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技術 データ検索を行う携帯電話端末及びデータ検索の方法

出願人 三洋電機株式会社
発明者 菅野敦也
出願日 2003年2月7日 (14年3ヶ月経過) 出願番号 2003-031461
公開日 2004年8月26日 (12年8ヶ月経過) 公開番号 2004-242201
状態 特許登録済
技術分野 検索装置 電話番号の送出、表示 電話機の機能
主要キーワード 小型端末装置 押下パターン 押下回数カウンタ 絞り込み後 ボタン種別 スクロール回数 データ検索条件 単一ボタン

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以下の情報は公開日時点(2004年8月26日)のものです。

課題

画面に表示できるデータ件数が少ない携帯電話端末において、ボタンなどを用いた簡単な操作を少ない回数実行するだけで所望のデータが画面表示されるように、データの絞り込みを行えるようにする。

解決手段

ユーザは、携帯電話端末1のテンキーボタン群12のうち「2」ボタンを5回押下し5回目長押しする。すると、当該ボタン操作はデータ検索条件指定として認識され、データベース13内の電話帳データのうちから、人名の先頭文字が「2」ボタンに対応する「か行」に含まれるデータが抽出され、更には、押下回数(「5」)に応じて、「か」行グループのデータのうち、先頭文字が「5」番目の列(「お」列)、すなわち「こ」であるデータのみが抽出され、表示部11に表示される。

この項目の情報は公開日時点(2004年8月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

背景

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近年、記憶装置記憶密度の向上に伴ない、携帯電話端末などの小型携帯端末装置でも大量のデータを保存することが可能となっている。その一方で、携帯性が重要視されるこれら端末装置では、表示画面の大きさや、設置できる操作用のボタン又はキーの数については厳しい制限がある。そのため、ユーザが大量のデータの中から所望のデータの参照しようとすると、その所望のデータを画面表示させるまでにスクロール操作を繰り返さなければならない。

概要

1画面に表示できるデータ件数が少ない携帯電話端末において、ボタンなどを用いた簡単な操作を少ない回数実行するだけで所望のデータが画面表示されるように、データの絞り込みを行えるようにする。ユーザは、携帯電話端末1のテンキーボタン群12のうち「2」ボタンを5回押下し5回目を長押しする。すると、当該ボタン操作はデータ検索条件指定として認識され、データベース13内の電話帳データのうちから、人名の先頭文字が「2」ボタンに対応する「か行」に含まれるデータが抽出され、更には、押下回数(「5」)に応じて、「か」行グループのデータのうち、先頭文字が「5」番目の列(「お」列)、すなわち「こ」であるデータのみが抽出され、表示部11に表示される。

目的

本発明は上記課題に鑑み、1画面に表示できるデータ件数が少ない端末装置であって、ボタンなどを用いた簡単な操作を少ない回数実行するだけで速やかに所望のデータが画面に表示される、という形で表示対象データの絞り込み(検索)を行うことができる端末装置(特に携帯電話端末)、及び、そうした検索の方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

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請求項

以下の情報は公開日時点(2004年8月26日)のものです。

請求項1

複数ボタンを備えた携帯電話端末の表示画面に、当該携帯電話端末が備えるデータベース中のデータを表示する場合に、ユーザ操作に応じて表示対象のデータを絞り込むデータ検索方法であって、前記ユーザ操作を、前記複数ボタンのうちいずれか1つのボタンの1回以上の押下という形で受け付け受付ステップと、前記受付ステップにおいて最終の押下の時間長が所定時間長を超えた場合に、前記1つのボタンの1回以上の押下をデータ検索指示判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいてデータ検索指示と判定された1つのボタンの1回以上の押下における、押下ボタンの種類及び押下回数を基に検索条件生成する検索条件生成ステップと、前記検索条件生成ステップにおいて生成された検索条件に応じて、前記データベース中のデータから一部のデータを表示対象として抽出する検索ステップと、を有すること、を特徴とするデータ検索方法。

請求項2

前記データベース中のデータは日本語文字データであって、前記複数のボタンはそれぞれ、50音の行のいずれかに対応づけられており、前記検索条件生成ステップにおいては、押下された1つのボタンに対応づけられた50音の行を指定する第1検索条件と、押下回数nによって特定される50音のn番目の列を指定する第2検索条件とが生成され、前記検索ステップにおいては、前記データベース中のデータから、前記第1検索条件と前記第2検索条件とによって特定される1音に先頭文字が一致するデータが抽出されること、を特徴とする請求項1に記載のデータ検索方法。

請求項3

複数ボタンを備えた携帯電話端末の表示画面に、当該携帯電話端末が備えるデータベース中のデータを表示する場合に、ユーザ操作に応じて表示対象のデータを絞り込むデータ検索方法であって、前記ユーザ操作を、検索モードの設定されていない状態で、2回以上のボタン押下という形で受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにおいて最終のボタン押下の時間長が所定時間長を超えた場合に、前記2回以上のボタン押下をデータ検索指示と判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいてデータ検索指示と判定された2回以上のボタン押下の各回で押下されたボタンを基に検索条件を生成する検索条件生成ステップと、前記検索条件生成ステップにおいて生成された検索条件に応じて、前記データベース中のデータから一部のデータを表示対象として抽出する検索ステップと、を有すること、を特徴とするデータ検索方法。

