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技術 バッチ

出願人 株式会社バンダイキクチ株式会社
発明者 金子健児関田香織菊地憲悦小川岩吉
出願日 2002年6月12日 (18年5ヶ月経過) 出願番号 2002-172100
公開日 2004年6月10日 (16年5ヶ月経過) 公開番号 2004-159667
状態 特許登録済
技術分野 他の締め具または止め具 装身具
主要キーワード 挟着板 止着ピン 軸受け片 上下摺動部材 ガイド筒体 案内台 挟持圧力 上下移動部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2004年6月10日)のものです。
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図面 (20)

課題

止着ピン等の装着手段をバッチ本体に取り付ける際、バッチ本体に付された文字絵柄等の表示の向きに対応して装着手段の取付位置を選択することができるバッチを提供する。

解決手段

バッチ200は、表蓋201と、表蓋201の表面板202上に載置されるシート体213と、裏蓋周縁209と表蓋周縁203との間でシート体213の周縁を挟持するようにして、表蓋201に嵌着する裏蓋205とからなるバッチ本体200aと、バッチ本体200aの裏面板206を横切る方向(X方向、Y方向又はZ方向)を選択して、バッチ本体200aに連結される装着手段229,237とを有する。

概要

背景

従来のバッチは、図19(a),(b)に示すように、文字絵柄模様等の表示215が付されたバッチ本体200aと、衣服帽子等の被装着物に装着可能な止着ピン等の装着手段229とからなる。バッチ本体200aは、裏蓋205と表蓋201とからなり、表蓋201の上面に設けられた模様紙211と透過性を有するカバー体シート体)213の周囲を表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209で挟み込むようにして形成されている。模様紙211には、文字、絵柄、模様等の表示215が印刷されている。裏蓋205には、止着ピン等の装着手段229を取り付けるための一対の穴261,261等の取付手段260が形成されている。この従来のバッチは、特公昭61−32005号公報に開示されているような製造装置によって製造されていた。

概要

止着ピン等の装着手段をバッチ本体に取り付ける際、バッチ本体に付された文字、絵柄等の表示の向きに対応して装着手段の取付位置を選択することができるバッチを提供する。バッチ200は、表蓋201と、表蓋201の表面板202上に載置されるシート体213と、裏蓋周縁209と表蓋周縁203との間でシート体213の周縁を挟持するようにして、表蓋201に嵌着する裏蓋205とからなるバッチ本体200aと、バッチ本体200aの裏面板206を横切る方向(X方向、Y方向又はZ方向)を選択して、バッチ本体200aに連結される装着手段229,237とを有する。

目的

本願発明は、上記問題点に鑑み発明されたものであって、装着手段をバッチ本体に取り付ける際、バッチ本体に付された表示の向きに対応して装着手段の取付位置を選択して取り付けることができる、従来にないバッチを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

略円形表面板と該表面板より下方に延在する表蓋周縁を有する表蓋と、前記表蓋の表面板上に載置されるシート体と、略円形の裏面板と該裏面板より上方に延在する裏蓋周縁を有する裏蓋であって、該裏蓋周縁と該表蓋周縁との間で前記シート体の周縁を挟持し、前記シート体を前記表面板に密接せしめるように、前記表蓋に嵌着する裏蓋とからなるバッチ本体と、衣服帽子バック等の被装着物に装着可能な装着手段であって、前記裏蓋が前記表蓋に嵌着されバッチ本体が形成された後に、前記裏面板を横切る方向に関し、選択的に前記バッチ本体と連結する装着手段とを有することを特徴とするバッチ。

請求項2

前記表蓋の表面板と前記シート体との間に、文字絵柄模様若しくはこれらが結合したものの表示が印刷された模様紙が置かれ、前記装着手段が前記裏面板を横切る方向の選択は、装着手段を被装着物の適正位置に装着した場合に於ける前記表示の適正さにより決定されることを特徴とする請求項1記載のバッチ。

請求項3

文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示が付されたバッチ本体と、衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な2種類以上の装着手段と、前記2種類以上の装着手段の一つを選択して、選択した装着手段を前記バッチ本体に連結可能な連結手段とを有することを特徴とするバッチ。

請求項4

装着手段が、止着ピンクリップ磁性体の中から選択されることを特徴とする請求項3記載のバッチ。

請求項5

前記装着手段の連結は、前記裏面板の略中央部に形成された取付孔と、該取付孔に嵌合する取付軸であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のバッチ。

技術分野

0001

本願発明は、文字絵柄模様等の表示が付されたバッチ本体と、衣服帽子等の被装着物に装着可能な止着ピン等の装着手段を備えたバッチに関するものである。

背景技術

0002

従来のバッチは、図19(a),(b)に示すように、文字、絵柄、模様等の表示215が付されたバッチ本体200aと、衣服、帽子等の被装着物に装着可能な止着ピン等の装着手段229とからなる。バッチ本体200aは、裏蓋205と表蓋201とからなり、表蓋201の上面に設けられた模様紙211と透過性を有するカバー体シート体)213の周囲を表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209で挟み込むようにして形成されている。模様紙211には、文字、絵柄、模様等の表示215が印刷されている。裏蓋205には、止着ピン等の装着手段229を取り付けるための一対の穴261,261等の取付手段260が形成されている。この従来のバッチは、特公昭61−32005号公報に開示されているような製造装置によって製造されていた。

