図面 (/)

技術 電力制御方法および電力制御装置

出願人 オムロン株式会社
発明者 前田輝幸山田隆章森川明彦南重樹
出願日 2003年12月25日 (17年0ヶ月経過) 出願番号 2003-429578
公開日 2004年8月5日 (16年4ヶ月経過) 公開番号 2004-220595
状態 特許登録済
技術分野 電気的変量の制御(電圧,電流の制御一般) 電気的変量の制御(交流、直流、電力等)
主要キーワード 入力指令値 所定周期内 初回処理 サイクル制御装置 出力分解能 電流計測回路 シリアル通信インターフェイス ピーク電力値
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2004年8月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

直流電源電力制御にも適用でき、さらに、複数チャンネルの電力制御において、ピーク電力またはピーク電流値を抑制する。

解決手段

入力電力指令値と1サンプリング前出力電力指令値との出力誤差演算し、その出力誤差を、それまで累積された出力誤差累積値に累積し、累積された出力誤差累積値と閾値とを比較し、閾値以上であるときには、ONに対応する出力電力指令値を、閾値以上でないときには、OFFに対応する出力電力指令値を設定してスイッチング手段のON/OFFを制御するという処理を、各チャンネル毎に行い、閾値変更部13は、或るチャンネルがONに対応する出力電力指令値を設定するときには、他のチャンネルの閾値を増加させて他のチャンネルの電力の供給を抑制し、所定周期では、増加させた閾値をリセットする。

概要

背景

従来、ヒータ等の負荷電力を制御する方法としては、交流負荷の場合では、交流電源ゼロクロスタイミングスイッチングするサイクル制御交流電流が流れる位相角を制御して電力を調整する位相制御がある。

サイクル制御では、制御周期が固定であり、かつ1サイクルを単位としてON/OFF制御するので、出力分解能が低く、制御精度が悪く、出力応答も遅い。また、ON状態が時間的に偏るため、負荷の寿命に悪影響、例えば負荷がヒータの場合、熱ストレスが大きいという問題がある。

一方、位相制御では、高精度の制御が可能であるが位相角を制御するものであるから、基本波成分以外に高調波が発生するという問題がある。さらに高速処理が必要であるため、装置全体が高価になるという問題がある。

そこで、本件出願人は、高調波の発生を抑制し、しかも従来のサイクル制御に比べて、高精度な制御が可能なサイクル制御装置を提案している(特許文献1参照)。
特開2001−265446号公報

概要

直流電源電力制御にも適用でき、さらに、複数チャンネルの電力制御において、ピーク電力またはピーク電流値を抑制する。入力電力指令値と1サンプリング前出力電力指令値との出力誤差演算し、その出力誤差を、それまで累積された出力誤差累積値に累積し、累積された出力誤差累積値と閾値とを比較し、閾値以上であるときには、ONに対応する出力電力指令値を、閾値以上でないときには、OFFに対応する出力電力指令値を設定してスイッチング手段のON/OFFを制御するという処理を、各チャンネル毎に行い、閾値変更部13は、或るチャンネルがONに対応する出力電力指令値を設定するときには、他のチャンネルの閾値を増加させて他のチャンネルの電力の供給を抑制し、所定周期では、増加させた閾値をリセットする。

目的

そこで、本発明の更なる目的は、同一の電源並列に接続される複数の負荷に電力を供給する場合に、ピーク電力またはピーク電流値を抑制できるようにすることである。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

入力電力指令値に基づく出力電力指令値を用いて、電源から負荷への電力供給ラインに設けられたスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記負荷に供給する電力を制御する方法であって、前記入電力指令値と前記出力電力指令値との差を、出力誤差値として演算処理する演算ステップと、前記演算ステップで演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする出力誤差累積テップと、前記出力誤差累積ステップで累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較する比較ステップと、前記比較ステップで前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定して前記スイッチング手段をON制御する一方、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定して前記スイッチング手段をOFF制御する制御ステップとを含む処理を、所定周期毎に行うことを特徴とする電力制御方法

請求項2

複数の入力電力指令値に基づく複数の出力電力指令値を用いて、同一電源から複数の負荷への電力供給ラインに設けられた複数のスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記各負荷に個別的に対応する各チャンネルの電力を制御する方法であって、前記入力電力指令値と前記出力電力指令値との差を、出力誤差値として演算処理する演算ステップと、前記演算ステップで演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする出力誤差累積ステップと、前記出力誤差累積ステップで累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較する比較ステップと、前記比較ステップで前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定して前記スイッチング手段をON制御する一方、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定して前記スイッチング手段をOFF制御する制御ステップとを含む処理を、各チャンネル毎に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行うものであって、或るチャンネルの前記出力電力指令値を、前記ONに対応する出力電力指令値に設定するときには、他のチャンネルの前記閾値を増加させて前記ONに対応する出力電力指令値の設定を抑制し、増加させた閾値を、一定周期リセットすることを特徴とする電力制御方法。

請求項3

複数の入力電力指令値に基づく複数の出力電力指令値を用いて、同一電源から複数の負荷への電力供給ラインに設けられた複数のスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記各負荷に個別的に対応する各チャンネルの電力を制御する方法であって、前記入力電力指令値と前記出力電力指令値との差を、出力誤差値として演算処理する演算ステップと、前記演算ステップで演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする出力誤差累積ステップと、前記出力誤差累積ステップで累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較する比較ステップと、前記比較ステップで前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定して前記スイッチング手段をON制御する一方、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定して前記スイッチング手段をOFF制御する制御ステップとを含む処理を、各チャンネル毎に順番に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行うものであって、先に処理されるチャンネルの前記出力電力指令値を、前記ONに対応する出力電力指令値に設定するときには、後に処理されるチャンネルの前記閾値を増加させて前記ONに対応する出力電力指令値の設定を抑制し、増加させた閾値を、一定周期でリセットすることを特徴とする電力制御方法。

請求項4

前記閾値を増加させる量を、負荷の容量に比例させ、増加させた閾値をリセットする前記一定周期を、前記所定周期とする請求項2または3記載の電力制御方法。

請求項5

負荷の容量が大きいチャンネルの順に、各チャンネル毎の前記処理を行う請求項2〜4のいずれかに記載の電力制御方法。

請求項6

前記各チャンネルを、複数の組に区分し、各組毎に前記処理、前記閾値の増加およびそのリセットを行う請求項2〜5のいずれかに記載の電力制御方法。

請求項7

前記電源が交流電源であって、前記所定周期が、交流半サイクル整数倍の周期である請求項1〜6のいずれかに記載の電力制御方法。

請求項8

前記電源が直流電源である請求項1〜6のいずれかに記載の電力制御方法。

請求項9

入力電力指令値に基づく出力電力指令値を用いて、電源から負荷への電力供給ラインに設けられたスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記負荷に供給する電力を制御する装置であって、所定周期毎に、前記入力電力指令値と前記出力電力指令値との差を、出力誤差値として演算処理する演算手段と、前記所定周期毎に、前記演算手段で演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする出力誤差累積手段と、前記所定周期毎に、前記出力誤差累積手段で累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較し、前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定し、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定する比較手段とを備え、前記比較手段で設定される前記出力電力指令値を用いて、前記スイッチング手段のON/OFF制御を行なうことを特徴とする電力制御装置

請求項10

複数の入力電力指令値に基づく複数の出力電力指令値を用いて、同一電源から複数の負荷への電力供給ラインに設けられた複数のスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記各負荷に個別的に対応する各チャンネルの電力を制御する装置であって、前記入力電力指令値と前記出力電力指令値との差を出力誤差値とする演算処理を、各チャンネル毎に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行う演算手段と、前記演算手段で演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする前記累積処理を、前記各チャンネル毎に行うとともに、前記所定周期毎に全チャンネルについて行う出力誤差累積手段と、前記出力誤差累積手段で累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較し、前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定する一方、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定する処理を、前記各チャンネル毎に行うとともに、前記所定周期毎に全チャンネルについて行う比較手段と、或るチャンネルの前記出力電力指令値を、前記ONに対応する出力電力指令値に設定するときには、他のチャンネルの前記閾値を増加させて前記ONに対応する出力電力指令値の設定を抑制し、増加させた閾値を、一定周期でリセットする閾値変更手段とを備え、前記比較手段で設定される前記各チャンネルについての前記出力電力指令値を用いて、前記各スイッチング手段のON/OFF制御を行なうことを特徴とする電力制御装置。

