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技術 全輪駆動のためのパラレルシフト伝動装置および前輪駆動車両に横置きするためのパラレルシフト伝動装置

出願人 シェフラーテクノロジーズアクチエンゲゼルシャフトウントコンパニーコマンディートゲゼルシャフト
発明者 ブルクハルトポラク
出願日 2004年1月8日 (16年2ヶ月経過) 出願番号 2004-003006
公開日 2004年8月5日 (15年7ヶ月経過) 公開番号 2004-217204
状態 特許登録済
技術分野 動力伝達装置の配置~駆動 変速機構成
主要キーワード 分配伝動装置 中間伝動装置 駆動原動機 作業法 伝動装置段 公知先行技術 両クラッチディスク 構成スペース
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (11)

課題

パラレルシフト伝動装置が、僅かな所要スペースであらゆる組込み・駆動要求相応に形成されているようにする。

解決手段

2つの入力軸12,14が設けられており、それぞれ1つの入力軸が、固有クラッチを介して、駆動原動機によって駆動される軸に相対回動不能に連結可能であり、入力軸から半径方向の間隔を置いて該入力軸に対して平行に配置された出力軸24が設けられており、前記軸に配置された歯車16,22とシフト装置18,20,26,28とが設けられており、出力軸から半径方向の間隔を置いて支承された、出力軸に配置された第1の被駆動歯車225に相対回動不能に結合された駆動歯車30が設けられているようにした。

概要

背景

ツインクラッチ伝動装置とも呼ばれるパラレルシフト伝動装置には益々関心が持たれている。なぜならば、このパラレルシフト伝動装置によって、牽引力遮断なしにシフトする自動的な伝動装置が実現可能となるからである。この自動的な伝動装置は機械的なシフト伝動装置に類似して形成されていて、相応して、僅かな摩擦損失を有している。

通常、全輪駆動装置は、シフト伝動装置、たとえばパラレルシフト伝動装置に分配伝動装置が続くように形成されている。この分配伝動装置から、フロントアクスルのための駆動軸主伝動装置に対して平行に案内されているので、伝動装置操作装置およびクラッチ操作装置ならびに選択的な電気機械のためのスペースがほとんど残っていない。

概要

パラレルシフト伝動装置が、僅かな所要スペースであらゆる組込み・駆動要求に相応に形成されているようにする。2つの入力軸12,14が設けられており、それぞれ1つの入力軸が、固有クラッチを介して、駆動原動機によって駆動される軸に相対回動不能に連結可能であり、入力軸から半径方向の間隔を置いて該入力軸に対して平行に配置された出力軸24が設けられており、前記軸に配置された歯車16,22とシフト装置18,20,26,28とが設けられており、出力軸から半径方向の間隔を置いて支承された、出力軸に配置された第1の被駆動歯車225に相対回動不能に結合された駆動歯車30が設けられているようにした。

目的

本発明の課題は、このようなパラレルシフト伝動装置の構造を改良して、パラレルシフト伝動装置が、僅かな所要スペースであらゆる組込み・駆動要求に相応に形成されているようにすることである。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

全輪駆動のためのパラレルシフト伝動装置において、2つの入力軸が設けられており、それぞれ1つの入力軸が、固有クラッチを介して、駆動原動機によって駆動される軸に相対回動不能に連結可能であり、入力軸から半径方向の間隔を置いて該入力軸に対して平行に配置された出力軸が設けられており、前記軸に配置された歯車シフト装置とが設けられており、該シフト装置によって、種々異なるギヤ段シフトのために、前記軸の間の相対回動不能な結合が、種々異なる歯車対を介して切換可能であり、出力軸から半径方向の間隔を置いて支承された、出力軸に配置された第1の被駆動歯車に相対回動不能に結合された駆動歯車が設けられており、該駆動歯車が、クラッチに向かって駆動歯車から分岐した、当該伝動装置の前記軸に対して平行な第1の駆動軸と、出力軸によって駆動される、当該伝動装置からクラッチと反対の側で出発する第2の駆動軸とを駆動するために設けられていることを特徴とする、全輪駆動のためのパラレルシフト伝動装置。

