コンクリート塊を破砕する際に使用するコンクリート破砕機21としては、下顎22及び上顎23でコンクリート塊Cを噛み砕くと共に下顎22及び上顎23に設けたカッター25,25で鉄筋を切断し、地面に落下した鉄筋Rを下顎22の底面に設けた磁石26で吸着回収するものがある(例えば特許文献1参照)。

特許第2563850号公報

概要

コンクリート破砕機の磁石下方の視認性を向上させること。上顎3を開閉駆動させる油圧シリンダ4の外側を常時覆う位置で、上顎3の開閉動作に伴って揺動する保護カバー5に、磁力によって鉄筋屑Rを吸着可能な磁石6を設けた。これにより、鉄筋屑Rを吸着する状態で、磁石6が上顎3の後端部よりも後方に位置するから、コンクリート破砕機1を地面に近付けても、磁石6の下方が死角にならない。また、上顎3の開閉動作に伴って保護カバー5が揺動しても、リンク7によって下顎2に対する保護カバー5の向きを維持してあるから、上顎の開閉動作によって磁石の向きが殆ど変化しない。これにより、上顎3の開閉状態に関係なく、鉄筋屑Rの吸着を行なえる。

目的

本発明はかかる課題に鑑み創案するに至ったものであって、その目的は、磁石下方の視認性を向上させたコンクリート破砕機を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

作業機アームの先端に下顎起伏自在に装着すると共に前記下顎に上顎開閉可能に装着し、前記下顎及び前記上顎間に設けた油圧シリンダピストンロッド進退駆動により前記下顎に対して前記上顎を開閉駆動させてコンクリート塊破砕するコンクリート破砕機において、前記下顎にリンクを介して連結し、かつ、前記上顎に前端部をピン結合して、前記油圧シリンダのピストンロッドの外側を常時覆う位置で、前記上顎の開閉動作に伴って揺動する保護カバーと、前記保護カバーに取付けられ、磁力によって鉄筋吸着可能な磁石とを有するコンクリート破砕機。

技術分野

0001

本発明は、コンクリート建造物解体時などに使用するコンクリート破砕機に関するものである。

背景技術

0002

コンクリート破砕機21は、図5及び図6の如く、作業機31のアーム32の先端に下顎22を起伏自在に装着すると共に下顎22に上顎23を開閉可能に装着し、下顎22及び上顎23間に設けた油圧シリンダ24によって上顎23を下顎22に対して開閉駆動させてコンクリート塊Cを破砕するものである。特に、鉄筋コンクリート塊を破砕する際に使用するコンクリート破砕機21としては、下顎22及び上顎23でコンクリート塊Cを噛み砕くと共に下顎22及び上顎23に設けたカッター25,25で鉄筋を切断し、地面に落下した鉄筋Rを下顎22の底面に設けた磁石26で吸着回収するものがある(例えば特許文献1参照)。

0003

特許第2563850号公報

発明が解決しようとする課題

0004

従来のコンクリート破砕機21は、磁石26を設置スペース上の都合で下顎22の底面基端側に設けてある。鉄筋屑Rを吸着する状態、即ち下顎22の先端を作業機31側へ向けた状態で、磁石26を地面に近付けると、作業機31の操縦席33から見て磁石26の下方が下顎22の先端部で遮られて死角になる。このため、操縦者が磁石26で鉄筋屑Rを吸着する瞬間を目視できず、鉄筋屑Rの吸着漏れが多かった。

0005

本発明はかかる課題に鑑み創案するに至ったものであって、その目的は、磁石下方の視認性を向上させたコンクリート破砕機を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係るコンクリート破砕機は、作業機の揺動アームの先端に下顎を起伏自在に装着すると共に前記下顎に上顎を開閉可能に装着し、前記下顎及び前記上顎間に設けた油圧シリンダのピストンロッド進退駆動により前記下顎に対して前記上顎を開閉駆動させてコンクリート塊を破砕するコンクリート破砕機において、前記下顎にリンクを介して片端部を連結し、かつ、前記上顎に他端部をピン結合して、前記油圧シリンダのピストンロッドの外側を常時覆う位置で、前記上顎の開閉動作に伴って揺動する保護カバーと、前記保護カバーに取付けられ、磁力によって鉄筋屑を吸着可能な磁石とを有するものである。

0007

本発明の上記構成によれば、鉄筋屑を吸着する状態、即ち下顎の先端を作業機とは反対側へ向けて磁石を下方へ向けた状態で、磁石が上顎の基端部よりも作業機側に位置する。この状態で磁石を地面に近付けると、作業機の操縦席から見て磁石の下方が死角にならない。また、上顎の開閉動作に伴って保護カバーが揺動しても、リンクによって下顎に対する保護カバーの向きが殆ど変化しない。これにより、上顎の開閉動作によって下顎に対する磁石の向きが殆ど変化しないから、上顎の開閉状態に関係なく、鉄筋屑の吸着を行なえる。

発明の効果

0008

本発明は前述の如く、鉄筋屑を吸着する状態で、磁石が上顎の後端部よりも作業機側に位置するから、作業機の操縦席から見て磁石の下方が死角にならない。これにより、作業機の操縦席から鉄筋屑の吸着の瞬間を目視できるから、鉄筋屑の吸着漏れを抑制できる。