0003

上記従来のバッチは、前記裏蓋205に形成されている一対の穴261,261等の取付手段260に装着手段229が固定されるため、バッチ本体200aに付された表示215の向きと、被装着物に装着する止着ピン等の装着手段229の位置関係が一定であり、表示215の向きに対応して装着手段229の取付位置を選択することができないという問題点があった。この従来のバッチを製造する上記従来のバッチ製造装置では、バッチ本体200aを製造する際に、バッチ本体200aに付された表示215の向きと、裏蓋205に形成された一対の穴261,261等の取付手段260の位置関係が不適当になる場合があり(例えば表示215の向きに対して、取付手段260の位置が斜めになる等、図19(c)参照)、係る場合、取付手段260に取り付けられる装着手段229の位置も、表示215の向きに対して不適当であり、装着手段229により被装着物に装着した際、表示215の向きが傾いて不適正になるから、表示215の向きと取付手段260の位置関係を確認しながらバッチ本体200aを製造しなければならず、そのためバッチ本体200aの製造が難しく、面倒であるという問題点があった。また、従来のバッチは、バッチ本体200aに取り付けられる装着手段229が決まっており、複数の装着手段の中から一つを選択して取り付けることができないという問題点があった。

発明が解決しようとする課題

0004

本願発明は、上記問題点に鑑み発明されたものであって、装着手段をバッチ本体に取り付ける際、バッチ本体に付された表示の向きに対応して装着手段の取付位置を選択して取り付けることができる、従来にないバッチを提供することを第1の目的とする。また、止着ピン、クリップ磁性体等の複数の装着手段の中から一つを選択して取り付けることができる、従来にないバッチを提供することを第2の目的とする。

0005

本願請求項1記載のバッチは、上記第1の目的を達成するため、略円形表面板と該表面板より下方に延在する表蓋周縁を有する表蓋と、前記表蓋の表面板上に載置されるシート体と、略円形の裏面板と該裏面板より上方に延在する裏蓋周縁を有する裏蓋であって、該裏蓋周縁と該表蓋周縁との間で前記シート体の周縁を挟持し、前記シート体を前記表面板に密接せしめるように、前記表蓋に嵌着する裏蓋とからなるバッチ本体と、衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な装着手段であって、前記裏蓋が前記表蓋に嵌着されバッチ本体が形成された後に、前記裏面板を横切る方向に関し、選択的に前記バッチ本体と連結する装着手段とを有する。

0006

本願請求項2記載のバッチは、上記第1の目的を達成するため、前記表蓋の表面板と前記シート体との間に、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示が印刷された模様紙が置かれ、前記装着手段が前記裏面板を横切る方向の選択は、装着手段を被装着物の適正位置に装着した場合に於ける前記表示の適正さにより決定される。

0007

本願請求項3記載のバッチは、上記第2の目的を達成するため、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示が付されたバッチ本体と、衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な2種類以上の装着手段と、前記2種類以上の装着手段の一つを選択して、選択した装着手段を前記バッチ本体に連結可能な連結手段とを有する。

0008

本願請求項4記載のバッチは、上記第2の目的を達成するため、装着手段が、止着ピン、クリップ、磁性体の中から選択される。

課題を解決するための手段

0009

本願請求項5記載のバッチは、上記第1及び第2の目的を達成するため、前記装着手段の連結は、前記裏面板の略中央部に形成された取付孔と、該取付孔に嵌合する取付軸である。

0010

本願発明に係るバッチの一つの実施の形態を、図9乃至図18に基づいて説明する。図9は、本願発明に係るバッチを示す全体分解斜視図である。図10は、図9組立全体斜視図である。図11は、図10の側面断面図である。図12は、本願発明に係るバッチの装着手段の一つの実施の形態を示す斜視図である。図13は、図12の装着手段を取り付けた状態を示す斜視図である。図14は、図13の装着手段を裏蓋に取り付けたバッチ全体の側面断面図である。図15は、本願発明に係るバッチの装着手段の他の実施の形態を示す斜視図である。図16は、図15の装着手段を裏蓋に取り付けたバッチ全体の側面断面図である。図17は、本願発明に係るバッチの装着手段の他の実施の形態を示す斜視図である。図18は、図17の装着手段を裏蓋に取り付けたバッチ全体の側面断面図である。

0011

バッチ200は、略円形の表面板202と該表面板202より下方に延在する表蓋周縁203を有する表蓋201と、前記表蓋201の表面板202上に載置されるシート体213と、略円形の裏面板206と該裏面板206より上方に延在する裏蓋周縁209を有する裏蓋205であって、該裏蓋周縁209と該表蓋周縁203との間で前記シート体213の周縁を挟持し、前記シート体213を前記表面板202に密接せしめるように、前記表蓋201に嵌着する裏蓋205とからなるバッチ本体200aと、衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な装着手段229,237,246であって、前記裏蓋205が前記表蓋201に嵌着されバッチ本体200aが形成された後に、前記裏面板206を横切る方向(例えば、X方向、Y方向又はZ方向、図9参照)に関し、選択的に前記バッチ本体200aと連結する装着手段229,237,246とを有する。

0012

前記表蓋201の表面板202と前記シート体213との間に、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示215が印刷された模様紙211が置かれ、前記装着手段229,237,246が前記裏面板206を横切る方向(例えば、X方向、Y方向又はZ方向、図9参照)の選択は、装着手段229,237,246を被装着物の適正位置に装着した場合に於ける前記表示213の適正さにより決定される。

0013

なお、バッチ200は、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示215が付されたバッチ本体200aと、衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な2種類以上の装着手段229,237,246と、前記2種類以上の装着手段229,237,246の一つを選択して、選択した装着手段を前記バッチ本体200aに連結可能な連結手段220,230,240とを有する。

0014

装着手段は、止着ピン229、クリップ237、磁性体246の中から選択される。前記装着手段229,237,246の連結は、前記裏面板206の略中央部に形成された取付孔207と、該取付孔207に嵌合する取付軸221,231,241である。

