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技術 画像形成装置、コンピュータプログラム、画像形成システム、単色画像形成装置のカラー画像形成装置への切り替え方法、及び、カラー画像形成装置の単色画像形成装置への切り替え方法

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 石橋修大和昌広丸山昭吉塚健
出願日 2003年6月4日 (18年8ヶ月経過) 出願番号 2003-160058
公開日 2004年12月24日 (17年2ヶ月経過) 公開番号 2004-361673
状態 特許登録済
技術分野 電子写真における制御・保安 カラー電子写真 電子写真における乾式現像 電子写真における制御・管理・保安 カラー電子写真
主要キーワード 電源投入回数 供給場所 復帰回数 切り替え作業 設置手順 エラー項目 装着状況 摩耗状況
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2004年12月24日)のものです。
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図面 (15)

課題

カラー画像形成装置から単色画像形成装置への切り替え、及び、単色画像形成装置からカラー現像装置への切り替えの際に一部の情報を引き継ぐことが可能な画像形成装置等を実現することにある。

解決手段

現像剤収容体着脱可能な複数の着脱部と、潜像担持するための像担持体と、を有し、着脱部にそれぞれ現像剤収容体が装着された場合にカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された場合に単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置において、単色画像形成装置とカラー画像形成装置との切り替えの際に、切り替えの前に、種々の状態情報を記憶する状態記憶部に記憶されている状態情報のうち、一部の状態情報が切り替え後においても記憶されている。

概要

背景

この種の画像形成装置としては、例えば、現像剤を収容する現像ユニット着脱可能な唯一の着脱部を有し、像担持体上に担持された潜像を装着された唯一の現像ユニットにて現像して、単色画像を形成可能な単色画像形成装置、及び、複数の着脱部を有し、像担持体上に担持された潜像を装着された複数の現像ユニットにて現像して、カラー画像を形成することが可能なカラー画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1)。

概要

カラー画像形成装置から単色画像形成装置への切り替え、及び、単色画像形成装置からカラー現像装置への切り替えの際に一部の情報を引き継ぐことが可能な画像形成装置等を実現することにある。現像剤収容体が着脱可能な複数の着脱部と、潜像を担持するための像担持体と、を有し、着脱部にそれぞれ現像剤収容体が装着された場合にカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された場合に単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置において、単色画像形成装置とカラー画像形成装置との切り替えの際に、切り替えの前に、種々の状態情報を記憶する状態記憶部に記憶されている状態情報のうち、一部の状態情報が切り替え後においても記憶されている。

目的

本発明は、カラー画像形成装置から単色画像形成装置への切り替え、及び、単色画像形成装置からカラー現像装置への切り替えの際に一部の情報を引き継ぐことが可能な画像形成装置、この画像形成装置に実行させるコンピュータプログラム、この画像形成装置を備えた画像形成システム、単色画像形成装置のカラー画像形成装置への切り替え方法、及び、カラー画像形成装置の単色画像形成装置への切り替え方法を実現することにある

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

現像剤を収容するための現像剤収容体着脱可能な複数の着脱部と、潜像担持するための像担持体と、を有し、前記複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体が装着された場合には、それぞれの現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された場合には、該現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置において、当該装置の状態を示す種々の状態情報書き換え可能に記憶する状態記憶部を有し、前記単色画像形成装置から前記カラー画像形成装置への、又は、前記カラー画像形成装置から前記単色画像形成装置への、切り替えの際に、前記切り替えの前に前記状態記憶部に記憶されている前記状態情報のうち、一部の状態情報が前記切り替え後においても記憶されていることを特徴とする画像形成装置。

請求項2

請求項1に記載の画像形成装置において、前記一部の状態情報は、前記像担持体の寿命を示す寿命情報を含むことを特徴とする画像形成装置。

請求項3

請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、前記一部の状態情報は、前記単色画像形成装置に装着される前記現像剤収容体に収容されている現像剤の残量情報を含むことを特徴とする画像形成装置。

請求項4

請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記カラー画像、及び、単色画像は媒体に形成され、前記一部の状態情報は、画像を形成した前記媒体の数を示す累積媒体情報を含むことを特徴とする画像形成装置。

請求項5

請求項4に記載の画像形成装置において、前記一部の状態情報は、前記カラー画像を形成した前記媒体の数を示すカラー画像情報を含むことを特徴とする画像形成装置。

請求項6

請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置において、前記一部の状態情報は、前記単色画像を形成した前記媒体の数を示す単色画像情報を含むことを特徴とする画像形成装置。

請求項7

請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記一部の状態情報は、当該装置に備えられた前記媒体に関する媒体情報を含むことを特徴とする画像形成装置。

請求項8

請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記カラー画像形成装置として使用されているか、又は、前記単色画像形成装置として使用されているかを示す情報を有することを特徴とする画像形成装置。

請求項9

請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記単色画像形成装置として使用する場合は、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された状態で、該現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してモノクロ画像を形成することを特徴とする画像形成装置。

請求項10

現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な複数の着脱部と、潜像を担持するための像担持体と、を有し、前記カラー画像、及び、単色画像は媒体に形成され、前記複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体が装着された場合には、それぞれの現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみにモノクロ現像剤収容体が装着された場合には、該モノクロ現像剤収容体に収容されたモノクロ現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してモノクロ画像を形成するモノクロ画像形成装置として使用可能である画像形成装置において、前記カラー画像形成装置として使用されているか、又は、前記モノクロ画像形成装置として使用されているかを示す情報を有しており、当該装置の状態を示す種々の状態情報を書き換え可能に記憶する状態記憶部を有し、前記モノクロ画像形成装置から前記カラー画像形成装置への、又は、前記カラー画像形成装置から前記モノクロ画像形成装置への、切り替えの際に、前記切り替えの前に前記状態記憶部に記憶されている前記状態情報のうち、前記像担持体の寿命を示す寿命情報と、前記モノクロ画像形成装置に装着される前記モノクロ現像剤収容体に収容されているモノクロ現像剤の残量と、画像を形成した前記媒体の数を示す累積媒体情報と、前記カラー画像を形成した前記媒体の数を示すカラー画像情報と、前記モノクロ画像を形成した前記媒体の数を示すモノクロ画像情報と、当該装置に備えられた前記媒体に関する媒体情報と、を含む状態情報が前記切り替え後においても記憶されていることを特徴とする画像形成装置。

請求項11

現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な複数の着脱部と、潜像を担持するための像担持体と、を有し、前記複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体が装着された場合には、それぞれの現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された場合には、該現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置に、前記単色画像形成装置から前記カラー画像形成装置への、又は、前記カラー画像形成装置から前記単色画像形成装置への、切り替えの際に、前記切り替えの前に当該装置に記憶されている種々の状態情報のうち、一部の状態情報を書き換えず、他の状態情報を書き換える機能を実現させるためのコンピュータプログラム

請求項12

コンピュータ、及び、このコンピュータに接続され、現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な複数の着脱部と、潜像を担持するための像担持体と、を有し、前記複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体が装着された場合には、それぞれの現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された場合には、該現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置、を備えた画像形成システムにおいて、当該装置の状態を示す種々の状態情報を書き換え可能に記憶する状態記憶部を有し、前記単色画像形成装置から前記カラー画像形成装置への、又は、前記カラー画像形成装置から前記単色画像形成装置への、切り替えの際に、前記切り替えの前に前記状態記憶部に記憶されている前記状態情報のうち、一部の状態情報は書き換えないことを特徴とする画像形成システム。

請求項13

複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体を装着して、画像形成装置を、前記現像剤収容体に収容された現像剤により像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能とするステップと、前記単色画像形成装置として使用可能とされた前記画像形成装置に設けられた前記複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体を装着して、前記画像形成装置を、それぞれの現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能とするステップと、前記単色画像形成装置から前記カラー画像形成装置への切り替えに際して、前記切り替えの前に当該装置に記憶されている種々の状態情報のうち、一部の状態情報を書き換えず、他の状態情報を書き換えるステップと、を有することを特徴とする、単色画像形成装置のカラー画像形成装置への切り替え方法

請求項14

複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体を装着して、画像形成装置を、前記現像剤収容体に収容された現像剤により像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能とするステップと、前記カラー画像形成装置として使用可能とされた前記画像形成装置に装着された複数の前記現像剤収容体のうち、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部に装着された前記現像剤収容体のみを残して他の現像剤収容体を取り外して、前記画像形成装置を、前記一の着脱部に装着された前記現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能とするステップと、前記カラー画像形成装置から前記単色画像形成装置への切り替えに際して、前記切り替えの前に当該装置に記憶されている種々の状態情報のうち、一部の状態情報を書き換えず、他の状態情報を書き換えるステップと、を有することを特徴とする、カラー画像形成装置の単色画像形成装置への切り替え方法。

技術分野

0001

本発明は、現像剤を収容するための現像剤収容体着脱可能な複数の着脱部を備えた画像形成装置、この画像形成装置に実行させるコンピュータプログラム、この画像形成装置を有する画像形成システム単色画像形成装置カラー画像形成装置への切り替え方法、及び、カラー画像形成装置の単色画像形成装置への切り替え方法に関する。

0002

この種の画像形成装置としては、例えば、現像剤を収容する現像ユニットが着脱可能な唯一の着脱部を有し、像担持体上に担持された潜像を装着された唯一の現像ユニットにて現像して、単色画像を形成可能な単色画像形成装置、及び、複数の着脱部を有し、像担持体上に担持された潜像を装着された複数の現像ユニットにて現像して、カラー画像を形成することが可能なカラー画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1)。

背景技術

0003

【特許文献1】
特開2002−333756号公報

0004

ところで、カラープリンタ本体に、例えば黒色トナーを収容したブラック現像ユニットのみを装着することによって、モノクロプリンタとして使用したい場合がある。すなわち、装置本体の構成は同一であっても、複数の現像装置が装着された場合にはカラープリンタとして、また、ブラック現像装置のみが装着された場合にはモノクロプリンタとして1台の装置を切り替えて使用したい場合がある。従来のようにカラー画像形成装置と単色画像形成装置とは、全く別個の装置であるため、単に新たな画像形成装置として認識するだけでよい。ところが、1台の装置を上記のように切り替えて使用する場合に、すでに使用した装置を新たな装置として認識すると、たとえば現像剤の残量や装置各部の経時による変化を示す情報を等が実体と一致しなくなるという課題がある。

発明が解決しようとする課題

0005

そこで、本発明は、カラー画像形成装置から単色画像形成装置への切り替え、及び、単色画像形成装置からカラー現像装置への切り替えの際に一部の情報を引き継ぐことが可能な画像形成装置、この画像形成装置に実行させるコンピュータプログラム、この画像形成装置を備えた画像形成システム、単色画像形成装置のカラー画像形成装置への切り替え方法、及び、カラー画像形成装置の単色画像形成装置への切り替え方法を実現することにある。

課題を解決するための手段

0006

前記課題を解決するために、主たる本発明は、現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な複数の着脱部と、潜像を担持するための像担持体と、を有し、前記複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体が装着された場合には、それぞれの現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された場合には、該現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置において、当該装置の状態を示す種々の状態情報書き換え可能に記憶する状態記憶部を有し、前記単色画像形成装置から前記カラー画像形成装置への、又は、前記カラー画像形成装置から前記単色画像形成装置への、切り替えの際に、前記切り替えの前に前記状態記憶部に記憶されている前記状態情報のうち、一部の状態情報が前記切り替え後においても記憶されていることを特徴とする画像形成装置である。
本発明の他の特徴については、添付図面及び以下の記載により明らかにする。

