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技術 新聞広告の自動割付方法及び装置

出願人 NECシステムテクノロジー株式会社
発明者 犬塚信子岩屋隆憲
出願日 2002年11月19日 (18年3ヶ月経過) 出願番号 2002-335274
公開日 2004年6月17日 (16年8ヶ月経過) 公開番号 2004-171203
状態 特許登録済
技術分野 文書処理装置 イメージ処理・作成 文書処理装置 FAX原画の編集
主要キーワード 編集コンピュータ 熟練技術 広告面 分配位置 専門技術者 自動割付 案内広告 広告素材
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この項目の情報は公開日時点(2004年6月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

新聞紙面編集コンピュータステムにおいて、個人の技術や能力によらず誰でも同等の成果を得られる新聞広告自動割付方法及び装置を提供する。

解決手段

一段に3つの広告素材A〜Cで一つの広告面が構成されていると仮定した場合、単位系統一し(S1)、単純に掲載サイズで並べて片方だけに発生する余白のサイズを求める(S2)。この余白を各広告素材間に均等になるように割り振るため、余白分配位置を決定し(S3)、余白を余白分配位置の個数で割った値が、余白分配位置に配分する空白サイズとなる(S4)。この空白サイズを余白分配位置に割り振り、広告素材A〜Cの配置位置を導き出す(S5)。

概要

背景

従来、新聞広告は、複数の広告素材紙面上の割付を人の手による切り貼りで行っている。日常誰もが目にする莫大な数の新聞広告が、実は人の手によって一枚ずつ紙面上の配置を割り付けられていたとは想像し得ない事実であろう。割付には熟練技術が必要であり、その為専門技術者により作業が行われている。サイズがバラバラの多数の広告を固定の新聞枠内に配置するのは、一種パズルの様なもので、熟練の技術と時間を要する。

概要

新聞紙面編集コンピュータステムにおいて、個人の技術や能力によらず誰でも同等の成果を得られる新聞広告の自動割付方法及び装置を提供する。単一段に3つの広告素材A〜Cで一つの広告面が構成されていると仮定した場合、単位系統一し(S1)、単純に掲載サイズで並べて片方だけに発生する余白のサイズを求める(S2)。この余白を各広告素材間に均等になるように割り振るため、余白分配位置を決定し(S3)、余白を余白分配位置の個数で割った値が、余白分配位置に配分する空白サイズとなる(S4)。この空白サイズを余白分配位置に割り振り、広告素材A〜Cの配置位置を導き出す(S5)。

目的

異なる大きさの広告素材を配置する場合、従来の人手による方法で作成すると、技術者のレベル主観によって、紙面品質バラツキができてしまう可能性があり、均一な品質を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

コンピュータディスプレイ上で新聞広告自動割付を行う方法であって、広告素材の大きさを示す単位を統一するステップと、前記広告素材を配置した残余である余白サイズを求めるステップと、この求めた余白サイズを、輪郭罫間に配置された各広告素材間に均等に分配する余白分配位置を決定するステップと、前記余白分配位置に配分する空白サイズを算出するステップと、この求めた空白サイズを前記余白分配位置に配分し、前記広告素材の配置位置を決定するステップとを含むことを特徴とする新聞広告の自動割付方法。

請求項2

前記余白分配位置を決定する際に、仕切罫を前記広告素材として前記余白分配位置を決定することを特徴とする請求項1記載の新聞広告の自動割付方法。

請求項3

複数段広告素材がある場合、その複数段広告素材及びその周り余白部分を除いて、前記余白サイズを決定することを特徴とする請求項1又は2記載の新聞広告の自動割付方法。

請求項4

コンピュータ・ディスプレイ上で新聞広告の自動割付を行う装置であって、広告素材の大きさを示す単位を統一する単位統一手段と、前記広告全体の残余である余白サイズを求める余白計算手段と、この求めた余白サイズを、輪郭罫間に配置された各広告素材間に均等に分配する余白分配位置を決定する分配位置決定手段と、前記余白分配位置に配分する空白サイズを算出する空白サイズ算出手段と、この求めた空白サイズを前記余白分配位置に配分し、前記広告素材の配置位置を決定する配置位置決定手段とを備えることを特徴とする新聞広告の自動割付装置。

