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課題・解決手段

国際標準化機構7816(ISO7816)に準拠するISOモードのような第1のモードで、およびユニバーサルシリアルバス(USB)プロトコルに準拠するUSBモードのような第2のモードである非ISOモードで動作するデュアルモードICを提供する。デュアルモードICはスマートカードとすることが好適であり、マイクロプロセッサスイッチングブロック、及び外部インターフェイスを含む。外部インターフェイスは電圧供給パッド基準電圧パッド、ISO7816プロトコルに準拠する入力/出力パッド及びリセットパッド及びクロックパッド、及び、USBプロトコルに準拠するD−プラスパッド及びD−マイナスパッドを含む。このICは、さらに−プラスパッド及びD−マイナスパッドのうちの少なくとも1つのUSBモード条件を検出するモード構成回路を含み、次のパワーオンリセットシーケンスまでは当該モードでのみ動作する。

概要

背景

スマートカードSCは、集積回路(IC)が埋め込まれているプラスチックカードである。このようなICは、メモリ付属した論理回路、或いは、メモリ及びソフトウェアが付属したマイクロコントローラ、或いは、カスタムブロックに結合されたソフトウェアおよびメモリが付属したマイクロコントローラとすることができる。

概要

国際標準化機構7816(ISO7816)に準拠するISOモードのような第1のモードで、およびユニバーサルシリアルバス(USB)プロトコルに準拠するUSBモードのような第2のモードである非ISOモードで動作するデュアルモードICを提供する。デュアルモードICはスマートカードとすることが好適であり、マイクロプロセッサスイッチングブロック、及び外部インターフェイスを含む。外部インターフェイスは電圧供給パッド基準電圧パッド、ISO7816プロトコルに準拠する入力/出力パッド及びリセットパッド及びクロックパッド、及び、USBプロトコルに準拠するD−プラスパッド及びD−マイナスパッドを含む。このICは、さらに−プラスパッド及びD−マイナスパッドのうちの少なくとも1つのUSBモード条件を検出するモード構成回路を含み、次のパワーオンリセットシーケンスまでは当該モードでのみ動作する。

目的

スマートカードとその他の解決策との相違は、どのトランザクションともけっしてやり取りされることの無いPIN即ち暗証番号をメモリ内に有することである

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
6件

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請求項1

国際標準化機構7816プロトコル(ISO7816)に準拠するISOモードで、および、ユニバーサルシリアルバスプロトコルに準拠するUSBモードで動作するデュアルモードIC(集積回路)であって、前記デュアルモードICは、マイクロプロセッサと、前記マイクロプロセッサと接続されているスイッチングブロックと、電圧供給パッド基準電圧パッド、前記ISO7816に準拠するリセットパッドクロックパッド、及び、入力/出力パッド、を含むような外部インターフェイスと、D−プラスおよびD−マイナスパッドのうちの少なくとも1つの信号に基づきISOおよびUSBモードのうちの1つでデュアルモードICを構成する、前記スイッチングブロックと接続されているモード構成回路と、を含むデュアルモードIC。

請求項2

請求項1に記載のデュアルモードICにおいて、前記モード構成回路は、USB条件を検出するために少なくとも前記D−マイナスパッドに接続されているUSBモード検出器と、前記スイッチング回路と接続され、前記USBモード検出器からの出力を受信するラッチング回路と、を含む、ことを特徴とするデュアルモードIC。

請求項3

請求項2に記載のデュアルモードICにおいて、前記モード構成回路は、USB条件が前記USBモード検出器によって検出された場合は、前記USBモードで前記デュアルモードICを構成させ、USB条件が前記USBモード検出器によって検出されなかった場合は、前記ISOモードで前記デュアルモードICを構成させる、ことを特徴とするデュアルモードIC。

請求項4

請求項2に記載のデュアルモードICにおいて、前記USBモード検出器は、前記D−プラスパッドにも接続されている、ことを特徴とするデュアルモードIC。

請求項5

請求項2に記載のデュアルモードICにおいて、前記モード構成回路は、さらに、ISO条件を検出する、前記リセットパッドと前記ラッチング回路との間に接続されているISOモード検出器をも含む、ことを特徴とするデュアルモードIC。

請求項6

請求項5に記載のデュアルモードICにおいて、前記モード構成回路は、USB条件が前記USBモード検出器によって検出された場合に前記デュアルモードICを前記USBモードで構成させ、ISO条件が前記ISOモード検出器によって検出された場合に前記デュアルモードICを前記ISOモードで構成させる、ことを特徴とするデュアルモードIC。

請求項7

請求項2に記載のデュアルモードICにおいて、さらに、モード構成インジケータを格納する、前記ラッチング回路に接続されている制御レジスタ、を含むことを特徴とするデュアルモードIC。

請求項8

請求項2に記載のデュアルモードICにおいて、さらに、前記電圧供給パッドと前記ラッチング回路との間で接続され、USB電圧供給を検出するUSB電圧検出器、を含むことを特徴とするデュアルモードIC。

請求項9

請求項1に記載のデュアルモードICにおいて、前記モード構成回路は、前記ISOモードおよび前記USBモードのうちの1つで動作し、その間は、もう1つの方のモードを無効化するように前記デュアルモードICを構成させる、ことを特徴とするデュアルモードIC。

請求項10

請求項9に記載のデュアルモードICにおいて、前記デュアルモードICが非ISOモードで構成されるとき、前記リセット、クロック、および入力/出力パッドが無効化され、前記デュアルモードICが前記ISOモードで構成されるとき、前記D−プラスおよび前記D−マイナスパッドが無効化される、ことを特徴とするデュアルモードIC。

請求項11

国際標準化機構7816プロトコル(ISO7816)に準拠するISOモードで、および、ユニバーサルシリアルバスプロトコルに準拠するUSBモードで動作するデュアルモードスマートカードであって、前記デュアルモードスマートカードは、カード本体と、前記カード本体に保持されているデュアルモードIC(集積回路)とを含み、前記デュアルモードICは、前記ISO7816プロトコルに準拠するリセットパッド、クロックパッド、及び入力/出力パッドを含む第1のパッドセットと、電圧供給パッドと、基準電圧パッドと、前記USBプロトコルに準拠するD−プラスパッド及びD−マイナスパッドを含む第2のパッドセットと、少なくとも前記D−マイナスパッドに接続されUSB条件を検出するUSBモード検出器、および、前記USBモード検出器に接続されているラッチング回路を含み、かつ、前記ISOモードと前記USBモードとのうちの1つで前記デュアルモードICを構成させるモード構成回路と、を含む、デュアルモードスマートカード。

