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技術 内燃機関の複数の燃料噴射弁の制御のための方法及び制御機器

出願人 ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
発明者 セヴァンタティヨシャントーマスヴェンツラー
出願日 2004年3月29日 (16年7ヶ月経過) 出願番号 2004-096755
公開日 2004年12月24日 (15年10ヶ月経過) 公開番号 2004-360682
状態 拒絶査定
技術分野 内燃機関に供給する空気・燃料の電気的制御
主要キーワード トルク解除 ストローク期間 駆動制御パラメータ カウンタ装置 顧客ユーザー エンジンブレーキ作動状態 時間コスト アクチュエータ回路
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

内燃機関の複数の噴射弁駆動制御のための従来の方法および制御機器において、選択された噴射弁で行われた駆動制御を表す測定値の選択の際に、それらの測定値が完璧な噴射周期を表すことができるように改善を行うこと。

解決手段

選択が予め定められた監視時間窓の期間中に行われるようにする。

概要

背景

従来技法からは、特にヨーロッパ特許出願 EP 1 138 902 A1 明細書からこの種の方法および制御機器が公知である。この出願によれば、制御機器が制御装置作動装置を含んでおり、この作動装置が内燃機関噴射弁アクチュエータを、制御装置によって設定された噴射周期に対する応答の中で駆動制御する。実際に行われるアクチュエータないし噴射弁の駆動制御は、測定装置を用いて監視される。この測定装置は、複数の測定値アナログ/デジタル変換器に供給し、この変換器は、トリガ信号に対する応答の中で複数の測定値をアナログ/デジタル変換する。アナログ/デジタル変換器の入力側に印加された測定値と、選択された燃料噴射弁ないし内燃機関のシリンダとの一義的な対応付け保証するために、先のヨーロッパ特許出願では、それぞれ選択された噴射弁のみが相応の測定値検出によって監視されることないしは、それぞれ常に、選択された噴射弁のアクチュエータに対するトリガ信号のみが常に生成されことが示唆されている。それによって選択された噴射弁の目下の測定値のみがアナログ/デジタル変換され、引き続き評価される(前記特許文献の0072参照)。

前述した利点の他に、前記ヨーロッパ特許出願に記載されている手法は、次のような欠点も有している。すなわち、選択された燃料噴射弁の測定値の把握に不確実な要素を持ち合わせていることである。そのため例えば前述の手法のもとでは、噴射周期(これは通常は複数の噴射過程を含み得る)を、所定の測定値の数によって確実にかつ完全に表すことが保証できない。
ヨーロッパ特許出願 EP 1 138 902 A1 明細書

概要

内燃機関の複数の噴射弁の駆動制御のための従来の方法および制御機器において、選択された噴射弁で行われた駆動制御を表す測定値の選択の際に、それらの測定値が完璧な噴射周期を表すことができるように改善を行うこと。選択が予め定められた監視時間窓の期間中に行われるようにする。

目的

この電流は、定義に従って、アクチュエータにもたらされた充電量の時間単位毎の変化に関する情報を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

内燃機関の複数の燃料噴射弁(200−1…n)の駆動制御のための方法であって、個々の燃料噴射弁(200−1…n)に対するそれぞれ少なくとも1つの噴射特性を用いて噴射周期を設定するステップと、前記設定に対する応答の中で噴射弁(200−1…n)にそれぞれ対応すすアクチュエータ(210−n)の駆動制御を行うステップと、燃料噴射弁(200−1…n)に対して行われたアクチュエータ(210−n)の駆動制御を表す少なくとも1つの電気的特性量の値を測定し、多数の中から選定された噴射弁の実施した駆動制御を表す測定値を選択するステップを含んでいる形式の方法において、前記選択が予め定められた監視時間窓の期間中に行われるようにしたことを特徴とする方法。

請求項2

内燃期間の複数の燃料噴射弁(200−1…n)の駆動制御のための方法であって、噴射弁の駆動制御が行われない設定を行うステップと、多数の中から選定された噴射弁の駆動制御が実施されなかったことを表す測定値は選択しないステップを含んでいる形式の方法において、前記選択が予め定められた監視時間窓の期間中に行われるようにしたことを特徴とする方法