請求項5

前記余白分配位置を決定する際に、仕切罫を前記広告素材として前記余白分配位置を決定することを特徴とする請求項4記載の新聞広告の自動割付装置。

請求項6

複数段広告素材がある場合、その複数段広告素材及びその周りの余白部分を除いて、前記余白サイズを決定することを特徴とする請求項4又は5記載の新聞広告の自動割付装置。

請求項7

複数の広告素材を一塊として、箱の中で掲載位置を決め、さらにその箱を1つの広告素材として配置位置を決定することを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の新聞広告の自動割付装置。

技術分野

0001

本発明は、コンピュータディスプレイ上で新聞広告自動割付を行う方法及び装置に関する。

0002

従来、新聞広告は、複数の広告素材紙面上の割付を人の手による切り貼りで行っている。日常誰もが目にする莫大な数の新聞広告が、実は人の手によって一枚ずつ紙面上の配置を割り付けられていたとは想像し得ない事実であろう。割付には熟練技術が必要であり、その為専門技術者により作業が行われている。サイズがバラバラの多数の広告を固定の新聞枠内に配置するのは、一種パズルの様なもので、熟練の技術と時間を要する。

0003

また、新聞紙面づくりにもコンピュータシステム化が進み、人的負担が省力化されているが、まだ専門技術をもった人の手に頼らざるを得ない部分も残されている。広告の割付作業もそのひとつであり、熟練した専門技術が必要とされていた。

0004

コンピュータを利用して新聞広告を配置する場合でも、コンピュータのディスプレイを見ながら広告素材自身をマウスで動かし、全体の構成と広告素材の位置を見た目、もしくは画面上に表示された座標位置で判断することになり、結果としては紙面上に1枚ずつ配置する方法と大差がなく、技術と時間が必要なことに変わりない。

0005

また、新聞紙面等の案内広告レイアウト配置AI的に自動で行わせる自動組版処理方法がある(例えば、特許文献1参照)。

背景技術

0006

【特許文献1】
特開平11−259470号公報

0007

しかしながら、従来の自動組版処理方法は、同じ高さで規格化された大きさの案内広告を対象としている。

0008

異なる大きさの広告素材を配置する場合、従来の人手による方法で作成すると、技術者のレベル主観によって、紙面品質バラツキができてしまう可能性があり、均一な品質を提供することが難しい。

発明が解決しようとする課題

0009

そこで本発明は、新聞紙面編集コンピュータステムにおいて、個人の技術や能力に左右されず、誰でも容易に同等の成果を得られる新聞広告の自動割付方法及び装置を提供することを目的とする。

0010

上述の課題を解決するため、本発明は、コンピュータ・ディスプレイ上で新聞広告の自動割付を行う方法であって、広告素材の大きさを示す単位を統一するステップと、前記広告素材を配置した残余である余白サイズを求めるステップと、この求めた余白サイズを、輪郭罫間に配置された各広告素材間に均等に分配する余白分配位置を決定するステップと、前記余白分配位置に配分する空白サイズを算出するステップと、この求めた空白サイズを前記余白分配位置に配分し、前記広告素材の配置位置を決定するステップとを含むことを特徴とする。

課題を解決するための手段

0011

以上の構成によって、複数の広告素材を一つの広告面体裁を整えた状態で配置位置を決定できる。

0012

次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

0013

本発明は、新聞紙面編集を行うコンピュータシステムのディスプレイ上で新聞広告の自動割付を行う方法であり、またその方法を適用した装置である。具体的には、新聞紙面編集コンピュータシステムのメモリに格納された制御プログラムによって以下に説明する各機能を実現する。

0014

広告素材のレイアウトとしては、大きく単一段に複数の広告素材が配置される場合(図1:単一段レイアウト)と、複数段に跨る広告素材が存在する場合(図2複数段素材レイアウト)の2種類に分けられ、大部分のレイアウトはこれらの組み合わせで構成される。新聞紙面編集コンピュータシステム上で、これら2つのレイアウトパターンによる新聞広告の自動割付処理手順について、以下に説明する。

