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技術 研磨組成物

出願人 石原ケミカル株式会社
発明者 田子千人
出願日 2003年6月5日 (17年6ヶ月経過) 出願番号 2003-160341
公開日 2004年12月24日 (16年0ヶ月経過) 公開番号 2004-359831
状態 特許登録済
技術分野 抗スリップ物質 他類に属さない組成物 仕上研磨、刃砥ぎ、特定研削機構による研削
主要キーワード バフ研磨仕上げ 粗磨き 仕上げ磨き 研磨跡 バフ目 微粒アルミナ 粗粒アルミナ 補修塗装作業
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重要な関連分野

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課題

研磨速度に優れ、ハンドリングが軽く、研磨後仕上がりが良い研磨組成物を提供する。

解決手段

α−アルミナを主成分とする研磨粒子潤滑油有機溶剤界面活性剤増粘剤及び水を含む水性乳化組成物において、界面活性剤として、(イ)アルキル硫酸エステル塩、(ロ)HLBが10〜17のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル及び(ハ)HLBが1.5〜9のソルビタン脂肪酸エステル及び/又はグリセリン脂肪酸エステルを用いることを特徴とする研磨組成物。

概要

背景

自動車等の板金補修塗装作業においては、上塗り塗装後ペーパー水研ぎ及びバフ研磨を施し、新車塗り肌と同程度まで塗膜平滑化を行っている。特に、バフ研磨工程では、最終的に目視研磨部分判別できない程度まで高度に仕上げ磨きすることが求められている。
従来のバフ研磨工程で使用される研磨組成物は、研磨粒子油脂類を溶解させた石油系溶剤等を、界面活性剤を用いて水中に分散及び乳化させたものが一般的であるが、このとき用いられる界面活性剤としては、オレイン酸ステアリン酸等の脂肪酸からなる石鹸類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等が挙げられる。これらの界面活性剤は、研磨粒子の分散や溶剤の乳化等を行うための必要成分であるが、揮発性がなく残留分に透明感がないために、バフ研磨仕上げ後の光沢に悪影響を及ぼすことがあった。また、潤滑性阻害してバフ研磨作業時に塗膜上に固着することがあり、作業性に問題があった。さらには、飛散した液が塗膜上に付着して、拭き取られないまま長時間放置すると、塗膜に浸透して悪影響を及ぼすことがあった。
バフ研磨仕上げ後の光沢を向上させる方法として、研磨組成物中ジメチルシリコーンオイルを配合したり、組成物油中乳化物とする方法が考案されている(特許文献1参照)。ジメチルシリコーンオイルは、屈折率が高い薄膜を形成するために塗膜の光沢を向上させることができるが、塗装時の塗料ハジキを生じさせる原因物質として敬遠されている。
また、油中乳化物にすることによって滑らかに作業性よく仕上げることができるが、引火性があり、取り扱いが困難である。
また、研磨組成物中にポリエチレンワックス等を配合して研磨跡を目立たなくさせる方法が考案されている(特許文献2参照)。しかし、研磨キズ中にワックスを埋め込んで一時的な平滑化を行っているために、経時的にワックスが脱落して研磨跡が再び目立ってくるという問題があった。

概要

研磨速度に優れ、ハンドリングが軽く、研磨後仕上がりが良い研磨組成物を提供する。α−アルミナを主成分とする研磨粒子、潤滑油有機溶剤、界面活性剤、増粘剤及び水を含む水性乳化組成物において、界面活性剤として、(イ)アルキル硫酸エステル塩、(ロ)HLBが10〜17のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル及び(ハ)HLBが1.5〜9のソルビタン脂肪酸エステル及び/又はグリセリン脂肪酸エステルを用いることを特徴とする研磨組成物。

目的

このように前記従来の自動車等の補修塗装作業に使用されるバフ研磨用組成物は、研磨粒子の分散や油脂類を溶解させた石油系溶剤の乳化等に使用される界面活性剤等の残留成分が、バフ研磨仕上げ時の光沢や作業性に悪影響を及ぼすことがあった。
本発明は、かかる事情に鑑みなされたものであって、研磨速度に優れ、研磨キズが残らず、ハンドリングが軽く、研磨作業中に研磨屑が塗面へ固着することがなく、飛散した液が塗膜に悪影響を及ぼさず、仕上がりが良い自動車等の補修塗装作業に用いられるバフ研磨に適した研磨組成物を提供することを目的とする。
これによって、バフ研磨仕上げ時の光沢が格段に改善され、潤滑剤の潤滑性を損なうことなく、効果的かつ効率的に作業を行うことができる。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