請求項11

複数の入力電力指令値に基づく複数の出力電力指令値の内の少なくとも一つの出力電力指令値を用いて、同一電源から複数の負荷への電力供給ラインに設けられた複数のスイッチング手段の少なくとも一つのスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記各負荷に個別的に対応する各チャンネルの少なくとも一つのチャンネルの電力を制御する方法であって、前記入力電力指令値と前記出力電力指令値との差を出力誤差値とする演算処理を、各チャンネル毎に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行う演算手段と、前記演算手段で演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする前記累積処理を、前記各チャンネル毎に行うとともに、前記所定周期毎に全チャンネルについて行う出力誤差累積手段と、前記出力誤差累積手段で累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較し、前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定する一方、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定する処理を、前記各チャンネル毎に行うとともに、前記所定周期毎に全チャンネルについて行う比較手段と、或るチャンネルの前記出力電力指令値を、前記ONに対応する出力電力指令値に設定するときには、他のチャンネルの前記閾値を増加させて前記ONに対応する出力電力指令値の設定を抑制し、増加させた閾値を、一定周期でリセットする閾値変更手段とを備え、前記比較手段で設定される前記各チャンネルの少なくとも一つのチャンネルに対応する前記出力電力指令値を用いて、前記少なくとも一つのチャンネルに対応するスイッチング手段のON/OFF制御を行なうことを特徴とする電力制御装置。

請求項12

複数の入力電力指令値に基づく複数の出力電力指令値を用いて、同一電源から複数の負荷への電力供給ラインに設けられた複数のスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記各負荷に個別的に対応する各チャンネルの電力を制御する装置であって、前記入力電力指令値と前記出力電力指令値との差を出力誤差値とする演算処理を、各チャンネル毎に順番に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行う演算手段と、前記演算手段で演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする前記累積処理を、前記各チャンネル毎に順番に行うとともに、前記所定周期毎に全チャンネルについて行う出力誤差累積手段と、前記出力誤差累積手段で累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較し、前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定する一方、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定する処理を、前記各チャンネル毎に順番に行うとともに、前記所定周期毎に全チャンネルについて行う比較手段と、先に処理されるチャンネルの前記出力電力指令値を、前記ONに対応する出力電力指令値に設定するときには、後に処理されるチャンネルの前記閾値を増加させて前記ONに対応する出力電力指令値の設定を抑制し、増加させた閾値を、一定周期でリセットする閾値変更手段とを備え、前記比較手段で設定される前記各チャンネルについての前記出力電力指令値を用いて、前記各スイッチング手段のON/OFF制御を行なうことを特徴とする電力制御装置。

請求項13

前記閾値変更手段は、前記閾値を増加させる量を、負荷の容量に比例させ、増加させた閾値をリセットする前記一定周期を、前記所定周期とする請求項10〜12のいずれかに記載の電力制御方法。

請求項14

前記演算手段、前記出力誤差累積手段および前記比較手段は、負荷の容量が大きいチャンネルの順に処理を行う請求項10〜13のいずれかに記載の電力制御方法。

請求項15

前記負荷のインピーダンスの変動を補正する補正手段を備える請求項9〜14のいずれかに記載の電力制御装置。

請求項16

前記電源が交流電源であって、前記所定周期が、交流の半サイクルの整数倍の周期である請求項9〜15のいずれかに記載の電力制御装置。

請求項17

前記電源が直流電源である請求項9〜15のいずれかに記載の電力制御装置。

技術分野

0001

本発明は、交流または直流電力を制御する方法および装置に関する。

背景技術

0002

従来、ヒータ等の負荷の電力を制御する方法としては、交流負荷の場合では、交流電源ゼロクロスタイミングスイッチングするサイクル制御交流電流が流れる位相角を制御して電力を調整する位相制御がある。

0003

サイクル制御では、制御周期が固定であり、かつ1サイクルを単位としてON/OFF制御するので、出力分解能が低く、制御精度が悪く、出力応答も遅い。また、ON状態が時間的に偏るため、負荷の寿命に悪影響、例えば負荷がヒータの場合、熱ストレスが大きいという問題がある。

0004

一方、位相制御では、高精度の制御が可能であるが位相角を制御するものであるから、基本波成分以外に高調波が発生するという問題がある。さらに高速処理が必要であるため、装置全体が高価になるという問題がある。

0005

そこで、本件出願人は、高調波の発生を抑制し、しかも従来のサイクル制御に比べて、高精度な制御が可能なサイクル制御装置を提案している(特許文献1参照)。
特開2001−265446号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、上述の先に提案しているサイクル制御装置の改良に係り、構成の簡素化を図って直流電源電力制御にも適用できるようにすることを目的としている。

0007

また、先に提案しているサイクル制御装置を用いて、同一の電源並列に接続された複数の負荷に電力を供給する場合には、複数の負荷の制御周期が同期していることによって、負荷に電力を供給するタイミングが一致し、ピーク電流が大きくなる。または、大きなピーク電流を出力する頻度が多くなり、その結果、このピーク電流に応じて電源容量が大きくなるという難点がある。

0008

そこで、本発明の更なる目的は、同一の電源に並列に接続される複数の負荷に電力を供給する場合に、ピーク電力またはピーク電流値を抑制できるようにすることである。

課題を解決するための手段

0009

本発明では、上記目的を達成するために、次のように構成している。

0010

すなわち、本発明の電力制御方法は、入力電力指令値に基づく出力電力指令値を用いて、電源から負荷への電力供給ラインに設けられたスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記負荷に供給する電力を制御する方法であって、前記入電力指令値と前記出力電力指令値との差を、出力誤差値として演算処理する演算ステップと、前記演算ステップで演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする出力誤差累積テップと、前記出力誤差累積ステップで累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較する比較ステップと、前記比較ステップで前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定して前記スイッチング手段をON制御する一方、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定して前記スイッチング手段をOFF制御する制御ステップとを含む処理を、所定周期毎に行うものである。

0011

ここで、入力電力指令値とは、負荷に供給する電力を制御するために与えられる指令値をいい、例えば、調節計PLC(プログラマブルロジックコントローラ)などから与えられる操作量などをいい、例えば、0%〜100%の値をとる。

0012

出力電力指令値とは、入力電力指令値に基づいて得られる指令値であって、スイッチング手段をONまたはOFFに制御するのに用いられる指令値をいい、ONまたはOFFに対応して、例えば、100%または0%の値をとる。

0013

閾値とは、スイッチング手段をON制御するための出力電力指令値を設定するための限界値をいい、例えば、50%である。

0014

スイッチング手段とは、ON/OFFして負荷への電力の供給/遮断を行う手段をいい、例えば、トライアックサイリスタSSRやパワートランジスタなどのスイッチング素子から構成される。

0015

所定周期とは、電力制御を行なうために定めた周期をいい、応答速度を高めるためには、短い周期であるのが好ましい。

0016

本件出願人が先に提案している上述のサイクル制御装置では、出力誤差値の演算、出力誤差値の累積、入力指令値と出力誤差累積値との加算、この加算値と閾値との比較といった処理を行うのに対して、本発明によると、入力指令値と出力誤差累積値との加算といった処理を不要とし、構成の簡素化を図ることができるとともに、直流電源の電力制御にも適用することができる。

0017

また、本発明の電力制御方法は、複数の入力電力指令値に基づく複数の出力電力指令値を用いて、同一電源から複数の負荷への電力供給ラインに設けられた複数のスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記各負荷に個別的に対応する各チャンネルの電力を制御する方法であって、前記入力電力指令値と前記出力電力指令値との差を、出力誤差値として演算処理する演算ステップと、前記演算ステップで演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする出力誤差累積ステップと、前記出力誤差累積ステップで累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較する比較ステップと、前記比較ステップで前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定して前記スイッチング手段をON制御する一方、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定して前記スイッチング手段をOFF制御する制御ステップとを含む処理を、各チャンネル毎に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行うものであって、或るチャンネルの前記出力電力指令値を、前記ONに対応する出力電力指令値に設定するときには、他のチャンネルの前記閾値を増加させて前記ONに対応する出力電力指令値の設定を抑制し、増加させた閾値を、一定周期でリセットするものである。

0018

ここで、所定周期毎に全チャンネルについて行うとは、所定周期毎に全チャンネルの処理が行われること、すなわち、所定周期内で全てのチャンネルの処理が行われることをいう。

0019

また、増加させた閾値をリセットする前記一定周期は、全チャンネルについての処理が行われる周期である前記所定周期と一致させるのが好ましいが、閾値を増加させたことによって抑制された出力電力指令値は、その後の処理によって、出力誤差累積値として累積されていずれ解消されるので、前記一定周期は、前記所定周期よりも長い周期であってもよい。

0020

本発明によると、本件出願人が先に提案している上述のサイクル制御装置に比べて少ない処理となり、構成の簡素化を図ることができるとともに、直流電源の電力制御にも適用することができる。

0021

さらに、或るチャンネルの出力電力指令値を、ONに対応する出力電力指令値に設定してスイッチング手段をON制御して負荷に電力を供給したときには、他のチャンネルの前記閾値を増加させるので、他のチャンネルのONに対応する出力電力指令値の設定が抑制される、すなわち、他のチャンネルの負荷への電力の供給が抑制されることになり、これによって、各チャンネルの負荷への電力供給のタイミングをずらすことができる。また、増加させた閾値は、一定周期でリセットされるので、他のチャンネルについても、抑制された出力電力指令値が出力誤差累積値として累積処理され、この出力誤差累積値が、閾値を越えたときには、ONに対応する出力電力指令値を設定できるので、出力電力指令値が抑制されたことによる誤差も解消できる。

