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技術 質量測定用生海苔の乾燥装置

出願人 ニシハツ産業株式会社
発明者 吉丸泰治鶴丸政則
出願日 2003年9月8日 (16年0ヶ月経過) 出願番号 2003-315973
公開日 2005年1月27日 (14年7ヶ月経過) 公開番号 2005-021147
状態 未査定
技術分野 食用海藻
主要キーワード 加温空気 マイクロ波吸収体 補助乾燥 規格外品 マイクロ波発振装置 受け枠 海苔束 乾海苔
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年1月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

質量測定用生海苔の乾燥後の質量をできるだけ速く濃度調整工程へフィードバックさせるため、生海苔を短い時間で乾燥することができる質量測定用生海苔の乾燥装置を提供する。

解決手段

底板3、天板1、背板4、側板2および扉5で囲われたボックス型乾燥室6の底板3に生海苔を加熱する、マイクロ波発振装置から発振されるマイクロ波照射口17が設けられ、天板に生海苔を加熱するヒーターが設けられ、乾燥室6には、外気取り入れ吸気口7が設けられるとともに、吸気口内にモータ8で回転する吸気ファン9が設けられ、且つ乾燥室内排気する排気口10が設けられるとともに、排気口内にモータ11で回転する排気ファン12が設けられ、乾燥室内の対向する側板2に生海苔を載せた簀を受ける受け枠13をガイドし支持する受け枠支持ガイド14が設けられている質量測定用生海苔の乾燥装置。

概要

背景

乾海苔の製造は、生海苔濃度調整工程で水と均一に混合し、海苔濃度を調整した混合液を抄き工程で抄き、抄き上げた生海苔を乾燥工程で乾燥し、乾海苔の形状や異物の有無を検査し、1分づつまとめて揃えて折曲げ、10帖を1束にして紙テープ結束して出荷している。

海苔束規格は、通常、乾海苔1枚は約21cm×19cm、重さは約300g/100枚が規格となっている。重さが規格外になると低価格となるため、規格内に収めるため、生海苔を濃度調整工程において生海苔と水の混合液の海苔濃度を調整している。

生海苔の乾燥後の質量をできるだけ速く検知して濃度調整工程へフィードバックさせて混合液の海苔濃度を調整するため、最近は、乾燥前の抄き工程から1枚又は数枚の生海苔を質量測定用に取り出し、急速乾燥を行い、乾海苔の質量を測定し、その測定結果に応じて混合液の海苔濃度の調整を行っている。通常、一枚の乾海苔は含水率8%程度で約3gが良好とされている。

急速乾燥に使用される生海苔乾燥装置として、例えば、特許文献1に、海苔簀を縦に保定する海苔簀固定手段と、脱水槽内への加温空気流動手段と、脱水槽からの排気手段とを設けると共に、脱水槽壁に補助乾燥手段を設けた生海苔乾燥装置が記載されている。
実用新案登録第3090343号明細書

概要

質量測定用生海苔の乾燥後の質量をできるだけ速く濃度調整工程へフィードバックさせるため、生海苔を短い時間で乾燥することができる質量測定用生海苔の乾燥装置を提供する。底板3、天板1、背板4、側板2および扉5で囲われたボックス型乾燥室6の底板3に生海苔を加熱する、マイクロ波発振装置から発振されるマイクロ波照射口17が設けられ、天板に生海苔を加熱するヒーターが設けられ、乾燥室6には、外気取り入れ吸気口7が設けられるとともに、吸気口内にモータ8で回転する吸気ファン9が設けられ、且つ乾燥室内を排気する排気口10が設けられるとともに、排気口内にモータ11で回転する排気ファン12が設けられ、乾燥室内の対向する側板2に生海苔を載せた簀を受ける受け枠13をガイドし支持する受け枠支持ガイド14が設けられている質量測定用生海苔の乾燥装置。

目的

そこで、本発明は、質量測定用生海苔の乾燥後の質量をできるだけ速く濃度調整工程へフィードバックさせるため、生海苔を短い時間で乾燥することができる質量測定用生海苔の乾燥装置を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

底板天板背板側板および扉で囲われたボックス型乾燥室の底板に生海苔を加熱する、マイクロ波発振装置から発振されるマイクロ波照射口が設けられ、乾燥室には、外気取り入れ吸気口が設けられるとともに、吸気口内にモータで回転する吸気ファンが設けられ、且つ乾燥室内排気する排気口が設けられるとともに、排気口内にモータで回転する排気ファンが設けられ、乾燥室内の対向する側板に生海苔を載せた簀を受ける受け枠ガイドし支持する受け枠支持ガイドが設けられていることを特徴とする質量測定用生海苔乾燥装置

請求項2

天板に生海苔を加熱するヒーターが設けられていることを特徴とする質量測定用生海苔の乾燥装置。

請求項3

マイクロ波の照射口の中央部にマイクロ波吸収体を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の質量測定用生海苔の乾燥装置。