請求項4

前記データベース中のデータは日本語文字データであって、前記複数のボタンはそれぞれ50音の行のいずれか、及び、1乃至5のうちいずれかの整数値n、の少なくとも一方に対応づけられており、前記検索条件生成ステップにおいては、1回目に押下されたボタンに対応づけられた50音の行を指定する第1検索条件と、2回目に押下されたボタンに対応付けられた整数値が示すn番目の列を指定する第2検索条件とが生成され、前記検索ステップにおいては、前記データベース中のデータから、前記第1検索条件と前記第2検索条件とによって特定される1音に先頭文字が一致するデータが抽出されること、を特徴とする請求項3に記載のデータ検索方法。

請求項5

複数ボタンを備えた携帯電話端末であって、表示画面に当該携帯電話端末が備えるデータベース中のデータを表示する場合に、ユーザ操作に応じて表示対象のデータを絞り込む携帯電話端末であって、前記ユーザ操作を、前記複数ボタンのうちいずれか1つのボタンの1回以上の押下という形で受け付ける受付手段と、前記受付手段が受け付けた最終の押下の時間長が所定時間長を超えた場合に、前記1つのボタンの1回以上の押下をデータ検索指示と判定する判定手段と、前記判定手段によってデータ検索指示と判定された1つのボタンの1回以上の押下における、押下ボタンの種類及び押下回数を基に検索条件を生成する検索条件生成手段と、前記検索条件生成手段によって生成された検索条件に応じて、前記データベース中のデータから一部のデータを表示対象として抽出する検索手段と、を有すること、を特徴とする携帯電話端末。

請求項6

複数ボタンを備えた携帯電話端末であって、表示画面に当該携帯電話端末が備えるデータベース中のデータを表示する場合に、ユーザ操作に応じて表示対象のデータを絞り込む携帯電話端末であって、前記ユーザ操作を、検索モードの設定されていない状態で、2回以上のボタン押下という形で受け付ける受付手段と、前記受付手段が受け付けた最終のボタン押下の時間長が所定時間長を超えた場合に、前記2回以上のボタン押下をデータ検索指示と判定する判定手段と、前記判定手段においてデータ検索指示と判定された2回以上のボタン押下の各回で押下されたボタンを基に検索条件を生成する検索条件生成手段と、前記検索条件生成手段において生成された検索条件に応じて、前記データベース中のデータから一部のデータを表示対象として抽出する検索手段と、を有すること、を特徴とする携帯電話端末。

詳細

以下の情報は 公開日時点 (2004年8月26日)のものです。

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0001

【発明が属する技術分野】
本発明はデータベース中のデータを検索するためのデータ検索装置又は検索方法に関し、さらに詳しく言えば、表示対象データを絞り込むためのデータ検索を行う携帯電話端末など小型端末装置、又は、そうしたデータ検索の方法に関する。

0002

近年、記憶装置の記憶密度の向上に伴ない、携帯電話端末などの小型の携帯端末装置でも大量のデータを保存することが可能となっている。その一方で、携帯性が重要視されるこれら端末装置では、表示画面の大きさや、設置できる操作用のボタン又はキーの数については厳しい制限がある。そのため、ユーザが大量のデータの中から所望のデータの参照しようとすると、その所望のデータを画面表示させるまでにスクロール操作を繰り返さなければならない。

0003

そこで、ユーザの便宜を考えて、データを表示する際には、ある程度表示対象データを絞り込むことが必要となる。例えば、携帯電話端末の電子電話帳で、人名から当該人物電話番号を引く場合を例に考える。
この場合、ユーザは何らかの操作で携帯電話端末に電子電話帳検索の開始を指示する。すると、電話機電話帳検索モード入り、ここからユーザが行う操作を検索条件と認識して、この条件に応じたデータを画面表示する。検索条件指定にはテンキーボタンが使用されるのが普通である。各テンキーボタンは50音の「行」のいずれかに割り当てられており(例えば、「1」番テンキーボタンは「あ」行、「2」番テンキーボタンは「か」行)、ユーザがあるボタン(例えば、「2」番)を押下すると、人名の音の先頭文字が当該ボタンに対応する「行」の音であるような電話番号データのみが画面表示の対象となる。例えば、2番ボタンが押下されると、先頭文字が、「か」行に含まれる音(か、き、く、け、こ)であるような人物(例えば、「加大輔(かとういすけ)」、「小純二(こいずみじゅんじ)」)に関するデータが表示される。

0004

電話機を電話帳検索モードにするための操作としては、メニュー画面から「電話帳検索」の項目を選択する、などが一般的だが、「ボタン押下の時間長が所定の長さを超えた場合は当該ボタン操作を電話帳検索の条件入力みなす」という方式を採ることで、ユーザが電話帳検索モード設定の操作を行う手間を省くという技術もある(特許文献1参照)。