0022

また、本発明の電力制御方法は、複数の入力電力指令値に基づく複数の出力電力指令値を用いて、同一電源から複数の負荷への電力供給ラインに設けられた複数のスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記各負荷に個別的に対応する各チャンネルの電力を制御する方法であって、前記入力電力指令値と前記出力電力指令値との差を、出力誤差値として演算処理する演算ステップと、前記演算ステップで演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする出力誤差累積ステップと、前記出力誤差累積ステップで累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較する比較ステップと、前記比較ステップで前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定して前記スイッチング手段をON制御する一方、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定して前記スイッチング手段をOFF制御する制御ステップとを含む処理を、各チャンネル毎に順番に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行うものであって、先に処理されるチャンネルの前記出力電力指令値を、前記ONに対応する出力電力指令値に設定するときには、後に処理されるチャンネルの前記閾値を増加させて前記ONに対応する出力電力指令値の設定を抑制し、増加させた閾値を、一定周期でリセットするものである。

0023

ここで、先に処理されるチャンネルとは、所定周期内で順番に処理される複数の全チャンネルの内で処理が先に行われるチャンネルをいい、後に処理されるチャンネルとは、前記先に処理されるチャンネルよりも処理が後に行われるチャンネルをいう。また、先あるいは後に処理されるチャンネルの数は、単数であっても複数であってもよい。
例えば、チャンネル数が、3チャンネルであって、チャンネル1〜3の順番で処理される場合には、チャンネル1は、チャンネル2,3との関係では、先に処理されるチャンネルとなり、チャンネル2,3は、後に処理されるチャンネルとなる。また、チャンネル2は、チャンネル3との関係では、先に処理されるチャンネルとなり、チャンネル3は、後に処理されるチャンネルとなる。

0024

本発明によると、本件出願人が先に提案している上述のサイクル制御装置に比べて少ない処理となり、構成の簡素化を図ることができるとともに、直流電源の電力の制御にも適用することができる。

0025

さらに、所定周期内で、順番に処理される複数の全チャンネルの内、先に処理されるチャンネルの出力電力指令値を、ONに対応する出力電力指令値に設定してスイッチング手段をON制御して負荷に電力を供給したときには、後に処理されるチャンネルの前記閾値を増加させるので、後に処理されるチャンネルのONに対応する出力電力指令値の設定が抑制される、すなわち、後に処理されるチャンネルの負荷への電力の供給が抑制されることになり、これによって、各チャンネルの負荷への電力供給のタイミングをずらすことができる。また、増加させた閾値は、一定周期でリセットされるので、後に処理されるチャンネルについても、抑制された出力電力指令値が出力誤差累積値として累積処理され、この出力誤差累積値が、閾値を越えたときには、ONに対応する出力電力指令値を設定できるので、出力電力指令値が抑制されたことによる誤差も解消できる。

0026

本発明の一実施態様においては、前記閾値を増加させる量を、負荷の容量に比例させ、増加させた閾値をリセットする前記一定周期を、前記所定周期とするものである。

0027

この実施態様によると、閾値の増加量を、負荷の容量に比例させるので、負荷の容量が大きくてピーク電流値やピーク電力値が大きい場合には、他のチャンネルあるいは後に処理されるチャンネルの閾値の増加量も大きくなり、したがって、他のチャンネルあるいは後に処理されるチャンネルの負荷への電力供給のタイミングを、確実に、あるいは、大きくずらして電力供給のタイミングが重なるのを抑制できることになる。

0028

本発明の更に他の実施態様においては、負荷の容量が大きいチャンネルの順に、各チャンネル毎の前記処理を行うものである。

0029

この実施態様によると、負荷の容量の大きいチャンネルの順に、処理が行われるので、先に処理される負荷の容量の大きなチャンネルに、ONに対応する出力電力指令値が設定されて負荷に電力が供給されると、後に処理されるチャンネルの閾値が増加されて負荷に電力が供給されるタイミングがずらされることになり、上述のように、その増加量を、負荷の容量に比例させることにより、ピーク電流値またはピーク電力値の大きなチャンネルの負荷に電力を供給するときには、後のチャンネルの負荷への電力供給のタイミングを、確実に、あるいは、大きくずらしてタイミングが重なるのを一層効果的に抑制できることになる。

0030

本発明の好ましい実施態様においては、前記各チャンネルを、複数の組に区分し、各組毎に前記処理、前記閾値の増加およびそのリセットを行うものである。

0031

この実施態様によると、チャンネル数が多いような場合には、複数の組に区分して、各組毎に、負荷に電力が供給されるタイミングをずらして電力供給のタイミングが重なるのを効果的に抑制できることになる。

0032

本発明の他の実施態様においては、前記電源が交流電源であって、前記所定周期が、交流の半サイクル整数倍の周期である。

0033

この実施態様によると、本件出願人が先に提案している上述のサイクル制御装置と同様に、交流の電力制御において、ゼロボルトスイッチングによって電気的ノイズの発生を抑制するとともに、従来のサイクル制御装置に比べて高精度な制御が可能になる。

0034

本発明の更に他の実施態様においては、前記電源が直流電源である。

0035

この実施態様によると、直流電源の電力制御に好適に実施できる。

0036

本発明の電力制御装置は、入力電力指令値に基づく出力電力指令値を用いて、電源から負荷への電力供給ラインに設けられたスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記負荷に供給する電力を制御する装置であって、所定周期毎に、前記入力電力指令値と前記出力電力指令値との差を、出力誤差値として演算処理する演算手段と、前記所定周期毎に、前記演算手段で演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする出力誤差累積手段と、前記所定周期毎に、前記出力誤差累積手段で累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較し、前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定し、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定する比較手段とを備え、前記比較手段で設定される前記出力電力指令値を用いて、前記スイッチング手段のON/OFF制御を行なうものである。

0037

本発明によると、本件出願人が先に提案している上述のサイクル制御装置、すなわち、出力誤差値の演算手段、出力誤差値の累積手段、入力指令値と出力誤差累積値との加算手段、および、この加算手段と閾値との比較手段を備えるサイクル制御装置に比べて、入力指令値と出力誤差累積値との加算手段といった手段を不要とし、構成の簡素化を図ることができるとともに、直流電源の電力制御にも適用することができる。

0038

また、本発明の電力制御装置は、複数の入力電力指令値に基づく複数の出力電力指令値を用いて、同一電源から複数の負荷への電力供給ラインに設けられた複数のスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記各負荷に個別的に対応する各チャンネルの電力を制御する装置であって、前記入力電力指令値と前記出力電力指令値との差を出力誤差値とする演算処理を、各チャンネル毎に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行う演算手段と、前記演算手段で演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする前記累積処理を、前記各チャンネル毎に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行う出力誤差累積手段と、前記出力誤差累積手段で累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較し、前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定する一方、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定する処理を、前記各チャンネル毎に行うとともに、前記所定周期毎に全チャンネルについて行う比較手段と、或るチャンネルの前記出力電力指令値を、前記ONに対応する出力電力指令値に設定するときには、他のチャンネルの前記閾値を増加させて前記ONに対応する出力電力指令値の設定を抑制し、増加させた閾値を、一定周期でリセットする閾値変更手段とを備え、前記比較手段で設定される前記各チャンネルについての前記出力電力指令値を用いて、前記各スイッチング手段のON/OFF制御を行なうものである。

0039

本発明によると、本件出願人が先に提案している上述のサイクル制御装置に比べて、構成の簡素化を図ることができるとともに、直流電源の電力制御にも適用できる。

0040

さらに、或るチャンネルの出力電力指令値を、ONに対応する出力電力指令値に設定してスイッチング手段をON制御して負荷に電力を供給したときには、他のチャンネルの前記閾値を増加させるので、他のチャンネルのONに対応する出力電力指令値の設定が抑制される、すなわち、他のチャンネルの負荷への電力の供給が抑制されることになり、これによって、各チャンネルの負荷への電力供給のタイミングをずらすことができる。また、増加させた閾値は、一定周期でリセットされるので、他のチャンネルについても、抑制された出力電力指令値が出力誤差累積値として累積処理され、この出力誤差累積値が、閾値を越えたときには、ONに対応する出力電力指令値を設定できるので、出力電力指令値が抑制されたことによる誤差も解消できる。

0041

また、本発明の電力制御装置は、複数の入力電力指令値に基づく複数の出力電力指令値を用いて、同一電源から複数の負荷への電力供給ラインに設けられた複数のスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記各負荷に個別的に対応する各チャンネルの電力を制御する装置であって、前記入力電力指令値と前記出力電力指令値との差を出力誤差値とする演算処理を、各チャンネル毎に順番に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行う演算手段と、前記演算手段で演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする前記累積処理を、前記各チャンネル毎に順番に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行う出力誤差累積手段と、前記出力誤差累積手段で累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較し、前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定する一方、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定する処理を、前記各チャンネル毎に順番に行うとともに、前記所定周期毎に全チャンネルについて行う比較手段と、先に処理されるチャンネルの前記出力電力指令値を、前記ONに対応する出力電力指令値に設定するときには、後に処理されるチャンネルの前記閾値を増加させて前記ONに対応する出力電力指令値の設定を抑制し、増加させた閾値を、一定周期でリセットする閾値変更手段とを備え、前記比較手段で設定される前記各チャンネルについての前記出力電力指令値を用いて、前記各スイッチング手段のON/OFF制御を行なうものである。

