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技術 箱型容器用展開板状材

出願人 東洋機械販売株式会社三甲株式会社
発明者 国井陽一立川敏幸石山泰弘
出願日 2003年7月18日 (17年5ヶ月経過) 出願番号 2003-198875
公開日 2005年2月10日 (15年10ヶ月経過) 公開番号 2005-035577
状態 特許登録済
技術分野 紙器 包装体
主要キーワード 幅広スリット 突出台 端部側領域 サクション部材 側長辺 副搬送装置 ジュース缶 箱型容器
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年2月10日)のものです。
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図面 (17)

解決手段

相対する長辺11aに長側壁12、13が連接されているとともに、相対する短辺11bに下部フラップ15aが連接されている底板11と、一方の長側壁13の長辺13aに連接されているとともに、短辺13bに上部フラップ15bが連接されている天板14と、一対の長側壁の相対する短辺12b、13bに連接されている接合部B2と、もう一方の長側壁の端部側の長辺に連接されている接合部B3とを有する箱型容器用展開板状材1であって、接合部の内面Sに、箱型容器用展開板状材が箱型に組み立てられVが収納された際に、缶の胴部v1が入り込む凹部Gを形成したものである。

効果

接合部が内側に湾曲し移動するようなことがなく、従って、接合部とフラップとの嵌合を、確実に行うことができる。

概要

背景

先ず最初に、図13を用いて、箱型に組み立て可能な合成樹脂製の展開板状材100について説明する。

概要

相対する長辺11aに長側壁12、13が連接されているとともに、相対する短辺11bに下部フラップ15aが連接されている底板11と、一方の長側壁13の長辺13aに連接されているとともに、短辺13bに上部フラップ15bが連接されている天板14と、一対の長側壁の相対する短辺12b、13bに連接されている接合部B2と、もう一方の長側壁の端部側の長辺に連接されている接合部B3とを有する箱型容器用展開板状材1であって、接合部の内面Sに、箱型容器用展開板状材が箱型に組み立てられVが収納された際に、缶の胴部v1が入り込む凹部Gを形成したものである。接合部が内側に湾曲し移動するようなことがなく、従って、接合部とフラップとの嵌合を、確実に行うことができる。

目的

本発明の目的は、上述した従来の箱型容器用展開板状材が有する課題を解決することにある

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

相対する長辺に長側壁連接されているとともに、相対する短辺に下部フラップが連接されている底板と、一方の長側壁の長辺に連接されているとともに、短辺に上部フラップが連接されている天板と、前記一対の長側壁の相対する短辺に連接されている接合部と、もう一方の長側壁の端部側の長辺に連接されている接合部とを有する箱型容器用展開板状材であって、前記接合部の内面には、箱型容器用展開板状材が箱型に組み立てられ収納された際に、前記缶の胴部入り込む凹部が形成されていることを特徴とする箱型容器用展開板状材。

技術分野

0001

本発明は、合成樹脂で略平板状に成形された展開板状材を、折り曲げるとともに、側壁や底部や天部等を、適当な嵌合部材により連結することにより、箱型に組み立て可能な合成樹脂製の箱型容器用展開板状材に関するものであり、箱型に組み立てられた箱型容器には、ビール缶ジュース缶飲料缶やその他のが、所定数収納されることになる。

0002

先ず最初に、図13を用いて、箱型に組み立て可能な合成樹脂製の展開板状材100について説明する。

0003

101は、長方形底板であり、底板101の相対する長辺101aには、それぞれ、長側壁102、103が連接されている。また、一方の長側壁102の端部側の長辺102aには、帯状接合g1が連接されており、そして、もう一方の長側壁103の底板101から遠い方の長辺103aには、底板101と同じ大きさの長方形の天板104が連接されている。更に、長側壁102、103の相対する短辺102b、103bには、それぞれ、方形状の接合部g2、g3が連接されており、また、底板101の相対する短辺101bには、展開板状材100を箱型に組み立てた際に、短側壁の下部を形成する下部フラップ105aが連接されており、更に、天板104の相対する短辺104bには、同じく、展開板状材100を箱型に組み立てた際に、短側壁の上部を形成する上部フラップ105bが連接されている。