技術分野

0001

本発明は、生海苔と水との混合液海苔濃度を調整する際に利用する質量測定用生海苔乾燥装置に関する。

背景技術

0002

乾海苔の製造は、生海苔を濃度調整工程で水と均一に混合し、海苔濃度を調整した混合液を抄き工程で抄き、抄き上げた生海苔を乾燥工程で乾燥し、乾海苔の形状や異物の有無を検査し、1分づつまとめて揃えて折曲げ、10帖を1束にして紙テープ結束して出荷している。

0003

海苔束規格は、通常、乾海苔1枚は約21cm×19cm、重さは約300g/100枚が規格となっている。重さが規格外になると低価格となるため、規格内に収めるため、生海苔を濃度調整工程において生海苔と水の混合液の海苔濃度を調整している。

0004

生海苔の乾燥後の質量をできるだけ速く検知して濃度調整工程へフィードバックさせて混合液の海苔濃度を調整するため、最近は、乾燥前の抄き工程から1枚又は数枚の生海苔を質量測定用に取り出し、急速乾燥を行い、乾海苔の質量を測定し、その測定結果に応じて混合液の海苔濃度の調整を行っている。通常、一枚の乾海苔は含水率8%程度で約3gが良好とされている。

0005

急速乾燥に使用される生海苔乾燥装置として、例えば、特許文献1に、海苔簀を縦に保定する海苔簀固定手段と、脱水槽内への加温空気流動手段と、脱水槽からの排気手段とを設けると共に、脱水槽壁に補助乾燥手段を設けた生海苔乾燥装置が記載されている。
実用新案登録第3090343号明細書

発明が解決しようとする課題

0006

従来の急速乾燥に使用される生海苔乾燥装置は、含水率約8%程度まで乾燥させるのに約10分程度の時間が必要であるため、乾海苔の測定質量が規格外であった場合には、約10分後に過不足の測定結果を濃度調整工程へフィードバックさせても、それまでの約10分間に混合液が濃度調整されることなく次の抄き工程や乾燥工程へ送られるので、大量の規格外品が発生することになる。

0007

そこで、本発明は、質量測定用生海苔の乾燥後の質量をできるだけ速く濃度調整工程へフィードバックさせるため、生海苔を短い時間で乾燥することができる質量測定用生海苔の乾燥装置を提供するものである。

課題を解決するための手段

0008

本発明の質量測定用生海苔の乾燥装置は、底板天板背板側板および扉で囲われたボックス型乾燥室の底板に生海苔を加熱する、マイクロ波発振装置から発振されるマイクロ波照射口が設けられ、天板に生海苔を加熱するヒーターが設けられ、乾燥室には、外気取り入れ吸気口が設けられるとともに、吸気口内にモータで回転する吸気ファンが設けられ、且つ乾燥室内を排気する排気口が設けられるとともに、排気口内にモータで回転する排気ファンが設けられ、乾燥室内の対向する側板に生海苔を載せた簀を受ける受け枠ガイドし支持する受け枠支持ガイドが設けられていることを特徴とする。さらに天板に生海苔を加熱するヒーターを設けてもよい。また、マイクロ波を均一に照射するために、マイクロ波照射口の中央部にマイクロ波吸収体を配置してもよい。

発明の効果

0009

本発明の乾燥装置では、マイクロ波の照射と気流を併用することにより、乾燥時間を大幅に短縮させることができるので、乾海苔の質量の測定結果を従来に比べて速く海苔濃度調整工程にフィードバックすることができ、その結果、規格外の質量が測定されても規格外品の発生を抑えることができる。さらにヒーターによる加熱を併用することにより乾燥時間をさらに短縮することができる。

0010

また、乾燥室の構造が従来に比べてシンプルであり、装置を小型にすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下に、本発明を実施するための形態を実施例にて説明する。

0012

図1(a)は本発明の質量測定用生海苔の乾燥装置の斜視図、(b)は同奥行き方向の断面図、(c)は同幅方向の断面図、図2は生海苔を載せた簀と受け枠の斜視図である。

0013

図1において、乾燥装置は、板の間に断熱材を挟んだ天板1、側板2、底板3、背板4、と扉5で囲ったボックス型の乾燥室6を有し、乾燥室6は照明し扉5は乾燥室内が観察できるように前面をガラス張りにする。

0014

天板1には乾燥室内に通じる外気を取り入れる吸気口7が設けられ、吸気口内にはモータ8で回転する吸気ファン9が設けられ、吸気口7は安全のために金網で覆われる。

0015

背板4には乾燥室内の蒸気や空気を排気する排気口10が設けられ、排気口内にはモータ11で回転する排気ファン12が設けられ、排気口10は安全のために金網で覆われる。

0016

なお、吸気口7と排気口10の配置は天板1や背板4に限られるものでなく、要は乾燥室内に外気を取り入れ排出する位置に設ければよい。

0017

対向する側板2には同じ高さに間隔をおいて受け枠13をガイドし支持する受け枠支持ガイド14が設けられている。図2に示すように、質量測定用生海苔15を載せる簀16を受ける受け枠13は、マイクロ波を照射させるために枠状に形成する。