0042

本発明によると、本件出願人が先に提案している上述のサイクル制御装置に比べて構成の簡素化を図ることができるとともに、直流電源の電力制御にも適用できる。

0043

さらに、所定周期内で、順番に処理される複数の全チャンネルの内、先に処理されるチャンネルの出力電力指令値を、ONに対応する出力電力指令値に設定してスイッチング手段をON制御して負荷に電力を供給したときには、後に処理されるチャンネルの前記閾値を増加させるので、後に処理されるチャンネルのONに対応する出力電力指令値の設定が抑制される、すなわち、後に処理されるチャンネルの負荷への電力の供給が抑制されることになり、これによって、各チャンネルの負荷への電力供給のタイミングをずらすことができる。また、増加させた閾値は、一定周期でリセットされるので、後に処理されるチャンネルについても、抑制された出力電力指令値が出力誤差累積値として累積処理され、この出力誤差累積値が、閾値を越えたときには、ONに対応する出力電力指令値を設定できるので、出力電力指令値が抑制されたことによる誤差も解消できる。

0044

本発明の電力制御装置は、複数の入力電力指令値に基づく複数の出力電力指令値の内の少なくとも一つの出力電力指令値を用いて、同一電源から複数の負荷への電力供給ラインに設けられた複数のスイッチング手段の少なくとも一つのスイッチング手段のON/OFF制御を行って前記各負荷に個別的に対応する各チャンネルの少なくとも一つのチャンネルの電力を制御する方法であって、前記入力電力指令値と前記出力電力指令値との差を出力誤差値とする演算処理を、各チャンネル毎に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行う演算手段と、前記演算手段で演算処理された出力誤差値を累積処理して出力誤差累積値とする前記累積処理を、前記各チャンネル毎に行うとともに、所定周期毎に全チャンネルについて行う出力誤差累積手段と、前記出力誤差累積手段で累積処理された前記出力誤差累積値と閾値とを比較し、前記出力誤差累積値が前記閾値を上回るときに、ONに対応する前記出力電力指令値を設定する一方、前記出力誤差累積値が前記閾値を下回るときには、OFFに対応する前記出力電力指令値を設定する処理を、前記各チャンネル毎に行うとともに、前記所定周期毎に全チャンネルについて行う比較手段と、或るチャンネルの前記出力電力指令値を、前記ONに対応する出力電力指令値に設定するときには、他のチャンネルの前記閾値を増加させて前記ONに対応する出力電力指令値の設定を抑制し、増加させた閾値を、一定周期でリセットする閾値変更手段とを備え、前記比較手段で設定される前記各チャンネルの少なくとも一つのチャンネルに対応する前記出力電力指令値を用いて、前記少なくとも一つのチャンネルに対応するスイッチング手段のON/OFF制御を行なうものである。

0045

本発明によると、当該電力制御装置を複数台使用して各チャンネルの負荷に供給する電力をそれぞれ制御するような場合には、各電力制御装置が、他の電力制御装置の演算処理も併せて行うことにより、他の電力制御装置による他のチャンネルの電力制御の状態を互いに把握して各チャンネルのONに対応する出力電力指令値の設定のタイミング、すなわち、各チャンネルの負荷への電力供給のタイミングをずらすことができる。なお、当該電力制御装置は、1チャンネルに限らず、複数チャンネルの電力制御を行なってもよい。

0046

本発明の他の実施態様においては、前記閾値変更手段は、前記閾値を増加させる量を、負荷の容量に比例させ、増加させた閾値をリセットする前記一定周期を、前記所定周期とするものである。

0047

この実施態様によると、閾値の増加量を、負荷の容量に比例させるので、負荷の容量が大きくてピーク電流値やピーク電力値が大きい場合には、他のチャンネルあるいは後に処理されるチャンネルの閾値の増加量も大きくなり、したがって、他のチャンネルあるいは後に処理されるチャンネルの負荷への電力供給のタイミングを、確実に、あるいは、大きくずらして電力供給のタイミングが重なるのを抑制できることになる。

0048

本発明の更に他の実施態様においては、前記演算手段、前記出力誤差累積手段および前記比較手段は、負荷の容量が大きいチャンネルの順に処理を行うものである。

0049

この実施態様によると、負荷の容量の大きいチャンネルの順に、処理が行われるので、先に処理される負荷の容量の大きなチャンネルに、ONに対応する出力電力指令値が設定されて負荷に電力が供給されると、後に処理されるチャンネルの閾値が増加されて負荷に電力が供給されるタイミングがずらされることになり、上述のように、その増加量を、負荷の容量に比例させることにより、ピーク電流値またはピーク電力値の大きなチャンネルの負荷に電力を供給するときには、後のチャンネルの負荷への電力供給のタイミングを、確実に、あるいは、大きくずらしてタイミングが重なるのを一層効果的に抑制できることになる。

0050

本発明の他の実施態様においては、前記負荷のインピーダンスの変動を補正する補正手段を備えている。

0051

この補正手段は、負荷のインピーダンスに応じて演算処理を補正するものであり、例えば、負荷のインピーダンスに応じて、入力電力指令値を補正するようにしてもよい。

0052

この実施態様によると、負荷のインピーダンスの変動を補正するので、例えば、温度によって抵抗が変化するヒータなどの負荷の場合に、負荷抵抗が小さい始動時における突入電流を抑制して過大な電力が生じないようにすることができる。

0053

本発明の好ましい実施態様においては、前記電源が交流電源であって、前記所定周期が、交流の半サイクルの整数倍の周期である。

0054

この実施態様によると、本件出願人が先に提案している上述のサイクル制御装置と同様に、交流の電力制御において、ゼロボルトスイッチングによって電気的ノイズの発生を抑制するとともに、従来のサイクル制御装置に比べて高精度な制御が可能になる。

0055

本発明の他の実施態様においては、前記電源が直流電源である。

0056

この実施態様によると、直流電源の電力制御に好適に実施できる。

発明の効果

0057

以上のように本発明によれば、本件出願人が先に提案している上述のサイクル制御装置に比べて構成を簡素化できるとともに、直流電源の電力制御にも適用でき、さらに、複数チャンネルの電力制御において、各チャンネルの負荷への電力供給のタイミングの重なりを抑制できるので、ピーク電流またはピーク電力を抑制して電源容量を低く抑えることができる。

発明を実施するための最良の形態

0058

以下、図面によって、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一つの実施の形態に係る電力制御装置を備える温度制御システム概略構成を示すブロック図である。

0059

この実施の形態の電力制御装置1は、温度調節器、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)あるいはPC(パーソナルコンピュータ)などの上位コントローラ2からの複数チャンネル、この例では、3チャンネル(ch0〜ch2)の入力電力指令値(操作量)が与えられる電力制御演算部5と、この電力制御演算部5の出力に応答して、同一の交流電源または直流電源(交流を整流平滑化した直流も含む)である電源3に並列接続された負荷としての3つのヒータ40〜42に対する電力の供給遮断を行う複数のスイッチング手段としてのスイッチング素子60〜62とを備えている
電力制御演算部5は、入力電力指令値に基づいて、後述のように、スイッチング素子60〜62のONまたはOFFに対応する出力電力指令値を設定して内蔵のON/OFFトリガ回路を介して出力するものである。

0060

スイッチング素子60〜62は、前記電源3が交流電源の場合は、トライアックやサイリスタなどであり、また、SSRなどでもよい。直流電源の場合は、パワートランジスタ、MOS−FETあるいはIGBTなどである。

0061

この実施の形態の電力制御演算部5は、図2のブロック図に示されるように、上位コントローラ2からの各チャンネル毎の入力電力指令値(操作量)を所定周期の1周期保持するサンプル・ホールド部70〜72と、入力された電力指令値(操作量)と、Z−1回路80〜82を介して与えられる1周期前(1サンプリング前)の出力電力指令値(出力量)との差を出力誤差値として演算処理する出力誤差演算部90〜92と、出力誤差演算部90〜92で求めた出力誤差値を、それまでに累積された出力誤差累積値に累積処理する出力誤差累積部100〜102と、この出力誤差累積部100〜102で累積処理された出力誤差累積値と閾値とをそれぞれ比較し、出力誤差累積値が閾値以上のときには、ONに対応する100%の出力電力指令値(出力量)を設定してON/OFFトリガ回路110〜112に出力してスイッチング素子60〜62をONさせてヒータ40〜42へ電力を供給する一方、出力誤差累積値が閾値以上でないときには、OFFに対応する0%の出力電力指令値(出力量)を設定してON/OFFトリガ回路110〜112に出力してスイッチング素子60〜62をOFFさせてヒータ40〜42への電力を遮断する比較器120〜122とを備えており、例えば、マイクロコンピュータによって構成されている。