0004

接合部g1と天板104、接合部g2、g3と下部フラップ105a及び接合部g2、g3と上部フラップ105bとには、それぞれ、図示されていない適当な嵌合凸部と嵌合孔部が形成されており、嵌合凸部と嵌合孔部とを嵌合させることにより、等の接着剤を使用することなく、合成樹脂で成形された展開板状材100を、図15に示されているように、箱型容器X’に組み立てるように構成されている。

0005

次に、上述した構成を有する展開板状材100を、図14に示されているような、公知の展開板状材100の組み立て及び飲料缶Vの充填ラインによって、箱型に組み立てるとともに、飲料缶Vを充填する順序について概説する。

0006

積み重ねられた状態の展開板状材100は、図示されてないサクション部材により、一枚ずつ取り出され、直線状の主搬送装置C1に載置される。搬送装置C1に載置された展開板状材100は、第1工程Iにおいて、底板101を挟んで位置する帯状の接合部g1が連接された一方の長側壁102が、略垂直に立てられるとともに、底板101を挟んで位置するもう一方の長側壁103と該長側壁103に連接されている天板104が、略垂直に立てられる。この状態のまま、展開板状材100は、主搬送装置C1により、充填工程である複数の第2工程II(図14には、2セットの第2工程IIが配設されている例が示されている。)に移動する。この充填工程である第2工程IIにおいて、副搬送装置C2により搬送されてくる、一例として、4個×6個に配列された状態の飲料缶Vが、底板101に載置される。次いで、第3工程IIIにおいて、底板101に、飲料缶Vが載置された状態の展開板状材100の帯状の接合部g1を略水平状態に倒すとともに、第4工程IVにおいて、略垂直状態の天板104を倒して、接合部g1に当接させて、天板104と接合部g1とに形成されている嵌合凸部と嵌合孔部とを嵌合させることにより、天板104と接合部g1とを接合する。また、この第4工程IVにおいて、長側壁102、103の相対する短辺102b、103bに連接されている接合部g2、g3が、長側壁102、103に対して、略垂直に折り曲げられる。次いで、第5工程Vにおいて、下部フラップ105aが上方に折り曲げられるとともに、上部フラップ105bが下方に折り曲げられ、下部フラップ105aと上部フラップ105bが、接合部g2、g3に当接し、下部フラップ105aと上部フラップ105bとが、長側壁102、103の相対する短辺102b、103bに連接されている接合部g2、g3に接合されて、展開板状材100が、図15に示されているように、飲料缶Vが充填された箱型容器X’に組み立てられることになる。展開板状材100が、箱型に組み立てられた際には、下部フラップ105aと上部フラップ105bとにより短側壁105が形成されることになる。

背景技術

0007

上述したような合成樹脂製の展開板状材は、例えば、特開2002−337844号公報等に開示されている。

0008

上述したように、第3工程IIIにおいて、底板101に、一例として、4個×6個に配列された状態の飲料缶Vが載置され、その後、第4工程IVにおいて、略垂直状態の天板104を倒して、接合部g1に当接させて、天板104と接合部g1とを接合させるとともに、長側壁102、103の相対する短辺102b、103bに連接されている接合部g2、g3を、長側壁102、103に対して、略垂直に折り曲げる。次いで、第5工程Vにおいて、下部フラップ105aが上方に折り曲げられるとともに、上部フラップ105bが下方に折り曲げられ、下部フラップ105aと上部フラップ105bが、接合部g2、g3に当接し、下部フラップ105aと上部フラップ105bとが、長側壁102、103の相対する短辺102b、103bに連接されている接合部g2、g3に接合されて、展開板状材100が、図15に示されているように、飲料缶Vが充填された箱型容器X’に組み立てられることになる。

