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技術 情報記録再生装置とディスク装置とプログラムとコンピュータ読み取り可能な記録媒体と欠陥領域交替方法

出願人 株式会社リコー
発明者 本橋敦
出願日 2003年9月12日 (15年10ヶ月経過) 出願番号 2003-321993
公開日 2004年9月24日 (14年9ヶ月経過) 公開番号 2004-265567
状態 拒絶査定
技術分野 外部記憶装置との入出力 デジタル記録再生の信号処理 エラー検出又は訂正、試験
主要キーワード 前後ブロック 重欠陥 エラー発生直前 ブロック番 エラー訂正回数 欠陥検出条件 プログラム領域内 未フォーマット
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図面 (13)

目的

情報記録媒体複数個配置された記録領域内の複数個の小領域単位欠陥を精度良く検出し、その小領域単位で交替できるようにする。

構成

ドライブコントローラは、パケット内のブロックにベリファイを実行し(S1)、エラー発生と判断したら(S2)、エラーが発生したブロックの位置とそのブロックに対するエラー回数を記憶(S3)する処理を繰り返し、パケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したと判断したら(S4)そのパケットのベリファイ回数カウントし(S5)、そのカウント値がベリファイ実行回数を終えたと判断したら(S6)、所定回数エラーが発生したブロックを交替する(S7)。

概要

背景

現在、CD−RW(Compact Disc Re−Writable)ディスク共通フォーマットのための規格が検討されている。その規格をマウントレイニア(Mount Rainier:CD−MRW)という。
CD−MRWは、CD−RWディスク複数個の記録領域(「パケット」と称する)に分割し、それぞれの記録領域には交替領域を設けている。
各記録領域において、情報(ユーザデータ)を書き込む領域はデータ領域(Data Area:DA)と言い、交替領域はスペア領域(Spare Area:SA)と言う。DAは136パケット、SAは8パケットで構成される。

SAは、傷,汚れ指紋などによってDAのアドレスが読めなかったり、DAのデータが読めなくなるような障害を検出した場合(そのDAを欠陥領域と判断する)、そのデータを記録し直す交替先として使用される領域である。
DA,SAの書き込みは全てパケット単位で行う。したがって、欠陥を検出した場合は、パケット単位で交替した方が高速にユーザデータの読み書きを行うことができる。
従来の情報記録再生装置では、パケットでエラーが発生した場合、その直後に再度パケットを書いている(例えば、特許文献1参照)。
特表平11−501760号公報

概要

情報記録媒体に複数個配置された記録領域内の複数個の小領域単位の欠陥を精度良く検出し、その小領域単位で交替できるようにする。ドライブコントローラは、パケット内のブロックにベリファイを実行し(S1)、エラー発生と判断したら(S2)、エラーが発生したブロックの位置とそのブロックに対するエラー回数を記憶(S3)する処理を繰り返し、パケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したと判断したら(S4)そのパケットのベリファイ回数カウントし(S5)、そのカウント値がベリファイ実行回数を終えたと判断したら(S6)、所定回数エラーが発生したブロックを交替する(S7)。

目的

そこで、ブロック単位交替処理を行うようにすると、SAを節約することができる。
しかし、ブロック単位で交替を行うには、ブロック単位の欠陥を確実に検出する必要があり、欠陥検出の精度が悪いと欠陥検出時には読めたが後で読めなくなってしまうという問題があった。
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、情報記録媒体に複数個配置された記録領域内の複数個の小領域単位の欠陥を精度良く検出し、その小領域単位で交替できるようにすることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

複数個の小領域からなる記録領域が複数個配置された情報記録媒体に対して情報を記録及び再生する情報記録再生装置において、前記記録領域の各小領域に対する欠陥検査処理を複数回繰り返す手段と、該手段による複数回の欠陥検査処理によって所定回数以上欠陥領域と判断された小領域を交替する手段とを設けたことを特徴とする情報記録再生装置。

請求項2

請求項1記載の情報記録再生装置において、前記欠陥検査処理を複数回繰り返すときに、前記情報記録媒体の回転速度又は前記情報記録媒体への情報の記録及び再生時の回転方式を変更する手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。

請求項3

請求項1又は2記載の情報記録再生装置において、前記複数回の欠陥検査処理によって所定回数以上欠陥領域と判断された小領域と共に該小領域の前後の所定数の小領域も交替する手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。

請求項4

請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報記録再生装置において、前記複数回の欠陥検査処理によって所定回数以上欠陥領域と判断された小領域が所定数以上のときは当該記録領域内の全小領域を交替する手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。

請求項5

複数の小領域からなる、情報の記録単位として構成される記録領域を複数有するユーザデータ記録領域と該ユーザデータ記録領域内の欠陥のある領域を交替するための交替用領域を備えることができるディスクに対して前記交替用領域の割り当てを行うディスク装置であって、所定の前記記録領域に対して欠陥検査処理を複数回行う欠陥検査手段と、該欠陥検査手段による複数回の欠陥検査処理において同一の前記小領域に対して発生する欠陥検出回数計数する欠陥検出回数計数手段と、該欠陥検出回数計数手段による欠陥検出の回数が所定値以上の場合、当該所定値以上の欠陥を検出した前記小領域に対して前記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる交替領域割当手段とを備えたことを特徴とするディスク装置。

請求項6

前記欠陥検査手段はさらに、前記所定の前記記録領域に対して欠陥検査処理を一回行う度に、前記ディスクの回転速度又は回転方式を変更する手段を有することを特徴とする請求項5記載のディスク装置。

請求項7

前記交替領域割当手段はさらに、前記所定値以上の欠陥を検出した前記小領域の前後にある小領域に対しても前記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる手段を有することを特徴とする請求項5又は6記載のディスク装置。

請求項8

前記交替領域が割り当てられるべき小領域の数を計数する小領域数計数手段を更に備え、前記交替領域割当手段はさらに、前記小領域数計数手段により計数された小領域の数が所定値以上の場合、当該小領域が存在する記録領域内の全ての小領域に対して前記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる手段を有することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載のディスク装置。

請求項9

複数の小領域からなる、情報の記録単位として構成される記録領域を複数有するユーザデータ記録領域と該ユーザデータ記録領域内の欠陥のある領域を交替するための交替用領域を備えることができるディスクに対して前記交替用領域の割り当てを行うディスク装置に使用されるコンピュータを、所定の前記記録領域に対して欠陥検査処理を複数回行う欠陥検査手段と、該欠陥検査手段による複数回の欠陥検査処理において同一の前記小領域に対して発生する欠陥検出の回数を計数する欠陥検出回数計数手段と、該欠陥検出回数計数手段による欠陥検出の回数が所定値以上の場合、当該所定値以上の欠陥を検出した前記小領域に対して前記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる交替領域割当手段として機能させるためのプログラム

請求項10

請求項9記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

請求項11

複数の小領域からなる、情報の記録単位として構成される記録領域を複数有するユーザデータ記録領域と該ユーザデータ記録領域内の欠陥のある領域を交替するための交替用領域を備えることができるディスクに対して前記交替用領域の割り当てを行う欠陥領域交替方法であって、所定の前記記録領域に対して欠陥検査処理を複数回行う欠陥検査工程と、該欠陥検査工程による複数回の欠陥検査処理において同一の前記小領域に対して発生する欠陥検出の回数を計数する欠陥検出回数計数工程と、該欠陥検出回数計数工程での欠陥検出の回数が所定値以上の場合、当該所定値以上の欠陥を検出した前記小領域に対して前記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる交替領域割当工程とを備えたことを特徴とする欠陥領域交替方法。

