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図面 (7)

課題

上の釣り人が繰り出す釣り糸に連結された仕掛タナに正確に下し得るようにする。

解決手段

水深検知手段11と、この水深検知手段11からの信号を入力させて処理する演算処理手段14と、この演算処理手段14からの信号を外部に発信する通信手段15とを有してなる。

概要

背景

魚釣りの際には、が居る層(以下、タナと称す)を見極めることが好釣果に結び付くことは経験則の示すところであり、それゆえ、釣り人が、たとえば、を利用して魚釣りをする場合には、船に装備などする魚群探知機(以下、魚探と称す)で知り得たところからタナを探り出すことになる。

概要

船上の釣り人が繰り出す釣り糸に連結された仕掛をタナに正確に下し得るようにする。水深検知手段11と、この水深検知手段11からの信号を入力させて処理する演算処理手段14と、この演算処理手段14からの信号を外部に発信する通信手段15とを有してなる。

目的

この発明は、このような現状を鑑みて創案されたものであって、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

水深を直接検知する水深手段からの信号を演算処理手段で演算処理すると共に、演算処理手段で演算処理した信号を発信手段で外部に発信することを特徴とする水深検知方法

請求項2

水深を直接検知する水深検知手段からの信号を演算処理手段で演算処理すると共に、演算処理手段で演算処理した信号を発信手段で外部に発信し、発信手段からの信号を受信手段で受信し、受信手段からの信号を演算処理手段で演算処理し、演算処理手段で演算処理した信号を表示手段で表示することを特徴とする水深検知方法

請求項3

水深を直接検知する水深検知手段と、この水深検知手段からの信号を演算処理する演算処理手段と、この演算処理手段からの信号を外部に発信する発信手段とを有してなることを特徴とする水深検知装置

請求項4

水深を直接検知する水深検知手段と、この水深検知手段からの信号を演算処理する演算処理手段と、この演算処理手段からの信号を外部に発信する発信手段と、この発信手段からの信号を受信する受信手段と、この受信手段からの信号を演算処理する演算処理手段と、この演算処理手段からの信号を表示する表示手段とを有してなることを特徴とする水深検知装置

請求項5

水深検知手段,演算処理手段および発信手段が釣り用仕掛を構成する撒き餌篭,テンビンあるいは釣り用仕掛を釣り糸に連結させる連結具のいずれかに内蔵されあるいは連繋されてなる請求項3および請求項4に記載の水深検知装置

請求項6

水深検知手段が水深センサからなる請求項3,請求項4および請求項5に記載の水深検知装置

請求項7

表示手段が繰り出す釣り糸の長さを表示してなる請求項4に記載の水深検知装置

請求項8

表示手段がリールに設けられると共に、受信手段および演算処理手段がリールに内蔵されてなる請求項4に記載の水深検知装置

技術分野

0001

この発明は、水中におかれる、たとえば、釣り用仕掛の深さ位置を検知するための水深検知方法およびこの方法を具現化する水深検知装置に関する。

0002

魚釣りの際には、が居る層(以下、タナと称す)を見極めることが好釣果に結び付くことは経験則の示すところであり、それゆえ、釣り人が、たとえば、を利用して魚釣りをする場合には、船に装備などする魚群探知機(以下、魚探と称す)で知り得たところからタナを探り出すことになる。

0003

ちなみに、タナは、魚種によって異なるが、多くの場合に、底から数メートル上方、あるいは、数十メートル上方になり、ときとして、魚探で魚が泳いでいることを判別でき、したがって、魚探でその水深を知ることもある。

0004

一方、水深がある、たとえば、海洋では、多くの場合に、の流れがあり、それゆえ、海中に投入された釣り用仕掛(以下、仕掛と称す)が上記のタナに至るまでの間に流され、あるいは、タナで流されて、船の真下に仕掛が位置決められないことも経験側の示すところである。

0005

それゆえ、たとえば、魚探で知り得たタナに仕掛を下す場合には、仕掛が潮で流される分だけ仕掛に連結された釣り糸を余計に、たとえば、釣り用リール(以下、リールと称す)から繰り出す必要がある。

0006

そして、仕掛が流されて釣り糸が斜めに繰り出されたり、S字状などに湾曲した状態に繰り出されている場合には、仕掛が正確にタナにあるか否かが定かでなく、それゆえ、好釣果を得られないことになる。