α−アルミナを主成分とする研磨粒子潤滑油有機溶剤界面活性剤増粘剤及び水を含む水性乳化組成物において、界面活性剤として、(イ)アルキル硫酸エステル塩、(ロ)HLBが10〜17のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル及び(ハ)HLBが1.5〜9のソルビタン脂肪酸エステル及び/又はグリセリン脂肪酸エステルを用いることを特徴とする研磨組成物

請求項2

α−アルミナの結晶粒子が1μm以下であり、かつ、α−アルミナの平均粒子径が1〜25μmである研磨粒子を研磨組成物全体の5〜60質量含む請求項1に記載した研磨組成物。

請求項3

(イ)アルキル硫酸エステル塩、(ロ)HLBが10〜17のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル及び(ハ)HLBが1.5〜9のソルビタン脂肪酸エステル及び/又はグリセリン脂肪酸エステルが、(ロ):(ハ)=4:6〜6:4(質量比)(イ):(ロ+ハ)=4:1〜1:4(質量比)であり、かつ(イ)+(ロ)+(ハ)の合計が研磨粒子の2〜30質量%である請求項1又は請求項2に記載した研磨組成物。

請求項4

潤滑油の沸点が150℃以上、摩擦係数が0.5以下である請求項1〜3のいずれか一つに記載された研磨組成物。

請求項5

有機溶剤の沸点が120℃以上の飽和脂肪族炭化水素及び/又は飽和脂肪族環炭化水素の1種又は2種以上であり、有機溶剤の含有量が研磨組成物を100質量%として、10〜60質量%である請求項1〜4のいずれか一つに記載された研磨組成物。

請求項6

増粘剤が、ポリメタアクリル酸アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体及び/又はキサンタンガムである請求項1〜5のいずれか一つに記載された研磨組成物。

請求項7

請求項1〜6のいずれか一つに記載された研磨組成物を、自動車塗装面のバフ研磨用に用いること。

技術分野

0001

本発明は、研磨組成物に関する。さらに詳しくは、自動車等の板金補修塗装作業等において、上塗り塗装後塗装面の塗り肌を修整するために使用される研磨組成物とくに自動車塗装面のバフ研磨用に用いることが出来る研磨組成物に関する。

0002

自動車等の板金補修塗装作業においては、上塗り塗装後にペーパー水研ぎ及びバフ研磨を施し、新車の塗り肌と同程度まで塗膜平滑化を行っている。特に、バフ研磨工程では、最終的に目視研磨部分判別できない程度まで高度に仕上げ磨きすることが求められている。
従来のバフ研磨工程で使用される研磨組成物は、研磨粒子油脂類を溶解させた石油系溶剤等を、界面活性剤を用いて水中に分散及び乳化させたものが一般的であるが、このとき用いられる界面活性剤としては、オレイン酸ステアリン酸等の脂肪酸からなる石鹸類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等が挙げられる。これらの界面活性剤は、研磨粒子の分散や溶剤の乳化等を行うための必要成分であるが、揮発性がなく残留分に透明感がないために、バフ研磨仕上げ後の光沢に悪影響を及ぼすことがあった。また、潤滑性阻害してバフ研磨作業時に塗膜上に固着することがあり、作業性に問題があった。さらには、飛散した液が塗膜上に付着して、拭き取られないまま長時間放置すると、塗膜に浸透して悪影響を及ぼすことがあった。
バフ研磨仕上げ後の光沢を向上させる方法として、研磨組成物中ジメチルシリコーンオイルを配合したり、組成物油中乳化物とする方法が考案されている(特許文献1参照)。ジメチルシリコーンオイルは、屈折率が高い薄膜を形成するために塗膜の光沢を向上させることができるが、塗装時の塗料ハジキを生じさせる原因物質として敬遠されている。
また、油中乳化物にすることによって滑らかに作業性よく仕上げることができるが、引火性があり、取り扱いが困難である。
また、研磨組成物中にポリエチレンワックス等を配合して研磨跡を目立たなくさせる方法が考案されている(特許文献2参照)。しかし、研磨キズ中にワックスを埋め込んで一時的な平滑化を行っているために、経時的にワックスが脱落して研磨跡が再び目立ってくるという問題があった。

