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この項目の情報は公開日時点(2004年6月24日)のものです。
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図面 (5)

課題

少ない本数の連結部材でも確実に型枠をその外側から支持することができる型枠外部支持工法を提供すること。

解決手段

対向する型枠20,20の両外側面側に設置した作業床100(100−1,100−3間と100−2,100−4間)を連結部材50によって連結する。各作業床100−1〜4に取り付けた支持部材150によって型枠20をその外側から支え、これによって型枠板10内部に打設するコンクリートの圧力に型枠20が耐えられるようにする。

概要

背景

従来、例えば鉄筋コンクリート製の橋の橋脚建造する場合、図4に示すように、まずコンクリート打設するための型枠構造を建造する必要がある。即ちこの型枠構造は、矩形状に囲んだ木製板状の型枠板セキ板)210の内部に鉄筋215を縦横に組み込み、さらに型枠板210の外周を上下方向に向かう多数本の支柱(縦バタ)230で囲み、さらにその外周を水平方向に向かう支柱(横バタ)240で囲み(支柱240は上下方向、即ち図4では紙面手前奥方向に向けて所定間隔毎複数段設置されている)、対向する支柱240,240間を、金属棒製の連結部材250によって型枠板210内部を貫通して連結して構成されている。なお型枠板210と支柱230と支柱240とによって型枠200が構成されている。対向する支柱240,240間を連結部材250によって連結するのは、型枠200内部に打設するコンクリートの圧力に型枠200が耐えられるようにするためである。そして型枠板210内にコンクリートを打設して養生した後、型枠200(支柱240,支柱230、型枠板210)とを取り外せば、鉄筋コンクリート製の橋脚が完成する。

概要

少ない本数の連結部材でも確実に型枠をその外側から支持することができる型枠外部支持工法を提供すること。対向する型枠20,20の両外側面側に設置した作業床100(100−1,100−3間と100−2,100−4間)を連結部材50によって連結する。各作業床100−1〜4に取り付けた支持部材150によって型枠20をその外側から支え、これによって型枠板10内部に打設するコンクリートの圧力に型枠20が耐えられるようにする。

目的

本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、少ない本数の連結部材でも確実に型枠をその外側から支持することができる型枠外部支持工法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

型枠内部に打設したコンクリートの圧力に型枠が耐えられるように、型枠を支持する型枠支工法において、対向する型枠の両外側面側に設置した支保工内の部材間連結部材によって連結するとともに、前記支保工内の部材によって型枠をその外側から支え、これによって型枠内部に打設したコンクリートの圧力に型枠が耐えられるようにしたことを特徴とする型枠外部支持工法。

請求項2

前記支保工内の部材は、支保工内に設置した作業床であることを特徴とする請求項1に記載の型枠外部支持工法。

技術分野

0001

本発明は、型枠コンクリート打設時の圧力に耐えるように支持する型枠外部支持工法に関するものである。

0002

従来、例えば鉄筋コンクリート製の橋の橋脚建造する場合、図4に示すように、まずコンクリート打設するための型枠構造を建造する必要がある。即ちこの型枠構造は、矩形状に囲んだ木製板状の型枠板セキ板)210の内部に鉄筋215を縦横に組み込み、さらに型枠板210の外周を上下方向に向かう多数本の支柱(縦バタ)230で囲み、さらにその外周を水平方向に向かう支柱(横バタ)240で囲み(支柱240は上下方向、即ち図4では紙面手前奥方向に向けて所定間隔毎複数段設置されている)、対向する支柱240,240間を、金属棒製の連結部材250によって型枠板210内部を貫通して連結して構成されている。なお型枠板210と支柱230と支柱240とによって型枠200が構成されている。対向する支柱240,240間を連結部材250によって連結するのは、型枠200内部に打設するコンクリートの圧力に型枠200が耐えられるようにするためである。そして型枠板210内にコンクリートを打設して養生した後、型枠200(支柱240,支柱230、型枠板210)とを取り外せば、鉄筋コンクリート製の橋脚が完成する。