請求項12

請求項11に記載のデュアルモードスマートカードにおいて、前記モード構成回路は、USB条件が前記USBモード検出器によって検出された場合、前記デュアルモードICを前記USBモードで構成させ、USB条件が前記USBモード検出器によって検出されなかった場合、前記デュアルモードICを前記ISOモードで構成させる、ことを特徴とするデュアルモードスマートカード。

請求項13

請求項11に記載のデュアルモードスマートカードにおいて、前記USBモード検出器は、前記D−プラスパッドにも接続されている、ことを特徴とするデュアルモードスマートカード。

請求項14

請求項11に記載のデュアルモードスマートカードにおいて、前記デュアルモードICは、さらに、前記リセットパッドと前記ラッチング回路との間で接続され、ISO条件を検出するISOモード検出器をも含む、ことを特徴とするデュアルモードスマートカード。

請求項15

請求項14に記載のデュアルモードスマートカードにおいて、前記モード構成回路は、USB条件が前記USBモード検出器によって検出された場合、前記デュアルモードICを前記USBモードで構成させ、ISO条件が前記ISOモード検出器によって検出された場合、前記デュアルモードICを前記ISOモードで構成させる、ことを特徴とするデュアルモードスマートカード。

請求項16

請求項11に記載のデュアルモードスマートカードにおいて、前記デュアルモードICは、さらに、前記ラッチング回路に接続され、モード構成インジケータを格納する制御レジスタをも含む、ことを特徴とするデュアルモードスマートカード。

請求項17

請求項11に記載のデュアルモードスマートカードにおいて、前記モード構成回路は、さらに、前記電圧供給パッドと前記ラッチング回路との間に接続され、USB電圧供給を検出するUSB電圧検出器をも含む、ことを特徴とするデュアルモードスマートカード。

請求項18

請求項11に記載のデュアルモードスマートカードにおいて、前記モード構成回路は、前記デュアルモードICを前記ISOモードおよび非ISOモードのうちの1つで動作し、その間は、もう1つの方のモードを無効化するよう構成させる、ことを特徴とするデュアルモードスマートカード。

請求項19

請求項18に記載のデュアルモードスマートカードにおいて、前記デュアルモードICが前記USBモードで構成される場合、前記リセット、クロック、および入力/出力パッドが無効化され、前記デュアルモードICが前記ISOモードで構成される場合、前記D−プラスおよびDマイナスパッドが無効化される、ことを特徴とするデュアルモードスマートカード。

請求項20

国際標準化機構7816プロトコル(ISO7816)に準拠するISOモードで、および、ユニバーサルシリアルバスプロトコルに準拠するUSBモードで動作するデュアルモードスマートカードシステムであって、前記デュアルモードスマートカードシステムは、デュアルモードIC(集積回路)と、前記デュアルモードスマートカードを読み取るIS準拠スマートカードリーダー及びUSB準拠スマートカードリーダーのうちの少なくとも1つと、を含み、前記デュアルモードICは、電圧供給パッドと、基準電圧パッドと、ISO7816プロトコルに準拠するリセットパッド、クロックパッド、および入力/出力パッドと、前記USBプロトコルに準拠するD−プラスパッドおよびD−マイナスパッドと、を含むような外部インターフェイスと、前記D−マイナスパッドに接続されているUSBモード検出器と、前記USBモード検出器に接続されているラッチング回路とを含むような、前記ISOモードおよび前記USBモードのうちの1つで前記デュアルモードICを構成させるモード構成回路と、を含み、前記IS準拠スマートカードリーダーは、前記基準電圧パッド、前記電圧供給パッド、前記ISO7816プロトコルに準拠する前記入力/出力パッド、前記クロックパッド、前記リセットパッドにそれぞれが結合する複数の接点を持つようなISインターフェイスを持ち、前記USBスマートカードリーダーは、前記USBプロトコルに準拠する前記D−プラスパッドおよび前記D−マイナスパッドと、前記基準電圧パッドと、前記電圧供給パッドと、にそれぞれが結合する複数の接点を持つ、デュアルモードスマートカードシステム。

請求項21

請求項20に記載のデュアルモードスマートカードシステムにおいて、前記モード構成回路は、USB条件が前記USBモード検出器によって検出された場合、前記デュアルモードICを前記USBモードで構成させ、USB条件が前記USBモード検出器によって検出されなかった場合、前記デュアルモードICを前記ISOモードで構成させる、ことを特徴とするデュアルモードスマートカードシステム。

請求項22

請求項20に記載のデュアルモードスマートカードシステムにおいて、前記USBモード検出器は、前記D—プラスパッドにも接続されている、ことを特徴とするデュアルモードスマートカードシステム。

請求項23

請求項20に記載のデュアルモードスマートカードシステムにおいて、前記モード構成回路は、さらに、前記リセットパッドと前記ラッチング回路との間に接続され、ISO条件を検出するISOモード検出器をも含む、ことを特徴とするデュアルモードスマートカードシステム。

請求項24

請求項23に記載のデュアルモードスマートカードシステムにおいて、前記モード構成回路は、USB条件が前記USBモード検出器によって検出された場合、前記デュアルモードICを前記USBモードで構成させ、ISO条件が前記ISOモード検出器によって検出された場合、前記デュアルモードICを前記ISOモードで構成させる、ことを特徴とするデュアルモードスマートカードシステム。

請求項25

請求項20に記載のデュアルモードスマートカードシステムにおいて、前記モード構成回路は、さらに、前記ラッチング回路に接続され、モード構成インジケータを格納する制御レジスタをも含む、ことを特徴とするデュアルモードスマートカードシステム。

請求項26

請求項20に記載のデュアルモードスマートカードシステムにおいて、前記モード構成回路は、さらに、前記電圧供給パッドと前記ラッチング回路との間に接続され、USB電圧供給を検出するUSB電圧検出器をも含む、ことを特徴とするデュアルモードスマートカードシステム。

請求項27

請求項20に記載のデュアルモードスマートカードシステムにおいて、前記モード構成回路は、前記ISOモードおよび前記USBモードのうちの1つで動作し、その間は、もう1つの方のモードを無効化するように前記デュアルモードICを構成させる、ことを特徴とするデュアルモードスマートカードシステム。

請求項28

請求項27に記載のデュアルモードスマートカードシステムにおいて、前記デュアルモードICが前記USBモードで構成されている場合、前記リセット、クロックおよび入力/出力パッドが無効化され、前記デュアルモードICが前記ISOモードで構成されている場合、前記D−プラスおよびD−マイナスパッドが無効化される、ことを特徴とするデュアルモードスマートカードシステム。

