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技術 骨を治療するための装置、組織を治療するための装置、骨内にプローブを配置するための方法、組織を治療するための方法、骨を治療するための方法、プローブを案内するための装置、組織内にプローブを配置するための方法、硬組織内にプローブを配置するための方法、および、治療用プローブを前進させるための装置

出願人 デピュースパインリミテッドライアビリティカンパニー
発明者 ポーラ・パピニューリチャード・シー・ペレグリノジョン・エス・クロンビーサミット・パテルジェフリー・サットン
出願日 2003年9月30日 (16年0ヶ月経過) 出願番号 2003-341114
公開日 2004年9月30日 (15年0ヶ月経過) 公開番号 2004-267758
状態 特許登録済
技術分野 手術用機器 手術用機器
主要キーワード ハウジングコンポーネント 伸縮ばね 回転可能性 機械的利益 遠隔駆動 板ばね機構 熱エネルギー伝達 あり継ぎ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

骨を穿通するために設計され、骨を通して増分ずつ遠位の向きに前進し、骨を治療的に処理できる装置を提供すること目的とする。

解決手段

(a)近位の側面15を備えた基部13と、(2)近位の側面を通って延在して近位の開口23および貫通ボア25を形成し、長手方向の軸Aを画定する第1の通路19とを有するハウジング11と、(b)長手方向の軸Aに沿って第1の通路内を遠位の向きに前進するように適合され、遠位の端部部分に配置された機能的な電極要素71を有するプローブ41と、(c)第1の通路に対してプローブを増分ずつ遠位の向きに前進させるように適合されたラチェットポール前進機構81とを有する。

概要

背景

初期治療技術での背中の痛みを減らすための試みでは、ある研究者は問題のある椎間板に隣接した椎体内に収容された骨内神経(IONs:Intraosseous nerves)、特に椎体の神経(BVN:basivertebral nerve)に注目してきた。

例えば、特許文献1(以下「ヘゲネス(Heggeness)という)は、最初にプローブを用いて椎体に穴あけし、神経切除装置の先端を神経の近傍に配置し、次に先端で神経を切断することによって椎体内に収容された神経を切断(ablate)することを開示している。ヘゲネスは、レーザー装置電気伝達装置、液体伝達装置熱装置、および、化学療法物質または放射線物質運ぶ装置を神経切断装置の候補として用いることを開示している。ヘゲネスは、さらに、IONにアクセスする(近づく)ための複数の方法を開示している。しかし、これらの方法の各々は、本質的に、(1)椎骨に直線状のチャネルを形成してチャネルの端部近くに電極の先端を配置することで電極の先端がIONを切断するのに十分IONの近くに配置されるようにすること、または、(2)椎孔を通して椎体の神経にアクセスすること、を開示している。これらの方法のいずれもプローブを前進させるための機械的な手段を開示していない。

特許文献2(以下「コスマン(Cosman)」という)は、脊椎内にある骨腫瘍を含む転移性の骨腫瘍を切除して治療する方法を開示している。痛みの除去は、骨壁を適切なプローブで穿通して、プローブを介して骨腫瘍または骨腫瘍の近くの組織に熱を加えることで達成できることが報告されている。コスマンは、さらに、腫瘍のさらなる侵食対抗して神経を除感作するために骨の中および/または骨の周囲の神経および神経の分枝を切断するためにもその治療を用いることを教唆している。コスマンの第11欄第7行から第11行を参照のこと。コスマンは、アクセスチャネルの軸から変位できる電極を備えた装置を開示している。より詳しく述べると、コスマンは操縦可能な先端、すなわちカテーテル内では直線状の形状をなしカテーテルの外では湾曲した形状をなすばね類似の電極を開示している。コスマンは、電極の湾曲した部分は、硬質の頑な半永久的な湾曲部であってよく、または、湾曲した部分は臨床医によってさまざまな位置に配置されるように操縦され、押され、または誘導されるように柔軟な構成であってもよいことを開示している。コスマンの第8欄第40行から第50行を参照のこと。再び、これらの技術のいずれもがプローブを前進させるための機械的な手段を開示していない。

経皮的な手技では(ヘゲネスに記載されたもののように)、典型的には(X線透視法などの)画像技術が、所望の位置にプローブの先端を正確に配置するために臨床医によって用いられる。しかし、(X線のような)放射線への曝露は最小にされなければならないので、臨床医は典型的にはX線透視装置を経皮的な手技の間に間欠的に用い、プローブを配置するための直接的な透視には用いない。すなわち、臨床医は自分の手を放射線の場に配置してプローブを「暗がりで(in the dark)」動かし、画像フィールドの外側に動かし、画像装置を駆動し、実際の画像でのプローブの位置をチェックし、画像装置の動作を止め、自分の手を放射の場に配置し、プローブを「暗がりで(in the dark)」動かし、以下続く。直接の画像のガイダンスのもとでプローブを動かせないことは、臨床医の主観的な感覚がプローブが暗がりでどの位動いたかを見積もるうえで大きな役割を果たすので、プローブを不正確に配置することにもなる。

さらに、従来のRFプローブは約1ccの体積の骨のみを加熱するので、「暗がり」でのプローブの配置の不正確さの量は、神経を治療するために神経の十分近くに臨床医がプローブを配置できる能力に影響を及ぼすことがある。

したがって、本発明のひとつの目的は、電極に関連する経皮的な手技でのプローブの配置および位置付け(placement and location)を臨床医がより制御できるようにする装置を提供することである。

特許文献3(以下「リャン(Ryan)」という)は、ハウジングと、ハウジングから遠位の向きに延出し鋭い遠位の先端を備えた半硬質螺旋状のプローブとを有するRF電極アブレーション(切除)プローブを開示している。このプローブはハウジングに対して回転して患者(の体内)に前進し、したがって患者(の体内)に螺旋状に前進する。

リャンは、プローブの遠位の先端が骨を穿孔するのに十分鋭い、プローブがハウジングに対して遠位の向きに前進する、プローブの遠位の部分がハウジングを通過するように適合された、または、プローブの外側面がラチェットつめ車)用に適合された歯を有する、いずれのシステムも開示していない。

特許文献4(以下「ベスター(Bester)」という)は、ラチェットポール機構(ratchet and pawl mechanism)によって遠位の向きに前進可能なガイドチューブを備えた外科用ドリルガイドを開示していて、そのドリルガイドでは、ガイドチューブの遠位の端部は一対のピンを有する。しかし、ベスターは電極を備えた装置を開示していない。

特許文献5(以下「カセビッチ(Kasevich)」という)は、前立腺で用いるためのRF電極システムを開示していて、そのシステムでは、駆動部材58,60がハウジング52に対して長手方向に往復運動して非展開位置(電極の遠位の端部がハウジング内にある)および全展開位置(電極の遠位の端部がハウジングの外にある)の間に複数の電極を選択的に動かすように適合されている(5,44−46)。ある実施の形態では、駆動部材58,60の長手方向の動きによって電極72a−72cが対応して連結されて動く。

カセビッチは骨を穿通するのに十分鋭い先端をプローブが備えたシステムを開示していない。カセビッチには、ハウジング内で電極を増分づつ(incremental)遠位の向きに進めるための設備は記載されていない。単に、展開位置と非展開位置との間の駆動のみが記載されている。カセビッチは、プローブの遠位の端部がハウジングを完全に通過するようにハウジングが適合されたシステムが開示されていない。カセビッチはラチェット(つめ車)用に適合された歯を備えた外側面を有するプローブを開示していない。

特許文献6(以下「トンソン(Thompson)という」は、穿通部材と穿通部材の穿通深さを制限するための遠位の逆転防止装置とを含む組織を穿通するための器具を開示している。トンプソンは、ラチェットポール機構によって穿通部材および遠位の逆転防止装置を前進させることを開示している。

しかし、トンプソンは電極を備えた器具を開示していない。

特許文献7(以下「エルマン(Ellman)という」は、プローブの遠位の端部の向きを変えるようにするための引っ張りワイヤ(pull wire)に結合された電極を有するプローブを開示している。しかし、エルマンはプローブがハウジングに対して遠位の向きに前進する装置を開示していない。

特許文献8(以下「シュマルツ(Schmaltz)」という)は、長寸のハウジングを中心にして回転可能な複数の電極を有する組織を熱的に治療するための装置を開示している。好ましい組織部位筋腫である。電極は、組織内での電極の前進および保持を容易にするような寸法の外側のねじ山部分72を含んでいてよい。各電極は、組織の穿通を容易にするための鋭い遠位の端部をさらに有する。モーターを駆動することによって駆動シャフトが回転して針電極が筋腫内を前進する。軸方向の力が外科医によって装置に加えられて組織内への挿入が容易にされる。

特許文献9(以下「ウィーバー(Weaver)」という)は、ニッケルを含まない高純度クロムコーティング(nickel-free high chromium coating)を備えたプローブを含む、双極電気外科手術で用いるための電気外科用器具を開示している。

しかし、エルマン、シュマルツ、ウィーバーのいずれもが、プローブがハウジングに対して遠位の向きに前進する装置を開示していない。

まとめると、従来の技術は、骨を穿通するために設計され、骨を通して増分ずつ(incrementally)遠位の向きに前進し、骨を治療的に処理できる装置を開示していないようにみえる。
国際公開第01/157,655号パンフレット(第6頁第10行−第15頁第30行、第8図)
欧州特許出願公開第1,059,067A1号明細書(第8欄−第14欄、第3図)
米国特許第6,280,441号明細書(第5欄−第10欄、第1図)
米国特許第6,210,415号明細書(第4欄−第7欄、第1図)
米国特許第6,016,452号明細書(第5欄−第6欄、第2図)
米国特許第6,030,402号明細書(第7欄−第18欄、第1図)
米国特許第6,231,571号明細書(第4欄−第6欄、第1図)
米国特許第6,190,383号明細書(第4欄−第6欄、第6図)
米国特許第5,693,052号明細書(第2欄−第4欄、第1図)

概要

骨を穿通するために設計され、骨を通して増分ずつ遠位の向きに前進し、骨を治療的に処理できる装置を提供すること目的とする。 (a)近位の側面15を備えた基部13と、(2)近位の側面を通って延在して近位の開口23および貫通ボア25を形成し、長手方向の軸Aを画定する第1の通路19とを有するハウジング11と、(b)長手方向の軸Aに沿って第1の通路内を遠位の向きに前進するように適合され、遠位の端部部分に配置された機能的な電極要素71を有するプローブ41と、(c)第1の通路に対してプローブを増分ずつ遠位の向きに前進させるように適合されたラチェットポール前進機構81とを有する。

目的

本発明は、骨を穿通し、骨を通して増分ずつ(incrementally)遠位の向きに前進し、骨を治療的に処理できる装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

(a)遠位の面を備えた基部と、上記遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、(b)上記長手方向の軸に沿って上記第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブと、(c)上記第1の通路を通して上記プローブを増分づつ前進させるように適合された前進機構とを有する、骨を治療するための装置。

請求項2

(a)遠位の面を備えた基部と、上記遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、(b)上記長手方向の軸に沿って上記第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素と、骨を穿通するための形状を有する遠位の端部部分とを備えたプローブと、(c)上記第1の通路を通して上記プローブを前進させるように適合された前進機構とを有する、骨を治療するための装置。

請求項3

(a)遠位の面を備えた基部と、上記遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、(b)上記長手方向の軸に沿って上記第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブと、(c)上記第1の通路を通して上記プローブを前進させるように適合された前進機構とを有する、骨を治療するための装置。

請求項4

(a)遠位の面を備えた基部と、上記遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、(b)上記長手方向の軸に沿って上記第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素と、外向きに延出する複数の歯を有する外側面とを備えたプローブと、(c)上記第1の通路を通して上記プローブを前進させるように適合された前進機構とを有する、骨を治療するための装置。

請求項5

(a)長手方向の軸を画定する近位の端部および遠位の端部、および、外側面を有するプローブであって、上記外側面が、(1)上記外側面から外向きに延出し、上記長手方向軸に沿って配置された複数の歯と、(2)上記外側面に配置され少なくともひとつの機能的な要素とを含む、上記プローブを有する、組織を治療するための装置。

請求項6

(a)基部と、遠位の面と、上記遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを備えたハウジングと、(b)上記長手方向の軸に沿って上記第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブと、(c)上記第1の通路を通して上記プローブを前進させるように適合された前進機構と、(d)上記ハウジングの上記遠位の面に回転可能に取り付けられ、上記長手方向の軸を中心にして上記ハウジングを回転させるように適合されたアンカーとを有する、骨を治療するための装置。

請求項7

(a)遠位の面を備えた基部と、上記遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、(b)上記長手方向の軸に沿って上記第1の通路を通って前進するように適合され、目盛りを備えた外側面および機能的な要素を含むプローブと、(c)上記第1の通路を通して上記プローブを前進させるように適合された前進機構とを有する、骨を治療するための装置。