背景技術

0003

ところで近年、橋脚等の大型のコンクリート建造物においては、耐震強度強化するため、型枠200内部に組み込む鉄筋215の本数を増加したり、その径を太くしたりすることが要求されるようになってきている。しかしながら鉄筋215の本数を増加したり、鉄筋215の径を太くしたりすると、組み込んだ鉄筋215と鉄筋215の間の隙間が狭くなり、このため前記連結部材250を鉄筋215と鉄筋215の間に通すことが非常に困難になってしまう。この問題点を解消するには、連結部材250の本数を減らせば良いが、そうすると型枠200の強度が十分でなくなり、打設するコンクリートの圧力に型枠200が耐えられなくなる恐れがある。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、少ない本数の連結部材でも確実に型枠をその外側から支持することができる型枠外部支持工法を提供することにある。

0005

本願発明者は、型枠設置の際に型枠の外部に設置する支保工作業床)に着目し、この支保工(作業床)を前記型枠の補強に利用することによって、上記問題点を解決することとした。

0006

即ち上記問題点を解決するため本発明は、型枠内部に打設したコンクリートの圧力に型枠が耐えられるように、型枠を支持する型枠支持工法において、対向する型枠の両外側面側に設置した支保工内の部材間を連結部材によって連結するとともに、前記支保工内の部材によって型枠をその外側から支え、これによって型枠内部に打設したコンクリートの圧力に型枠が耐えられるようにしたことを特徴とする。支保工内の部材を用いて型枠をその外側から支えるので、少ない本数の連結部材でも確実に型枠をその外側から支持できる。

課題を解決するための手段

0007

また本発明は、前記支保工内の部材が、支保工内に設置した作業床であることを特徴とする。支保工の中でも作業床はその強度を強くできるので、型枠の外側からの支持強度を強くするのに好適である。

0008

以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態にかかる型枠外部支持工法を用いて組み立てた橋脚用の型枠構造の一例を示す概略平面図、図2はその概略断面図(図1のA−A断面図、但し鉄筋15の記載は省略している)である。図1に示すようにこの型枠構造は、矩形状に囲んだ木製の型枠板(セキ板)10の内部に鉄筋15を縦横に組み込み、さらに型枠板10の外周を上下方向に向かう多数本の木製の支柱(縦バタ)30で囲み、さらにその外周を水平方向に向かう鉄製の支柱(横バタ)40で囲み(支柱40は図2に示すように上下方向、即ち図1では紙面手前奥方向に向けて所定間隔毎に複数段設置されている)、さらに支柱40の外周を囲むようにその四辺に支保工90−1〜4を設置して構成されている。支保工90−1〜4内には、図2に示すように作業床100−1〜4が、上下方向に向けて所定間隔毎に複数段設置されている。なお型枠板10と支柱30と支柱40とによって、型枠20が構成される。

0009

そして図1に示す長辺側の型枠20,20の両外側の支保工90−1,3に設置された作業床100−1,3間は、複数ヶ所において、型枠板10内部を貫通する鋼棒製の連結部材50によって連結されている。また各作業床100−1,3にはこれらにそれぞれ対向する支柱40をその外側から支える支持部材150が設置されている。同様にもう一対の支保工90−2,4に設置された作業床100−2,4間も、連結部材50によって連結され(この実施形態の場合は連結部材50は型枠板10の両外側を通過している)、また各作業床100−2,4にもこれらにそれぞれ対向する支柱40をその外側から支える支持部材150が設置されている。

0010

この型枠構造によれば、剛性の高い支保工90−1〜4間、その中でも特に剛性を高くできる作業床100−1〜4間を連結部材50で連結した上でこれら作業床100−1〜4に固定した多数の支持部材150によって型枠20をその外側の多数個所から支持しているので、支持部材150による型枠20の外側からの支持は強度が強く(特に対向する型枠20,20間を引き離そうとする力に対して強度が強く)、このため連結部材50の本数が少なくても、内部に打設するコンクリートの圧力に型枠20は十分耐えることができる。