背景技術

0003

【特許文献1】
特開2000−328045号公報
【特許文献2】
特許第2848657号明細書

発明が解決しようとする課題

0004

このように前記従来の自動車等の補修塗装作業に使用されるバフ研磨用組成物は、研磨粒子の分散や油脂類を溶解させた石油系溶剤の乳化等に使用される界面活性剤等の残留成分が、バフ研磨仕上げ時の光沢や作業性に悪影響を及ぼすことがあった。
本発明は、かかる事情に鑑みなされたものであって、研磨速度に優れ、研磨キズが残らず、ハンドリングが軽く、研磨作業中に研磨屑が塗面へ固着することがなく、飛散した液が塗膜に悪影響を及ぼさず、仕上がりが良い自動車等の補修塗装作業に用いられるバフ研磨に適した研磨組成物を提供することを目的とする。
これによって、バフ研磨仕上げ時の光沢が格段に改善され、潤滑剤の潤滑性を損なうことなく、効果的かつ効率的に作業を行うことができる。

課題を解決するための手段

0005

本発明者は、鋭意研究した結果、α−アルミナを主成分とする研磨粒子、潤滑油有機溶剤、界面活性剤、増粘剤及び水を含む水性乳化組成物において、界面活性剤として、(イ)アルキル硫酸エステル塩、(ロ)HLBが10〜17のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル及び(ハ)HLBが1.5〜9のソルビタン脂肪酸エステル及び/又はグリセリン脂肪酸エステルを用いることを特徴とする研磨組成物とすることにより、目的が達成できることを見出した。

0006

本発明の研磨組成物は、分散媒分散質は約20〜80:80〜20であるO/W型の水性乳化組成物であって、分散質は基本的に、研磨粒子、潤滑油、有機溶剤、界面活性剤、増粘剤から構成されている。
本発明で用いる、(イ)アルキル硫酸エステル塩としては、代表的なものとしてアルキル硫酸エステル塩またはPOEアルキルエーテル硫酸エステル塩等が挙げられる。
具体的には、エマール0(ラウリル硫酸ナトリウム)、エマールTD(ラウリル硫酸トリエタノールアミン)、エマールAD−25R(ラウリル硫酸アンモニウム)、エマール20C(ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム)、エマール20T(ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン)以上花王株式会社などが挙げられ、特に好ましくは、ラウリル硫酸トリエタノールアミン及びポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミンである。
アルキル硫酸エステル塩の全界面活性剤量を100質量%としたときの含有量は20〜70質量%が好ましい。含有量が20質量%未満ではハンドリング性が悪くなり、または70質量%を超えると仕上がり性が悪くなる。
本発明で用いる(ロ)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルは、HLBが10〜17程度のものが好ましく、さらに好ましくはHLBが10〜12のものが用いられる。
具体的には、レオドールTW−O106(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート/HLB=10.0)、レオドールTW−O320(ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート/HLB=11.0)、レオドール430(テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット/HLB=10.5)以上花王株式会社、TO−106 (ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート/HLB=10.0)、TO−30(ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート/HLB=11.0)、GO−430(テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット/HLB=11.5)以上日光ケミカルズ株式会社などが挙げられる。
HLBが10〜17のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルの全界面活性剤量を100質量%としたときの含有量は15〜40質量%が好ましい。含有量が15質量%未満では仕上がりが悪くなり、または40質量%を超えるとハンドリング性が悪くなる。
本発明で用いる(ハ)ソルビタン脂肪酸エステル及び/又はグリセリン脂肪酸エステルは、HLBが1.5〜9程度のものが好ましく、さらに好ましくはHLBが1.5〜5のものが用いられる。
具体的には、レオドールSP−O10(ソルビタンモノオレエート/HLB=4.3)、レオドールSP−O30(ソルビタントリオレエート/HLB=1.8)、レオドールMO−60(グリセロールモノオレエート/HLB=2.8)以上花王株式会社、ソルゲン30(ソルビタンセスキオレエート/HLB=3.7)、ソルゲン40(ソルビタンモノオレエート/HLB=4.3)以上第一工業製薬株式会社、SO−10(ソルビタンモノオレエート/HLB=4.3)、SO−15(ソルビタンセスキオレエート/HLB=3.7)、SO−30(ソルビタントリオレエート/HLB=1.7)、MGO(グリセロールモノオレエート/HLB=2.5)、DGO−80(グリセロールジオレエート)以上日光ケミカルズ株式会社などが挙げられる。
HLBが1.5〜9のソルビタン脂肪酸エステル及び/又はグリセリン脂肪酸エステルの全界面活性剤量を100質量%としたときの含有量は15〜40質量%が好ましい。含有量が15質量%未満ではハンドリングが悪くなり、40質量%を超えると乳化の安定性や仕上がりが悪くなる。