請求項2

第2の駆動軸が、入力軸と同軸的に配置されていて、第2の駆動軸に相対回動不能に結合された歯車を介して、出力軸の、クラッチと反対の側の端部に配置された第2の被駆動歯車に噛み合っている、請求項1記載のパラレルシフト伝動装置。

請求項3

第1の被駆動歯車および/または第2の被駆動歯車が、出力軸に剛性的に結合されている、請求項1または2記載のパラレルシフト伝動装置。

請求項4

第1の被駆動歯車および第2の被駆動歯車の少なくとも一方が、一方の入力軸に配置された歯車に噛み合っており、該歯車が、シフト装置によって所属の入力軸に相対回動不能に連結可能である、請求項1または2記載のパラレルシフト伝動装置。

請求項5

少なくとも1つの駆動軸が、シフト機構を介して当該パラレルシフト伝動装置に相対回動不能に連結可能である、請求項1から4までのいずれか1項記載のパラレルシフト伝動装置。

請求項6

電気機械が、第1の駆動歯車の、クラッチと反対の側に配置されていて、ピニオンを有しており、該ピニオンが、出力軸に配置された歯車に噛み合っている、請求項1から5までのいずれか1項記載のパラレルシフト伝動装置。

請求項7

第1の駆動歯車が、第1の駆動歯車に巻掛け手段を介して相対回動不能に結合されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のパラレルシフト伝動装置。

請求項8

第1の被駆動歯車が、第1の駆動歯車に噛み合っている、請求項1から7までのいずれか1項記載のパラレルシフト伝動装置。

請求項9

少なくとも1つの駆動軸が、回転数差ロックするカップリングに接続するために設けられている、請求項1から8までのいずれか1項記載のパラレルシフト伝動装置。

請求項10

特に前輪駆動車両に横置きするためのパラレルシフト伝動装置において、2つの入力軸が設けられており、両入力軸が、それぞれ1つの固有のクラッチを介して、駆動原動機によって駆動される軸に相対回動不能に連結可能であり、入力軸から半径方向の間隔を置いて該入力軸に対して軸線平行に配置された2つの出力軸が設けられており、前記軸に配置された歯車が設けられており、シフト装置が設けられており、該シフト装置によって、種々異なるギヤ段のシフトのために、前記軸の間の相対回動不能な結合が、種々異なる歯車対を介して切換可能であり、それぞれ1つの出力軸に相対回動不能に結合された被駆動歯車が設けられており、該被駆動歯車が、ディファレンシャルの1つの歯車に回転係合しており、少なくとも2つの変速比において、入力軸に配置された歯車の同じ歯車が、互いに異なる出力軸に配置された歯車のそれぞれ1つに噛み合っていることを特徴とする、前輪駆動車両に横置きするためのパラレルシフト伝動装置。

請求項11

両クラッチが、駆動原動機にフランジ接続可能なツインクラッチとして形成されており、該ツインクラッチが、別個に操作可能な2つのクラッチディスクを有しており、それぞれ1つのクラッチディスクが、一方の入力軸に相対回動不能に結合されており、入力軸が、互いに同軸的に配置されており、一方の入力軸が、中空軸として形成されており、他方の入力軸が、中空軸を貫通する軸として形成されている、請求項1から10までのいずれか1項記載のパラレルシフト伝動装置。

請求項12

中空の入力軸を貫いて案内された内側の入力軸に2つの歯車が配置されており、一方の歯車が、第1速、第3速および後退ギヤ段において有効であり、他方の歯車が、第5速において有効である、請求項10または11記載のパラレルシフト伝動装置。