0007

本明細書における発明の詳細な説明の項の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な複数の着脱部と、潜像を担持するための像担持体と、を有し、前記複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体が装着された場合には、それぞれの現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された場合には、該現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置において、当該装置の状態を示す種々の状態情報を書き換え可能に記憶する状態記憶部を有し、前記単色画像形成装置から前記カラー画像形成装置への、又は、前記カラー画像形成装置から前記単色画像形成装置への、切り替えの際に、前記切り替えの前に前記状態記憶部に記憶されている前記状態情報のうち、一部の状態情報が前記切り替え後においても記憶されていることを特徴とする画像形成装置である。

0008

現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な複数の着脱部と、潜像を担持するための像担持体と、情報を表示するための表示部と、を有し、前記複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体が装着された状態で、それぞれの現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置と、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された状態で、該現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能な画像形成装置では、一つの画像形成装置が、前記複数の着脱部に対する現像剤収容体の装着状況に応じてカラー画像形成装置と単色画像形成装置とのいずれかとして1台の装置を切り替えて使用される。

0009

ここで、カラー画像形成装置と単色画像形成装置とを切り替えて使用する場合には、切り替える前に、装置に記憶されていた情報の一部を、切り替えた後に、必要とする場合がある。

0010

そこで、本発明は、装置の切り替えの際に、前記切り替えの前に前記状態記憶部に記憶されている前記状態情報のうち、一部の状態情報が前記切り替え後においても記憶されていることを特徴とする。
この特徴により、前記単色画像形成装置から前記カラー画像形成装置へ、又は、前記カラー画像形成装置から前記単色画像形成装置へ、切り替えた後でも、切り替える前に記憶されていた必要な情報を装置に記憶させておくことが可能である。すなわち、画像形成装置の情報は、装置が切り替えられた後にも引き継ぐことが可能である。

0011

かかる画像形成装置において、前記一部の状態情報は、前記像担持体の寿命を示す寿命情報を含むことが望ましい。
このような画像形成装置によれば、画像形成装置が切り替えられた後にも、像担持体の寿命情報が記憶されているので、画像形成装置が切り替えても、画像形成装置に最初に装着された時点からの寿命情報が引き継がれることになる。このため、この寿命情報に基づいて、像担持体の適正な寿命をユーザ等に報知することが可能であり、ユーザ等は像担持体を適正な時期に交換し良好な画像を形成することが可能である。

0012

かかる画像形成装置において、前記一部の状態情報は、前記単色画像形成装置に装着される前記現像剤収容体に収容されている現像剤の残量情報を含むことが望ましい。
このような画像形成装置によれば、画像形成装置が切り替えられた後にも、現像剤の残量情報が記憶されているので、画像形成装置が切り替えても、画像形成装置に装着されている現像剤収容体に収容されている現像剤の残量情報が引き継がれることになる。このためユーザはこの残量情報に基づいて、現像剤の適正な残量をユーザ等に報知することが可能であり、ユーザ等は現像剤の適正な残量を認識することが可能である。

0013

かかる画像形成装置において、前記カラー画像、及び、単色画像は媒体に形成され、前記一部の状態情報は、画像を形成した前記媒体の数を示す累積媒体情報を含むことが望ましい。
このような画像形成装置によれば、画像形成装置が切り替えられた後にも、累積媒体情報が記憶されているので、画像形成装置が切り替えても、画像形成装置が設置された時点からの累積媒体情報が引き継がれることになる。このため、この累積媒体情報に基づいて、たとえばローラ等の摩耗状況をユーザ等が予測することが可能となる。特に給紙不良や通紙不良等のトラブルが発生した際には、原因の調査等に有効な情報を得ることが可能となる。

0014

かかる画像形成装置において、前記一部の状態情報は、前記カラー画像を形成した前記媒体の数を示すカラー画像情報を含むことが望ましい。
カラー画像を形成する際と、単色画像を形成する際とでは、画像形成装置の動作状況が異なる、例えば、カラー画像を形成する際には、像担持体に形成される潜像は単色画像を形成する際と比較し、現像剤の色数倍多いことになる。すなわち、像担持体はカラー画像を形成する際の方が劣化しやすいが、画像を形成した媒体の数だけでは、このような装置内の変化を検出することはできない。このため、カラー画像を形成した媒体の数を一部の状態情報として記憶することは有効である。

0015

かかる画像形成装置において、前記一部の状態情報は、前記単色画像を形成した前記媒体の数を示す単色画像情報を含むことが望ましい。
単色画像としては、カラー画像形成装置として使用する際にも単色画像を形成する場合がある。このため、カラー画像を形成する画像形成装置として使用する場合と、単色画像を形成する画像形成装置として使用する場合とに共通する、形成した単色画像の数を記憶して、切り替え後の画像形成装置にもその情報を引き継ぐことが有効である。

0016

かかる画像形成装置において、前記一部の状態情報は、当該装置に備えられた前記媒体に関する媒体情報を含むことが望ましい。
画像形成装置に用いられる媒体は多種多様であり、また、画像形成装置によっては供給される媒体がスタックされている場所や装置を有するものがある。ところが、カラー画像を形成する画像形成装置として使用されていた装置を、単色画像を形成する画像形成装置に切り替えた場合であっても、媒体の種類や、供給場所供給装置等は必ずしも変更しない。このため、画像形成装置を切り替えた際に、切り替える前の装置にて記憶されていた媒体の種類や、媒体の供給場所、媒体の供給装置等媒体に関する情報を、切り替えた後の装置に記憶することにより、ユーザが再び設定するような煩雑な手間を省くことが可能となる。

0017

かかる画像形成装置において、前記カラー画像形成装置として使用されているか、又は、前記単色画像形成装置として使用されているかを示す情報を有することが望ましい。
このような画像形成装置によれば、カラー画像形成装置として使用されているか、又は、単色画像形成装置として使用されているかを示す情報により、その時点にて画像形成装置が、カラー又は単色のいずれの画像形成装置として使用されているかを検出することが可能である。よって、この情報に基づいて、切り替えた後の画像形成装置に適した情報を一部の状態情報として切り替えた後の画像形成装置に記憶させることが可能である。

0018

かかる画像形成装置において、前記単色画像形成装置として使用する場合は、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された状態で、該現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してモノクロ画像を形成することが望ましい。
このような画像形成装置によれば、単色にて形成される画像としては、モノクロの画像が最も需要が高く、カラー画像形成装置として使用する際にもモノクロの画像を形成する場合が多い。このため、単色画像をモノクロ画像とすることが有効である。また、モノクロ画像を形成することに関する情報は、モノクロ画像形成装置として使用する場合と、カラー画像形成装置として使用する場合とのいずれにも必要である。よって、単色画像をモノクロ画像とした場合に、画像形成装置を切り替える前の装置に記憶されていた情報を、切り替えた後の装置に記憶することは特に有効である。

0019

また、現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な複数の着脱部と、潜像を担持するための像担持体と、を有し、前記カラー画像、及び、単色画像は媒体に形成され、前記複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体が装着された場合には、それぞれの現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみにモノクロ現像剤収容体が装着された場合には、該モノクロ現像剤収容体に収容されたモノクロ現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してモノクロ画像を形成するモノクロ画像形成装置として使用可能である画像形成装置において、前記カラー画像形成装置として使用されているか、又は、前記モノクロ画像形成装置として使用されているかを示す情報を有しており、当該装置の状態を示す種々の状態情報を書き換え可能に記憶する状態記憶部を有し、前記モノクロ画像形成装置から前記カラー画像形成装置への、又は、前記カラー画像形成装置から前記モノクロ画像形成装置への、切り替えの際に、前記切り替えの前に前記状態記憶部に記憶されている前記状態情報のうち、前記像担持体の寿命を示す寿命情報と、前記モノクロ画像形成装置に装着される前記モノクロ現像剤収容体に収容されているモノクロ現像剤の残量と、画像を形成した前記媒体の数を示す累積媒体情報と、前記カラー画像を形成した前記媒体の数を示すカラー画像情報と、前記モノクロ画像を形成した前記媒体の数を示すモノクロ画像情報と、当該装置に備えられた前記媒体に関する媒体情報と、を含む状態情報が前記切り替え後においても記憶されていることを特徴とする画像形成装置である。

0020

このような画像形成装置によれば、前記モノクロ画像形成装置から前記カラー画像形成装置へ、又は、前記カラー画像形成装置から前記モノクロ画像形成装置へ、切り替えた後でも、切り替える前に記憶されていた必要な情報を装置に記憶させておくことが可能である。このため、例えば、切り替えた後の画像形成装置に、切り替える前の画像形成装置に記憶されていた像担持体の寿命情報が記憶された場合には、像担持体の適正な寿命をユーザ等に報知することが可能であるとともに、ユーザ等は像担持体を適正な時期に交換し良好な画像を形成することが可能である。また、切り替え後の装置に記憶された情報が現像剤収容体に収容されている現像剤の残量情報の場合には、現像剤の適正な残量をユーザ等に報知することが可能であるとともに、ユーザ等は現像剤の適正な残量を認識することが可能である。さらに、切り替え後の装置に記憶された情報が累積媒体情報、カラー画像情報、モノクロ画像情報の場合には、給紙不良や通紙不良等のトラブルが発生した際における、原因の調査等に有効な情報を得ることが可能となる。

0021

また、単に前記モノクロ画像形成装置から前記カラー画像形成装置へ、又は、前記カラー画像形成装置から前記モノクロ画像形成装置へ、切り替えただけでは、変わらない状態に関する情報、例えば、切り替える前の装置にて記憶されていた媒体の種類や、媒体の供給場所、媒体の供給装置等媒体に関する情報を、切り替えた後の装置に記憶することにより、ユーザが再び設定するような煩雑な手間を省くことが可能となる。さらに、カラー画像形成装置として使用されているか、又は、モノクロ画像形成装置として使用されているかを示す情報に基づいて、切り替えた後の画像形成装置に必要な情報を一部の状態情報として切り替えた後の画像形成装置に記憶させることが可能である。

0022

また、現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な複数の着脱部と、潜像を担持するための像担持体と、を有し、前記複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体が装着された場合には、それぞれの現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された場合には、該現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置に、前記単色画像形成装置から前記カラー画像形成装置への、又は、前記カラー画像形成装置から前記単色画像形成装置への、切り替えの際に、前記切り替えの前に当該装置に記憶されている種々の状態情報のうち、一部の状態情報を書き換えず、他の状態情報を書き換える機能を実現させるためのコンピュータプログラムも実現可能である。

0023

また、コンピュータ、及び、このコンピュータに接続され、現像剤を収容するための現像剤収容体が着脱可能な複数の着脱部と、潜像を担持するための像担持体と、を有し、前記複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体が装着された場合には、それぞれの現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体が装着された場合には、該現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置、を備えた画像形成システムにおいて、当該装置の状態を示す種々の状態情報を書き換え可能に記憶する状態記憶部を有し、前記単色画像形成装置から前記カラー画像形成装置への、又は、前記カラー画像形成装置から前記単色画像形成装置への、切り替えの際に、前記切り替えの前に前記状態記憶部に記憶されている前記状態情報のうち、一部の状態情報は書き換えないことを特徴とする画像形成システムも実現可能である。

0024

また、複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像剤収容体を装着して、画像形成装置を、前記現像剤収容体に収容された現像剤により像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能とするステップと、前記単色画像形成装置として使用可能とされた前記画像形成装置に設けられた前記複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体を装着して、前記画像形成装置を、それぞれの現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能とするステップと、前記単色画像形成装置から前記カラー画像形成装置への切り替えに際して、前記切り替えの前に当該装置に記憶されている種々の状態情報のうち、一部の状態情報を書き換えず、他の状態情報を書き換えるステップと、を有することを特徴とする、単色画像形成装置のカラー画像形成装置への切り替え方法も実現可能である。