請求項12

前記欠陥検査工程はさらに、前記所定の前記記録領域に対して欠陥検査処理を一回行う度に、前記ディスクの回転速度又は回転方式を変更する工程を含むことを特徴とする請求項11記載の欠陥領域交替方法。

請求項13

前記交替領域割当工程はさらに、前記所定値以上の欠陥を検出した前記小領域の前後にある小領域に対しても前記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる工程を含むことを特徴とする請求項11又は12記載の欠陥領域交替方法。

請求項14

前記交替領域が割り当てられるべき小領域の数を計数する小領域数計数工程を更に備え、前記交替領域割当工程はさらには前記小領域数計数工程において計数された小領域の数が所定値以上の場合、当該小領域が存在する記録領域内の全ての小領域に対して前記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる工程を含むことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載の欠陥領域交替方法。

技術分野

0001

この発明は、ハードディスク光磁気ディスク,CD−RWディスク,DVD+RWディスク,DVD−RWディスク,DVD−RAMディスク等の情報記録媒体に情報を記録及び再生するハードディスク装置光磁気ディスク装置,CD−RWディスク装置,DVD+RWディスク装置,DVD−RWディスク装置,DVD−RAMディスク装置等の情報記録再生装置ディスク装置プログラムコンピュータ読み取り可能な記録媒体欠陥領域交替方法に関する。

背景技術

0002

現在、CD−RW(Compact Disc Re−Writable)ディスク共通フォーマットのための規格が検討されている。その規格をマウントレイニア(Mount Rainier:CD−MRW)という。
CD−MRWは、CD−RWディスクを複数個の記録領域(「パケット」と称する)に分割し、それぞれの記録領域には交替領域を設けている。
各記録領域において、情報(ユーザデータ)を書き込む領域はデータ領域(Data Area:DA)と言い、交替領域はスペア領域(Spare Area:SA)と言う。DAは136パケット、SAは8パケットで構成される。

0003

SAは、傷,汚れ指紋などによってDAのアドレスが読めなかったり、DAのデータが読めなくなるような障害を検出した場合(そのDAを欠陥領域と判断する)、そのデータを記録し直す交替先として使用される領域である。
DA,SAの書き込みは全てパケット単位で行う。したがって、欠陥を検出した場合は、パケット単位で交替した方が高速にユーザデータの読み書きを行うことができる。
従来の情報記録再生装置では、パケットでエラーが発生した場合、その直後に再度パケットを書いている(例えば、特許文献1参照)。
特表平11−501760号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来の情報記録再生装置では、パケット内に欠陥が存在する場合、その欠陥が小さくてもパケット分の領域を使用してしまって、情報記録媒体の容量が無駄に消費されてしまう。つまり、CD−MRWでは、1パケットは32ブロックの小領域から構成されているので、小さな欠陥(即ち、1ブロック内に収まる欠陥)でもパケット単位で交替してしまうと、32ブロック分の交替領域が使われてしまって、SAの空き領域が直ぐに無くなってしまう。

0005

そこで、ブロック単位交替処理を行うようにすると、SAを節約することができる。
しかし、ブロック単位で交替を行うには、ブロック単位の欠陥を確実に検出する必要があり、欠陥検出の精度が悪いと欠陥検出時には読めたが後で読めなくなってしまうという問題があった。
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、情報記録媒体に複数個配置された記録領域内の複数個の小領域単位の欠陥を精度良く検出し、その小領域単位で交替できるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

この発明は上記の目的を達成するため、次の(1)〜(4)の情報記録再生装置を提供する。
(1)複数個の小領域からなる記録領域が複数個配置された情報記録媒体に対して情報を記録及び再生する情報記録再生装置において、上記記録領域の各小領域に対する欠陥検査処理を複数回繰り返す手段と、その手段による複数回の欠陥検査処理によって所定回数以上欠陥領域と判断された小領域を交替する手段を設けた情報記録再生装置。

0007

(2)上記(1)の情報記録再生装置において、上記欠陥検査処理を複数回繰り返すときに、上記情報記録媒体の回転速度又は上記情報記録媒体への情報の記録及び再生時の回転方式を変更する手段を設けた情報記録再生装置。
(3)上記(1)又は(2)の情報記録再生装置において、上記複数回の欠陥検査処理によって所定回数以上欠陥領域と判断された小領域と共にその小領域の前後の所定数の小領域も交替する手段を設けた情報記録再生装置。
(4)上記(1)乃至(3)のいずれかの情報記録再生装置において、上記複数回の欠陥検査処理によって所定回数以上欠陥領域と判断された小領域が所定数以上のときは当該記録領域内の全小領域を交替する手段を設けた情報記録再生装置。

0008

また、次の(5)〜(8)のディスク装置も提供する。
(5)複数の小領域からなる、情報の記録単位として構成される記録領域を複数有するユーザデータ記録領域とそのユーザデータ記録領域内の欠陥のある領域を交替するための交替用領域を備えることができるディスクに対して上記交替用領域の割り当てを行うディスク装置であって、所定の上記記録領域に対して欠陥検査処理を複数回行う欠陥検査手段と、その欠陥検査手段による複数回の欠陥検査処理において同一の上記小領域に対して発生する欠陥検出の回数計数する欠陥検出回数計数手段と、その欠陥検出回数計数手段による欠陥検出の回数が所定値以上の場合、当該所定値以上の欠陥を検出した上記小領域に対して上記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる交替領域割当手段とを備えたディスク装置。

0009

(6)上記(5)のディスク装置において、上記欠陥検査手段はさらに、上記所定の上記記録領域に対して欠陥検査処理を一回行う度に、上記ディスクの回転速度又は回転方式を変更する手段を有するディスク装置。
(7)上記(5)又は(6)のディスク装置において、上記交替領域割当手段はさらに、上記所定値以上の欠陥を検出した上記小領域の前後にある小領域に対しても上記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる手段を有するディスク装置。
(8)上記(5)〜(7)のいずれかのディスク装置において、上記交替領域が割り当てられるべき小領域の数を計数する小領域数計数手段を更に備え、上記交替領域割当手段はさらに、上記小領域数計数手段により計数された小領域の数が所定値以上の場合、当該小領域が存在する記録領域内の全ての小領域に対して上記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる手段を有するディスク装置。

0010

さらに、次の(9)のプログラムも提供する。
(9)複数の小領域からなる、情報の記録単位として構成される記録領域を複数有するユーザデータ記録領域とそのユーザデータ記録領域内の欠陥のある領域を交替するための交替用領域を備えることができるディスクに対して上記交替用領域の割り当てを行うディスク装置に使用されるコンピュータを、所定の上記記録領域に対して欠陥検査処理を複数回行う欠陥検査手段と、その欠陥検査手段による複数回の欠陥検査処理において同一の上記小領域に対して発生する欠陥検出の回数を計数する欠陥検出回数計数手段と、その欠陥検出回数計数手段による欠陥検出の回数が所定値以上の場合、当該所定値以上の欠陥を検出した上記小領域に対して上記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる交替領域割当手段として機能させるためのプログラム。
また、次の(10)のコンピュータ読み取り可能な記録媒体も提供する。
(10)上記(9)のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