請求項29

国際標準化機構7816プロトコル(ISO7816)に準拠するISOモードで、および、ユニバーサルシリアルバスプロトコルに準拠するUSBモードでデュアルモードIC(集積回路)を動作させる方法であって、前記デュアルモードICは、電圧供給パッドと、前記ISOプロトコルに準拠する入力/出力パッド、クロックパッド、リセットパッドを含む第1のパッドセットと、前記USBプロトコルに準拠するD−プラスパッドおよびD−マイナスパッドを含む第2のパッドセットと、を含む外部インターフェイスを含み、前記方法は、前記第2のパッドセットのうちの少なくとも1つのパッド上にUSB条件が存在するのか否かを検出するステップと、前記検出に基づき、前記ISOモードと前記USBモードとのうちの1つで前記デュアルモードICを構成させるステップと、前記構成に基づき、前記第1のパッドセットと前記第2のパッドセットのうちの1つを無効化するステップと、を含む方法。

請求項30

請求項29に記載の方法において、前記第2のパッドセットのうちの少なくとも1つのパッド上にUSB条件が存在するのか否かを検出する前記ステップは、前記USB条件が、前記デュアルモードICのパワーオンリセット中に存在するのか否かを検出するステップを含む、ことを特徴とする方法。

請求項31

請求項29に記載の方法において、前記第2のパッドセットのうちの少なくとも1つのパッド上にUSB条件が存在するのか否かを検出する前記ステップは、前記USB条件が前記D−マイナスパッド上に存在するのか否かを検出するステップを含む、ことを特徴とする方法。

請求項32

請求項29に記載の方法において、前記第2のパッドセットのうちの少なくとも1つのパッド上にUSB条件が存在するのか否かを検出する前記ステップは、前記USB条件が前記D−プラスパッドおよび前記D−マイナスパッド上に存在するのか否かを検出するステップを含む、ことを特徴とする方法。

請求項33

請求項29に記載の方法において、前記USBモードが検出された場合、前記デュアルモードICが前記USBモードで構成され、前記USBモードが検出さなかった場合、前記デュアルモードICが前記ISOモードで構成される、ことを特徴とする方法。

請求項34

請求項29に記載の方法において、さらに、ISOモード条件が、前記デュアルモードICのパワーオンリセット中に前記第1のパッドセットのうちの1つのパッド上に存在するのか否かを検出するステップをも含み、前記USBモード条件の検出に基づき前記デュアルモードICが前記USBモードで構成され、前記ISOモード条件の検出に基づき前記ISOモードで構成される、ことを特徴とする方法。

請求項35

請求項34に記載の方法において、前記ISOモード条件が、前記第1のパッドセットのうちの1つのパッド上に存在するのか否かを検出する前記ステップは、前記ISO条件が前記リセットパッド上に存在するのか否かを検出するステップを含む、ことを特徴とする方法。

請求項36

請求項29に記載の方法において、さらに、前記電圧供給パッド上のUSBモードを検出することによって、前記USBモード条件が検出されたときに、前記USBモードを検証するステップ、をも含むことを特徴とする方法。

請求項37

請求項29に記載の方法において、さらに、前記デュアルモードICが前記ISOまたはUSBモードのどちらで構成されているのかを示すモード構成インジケータを格納するステップ、をも含むことを特徴とする方法。

技術分野

0001

本発明は、情報の処理および格納に関するものであり、特に、様々なプロトコルを持つスマートカードシステムに関する。

0002

スマートカードSCは、集積回路(IC)が埋め込まれているプラスチックカードである。このようなICは、メモリ付属した論理回路、或いは、メモリ及びソフトウェアが付属したマイクロコントローラ、或いは、カスタムブロックに結合されたソフトウェアおよびメモリが付属したマイクロコントローラとすることができる。

0003

このICによってもたらされる演算能力を使うためには、SCは、パッケージング技術全般を利用する。ダイ寸法は、1mm2から30mm2まで変わる。ダイ寸法は、SCのプラスチック性質に対応するという機械的観点か限定される。ICはリードフレームに装着され、ワイアーボンディング技法を使用してICパッドをリードフレームの接点に接続する。ポッティングやその他の補強法は、ICを化学的および機械的なストレスから保護する。接点(コンタクト)は、カードの片側に位置し、接点の数は8個までに制限されている。最終的には、SCは、シリアルプロトコルを使用するSCリーダを用いてトランザクション取引)を実行する。SCの全ての機械的および化学的な仕様は、国際標準化機構(ISO)によって公開されている。ISO7816−X標準は、簡易かつ大量生産磁気ストライプ付きカードを認めてこのSCをさらに進展させた。ICの複雑度に依存するが、SCは、幾つか例を挙げれば、プリペイド決済暗号スキームPINコードバイオメトリクスを使用した個人認証を実行することができ、さらに、JAVA(登録商標スクリプト稼動させることできる。

0004

IS文書IS7816−1物理的属性、IS7816−2接点の位置および寸法、IS7816−3電気信号および伝送プロトコル、および、IS7916−10電気信号および同期カードのためのリセットへの応答、を参照によって本明細書に包含させるものとする。

0005

今日、SCリーダー読み取り器)は、SCに関する何らかのトランザクションを実行する前の基盤であると認識されている。この基盤は、SC端部に関連するようなアプリケーションを稼動させる。SCリーダーはSCが挿入されること予想している。SCがSCリーダーに情報を送信する、或いはその逆のようなSCとSCリーダーとの間の半二重プロトコルは、SCがSCリーダーに挿入されたことが検出されるまでは開始することができない。この基盤は、公衆電話プリペイドカードPOS端末ATMにおける銀行カードセットトップボックスにおけるペイTVプロバイダー、及び、GSM端末における加入者識別モジュールSIM)の無線電話オペレータのためのトランザクションや認証を管理する。SIMカードを除く全てのその他のアプリケーションは、SCを検出するための物理センサーを使用する。このセンサは、SCが定位置に配置されたとき、即ち、SCのリードフレームの接点がSCリーダーの接点と接続し得るようになったとき、そのことをSCリーダーに伝える。2種類のSCリーダー接点を使用することができ、その弾性によって所定の位置にとどまる接点が、SCがSCリーダーに挿入されたときSCの上を滑ることができるというもの、或いは、一旦、カードが所定の位置で検出された後、移動可能な接点がリードフレーム接点まで下降して接触するというものである。SCリーダーがSCが所定の位置にあることを確立させたとき、起動シーケンスは、SCリーダーの都合で開始することができる。起動シーケンスの後は、SCリーダーは、初めにSCにクロックを提供し、その後、リセット信号を出す。その後、SCは格納されているオペレーティングシステム(OS)を実行することができる。
SIMカードは、電源が切られたときに一回だけ所定の位置に置かれ、定期的に使用されるという理由から、特殊なものである。