0025

また、複数の着脱部のそれぞれに現像剤収容体を装着して、画像形成装置を、前記現像剤収容体に収容された現像剤により像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能とするステップと、
前記カラー画像形成装置として使用可能とされた前記画像形成装置に装着された複数の前記現像剤収容体のうち、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部に装着された前記現像剤収容体のみを残して他の現像剤収容体を取り外して、前記画像形成装置を、前記一の着脱部に装着された前記現像剤収容体に収容された現像剤により前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能とするステップと、前記カラー画像形成装置から前記単色画像形成装置への切り替えに際して、前記切り替えの前に当該装置に記憶されている種々の状態情報のうち、一部の状態情報を書き換えず、他の状態情報を書き換えるステップと、を有することを特徴とする、カラー画像形成装置の単色画像形成装置への切り替え方法も実現可能である。

0026

===画像形成装置を備えた画像形成システムの構成===
本発明に係る実施の形態の一例である画像形成装置とコンピュータとが接続された画像形成システムを例に実施形態について、図面を参照しながら説明する。

0027

図1は、画像形成システムの外観構成を示した説明図である。画像形成システム700は、コンピュータ701と、画像形成装置としてのレーザビームプリンタ(以下、プリンタともいう)10とが双方向通信可能に接続されて構成されている。コンピュータ701からは、使用可能に設定されたプリンタ10に対して、プリンタ10の状態を示す情報を取得するためのリクエスト周期的に、または所定のタイミングにて送出される。プリンタ10は、このリクエストに応じて、コンピュータ701に対しレスポンスとして状態情報を送出するように設定されている。

0028

コンピュータ701は、コンピュータ本体702と、表示部としての表示装置704と、入力装置708と、読取装置710とを備えている。コンピュータ702は、本実施形態ではミニタワー型の筐体収納されているが、これに限られるものではない。表示装置704は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマディスプレイ液晶表示装置等が用いられるのが一般的であるが、これに限られるものではない。入力装置708は、本実施形態ではキーボード708Aとマウス708Bが用いられているが、これに限られるものではない。読取装置710は、本実施形態ではフレキシブルディスクドライブ装置710AとCD−ROMドライブ装置710Bが用いられているが、これに限られるものではなく、例えばMO(Magneto Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital Versatile Disk)等の他のものであっても良い。

0029

図2は、図1に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。コンピュータ本体702が収納された筐体内にRAM等の内部メモリ802と、ハードディスクドライブユニット804等の外部メモリがさらに設けられている。

0030

なお、以上の説明においては、コンピュータ701が、コンピュータ本体702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710を備えている例について説明したが、これに限られるものではない。例えば、コンピュータ701は、コンピュータ本体702と、画面タッチパネルが設けられた表示装置704とから構成されても良く、入力装置708及び読取装置710のいずれかを備えていなくても良い。

0031

===画像形成装置の全体構成例===
次に、図3及び図4を用いて、画像形成装置としてプリンタ10を例にとって、その概要について説明する。図3及び図4は、プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図であり、図3は、プリンタ10がカラープリンタとして使用される際の当該主要構成要素を示した図、図4は、プリンタ10がモノクロプリンタとして使用される際の当該主要構成要素を示した図である。プリンタ10のカラープリンタ又はモノクロプリンタとしての使用については、後に詳しく説明する。なお、図3及び図4には、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレイ92は、プリンタ10の下部に配置されており、定着ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されている。

0032

プリンタ10は、図3及び図4に示すように、潜像を担持するための感光体20の回転方向に沿って、帯電ユニット30、露光ユニット40、YMCK現像装置50、一次転写ユニット60、中間転写体70、クリーニングユニット75を有し、さらに、二次転写ユニット80、定着ユニット90、ユーザ等への報知手段をなす液晶パネルと操作ボタンを有する表示ユニット95、及び、これらのユニット等を制御しプリンタとしての動作を司る制御ユニット100を有している。

0033

感光体20は、円筒状の導電性基材とその外周面に形成された感光層を有し、中心軸を中心に回転可能であり、本実施の形態においては、図3及び図4中の矢印で示すように時計回りに回転する。
帯電ユニット30は、感光体20を帯電するための装置であり、露光ユニット40は、レーザ照射することによって帯電された感光体20上に潜像を形成する装置である。この露光ユニット40は、半導体レーザポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており、コンピュータ701(図1)から入力された画像情報に基づいて、変調されたレーザを帯電された感光体20に向けて照射する。
YMCK現像装置50は、現像剤収容体の一例としての現像ユニットが着脱可能な複数の着脱部50a、50b、50c、50dを有しており、当該着脱部に装着され、装着された現像ユニット、に収容された現像剤の一例としてのトナーTを用いて感光体20上に形成された潜像を現像するための装置である。

0034

ところで、本実施の形態に係るプリンタ10は、前記複数の着脱部50a、50b、50c、50dのそれぞれに現像ユニットが装着された場合には、それぞれの現像ユニットに収容されたトナーTにより感光体20に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラープリンタ(カラー画像形成装置)として使用可能であり、前記複数の着脱部50a、50b、50c、50dのうちの一の着脱部のみに現像ユニットが装着された場合には、当該現像ユニットに収容されたトナーTにより感光体20に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色プリンタ(単色画像形成装置)として使用可能である。従来のカラープリンタは、いつでもカラー画像を形成できるようにしておくために、互いに異なる色のトナーを収容した複数の現像ユニットがYMCK現像装置に装着されていないとモノクロ画像であっても形成できないようになっている。これに対し、本実施の形態に係るプリンタ10は、例えばブラック現像ユニット51のみが装着されている場合には、装着されているブラック現像ユニット51を用いてモノクロ画像を媒体に形成することが可能なモノクロプリンタとして動作する。

0035

プリンタ10がカラープリンタとして使用される場合には、図3に示すように、YMCK現像装置50の複数の着脱部50a、50b、50c、50dに、4つの現像ユニット、すなわち、ブラック現像ユニット51、マゼンタ現像ユニット52、シアン現像ユニット53、およびイエロー現像ユニット54が装着され、感光体20上に形成された潜像が各現像ユニットに収容されたトナーTにより現像される。

0036

YMCK現像装置50は、回転することにより、前記4つの現像ユニット51、52、53、54の位置を動かすことを可能としている。すなわち、前記4つの現像ユニット51、52、53、54は、中心軸50eを中心として、それらの相対位置を維持したまま回転可能となっている。そして、各現像ユニット51、52、53、54は、1ページ分の潜像を、それぞれの現像ユニット51、52、53、54に収容されたトナーTにて現像する毎に選択的に感光体20と対向し、感光体20上に形成された潜像を順次現像する。

0037

一方、プリンタ10がモノクロプリンタとして使用される場合には、図4に示すように、YMCK現像装置50の複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに、現像ユニットが装着され、感光体20上に形成された潜像が当該現像ユニットに収容されたトナーTにより現像される。すなわち、前述した4つの着脱部50a、50b、50c、50dのうちの一つである着脱部50aに、ブラック現像ユニット51が装着され、画像形成を行う際に、YMCK現像装置50が回転することにより、ブラック現像ユニット51が感光体20と対向する位置に移動する。そして、感光体20上に形成された潜像は、ブラック現像ユニット51に収容されたブラックトナーTにて現像される。

0038

なお、本実施の形態に係る現像ユニット及び着脱部は、物理的に各現像ユニットが当該現像ユニットに対応した唯一の着脱部にしか装着できないように、構成されている。すなわち、4つの着脱部50a、50b、50c、50dのうち、ブラック現像ユニット51を装着できるのは着脱部50aだけであり、マゼンタ現像ユニット52を装着できるのは着脱部50bだけであり、シアン現像ユニット53を装着できるのは着脱部50cだけであり、イエロー現像ユニット54を装着できるのは着脱部50dだけである。
また、YMCK現像装置50及び各現像ユニットの詳細については後述する。

0039

一次転写ユニット60は、感光体20に形成されたトナー像を中間転写体70に転写するための装置である。
この中間転写体70は、PETフィルムの表面にアルミ蒸着層を設けさらにその表層半導電塗料を形成、積層したエンドレスベルトであり、感光体20とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。
二次転写ユニット80は、中間転写体70上に形成されたトナー像を紙、フィルム、布等の媒体に転写するための装置である。
定着ユニット90は、媒体上に転写されたトナー像を媒体に融着させて永久像とするための装置である。

0040

クリーニングユニット75は、一次転写ユニット60と帯電ユニット30との間に設けられ、感光体20の表面に当接されたゴム製のクリーニングブレード76を有し、一次転写ユニット60によって中間転写体70上にトナー像が転写された後に、感光体20上に残存するトナーTをクリーニングブレード76により掻き落として除去するための装置である。

0041

制御ユニット100は、図5に示すようにメインコントローラ101と、ユニットコントローラ102とで構成され、メインコントローラ101には画像信号及び制御信号が入力され、この画像信号及び制御信号に基づく指令に応じてユニットコントローラ102が前記各ユニット等を制御して画像を形成する。

0042

===制御ユニットの概要===
次に、制御ユニット100の構成について図5を参照しつつ説明する。図5はプリンタ10の制御ユニット100を示すブロック図である。制御ユニット100は、メインコントローラ101とユニットコントローラ102とを有している。
メインコントローラ101は、CPU111と、不図示のコンピュータと接続するためのインターフェース112と、コンピュータから入力された画像信号を記憶するための画像メモリ113と、電気的に書き換え可能な114a、RAM114b、各種制御用プログラムを備えたプログラムROM等からなるメインコントローラ側メモリ114と、を備えている。
メインコントローラ101のCPU111は、インターフェースを介して入力される画像データの画像メモリ113への読み込み及び読み出しの制御とともに、コンピュータから入力された制御信号に基づいてユニットコントローラ102のCPU120と同期させて装置全体の制御を司っている。

0043

また、EEPROM114aには、プリンタ10がカラープリンタとして使用されるか、モノクロプリンタとして使用されるかを示す装置情報としての機種情報が格納されているとともに、後述する種々の状態情報が記憶される状態記憶部としても機能する。詳細については後述するが、CPU111は、前述した4つの着脱部のどこに現像ユニットが装着されているかを示す現像ユニットの装着情報を、所定のタイミングでユニットコントローラ102から受信する。そして、当該装着情報に基づいて、EEPROM114a内の前記機種情報を必要に応じて書き換える。なお、機種情報は、EEPROM114a内に1ビットの情報として書き込まれており、その値が0のときはプリンタ10がカラープリンタとして使用されていることを、その値が1のときはプリンタ10がモノクロプリンタとして使用されていることを示している。この機種情報は、プリンタ10の電源投入された際にEEPROM114aに基づいてRAM114bの情報が書き換えられる。

0044

ユニットコントローラ102は、CPU120と、電気的に書き換え可能なEEPROM116a、RAM、各種制御用のプログラムを備えたプログラムROM等からなるユニットコントローラ側メモリ116と、装置本体の各ユニット(帯電ユニット30、露光ユニット40、一次転写ユニット60、クリーニングユニット75、二次転写ユニット80、定着ユニット90、表示ユニット95)及びYMCK現像装置50を駆動制御するための各駆動制御回路等を有している。
ユニットコントローラ102のCPU120は、各駆動制御回路と電気的に接続され、メインコントローラ101のCPU111からの制御信号に基づいて各駆動制御回路を制御する。すなわち、各ユニットが備えるセンサ等からの信号を受信することによって、各ユニット及びYMCK現像装置50の状態を検出しつつ、メインコントローラ101から入力される信号に基づいて、各ユニット及びYMCK現像装置50を制御する。