請求項8

(a)(1)遠位の面を備えた基部と、上記遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジング、(2)上記長手方向の軸に沿って上記第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブ、および、(3)上記第1の通路を通して上記プローブを前進させるように適合された前進機構を含む骨を治療するための装置を提供する過程と、(b)上記プローブを骨に挿入する過程と、(c)椎体内に上記プローブを前進させるために上記前進機構を駆動させる過程と、(d)上記長手方向の軸を中心にして上記プローブを回転させる過程とを有する、骨内にプローブを配置するための方法。

請求項9

(a)(1)遠位の面を備えた基部と、上記遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジング、(2)上記長手方向の軸に沿って上記第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブ、および、(3)上記第1の通路を通して上記プローブを前進させるように適合された前進機構を含む骨を治療するための装置を提供する過程と、(b)上記プローブを骨に挿入する過程と、(c)椎体内に上記プローブを前進させるために上記前進機構を駆動させる過程と、(d)上記骨を治療するために上記機能的な要素を駆動させる過程とを有する、組織を治療するための方法。

請求項10

(a)機能的な要素を備えたプローブを骨内に挿入する過程と、(b)上記骨内に上記プローブを増分づつ前進させる過程と、(c)上記骨を治療するために上記機能的な要素を駆動させる過程とを有する、組織を治療するための方法。

請求項11

(a)遠位の面を備えた基部と、上記遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、(b)上記長手方向の軸に沿って上記第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブと、(c)機械的利益を用いて上記第1の通路を通して上記プローブを前進させるように適合された前進機構とを有する、骨を治療するための装置。

請求項12

(a)機能的な要素を備えたプローブを内腔に挿入する過程と、(b)上記内腔内を上記プローブを増分づつ前進させる過程と、(c)上記内腔を治療するために上記機能的な要素を駆動させる過程とを有する、組織を治療するための方法。

請求項13

(a)近位の面、患者の背中に沿うように適合された遠位の面、および、上記近位の面から上記遠位の面まで延在する貫通孔を備え、上記貫通孔の少なくとも一部が実質的に球形の凹部を有する、プレートと、(b)上記実質的に球形の凹部に配置され上記プローブを受容するように適合された実質的に球形のベアリングとを有する、プローブを案内するための装置。

請求項14

(a)遠位の面を備えた基部と、上記遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、(b)上記長手方向の軸に沿って上記第1の通路を通って前進するように適合されたカニューレと、(c)上記第1の通路を通して上記カニューレを前進させるように適合された第1の前進機構と、(d)上記長手方向の軸に沿って上記カニューレを通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブと、(e)上記カニューレを通して上記プローブを前進させるように適合された第2の前進機構とを有する、骨を治療するための装置。

請求項15

(a)遠位の面を備えた基部と、上記遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、(b)上記長手方向の軸に沿って上記第1の通路を通って前進するように適合され、ねじ山を備えた外側面を備えた長手方向の要素と、(c)上記第1の通路を通して上記長手方向の要素を螺合させて前進させるように適合された前進機構とを有する、骨を治療するための装置。

請求項16

(a)機能的な要素を備えたプローブを組織内の第1の位置に配置する過程と、(b)上記プローブの位置を求めるために画像化装置を駆動させる過程と、(c)上記画像化装置を停止する過程と、(d)上記画像化装置を停止した状態で上記組織内の第2の位置に向けて上記プローブを予め決められた増分だけ前進させる過程とを有する、組織内にプローブを配置するための方法。

請求項17

(a)画像による誘導なしに、機能的な要素を備えたプローブを組織内の第1の位置から第2の位置へ向けて予め決められた増分で前進させる過程を有する、組織内にプローブを配置するための方法。

請求項18

(a)電極を備えたプローブを組織内の第1の位置に配置する過程と、(b)上記プローブの位置を求めるために画像化装置を駆動させる過程と、(c)上記画像化装置を停止する過程と、(d)上記画像化装置を停止した状態で上記プローブを上記組織内の第2の位置に前進させる過程とを有する、組織内にプローブを配置するための方法。

請求項19

(a)機能的な要素を備えたプローブを硬組織内の第1の位置に配置する過程と、(b)上記プローブの位置を求めるために画像化装置を駆動させて、画像化フィールドを生成する過程と、(c)上記硬組織内の第2の位置へ向けて上記プローブを遠隔位置から前進させる過程とを有する、硬組織内にプローブを配置するための方法。

請求項20

(a)遠位の面を備えた基部と、上記遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、(b)上記長手方向の軸に沿って上記第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブと、(c)上記第1の通路を通して上記プローブを遠隔から前進させるように適合された前進機構とを有する、画像化フィールドの外側の位置から治療用プローブを前進させるための装置。

請求項21

(a)機能的な要素を備えたプローブを硬組織内の第1の位置に配置する過程と、(b)上記プローブを前進させる第1の予め決められた距離を選択する過程と、(c)上記プローブを上記硬組織内の第2の位置に向けて上記第1の予め決められた距離だけ前進させる過程とを有する、硬組織内にプローブを配置するための方法。

技術分野

0001

関連出願
本出願が主張する優先権基礎となる米国特許出願は、2002年9月30日に出願された米国特許出願(第10/260,879号:代理人整理番号DEP0806)「骨内神経を跨ぐ方法(Method Of Straddling an Intraosseous Nerve)」に関連し、その米国特許出願の明細書は参照文献として引用される。

0002

本発明は、骨を治療するために有益に用いられる装置および方法に関し、より詳しくは、(a)機能的な要素を備えたプローブと、(b)機械的利益(mechanical advantage)を用いてプローブを骨内に前進させるように適合された前進機構とを有する骨を治療するための装置、およびその装置を用いて骨を治療するための方法に関する。

背景技術

0003

初期治療技術での背中の痛みを減らすための試みでは、ある研究者は問題のある椎間板に隣接した椎体内に収容された骨内神経(IONs:Intraosseous nerves)、特に椎体の神経(BVN:basivertebral nerve)に注目してきた。

0004

例えば、特許文献1(以下「ヘゲネス(Heggeness)という)は、最初にプローブを用いて椎体に穴あけし、神経切除装置の先端を神経の近傍に配置し、次に先端で神経を切断することによって椎体内に収容された神経を切断(ablate)することを開示している。ヘゲネスは、レーザー装置電気伝達装置、液体伝達装置熱装置、および、化学療法物質または放射線物質運ぶ装置を神経切断装置の候補として用いることを開示している。ヘゲネスは、さらに、IONにアクセスする(近づく)ための複数の方法を開示している。しかし、これらの方法の各々は、本質的に、(1)椎骨に直線状のチャネルを形成してチャネルの端部近くに電極の先端を配置することで電極の先端がIONを切断するのに十分IONの近くに配置されるようにすること、または、(2)椎孔を通して椎体の神経にアクセスすること、を開示している。これらの方法のいずれもプローブを前進させるための機械的な手段を開示していない。

0005

特許文献2(以下「コスマン(Cosman)」という)は、脊椎内にある骨腫瘍を含む転移性の骨腫瘍を切除して治療する方法を開示している。痛みの除去は、骨壁を適切なプローブで穿通して、プローブを介して骨腫瘍または骨腫瘍の近くの組織に熱を加えることで達成できることが報告されている。コスマンは、さらに、腫瘍のさらなる侵食対抗して神経を除感作するために骨の中および/または骨の周囲の神経および神経の分枝を切断するためにもその治療を用いることを教唆している。コスマンの第11欄第7行から第11行を参照のこと。コスマンは、アクセスチャネルの軸から変位できる電極を備えた装置を開示している。より詳しく述べると、コスマンは操縦可能な先端、すなわちカテーテル内では直線状の形状をなしカテーテルの外では湾曲した形状をなすばね類似の電極を開示している。コスマンは、電極の湾曲した部分は、硬質の頑な半永久的な湾曲部であってよく、または、湾曲した部分は臨床医によってさまざまな位置に配置されるように操縦され、押され、または誘導されるように柔軟な構成であってもよいことを開示している。コスマンの第8欄第40行から第50行を参照のこと。再び、これらの技術のいずれもがプローブを前進させるための機械的な手段を開示していない。

0006

経皮的な手技では(ヘゲネスに記載されたもののように)、典型的には(X線透視法などの)画像技術が、所望の位置にプローブの先端を正確に配置するために臨床医によって用いられる。しかし、(X線のような)放射線への曝露は最小にされなければならないので、臨床医は典型的にはX線透視装置を経皮的な手技の間に間欠的に用い、プローブを配置するための直接的な透視には用いない。すなわち、臨床医は自分の手を放射線の場に配置してプローブを「暗がりで(in the dark)」動かし、画像フィールドの外側に動かし、画像装置を駆動し、実際の画像でのプローブの位置をチェックし、画像装置の動作を止め、自分の手を放射の場に配置し、プローブを「暗がりで(in the dark)」動かし、以下続く。直接の画像のガイダンスのもとでプローブを動かせないことは、臨床医の主観的な感覚がプローブが暗がりでどの位動いたかを見積もるうえで大きな役割を果たすので、プローブを不正確に配置することにもなる。

0007

さらに、従来のRFプローブは約1ccの体積の骨のみを加熱するので、「暗がり」でのプローブの配置の不正確さの量は、神経を治療するために神経の十分近くに臨床医がプローブを配置できる能力に影響を及ぼすことがある。

0008

したがって、本発明のひとつの目的は、電極に関連する経皮的な手技でのプローブの配置および位置付け(placement and location)を臨床医がより制御できるようにする装置を提供することである。

0009

特許文献3(以下「リャン(Ryan)」という)は、ハウジングと、ハウジングから遠位の向きに延出し鋭い遠位の先端を備えた半硬質螺旋状のプローブとを有するRF電極アブレーション(切除)プローブを開示している。このプローブはハウジングに対して回転して患者(の体内)に前進し、したがって患者(の体内)に螺旋状に前進する。

0010

リャンは、プローブの遠位の先端が骨を穿孔するのに十分鋭い、プローブがハウジングに対して遠位の向きに前進する、プローブの遠位の部分がハウジングを通過するように適合された、または、プローブの外側面がラチェットつめ車)用に適合された歯を有する、いずれのシステムも開示していない。

0011

特許文献4(以下「ベスター(Bester)」という)は、ラチェットポール機構(ratchet and pawl mechanism)によって遠位の向きに前進可能なガイドチューブを備えた外科用ドリルガイドを開示していて、そのドリルガイドでは、ガイドチューブの遠位の端部は一対のピンを有する。しかし、ベスターは電極を備えた装置を開示していない。

0012

特許文献5(以下「カセビッチ(Kasevich)」という)は、前立腺で用いるためのRF電極システムを開示していて、そのシステムでは、駆動部材58,60がハウジング52に対して長手方向に往復運動して非展開位置(電極の遠位の端部がハウジング内にある)および全展開位置(電極の遠位の端部がハウジングの外にある)の間に複数の電極を選択的に動かすように適合されている(5,44−46)。ある実施の形態では、駆動部材58,60の長手方向の動きによって電極72a−72cが対応して連結されて動く。

0013

カセビッチは骨を穿通するのに十分鋭い先端をプローブが備えたシステムを開示していない。カセビッチには、ハウジング内で電極を増分づつ(incremental)遠位の向きに進めるための設備は記載されていない。単に、展開位置と非展開位置との間の駆動のみが記載されている。カセビッチは、プローブの遠位の端部がハウジングを完全に通過するようにハウジングが適合されたシステムが開示されていない。カセビッチはラチェット(つめ車)用に適合された歯を備えた外側面を有するプローブを開示していない。

0014

特許文献6(以下「トンソン(Thompson)という」は、穿通部材と穿通部材の穿通深さを制限するための遠位の逆転防止装置とを含む組織を穿通するための器具を開示している。トンプソンは、ラチェットポール機構によって穿通部材および遠位の逆転防止装置を前進させることを開示している。

0015

しかし、トンプソンは電極を備えた器具を開示していない。

0016

特許文献7(以下「エルマン(Ellman)という」は、プローブの遠位の端部の向きを変えるようにするための引っ張りワイヤ(pull wire)に結合された電極を有するプローブを開示している。しかし、エルマンはプローブがハウジングに対して遠位の向きに前進する装置を開示していない。

0017

特許文献8(以下「シュマルツ(Schmaltz)」という)は、長寸のハウジングを中心にして回転可能な複数の電極を有する組織を熱的に治療するための装置を開示している。好ましい組織部位筋腫である。電極は、組織内での電極の前進および保持を容易にするような寸法の外側のねじ山部分72を含んでいてよい。各電極は、組織の穿通を容易にするための鋭い遠位の端部をさらに有する。モーターを駆動することによって駆動シャフトが回転して針電極が筋腫内を前進する。軸方向の力が外科医によって装置に加えられて組織内への挿入が容易にされる。