0006

これまでに実施されたSC技術の最初の用途は、20年以上前に実施された公衆電話システムである。この用途で使用されたダイサイズは、1mm2未満である。単にメモリと論理回路とがICに統合されたものである。1999年には、プリペイドSCが、全世界で生産された100万個のSCのうちの三分の二を占めるようになった。SCリーダーは、種々のSC世代と適切にインターフェイスを取るために8個の接点を全て利用する。電話にSCが挿入されたとき、電話基盤はSCを認証し、SCのなかから課金単位を取り出す。銀行用途に展開されたSCは有料電話で利用され得ることは注目に値する。有料電話は、銀行カードのなかから課金単位は取り出さないが、SC事業者請求書を出す。

0007

SCを使用する第2の大きな用途は、銀行業界によって展開されてきた。ATMとPOSの基盤は、米国のみならずほとんどの国に導入されてきた。この用途で使用されるダイサイズは約10mm2である。マイクロコントローラ、それに付属するメモリ、ソフトウェアは、ICに統合されている。SCリーダーは、種々のSC世代と適切にインターフェイスを取るために接点を6個まで利用する。ATMやPOSにSCが挿入されたとき、SC事業者は、PINコードでそのカードを認証するのかを照会される。SCは、カード所有者が週単位でATMから引き出した現金収支前回決算日の後に買物したものの詳細などのようなものを何でも格納し得る。これらの情報に基づき、当該銀行に電話をせずに当該PINが債務者を認証するたびに、その場で認証を出すことができる。最終的に、銀行や企業が、電話、個人的な通信網、将来的にはインターネットを使用して均等化(equalization)する。この均等化を実施する間は、不正SCの銀行リストをPOSやATMに格納することができる。このスキームによって、不正の程度は、全てのトランザクションの金額換算で、カードにICを埋め込んでいないSCで為されたときの0.2%から、0.02%まで減少させることができた。SCを使用した不正の程度は、通常のクレジットカードに比べて10倍も減少してきた。

0008

SCを使用する第3に大きな用途は、GSM製造業者によって展開されてきた。SIMに使用されるダイサイズは、約30mm2である。マイクロコントローラ、それに付属するメモリ、ソフトウェアは、ICに統合されている。SIMリーダーは、SCと適切にインターフェイスを取るために5個の接点を利用する。最も洗練されたSC用途は、JAVA(登録商標)アプレットを使用したGSMで実施されている。

0009

SCの全ての新たな市場は、今現在、パーソナルコンピュータからアクセスされるインターネットと共に出現しつつある。セキュアメッセージ公開鍵基盤、認証、および電子決済などが、新たなSCのホットな領域である。SCはe−コマースを促進させるものとすることもできる。スマートカードとその他の解決策との相違は、どのトランザクションともけっしてやり取りされることの無いPIN即ち暗証番号をメモリ内に有することである。

0010

これまで、SCはコンピュータに接続されたSCリーダーで使用されてきた。2つのプロトコルが、SCとコンピュータで稼動するsプリケーションとの間でトランザクションをサポートすることに関連している。第1のプロトコルは、IS7816−3に準拠するものである。この標準は、SCとSCリーダーとの間のシリアルインターフェイスのための詳細な要件を規定する。リーダーはシリアルポート、パレレルポート、或いは第2のプロトコルを使用するユニバーサルシリアルバス(USB)を介してコンピュータに接続される。SCリーダーは、電子回路、および、埋め込み型ソフトウェアを含み、このソフトウェアは、第1のプロトコルを使用するSCと第2のプロトコルを使用するコンピュータとの間の通信を可能にする。コンピュータには、SCリーダーをサポートするための適切なドライバーがロードされる。多くの国でSCをPC環境で使用しはじめている。この用途で使用されるダイサイズは、どこあろうと5mm2〜30mm2であろう。マイクロコントローラ、それに付属するメモリ、およびソフトウェアは、暗号コントローラが付属するICに統合されている。時には、バイオセンサーも統合される。SCリーダーは、SCと適切にインターフェイスを取るために少なくとも5個の接点を利用する。

0011

健康管理、公衆電話、駐車ロイヤリティプログラム現金決済クレジット決済などのような全ての種類のトランザクションを可能にするのにぴったりの基盤は、世界中にある莫大な数のIS準拠SCリーダーを使用することである。よーローパは、1970年代終わりからこれらの技術の開発を先導してきた。これらのメーカー独自の基盤では、1つ1つのSCリーダーは、時間ごとに多くのトランザクションを実行するように設計されている。多くのユーザは、SCリーダーのコストを分かち合っている。

0012

e−コマースの顕著な成長、および、インターネットトランザクションは、トランザクションを安全にする巨大ニーズを際立たせた。フロード即ち不正使用は急激に増加している。虚偽のクレジットカード番号が使用され、クレジットカード番号は盗まれ、インターネット上の盗聴は、よく行われている。ドットコム企業は、最良のコスト/性能配分を持つ機器を求めている。SCは、SCリーダーの価格が低減され得るならば優秀な機器の1つである。

0013

USBは最近確固とした地位を築き、パーソナルコンピュータの市場に受け入れられつつある。USBは、外部装置とPCとの間の「プラグアンドプレイ」の概念拡張させた標準インターフェイスのニーズに対応するために開発されてきた。これは、ユーザがPC筐体を開けることなく、或いはPCの電源を切ることなく、外部周辺装置を取り付けたり取り外したりすることを可能にした。USBは、容易に拡張可能使い易い、ローコスト高性能の半二重シリアルインターフェイスを提供する。USBは、2本の線で電源を送出し、かつ、その他の2本の線でデータを運ぶ4本の線のセットと理解することができる。USBは、現在はUSBインプリメンターズフォーラムインク社によって管理、記述されるユニバーサルシリアルバス仕様によって定義される。この会社は、非営利企業であって、USB仕様を開発した会社のグループによって設立されたものである。

0014

特に、5章USBデータフローモデル、7章電気事項、8章プロトコル層、9章USB仕様のUSB機器フレームワークを参照によって本明細書に包含させるものとする。コンピュータでUSBがますます広く使用されるようになったことは、USBリーダー製造業者が、彼らの製品とコンピュータとの接続用USBインターフェイスの開発をし、既存のシリアルパラレルのインターフェイスと補完させることを導いた。我々は、今、レンガモルタルの会社、即ち従来型の会社と銀行が25年以上前からSC技術を使用してきたという状況にある。一方、インターネットという商取引金融業務を向上させる恐るべき競技場では、SC技術を使用していない。殆どのインターネットトランザクションは、PCから実行されており、PC製業者の尽力にもかかわらず、PC業界は各PCに、ウェブ関連アプリケーションの特定のニーズに合った費用効率の良いSCリーダーを導入することを失敗した。既にSC技術に関与した者とそれによって利益を得ようとする者の両者のニーズに役立つ包括的な解決策が存在する。これら2つの領域は、サービスプロバイダー消費者との最も利益のある通常の認証プラットフォームと分かち合うべきである。