0015

さらにバッチについて詳細に説明する。バッチ200は、図9に示すように、本体200aと連結手段220と止着ピン(装着手段)229とからなる。本体200aは、表蓋201と、裏蓋205と、模様紙211と、カバー体(シート体)213とからなる。表蓋201は、加工前において、湾曲した表面板202を有し、表蓋周縁203が表面板202に対し下方に向かって略直角に折曲されている。裏蓋205は、加工前において、略中心に取付孔207が形成された裏面板206を有し、裏蓋周縁209が裏面板206に対し上方に向かって略直角以上に折曲され、裏面板206に円形の凹部208が形成されている。

0016

模様紙211は、円形の紙であって、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示215が印刷されており、雑誌等の切り抜きであっても構わない。カバー体(シート体)213は、透過性を有する薄い合成樹脂素材で形成されている。バッチ本体200aは、表蓋201の上面に模様紙211とカバー体(シート体)213が重ね合わされ、模様紙211とカバー体(シート体)213の周囲が表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209に挟み込まれるようにして、表蓋201の周縁203が折曲されて構成されている。なお、模様紙211を使用せず、カバー体(シート体)213に、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示215を直接印刷しても構わない。取付孔207の周縁には、内側に向かって一対の係止爪210、210が突設形成されている。

0017

連結手段220は、図12乃至図14に示すように、基板222と、基板222の表面223に形成された略L字状の係止部225と、基板222の裏面226略中央に突設形成された取付軸221と、裏蓋205の略中心に形成された取付孔207とからなる。基板222と係止部225と取付軸221は、合成樹脂によって一体成形されており、前記バッチ本体200aとは別体である。基板222は、係止部225により止着ピン(装着手段)229に取り付けられ、取付軸221が裏蓋205の取付孔207に差し込まれて、裏蓋205の凹部208に嵌合するようにして取り付けられる。

0018

このように連結手段220により、バッチ本体200aと止着ピン(装着手段)229を連結する。止着ピン(装着手段)229は、裏面板206を横切る方向(例えば、図9のX方向、Y方向又はZ方向)に取り付けられる。バッチ本体200aに付された表示215の向きを確認しながら、取付軸221を取付孔207に差し込むことによって止着ピン(装着手段)229を取り付けることができるので、止着ピン(装着手段)229の取付方向(例えば、図9のX方向、Y方向又はZ方向)を選択することができる。

0019

取付軸221は、取付孔207に差し込むと、取付孔207の周縁に形成された係止爪210,210に係止されて取り付けられる。止着ピン(装着手段)229は、バッチ本体200aに対して回動可能ではあるが、あまり回動させると、係止爪210,210によって取付軸221が削られて、バッチ本体200aから外れやすくなるので、微調整程度にとどめ、できるだけ回動させない方が好ましい。

0020

また、連結手段230は、図15、16に示すように、基板232と、基板232の表面233略中央に形成された一対の略U字状の軸受け片234,234と、一対の軸受け片234,234の間に支軸236を介して回動自在に取り付けられ、バネ等の弾性部材238によってその一端237aが基板232に圧接している挟着板237とからなる装着手段の基板232の裏面235略中央に突設形成された取付軸231と、裏蓋205の略中心に形成された取付孔207とにより形成しても良い。この場合も基板232および取付軸231は、合成樹脂により一体成形されており、前記バッチ本体200aとは別体である。挟着板237は、これの一端237aが弾性部材238によって基板232に圧接し、クリップを構成している。

0021

基板232は、取付軸231が裏蓋205の取付孔207に差し込まれて、裏蓋205の凹部208に嵌合するようにして取り付けられる。このように連結手段230により、バッチ本体200aと、挟着板237および基板232とからなるクリップ状の装着手段とを連結する。挟着板(装着手段)237は、裏面板206を横切る方向(例えば、図9のX方向、Y方向又はZ方向)に取り付けられる。バッチ本体200aに付された表示215の向きを確認しながら、取付軸231を取付孔207に差し込むことによって挟着板(装着手段)237を取り付けることができるので、挟着板(装着手段)237の取付方向(例えば、図9のX方向、Y方向又はZ方向)を選択することができる。

0022

取付軸231は、取付孔207に差し込むと、取付孔207の周縁に形成された係止爪210,210に係止されて取り付けられる。挟着板(装着手段)237は、バッチ本体200aに対して回動可能ではあるが、あまり回動させると、係止爪210,210によって取付軸231が削られて、バッチ本体200aから外れやすくなるので、微調整程度にとどめ、できるだけ回動させない方が好ましい。

0023

また、連結手段240は、図17,18に示すように、基板242と、基板242の表面245に接着剤により取り付けられた板状の磁性体246とからなる装着手段の基板242の裏面243略中央に突設形成された取付軸241と、裏蓋205の略中心に形成された取付孔207とにより形成しても良い。この場合も基板242および取付軸241は合成樹脂により一体成形されており、前記バッチ本体200aとは別体である。

0024

基板242は、取付軸241が裏蓋205の取付孔207に差し込まれて、裏蓋205の凹部208に嵌合するようにして取り付けられる。このように連結手段240により、バッチ本体200aと板状の磁性体(装着手段)246を連結する。取付軸241は、取付孔207に差し込むと、取付孔207の周縁に形成された係止爪210,210に係止されて取り付けられる。このように、バッチ200は、連結手段220,230,240により、2種類以上の装着手段、例えば止着ピン229,クリップ237,磁性体246の中から一つを選択してバッチ本体200aに連結することができる。

