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技術 食器セット

出願人 高木徳哉
発明者 高木徳哉
出願日 2002年11月5日 (14年8ヶ月経過) 出願番号 2002-355948
公開日 2004年6月3日 (13年1ヶ月経過) 公開番号 2004-154500
状態 特許登録済
技術分野 食卓容器 食卓用器具
主要キーワード 一箇所目 二箇所目 飲み物用 食器セット 弾性変形力 トレー側 部分透視 中仕切り

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以下の情報は公開日時点(2004年6月3日)のものです。

課題

乳幼児介護介助される人の使用する食器転倒を防止し、使用者介助者の負担を軽減させる。立食パーティ用など携帯性を考慮した製品の提供。

解決手段

食器の糸底切り欠き部一対を、トレー立ち上がり部に押し込み強制力復帰力を作用させ、嵌合係止させる構成にした。トレーの立ち上がり部が媒体となり、弾性変形で強制力を吸収し復帰力を作用させることで係止力を維持する構成とした。

この項目の情報は公開日時点(2004年6月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

背景

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介護、シルバー分野で提供されている食器類は、トレーの表面及び底面に滑り止め加工した物、転倒防止を目的とした物、スプーンを使用する際に食物をすくいやすく工夫した食器が知られている。

概要

乳幼児、介護、介助される人の使用する食器の転倒を防止し、使用者、介助者の負担を軽減させる。立食パーティ用など携帯性を考慮した製品の提供。食器の糸底の切り欠き部一対を、トレーの立ち上がり部に押し込み強制力と復帰力を作用させ、嵌合係止させる構成にした。トレーの立ち上がり部が媒体となり、弾性変形で強制力を吸収し復帰力を作用させることで係止力を維持する構成とした。

目的

本発明は、乳幼児、運動能力が低下した人、介護を要する人などが食事を取る際に、トレーの上に置いた食器が移動、転倒して食器の中の食物が散乱しない様にする事であり、本人、世話をする人の負担を軽減することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項

以下の情報は公開日時点(2004年6月3日)のものです。

請求項1

適宜の厚みと高さで成形した板状の立ち上がり部を有するトレーと、糸底に、上記立ち上がり部の厚さより広い幅で設定した適宜の傾斜角度を有する切り欠き部2箇所で一対となる切り欠き部を、少なくとも一対を成形した食器で構成され、上記トレーの立ち上がり部に、上記食器の切り欠き部一対を押し込み、嵌合係止し、着脱自在に構成された食器セット

請求項2

上記立ち上がり部の厚さより広い幅で、糸底の外周部と内周部を結ぶ適宜の角度に成形した切り欠き部を、少なくとも一対を成形した食器からなる、請求項1記載の食器セット。

請求項3

トレーの適宜の位置に中仕切り部を少なくとも一箇所成形し、仕切られた一方を食物載置用、もう一方に上記立ち上がり部を成形し、食器兼用トレーとする、請求項1または2記載の食器セット。

詳細

以下の情報は 公開日時点 (2004年6月3日)のものです。

技術分野

0001

本発明は、乳幼児、運動能力が低下した人、要介護者介護者、および、立食パーティなどの際に使用する食器セットに関する。

0002

介護、シルバー分野で提供されている食器類は、トレーの表面及び底面に滑り止め加工した物、転倒防止を目的とした物、スプーンを使用する際に食物をすくいやすく工夫した食器が知られている。

0003

実開平7−14977は、トレーに突起部分を設けて食器の底部に嵌入する構成でトレー側の所定の位置でしか使用できない。

0004

特開2002−65440は食器1個に対して保持具1個で対応している。

0005

特開2000−139659は吸盤を利用する構成が前提である。

0006

既存の食器の糸底にも切り欠き部があるが、水切りの目的と成形上の都合であり、本発明が意図した傾斜角度を有するものはない。
さらに、道具などの茶碗高台の切り欠き部も意匠であり機能ではない。


背景技術

0007

したがって、利用者使い勝手および自由度の高い食器拘止具は開発されていない。

0008

本発明は、乳幼児、運動能力が低下した人、介護を要する人などが食事を取る際に、トレーの上に置いた食器が移動、転倒して食器の中の食物が散乱しない様にする事であり、本人、世話をする人の負担を軽減することを目的とする。