0007

そこで、魚探で知り得る情報を船が装備する送信機で釣り人が船上で使用しているリールに送信し、あるいは、仕掛に小型,軽量に形成された発信機を組み込むと共に、この発信機からの情報を一旦船で受信し、これを送信機で釣り人が船上で使用しているリールに送信するとした提案がある(たとえば、特許文献1参照)。

0008

それゆえ、この提案によれば、釣り人が船上で利用するリールにいわゆるタイムリーな情報、すなわち、水中情報を提供し得ることになり、釣り人は、所定のタナに仕掛を下すことが可能になると言い得る。

背景技術

0009

【特許文献1】
特開2002−142623号公報(請求項1,請求項3,請求項4,段落0021,段落0024)

0010

しかしながら、上記の提案にあっては、リールの構造をいたずらに複雑にすると指摘される可能性がある。

0011

すなわち、魚探で知り得る情報を船が装備する送信機で釣り人が使用しているリールに送信するとの提案については、魚探で知り得た情報を釣り人が自分で直接リールに入力すれば足る。

0012

それゆえ、魚探で知り得る情報をリールに入力させるだけなら、受信機を装備するなどして外部からの情報を受け取るように構成する、すなわち、リールの構造をわざわざ複雑にする必要性はないと言い得る。

0013

一方、上記の提案では、仕掛に小型,軽量の発信機を組み込むと共に、この発信機からの情報を一旦船で受信し、これを船上で釣り人が使用しているリールに送信するとしているが、水深がかなり浅いとしてもいわゆる水中に電波や超音波を出して情報を伝達するのは容易でないと周知されていることからすれば、水中にある仕掛に組み込んだ発信機が得た情報を電波や超音波で船上の受信機に発信する趣旨の提案については、実現可能性がないと言わざるを得ない。

発明が解決しようとする課題

0014

この発明は、このような現状を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、たとえば、船上の釣り人が繰り出す釣り糸に連結された仕掛を所定のタナに正確に下し得るようにし、浅い場合にあってもちろんのこと、水深がある、たとえば、海洋での利用に向いて、その汎用性の向上を期待するのに最適となる水深検知方法、および、この方法を具現化するための水深検知装置を提供することである。

0015

上記した目的を達成するために、まず、この発明による水深検知方法における第一の構成を、基本的には、水深を直接検知する水深検知手段からの信号を演算処理手段で演算処理すると共に、演算処理手段で演算処理した信号を発信手段で外部に発信するとする。

0016

それゆえ、水深検知手段によって直接検知されたところが演算処理手段によって演算処理された後に発信手段によって外部に発信されるから、たとえば、実際に仕掛があった水深を、水中でなく、水面の上方で確認できる。

0017

そして、この発明による水深検知方法における第二の構成を、水深を直接検知する水深検知手段からの信号を演算処理手段で演算処理すると共に、演算処理手段で演算処理した信号を発信手段で外部に発信し、発信手段からの信号を受信手段で受信し、受信手段からの信号を演算処理手段で演算処理し、演算処理手段で演算処理した信号を表示手段で表示するとする。

0018

それゆえ、水深検知手段によって検知されたところが演算処理手段によって演算処理された後に発信手段によって外部に発信されると共に、この発信された信号を受信する受信手段からの信号を演算処理手段によって演算処理し、この演算処理された信号を表示手段で表示するから、受信手段,演算処理手段および表示手段が船上に位置決められることで、水深検知手段によって検知された、たとえば、実際に仕掛があった水深を外部たる船上で確認できる。

0019

さらに、上記の水深検知方法を具現化するために、この発明による水深検知装置における第一の構成を、基本的には、水深を直接検知する水深検知手段と、この水深検知手段からの信号を演算処理する演算処理手段と、この演算処理手段からの信号を外部に発信する発信手段とを有してなるとする。

0020

それゆえ、たとえば、実際に仕掛があった水深を水面の上方で知り得ると共に、この知り得たところを外部に情報として提供し得る。

0021

そして、水深検知手段が水深センサからなると共に、このとき、温度センサからなる水温検知手段、および、水流センサからなる水流検知手段が併設されるとしても良い。

0022

ちなみに、水流センサは、水流の方向に直列する複数の圧力センサを有してなり、この直列する圧力センサ間における距離と圧力差から水流を算出し得るとするのが好ましい。

0023

そして、この発明による水深検知装置における第二の構成を、水深を直接検知する水深検知手段と、この水深検知手段からの信号を演算処理する演算処理手段と、この演算処理手段からの信号を外部に発信する発信手段と、この発信手段からの信号を受信する受信手段と、この受信手段からの信号を演算処理する演算処理手段と、この演算処理手段からの信号を表示する表示手段とを有してなるとする。

