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技術 自動原稿搬送装置及び画像形成装置

出願人 株式会社リコー
発明者 藤井隆
出願日 2003年3月14日 (17年9ヶ月経過) 出願番号 2003-070398
公開日 2004年10月7日 (16年2ヶ月経過) 公開番号 2004-282369
状態 特許登録済
技術分野 電子写真における露光及び原稿送り ファクシミリ一般 FAXの走査装置
主要キーワード 未検知状態 アクチェーター 長尺モード 連続読取り 上昇センサ 湾曲経路 シェーデング スッテプ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2004年10月7日)のものです。
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図面 (7)

課題

給紙テーブルにセットされる原稿が取り扱いづらい長尺原稿の場合に、原稿のセット性を良好にして搬送性能の向上させる自動原稿搬送装置および画像形成装置を提供すること。

解決手段

載置位置と搬送開始位置の間で移動することができる原稿載置台2から原稿を搬送する自動原稿搬送装置において、原稿載置台2を駆動する駆動手段と、原稿載置台2に載置された原稿を検知する原稿検知手段5と、原稿載置台2に載置された原稿の読み取り開始指示をするとともに、通常モードおよび長尺原稿モードのうちいずれか一方を選択する操作部と、通常モードが選択された場合、原稿検知手段5によって検知されたとき、駆動手段を駆動するよう制御し、長尺原稿モードが選択された場合、原稿検知手段5によって原稿が検知され、読み取りの開始指示があったとき、駆動手段を駆動するよう制御する制御手段1とを備える。

概要

背景

従来、原稿セット性を良好にして搬送性能の低下を防止するため、自動原稿搬送装置が特許文献1に記載されている。この特許文献1の図1において、自動原稿給紙装置1は、原稿を収容する給紙テーブル6を有し、この給紙テーブル6は、収容した最上位の原稿が呼び出しコロ8に当接する位置まで上昇するよう底板7を持ち上げるようになっている。そして、自動原稿搬送装置1は、ファーストコピーの時間を向上させるための通常モードと、ユーザが慌てて原稿をセットしないようにするための混載モード(2)と、を有しており、通常モードが設定されていた場合、原稿セットを検知したとき、底板7を給紙の適正な位置まで上昇させるように制御するようになっており、一方、混載モード(2)が設定されていた場合、原稿セット検知後、さらにスタートキーが押下されてから底板7を給紙適正な位置まで上昇させるよう制御するようになっている。

概要

給紙テーブルにセットされる原稿が取り扱いづらい長尺原稿の場合に、原稿のセット性を良好にして搬送性能の向上させる自動原稿搬送装置および画像形成装置を提供すること。載置位置と搬送開始位置の間で移動することができる原稿載置台2から原稿を搬送する自動原稿搬送装置において、原稿載置台2を駆動する駆動手段と、原稿載置台2に載置された原稿を検知する原稿検知手段5と、原稿載置台2に載置された原稿の読み取り開始指示をするとともに、通常モードおよび長尺原稿モードのうちいずれか一方を選択する操作部と、通常モードが選択された場合、原稿検知手段5によって検知されたとき、駆動手段を駆動するよう制御し、長尺原稿モードが選択された場合、原稿検知手段5によって原稿が検知され、読み取りの開始指示があったとき、駆動手段を駆動するよう制御する制御手段1とを備える。

目的

本発明は、給紙テーブルにセットされる原稿が取り扱いづらい長尺原稿の場合に、原稿のセット性を良好にして搬送性能の向上させる自動原稿搬送装置および画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

前記原稿を載置する載置位置と原稿の搬送を開始する搬送開始位置の間で移動することができる原稿載置台と、前記載置位置と前記搬送開始位置の間で移動できるよう前記原稿載置台を駆動する駆動手段と、前記原稿載置台に載置された原稿を検知する原稿検知手段と、を有し、画像形成装置の本体に装着された自動原稿搬送装置であって、原稿の読み取り開始指示があったとき読み取り開始指示に対応した開始指示信号が前記本体から入力され、通常モードおよび長尺原稿モードのうち長尺原稿モードが選択されたとき、前記長尺原稿モードに対応した長尺原稿モード信号が前記本体から入力される入力手段と、前記原稿検知手段によって前記原稿が検知されたとき、前記原稿載置台を前記載置位置から前記搬送開始位置に移動するよう前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、を備え、前記駆動制御手段が、前記入力手段に前記長尺原稿モード信号が入力された場合には、前記原稿載置台を前記載置位置に移動させるよう駆動手段を制御し、前記入力手段に前記開始指示信号が入力されたとき、前記原稿載置台を前記搬送開始位置に移動させるよう前記駆動手段を制御するようにしたことを特徴とする自動原稿搬送装置。

請求項2

前記原稿を載置する載置位置と原稿の搬送を開始する搬送開始位置の間で移動することができる原稿載置台と、前記載置位置と前記搬送開始位置の間で移動できるよう前記原稿載置台を駆動する駆動手段と、前記原稿載置台に載置された原稿を検知する原稿検知手段と、を有し、画像形成装置の本体に装着された自動原稿搬送装置であって、前記原稿載置台に載置された原稿が通常原稿長尺原稿かを検知する長尺原稿検知手段と、原稿の読み取り開始指示があったとき読み取り開始指示に対応した読取開始信号が前記本体から入力される入力手段と、前記原稿検知手段によって前記原稿が検知されたとき、前記原稿載置台を前記載置位置から前記搬送開始位置に移動するよう前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、を備え、前記駆動制御手段が、前記長尺原稿検知手段によって前記原稿が長尺原稿であると検知された場合には、前記原稿載置台を前記載置位置に移動させるよう前記駆動手段を制御し、前記入力手段に前記開始指示信号が入力されたとき、前記原稿載置台を前記搬送開始位置に移動させるよう前記駆動手段を制御するようにしたことを特徴とする自動原稿搬送装置。