0018

特許文献9(以下「ウィーバー(Weaver)」という)は、ニッケルを含まない高純度クロムコーティング(nickel-free high chromium coating)を備えたプローブを含む、双極電気外科手術で用いるための電気外科用器具を開示している。

0019

しかし、エルマン、シュマルツ、ウィーバーのいずれもが、プローブがハウジングに対して遠位の向きに前進する装置を開示していない。

0020

まとめると、従来の技術は、骨を穿通するために設計され、骨を通して増分ずつ(incrementally)遠位の向きに前進し、骨を治療的に処理できる装置を開示していないようにみえる。
国際公開第01/157,655号パンフレット(第6頁第10行−第15頁第30行、第8図)
欧州特許出願公開第1,059,067A1号明細書(第8欄−第14欄、第3図)
米国特許第6,280,441号明細書(第5欄−第10欄、第1図)
米国特許第6,210,415号明細書(第4欄−第7欄、第1図)
米国特許第6,016,452号明細書(第5欄−第6欄、第2図)
米国特許第6,030,402号明細書(第7欄−第18欄、第1図)
米国特許第6,231,571号明細書(第4欄−第6欄、第1図)
米国特許第6,190,383号明細書(第4欄−第6欄、第6図)
米国特許第5,693,052号明細書(第2欄−第4欄、第1図)

発明が解決しようとする課題

0021

本発明は、骨を穿通し、骨を通して増分ずつ(incrementally)遠位の向きに前進し、骨を治療的に処理できる装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0022

いくつかの好ましい実施の形態では、本発明は、骨を治療するために有益に用いられる装置に関し、その装置は、(a)機能的な要素を備えたプローブと、(b)機械的利益(mechanical advantage)を用いてプローブを骨内に前進させるように適合された前進機構とを有する。

0023

本発明は、骨を治療することができる機能的な要素(好ましくは電極)を臨床医に提供するだけでなく、臨床医が機械的利益を用いて骨内にプローブを前進させてそれによって装置の制御を改善できるようにもする。機械的利益を用いた前進によって、臨床医は自分の活動を、単に目標の骨の硬い皮質殻を穿通するのに必要な十分な力を加えることにではなく、プローブの配向に集中できるようになる。

0024

本発明は、従来の骨に関連する治療用プローブを上回る利点を表し、その理由は、従来のプローブは機械的利益を用いて骨内にプローブを遠位の向きに前進させることができないからである。本発明は、機械的利益を用いて(プローブを)前進させることができる従来の骨に関連するプローブを上回る利点を表し、その理由は、従来のプローブは骨を治療的に処理できないからである。

0025

したがって、本発明に基づけば、骨を治療するための装置が提供され、その装置は、
(a)遠位の面を備えた基部と、遠位の面で開いていてかつ長手方向の軸を画定する第1の通路とを含むハウジングと、
(b)長手方向の軸に沿って第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブと、
(c)機械的利益を用いて第1の通路を通してプローブを前進させるように適合された前進機構と
を有する。

0026

ある好ましい実施の形態では、本発明は骨を治療するために有益に用いられる装置に関し、その装置は、
(a)機能的な要素を備えたプローブと、
(b)プローブを骨内に増分ずつ前進させるように適合された前進機構と
を有する。

0027

本発明は、骨を治療できる機能的な要素(好ましくは電極)を臨床医に提供するだけでなく、臨床医がプローブを骨内に増分ずつ前進させて装置の制御を改善することができるようにもするので、有益である。増分ずつ前進させることができることによって、臨床医は間欠的な画像のみを用いて既知の量だけプローブを前進させることができるようになる。

0028

本発明は、従来の骨に関連する治療用プローブを上回る利点を表し、その理由は、従来のプローブは骨内に増分ずつ前進できないからである。本発明は、増分ずつ前進できる従来の骨に関連するプローブを上回る利点をも表し、その理由は、従来のプローブが骨を治療的に処理できないからである。

0029

したがって、本発明に基づけば、骨を治療するための装置が提供され、その装置は、
(a)遠位の面を備えた基部と、遠位の面で開いていてかつ長手方向の軸を画定する第1の通路とを含むハウジングと、
(b)長手方向の軸に沿って第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブと、
(c)第1の通路を通してプローブを増分ずつ前進させるように適合された前進機構と
を有する。

0030

ある好ましい実施の形態では、本発明は骨を治療するために有益に用いられる装置に関し、その装置は、
(a)機能的な要素を備えたプローブと、
(b)プローブを回転させるように適合された回転機構
を有する。

0031

本発明は、骨を治療できる機能的な要素(好ましくは電極)を臨床医に提供するだけでなく、臨床医がプローブを回転できるようにして装置の向きの制御を改善するので、有益である。

0032

本発明は、従来の骨に関連する治療用プローブを上回る利点を表し、その理由は、従来のプローブが回転する能力を有しないからである。本発明は、回転できる従来のプローブをも上回る利点を表し、その理由は、従来のプローブは骨を治療できないからである。

0033

したがって、本発明に基づけば、骨内にプローブを配置するための方法が提供され、その方法は、
(a)(1)遠位の面を備えた基部と、遠位の面で開いていてかつ長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、(2)長手方向の軸に沿って第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブと、(3)第1の通路を通してプローブを前進させるように適合された前進機構とを有する骨を治療するための装置を提供する過程と、
(b)骨内にプローブを挿入する過程と、
(c)椎体(骨)内にプローブを前進させるために前進機構を駆動させる過程と、
(d)長手方向の軸を中心にプローブを回転させる過程と
を有する。

0034

本発明に基づけば、組織を治療するための好ましい装置が提供され、その装置は、
(a)(1)近位の側面および遠位の側面を備えた基部と、(2)少なくとも遠位の側面を通って延在して遠位の開口を形成し(かつ好ましくは近位の側面を通って延在して近位の開口および貫通ボアを形成し)、長手方向の軸を画定する第1の通路とを有するハウジングと、
(b)(1)長手方向の軸に沿って第1の通路内を遠位の向きに前進するように適合された外側面と、(2)ハウジングの遠位の開口に対して遠位の向きに前進するように適合されていて(好ましくはハウジングの遠位の開口を通って前進するように適合されていて)、好ましくは骨を穿通するような形状を有する遠位の端部と、(3)好ましくはラチェット用に適合された外側面に沿った複数の歯を備えた、機能的な要素(好ましくは電極)とを有するプローブと、
(c)第1の通路に対して遠位の向きにプローブを前進させる(好ましくは平行移動(translation)、さらに好ましくは直線移動(linearly)によって、)ように適合された前進機構(好ましくはラチェットポール機構)と
を有する。

発明の効果

0035

本発明によれば、骨を治療できる機能的な要素(好ましくは電極)を臨床医に提供するだけでなく、臨床医がプローブを骨内に増分ずつ前進させて装置の制御を改善することができ、増分ずつ前進させることができることによって、臨床医は間欠的な画像のみを用いて既知の量だけプローブを前進させることができる効果がある。

発明を実施するための最良の形態

0036

図1から図3を参照すると、組織を治療するための装置1が提供されていて、その装置は、
(a)(1)近位の側面15および遠位の側面17を備えた基部13と、(2)第1の側面を通って延在して遠位の開口21を形成し、近位の側面を通って延在して近位の開口23および貫通ボア25を形成し、長手方向の軸Aを画定する第1の通路19と、(3)近位の端部部分から延出するグリップ27とを有するハウジング11と、
(b)(1)長手方向の軸Aに沿って第1の通路内を遠位の向きに前進するように適合され、それ自身に沿って形成されたラチェット用に適合された第1の複数の歯45を有する外側面43と、(2)近位の端部部分47と、(3)ハウジングの遠位の開口に対して遠位の向きに前進してハウジングの遠位の開口を通過して前進するように適合され、骨を穿通するような形状の先端53を有する遠位の端部部分51と、(4)近位の端部部分から延在して近位の開口63を形成し、遠位の端部部分の遠位の開口65で終端するボア61と、(5)遠位の端部部分に配置された機能的な電極要素71と、(6)近位の開口から延出する近位の端部77および電極要素と電気的に接続された遠位の端部79を含む電気的な配線75とを有するプローブ41と、
(c)(1)グリップの近くでハウジングに回動可能に取り付けられたセンターピン86と、第1の複数の歯に係合するような形状の第2の複数の歯87が形成された周縁部とを備えたラチェットホイール85と、(2)ラチェットホイールのセンターピンに回動可能に取り付けられた第1の端部部分95と、把持するために適合された形状を有する第2の端部部分97と、延出するピン99を備えた外側面98とを有するレバー91と、(3)レバーのピンに回動可能に取り付けられた第1の端部103と、第2の複数の歯と係合する形状の第2の端部105とを有するポール101とを有する、第1の通路に対してプローブを増分ずつ遠位の向きに前進させるように適合されたラチェットポール前進機構81と
を有する。

0037

大まかに言って、ハウジングは、
(a)近位の側面および遠位の側面を備えた基部と、
(b)少なくとも遠位の側面を通って延在して遠位の開口を形成し、長手方向の軸を画定する第1の通路と
を有する。

0038

好ましくは、ハウジングはプローブがハウジング内で増分ずつ前進するに適合するような適切な形状を有するべきである。通常のコルク(caulk guns)で用いられているもののような任意の通常のハウジングの形状が用いられてもよい。

0039

ある実施の形態では、通路はプローブが前進して通過するのに適合された単一の遠位の開口を形成している。しかし、好ましくは、通路はハウジングの両側の2つの開口を形成し、これによって貫通ボアが形成される。この状態では、プローブの遠位の端部はハウジングの近位の開口を通して好都合装填され、ハウジングを通って前進し、近位の開口を通して外に出る。

0040

したがって、本発明に基づけば、骨を治療するための装置が提供され、その装置は、
(a)遠位の面を備えた基部と、遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、
(b)長手方向の軸に沿って第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブと、
(c)プローブを第1の通路を通して前進させるように適合された前進機構と
を有する。

0041

好ましくは、このハウジングの貫通ボアは、実質的に直線状のプローブに適合するために実質的に直線状である。

0042

ある実施の形態では、通路は少なくとも通路の長手方向の一部に沿って延在する横方向に配置されたまたは縦方向に配置されたスロットを有していて、プローブがハウジングに側面から充填されるか上部から充填されるようになっていてよい。ある実施の形態では、このスロットは通路の全長に亘って延在している。側面から充填するある実施の形態では、図2に示されているように、センターピン86はスロットに載る(ride in)ように設計されていて、ラチェットホイール85が係合状態から外れて(プローブの)側面からの装填を容易にするようにされている。

0043

ある実施の形態では、ハウジングは基部から延出するハンドル部分(グリップ)をさらに有する。好ましくは、このグリップはハウジングの下側部分からレバーと実質的に同じ向きに延出している。このハンドル部分は臨床医が駆動する間にハウジングの制御を保つことを援助し、レバーを片手で駆動できるようにする。

0044

ある実施の形態では、装置はさらに少なくともひとつのアンカーを有する。ある実施の形態では、このアンカーは患者の皮膚内に係留(anchor)されるように適合されていて、使用中にハウジングの制御を保持するのを援助し、臨床医に固定した座標を提供する。他の実施の形態では、アンカーは外部の装置に係留されるように適合されていて、手術手技の間の動きを確実に最小にする。他の実施の形態では、アンカーは、患者の骨(横突起または棘突起など)に係留されるように骨への固定に適合されていて、呼吸などによって引き起こされる患者の任意の自然な動きと共に装置が動けるようにされている。

0045

したがって、本発明に基づけば、骨を治療するための装置が提供され、その装置は、
(a)基部と、遠位の面と、遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを備えたハウジングと、
(b)長手方向の軸に沿って第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を含むプローブと、
(c)第1の通路を通してプローブを前進させるように適合された前進機構と、
(d)ハウジングの遠位の面に回転可能に取り付けられ、長手方向の軸を中心にハウジングを回転させるように適合されたアンカーと
を有する。

0046

ある実施の形態では、アンカーは接着剤を含む。図3を参照すると、ある実施の形態では、ハウジングはその表面に配置された接着剤401を備えた遠位の面をさらに有する。使用時には、臨床医は接着剤を患者の皮膚に有効に押し付けて装置の位置を固定してよい。好ましくは、非接着性パッチ403が接着剤の上に配置されていて接着剤が使用する前に望まれずに貼り付くのを防止している。好ましくは、装置を患者の皮膚に配置する直前に、パッチが臨床医によって取り除かれて、下側の接着剤が露出される。

0047

ある実施の形態では、アンカーは、ハウジングに結合されていると共に臨床医に患者の背中の固定された位置を提供するように適合された別個部品からなる。

0048

そのような実施の形態のうちのある好ましい実施の形態では、図4を参照すると、アンカーは、
(a)近位の面703と、患者の背中に沿うように適合された遠位の面705と、近位の面から遠位の面まで延在する貫通孔713とを備えたプレート701と、
(b)貫通孔の周囲に形成され近位の面から近位の向きに延出すると共に、横方向に延在するリップ部715を備えた環状部711と
を有する。