0024

それゆえ、水深検知手段,演算処理手段および発信手段が水中に位置決められると共に、受信手段,演算処理手段および表示手段が船上に位置決められることで、たとえば、仕掛があった実際の水深を船上で視認できる。

0025

そして、上記の水深検知装置にあって、より具体的には、水深検知手段,演算処理手段および発信手段が釣り用仕掛を構成する撒き餌篭,テンビンあるいは釣り用仕掛を釣り糸に連結させる連結具のいずれかに内蔵されあるいは連繋されてなるとする。

0026

それゆえ、実際の水深を直接検知するためにだけ水深検知装置を水中に下す必要がなく、また、錘,撒き餌篭,テンビンあるいは連結具が水中にある限り、逐次実際の水深を直接検知し得る。

0027

また、上記の水深検知装置にあって、表示手段が繰り出す釣り糸の長さを表示してなるとし、表示手段がリールに設けられると共に、受信手段および演算処理手段がリールに内蔵されてなるとする。

課題を解決するための手段

0028

それゆえ、表示手段が繰り出す釣り糸の長さを表示することで、利用者をして表示手段に表示されているところに基づいて釣り糸を繰り出せることになり、表示手段がリールに設けられると共に、受信手段および演算処理手段がリールに内蔵されることで、リールを利用する釣り人が自己の判断によって表示手段で表示される情報の取捨を選択でき、また、表示される情報に基づいて、個人的な判断を下せることになる。

0029

以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明するが、この発明による水深検知方法は、図1に示すような水深検知装置によって具現化されるとしており、図示するところでは、基本的には、水中の状況を検知する検知部10を有してなるとし、より具体的には、同じく図示するように、検知部10に表示部20が無線下で電気的に接続されてなるとしている。

0030

また、この水深検知方法は、図2に示す実施形態では、船1上からする魚釣り、たとえば、鯛釣りに際して具現化されるとし、このとき、水深検知装置として看れば、釣り人(図示せず)が利用する釣り竿2に保持されたリール3に上記の表示部20(図1参照)が具現化され、このリール3から釣り竿2に副って延びる釣り糸4の先端に連結される仕掛5に上記の検知部10(図1参照)が具現化されるとしている。

0031

そして、この水深検知方法を具現化する水深検知装置にあっては、検知部10と表示部20とが無線下で電気的に接続されてなるとし、水中にあった検知部10を表示部20に接近させることで、すなわち、水中から引き上げた仕掛5を船1上のリール3に接近させることで、検知部10が収集した情報を表示部20に入力し得るとしている。

0032

それゆえ、以下には、水深検知装置について説明しながら、水深検知方法について説明する。

0033

ちなみに、リール3は、図示しないが、ハンドルを利用する手動操作であるいは電動モータを利用する自動操作スプールを回転させて、ほぼ100〜200メートルある釣り糸4を巻き取り、また、リール3が有するストッパ機構解除操作で上記のスプールから釣り糸4を繰り出せる周知の構造に形成されている。

0034

また、仕掛5については、鯛釣りの場合に、たとえば、図3に示すテンビン仕掛と称される構造に形成されていて、釣り糸4に撚り戻しと称される連結具6の介在下に連結されるテンビン51と、このテンビン51に垂下される撒き餌篭52とを有してなるのを基本とする。

0035

このとき、撒き餌篭52についてだが、図示するところでは、撒き餌篭52のいわゆる篭本体に錘52aが一体に連設されてなるが、これに代えて、図示しないが、篭本体に別体となる錘53(図4参照)を垂下させることもある。

0036

そして、テンビン仕掛についてだが、撒き餌を利用しない釣りの場合のテンビン仕掛にあっては、図4に示すように、テンビン51に撒き餌篭52に代わる錘53が連結される。

0037

また、釣り糸4にテンビン仕掛を連結する際には、多くの場合に、図3に示すように、撚り戻しと称される連結具6を利用するが、このとき、同じ撚り戻し構造に形成されながら、後述するように、検知部10を内蔵する連結具7(図4参照)を利用するとしても良い。

0038

なお、テンビン51の先端には、釣り針(図示せず)を結束した糸、すなわち、ハリスHが直接連結され、あるいは、撚り戻しH1やクッション材(図示せず)などの利用下に連結される。

0039

リール3や仕掛5が上記のように形成されているとき、この発明における検知部10は、水中の状況を効果的に検知し得るように形成されていることを肝要とするもので、そのために、まず、水深検知手段11を有してなり、図示するところでは、水温検知手段12と、水流検知手段13とを有してなるとしている。