請求項3

前記原稿を載置する載置位置と原稿の搬送を開始する搬送開始位置の間で移動することができる原稿載置台と、前記載置位置と前記搬送開始位置の間で移動できるよう前記原稿載置台を駆動する駆動手段と、前記原稿載置台に載置された原稿を検知する原稿検知手段と、を有し、画像形成装置の本体に装着された自動原稿搬送装置であって、前記原稿載置台に載置された原稿が通常原稿か長尺原稿かを検知する長尺原稿検知手段と、前記原稿検知手段によって前記原稿が検知されたとき、前記原稿載置台を前記載置位置から前記搬送開始位置に移動するよう前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、を備え、前記駆動制御手段が、前記長尺原稿検知手段によって前記原稿が長尺原稿であると検知された場合には、前記原稿載置台を前記載置位置に移動させるよう前記駆動手段を制御し、前記原稿載置台に原稿が載置された後に予め設定された所定の時間が経過したとき、前記原稿載置台を前記搬送開始位置に移動させるよう前記駆動手段を制御するようにしたことを特徴とする自動原稿搬送装置。

請求項4

原稿を載置する載置位置と原稿の搬送を開始する搬送開始位置の間で移動することができる原稿載置台から前記原稿を読取位置に搬送する自動原稿搬送装置と、前記読取位置に搬送された原稿を読み取って画像を形成する本体と、を有する画像形成装置であって、前記自動原稿搬送装置が、前記載置位置と前記搬送開始位置の間で移動できるよう前記原稿載置台を駆動する駆動手段と、前記原稿載置台に載置された原稿を検知する原稿検知手段と、を備え、前記本体が、前記原稿載置台に載置された原稿の読み取りの開始指示をする読取開始指示手段と、通常モードおよび長尺原稿モードのうちいずれか一方を選択するモード選択手段と、前記原稿検知手段によって前記原稿が検知されたとき、前記原稿載置台を前記載置位置から前記搬送開始位置に移動するよう前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段が、前記選択手段によって前記長尺原稿モードが選択された場合には、前記原稿載置台を前記載置位置に移動させるよう駆動手段を制御し、前記読取開始指示手段により前記原稿の読み取りの開始指示があったとき、前記原稿載置台を前記搬送開始位置に移動させるよう前記駆動手段を制御するようにしたことを特徴とする画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、自動原稿搬送装置および画像形成装置に関し、詳しくは、原稿セット性を良好にして搬送性能の向上させる自動原稿搬送装置および当該自動原稿搬送装置を備えた複写機等の画像形成装置に関する。

0002

従来、原稿のセット性を良好にして搬送性能の低下を防止するため、自動原稿搬送装置が特許文献1に記載されている。この特許文献1の図1において、自動原稿給紙装置1は、原稿を収容する給紙テーブル6を有し、この給紙テーブル6は、収容した最上位の原稿が呼び出しコロ8に当接する位置まで上昇するよう底板7を持ち上げるようになっている。そして、自動原稿搬送装置1は、ファーストコピーの時間を向上させるための通常モードと、ユーザが慌てて原稿をセットしないようにするための混載モード(2)と、を有しており、通常モードが設定されていた場合、原稿セットを検知したとき、底板7を給紙の適正な位置まで上昇させるように制御するようになっており、一方、混載モード(2)が設定されていた場合、原稿セット検知後、さらにスタートキーが押下されてから底板7を給紙適正な位置まで上昇させるよう制御するようになっている。

背景技術

0003

【特許文献1】
特開2000−53255号公報(第4頁、第7頁、図1

0004

しかしながら、従来の自動原稿給紙装置は、給紙テーブルにセットされる原稿が給紙方向に長い長尺原稿の場合、原稿セットを検知したときに底板7を給紙の適正な位置まで上昇させてしまうと、取り扱いずらいため斜めにセットする等、セットが不完全になってしまいスキュー等の不具合が発生するという問題があった。

発明が解決しようとする課題

0005

そこで、本発明は、給紙テーブルにセットされる原稿が取り扱いづらい長尺原稿の場合に、原稿のセット性を良好にして搬送性能の向上させる自動原稿搬送装置および画像形成装置を提供することを目的とする。

0006

請求項1に係る発明は、上記課題を解決するため、前記原稿を載置する載置位置と原稿の搬送を開始する搬送開始位置の間で移動することができる原稿載置台と、前記載置位置と前記搬送開始位置の間で移動できるよう前記原稿載置台を駆動する駆動手段と、前記原稿載置台に載置された原稿を検知する原稿検知手段と、を有し、画像形成装置の本体に装着された自動原稿搬送装置であって、原稿の読み取り開始指示があったとき読み取り開始指示に対応した開始指示信号が前記本体から入力され、通常モードおよび長尺原稿モードのうち長尺原稿モードが選択されたとき、前記長尺原稿モードに対応した長尺原稿モード信号が前記本体から入力される入力手段と、前記原稿検知手段によって前記原稿が検知されたとき、前記原稿載置台を前記載置位置から前記搬送開始位置に移動するよう前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、を備え、前記駆動制御手段が、前記入力手段に前記長尺原稿モード信号が入力された場合には、前記原稿載置台を前記載置位置に移動させるよう駆動手段を制御し、前記入力手段に前記開始指示信号が入力されたとき、前記原稿載置台を前記搬送開始位置に移動させるよう前記駆動手段を制御するよう構成されている。

0007

この構成により、ユーザが原稿載置台に載置する原稿が通常原稿か長尺原稿か否かによって、通常モードおよび長尺原稿モードのいずれか一方を選択することができ、利便性が向上することができる。このため、通常モードの場合には、原稿検知手段によって原稿載置台に原稿がセットされたことを検知したとき原稿載置台を上昇させ、長尺原稿モードの場合には、原稿検知手段によって原稿載置台に原稿がセットされたことを検知し、ユーザによってスタートキーを押下されたとき原稿載置台を上昇させることができる。したがって、通常原稿の場合には、コピー等の処理時間が短縮できる一方、長尺原稿の場合には、ユーザは、慌てずに原稿載置台に原稿をセットできる自動原稿搬送装置を提供することができる。

0008

請求項2に係る発明は、上記課題を解決するため、前記原稿を載置する載置位置と原稿の搬送を開始する搬送開始位置の間で移動することができる原稿載置台と、前記載置位置と前記搬送開始位置の間で移動できるよう前記原稿載置台を駆動する駆動手段と、前記原稿載置台に載置された原稿を検知する原稿検知手段と、を有し、画像形成装置の本体に装着された自動原稿搬送装置であって、前記原稿載置台に載置された原稿が通常原稿か長尺原稿かを検知する長尺原稿検知手段と、原稿の読み取り開始指示があったとき読み取り開始指示に対応した読取開始信号が前記本体から入力される入力手段と、前記原稿検知手段によって前記原稿が検知されたとき、前記原稿載置台を前記載置位置から前記搬送開始位置に移動するよう前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、を備え、前記駆動制御手段が、前記長尺原稿検知手段によって前記原稿が長尺原稿であると検知された場合には、前記原稿載置台を前記載置位置に移動させるよう前記駆動手段を制御し、前記入力手段に前記開始指示信号が入力されたとき、前記原稿載置台を前記搬送開始位置に移動させるよう前記駆動手段を制御するよう構成されている。