0062

この電力制御演算部5では、各チャンネルch0〜ch2毎に、次のような処理が行われる。

0063

例えば、チャンネルch0では、上位コントローラ2から与えられる0〜100%の入力電力指令値(操作量)が、所定周期毎に、サンプル・ホールド部70でサンプルホールドされる。このサンプルホールドされた入力電力指令値と、Z−1回路80を介して与えられる1周期前のONまたはOFFに対応する100%または0%の出力電力指令値との差が、出力誤差演算部90で出力誤差値として算出される。この出力誤差値が、出力誤差累積部100でそれまでに累積された出力誤差値に累積されて出力誤差累積値が算出される。

0064

この算出された出力誤差累積値と閾値とが、比較器120で比較され、比較器120は、出力誤差累積値が閾値以上のときには、ONに対応する100%の出力電力指令値を設定してON/OFFトリガ回路110を介してスイッチング素子60をONさせてヒータ40へ電力を供給し、出力誤差累積値が閾値以上でないときには、OFFに対応する0%の出力電力指令値を設定してON/OFFトリガ回路110を介してスイッチング素子60をOFFさせてヒータ40への電力を遮断する。

0065

このようにして所定周期毎に、入力電力指令値と出力電力指令値との出力誤差を累積し、累積した出力誤差累積値を閾値と比較してその比較結果に応じて、ONまたはOFFに対応する出力電力指令値を設定してスイッチング素子60〜62をON/OFF制御するものである。

0066

これによって、電源3を交流電源とし、所定周期を交流の半サイクルとすると、上述の本件出願人が先に提案しているサイクル制御装置と同様に、ゼロボルトスイッチングによって電気的ノイズの発生を抑制することができるとともに、制御周期が固定であって、1サイクルを単位としてON/OFFを制御する従来のサイクル制御装置に比べて、出力応答が速く高精度な制御が可能となる。

0067

しかも、先に提案しているサイクル制御装置は、出力誤差値の演算、出力誤差値の累積、入力指令値と出力誤差累積値との加算、この加算値と閾値との比較という処理を行うのに対して、この実施の形態では、入力指令値と出力誤差累積値との加算処理を行う必要がなく、構成が簡素化される。

0068

さらに、この実施の形態では、各チャンネルch0〜ch2の3つのヒータ40〜42に電力を供給するタイミングが一致して合計のピーク電流が大きくなるのを抑制するために、次のように構成している。

0069

すなわち、この実施の形態では、或るチャンネルの出力電力指令値(出力量)がONに対応する出力電力指令値に設定されて負荷に電力が供給されるときには、他のチャンネルの閾値を増加させて他のチャンネルの出力電力指令値がONに対応する出力電力指令値に設定されるのを抑制し、他のチャンネルの負荷への電力の供給を抑制し、増加させた閾値を一定周期でリセットする閾値変更部13を設けている。

0070

この実施の形態では、各チャンネルch0〜ch2の処理は、順番に行われるのであるが、閾値変更部13では、先に処理されるチャンネルの出力電力指令値(出力量)がONに対応する出力電力指令値に設定されて負荷に電力が供給されるときには、後に処理されるチャンネルの閾値を増加させて後のチャンネルの負荷への電力の供給を抑制し、増加させた閾値を一定周期でリセットするようにしている。

0071

すなわち、閾値変更部13は、チャンネルch0の比較器120で、出力誤差累積値が閾値以上となってONに対応する100%の出力電力指令値(出力量)が設定されてON/OFFトリガ回路110に出力されてヒータ40が通電されるときには、チャンネルch1の比較器121における閾値を増加させるとともに、チャンネルch2の比較器122における閾値を増加させるものであり、この結果、チャンネルch0のヒータ40が通電されるときには、チャンネルch1およびチャンネルch2のONに対応する100%の出力電力指令値(出力量)の設定が抑制されてヒータ41,42の通電が抑制されることになる。この増加した閾値は、一定周期、この実施の形態では、前記所定周期毎にリセットされる。

0072

また、チャンネルch0の比較器120で、出力誤差累積値が閾値以上でなく、ONに対応する100%の出力電力指令値を設定しないときには、チャンネルch1の比較器121における閾値は増加されないので、この比較器121で出力誤差累積値が閾値以上となってONに対応する100%の出力電力指令値が設定されてヒータ41が通電されるときには、チャンネルch2の比較器122における閾値を増加させるものであり、この結果、チャンネルch1のヒータ41が通電されるときには、チャンネルch2のONに対応する100%の出力電力指令値の設定が抑制されることになる。

0073

また、チャンネルch0の比較器120で、出力誤差累積値が閾値以上でなく、ONに対応する100%の出力電力指令値を設定せず、さらに、チャンネルch1の比較器121で出力誤差累積値が閾値以上でなく、ONに対応する100%の出力電力指令値を設定しないときには、チャンネルch2の閾値は増加しないので、チャンネルch2の比較器122で出力誤差累積値が閾値以上となったときには、ONに対応する100%の出力電力指令値を設定してヒータ42が通電されることになる。

0074

すなわち、所定周期毎に、先のチャンネルであるチャンネルch0がONに対応する100%の出力電力指令値を設定してヒータ40に通電するときには、後のチャンネルであるチャンネルch1およびチャンネルch2の閾値を増加させてONに対応する出力電力指令値の設定を抑制し、チャンネルch0がONに対応する100%の出力電力指令値を設定しないときには、チャンネルch1の閾値を増加させず、先のチャンネルであるチャンネルch1がONに対応する100%の出力電力指令値を設定してヒータ41に通電するときには、後のチャンネルであるチャンネルch2の閾値を増加させてONに対応する出力電力指令値の設定を抑制し、先のチャンネルであるチャンネルch0およびチャンネルch1がONに対応する100%の出力電力指令値を設定しないときには、後のチャンネルであるチャンネルch2の閾値を増加させないようにするものである。

0075

これによって、同一タイミングでONに対応する100%の出力電力指令値が設定されるのを抑制し、同一タイミングで各ヒータ40〜42が通電されるのを抑制するものである。

0076

次に、この閾値変更部13を含む電力制御演算部5における処理を、図3フローチャート、表1および図4に基づいて詳細に説明する。

0077

表1は、所定周期毎の各チャンネルch0〜ch2の入力電力指令値(操作量)、出力誤差値、出力誤差累積値、閾値および出力電力指令値(出力量)をそれぞれ示している。また、図4(a)〜(d)は、各チャンネルch0〜ch2の出力電流および出力電流の合計を示しており、この図4においては、正の値で示している。

0078

ここでは、各チャンネルch0〜ch2の負荷(ヒータ)容量が、2A、1A、0.5Aであり、各チャンネルの入力電力指令値(操作量)が、40%、60%、80%である場合を示している。

0079

図3に示されるように、先ず初回処理であるか否かを判断し(ステップST1)、初回処理であるので、各チャンネルch0〜ch2のヒータ容量に対応する係数k(k0〜k2)を設定する(ステップST2)。この係数kは、ヒータ容量に対応して設定するものであり、全チャンネルch0〜ch2の負荷容量が同一である場合には、例えば、k(0)〜k(2)=1とし、チャンネルch0からチャンネルch2に順番に負荷容量が小さくなる場合には、例えば、k(0)=3、k(1)=2、k(2)=1とする。

0080

ここでは、各チャンネルch0〜ch2のヒータ容量が、上述のように2A、1A、0.5Aであるので、ヒータ容量に比例するように、k0=2、k1=1、k2=0.5に設定している。

0081

次に、初回処理であるので、各チャンネルch0〜ch2の出力誤差累積値を0%とし(ステップST3)、さらに、閾値の初期設定を、例えば、50%とし(ステップST4)、チャンネル番号nを、最初のチャンネルch0である0とする(ステップST5)。

0082

次に、チャンネルch0の操作量(入力電力指令値)から出力量(出力電力指令値)を減算して出力誤差値を算出する(ステップST6)。表1の周期No.1に示されるように、チャンネルch0の操作量(入力電力指令値)は40%、出力量(出力電力指令値)は、初回であるのでOFFに対応する0%であり、チャンネルch0の出力誤差値は、40%となる。この出力誤差値を、それまでの出力誤差累積値に累積する(ステップST7)。チャンネルch0の出力誤差値は、40%であり、初回であるので、出力誤差累積値は0%であり、したがって、出力誤差累積値は、表1の周期No.1に示されるように、40%となる。

0083

次に、この出力誤差累積値と閾値とを比較し、閾値以上であるか否かを判断する(ステップST8)。出力誤差累積値が、閾値以上であるときには、ONに対応する100%を今回の出力量、すなわち、出力電力指令値として設定してステップST11に移り(ステップST9)、出力誤差累積値が、閾値以上でないときには、OFFに対応する0%を今回の出力量、すなわち、出力電力指令値として設定してステップST11に移る(ステップST10)。