0025

次に本願発明に係るバッチを製造するバッチ製造装置の一つの実施の形態を、図1乃至図8に基づいて説明する。図1は、本願発明に係るバッチ製造装置の第1の受け型を示す全体正面断面図である。図2は、図1動きを説明する全体正面断面図である。図3は、本願発明に係るバッチ製造装置の第2の受け型を示す全体正面断面図である。図4は、図3の動きを説明する全体正面断面図である。図5は、本願発明に係るバッチ製造装置の全体側面断面図である。図6は、図5の全体平面図である。図7、8は、バッチ製造装置の動きを説明する上から視た全体斜視図である。

0026

バッチ製造装置1は、周縁209が上方に向く裏蓋205と、周縁203が下方に向く表蓋201とからなり、表蓋201の上面に模様紙211と透過性を有するカバー体(シート体)213が重ね合わされ、模様紙211とカバー体(シート体)213の周囲が表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209に挟み込まれるようにして、表蓋201の周縁203が折曲されたバッチ本体200aを製造する。

0027

バッチ製造装置1は、基台2と、基台2の上面に往復動可能に設けられた摺動台100と、摺動台100の往復方向両側に設けられた第1と第2の受け型110,140と、基台2の上部に支柱16,17を介して固定された固定部材20と、固定部材20に設けられた雌ねじ部17bに螺合して軸方向に移動可能な押圧ネジ軸30と、押圧ネジ軸30の下端に設けられ、前記第1の受け型110又は第2の受け型140と接合する押圧型40と、押圧ネジ軸30の上部に設けられた操作ハンドル32とからなる。

0028

第1の受け型110は、表蓋201を載せる第1の載置台111と、第1の載置台111の周囲に設けられ、模様紙211とカバー体(シート体)213を重ねて載せる案内台125とで構成され、案内台125は弾性部材113により上方に付勢されるようにして上下移動自在に設けられている。

0029

第2の受け型140は、裏蓋205を載せる第2の載置台141と、第2の載置台141の周囲に設けられ、模様紙211とカバー体(シート体)213の周囲を表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209に挟み込むようにして、表蓋201の周縁203を裏蓋205の周縁209側に折曲させる加工台155とで構成され、加工台155は弾性部材156により上方に付勢されるようにして上下移動自在に設けられている。

0030

押圧型40は、外層枠42と、外層枠42内に設けられ、外層枠42より浅い内層枠51とを有し、内層枠51は、外層枠42の上部に形成された開口43を介して押圧ネジ軸30の下端に回動自在に設けられている。

0031

さらに押圧型40には、第1の受け型110又は第2の受け型140の位置に応じて、押圧ネジ軸30によって押圧される外層枠42又は内層枠51に切り替え切替部材80が設けられている。切替部材80は、第1の受け型110が押圧型40の略真下に位置している時は、外層枠42の上端に当接して押圧ネジ軸30によって押圧され、摺動台100を移動して第2の受け型140が押圧型40の略真下に位置している時は、外層枠42の上端から外れて押圧ネジ軸30によって押圧されないようになっている。

0032

バッチ製造装置1は、操作ハンドル32を操作して押圧ネジ軸30を下方に移動させ、切替部材80が押圧ネジ軸30によって押圧されると外層枠42が下方に移動して第1の受け型110の案内台125と接触して案内台125を弾性部材113の弾性に抗して押し下げ、表蓋201の周縁203に沿って模様紙211とカバー体(シート体)213を折り曲げ、切替部材80が押圧ネジ軸30によって押圧されないと内層枠51が下方に移動して第2の受け型140の加工台155と接触して加工台155を弾性部材156の弾性に抗して押し下げ、模様紙211とカバー体(シート体)213の周囲を表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209に挟み込むようにして、表蓋201の周縁203を裏蓋205の周縁209側に折曲させるようにしている。

0033

さらにバッチ製造装置1について詳細に説明する。基台2は、合成樹脂によって一体成形され、上壁3と、上壁3の周縁に形成された湾曲した周壁5とからなり、上壁3には前後方向に延びる略コ字状のガイド溝6が形成されている。ガイド溝6は、底壁7と、側壁9,10とからなり、側壁9,10の上部にガイド突起9a,10aが形成されている。また、基台2の上壁3裏面略中央には、ガイド溝6を挟んで、ガイド溝6と直交する方向(左右方向)両側に、ガイド溝6の底壁7と略同じ高さのボス11,12が形成されている。ボス11,12には、上壁3まで延びる挿通孔11a,12aが形成されている。

0034

基台2のガイド溝6の底壁7には、ガイド溝6と直交する方向(左右方向)に断面略コ字状の補強部材15が設けられている。この補強部材15は、鋼材で形成されている。補強部材15は、ボス11,12と当接し、ボス11,12の挿通孔11a,12aと同じ位置となる両側に穴15a,15bが形成されている。基台2には、断面が略円状の支柱16,17が立設されている。支柱16,17は、鋼材で形成されている。

0035

一方の支柱16は、下部に形成された雄ねじ部16aがボス11の挿通孔11a及び補強部材15の穴15aに挿通されてナット18によって締め付けられて、ボス11及び補強部材15に略垂直に固定されている。他方の支柱17は、下部に形成された雄ねじ部17aがボス12の挿通孔12a及び補強部材15の穴15bに挿通されてナット19によって締め付けられて、ボス12及び補強部材15に略垂直に固定されている。

0036

基台2の上部には、支柱16,17を介して断面略口状の固定部材20が略水平に固定されている。固定部材20は、鋼材で形成されている。一方の支柱16は、上部に形成された雄ねじ部16bが固定部材20の一方に形成された穴20aに挿通されてナット21によって締め付けられて、固定部材20を固定している。他方の支柱17は、上部に形成された雄ねじ部17bが固定部材20の他方に形成された穴20bに挿通されてナット22によって締め付けられて、固定部材20を固定している。