0011

さらに、次の(11)〜(14)の欠陥領域交替方法も提供する。
(11)複数の小領域からなる、情報の記録単位として構成される記録領域を複数有するユーザデータ記録領域とそのユーザデータ記録領域内の欠陥のある領域を交替するための交替用領域を備えることができるディスクに対して上記交替用領域の割り当てを行う欠陥領域交替方法であって、所定の上記記録領域に対して欠陥検査処理を複数回行う欠陥検査工程と、その欠陥検査工程による複数回の欠陥検査処理において同一の前記小領域に対して発生する欠陥検出の回数を計数する欠陥検出回数計数工程と、その欠陥検出回数計数工程での欠陥検出の回数が所定値以上の場合、当該所定値以上の欠陥を検出した上記小領域に対して上記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる交替領域割当工程とを備えた欠陥領域交替方法。

0012

(12)上記(11)の欠陥領域交替方法において、上記欠陥検査工程はさらに、上記所定の上記記録領域に対して欠陥検査処理を一回行う度に、上記ディスクの回転速度又は回転方式を変更する工程を含む欠陥領域交替方法。
(13)上記(11)又は(12)の欠陥領域交替方法において、上記交替領域割当工程はさらに、上記所定値以上の欠陥を検出した上記小領域の前後にある小領域に対しても上記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる工程を含む欠陥領域交替方法。

0013

(14)上記(11)乃至(13)のいずれかの欠陥領域交替方法において、上記交替領域が割り当てられるべき小領域の数を計数する小領域数計数工程を更に備え、上記交替領域割当工程はさらには上記小領域数計数工程において計数された小領域の数が所定値以上の場合、当該小領域が存在する記録領域内の全ての小領域に対して上記交替用領域内の交替可能な領域を交替領域として割り当てる工程を含む欠陥領域交替方法。

発明の効果

0014

この発明による情報記録再生装置とディスク装置とプログラムとコンピュータ読み取り可能な記録媒体と欠陥領域交替方法は、情報記録媒体に複数個配置された記録領域内の複数個の小領域単位の欠陥を精度良く検出し、その小領域単位で交替することができる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態である書き換え可能型の情報記録媒体にパケット単位でデータの読み書きを行って欠陥領域に対して交替処理を行う情報記録再生装置の構成を示すブロック図である。
この情報記録再生装置は、複数個の小領域(「ブロック」と呼ぶ)からなる記録領域(「パケット」と呼ぶ)が複数個配置された光磁気ディスク,CD−RWディスク,DVD+RWディスク,DVD−RWディスク,DVD−RAMディスク等の情報記録媒体に対して情報を記録及び再生するハードディスク装置,光磁気ディスク装置,CD−RWディスク装置,DVD+RWディスク装置,DVD−RWディスク装置,DVD−RAMディスク装置等の情報記録再生装置である。

0016

情報記録媒体1は、光磁気ディスク,CD−RWディスク,DVD+RWディスク,DVD−RWディスク,及びDVD−RAMディスク等のディスク媒体である。スピンドルモータモータ)2は、情報記録媒体1を所定の回転方式と所定の回転速度で回転させる。回転制御部3は、モータ2の回転制御を行う。
光ピックアップ4は、情報記録媒体1に半導体レーザ光源から発生させたレーザ光Lを照射してデータの記録及び再生を行う。
アクチュエータ制御部5は、情報記録媒体1に対して光ピックアップ4を水平方向及び垂直方向移動制御を行う。
信号制御部6は、光ピックアップ4からの信号に基づいて再生信号ドライブコントローラ7へ送り、ドライブコントローラ7からの記録信号に基づいて光ピックアップ4への信号を送る制御を司る。

0017

ドライブコントローラ7は、CPU7a,ROM7b及びRAM7c等からなるマイクロコンピュータによって実現され、この情報記録再生装置全体の制御を行うと共に、この発明に係る各種の制御処理も実行する。すなわち、ROM7bに格納された制御プログラムに従ってCPU7aがこの発明に係る各種の制御処理等を実行する。また、CPU7aは、光ピックアップ4により検出される、光ディスク1上に製造時に予め記録されているアドレス情報(絶対時間やアドレス)及びユーザデータのサブコード内やヘッダ内に記録されたアドレス情報を取得する。さらに、CPU7aは、取得したアドレス情報に基づいてデータブロックを特定することができる。

0018

バッファ8は、ドライブコントローラ7がデータ格納等の一時記憶領域として使用するメモリである。レーザ駆動回路9は、ドライブコントローラ7の制御に基づいて光ピックアップ4の発光するレーザ光Lを駆動制御する。
外部インタフェイス10は、パーソナルコンピュータ等の上位装置11とコマンド,データ等の送受信を行うために使用される。
上位装置11は、CPU,ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現され、情報記録再生装置を制御するパーソナルコンピュータ等のホストコンピュータ端末装置)である。

0019

そして、上記ドライブコントローラ7(主にCPU7a)が、複数個の小領域からなる記録領域が複数個配置された情報記録媒体に対して情報を記録及び再生し、上記記録領域の各小領域に対する欠陥検査処理を複数回繰り返す手段と、その手段による複数回の欠陥検査処理によって所定回数以上欠陥領域と判断された小領域を交替する手段の機能を果たす。
また、上記欠陥検査処理を複数回繰り返すときに、上記情報記録媒体の回転速度又は上記情報記録媒体への情報の記録及び再生時の回転方式を変更する手段の機能を果たす。さらに、上記複数回の欠陥検査処理によって所定回数以上欠陥領域と判断された小領域と共にその小領域の前後の所定数の小領域も交替する手段の機能を果たす。さらにまた、上記複数回の欠陥検査処理によって所定回数以上欠陥領域と判断された小領域が所定数以上のときは当該記録領域内の全小領域を交替する手段の機能を果たす。

0020

次に、上記情報記録媒体のフォーマットについて説明する。
図2は、上記情報記録媒体の一例であるCD−MRWディスクのフォーマットを示す説明図である。
CD−MRWディスクは、複数個のパケット(記録領域)に分割されており、それぞれのパケットは更に複数個(例えば、32個)のブロック(小領域)からなる。1ブロックは2048byteである。同図に示すように、光ディスク1上のプログラム領域には、情報(ユーザデータ)を書き込む領域はユーザデータ領域(Data Area:DA)と、そのDAに欠陥があったときに改めて記録する先である交替領域(スペア領域,Spare Area:SA)とが交互に配置されている。

0021

なお、光ディスク1は記録領域として、プログラム領域の他に各種管理情報が記録されるリードイン領域リードアウト領域がある。
通常、DA内で発生したエラーブロックをSAに交替する場合は、DAの直前のSAが使用される。例えば、DA1内のエラーブロックの交替先はSA1である。したがって、交替先のSAは交替元のDAよりも前に配置されているので、SAはDAより先にフォーマット処理としてサーティファイ及びベリファイが行われる。

0022

上記サーティファイとは、情報記録媒体の製造時に記録領域を検査した結果のエラー情報(不良セクタ)を予め初期欠陥リスト(Primary Defect List:PDL)に登録しておく動作であり、PDLに登録されたセクタを使用しないようにするためである。
また、上記ベリファイ(verify)とは、記録領域に書き込まれたデータが正確か否かの欠陥検査を行う動作であり、この欠陥検査で欠陥(エラー)が発生した領域の位置情報等を交替情報(「エントリ」と称する)として予め情報記録媒体に用意された管理領域に登録し、その欠陥領域を交替領域に交替する(交替領域を割り当てる)。このベリファイは欠陥検出条件を通常の再生処理よりも厳しくして(例えば、エラー訂正回数を少なくしたり、BLERブロックエラーレート)を厳しくチェックする)再生を行う。また、フォーマット処理ではない、ユーザデータの記録時においても、記録箇所に対してベリファイを行う場合もある。