背景技術

0005

【特許文献1】
特開平11−163999号公報

0006

しかしながら、携帯端末が保持できるデータ量が今後も増大し続けるであろうことを考えると、上記のようなおおまかな絞込みでは、やはり表示対象のデータ件数が非常に多くなり、スクロール操作を繰り返す必要が生じる。例えば、業務用の電子電話帳などでは、上記のように「行」で絞り込んでも数十件のデータが表示対象となることも考えられ、1画面に表示できるデータが数件しかない携帯電話端末では、表示対象データのうち下の方にあるデータが画面に表示されるまでには10回程度のスクロール操作が必要となる。しかも、ユーザはスクロールのたびに画面表示内容確認しないと、所望のデータを通り過ぎてしまうおそれがある。

0007

また、検索モード入った時点で検索条件が指定できる検索用画面を表示し、そこから詳細な条件(例えば、名前の先頭文字の「行」及び「列」)を受け付けて、表示対象データを厳密に絞り込むという方式もある。これだと、スクロール回数は少なくできるが、電話機を検索モードにするための操作から条件の入力入力確定通知などに要するボタン操作まで操作の回数が多く、時間もかかる。ユーザの手間は全件表示でスクロールを繰り返す場合と比べて、大差ないか、あるいは負担増にまでなってしまう。


発明が解決しようとする課題

0008

本発明は上記課題に鑑み、1画面に表示できるデータ件数が少ない端末装置であって、ボタンなどを用いた簡単な操作を少ない回数実行するだけで速やかに所望のデータが画面に表示される、という形で表示対象データの絞り込み(検索)を行うことができる端末装置(特に携帯電話端末)、及び、そうした検索の方法を提供することを目的とする。

0009

上記の目的を達成するために、本発明のデータ検索方法は、複数ボタンを備えた携帯電話端末の表示画面に、当該携帯電話端末が備えるデータベース中のデータを表示する場合に、ユーザ操作に応じて表示対象のデータを絞り込むデータ検索方法であって、前記ユーザ操作を、前記複数ボタンのうちいずれか1つのボタンの1回以上の押下という形で受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにおいて最終の押下の時間長が所定時間長を超えた場合に、前記1つのボタンの1回以上の押下をデータ検索指示と判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいてデータ検索指示と判定された1つのボタンの1回以上の押下における、押下ボタンの種類及び押下回数を基に検索条件を生成する検索条件生成ステップと、前記検索条件生成ステップにおいて生成された検索条件に応じて、前記データベース中のデータから一部のデータを表示対象として抽出する検索ステップと、を有すること、を特徴とする。この方法によれば、単一のボタンを1回以上押下(最終押下のみは所定時間よりも長く押下)するだけで、画面表示対象のデータを絞込むことができる。こうした検索指示による絞込みだけでも所望のデータが画面表示される可能性は高い。これだけで所望データが画面表示されず、更にスクロール操作が必要になるとしても、表示対象データの件数は絞り込まれているので、所望データの画面表示までに要する操作の回数は従来に比べて遥かに少なくてすみ、表示までに要する時間も短縮される。

0010

また、複数ボタンを備えた携帯電話端末の表示画面に、当該携帯電話端末が備えるデータベース中のデータを表示する場合に、ユーザ操作に応じて表示対象のデータを絞り込むデータ検索方法であって、前記ユーザ操作を、2回以上のボタン押下という形で受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにおいて最終のボタン押下の時間長が所定時間長を超えた場合に、前記2回以上のボタン押下をデータ検索指示と判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいてデータ検索指示と判定された2回以上のボタン押下の各回で押下されたボタンを基に検索条件を生成する検索条件生成ステップと、前記検索条件生成ステップにおいて生成された検索条件に応じて、前記データベース中のデータから一部のデータを表示対象として抽出する検索ステップと、を有することを特徴とするデータ検索方法、とすることもできる。この方法によれば、2回のボタン押下だけでデータの絞込みを行うことができる。絞り込んだデータのみ画面表示の対象とすることで、所望データの画面表示までに要する操作の回数は従来に比べて遥かに少なくてすみ、表示までに要する時間も短縮される。


課題を解決するための手段

0011

また、上記の目的は、上に記した方法で検索を実行する携帯電話端末によっても達成できる。

0012

以下、本発明のデータ検索を行う携帯電話端末及びその検索方法に関する実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態では、検索対象となるデータは、日本語の50音に従って整理された電子電話帳のデータベース中の電話番号データであり、ユーザが希望する電話番号データが速やかに画面表示されるように表示対象データを絞込む(検索する)、という処理が行われる。

0013

(構成)
図1は、本実施の形態における携帯電話端末1の外観を示す図である。携帯電話端末1は、例えば電子電話帳などの形でデータベースを保持しており、ユーザの操作に従って当該データベースからデータを検索、画面表示する。電子電話帳には、個人、法人の名称とそれに対応する電話番号との組が多数格納されている。本実施の形態における携帯電話端末1が実行するデータ検索は、このうち名称部分のデータを検索キーとして行われる。