0045

また、CPU120は、前述した機種情報に基づいて、各駆動制御回路を制御する。すなわち、当該機種情報の値が0の場合には、カラープリンタとして、当該プリンタ10の各ユニット及びYMCK現像装置50を制御し、当該装置情報の値が1の場合には、モノクロプリンタとして、当該プリンタ10の各ユニット及びYMCK現像装置50を制御する。

0046

EEPROM116aには、前述した4つの着脱部のどこに現像ユニットが装着されているかを示す現像ユニットの装着情報が格納されている。詳細については後述するが、CPU120は、現像ユニットの着脱後に、着脱された当該現像ユニットに対応した着脱部に現像ユニットが装着されているかどうかを判定する。そして、判定された結果に基づいて、EEPROM116a内の前記装着情報を必要に応じて書き換える。なお、装着情報は、EEPROM114a内に、着脱部毎に1ビットの情報、すなわち、計4ビットの情報、として書き込まれており、その値が0のときは現像ユニットが装着されていないことを、その値が1のときは現像ユニットが装着されていることを示す。

0047

また、ユニットコントローラ102が備えるCPU120は、シリアルインターフェース(I/F)121を介して、シリアルEEPROM等の不揮発性記憶素子(以下、本体側メモリとする)122に接続されている。この本体側メモリ122には、装置制御のために必要となるデータが記憶されている。またCPU120には、本体側メモリ122のみならず、各現像ユニット51、52、53、54に設けられた現像ユニット側メモリ51a、52a、53a、54aにもシリアルインターフェース121を介して接続されており、本体側メモリ122及び現像ユニット側メモリ51a、52a、53a、54aとの間でデータ転送可能となるとともに、入出力ポート123を介して各現像ユニット側メモリ51a、52a、53a、54aにチップセレクト信号CSを入力可能となっている。現像ユニット側メモリ51a、52a、53a、54aについては後述する。

0048

また、CPU120は入出力ポート123を介してHP検出部31とも接続されている。

0049

===現像ユニットの構成例===
次に、図6及び図7を用いて、現像ユニットの構成例について説明する。図6は、現像ユニットの概念図であり、図7は現像ユニットの主要構成要素を示した断面図である。なお、図7に示す断面図は、図6に示す長手方向に垂直な面で現像ユニットを切り取った断面を表したものである。また、図7においては、図3同様、矢印にて上下方向を示しており、イエロー現像ユニット54が、感光体20と対向する現像位置に位置している状態を示している。

0050

YMCK現像装置50には、ブラック(K)トナーを収容したブラック現像ユニット51、マゼンタ(M)トナーを収容したマゼンタ現像ユニット52、シアン(C)トナーを収容したシアン現像ユニット53、及び、イエロー(Y)トナーを収容したイエロー現像ユニット54を装着することができるが、各現像ユニットの構成は同様であるので、以下、イエロー現像ユニット54について説明する。
イエロー現像ユニット54は、現像ローラ510、シール部材520、トナー収容部530、ハウジング540、トナー供給ローラ550、規制ブレード560等を有している。

0051

現像ローラ510は、トナーTを担持して感光体20と対向する現像位置に搬送する。また、現像ローラ510は、図6に示すとおり、その長手方向両端部で支持されており、中心軸を中心として回転可能である。図7に示すように、現像ローラ510は、感光体20の回転方向(図7において時計方向)と逆の方向(図7において反時計方向)に回転する。また、図7に示すように、イエロー現像ユニット54の現像ローラ510と感光体20とは間隔を隔てて対向している。すなわち、イエロー現像ユニット54は、感光体20上に形成された潜像を非接触状態で現像する。なお、感光体20上に形成された潜像を現像する際には、現像ローラ510と感光体20との間に交番電界が形成される。

0052

シール部材520は、イエロー現像ユニット54内のトナーTが器外に漏れることを防止するとともに、現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーTを、掻き落とすことなく現像器内に回収する。このシール部材520は、ポリエチレンフィルム等からなるシールであり、現像ローラ510側とは逆側に設けられモルトプレーン等からなるシール付勢部材524の弾性力によって、現像ローラ510に押しつけられている。

0053

ハウジング540は、一体成型された複数のハウジング部を溶着して形成されている。図7に示すように、当該ハウジング540は、ハウジング540の外部と連通する開口572を有し、ハウジング540の外方から当該開口572に周面を臨ませて、前述した現像ローラ510がその一部が露出した状態で配置されている。また、後述する規制ブレード560も、ハウジング540の外方から当該開口572に臨んだ状態で配置されている。

0054

また、当該ハウジング540は、トナーTを収容可能なトナー収容部530を形成している。
トナー供給ローラ550は、前述したトナー収容部530に設けられ、当該トナー収容部530に収容されたトナーTを現像ローラ510に供給する。このトナー供給ローラ550は、ポリウレタンフォーム等からなり、弾性変形された状態で現像ローラ510に当接している。トナー供給ローラ550は、トナー収容部530の下部に配置されており、トナー収容部530に収容されたトナーTは、該トナー収容部530の下部にてトナー供給部材530によって現像ローラ510に供給される。トナー供給ローラ550は、中心軸を中心として、現像ローラ510の回転方向(図7において反時計方向)と逆の方向(図7において時計方向)に回転する。なお、トナー供給ローラ550は、トナー収容部530に収容されたトナーTを現像ローラ510に供給する機能を有するとともに、現像後に現像ローラ510に残存しているトナーTを、現像ローラ510から剥ぎ取る機能をも有している。

0055

規制ブレード560は、現像ローラ510に担持されたトナーTに電荷を付与し、また、現像ローラ510に担持されたトナーTの層厚規制する。この規制ブレード560は、ゴム部560aと、ゴム支持部560bとを有している。ゴム部560aは、シリコンゴムウレタンゴム等からなり、ゴム支持部560bは、リン青銅ステンレス等のバネ性を有する薄板である。ゴム部560aは、ゴム支持部560bに支持されており、ゴム支持部560bは、その一端部が一対のブレード支持板金562に挟まれて支持された状態で、ブレード支持板金562を介してハウジング540に取り付けられている。また、規制ブレード560の現像ローラ510側とは逆側には、モルトプレーン等からなるブレード裏部材570が設けられている。

0056

ここで、ゴム支持部560bの撓みによる弾性力によって、ゴム部560aが現像ローラ510に押しつけられている。また、ブレード裏部材570は、ゴム支持部560bとハウジング540との間にトナーTが入り込むことを防止して、ゴム支持部560bの撓みによる弾性力を安定させるとともに、ゴム部560aの真裏からゴム部560aを現像ローラ510の方向へ付勢することによって、ゴム部560aを現像ローラ510に押しつけている。したがって、ブレード裏部材570は、ゴム部560aの現像ローラ510への均一当接性を向上させている。

0057

このように構成されたイエロー現像ユニット54において、トナー供給ローラ550がトナー収容部530に収容されているトナーTを現像ローラ510に供給する。現像ローラ510に供給されたトナーTは、現像ローラ510の回転に伴って、規制ブレード560の当接位置に至り、該当接位置を通過する際に、電荷が付与されるとともに、層厚が規制される。層厚が規制された現像ローラ510上のトナーTは、現像ローラ510のさらなる回転によって、感光体20に対向する現像位置に至り、該現像位置にて交番電界下で感光体20上に形成された潜像の現像に供される。現像ローラ510のさらなる回転によって現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーTは、シール部材520を通過して、シール部材520によって掻き落とされることなく現像ユニット内に回収される。

0058

また、各現像ユニット51、52、53、54は、それぞれの現像ユニットに収容されているトナーの色情報や、トナーの消費量等、現像ユニットに関する各種情報を記憶するための記憶素子、例えば、シリアルEEPROM等の不揮発性記憶メモリ(以下、現像ユニット側メモリともいう)51a、52a、53a、54aを備えている。
この現像ユニット側メモリ51a、52a、53a、54aは、現像ユニットの一方端側面に設けられた現像ユニット側コネクタ51b、52b、53b、54bと、装置本体側(プリンタ側)に設けられた装置本体側コネクタ34とが必要なときに互いに当接して、本体制御ユニット100のユニットコントローラ102と電気的に接続される。

0059

===YMCK現像装置の概要===
次に、YMCK現像装置50の概要について、図8A〜図8Cを用いて説明する。なお、本項では、便宜上、前記4つの着脱部50a、50b、50c、50dのそれぞれに現像ユニット51、52、53、54が装着されている場合を例に説明するが、前記4つの着脱部50a、50b、50c、50dのうちの一の着脱部のみに現像ユニットが装着されている場合にも適用可能である。

0060

YMCK現像装置50は、その中心に位置する回転軸50eを有し、この回転軸50eには現像ユニットを保持するための支持フレーム55が固定され、回転軸50eは、プリンタ10の筐体をなす2枚のフレーム側板(図示せず)の間に架け渡されて、その両端部が支持されている。なお、回転軸50eの軸方向は、鉛直方向と交差している。
この支持フレーム55は、前述した4色の現像ユニット51、52、53、54が、前記回転軸50eを中心として着脱自在に装着される4つの着脱部50a、50b、50c、50dを周方向に90°間隔で備えている。
回転軸50eには不図示のパルスモータクラッチを介して接続されており、このパルスモータを駆動することで支持フレーム55を回転させ、上記4つの現象装置51、52、53、54を所定の位置に位置決めできるようになっている。

0061

図8A〜図8Cは、回転するYMCK現像装置50の3つの停止位置を示しており、図8Aは、画像形成の実行を待機しているときの待機位置であって、YMCK現像装置50の回転方向の基準位置となる停止位置でもあるホームポジション位置(以下「HP位置」という)を、図8Bは、YMCK現像装置50に装着されたブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bと、装置本体側に設けられた装置本体側コネクタ34とが対向するコネクタ着脱位置を、図8Cは、ブラック現像ユニット51の着脱位置を、それぞれ示している。
ここで、図8B及び図8Cにおいて、コネクタ着脱位置と現像ユニット着脱位置とはブラック現像ユニット51を対象として示したが、YMCK現像装置50を90°づつ回転させると、各現像ユニットのコネクタ着脱位置と現像ユニット着脱位置となる。

0062

先ず、図8Aに示すHP位置について説明する。YMCK現像装置50の回転軸50eの一方端側には、HP位置を検出するためのHP検出部31(図7)が設けられている。このHP検出部31は、回転軸50eの一方端に固着された信号生成用円盤と、発光部、受光部を備えたフォトインタラプタ等からなるHPセンサとで構成されている。円盤の周縁部は、HPセンサの発光部と受光部との間に位置するように配置され、円盤に形成されたスリット部がHPセンサの検出位置に移動してくると、HPセンサからの出力信号が「L」から「H」に変化する。そして、この信号レベルの変化とパルスモータのパルス数に基づきYMCK現像装置50のHP位置を検出し、このHP位置を基準として、各現像ユニットの現像位置等に位置決めすることができるように構成されている。

0063

図8Bは、前記HP位置から所定のパルス数分だけ、前記パルスモータを回転させたブラック現像ユニット51のコネクタ着脱位置である。このコネクタ着脱位置で、YMCK現像装置50に装着されたブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bと、装置本体側に設けられた装置本体側コネクタ34とが対向し、これらのコネクタを互いに当接又は離間させることが可能となる。

