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技術 車輪付竹馬

出願人 ブリヂストンサイクル株式会社
発明者 信賀信孝
出願日 2002年12月16日 (18年10ヶ月経過) 出願番号 2002-363398
公開日 2004年7月15日 (17年3ヶ月経過) 公開番号 2004-194707
状態 未査定
技術分野 体操訓練用具
主要キーワード 金属製構造物 足踏み板 緊締レバー 中間パイプ 中級者向け 車輪停止 ブレーキレバ 型車輪
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2004年7月15日)のものです。
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図面 (8)

課題

車輪付竹馬蹴出しを効率的に行うことが可能で、急坂歩行や急制動が確実かつ安全に行える車輪付竹馬を提供することを目的とする。

解決手段

棒状の胴体1の下端部近傍に足台2が設置され該胴体1の下端部に車輪3が軸支された車輪付竹馬において、前記車輪3を制動可能なブレーキ装置4を設置したことを特徴とするもので、両方の車輪3、3を制動した通常の竹馬歩行や、一方側のみを制動しての蹴出しによるローラースケート走行、両車輪3、3の制動を開放した定常回転走行、さらには信地旋回や高度の曲芸走行も可能となり、緊急時や、急坂路の昇降時等には操作レバー6の操作により制動を掛けることができて安全である上、操作レバーと下半身の蹴出しの連動を必要として、高度の平衡感覚身体能力育成が可能である。

概要

背景

竹馬は、木片および縄等を利用して簡単に作ることができ、幼児期平衡感覚を培う古典的な遊戯具として幼児達の間で多用されてきた。ところが近年では、竹の供給が困難なことから、棒状の胴体部分足台樹脂被覆した金属のパイププラスチック等により作成するようになっている。それに伴い、単に歩行遊戯具として使用されるに留まっていた竹馬の機能が拡大し、竹馬の下端部に車輪ローラー軸支して、回転走行を可能にしたものが提案されるに至った(例えば下記特許文献1および2参照)。

概要

車輪付竹馬蹴出しを効率的に行うことが可能で、急坂路歩行や急制動が確実かつ安全に行える車輪付竹馬を提供することを目的とする。棒状の胴体1の下端部近傍に足台2が設置され該胴体1の下端部に車輪3が軸支された車輪付竹馬において、前記車輪3を制動可能なブレーキ装置4を設置したことを特徴とするもので、両方の車輪3、3を制動した通常の竹馬歩行や、一方側のみを制動しての蹴出しによるローラースケート走行、両車輪3、3の制動を開放した定常回転走行、さらには信地旋回や高度の曲芸走行も可能となり、緊急時や、急坂路の昇降時等には操作レバー6の操作により制動を掛けることができて安全である上、操作レバーと下半身の蹴出しの連動を必要として、高度の平衡感覚と身体能力育成が可能である。

目的

本発明は、前記従来の車輪付竹馬における諸課題を解決して、車輪付竹馬の蹴出しを効率的に行うことが可能で、急坂路歩行や急制動が確実かつ安全に行える車輪付竹馬を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

棒状の胴体下端部近傍に足台が設置され該胴体の下端部に車輪軸支された車輪付竹馬において、前記車輪を制動可能なブレーキ装置を設置したことを特徴とする車輪付竹馬。

請求項2

棒状の胴体の下端部近傍に足台が設置され該胴体の下端部に車輪が軸支された車輪付竹馬において、前記車輪に少なくとも前進方向にのみ回転自在な一方向クラッチを組み込んだことを特徴とする車輪付竹馬。

請求項3

棒状の胴体の下端部近傍に足台が設置され該胴体の下端部に車輪が軸支された車輪付竹馬において、前記車輪を制動可能なブレーキ装置を設置するとともに、前記車輪に少なくとも前進方向にのみ回転自在な一方向クラッチを組み込んだことを特徴とする車輪付竹馬。