0014

図1に示す携帯電話端末1の構成において、データの検索、表示に関わるものは、データを表示する表示部11(実体ディスプレイ装置)、及び、ユーザから表示すべきデータの絞込み(検索)指定を受け付けるためのテンキーボタン群12である。
同図の示す通り、テンキーボタン群12には12個のボタンが含まれ、このうち数字(0〜9)対応の各ボタンには、50音の各行(「あ」行、「か」行…、「ら」行、「わ」行)が対応づけられている。

0015

本実施の形態では、ユーザは、待ち受け状態の携帯電話端末1において、この数字(0〜9)対応のテンキーボタンのうち1つを1回以上押下するのみで、名称の先頭文字の行(「あ」行、「か」行…、「ら」行、「わ」行)の単位だけでなく、更に、列(「あ」列、「い」列、「う」列、「え」列「お」列)の単位でデータ絞込み条件(検索条件)を指定することができる。さらに、最終押下の押下時間長を所定時間(ここでは1.5秒とする)より長くすることで、当該1回以上の押下が電話帳データ検索指定であること、並びに検索条件の入力完了を携帯電話端末1に認識させることができる。すなわち、従来行われていた、電話帳検索を指定する操作(検索モード設定の操作)や検索条件の入力完了を「決定」ボタンなどで電話機に認識させる操作など、テンキーボタン以外のボタンを用いた操作を、テンキーボタンによる検索条件指定の操作が兼ねている。また、長押しの有無によって検索条件指定の操作を他の操作と区別するので、テンキーボタンを用いた電話番号入力などは正しく電話番号入力として処理され、検索条件指定と混同されるといった事態は発生しない。

0016

検索条件指定について更に具体的に言えば、ユーザは、数字対応のボタンのうち、電話番号を知りたい人物の名称の先頭文字が属する「行」に対応するテンキーを押下対象として選ぶ。そして、押下する回数を、当該先頭文字が当該行の何番目の列に当たるかによって決める。例えば、「小泉(こいずみ)純二」の電話番号をデータベースから得ようとする場合は、先頭文字「こ」が属する「か」行に対応する「2」番テンキーボタンを押下する。「こ」が「か」行の5番目の列(「お」列)の文字なので、押下する回数は「5回」となる。そして、最終の押下のみ時間を長め(1.5秒超)にする(以下、1.5秒超の押下を「長押し」という)。

0017

このように、「2」番テンキーボタンを5回押下した場合(「2」「2」「2」「2」+「2」(長押し))、表示部11には先頭文字が「こ」である人物に対応する7件のデータのみ表示され、ユーザは所望の「小泉純二」の電話番号を直ちに知ることができる。ただし、絞り込み後のデータ件数が多くて1画面に全件表示ができず、所望のデータがこれらデータの末尾にある場合などは、やはり、所望のデータを表示させるのにスクロール操作が必要となる。しかし、その場合でも、従来の方法に比べればデータの絞り込みが進んでいる分、スクロール操作の回数は少なくてすむ。

0018

図2は、携帯電話端末1の内部構成を示す図であり、特にデータ検索を実現する構成を示すブロック図である。
同図に示すとおり、携帯電話端末1には、電子電話帳のデータが格納されたデータベース13、テンキーボタン群12を用いたユーザの指定を受け付ける入力受付部14、入力受付部14が受け付けた検索関連のボタン指定の内容を判定して、画面に表示すべきデータを特定する検索条件を生成する判定部15、判定部15の生成した検索条件に従って表示すべきデータをデータベース13から読み出すDB管理部16、DB管理部16が読み出したデータを表示部11に表示させる表示管理部17、が含まれる。

0019

図3は、データベース13の構成及び内容の例を、表形式で示すイメージ図である。データベース13に保持されているデータは各々、人物の名称である名称部310と当該人物に対応する電話番号である番号部320、検索時に参照されるインデックスが格納されるインデックス部330とから成る。名称部310は更に、画面表示する際の表記である表記部311と名称の読み(音)を示す音表現部312とからなる。データは名称部データ310のうち音表現部312の先頭文字の音によって50音順にソートされている。例えば、50音の「こ」に対応するデータには「小池ラーメン(こいけらーめん)」301から「田太一(こまだたいち)」307までの7件が存在する。

0020

そして、インデックス部330には、各音に対応するインデックスデータが格納されている。インデックスは「(先頭文字の「行」)−(先頭文字の「列」番号)」という構成であり、上記の先頭文字が「こ」であるデータには「か−5」(=「か」行の第5列の音)というインデックスが格納される。
判定部15は、ユーザがテンキーボタン群12を用いて行った操作に対して、まず、当該操作が電話帳データの検索指定であるか否かを判定する。そして、検索指定であると判定した場合にのみ、当該指定内容を上記インデックスのデータ形式に対応した検索条件データ変換してDB管理部16に送る。

0021

判定部15がユーザ指定の内容を解析する手順を、以下に説明する。
先ず、ユーザがテンキーボタン群12のいずれかのボタンを押下すると、入力受付部14から判定部15には、押下されたボタンの種別(番号)を示す情報と押下時間長の情報とが送られてくる。判定部15は、ボタン種別の情報を、当該ボタンが対応する50音の「行」を示す情報に変換する。そのために、判定部15は、ボタン番号と「行」との対応関係を示す情報を予め保持しておく。