発明が解決しようとする課題

0009

さらに、立食パーティなどの際に、料理用の皿と飲み物用グラス両手が塞がるため、間の抜けたスタイルになり、くつろげないのが現状である。したがって、片手で保持できるトレーとグラス等の構成が望まれている。

0010

本発明は上記目的を達成するために、トレーの表面に、直線または曲線などで立ち上がり部を形成する。

0011

立ち上がり部の数量、長さ、高さ、厚さ、形状などは、食器の機能、数量などにより適宜に成形する。
水切り等を成形する際は、立ち上がり部の一部を切り欠き加工しても良い。
さらに、着脱式でも良い。

00012

中仕切り部は複数成形してもよい。

0013

食器の糸底部分に、適宜の傾斜角度を有する切り欠き部2箇所で一対の切り欠き部を成形するが、複数対の切り欠き部を成形しても差し支えない。

0014

一対毎の切り欠き部は同じ傾斜角度であるが、複数対の切り込みを成形する場合は、一対目と異なる傾斜角度でもよい。

0015

糸底の切り欠き部の幅は、立ち上がり部の厚みより大きくする。

0016

糸底の切り込みの高さは立ち上がり部の高さより低く成形するのが好ましい。結果、糸底の下端面がトレーの表面に接するので食器が安定するが、若干であれば高くても差し支えない。

0017

糸底の形は丸形のみにこだわらない、楕円形角形多角形などでもよい。

0018

糸底の切り欠き部の幅、厚み、高さ、および、トレーの立ち上がり部の厚み、高さは、使用素材弾性を考慮して適宜変更する。

0019

上記の解決手段による作用は、トレーの板状の立ち上がり部に、食器の糸底の切り欠き部分を押し込み嵌合係止する際に、 糸底の切り欠き部の一方を押し込む際は遊びがある状態で嵌合されるが、もう一方を押し込む際に、立ち上がり部を媒体にして一箇所目二箇所目の傾斜角度は逆の角度になるので、若干の強制力が生じるが、立ち上がり部の若干の弾性変形で強制力を吸収しながら押し込み嵌合され、立ち上がり部の復帰力が作用し立ち上がり部を媒体にして係止状態が維持される。


課題を解決するための手段

0020

したがって、糸底の切り口と、トレーの立ち上がり部の接点に、強制力と復帰力が作用して嵌合係止状態が維持される。

0021

以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。
図1はトレー1を示す図であり、前記トレー1は適宜の位置に食器を嵌合係止するための立ち上がり部3が複数成形されている。

0022

図5は食器の側面図であり糸底13の切り欠き部14を正面に配置した図である前記切り欠き部14が一対の場合では反対側の側面図も同じ図である。
図6.7は食器の一例を示す側面図

0023

図8.9.10は食器の底面図の一例である。図11は切り欠き部14を複数成形している。切り欠き部14aは中央に成形しているが、切り欠き部14bのように芯からずれていても可能であり、糸底13の形にとらわれないで良い。

0024

図12図5と逆の傾斜角度の例であり、反対側の切り欠き部14を点線で示している。一対の切り欠き部14は、片方の切り欠き部14からもう一方の切り欠き部14を見ると傾斜角度が逆になる。この構成が強制力を作用させるのである。

0025

図13.14において立ち上がり部3と切り欠き部14が嵌合係止される状態を示している。立ち上がり部3の厚みより切り欠き部14の幅が広く構成されているので、嵌合する際には切り欠き上部15と立ち上がり上部24の接触点31と、切り欠き下部16と立ち上がり下部25の接触点31の2箇所の該接触点31は若干の狭幅に構成されている。

0026

したがって、接触点31に発生する強制力を立ち上がり部3の弾性変形力が吸収しながら復帰力が作用して嵌合係止状態が維持される。

0027

つまり、切り欠き部14の一対の内、一箇所のみが嵌合された場合は、立ち上がり部3に糸底13の傾斜角度を沿わせれば遊びのある状態であるが、もう一箇所を嵌合させることで接触点31に強制力が発生するが、立ち上がり部3が弾性変形しながら嵌合され、さらに復帰力の作用によって係止状態が維持される。

0028

図17鳥瞰図で示したように、立ち上がり部3が一対の切り欠き部14に嵌合されると、立ち上がり部側面26が切り欠き部14の傾斜角度に合わせて弾性変形することで、強制力を吸収し復帰力を作用させるのである。