請求項4

前記一方向クラッチにおける回転方向切換え自在に構成したことを特徴とする請求項2または3に記載の車輪付竹馬。

請求項5

前記ブレーキ装置の操作レバーを前記胴体の握り部に配設したことを特徴とする請求項1または3もしくは4に記載の車輪付竹馬。

請求項6

前記胴体を伸縮自在に構成したことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の車輪付竹馬。

請求項7

前記車輪の少なくとも後方に浮上する補助輪を配設したことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の車輪付竹馬。

請求項8

前記車輪の少なくとも後方に浮上する制動片を配設したことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の車輪付竹馬。

技術分野

0001

本発明は、棒状の胴体下端部近傍に足台が設置され該胴体の下端部に車輪軸支された車輪付竹馬に関する。

0002

竹馬は、木片および縄等を利用して簡単に作ることができ、幼児期平衡感覚を培う古典的な遊戯具として幼児達の間で多用されてきた。ところが近年では、竹の供給が困難なことから、棒状の胴体部分や足台を樹脂被覆した金属のパイププラスチック等により作成するようになっている。それに伴い、単に歩行遊戯具として使用されるに留まっていた竹馬の機能が拡大し、竹馬の下端部に車輪やローラーを軸支して、回転走行を可能にしたものが提案されるに至った(例えば下記特許文献1および2参照)。

0003

【特許文献1】
実開昭62−74851号公報(第3図)
【特許文献2】
実公昭62−72664号公報(公報第2頁第5行〜第15行目

0004

前記特許文献1および特許文献2について、図6および図7を用いて簡単に説明する。図6に示した特許文献1に開示されたものは、主棒(胴体)101の下端部近傍に足踏み板(足台)102が設置され、主棒101の下端部に車(車輪)103が芯棒105により軸支されたローラー竹馬に関するもので、歩行遊戯具として高い平衡感覚を培う竹馬に、ローラーによる回転走行も可能にして、さらに高い平衡感覚を養うことができるものとなった。

背景技術

0005

図7に示した特許文献2に開示されたものは、一対の車輪201、201間にクランク軸202を取り付け、該クランク軸202のクランクピン203、203の一対に竹馬204の軸杆(胴体)204a下端を回動自在に取り付けたもので、竹馬204に乗った状態での上下運動は、同時にクランク軸202を回動させて、車輪201、201による回転走行を可能にしたものである。

0006

このような従来の車輪付竹馬の登場によって、単に歩行遊戯具として使用されるに留まっていた竹馬の機能が拡大して、車輪の回転走行が可能となり、前進はもとより後進走行片足旋回走行多彩乗り方が工夫できて、より高度の平衡感覚を培うことが可能となった。しかしながら、これら従来の車輪付竹馬では、車輪の竹馬への軸支形態は車輪の回転がフリーなものであるため、スケティング走行時の竹馬の蹴出しに無駄な労力を費やしていた。さらに、急坂路での歩行の際に車輪が急回転して危険である他、高速走行時の急停止が困難であった。

発明が解決しようとする課題

0007

そこで本発明は、前記従来の車輪付竹馬における諸課題を解決して、車輪付竹馬の蹴出しを効率的に行うことが可能で、急坂路歩行や急制動が確実かつ安全に行える車輪付竹馬を提供することを目的とするものである。

0008

このため本発明は、棒状の胴体の下端部近傍に足台が設置され該胴体の下端部に車輪が軸支された車輪付竹馬において、前記車輪を制動可能なブレーキ装置を設置したことを特徴とする。また本発明は、棒状の胴体の下端部近傍に足台が設置され該胴体の下端部に車輪が軸支された車輪付竹馬において、前記車輪に少なくとも前進方向にのみ回転自在な一方向クラッチを組み込んだことを特徴とする。また本発明は、棒状の胴体の下端部近傍に足台が設置され該胴体の下端部に車輪が軸支された車輪付竹馬において、前記車輪を制動可能なブレーキ装置を設置するとともに、前記車輪に少なくとも前進方向にのみ回転自在な一方向クラッチを組み込んだことを特徴とする。また本発明は、前記一方向クラッチにおける回転方向切換え自在に構成したことを特徴とする。また本発明は、前記ブレーキ装置の操作レバーを前記胴体の握り部に配設したことを特徴とする。また本発明は、前記胴体を伸縮自在に構成したことを特徴とする。また本発明は、前記車輪の少なくとも後方に浮上する補助輪を配設したことを特徴とする。また本発明は、前記車輪の少なくとも後方に浮上する制動片を配設したことを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とするものである。