0022

また、判定部15は、押下回数をカウントするとともに、各回の押下の時間長をチェックする。具体的には、先ずカウンタを「0」にして、入力受付部14からの1回目の押下通知を待つ。そして、1回目の押下通知を受けると、押下されたボタンの種類を示す情報を、DB管理部16に渡す検索条件データの前半部分(「行」データ)に設定する。そして、カウンタを1カウントアップした上で、押下時間長をチェックする。

0023

押下時間長が所定時間未満ならば、次の押下通知を待つ。押下時間長が所定時間以上であれば、このボタン操作が電話帳データ検索の指定であり、しかもユーザによる条件指定は完了したものと判定し、検索条件データの後半(「列」データ)に、その時点でのカウンタの値を設定してDB管理部16に渡す。
なお、押下の連続受け付けは5回までとし、6回以上所定時間未満の押下が連続した場合(カウンタの値が6以上になった場合)は、当該ボタン操作は検索条件指定でなかったものと判断し、処理を停止する(カウンタ、検索条件データをクリアする)。また、2回目以降の押下で1回目と異なるテンキーボタン又はテンキーボタン以外のボタンが押下された場合も、当該ボタン操作は検索条件指定でなかったものと判断し、処理を停止する。また、1回の押下から次の押下までの経過時間が所定時間長を超えた場合も当該ボタン操作は検索条件指定でなかったものと判断する。ただし、判定部15が処理を停止しても、これは当該ボタン操作が携帯電話端末1において無視されるということを意味しない。当該操作は、検索条件指定以外の操作と認識されて、対応する他の構成部(図示せず)が操作に対応した処理を行う。例えば、テンキー以外のキーが押下された場合は、当該キーに応じた操作(機能メニューキーによるメニュー指定)として、テンキーのみ押下されたが長押し押下が行われなかった場合は電話番号の入力として、処理が行われる。

0024

DB管理部16は、判定部15から受け取った検索条件データに対応するデータをデータベース13から読み出して表示管理部17に出力し、表示部11に表示させる。DB管理部16は、検索条件データにインデックス部330の値が一致するデータを表示対象として読み出す。
動作
以下、本実施の形態の携帯電話端末1におけるデータの検索、表示の処理の流れについて、図面を参照しながら説明する。

0025

図4は、データの検索・表示処理時の携帯電話端末1による動作を示すフローチャートである。
本実施の形態での検索処理の場合、予め何らかの操作で「検索モード」を設定しておく必要はない。
判定部15は、例えば携帯電話端末1の電源がONになった時点で、初期設定として、内蔵する押下カウンタに値「0」を設定する(S401)。そして、ユーザがいずれかのテンキーボタンを押下すると、入力受付部14は、ユーザによるテンキーボタン押下操作の内容(押下ボタンの番号情報及びボタン押下時間長)を判定部15に通知する(S402)。

0026

これが第1回の押下であった場合(「カウンタ=0」の場合)(S403:Yes)、判定部15は先ず、カウンタを「1」カウントアップする(S404)。次いで、押下ボタン番号に対応する50音の「行」を示す情報を検索条件データの前半部分(「行」データ)に設定する(S405)。また、当該ボタン操作が検索条件指定か否かを判定するための参照情報として、当該押下ボタンの番号の情報を保存する(S406)。

0027

ステップS402におけるボタン押下が2回目以降のボタン押下であった場合(「カウンタ≧1」の場合)(S403:No)、判定部15は、やはり、カウンタを「1」カウントアップする(S407)。ついで、当該ボタン操作が検索条件指定か否かを判定する。
先ず、判定部15は押下回数をチェックする。連続押下が6回以上であれば(カウンタ≧6)(S408:Yes)、判定部15は、当該ボタン操作が検索条件指定ではないと判定して、処理を停止し押下回数カウンタの値を「0」に戻す(S413)。そして、当該ボタン操作は、検索条件指定以外の操作(例えば、発呼先の電話番号指定)と認識されて、対応する他の構成部(図示せず)が操作に対応した処理を行うことになる。

0028

また、2回目以降の押下で1回目と異なるテンキーボタン又はテンキーボタン以外のボタンが押下された場合、すなわち、ステップS406で保存した1回目押下のボタンの番号と、新たに入力受付部14が送ってきた押下ボタンの番号とが不一致であった場合(S409:Yes)も、判定部15は当該ボタン操作が検索条件指定ではないと判定して、処理を停止し押下回数カウンタの値を「0」に戻す(S413)。

0029

以上の処理を終え、まだ当該ボタン操作が検索条件指定である可能性が残っていれば、判定部15はボタン押下時間長(長押しか否か)をチェックする。
押下時間長が所定時間未満ならば(S410:No)、ステップS402の前に戻って、判定部15は次の押下通知を待つ状態となる。押下時間長が所定時間以上であれば(S410:Yes)、当該ボタン操作は検索条件指定であり、その条件指定は完了した、と判断し、判定部15は検索条件データの後半(「列」部分)に押下回数カウンタの値を設定して検索条件データを完成し、DB管理部16に渡す(S411)。