0064

図9A、図9Bを用いてさらに説明を加える。図9Aは、離間位置に係る図であり、図9Bは当接位置に係る図である。
図9Aは、装置本体側コネクタ34とブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bが離間している状態を示している。装置本体側コネクタ34は、ブラック現像ユニット51に対して接離移動可能に構成されており、必要に応じてブラック現像ユニット51に近づく方向(図9Bに示される矢印の方向)に移動する。これによって、図9Bに示されるように、装置本体側コネクタ34は、ブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bに当接し、ブラック現像ユニット51に取り付けられた現像ユニット側メモリ51aが制御ユニット100のユニットコントローラ102と電気的に接続され、現像ユニット側メモリ51と装置本体との間で通信が行われる。

0065

また、逆に、図9Bに示される装置本体側コネクタ34とブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bが当接している状態から、装置本体側コネクタ34が、ブラック現像ユニット51から遠ざかる方向(図9Bに示される矢印の方向と逆方向)に移動する。これによって、図9Aに示されるように、装置本体側コネクタ34は、ブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bから離間する。

0066

なお、装置本体側コネクタ34の移動は、例えば、パルスモータと当該パルスモータに接続される複数のギアと当該ギアに接続される偏心カムにより構成される不図示の機構により実現される。すなわち、所定のパルス数分だけ、前記パルスモータを回転させると、上記機構は、所定の離間位置から前記パルス数に対応した距離分装置本体側コネクタ34を移動させ、当該装置本体側コネクタ34を所定の当接位置に位置決めさせる。逆に、所定のパルス数分だけ、前記パルスモータを逆回転させると、上記機構は、所定の当接位置から前記パルス数に対応した距離分装置本体側コネクタ34を移動させ、当該装置本体側コネクタ34を所定の離間位置に位置決めさせる。

0067

また、このブラック現像ユニット51に対するコネクタ着脱位置は、イエロー現像ユニット54の現像ローラ510と感光体20とが対向してイエロー現像ユニット54の現像位置となる。すなわち、ブラック現像ユニット51に係るYMCK現像装置50のコネクタ着脱位置は、イエロー現像ユニット54に係るYMCK現像装置50の現像位置である。また、パルスモータがYMCK現像装置50を90°反時計方向に回転させると、シアン現像ユニット52のコネクタ着脱位置、及び、ブラック現像ユニット51の現像位置となり、YMCK現像装置50を90°回転する毎に順次各現像ユニットのコネクタ着脱位置、及び現像位置となる。

0068

前記YMCK現像装置50を支持し、プリンタ10の筐体をなす2枚のフレーム側板の一方には、1つの現像ユニットが通過可能な着脱専用口37と、着脱専用口37を開閉可能に覆う内側カバー(図示せず)と、着脱専用口37近傍に着脱ユニット選択ボタン38および表示ランプ39とが設けられている。着脱ユニット選択ボタン38は、現像ユニットを装着または取り外す際に対象となる現像ユニットに対応する着脱部を着脱専用口37まで移動させるための操作ボタンである。表示ランプ39は、内側カバーの開閉を作業者に示すために設けられ、内側カバーを開くことを禁止することを示す表示ランプと、許容することを示す表示ランプとを有している。着脱専用口37は、YMCK現像装置50を回転させて、現像ユニットごとにそれぞれ設定された現像ユニット着脱位置に停止させた際に、図8Cに示すように、該当する現像ユニット(ここでは、ブラック現像ユニット51)のみを、回転軸50eに沿う方向に引き出して取り外すことが可能な位置に形成されている。また、着脱専用口37は、現像ユニットの外形より僅かに大きく形成され、現像ユニット着脱位置では、現像ユニットの取り外しだけでなく、この着脱専用口37を通して回転軸50eに沿う方向に新しい現像ユニットを進入させ、支持フレーム55に現像ユニットを装着することもできる。そして、YMCK現像装置50が現像ユニット着脱位置以外に位置する間は、その現像ユニットの着脱はフレーム側板によって規制されている。
なお、YMCK現像装置50を上記した位置で確実に位置決め固定するために、不図示のロック機構が設けられている。

0069

===画像形成システムにおけるプリンタの動作===
次に、プリンタ10の動作について、カラー画像を形成する場合の動作と単色画像としてモノクロ画像を形成する場合の動作とに分けて、以下に説明する。なお、プリンタ10がカラープリンタとして使用される場合には、プリンタ10は、カラー画像だけでなく、モノクロ画像を形成することも可能である。したがって、以下に説明するモノクロ画像を形成する場合の動作は、プリンタ10が前述したカラープリンタとして使用される場合にモノクロ画像を形成する場合と、プリンタ10がモノクロプリンタとして使用される際にモノクロ画像を形成する場合とにて同様に実行される。

0070

先ず、カラー画像を形成する場合のプリンタ10の動作について説明する。
双方向通信可能に接続されたコンピュータ701からの画像信号及び制御信号がインターフェース(I/F)112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力されると、このメインコントローラ101からの指令に基づくユニットコントローラ102の制御により感光体20、現像ユニットに設けられた現像ローラ、及び、中間転写体70が回転する。感光体20は、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電される。

0071

感光体20の帯電された領域は、感光体20の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40によって、第1色目、例えばイエローYの画像情報に応じた潜像が該領域に形成される。また、YMCK現像装置50は、イエロー(Y)トナーを収容したイエロー現像ユニット54が、感光体20に対向した現像位置に位置している。

0072

感光体20上に形成された潜像は、感光体20の回転に伴って現像位置に至り、イエロー現像ユニット54によってイエロートナーで現像される。これにより、感光体20上にイエロートナー像が形成される。
感光体20上に形成されたイエロートナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60によって、中間転写体70に転写される。この際、一次転写ユニット60には、トナーTの帯電極性とは逆の極性一次転写電圧印加される。なお、この間、感光体20と中間転写体70とは接触しており、また、二次転写ユニット80は、中間転写体70から離間している。

0073

上記の処理が、第2色目、第3色目、及び、第4色目について、各々の現像ユニット毎に順次実行されることにより、各画像信号に対応した4色のトナー像が、中間転写体70に重ねて転写される。これにより、中間転写体70上にはフルカラートナー像が形成される。
中間転写体70上に形成されたフルカラートナー像は、中間転写体70の回転に伴って二次転写位置に至る。このとき、媒体は、給紙トレイ92から、給紙ローラ94、レジローラ96を介して二次転写ユニット80へ搬送される。そして、二次転写位置にてトナー像が形成されている中間転写体70と媒体とは重ねられて、二次転写ユニット80により押圧されるとともに二次転写電圧が印加されことにより、媒体にフルカラートナー像が転写される。
媒体に転写されたフルカラートナー像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて媒体に融着される。

0074

一方、感光体20は一次転写位置を経過した後に、クリーニングユニット75に支持されたクリーニングブレード76によって、その表面に付着しているトナーTが掻き落とされ、次の潜像を形成するための帯電に備える。掻き落とされたトナーTは、クリーニングユニット75が備える残存トナー回収部に回収される。

0075

プリンタ10は、上記画像を形成する動作の間に、コンピュータ等から送出され、受信した画像データに基づいて、トナー残量推定や、出力した媒体の数のカウント、感光体20の寿命の推定等を実行する。これら推定した値や、カウントした値は、状態情報としてEEPROM114aに記憶される。例えば、受信した画像データは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各成分に分解された潜像を形成するデータであるため、ブラックの潜像を形成するためのデータのみの場合には、モノクロ画像の形成した媒体の出力数を示す単色画像情報に1を加算し、イエロー、マゼンタシアンのいずれかの潜像を形成するためのデータが含まれていた場合には、カラー画像を形成した媒体の出力数を示すカラー画像情報に1を加算して、その結果をEEPROM114aに記憶する。また、このときカラー画像、モノクロ画像のいずれを出力した場合であっても1を算して、プリンタ10にて出力した媒体数を示す累積媒体情報としての累積出力数もEEPROM114aに記憶する。そして、予めカラー画像を1回出力する際に消費する各色のトナーの基準消費量、及び、モノクロ画像を1回出力する際に消費するブラックトナーの基準消費量が設定されており、現像ユニットが装着された後に出力されたカラー画像、モノクロ画像の数によりトナー残量が推定される。

0076

また、画像形成動作の開始時から所定時間経過した後にもプリンタ内に媒体が残っている場合に検出される「紙詰まり」や、スタックされた媒体が正常に供給されない場合に検出される「給紙不良」等、何らかの原因にて発生したエラーについても、発生したエラー項目発生回数対応付けられて、状態情報としてEEPROM114aに記憶される。さらに、プリンタを設置した後に、ユーザにより電源が投入された電源投入回数、所定時間の間操作されなかった場合に表示やヒーター等の電源を遮断する省電力モードからの復帰回数、各現像ユニット等の消耗品が交換された回数などもプリンタ10の状態を示す状態情報としてEEPROM114aに記憶される。

0077

次に、モノクロ画像を形成する場合のプリンタ10の動作について説明する。
双方向通信可能に接続されたコンピュータ701からの画像信号及び制御信号がインターフェース(I/F)112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力されると、このメインコントローラ101からの指令に基づくユニットコントローラ102の制御により感光体20、現像ユニットに設けられた現像ローラ、及び、中間転写体70が回転する。感光体20は、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電される。

0078

感光体20の帯電された領域は、感光体20の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40によって、画像情報に応じた潜像が該領域に形成される。また、YMCK現像装置50はブラックトナーを収容したブラック現像ユニット51が感光体20と対向した現像位置に位置している。

0079

感光体20上に形成された潜像は、感光体20の回転に伴って現像可能な位置に至り、ブラック現像ユニット51によって現像される。これにより、感光体20上にブラックトナー像が形成される。
感光体20上に形成されたブラックトナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60によって、中間転写体70に転写される。この際、一次転写ユニット60には、トナーの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧が印加される。なお、この間、二次転写ユニット80は、中間転写体70から離間している。

0080

中間転写体70上に形成されたトナー像は、中間転写体70の回転に伴って二次転写位置に至る。このとき、媒体は、給紙トレイ92から、給紙ローラ94、レジローラ96を介して二次転写ユニット80へ搬送される。そして、二次転写位置にてトナー像が形成されている中間転写体70と媒体とは重ねられて、二次転写ユニット80により押圧されるとともに二次転写電圧が印加されことにより、媒体にフルカラートナー像が転写される。
媒体に転写されたトナー像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて媒体に融着される。

0081

一方、感光体20は一次転写位置を経過した後に、クリーニングユニット75に支持されたクリーニングブレード76によって、その表面に付着しているトナーTが掻き落とされ、次の潜像を形成するための帯電に備える。掻き落とされたトナーTは、クリーニングユニット75が備える残存トナー回収部に回収される。

0082

モノクロ画像を形成するプリンタとして動作する際にも、プリンタ10は、モノクロ画像を形成する動作の間に、コンピュータ等から送出され、受信した画像データに基づいて、トナー残量の推定や、出力した媒体の数のカウント、感光体20の寿命の推定等を実行し、その結果を状態情報としてEEPROM114aに記憶する。モノクロ画像を形成するプリンタとして動作する場合には、受信した画像データは、ブラックの潜像を形成するためのデータのみであるから、モノクロ画像の形成した媒体の出力数を示す単色画像情報として、また累積媒体情報としてEEPROM114aの値にそれぞれ1を加算して、その結果をEEPROM114aに記憶する。トナー残量の推定は、ブラックトナーのみに対して実行される。また、「紙詰まり」や「給紙不良」等のエラーに関する情報、電源投入回数、省電力モードからの復帰回数、消耗品が交換された回数などもプリンタ10の状態を示す状態情報としてEEPROM114aに記憶されることは、カラー画像を形成するプリンタとして動作する場合と同様である。