0015

1.単一段レイアウト
図3は、単一段レイアウトの場合の処理手順を示すフローチャートである。図1に示すように単一段に3つの広告素材A〜Cで一つの広告面が構成されていると仮定した場合、単位系を統一し(S1)、単純に掲載サイズで並べて片方だけに発生する余白のサイズを求める(S2)。この余白を各広告素材間に均等になるように割り振るため、余白分配位置を決定し(S3)、余白を余白分配位置の個数で割った値が、余白分配位置に配分する空白サイズとなる(S4)。この空白サイズを余白分配位置に割り振り、広告素材A〜Cの配置位置を導き出す(S5)。

0016

(1)単位系の統一
新聞で扱う単位は、mmやcm等の一般的な単位以外にも、割という新聞広告固有の単位が存在する。広告素材のサイズとしては、どちらの指定も可能になっているが、これらの単位が混在した状態では、各種計算ができないため、統一した単位に変換する必要がある。これを固有単位(ou)とする。

0017

mm等の一般的な単位ではなく、ouというオリジナルの単位に統一する理由は、割という単位が整数ではなく分数を意識した単位であるため、単純にmmに換算することができないためである。

0018

ouへの変換方法は、まず、新聞紙面幅のouを算出することから始まる。まず、広告素材のサイズとして登場する割単位の値を取り出し、これらの最小公倍数を求め、さらに新聞紙面幅のサイズをmm単位で表したものとで最小公倍数を求める。この最小公倍数が新聞紙面幅のouとなる。

0019

各広告素材のサイズのouへの変換は、新聞紙面幅のouサイズを広告素材のサイズ(単位は意識しない)で割った値となる。

0020

以降の処理は全てこのouで行う。

0021

ここで「割」という単位は、新聞紙面の幅を1割として、それを均等に分割した1区画の幅を意味する。つまり、新聞紙面を2分割した1区画の幅を2割、同様に3分割した1区画の幅を3割と言う様に、値が大きなると実際の値が小さくなっていく。

0022

(2)余白の算出
広告素材を均等に配置するための最初の段階として、同一段に存在する各広告素材の幅の合計を求め、その合計を新聞紙面全体の幅から引いた値が、配分するための余白のサイズとなる(図4:余白の算出)。

0023

(3)余白分配位置の決定
余白を各広告素材間に割り振る場合に、どこに余白を分配するかを決めなければならない。これを余白分配位置と定義する。

0024

余白を分配する場合、同一段上にある各広告素材間が均等になることが第一条件となり、さらに新聞紙面の囲む罫線(輪郭罫)とも重ならないようにするため、各広告素材間及び輪郭罫と両端に位置する広告素材の間に余白分配位置が存在することになる(図5:広告素材の余白分配位置)。

0025

広告素材がn個あると仮定した場合、各広告素材間の余白分配位置がn−1個、輪郭罫と広告素材との間の余白分配位置が2個存在することになるので、合計n+1個の余白分配位置が存在する。

0026

新聞紙面を見ると、隣り合う広告素材の間に罫線(仕切罫)が存在する場合がある。この仕切罫は、余白分配位置を決定するのに重要な意味を持つ。

0027

1つの広告素材に着目した時に、仕切罫がない場合は次の広告素材までが余白と見えるが、仕切罫が存在する場合は仕切罫までが余白と見える。そのため、広告素材を均等に配置することを考えると広告素材から仕切罫までを余白分配位置と考える必要がある。言い替えれば、仕切罫も一つの広告素材と考えて、余白配分位置を決定しなければならない(図6:仕切罫有り広告素材の余白配分位置)。

0028

広告素材がn個、仕切罫がm個(0≦m≦n−1)あると仮定した場合の余白分配位置の個数xは、以下の式で算出できる。
x=(n+m)−1+2=n+m+1
(4)余白分配位置へ割り振る空白サイズの算出
(2)で算出した余白サイズを(3)で算出した余白分配位置の個数xで割ることにより、1つの余白分配位置へ割り振る空白のサイズが決定する。但し、余白配分位置の個数によっては、割り切れない場合があるので、その場合は、左の余白分配位置の空白から順番余りを割り当てていく。

0029

(5)配置位置の算出
(4)で求めた空白サイズを余白分配位置に配分し、各広告素材の配置位置を決定する。但し、この配置位置の単位はouであるため、一般的な単位に変換して、出力する。