0009

この構成により、原稿載置台に通常原稿か長尺原稿か否かを検知する長尺原稿検知手段が設けられているので、通常原稿か長尺原稿かを検知することができる。このため、原稿載置台に載置された原稿が通常原稿の場合には、原稿検知センサによって原稿が検知されたとき、原稿載置台を上昇させるよう駆動手段を制御し、長尺原稿の場合には、原稿検知センサによって原稿が検知され、ユーザによってスタートキーを押下されたとき、原稿載置台を上昇させるよう駆動手段を制御することができる。したがって、通常原稿の場合には、コピー等の処理時間が短縮できる一方、長尺原稿の場合には、ユーザは、慌てずに原稿載置台に原稿をセットすることができ、利便性が向上する自動原稿搬送装置を提供することができる。

0010

請求項3に係る発明は、上記課題を解決するため、前記原稿を載置する載置位置と原稿の搬送を開始する搬送開始位置の間で移動することができる原稿載置台と、前記載置位置と前記搬送開始位置の間で移動できるよう前記原稿載置台を駆動する駆動手段と、前記原稿載置台に載置された原稿を検知する原稿検知手段と、を有し、画像形成装置の本体に装着された自動原稿搬送装置であって、前記原稿載置台に載置された原稿が通常原稿か長尺原稿かを検知する長尺原稿検知手段と、前記原稿検知手段によって前記原稿が検知されたとき、前記原稿載置台を前記載置位置から前記搬送開始位置に移動するよう前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、を備え、前記駆動制御手段が、前記長尺原稿検知手段によって前記原稿が長尺原稿であると検知された場合には、前記原稿載置台を前記載置位置に移動させるよう前記駆動手段を制御し、前記原稿載置台に原稿が載置された後に予め設定された所定の時間が経過したとき、前記原稿載置台を前記搬送開始位置に移動させるよう前記駆動手段を制御するよう構成されている。

0011

この構成により、原稿載置台に載置された原稿が通常原稿の場合には、原稿検知センサによって原稿が検知されたとき、原稿載置台を上昇させるよう駆動手段を制御し、長尺原稿の場合には、原稿検知センサによって原稿が検知され、設定手段によって設定された所定の時間を経過したとき、原稿載置台を上昇させるよう駆動手段を制御することができる。したがって、通常原稿の場合には、コピー等の処理時間が短縮できる一方、長尺原稿の場合には、ユーザは、慌てずに原稿載置台に原稿をセットすることができ、利便性が向上する自動原稿搬送装置を提供することができる。

0012

請求項4に係る発明は、上記課題を解決するため、原稿を載置する載置位置と原稿の搬送を開始する搬送開始位置の間で移動することができる原稿載置台から前記原稿を読取位置に搬送する自動原稿搬送装置と、前記読取位置に搬送された原稿を読み取って画像を形成する本体と、を有する画像形成装置であって、前記自動原稿搬送装置が、前記載置位置と前記搬送開始位置の間で移動できるよう前記原稿載置台を駆動する駆動手段と、前記原稿載置台に載置された原稿を検知する原稿検知手段と、を備え、前記本体が、前記原稿載置台に載置された原稿の読み取りの開始指示をする読取開始指示手段と、通常モードおよび長尺原稿モードのうちいずれか一方を選択するモード選択手段と、前記原稿検知手段によって前記原稿が検知されたとき、前記原稿載置台を前記載置位置から前記搬送開始位置に移動するよう前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段が、前記選択手段によって前記長尺原稿モードが選択された場合には、前記原稿載置台を前記載置位置に移動させるよう駆動手段を制御し、前記読取開始指示手段により前記原稿の読み取りの開始指示があったとき、前記原稿載置台を前記搬送開始位置に移動させるよう前記駆動手段を制御するよう構成されている。

課題を解決するための手段

0013

この構成により、ユーザが原稿載置台に載置する原稿が通常原稿か長尺原稿か否かによって、通常モードおよび長尺原稿モードのいずれか一方を選択することができ、利便性が向上することができる。このため、通常モードの場合には、原稿検知手段によって原稿載置台に原稿がセットされたことを検知したとき原稿載置台を上昇させ、長尺原稿モードの場合には、原稿検知手段によって原稿載置台に原稿がセットされたことを検知し、ユーザによってスタートキーを押下されたとき原稿載置台を上昇させることができる。したがって、通常原稿の場合には、コピー等の処理時間が短縮できる一方、長尺原稿の場合には、ユーザは、慌てずに原稿載置台に原稿をセットできる画像形成装置を提供することができる。

0014

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜6は本発明に係る画像形成装置の第1〜2の実施の形態を示す図であり、本発明の自動原稿搬送装置および画像形成装置の例を示している。

0015

(第1の実施の形態)
本発明に係る画像形成装置は、複写機、ファクシミリ装置スキャナ装置複合機を含み、本実施の形態においては画像形成装置を複写機に適用した例について説明する。まず図1、2を参照して第1の実施の形態の構成について説明する。画像形成装置1は、自動原稿搬装置1aおよび本体1bから構成され、本体1bは、その上面に読取位置を構成するコンタクトガラス21aおよびスリットガラス21bが設けられているとともに、その上部には自動原稿搬送装置1aとしてADF(以下、単にADF1aをいう)が設けられており、このADF1aは図示しないヒンジ機構を介してコンタクトガラス21aおよびスリットガラス21bを開放および閉塞するように開閉自在になっている。