0083

===プリンタの設置手順===
図10は、モノクロ画像を形成するプリンタとしてプリンタ10を設置する際の手順を示すフローチャートであり、図11は、カラー画像を形成するプリンタとしてプリンタ10を設置する際の手順を示すフローチャートである。

0084

プリンタ10は、工場出荷時にはいずれの着脱部50a、50b、50c、50dにも現像ユニットは装着されていない。このため、プリンタ10の設置時には現像ユニットの装着から始める。
現像ユニットの装着作業は、プリンタ10とコンピュータ701と接続する前にユーザ等の作業者により実施される。

0085

現像ユニットを装着する際には、まず、プリンタ10の電源を投入する(ステップS10)。プリンタ10の初期動作が終了した後に、作業者は着脱専用口37が設けられている側の外装カバーを開く(ステップS12)。この状態にて、表示ランプ39が視認可能となり、着脱ユニット選択ボタン38が操作可能となる。

0086

プリンタ10をモノクロの画像を形成するプリンタとして使用する場合には、作業者は、着脱ユニット選択ボタン38のブラック現像ユニットを選択するためのボタン38kを操作する(ステップS14)。この操作により、ブラック現像ユニット51が装着される着脱部50aが前述した現像ユニット着脱位置に位置するように支持フレーム55が回転する。ブラック現像ユニットを装着するための着脱部50aが所定の位置に移動すると(ステップS16)、表示ランプ39により内側カバーを開くことを許容することが示される(ステップS18)。作業者は、内側カバーを開いてブラック現像ユニット51を装着し、内側カバーを閉じる。(ステップS20)。その後、外装カバーを閉じると(ステップ22)、両カバーが閉じられた事象をプリンタ10が検出し、ブラック現像ユニット51が装着された支持フレーム55をブラック現像ユニット51のコネクタ着脱位置へ移動させる。

0087

そして、ユニットコントローラ102は、装置本体側コネクタ34を移動させて、ブラック現像ユニット51に設けられた現像ユニット側メモリ51aとの通信を試みる(ステップS24)。ユニットコントローラ102は、ブラック現像ユニット51が装着されてことを検出し、EEPROM116a内のブラック現像ユニット51に係る前記装着情報を1に設定し(ステップS26)、機種情報としてモノクロプリンタを示す1を設定する(ステップS28)。その後、プリンタ10の表示部95に電源の再投入を促すメッセージが表示され、このメッセージに従って作業者が電源を再投入する(ステップS30)。このとき、メインコントローラ101は、EEPROM114aからRAM114bに機種情報を記憶する(ステップ32)。ここでは、モノクロプリンタを示す値1が、RAM114bに記憶される。そして、ユニットコントローラ102のCPU120は、RAM114bに記憶された当該機種情報に基づいて、各駆動制御回路を制御することによりモノクロプリンタとして立ち上がる(ステップS34)。

0088

一方、プリンタ10をカラーの画像を形成するプリンタとして使用する場合にも、上記ブラック現像ユニット51を装着した手順(ステップS10〜S20)と同様に、順次、シアン、マゼンタ、イエローの各現像ユニットに対応する着脱ユニット選択ボタン38を操作し、各着脱部50a、50b、50c、50dに、それぞれ現像ユニットを装着する(ステップS36〜S40)。このとき、現像ユニットは必ずしもすべての着脱部に装着する必要はなくブラック現像ユニット51を含み2つ以上の現像ユニットを装着すればよい。

0089

各現像ユニットを装着し外装カバーを閉じると(ステップS40)、外装カバーが閉じられた事象をプリンタ10が検出し、現像ユニットが装着された支持フレーム55を、各現像ユニットのコネクタ着脱位置へ順次移動させる。

0090

そして、ユニットコントローラ102は、各現像ユニットのコネクタ着脱位置にて装置本体側コネクタ34を移動させて、各現像ユニットに設けられた現像ユニット側メモリとの通信を試みる(ステップS44)。ユニットコントローラ102は、装着されている現像ユニット検出し、装着されていることが検出されている現像ユニットに係る前記装着情報としてEEPROM116aの所定の記憶領域に1を(ステップS46)、機種情報としてカラープリンタを示す0を設定する(ステップS48)。その後、プリンタ10の表示部95に電源の再投入を促すメッセージが表示され、このメッセージに従って作業者が電源を再投入する(ステップS50)。このとき、メインコントローラ101は、EEPROM114aからRAM114bに機種情報を記憶する(ステップS52)。ここでは、カラープリンタを示す値0が、RAM114bに記憶される。そして、ユニットコントローラ102のCPU120は、RAM114bに記憶された当該機種情報に基づいて、各駆動制御回路を制御することによりカラープリンタとして立ち上がる(ステップS54)。

0091

モノクロプリンタ、及び、カラープリンタとして設定された後に、作業者はプリンタ10に設けられた操作ボタンを操作して諸設定を行う。例えば、プリンタ10が複数の給紙手段を有している場合には、各給紙手段対応付けて、当該各給紙手段にセットされた媒体の種類やサイズを示す媒体情報を設定したり、媒体の方向、出力する画像の解像度情報、媒体に対する画像位置を示すオフセット情報トナーセーブモードを有効にするか否かを示す情報等を前記操作ボタンにより入力し、プリンタのデフォルトの状態情報としてEEPROM114aに記憶しておく。

0092

このようにして、プリンタ10をモノクロの画像を形成するプリンタとして、また、カラーの画像を形成するプリンタとして設定した後に、作業者はコンピュータ701と接続する(ステップS56)。

0093

作業者は、コンピュータにて実行されているオペレーションシステムによりプリンタを設定する。このとき、コンピュータの制御ユニット100はプリンタ10のRAM114bから機種情報を取得し(ステップS58)、機種情報に応じて、例えばCD−ROM等により供給され画像を形成するためのデータをコンピュータ701からプリンタ10に送出するためのプログラムとしてのプリンタドライバを記憶し実行可能な状態とする(ステップS60)。すなわち、RAM114bから機種情報としてモノクロプリンタを示す値1を取得した場合には、モノクロ画像を形成するためのデータをコンピュータ701からプリンタ10に送出するためプリンタドライバが実行可能に記憶され、RAM114bから機種情報としてカラープリンタを示す値0を取得した場合には、カラー画像を形成するためのデータをコンピュータ701からプリンタ10に送出するためのプリンタドライバが実行可能に記憶される。このとき、プリンタを識別するためのプリンタ名がユーザにより設定され状態情報としてプリンタドライバに組み込まれるとともに、プリンタ10のEEPROM114aにも記憶される。また、プリンタ10がネットワークによって接続されている場合には、プリンタ10が接続されているプリンタサーバ名や、アドレスも状態情報としてプリンタドライバに組み込まれるとともに、プリンタ10のEEPROM114aにも記憶される。

0094

===画像形成装置のモード切り替え手順について===
前述したとおり、本実施の形態に係るプリンタ10は、複数の着脱部50a、50b、50c、50dのそれぞれに現像ユニットが装着された場合には、それぞれの現像ユニットに収容されたトナーTにより感光体20に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラープリンタとして使用可能であり、前記複数の着脱部50a、50b、50c、50dのうちの一の着脱部のみに現像ユニットが装着された場合には、当該現像ユニットに収容されたトナーTにより感光体20に担持された潜像を現像してモノクロ画像を形成するモノクロプリンタとして使用可能である。
ここでは、プリンタ10を、前記モノクロプリンタから前記カラープリンタへ切り替える手順の一例と、前記カラープリンタから前記モノクロプリンタへ切り替える手順の一例、について説明する。

0095

<<<モノクロプリンタからカラープリンタへの切り替え>>>
先ず、プリンタ10を、モノクロプリンタからカラープリンタへ切り替える手順について、図12を用いて説明する。図12は、プリンタ10をモノクロプリンタからカラープリンタへ切り替える手順を説明するためのフローチャートである。以下に説明されるプリンタ10の各種動作は、主として、プリンタ10内のメインコントローラ101又はユニットコントローラ102により実現される。特に、本実施の形態においては、プログラムROMに格納されたプログラムをCPUが処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
このフローチャートは、プリンタ10の電源が既にONされており、画像形成の実行を待機している状態から始まる。このときのYMCK現像装置50の待機位置は、図8Aに示したHP位置である。

0096

また、切り替え前のプリンタ10はモノクロプリンタとして使用されているので、モノクロプリンタとして動作させるためのプリンタドライバが実行可能に記憶され、現像ユニットは、図4に示したように、前述した4つの着脱部のうちの一の着脱部のみに装着されている。すなわち、着脱部50aにブラック現像ユニット51が装着されている一方で、他の着脱部50b、50c、50dには現像ユニットが装着されていない。

0097

先ず、プリンタ10がコンピュータと電気的に接続されている場合には、作業者は、コンピュータの電源をOFFしたり、双方を接続しているケーブルを外したりして、双方の電気的接続解除する(ステップS102)。
次に、プリンタ10をカラープリンタとして使用するためにシアン、マゼンタ、イエローの各現像ユニットを装着する。作業者は、外装カバーを開き(ステップS103)、装着する現像ユニットに対応付けられた着脱ユニット選択ボタン38を操作する。

0098

たとえば、先ず、イエロー現像ユニット54に対応付けられたの着脱ユニット選択ボタン38を操作する(ステップS104)。ユニットコントローラ102は、所定のパルス分だけパルスモータを回転させることにより、YMCK現像装置50を回転させて、YMCK現像装置50の位置をHP位置から、イエロー現像ユニット54の着脱位置へ移動させる(ステップS106)。
かかる状態で、ユニットコントローラ102は、イエロー現像ユニット54が着脱可能であることを、表示ランプ39にて作業者に報知する(ステップS108)。

0099

この表示ランプ39を確認した作業者は、内側カバーを開いてイエロー現像ユニット54を、着脱専用口37を通してYMCK現像装置50の着脱部50dへ装着する(ステップS110)。作業者が、イエロー現像ユニット54を装着した後に内側カバーを閉じると(ステップS12)、これを感知したユニットコントローラ102は、着脱ユニット選択ボタン38の操作を可能な状態にする。

0100

作業者は、シアン現像ユニット、マゼンタ現像ユニットについても、上記の手順にて着脱ユニット選択ボタン38を操作して、それぞれ所定の着脱部50b、50cに装着する(ステップS114,S116)。各現像ユニットを装着した後に作業者が外装カバーを閉じると(ステップS118)、ユニットコントローラ102は、この事象を検出し、各現像ユニットに取り付けられた現像ユニット側メモリ54aとの通信を試みるべく各現像ユニットを順次コネクタ着脱位置へ移動させる。

0101

各現像ユニットが、コネクタ着脱位置に移動し、YMCK現像装置50が停止すると、ユニットコントローラ102は、本体側コネクタ34と各現像ユニット54の現像ユニット側コネクタ54bとを当接させる。かかる状態で、各現像ユニット54に取り付けられた現像ユニット側メモリが制御ユニット100のユニットコントローラ102と電気的に接続され、現像ユニット側メモリと装置本体との間で通信が行われる(ステップS120)。また、ユニットコントローラ102は、当該通信が成功したかどうかを判定し、当該通信が成功した場合には、通信が成功した現像ユニット54が装着されているものとして、EEPROM116a内の対象となる現像ユニットに係る前記装着情報を1に設定する。このとき、当該通信が失敗した場合には、ユニットコントローラ102は、対象となる現像ユニットが装着されていないものとして、EEPROM116a内のイエロー現像ユニット54に係る装着情報を0に設定する(ステップS122)。本実施の形態においては、前記通信は成功し、EEPROM116a内のすべての現像ユニットに係る前記装着情報が、0から1へ書き換えられる。