0009

上述したように、第5工程Vにおいて、長側壁102、103に対して略垂直に折り曲げられた接合部g2、g3方向に、下部フラップ105a及び上部フラップ105bを折り曲げて、下部フラップ105aと上部フラップ105bに形成されている嵌合凸部或いは嵌合孔部と、接合部g2、g3に形成されている嵌合凸部或いは嵌合孔部とを嵌合させることにより、下部フラップ105aと上部フラップ105bとを、接合部g2、g3に接合することになるが、この嵌合凸部と嵌合孔部との嵌合作業の際には、4個並設された飲料缶Vのうち、両端に位置する飲料缶Vに当接している接合部g2、g3に、下部フラップ105aと上部フラップ105bが押し付けられることになるが、平坦な接合部g2、g3に、上記の両端に位置する飲料缶Vが当接しているだけであるので、両端に位置する飲料缶Vが、隣り合う中央部側に位置する飲料缶V方向に移動する場合がある。

0010

上述したように、接合部g2、g3と下部フラップ105a及び接合部g2、g3と上部フラップ105bとの接合を、嵌合凸部と嵌合孔部との嵌合により行う場合には、接合部g2、g3と下部フラップ105a及び接合部g2、g3と上部フラップ105bとの正確な位置決めが重要であるとともに、下部フラップ105aと上部フラップ105bとを、接合部g2、g3に押し付けた際に、接合部g2、g3が内側に動かないことが重要である。下部フラップ105aと上部フラップ105bとを、接合部g2、g3に押し付けた際に、接合部g2、g3が内側に動いてしまうと、嵌合凸部と嵌合孔部との嵌合位置がずれて、嵌合凸部と嵌合孔部との嵌合作業が失敗するという問題がある。

0011

上述したような、嵌合凸部と嵌合孔部との嵌合作業を、失敗なく行うためには、接合部g2、g3に形成されている嵌合凸部或いは嵌合孔部が、接合部g2、g3と両端に位置する飲料缶Vとの当接部に位置することが重要であり、しかも、この位置から、両端に位置する飲料缶Vが移動しないことが重要である。

0012

図16には、接合部g2、g3に、嵌合凸部pが突設されており、下部フラップ105a(上部フラップ105b)に、接合部g2、g3に突設された嵌合凸部pが嵌合する透孔bが穿設されている例が示されている。両端に位置する飲料缶V’と接合部g2、g3との当接部L1に、嵌合凸部pが位置していれば、接合部g2、g3に、下部フラップ105aと上部フラップ105bを押し付けた際に、接合部g2、g3が内側に湾曲し移動することがないので、接合部g2、g3に突設された嵌合凸部pと、下部フラップ105a(上部フラップ105b)に穿設された透孔bとの嵌合が容易であるが、両端に位置する飲料缶V’が中央部方向(中央に位置する飲料缶V方向)に移動して、両端に位置する飲料缶V’と接合部g2、g3との当接部L1から、嵌合凸部pがずれると、接合部g2、g3に、下部フラップ105a(上部フラップ105b)を押し付けた際に、接合部g2、g3が内側に湾曲し移動してしまい、接合部g2、g3に突設された嵌合凸部pと、下部フラップ105a(上部フラップ105b)に穿設された透孔bとの嵌合が失敗するという問題があった。

発明が解決しようとする課題

0013

本発明の目的は、上述した従来の箱型容器用展開板状材が有する課題を解決することにある。

0014

本発明は、上述した目的を達成するために、相対する長辺に長側壁が連接されているとともに、相対する短辺に下部フラップが連接されている底板と、一方の長側壁の長辺に連接されているとともに、短辺に上部フラップが連接されている天板と、前記一対の長側壁の相対する短辺に連接されている接合部と、もう一方の長側壁の端部側の長辺に連接されている接合部とを有する箱型容器用展開板状材であって、前記接合部の内面に、箱型容器用展開板状材が箱型に組み立てられ缶が収納された際に、前記缶の胴部入り込む凹部を形成したものである。