0016

ADF1aは、複数の原稿(用紙)からなる原稿束P(用紙束)が原稿面を上向きにして載置される原稿テーブル2と、原稿テーブル2に載置された原稿束Pから原稿を一枚ずつ分離して給紙する分離給紙部35と、給紙された原稿を突き当て整合してスキューの矯正を行なうとともに、整合後の原稿を引き出して搬送するレジスト部36と、搬送される原稿を反転させて、原稿面をスリットガラス21b側に向けて搬送するターン部37と、原稿の表面画像をスリットガラス21bの下方に設けられた図示しない後述する読取部より読取りを行わせる第1読取り搬送部38と、読取り終了後の原稿の裏面画像を読取る第2読取り搬送部39と、表裏の読取りが完了した原稿をADF1a機外に排紙した原稿を積載保持する排紙部29と、これらの搬送動作の駆動を行うピックアップモータ101、給紙モータ102、読取りモータ103、排紙モータ104と、底板上昇モータ105と、一連の動作を制御するコントローラ100等から構成されている。

0017

原稿テーブル2のテーブル面には、規定サイズの原稿(通常原稿)の長さを検知する原稿長センサ30a、30bが設けられており、この原稿長さ検知センサ30a、30bは反射型センサ、または、1枚の原稿でも検知可能なアクチュエータータイプのセンサ等から構成され、原稿の搬送方向長さを検知して検知信号をコントローラ100に出力するようになっている。したがって、原稿長さ検知センサ30a、30bは少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なように原稿テーブル2のテーブル面に配置されている。

0018

また、原稿テーブル2には図示しないサイドガイドが設けられており、このサイドガイドによって原稿束Pの幅方向(原稿の搬送方向と直行する方向)の位置決めが行なわれるようになっている。

0019

また、原稿テーブル2の先端(原稿搬送方向下流側)には可動式原稿テーブル3が設けられており、原稿テーブル2と可動式原稿テーブル3とによって原稿載置台を構成している。この可動式原稿テーブル3は矢印33のa方向およびb方向に原稿を載置する載置位置(図1中、破線で示す)と原稿の搬送を開始する搬送開始位置(図1中、実線で示す)の間で移動することができるようになっている。底板上昇モータ105(駆動手段)は図示しない駆動伝達部を介して載置位置と搬送開始位置との間で可動式原稿テーブル3を移動できるようになっている。

0020

なお、可動式原稿テーブル3の先端の下方には、底板ホームポジションセンサ6が設けられ、可動式原稿テーブル3が図1中点線で示す載置位置にあることを検知できるようになっている。コントローラ100は本体1bに設けられた本体制御部111に信号を出力し、本体1b側では原稿の複写を行なうための待機状態移行する。

0021

また、可動式原稿テーブル3の近傍にはセットフィラー4および原稿テーブル2に載置された原稿を検知する原稿セットセンサ5(原稿検知手段)が設けられており、セットフィラー4は原稿テーブル2に原稿束Pが載置されたときに破線で示す位置から実線で示す位置に移動し、原稿セットセンサ5がこのセットフィラー4を検知した状態から未検知状態に変化すると、コントローラ100に信号を出力する。コントローラ100は複写機の本体1bに設けられた本体制御部111に信号を出力し、本体1b側では原稿の読取りを行なうための待機状態に移行する。

0022

また、コントローラ100は原稿セットセンサ5からの検知信号に基づいて原稿テーブル2に原稿束Pが載置されたことを判断したときに、底板上昇モータ105を上昇させ原稿束Pの最上面を原稿をピックアップローラ7によって呼び出し可能な位置、すなわち、搬送開始位置に可動式原稿テーブル3を移動させるよう底板上昇モータ105を制御するようになっている。ここで、搬送開始位置とは、原稿を搬送を開始できる位置をいう。

0023

ピックアップローラ7はピックアップモータ101からの駆動力が図示しないカム機構を介して伝達されるようになっており、ピックアップモータ101およびカム機構により矢印32のc方向およびd方向に上下移動する。

0024

また、可動式原稿テーブル3の上方にはテーブル上昇センサ8が設けられており、このテーブル上昇センサ8は可動式原稿テーブル3が実線で示す搬送開始位置に上昇したときにピックアップローラ7が上昇すると、ピックアップローラ7の位置を検知することにより、ピックアップローラ7の上昇可能な上限を検知するようになっている。

0025

また、本体1b側に設けられた本体操作部111のスタートキーが押下され、本体制御部111からコントローラ100に原稿給紙信号が送信されると、ピックアップローラ7は給紙モータ102の正転により回転駆動するようになっており、原稿テーブル2上の数枚(理想的には1枚)の原稿の給紙を開始する。

0026

この給紙された原稿はピックアップローラ7の下流側に設けられた給紙ベルト9および分離ローラ10からなる分離給紙部35に給紙される。給紙ベルト9は給紙モータが正転駆動されると給紙方向(時計方向)に回転駆動されるようになっており、分離ローラ40には図示しないトルクリミッタが内蔵され、給紙モータが正転駆動されると給紙方向と逆方向(時計方向)に回転駆動されるようになっている。このため、最上位の原稿とその下の原稿が分離されて、最上位の原稿のみが給紙される。

0027

具体的には、分離ローラ10は給紙ベルト9と所定圧で接しており、給紙ベルト9との直に接触しているとき、または、原稿1枚を介して接している状態では給紙ベルト9の回転につられて反時計方向に連れ回りし、原稿が万が一2枚以上給紙ベルト9と分離ローラ10の間に進入した時は連れ回り力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されている。このため、分離ローラ10は本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをして重送を防止することができ、給紙ベルト9と分離ローラ10の作用により1枚に分離された原稿は給紙ベルト9によって送られるようになっている。

0028

また、給紙ベルト9の下流側にはレジスト部36を構成する突き当てローラ対12が設けられており、この突き当てローラ対12は給紙モータ102により回転駆動されるようになっている。この突き当てローラ対12は給紙ベルト39と分離ローラ10の作用により1枚に分離された原稿のスキューの矯正およびさらに下流側に搬送する機能を有している。

0029

すなわち、原稿の給紙時に給紙モータ102を停止することにより、突き当てローラ対12は停止された状態に設定されており、分離された原稿が突き当てローラ対12の上流側に設けられた突き当てセンサ11によって検知された後、突き当てローラ対12に原稿の先端が突き当てられる。そして、突き当てセンサ11が原稿の先端を検知してコントローラ100に信号を出力すると、コントローラ100は突き当てセンサ11の検知から所定量定められた距離だけ給紙モータ102を駆動して給紙ベルト9を周回移動させることにより、突き当てローラ対12に原稿が所定量の撓みを持って押し当てられた状態にする。