0040

このとき、図示するところでは、水深検知手段11が水深センサからなり、水温検知手段12が温度センサからなるとし、水流検知手段13が水流センサからなるとしている。

0041

そして、水深センサは、その機能するところを鑑みれば、水圧計からなるとして良く、それゆえ、この水深センサの提案によれば、いわば既存の水圧計を利用することで足り、この発明における水深検知装置におけるいたずらなコスト高を招来しないようにすることが可能になる。

0042

なお、この発明が意図するところを無視するのであれば、多くの船1が魚探を装備し、それゆえ、魚探で底やタナの水深を知り得ることからすれば、この発明において、水深検知手段11を有することに意味がないとも解し得る。

0043

しかし、この発明における水深検知手段11は、水中におかれる、たとえば、仕掛5が実際にある水深を検知するから、水流があるために魚探では知り得ない仕掛が実際にある水深を検知し得ることになる。

0044

だとすれば、仮に、船1において魚探が作動していない場合にも、水深を知り得ることになる点からすれば、この発明において、水深検知手段11を有するこことに意義がある。

0045

ところで、温度センサは、いわゆる温度計で足りるが、水流センサについては、これまで水流を直接検知し得るものとしての提案はなかった。

0046

そこで、この発明では、水流センサは、一例として、図5に示すように、水流の方向に直列する複数(二つ)の圧力センサ13a,13bを有してなるとし、水流の上流側に一方の圧力センサ13aを配置すると共に、水流の下流側に他方の圧力センサ13bを配置し、両方の圧力センサ13a,13b間における距離と圧力差から水流を算出する提案をしている。

0047

それゆえ、この水流センサの提案によれば、いわば既存の圧力センサを複数利用することで水流を検知することが可能になり、この発明における水中状況検知装置におけるいたずらなコスト高を招来しないようにすることが可能になる点で有利となる。

0048

そして、上記の水流センサからなる水流検知手段13は、専門漁師や船1上の釣り人が実釣に際してタナにおける水流を直接検知することを可能にし得ることになる。

0049

つぎに、この検知部10は、上記の各検知手段11,12,13からの信号を入力して処理する演算処理手段14を有すると共に、この演算処理手段14からの信号を外部に発信する発信手段15を有してなる。

0050

演算処理手段14は、上記の各検知手段11,12,13から入力される信号たる情報を演算処理して発信手段15に信号にして入力するもので、演算処理を行うCPUからなる処理部14aと、この処理部14aにおける演算処理結果命令を一時的に記憶するRAMからなる記憶部14bとを有してなる。

0051

そして、発信手段15は、上記の演算処理手段14における処理部14aからの信号を入力させる通信モジュールたる本体部15aと、この本体部15aからの信号を後述する表示部20に向けて出力するアンテナたる出力部15bを有してなる。

0052

ちなみに、この検知部10にあっては、演算処理手段14が記憶部14b、すなわち、RAMを有することから、電源部16、すなわち、バッテリを有するとするが、このRAMを有しない場合には、バッテリの配在も省略できることになる。

0053

そして、上記の演算処理手段14にRAMを有しないとする場合には、この演算処理手段14は、各検知手段11,12,13から入力される情報を信号にして通信手段15に出力するだけになる。

0054

それゆえ、後述する表示部20では、RAMを要するが、表示部20の機能するところからすれば、RAMを有することは必然で、その観点からすれば、検知部10において、RAMおよびバッテリの配在を省略するとしても問題はないことになる。

0055

のみならず、検知部10においてRAMおよびバッテリの配在を省略できるから、検知部10における体積を小さくし、重量を少なくすることが可能になり、それゆえ、この検知部10が水中に配在されることを鑑みれば、小型,軽量化を具現化し易くなる点で有利となる。

0056

ところで、この実施形態にあっては、上記のように形成された検知部10、すなわち、検知部10を形成する水温検知手段11,水流検知手段12および水深検知手段13と、演算処理手段14および発信手段15は、これが仕掛5を構成する錘53,撒き餌篭52,テンビン51あるいは仕掛5を釣り糸4に連結させるための連結具7(図4参照)のいずれかに内蔵されあるいは連結や保持されるなどで連繋されてなるとしている。