0015

【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。

0016

先ず最初に、図1及び図2を用いて、合成樹脂で一体に成形された、略平坦な板状の箱型容器用展開板状材(以下、単に、展開板状材ともいう。)1について説明する。

0017

11は、長方形の底板であり、底板11の相対する長辺11aには、薄肉ヒンジ部h1を介して、それぞれ、長側壁12、13が連接されている。また、一方の長側壁12の端部側の長辺12aには、長辺12aに沿って、且つ、薄肉ヒンジ部h2を介して、帯状で板状の接合部B1が連接されており、そして、もう一方の長側壁13の底板11から遠い方の長辺13aには、薄肉ヒンジ部h3を介して、底板11と同じ大きさの長方形の天板14が連接されている。更に、長側壁12、13の相対する短辺12b、13bには、短辺12b、13bに沿って、且つ、薄肉ヒンジ部h4、h5を介して、それぞれ、板状の接合部B2、B3が連接されており、また、底板11の相対する短辺11bには、展開板状材1を箱型に組み立てた際に、短側壁の下部を形成する下部フラップ15aが、薄肉ヒンジ部h6を介して、連接されており、更に、天板14の相対する短辺14bには、同じく、展開板状材1を箱型に組み立てた際に、短側壁の上部を形成する上部フラップ15bが、薄肉ヒンジ部h7を介して、連接されている。

0018

なお、図1には、展開板状材1を箱型に組み立てた際に、箱型容器の内側に位置する面、即ち、内面が上方に位置している展開板状材1の斜視図が示されており、また、図2には、展開板状材1を箱型に組み立てた際に、箱型容器の外側に位置する面、即ち、外面が上方に位置している展開板状材1の斜視図が示されている。以下、説明の都合上、箱型に組み立てられた容器の内側に位置する面を、展開板状材1の内面と称し、箱型に組み立てられた容器の外側に位置する面を、展開板状材1の外面と称する。また、底板11、長側壁12、13、天板14、下部フラップ15a、上部フラップ15b及び接合部B1、B2、B3のうち、展開板状材1を箱型に組み立てた際に、容器の内側に位置する面を、底板11の内面、長側壁12、13の内面、天板14の内面、下部フラップ15aの内面、上部フラップ15bの内面及び接合部B1、B2、B3の内面と称し、底板11、長側壁12、13、天板14、下部フラップ15a、上部フラップ15b及び接合部B1、B2、B3のうち、展開板状材1を箱型に組み立てた際に、容器の外側に位置する面を、底板11の外面、長側壁12、13の外面、天板14の外面、下部フラップ15aの外面、上部フラップ15bの外面及び接合部B1、B2、B3の外面と称する。なお、図中において、必要に応じて、外面には、符号Rが付されており、内面には、符号Sが付されている。

0019

長側壁12、13の短辺12b、13bに沿って形成されている、短辺12b、13b側の接合部B2、B3には、それぞれ、接合部B2、B3の外面Rから突出するように形成された嵌合凸部Pが形成されている。本実施例においては、短辺12b、13b側の接合部B2、B3には、長側壁12、13の短辺12b、13bに沿って、それぞれ、4個ずつの嵌合凸部Pが形成されている例が示されているが、4個に限定されるものではない。

0020

下部フラップ15aには、下部フラップ15aの相対する短辺15a1に沿って、適当数の嵌合孔部Hが形成されている。本実施例には、下部フラップ15aの相対する短辺15a1に沿って、それぞれ、2個の嵌合孔部Hが穿設されている例が示されている。同様に、上部フラップ15bにも、上部フラップ15bの相対する短辺15b1に沿って、適当数の嵌合孔部Hが穿設されており、本実施例には、上部フラップ15bの相対する短辺15b1に沿って、それぞれ、2個の嵌合孔部Hが穿設されている例が示されている。

0021

薄肉ヒンジ部h2を介して、長側壁12の端部側の長辺12aに沿って形成されている帯状の接合部B1には、上述した嵌合孔部Hが、適当数、長側壁12の長辺12aに沿って形成されている。本実施例には、5個の嵌合孔部Hが穿設されている例が示されている。

0022

天板14の端部側長辺14aに沿って、端部側長辺14a側が開放された帯状凹部14cが、天板14を、外面R方向に膨出させることにより形成されており、帯状凹部14cには、上述した帯状の接合部B1が嵌合するように構成されている。帯状凹部14cの内面Sには、接合部B1に穿設されている嵌合孔部Hに対応して、嵌合凸部Pが形成されている。なお、本実施例には、上述した帯状の接合部B1に穿設されている5個の嵌合孔部Hに対応して、5個の嵌合凸部Pが形成されている例が示されている。