0030

また、給紙モータ102の停止前にピックアップモータ101を回転させてピックアップローラ7を原稿束Pの上面から退避させる。このときには、原稿が給紙ベルト9の搬送力のみで送られることにより、原稿先端が突き当てローラ対12のニップに進入して原稿の先端のスキューが矯正される。

0031

また、スキューの矯正後に給紙モータ102が逆転駆動されるようになっており、このとき、突き当てローラ対12は給紙モータ102によって回転駆動され、分離された原稿はターン部37を構成するターンローラ対14および読取入口ローラ対16によって湾曲経路を通してスリットガラス21bに向かって搬送されるようになっている。また、ターンローラ対14および読取入口ローラ対16は給紙モータ102によって駆動される。

0032

なお、給紙モータ102が逆転駆動されると、突き当てローラ対12、ターンローラ対14および読取入り口ローラ対16に給紙モータ102の駆動力が伝達され、ピックアップローラ7と給紙ベルト9には駆動力が駆動されない。

0033

また、突き当てローラ対12の下流側には原稿幅センサ13が設けられており、この原稿幅センサ13は図1中、図面の手前側から奥側に複数個設けられ、搬送された原稿を検知してコントローラ100に信号を出力するようになっている。コントローラ100は原稿幅センサ13のON信号に基づいて原稿の搬送方向に直行する幅方向のサイズを検知するようになっている。

0034

また、原稿の搬送方向の長さに関しては、コントローラ100が原稿の突き当てセンサ11からの検知信号に基づいて検知するようになっている。すなわち、突き当てセンサ11が原稿の先端を検知してONになり、その後、突き当てセンサ11が原稿の後端を検知してOFFになったときの給紙モータ102のパルス信号計数することにより、原稿の長さを検知する。

0035

スリットガラス21bの上方には読取位置20に対して原稿の搬送方向上流搬送ローラ19が設けられており、搬送ローラ19は読取モータ103によって駆動されるようになっている。

0036

なお、ここで読取位置20とは、スリットガラス21bの下方に設けられた画像読取部の図示しない読取光学系の固定位置で、スリットガラス21bを通して原稿を読取るための位置のことである。

0037

また、ターンローラ対14の下流側には読取り入口センサ15が設けられており、この読取り入口センサ15は原稿先端を検知するとコントローラ100に信号を出力するようになっている。コントローラ100は読取り入口センサ15から信号が入力されると、読取入口ローラ対16のニップに原稿先端が進入する前に原稿の搬送速度を読取り搬送速度と同速にするために給紙モータ102の減速を開始するのと同時に、読取りモータ103を正転駆動してターンローラ対14を読取りモータ103側の駆動系に接続するとともに、ターンローラ対14、読取入口ローラ対16、搬送ローラ19を駆動するようになっている。

0038

また、読取入口ローラ対16の下流側にはレジストセンサ17が設けられており、このレジストセンサ17は原稿の先端を検知してコントローラ100に信号を出力するようになっている。

0039

コントローラ100はレジストセンサ17から信号が入力すると、給紙モータ102を所定の搬送距離をかけて減速し、スリットガラス21bの手前で原稿の先端を一時停止させる共に本体制御部111にレジスト停止信号を送信する。コントローラ100は本体制御部111から読取り開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿の先端がスリットガラス21bに到達するまでに所定の搬送速度に立上がるように読取りモータ103を増速してターンローラ対14および読取入り口ローラ16により原稿を搬送する。

0040

一方、スリットガラス21b上に読取り搬送ローラ19が設けられ、読取りが終了した原稿は、搬送ローラ19によって第2読取り搬送部38に送られる。

0041

第2読取り搬送部38は、上面より読取り部を下方に向けて配置された第2の読取り部25と、第2の読取り部25の下方に設けられ、第2の読取り部25の読取り面に所定圧と所定の間隔を持って配置された押圧ローラ26とを備えており、読取り出口ローラ対23から送り出された原稿は、第2の読取り部25および押圧ローラ26の間を通過する。ここで、両面モードの場合には原稿先端が第2の読取り部25に到達するタイミングを排紙センサ24の先端検知からの読取りモータ103のパルスカウントにより制御し、このタイミングで裏面画像の有効読取り領域を示すゲート信号を第2の読取り部25に送信される。

0042

この信号に基づいて第2の読取り部25により原稿の裏面に当たる面の画像が読み取られ、第2の読取り部25によって表面と同じに電気的に変換された後、第2の読取り部25から本体制御部111に転送される。また、押圧ローラ26は第2の読取り部25における原稿の浮きを抑えると同時に、第2の読取り部25におけるシェーデングデータを取得する為の基準白部を兼ねるものである。なお、第2の読取り部25の構成については、後述する。

0043

また、表面および裏面の原稿読取り領域終了のタイミングは、原稿の後端を排紙センサ24で検知した時点からのパルスカウントによって制御するようになっており、その後、原稿は出口ローラ対27および排紙ローラ対28に挟持されて排紙部29上に排出される。また、排紙センサ24による原稿の先端検知からの排紙モータパルスカウントにより、原稿後端排紙ローラ28の上下ローラ対のニップから抜ける直前に排紙モータ駆動速度を減速させて、排紙部29上に排出される原稿が飛び出さないように制御される。

0044

また、複数枚の原稿の連続読取り時には、原稿排出完了タイミングよりも次原稿先出しによるレジスト停止動作によって読取りモータ103の駆動が停止するため、読取りの完了した原稿の排出動作は、次原稿の読取り開始による読取りモータ103の駆動再開によって原稿後端が排紙センサ24を抜けた時点で本体制御部111に排紙完了信号を送信し、原稿の搬送を完了する。

0045

ここで、図3を参照して第2の読取り部を説明する。第2の読取り部25は、光源部200、センサチップ201、アンプ202、A/D変換部203、画処理部204、フレームメモリ205、出力制御回路206、I/F回路207を備えている。光源部200にはLEDアレイ蛍光灯冷陰極管、等を用いる。

0046

また、センサチップ201には、等倍密イメージセンサと称される光電変換素子集光レンズ部材とを、読み取る原稿の幅方向の長さに応じて複数個並べたものを用いる。ここでは密着センサとしているが、ADF内部のスペースが取れれば縮小光学系を用いたものを採用してもよい。