技術分野

0001

本発明は、全輪駆動のためのパラレルシフト伝動装置に関する。さらに、本発明は、特に前輪駆動車両に横置きするためのパラレルシフト伝動装置に関する。

背景技術

0002

ツインクラッチ伝動装置とも呼ばれるパラレルシフト伝動装置には益々関心が持たれている。なぜならば、このパラレルシフト伝動装置によって、牽引力遮断なしにシフトする自動的な伝動装置が実現可能となるからである。この自動的な伝動装置は機械的なシフト伝動装置に類似して形成されていて、相応して、僅かな摩擦損失を有している。

0003

通常、全輪駆動装置は、シフト伝動装置、たとえばパラレルシフト伝動装置に分配伝動装置が続くように形成されている。この分配伝動装置から、フロントアクスルのための駆動軸主伝動装置に対して平行に案内されているので、伝動装置操作装置およびクラッチ操作装置ならびに選択的な電気機械のためのスペースがほとんど残っていない。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明の課題は、このようなパラレルシフト伝動装置の構造を改良して、パラレルシフト伝動装置が、僅かな所要スペースであらゆる組込み・駆動要求に相応に形成されているようにすることである。

課題を解決するための手段

0005

この課題を解決するために本発明の第1の構成では、2つの入力軸が設けられており、それぞれ1つの入力軸が、固有クラッチを介して、駆動原動機によって駆動される軸に相対回動不能に連結可能であり、入力軸から半径方向の間隔を置いて該入力軸に対して平行に配置された出力軸が設けられており、前記軸に配置された歯車シフト装置とが設けられており、該シフト装置によって、種々異なるギヤ段のシフトのために、前記軸の間の相対回動不能な結合が、種々異なる歯車対を介して切換可能であり、出力軸から半径方向の間隔を置いて支承された、出力軸に配置された第1の被駆動歯車に相対回動不能に結合された駆動歯車が設けられており、該駆動歯車が、クラッチに向かって駆動歯車から分岐した、当該伝動装置の前記軸に対して平行な第1の駆動軸と、出力軸によって駆動される、当該伝動装置からクラッチと反対の側で出発する第2の駆動軸とを駆動するために設けられているようにした。さらに、上記課題を解決するために本発明の第2の構成では、2つの入力軸が設けられており、両入力軸が、それぞれ1つの固有のクラッチを介して、駆動原動機によって駆動される軸に相対回動不能に連結可能であり、入力軸から半径方向の間隔を置いて該入力軸に対して軸線平行に配置された2つの出力軸が設けられており、前記軸に配置された歯車が設けられており、シフト装置が設けられており、該シフト装置によって、種々異なるギヤ段のシフトのために、前記軸の間の相対回動不能な結合が、種々異なる歯車対を介して切換可能であり、それぞれ1つの出力軸に相対回動不能に結合された被駆動歯車が設けられており、該被駆動歯車が、ディファレンシャルの1つの歯車に回転係合しており、少なくとも2つの変速比において、入力軸に配置された歯車の同じ歯車が、互いに異なる出力軸に配置された歯車のそれぞれ1つに噛み合っているようにした。

発明の効果

0006

本発明によるパラレルシフト伝動装置では、フロントアクスルのための被駆動装置が伝動装置の前方の領域に配置されているので、パラレルシフト伝動装置の側方アクチュエータおよび選択的に電気機械のためのスペースが設けられている。

0007

有利には、第2の駆動軸が、入力軸と同軸的に配置されていて、第2の駆動軸に相対回動不能に結合された歯車を介して、出力軸の、クラッチと反対の側の端部に配置された第2の被駆動歯車に噛み合っている。

0008

パラレルシフト伝動装置の有利な構成では、第1の駆動歯車および/または第2の駆動歯車が、出力軸に剛性的に結合されている。

0009

パラレルシフト伝動装置の別の有利な構成では、第1の駆動歯車および第2の駆動歯車の少なくとも一方が、一方の入力軸に配置された歯車に噛み合っており、該歯車が、シフト装置によって所属の入力軸に相対回動不能に連結可能である。