0009

【実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1図3は本発明の車輪付竹馬の第1実施の形態を示すもので、図1(A)は全体側面図、図1(B)は全体正面図、図2図3は変形例を示す全体側面図である。本発明の車輪付竹馬の基本的な構成は、図1に示すように、棒状の胴体1の下端部近傍に足台2が設置され該胴体1の下端部に車輪3が軸支された車輪付竹馬において、前記車輪3を制動可能なブレーキ装置4を設置したことを特徴とするものである。

0010

以下に詳述する。図1に示すように、本発明の竹馬は、アルミスチール等の金属パイプを樹脂被覆して、あるいは竹、木材、プラスチック等からなる棒状の胴体1と、該胴体1の下端部近傍に止め具10を介設して設置された足台2と、胴体1の下端部にて二股状のホーク9により軸支された車輪3とから構成される。車輪3は円板状のディスク部3Bとその外周に装着されたゴム等のタイヤ部3Aとから構成される。前記足台2と胴体1との間に介設される止め具10には、図示は省略するが、数個スリットが形成されたテーパ構造を有しており、足台2に掛かる上方からの荷重を受けて止め具10が縮径して胴体1を締め付けることにより、足台2の位置が保持されるように構成される。

0011

胴体1の下端部には、車輪3を軸支するための二股状のホーク9が適宜の手段により装着される。通常は胴体1とホーク9とは溶接等により一体構成とされるが、非金属製の胴体1と別素材の高強度の金属製構造物等によりホーク9を構成してもよい。図1の例では、ホーク9は前方に傾斜し、その接地面側延長線は、車輪3の接地点より幾分前に位置させて、いわゆるキャスタ機能(車輪の直線復元力が付与されるもの)を持たせたものである。この例では、車輪3が足台2より離れた前方に位置することから、上級者向きに設定されたものである。前記胴体1の下端部あるいはホーク9に固定されたブレーキ取付具ダボ)8を介してキャリパブレーキ等のブレーキ装置4が設置される。

0012

ブレーキ装置4におけるブレーキパッド4A、4Aが、ディスク部3Bの左右両側に配置される。これらのブレーキパッド4A、4Aは、前記胴体1の上端部の握り部5に配設した操作レバー6の把持動作によってディスク部3Bを両側から挟持することにより車輪3を制動させることができる。胴体1に添設されたブレーキワイヤ7が前記操作レバー6とブレーキ装置4とを連結している。遊戯者は、足台2に足を載せ、握り部5にて操作レバー6を共に把持することにより、車輪3を回転させずに、通常の竹馬として歩行することができる。

0013

また、左右の竹馬のうち、歩行する一方側を制動したまま蹴出し用として使用し、他方側を走行用として操作レバー6を解除させ、これを左右交互に繰り返すことで、ローラースケートのような走行形態を採ることができる。定常走行に達して、左右両方の操作レバー6を解除させることで、軽快な回転走行が継続できる。また、熟練を重ねると、フィギュアスケートのような信地旋回や高度の曲芸走行も可能となる。そして、緊急時や、急坂路の昇降時等には操作レバー6の操作により制動を掛けることができて安全である。ブレーキ装置4としてはキャリパブレーキ以外の適宜の形式(ディスク部に作用するものの他、リム部に作用するもの、あるいはタイヤの外周に作用するもの、ドラムブレーキ、図示の例と異なるディスクを別途併設したディスクブレーキ等)のものも採用され得る。

0014

図2(A)および図2(B)に示したものは、ブレーキ装置4がブレーキ取付具8を介して取り付けられたものにおいて、車輪3を軸支するためのホーク9の取付形態を変えた変形例である。図2(A)のものは、ホーク9が略鉛直状に配設されたもので、胴体1の延長線上にある。言わば中級者向け用のものである。図2(B)のものは、ホーク9が後方に傾斜したものである、このように構成することにより、車輪3が足台2の直下に配設されるので、歩行および走行の際にバランスが取り易く、言わば初心者向け用のものである。