0047

そして、光源部200からの照射光によって照らされた原稿の明暗の情報をセンサチップ201で電気信号に変換し、アンプ202により増幅してA/D変換部203によりデジタル信号に変換し、画処理部204でシエーデイン補正等を行い、原稿を読み取った画像データをフレームメモリ205へ蓄積し、これを出力制御回路206で、本体制御部111で受け入れ可能なデー タに変換し、I/F回路207を介して本体制御部111へ転送するようになっている。

0048

なお、コントローラ100からは原稿先端が読取部に到達するタイミング(そのタイミング以降の画像データが有効データとして扱われる)を知らせるためのタイミング信号や光源の点灯信号電源等が供給されるようになっている。

0049

次に、本体1bについて説明する。本体1bは、図示しない画像読取部および画像形成部等を備えている。
画像読取部は、図示しないミラー、光源、結像レンズシェーディング板、光電変換素子(CCDラインセンサ)、スキャナモータ等から構成されており、自動給紙モードの場合、スリットガラス21bの下方の読取位置20においてADF1aによって搬送されてきた原稿を読取るようになっており、一方、圧板モードの場合、コンタクトガラス21aの下方で光源が移動することによって、コンタクトガラス21aに載置された原稿を読取るようになっている。この自動給紙モードおよび圧板モードにおいて、原稿を読取る際、原稿に光源から光を照射し、副走査方向に順次移動しながら1ライン単位で原稿からの反射光をミラーおよび結像レンズを介してCCDラインセンサの受光面に結像し、原稿の画像面を順次画像信号(画像データ)に変換するようになっている。

0050

また、画像形成部は、図示しない走査光学系、ミラー等の書き込み光学系感光体現像ユニット転写ユニット分離ユニット定着ユニット等からなり、画像読取部にて得られた画像信号変倍処理等を施した後、周知の電子写真プロセスによって画像を形成するようになっている。すなわち、前述した書き込み系にて書き込み動作が行われ、感光体上に静電潜像を形成し、その静電潜像にトナーを付着させて現像し、潜像化する。この画像動作のタイミングを合わせて、原稿サイズに対応する給紙カセットコピー用紙に給紙し、感光体上のトナー像がそのコピー用紙に転写される。転写後のコピー用紙は、感光体から分離され、定着ユニットにてトナー像が定着された後、排紙されるようになっている。

0051

次に、画像形成装置1の制御部の構成について説明する。図2に示すように、本体1bに装着されたADF1aには、ADF1aの動作を制御するコントローラ100を有し、このコントローラ100は、各センサ17、5、24、11、13、15、8、6からの検知信号、各モータ101、102、103、104、105からの送信信号、および本体1bからI/F107を介して送信された制御信号等を入力するようになっている。

0052

また、コントローラ100は、各センサ等からの信号を本体制御部111にI/F107を介して送信するとともに、各モータ等の駆動を制御する。例えば、原稿セットセンサ5が、原稿テーブル2および可動式原稿テーブル3に原稿束Pセットされたことを検知すると、その検知信号はコントローラ100によってI/F107を介して本体制御部111に送信される。

0053

一方、画像形成装置1の本体1bには、装置全体を制御する本体制御部111を有し、この本体制御部111は、本体1b側の図示しない各種センサからの検知信号、図示しない駆動モータクラッチ類などを構成する入出力部からの状態信号、および操作部108からI/F106を介して送信された各種信号等を入力する。さらに、本体制御部111は、こうして入力された各種信号に基づいて、入出力部の駆動制御や操作部108の表示制御を行うとともに、ADF1aに対し、ピックアップローラ7を駆動回転させて搬送開始させるための搬送開始信号を含む各種制御信号をコントローラ100に送信してADF1aの搬送動作を制御するようになっている。なお、操作部108は、本体1bにも設けられ、図示しないスタートキーや、テンキー等の各種ボタンキー、およびLCD表示器等を有し、各種モード選択・設定や動作開始停止指示がユーザの操作で可能になっている。

0054

本実施の形態において本発明に係る特徴部分について説明する。操作部108は、通常モードおよび長尺原稿モードを選択させるための図示しない選択ボタン(モード選択手段)を有し、それぞれのモードをLCD表示器に表示して、選択ボタンによっていずれか一方のモードを選択できるようになっている。例えば、ユーザは、原稿テーブル2に載置する原稿が例えばA3、A4等の規定サイズ(通常原稿)の場合には通常モードを選択し、原稿テーブル2に載置する原稿が規定サイズより搬送方向に長い長尺原稿の場合には、長尺原稿モードを選択するようになっている。

0055

本体制御部111は、選択ボタンによって通常モードおよび長尺原稿モードのうち通常モードが選択されたとき、可動式原稿テーブル3の上昇動作解除しないで、スタートキーが押下されたとき、搬送動作が開始される。

0056

また、本体制御部111は、選択ボタンによって通常モードおよび長尺原稿モードのうち長尺原稿モードが選択されたとき、長尺原稿モードに対応した長尺原稿モード信号をコントローラ100にI/F107を介してコントローラ100に出力するようになっている。そして、コントローラ100は長尺原稿モード信号が後述する入力手段を介して本体制御部111から入力され、可動式原稿テーブル3を載置位置に移動させるよう底板上昇モータ105を制御するようになっている。すなわち、コントローラ100は可動式原稿テーブル3の上昇動作を解除する。

0057

本体制御部111は、読み取り開始指示、すなわちスタートキーが押下されたか否かを検知して、押下された場合には、I/F107を介してコントローラ100に読み取り開始指示に対応した開始指示信号を出力するようになっている。コントローラ100は、開始指示信号が入力手段を介して入力された場合には、可動式原稿テーブル3を搬送開始位置に移動させるよう底板上昇モータ105を制御するようになっている。ここで、スタートキーとは、複写機であれば、複写の開始を指示するボタンであるが、スキャナであれば読取りの開始を指示するボタンとなる。また、入力手段とは、コントローラ100に設けられた入力部100aをいう。