0015

従来のアプローチの例は、発行済みPCT出願WO99/49415号「多用途インターフェイススマートカード」の中で見つけることことができる。このシステムは、種々のプロトコルで使用し得るスマートカードシステムを開示する。具体的には、このシステムは、カードが通信している装置のプロトコルを示す非ISO標準の接点においてモード信号を提供する。しかしながら、このモード信号は、スマートカードの電源が入れられ、リセット信号が出されるまで、検査されない。換言すれば、スマートカードは、既にISO7816プロトコルで動作しており、モード信号の検出を受けて、非ISOプロトコルに切り替えななければならないかもしれない。

0016

発明の概要
前述した背景に鑑みて、本発明の目的は、複数のプロトコルに対応して動作するような集積回路を提供することである。

0017

本発明のさらなる目的は、スマートカードがISO7816を使用する、或いはUSBプロトコルを使用する機器のどちらと通信をしているのかを判定し、スマートカードをその判定したプロトコルで構成させる、即ちそのプロトコルに設定するようなスマートカードシステムを提供することである。

0018

これらの及びその他の目的、本発明の第1の実施態様による利点や特徴は、国際標準化機構7816(ISO7816)プロトコルに準拠するISOモードのような第1のモード、及び、ユニバーサルシリアルバス(USB)プロトコルに準拠するUSBモードで動作するデュアルモードICによってもたらされる。このデュアルモードICは、スマートカードに入れることが好適であり、マイクロプロセッサスイッチングブロック、および外部インターフェイスを含む。外部インターフェイスは、電圧供給パッド接地或いは基準電圧パッド、第1のモードのための第1のパッドセット、USBモードのための第2のパッドセットを含む。第1のパッドセットには、ISO7816プロトコルに準拠する入力/出力パッドクロックパッド、リセットパッドを含ませることが好適であり、第2のパッドセットには、USBプロトコルに準拠するD−プラスパッドとD−マイナスパッドとを含ませることが好適である。ICは、さらに、D−プラスパッドとD−マイナスパッドとのうちの少なくとも1つと接続されているUSBモード検出器を具えたUSB構成回路をも含む。プルアップ抵抗器をD−プラスパッドとD−マイナスパッドとの1つに接続させることができ、USB電圧検出器を電圧供給パッドに接続させることもできる。ラッチチング回路をスイッチングブロックとUSBモード検出器との間に接続し、制御レジスタモード構成インジケータを格納するためにラッチング回路に接続され得る。

0019

モード構成回路は、好適には、ISOとUSBモードとの1つでICを動作させ、その間は、その動作させたISOとUSBモードとの1つ以外のモードを無効化する。このようにして、ICがUSBモードで構成された場合は、リセット、クロック、入力/出力パッドは無効化され、ICがISOモードで構成された場合は、D−プラスとD−マイナスパッドは無効化される。第1の実施態様では、望ましくは、モード構成回路は、USBモード検出器がUSBモードを検出しない場合はデフォルトとしてISOモードで動作するよう構成即ち設定する。しかしながら、第2の実施態様では、ISOモード条件を検出するためにISO検出器を提供する。即ち、モード構成回路は、USB検出器やISO検出器で検出されたモードにICを設定するものである。

0020

USBモード検出器は、低速のUSB装置がD−プラスおよびD−マイナスパッドに接続されていることを検出することもでき、USB電圧検出器は、電圧供給パッド上の電圧供給が約3.5ボルトを超えているのか否か、或いは、好適には、約4.01と5.5ボルトとの間にあるのか否かを検出することもできる。ISOモード検出器は、ISO条件として、リセットパッド上の信号の立ち上がり検出することができる。もちろん、IS−モードが検出されたことを確かめるために、ISプロトコルシーケンスを、リセット、クロックおよびI/Oパッドを介して検出することもできる。

0021

本発明の方法の態様は、ISOプロトコルに準拠するISOモードで、及び、USBプロトコルに準拠するUSBモードでデュアルモードICを動作させる方法を対象とする。このデュアルモードICは、電圧供給パッド、ISOプロトコルに準拠した第1のパッドセット、USBプロトコルに準拠した第2のパッドセットを具えた外部インターフェイスを含む。本方法は、デュアルモードICのパワーオンリセットの間に、第2のパッドセットのうちの少なくとも1つのパッド上にUSBモード条件が有るのか否かを検出するステップを含む。また、本方法は、USBモードが検出されたときに、電圧供給パッド上のUSBモード電圧を検出することによって、USBモードを検証するステップを含むこともできる。

0022

USBモード電圧の検出に基づき、デュアルモードICがUSBモードで構成され、第1のパッドセットは無効化される。また、第1の実施態様によれば本方法は、USBモード条件が検出されなかったとき、デュアルモードICをISOモードで構成させ、第2のパッドセットを無効化するステップを含む。しかしながら、第2の実施態様によれば、本方法は、ISOモード条件が第1のパッドセットのうちの1つのパッド上に存在するのか否かを検出するステップを含む。即ち、本方法は、ISOモード条件が検出された場合、デュアルモードICをISOモードに設定し、第2のパッドセットを無効化するステップを含む。

0023

第1のパッドセットは、ISO7816に準拠するリセットパッド、クロックパッドおよび入力/出力パッドを含む。また、第2のパッドセットは、USBプロトコルに準拠するD−プラスとD−マイナスのパッドを含む。USBモード条件が存在するのか否かを検出するステップは、第2のパッドセットがUSB機器に接続されているのか否かを検出するステップを含むこともできる。また、第2のモードを検証するステップは、電圧供給パッド上の電圧供給が約3.5ボルトを超えているのか否か、或いは、望ましくは約4.1から5.5ボルトの間にあるのか否かを検出するステップを含むこともできる。さらに、本方法は、デュアルモードICがISO或いはUSBモードのどちらに設定されているのかを示すためのモード構成インジケータを格納するステップを含む。

0024

第1の実施態様では、D−プラスやD−マイナスパッドなどのような第2のパッドセット上でUSBモードが検出されなかった場合は、ICはデフォルトによってISOモードで構成される。パワーオンリセットシーケンス中にUSB機器がD−プラスおよびD−マイナスパッドを介して検出された場合は、ICをUSBモードで構成させる前に、ICのUSB電圧が電圧供給パッド上で検証される。一旦、ICが1つのモードで構成された後は、そのICは当該モードのみで動作することができ、もう一回パワーオンリセットシーケンスを経ない限りモードを変更することはできない。

0025

第2の実施態様では、リセットパッドなどの第1のパッドのうちの1つのパッド上でISO条件が検出された場合は、ICはISOモードで構成される。第1の実施態様と同様に、パワーオンリセットシーケンス中にUSB装置がD−プラスおよびD−マイナスパッドを介して検出された場合は、ICをUSBモードで構成させる前に、USB電圧が電圧供給パッド上にあるのかが検証される。しかしながら、第1の実施態様とは違って、デフォルトは、ICはISOモード或いはUSBモードでは構成されないという中間モードである。一旦、ICが1つのモードで構成された後は、ICは当該モードのみで動作することができ、一回パワーオンリセットシーケンスを経ない限りモードを変更することはできない。