0015

図2(C)〜図3(B)に示したものは、ブレーキ装置4がブレーキ取付具8を介することなく、直接に胴体1の下端部等に取り付けられたものである。このような構造において、車輪3を軸支するためのホーク9の取付形態を変えた変形例である。図2(C)のものは、ホーク9が前方に傾斜した上級者向け用のもの、図3(A)のものは、ホーク9が略鉛直状に配設された中級者向け用のもの、図3(B)のものは、ホーク9が後方に傾斜した初心者向け用のものである。なお、ホーク9の取付角度については、熟練の度合いに応じて、その傾斜方向を変更自在に取り付けるように構成することも可能である。

0016

図3(C)に示したものは、車輪3を軸支するホーク9が前方に傾斜した上級者向け用のものにおいて、操作レバー6とブレーキ装置4とを連結するブレーキワイヤ7を胴体1の内部の中空部内に沿って埋設したものである。このように構成することによって、外見上もすっきりするとともに、歩行あるいは走行中に遊戯者にまとわり付くことがなく遊戯に専念できる他、万一の転倒の際にワイヤが切断される虞れも減少させることができる。

0017

図4(A)は、本発明の車輪付竹馬の第2実施の形態を示すもので、本実施の形態のものは、前述した車輪3を制動可能なブレーキ装置4の設置に加えて、前記車輪3に少なくとも前進方向にのみ回転自在な一方向クラッチ11を組み込んだことを特徴とする。さらに、本実施の形態では、胴体1を伸縮自在に構成したことを特徴とする。一方向クラッチ11としては,例えば矢印のような前進方向のみの回転が可能なラチェットが採用され、該ラチェットを介してホーク9の軸部に対して車輪3のディスク部3Bが軸支される。このような構成により、車輪3の逆回転が阻止されて蹴出しが確実に行えるとともに、ブレーキ装置4による任意の制動動作も行えて安全である。

0018

また、本実施の形態では、胴体1を、径大の下部1Bと該下部1B内に上下摺動自在に嵌合された径小の上部1Aとに2分割構成して、緊締レバー12により上部1Aの位置を任意に固定することで、遊戯者の体格に対応させることを可能にしている。さらに、適宜の操作手段を付与して、前記一方向クラッチ11における回転方向を切換え自在に構成して、矢印とは逆の後進方向への回転のみ自在として、ブレーキ装置に依ることなく、後ろ向きでの蹴出しによるスケーティング走行や急坂路での前進下り歩行も可能となる。

0019

図4(B)は、本発明の車輪付竹馬の第3実施の形態を示すもので、本実施の形態のものは、棒状の胴体1の下端部近傍に足台2が設置され該胴体1の下端部に車輪3が軸支された車輪付竹馬において、前記車輪3に少なくとも前進方向にのみ回転自在な一方向クラッチ11を組み込んだことを特徴とする。つまり、本実施の形態では、ブレーキ装置4や操作レバー6およびブレーキワイヤ7等を廃止して、胴体1の下端部に、ホーク9を介して一方向クラッチ11を組み込んだ車輪3のみを配設したものである。このような構成により、構造が簡素化されたものでありながら、車輪停止を伴う確実な蹴出しによるスケーティング走行が可能となる。本実施の形態でも、適宜の操作手段を付与して、一方向クラッチ11における回転方向を切換え自在に構成して、矢印とは逆の後進方向への回転のみ自在として、後ろ向きでの蹴出しによるスケーティング走行や急坂路での前進下り歩行も可能にできる。

0020

図4(C)は、本発明の車輪付竹馬の第4実施の形態を示すもので、本実施の形態のものは、ブレーキ装置4の操作レバー6を握り5の上端部に支点を配置したもので、このように構成することにより、ブレーキワイヤを露出させることなくほぼ完全に胴体1の中空部内に収容することができて、外見上も優れてシンプルであり、歩行あるいは走行中に遊戯者にまとわり付くこともなく遊戯に専念できる他、万一の転倒の際にワイヤが切断される虞れもない。