0023

図3は、上記情報記録媒体の管理領域における交替情報(エントリ)のフォーマットの一例を示す図である。この管理例に示すテーブルは、リードイン領域内のMTA(Main Table Area)及びプログラム領域内であってリードアウト領域の隣接領域であるSTA(Secondary Table Area)に記録されている。そして、この管理例で説明されるテーブル情報は、本発明の情報記録再生装置によるユーザデータの記録又は再生に先立って、CPU7aにより読み出され、RAM7cに格納されることとなる。なお、この動作はROM7bに格納されたプログラムに従ってCPU7aによる回転制御部3、光ピックアップ4、レーザ駆動回路9等の制御を行うことにより行われる。

0024

ステータス(Status)1は、エントリが交替済み,交替先が未使用,又は交替先は使用不可を表す。
ステータス(Status)1は、エントリが交替済み,又は交替先が未使用,又は交替先は使用不可を表す。例えば、交替済みを示す場合、ステータス1には‘0000’又は‘0001’が入ることとする。交替先が未使用を示す場合、‘0010’が、交替先が使用不可を示す場合、‘0011’がそれぞれステータス1に入ることとする。ステータス1が、交替先が未使用又は交替先が使用不可を示す時(すなわち、‘0010’又は‘0011’の時)、そのアドレスは、上記交替先アドレス(交替先ブロック番号)に設定されている。この時、交替元アドレス欠陥ブロック番号)は使用されていない。なお、各交替先ブロック番号は予め与えられている。

0025

ステータス(Status)2は、交替先にデータが書かれているか否かを示す。例えば、交替先にデータが書かれている場合(この場合、ステータス1は‘0000’となっている。)、ステータス2には‘00xx’が入ることとし、データが書かれていない場合(この場合、ステータス1は‘0001’となっている。)、‘00x0’が入ることとする。交替先のみ割り当てられているが、交替先にはデータが書かれていない場合(すなわち、ステータス1として‘0001’、ステータス2として‘00x0’が入力されている場合)は、強制的に交替元のデータを読まなければならない。また、ステータス1が、交替先が未使用又は交替先が使用不可を示す時(すなわち、‘0010’又は‘0011’の時)、ステータス2はともに‘0000’が入ることとする。

0026

次に、この情報記録再生装置におけるこの発明の第一の実施形態に係るパケットのベリファイの処理について説明する。
図4は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の第一の実施形態に係るパケットのベリファイの処理を示すフローチャート図である。このフローチャート図の処理は、ROM7bに格納されている制御プログラムに従って、CPU7aが情報記録再生装置の各構成を制御することにより実行される。
ドライブコントローラ7(CPU7a)は、予めMTA又はSTAから交替情報(管理テーブル)を読み込み、その情報をRAM7cに記憶している。そして、CPU7aは、DA内の任意のパケット(記録領域)のベリファイの処理時、予め設定されたベリファイ実行回数交替要判断回数(欠陥検査で欠陥領域と判断された回数がこの回数以上のときに交替処理を実行するための基準値)をセットする。それから、ステップ(図中「S」で示す)1でパケット内のブロック(小領域)にベリファイ(欠陥検査処理)を実行する。

0027

すなわち、CPU7aは回転制御部3やアクチュエータ制御部5、レーザ駆動回路9等を制御して光ディスク上1に記録されているアドレス情報(サブコードやヘッダに記録されているアドレス情報又はディスクの製造時に予め記録されているアドレス情報)に基づいてベリファイ対象のパケット内の最初のブロックの開始位置に、光ピックアップ4からの光スポットを移動させる。そして、対象ブロック読み出してベリファイを行う。
ステップ2でCPU7aはエラー発生か否か(すなわち、そのブロックが欠陥領域か否か)を判断する。エラーとは、シークエラーが生じた場合、トラッキングサーボフォーカスサーボ外れが生じた場合、エラー訂正による訂正ができない場合、エラーレートが所定値以上になる場合のいずれかの場合である。エラーの検出は公知の方法による。

0028

ステップ2の判断でエラー発生でなければステップ4へ進み、CPU7aは、エラー発生ならステップ3でエラーが発生したブロックの位置(欠陥位置,アドレス)とそのブロックに対するエラー回数(すなわち、欠陥領域と判断された回数)を(例えば、ドライブコントローラ内の作業領域として使用されるメモリ(RAM7c)内に)記憶し、ステップ4へ進む。エラーブロックの特定は、エラー発生時又はエラー発生直前の記録したユーザデータのサブコード又はヘッダ内に記録されているアドレス情報又はディスクの製造時に予め記録されているアドレス情報を取得し、その取得したアドレス情報から演算を行うことにより行われる。読み込む中のブロック番号をカウントしておくことにより特定してもよい。

0029

ステップ4で、CPU7aは、パケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したか否かを判断する。すなわち、ベリファイ対象のパケットの最終位置までベリファイを行ったか否かを判断する。終了しなければステップ1へ戻ってステップ1〜4の処理を繰り返し、パケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したら、ステップ5で、CPU7aは、そのパケットのベリファイ回数をカウント(回数を+1)する。

0030

ステップ6で上記カウント値と上記ベリファイ実行回数を比較してベリファイ対象のパケットに対してベリファイを所定回数終えたか否かを判断し、終えていなければステップ1へ戻ってステップ1〜6の処理を繰り返し、同一パケットの全ブロックに対するベリファイ処理を繰り返す。

0031

ステップ6で所定回数のベリファイを終了したと判断したら、ステップ7で所定回数エラーが発生したブロックを交替する。すなわち、上記各ブロック毎のエラー回数と交替要判断回数とを比較し、その交替要判断回数以上のエラー回数がカウントされたブロックのみに交替領域を割当て(ブロックのみを交替領域に交替し)、この処理を終了する。この場合、交替先ブロックに対応するステータス1を‘0001’にするとともに、エラー回数が交替要判断回数以上であった欠陥ブロックの番号をエントリに入力する。その後、任意のタイミングで、更新された交替情報をMTA、STAに記録する。
このようにして、パケット単位でベリファイ動作を複数回実行し、各パケット内の所定回数以上読み込み不可能なブロックの位置のみを欠陥として登録して交替領域を割り当てる。

0032

図5は、図4に示したパケットのベリファイ処理によって交替されるブロックの位置の一例を示す説明図である。
ここでは、説明を容易にするため同図に示すように、1パケットが第1〜第6ブロックの6個のブロックで構成されている場合で説明する(実際にはCD−RWのマウントレニア規格の場合、1パケットは32ブロックで構成される)。
例えば、3回以上エラーが発生したブロックを交替する場合(交替領域を割り当てる場合)、交替要判断回数を3回とする。そして、第1〜第6ブロックの内の3番目の第3ブロック及び4番目の第4ブロックが欠陥領域(欠陥ブロック)であり、上述のベリファイ処理の結果、第1〜第6ブロックの各ブロックのエラー回数が各ブロック内の回数だけ検出したとき、3番目の第3ブロックと4番目の第4ブロックとを交替領域に交替する(交替領域を割り当てる)。

0033

すなわち、第3ブロックについては、ベリファイ対象のパケットがDA2にあるとすると、交替情報中で交替先ブロック番号に対応する交替ブロックがSA2内にあるものであって、ステータス1が‘0010’のものを選択する。そして、ステータス1を‘0001’に変更し、欠陥ブロックの番号を欠陥ブロック番号(第3ブロック番号)のエントリとして入力する。第4ブロックについても同様である。