0010

全輪駆動の切換可能性は、少なくとも1つの駆動軸が、シフト機構を介して当該パラレルシフト伝動装置に相対回動不能に連結可能であることによって簡単に達成される。

0011

本発明によるパラレルシフト伝動装置の有利な構成では、電気機械が、第1の駆動歯車の、クラッチと反対の側に配置されていて、ピニオンを有しており、該ピニオンが、出力軸に配置された歯車に噛み合っている。

0012

本発明によるパラレルシフト伝動装置の有利な構成では、第1の被駆動歯車が、第1の駆動歯車に巻掛け手段を介して相対回動不能に結合されている。

0013

変更された構成では、第1の被駆動歯車が、第1の駆動歯車に噛み合っている。

0014

有利には、少なくとも1つの駆動軸が、回転数差ロックするカップリングに接続するために設けられている。これによって、困難なオフロードでも確実なトラクションのために働く全輪駆動が提供されている。

0015

本発明によるパラレルシフト伝動装置の有利な構成では、両クラッチが、駆動原動機にフランジ接続可能なツインクラッチとして形成されており、該ツインクラッチが、別個に操作可能な2つのクラッチディスクを有しており、それぞれ1つのクラッチディスクが、一方の入力軸に相対回動不能に結合されており、入力軸が、互いに同軸的に配置されており、一方の入力軸が、中空軸として形成されており、他方の入力軸が、中空軸を貫通する軸として形成されている。

0016

前輪駆動車両に横置きするために設けられた本発明によるパラレルシフト伝動装置の有利な構成では、中空の入力軸を貫いて案内された内側の入力軸に2つの歯車が配置されており、一方の歯車が、第1速、第3速および後退ギヤ段において有効であり、他方の歯車が、第5速において有効である。

発明を実施するための最良の形態

0017

以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。

0018

図1によれば、内燃機関(図示せず)のクランクシャフト2は、全体的に符号6で示したツインクラッチのハウジング4に相対回動不能に結合されている。ツインクラッチ6は2つのクラッチディスク8,10を有している。両クラッチディスク8,10はアクチュエータ(図示せず)によってハウジング4に相対回動不能に係合可能である。クラッチディスク8には入力軸12が相対回動不能に結合されている。この入力軸12は、中空軸として形成された別の入力軸14を貫いて延びている。この入力軸14はクラッチディスク10に相対回動不能に結合されている。

0019

入力軸12にはピニオンもしくは歯車161,16Rが剛性的に結合されている。入力軸12には歯車165,163が回転可能に支承されている。この歯車165,163はシフト機構18によって選択的に入力軸12に相対回動不能に係合可能である。

0020

中空軸として形成された入力軸14には歯車162,164が相対回動不能に結合されている。さらに、入力軸14には歯車166が支承されている。この歯車166はシフト機構20を介して入力軸14に相対回動不能に係合可能である。歯車16は歯車221〜22Rに噛み合っている。この場合、歯車226,225,223は、入力軸12,14に対して平行に配置された出力軸24に剛性的に結合されている。これに対して、歯車222,224,221,22Rは出力軸24に支承されていて、シフト機構26,28によって選択的に出力軸24に相対回動不能に係合可能である。

0021

被駆動歯車を形成する歯車225は駆動歯車30に噛み合っている。この駆動歯車30は駆動軸32に相対回動不能に結合されている。この駆動軸32は、回転数差でロックするカップリングK、たとえばビスカスカップリングを介して、車両の、前輪に通じるパワートレーン破線参照)に結合されている。

0022

出力軸24の、ツインクラッチ6と反対の側の端部には、相対回動不能に別の被駆動歯車34が配置されている。この被駆動歯車34は、入力軸12,14と同軸的に支承された歯車36に噛み合っている。この歯車36は駆動軸38に相対回動不能に結合されている。この駆動軸38は車両の後輪に通じている。