0102

ユニットコントローラ102は、装着情報に関する上述した処理を終えた後に、総ての、すなわち、4つの、現像ユニットの装着情報を、メインコントローラ101へ送信する。装着情報を受信したメインコントローラ101は、当該装着情報に基づいて、前述した機種情報を設定する(ステップS124)。

0103

ここで、メインコントローラ101が、4つの現像ユニットの装着情報に基づいて、機種情報を設定するアルゴリズムについて説明する。メインコントローラ101は、4つの装着情報のうち、一の装着情報の値だけが、現像ユニットの装着を示す1である場合には、EEPROM114a内の機種情報の値を、モノクロプリンタを示す1に設定し、二以上の装着情報の値が1である場合には、前記機種情報の値を、カラープリンタを示す0に設定する。ただし、いずれの場合においても、ブラック現像ユニット51に係る装着情報の値が0のときは、メインコントローラ101は、機種情報の設定動作を実行しない(プリンタがカラープリンタとして使用されるかモノクロプリンタとして使用されるにかかわらず装着されるべきブラック現像ユニット51が、装着されていない場合には、機種情報の書き換えは行われずに以前の機種情報の値が維持される)。装着情報の値と機種情報の設定動作の関係については、図13に示すとおりである。

0104

本実施の形態において、各現像ユニットの装着情報の値は、すべての現像ユニットが1(図13におけるケースQ)となっているので、メインコントローラ101は、機種情報の値を、モノクロプリンタを示す1から、カラープリンタを示す0に書き換える。

0105

次に、作業者は、プリンタ10の電源をOFFする等してプリンタへの電力の供給を一旦停止させる(ステップS126)。そして、作業者は、プリンタ10の電源をONする等して、プリンタへ電力を再供給する(ステップS128)。

0106

プリンタ10に電力が供給されると、メインコントローラ101は、当該供給を感知して、EEPROM114aからRAM114bへ機種情報をロードする(ステップS130)。ここでは、カラープリンタを示す値0が、RAM114bへロードされる。このとき、EEPROM114aに記憶されている状態情報が更新されるが、各色のトナー残量、感光体の寿命情報、単色画像情報、カラー画像情報、累積媒体情報、「紙詰まり」や「給紙不良」などのエラー情報、電源投入回数、省電力モードからの復帰回数、消耗品の交換回数などの状態情報は、書き換えられることなく、切り替える前のEEPROM114aに記憶されていた情報がそのまま維持される。すなわち、モノクロプリンタからカラープリンタへ切り替えた際には、プリンタ設置時に作業者が入力したデフォルトの設定情報、例えば、媒体情報、出力する画像の解像度情報、オフセット情報、トナーセーブモードを有効にするか否かを示す情報、プリンタ名、プリンタサーバ名、アドレス等の状態情報が初期化される(ステップS131)。

0107

そして、ユニットコントローラ102のCPU120は、RAM114bへロードされた当該機種情報に基づいて、各駆動制御回路を制御する。すなわち、プリンタ10は、RAM114b内の機種情報を参照した結果、カラープリンタとして立ち上がり、当該プリンタ10の各ユニット及びYMCK現像装置50は、カラープリンタとして制御される(ステップS132)。

0108

その後、プリンタ10とコンピュータ701とをケーブルにて接続し、コンピュータ701の電源を投入して電気的に接続する(ステップS134)。作業者は、コンピュータ701にて実行されているオペレーションシステムによりプリンタを設定する。このとき、コンピュータの制御ユニット100はプリンタ10のRAM114bから機種情報を取得する(ステップS136)。このとき取得された機種情報はカラープリンタを示す0であり、電源投入以前に記憶していた機種情報1と異なるため、コンピュータ701は新たなプリンタとしてプリンタ10を検出する(ステップS138)。

0109

コンピュータ701は、新たなプリンタが検出されたことを作業者に報知する。この報知を確認した作業者は、例えばCD−ROM等により供給されているカラープリンタとして動作させるためのプリンタドライバを実行可能に記憶する(ステップS140)。このとき、プリンタ10は新たなプリンタとして検出されるため、すでに実行可能に記憶されていたモノクロプリンタとして動作させるためのプリンタドライバを削除することなく、カラープリンタとして動作させるためのプリンタドライバをさらに実行可能に記憶することになる。すなわち、モノクロプリンタからカラープリンタへの切り替える作業が終了すると、コンピュータ701には、モノクロプリンタとして動作させるためのプリンタドライバと、カラープリンタとして動作させるためのプリンタドライバとが共存していることになる。

0110

<<<カラープリンタからモノクロプリンタへの切り替え>>>
次に、プリンタ10を、カラープリンタからモノクロプリンタへ切り替える手順について、図14を用いて説明する。図14は、プリンタ10をカラープリンタからモノクロプリンタへ切り替える手順を説明するためのフローチャートである。以下に説明されるプリンタ10の各種動作は、主として、プリンタ10内のメインコントローラ101又はユニットコントローラ102により実現される。特に、本実施の形態においては、プログラムROMに格納されたプログラムをCPUが処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。

0111

このフローチャートは、プリンタ10の電源が既にONされており、画像形成の実行を待機している状態から始まる。このときのYMCK現像装置50の待機位置は、図8Aに示したHP位置である。
また、切り替え前のプリンタ10はカラープリンタとして使用されているので、カラープリンタとして動作させるためのプリンタドライバが実行可能に記憶され、現像ユニットは、図3に示したように、前述した4つの着脱部の総てに装着されている。すなわち、着脱部50aにはブラック現像ユニット51が、着脱部50bにはマゼンタ現像ユニット52が、着脱部50cにはシアン現像ユニット53が、着脱部50dにはイエロー現像ユニット54が装着されている。

0112

先ず、プリンタ10がコンピュータと電気的に接続されている場合には、作業者は、コンピュータの電源をOFFしたり、双方を接続しているケーブルを外したりして、双方の電気的接続を解除する(ステップS202)。
次に、プリンタ10をモノクロプリンタとして使用するためにシアン、マゼンタ、イエローの各現像ユニットを取り外す。作業者は、外装カバーを開き(ステップS203)、取り外す現像ユニットに対応付けられた着脱ユニット選択ボタン38を操作する。

0113

たとえば、先ず、イエロー現像ユニット54に対応付けられたの着脱ユニット選択ボタン38を操作する(ステップS204)。ユニットコントローラ102は、所定のパルス分だけパルスモータを回転させることにより、YMCK現像装置50を回転させて、YMCK現像装置50の位置をHP位置から、イエロー現像ユニット54のコネクタ着脱位置へ移動させてYMCK現像装置50を停止させる。このコネクタ着脱位置にてイエロー現像ユニット54の現像ユニット側コネクタ54bと本体側コネクタ54bとを当接させる。かかる状態にて、イエロー現像ユニット54に取り付けられた現像ユニット側メモリ54aがユニットコントローラ102と電気的に接続され、現像ユニット側メモリ54aと装置本体との間で通信が行われる(ステップS206)。

0114

通信が終了し、装置本体側コネクタ34が現像ユニット側コネクタ54bから離間した後に、ユニットコントローラ102は、所定のパルス分だけパルスモータを回転させることにより、YMCK現像装置50を回転させて、YMCK現像装置50の位置をイエロー現像ユニット54の着脱位置へ移動させる(ステップS208)。
かかる状態で、ユニットコントローラ102は、イエロー現像ユニット54が着脱可能であることを、表示ランプ39にて作業者に報知する(ステップS209)。
この表示ランプ39を確認した作業者は、内側カバーを開いてイエロー現像ユニット54を、着脱専用口37を通してYMCK現像装置50の着脱部50dから取り外す(ステップS210)。作業者が、イエロー現像ユニット54を取り外した後に内側カバーを閉じると(ステップS211)、これを感知したユニットコントローラ102は、着脱ユニット選択ボタン38の操作を可能な状態にする。

0115

作業者は、シアン現像ユニット、マゼンタ現像ユニットについても、上記の手順にて着脱ユニット選択ボタン38を操作して、それぞれ所定の着脱部から取り外す(ステップS212,S214)。イエロー、マゼンタ、シアンの各現像ユニットを取り外した後に作業者が外装カバーを閉じると(ステップS216)、ユニットコントローラ102は、この事象を検出し、各現像ユニットに取り付けられた現像ユニット側メモリ54aとの通信を試みるべく各現像ユニットを順次コネクタ着脱位置へ移動させる。

0116

各着脱部に現像ユニットが装着されている際に当該各現像ユニットに対するコネクタ着脱位置に各着脱部を順次移動し、各々のコネクタ着脱位置にてYMCK現像装置50が停止すると、ユニットコントローラ102は、本体側コネクタ34と各現像ユニットの現像ユニット側コネクタとを当接させる。かかる状態で、各現像ユニットに取り付けられた現像ユニット側メモリが制御ユニット100のユニットコントローラ102と電気的に接続され、現像ユニット側メモリと装置本体との間で通信が行われる(ステップS218)。また、ユニットコントローラ102は、当該通信が成功したかどうかを判定し、当該通信が成功した場合には、通信が成功した現像ユニット54が装着されているものとして、EEPROM116a内の対象となる現像ユニットに係る前記装着情報を1に設定する。このとき、当該通信が失敗した場合には、ユニットコントローラ102は、対象となる現像ユニットが装着されていないものとして、EEPROM116a内のイエロー現像ユニット54に係る装着情報を0に設定する(ステップS220)。本実施の形態においては、ブラック現像ユニットの現像装置側メモリと装置本体のみ通信が成功し、取り外されたイエロー、マゼンタ、シアンの各現像ユニットの現像ユニット側メモリと装置本体との通信は失敗する。このため、EEPROM116a内のブラック現像ユニットに係る前記装着情報は1のまま書き換えられることなく記憶されており、イエロー、マゼンタ、シアンの各現像ユニットに係る前記装着情報は1から0へ書き換えられる。

0117

ユニットコントローラ102は、装着情報に関する上述した処理を終えた後に、総ての、すなわち、4つの、現像ユニットの装着情報を、メインコントローラ101へ送信する。装着情報を受信したメインコントローラ101は、当該装着情報に基づいて、前述した機種情報を設定する(ステップS222)。

0118

本実施の形態において、各現像ユニットの装着情報の値は、ブラック現像ユニットのみが1、その他の現像ユニットは0である(図13におけるケースI)となっているので、メインコントローラ101は、機種情報の値を、カラープリンタを示す0から、モノクロプリンタを示す1に書き換える。

0119

次に、作業者は、プリンタ10の電源をOFFする等してプリンタへの電力の供給を一旦停止させる(ステップS224)。そして、作業者は、プリンタ10の電源をONする等して、プリンタへ電力を再供給する(ステップS226)。

0120

プリンタ10に電力が供給されると、メインコントローラ101は、当該供給を感知して、EEPROM114aからRAM114bへ機種情報をロードする(ステップS228)。ここでは、モノクロプリンタを示す値1が、RAM114bへロードされる。このとき、EEPROM114aに記憶されている状態情報が更新されるが、各色のトナー残量、感光体の寿命情報、単色画像情報、カラー画像情報、累積媒体情報、「紙詰まり」や「給紙不良」などのエラー情報、電源投入回数、省電力モードからの復帰回数、消耗品の交換回数などの状態情報は、書き換えられることなく、切り替える前のEEPROM114aに記憶されていた情報がそのまま維持される。すなわち、モノクロプリンタからカラープリンタへ切り替えた際には、プリンタ設置時に作業者が入力したデフォルトの設定情報、例えば、媒体情報、出力する画像の解像度情報、オフセット情報、トナーセーブモードを有効にするか否かを示す情報、プリンタ名、プリンタサーバ名、アドレス等の状態情報が初期化されることは、モノクロプリンタからカラープリンタへ切り替えた際と同様である(ステップS229)。