請求項3

開始時点及び終了時点ないし監視時間窓(8)の持続時間は、内燃機関のクランク軸の位置に依存して確定される、請求項1または2記載の方法。

請求項4

前記監視時間窓(B)は、720゜のクランク軸(KW)回転角度範囲を有している、請求項3記載の方法。

請求項5

順次連続する2つの監視時間窓の期間中に、以下の式、720゜/内燃機関のシリンダ数によって得られるクランク軸回転角度分の休止期間が存在する、請求項4記載の方法。

請求項6

監視時間窓(B)の開始時点は、予め定められた持続時間分だけ、監視すべき噴射周期の第1の噴射事象前に存在する、請求項1から5いずれか1項記載の方法。

請求項7

全ての噴射弁ないし内燃機関のシリンダは、順番に監視され、この場合そのつど個別に選択された順番でそのつどの測定値が周期的に選択されるか、又は任意の別の順序で選択される、請求項1から6いずれか1項記載の方法。

請求項8

監視時間窓の終了の後で、選択された測定値に妥当性検査が施され、その場合当該妥当性検査は、以下のステップを有している、すなわち、監視時間窓の期間中に本当に選択された測定値の実際値数を求め、前記実際値数と、監視時間窓に対する測定の予め設定された目標値数とを比較し、前記実際値数が目標値数に等しい場合には、選択されている測定値を評価し、前記実際値数が目標値数と一致しない場合には、選択されている測定値を放棄する、請求項1から7いずれか1項記載の方法。

請求項9

内燃機関の複数の燃料噴射弁(200−1…n)の駆動制御する制御機器のためのコンピュータプログラムにおいて、計算装置、特にマイクロプロセッサ上で実行される、請求項1から8いずれか1項記載の方法を実施するのに適したプログラムコードを有していることを特徴とする、コンピュータプログラム。

請求項10

前記コンピュータプログラムは、データ担体上に記憶されている、請求項9記載のコンピュータプログラム。

請求項11

内燃期間の複数の燃料噴射弁(200−1…n)を当該噴射弁にそれぞれ対応付けられたアクチュエータ(210−n)を介して駆動制御するための制御機器(100)であって、個々の噴射弁に対するそれぞれ少なくとも1つの噴射事象でもって噴射周期を設定する制御装置(110)と、設定された噴射周期に対する応答の中で前記アクチュエータ(210−n)を介して噴射弁を駆動制御する作動装置(120)と、実施されたアクチュエータ(220−n)の駆動制御を表す測定値としての少なくとも1つの電気的特性量(L1,S1)の検出と供給のための測定装置(220−n)を有し、前記制御装置(110)は、選択された噴射弁で実施される駆動制御を表す測定値を選択すべく、作動装置(120)と共働するように構成されている形式の制御機器において、前記制御装置(110)によって監視時間窓(B)が設定され、該監視時間窓(B)の期間中に、選択された噴射弁に対する測定値の選択が専ら行われるように構成されていることを特徴とする制御機器。

請求項12

内燃期間の複数の燃料噴射弁(200−1…n)を駆動制御するための制御機器(100)であって、噴射弁の駆動制御が何も実施されるべきでないことを設定するためと、このケースにおいて有利には噴射弁の駆動制御が何もおこなわれなかったことを表す測定値を選択しないための制御装置(110)を含んでいる形式の制御機器において、前記制御装置(110)が、専ら選択が行われる監視時間窓(B)を設定するように構成されていることを特徴とする制御機器。

請求項13

開始時点と終了時点ないし監視時間窓(B)の持続時間が内燃機関のクランク軸の位置に依存するように行われる、請求項11または12記載の制御機器。

請求項14

マルチプレクサ(122)を有しており、該マルチプレクサ(122)は、その信号入力側において同時に、それぞれ測定装置(220−n)によって検出された少なくとも1つの噴射弁(200−1…n)に対する電気的特性量(L1,S1,X1)の少なくとも1つの測定値を受信し、さらに前記マルチプレクサは、測定値をその出力側から送出すべく、有利には、制御装置(110)によって生成された制御信号に対する応答の中で前記測定値のそれぞれ1つを選択するように構成されている、請求項11から13いずれか1項記載の制御機器。