0021

図5(A)は、本発明の車輪付竹馬の第5実施の形態を示すもので、本実施の形態のものは、車輪3の少なくとも後方に浮上する補助輪13を配設したことを特徴とする。補助輪13は胴体1が5°程度の後方傾斜にて接地するように僅か浮上(ほぼ15mm程度)させて構成される。補助輪13は足台2の後方下部に垂設してもよいし、胴体1の下端部やホーク9に固定されたブラケット15を利用して配設してもよい。このような構成により、胴体1がやや前傾姿勢にある通常歩行あるいは走行時には補助輪13は浮上状態にあるが、バランスを崩して胴体1が後傾すると、補助輪13が接地するので、後方への転倒が未然に防止されて安全である。場合によっては、前方への転倒を防止すべく、補助輪を前方にも配設することができる。

0022

図5(B)は、本発明の車輪付竹馬の第6実施の形態を示すもので、本実施の形態のものは、車輪3の少なくとも後方に浮上する制動片14を配設したことを特徴とする。制動片14は胴体1が5°程度の後方傾斜にて接地するように僅か浮上(ほぼ15mm程度)させて構成される。本実施の形態では、制動片14はゴム等の高摩擦係数を有する素材にて構成され、胴体1の下端部やホーク9に固定されたブラケット15を利用して配設される。前記図5(A)の例のように、足台2の下部後方に垂設してもよい。このような構成により、胴体1がやや前傾姿勢にある通常歩行あるいは走行時には制動片14は浮上状態にあるが、バランスを崩して胴体1が後傾すると、制動片14が接地するので、後方への転倒が未然に防止されて安全である他、走行中に積極的に急制動を掛ける場合にも、胴体1を故意に後傾させて制動片14を接地させればよい。場合によっては、前方にて制動すべく、制動片を前方に配設することもできる。

0023

以上、本発明の各実施の形態について説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内で、握り部やホークとの接続形態を含む棒状の胴体の形状(握り部を単なる棒状体とする他、リング状の握り部としてブレーキ操作レバーを内蔵させて転倒時の操作レバー自体の損傷や遊戯者への危害を防止するようにしてもよい)、形式およびその材質(金属、プラスチック、古典的な竹や木材等)、足台の形状(平面形状、側面形状等)、形式、および材質ならびに胴体への固定形態(前後間でセット自在とすれば、一方向クラッチの向きが自ずから変更される)、ホークの形状、形式およびその胴体への設置形態(通常嵌合とピン等による回止め固定、選択的多角形嵌合と係止具よる前後での傾斜角度の変更等)、車輪の形状、形式(実施の形態のもののようなブレーキディスクを兼用する平板状ディスク構成の他、リムブレーキ採用によるスポーク型車輪構成等)、ブレーキ装置の形状、形式(キャリパブレーキの他、ハブブレーキやドラムブレーキ、ディスクブレーキ等も採用され得る)およびその設置部位(ホークの後部の他、前部あるいは上部もしくは車輪の側部でもよい)は適宜選定することができる。

課題を解決するための手段

0024

また、一方向クラッチの形状、クラッチの回転方向の向きの変更方式を含む形式(単なるラチェットの他、対向面に一方向クラッチを形成した一対の円板を車輪とホーク側とに配設してこれらを断接自在に構成したり、車輪の両側に配設された互いに向きの異なる一方向クラッチを配設して、これらを択一的に接続することで一方向クラッチの向きを変更自在に構成することができる)、操作レバーの握り部との関連構成(握り部の下端部を軸支点とするか上端部を軸支点とするか、あるいは、握り部自体の回転によりブレーキ操作を可能に構成することもできる)、胴体の伸縮形態(スプリング内蔵による自動伸長中間パイプの設置による上下同径の胴体の採用等)、ブレーキワイヤの取回し形態、補助輪および制動片の形状、形式(補助輪の回転に抵抗を付与して制動片として機能させることも可能である)およびその配設形態(補助輪および制動片の上下位置を調整可能に構成することもできる)等については適宜選定することができる。