0030

2.複数段素材レイアウト
新聞広告は、図2の様に1つの広告素材が複数段に跨って配置される場合もある。この複数段素材レイアウトの場合は、図7に示すフローチャートの処理手順で配置位置を算出する。特に説明のない手順は、単一段の手順と同じである。

0031

(1)単位系の統一
単一段レイアウトの場合と同様、単位系を統一する(S11)。

0032

(2)余白の算出
単一段の時と同じように余白を算出するが、複数段に跨る広告素材(複数段素材)に関しては、それぞれの段で、広告素材幅を加算し、各段毎の余白を算出する(S12)。

0033

(3)余白配分位置の決定
(2)と同様に複数段素材に関しては、それぞれの段で余白分配位置を決定し、各段毎に余白分配位置の個数を求める(S13)。

0034

(4)余白分配位置へ割り振る空白サイズの算出
各段毎に余白分配位置へ割り振る空白サイズを算出する(S14)。

0035

(5)複数段素材の配置位置の決定
複数段素材の位置が確定されていないので(S15)、(S14)で求めた各段の空白サイズに着目し、空白サイズが一番小さい段(最小余白段)を決定し、最小余白段でのみ(S14)で求めた空白サイズを余白分配位置に配分し、最小余白段に含まれる広告素材の配置位置を決定する。

0036

これにより、複数段素材の位置が確定され(S16)、複数段素材の両端に付加される空白サイズも、最小余白段の空白サイズとなる(図8:複数段素材の位置決定)。

0037

(6)余白の再計算
複数段素材の配置位置が決定したことにより、最小余白段以外の段では、複数段素材(両端に付加される空白を含む)を省いて、余白の再計算を行う(図9:余白の再計算)。その後、全ての段の配置位置が決定するまで、(S12)〜(S18)の手順を繰り返す。

0038

これ以外のレイアウトの場合も、この2つのレイアウトの相似形や組み合わせになっている場合が殆どであるため、各レイアウトの手順を組み合わせることにより、自動で配置位置を算出することができる。

0039

3.複数の広告素材を一塊として扱う場合
また、複数の広告素材を一塊として、ボックス(箱)内部で閉じた広告自動割付を行うことができる。また、その箱自体も1つの広告素材として広告自動割付の対象とすることができる。

0040

箱は複数定義することが可能で、箱の中に箱を作成するような複数階層構造とすることができる。最上位階層レベル1)の広告自動割付領域も一つの箱として扱っている(図10:ボックス内割付イメージ)。この箱を利用することにより、より複雑なレイアウトにも柔軟に対応することが可能となる。

0041

以上、本発明により、数ある広告システムの中で的確に処理し得なかった新聞紙面上の広告の割付作業を、より正確に、スピーディーにそして紙面品質の均一化を図れる。また、複数の広告素材を一つの広告面に体裁を整えた状態で配置位置を出力できる。この機能を利用する場面としては以下のようなものを想定している。

0042

紙面用下広告イメージの作成
個々の広告素材イメージを、1つの紙面用広告イメージを生成する処理の手前の処理として各広告素材イメージ単位の配置座標を取得するために利用する。

0043

レイアウト画面表示
広告素材のレイアウトを決定する組付端末にて、プレビューイメージなどを用いて均等割付後の全体構成を確認する機能の手前の処理として、画面解像度に合わせたイメージ単位の配置位置を取得するために利用する。

発明を実施するための最良の形態

0044

本発明では、専門技術者の手を介さず、客観的数値としての配置位置を得られるという点に画期的な特徴を見出すことができる。

図面の簡単な説明

0045

以上説明したように、本発明によれば、広告素材の掲載位置高速かつ確実に割り出すことができる。さらに人的コストの軽減も期待できる。

図1
単一段レイアウトの説明図である。
図2
複数段素材レイアウトの説明図である。
図3
単一段レイアウトの場合の処理手順を示すフローチャートである。
図4
余白の算出の説明図である。
図5
広告素材の余白分配位置の説明図である。
図6
仕切罫有り広告素材の余白配分位置の説明図である。
図7
複数段素材レイアウトの場合の処理手順を示すフローチャートである。
図8
複数段素材の位置決定の説明図である。
図9
余白の再計算の説明図である。
図10
ボックス内割付イメージを示す図である。
【符号の説明】
1,2 広告素材
A〜C,E〜G 広告素材
D複数段広告素材

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