0037

固定部材20は、略中心に透孔23が形成され、この透孔23と略同一軸心上に雌ネジ部材25が固定して取り付けられている。なお透孔23に直接雌ネジを形成したも構わないのは勿論である。この固定部材20に設けられた雌ネジ部材25には、押圧ネジ軸30が透孔23を通って螺合しており、軸方向に移動可能となっている。押圧ネジ軸30の上部には、取付部31が形成され、この取付部31に操作ハンドル32がネジ33によって固定して取り付けられている。

0038

押圧ネジ軸30の下端には、後記第1の受け型又は第2の受け型と接合する押圧型40が設けられている。押圧型40は、略菱形状に形成された上下摺動部材41と、外層枠42と、外層枠42内に設けられ、外層枠42より浅い内層枠51とを有する。外層枠42は、逆さ椀状に形成され、外湾曲部45と、外湾曲部45の上部に形成された外首部46と、外湾曲部45の下部周縁に形成された周壁47と、周壁47の下端に形成された押圧部50からなり、外首部46にガイド孔49が形成され、このガイド孔49が外首部46の上端48に形成された開口43と連通している。

0039

内層枠51は、外層枠42の外湾曲部45に嵌合する内湾曲部52と、内湾曲部52の下部周縁に形成され、後記バッチの表蓋201の周縁203に当接する当接縁53と、内湾曲部52の上部に形成され、外首部46のガイド孔49に摺動自在に案内され、外湾曲部45に内湾曲部52が嵌合すると、外首部46の上端48と略同じ位置になる上端58を有する内首部55と、内首部55の上壁56の上端58略中心に形成された突起57と、内首部55の上壁56の略中心に形成され、突起57の上端60まで伸びる透孔59とからなる。

0040

前記押圧ネジ軸30は、下端略中心に支軸35が形成され、この支軸35の下端にネジ穴36が形成されている。押圧ネジ軸30の下部には、押圧部材61が設けられている。押圧部材61は、底壁62と、底壁62の周囲に設けられた周壁63と、周壁63の上部に設けられた環状のフランジ部65とからなり、底壁62の中心に透孔66が形成され、押圧ネジ軸30の下部に被せるようにして、支軸35を透孔66に通して、押圧ネジ軸30に回動自在に取り付けられている。

0041

さらに押圧ネジ軸30の支軸35は、前記内層枠51の透孔59に通され、支軸35のネジ穴36にネジ69をねじ込むことによって、押圧ネジ軸30の下端に内層枠51が回動自在に設けられている。なお、押圧部材61は、周壁63が内層枠51の内首部55と略同じ外径で形成され、外層枠42の上部に形成された開口43からガイド孔49内に挿入することができるようになっている。従って、内層枠51は、外層枠42の上部に形成された開口43を介して押圧ネジ軸30の下端に回動自在に設けられている。

0042

上下摺動部材41は、板状に形成され、左右方向両端に前記支柱16,17に摺動自在に係合する案内凹部71,72が設けられ、この案内凹部71,72により上下方向のみ移動できるように案内される。上下摺動部材41の右端には、これの位置を確認できるようにするための指示板73が一体に形成されている。さらに押圧型40には、第1の受け型又は第2の受け型の位置に応じて、押圧ネジ軸30によって押圧される外層枠42又は内層枠51に切り替える切替部材80が設けられている。

0043

押圧型40、外層枠42(又は上下移動部材41)には、軸受け部75が形成され、この軸受け部75に切替部材80がネジ76によって回動自在に取り付けられている。切替部材80は、軸受け部75にネジ76によって回動自在に取り付けられるボス部81と、ボス部81に設けられた第1のアーム部材82と、第1のアーム部材82に設けられ、前記内層枠51の突起57に係合する半環状の係合部83と、第1のアーム部材82と略反対側のボス部81の位置に設けられた第2のアーム部材85とからなり、第2のアーム部材85には長穴状の係合溝86が形成されている。

0044

一方の支柱16には、揺動部材90が押圧型40と共に上下動するようにして、揺動自在に設けられている。揺動部材90は、支柱16に取り付けられるボス部91と、ボス部91の一側に設けれた腕部92と、ボス部91の他側に設けられたバネ受けフック93とからなる。腕部92には、係合軸95が略垂直に設けられている。係合軸95は、上部95aが前記切替部材80の係合溝86に係合し、下部95bが上下移動部材41に形成された長穴44から突出する。

0045

上下移動部材41の後部には、バネ受けフック96が設けられ、このバネ受けフック96と揺動部材90のバネ受けフック93の間にバネ97が介装され、このバネ97の弾性により、揺動部材90を介して、切替部材80の係合部83が内層枠51の突起57に圧接係合している。

0046

基台2のガイド溝6には、摺動台100が往復動可能に設けられている。摺動台100は、ガイド溝6の側壁9,10に形成されたガイド突起9a,10aによって前後方向のみ摺動するようになっている。摺動台100の前端には前壁101が設けられ、前壁101に摘み102が設けられている。摺動台100の後端には後壁103が設けられ、後壁103に摘み104が設けられている

0047

摺動台100の往復方向両側には、第1の受け型110と第2の受け型140が設けられている。第1の受け型110は、表蓋201を載せる第1の載置台111と、第1の載置台111の周囲に設けられ、模様紙211とカバー体(シート体)213を重ねて載せる案内台125とで構成され、案内台125は弾性部材113により上方に付勢されるようにして上下移動自在に設けられている。第1の載置台111は、緩やかに湾曲した上壁115と、上壁115の周縁下部に形成された周壁116と、上壁115の下面略中央に形成された筒状の固定軸117とからなる。