0049

アンカーに関連して、ハウジング723の遠位の端部721は、アンカーの環状部を受容するように適合された凹部725をさらに有する。好ましい実施の形態では、凹部は第1の通路の遠位の端部を取り囲んでいる。より好ましくは、凹部は第1の通路から横方向に遠在している。

0050

この本発明のアンカーは、プローブの進入点が固定され、臨床医が固定された座標に基づいて手順を進めることができるので、有益である。

0051

ある実施の形態では、アンカーは貫通孔713を中心としてハウジングが回転するのを防止するように適合されている。

0052

アンカーが骨に取り付けられるある実施の形態では、プレートの表面積は周囲の骨に加えられる圧力を適切に減らすような十分な大きさを有して、骨に侵入するのに十分な力がプローブに加えられたときに臨床医が周囲の骨が折れることを心配する必要がないようにされている。

0053

いくつかの臨床的セッティングでは、臨床医はプローブをその長手方向の軸を中心にして回転させることが便利であることを見出す。例えば、関節を備えた先端を有するプローブは先端が展開されて外科医がプローブを操縦するのを援助する。そのようなプローブの操縦可能性は、臨床医が先端を展開する前にプローブを回転させることができるならば大幅に増強される。他の例では、プローブはその面が横方向の壁(サイドポートのような)に配置された機能的な要素を有していてよい。機能的な要素の面を所定の向きに配向できる可能性は、臨床医がプローブを回転させることができるならば大幅に増強される。

0054

したがって、好ましい実施の形態で、アンカーおよび遠位の凹部は、アンカーが凹部に配置されたときにハウジングが貫通孔713を中心にして少なくとも部分的に回転するように、好ましくは貫通孔713を中心にして360度回転するように、適合されている。ある実施の形態では、凹部は環状のリップ部を受容するように適合された遠位のねじ山を備えた部分727と、リップ部の回転に適応するように適合された広げられた近位の部分729とを有する。アンカーが凹部に螺合されたとき、リップ部はねじ山を備えた部分727を通って近位の向きに進み、ねじ山を備えていない近位の部分729内まで進む。この好ましいアンカーは、環状のリップ部が凹部内で360度自由に回転してハウジング全体がプレートと平行な平面内の任意の向きに回転できるので、有益である。この自由な回転によって、臨床医は第1の通路の長手方向の軸から偏向した向きにプローブを操縦することができるようになる。例えば、遠位の湾曲部を備えたプローブは、装置を通って第1の距離だけ増分ずつ前進し、次にハウジングが所望の向きに回転され、次にプローブがさらに増分ずつ前進することができる。この自由な回転は、臨床医がプローブの誤った向きを修正できるようにもする。例えば、発射のための角度が90度のみのマスキングを備えた超音波プローブは、現場で(in-situ)向きを再配向することができる。

0055

ある回転する実施の形態では、アンカーはベアリングレース(bearing race)を含んでいてよい。他の実施の形態では、アンカーはハウジングを増分ずつ回転させる手段を含んでいてよい。

0056

ある実施の形態では、凹部は球状の形状を有していてよい。これによって、x平面、y平面、およびz平面での自由な回転が提供される。しかし、所望の進入角度が得られた後にプローブが所定の位置に固定されない場合、プローブは使用中に拘束されまたはよじれることがある。

0057

ある実施の形態では、アンカーは固定手段をさらに有する。固定手段は、アンカーの回転可能性がプローブを長手方向の軸を中心にして回転させるのに用いられて、臨床医が回転によって提供された新たな向きを保持するのを望む場合に、有効である。固定手段によって、臨床医がプローブの新しい向きを無期限に保持できるようになる。ある実施の形態では、固定手段は、ハウジング内に配置されたねじ穴を通るように適合されかつアンカーを圧迫するねじを含み、それによってアンカーをハウジングに摩擦によって固定する。

0058

プローブを組織に向けて案内する場合、臨床医は典型的にはプローブの望ましい進入角度を理解しているが、プローブを所望の進入ベクトルで配置するのに不確実な手作業での挿入に頼らなければならない。同様に、臨床医はプローブの望ましい回転角度をも理解しているが、プローブを望ましい向きに配向するのに再び不確実な手作業での回転に頼らなければならない。

0059

したがって、最初にプローブの進入角度を固定するための手段と、さらに、進入角度が固定されたプローブを回転させるための手段とを提供することが望ましい。

0060

本発明に基づけば、プローブを案内するための装置が提供され、その装置は、
(a)近位の面、患者の背中に沿うように適合された遠位の面、および、近位の面から遠位の面まで延在する貫通孔を有し、貫通孔の少なくとも一部が実質的に球形の凹部を形成する、プレートと、
(b)実質的に球形の凹部に配置されプローブを受容するように適合された実質的に球形のベアリング
を有する。

0061

この装置によって、臨床医はプローブの進入角度をx平面、y平面、およびz平面で正確に配向できるようになる。臨床医がプローブの最初の進入角度が正しくないと判断した場合、その装置によって臨床医がプローブの進入角度をx平面、y平面、およびz平面で正確に変更できるようになる。

0062

ある実施の形態では、装置は角度調整を提供するのみでなく、プローブの進入点のx−y(座標)の調節をも提供することが望ましいことがある。例えば、臨床医は、例えば椎弓根(pedicle)を通る所望の軌道を形成するためにはプローブの進入点をより高くまたはより低く、または、より左にまたはより右に、などに移動させる必要があると判断することがある。ある実施の形態では、装置には平行移動する能力が備わっている。ある実施の形態では、装置は、好ましくはアンカーに組込まれた、通常のX−Yステージを含む。他の実施の形態では、第2のプレート上に配置された第1の摺動プレートが用いられている。

0063

好ましい実施の形態では、アンカーによって臨床医が進入角度が固定された後にプローブを回転させる自由度を保持できるようになる。

0064

図14を参照すると、好ましい実施の形態では、プローブを案内するための装置501が提供され、その装置は、
(a)(1)近位の面513と、(2)患者の背中に沿うように適合された遠位の面515と、(3)近位の面から遠位の面まで延在し、少なくともその一部が実質的に球状の凹部の一部を形成する第1の貫通孔517と、(4)近位の面から実質的に球状の凹部まで延在する第2の貫通孔520とを有するプレート511と、
(b)ベアリング521であって、(1)実質的に球状の凹部内に配置された実質的に球状の部分523と、(2)ベアリングの近位の部分に形成され、近位の端部部分533および横方向に延出する近位のリップ部535を含む環状部531と、(3)実質的に球状の部分の遠位の部分から環状部の近位の部分まで延在し、近位の開口527および遠位の開口529を画定する第3の貫通孔525とを有する、ベアリング521と、
(c)プレートの第2の貫通孔内に挿入されてベアリングの向きを固定するように適合された固定ねじ540と
を有する。

0065

使用時には、臨床医は、最初に接着剤を用いて患者の背中にプレートを固定し、球状体の表面に配置された目盛りを用いてプローブの進入角度を固定し、固定孔内に固定ねじを挿入して球状体の向きを固定し、プローブが所望のベクトルで患者(の体)に進入するように第1の貫通孔にプローブを挿入する。ある実施の形態では、臨床医はプローブを回転させるためにハウジングを環状部531を中心にして回転させる。

0066

他の実施の形態では、プローブの進入角度を固定するための装置は、
(a)外側リム、および、その頂点に配置された通路を有する中空半球状の本体と、
(b)その表面に接着剤を備えた遠位の側面と、その表面の粘着性コーティングシリコーンなど)を備えた近位の側面と、中心の貫通孔と、グラフィック同心リングとを有する取り付けプレートであって、グラフィック同心リングが中空の半球状の本体の取り付けプレートを中心とする動きに応答して通路および貫通孔を通過するプローブの角度の変化を表示する、取り付けプレートと
を有する。

0067

図5を参照すると、ある実施の形態では、ハウジングは第1の通路に結合された第2の通路110をさらに有する。好ましくは、この第2の通路は前進機構をプローブの外側面と結合するように配置するアクセスポータルを提供する。ある実施の形態では、第2の通路は、基部の横方向の側面の第3の開口112を形成し、基部内に延在し、接合部114で第1の通路と結合されている。好ましくは、この接合部はハウジングの遠位の部分または近位の部分に配置されている。

0068

図6を参照すると、ある実施の形態では、ハウジングは、前進機構が取り付けられるフランジまたはポートをさらに有する。図6では、2つのポート405,407が示されていて、ポート405,407は前進機構413に配置された対応するフランジ409,411に嵌め合わされるように適合されている。ある実施の形態では、フランジはハウジングの近位の面に配置されている。他の実施の形態では、フランジはハウジングの上面または下面に配置されている。

0069

ある実施の形態では、ハウジングは、遠位に配置されたプローブ止めをさらに有する。図4および図4Aを参照すると、プローブ止め751は、ハウジングに取り付けられた第1の端部755、第2の端部757、近位の面758、遠位の面759、および近位−遠位方向の貫通孔760を備えた半軟質のフランジ753を有する。好ましくは、貫通孔はハウジングの近位の開口に重なるように配置されていて、プローブが各々の貫通孔を通過できるようになっている。貫通孔は、プローブが通過できる寸法の上端部761とプローブの通過を停止するような寸法の狭い下端部763とを備えたの珠状の形状を有する。

0070

非駆動状態では、プローブ止めはプローブの軸に対して本質的に垂直に配置されていて、プローブは貫通孔の狭い下端部に配置されている。この状態では、涙の珠の状の貫通孔の下端部とプローブとの間の摩擦はプローブが前進できないような大きさである。臨床医が遠位の向きにプローブ止めの近位の面を押すと、フランジの上端部が遠位の向きに曲がる。このようにフランジの上端部が曲がることによって、貫通孔の上端部が下向に押されて涙の珠状の貫通孔の広い部分がプローブを囲むようになる。涙の珠状の貫通孔の広い部分によってプローブが通過できるようになるので、プローブはこのとき第1の通路を通って前進できるようになる。

0071

好ましくは、本発明のプローブは組織、好ましくは硬組織、より好ましくは皮質骨を穿通するための適切な形状を有する。

0072

ある実施の形態では、プローブの長さはLであり、プローブの外側面の幅はWであり、長さLは幅Wの少なくとも5倍の大きさである。この状態では、プローブは椎弓根を通して椎体に適切に進入することができ、しかも椎体の少なくとも中心点に到達できる。好ましい実施の形態では、プローブの長さは50mmから100mmまでの範囲内にあり、プローブの幅は1mmから3mmまでの範囲内にあり、好ましくは1mmから2mmまでの範囲内にある。

0073

機能的な要素は、診断を援助する、エネルギーを伝達する、または、液体または固体などの物質を送達するまたは吸引するためのカテーテルの開口のようなカテーテルの機能的な要素の位置に隣接した位置に材料を送達したり隣接した位置から材料を除去したりする任意の要素、熱エネルギー伝達装置(熱源)、切断(穿孔などの全ての同様の手術を含む)器具、ある関数電気抵抗、温度、または機械的な強度など)を測定するためのセンサー、画像化のためのセンサー、他の装置(カテーテル、ワイヤ、縫合糸など)を通過させるための誘導器具、および、これらの要素の組み合わせを含む機能的な要素からなる集合から選択される。

0074

ある実施の形態では、機能的な要素は、プローブの一部を含む。例えば、絶縁された部分と、電源に電気的に接続された絶縁されていない部分とを有する導電性プローブの場合、プローブの絶縁されていない部分は電極とみなすことができ、したがって機能的な要素であると考えられる。

0075

ある実施の形態では、機能的な要素は抗生物質を送達する。

0076

好ましくは、機能的な要素は熱エネルギー伝達装置からなる。これらの装置は、大まかに言って骨内神経を、特定的には椎体の神経を除神経するのに適している。より好ましくは、機能的な要素は、RFエネルギーを伝達できる作用電極からなる。ある実施の形態では、機能的な要素は、作用電極および戻り電極を有する双極電極からなる。ある実施の形態では、2つのプローブが用いられて双極電極を形成し、一方のプローブが作用電極を含み、もう一方のプローブが戻り電極を含む。

0077

ある実施の形態では、プローブの外側面は外側面から外向きに延出する歯を有する。

0078

したがって、本発明に基づけば、骨を治療するための装置が提供され、その装置は、
(a)遠位の面を備えた基部と、遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、
(b)長手方向の軸に沿って第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素と、外向きに延出する歯を備えた外側面とを含むプローブと、
(c)プローブを第1の通路を通して前進させるように適合された前進機構と
を有する。