0084

閾値は、ステップST4で設定したように50%であるので、出力誤差累積値40%は、閾値以上でなく、ステップST10に移り、表1の周期No.1に示されるように、チャンネルch0の出力量(出力電力指令値)がOFFに対応する0%となる。

0085

ステップST11では、チャンネルch0の出力電力指令値(今回の出力量)が決定したので、次のチャンネルch1の閾値を、閾値+k×今回出力量として算出する。この場合、チャンネルch0の閾値は50%、チャンネルch0のkは2、今回出力量は0%であるので、チャンネルch1の閾値は、表1の周期No.1に示されるように、50%(=50+2×0)となる。

0086

次に、チャンネル番号nに1を加えて新たなチャンネルch1とし(ステップST12)、全チャンネルについて終了したか否かを判断し(ステップST13)、終了していないので、ステップST6に戻り、チャンネルch1について、出力誤差値を算出する。この場合、チャンネルch1の出力量(出力電力指令値)は、初回であるのでOFFに対応する0%、操作量(入力電力指令値)は、60%であるので、出力誤差値は、表1の周期No.1に示されるように、60%となる。

0087

この出力誤差値を、それまでの出力誤差累積値に累積する(ステップST7)。初回であるので、出力誤差累積値は0%であり、したがって、チャンネルch1の出力誤差累積値は、表1の周期No.1に示されるように、60%となる。

0088

この出力誤差累積値は、上述のステップST11で算出したチャンネルch1の閾値50%以上であるので、表1の周期No.1に示されるように、チャンネルch1の今回出力量(出力電力指令値)をONに対応する100%に設定し(ステップST9)、次のチャンネルch2の閾値を、閾値+k×今回出力量として算出する(ステップST9)。この場合、チャンネルch1の閾値は50%、kは1、今回出力量(出力電力指令値)は100%であるので、チャンネルch2の閾値は、表1の周期No.1に示されるように、150%(=50+1×100)となる(ステップST11)。

0089

すなわち、先のチャンネルであるチャンネルch1の出力電力指令値として、ONに対応する100%が設定されたので、後のチャンネルであるチャンネルch2の閾値が増加することになる。

0090

次に、チャンネル番号nに1を加えて新たなチャンネルch2とし(ステップST12)、全チャンネルについて終了したか否かを判断し(ステップST13)、終了していないので、ステップST6に戻り、チャンネルch2について、出力誤差値を算出する。この場合、チャンネルch2の操作量(入力電力指令値)は80%であり、初回であるので出力量(出力電力指令値)は、OFFに対応する0%であり、出力誤差値は、表1の周期No.1に示されるように、80%となる。

0091

この出力誤差値を、それまでの出力誤差累積値に累積する(ステップST7)。初回であるので、出力誤差累積値は0%であり、したがって、チャンネルch2の出力誤差累積値は、表1の周期No.1に示されるように、80%となる。

0092

この出力誤差累積値は、上述のステップST11で算出したチャンネルch2の閾値150%以上でないので、表1の周期No.1に示されるように、チャンネルch2の今回出力量(出力電力指令値)をOFFに対応する0%とし(ステップST10)、次のチャンネルch3、この場合、次のチャンネルch3は、存在しないが、その閾値を、閾値+k×今回出力量として算出する(ステップST11)。

0093

次に、チャンネル番号nに1を加えて新たなチャンネルch3とし(ステップST12)、全チャンネルについて終了したか否かを判断し(ステップST13)、終了したので、最初の周期No.1の処理を終了する。

0094

この最初の周期No.1では、チャンネルch0がONに対応する100%の出力電力指令値(出力量)を設定しないので、チャンネルch1の閾値が50%のままで増加せず、これによって、チャンネルch1の出力誤差累積値が50%の閾値以上となってONに対応する100%の出力電力指令値(出力量)を設定し、チャンネルch2の閾値が、50%から150%に増加し、チャンネルch2からは、ONに対応する100%の出力電力指令値(出力量)が設定されないことになる。

0095

この電力制御装置1の後段のスイッチング素子60〜62では、上述のステップST9のONに対応する100%の出力電力指令値(出力量)の設定に応じて、次の周期でON制御される。なお、図4においては、対応関係が明瞭となるように、出力は、次の周期ではなく、同じ周期で示している。

0096

次の周期、すなわち、表1の周期No.2では、ステップST1に戻り、初回処理であるか否かを判断し、初回処理ではないので、閾値を、例えば、50%とし(ステップST4)、変更された閾値をリセットし、チャンネル番号nを0とする(ステップST5)。

0097

次に、チャンネルch0の操作量(入力電力指令値)と出力量(出力電力指令値)との出力誤差値を算出する(ステップST6)。表1の周期No.1に示されるように、出力電力指令値(出力量)は、OFFに対応する0%であり、操作量(入力電力指令値)は、40%であるので、表1の周期No.2に示されるように、チャンネルch0の出力誤差値は、40%となる。

0098

この出力誤差値を、それまでの出力誤差累積値に累積する(ステップST7)。チャンネルch0の出力誤差値は、40%であり、それまでの出力誤差累積値は、表1の周期No.1に示されるように、40%であるので、出力誤差累積値は、表1の周期No.2に示されるように、80%となる。

0099

次に、この出力誤差累積値と閾値とを比較し、閾値以上であるか否かを判断する(ステップST8)。閾値は、ステップST4で設定したように50%であるので、出力誤差累積値80%は、閾値以上となり、ステップST9に移り、表1の周期No.2に示されるように、チャンネルch0の今回出力量(出力電力指令値)をONに対応する100%として設定し、次のチャンネルch1の閾値を、閾値+k×今回出力量として算出する(ステップST9)。この場合、チャンネルch0の閾値は50%、kはチャンネルch0のヒータ容量に比例した2、今回出力量(出力電力指令値)はONに対応する100%であるので、チャンネルch1の閾値は、表1の周期No.2に示されるように、250%(=50+2×100)となる(ステップST11)。

0100

すなわち、先のチャンネルであるチャンネルch0の出力電力指令値として、ONに対応する100%が設定されたので、後のチャンネルであるチャンネルch1の閾値が増加することになる。

0101

次に、チャンネル番号nに1を加えて新たなチャンネルch1とし(ステップST12)、全チャンネルについて終了したか否かを判断し(ステップST13)、終了していないので、ステップST6に戻り、チャンネルch1について、出力誤差値を算出する。この場合、チャンネルch1の出力量(出力電力指令値)は、表1の周期No.1に示されるようにONに対応する100%であり、操作量(入力電力指令値)は、60%であるので、出力誤差値は、表1の周期No.2に示されるように、−40%(=60−100)となる。

0102

この出力誤差値を、それまでの出力誤差累積値に累積する(ステップST7)。それまでの出力誤差累積値は、表1の周期No.1に示されるように、60%であるので、チャンネルch1の出力誤差累積値は、表1の周期No.2に示されるように、20%(=60−40)となる。

0103

この出力誤差累積値は、上述のステップST11で算出したチャンネルch1の閾値250%以上でないので、表1の周期No.2に示されるように、チャンネルch1の今回出力量(出力電力指令値)はOFFに対応する0%となり(ステップST10)、次のチャンネルch2の閾値を、閾値+k×今回出力量として算出する(ステップST9)。この場合、チャンネルch1の閾値は250%、kは1、今回出力量は0%であるので、チャンネルch2の閾値は、表1の周期No.2に示されるように、250%(=250+1×0)となる(ステップST11)。

0104

すなわち、先のチャンネルであるチャンネルch0の出力電力指令値として、ONに対応する100%が設定されたので、後のチャンネルであるチャンネルch2の閾値が増加することになる。

0105

次に、チャンネル番号nに1を加えて新たなチャンネルch2とし(ステップST12)、全チャンネルについて終了したか否かを判断し(ステップST13)、終了していないので、ステップST6に戻り、チャンネルch2について、出力誤差値を算出する。この場合、チャンネルch2の操作量(入力電力指令値)は80%であり、出力量(出力電力指令値)は、表1の周期No.1に示されるように、OFFに対応する0%であり、出力誤差値は、表1の周期No.2に示されるように、80%となる。

0106

この出力誤差値を、それまでの出力誤差累積値に累積する(ステップST7)。それまでの出力誤差累積値は、表1の周期No.1に示されるように、80%であり、したがって、チャンネルch2の出力誤差累積値は、表1の周期No.2に示されるように、160%となる。

0107

この出力誤差累積値は、上述のステップST11で算出したチャンネルch2の閾値250%以上でないので、表1の周期No.2に示されるように、チャンネルch2の今回出力量(出力電力指令値)はOFFに対応する0%となり(ステップST10)、次のチャンネル、この場合、次のチャンネルch3は、存在しないが、そのチャンネルch3の閾値を、閾値+k×今回出力量として算出する(ステップST11)。