0048

第1の載置台111は、周壁116の下部が、摺動台100に設けられた環状のガイド突起118に嵌合し、固定軸117の下端が摺動台100に形成されたボス部119の凹部120に嵌合し、摺動台100裏面から、摺動台100に形成された透孔に通してネジ122を固定軸117にネジ止めし、摺動台100に固定されている。

0049

案内台125は、環状に形成されており、上部に模様紙211とカバー体(シート体)213を重ねて載せるリング状の載置部126と、載置部126の周縁に形成され、模様紙211とカバー体(シート体)213の周縁を案内する案内壁127が形成されている。この案内台125の案内壁127には、前記外層枠42の押圧部50が嵌合し、押圧部50が載置部126に圧接するようになっている。また、載置部126の内側下面には、第1の載置台111の周壁116に沿って上下摺動する筒部129が形成されている。

0050

さらに案内台125は、前記第1の載置台111の周壁116内を上下動するガイド筒体132を有する。ガイド筒体132は、前記第1の載置台111の固定軸117を摺動自在に挿設する案内孔130を有するボス部131が形成されている。ガイド筒体132の下端と筒部129の下端は、連結片133によって一体的に連結されている。この連結片133は、第1の載置台111の周壁116に上下方向に向かって切り欠かれて形成された長溝135に挿通されている。

0051

前記第1の載置台111の上壁115と案内台125の載置部126は、略同じ高さであり、上壁115と載置部126の間に、表蓋201の折曲された周縁203が差し込める隙間136が形成されている。案内台125は、第1の載置台111の固定軸117に巻装されたスプリング(弾性部材)113によって上方に付勢されている。

0052

第2の受け型140は、裏蓋205を載せる第2の載置台141と、第2の載置台141の周囲に設けられ、模様紙211とカバー体(シート体)213の周囲を表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209に挟み込むように、表蓋201の周縁203を裏蓋205の周縁209側に折曲させる加工台155とで構成され、加工台155は弾性部材156により上方に付勢されるようにして上下移動自在に設けられている。第2の載置台141は、円形の凹部142が形成された上壁143と、上壁143の周縁下部に形成された周壁145と、上壁143の下面略中央に形成された筒状の固定軸146とからなる。

0053

第2の載置台141は、周壁145の下部が、摺動台100に設けられた環状のガイド突起148に嵌合し、固定軸146の下端が摺動台100に形成されたボス部149の凹部150に嵌合し、摺動台100裏面から、摺動台100に形成された透孔に通してネジ152を固定軸146にネジ止めし、摺動台100に固定されている。

0054

加工台155は、環状に形成されており、上部に係合段部157が形成され、この係合段部157に金属環159が嵌着されている。この金属環159には、模様紙211とカバー体(シート体)213の周囲を内側に折り込みつつ表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209に挟み込むようにして、表蓋201の周縁203を裏蓋205に周縁209側に折曲させる傾斜縁160が形成されている。なお、加工台155の上部に、直接傾斜縁160を形成しても構わない。

0055

傾斜縁160の上部には、前記外層枠42の押圧部50が嵌合する凹部161が形成されている。係合段部157の下部には、第2の載置台141の周壁145に沿って上下摺動する筒部162が形成されている。さらに加工台155は、前記第2の載置台141の周壁146内を上下動するガイド筒体163を有する。

0056

ガイド筒体163は、前記第2の載置台141の固定軸146を摺動自在に挿設する案内孔165を有するボス部166が形成されている。ガイド筒体163の下端と筒部162の下端は、連結片167によって一体的に連結されている。この連結片167は、第2の載置台141の周壁145に上下方向に向かって切り欠かれて形成された長溝169に挿通されている。加工台155は、第2の載置台141の固定軸146に巻装されたスプリング(弾性部材)156によって上方に付勢されている。

0057

基台2には、摺動台100の位置決めをするための位置決め部材170が設けられている。位置決め部材170は、ガイド溝6の近傍に設けられ、ねじ173によって取り付けられる弾性板172を有し、弾性板172の下面に係合突起175が形成されている。摺動台100は、弾性板172の係合突起175と係合する第1の係合凹部176と第2の係合凹部177が形成されている。摺動台100の第1の係合凹部176に弾性板172の係合突起175が係合すると、押圧型40の略真下に第1の受け型110が位置し、摺動台100の第2の係合凹部177に弾性板172の係合突起175が係合すると、押圧型40の略真下に第2の受け型140が位置するようになっている。

0058

また、第2の受け型140の加工台155の一側には、前記した切替部材80の係合軸95の下部95bと係合する係合突起158が設けられている。係合突起158は、第2の受け型140が押圧型40の略真下に位置すると、切替部材80の係合軸95の下部95bに係合し、半環状の係合部83がバネ97の弾性に抗して、軸受け部75を中心として回動し、押圧型40の内層枠51の突起57から外れるようになっている。

0059

180は、カバーである。カバー180は、基台2にねじ等によって取り付けられ、摺動台100の摺動を妨げないように前部と後部に第1と第2の開口181,182が形成され、第1の開口181から第1の受け型110が出没し、第2の開口182から第2の受け型140が出没する。また、カバー180には、上下摺動部材41の指示板73を見ることが出来る長孔が形成され、この長孔から指示板73を視ることによって押圧型40の位置を確認することができる。190は、基台2の裏面に設けられ、補強部材15を覆う下カバーである。

0060

次に本願発明に係るバッチ製造装置1の作用について説明する。摺動台100の前壁101に設けられた摘み102を摘んで、カバー180の第1の開口181から第1の受け型110を引き出し、表蓋201を第1の載置台111の上壁115に載せると、周縁203が上壁115と載置部126の間の隙間136に入り込むことになる。次に模様紙211の上にカバー体(シート体)213を重ねてから模様紙211を案内台125の載置部126に載せる。