0018

底板3にはマイクロ波照射口17が設けられ、乾燥室の下部に配置されたマイクロ波発振装置から発振されたマイクロ波が上方の生海苔に照射される。

0019

乾燥装置には、その他乾燥時間や出力の設定器および表示器タイマー、設定時間になると乾燥終了を知らせるブザーなどを備えている。

0020

次に本発明の生海苔乾燥装置の動作について説明する。

0021

質量測定用生海苔15を載せた簀16を受け枠13に受けた後、受け枠13を乾燥室内の受け枠支持ガイド14に沿って奥へ押し込んで支持した後、扉5を閉める。

0022

次いで、乾燥時間と出力の設定を表示器で表示しながら、例えば乾燥時間は5分、出力700Wに設定し、ブザーをオンの状態にした後、スタートタンを押す。

0023

スタートするとマイクロ波照射口17から照射される2450MHzのマイクロ波が生海苔15の下方から照射されるとともに吸気ファン9と排気ファン12が回転し外気が強制的に吸気され、乾燥室内の空気および蒸気が排出される気流が形成されて生海苔15が乾燥されていく。

0024

設定時間に達すると、ブザーが鳴り、マイクロ波の照射、吸気ファン9と排気ファン12の回転は停止する。なお、乾燥しすぎないように、マイクロ波の照射を停止した後、吸気ファンと排気ファンのみを20秒程度回転させて熱風のみで乾燥させた後に停止させてもよい。

0025

乾燥時間5分で乾海苔の水分含有量は約8%程度であった。乾燥時間は前記従来例の約1/2となり、大幅に乾燥時間を短縮させることができた。

0026

図1(d)は本発明の別実施例を示し、生海苔乾燥装置の奥行き方向の断面図である。図1(d)において、天板1には生海苔を加熱するヒーター18が配置されている。ヒータ18にはハロゲンヒーター赤外線ヒーターなどを使用する。背板4には、乾燥室内に通じる外気を取り入れる吸気口7が設けられ、吸気口内にはモータ8で回転する吸気ファン9が設けられ、吸気口7は安全のために金網で覆われる。さらに、背板4には乾燥室内の蒸気や空気を排気する排気口10が設けられ、排気口内にはモータ11で回転する排気ファン12が設けられ、排気口10は安全のために金網で覆われる。

0027

本実施例では、マイクロ波照射口17から照射されるマイクロ波が生海苔15の下方から照射されるとともに、天板のヒーター18が加熱してゆき、同時に吸気ファン9と排気ファン12が回転し外気が強制的に吸気され、乾燥室内の空気および蒸気が排出される気流が形成されて生海苔が乾燥されていく。

0028

設定時間に達すると、ブザーが鳴り、マイクロ波の照射、ヒーター加熱、吸気ファン9と排気ファン12の回転は停止する。なお、乾燥しすぎないように、マイクロ波の照射、ヒーター加熱を停止した後、吸気ファンと排気ファンのみを20秒程度回転させて熱風のみで乾燥させた後に停止させてもよい。

0029

本実施例では、マイクロ照射を実施例1と同一の条件にしてヒーター加熱を併用することにより、乾燥時間約4分で乾海苔の水分含有量を約8%程度にすることができ、マイクロ波照射単独よりもさらに乾燥時間を短縮することができた。

0030

図3(a)は実施例3の生海苔乾燥装置の奥行き方向断面図、(b)は同幅方向断面図で、図1に示す部材と同一部材には同一符号を付し、その説明は省略する。

0031

マイクロ波発振装置から発振されるマイクロ波の電界分布が不均一であって、乾燥室中央部に電界が集中すると、生海苔の乾燥ムラが生じやすいので、マイクロ波の電界が集中する乾燥室の中央部の電界を弱めるために、底板3のマイクロ波照射口17の中央部にガラス体などのマイクロ波吸収体19を配置したものである。マイクロ波吸収体19としてガラス体を使用する場合、マイクロ波を吸収しやすいホウケイ酸ガラスソーダガラスがよく、さらには耐熱性のあるホウケイ酸ガラスが望ましい。

0032

本実施例により、マイクロ波が均一に照射されてムラなく乾燥することができた。

0033

海苔濃度を調整する際の質量測定用生海苔の乾燥装置に利用することができる。

図面の簡単な説明

0034

(a)は本発明の生海苔乾燥装置の斜視図、(b)は同奥行き方向断面図、(c)は同幅方向断面図、(d)は実施例2の生海苔乾燥装置の奥行き方向断面図である。
生海苔を載せた簀と受け枠の斜視図である。
(a)は実施例3の生海苔乾燥装置の奥行き方向断面図、(b)は同幅方向断面図である。

符号の説明

0035

1:天板2:側板
3:底板4:背板
5:扉 6:乾燥室
7:吸気口 8:モータ
9:吸気ファン10:排気口
11:モータ 12:排気ファン
13:受け枠14:受け枠支持ガイド
15:質量測定用生海苔16:簀
17:マイクロ波照射口 18:ヒーター
19:マイクロ波吸収体

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