0007

本発明で用いる研磨粒子は、α−アルミナを主成分とするものであり、α−アルミナを全研磨粒子の60〜100質量%含むことができる。
本発明で用いるα−アルミナは、α結晶粒子径が1μm以下であり、平均粒径50μm程度の粗粒アルミナ粉砕して得られ、かつ、α−アルミナ粉砕物平均粒子径が1〜25μmである研磨粒子を研磨組成物全体の5〜60質量%含むことが好ましい。特にバフ研磨の粗磨き工程では10〜25μmが好ましく、仕上げ磨き工程では1〜10μm程度が好ましい。研磨粒子の平均粒子径が1μm未満では、研磨力が弱すぎるし、25μmを超えると研磨キズが深く入りすぎるため、仕上げに時間がかかりすぎる。
研磨粒子の含有量は、全体の研磨組成物を100質量%として、1〜60質量%の範囲で用いることが出来る。研磨粒子の含有量が1質量%未満では研磨力が弱すぎるし、60質量%を超えると仕上がりが悪く、作業中の粉散が多くなる。

0008

本発明で用いられる潤滑油としては、沸点が150℃以上で摩擦係数が0.5以下の鉱油植物性油脂類、動物性油脂類、合成油などから選ばれ、研磨屑の増加による研磨効率の低下を防ぎ、研磨粒子の安定した研磨状態持続させる作用を有する。潤滑油の沸点が150℃未満又は摩擦係数が0.5を超えると十分な潤滑性が得がたい。鉱油の例としては、軽質ニュートラル油、中質ニュートラル油、重質ニュートラル油、ブライトストックなどが挙げられる。植物性油脂類の例としては、大豆油ヤシ油亜麻仁油綿実油ナタネ油キリ油ヒマシ油オリーブ油などが挙げられる。動物性油脂類の例としては、牛脂スクワランラノリンなどが挙げられる。合成油の例としては、ポリブテン、α—オレフィンオリゴマーアルキルベンゼンポリオールエステルポリグリコールエステル、二塩基酸エステルリン酸エステルシリコーン油等が挙げられる。
潤滑油の100℃における動粘度は、2〜20cStの範囲にあるものが好ましく、さらに好ましくは3〜10cStである。潤滑油の100℃における動粘度が2cSt未満では、十分な潤滑性が得がたく、20cStを超えると仕上がりが悪くなる。
これらは単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。

0009

本発明で用いられる有機溶剤としては、沸点が120℃以上の飽和脂肪族炭化水素及び/又は飽和脂肪族環炭化水素が良く、研磨粒子の研磨力を向上させるために研磨組成物の塗膜に対する濡れ性を向上させたり、塗膜をわずかに軟化させたりする作用を有するものである。有機溶剤の沸点が120℃未満では乾燥が速すぎて有機溶剤の作用や乳化物の安定性が十分に得られない。
このような有機溶剤の例としては、灯油ソルベントナフサ、ストッダードソルベント等の石油脂肪族溶剤ノナンデカンドデカン等の飽和脂肪族炭化水素、ショウノウ油テレピン油パイン油等のテルペン系溶剤ピネンジペンテン等のテルペン類等が挙げられる。
これらは単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。

0010

本発明では、粘度を調節するのに増粘剤が用いられる。増粘剤としては、ポリビニルアルコールカルボキシメチルセルロースアクリル系ポリマー等の高分子系のものが使用できるが、とくにポリメタアクリル酸アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体及び/又はキサンタンガムが好ましく用いられる。
ポリ(メタ)アクリル酸、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体及び/又はキサンタンガムは、潤滑性や仕上がり光沢に悪影響を及ぼしにくい。
これらは単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。