0023

ツインクラッチ6ならびにシフト機構18,20,26,28の構造および機能は自体公知であり、したがって、詳しく説明しない。

0024

各歯車と各軸とをシフト機構により相対回動不能に結合することによって、図1数字もしくは文字で示したギヤ段がシフトされる。この場合、シフトされたギヤ段において、それぞれ数字もしくは文字Rの上方に位置する歯車対が、出力軸24と両入力軸14,12の一方との間の相対回動不能な結合を形成している。

0025

図1から直接に明らかであるように、フロントアクスルのための出力は、通常、長手方向で車両内に組み込まれたツインクラッチ伝動装置の中間のもしくは前方の領域の高さで前方に分岐しており、後輪への入力は入力軸に対して同軸的に後方に行われ、ツインクラッチ伝動装置の側方および斜め後方には、クラッチおよびシフト機構に用いられるアクチュエータを収納するためのスペースが設けられている。この場合、アクティブインタロックを備えた伝動装置アクチュエータによって行われる切換もしくはシフトも可能である。

0026

図2には、図1に対して僅かに変更されたツインクラッチ伝動装置の構成が示してある。この構成では、図1に対して変更された部材にしか符号を付していない。図2に示した構成では、前輪に通じる駆動軸32がシフト機構40を介して駆動歯車30に相対回動不能に連結可能であるので、前輪駆動が完全に遮断可能となる。

0027

当然ながら、前輪駆動および後輪駆動に対する種々異なる伝達比は、フロントアクスルおよびリヤアクスルの適切なアクスル駆動によって補償される。さらに、当然ながら、後退ギヤ段のシフト時には、両歯車16R,22Rの間の中間歯車が有効となる。

0028

図3には、図1に対して変更されたツインクラッチ伝動装置の別の構成が示してある。この構成では、第2速、第4速および第6速の順序が変えられており、前輪駆動のための駆動歯車30が第6速の歯車226に噛み合っている。この歯車226は出力軸24に相対回動不能に結合されている。これによって、前輪駆動のための出力装置がツインクラッチ伝動装置において一層前方に敷設されているので、シフト機構26によって出力軸24に相対回動不能に連結可能である歯車224に噛み合う別の歯車42が支承されている付加的な構成スペースが提供される。歯車42は電気機械44、たとえばスタータジェネレータのピニオンを形成している。電気機械44を介して、機関が、クラッチハウジング4内に位置するクラッチディスク10との係合時に始動可能となる。また、電気機械44は、バッテリ充電するためのジェネレータとして使用可能である。

0029

図4に示した構成は、前輪駆動がシフト機構を介して切換可能であることによって、図2および図3の特徴を併せ持っている。

0030

図5に示した構成は、前輪駆動のための駆動歯車30が直接歯車225に噛み合っておらず、出力軸24に別の歯車46が相対回動不能に結合されている点で図1の構成と異なっている。この歯車46は駆動歯車30にチェーンベルトまたはその他の巻掛け手段48を介して結合されている。

0031

図6に示したツインクラッチ伝動装置の構成は図3および図4の特徴を図5の特徴にまとめている。

0032

当然ながら、前述したツインクラッチ伝動装置の構成は種々異なる形式で変更することができる。たとえば入力軸が互いに同軸的に配置されている必要はなく、固有のクラッチと中間伝動装置とを介して内燃機関のクランクシャフトに結合されていてよい。さらに、フロントアクスル駆動とリヤアクスル駆動とが交換されているような組込みが可能である。この場合、駆動軸38が両方の入力軸または一方の入力軸と同軸的に配置されている必要はない。歯車対、シフト機構および電気機械との協働は、ギヤ段の数がより大きいかまたはより小さいか、電気機械が駆動に対して付加的に使用されるかまたは付加的なトルクを提供するために個々の走行段に使用されるか等によって変更することができる。