0061

前壁101の摘み102を摘んで摺動台100を押し込むと、摺動台100の第1の係合凹部176に弾性板172の係合突起175が係合し、押圧型40の略真下に第1の受け型110が位置し、第2の受け型140がカバー180の第2の開口182から突出する。操作ハンドル32を一方に回転すると、押圧ネジ軸30が正回転し、押圧ネジ軸30が下方に移動する。押圧ネジ軸30の下部に設けられた押圧部材61が切替部材80の係合部83を介して押圧型40全体、即ち外層枠42及び内層枠51を押し下げる。これに伴って上下摺動部材41も下方に摺動する。

0062

外層枠42の押圧部50が、案内台125の案内壁127に嵌合して載置部126に圧接し、案内台125を弾性部材156の弾性に抗して押し下げる。内層枠51は、外層枠42より浅いので、第1の受け型110と接触することがない。案内台125に重ねて載せられたカバー体(シート体)213と模様紙211の周囲が下方に折り曲げられ、第1の載置台111に載せている表蓋201の周縁203に当接する。この押圧型40の押し下げた位置は、指示板73を視ることによって確認することができる。

0063

操作ハンドル32を他方に回転すると、押圧ネジ軸30が逆回転し、押圧ネジ軸30が上方に移動する。これに伴って、押圧型40全体が上方に移動し、上下摺動部材41も上方に摺動する。カバー体(シート体)213と模様紙211の周囲が下方に折り曲げられて周縁203に当接した状態の表蓋201は、外層枠42の周壁47内に挿設されたまま、上方に引き上げられ、第1の受け型110から引き離される。

0064

カバー180の第2の開口182から突出している第2の受け型140の第2の載置台141の上壁143に、周縁209を上に向けて、裏蓋205を載せると、止着ピン210を取り付ける取付部207が凹部161によって保護されようにして、周縁209が加工台155の筒部162の内面に案内されて位置決めされる。

0065

後壁103の摘み104を摘んで摺動台100を押し込むと、摺動台100の第2の係合凹部177に弾性板172の係合突起175が係合し、押圧型40の略真下に第2の受け型140が位置し、第1の受け型110がカバー180の第1の開口181から突出する。第2の受け型140が押圧型40の略真下に位置すると、係合突起158が切替部材80の係合軸95の下部95bに係合し、半環状の係合部83がバネ97の弾性に抗して、軸受け部75を中心として回動し、押圧型40の内層枠51の突起57から外れる。

0066

操作ハンドル32を一方に回転すると、押圧ネジ軸30が正回転し、押圧ネジ軸30が下方に移動する。押圧ネジ軸30の下部に設けられた押圧部材61が押圧型40の内層枠51を押し下げる。内層枠51の当接縁53が表蓋201の上端縁に当接して表蓋201を押し下げていく。表蓋201の周縁203に当接しているカバー体(シート体)213と模様紙211の周囲が加工台155の傾斜縁160に当接して内側に折り曲げられながら、表蓋201の周縁203がこの傾斜縁160に圧接し、加工台155を弾性部材156の弾性に抗して押し下げる。

0067

加工台155の下端が摺動台100に当接して加工台155が押し下げられなくなると、表蓋201の周縁203が傾斜縁160によってさらに内側に折り曲げられ、カバー体(シート体)213と模様紙211の周囲を裏蓋205の周縁209と表蓋201の周縁203で挟み込むようにしてバッチ本体200aが製造される。

0068

操作ハンドル32を他方に回転すると、押圧ネジ軸30が逆回転し、押圧ネジ軸30が上方に移動する。これに伴って、押圧型40全体が上方に移動し、上下摺動部材41も上方に摺動する。第2の受け型140には、バッチ本体200aがそのまま載っている。摺動台100の後壁103に設けられた摘み104を摘んで、カバー180の第2の開口182から第2の受け型140を引き出し、第2の受け型140からバッチ本体200aを簡単に取り出すことができる。

0069

上記バッチ製造装置1は、固定部材20、支柱16,17、補強部材15により略ロ字形状の枠を形成しているので、強度を高めており、この強化された枠内でプレス作業させることができる。そのため、固定部材20、支柱16,17、補強部材15以外の部材を合成樹脂による一体成形で形成でき、軽量化を図ることができると共にコストを低く抑えることができ、生産性を高めることができる。

0070

また、押圧ネジ軸30を回転させると押圧型40が下がり、相対的に第1の受け型110又は第2の受け型140が上に上がり、押圧型40と第1の受け型110又は第2の受け型140の両方からの挟持圧力によってバッチ本体200aを製造するので、基台2を押しつけることがなく、そのため安定した所に置く必要がなく、不安定な所に置いて、例えば基台2を手で持ちながらでも作業することができる。また、押圧型40を押圧するのに押圧ネジ軸30を利用しているので、作業スペースを小さくすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0071

バッチ本体200aの取付孔207に、前記した連結手段220(又は230、240)の取付軸221(又は231、241)を差し込んで連結し、バッチ200が完成する。この連結は、バッチ本体200aに付された表示215の向きを確認し、衣服のポケット、帽子、バック等の被装着物の適正位置に装着した場合、前記表示215の向きが適当となるように、前記止着ピン229、挟着板237等の装着手段のバッチ本体200aの裏面板206を横切る方向(例えば、図9のX方向、Y方向又はZ方向)を選択して行うことができる。そのため、表蓋201に取り付ける模様紙211に印刷された表示215の向きと、裏蓋205に取り付けられる装着手段229,237,246の位置関係に気を使うことなく、バッチ本体200aを製造することができる。