請求項15

前記マルチプレクサ(122)の信号入力側に同時に種々の噴射弁(200−1…)に対する少なくとも1つの測定値が印加され、制御信号は、噴射弁のどれに対してどの監視時間窓(B)の測定値を選択すべきかに関する情報を含んでいる、請求項14記載の制御機器。

請求項16

前記マルチプレクサ(122)の信号入力側において同時に種々の測定値、特に噴射弁に対する充電値または電圧値が印加されるもとで、制御信号に、種々の測定値がそれぞれどの監視時間窓(B)において選択されるべきかに関する情報が含まれている、請求項14又は15記載の制御機器。

請求項17

前記マルチプレクサ(122)の出力側は、制御装置(110)に対応付けられたアナログ/デジタル変換器(122)に接続されており、この場合該アナログ/デジタル変換器(122)は、選択される測定値をトリガ信号(Tr)に対する応答の中でアナログ/デジタル変換し、前記トリガ信号(Tr)は、所定の噴射周期に応じて作成される、請求項14から16いずれか1項記載の制御機器。

請求項18

トリガ信号(Tr)に対する応答の中で測定装置(220−n)によって提供される複数の印加される測定値のシーケンシャルな変換のために、制御装置(110)に対応付けられて多重アナログ/デジタル変換器(112′)が設けられており、この場合前記アナログ/デジタル(112′)のn個の入力側のうちの各々に、事前に定められた噴射弁からのそれぞれ1つの所定の電気的測定量が固定的に対応付けられ、前記制御装置(110)は、アナログ/デジタル変換された測定値から、自身で設定した監視時間窓(B)の期間中に、選択された噴射弁の実行された駆動制御を表す測定値が選択されるように構成されている、請求項11から13いずれか1項記載の制御機器。

請求項19

作動装置(120)が、選択された噴射弁のアクチュエータ(210−n)の充電過程の終了時に、もしくは放電過程の終了時に、トリガ信号(Tr)を電気的な充填によって生成する、請求項17または18記載の制御機器。

請求項20

前記制御装置(110)は、監視時間窓の期間中に実際に選択された値の実際値数を求めるカウンタ装置と、前記実際値数と、監視時間窓(B)に対する測定の所定の目標値数を比較するための非各装置とを有している、請求項11から19いずれか1項記載の制御機器。

請求項21

前記制御装置(110)は、放棄されなかった測定値を噴射弁の特性の変化に関して評価し、かつ噴射周期毎のアクチュエータ(210−n)の駆動制御に対する目標値送出を確定された変化によって適応化させるように構成されている、請求項20記載の制御機器。

技術分野

0001

本発明は、個々の燃料噴射弁に対するそれぞれ少なくとも1つの噴射特性を用いて噴射周期を設定するステップと、前記設定に対する応答の中で噴射弁にそれぞれ対応するアクチュエータ駆動制御を行うステップと、燃料噴射弁に対して行われたアクチュエータの駆動制御を表す少なくとも1つの電気的特性量の値を測定し、多数の中から選定された噴射弁の実施した駆動制御を表す測定値を選択するステップを含んでいる、内燃機関の複数の燃料噴射弁の駆動制御のための方法に関している。

背景技術

0002

従来技法からは、特にヨーロッパ特許出願 EP 1 138 902 A1 明細書からこの種の方法および制御機器が公知である。この出願によれば、制御機器が制御装置作動装置を含んでおり、この作動装置が内燃機関の噴射弁のアクチュエータを、制御装置によって設定された噴射周期に対する応答の中で駆動制御する。実際に行われるアクチュエータないし噴射弁の駆動制御は、測定装置を用いて監視される。この測定装置は、複数の測定値をアナログ/デジタル変換器に供給し、この変換器は、トリガ信号に対する応答の中で複数の測定値をアナログ/デジタル変換する。アナログ/デジタル変換器の入力側に印加された測定値と、選択された燃料噴射弁ないし内燃機関のシリンダとの一義的な対応付け保証するために、先のヨーロッパ特許出願では、それぞれ選択された噴射弁のみが相応の測定値検出によって監視されることないしは、それぞれ常に、選択された噴射弁のアクチュエータに対するトリガ信号のみが常に生成されことが示唆されている。それによって選択された噴射弁の目下の測定値のみがアナログ/デジタル変換され、引き続き評価される(前記特許文献の0072参照)。