0011

本発明において用いる水は本発明組成物を水性乳化物とするための必須成分であって、安全に取り扱うことができる組成物を構成することを目的としている。
本発明の研磨組成物はO/W型であり、液状から高粘度ペースト状まで任意の状態に調整することができ、必要に応じ、本発明の目的を損なわない範囲で種々の高分子増粘剤、種々のワックス類、その他の界面活性剤、その他の研磨性粉体、その他の有機溶剤、防錆剤防腐剤凍結防止剤色素香料などを配合することができる。

0012

本発明の実施の形態をまとめると以下の通りである。
(1) α−アルミナを主成分とする研磨粒子、潤滑油、有機溶剤、界面活性剤、増粘剤及び水を含む水性乳化組成物において、界面活性剤として、(イ)アルキル硫酸エステル塩、(ロ)HLBが10〜17のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル及び(ハ)HLBが1.5〜9のソルビタン脂肪酸エステル及び/又はグリセリン脂肪酸エステルを用いることを特徴とする研磨組成物。
(2) α−アルミナの結晶粒子が1μm以下であり、かつ、α−アルミナの平均粒子径が1〜25μmである研磨粒子を研磨組成物全体の5〜60質量含む上記1に記載した研磨組成物。
(3) (イ)アルキル硫酸エステル塩、(ロ)HLBが10〜17のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル及び(ハ)HLBが1.5〜9のソルビタン脂肪酸エステル及び/又はグリセリン脂肪酸エステルが、
(ロ):(ハ)=4:6〜6:4(質量比
(イ):(ロ+ハ)=4:1〜1:4(質量比)であり、かつ
(イ)+(ロ)+(ハ)の合計が研磨粒子の2〜30質量%である上記1又は上記2に記載した研磨組成物。
(4) 潤滑油の沸点が150℃以上、摩擦係数が0.5以下である上記1〜上記3のいずれか一つに記載された研磨組成物。
(5) 有機溶剤の沸点が120℃以上の飽和脂肪族炭化水素及び/又は飽和脂肪族環状炭化水素の1種又は2種以上であり、有機溶剤の含有量が研磨組成物を100質量%として、10〜60質量%である上記1〜上記4のいずれか一つに記載された研磨組成物。
(6) 増粘剤が、ポリ(メタ)アクリル酸、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体及び/又はキサンタンガムである上記1〜上記5のいずれか一つに記載された研磨組成物。
(7) 上記1〜上記6のいずれか一つに記載された研磨組成物を、自動車塗装面のバフ研磨用に用いること。

0013

次に実施例によって本発明をさらに具体的に詳細に亘って説明するが、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
(実施例1)
α—アルミナの調整
(A)α結晶粒子径1μm以下の低温焼成アルミナの粗粒品(日本軽金属株式会社製A12/平均粒子径50μm)を、ボールミルを用いて粉砕し、平均粒子径がそれぞれ約2μm、約10μm、及び約20μmの粉砕した微粒アルミナを得た。
(B)α結晶粒子径1μm以下で、α結晶化度が低い低温焼成アルミナの粗粒品(日本軽金属株式会社製A13/平均粒子径50μm)を、ボールミルを用いて粉砕し、平均粒子径がそれぞれ約2μm、約10μm、及び約20μmの粉砕した微粒アルミナを得た。
研磨組成物の調整
水63.2g中に増粘剤としてキサンタンガム(三晶株式会社製ケルザン)0.3gを溶解させた後、界面活性剤としてラウリル硫酸ナトリウム(花王株式会社製エマール0)0.5gを溶解させた。次いでこの液に研磨粒子として(A)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径2μm)15.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤として灯油(日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油としてスピンドル油(日石三菱株式会社製)を2.0g、界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106/HLB=10.0)を0.5gおよびソルビタントリオレエート(花王株式会社製レオドールSP−O30/HLB=1.8)を0.5g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させ、実施例1の研磨組成物を得た。
普通乗用車黒色ボンネット塗装(アクリルメラミン)表面を#1500耐水ペーパー(三共理化学株式会社製)で水研ぎした後、本組成物を用いてバフ研磨を行い、ペーパー目(ペーパーによる研磨キズ)の除去速度(秒/10cm2)、研磨屑の固着状態仕上げ後バフ目バフによる研磨キズ)、光沢及びポリッシャーのハンドリング性について評価した。