0025

以上詳細に述べてきたように、本発明によれば、棒状の胴体の下端部近傍に足台が設置され該胴体の下端部に車輪が軸支された車輪付竹馬において、前記車輪を制動可能なブレーキ装置を設置したことにより、両方の車輪を制動した通常の竹馬歩行や、一方側のみを制動しての蹴出しによるローラースケート走行、両車輪の制動を開放した定常回転走行、さらには信地旋回や高度の曲芸走行も可能となり、緊急時や、急坂路の昇降時等には操作レバーの操作により制動を掛けることができて安全である上、手元でのブレーキレバー操作と下半身の蹴出し動作が連動して初めて安定した歩行または走行が可能となるので、遊戯者の高度な身体能力育成につながる。特に幼児期の平衡感覚を培うのに有効である。

0026

また、棒状の胴体の下端部近傍に足台が設置され該胴体の下端部に車輪が軸支された車輪付竹馬において、前記車輪に少なくとも前進方向にのみ回転自在な一方向クラッチを組み込んだことにより、簡素な構成により蹴出しによるローラースケート走行や坂路登攀が確実に行え、前進走行からの向きを変えたフルターンにより急ブレーキも可能となる。さらに、棒状の胴体の下端部近傍に足台が設置され該胴体の下端部に車輪が軸支された車輪付竹馬において、前記車輪を制動可能なブレーキ装置を設置するとともに、前記車輪に少なくとも前進方向にのみ回転自在な一方向クラッチを組み込んだ場合は、車輪の逆回転が自動的に阻止されて蹴出しや坂路登攀が確実に行えるとともに、任意の制動動作により前述の制動機能も付加されて各種遊戯が行える上に安全である。

発明の効果

0027

さらにまた、前記一方向クラッチにおける回転方向を切換え自在に構成した場合は、ブレーキ装置に依ることなく、後ろ向きでの蹴出しによるスケーティング走行や急坂路での前進下り歩行も可能となる。また、前記ブレーキ装置の操作レバーを前記胴体の握り部に配設した場合は、遊戯中に頻繁に操作する操作レバーが操作し易く、握力の向上に有効に寄与できる。さらに、前記胴体を伸縮自在に構成した場合は、遊戯者の体格に対応させることが可能となる。

図面の簡単な説明

0028

さらにまた、車輪の少なくとも後方に僅かに浮上する補助輪を配設した場合は、バランスを崩して胴体が後傾すると、補助輪が接地して後方への転倒が未然に防止されて安全である。また、前記車輪の少なくとも後方に僅かに浮上する制動片を配設した場合は、バランスを崩して胴体が後傾すると、制動片が接地して後方への転倒が未然に防止されて安全である他、制動片を接地させ積極的に急制動を掛けることも可能となる。かくして、本発明によれば、車輪付竹馬の蹴出しを効率的に行うことが可能で、急坂路歩行や急制動が確実かつ安全に行える車輪付竹馬が提供される。

図1
本発明の車輪付竹馬の第1実施の形態を示し、図1(A)は全体側面図、図1(B)は全体正面図である。
図2
同、ホークの取付角度およびブレーキ装置の取付形態の各変形例を示す全体側面図である。
図3
同、ホークの取付角度およびブレーキ装置の取付形態ならびにブレーキワイヤの取回し形態の各変形例を示す全体側面図である。
図4
本発明の車輪付竹馬の第2〜第4実施の形態を示す全体側面図である。
図5
本発明の車輪付竹馬の第5および第6実施の形態を示す全体側面図である。
図6
車輪付竹馬の第1従来例を示す要部側面図である。
図7
車輪付竹馬の第2従来例を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1 胴体
1A 上部胴体
1B 下部胴体
2足台
3 車輪
3A タイヤ部
3Bディスク部
4 ブレーキ装置
4Aブレーキパッド
5握り部
6操作レバー
7 ブレーキワイヤ
8ブレーキ取付具(ダボ)
9 ホーク
10止め具
11一方向クラッチ(ラチェット)
12緊締レバー
13 補助輪
14 制動片
15 ブラケット

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