0003

前述した利点の他に、前記ヨーロッパ特許出願に記載されている手法は、次のような欠点も有している。すなわち、選択された燃料噴射弁の測定値の把握に不確実な要素を持ち合わせていることである。そのため例えば前述の手法のもとでは、噴射周期(これは通常は複数の噴射過程を含み得る)を、所定の測定値の数によって確実にかつ完全に表すことが保証できない。
ヨーロッパ特許出願 EP 1 138 902 A1 明細書

発明が解決しようとする課題

0004

本発明の課題は、前記したような従来技術の欠点に鑑みて、内燃機関の複数の噴射弁の駆動制御のための従来の方法および制御機器において、選択された噴射弁で行われた駆動制御を表す測定値の選択の際に、それらの測定値が完璧な噴射周期を表すことができるように改善を行うことである。

課題を解決するための手段

0005

前記課題は本発明により、選択が予め定められた監視時間窓の期間中に行われるようにして解決される。

発明を実施するための最良の形態

0006

前記課題の解決手段は、実際の噴射周期が個々の噴射弁毎に設定されるケースに当てはまる。そのような設定は、全ての考えられる内燃機関の作動状態のもとで起こるものではない。特にそのような設定は、エンジンブレーキ作動状態では起こらない。このケースでは、噴射弁の駆動制御が実施されないように設定される。内燃機関がないしはその制御がエラーなしで機能している場合には、当該設定に基づいて噴射弁の駆動制御は行われず、それに応じて測定値も測定されない。

0007

それにもかかわらず、存在していない測定値のそのような選択は行われる。この“選択”という概念は、本発明では次のような趣旨で理解されたい。すなわち設定に従った実際上の測定値生成の有無に関する検査である。この選択ないし検査は、本発明によれば、予め設定された監視時間窓の期間中にのみ存在する。前述した課題の当該の解決手段は、請求項2に記載の方法によっても表される。

0008

噴射弁のアクチュエータの駆動制御のための電気的特性量は、電圧又は電流、有利には充電量であり得る。

0009

ここまでに記載してきた解決手段に対しては、開始時点の適切な選択と、監視時間窓の長さないし持続時間によって、完全な噴射周期を表す全ての測定値を把握することが保証される。この監視時間窓は、所定の燃料噴射弁に対する測定事象の監視と評価のための資源が、すなわち制御装置のためのリソースが、最小の時間コストに制限され、そのためこのリソースが例えば他の噴射弁ないしシリンダの測定値の監視のために最も短い時間内で得られる。

0010

監視時間窓の開始時点及び終了時点ないし持続時間を確定するために、有利には、この監視時間窓が内燃機関のクランク軸の位置ないし角度に依存して構成ないし位置付けされる。

0011

前述した課題は、さらに2つの制御機器によって解決される。これらの制御機器のもとでは、制御装置がそれぞれ1つの監視時間窓を設定する。それに対して選択された噴射弁に対する測定値の専らの選択が行われる。このようにして形成された制御機器の利点は、前述した方法に関連して説明した利点に相応する。

0012

本発明の別のさらに有利な実施例は、従属請求項に記載される。

0013

次に本発明を図面に基づき以下の明細書で詳細に説明する。

0014

図1からは、制御機器100が実質的には制御装置110と作動装置120からなっていることが明らかである。この制御装置110は、有利にはマイクロコントローラとして形成されてもよい。前記制御装置は、個々の噴射周期毎に噴射時間を、内燃機関の全ての燃料噴射弁200−1…nに対する個々の噴射周期毎の噴射時間が設定される。