0108

次に、チャンネル番号nに1を加えて新たなチャンネルch3とし(ステップST12)、全チャンネルについて終了したか否かを判断し(ステップST13)、終了したので、周期No.2の処理を終了する。

0109

この周期No.2の第2の周期では、チャンネルch0がONに対応する100%の出力電力指令値(出力量)を設定したので、チャンネルch1およびch2の閾値が、50%から250%に増加し、これによって、チャンネルch1およびチャンネルch2では、ONに対応する100%の出力電力指令値(出力量)が設定されないことになる。

0110

さらに次の周期No.3の第3の周期では、ステップST1に戻り、初回処理であるか否かを判断し、初回処理ではないので、閾値を50%とし(ステップST4)、チャンネル番号nを0とする(ステップST5)。

0111

次に、チャンネルch0の操作量(入力電力指令値)と出力量(出力電力指令値)との出力誤差値を算出する(ステップST6)。表1の周期No.2に示されるように、出力量(出力電力指令値)は、ONに対応する100%であり、操作量(入力電力指令値)は、40%であるので、表1の周期No.3に示されるように、チャンネルch0の出力誤差値は、−60%となる。

0112

この出力誤差値を、それまでの出力誤差累積値に累積する(ステップST7)。チャンネルch0の出力誤差値は、−60%であり、それまでの出力誤差累積値は、表1の周期No.2に示されるように、80%であるので、出力誤差累積値は、表1の周期No.3に示されるように、20%となる。

0113

次に、この出力誤差累積値と閾値とを比較し、閾値以上であるか否かを判断する(ステップST8)。閾値は、ステップST4で設定したように50%であるので、出力誤差累積値20%は、閾値以上ではなく、ステップST10に移り、表1の周期No.3に示されるように、チャンネルch0の今回出力量(出力電力指令値)をOFFに対応する0%とし、次のチャンネルch1の閾値を、閾値+k×今回出力量として算出する(ステップST9)。この場合、チャンネルch0の閾値は50%、kは2、今回出力量(出力電力指令値)は0%であるので、チャンネルch1の閾値は、表1の周期No.3に示されるように、50%(=50+2×0)となる(ステップST11)。

0114

次に、チャンネル番号nに1を加えて新たなチャンネルch1とし(ステップST12)、全チャンネルについて終了したか否かを判断し(ステップST13)、終了していないので、ステップST6に戻り、チャンネルch1について、出力誤差値を算出する。この場合、チャンネルch1の出力量(出力電力指令値)は、表1の周期No.2に示されるようにOFFに対応する0%であり、操作量(入力電力指令値)は、60%であるので、出力誤差値は、表1の周期No.3に示されるように、60%となる。

0115

この出力誤差値を、それまでの出力誤差累積値に累積する(ステップST7)。それまでの出力誤差累積値は、表1の周期No.2に示されるように、20%であるので、チャンネルch1の出力誤差累積値は、表1の周期No.3に示されるように、80%となる。

0116

この出力誤差累積値は、上述のステップST11で算出したチャンネルch1の閾値50%以上であるので、表1の周期No.3に示されるように、チャンネルch1の今回出力量(出力電力指令値)としてONに対応する100%を設定し(ステップST9)、次のチャンネルch2の閾値を、閾値+k×今回出力量として算出する(ステップST9)。この場合、チャンネルch1の閾値は50%、kは1、今回出力量はONに対応する100%であるので、チャンネルch2の閾値は、表1の周期No.3に示されるように、150%(=50+1×100)となる(ステップST11)。

0117

すなわち、先のチャンネルであるチャンネルch1の出力電力指令値として、ONに対応する100%が設定されたので、後のチャンネルであるチャンネルch2の閾値が増加することになる。

0118

次に、チャンネル番号nに1を加えて新たなチャンネルch2とし(ステップST12)、全チャンネルについて終了したか否かを判断し(ステップST13)、終了していないので、ステップST6に戻り、チャンネルch2について、出力誤差値を算出する。この場合、チャンネルch2の操作量(入力電力指令値)は80%であり、出力量(出力電力指令値)は、表1の周期No.2に示されるように、OFFに対応する0%であり、出力誤差値は、表1の周期No.3に示されるように、80%となる。

0119

この出力誤差値を、それまでの出力誤差累積値に累積する(ステップST7)。それまでの出力誤差累積値は、表1の周期No.2に示されるように、160%であり、したがって、チャンネルch2の出力誤差累積値は、表1の周期No.3に示されるように、240%となる。

0120

この出力誤差累積値は、上述のステップST11で算出したチャンネルch2の閾値150%以上であるので、表1の周期No.3に示されるように、チャンネルch2の今回出力量(出力電力指令値)としてONに対応する100%を設定し(ステップST9)、次のチャンネル、この場合、次のチャンネルch3は、存在しないが、そのch3の閾値を、閾値+k×今回出力量として算出する(ステップST11)。

0121

次に、チャンネル番号nに1を加えて新たなチャンネルch3とし(ステップST12)、全チャンネルについて終了したか否かを判断し(ステップST13)、終了したので、周期No.3の処理を終了する。

0122

この周期No.3の第3の周期では、チャンネルch0がONに対応する100%の出力電力指令値(出力量)を設定しないので、チャンネルch1の閾値が50%のままであり、これによって、チャンネルch1の出力誤差累積値が閾値以上となってONに対応する100%の出力電力指令値(出力量)を設定し、チャンネルch2の閾値が、50%から150%に増加するものの、チャンネルch2の出力誤差累積値が増大して閾値以上となり、チャンネルch2からONに対応する100%の出力電力指令値(出力量)が出力される。

0123

以降の各周期も以上同様の処理が為されることになり、図4の各チャンネルch0〜ch2の出力に示されるように、ピーク電流の重なりが抑制されることになる。

0124

このように各チャンネルに電力を供給するタイミングをずらしてピーク電力またはピーク電流を抑制しているので、電源容量を低くできる。

0125

また、ヒータ容量に比例した係数k0〜k2を用いて閾値を増加させるとともに、上述のように、ヒータ容量の大きなチャンネルから順番に演算処理することにより、容量の大きなヒータに電流が流れたときには、閾値の増加量が多くなって各チャンネルの電力供給のタイミングがより分散されることになり、それを大きなチャンネルの順で行うことにより、より確実に電力供給のタイミングが分散され、ピーク電流を抑制できることになる。

0126

なお、上位コントローラ2からの入力電力指令値(操作量)が、例えば、100%といった高い値であるときには、結局、電力供給のタイミングは重なることになるのであるが、例えば、拡散炉CVD装置成形機などの各種の熱処理装置などの温度制御においては、最初の立ち上げ時には、100%といった高い操作量(入力電力指令値)が必要とされるけれども、目標温度整定した後は、高くても20〜30%程度の操作量(入力電力指令値)となり、この期間が長く継続されるので、本発明によれば、この長い期間において、電力供給のタイミングの重なりを抑制して効果的にピーク電力またはピーク電流を抑制できることになる。

0127

図5は、上述の図1の構成において、電源3を交流電源14とするとともに、スイッチング素子60〜62をトライアック150〜152とし、上述の所定周期を、交流の半サイクルの整数(この実施の形態では1)倍の周期とした電力制御装置の要部の構成図であり、図1に対応する部分には、同一の参照符号を付す。

0128

また、図6は、この交流の電力制御装置による電力の制御波形を示しており、同図(a)〜(c)は、各チャンネルch0〜ch2の波形を示し、同図(d)は、合計の波形を示している。この図6においては、各ch0〜ch2の操作量(入力電力指令値)は、上述と同様、すなわち、40%、60%、80%である。

0129

図7は、上述の図1の構成において、電源3を直流電源16とするとともに、スイッチング素子60〜62をパワートランジスタ170〜172とし、所定周期を、例えば、1msecとした直流の電力制御装置の要部の構成図であり、図1に対応する部分には、同一の参照符号を付す。

0130

また、図8は、この直流の電力制御装置の電流波形を示しており、同図(a)〜(c)は、各チャンネルch0〜ch2の電流波形を示し、同図(d)は、合計の電流波形を示している。この図8においては、各ch0〜ch2の操作量(入力電力指令値)を33%とした場合を示している。

0131

(実施の形態2)
図9は、本発明の他の実施の形態の要部の概略構成図であり、上述の図1に対応する部分には、同一の参照符号を付す。

0132

上述の実施の形態1では、電力制御装置1は、上位コントローラ2からの複数チャンネル、上述の例では、3チャンネル(ch0〜ch2)の入力電力指令値(操作量)に応じて、同一の電源3に並列接続された負荷としての3つのヒータ40〜42に供給する電力をスイッチング制御したけれども、この実施の形態では、各チャンネルch0〜ch2毎に、電力制御装置10〜12を個別に備えており、各電力制御装置10〜12毎に、各チャンネルch0〜ch2のスイッチング素子60〜62のON/OFF(スイッチング)制御を行うものである。