0079

好ましくは、これらの歯は前進機構の相補的な歯と係合するように適合されている。好ましくは、これらの歯はプローブの近位側の半分に実質的に配置されている。好ましくは、歯はプローブの幅の10%から50%までの範囲内の長さを有する。ある実施の形態では、歯は電極より近位の側に配置されている。この状態では、遠位の電極を備えたプローブは近位の歯がハウジングに関連する前進機構と係合することによって組織内を好都合に前進する。ある実施の形態では、歯は近位の面および遠位の面を有し、近位の面はプローブに対してある角度をなして配向されていて、遠位の面はプローブに対して本質的に垂直である。ある実施の形態では、複数の歯が実質的に一定の増分をなす間隔で設けられている。他の実施の形態では、複数の歯は、第1の大きい増分をなす間隔(目標の領域へ向けて迅速に前進するため)、および第2の小さい増分をなす間隔(目標の領域付近での正確さを提供するため)で設けられている。

0080

ある実施の形態では、プローブの外側面には歯が設けられておらず外側面は実質的に滑らかである。臨床医によっては、歯が組織を通過するときに望ましくなく組織に損傷を与える懸念があるので歯が設けられていないプローブを好む。プローブが実質的に歯を有しない実施の形態では、プローブを前進させるための手段も実質的に歯を有さず、典型的にはプローブを前進させるための摩擦手段を有する。歯を有しないプローブは手術手技のときに決定される可変の増分で前進させられてよい。

0081

計量装置が歯を有しないまたは歯を有するプローブに設けられていて、臨床医が所望の前進の量を計量できるようにされていてもよい。ある実施の形態では、計量装置は第1の大きい増分をなす間隔(目標の領域に向けて迅速に前進するため)、および、第2の小さい増分をなす間隔(目標の領域の近くで正確さを提供するため)を提供してよい。

0082

したがって、本発明に基づけば、硬組織内にプローブを配置するための方法が提供され、その方法は、
(a)機能的な要素を備えたプローブを硬組織内の第1の位置に配置する過程と、
(b)プローブを前進させる予め決められた第1の長さを選択し、組織内の第2の位置に向けて予め決められた第1の長さだけプローブを前進させる過程と
を有する。

0083

ある実施の形態では、プローブは中空であり、環状部およびボアを画定する。プローブが中空の場合、リード線がボア内を好都合に通過して環状部に配置された電極を電源に電気的に接続する。

0084

ある実施の形態では、機能的な要素を前進の長手方向の軸から変位できることが有用である。そのような変位によって装置を有用に配向できるようになる。

0085

ある実施の形態では、この変位は、変位されるべき機能的な要素を備えた関節を有するアームを含むプローブを提供することによって達成される。関節を有するアームはプローブが十分に遠位の向きに進められた後に展開される。

0086

他の実施の形態では、プローブは、遠位の部分の横方向の開口に設けられた湾曲した内側面開口を備えたカニューレ内に収容されていてよい。この実施の形態では、プローブおよびカニューレの両方は、第1の通路を通って遠位の向きに組織内まで前進し、次にプローブはカニューレの横方向の開口を通ってさらに前進する。

0087

他の実施の形態では、変位はプローブの遠位の部分に取り付けられた引張りワイヤによって達成される。引張りワイヤはプローブが十分遠位の向きに進められた後に展開される。

0088

関節を有するプローブがカニューレと共に用いられるある実施の形態では、カニューレは保護シースとして用いられてよい。例えば、前方を指し示すアームを備えた関節を有するプローブが展開されたとき、アームの先端は円弧状に近位の向きに移動する。アームが幾分か誤って展開された場合、関節より後方の(近位の側の)カニューレが関節を覆うように前進して、アームを再び遠位の向きを指すように配置して関節を閉じる(関節を伸ばす)。

0089

図16を参照すると、他のシースの実施の形態では、カニューレは、った端部および回動可能なプローブが通過する横方向の開口1603を備えた中空体からなる。回動可能なプローブが(内側エッジ1611がチューブ(カニューレ)の外に出るように)展開された後、臨床医はチューブを押し下げて横方向の開口の近位のエッジ1613が回動可能なプローブの内側エッジを押すようにし、これによって、回動可能なアーム1615がさらに回動され、回動可能なアームが十分に展開された状態にされる。治療の後に、この十分に展開されたプローブは、チューブを引くことによって横方向の開口の遠位のエッジ1617が回動可能なプローブの外側エッジ1619を押して回動可能なプローブを固定プローブ内に戻すことによって、後退させられる。

0090

ある実施の形態では、プローブの遠位の端部は、骨を、好ましくは皮質骨を穿通するのに十分な鋭さを備えた先端を有する。好ましくは、十分な鋭さの先端は、約15度から約30度までの範囲内の角度αを形成する。

0091

したがって、本発明に基づけば、骨を治療するための装置が提供され、その装置は、
(a)遠位の面を備えた基部と、遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、
(b)長手方向の軸に沿って第1の通路を前進するように適合され、電気的な機能的な要素、および骨を穿通する形状の遠位の端部部分を備えたプローブと、
(c)第1の通路を通してプローブを前進させるための前進機構と
を有する。

0092

ある実施の形態では、プローブの外側面は、プローブの骨内への穿通の深さが容易に確認できるように複数の目盛り341で目盛り付けされている。

0093

したがって、本発明に基づけば、骨を治療するための装置が提供され、その装置は、
(a)遠位の面を備えた基部と、遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、
(b)長手方向の軸に沿って第1の通路を前進するように適合され、目盛りおよび機能的な要素が設けられた外側面を備えたプローブと、
(c)第1の通路を通してプローブを前進させるための前進機構と
を有する。

0094

図7を参照すると、プローブ301は、長手方向の軸B、遠位の端部部分305、および近位の端部部分307を備えたシャフト303を有する。プローブの遠位の端部部分の近くには、第1の面331および接続面333を備えた第1の電極309が配置されている。プローブは、第1の電極の接続面が電源405aの第1のリード線403aと電気的に接続されるように設計されている。この特定的な実施の形態では、シャフトは、近位の端部部分から少なくとも第1の電極まで延在する長手方向のボア311を有する。ボア内には、第1の電極に電気的に接続された第1の端部323と、電源の第1のリード線に電気的に接続されるように適合された第2の端部325とを有する配線321が配置されている。

0095

プローブ301は、骨を穿通するのに十分な鋭さを備えた遠位の先端335と、シャフトの外側面339から延出しシャフトの長手方向に沿って形成された複数の歯337とをさらに有する。

0096

通路内をプローブを増分ずつ前進させるための任意の通常の手段が前進機構として用いられてよい。ある実施の形態では、ラチェットポール機構が選択される。他の実施の形態では、前進機構はラックピニオン機構クランクのような)を含む。他の実施の形態では、前進機構は、図4図19、および図22に示されたもののように摩擦に基づく機構と、板ばねとを含む。他の実施の形態では、前進機構は、テンションバンドおよびテンションバンドが巻きつけられたプーリーを含む。

0097

テンションバンド機構が用いられるある好ましい実施の形態では、テンションバンド機構は、ハウジングを貫通する貫通孔およびハウジングに取り付けられた巻取りスプールを備えたハウジングを有する。テンションバンドの遠位の端部は巻取りスプールに固定されていて、テンションバンドの近位の端部は(例えば、フックによって)プローブの近位の端部に取り付けられている。最後に、プローブの遠位の端部部分はハウジングの遠位の端部の貫通ボア内に配置されている。スプールがテンションバンドを巻き取るために回転されると、プローブは貫通ボアを通って遠位の向きに進む。プローブはラチェットを用いずに進むので、プローブは歯を有しない。好ましい実施の形態では、テンションバンドには前進の程度を表示するための目盛りが設けられていてよい。

0098

ある板ばね機構では、その板ばね機構はプローブを固定するためにばね付勢されていて、チューブが摺動して通過するのを防止する傾斜した薄いブレードを有している。

0099

ある実施の形態では、前進機構はハウジング内に取り付けられていて、装置をコンパクトに(小型に)している。ある実施の形態では、前進機構はハウジングの横方向の側面に配置されていて、ハウジング内の第2の通路を通してプローブと係合している。ある実施の形態では、前進機構はハウジング内の第1の通路の近位の開口の近くに配置されていて、ハウジング内の第1の通路の近位の開口より近位の位置でプローブと係合している。

0100

ある好ましい実施の形態では、ラチェットポールアセンブリが前進機構として用いられる。任意の通常のラチェットポールアセンブリが用いられてよい。ある実施の形態では、図1に示されたラチェットポール機構が用いられる。他の実施の形態では、少なくとも2つのポールを有する複数のラチェットポール機構が、プローブを細かい増分ずつ前進させるために用いられる。ある実施の形態では、プローブを遠位の向きおよび近位の向きのいずれにも進めることができるようにするために、逆転ラチェット(reverse ratchet)が用いられる。他の実施の形態では、摩擦ラチェット(frictional ratchet)が用いられる。

0101

図8を参照すると、好ましい前進機構が提供されていて、その前進機構は、
(a)第1の通路599の上に配置され、同じ方向に延在する近位のピン603および遠位のピン605を備えた上側ブロック601と、
(b)第1の通路の下に配置され、同じ方向に延在する近位のピン613および遠位のピン615を備えた下側ブロック611と、
(c)基部に回動可能に取り付けられた近位の端部部分623と、遠位の端部部分625とを備えたレバー621と、
(d)上側ブロックの上に配置され、レバーの遠位の端部部分に回動可能に取り付けられた近位の部分629と、中間部分631と、遠位の部分633とを備えたバー627と、
(e)上端部643と、下端部645と、上側ブロックに隣接して配置されていると共に上端部643および下端部645の間に延在する貫通口647とを有し、上端部がバーの中間部分に回動可能に取り付けられ、下端部が下側ブロックの近位のピンに回動可能に取れ付けられた、近位のリンク641と、
(f)上端部653と、下端部655と、上側ブロックに隣接して配置されていると共に上端部653および下端部655の間に延在する貫通口657とを有し、上端部がバーの遠位の部分に回動可能に取り付けられ、下端部が下側ブロックの遠位のピンに回動可能に取れ付けられた、遠位のリンク651と、
(g)上側ブロックおよび下側ブロックを近位の向きに付勢するために配置された付勢手段661aと
を有する。

0102

ある実施の形態では、上側ブロックおよび下側ブロックの各々はプローブの前進する軸に対して平行に浮くように設計されている。これは、(a)各ブロックの外側面のあり継ぎ溝(dovetail groove)、または(b)各ブロックの側面に直線状の溝を設けて、対応する溝と嵌め合わされる相補的なレールをハウジングに設けることによって達成される。他の実施の形態では、溝およびレール(の位置関係)が逆にされている。

0103

ある実施の形態では、弾性ゴムのOリングが付勢手段661より遠位の位置で通路の周りに設けられていて、プローブに対してあるレベルの摩擦が与えられていて、その摩擦によってレバーが引かれているときはプローブが遠位の向きに進みレバーが押し出されているときはプローブが所定の位置に保たれるようになっている。圧縮ばねが下側ブロック611とハウジングの間に設けられていて下側ブロックが浮くようにされている。ピン603,605およびリンク641,651によって形成された連結部は摩擦が小さいように設計されている。

0104

典型的には、上側ブロックは、実質的に下側ブロックとの連結によってハウジング内に保持されている。下側ブロックは通常の手段によって摺動可能にハウジングに受容されていてよい。例えば、下側ブロックの下側面は、ハウジングに配置された対応する長手方向のあり継ぎ凸部を摺動可能に受容するような形状の長手方向のあり継ぎ溝を提供してよい。代わりに、下側ブロックの側面が、ハウジングに配置された対応する長手方向の直線状の凸部を受容するような形状の長手方向の直線状の溝を提供してもよい。

0105

使用時には、レバーが矢印Dで示された向きに引かれると、レバーはピン660を中心にして回動し、レバーの遠位の端部がバーを遠位の向き(矢印Eで示された)に押す。バーが矢印Eの遠位の向きに動くことによって、関連するリンクの下端部はリンクがピン613,615で枢支されているので反時計方向に(矢印Fで示されているように)動く。リンクのこの向きでの動きによって、リンクの貫通口の上面661,663は、上側ブロックに配置された関連する固定ピン603,605に当接する。上面661,663がピン603,605に当接することによって、上側ブロックが第1の通路に向けて(矢印Gで示されているように)押される。上側ブロックが十分下向きに押されると、下面667はプローブ(図示せず)の上面に係合し、下側ブロックの上面669はプローブ(図示せず)の下面に係合する。係合すると、ブロック、リンク、およびプローブは一体になって遠位の向きEに動くようになる。レバーを矢印Dの向きにさらに動かすと、プローブが遠位の向きEにさらに動く。一回の駆動が完了すると、臨床医はグリップを解除して、ばね(図示せず)によってレバーをその初めの位置に戻すようにし、伸縮ばね661aがブロックを押してブロックを初めの位置に戻すようにする。近位に配置されたタブは、タブの上端を押すことによってプローブが解除されるように設計されている。