0015

典型的な噴射周期は図2に示されている。この噴射周期は、メインストロークH1の他にサブストロークH2、H3も有している。この種の噴射周期の実現のために、制御装置110は、例えば次のようなことを設定する。すなわち、所定の噴射弁、例えば噴射弁200−1に対するアクチュエータへの充電をいつ開始すべきかや図2では時点tAL)、この充電をいつ終了させるべきか(図2では時点tEL)を設定する。さらに制御装置110は、次のような規模で実施される充電をどのくらいの期間維持すべきかを設定する。すなわち時点tAEでアクチュエータの放電が開始され、このことが時点tEEで再び終了されるようにである。このような1つのアクチュエータに対する充放電期間の設定によって、時間単位毎にアクチュエータにもたらされる充電に依存してそれに伴うノズルストロークとそのつどのストローク期間中に噴射されるべき燃料量が定められる。完全な噴射周期の確定のためには、当該の指示がメインストロークH1だけに対してではなく、全てのサブストロークH2,H3に対しても制御装置110によって与えられる。

0016

制御装置110はこのような噴射周期に対する設定指示を、1つの燃料噴射弁に対してだけではなく、n個の燃料噴射弁に対して200−1…n与える。この場合、この噴射周期は、時間的に重なり得る。図1において、l個の並行線路が設けられているならば、これらの情報が噴射周期の制御のために、制御装置110から作動装置120に伝送される。作動装置120は、制御装置110からのこの設定を、それぞれの噴射弁200−1…nに割当てられたアクチュエータの駆動制御のための正確な命令置換える。

0017

前記パラメータnは、内燃機関の所定のシリンダか若しくはそのシリンダに割当てられた噴射弁か又は当該噴射弁に割当てられたアクチュエータを表す。

0018

図3には、噴射弁200−nが直接ではなく、それに割当てられたアクチュエータ210−nを介して駆動制御されている様子が示されている。この駆動制御は、既に前述したように、当該アクチュエータに対する充電の実施によって行われる。噴射弁200−nの駆動制御若しくはそのアクチュエータ210−nの駆動制御は、適切な測定値の監視によってコントロールされる。この場合測定値として例えばそれぞれのアクチュエータ210−nを介してピックアップされる電圧Sn又は事前に定められたその一部、あるいはそのつど作動されるアクチュエータ210−nを流れる電流I(これは測定抵抗220−nを介してピックアップされる)などが適している。この電流は、定義に従って、アクチュエータにもたらされた充電量の時間単位毎の変化に関する情報を提供する。

0019

実際上では、例えば図2に示されているように、アクチュエータに対する充電過程の終了時点に存する充電量は、例えば前記したような電流の評価によって測定することができる。相応する測定時点は、図2において各ストロークの頂頭平面上のそれぞれ下方に向けられた白抜き矢印によって表されている。これらの時点においては、それぞれ充電量としてL1t1,L1t2,L1t3が測定される。類似の形式で通常は、1つの周期の各ストロークのもとでの充電過程の終了直前でアクチュエータ210−nを介して降下する電圧Snが測定される。詳細には当該図2では、このような形式で即低電圧S1t1,S1t2,S1t3が生じている。

0020

図4には、本発明の第1実施例が示されている。図4の中央には、まず制御装置110によって生成された選択信号SAに基づいて、所定の噴射弁200−1,200−2,200−nの選択が、そのために設けられている選択スイッチ124を用いて実行されことが示されている。このようにして選択された噴射弁に対しては、図4に示されている例では、噴射弁200−1(n=1)のもとで、所望の電気的測定量の選択が引き続き行われる。この電気的測定量の選択、例えば充電量L若しくは電圧S又はその他の電気量Xの選択は、選択スイッチ124有利には作動装置120に対応付けられているマルチプレクサ122を用いて行われる。制御装置110又は作動装置120自身によって生成される制御信号SBに対する応答の中で、マルチプレクサ122は、予め選択された噴射弁200−1に対して第2の制御信号SBによって設定される順序で、入力側に生じる電気量を測定値として選択する。このようにして当該マルチプレクサ122の出力側には、同じ様に図4中に交互の順番で示されている、噴射弁200−1において測定された充電量L1及び電圧S1が生じる。これらの測定値は、その時系列t1,t2,t3に沿って実際に行われた第1の噴射弁200−1の駆動制御ないしはそれに対して実際に実現された噴射周期(図2に例示的に示されている)を表している。この場合時点t1は時点t2よりも早期の時点であり、また時点t2は、時点t3よりも早期の時点である。