0033

図7には、変更されたツインクラッチ伝動装置の構成が示してある。この構成でも、やはり一方の入力軸12が、中空軸として形成された他方の入力軸14を貫いて案内されている。ツインクラッチの配置形式図7には示しておらず、図1の配置形式に相当している。図1に示した構成と異なり、図7に示したツインクラッチ伝動装置は2つの出力軸50,52を有している。この場合、出力軸50には複数の歯車54が支承されている。これらの歯車54はシフト機構56,58によって選択的に出力軸50に相対回動不能に連結可能である。

0034

出力軸52には歯車602,601,60Rが支承されている。この歯車602,601,60Rはシフト機構62,64によって選択的に出力軸52に相対回動不能に連結可能である。

0035

入力軸12には常にピニオンもしくは歯車665,661,66Rが相対回動不能に結合されている。この場合、歯車665は歯車545に噛み合っており、歯車661は歯車601に噛み合っており、歯車66Rは歯車60Rに噛み合っている。

0036

入力軸14には歯車6824,686が相対回動不能に結合されている。この場合、歯車6824は常に歯車602,544に噛み合っており、歯車686は歯車546に噛み合っている。

0037

図7から直接に明らかであるように、シフト機構56,58,62,64の適宜な操作によって、各歯車54;60が出力軸50,52に相対回動不能に連結可能となるので、○内に示したギヤ段が切換可能となる。歯車6824は第4速のためだけでなく、第2速のためにも使用される。出力軸50,52から、たとえば前輪へのトルク伝達は、出力軸50のツインクラッチ側の端部でこの出力軸50に相対回動不能に結合された被駆動歯車70と、出力軸52のツインクラッチ側の端部でこの出力軸52に相対回動不能に結合された被駆動歯車72とを介して行われる。両被駆動歯車70,72はフロントアクスルディファレンシャル(図示せず)の1つの歯車に噛み合っている。

0038

図7に示した伝動装置は、前輪駆動車両への横置きのために特に良好に適している。この場合、フロントアクスルディファレンシャルは、たとえば被駆動歯車70,72の下方に配置されている。このことは、4つの軸と、図示の例では、第2速に対する歯車6824の二重の使用とによって得られた短い構造長さの点で優れている。第1速だけでなく、後退ギヤ段も、有利には内側の入力軸12に対応している。この入力軸12は大きい方のクラッチディスクに結合されている。

0039

図8には、図7に対して変更されたツインクラッチ伝動装置の構成が示してある。この場合、奇数のギヤ段3,1,5が異なって配置されている。図8に示した構成では、図面に示した下側の出力軸52の右側の端部に駐車ブレーキ歯車を配置することもできる。この駐車ブレーキ歯車は、図7に示した構成では、有利には出力軸52の中間の領域に配置されていることが望ましい。

0040

図9に示した構成は、入力軸12にただ2つのピニオンもしくは歯車663R1,665しか支承されていない点で図7の構成と異なっている。この場合、歯車663R1は第1速、第3速および後退ギヤ段のために使用されるので、第1速に対して強制条件が生ぜしめられる。第1速と第3速との間の段ジャンプは第2速から第4速への段ジャンプに相当している。歯車663R1における後退ギヤ段、第1速および第3速のための歯列は軸方向に比較的長く形成されているものの、1回の作業ステップで直接軸12に切ることができる。このことは、製造技術的に有利である。

0041

図10には、図7端面図で種々異なる歯車の輪郭もしくは直径が示してある。この場合、符号74によって、ディファレンシャルの歯車が示してある。

0042

明らかであるように、配置形式は極めてコンパクトであり、種々異なるギヤ段のための歯車の多重使用にもかかわらず、漸進的な伝動装置段付けが可能となる。この場合、後退ギヤ段の変速比は、有利には通常のように、第1速の変速比と第2速の変速比との間に位置している。