0026

好適な実施態様の詳細な説明
以降、本発明の好適な実施態様が図示されている付属の諸図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で実施され得るものであり、本明細書で説明した実施態様に限定して解釈すべきではない。むしろ、これらの実施態様は、開示が詳細で完璧であり、当業者に本発明の範囲を十分に伝えるために提供されるものである。同様の符号は、全体を通じて同様の構成要素を示す。

0027

図1を参照して、本発明によるスマートカードを説明する。スマートカード10はプラスチック製であり、例えば、当業者は理解するであろうが、カードの外側の表面上に複数の電気接点即ちパッド12を持つ。図に示すように、カード10は、例えば8個のパッド12を含む。パッド12は、カード10に埋め込まれた(典型的にはパッドの下部)集積回路(IC)11のための外部インターフェイスである。カード10のサイズおよびパッド12の位置は、上述のISO7816のような適切な標準によって決定される。もちろん、IC11は、携帯電話用の加入者識別モジュール(SIM)、トークン、或いはその他の無線USB機器などのその他の媒体に埋め込むこともできる。

0028

図2に示すように、パーソナルコンピュータ(PC)20は、典型的には中央演算処理装置(CPU)および、モニタキーボードマウスなどの様々な入力/出力機器を含む。また、PC20は、スマートカードリーダー22を含み、例えばこのカードリーダー22を使用してPCへのアクセスを制御することができる。図示するように、スマートカード22は、分離型周辺機器であるが、例えばCPU筐体やキーボードに組み込むこともできる。

0029

スマートカードリーダー22は、ISO7816プロトコル、或いは、上述のユニバーサルシリアルバス(USB)などの非ISOプロトコルに準拠させることができる。ISO7816プロトコルは、スマートカード用の従来の標準であり、電圧供給パッドVCC、接地パッドGND、入力/出力パッドI/O、リセットパッドRST、およびクロックパッドCLKを含む。このISOプロトコルは、パワーオンリセットやハードウェアリセットがIC11に為されたときの、アンサーツーリセット(ATR)シーケンスによって特徴付けられている。

0030

USBプロトコルは、現在は、マウス、キーボード、シリアルI/Oポートなどの周辺機器用の異なるPC20のインターフェイスを置き換えるのに使用されている。USBプロトコルは、USBプロトコル機器はリブートを必要とせずにPC20に接続したり切り離したりされ得ることを意味するホットプラグ即ちプラグアンドプレイとすることができる。USBケーブルは、電圧供給線VBUS、接地線GND、D−プラス線DP、D−マイナス線DMを含む。DPおよびDMの信号は、NRZIコーディングデータストリームであり、クロックを含む。USB仕様1.1は、4.01Vから5.5Vの間のUSB機器の電力供給を必要とする。

0031

前述したように、カードが通信をしたリーダーのタイプに依存して、ISO7816プロトコル、或いはUSBプロトコルなどのその他の非ISOプロトコルで動作させることができるようなスマートカードシステムを提供することが好適である。従って、図3を参照して、本発明の第1の実施態様を説明する。デュアルモードIC11は、国際標準化機構7816(ISO7816)プロトコルに準拠するISOモードのような第1のモードで、及び、ユニバーサルシリアルバス(USB)プロトコルに準拠するUSBモードのような第2の非ISOモードで動作する能力を持つ。デュアルモードIC11は、両者同時ではなく、1つのモード、或いはもう1つのモードで選択的に動作する。

0032

デュアルモードIC11は、スマートカード10に収納することが好適であり、マイクロプロセッサ14、スイッチングブロック16、外部インターフェイス12を含む。外部インターフェイス12は、電圧供給パッドVCC、基準電圧/接地パッドGND、ISOモード用の第1のパッドセット、非ISOモード用の第2のパッドセットを含む。第1のパッドセットは、望ましくは、ISO7816に準拠するリセットパッドRST、クロックパッドCLK、および入力/出力パッドI/Oを含む。第2のパッドセットは、望ましくは、USBプロトコルに準拠するD−プラスパッドDPおよびD−マイナスパッドDMを含む。

0033

IC11は異なる外部端子を持つ2つのモードのうちの1つでしか動作することが出来ないという理由から、IC11はどのモードで動作するのかを決定する必要がある。よって、IC11は、少なくともD−マイナスパッドに接続しているUSBモード検出器34を具えたモード構成回路18を含む。USBモード検出器は、図3に示すように、D−プラスパッドにも接続させることができる。モード構成回路18は、USBモード電圧供給を検出するためのものであって電圧供給パッドVCCに接続されているUSB電圧検出器30と、スイッチングブロックに接続されUSBモード検出器34およびUSB電圧検出器30からの出力を受信するラッチング回路40と、ラッチング回路40に接続されモード構成インジケータを格納する制御レジスタ42とを含むこともできる。

0034

遅延ブロック36は、USBモード検出器34とラッチング回路40との間に接続することができ、一方、パワーオンリセット回路は、電圧供給パッドVCCとバッファー(遅延ブロック)との間に接続することができる。遅延ブロック36は、反動による間違い検出を回避するための第1の接触の後から所定の時間、例えば1−10ms経つまで、USBモード検出器34による検出を遅れさせる。また、論理ゲート/回路38は、ラッチング回路40と検出器30、34との間に接続することができる。さらに、USB1.1プロトコルは、当業者には理解されるであろうが、低速のUSB機器の識別を助けるためにD−マイナスパッドDMと、電圧調節器からの約3.6VのVTERMとの間に接続されている1.5kオーム抵抗器44を必要とする。

0035

IC11の起動即ちパワーオンリセットシーケンスの間、モード構成回路18は、ISOおよびUSBのモードのうちの1つで動作するようIC11を構成させ、一方、もう1つ方のモードを無効化する。例えば、IC11がUSBモードに設定された場合は、リセットパッドRST、クロックパッドCLK、入力/出力パッドI/Oが無効化され、IC11がISOモードに設定された場合は、D−プラスパッドDPとD−マイナスパッドDMとが無効化される。誤作動を防止するために、検出したモードをラッチング回路40でラッチし、その間に適切なビットを制御レジスタ42内で設定する。モード検出ハードウェア検出であるという理由から、IC11のオペレーティングシステムは、リセットルーチンの間に当該ビットを検査し、ラッチされたモード用の適切なコードにアクセスする。