0021

前述した測定値は、単線のみで構成されたマルチプレクサ122の出力側を介して制御装置110のアナログ/デジタル変換器112に伝送される。この変換器によって前記測定値は、所定の噴射周期に従って生成されたトリガ信号に対する応答の中で、アナログ/デジタル変換される。このトリガ信号は、
有利には、実施された充電ないし放電過程の終了時点において、例えば作動装置120によって生成された信号に対する応答の中で生成される。本発明による、個々の噴射弁に対する監視時間窓Bは、図4中に示されている本発明の第1実施例においては、前述した信号SAとSBに含まれる。この信号SAとSBは、制御装置110によって設定される監視すべきシリンダを設定する。信号SAは、選択される噴射弁/シリンダの他にも、監視時間窓の開始と終了を定めている。すなわち、測定値が制御装置110によるさらなる評価の目的でそのアナログ/デジタル変換器112に向けて供給された瞬間の時点からそれが終了するまでの時点である。信号SBは、物理的な測定量、すなわち監視すべき噴射弁毎の充電量ないし電圧を設定する。

0022

監視時間窓は、有利には、720゜のクランク軸角度(KW)範囲に亘る。この720度のクランク軸角度とは、クランク軸の二回転分に相応する。この範囲によれば、事前に制御装置110によって選択される噴射弁の1つの完全な噴射周期がバーされる。この場合監視時間窓は、噴射周期に関するその位置によって次のように選択される。すなわち監視時間窓の開始時点と周期最初の噴射過程の間、並びに周期最後の噴射過程と監視時間窓の終了時点の間でさらにまだ所定の残り時間が存在するように選択される。このようにして本発明の主要な利点として、完全な噴射周期が監視時間窓の範囲内に収まり、特に当該周期の最初の噴射過程がいずれにせよ監視時間窓の範囲内に完全に収まることが保証される。そのためそれらの完全な把握が可能となる。2つの順次連続する監視時間窓の間には、有利には、時間的な休止期間が存在し、これはクランク軸角度において以下の式、
Δφ=720゜/内燃機関シリンダ数 (1)
によって表される。

0023

従って6気筒内燃機関の場合では、この2つの順次連続する監視時間窓の間の休止期間は、クランク軸角度で120度となる。以下のテーブル1には、この監視時間窓が、それぞれどのように内燃機関の1つのシリンダを正確に評価し、クランク軸の回転に亘って分散配置されているかが例示的に示されている。

0024

前述した本発明の第1実施例においては、監視すべき噴射弁ないしシリンダの選択並びに当該噴射弁に対応する測定値の選択が既に制御装置110外で行われることが重要となる。

0025

それとは異なって、選択された噴射弁に係わる測定データの選択は、以下に説明する本発明の第2実施例では最初に制御装置110内で行われる。

0026

図5には、この第2実施例が示されている。ここでは種々の噴射弁の測定データL1,S1,S2が各時点で制御装置110のアナログ/デジタル変換器112′の並列な入力側に印加される。トリガ信号Tr(これは当該第2実施例の場合でも前述の第1実施例で説明したのと同じように生成される)に対する応答の中で、それぞれアナログ/デジタル変換器112′の各入力側に並列に印加された測定値が、その中に読み込まれ、そこから相応のデジタルの測定値L1′,S2′,S3′に変換される。このアナログ/デジタル変換の後では、当該第2実施例によれば、それぞれ所望の、つまり選択された噴射弁を表す測定値の選択が行われる。これは図5によれば第1の噴射弁にもたらされた充電量L1′である。この第2実施例の場合でもこの選択は、前述の第1実施例に関連して説明した監視時間窓の範囲内で行われる。