0034

このようにして、一つのパケット内の各ブロックの欠陥検査を複数回繰り返して欠陥ブロックを見つけ出すので、欠陥ブロックの検出精度を向上させることができ、ブロック単位で交替処理を行うときの信頼性を高め、交替領域を余分に使用することを防止することができる。

0035

次に、情報記録媒体の回転速度によっては、読み込み時の欠陥の影響度が変わることがある。特に、回転速度が遅いと欠陥がある位置の後方にあるブロックが読み込み不能になる可能性が高くなるという問題が残る。これは、回転待ちが長くなるため、シーク終了後に目的位置の読み込みを開始する前に欠陥に遭遇すると、エラー(トラック外れフォーカス外れなど)が発生し、読めなくなってしまうためである。
そこで、パケットのベリファイ処理時に情報記録媒体の回転速度又は回転方式を変更するようにすると良い。その回転方式としては、次の角速度一定回転方式と線速度一定回転方式が代表的である。

0036

角速度一定回転方式(Constant Angular Velocity:CAV)は、常に一定の回転数でデータを読み出す方式であり、円周は外側に行くほど長くなるため、光ピックアップが記録面をなぞる速度(線速度)は内側ほど速く、外側ほど遅くなり、それに伴ってデータの読み出し速度も変化する。
線速度一定回転方式(Constant Linear Velocity:CLV)は、常に一定の速度でデータを読み出すために回転数を変化させる方式であり、円周は外側に行くほど長くなるため、情報記録媒体を同じ速度で回せば外側のデータを読む方が内側のデータを読むよりも多くのデータを入力できる。

0037

次に、この情報記録再生装置におけるこの発明の第二の実施形態に係るパケットのベリファイの処理について説明する。
図6は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の第二の実施形態に係るパケットのベリファイの処理を示すフローチャート図である。このフローチャート図の処理は、ROM7bに格納されている制御プログラムに従って、CPU7aが情報記録再生装置の各構成を制御することにより実行される。
ドライブコントローラ7は、パケット(記録領域)のベリファイの処理時、予め設定されたベリファイ実行回数と交替要判断回数(欠陥検査で欠陥領域と判断された回数がこの回数以上のときに交替処理を実行するための基準値)をセットし、ステップ(図中「S」で示す)11でパケット内のブロック(小領域)にベリファイ(欠陥検査処理)を実行し、ステップ12でエラー発生か否か(すなわち、そのブロックが欠陥領域か否か)を判断する。

0038

ステップ12の判断でエラー発生でなければステップ14へ進み、エラー発生ならステップ13でエラーが発生したブロックの位置(欠陥位置,アドレス)とそのブロックに対するエラー回数(すなわち、欠陥領域と判断された回数)を(例えば、ドライブコントローラ内の作業領域として使用されるメモリ内に)記憶し、ステップ14へ進む。
ステップ14ではパケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したか否かを判断し、終了しなければステップ11へ戻ってステップ11〜14の処理を繰り返し、パケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したら、ステップ15でそのパケットのベリファイ回数をカウント(回数を+1)する。

0039

ステップ16で上記カウント値と上記ベリファイ実行回数を比較してベリファイを所定回数終えたか否かを判断し、終えていなければ、ステップ18で情報記録媒体の回転速度又は回転方式を変更し、ステップ11へ戻ってステップ11〜16,18の処理を繰り返し、同一パケットの全ブロックに対するベリファイ処理を回転速度又は回転方式を変えながら繰り返す。
ステップ18では、例えば、パケットに対するベリファイを1回(あるいは所定回)終える毎に回転速度を変更すると良い(例えば、40倍速→32倍速→16倍速)。また、パケットに対するベリファイを所定回終えたときに回転速度を変更(例えばCLVからCAVへ、あるいはCAVからCLVへ)しても良い。あるいは、回転速度と回転方式を組み合わせて変更するようにしても良い。

0040

ステップ16で所定回数のベリファイを終了したと判断したら、ステップ17で所定回数エラーが発生したブロックを交替する。すなわち、上記各ブロック毎のエラー回数と交替要判断回数とを比較し、その交替要判断回数以上のエラー回数がカウントされたブロックのみを交替領域に交替し、この処理を終了する。
すなわち、ステップ16の判断処理で、否定の場合に、スピンドルモータ2の回転速度及び回転方式を変更する場合(ステップ18)を除いて、CPU7aは、図4に基づいて上で説明した動作(処理)と同じ動作(処理)を行う(図4のステップ1〜7はそれぞれ図6のステップ11〜17の処理に対応する)。
このようにして、パケット単位でベリファイ動作を回転速度と回転方式を変えながら複数回実行し、各パケット内の所定回数以上読み込み不可能なブロックの位置のみを欠陥として登録して交替するので、読み込み時の回転速度による欠陥検出精度のばらつきを抑制し、確実に交替処理を行うことができる。

0041

次に、情報記録再生装置においては装置のメーカーによって、再生時の回転速度又は回転方法(即ち、CAVかCLV)の違いで読めなくなる可能性がある。
また、欠陥の度合により、本来欠陥ではないブロックが読めなくなる場合がある。そこで、パケットのベリファイ処理時に欠陥と判断された回数が多いブロックについてはその前後の所定数のブロックも併せて交替すると良い。
次に、この情報記録再生装置におけるこの発明の第三の実施形態に係るパケットのベリファイの処理について説明する。

0042

図7は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の第三の実施形態に係るパケットのベリファイの処理を示すフローチャート図である。このフローチャート図の処理は、ROM7bに格納されている制御プログラムに従って、CPU7aが情報記録再生装置の各構成を制御することにより実行される。
ドライブコントローラ7は、パケット(記録領域)のベリファイの処理時、予め設定されたベリファイ実行回数と前後ブロック交替要判断回数(欠陥検査で欠陥領域と判断された回数がこの回数以上のときに欠陥の度合いが高いので前後の所定数のブロックも併せて交替処理を実行するための基準値)をセットし、ステップ(図中「S」で示す)21でパケット内のブロック(小領域)にベリファイ(欠陥検査処理)を実行し、ステップ22でエラー発生か否か(すなわち、そのブロックが欠陥領域か否か)を判断する。

0043

ステップ22の判断でエラー発生でなければステップ24へ進み、エラー発生ならステップ23でエラーが発生したブロックの位置(欠陥位置,アドレス)とそのブロックに対するエラー回数(すなわち、欠陥領域と判断された回数)を(例えば、ドライブコントローラ内の作業領域として使用されるメモリ内に)記憶し、ステップ24へ進む。
ステップ24ではパケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したか否かを判断し、終了しなければステップ21へ戻ってステップ21〜24の処理を繰り返し、パケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したら、ステップ25でそのパケットのベリファイ回数をカウント(回数を+1)する。

0044

ステップ26で上記カウント値と上記ベリファイ実行回数を比較してベリファイを所定回数終えたか否かを判断し、終えていなければステップ21へ戻ってステップ21〜26の処理を繰り返し、同一パケットの全ブロックに対するベリファイ処理を繰り返す。
ステップ26で所定回数のベリファイを終了したと判断したら、ステップ27でCPU7aは、所定回数以上読めないブロックがあるか否かを判断する。すなわち、CPU7aは、上記前後ブロック交替要判断回数以上のエラー回数をカウントしたブロックが有るか否かを判断する。
ステップ27の判断で所定回数以上読めないブロック(前後ブロック交替要判断回数以上のエラー回数をカウントしたブロック)がなければ、そのまま処理を終了する。