0058

なお、本実施の形態においては、通常モードが選択されている場合、コピー等の処理時間が短縮するため、原稿セットセンサ5が、原稿をセットしたと同時に可動式原稿テーブル3を上昇し、長尺原稿モードが選択されている場合、可動式原稿テーブル3の上昇動作を解除し、スタートキーの押下されたとき再度可動式原稿テーブル3を上昇するようになっているが、これに限定されるものではなく、ユーザが選択ボタンにより通常モードおよび長尺原稿モードのいずれか一方を選択したときに、可動式原稿テーブル3が初めて上昇するよう底板上昇モータ105を制御するようにしてよい。

0059

次に、本実施の形態における画像形成装置の動作を図4を参照して説明する。
まず、スッテプS401において、原稿セットセンサ5の検知信号により原稿がセットされたか否かがコントローラ100により判定され、原稿がセットされていると判定された場合にはS402に進み、一方原稿がセットされていないと判定された場合には、原稿がセットされるまで待ち状態となる。

0060

次に、ステップS402において、底板上昇モータ105によって可動式原稿テーブル3を上昇させて、ステップS403に進む。
次に、ステップS403において、ユーザに通常モードおよび長尺原稿モードのいずれか一方を選択させるため、操作部108のLCD表示器にモード選択を表示してステップS404に進む。

0061

次に、ステップS404において、ユーザによって選択されたモードが、通常モードか長尺原稿モードか否かが本体制御部111により判定され、長尺原稿モードが選択されていると判定された場合、ステップS405に進み、長尺原稿モードが選択されていないと判定された場合、終了する。
次に、ステップS405において、可動式原稿テーブル3を載置位置から搬送開始位置に上昇する動作を解除して、ステップS406に進む。

0062

次に、ステップS406において、スタートキーが押下されたか否かが本体制御部111により判定され、スタートキーが押下されていないと判定された場合にはスタートキーが押下されるまで待ち状態となり、スタートキーが押下されている判定された場合にはステップS407に進む。

0063

次に、ステップS407において、底板上昇モータを駆動させて再び可動式原稿テーブル3を載置位置から搬送開始位置に上昇させる。これに伴って原稿が持ち上げられ、ピックアップローラ7に当接して搬送動作が開始される。

0064

このように、本実施の形態においては、ユーザが原稿テーブル2に載置する原稿が通常原稿か長尺原稿か否かによって、通常モードおよび長尺原稿モードのいずれか一方を選択することができ、利便性が向上することができる。このため、通常モードの場合には、原稿セットセンサ5によって原稿テーブル2に原稿がセットされたことを検知したとき可動式原稿テーブル3を上昇させ、長尺原稿モードの場合には、原稿セットセンサ5によって原稿テーブル2に原稿がセットされたことを検知し、ユーザによってスタートキーを押下されたとき可動式原稿テーブル3を上昇させることができる。したがって、通常原稿の場合には、コピー等の処理時間が短縮できる一方、長尺原稿の場合には、ユーザは、慌てずに原稿テーブル2に原稿をセットすることができる。

0065

なお、本実施の形態においては、原稿テーブルに載置される原稿が通常原稿か長尺原稿かによって、ユーザに通常モードおよび長尺原稿モードのうちいずれか一方を選択させているが、後述する第2の実施形態のように原稿テーブルに載置される原稿が通常原稿か長尺原稿か否かを検知させて可動式原稿テーブル3を制御するようにしてもよい。以下、第2の実施の形態について説明するが、第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同一の構成を有すが、第1の実施の形態と同一の構成について同一の符号を付してその説明を省略する。

0066

(第2の実施の形態)
図1に示すように、原稿テーブル2には、長尺原稿センサ31が設けられ、この長尺原稿センサ31は、反射型センサ、または、1枚の原稿でも検知可能なアクチェータータイプのセンサ等から構成され、A4、A3等の規定サイズの原稿を構成する通常原稿であるか、通常原稿より搬送方向に長い原稿を構成する長尺原稿であるかを検知するようになっている。したがって、長尺原稿センサ31は、少なくとも通常原稿か長尺原稿かを判断可能なように原稿テーブル2のテーブル面に配置されている。

0067

この長尺原稿センサ31は、原稿テーブル2に載置された原稿が長尺原稿であると検知されたとき、その長尺検知信号を図2に示すコントローラ100に出力するようになっており、コントローラ100は、この長尺検知信号が入力された場合には、長尺原稿モードと判定する一方、この長尺検知信号が入力されない場合には、通常モードと判定するようになっている。なお、本実施の形態においては、コントローラ100により通常モードか長尺モードか否かを判定しているが、本体制御部111により判定するようにしてもよい。

0068

コントローラ100は、長尺原稿センサ31によって原稿が長尺原稿であると検知された場合には、可動式原稿テーブル3を載置位置に移動させるよう底板上昇モータ105を制御し、入力手段に開始指示信号が入力されたとき、原稿載置台を搬送開始位置に移動させるよう底板上昇モータ105を制御するようになっている。なお、第1の実施の形態おいては、通常モードおよび長尺原稿モードのいずれか一方をユーザに選択させて、底板上昇モータ105を制御しているが、第1の実施の形態に本実施の形態の制御を付加してもよい。この場合、第1の実施の形態における制御を手動モードとし、第2の実施の形態における制御を自動モードとして、予めユーザに操作部108により手動モードおよび自動モードのうちいずれか一方のモードを選択できるようにしてもよい。

0069

次に、画像形成装置の動作を図5を参照して説明する。
まず、ステップS501において、原稿セットセンサ5の検知信号により原稿がセットされたか否かがコントローラ100により判定され、原稿がセットされていると判定された場合にはS502に進み、一方原稿がセットされていないと判定された場合には、原稿がセットされるまで待ち状態となる。
次に、ステップS502において、可動式原稿テーブル3を上昇させて、ステップS503に進む。

0070

次に、ステップS503において、長尺原稿センサ31により検知された検知結果に基づいて、コントローラ100によって通常モードか長尺原稿モードか否かが判定され、通常モードと判定された場合には終了し、長尺原稿モードの場合にはステップS504に進む。
次に、ステップS504において、可動式原稿テーブル3を載置位置から搬送開始位置に上昇する動作を解除して、ステップS505に進む。

0071

次に、ステップS505において、スタートキーが押下されたか否かが本体制御部111により判定され、スタートキーが押下されていないと判定された場合にはスタートキーが押下されるまで待ち状態となり、スタートキーが押下されている判定された場合にはステップS506に進む。