0023

次に、図3図8を用いて、上述した構成を有する展開板状材1の箱型容器への組み立てについて説明するが、一例としての組み立て順序は、図3に示されているように、上述した公知の組み立て順序と同じである。

0024

積み重ねられた状態の展開板状材1は、図示されてないサクション部材により、一枚ずつ取り出され、直線状の主搬送装置C1に、底板11や天板14や長側壁12、13等の外面が下に位置するように載置される。搬送装置C1に載置された展開板状材1は、第1工程Iにおいて、図4に示されているように、底板11を挟んで位置する一方の長側壁12と接合部B1とが、略垂直に立てられるとともに、底板11を挟んで位置するもう一方の長側壁13と天板14とが、略垂直に立てられる。

0025

この状態のまま、展開板状材1は、主搬送装置C1により、充填工程である複数の第2工程IIに移動する。この充填工程である第2工程IIにおいて、副搬送装置C2により搬送されてくる、一例として、4個×6個(下部フラップ15a、上部フラップ15b及び接合部B2、B3に沿って4個、長側壁12、13に沿って6個配列されている。)に配列された状態の飲料缶Vが、底板11に載置される。

0026

次いで、第3工程IIIにおいて、図5に示されているように、接合部B1を略水平状態に倒すとともに、第4工程IVにおいて、図6に示されているように、略垂直状態の天板14を倒して、接合部B1に形成されている嵌合孔部Hに、天板14に形成されている嵌合凸部Pを嵌合させるとともに、天板14に形成されている帯状凹部14cに、接合部B1を嵌合させることにより、接合部B1を介して、天板14と一方の長側壁12を連結させる。

0027

また、この第4工程IVにおいて、長側壁12、13の相対する短辺12b、13bに、薄肉ヒンジ部h4、h5を介して、それぞれ連結されている、短辺12b、13b側の接合部B2、B3が、図7に示されているように、長側壁12、13に対して、略垂直に折り曲げられる。

0028

次いで、第5工程Vにおいて、薄肉ヒンジ部h6を介して、底板11に連結されている下部フラップ15aが上方に折り曲げられるとともに、薄肉ヒンジ部h7を介して、天板14に連結されている上部フラップ15bが下方に折り曲げられる。下部フラップ15aの上方への折り曲げ工程により、下部フラップ15aに穿設されている嵌合孔部Hに、短辺12b、13b側の接合部B2、B3に形成されている嵌合凸部Pが嵌合し、短辺12b、13b側の接合部B2、B3を介して、下部フラップ15aが、長側壁12、13に連結されることになる。同様に、上部フラップ15bの下方への折り曲げ工程により、上部フラップ15bに形成されている嵌合孔部Hに、短辺12b、13b側の接合部B2、B3に形成されている嵌合凸部Pが嵌合し、短辺12b、13b側の接合部B2、B3を介して、上部フラップ15bが、長側壁12、13に連結されることになる。

0029

上述したようにして、展開板状材1を、図8に示されているように、一例としての飲料缶Vが充填された箱型容器Xに組み立てることができる。展開板状材1が、箱型容器Xに組み立てられた状態においては、下部フラップ15aと上部フラップ15bにより、相対する短側壁15が形成されることになる。

0030

なお、上述したように、展開板状材1の相対する短側壁15の組み立て作業においては、最初に、接合部B2、B3が、長側壁12、13に対して、略垂直に折り曲げられ、次いで、下部フラップ15aと上部フラップ15bとが垂直に立てられるように構成されており、従って、箱型に組み立てられた際には、接合部B2、B3の内面が、充填された飲料缶Vに当接することになる。

0031

次に、主として、図1図4図9及び図10を用いて、長側壁12、13の短辺12b、13bに、薄肉ヒンジ部h4、h5を介して連結された接合部B2、B3のより具体的な構成について説明する。なお、長側壁12の短辺12bに接続されている接合部B2と長側壁13の短辺13bに接続されている接合部B3とは、同一構成を有しているので、以下においては、長側壁12の短辺12bに接続されている接合部B2について説明する。