0045

ステップ27の判断で所定回数以上読めないブロック(前後ブロック交替要判断回数以上のエラー回数をカウントしたブロック)があれば、ステップ28でCPU7aは、所定回数エラー(この場合の所定回数エラーは前後ブロック交替要判断回数以上のエラー回数)が発生したブロックと、その前後の所定数(例えば前後1個ずつ)のブロックとを交替する(それらのブロックに対して交替領域を割り当てる)。
また、本ベリファイの処理の事前に上記前後ブロック交替要判断回数と共に上記交替要判断回数(前後ブロック交替要判断回数より小さい数)をセットすれば、エラー回数が前後ブロック交替要判断回数よりは小さいが交替要判断回数以上であるとステップ27でCPU7aは判断できる。この場合、ステップ28で上記の前後ブロックとともに、その回数エラーが発生したブロックをも交替する(交替領域を割り当てる)ようにしてもよい。

0046

すなわち、交替要判断回数の替わりに前後ブロック交替要判断回数を使用する点を除いて、ステップ21〜26に記載の処理までは、図4に記載のステップ1〜6に記載の処理と同様の処理である。
このようにして、パケット単位でベリファイ動作を複数回実行し、特に読み込み不可能な回数が多い場合(例えば、所定回数実行しても1回も読めないなど)は、その欠陥の前後のブロックも併せて所定数交替するので、欠陥の程度が重い前後のブロックが読めなくなることを防止できる。

0047

図8は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の第四の実施形態に係るパケットのベリファイの処理の他の例を示すフローチャート図である。このフローチャート図の処理は、ROM7bに格納されている制御プログラムに従って、CPU7aが情報記録再生装置の各構成を制御することにより実行される。
ドライブコントローラ7は、パケット(記録領域)のベリファイの処理時、予め設定されたベリファイ実行回数と前後ブロック交替要判断回数(欠陥検査で欠陥領域と判断された回数がこの回数以上のときに欠陥の度合いが高いので前後の所定数のブロックも併せて交替処理を実行するための基準値)をセットし、ステップ(図中「S」で示す)31でパケット内のブロック(小領域)にベリファイ(欠陥検査処理)を実行し、ステップ32でエラー発生か否か(すなわち、そのブロックが欠陥領域か否か)を判断する。

0048

ステップ32の判断でエラー発生でなければステップ34へ進み、エラー発生ならステップ33でエラーが発生したブロックの位置(欠陥位置,アドレス)とそのブロックに対するエラー回数(すなわち、欠陥領域と判断された回数)を(例えば、ドライブコントローラ内の作業領域として使用されるメモリ内に)記憶し、ステップ34へ進む。
ステップ34ではパケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したか否かを判断し、終了しなければステップ31へ戻ってステップ31〜34の処理を繰り返し、パケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したら、ステップ35でそのパケットのベリファイ回数をカウント(回数を+1)する。

0049

ステップ36で上記カウント値と上記ベリファイ実行回数を比較してベリファイを所定回数終えたか否かを判断し、終えていなければ、ステップ39で情報記録媒体の回転速度又は回転方式を変更し、ステップ31へ戻ってステップ31〜36,39の処理を繰り返し、同一パケットの全ブロックに対するベリファイ処理を回転速度又は回転方式を変えながら繰り返す。
ステップ39では、例えば、パケットに対するベリファイを1回(あるいは所定回)終える毎に回転速度を変更すると良い。また、パケットに対するベリファイを所定回終えたときに回転速度を変更(例えばCLVからCAVへ、あるいはCAVからCLVへ)しても良い。あるいは、回転速度と回転方式を組み合わせて変更するようにしても良い。

0050

ステップ36で所定回数のベリファイを終了したと判断したら、ステップ37で所定回数以上読めないブロックがあるか否かを判断する。すなわち、上記前後ブロック交替要判断回数以上のエラー回数をカウントしたブロックが有るか否かを判断する。
ステップ37の判断で所定回数以上読めないブロック(前後ブロック交替要判断回数以上のエラー回数をカウントしたブロック)がなければ、そのまま処理を終了する。

0051

ステップ37の判断で所定回数以上読めないブロック(前後ブロック交替要判断回数以上のエラー回数をカウントしたブロック)があれば、ステップ38で所定回数エラー(この場合の所定回数エラーは前後ブロック交替要判断回数以上のエラー回数)が発生したブロックと、その前後の所定数(例えば前後1個ずつ)のブロックとを交替する(交替領域を割り当てる)。
すなわち、ベリファイ動作を実行する際、特に読み込み不可能な回数が多い場合(例えば、所定回数実行しても1回も読めないなど)は、その欠陥の前後のブロックも併せて所定数交替する(交替領域を割り当てる)。

0052

また、本ベリファイの処理の事前に上記前後ブロック交替要判断回数と共に上記交替要判断回数(前後ブロック交替要判断回数より小さい数)をセットすれば、エラー回数が前後ブロック交替要判断回数よりは小さいが交替要判断回数以上であるとステップ37でCPU7aは判断できる。この場合、ステップ38で上記の前後ブロックとともに、その回数エラーが発生したブロックをも交替するようにしてもよい(交替領域を割り当てるようにしてもよい)。
ステップ39の処理を除いた、CPU7aによるステップ31〜38の処理は図7に基づいて説明したステップ21〜28の処理にそれぞれ対応する。また、ステップ39の処理は図6に基づいて説明したステップ18の処理に対応する処理である。

0053

このようにして、パケット単位でベリファイ動作を回転速度と回転方式を変えながら複数回実行し、各パケット内の所定回数以上読み込み不可能で欠陥の程度が重いブロックがあったときには、そのブロックと共に前後の所定数のブロックの位置を欠陥として登録して交替するので、読み込み時の回転速度による欠陥検出精度のばらつきを抑制し、確実に交替処理を行うと共に、欠陥の程度が重い前後のブロックが読めなくなることを防止できる。

0054

図9は、図7及び図8に示したパケットのベリファイ処理によって交替されるブロックの位置の一例を示す説明図である。
ここでは、説明を容易にするため同図に示すように、1パケットが第1〜第6ブロックの6個のブロックで構成されている場合で説明する(実際にはCD−RWのマウントレニア規格の場合、1パケットは32ブロックで構成される)。
例えば、5回以上エラーが発生したブロックは欠陥の程度が重いものとして、前後のブロックも交替する場合、上記前後ブロック交替要判断回数を5回とし、3回以上エラーが発生したブロックを交替する場合、交替要判断回数を3回とする。

0055

そして、第1〜第6ブロックの内の3番目の第3ブロックが程度が重い欠陥領域(重欠陥ブロック)であり、上述のベリファイ処理の結果、第1〜第6ブロックの各ブロックのエラー回数が各ブロック内の回数だけ検出したとき(例えば、ベリファイ回数が5回の場合、第3ブロックは全く読めなかったブロックになる)、3番目の第3ブロックと共にその前後のブロックである2番目の第2ブロックと4番目の第4ブロックとをそれぞれ交替領域に交替する。ここでは、前後1個ずつを交替する例を示したが、前後ブロック交替要判断回数を数段階に設定して、その段階毎に前後の交替する(交替領域を割り当てる)ブロック数を増やすようにしても良い。

0056

また、6番目の第6ブロックは交替要判断回数と同じ回数エラーを生じているので、このブロックも交替領域に交替する(交替領域を割り当てる)。すなわち、第2ブロックについては、ベリファイ対象のパケットがDA2にあるとすると、交替情報中で交替先ブロック番号に対応する交替ブロックがSA2内にあるものであって、ステータス1が‘0010’のものを選択する。そして、ステータス1を‘0001’に変更し、欠陥ブロックの番号を欠陥ブロック番号(第2ブロック番号)のエントリとして入力する。第3、4、6ブロックについても同様である。
このようにして、特に酷い欠陥があったブロックと共にその前後のブロックをも交替するので、欠陥付近のブロックが読めなくなることを防止することができる。