0072

次に、ステップS506において、底板上昇モータを駆動させて再び可動式原稿テーブル3を載置位置から搬送開始位置に上昇させる。これに伴って原稿が持ち上げられ、ピックアップローラ7に当接して搬送動作が開始される。

0073

このように、本実施の形態における画像形成装置によれば、原稿テーブル2に通常原稿か長尺原稿か否かを検知する長尺原稿センサ31が設けられているので、長尺原稿か通常原稿かをコントローラ100により判定することができる。このため、原稿テーブル2に載置された原稿が通常原稿の場合には、通常モードを選択し、原稿セットセンサ5によって原稿が検知されたとき、可動式原稿テーブル3を上昇させるよう底板上昇モータ105を制御し、長尺原稿の場合には、長尺原稿モードを選択し、原稿セットセンサ5によって原稿が検知され、ユーザによってスタートキーを押下されたとき、可動式原稿テーブル3を上昇させるよう底板上昇モータ105を制御することができる。したがって、ユーザに通常モードおよび長尺原稿モードのうちいずれか一方を選択させることなく、通常原稿の場合には、コピー等の処理時間が短縮できる一方、長尺原稿の場合には、ユーザは、慌てずに原稿テーブル2に原稿をセットすることができ、利便性が向上する。

0074

なお、本実施の形態においては、長尺原稿の場合には、長尺原稿モードを選択し、前述したような制御をするが、以下に示すように、前述した長尺原稿モードを長尺原稿モード(1)とし、新たに長尺原稿モード(2)を設け、ユーザに最も適したタイミングで可動式原稿テーブル3を制御できるよう長尺原稿モード(2)により設定できるようにしてもよい。

0075

操作部108のLCD表示器により、予め長尺原稿モード(1)および(2)のうちいずれか一つを選択できるようになっており、長尺モード(2)は、可動式原稿テーブル3の上昇動作を解除して再び上昇させるまでの所定の時間を設定できるようになっている。設定した長尺モード(2)が選択されている場合には、予め設定された所定の時間が経過したとき、可動式原稿テーブル3を搬送開始位置に移動させるようになっている。ここで長尺原稿モード(1)は、上述した構成と同一であるため、その説明を省略する。

0076

ユーザは、予め操作部108により長尺モード(1)および長尺モード(2)のいずれかを選択し、長尺モード(2)を選択した場合、操作部108のテンキー等により、可動式原稿テーブル3の上昇動作を解除して再び上昇させるまでの所定の時間を設定する。
また、コントローラ100は、予め設定された所定の時間を経過したかを判定するようになっている。

0077

次に、画像形成装置の動作を図6を参照して説明する。
まず、ステップS601において、原稿セットセンサ5の検知信号により原稿がセットされたか否かがコントローラ100により判定され、原稿がセットされていると判定された場合にはS602に進み、一方原稿がセットされていないと判定された場合には、原稿がセットされるまで待ち状態となる。
次に、ステップS602において、可動式原稿テーブル3を上昇させて、ステップS603に進む。

0078

次に、ステップS603において、長尺原稿センサ31により検知された検知結果に基づいて、コントローラ100によって通常モードか長尺原稿モードか否かが判定され、通常モードと判定された場合には終了し、長尺原稿モードの場合にはステップS604に進む。

0079

次に、ステップS604において、可動式原稿テーブル3を載置位置から搬送開始位置に上昇する動作を解除して、ステップS605に進む。
次に、ステップS605において、長尺原稿モード(1)であるか長尺原稿モード(2)であるか否かが判定され、長尺原稿モード(1)の場合には、ステップS606に進み、長尺原稿モード(2)の場合には、ステップS607に進む。

0080

次に、ステップS606において、スタートキーが押下されたか否かが本体制御部111により判定され、スタートキーが押下されていないと判定された場合にはスタートキーが押下されるまで待ち状態となり、スタートキーが押下されている判定された場合にはステップS608に進む。

0081

一方、ステップS607において、ユーザが予め設定した所定の時間を経過したか否かが判定され、所定の時間が経過していないと判定された場合には、待ち状態となる一方、所定の時間が経過したと判定された場合には、ステップS608に進む。

0082

次に、ステップS608において、底板上昇モータを駆動させて再び可動式原稿テーブル3を載置位置から搬送開始位置に上昇させる。これに伴って原稿が持ち上げられ、ピックアップローラ7に当接して搬送動作が開始される。

発明を実施するための最良の形態

0083

このように、長尺原稿モードにおいて、予め長尺モード(2)および所定の時間を設定することができる。このため、原稿テーブル2に載置された原稿が通常原稿の場合には、通常モードを選択し、原稿セットセンサ5によって原稿が検知されたとき、可動式原稿テーブル3を上昇させるよう底板上昇モータ105を制御し、長尺原稿の場合には、長尺原稿モードを選択し、原稿セットセンサ5によって原稿が検知され、予め設定された所定の時間を経過したとき、可動式原稿テーブル3を上昇させるよう底板上昇モータ105を制御することができる。したがって、通常原稿の場合には、コピー等の処理時間が短縮できる一方、長尺原稿の場合には、ユーザは、慌てずに原稿テーブル2に原稿をセットすることができ、利便性を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0084

本発明によれば、原稿載置台にセットされる原稿が取り扱いづらい長尺原稿の場合に、原稿のセット性を良好にして搬送性能の向上させることができる。

図1
本発明に係る画像形成装置としての複写機の概略構成図である。
図2
本発明に係る画像形成装置としての複写機の概略ブロック図である。
図3
本発明に係る画像形成装置としての複写機の第2読取り部の概略ブロック図である。
図4
本発明に係る画像形成装置としての複写機の動作を示すフローチャートである。
図5
本発明に係る画像形成装置としての複写機の動作を示すフローチャートである。
図6
本発明に係る画像形成装置としての複写機の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置
1a自動原稿搬送装置
1b 本体
2原稿テーブル(原稿載置台)
3可動式原稿テーブル(原稿載置台)
5原稿セットセンサ(原稿検知手段)
29 排紙部
31 長尺原稿センサ(長尺原稿検知手段)
100コントローラ(駆動制御手段)
101a 入力部(入力手段)
111 本体制御部(制御手段)
105底板上昇モータ(駆動手段)
108 操作部(モード選択手段、設定手段、読取開始指示手段)

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