0029

図18から23は請求項2の図面である。
図18.19は食器の側面図で切り欠き部14は一対で左右対称になる。

0030

図20は嵌合係止状態の説明図である。
図21は底面図であり糸底の切り欠き部14の説明図である。係止作用に必要な適宜の厚さで成形した糸底13の外周19と内周18を結ぶ適宜の角度を成形する。

0031

図22は糸底13に立ち上がり部3が嵌合係止した図である。
糸底13の切り欠き部の幅は、立ち上がり部3の厚みより大きい
接触点31a2箇所は立ち上がり部3が嵌合された場合、若干の狭幅に構成されている。31b2箇所も同じ構成である。
嵌合する際に、4箇所の接触点31が立ち上がり部3に対して強制力が発生するが、前記立ち上がり部3の弾性変形で強制力を吸収し、該弾性変形の復帰力が作用し係止状態を維持する。

0032

つまり、立ち上がり部3が媒体になり強制力と復帰力を作用させるのである。

0033

図3.4は請求項3の図面である。
図3はトレーに中仕切り部4を成形している。

0034

図25において、中仕切り部4を成形することで、食器を嵌合係止するスペースと食物を載せるスペースが一体になり、携帯性が良い。

0035

以上のような構成であるので、トレーの立ち上がり部の厚み、糸底の切り欠き部の幅と傾斜角度を適宜調整することで、
合成樹脂成形品ステンレスアルミニウム等の金属製品木製品陶磁器品セラミックス製品耐熱ガラス製品、紙製品などの成形が可能である。

0036

陶磁器製、耐熱ガラス製品等必要とされる場合は、比較的硬度の低いシリコン樹脂などで立ち上がり部をカバーすると好ましい。

0037

さらに、積み重ねる、係止する、連結する機能を有しているので、収納性、利便性、携帯性などが高まる用途にも利用できる。


発明を実施するための最良の形態

0038

また、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、立ち上がり部および切り欠き部の形状など、適宜設計変更できるものである。

0039

上述したように本発明は、食器を押さえなくても食器の転倒を心配しなくて済むので、乳幼児及び要介護者を世話する人の片手が自由になり、負担を軽減できる。

0040

手指の運動能力の低下した人も、食器が安定した状態にあるので、介助なしで食事が出来る。
使用者の任意の位置に食器を係止できるので自由度が高い。


発明の効果

0041

請求項3は立食パーティ会場など以外に、競技場観客飲食用、航空機汽車船舶車両などの飲食サービスに利用できる他、携帯性を考慮した製品に利用できる。


図面の簡単な説明

0042

さらに、本発明の食器は糸底の切り欠き部の傾斜以外は、市販されている食器と同じ様体のため、単独使用できるので安価で供給できる。

図1
本発明のトレーの平面図
図2
同トレーの側面図
図3
請求項2の食器兼用トレーの平面図
図4
同食器兼用トレーの側面図
図5
請求項1の食器の側面図
図6
同食器の側面図
図7
同食器の側面図
図8
同食器の底面図
図9
同食器の底面図
図10
同食器の底面図
図11
同食器の底面図
図12
図5と逆の傾斜角度の食器の側面部分透視図
図13
図12の食器をトレーに押し込む際の部分断面図
図14
同嵌合係止状態の部分断面図
図15
図14の側面図、部分透視図、部分断面図
図16
同糸底の鳥瞰図
図17
図16図にトレーの立ち上がり部が嵌合係止した鳥瞰図
図18
請求項2の食器の側面図
図19
同反対面の側面図
図20
図19にトレーの立ち上がり部が嵌合係止した部分断面図
図21
同食器の底面図
図22
図21にトレーの立ち上がり部が嵌合係止した底面図
図23
図22の斜視図
図24
図1に食器が嵌合係止した斜視図
図25
図3に食器が嵌合係止した斜視図
【符号の説明】
1 トレー本体
2 トレー縁部
3 トレー立ち上がり部
トレー中仕切り部
5食物載置面
11 食物収納
12 食器本体
13 糸底
14 切り欠き部
15 切り欠き部上部
16 切り欠き部下部
17 糸底下端面
18糸底内周部
19 糸底外周部
20 食器本体底部
21 トレー上面
22 トレー下面
24 立ち上がり部上部
25 立ち上がり部下部
26 立ち上がり部側面
31 接触点


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