0057

次に、1つのパケット内で交替されているブロックが多いと、読み込み時に交替先の検索に時間がかかってアクセス時間が遅くなる。
そこで、1つのパケット内で交替するブロックが多いときには、そのパケットのブロックを全て交替するようにすると良い。

0058

次に、この情報記録再生装置におけるこの発明の第五の実施形態に係るパケットのベリファイの処理について説明する。
図10は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の第五の実施形態に係るパケットのベリファイの処理を示すフローチャート図である。このフローチャート図の処理は、ROM7bに格納されている制御プログラムに従って、CPU7aが情報記録再生装置の各構成を制御することにより実行される。

0059

ドライブコントローラ7は、パケット(記録領域)のベリファイの処理時、予め設定されたベリファイ実行回数と交替要判断回数(欠陥検査で欠陥領域と判断された回数がこの回数以上のときに交替処理を実行するための基準値)とパケット交替要判断ブロック数(このブロック数以上が交替要と判断されたパケットは全ブロックに交替処理を実行するための基準値)をセットし、ステップ(図中「S」で示す)41でパケット内のブロック(小領域)にベリファイ(欠陥検査処理)を実行し、ステップ42でエラー発生か否か(すなわち、そのブロックが欠陥領域か否か)を判断する。

0060

ステップ42の判断でエラー発生でなければステップ44へ進み、エラー発生ならステップ43でエラーが発生したブロックの位置(欠陥位置,アドレス)とそのブロックに対するエラー回数(すなわち、欠陥領域と判断された回数)を(例えば、ドライブコントローラ内の作業領域として使用されるメモリ内に)記憶し、ステップ44へ進む。
ステップ44ではパケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したか否かを判断し、終了しなければステップ41へ戻ってステップ41〜44の処理を繰り返し、パケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したら、ステップ45でそのパケットのベリファイ回数をカウント(回数を+1)する。

0061

ステップ46で上記カウント値と上記ベリファイ実行回数を比較してベリファイを所定回数終えたか否かを判断し、終えていなければステップ41へ戻ってステップ41〜46の処理を繰り返し、同一パケットの全ブロックに対するベリファイ処理を繰り返す。
ステップ46で所定回数のベリファイを終了したと判断したら、ステップ47で所定ブロック数以上交替するか否かを判断する。すなわち、CPU7aは、まずエラー回数が交替要判断回数以上であるブロックの数をカウントする。そして、このカウント値が上記パケット交替要判断ブロック数以上か否かを判断する。
ステップ47で所定ブロック数以上交替すると判断したとき(上記複数回のベリファイで交替処理が必要と判断されたブロックの個数が上記パケット交替要判断ブロック数以上と判断したとき)、ステップ48でそのパケット内の全ブロックを交替する(パケット内の全てのブロックに対して交替領域を割り当てる)。

0062

ステップ47の判断で所定ブロック数以上交替しないと判断したとき(上記複数回のベリファイで交替処理が必要と判断されたブロックの個数が上記パケット交替要判断ブロック数以上ではないと判断したとき)、ステップ49で所定回数エラーが発生したブロック(エラー回数が交替要判断回数以上であるブロック)を交替する。すなわち、上記各ブロック毎のエラー回数と交替要判断回数とを比較し、その交替要判断回数以上のエラー回数がカウントされたブロックのみを交替領域に交替し(交替領域を割り当て)、この処理を終了する。
このようにして、パケット単位でベリファイ動作を複数回実行し、1つのパケットの中に所定ブロック数以上の交替処理が発生する場合は、パケットのブロックを全て交替する(パケット内の全てのブロックに交替領域を割り当てる)。

0063

また、上記交替要判断回数と共に上記前後ブロック交替要判断回数をセットするようにすれば、ステップ47で、CPU7aは、重欠陥ブロックの前後ブロックを考慮して交替要のブロック数を判断できる。すなわち、上記前後ブロック交替要判断回数以上のエラー回数をカウントしたブロックが有るか否かを判断し、あればそのブロックとその前後の所定数のブロックも、交替要のブロックに加えてカウントすることができる。また、上記前後ブロック交替要判断回数以上のエラー回数をカウントしたブロックがなければ、その所定回数エラーが発生したブロックのみを交替する(交替領域を割り当てる)とよい。

0064

すなわち、本ベリファイの処理を行う前にパケット交替要判断ブロック数をセットすることを除いてCPU7aによるステップ41〜46の処理は、ステップ1〜6(図4)やステップ11〜16(図6)、ステップ21〜26(図7)、ステップ31〜36(図8)で説明した動作と同様である。
このようにして、1つのパケット内の所定ブロック数以上の交替処理が発生した場合、そのパケットのブロックを全て交替することにより、データ再生時に交替先の検索に時間がからず、アクセス時間の低下を防止することができる。

0065

図11は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の第六の実施形態に係るパケットのベリファイの処理の他の例を示すフローチャート図である。このフローチャート図の処理は、ROM7bに格納されている制御プログラムに従って、CPU7aが情報記録再生装置の各構成を制御することにより実行される。
ドライブコントローラ7は、パケット(記録領域)のベリファイの処理時、予め設定されたベリファイ実行回数と前後ブロック交替要判断回数(欠陥検査で欠陥領域と判断された回数がこの回数以上のときに欠陥の度合いが高いので前後の所定数のブロックも併せて交替処理を実行するための基準値)をセットし、ステップ(図中「S」で示す)51でパケット内のブロック(小領域)にベリファイ(欠陥検査処理)を実行し、ステップ52でエラー発生か否か(すなわち、そのブロックが欠陥領域か否か)を判断する。

0066

ステップ52の判断でエラー発生でなければステップ54へ進み、エラー発生ならステップ53でエラーが発生したブロックの位置(欠陥位置,アドレス)とそのブロックに対するエラー回数(すなわち、欠陥領域と判断された回数)を(例えば、ドライブコントローラ内の作業領域として使用されるメモリ内に)記憶し、ステップ54へ進む。
ステップ54ではパケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したか否かを判断し、終了しなければステップ51へ戻ってステップ51〜54の処理を繰り返し、パケット内の全てのブロックに対するベリファイが終了したら、ステップ55でそのパケットのベリファイ回数をカウント(回数を+1)する。

0067

ステップ56で上記カウント値と上記ベリファイ実行回数を比較してベリファイを所定回数終えたか否かを判断し、終えていなければ、ステップ59で情報記録媒体の回転速度又は回転方式を変更し、ステップ51へ戻ってステップ51〜56,59の処理を繰り返し、同一パケットの全ブロックに対するベリファイ処理を回転速度又は回転方式を変えながら繰り返す。
ステップ59では、例えば、パケットに対するベリファイを1回(あるいは所定回)終える毎に回転速度を変更すると良い。また、パケットに対するベリファイを所定回終えたときに回転速度を変更(例えばCLVからCAVへ、あるいはCAVからCLVへ)しても良い。あるいは、回転速度と回転方式を組み合わせて変更するようにしても良い。

0068

ステップ56で所定回数のベリファイを終了したと判断したら、ステップ57で所定ブロック数以上交替するか否かを判断する。すなわち、上記複数回のベリファイで交替処理が必要と判断されたブロックの個数が上記パケット交替要判断ブロック数以上か否かを判断する。
ステップ57で所定ブロック数以上交替すると判断したとき(上記複数回のベリファイで交替処理が必要と判断されたブロックの個数が上記パケット交替要判断ブロック数以上と判断したとき)、ステップ58でそのパケット内の全ブロックを交替するものとして登録して交替する(交替領域を割り当てる)。