0030

DB管理部16は、データベース13中のデータのうち、検索条件データに一致するインデックス値を有するデータを読み出し、表示部12に表示させる(S412)。
(まとめ)
上記の通り、本実施の形態におけるデータ検索では、ユーザは、待ち受け状態から1種類のテンキーボタンを最大で5回押下し、最終1回の押下を長押しとする、という簡単な操作だけで、画面表示対象のデータを絞り込み、所望のデータを速やかに画面表示させることができる。当該操作には、操作内容がデータ検索条件の指定であることを通知する操作、及び、検索条件の入力完了を通知する操作、そして、押下ボタンの種類に基づく第1の検索条件指定、押下回数に基づく第2の検索条件指定、という4種類の指定が含まれている。ユーザの操作は単一テンキーボタンの繰り返し押下のみであり、テンキー以外のキーを用いて「検索指定を入力すること」を予め宣言する(検索モードを設定する)ための操作、及び、テンキー以外のキーを用いて「検索指定入力の完了」を宣言する操作(「決定」ボタン押下など)は不要であり、しかも、2種類の検索条件を指定できる。また、スクロールで所望データを表示させる場合のように画面の表示内容を確認しながら操作を行う必要もない。よって、簡単な操作で従来に比べて短い時間で所望データを表示させることができる、と言える。

0031

なお、データベース13の検索方法については、上で説明したもの以外にも考えられる。判定部は、検索条件をインデックス値ではなく、50音の特定の1つとして生成し(例えば、「か−5」→「こ」)、検索に当たって、DB管理部は、条件値と音表現部312の値の先頭1文字の音とが一致するデータを検索する、という方法も考えられる。この方法の場合、インデックス部330はデータベース13から省いてよい。
変形例)
上記実施の形態に示す検索は、まず、押下されたテンキーボタンの種類によって、データ先頭文字の対応する50音の「行」に基づく絞込みを行い、そこから更に押下回数に従って、データ先頭文字の対応する50音の「行」に基づく絞込みを行うというもので、条件検索を簡単なボタン操作で行い、最終の長押しでデータ検索条件の指定であること及び検索条件の入力完了を通知するというのが基本的な思想である。そこで、この基本思想の範囲内で、上記実施の形態と異なる変形例も考えられる。そうした変形例を以下に示す。

0032

(変形例1)
上記実施の形態は、同一のボタンが1回以上押下されることで、先ずボタン種類によって50音の先頭文字の「行」が特定され、そこから更に押下回数によって「列」による絞込みが行われる、というものであった。この場合、単一ボタンの操作で検索が実行できる一方、押下回数は最大で5回にまで達してしまう。そこで、本変形例では、2回の押下動作で絞り込みまで実現できる方法を示す。

0033

本変形例の場合、ユーザは、1回目のボタン押下によって、表示対象データの先頭文字の「行」を指定し、2回目の押下(長押し)によって「列」を指定する。例えば、「和田明」の電話番号を知りたい場合、先頭文字「わ」が属する「わ」行に対応する「0」番テンキーボタンを押下し、次いで、先頭文字「わ」が「わ」行の1番目の列である「あ」列に当たることから「1」番テンキーボタンを長押しする(「0」+「1」(長押し))。すると、表示部11には、先頭文字の音が「わ」である人物の電話番号データのみが表示される。

0034

本変形例と実施の形態とで処理内容が異なる構成部は、判定部である。以下、本変形例における判定部を「判定部15’」として、その処理内容を説明する。
先ず、ユーザがテンキーボタン群12のいずれかのボタンを押下すると、入力受付部14から判定部15’には、押下されたボタンの番号を示す情報が送られてくる。

0035

判定部15’は、この1回目の押下通知における押下ボタンの番号に応じて、DB管理部16に渡す検索条件データの前半部分(「行」データ)を設定する(実施の形態における判定部15と同じ)。そして、2回目の押下通知を受けると、これが長押しか否かに基づいて、当該ボタン操作が検索条件指定かどうかを判定する。そして、検索条件指定と判定した場合には、2回目に押下されたテンキーボタンの番号の値を検索条件データの後半(「列」データ)に設定してDB管理部16に渡す。

0036

上記以外の各構成部の処理は、実施の形態1におけるものと同じである。
なお、2回の押下で絞込みを行うとしたのは、データが「行」→「列」の2階層で分類されているからであり、さらに細かい階層で分類されていれば、それに応じて押下回数を増やすことにしてもよい。すなわち、3階層(例えば、「グループ」→「子グループ」→「孫グループ」)で分類されていれば、ユーザはテンキーボタンを3回押下(3回目は長押し)して、それぞれの階層において特定の「グループ」、「子グループ」、「孫グループ」を指定することになる。
(変形例2)
上記の実施の形態及び変形例1での検索方式は、データが2段階(グループ→小グループ)でグループ分けされていることを前提としている。すなわち、先頭文字の「行」に基づく分割の結果が「グループ」、各行に属するデータを更に先頭文字の「列」で分割したのが小グループとなる。そして、1回目の押下ボタンの種類によってグループを指定し、押下回数又は2回目押下ボタンの種類によって小グループに絞り込む、という検索方式になっている。

