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技術 硬質ポリウレタン製積層体およびその製造方法

出願人 有限会社西和
発明者 樺山政明
出願日 2003年7月4日 (16年9ヶ月経過) 出願番号 2003-191760
公開日 2005年1月27日 (15年3ヶ月経過) 公開番号 2005-022308
状態 特許登録済
技術分野 身体の洗浄(おしぼり、ブラシ) 積層体(2) プラスチック等の注型成形、圧縮成形 プラスチック等の特殊発泡成形、タイヤ成形
主要キーワード 所要重量 軽量断熱材 楕円板状 ツートンカラー 多角形板状 注入空間 四角形板状 馴染み性
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年1月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

2枚の硬質ポリウレタンフォームどうしの抱き合わせに際し接着剤を使用しない接合手段を採用することにより軽石に使用する場合も身体に優しく、また2枚の硬質ポリウレタンフォームどうしの一体接合力に優れ、軽石のほか軽量防音材軽量断熱材浮力材等にも使用される硬質ポリウレタン製積層体を提供する。

解決手段

相対向させた第1硬質ポリウレタンフォーム2と第2硬質ポリウレタンフォーム3間の注入空間Sの底及び両側方三方底枠型板7及び1対の側枠型板8,9で液漏れ止め状に閉塞し、第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3の内面を乾燥させたうえで注入空間S内に液状の硬質ポリウレタン10を注入する。この後、液状の硬質ポリウレタン10の上に重し蓋11を被せて該硬質ポリウレタン10の発泡立ち上がり速度を抑えながら発泡させて硬質発泡ポリウレタン層4を第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3間に一体成形する。

概要

背景

硬質ポリウレタンからなる人造軽石は公知である(例えば、特許文献1参照。)

概要

2枚の硬質ポリウレタンフォームどうしの抱き合わせに際し接着剤を使用しない接合手段を採用することにより軽石に使用する場合も身体に優しく、また2枚の硬質ポリウレタンフォームどうしの一体接合力に優れ、軽石のほか軽量防音材軽量断熱材浮力材等にも使用される硬質ポリウレタン製積層体を提供する。相対向させた第1硬質ポリウレタンフォーム2と第2硬質ポリウレタンフォーム3間の注入空間Sの底及び両側方三方底枠型板7及び1対の側枠型板8,9で液漏れ止め状に閉塞し、第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3の内面を乾燥させたうえで注入空間S内に液状の硬質ポリウレタン10を注入する。この後、液状の硬質ポリウレタン10の上に重し蓋11を被せて該硬質ポリウレタン10の発泡立ち上がり速度を抑えながら発泡させて硬質発泡ポリウレタン層4を第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3間に一体成形する。

目的

本発明は、このような問題を解消するためになされたものであり、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

少なくとも2枚の第1,2硬質ポリウレタンフォームと、この第1硬質ポリウレタンフォームと第2硬質ポリウレタンフォームの間に液状の硬質ポリウレタン注入発泡させて形成した硬質発泡ポリウレタン層とからなることを特徴とする、硬質ポリウレタン製積層体

請求項2

前記第1硬質ポリウレタンフォームの硬さと第2硬質ポリウレタンフォームの硬さを異ならせてある、請求項1記載の硬質ポリウレタン製積層体。

請求項3

前記第1硬質ポリウレタンフォームに施された色彩と第2硬質ポリウレタンフォームに施された色彩を異ならせてある、請求項1又は2に記載の硬質ポリウレタン製積層体。

請求項4

相対向させた第1硬質ポリウレタンフォームと第2硬質ポリウレタンフォーム間の注入空間の底及び両側方三方底枠型板及び1対の側枠型板で液漏れ止め状に閉塞し、前記第1,2硬質ポリウレタンフォームの内面を乾燥させたうえで前記注入空間内に液状の硬質ポリウレタンを注入し、この後、前記液状の硬質ポリウレタンの上に重し蓋を被せて該硬質ポリウレタンの発泡立ち上がり速度を抑えながら発泡させて硬質発泡ポリウレタン層を前記第1,2硬質ポリウレタンフォーム間に一体成形することを特徴とする、硬質ポリウレタン製積層体の製造方法。

技術分野

0001

本発明は、軽石、軽量防音材軽量断熱材浮力材等に使用される硬質ポリウレタン製積層体およびその製造方法に関する。

0002

硬質ポリウレタンからなる人造軽石は公知である(例えば、特許文献1参照。)

背景技術

0003

【特許文献1】
特開2001−81311号公報

0004

しかるに、この軽石では全体が同じ硬さであるため足のの古い角質のこすり落しとそれよりも軟らかいの角質のこすり落しに使い分けることができないという不利不便があり、また全体が単一色彩意匠的効果に乏しかった。
そこで、2枚の色違い又は硬さの異なる硬質ポリウレタンフォーム接着剤接着して抱き合わせることが考えられる。しかしながら、2枚の硬質ポリウレタンフォームを接着剤により接着した軽石では、使用に伴い磨り減って硬質ポリウレタンフォームよりも固い接着剤層露出し、この固い接着剤層が踵や肘に触れて傷感を与えたり傷付けたりする危惧があった。