0069

ステップ57の判断で所定ブロック数以上交替しないと判断したとき(上記複数回のベリファイで交替処理が必要と判断されたブロックの個数が上記パケット交替要判断ブロック数以上ではないと判断したとき)、ステップ59で所定回数エラーが発生したブロックを交替する。すなわち、上記各ブロック毎のエラー回数と交替要判断回数とを比較し、その交替要判断回数以上のエラー回数がカウントされたブロックのみを交替領域に交替し(交替領域を割り当て)、この処理を終了する。
このようにして、パケット単位でベリファイ動作を複数回実行し、1つのパケットの中に所定ブロック数以上の交替処理が発生した場合は、パケットのブロックを全て交替する(パケット内の全てのブロックに交替領域を割り当てる)。

0070

また、上記交替要判断回数と共に上記前後ブロック交替要判断回数をセットするようにすれば、ステップ57で、CPU7aは、重欠陥ブロックの前後ブロックを考慮して交替要のブロック数を判断できる。すなわち、上記前後ブロック交替要判断回数以上のエラー回数をカウントしたブロックが有るか否かを判断し、あればそのブロックとその前後の所定数のブロックも、交替要のブロックに加えてカウントすることができる。また、上記前後ブロック交替要判断回数以上のエラー回数をカウントしたブロックがなければ、その所定回数エラーが発生したブロックのみを交替する(交替領域を割り当てる)とよい。
すなわち、ステップ51〜58はそれぞれ図10のステップ41〜48に対応し、ステップ60はステップ49に対応した処理である。またステップ59は図6のステップ18や図8のステップ39に対応した処理である。したがってステップ51〜60の処理内容は他の図に基づいて説明した通りである。

0071

このようにして、パケット単位でベリファイ動作を回転速度と回転方式を変えながら複数回実行し、各パケット内の所定回数以上読み込み不可能で欠陥の程度が重いブロックがあったときには、そのブロックと共に前後の所定数のブロックの位置を欠陥として登録して交替する(交替領域を割り当てる)ので、読み込み時の回転速度による欠陥検出精度のばらつきを抑制し、確実に交替処理を行うと共に、欠陥の程度が重い前後のブロックが読めなくなることを防止できる。さらに、1つのパケット内の所定ブロック数以上の交替処理が発生した場合、そのパケットのブロックを全て交替する(交替領域を割り当てる)ことにより、データ再生時に交替先の検索に時間がからず、アクセス時間の低下を防止することができる。

0072

図12は、図10及び図11に示したパケットのベリファイ処理によって交替されるブロックの位置の一例を示す説明図である。
同図に示すように、1パケットが第1〜第6ブロックの6個のブロックで構成されている場合で説明する。
例えば、3回以上エラーが発生したブロックを交替する(交替領域を割り当てる)場合、交替要判断回数を3回とする。さらに、パケット交替要判断ブロック数(3回以上エラーが発生した)を“3”とすると、上述のベリファイ処理の結果、第1〜第6ブロックの各ブロックのエラー回数が各ブロック内の回数だけ検出したとき、エラー回数が3回以上のブロック数(=交替処理を要するブロック数)が3個であり(第3〜第5ブロック)、パケット交替要判断ブロック数である‘3’以上(同数)であるから、このパケットの全ブロック(第1〜第6ブロック)を全て交替領域に交替する(交替領域を割り当てる)。

0073

すなわち、第1ブロックについては、ベリファイ対象のパケットがDA2にあるとすると、交替情報中で交替先ブロック番号に対応する交替ブロックがSA2内にあるものであって、ステータス1が‘0010’のものを選択する。そして、ステータス1を‘0001’に変更し、欠陥ブロックの番号を欠陥ブロック番号(第1ブロック番号)のエントリとして入力する。第2〜6ブロックについても同様である。

0074

このようにして、1つのパケット内に交替処理が多い場合、パケット毎交替するので、一連のデータをバラバラに交替することによるアクセス時間の低下を防止することができる。
以上のように本発明の情報再生装置であれば、図4〜12に記載した処理を全て行うことができる。
なお、上述の全ての実施の形態では、フォーマット処理時におけるベリファイ処理について説明しているが、これに限られず、未フォーマット部分へのユーザデータの記録に伴うベリファイであってもよい。この場合の交替処理では、未使用の交替先ブロック(すなわち、ステータス1が‘0010’のもの)が割り当てられ、交替先ブロックに交替要ブロック(欠陥ブロック)のデータが交替される。そして、その交替先ブロック番号に対応するステータス1は‘0000’となり、その欠陥ブロック番号がエントリに入力されることとなる。

0075

なお、上述の実施形態では、CD−MRWディスクに読み書きする情報記録再生装置について説明したが、その他のユーザデータ領域と交替要領域が配置された情報記録媒体に読み書きを行うハードディスク,光磁気ディスク,CD−RWディスク,DVD+RWディスク,DVD−RWディスク,DVD−RAMディスク等の情報記録媒体に情報を記録及び再生するハードディスク装置,光磁気ディスク装置,CD−RWディスク装置,DVD+RWディスク装置,DVD−RWディスク装置,DVD−RAMディスク装置等の情報記録再生装置・情報記録装置の全てにも上述と同様にしてこの発明を適用することができる。

0076

この発明による情報記録再生装置とディスク装置とプログラムとコンピュータ読み取り可能な記録媒体と欠陥領域交替方法は、デスクトップパソコンノートブックパソコン等のパーソナルコンピュータにおいても適用することができる。

図面の簡単な説明

0077

この発明の一実施形態である書き換え可能型の情報記録媒体にパケット単位でデータの読み書きを行って欠陥領域に対して交替処理を行う情報記録再生装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す情報記録媒体の一例であるCD−MRWディスクのフォーマットを示す説明図である。
図1に示す情報記録媒体の管理領域における交替情報(エントリ)のフォーマットの一例を示す図である。
図1に示す情報記録再生装置におけるこの発明の請求項1に係るパケットのベリファイの処理を示すフローチャート図である。

0078

図4に示すパケットのベリファイ処理によって交替されるブロックの位置の一例を示す説明図である。
図1に示す情報記録再生装置におけるこの発明の請求項2に係るパケットのベリファイの処理を示すフローチャート図である。
図1に示す情報記録再生装置におけるこの発明の請求項3に係るパケットのベリファイの処理を示すフローチャート図である。
図1に示す情報記録再生装置におけるこの発明の請求項3に係るパケットのベリファイの処理の他の例を示すフローチャート図である。

0079

図7及び図8に示すパケットのベリファイ処理によって交替されるブロックの位置の一例を示す説明図である。
図1に示す情報記録再生装置におけるこの発明の請求項4に係るパケットのベリファイの処理を示すフローチャート図である。
図1に示す情報記録再生装置におけるこの発明の請求項4に係るパケットのベリファイの処理の他の例を示すフローチャート図である。
図10及び図11に示したパケットのベリファイ処理によって交替されるブロックの位置の一例を示す説明図である。

符号の説明

0080

1:情報記録媒体2:スピンドルモータ3:回転制御部 4:光ピックアップ
5:アクチュエータ制御部 6:信号制御部 7:ドライブコントローラ7a:CPU 7b:ROM 7c:RAM 8:バッファ9:レーザ駆動回路10:外部インタフェイス11:上位装置

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