0037

しかし、本発明は、検索対象データベースにおけるデータが2段階で分類されていることを前提とするものではない。グループ化を前提としないで2段階の絞込みを行う形の検索も考えられる。
例えば、1回目のテンキーボタン操作では「行」を指定し、2回目の操作では、先頭文字が指定した「行」に対応する複数データのうち、表示すべきデータの順番を指定する。具体的には、1回目に「か」行を指定する「2」番テンキーボタンを押下し、2回目の操作で「9」番テンキーボタンを長押しすれば、判定部は、「先頭文字が「か」行に属するデータ全体のうち、先頭から9番目以降のデータを表示対象とする」旨の指定であると判定する。

0038

または、以下のような方式も考えられる。例えば、1回目に「な」行を指定する「5」番テンキーボタンが押下され、2回目のテンキーボタン操作で「2」番テンキーボタンが長押しされた場合、判定部は、「先頭文字が「な」行に属する複数データを2グループに分け、2分割した後半のデータグループを表示対象とする」という内容の指定であると判定する。あるいは、1回目に「か」行を指定する「2」番テンキーボタンが押下され、2回目のテンキーボタン操作で「3」番テンキーボタン、3回目で「2」番テンキーボタンが長押しされた場合、「先頭文字が「か」行のデータを3グループに分割し、3分割したうちの2つ目のデータグループに属するデータを表示対象とする」という内容の指定であると判定する。

0039

また、上記の方法は、データが50音などの規則に従ってソートされた状態にない場合のデータ検索にも使用できる。ユーザは所望データのおおよその位置に見当をつけてテンキーボタンを2回押下(最終押下は長押し)し、「全データをm分割し、n番目のグループの先頭データ」を表示開始位置として指定する。この指定だけで所望のデータが画面表示される確立は低いが、そこからスクロール操作が必要になるにしても、全データを先頭からスクロールして場合に比べれば、ボタン操作回数ははるかに少なくなる。

0040

なお、変形例2の手法を実施例や変形例1の手法と組み合わせることも考えられる。すなわち、いったん50音の「行」、「列」でデータを絞り込んでから、絞込み後のデータを更に変形例2で示す手法で絞り込む、ということである。例えば、ユーザはテンキーボタンを3回押下(3回目は長押し)し、判定部は、1回目の押下ボタン種類を「行」指定、2回目のボタン種類を「列」指定、3回目を絞込み後のデータ群における表示先頭位置指定(n番目)と判定する。
備考
なお、上記の実施の形態、及び変形例の説明では、データ検索の対象データが日本語文字データを含み、検索基準を日本語文字データの先頭文字の50音としているが、対象データは日本語に限らず、検索基準も日本語の50音に限定されない。例えばアルファベットのデータも対象となる。図1に示すとおり「2」〜「9」テンキーボタンの各々にはアルファベットが3又は4文字ずつ対応づけられている。そこで、実施の形態や変形例と同様の操作で、データの先頭文字のアルファベットを基準にデータ検索することができる。例えば、「5」番テンキーボタンを2回押下(2回目は長押し)すれば、「5」番テンキーボタンに割り当てられた3つのアルファベット文字(J、K、L)の2番目である“K”を先頭文字とするデータが画面表示の対象となる。変形例1の方法であれば、「5」番テンキーボタンの後に「2」番テンキーボタンを長押しすれば、同様の結果が得られる。

0041

上記実施の形態及び変形例では、ユーザ指定におけるボタン押下パターンと、それに対応する検索条件との組み合わせとして、「押下ボタンの種類、押下回数」と「先頭文字の50音の「行」、50音の「列」」との組み合わせのみ示したが、これに限定はされない。例えば、電話帳データが、相手人物と自分との関係を示す項目(例えば、「仕事関係」又は「友人家族」)を含んでいる場合、押下回数でこの「関係」を指定し(例えば、1回なら「仕事」、2回なら「友人」)、押下ボタンの種類で名前先頭文字の50音の「行」を指定する、という方法も考えられる。この場合、「2」番テンキーボタンを2回押下(2回目は長押し)すれば、「友人」のうち名前の先頭文字が「か」行に含まれる人物のデータのみが画面表示される。

0042

あるいは、ボタン操作を、検索条件以外の指定に用いることも考えられる。例えば、検索結果の表示順昇順降順)指定である。同一種のボタンの複数回押下で条件を指定し、押下ボタンの種類はデータ先頭文字の50音が属する「行」を指定する検索条件、押下回数は検索結果データ表示順序に対する指定とする、というものである。これならば、先頭文字が「行」の下の方(例えば、「お」列)にある人名のデータを参照したい場合は「降順」指定、上の方にある人名のデータを参照する場合は「昇順」指定とすることで、ユーザは所望のデータを速やかに参照できる。