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、このような問題を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、2枚の硬質ポリウレタンフォームどうしの抱き合わせに際し接着剤を使用しない接合手段を採用することにより軽石に使用する場合も身体に優しく、また2枚の硬質ポリウレタンフォームどうしの一体接合力に優れ、軽石のほか、軽量防音材、軽量断熱材、浮力材等にも好適に使用される硬質ポリウレタン製積層体およびその製造方法を提供することにある。

0006

本発明の硬質ポリウレタン製積層体は、少なくとも2枚の第1,2硬質ポリウレタンフォームと、この第1硬質ポリウレタンフォームと第2硬質ポリウレタンフォームの間に液状の硬質ポリウレタンを注入発泡させて形成した硬質発泡ポリウレタン層とからなることに特徴を有するものである。

0007

この場合において、上記第1硬質ポリウレタンフォームの硬さと第2硬質ポリウレタンフォームの硬さは異ならせたものとすることができる。また、上記第1硬質ポリウレタンフォームに施された色彩と第2硬質ポリウレタンフォームに施された色彩は異ならせたものとすることができる。

0008

本発明の硬質ポリウレタン製積層体の製造方法は、相対向させた第1硬質ポリウレタンフォームと第2硬質ポリウレタンフォームとの間の注入空間の底及び両側方三方底枠型板及び1対の側枠型板で液漏れ止め状に閉塞し、前記第1,2硬質ポリウレタンフォームの内面を乾燥させたうえで前記注入空間内に液状の硬質ポリウレタンを注入し、この後、前記液状の硬質ポリウレタンの上に重し蓋を被せて該硬質ポリウレタンの発泡立ち上がり速度を抑えながら発泡させて硬質発泡ポリウレタン層を前記第1,2硬質ポリウレタンフォーム間に一体成形することに特徴を有するものである。

0009

【発明の作用効果
上記構成の硬質ポリウレタン製積層体は、第1硬質ポリウレタンフォームと第2硬質ポリウレタンフォームをこの間の注入空間内で発泡させて形成した硬質発泡ポリウレタン層により接合一体化し、硬質発泡ポリウレタン層は第1,2硬質ウレタンフォームと同じポリマーで相互に親和性を有するため接着力に優れる。
また、硬質発泡ポリウレタン層も第1,2硬質ウレタンフォームと同様に踵や肘の角質をこすり落とす働きをするため、踵や肘に傷を付ける恐れもなく、踵や肘の角質をこすり落とす軽石に好適に使用できる。

0010

第1硬質ポリウレタンフォームの硬さと第2硬質ポリウレタンフォームの硬さは異ならせてあると、踵や肘の古い角質をこすり落とす軽石に使用する場合、踵の角質をこすり落とすには硬い方の硬質ポリウレタンフォームを使用し、肘の角質をこすり落とすにはそれよりも軟らかい方の硬質ポリウレタンフォームを使用するといった使い分けが可能で利便である。また、第1硬質ポリウレタンフォームに施された色彩と第2硬質ポリウレタンフォームに施された色彩は異ならせてあると、ツートンカラーの意匠的効果が得られる。また、独立気泡構造であるため、軽石以外に、軽量の防音材や断熱材、浮力材等にも使用できる。

課題を解決するための手段

0011

上記構成の硬質ポリウレタン製積層体の製造方法によれば、第1硬質ポリウレタンフォームと第2硬質ポリウレタンフォーム間の注入空間内に液状の硬質ポリウレタンを注入する前に、第1,2硬質ポリウレタンフォームの内面を乾燥させるので、液状の硬質ポリウレタンが第1,2硬質ポリウレタンフォームと馴染み易くなり、第1,2硬質ポリウレタンフォームと硬質発泡ポリウレタン層の各界面にボイド(空洞、空所)ができることのない良好な一体接合状態が得られる。
また、液状の硬質ポリウレタンの発泡時には液状の硬質ポリウレタンの上に重し蓋を被せて該硬質ポリウレタンの発泡立ち上がり速度を抑えながら発泡させるので、硬質発泡ポリウレタン層の第1,2硬質ポリウレタンフォームとの各界面に、白っぽく糸を引いたような筋状の気泡、つまり走り気泡の無い良好な一体接合状態が得られる。

0012

本発明の好適な実施形態を図面に基づき説明する。図1は一実施例の硬質ポリウレタン製積層体の斜視図、図2図1の硬質ポリウレタン製積層体の製造方法を実施できる注型の斜視図、図3図2におけるA‐A線断面図である。