0014

(実施例2)
水63.2g中に増粘剤としてキサンタンガム(三晶株式会社製ケルザン)0.3gを溶解させた後、界面活性剤としてラウリル硫酸ナトリウム(花王株式会社製エマール0)0.5gを溶解させた。次いでこの液に研磨粒子として(A)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径10μm)15.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤として灯油(日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油としてスピンドル油(日石三菱株式会社製)を2.0g、界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106/HLB=10.0)を0.5gおよびソルビタントリオレエート(花王株式会社製レオドールSP−O30/HLB=1.8)を0.5g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させ、実施例2の研磨組成物を得た。
本組成物を用いて実施例1と同様にバフ研磨を行い、ペーパー目の除去速度、研磨屑の固着状態、仕上げ後のバフ目および光沢について評価した。

0015

(実施例3)
水63.2g中に増粘剤としてキサンタンガム(三晶株式会社製ケルザン)0.3gを溶解させた後、界面活性剤としてラウリル硫酸ナトリウム(花王株式会社製エマール0)0.5gを溶解させた。次いでこの液に研磨粒子として(A)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径20μm)15.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤として灯油(日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油としてスピンドル油(日石三菱株式会社製)を2.0g、界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106/HLB=10.0)を0.5gおよびソルビタントリオレエート(花王株式会社製レオドールSP−O30/HLB=1.8)を0.5g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させ、実施例3の研磨組成物を得た。
本組成物を用いて実施例1と同様にバフ研磨を行い、ペーパー目の除去速度、研磨屑の固着状態、仕上げ後のバフ目および光沢について評価した。

0016

(実施例4)
水41.5g中に濃アンモニア水0.5g、界面活性剤としてラウリル硫酸トリエタノールアミン(花王株式会社製エマールTD)2gを混合した後、研磨粒子として(B)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径10μm)15.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤として灯油(日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油としてオレイン酸トリグリセライド(山産業株式会社製オリーブ油)を2.0g、界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106/HLB=10.0)を0.4gおよびソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールSP−O10/HLB=4.3)を0.6g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた。更に増粘剤としてカルボキシビニルポリマー(BFGoodrich社製カーボポール981の2%水溶液)20.0gを混合させ、実施例4の研磨組成物を得た。
本組成物を用いて実施例1と同様にバフ研磨を行い、ペーパー目の除去速度、研磨屑の固着状態、仕上げ後のバフ目および光沢について評価した。

0017

(実施例5)
水56.5g中に濃アンモニア水0.5g、界面活性剤としてラウリル硫酸トリエタノールアミン(花王株式会社製エマールTD)2gを混合した後、研磨粒子として(B)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径10μm)5.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤として灯油(日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油としてオレイン酸トリグリセライド(山桂産業株式会社製オリーブ油)を2.0g、界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタントリオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O320/HLB=11.0)を0.4gおよびソルビタントリオレエート(花王株式会社製レオドールSP−O30/HLB=1.8)を0.6g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた。更に増粘剤としてアクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体(BFGoodrich社製PEMLEN TR−2の2%水溶液)15.0gを混合させ、実施例5の研磨組成物を得た。
本組成物を用いて実施例1と同様にバフ研磨を行い、ペーパー目の除去速度、研磨屑の固着状態、仕上げ後のバフ目および光沢について評価した。

0018

(実施例6)
水34.7g中に、増粘剤としてキサンタンガム(三晶株式会社製ケルザン)0.3gを溶解させた後、界面活性剤としてラウリル硫酸トリエタノールアミン(花王株式会社製エマールTD)4.0gを混合した後、研磨粒子として(B)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径10μm)40.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤としてアイソゾール400(沸点210〜254℃/日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油としてワセリン(Crompton社製White Protopet 1S)を2.0g、界面活性剤としてテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(花王株式会社製レオドール430/HLB=10.5)を0.5gおよびソルビタントリオレエート(花王株式会社製レオドールSP−O30/HLB=1.8)を0.5g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させ、実施例6の研磨組成物を得た。
本組成物を用いて実施例1と同様にバフ研磨を行い、ペーパー目の除去速度、研磨屑の固着状態、仕上げ後のバフ目および光沢について評価した。