0121

そして、ユニットコントローラ102のCPU120は、RAM114bへロードされた当該機種情報に基づいて、各駆動制御回路を制御する。すなわち、プリンタ10は、RAM114b内の機種情報を参照した結果、モノクロプリンタとして立ち上がり、当該プリンタ10の各ユニット及びYMCK現像装置50は、モノクロプリンタとして制御される(ステップS230)。

0122

その後、プリンタ10とコンピュータ701とをケーブルにて接続し、コンピュータ701の電源を投入して電気的に接続する(ステップ232)。作業者は、コンピュータ701にて実行されているオペレーションシステムによりプリンタを設定する。このとき、コンピュータの制御ユニット100はプリンタ10のRAM114bから機種情報を取得する(ステップ234)。このとき取得された機種情報はモノクロプリンタを示す1であり、電源投入以前に記憶していた機種情報0と異なるため、コンピュータ701は新たなプリンタとしてプリンタ10を検出する(ステップ236)。

0123

コンピュータ701は、新たなプリンタが検出されたことを作業者に報知する。この報知を確認した作業者は、例えばCD−ROM等により供給されているモノクロプリンタとして動作させるためのプリンタドライバを実行可能に記憶する(ステップ238)。このとき、プリンタ10は新たなプリンタとして検出されるため、すでに実行可能に記憶されていたカラープリンタとして動作させるためのプリンタドライバを削除することなく、モノクロプリンタとして動作させるためのプリンタドライバをさらに実行可能に記憶することになる。すなわち、カラープリンタからモノクロプリンタへの切り替え作業が終了すると、コンピュータ701には、モノクロプリンタとして動作させるためのプリンタドライバと、カラープリンタとして動作させるためのプリンタドライバとが共存していることになる。

0124

なお、本実施の形態においては、プリンタ10の状態を、前記少なくとも2つの着脱部に現像ユニットが装着された状態から、着脱部50aのみに現像ユニットが装着された状態へ移行させるための、着脱部50aとは異なる他の着脱部からの現像ユニットの取り外しは、プリンタ10に電力が供給されている状態でのみ実行可能である。

0125

本実施の形態に示したプリンタ10によれば、モノクロプリンタからカラープリンタへ、又は、カラープリンタからモノクロプリンタへ、切り替えた後でも、切り替える前にEEPROMに記憶されていた、例えば各色のトナー残量、感光体の寿命情報、単色画像情報、カラー画像情報、累積媒体情報、「紙詰まり」や「給紙不良」などのエラー情報、電源投入回数、省電力モードからの復帰回数、消耗品の交換回数などの状態情報を、切り替えた後のプリンタに記憶させておくことが可能である。このため、例えば、切り替えた後のプリンタに、切り替える前の感光体20の寿命情報が記憶された場合には、プリンタに取り付けられている感光体の適正な寿命をユーザ等に報知することが可能であるとともに、ユーザ等は感光体20を適正な時期に交換し良好な画像を得ることが可能である。また、切り替えの前後にわたってプリンタ10に装着されている現像ユニットに収容されているトナーの残量も適正な値をユーザ等に報知することが可能である。さらに、切り替え後の装置に記憶された情報が累積媒体情報、カラー画像情報、モノクロ画像情報やエラー情報等は、給紙不良や通紙不良等のトラブルが発生した際における、原因の調査等に有効な情報を得ることが可能となる。さらに、電源投入回数、省電力モードからの復帰回数、消耗品の交換回数等も、切り替えの前後にわたって継続して記憶されているので、EEPROM114aの情報を確認することによりユーザの使用環境を把握することが可能である。

0126

本実施形態では、プリンタ10を切り替えた際に、媒体情報、出力する画像の解像度情報、オフセット情報、トナーセーブモードを有効にするか否かを示す情報、プリンタ名、プリンタサーバ名、アドレス等の状態情報が初期化される例について説明したが、これに限るものではない。特に、媒体の種類やサイズと、供給手段とを対応付けた媒体情報等は、単にモノクロプリンタからカラープリンタへ、又は、カラープリンタからモノクロプリンタへ切り替えただけでは、変わらない情報なので、例えば、切り替える前後において、書き換えられることなく、切り替える前のEEPROM114aに記憶されていた情報がそのまま維持されることとしてもよい。この場合には、ユーザが再び設定するような煩雑な手間を省くことが可能となり、プリンタ10を切り替える際における利便性が向上する。また、プリンタ10を切り替える際にRAM114bに記憶される機種情報に基づいて、切り替える前のプリンタに記憶されていた情報のうち、切り替えた後のプリンタに適した情報を、切り替えた後のプリンタに記憶させることとしてもよい。

0127

本実施形態においては、カラープリンタからモノクロプリンタに切り替える際に、イエロー、マゼンタ、シアンの各現像ユニットがすべて取り外されて外装カバーが閉じられた後に現像ユニットの装着情報をEEPROM116bに記憶する例を示したが、各々の現像ユニットが取り外された際に各々の装着情報を記憶してもよい。また、モノクロプリンタからカラープリンタに切り替える際に、イエロー、マゼンタ、シアンの各現像ユニットがすべて装着されて外装カバーが閉じられた後に現像ユニットの装着情報をEEPROM116bに記憶する例を示したが、各々の現像ユニットが装着される毎に各々の装着情報を記憶してもよい。

0128

===その他の実施の形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る画像形成装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。

0129

上記実施の形態においては、画像形成装置として中間転写型のレーザビームプリンタを例にとって説明したが、本発明は、中間転写型以外のレーザビームプリンタ、複写機ファクシミリなど、各種の画像形成装置に適用可能である。

0130

また、上記実施の形態においては、ロータリー方式の現像装置を備えた画像形成装置を例に説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、タンデム方式の現像装置を備えた画像形成装置にも、本発明を適用することができる。

0131

また、上記実施の形態においては、装置本体側コネクタを、現像ユニット側コネクタに当接させて、現像ユニット側メモリと装置本体との間で通信を行うこととしたが、これに限定されるものではなく、例えば、現像ユニット側の部材と装置本体側の部材とを接触させないで、前記通信を行うようにしてもよい。

0132

また、感光体についても、円筒状の導電性基材の外周面に感光層を設けて構成した、いわゆる感光ローラに限られず、ベルト状の導電性基材の表面に感光層を設けて構成した、いわゆる感光ベルトであってもよい。

0133

また、上記実施の形態においては、単色プリンタは、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像ユニットが装着された場合に、該現像ユニットに収容されたトナーにより感光体に担持された潜像を現像してモノクロ画像を形成するモノクロプリンタであることとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、上記実施の形態においては、前記一の着脱部に装着される現像ユニットは、ブラック現像ユニットであって、当該ブラック現像ユニットに収容されたトナーにより潜像を現像してモノクロ画像を形成することとしたが、これに限定されるものではなく、前記一の着脱部に装着される現像ユニットは、他の色のトナーを有する現像ユニットであって、当該現像ユニットに収容されたトナーにより潜像を現像して、当該他の色の画像を形成することとしてもよい。

0134

また、上記実施の形態においては、プリンタの状態を、前記一の着脱部のみに現像ユニットが装着された状態から、前記少なくとも二つの着脱部に現像ユニットが装着された状態へ移行させるための、前記一の着脱部とは異なる他の着脱部への前記現像ユニットの装着は、プリンタに電力が供給されている状態でのみ実行可能であることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、前記装着が、プリンタに電力が供給されていない状態でも実行可能であることとしてもよい。

発明を実施するための最良の形態

0135

また、上記実施の形態においては、電源のON、OFFによって、プリンタへの電力の供給の停止、プリンタへの電力の再供給を実現したが、これに限定されるものではなく、例えば、プリンタをリセットすることによって実現してもよい。

図面の簡単な説明

0136

本発明によれば、カラー画像形成装置から単色画像形成装置への切り替え、及び、単色画像形成装置からカラー現像装置への切り替えの際に一部の情報を引き継ぐことが可能な画像形成装置、この画像形成装置に実行させるコンピュータプログラム、この画像形成装置を備えた画像形成システム、単色画像形成装置のカラー画像形成装置への切り替え方法、及び、カラー画像形成装置の単色画像形成装置への切り替え方法を実現することが可能となる。

図1
画像形成システムの外観構成を示した説明図である。
図2
図1に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。
図3
プリンタ10がカラープリンタとして使用される際のプリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。
図4
プリンタ10がモノクロプリンタとして使用される際のプリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。
図5
プリンタ10の制御ユニット100を示すブロック図である。
図6
現像ユニットの概念図である。
図7
現像ユニットの主要構成要素を示した断面図である。
図8
図8Aは、画像形成の実行を待機しているときの待機位置であって、YMCK現像装置50の回転方向の基準位置となる停止位置でもあるホームポジション位置を示した図である。図8Bは、YMCK現像装置50に装着されたブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bと、装置本体側に設けられた装置本体側コネクタ34とが対向するコネクタ着脱位置を示した図である。図8Cは、ブラック現像ユニット51の着脱位置を示した図である。
図9
図9Aは、ブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bと装置本体側コネクタ34との離間位置を示した図である。図9Bは、ブラック現像ユニット51の現像ユニット側コネクタ51bと装置本体側コネクタ34との当接位置を示した図である。
図10
モノクロ画像を形成するプリンタとして設置する際の手順を示すフローチャートである。
図11
カラー画像を形成するプリンタとして設置する際の手順を示すフローチャートである。
図12
プリンタ10をモノクロプリンタからカラープリンタへ切り替える手順を説するためのフローチャートである。
図13
装着情報の値と機種情報の設定動作の関係について示した図である。
図14
プリンタ10をカラープリンタからモノクロプリンタへ切り替える手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10レーザビームプリンタ(本体) 20感光体
30帯電ユニット31 HP検出部
34 装置本体側コネクタ 37着脱専用口
38着脱ユニット選択ボタン
38k ブラック現像ユニット用ボタン
39表示ランプ40露光ユニット
50 YMCK現像装置
50a、50b、50c、50d 着脱部
50e回転軸51 ブラック現像ユニット
52マゼンタ現像ユニット 53シアン現像ユニット
54イエロー現像ユニット
51a、52a、53a、54a 現像ユニット側メモリ
51b、52b、53b 54b 現像ユニット側コネクタ
55支持フレーム60一次転写ユニット
70中間転写体75クリーニングユニット
76クリーニングブレード80二次転写ユニット
90定着ユニット92給紙トレイ
94給紙ローラ95表示ユニット
96レジローラ100 制御ユニット
101メインコントローラ102ユニットコントローラ
111 CPU 112インターフェース
113画像メモリ
114 メインコントローラ側メモリ
114a EEPROM(状態記憶部) 114b RAM
116 ユニットコントローラ側メモリ 116a EEPROM
120 CPU
121シリアルインターフェース(I/F)
122本体側メモリ123入出力ポート
510現像ローラ520シール部材
522シール支持板金 524シール付勢部材
530トナー収容部 540ハウジング
542 上ハウジング部 544 下ハウジング部
550トナー供給ローラ560規制ブレード
560aゴム部 560bゴム支持部
562ブレード支持板金570ブレード裏部材
572 開口 700 画像形成システム
702コンピュータ704表示装置
706 プリンタ 708入力装置
708Aキーボード708Bマウス
710読取装置
710Aフレキシブルディスクドライブ装置
710BCD−ROMドライブ装置
802内部メモリ
804ハードディスクドライブユニット
T トナー

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