0057

このとき、テンビン51は、その形状から水流に添って態勢を安定させ易くなることもあり、特別の配慮を要しないが、錘53や撒き餌篭52にあっては、水流に添う態勢に安定させるのは容易でないから、図3中および図4中には符示しないが、錘53に、また、撒き餌篭52における錘52aに、さらには、連結具7にそれぞれ安定板を付けるのが好ましい。

0058

また、テンビン51に上記の検知部10を内蔵させるについては、テンビン51が多くの場合に線材からなるから、図3中に示すように、いたずらに水流の影響を受けないように配慮されて一体に連繋される専用カプセル体51aに内蔵させるようにするのが好ましい。

0059

このように、検知部10が仕掛5に内蔵されあるいは連繋されてなるとすることで、凡そ水中状況検知装置を水中の状況を検知するためにだけに水中に下す必要がなく、また、錘53,撒き餌篭52,テンビン51あるいは連結具7が水中にある限り、逐次水中の状況を検知し得ることになる。

0060

一方、表示部20は、上記の検知部10から提供される情報たる水中状況を船1上の釣り人に伝達するもので、この実施形態では、最終的には、釣り人が利用するリール3における液晶パネル部分に表出されるとしている。

0061

そのため、この表示部20は、前記した検知部10における発信手段15からの信号を受信する受信手段21と、この受信手段21からの信号を入力して処理する演算処理手段22と、この演算処理手段22からの信号を表示する表示手段23とを有してなる。

0062

そして、この表示部20にあっては、後述する演算処理手段22における記憶部22bを形成するRAMを有してなるから、また、表示手段23でいわゆるディスプレイ表示することから、電源部24を併せて有してなるとしている。

0063

受信手段21は、前記の発信手段15からの信号を、すなわち、発信手段15を形成する発信部15bからの信号を通信モジュールたる本体部21aを介して演算処理手段22に入力させるもので、本体部21aにはアンテナたる受信部21bが接続されていて、この受信部21bに上記の発信部15bを介しての信号が入力されるとしている。

0064

そして、演算処理手段22は、上記の受信手段21から入力される信号たる情報を演算処理するCPUからなる処理部22aと、この処理部22aにおける演算処理結果や命令を一時的に記憶するRAMからなる記憶部22bとを有してなるとしている。

0065

また、表示手段23は、最終的に釣り人が必要とする情報を液晶パネルからなるディスプレイ部23aに表出させるもので、このディスプレイ部23aには、上記の演算処理手段22からの信号を入力させる出力部23bから入力されるとしている。

0066

それゆえ、上記のように形成された表示部20にあっては、受信手段21,演算処理手段22および表示手段23が船1上に位置決められるときに、水中の状況を船1上で視認できることになる。

0067

このとき、図示するところでは、この表示部20がリール3における液晶パネル部分に表示されるとするから、このリール3を利用する釣り人が自己の判断で表示される情報の取捨を選択できることになる。

0068

そして、この表示部20にあっては、表示手段23におけるディスプレイ部23aが仕掛5に連結された釣り糸4の繰り出す長さを表示するとしても良く、この場合には、利用者をしてディスプレイ部23aに表示されているところに基づいて釣り糸4を繰り出せ、また、表示される情報に基づいて、個人的な判断を下せることになる。

0069

また、図示するところでは、この表示部20がリール3に内蔵されてなるとするが、この表示部20が機能するところを鑑みると、図示するところに代えて、改めては図示しないが、リール3から分離された液晶パネルを有する専用表示機で表示されるとしても良く、また、この専用表示機が船1の船縁に保持されるように形成されていたり、あるいは、腕時計型に形成されていたりなどする場合には、利便性が向上されるであろう。

0070

以上のように、この発明にあっては、水中状況を知り得るが、このとき、水中状況を、たとえば、遠隔となる船1上からではなく、水中で得られるとしているところに特徴がある。

0071

前記したところは、この発明による水中状況検知方法を具現化する水中状況検知装置を構成する検知部10が鯛釣りにおけるテンビン仕掛に具現化されるとしたが、この発明が意図するところからすれば、凡そタナに位置決められる限りには、他の仕掛が利用されるとしても良い。

発明を実施するための最良の形態

0072

そして、同じ鯛釣りでも、テンビン仕掛を利用せずして、たとえば、図6に示す錘に釣り針を固着したテンヤ仕掛5aやカブラ仕掛5bを利用する場合には、釣り針を固着する錘内に検知部10を具現化することになるであろう。

0073

以上のように、請求項1の発明にあっては、水深検知手段によって直接検知されたところが演算処理手段によって演算処理された後に発信手段によって外部に発信されるから、たとえば、実際に仕掛がある水深を、水中でなく、外部たる水面の上方で確認できることになる。