0032

上述したように、接合部B2は、薄肉ヒンジ部h4を介して、長側壁12の短辺12bに接続されているが、接合部B2は、短辺12bに沿って、2つの帯状の領域A1、A2に分割されている。そして、短辺12b側に位置する領域A1(以下、短辺側領域と称する。)の内面Sは、平坦面として形成されており、また、短辺12bに対して遠い側に位置する領域A2(以下、端部側領域と称する。)の内面Sには、凹部Gが形成されている。凹部Gは、短辺側領域A1と端部側領域A2との境界線に沿って形成された段部b1と、該段部b1と相対する長辺リブb2と、長辺リブb2及び段部b1に対して略垂直な、相対する短辺リブb3とにより形成されている。長辺リブb2及び段部b1の高さg1(接合部B2の内面Sから長辺リブb2の先端までの距離及び短辺側領域A1の内面Sからの段部b1の段差)は、接合部B2に、両端部に位置する飲料缶V’が当接した際に、飲料缶V’の中央部に位置する円筒状の胴部v1が、長辺リブb2及び段部b1の角部b1’に当接するような高さに形成されている。

0033

展開板状材1が、図8に示されているように、箱型容器Xに組み立てられ、箱型容器Xに、一例として、飲料缶Vが、4個×6個(下部フラップ15a、上部フラップ15b及び接合部B2、B3に沿って4個、長側壁12、13に沿って6個配列されている。)配列されている場合に、接合部B2、B3に当接する4個の飲料缶Vのうち、両端に位置する飲料缶V’の円筒状の胴部v1は、凹部G内に入り込んでいるとともに、飲料缶V’の円筒状の胴部v1は、長辺リブb2及び段部b1の角部b1’に当接している。そして、凹部G内に入り込んでいるとともに長辺リブb2及び段部b1の角部b1’に当接している飲料缶V’の円筒状の胴部v1は、接合部B2の内面Sに当接、或いは、実質的に当接するように構成されている。また、長側壁12の短辺12bに沿って、接合部B2の外面Rに突設された嵌合凸部Pは、円筒状の胴部v1が当接、或いは、実質的に当接している接合部B2の内面Sの当接部L1に一致するように配置されている。

0034

上述したように、箱型容器Xに収納された飲料缶Vのうち、接合部B2、B3に当接する飲料缶V’(接合部B2、B3に当接する4個の飲料缶Vのうち、両端に位置する飲料缶)の円筒状の胴部v1が、短辺側領域A1と端部側領域A2との境界線に沿って形成された段部b1と、該段部b1と相対する長辺リブb2と、長辺リブb2及び段部b1に対して略垂直な、相対する短辺リブb3とにより形成されている凹部G内に入り込んでいるとともに、飲料缶V’の円筒状の胴部v1が、長辺リブb2及び段部b1の角部b1’に当接するように構成されているので、接合部B2、B3に当接する飲料缶V’が、隣り合う中央部側に位置する飲料缶V方向に移動するようなことが防止できるので、両端に位置する飲料缶V’と中央部側に位置する飲料缶Vとが衝突したり擦れて、損傷したり、飲料缶Vに印刷されている文字絵柄などが、損傷するようなことを防止することができる。

0035

また、長側壁12、13の短辺12b、13bに沿って、接合部B2、B3の外面Rに突設された嵌合凸部Pが、円筒状の胴部v1が当接、或いは、実質的に当接している接合部B2、B3の内面Sの当接部L1に一致するように配置されているので、接合部B2、B3に、下部フラップ15a及び上部フラップ15bを押し当てて、接合部B2、B3に突設されている嵌合凸部Pを、下部フラップ15a及び上部フラップ15bに穿設されている嵌合孔部Hに嵌合する際に、接合部B2、B3が内側に湾曲し移動するようなことがなく、従って、接合部B2、B3に突設されている嵌合凸部Pを、下部フラップ15a及び上部フラップ15bに穿設されている嵌合孔部Hに、確実に嵌合することができる。