0013

本発明に係る硬質ポリウレタン製積層体は、図1に示すように、少なくとも2枚の四角形板状の第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3と、この第1硬質ポリウレタンフォーム2と第2硬質ポリウレタンフォーム3の間に液状の硬質ポリウレタンを注入し発泡させて形成した硬質発泡ポリウレタン層4とからなる。図示例では2枚の第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3どうし間に硬質発泡ポリウレタン層4を形成してなるが、硬質ポリウレタンフォーム2,3・・・を3枚以上積層し、隣接する各硬質ポリウレタンフォームどうし間に硬質発泡ポリウレタン層4をそれぞれ形成することもできる。なお、硬質ポリウレタンフォーム2,3の形状は四角形板状に限られず、その他の多角形板状、あるいは円形板状楕円板状などであってもよい。

0014

少なくとも2枚の第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3において、第1硬質ポリウレタンフォーム2の硬さは第2硬質ポリウレタンフォーム3の硬さと同一にするか又は異ならせる。踵や肘の古い角質をこすり落とす軽石に使用する場合は第1硬質ポリウレタンフォーム2又は第2硬質ポリウレタンフォーム3の一方の硬さを肘の角質をこすり落とすのに適するよう他方の硬さよりも柔らかいものとする。また、第1硬質ポリウレタンフォーム2に着色する色彩は第2硬質ポリウレタンフォーム3に着色する色彩と同一色にするか又は異色にする。

0015

上記構成の硬質ポリウレタン製積層体は次のようにして製造される。
図2図3に示すように、先ず、注型を組み立てる。この組み立てに際しては、1対の合板等よりなる補強枠型板5,6を所定間隔を置いて相対向させるとともに、補強枠型板5の内面側に四角形板状の第1硬質ポリウレタンフォーム2を、補強枠型板6の内面側に同じ四角形状の第2硬質ポリウレタンフォーム3をそれぞれ添わせて第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3を所定間隔を置いて相対向状に配備する。第1硬質ポリウレタンフォーム2と第2硬質ポリウレタンフォーム3間に形成される注入空間Sの底及び両側方の三方は合板等よりなる底枠型板7及び一対の側枠型板8,9でそれぞれ液漏れ止め状に閉塞する。注型を構成するこれら1対の補強枠型板5,6、第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3、底枠型板7及び一対の側枠型板8,9はクランプ状態にする。

0016

次いで、第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3の内面に湿気や水分を帯びていると、次工程で注入される液状の硬質ポリウレタンと第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3との馴染み性が悪くなるため、両者が馴染み易くなるように第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3の内面を、例えば70°C前後に温めることで、湿度20%以内に乾燥させる。

0017

かくして、注入空間S内に液状の硬質ポリウレタン10を注入して発泡させるが、このとき走り気泡の発生を防止するために液状の硬質ポリウレタン10の上に所要重量の重し蓋11を被せて適度の加圧状態下で硬質ポリウレタン10の発泡立ち上がり速度を抑えながら発泡させることにより硬質発泡ポリウレタン層4を第1硬質ポリウレタンフォーム2と第2硬質ポリウレタンフォーム3の間に一体成形する。

発明を実施するための最良の形態

0018

最後に、注型のクランプ状態を解除して補強枠板5,6、底枠板7、側枠板8及び重し蓋11を取り外すことにより、2枚の第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3をこの間に注入して発泡成形した硬質発泡ポリウレタン層4で抱き合わせてなる硬質ポリウレタン製積層体が得られる。この硬質ポリウレタン製積層体は所望形状に裁断することにより軽石、そのほか軽量の防音材や断熱材等を形成することができる。

図面の簡単な説明

0019

このように硬質ポリウレタン製積層体の製造に際しては第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3の内面を乾燥させたうえで注入空間S内に液状の硬質ポリウレタン10を注入して発泡させるので、液状の硬質ポリウレタン10と第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3とが馴染みやすくなり、第1硬質ポリウレタンフォーム2と硬質発泡ポリウレタン層4、硬質発泡ポリウレタン層4と第2硬質ポリウレタンフォーム3の各界面にボイドができるようなことが殆ど無かった。また、液状の硬質ポリウレタン10の発泡時にはこの液状の硬質ポリウレタン10の上に重し蓋11を被せて適度の加圧状態下で該硬質ポリウレタン10の発泡立ち上がり速度を抑えながら発泡させるので、硬質発泡ポリウレタン層4の第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3との各界面に走り気泡が生じるようなことも殆ど無かった。したがって、硬質発泡ポリウレタン層4と第1,2硬質ポリウレタンフォーム2,3の各界面での層間がはく離することのない強力な一体接合状態が得られた。また、この硬質ポリウレタン製積層体を所望形状に裁断して切り口を見ても該切り口にボイドや走り気泡が見られず、外観的にも見映えのするものが得られた。

図1
本発明の一実施例の硬質ポリウレタン製積層体の斜視図である。
図2
図1の硬質ポリウレタン製積層体の製造方法を実施できる注型の斜視図である。
図3
図2におけるA‐A線断面図である。
【符号の説明】
2 第1硬質ポリウレタンフォーム
3 第2硬質ポリウレタンフォーム
4 硬質発泡ポリウレタン層
7底枠型板
8,9 1対の側枠型板
10 液状の硬質ポリウレタン
11 重し蓋
S 注入空間

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