0043

当然ながら、有利には前輪駆動車両への横置きのために使用される、図7図9のツインクラッチ伝動装置は種々異なる形式で別のまたはより少ない歯車およびシフト機構の使用ならびに異なる対応配置によって変更することができる。この場合、全ての構成には、両入力軸の一方の少なくとも1つの歯車もしくはピニオンが種々異なるギヤ段のシフトのために使用されることが共通している。

0044

さらに、当然ながら、図7図9に示した構成の特徴を、図1図6に示した構成の特徴に組み合わせることができる。

0045

本願で提出した特許請求の範囲の請求項は記述提案であって、別の請求項の申請を断念するものではない。本出願人は、明細書および/または図面に開示されているに過ぎない別の特徴組合せについて特許を申請する権利留保する。従属請求項に用いた引用は、各従属請求項の特徴による独立請求項の対象の別の構成を意味し、引用した従属請求項の特徴の組合せのための独立した対象保護を得ることを断念することを意味するものではない。従属請求項の対象は、優先権主張日の時点での公知先行技術に関して独立した固有の発明を成し得るので、本出願人は、これらの従属請求項の対象を独立請求項の対象とすることを留保する。さらに、これらの従属請求項の対象は、先行する従属請求項の対象とは別個の独立した構成を有する独立した発明をも含んでいる場合がある。

0046

本発明は、明細書に記載した実施例に限定されるものではない。むしろ、本発明の枠内で数多くの変化と変更とが可能であり、特に明細書全般および実施例ならびに特許請求の範囲に記述されかつ図面に示された特徴もしくは部材または方法段階と関連した個々の特徴の組合せまたは変更によって、当業者にとって課題解決に関して推察可能であり、かつ組み合わされた特徴によって新しい対象または新しい方法段階もしくは方法段階順序をもたらすようなバリエーション、部材および組合せおよび/または材料が、製造法試験法および作業法に関しても考えられる。

図面の簡単な説明

0047

全輪駆動のために設けられたパラレルシフト伝動装置の第1の構成の構造を示す図である。

0048

全輪駆動のために設けられたパラレルシフト伝動装置の第2の構成の構造を示す図である。

0049

全輪駆動のために設けられたパラレルシフト伝動装置の第3の構成の構造を示す図である。

0050

全輪駆動のために設けられたパラレルシフト伝動装置の第4の構成の構造を示す図である。

0051

全輪駆動のために設けられたパラレルシフト伝動装置の第5の構成の構造を示す図である。

0052

全輪駆動のために設けられたパラレルシフト伝動装置の第6の構成の構造を示す図である。

0053

横置きおよび前輪駆動のために設けられたパラレルシフト伝動装置の第1の構成を示す図である。

0054

横置きおよび前輪駆動のために設けられたパラレルシフト伝動装置の第2の構成を示す図である。

0055

横置きおよび前輪駆動のために設けられたパラレルシフト伝動装置の第3の構成を示す図である。

0056

種々異なる歯車の輪郭を備えた図7に示した伝動装置の端面図である。

符号の説明

0057

2クランクシャフト、 4ハウジング、 6ツインクラッチ、 8クラッチディスク、 10 クラッチディスク、 12入力軸、 14 入力軸、 161,162,163,164,165,166,16R歯車、 18シフト機構、 20 シフト機構、 221,222,223,224,225,226,22R 歯車、 24出力軸、 26 シフト機構、 28 シフト機構、 30駆動歯車、 32駆動軸、 34被駆動歯車、 36 歯車、 38 駆動軸、 40 シフト機構、 42 歯車、 44電気機械、 46 歯車、 48 巻掛け手段、 50 出力軸、 52 出力軸、 543,544,545,546 歯車、 56 シフト機構、 58 シフト機構、 601,602,60R 歯車、 62 シフト機構、 64 シフト機構、 661,665,66R,663R,663R1 歯車、 686,6824 歯車、 70 被駆動歯車、 72 被駆動歯車、 74 歯車、 K カップリング

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