0036

また、上述した薄肉ヒンジ部h1〜h7に代えて、図11及び図12に示されているようなヒンジ部h10を使用することができる。一例として、底板11と長側壁12との間に形成された薄肉ヒンジ部h1に代えて、ヒンジ部h10を適用した場合を例に、ヒンジ部h10について説明する。

0037

底板11と長側壁12を連結する薄肉部h10a間には、スリットh10bが形成されている。また、スリットh10bの中央部に位置する底板11の端面11cには、長側壁12の端面12c方向に延在する突出台座部h10cが形成されている。従って、底板11と長側壁12とを連結する薄肉部h10a間に形成されているスリットh10bは、底板11の端面11cと長側壁12の端面12cとの間に位置する幅広スリット部h10b’と、突出台座部h10cの端面h10c’と長側壁12の端面12cとの間に位置する幅狭スリット部h10b”とから構成されている。

課題を解決するための手段

0038

図11及び図12に示されているように、底板11と長側壁12とが展開状態の状態から、長側壁12を上方に回動させると、長側壁12の回動途中において、突出台座部h10cの上部角部h10c”が、長側壁12の端面12cに当接するように構成されている。従って、展開板状材1の長側壁12が上方に回動しようとしても、長側壁12の端面12cが、突出台座部h10cの上部角部h10c”に当接するので、不用意に、長側壁12が回動するようなことが防止できる。

発明の効果

0039

本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。

図面の簡単な説明

0040

接合部の内面に、箱型容器用展開板状材が箱型に組み立てられ缶が収納された際に、缶の胴部が入り込む凹部を形成したので、接合部が内側に湾曲し移動するようなことがなく、従って、接合部とフラップとの嵌合を、確実に行うことができる。

図1
図1は本発明の箱型容器用展開板状材の内面側からの斜視図である。
図2
図2は本発明の箱型容器用展開板状材の外面側からの斜視図である。
図3
図3は本発明の箱型容器用展開板状材の組み立て及び飲料缶の充填ラインの概略斜視図である。
図4
図4は本発明の箱型容器用展開板状材の箱型容器への組み立て順序を示す斜視図である。
図5
図5図4に続く本発明の箱型容器用展開板状材の箱型容器への組み立て順序を示す斜視図である。
図6
図6図5に続く本発明の箱型容器用展開板状材の箱型容器への組み立て順序を示す斜視図である。
図7
図7図6に続く本発明の箱型容器用展開板状材の箱型容器への組み立て順序を示す斜視図である。
図8
図8は本発明の箱型容器用展開板状材から組み立てられた箱型容器の斜視図である。
図9
図9は本発明の箱型容器用展開板状材を箱型容器に組み立てた際の箱型容器の隅部の部分拡大斜視図である。
図10
図10は本発明の箱型容器用展開板状材を箱型容器に組み立てた際の箱型容器の部分水平断面図である。
図11
図11は本発明の箱型容器用展開板状材に形成された薄肉ヒンジ部の他の実施例の部分拡大斜視図である。
図12
図12は本発明の箱型容器用展開板状材に形成された薄肉ヒンジ部の他の実施例の部分拡大平面図である。
図13
図13は従来の箱型容器用展開板状材の平面図である。
図14
図14は従来の箱型容器用展開板状材の組み立て及び飲料缶の充填ラインの概略斜視図である。
図15
図15は従来の箱型容器用展開板状材から組み立てられた箱型容器の斜視図である。
図16
図16は従来の箱型容器用展開板状材を箱型容器に組み立てた際の箱型容器の部分水平断面図である。
【符号の説明】
B1、B2、B3・・・・・・接合部
G・・・・・・・・・・・・・凹部
H・・・・・・・・・・・・・嵌合孔部
P・・・・・・・・・・・・・嵌合凸部
X・・・・・・・・・・・・・箱型容器
1・・・・・・・・・・・・・箱型容器用展開板状材
11・・・・・・・・・・・・底板
12、13・・・・・・・・・長側壁
14・・・・・・・・・・・・天板
15・・・・・・・・・・・・短側壁
15a・・・・・・・・・・・下部フラップ
15b・・・・・・・・・・・上部フラップ

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