0036

従って、デュアルモードIC11を含むスマートカード10が典型的なスマートカードリーダーで使用される場合は、ISO7816で規定されたプロトコルで動作し、その間は、電力消費を低減するためにUSBインターフェイス即ちD−プラスとD−マイナスパッドとが無効化される。しかしながら、IC11はUSBインターフェイスを含むため、ISO7816類似のトランザクションは、ISO準拠スマートカードリーダーのみならず低速USB機器を使用して実施され得る。このとき、ISOモードインターフェイス、即ち、リセットRST、クロックCLK,入力/出力I/Oの各パッドは無効化される。一旦、IC11がこれらモードのうちの1つで構成された後は、もう一回パワーオンリセットされるまでは当該モードに留まらなければならない。

0037

デュアルモードIC11のセキュリティデータ保全性のために、モードをできる限り早く検出すべきであるが、その理由は、一旦ICがあるモードに設定された後は、もう一度パワーオンリセットが実行されるまでモードが変更されないからである。この実施態様では、IC11は、デフォルト即ち省略時値によってISOモードで構成可能である。換言すれば、USBモードが検出されなかった場合は、モード構成回路18は、IC11をISOモードに設定し、USBモードおよびそのインターフェイスを無効化する。USBモードで動作させるためには、USBバスの存在をISO7816のATRが発生する前に検出しなければならない。USBプロトコルでは、低速のUSB機器が、DM上でプルアップ抵抗器などの抵抗器44を用いて検出される。USBハブ下りトランシーバは、D−プラスパッドDPとD—マイナスパッドDMと接続可能なプルダウン抵抗器を持つ。よって、IC11がUSBハブに接続されたとき、USB機器が電流が検知し、IC11はDP上の高速機器である、及び/または、DM上の低速機器であると認識されることとなる。

0038

IC11が装着されてUSB装置によって電源を入れられたとき、電圧が2.3Vに達した場合パワーオンリセット信号がIC11をリセットする。この信号は、IC11のDC/DC電圧調節器が安定するまで、例えば約300μsの間は、「1」のままである。パワーオンリセット信号が「0」へと低下するとき、それは、IC11への電圧供給が2.3Vを超え、かつ、DC/DCが安定したことを意味する。USBモード検出器は、IC11と同じ電圧調節器によって電力を供給され、できる限り早く活動状態になるべきである。電力を供給されたとき、D−マイナスDM上のプルアップ抵抗器44は、IC11によって電圧調節器(VTERM)が起動されるまでは、活動状態ではない。マイクロプロセッサ(コントローラ)14は、どのモードで動作しているのかを示すための制御レジスタ42を読み取る。USBモードの場合は、マイクロプロセッサ14は、USBプロトコルの電圧調節器を開始させる。この場合は、現在はD−プラスDPとD−マイナスパッドDMと接続されているUSBハブの2つのプルダウン抵抗器が、USB機器のバス上で「0」状態を作成する。パワーオンリセット信号の立下り区間は、モード構成回路がUSBモードを検出する間に、遅延ブロック36を介して1msのパルスを作成することができる。しかしながら、この時間は、スマートカード10などの媒体がUSBリーダにゆっくりと挿入される間に正確に動作するのかを確認する必要がある場合は、例えば10msなどのように増大させることができる。

0039

従って、好適には、USBモード検出器34が、パワーオンリセット信号が「0」になるとき、D−プラスおよびD−マイナスパッド上で「0」状態を検出する。その場合は、USB電圧検出器30が、電圧供給パッドVCC上の電圧供給が約3.5Vを超えるか否か、或いは、望ましくは約4.01から5.5Vの間であるか否かを検出し、その結果、デュアルモードIC11を具えた媒体がUSB装置とやり取りをしているのかを検証する。

0040

従って、ISモードの場合は、モード構成回路18は、ISモードでIC11を開始させるISモードにスイッチングブロック16を設定する。その後、USBパッドDP、DM、およびモード構成回路18は、無効化され得る。USBモードの場合は、モード構成回路18は、USBモードでIC11を開始させるUSBモードにスイッチングブロック16を設定する。マイクロプロセッサ14は、装着されているUSBケーブルがあるのかを検証し、電圧調節器が抵抗器44を介してDMパッドへVTERMを供給することを可能にする。モード構成回路18とISパッドを、その後、無効化することができる。

0041

本発明によるIC11を使用するシステムは、ISO準拠リーダーおよびUSB準拠リーダーを含む。このISOプロトコルリーダは、当業者には理解されるように、従来のスマートカードリーダーとすることができ、このリーダーは、IC11の外部インターフェイス12の適切なパッドに必要な信号を供給する。従って、デュアルモードIC11を含むスマートカードが従来のスマートカードリーダーに挿入された場合は、USBモード条件がD−プラスおよびD−マイナスパッド上で検出されないという理由から、モード構成回路18は、IC11をISOモードに設定する。しかしながら、USB準拠リーダーはD−プラスおよびD−マイナスパッド上にUSBモード条件を作成する。よって、スマートカード10やその他の媒体がこのようなUSB準拠リーダーに差し込まれた場合は、USBモード条件が検出されるため、モード構成回路18はIC11をUSBモードに設定する。

0042

図4を参照しながら、本発明の第1の実施態様を方法の形態で説明する。本方法は、デュアルプロトコルスマートカード10を、ISOモードに準拠する第1のモードで、および、USBプロトコルなどの非ISOプロトコルに準拠する第2のモードで操作するステップを含む。上述したように、デュアルプロトコルスマートカード10は、電圧供給パッドVCC、基準電圧/接地パッドGND、ISOプロトコルに準拠する第1のパッドセットであるCLK,RST、I/O、USBなどの非ISOプロトコルに準拠する例えばDP、DMなどの第2のパッドセットを具えた外部インターフェイス12を含む。

0043

本方法は、ブロック80で開始し、ブロック82でIC11のパワーオンリセットシーケンスが始まる。その後、ブロック84では、本方法は、デュアルモードICのパワーオンリセット中に、DMおよびDPパッドのうちの少なくとも1つのUSBモード条件が存在するのかを検出するステップを含む。IC11のセキュリティおよびデータ保全性のために、モードをできる限り早く検出すべきであるが、その理由は、一旦ICがあるモードに設定された後は、もう一度パワーオンリセットが実行されるまでモードが変更されないからである。この実施態様では、IC11は、デフォルトによってISOモードで構成可能である。換言すれば、ブロック84でUSBモードが検出されなかった場合は、IC11をISOモードで構成させ、例えば、DPおよびDMパッドをGNDに接続することによって、USBモードおよびそのインターフェイスを無効化する(ブロック90)。或いは、ブロック84でUSBモード条件が検出された場合は、IC11をUSBモードで構成し、例えば、第1のパッドセットをGNDに接続することによって、第1のパッドセット、即ち、ISOプロトコルに準拠するCLK,RST、I/Oを無効化する。