0106

他の実施の形態では、下側ブロックはハウジングに固定されていて、上側ブロックのみが軸方向に移動可能である。第1のステップでは、最初の(レバーを)引く動作が、各ブロックをプローブに接触させ、それによって上側の接触面および下側の接触面を提供し、ここで、上側の接触面は下側の接触面より高い摩擦係数を有する。下側接触面はより低い摩擦係数を有するので、プローブは下側ブロックの上面に沿って摺動することになる。

0107

この実施の形態は、前進機構が係合のためのプローブの歯を必要とせず、前進が可変の増分で行われるので、有益である。

0108

したがって、本発明に基づけば、組織を治療するための方法が提供され、その方法は、
(a)(1)遠位の面を備えた基部と、遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを備えたハウジング、(2)長手方向の軸に沿って第1の通路を通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブ、および、(3)第1の通路を通してプローブを前進させるように適合された前進機構を有する、骨を治療するための装置を提供する過程と、
(b)プローブを骨内に挿入する過程と、
(c)プローブを椎体内に進めるために前進機構を駆動させる過程と、
(d)骨を治療するために機能的な要素を駆動させる過程と
を有する。

0109

ある実施の形態では、図9を参照すると、前進機構はクランクを有する。好ましくは、クランク201は、
(1)ハウジングの通路内に回転可能に受容され、長手方向の軸Cを形成する遠位の端部205および近位の端部207を備えたロッド203と、
(2)ロッドの遠位の端部に取り付けられた近位の端部212を有し、長手方向の軸Cの方向に沿ったそこから延出するリッジ215を備えた外周部を含む回転可能なシリンダー211と、
(3)ロッドの近位の端部に取り付けられ、そこから延出する少なくともひとつのウイング部223を備えたノブ221と
を有する。

0110

好ましい実施の形態では、図10(a)および図10(b)に示すように、クランクは、シリンダーのリッジがプローブの歯と係合するように、プローブに対して配向されている。クランクの機械的利益は、少なくともひとつのウイング部の長さを増すことによって増加されてよい。

0111

ある実施の形態では、クランクには、クランクがプローブの歯との係合から外れるまで逆転するのを防止するための一方向クラッチが設けられている。

0112

図11を参照すると、ある実施の形態では、歯車が滑らかなフランジ451に置き換えられてよく、そのフランジ451は、レバーから延出し、プローブを摺動可能に受容するように適合された内側面455を形成する貫通孔453を有する。この状態では、レバーを駆動させると、貫通孔によって形成された内側面がプローブの外側面457と摩擦的に接触する。この摩擦によって、フランジがプローブを遠位の向きに前進させるようになる。この実施の形態では、プローブは歯を有することを必要としない。

0113

図15を参照すると、前進機構が、螺合によってプローブを前進させるように適合されたねじ山を備えたカラーを含む本発明のある実施の形態が提供されている。

0114

したがって、本発明に基づけば、骨を治療するための装置が提供され、その装置は、
(a)遠位の面を備えた基部と、遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、
(b)長手方向の軸に沿って第1の通路を通って前進するように適合され、ねじ山を備えた外側面を含む長手方向の要素と、
(c)第1の通路を通して長手方向の要素を螺合させて前進させるように適合された前進機構と
を有する。

0115

図15に示された実施の形態では、ねじ山を備えたカラー771は、外側面775、ねじ山を備えた内側面777、遠位の面779、および近位の面780を画定する環状部773を有する。プローブ783の外側面781は、内側面777のねじ山に対応するねじ山を有する。ねじ山を備えたカラーの遠位の面は近位の開口の周りでハウジングの近位の面に向かい合って配置されている。ねじ山を備えたカラーの外側面が時計方向に回されると、螺合するねじ山によってプローブが遠位の向きに押される。

0116

この実施の形態の装置は、機能的な要素を備えた螺合によって前進するプローブのみに有益であるのではなく、椎弓根ねじ(pedicle screws)のようなねじ(screws)などのねじ山を備えた締結具(fasteners)にも有益である。

0117

ある実施の形態では、前進機構はプローブを1mmから10mmまでの範囲内の増分で、好ましくは1mmから5mmまでの範囲内の増分で前進させるように設計されている。そのような増分は、プローブを椎体内に前進させるのに特によく適している。1mm未満の増分は手術時間を望ましくなく長引かせることがあり、10mmより大きい増分は手術手技の正確さを望ましくなく減らすことがある。

0118

ある実施の形態では、プローブは回転せずに前進する。プローブが回転せずに前進する場合、プローブの周りに遊離した組織(皮膚など)が巻き付く可能性がほとんどない。ある実施の形態では、プローブは回転しながら前進する。プローブが回転しながら前進する場合、回転によって機能的な要素は選択された半径方向を向いて配置され、それによって、さらに目標への誘導および正確さが提供される。

0119

ある実施の形態では、前進機構は少なくとも2:1の、好ましくは少なくとも4:1の機械的利益(mechanical advantage)を提供するように設計されている。典型的には、この機械的利益は、レバーを備えた前進機構を提供することによって達成される。

0120

プローブが手作業によって挿入される通常の手術手技では、目標の組織内での抵抗力がプローブを組織の外に押し戻すことがある。したがって、好ましくは、本発明の前進機構は、プローブが目標の組織内に挿入された後にプローブが押し戻されるのを防止するようにさらに適合されている。このような特徴は、典型的には、前進機構とプローブの間に摩擦を提供することによって達成される。例えば、図11の装置では、プローブの外側面と貫通孔との間の摩擦は、挿入されたプローブが押し戻されるのを防止するのに十分なものである。

0121

ある実施の形態では、プローブを挿入する前に、スタイレットおよび/またはカニューレが最初に椎体内に挿入される。大まかに言って、スタイレットは硬組織(椎体の皮質殻など)を穴あけするために臨床医によって用いられ、カニューレはプローブまたはプローブを操縦するための手段のための通路を提供する。

0122

図12を参照すると、スタイレット471は、長手方向の軸A、近位の端部475、および遠位の端部477を備えたシャフト473を有する。シャフトの遠位の端部には骨を穴あけ(boring)または穿孔(drilling)するように適合された先端479が配置されている。ある実施の形態では、シャフトの外径DOはカニューレ(図13)の内径DC 内に受容されるように適合されている。

0123

ある実施の形態では、スタイレットは(カニューレなしに)椎体の硬い皮質殻および内側の海綿領域の両方を穿通してプローブ用の通路を形成するために用いられる。スタイレットが通路を形成すると、スタイレットは取り除かれてプローブが通路内を前進させられる。

0124

図13を参照すると、カニューレ481は、内径DC を画定する長手方向のボア485と、近位の開口487と、遠位の開口489とを備えたシャフト483を有する。カニューレはプローブ用の作業ポータルを提供する。ある実施の形態では、ボアの遠位の開口は横方向に開いていて、プローブをカニューレの長手方向の軸から離れるように操縦するための手段を提供する。この遠位の開口の回転によって、臨床医は360度の向きにプローブを操縦できるようになる。

0125

ある実施の形態では、カニューレは(スタイレットなしに)単に椎体の硬い皮質殻を穿通するために用いられてよい。カニューレが椎体内に入れられると、プローブがカニューレ内を前進させられる。

0126

ある実施の形態では、カニューレおよびスタイレットの両方が、「カニューレに挿入された針」として用いられる。これらの実施の形態では、椎体へのアクセスは、最初にカニューレに挿入された針を作るためにスタイレットをカニューレ内に挿入し、カニューレに挿入された針で皮膚を穿孔し、スタイレットの先端が椎体の海綿部分に達するようにカニューレに挿入された針を前進させ、次にスタイレットを引き抜くことによって行われる。この手技によって、本発明のプローブが骨内神経(好ましくは、椎体の神経)にアクセスするのに好都合にカニューレの遠位の開口が配置される。

0127

カニューレを備えたある実施の形態では、最初に患者の皮膚に対するカニューレの向きを固定することが有効であることがある。

0128

したがって、本発明に基づけば、骨を治療するための装置が提供され、その装置は、
(a)遠位の面を備えた基部と、遠位の面で開いていて長手方向の軸を形成する第1の通路とを含むハウジングと、
(b)長手方向の軸に沿って第1の通路を通って前進するように適合されたカニューレと、
(c)第1の通路を通してカニューレを前進させるように適合された第1の前進機構と、
(d)長手方向の軸に沿ってカニューレを通って前進するように適合され、機能的な要素を備えたプローブと、
(e)カニューレを通してプローブを前進させるように適合された第2の前進機構と
を有する。

0129

好ましい実施の形態では、第1の前進機構は、ハウジング内の遠位の位置に配置されていて、比較的大きい直径のカニューレに係合するように適合されていて、第2の前進機構は、ハウジング内の近位の位置に配置されていて、比較的小さい直径のプローブに係合するように適合されている。

0130

使用時には、カニューレは患者の皮膚を通して前進させられて目標の組織内に進められる。次にカニューレの位置が固定される。次に、プローブがカニューレを通して進められる。

0131

他の実施の形態では、本発明は最初にガイドワイヤーを組織内に挿入して次に中空のねじをガイドワイヤーを覆って挿入するために用いられてよい。

0132

好ましい実施の形態では、第1の前進機構はハウジング内の遠位の位置に配置されていて比較的小さい直径のガイドワイヤーに係合するように適合されていて、第2の前進機構はハウジング内の近位の位置に配置されていて比較的大きい直径のねじに係合するように適合されている。

0133

使用時には、ガイドワイヤーは患者の皮膚を通して前進されて目標の組織内に進められる。次にガイドワイヤーの位置が固定される。次に、ねじがその所望の位置までガイドワイヤーを覆って挿入される。好ましくは、第2の前進機構はねじ山を備えたカラーを含む。

0134

多くの実施の形態では、硬質のプローブおよび硬質のカニューレの両方を用いることで機能的な要素の位置がカニューレおよびプローブの共通の長手方向の軸に必然的に限定される。しかし、ある実施の形態では、機能的な要素が長手方向の軸から離れて配置されるようにプローブを操縦することが有効なことがある。

0135

したがって、ある実施の形態では、本発明は柔軟なプローブと操縦可能なカニューレをさらに有する。ある実施の形態では、操縦可能なカニューレは横方向に配向された遠位の開口(すなわち側面の開口)を有する。側面の開口は、プローブの遠位の端部をカニューレの長手方向の軸から離れるように操縦するための形状を有する。他の実施の形態では、操縦可能なカニューレは引っ張りワイヤを有する。この操縦可能なカニューレは、引っ張りワイヤを近位の向きに引くことでカニューレをしたがってカニューレの遠位の開口を予め曲げられたカニューレの長手方向の軸から変位させるように適合されている。

0136

これらの操縦可能な実施の形態を有効に用いる好ましい手技では、プローブの遠位の端部は、プローブの遠位の端部が予め決められた増分でカニューレの遠位の開口から外に前進され、カニューレの遠位の開口が所望の量だけ回転し、プローブの遠位の端部が予め決められた増分だけカニューレの遠位の開口の外にさらに前進され、以下同様の手技が繰り返される。順次進行の「前進−回転−前進−回転」の手技によって、プローブが注意深く組織を通り、それによって、目標の組織の任意の領域にアクセスできる。

0137

機能的な要素が円周上で非対称な(すなわち、機能的な要素が所定の向きを指した)本発明の実施の形態では、臨床医は機能的な要素の円周上の位置が望ましくないことを見出すことがある。したがって、ある実施の形態では、カニューレの単純な回転が行われる。

0138

ある実施の形態では、椎体内へのプローブの配置は、
(a)椎体内に穴をあけるために内側のスタイレットおよび外側のカニューレの両方を前進させる過程と、
(b)スタイレットを取り除く過程と、
(c)プローブの遠位の端部をカニューレの近位の開口と整合させる過程と、
(d)カニューレを通してプローブを増分ずつ前進させるために装置を駆動させる過程と
によって達成される。

0139

図17から図22は、本発明の他の好ましい装置1701を開示している。図17から図22の装置の使用時には、臨床医は最初に患者を触診し、治療されるべき適切な脊柱の位置を決める。治療されるべき適切な位置の検証は画像によって行われる。次に、臨床医は取り付けプレート1703から接着剤の裏装を引き剥がして接着剤を露出させ、進入部位を取り囲む皮膚の領域に接着剤を貼る。

0140

次に、遠位のコレット1709および固定ナット1711内に緩くスイベルコネクタ1707を配置して、臨床医は適切な進入角度を形成するようにスイベルコネクタを配向する。次に、臨床医は、固定ナットをコレットに締めて、それによってスイベルコネクタが締結されて、スイベルコネクタの向きを固定する。