0133

さらに、この実施の形態では、3つのヒータ40〜42に電力を供給するタイミングが一致して合計のピーク電流が大きくなるのを抑制するために、各電力制御装置10〜12には、他の電力制御装置の入力電力指令値も上位コントローラ2から与えられており、上述の実施の形態1と同様にして、他の電力制御装置についての出力電力指令値などの演算処理を行い、他の電力制御装置の出力電力指令値に基づいて、閾値の変更およびそのリセットを行うものである。

0134

すなわち、各電力制御装置10〜12は、それぞれ上述の実施の形態1の電力制御装置1としての機能を有し、該当するチャンネルについてのみ、実際に出力電力指令値を設定してON/OFFトリガ回路を介してスイッチング素子60〜62を制御するものである。

0135

表2は、上述の表1と同様に、所定周期毎の各チャンネルch0〜ch2の入力電力指令値(操作量)、出力誤差値、出力誤差累積値、閾値および出力電力指令値(出力量)をそれぞれ示すとともに、それらのデータが、チャンネルch0の電力制御装置10においてどのように使用されるかを示すものである。

0136

この表2に示されるように、例えば、電力制御装置10では、チャンネルch0についての出力電力指令値によってスイッチング素子60のON/OFF制御を行い、チャンネルch1,2については、内部での演算に使用するものである。

0137

同様に、電力制御装置11では、チャンネルch1についての出力電力指令値によってスイッチング素子61のON/OFF制御を行い、チャンネルch0,2については、内部での演算に使用し、また、電力制御装置12では、チャンネルch2についての出力電力指令値によってスイッチング素子62のON/OFF制御を行い、チャンネルch0,1については、内部での演算に使用するものである。

0138

このように、各電力制御装置10〜12は、当該チャンネルの出力電力指令値のみならず、他のチャンネルの出力電力指令値も演算してその電力制御の状態を把握し、各電力制御装置10〜12の互いの電力供給のタイミングをずらすものである。

0139

なお、この実施の形態では、各電力制御装置10〜12の動作の同期をとる必要があるが、例えば、上位コントローラ2から与えられる同期用のクロックによって各電力制御装置10〜12の同期がとられる。

0140

また、上述の実施の形態では、電力制御装置1にスイッチング素子60〜62を内蔵させたけれども、この実施の形態では、電力制御装置10〜12外に、スイッチング素子60〜62を外付けしている。このように外付けする構成とすることにより、例えば、SSRなどを用いた場合には、その容量を自由に変更したり、故障時のメンテナンスが容易となる。

0141

なお、本発明の他の実施の形態として、例えば、図10に示されるように、各電力制御装置10〜12を、RS485などのシリアル通信インターフェイスで接続し、上位コントローラ2からの入力電力指令値(操作量)などを、少ない配線で伝達するように構成してもよい。

0142

以上のような構成によれば、各チャンネルchが独立した構成となるので、1チャンネルずつの増設が容易となり、ユーザのアプリケーションに応じたシステム構成が可能となる。

0143

なお、この実施の形態2では、各電力制御装置10〜12は、各1チャンネルのみの電力制御を行なったけれども、1台の電力制御装置で複数のチャンネル、例えば、チャンネルch0,ch1の2チャンネルの電力制御を行うようにしてもよく、この場合には、2チャンネルの電力制御を行う電力制御装置と、1チャンネルのみの電力制御装置とによって、互いに電力供給のタイミングをずらしながら3チャンネルの電力制御を行なうことになる。

0144

(実施の形態3)
図11は、本発明の他の実施の形態の概略構成図であり、上述の図1に対応する部分には、同一の参照符号を付す。

0145

この実施の形態の電力制御装置1−1は、CTなどによって負荷電流計測する電流計測回路18と、電源電圧を計測する電圧計測回路19とを備えるとともに、電力制御演算部5−1は、計測値に基づいて負荷インピーダンスを演算して上位コントローラ2から与えられる入力電力指令値(操作量)を補正する機能を有しており、負荷インピーダンスの変動を補正している。

0146

ハロゲンヒータなどの負荷では、ヒータの温度によって抵抗値が大きく変化し、始動時には、ヒータの温度が低く、抵抗値が小さいために、大きな突入電流が流れ、電力が過大になる場合がある。

0147

そこで、この実施の形態では、負荷のインピーダンスを演算して入力電力指令値(操作量)を補正することによって、過大な電力とならないようにするものである。

0148

ここで、1チャンネル分について説明すると、始動時の抵抗値が低いときのヒータの抵抗値をR1とし、電流計測回路18および電圧計測回路19による電流I1、電圧V1が計測されたとすると、抵抗負荷であるので、R1=V1/I1となる。

0149

温度が安定したときの抵抗値をR0とし、このR0の具体的な値は、別途、電流計測回路18および電圧計測回路19で計測して求めておき、電力制御装置1−1に予め記憶させておく。

0150

そして、始動時の出力演算を次のようにして行う。

0151

上位コントローラ2からの入力電力指令値(操作量)をX(%)とし、このときの抵抗値R1であったとすると、入力電力指令値(操作量)を、
Y=X*(R1/R0)で補正する。例えば、R1が、R0の1/2の抵抗値であったとすると、Y=X/2となる。そして、入力電力指令値(操作量)を、Y(%)であるとして誤差演算を行うのである。

0152

これによって、抵抗値が小さく、大きな電流が流れるときには、入力電力指令値(操作量)を小さくみなすように補正をすることにより、出力の間隔がまばらとなり、平均的な出力電力としては、過大にならないように制御することができる。

0153

なお、この補正の頻度は、ヒータの温度変化の速度に応じて調整すればよい。

0154

(その他の実施の形態)
上述の各実施の形態では、複数チャンネルの制御について説明したけれども、本発明は、図12に示されるように、一つのチャンネルの制御を行うものであってもよく、この場合には、他のチャンネルを考慮して電力供給のタイミングをずらす必要がなく、閾値変更手段は不要となる。すなわち、図12の電力制御演算部5−2は、上述の図2において、一つのチャンネルに対応するサンプル・ホールド部70、Z−1回路80、出力誤差演算部90、出力誤差累積部100、ON/OFFトリガ回路110および比較器120を備えており、比較器120の閾値は変更されない構成となっている。

0155

上述の実施の形態では、閾値を増加させる係数k0〜k2を、ヒータ容量に比例させるとともに、ヒータ容量の大きな順番で演算処理したけれども、本発明の他の実施の形態として、係数k0〜k2を、ヒータ容量に比例させるだけで、ヒータ容量の大きな順番で演算処理しなくてもよい。この場合であっても、閾値の増加量がヒータ容量に比例することになり、電力供給のタイミングを分散させる上で有効となる。

0156

上述の実施の形態では、各チャンネルの処理を順番に行ったけれども、本発明の他の実施の形態として、各チャンネルの出力誤差値の演算処理および出力誤差値の累積処理を並行して行うようにしてもよい。、
本発明は、増加させた閾値のリセットの周期、閾値およびその増加量も上述の実施の形態に限らないのは勿論である。

0157

また、本発明の他の実施の形態として、電力制御装置を温度調節器に内蔵させる構成としてもよい。

0158

本発明は、交流または直流の電力の制御に有用である。

図面の簡単な説明

0159

本発明の一つの実施の形態に係る温度制御システムの概略構成図である。
図1の電力制御演算部のブロック図である。
図1の実施の形態の動作説明に供するフローチャートである。
図1の実施の形態の出力電流を示す図である。
交流電源に適用した場合の図1の要部の構成図である。
図5の電流波形を示す図である。
直流電源に適用した場合の図1の要部の構成図である。
図7の電流波形を示す図である。
本発明の他の実施の形態の構成図である。
図9の構成の一例を示す図である。
本発明の他の実施の形態の構成図である。
本発明の更に他の実施の形態の構成図である。

符号の説明

0160

1,10〜12,1−1,1−2電力制御装置
2上位コントローラ
3電源
40〜42ヒータ
5,5−1電力制御演算部
60〜62スイッチング素子
90〜92誤差演算部
100〜102出力誤差累積部
120〜122比較器
13閾値変更部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社タムラ製作所の「 交流電圧の極性検出器及びこれを用いた電源装置」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】極性検出のための新たな技術を提供する。【解決手段】極性検出回路130は、入力される交流電圧の極性の変化をインピーダンスの変化に変換する変換器A132と、インピーダンスの変化を一次側へ入力し、絶... 詳細

  • エイブリック株式会社の「 定電流回路及び半導体装置」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】樹脂パッケージに封止される際の応力に対して、定電流値が容易に管理することが可能な定電流回路及び半導体装置を提供する。【解決手段】ドレインが定電流出力端子に接続されたディプリーション型のNMOS... 詳細

  • 新電元工業株式会社の「 逆流防止装置、及び、逆流防止装置の制御方法」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】nMOSトランジスタの閾値に対する調整をせずに、nMOSトランジスタのオン状態を維持しつつ、出力電圧端子に接続される負荷の大きさに基づいてnMOSトランジスタのゲート電圧を制御して、消費電力を... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