0044

本方法は、ブロック84でUSBモード条件が検出された場合は、電圧供給パッドVCC上のUSBモード電圧を検出(ブロック86)することによって、USBモードを検証する。本方法は、ブロック94で終了する前に、デュアルモードICがISOモード、USBモードのどちらに設定されているのかを示すためのモード構成インジケータを格納するステップを含むことができる。

0045

例えば、USBモード条件が少なくともDMパッド上で検出されなかった場合は、IC11は、ISOモードで構成される。好適には、パワーオンリセットシーケンス中にUSB機器がDMやDPパッドを介して検出された場合は、IC11をUSBモードで構成させる前に、USB電圧が電圧供給パッドVCC上で検証される。一旦、IC11があるモードに設定された後は、IC11は当該モードのみでしか動作することができず、もう一回パワーオンリセットシーケンスを経ない限りそのモードは変更することができない。誤動作を防止するために、検出されたモードはラッチされることが好適であり、モード構成インジケータ/ビットが設定される。そして、IC11のオペレーティングシステムは、リセットルーチンの間にこのビットを検査し、その結果、ラッチされたモード用の適切なコード即ちプログラムにアクセスできる。

0046

図5図6を参照しつつ、本発明の第2の実施態様を説明する。デュアルモードIC51の第2の実施態様は、モード構成回路58がラッチング回路40と外部インターフェイス12のリセットパッドRSTとの間に接続されているようなISOモード検出器48を含むことを除いては、実質的にデュアルモードIC11の第1の実施態様と同様のものである。具体的には、USBモードが検出されなかった場合に、モード構成回路58がIC51をISOモードで構成させる代わりに、モード構成回路58がIC51を構成させる前に、ISOモード条件の検出ステップが実行される。

0047

この実施態様の利点は、IC51の構成が進行中の間、および、モード構成インジケータ/ビットがマイクロプロセッサ14による読み込みの進行中の間、に選択していないモードの誤検出の回避である。検出されたISOモード条件は、低いレベルから高いレベルへのリセットパッドRST上の信号の立ち上がりとすることが好適である。また、好適には、パワーオンリセット信号が「0」へと低下するとき、USBモード検出器34は、D−プラスおよびD−マイナスパッド上で「0」状態を検出した場合は、
USB電圧検出器30が、電圧供給パッドVCC上の電圧供給が約3.5ボルトを超えているのか否か、或いは、約4.01から5.5ボルトまでの間にあるのか否かを検出し、その結果、デュアルモードIC51を具えた媒体がUSB機器と通信しているのかを検証する。

0048

図6を参照しつつ、本発明の第2の実施態様の方法の形態で説明する。本方法は、ISOプロトコルに準拠する第1のモードで、および、USBプロトコルなどの非ISOプロトコルに準拠する第2のモードで、デュアルモードスマートカード10を操作、即ち動作させるステップを含む。上述したように、デュアルプロトコルスマートカード10は、電圧供給パッドVCC、基準電圧/接地パッドGND、ISOプロトコルに準拠する第1のパッドセットであるCLK,RST,I/O、および、USBなどの非ISOプロトコルに準拠する第2のパッドセットである例えばDP、DMを具えた外部インターフェイス12を含む。

0049

本方法は、ブロック100で開始し、IC51のパワーオンリセットシーケンス(手順)がブロック102で開始される。そして、ブロック104では、本方法は、デュアルモードIC51のパワーオンリセットシーケンス中に、USBモード条件がDP、DMパッドのうちの少なくとも1つに存在するのか否か、或いは、ISOモード条件がリセットパッドRSTなどの第1のパッドセットの1つに存在するのか否かを検出するステップを含む。また、IC51のセキュリティやデータ保全性のために、このモードはできる限り早く検出すべきであり、その理由は、一旦、ICがあるモードで構成された後は、もう一度パワーオンリセットシーケンスを経るまではモードが変更されないからである。本実施態様では、ISOモード条件が検出された場合は、IC51をISOモードで構成させることが可能である。その場合は、IC51はISOモードで構成され、例えば、DP、DMパッドをGNDに接続することによって、USBモードとそのインターフェイスを無効化する(ブロック110)。或いは、ブロック104でUSBモード条件が検出された場合は、IC51をUSBモードで構成させ、例えば、第1のパッドセット(即ちCLK,RST,I/O)をGNDに接続することによって、ISOプロトコルに準拠する第1のパッドセットを無効化する(ブロック108)。

0050

第1の実施態様のように、本方法は、ブロック104でUSBモード条件が検出されたときに、電圧供給パッドVCC上にUSBモード電圧があることを検出することによってUSBモードを検証するステップを含むこともできる(ブロック106)。また、本方法は、ブロック114で終了する前に、ブロック112で、デュアルモードICがISOとUSBモードのどちらで構成されているかを示すモード構成インジケータを格納するステップを含むこともできる。

0051

例えば、ISOモード条件がリセットパッドRST上で検出された場合は、IC51をISOモードで構成させる。好適には、
パワーオンリセットシーケンス中にUSB機器がDMやDPパッドを介して検出された場合は、IC51をUSBモードで構成させる前に、USB電圧が電圧供給パッドVCC上で検証される。上述したように、一旦、IC51があるモードに設定された後は、IC51は当該モードでしか動作することができず、もう一回パワーオンリセットシーケンスが経ない限りはモードを変更することができない。例えばモード変更などの誤作動を防止するために、検出されたモードをラッチし、そして、モード構成インジケータ/ビットを設定することが好適である。そして、IC51のオペレーティングシステムは、リセットルーチン中にこのビットを検査して、その結果、ラッチされたモード用の適切なコードにアクセスする。

背景技術

0052

このように、デュアルモードIC11、スマートカード10、システムおよびUSB7816およびISO7816プロトコルで操作する関連方法を本発明に基づき説明してきた。デュアルモードIC11、51を統合させたスマートカード10などの媒体は、典型的なISO準拠スマートカードリーダーやパーソナルコンピュータ20などの低速USB機器で使用され得る。

図面の簡単な説明

0053

前述した説明や図面の教示による恩恵を受けた当業者は、本発明の幾多の変形およびその他の実施態様を思いつくであろう。従って、本発明は開示した特定に実施態様に限定されるものではなく、実施態様や変形例は特許請求の範囲に含まれることを意図するものと理解すべきである。

【図1】
本発明によるスマートカードの概略図である。
【図2】
本発明によるスマートカードを具えたパーソナルコンピュータの概略図である。
図3
本発明の第1の実施態様によるデュアルモードICの概略図である。
図4
第1の実施態様によるデュアルモードICを動作させる方法の諸ステップを全体的に説明するフローチャートである。
図5
本発明の第2の実施態様によるデュアルモードICの概略図である。
図6
第2の実施態様によるデュアルモードICを動作させる方法の諸ステップを全体的に説明するフローチャートである。

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