0074

そして、請求項2の発明にあっては、水深検知手段によって検知されたところが演算処理手段によって演算処理された後に発信手段によって外部に発信されると共に、この発信された信号を受信する受信手段からの信号を演算処理手段によって演算処理し、この演算処理された信号を表示手段で表示するから、受信手段,演算処理手段および表示手段が船上に位置決められることで、水深検知手段によって検知された、たとえば、実際に仕掛があった水深所を外部たる船上で確認できることになる。

0075

また、請求項3の発明にあっては、たとえば、実際に仕掛があった水深を水面の上方で知り得ると共に、この知り得たところを外部に情報として提供し得ることになる。

0076

このとき、水深検知手段が水深センサからなると共に、温度センサからなる水温検知手段が、および、水流センサからなる水流検知手段が併設されるとしても良い。

0077

ちなみに、水流センサは、水流の方向に直列する複数の圧力センサを有してなり、この直列する圧力センサ間における距離と圧力差から水流を算出し得るとするのが好ましい。

0078

このとき、上記の水流センサにあっては、上記の水深検知装置と別体となる単独で活用されるとき、船上のいわゆる素人の釣り人だけでなく専門漁師が実釣に際してタナにおける水流を直接検知することを可能にし得ることになる。

0079

そして、請求項4の発明にあっては、水深検知手段,演算処理手段および発信手段が水中に位置決められると共に、受信手段,演算処理手段および表示手段が船上に位置決められることで、たとえば、仕掛があった実際の水深を船上で視認できることになる。

0080

このとき、上記の表示手段が船上の釣り人が利用する釣り竿に保持されたリールにおける液晶パネル部分としても良く、また、この表示手段が機能するところを鑑みると、リールから分離された液晶パネルを有する専用表示機で表示されるとしても良く、この場合に、この専用表示機が船の船縁に保持されるように形成されていたり、あるいは、腕時計型に形成されていたりなどする場合には、利便性が向上される。

0081

そして、請求項5の発明にあっては、実際の水深を検知するためにだけ水深検知装置を水中に下す必要がなく、また、錘,撒き餌篭,テンビンあるいは連結具が水中にある限り、逐次水深を直接検知し得ることになる。

0082

そしてまた、請求項6の発明にあっては、水深検知手段たる水深センサを既存の水圧計で代用できるから、水深検知装置におけるいたずらなコスト高を招来しないようにすることが可能になる。

発明の効果

0083

そしてさらに、請求項7および請求項8の発明にあっては、表示手段が繰り出す釣り糸の長さを表示することで、利用者をして表示手段に表示されているところに基づいて釣り糸を繰り出せることになり、表示手段がリールに設けられると共に、受信手段および演算処理手段がリールに内蔵されることで、リールを利用する釣人が自己の判断によって表示手段で表示される情報の取捨を選択でき、また、表示される情報に基づいて、個人的な判断を下せることになる。

図面の簡単な説明

0084

その結果、この発明によれば、水深検知手段で水中における、たとえば、仕掛が実際にある水深を直接検知し得ることになるから、この検知されたところを船上の釣り人が利用するリールにインプットさせることで、リールから繰り出す釣り糸の長さを補正することも可能になり、釣り糸に連結された仕掛を正確にタナに下し得ることになり、水深がある、たとえば、海中での利用に向き、その汎用性の向上を期待するのに最適となる。

図1
この発明による水中状況検知方法を具現化する水中状況検知装置を原理的に示す図である。
図2
この発明による水中状況検知装置が利用される状況を示す概略図である。
図3
この発明による水中状況検知装置を構成する検知部を具現化するテンビン仕掛を示す図である。
図4
他の構造のテンビン仕掛を示す図である。
図5
水流センサの構造を示すモデル図である。
図6
他の構造の仕掛を示す図である。
【符号の説明】
1 船
2釣り竿
3 リール
4 釣り糸
5 仕掛
5aテンヤ仕掛
5bカブラ仕掛
6,7連結具
10 検知部
11 水深検知手段
12水温検知手段
13水流検知手段
13a,13b圧力センサ
14,22演算処理手段
14a,22a 処理部
14b,22b 記憶部
15発信手段
15a,21a 本体部
15b,23b 出力部
16,24電源部
20 表示部
21 受信手段
21b 入力部
23 表示手段
23aディスプレイ
51 テンビン
51aカプセル体
52撒き餌篭
52a,53錘
54,55 連結具
Hハリス
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