0027

また図5によれば、トリガリング、すなわちアナログ/デジタル変換のトリガは、時系列でみて前記選択よりも前に行われる。そのためこのトリガリングも監視時間窓の範囲内で行われることが前提となる。

0028

本発明によれば、測定値の選択が第1実施例によって行われるか第2実施例によって行われるかに依存することなく、選択された測定値は引き続き評価され得る。

0029

選択された測定値の評価は、いずれにせよ、この測定値が事前の妥当性検査を無事に済ませた場合にのみ行われる。この妥当性検査の枠内では、まず監視時間窓の期間中に実際に選択された測定値の実際値数が求められる。この実際値数は、引き続き同じ監視時間窓に対する測定の所定の目標値数と比較される。本発明で提案されている2つの解決手段のもとでは、つまり噴射弁の駆動制御のための設定を行うケースにおいては、あるいは、駆動制御を行わないという趣旨の設定が行われるケースにおいても、制御装置110は、推定すべき測定値の目標値数を、所定のシリンダに対するそのつどの監視時間窓が活動化される前に識別する。特に後者のケースにおいては、つまり駆動制御を行わないケースにおいては、目標値数はもちろんゼロである。この後者のケースでは、目標値/実際値の比較は、内燃機関におけるトルク解除の操作のために用いられる。この情報は、内燃機関が組み込まれている車両の不所望な加速を回避したい時の監視目的において重要なものとなる。

0030

監視時間窓毎の測定値の数の目標値/実際値比較によって、全ての測定値が実際に検出されたかどうかが検査される。このようにして場合によって、測定の最中に生じた障害を識別することが可能となる。選択された測定値を評価に利用することは、実施された測定が目標値/実際値比較に基づいてエラーなしとして識別された場合にのみ行われる。それ以外の場合には、選択された測定値は放棄され、評価は何も行われない。

0031

実施された評価は、各噴射弁の駆動制御特性における時間的変化を識別することに優先的に用いられる。

0032

この種の変化ないし変動は、特に噴射弁のアクチュエータの容量変化に起因する。なぜならそれが温度や経年劣化に依存して変化し得るからである。この種の変化に関する情報は、例えば、アクチュエータにもたらされる充電量を、変動の生じた容量に適応化させる駆動制御パラメータとして利用することができる。それにより、実際に必要な所望の燃料量を噴射弁から正確に噴射させることが可能となる。

0033

本発明は、有利には、制御機器に対するコンピュータプログラムの形態で実現される。この種のコンピュータプログラムは、場合によっては、他の制御機器の開ループないし閉ループ制御のためのさらなるコンピュータプログラムと一緒に、コンピュータで読取れる1つのデータ担体に記憶させてもよい。このデータ担体とは、フロッピィディスクコンパクトディスク、あるいはいわゆるフラッシュメモリ等であってもよい。これらのデータ担体上に記憶されたコンピュータプログラムは、製品として顧客ユーザー販売することも可能である。

0034

またこのコンピュータプログラムを場合によってはさらなるコンピュータプログラム(データ担体の支援なしで)と共に電子的な通信ネットワーク、特にインターネットを介して顧客に伝送して販売することも可能である。

図面の簡単な説明

0035

制御機器と当該制御機器に接続されている噴射弁を示した図
典型的な噴射周期を示す図
測定装置を備えたアクチュエータ回路
本発明の第1実施例
本発明の第2実施例

符号の説明

0036

100制御機器
110制御装置
120作動装置
200−n噴射弁
210−nアクチュエータ
220−n 測定抵抗

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    【課題】排気通路に設けられている触媒の過昇温を抑制する車両の制御装置を提供する。【解決手段】制御装置10は、排気通路37に設けられている触媒39と、ブローバイガス通路と、を有する内燃機関20を備えてい... 詳細

  • トヨタ自動車株式会社の「 内燃機関の制御装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】触媒装置の昇温を通じてフィルタの温度を上昇させる昇温制御が実施される内燃機関において、触媒装置17の過昇温を抑えることのできる制御装置を提供する。【解決手段】内燃機関10は、排気通路15に設け... 詳細

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