0141

固定タブ1716を「上昇」位置に配置した状態で、ハウジング1713を取り付けプレートに取り付けるために、臨床医は、固定タブがスイベルコネクタの環状の凹部1715を覆うまで固定タブをスイベルコネクタの近位の端部を覆って摺動させる。次に、臨床医は固定タブを「固定」位置に押し下げ、それによってハウジングをスイベルコネクタに固定する。

0142

次に、プローブが通路1719の近位の側面からハウジング内に挿入されて涙の珠形のプローブ止め(図示せず)を通してコレット1721内に挿入される。プローブはコレット1721を通してスリーブ1722内をさらに前進させられてプローブの先端が通路の遠位の端部から外に出る。プローブを前進させるために、臨床医はトリハンドル1723を握り締めて、ハンドルを上側ピボットピン1725を中心にして回動させる。ハンドルが上側ピボットピンを中心に回動すると、正面のスリーブ(カラー)の近位の部分が引き戻されてコレットと接触する。コレットはスリーブの近位の端部の対応する先細り部(図示せず)に適合した先細りの遠位のノーズ部(図示せず)を有するので、コレットは後ろ向きに駆動されるときにプローブを締めつけるようにされる。コレットがプローブを十分に締めつけると、次にハンドルが第2のピボットピン1727を中心にして回動を始めるようになる。ハンドルがこの第2のピボットピンを中心にして動き始めると、コレットおよびスリーブ(カラー)は調和して前方に進んでプローブを前進させる。

0143

図26から図28を参照すると、螺旋状のねじ山2357が形成された外側面2355を備えた長手方向のロッド部分2353と、駆動歯が形成された近位の面とを有するプローブ2351を同時に駆動および回転させるように適合された前進機構のある実施の形態が提供されている。

0144

より詳しく述べると、図26から図28の前進機構は、
(a)遠位のハンドル部分2303と、中間のピボット2305と、下側面2310を形成する横方向の貫通口2309を備えた近位の部分2307とを有するレバー2301と、
(b)横方向の貫通口に嵌め込まれるように適合された延出するピン2317を備えた第1の側面2313と、プローブの長手方向の軸の向きに延在する第1の複数の歯2319を備えた(第1の側面と)反対側の第2の側面2315とを有するラック2311と、
(c)(1)第1の複数の歯とかみ合うように適合された第2の複数の歯2325を形成する外側面2323と、(2)プローブの駆動歯とかみ合うように適合された駆動歯2329を備えた遠位の面2327と、(3)近位の面2330とを有する円筒形ピニオンギア2321と、
(d)ピニオンギアの近位の面と接触して配置された遠位の端部2333を備えた圧縮ばね2331と
を有する。

0145

使用する前は、圧縮ばねは伸張したときにピニオンを遠位の向きに動かすように実質的に圧縮されている。

0146

使用時には、レバーのハンドル部分が近位の向きに動かされ、それによって近位の部分がピボットを中心にして反時計方向に回動する。この反時計方向の回動によって、下側面2310がピン2317を上に向けて押す。この上向きの動きによって、ラックの歯がピニオンを回転させる。ピニオンの駆動歯が同じ回転をプローブに与え、プローブの螺旋状の歯が回転しながら組織に食い込み、プローブを前方に(遠位の向きに)動かす。プローブが十分前方に移動すると、圧縮ばねの伸張がプローブの近位の端部とピニオンの遠位の端部の間に間隔が空くのを防止する。通常のばね復帰が用いられてレバーとラックをそれぞれの元の位置に戻すようにしてよい。

0147

他の実施の形態では、プローブはトロカールのように遠位の平坦な切断面を有していてよい。プローブが回転されたとき、切断面がある体積の骨を切断し、それによってプローブの遠位の端部の前方に空間を生み出す。圧縮リングが伸張してプローブを前方に動かしてその空間内にプローブを進める。

0148

図23から図25を参照すると、外側面2455を備えた長手方向のロッド部分2453を有するプローブ2451を同時に駆動および回転させるように適合された前進機構のある実施の形態が提供されている。

0149

より詳しく述べると、図23から図25の前進機構は、
(a)下側のハンドル部分2403と、互いの間に横方向の貫通口2402を画定する延出した第1のアーム2406および第2のアーム2407を備えた上側部分2405とを有し、第1のアームおよび第2のアームは各々下側の付勢部2402aおよび上側の第1の横方向のピボット孔2408を有する、レバー2401と、
(b)(1)レバーのピボット孔に回動可能に取り付けられる上側部分2413と、(2)互いの間に横方向の貫通孔2418を画定し各々が遠位の付勢部2419を備えた第1のアームおよび第2のアーム2417を有する中間の湾曲部分2415と、(3)中間の湾曲部分の各アームに結合され、第2の横方向のピボット孔2423を備えた下側部分2421とを有するU形駆動部2411と、
(c)(1)プローブを受容するように適合された貫通ボア2432と、(2)半球状の外側面および外側面内の長手方向のスロット2435を備えた遠位の端部2433と、(3)U形駆動部の中間の湾曲部分の付勢部と接触するように適合された延出する環状リング2443を備えた外側面2441とを備え、U形駆動部の横方向の貫通孔を通って配置されたコレット2431と、
(d)(1)プローブを受容するように適合された内側ボア2453と、(2)コレットの半球状の外側面を受容するように適合された形状を備えた近位の端部2455と、(3)遠位の螺旋状の溝2459およびレバーの付勢部に接触するように適合された近位の環状リング2461を備えた外側面2457とを有する、コレットの遠位の側に配置されたスリーブ2451と
を有する。

0150

使用時には、ハンドルの近位の向きへの動きによって第1のピボットを中心としてU形の駆動部が遠位の向きに回動する。U形の駆動部の遠位の向きへの動きによってU形の駆動部の後方部分がコレットの外側面を押し、それによってコレットがプローブを締めつける。

0151

コレットのクランプが閉じると(コレットがプローブを締めつけると)、ハンドルが近位の向きに動き続けることによってU形の駆動部が第2のピボットを中心にして回動し、それによってコレットおよびスリーブの両方が遠位の向きに動く。コレットおよびスリーブが遠位の向きに動くので、スリーブの外側面に配置された溝はハウジングに配置されたピン(図示せず)に係合する。スリーブの前方への動きに連結されたこれらのピンの動きによって、スリーブおよびスリーブに収容されたプローブが回転することになる。

0152

本発明の装置は、ヒトの体の任意の組織に挿入するのに適切に用いられる。ある実施の形態では、組織は軟組織である。他の実施の形態では、組織は硬組織である。ある実施の形態では、硬組織は軟骨である。ある実施の形態では、硬組織は骨である。好ましい実施の形態では骨が組織として選択された場合、骨は椎体である。好ましくは、本発明は、骨の硬い皮質殻を穿孔し下側の海綿骨の少なくとも一部を穿通するように適合されている。ある実施の形態では、プローブは、プローブの前進によって画定される骨の断面の少なくとも1/3の距離だけ骨内に前進する。ある実施の形態では、手術手技は開放性の手術手技(open procedure)である。好ましい実施の形態では、手術手技は経皮的な手術手技である。ある実施の形態では、骨は健康な(すなわち、腫瘍を含まない)骨である。

0153

典型的には、本発明のコンポーネントは、外科手術に用いられる器具で広く用いられる任意の材料から作られていて、そのような材料として、アメリカ合衆国ペンシルベニアウィミッシング(Wyomissing)のカーペンタースペシャルティーアロイス(Carpenter Specialty Alloys)から入手可能なカスタム455ステンレス(Custom 455 Stainless)のような硬化ステンレス鋼合金がある。装置が再利用可能であるように設計されている場合、すべてのコンポーネントがステンレス鋼から作られていることが好ましい。装置が使い捨てであるように設計されている場合、いくつかのコンポーネントがプラスチックから作られていることが好ましい。

0154

好ましくは、装置の少なくともプローブのコンポーネントは、滅菌された形態で供給される。より好ましくは、装置全体が滅菌された形態で供給される。

0155

最初に、患者が腹臥位で配置される。次に皮膚がヨードスクラブを用いて準備される。次に皮膚の進入点が立案されてX線透視画像が進入の程度を検証するために撮影される。

0156

次に、臨床医がその領域(目標の領域)を触診し、装置を配置して進入角度を設定する。

0157

本発明を用いた好ましい実施の形態では、図1から図3を参照すると、ハウジングの近位の面に配置されたパッチが取り除かれ、それによって接着剤が露出される。装置は、目標の領域の脊柱の上の患者の皮膚に配置され、接着剤が皮膚に押し付けられる。

0158

次に、臨床医は装置を掴み、レバーとグリップを同時に握り締める。この動作によってレバーに固着されたラチェットホイールが反時計方向に(すなわち、矢印Bの向きに)回転する。ラチェットホイールに配置された第2の複数の歯も反時計方向に回転し、それによって第2の複数の歯に係合した第1の複数の歯が(したがってプローブ全体も)予め決められた増分だけ遠位の向きに動く。

0159

次に、臨床医はレバーを解除する。この解除によってばね(図示せず)がレバーを図2に示す最初の位置に戻す。

0160

臨床医は装置の駆動を続けてプローブを増分ずつ前進させて、電極を椎体の所望の位置に到達させる。

0161

最後に、臨床医は電極を駆動させて椎体を治療する。

0162

本発明によって提供される上述された利点に加えて、装置は画像化の利益を提供するように適合されている。

0163

上述されたように、BVN(椎体の神経)を治療する方法のような骨を穿通するいくつかの従来の手術手技では、電極を備えたプローブを前進させるステップは、実時間の画像化のもとで実行され、起こりえる安全上の懸念をもたらす。これらの安全上の懸念は、椎骨形成術(vertebroplaasty)を実行する臨床医などが、画像化装置を止めている間のみに骨内に装置を前進させるようにし、これによって、プローブの機能的な要素を不正確に誘導する可能性がもたらされる。

0164

本発明は、臨床医が骨内にプローブを安全かつ正確に配置できるようにする。ある実施の形態では、これは「暗がりで」(under dark condition:画像化していない状態)で既知の増分だけプローブを前進させることによって達成される。したがって、臨床医はプローブおよび骨の画像を目視し、プローブを前進させなければならない距離を画像から判定し、画像化装置を停止させ、暗がりでプローブを予め決められた増分だけ前進させることができる。

0165

したがって、本発明に基づけば、組織内にプローブを配置するための方法が提供され、その方法は、
(a)機能的な要素を備えたプローブを組織内の第1の位置に配置する過程と、
(b)プローブの位置を求めるために画像化装置を駆動させる過程と、
(c)画像化装置を停止する過程と、
(d)画像化装置を停止した状態でプローブを第2の位置に向けて予め決められた増分ずつ前進させる過程と
を有する。

0166

組織内にプローブを配置する方法も提供され、その方法は、
(a)画像の誘導なしに組織内の第1の位置から第2の位置に向けて予め決められた増分ずつ機能的な要素を備えたプローブを前進させる過程
を有する。

0167

さらに本発明に基づけば、組織内にプローブを配置する方法が提供され、その方法は、
(a)電極を備えたプローブを組織内の第1の位置に配置する過程と、
(b)プローブの位置を求めるために画像化装置を駆動させる過程と、
(c)画像化装置を停止する過程と、
(d)画像化装置を停止した状態でプローブを組織内の第2の位置に向けて前進させる過程と
を有する。

0168

さらに、本発明は、臨床医が画像化装置によって生み出される放射線フィールドの外側に居ながらプローブを前進させることができるようにする。より詳しく述べると、本発明のすべての前進手段は、トルクを伝達するために用いられるハウジングを備えた柔軟なケーブルのような遠隔前進手段を備えていて、それによって、臨床医は画像化装置の生み出す放射線フィールドの外に居ながら前進手段を駆動することができる。例えば、図9および図10(a)では、ロッド203は長寸の柔軟なケーブルの形態で提供されていて、ロッドが回転させられたときロッドは回転可能なシリンダー211を回転させる。

0169

したがって、本発明に基づけば、硬組織内にプローブを配置する方法が提供され、その方法は、
(a)機能的な要素を備えたプローブを硬組織の第1の位置に配置する過程と、
(b)プローブの位置を求めるために画像化装置を駆動させて、画像化フィールドを生成する過程と、
(c)遠隔位置からプローブを硬組織内の第2の位置に向けて前進させる過程と
を有する。

0170

画像化に関連した本発明の他の利点は、臨床医が滅菌した布でおおったり(draping)、遮蔽したり(shield)するなどの直接的な画像化に関連した保護ギアをもはや用いる必要がないということである。本発明は臨床医が、間欠的な画像化、および/または、前進機構の遠隔駆動によってプローブを正確に配置できるようにするので、滅菌した布でおおったり(draping)、遮蔽したり(shield)するなどの画像化の保護ギアを用いる必要をなくす。