0043

どのようなボタン操作をどのような検索条件指定又はデータ表示様態指定と対応付けるかについては、ユーザに定義又は選択させることも考えられる。その場合は、任意の対応づけの設定をユーザから受け付けて、その設定内容を判定部による判定処理及び検索条件生成処理の際に参照できる形式で保存する設定受付手段を設けることとする。


発明を実施するための最良の形態

0044

また、上記実施の形態及び変形例では、検索条件指定は待ち受け状態から受け付けることとしているが、待ち受け状態でなくとも、基本的にはキー入力の可能な状態(例えば「通話中」の状態)では、上記の操作を検索条件指定として受け付けることができる。

0045

以上の説明から明らかなように、本発明のデータ検索方法は、複数ボタンを備えた携帯電話端末の表示画面に、当該携帯電話端末が備えるデータベース中のデータを表示する場合に、ユーザ操作に応じて表示対象のデータを絞り込むデータ検索方法であって、前記ユーザ操作を、前記複数ボタンのうちいずれか1つのボタンの1回以上の押下という形で受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにおいて最終の押下の時間長が所定時間長を超えた場合に、前記1つのボタンの1回以上の押下をデータ検索指示と判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいてデータ検索指示と判定された1つのボタンの1回以上の押下における、押下ボタンの種類及び押下回数を基に検索条件を生成する検索条件生成ステップと、前記検索条件生成ステップにおいて生成された検索条件に応じて、前記データベース中のデータから一部のデータを表示対象として抽出する検索ステップと、を有すること、を特徴とする。

0046

これによれば、1種類のボタンを押下するだけで、操作が検索条件の入力であること、及び条件入力完了を装置に対して通知し、しかも、押下ボタン種類に基づく検索条件指定、押下回数に基づく検索条件指定を行うことができる。すなわち、モード設定操作によって検索条件入力前に装置を検索モードに設定する操作や、条件入力完了を通知するための決定キー押下などの操作が不要となり、さらに、2種類の条件指定を1種類のボタンの押下という簡単な操作で行うことができる。よって、所望データを短時間のうちに画面に表示させることができる。さらに、長押しの有無で検索条件指定とそれ以外の操作とを区別できるので、電話番号入力として行ったキー操作を検索条件指定と誤認するなどの不都合は発生しない。

0047

また、同様の効果は、複数ボタンを備えた携帯電話端末の表示画面に、当該携帯電話端末が備えるデータベース中のデータを表示する場合に、ユーザ操作に応じて表示対象のデータを絞り込むデータ検索方法であって、前記ユーザ操作を、検索モードの設定されていない状態で、2回以上のボタン押下という形で受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにおいて最終のボタン押下の時間長が所定時間長を超えた場合に、前記2回以上のボタン押下をデータ検索指示と判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいてデータ検索指示と判定された2回以上のボタン押下の各回で押下されたボタンを基に検索条件を生成する検索条件生成ステップと、前記検索条件生成ステップにおいて生成された検索条件に応じて、前記データベース中のデータから一部のデータを表示対象として抽出する検索ステップと、を有するデータ検索方法によっても得られる。


発明の効果

0048

具体的には、前記データベース中のデータは日本語文字データであって、前記複数のボタンはそれぞれ、50音の行のいずれかに対応づけられており、前記検索条件生成ステップにおいては、押下された1つのボタンに対応づけられた50音の行を指定する第1検索条件と、押下回数nによって特定される50音のn番目の列を指定する第2検索条件とが生成され、前記検索ステップにおいては、前記データベース中のデータから、前記第1検索条件と前記第2検索条件とによって特定される1音に先頭文字が一致するデータが抽出されること、または、前記データベース中のデータは日本語文字データであって、前記複数のボタンはそれぞれ50音の行のいずれか、及び、1乃至5のうちいずれかの整数値n、の少なくとも一方に対応づけられており、前記検索条件生成ステップにおいては、1回目に押下されたボタンに対応づけられた50音の行を指定する第1検索条件と、2回目に押下されたボタンに対応付けられた整数値が示すn番目の列を指定する第2検索条件とが生成され、前記検索ステップにおいては、前記データベース中のデータから、前記第1検索条件と前記第2検索条件とによって特定される1音に先頭文字が一致するデータが抽出されること、とする。このようにした場合、ユーザは、所望のデータの先頭文字の音が属する50音の「行」及び「列」を簡単なボタン操作で指定でき、先頭文字が50音中の特定の1音であるデータにまで、表示対象を絞り込むことができる。


図面の簡単な説明

0049

また、上に述べた各種効果は、上記のようなデータ検索方法を実施する携帯電話端末によっても得られる。

図1
本発明に係るデータ検索方法の実施の形態である方法を実施する携帯電話端末の外観を示す図である。
図2
同実施の形態における携帯電話端末の内部構成を示す図である。
図3
同実施の形態におけるデータベースの構成及び内容の例を表形式で示すイメージ図である。
図4
同実施の形態における携帯電話端末のデータ検索・表示処理時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話端末
11 表示部
12テンキーボタン群
13 データベース
14入力受付部
15判定部
16 DB管理部
17表示管理部


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