発明の効果

0072

以上説明してきたように、本願発明に係るバッチは、衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な止着ピン、クリップ等の装着手段の取付位置を、バッチ本体に付された文字、絵柄等の表示の向きを確認しながら、バッチ本体の裏面板を横切る方向を選択して、バッチ本体に連結できるので、バッチ本体に付された表示の向きに対応して、被装着物に装着する止着ピン等の装着手段の取付位置を選択することができるという効果がある。そのため、従来のバッチ製造装置では、バッチ本体を製造する際に、バッチ本体に付された表示の向きと、装着手段の位置関係を確認しながら製造しなければならなかったが、本願発明のバッチの構成により、表示の向きと装着手段の位置関係を確認しながら製造するといった手間が省け、製造が容易となり、表示の向きと装着手段の位置関係が不適当な不良品を製造することがなくなるという効果がある。

図面の簡単な説明

0073

また、本願発明に係るバッチは、バッチ本体に、止着ピン、クリップ、磁性体等の複数の装着手段の中から一つを選択して取り付けることができるので、衣服、帽子、バック等の被装着物に合わせて取り付け方を選択することができるという効果がある。

図1
本願発明に係るバッチ製造装置の第1の受け型を示す全体正面断面図である。
図2
図1の動きを説明する全体正面断面図である。
図3
本願発明に係るバッチ製造装置の第2の受け型を示す全体正面断面図である。
図4
図3の動きを説明する全体正面断面図である。
図5
本願発明に係るバッチ製造装置の全体側面断面図である。
図6
図5の全体平面図である。
図7
バッチ製造装置の動きを説明する上から視た全体斜視図である。
図8
バッチ製造装置の動きを説明する上から視た全体斜視図である。
図9
本願発明に係るバッチを示す全体分解斜視図である。
図10
図9の組立全体斜視図である。
図11
図10の側面断面図である。
図12
本願発明に係るバッチの装着手段の一つの実施の形態を示す斜視図である。
図13
図12の装着手段を取り付けた状態を示す斜視図である。
図14
図13の装着手段を裏蓋に取り付けたバッチ全体の側面断面図である。
図15
本願発明に係るバッチの装着手段の他の実施の形態を示す斜視図である。
図16
図15の装着手段を裏蓋に取り付けたバッチ全体の側面断面図である。
図17
本願発明に係るバッチの装着手段の他の実施の形態を示す斜視図である。
図18
図17の装着手段を裏蓋に取り付けたバッチ全体の側面断面図である。
図19
従来のバッチを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 バッチ製造装置
2基台
3上壁
5周壁
6ガイド溝
7底壁
9側壁
9aガイド突起
10 側壁
10a ガイド突起
11ボス
11a挿通孔
12 ボス
12a 挿通孔
15補強部材
15a 穴
15b 穴
16支柱
16a雄ねじ部
16b 雄ねじ部
17 支柱
17a 雄ねじ部
17b 雄ねじ部
18ナット
19 ナット
20固定部材
20a 穴
20b 穴
21 ナット
22 ナット
23透孔
25雌ネジ部材
30押圧ネジ軸
31取付部
32操作ハンドル
33ネジ
35支軸
36ネジ穴
40押圧型
41上下摺動部材
42外層枠
43 開口
44長穴
45 外湾曲部
46 外首部
47 周壁
48上端
49ガイド孔
50押圧部
51内層枠
52 内湾曲部
53 当接縁
55 内首部
56 上壁
57突起
58 上端
59 透孔
60 上端
61押圧部材
62 底壁
63 周壁
65フランジ部
66 透孔
69 ネジ
71 案内凹部
72 案内凹部
73指示板
75軸受け部
76 ネジ
80切替部材
81 ボス部
82 第1のアーム部材
83係合部
85 第2のアーム部材
86係合溝
90揺動部材
91 ボス部
92 腕部
93バネ受けフック
95係合軸
95a 上部
95b 下部
96 バネ受けフック
97バネ
100摺動台
101前壁
102摘み
103後壁
104 摘み
110 第1の受け型
111 第1の載置台
113弾性部材
115 上壁
116 周壁
117固定軸
118 ガイド突起
119 ボス部
120 凹部
122 ネジ
125案内台
126 載置部
127案内壁
129 筒部
130案内孔
131 ボス部
132ガイド筒体
133連結片
135長溝
136 隙間
140 第2の受け型
141 第2の載置台
142 凹部
143 上壁
145 周壁
146 固定軸
148 ガイド突起
149 ボス部
150 凹部
152 ネジ
155加工台
156 弾性部材(スプリング)
157係合段部
159金属環
160傾斜縁
161 凹部
162 筒部
163 ガイド筒体
165 案内孔
166 ボス
167 連結片
169 長溝
170位置決め部材
172弾性板
173 ねじ
175係合突起
176 第1の係合凹部
177 第2の係合凹部
180カバー
181 第1の開口
182 第2の開口
190 下カバー
200 バッチ
200a バッチ本体
201 表蓋
202表面板
203周縁
205 裏蓋
206裏面板
207取付孔
208 凹部
209 周縁
210係止爪
211模様紙
213カバー体(シート体)
215 表示
220連結手段
221取付軸
222基板
223 表面
225係止部
226 裏面
227掛止
228ピン
229 止着ピン(装着手段)
230 連結手段
231 取付軸
232 基板
233 表面
234軸受け片
235 裏面
236 支軸
237挟着板(装着手段)
237a 一端
238 弾性部材
239 軸受け片
240 連結手段
241 取付軸
242 基板
243 裏面
245 表面
246 磁性体(装着手段)
260 取付手段
261 穴
X 横切る方向
Y 横切る方向
Z 横切る方向

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