0019

(実施例7)
水65.5g中に濃アンモニア水0.5g、界面活性剤としてラウリル硫酸トリエタノールアミン(花王株式会社製エマールTD)2gを混合した後、研磨粒子として(B)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径2.0μm)10.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤として灯油(日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油として流動パラフィン(株式会社石油研究所製モレスコホワイトP−260)を2.0g、界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106/HLB=10.0)を0.4gおよびグリセロールモノオレエート(花王株式会社製レオドールMO−60/HLB=2.8)を0.6g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた。更に増粘剤として会合型アルカリ可溶性アクリルエマルションロームアンドハースジャパン株式会社製プライマル TT−615)1.0gを混合させ、実施例7の研磨組成物を得た。
本組成物を用いて実施例1と同様にバフ研磨を行い、ペーパー目の除去速度、研磨屑の固着状態、仕上げ後のバフ目および光沢について評価した。

0020

(実施例8)
水22.5g中に濃アンモニア水0.5g、界面活性剤としてラウリル硫酸トリエタノールアミン(花王株式会社製エマールTD)4.0gを混合した後、研磨粒子として(B)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径20.0μm)50.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤としてナフテゾール220(沸点221〜240℃/日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油として流動パラフィン(株式会社松村石油研究所製モレスコホワイトP−260)を2.0g、界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O120/HLB=15.0)を0.4gおよびソルビタントリオレエート(花王株式会社製レオドールSP−O30/HLB=1.8)を0.6g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた。更に増粘剤として会合型アルカリ可溶性アクリルエマルション(ロームアンドハースジャパン株式会社製プライマル RM−5)2.0gを混合させ、実施例8の研磨組成物を得た。本組成物を用いて実施例1と同様にバフ研磨を行い、ペーパー目の除去速度、研磨屑の固着状態、仕上げ後のバフ目および光沢について評価した。

0021

(実施例9)
水34.7g中に、増粘剤としてキサンタンガム(三晶株式会社製ケルザン)0.3gを溶解させた後、界面活性剤としてラウリル硫酸トリエタノールアミン(花王株式会社製エマールTD)4.0gを混合した後、研磨粒子として(B)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径10μm)40.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤としてアイソゾール400(沸点210〜254℃/日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油としてワセリン(Crompton社製White Protopet 1S)を2.0g、界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106/HLB=10.0)を0.3g、及びテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(花王株式会社製レオドール430/HLB=10.5)を0.2g、さらにソルビタントリオレエート(花王株式会社製レオドールSP−O30/HLB=1.8)を0.5g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させ、実施例9の研磨組成物を得た。
本組成物を用いて実施例1と同様にバフ研磨を行い、ペーパー目の除去速度、研磨屑の固着状態、仕上げ後のバフ目および光沢について評価した。

0022

(実施例10)
水34.7g中に、増粘剤としてキサンタンガム(三晶株式会社製ケルザン)0.3gを溶解させた後、界面活性剤としてラウリル硫酸トリエタノールアミン(花王株式会社製エマールTD)4.0gを混合した後、研磨粒子として(B)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径10μm)40.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤としてアイソゾール400(沸点210〜254℃/日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油としてワセリン(Crompton社製White Protopet 1S)を2.0g、界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106/HLB=10.0)を0.5g、ソルビタントリオレエート(花王株式会社製レオドールSP−O30/HLB=1.8)を0.3g、及びグリセロールモノオレエート(花王株式会社製レオドールMO−60/HLB=2.8)を0.2g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させ、実施例10の研磨組成物を得た。
本組成物を用いて実施例1と同様にバフ研磨を行い、ペーパー目の除去速度、研磨屑の固着状態、仕上げ後のバフ目および光沢について評価した。

0023

(比較例1)
水65.5g中に濃アンモニア水を0.5g、界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O120/HLB=15.0)を2.0g混合した後、研磨粒子として(B)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径2.0μm)10.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤として灯油(日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油として流動パラフィン(株式会社松村石油研究所製モレスコホワイトP−260)を2.0g、界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106/HLB=10.0)を0.5gおよびソルビタントリオレエート(花王株式会社製レオドールSP−O30/HLB=1.8)を0.5g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた。更に増粘剤として会合型アルカリ可溶性アクリルエマルション(ロームアンドハースジャパン株式会社製プライマル TT−615)1.0gを混合させ、比較例1の研磨組成物を得た。