0171

本発明は、画像化装置を停止した状態でプローブを増分ずつ前進させて骨内にプローブを配置して骨を治療する用途に適用できる。

0172

この発明の具体的な実施態様は以下の通りである。
(1)基部が近位の面をさらに含み、第1の通路が基部を貫通して上記近位の面に近位の開口を形成して貫通ボアを形成する、請求項1記載の装置。
(2)ハウジングが、第1の通路から延出すると共に上記第1の通路の長手方向の軸の少なくとも一部に沿って延在して、プローブの横からのまたは上からの装填を可能にする横方向に配置されたまたは縦方向に配置されたスロットをさらに含む、請求項1記載の装置。
(3)ハウジングが、基部から延出するハンドル部分をさらに含む、請求項1記載の装置。
(4)(d)ハウジングに取り付けられるように適合された第1の部分およびハウジングを係留するように適合された第2の部分を備えたアンカーをさらに有する、請求項1記載の装置。
(5)アンカーの第2の部分が、皮膚に取り付けられるように適合された、実施態様(4)記載の装置。

0173

(6)アンカーの第2の部分が骨へ固定されるように適合された、実施態様(4)記載の装置。
(7)アンカーの第2の部分が外部の装置に取り付けられるように適合された、実施態様(4)記載の装置。
(8)アンカーの第2の部分が接着剤を含む、実施態様(4)記載の装置。
(9)アンカーが、(a)近意の面と、患者の背中に沿うように適合された遠位の面と、上記近位の面から上記遠位の面まで延在する貫通孔とを備えた基部と、(b)上記近位の面から近位の向きに延出し上記貫通孔の周りに形成された環状部とを有する、実施態様(4)記載の装置。
(10)環状部が横方向に延出する近位のリップ部を含む、実施態様(9)記載の装置。

0174

(11)ハウジングが、環状部のリップ部を受容するように適合された凹部をさらに含む、実施態様(10)記載の装置。
(12)アンカーおよび凹部が、ハウジングが貫通孔を中心にして少なくとも部分的に回転するように適合された、実施態様(11)記載の装置。
(13)アンカーが平行移動手段を有する、実施態様(4)記載の装置。
(14)アンカーが固定手段をさらに有する、実施態様(4)記載の装置。
(15)(d)プローブの進入角度を固定する手段をさらに有する、請求項1記載の装置。

0175

(16)(d)プローブを回転させる手段をさらに有する、請求項1記載の装置。
(17)ハウジングが、前進機構が取り付けられるポートをさらに含む、請求項1記載の装置。
(18)ハウジングが、プローブ止めをさらに含む、請求項1記載の装置。
(19)機能的な要素が熱エネルギー伝達装置を含む、請求項1記載の装置。
(20)機能的な要素が、電極を含む、実施態様(19)記載の装置。

0176

(21)プローブが、外側面を有し、上記外側面から延出する複数の歯を含む、請求項1記載の装置。
(22)複数の歯が、第1の大きい増分と第2の小さい増分で設けられている、実施態様(21)記載の装置。
(23)プローブが滑らかな外側面を有する、請求項1記載の装置。
(24)ハウジングが、プローブを前進させる所望の量を選択するように適合された計量装置をさらに含む、請求項1記載の装置。
(25)プローブが、固定プローブおよび回動可能プローブを含む、請求項1記載の装置。

0177

(26)プローブが、複数の目盛りを備えた外側面を有する、請求項1記載の装置。
(27)前進機構が、(a)ラチェットポール機構と、(b)ラックピニオン機構と、(c)摩擦に基づく機構と、(d)板ばね機構と、(e)テンションバンド機構とからなる集合から選択される、請求項1記載の装置。
(28)前進機構が、1mmから10mmまでの範囲内の増分でプローブを遠位の向きに前進させるように適合されている、請求項1記載の装置。
(29)前進機構が、プローブを回転させずに前進させるように適合された、請求項1記載の装置。
(30)前進機構が、プローブを回転させて前進させるように適合された、請求項1記載の装置。

0178

(31)プローブが皮質骨を穿通するように適合された先端を有する、請求項1記載の装置。
(32)機能的な要素が熱エネルギー伝達装置を含む、請求項2記載の装置。
(33)機能的な要素が電極を含む、請求項2記載の装置。
(34)プローブが、外側面を含み、上記外側面から延出する複数の歯を有する、請求項2記載の装置。
(35)機能的な要素が熱エネルギー伝達装置を含む、請求項3記載の装置。

0179

(36)機能的な要素が電極を含む、請求項3記載の装置。
(37)プローブが、外側面を含み、上記外側面から延出する複数の歯を有する、請求項3記載の装置。
(38)機能的な要素が熱エネルギー伝達装置を含む、請求項4記載の装置。
(39)機能的な要素が電極を含む、請求項4記載の装置。
(40)機能的な要素が熱エネルギー伝達装置を含む、請求項5記載の装置。

0180

(41)機能的な要素が電極を含む、請求項5記載の装置。
(42)プローブが、外側面を含み、上記外側面から延出する複数の歯を有する、請求項5記載の装置。
(43)アンカーが皮膚に取り付けられるように適合された遠位の面を含む、請求項6記載の装置。
(44)アンカーが骨に固定されるように適合された遠位の面を含む、請求項6記載の装置。
(45)アンカーが外部の装置に取り付けられるように適合された遠位の面を含む、請求項6記載の装置。

0181

(46)アンカーが接着剤を含む遠位の面を含む、請求項6記載の装置。
(47)アンカーが、(a)近位の面、患者の背中に沿うように適合された遠位の面、および、上記近位の面から上記遠位の面まで延在する貫通孔を備えた基部と、(b)上記近位の面から近位の向きに延在し、上記貫通孔の周りに形成された環状部とを有する、請求項6記載の装置。
(48)環状部が横方向に延在する近位のリップ部を含む、実施態様(47)記載の装置。
(49)ハウジングが環状部のリップ部を受容するように適合された凹部をさらに含む、実施態様(48)記載の装置。
(50)アンカーおよび凹部が、ハウジングが貫通孔を中心にして少なくとも部分的に回転するように、適合されている、実施態様(49)記載の装置。

0182

(51)凹部が、球形の一部を含む形状を有する、実施態様(49)記載の装置。
(52)アンカーが固定手段をさらに有する、請求項6記載の装置。
(53)前進させる過程が、増分づつ前進させる過程を含む、請求項17記載の方法。
(54)(d)プローブを前進させる第1の予め決められた距離とは異なる第2の予め決められた距離を選択する過程と、(e)上記プローブを硬組織内の第3の位置に向けて上記第2の予め決められた距離だけ前進させる過程とをさらに有する、請求項21記載の方法。

図面の簡単な説明

0183

本発明の装置の第1の実施の形態の斜視図である。
図1の軸方向の断面図である。
遠位の面に取り付けられた接着剤およびパッチを備えた本発明のハウジングの断面図である。
本発明のハウジングおよびアンカーの分解断面図である。
図4破線4Aで囲まれた部分の拡大正面図である。
第1の通路と接続された第2の通路を備えた本発明のハウジングの断面図である。
本発明のハウジングおよび前進手段の分解断面図である。
本発明の好ましいプローブの断面図である。
本発明の他の実施の形態の断面図である。
本発明のクランクの側面図である。
前進機構がクランクを含む本発明の他の実施の形態の斜視図である。
前進機構が滑らかな係合手段を含む本発明の他の実施の形態の斜視図である。
本発明に基づいて用いられるスタイレットの断面図である。
本発明に基づいて用いられるカニューレの断面図である。
本発明の球体タイプのアンカーの断面図である。
本発明のねじ山が形成されたカラーの斜視図である。
保護シース内に収容された本発明のプローブを示す図である。
本発明の好ましい実施の形態の斜視図である。
本発明の好ましい実施の形態の側面図である。
本発明の好ましい実施の形態の断面図である。
アタッチメントコンポーネントおよびハウジングコンポーネントの上側部分が取り除かれた本発明の好ましい実施の形態の斜視図である。
図20の装置の前進機構の斜視図である。
図20の装置の前進機構の側面図である。
コレットおよびスリーブを有する前進時にプローブを回転させる好ましい前進機構の断面図である。
コレットおよびスリーブを有する前進時にプローブを回転させる好ましい前進機構の斜視図である。
図24の前進機構の分解図である。
プローブが取り付けられた好ましいラックピニオン前進機構の斜視図である。
図26のラックピニオン前進機構の分解図である。
図23の前進機構の拡大斜視図である。

符号の説明

0184

1 装置
11ハウジング
13 基部
15近位の側面
17遠位の側面
19 第1の通路
21 遠位の開口
23 近位の開口
25貫通ボア
27グリップ
41プローブ
43 外側面
45 第1の複数の歯
47近位の端部部分
51 遠位の端部部分
53 先端
61ボア
63 近位の開口
65 遠位の開口
71電極要素
75配線
77 近位の端部
79 遠位の端部
81ラチェットポール前進機構
85ラチェットホイール
86センターピン
87 第2の複数の歯
91レバー
95 第1の端部部分
97 第2の端部部分
98 外側面
99ピン
101ポール
103 第1の端部
105 第2の端部
110 第2の通路
112 第3の開口
114接合部
201クランク
203ロッド
205 遠位の端部
207 近位の端部
211シリンダー
212 近位の端部
215リッジ
221ノブ
223ウイング部
301 プローブ
303シャフト
305 遠位の端部部分
307 近位の端部部分
309 第1の電極
311 ボア
321 配線
323 第1の端部
325 第2の端部
331 第1の面
333 接続面
335 遠位の先端
337 複数の歯
339 外側面
341目盛り
401接着剤
403パッチ
403a 第1のリード線
405ポート
405a電源
407 ポート
409,411フランジ
413 前進機構
451 フランジ
453貫通孔
455 内側面
457 外側面
471スタイレット
473 シャフト
475 近位の端部
477 遠位の端部
479 先端
481カニューレ
483 シャフト
485 ボア
487 近位の開口
489 遠位の開口
501 装置
511プレート
513 近位の面
515 遠位の面
517 第1の貫通孔
520 第2の貫通孔
521ベアリング
523 実質的に球状の部分
525 第3の貫通孔
527 近位の開口
529 遠位の開口
531 環状部
533 近位の端部部分
535リップ部
540固定ねじ
599 第1の通路
601 上側ブロック
603 近位のピン
605 遠位のピン
611 下側ブロック
613 近位のピン
615 遠位のピン
621 レバー
623 近位の端部部分
625 遠位の端部部分
627 バー
629 近位の部分
631 中間部分
633 遠位の部分
641 近位のリンク
643上端部
645下端部
647 貫通口
651 遠位のリンク
653 上端部
655 下端部
657 貫通口
660 ピン
661 上面
661a付勢手段
663 上面
667 下面
669 上面
701 プレート
703 近位の面
705 遠位の面
711 環状部
713 貫通孔
715 リップ部
721 遠位の端部
723 ハウジング
725 凹部
727 遠位のねじ山を備えた部分
729 近位の部分
751 プローブ止め
753 フランジ
755 第1の端部
757 第2の端部
758 近位の面
759 遠位の面
760 貫通孔
761 上端部
763 下端部
771カラー
773 環状部
775 外側面
777 内側面
779 遠位の面
780 近位の面
781 外側面
783 プローブ
1603 開口
1611内側エッジ
1613 近位のエッジ
1615アーム
1617 遠位のエッジ
1619外側エッジ
1701 装置
1703取り付けプレート
1707スイベルコネクタ
1709 遠位のコレット
1711固定ナット
1713 ハウジング
1715 凹部
1716固定タブ
1719 通路
1721 コレット
1722スリーブ
1723トリガハンドル
1725 上側ピボットピン
1727 第2のピボットピン
2301 レバー
2303 遠位のハンドル部分
2305 中間のピボット
2307 近位の部分
2309 貫通口
2310 下側面
2311 ラック
2313 第1の側面
2315 第2の側面
2317延出するピン
2319 第1の複数の歯
2321ピニオンギア
2323 外側面
2325 第2の複数の歯
2327 遠位の面
2329駆動歯
2330 近位の面
2331圧縮ばね
2333 遠位の端部
2351 プローブ
2353ロッド部分
2355 外側面
2357 ねじ山
2401 レバー
2402 貫通口
2402a 付勢部
2403 下側のハンドル部分
2405 上側部分
2406 第1のアーム
2407 第2のアーム
2408 第1の横方向のピボット孔
2411 U形駆動部
2413 上側部分
2415湾曲部分
2417 第1のアームおよび第2のアーム
2418 貫通孔
2419 遠位の基部
2421 下側部分
2423 第2の横方向のピボット孔
2431 コレット
2432 貫通ボア
2433 遠位の端部
2435長手方向のスロット
2441環状リング
2443 外側面
2451 スリーブ
2453内側ボア
2455 近位の端部
2457 外側面
2459 溝
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