0011

そして以上のようにして構成した型枠板10内にコンクリートを打設して養生した後、支保工90−1〜4(作業床100−1〜4と支持部材150を含む)、型枠20(支柱40,支柱30、型枠板10)を取り外せば、鉄筋コンクリート製の橋脚が完成する。

0012

図3は連結部材50と作業床100間を連結する連結構造の具体的一例を示す要部拡大側面図である。同図に示すように型枠板10内を貫通する連結部材50は、上下方向に向かう支柱30と支柱30の間から引き出され、支柱30の外側面に設置された水平方向(紙面手前奥方向)に向かう支柱40を貫通し、支持部材150の端部に設けたベースプレート151と支柱40の間に挟持される締め付け金具152にボルト153によって固定されている。ベースプレート151と締め付け用金具152と支柱40間は、ボルト・ナット157によって一体に固定されている。そして支持部材150の他端には縞鋼板からなる作業床100が固定されているので、結局対向する型枠20の両外側面側に設置した一対の作業床100間は連結部材50によって連結されることとなる。支持部材150はハンドル伸縮手段)155を回動することでその伸縮ができるように構成されている。そして支持部材150は、連結部材50を連結する部分だけでなく、図1に示すように連結部材50のない作業床100の側面にもほぼ等間隔に複数箇所設けられ、これら支持部材150は支柱40、即ち型枠20をその外部から支持している。なお連結部材50は、この実施の形態では型枠板10の内側面に設置した鉄製の略円錐台形結合部材51によって、型枠板10の内側部分に設置される連結部材50と、型枠板10の外側部分に設置される連結部材50とを結合して構成されている。結合部材51での結合は両連結部材50の先端に設けたオネジを結合部材51に設けたメネジ内に螺合することによって行なう。二本の連結部材50を結合部材51によって結合したのは、型枠板10の内側にコンクリートを打設して硬化した後に、型枠20を取り外す際、コンクリートの外側に突出する連結部材50を容易に取り外せるようにするためである。

0013

そして各支持部材150の伸縮を行なって支柱40を押圧する強さを調整した後に、型枠板10内にコンクリートを打設して養生し、その後支保工90(作業床100及び支持部材150を含む)、型枠20(支柱40,支柱30、型枠板10)、型枠板10から外側に突出する連結部材50、を取り外せば、鉄筋コンクリート製の橋脚が完成する。

発明を実施するための最良の形態

0014

以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば上記実施の形態では作業床100間を連結部材50によって連結しているが、強度が保持できるのであれば、連結部材50で連結するのは支保工90内の作業床100以外の部材間であっても良い。また作業床100は縞鋼板に限られず、強度の強い合成樹脂板等、他の種々の構造・材質のものを用いても良い。また型枠20等を構成する各部材の構造・材質も種々の変更が可能である。

図面の簡単な説明

0015

以上詳細に説明したように本発明によれば、支保工内の部材(特に作業床)を利用することによって、少ない本数の連結部材でも確実に型枠をその外側から支持することができ、これによって例え型枠内に組み込む鉄筋の本数が増加したり、鉄筋の径を太くしても、容易に型枠内に連結部材を通すことができるという優れた効果を有する。

図1
本発明の一実施の形態にかかる型枠外部支持工法を用いて組み立てた橋脚用の型枠構造の一例を示す概略平面図である。
図2
図1に示す型枠構造の概略断面図(図1のA−A断面図、但し鉄筋15の記載は省略している)である。
図3
連結部材50と作業床100間を連結する連結構造の具体的一例を示す要部拡大側面図である。
図4
従来の橋脚用の型枠構造の一例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
10型枠板
15 鉄筋
20 型枠
30支柱
40 支柱
50 連結部材
51結合部材
90(90−1〜4) 支保工
100(100−1〜4) 作業床
150支持部材
151ベースプレート
152締め付け用金具
153ボルト
155ハンドル
157 ボルト・ナット

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