0009

また、上顎の開閉動作に伴って保護カバーが揺動しても、保護カバーの下顎に対する向きをリンクによってほぼ一定の方向に維持してあるから、上顎の開閉動作によって磁石の下顎に対する向きが変化しない。したがって、上顎の開閉状態に関係なく、鉄筋屑の吸着を行なうことができる。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、図面を参照しつつ本発明のコンクリート破砕機について説明する。

0011

図1は本発明のコンクリート破砕機1を例示する側面図で、図2はコンクリート破砕機の分解斜視図である。このコンクリート破砕機1は、図1の如く、作業機31(図5参照)のアーム32の先端に下顎2を起伏自在に装着すると共に下顎2に上顎3を開閉可能に装着し、下顎2及び上顎3間に設けた油圧シリンダ4によって上顎3を下顎2に対して開閉駆動させてコンクリート塊Cを破砕するものであって、上顎3の開閉動作に伴って揺動する保護カバー5を設け、この保護カバー5に磁石6を取付けてある。

0012

下顎2は、図2の如く、一対の側板2a,2aの相互間に破砕下板2b、外板2c及び補強板2d,2dを設けた鋼鉄製の部材で、側板2a,2aを作業機31(図5参照)のアーム32の先端部にピン結合して、アーム32に設けた油圧シリンダ32aの進退動により起伏自在になっている。破砕下板2bの上面には、コンクリート塊Cを破砕するための複数の下刃2e,2e,…を間隔をもって突設してある。一対の側板2a,2aの先端部内面には、鉄筋切断用の刃2fをネジナットで固定してある。

0013

上顎3は、後端部を下顎2の側板2a,2a相互間にピン結合すると共に、上面中間部に油圧シリンダ4のピストンロッド4a及び保護カバー5の前端部をピン結合してある。下顎2の破砕下板2bと対向する上顎3の下面には、コンクリート塊Cを破砕するための複数の上刃3a,3aを突設してある。

0014

油圧シリンダ4は、後端部を下顎2の後端側にピン結合すると共に、ピストンロッド4aの先端を上顎3にピン結合して、ピストンロッド4aの進退駆動で下顎2に対して上顎3を開閉駆動させるようになっている。

0015

保護カバー5は、中間部をリンク7を介して下顎2の側板2a,2aに連結し、かつ、前端部を上顎3にピン結合した断面コ字状の部材で、上顎3の開閉動作に伴って平行移動し、油圧シリンダ4のピストンロッド4aの外側を常時覆って保護するものである。リンク7は、下顎2との連結箇所を、下顎2及び上顎3の連結箇所から保護カバー5の上顎3及びリンク7との連結箇所相互の間隔を隔てた箇所とし、上顎3の下顎2及び保護カバー5との連結箇所相互の間隔とほぼ同長に形成してある。これにより下顎2及び上顎3の連結箇所と、上顎3及び保護カバー5の連結箇所と、保護カバー5及びリンク7の連結箇所と、リンク7及び下顎2の連結箇所とが、コンクリート破砕機1の側方から見て平行四辺形頂点の位置に配設され、上顎3の開閉動作に伴って保護カバー5が平行移動する(図3及び図4参照)。なお、リンク7は、上顎3の開閉動作によって下顎2に対する保護カバー5の向きが微小変化する程度に構成しても構わない。

0016

磁石6は、例えば電磁石ケーシング収納したものであって、保護カバー5の表面に取付けて、下顎2及び上顎3でコンクリート塊Cを破砕して地面に落下した鉄筋屑Rを吸着回収するものである。

0017

以下、本発明のコンクリート破砕機1の動作について説明する。

0018

図1の状態で、下顎2及び上顎3によってコンクリート塊Cを破砕すると共に鉄筋を切断する。この状態から作業機31のアーム32に設けた油圧シリンダ32aを退動させ、図3の如く、下顎2の先端を作業機31とは反対側へ向けて磁石6を下方へ向ける。このとき、磁石6は、上顎3の後端部よりも作業機31側に位置するから、作業機31のアーム32を駆動してコンクリート破砕機1を地面に近付けても、作業機31の操縦席33から見て磁石6の下方が死角にならない。

0019

図4は、図3の状態から上顎3を開いた状態である。図3の状態から油圧シリンダ4のピストンロッド4aを退動させると、上顎3が下顎2との連結箇所を中心に回転する。上顎3の回転に伴って、保護カバー5が揺動し、保護カバー5を介して回転駆動力がリンク7に伝達される。リンク7は、上顎3の下顎2及び保護カバー5との連結箇所を結ぶ線分と平行状態を維持しつつ回転する。これにより、上顎3の開閉動作に伴って保護カバー5が平行移動し、上顎3の開閉状態によって下顎2に対する磁石6の向きが変化しない。したがって、上顎3を閉じた状態のみならず、開いた状態であっても、鉄筋屑Rの吸着を行なえる。

0020

以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能であって、例えば保護カバー5を磁石6のケーシングとしても構わない。

図面の簡単な説明

0021

本発明のコンクリート破砕機を示す側面図である。
コンクリート破砕機の分解斜視図である。
鉄筋屑を吸着する状態を示すコンクリート破砕機の側面図である。
鉄筋屑を吸着する状態を示すコンクリート破砕機の側面図である。
従来例を示す側面図である。
図5の要部拡大図である。

符号の説明

0022

1コンクリート破砕機
2下顎
3上顎
4油圧シリンダ
5保護カバー
6磁石
7 リンク

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