0024

(比較例2)
水66.5g中に濃アンモニア水0.5g、界面活性剤としてラウリル硫酸トリエタノールアミン(花王株式会社製エマールTD)2gを混合した後、研磨粒子として(B)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径2.0μm)10.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤として灯油(日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油として流動パラフィン(株式会社松村石油研究所製モレスコホワイトP−260)を2.0g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた。更に増粘剤として会合型アルカリ可溶性アクリルエマルション(ロームアンドハースジャパン株式会社製プライマル TT−615)1.0gを混合させ、比較例2の研磨組成物を得た。
本組成物を用いて実施例1と同様にバフ研磨を行い、ペーパー目の除去速度、研磨屑の固着状態、仕上げ後のバフ目および光沢について評価した。

0025

(比較例3)
水65.5g中に濃アンモニア水0.5g、界面活性剤としてラウリル硫酸トリエタノールアミン(花王株式会社製エマールTD)2gを混合した後、研磨粒子として(B)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径2.0μm)10.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤として灯油(日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油として流動パラフィン(株式会社松村石油研究所製モレスコホワイトP−260)を2.0g、界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106/HLB=10.0)を1.0g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた。更に増粘剤として会合型アルカリ可溶性アクリルエマルション(ロームアンドハースジャパン株式会社製プライマル TT−615)1.0gを混合させ、比較例3の研磨組成物を得た。
本組成物を用いて実施例1と同様にバフ研磨を行い、ペーパー目の除去速度、研磨屑の固着状態、仕上げ後のバフ目および光沢について評価した。

0026

(比較例4)
水65.5g中に濃アンモニア水0.5g、界面活性剤としてラウリル硫酸トリエタノールアミン(花王株式会社製エマールTD)2gを混合した後、研磨粒子として(B)の粉砕α—アルミナ(平均粒子径2.0μm)10.0gを分散させた。一方、沸点が120℃以上の有機溶剤として灯油(日石三菱株式会社製)18.0gに、潤滑油として流動パラフィン(株式会社松村石油研究所製モレスコホワイトP−260)を2.0g、界面活性剤としてソルビタントリオレエート(花王株式会社製レオドールSP−O30/HLB=1.8)を1.0g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた。更に増粘剤として会合型アルカリ可溶性アクリルエマルション(ロームアンドハースジャパン株式会社製プライマル TT−615)1.0gを混合させ、比較例4の研磨組成物を得た。
本組成物を用いて実施例1と同様にバフ研磨を行い、ペーパー目の除去速度、研磨屑の固着状態、仕上げ後のバフ目および光沢について評価した。

0027

それぞれの評価結果を表1に表わす。
【表1】

評価基準
▲1▼ペーパー目の除去速度:除去状態目視評価
○・・・10〜15秒
△・・・15〜20秒
×・・・20秒以上
▲2▼塗膜への研磨屑の固着:目視評価
○・・・固着なし
×・・・固着あり
▲3▼仕上げ後のバフ目:目視評価
○・・・目立たない
△・・・やや目立つ
×・・・よく目立つ
▲4▼光沢:60°鏡面光沢度計による評価
○・・・85以上
△・・・75以上85未満
×・・・75未満
▲5▼ポリッシャーのハンドリング性:実使用による相対比
○・・・軽く操作できる
×・・・抵抗感があり、重く感じ
▲6▼塗膜への影響:研磨組成液をアクリルメラミン塗膜上に50℃、30分間スポット状に置いた後、水洗して液跡の外観を目視で評価した。
○・・・変化なし
△・・・塗膜が膨潤する
×・・・塗膜が変色する

発明を実施するための最良の形態

0028

【本発明の効果】
本発明の研磨組成物は、表1の結果から明らかなように、研磨速度に優れ、研磨キズが残らず、ハンドリングが軽く、研磨後の仕上がりが良い。しかも、研磨作業中に塗膜への研磨屑の固着がなく、飛散した液が塗膜に付着しても悪影響を及ぼさず、円滑に作業できる研磨組成物を提供することができた。

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