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技術 印字装置

出願人 株式会社サトー
発明者 中野千里
出願日 2002年10月30日 (17年2ヶ月経過) 出願番号 2002-316646
公開日 2004年5月27日 (15年7ヶ月経過) 公開番号 2004-148678
状態 特許登録済
技術分野 連続用紙の取扱い 付属装置、全体制御
主要キーワード 近傍センサ 埋没状態 リボンエンドセンサ 切り替え作業 ピッチセンサ メディア検出 アイマーク リボンエンド
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

用紙に応じた印字条件印字処理を行うことができるようにする。

解決手段

固定軸支持部45には、固定軸43と近傍センサ36が設けられ、固定部43によって回転自在に支持された回転部42には、位置決めのための凸部41と、スイッチ61乃至64からなるメディアセンサ36が設けられている。ロール状に用紙が巻き付けられた巻芯が回転部42に、その凸部41が巻芯の内周に形成された凹部と嵌合するように装着されると、巻芯の内周に形成された開口部に応じて、スイッチ61乃至64がオン又はオフとなり、メディア検出データとして取得される。このメディア検出データに対応する印字条件に基づいて、用紙に応じた印字処理が行われる。

概要

背景

従来より、被印字媒体識別コードを取り付け、これを光学的に読み取ることにより、被印字媒体の種類を判別可能とし、操作者が被印字媒体の装填時のミス発見することができるものがある(例えば、特許文献1参照)。

概要

用紙に応じた印字条件印字処理を行うことができるようにする。固定軸支持部45には、固定軸43と近傍センサ36が設けられ、固定部43によって回転自在に支持された回転部42には、位置決めのための凸部41と、スイッチ61乃至64からなるメディアセンサ36が設けられている。ロール状に用紙が巻き付けられた巻芯が回転部42に、その凸部41が巻芯の内周に形成された凹部と嵌合するように装着されると、巻芯の内周に形成された開口部に応じて、スイッチ61乃至64がオン又はオフとなり、メディア検出データとして取得される。このメディア検出データに対応する印字条件に基づいて、用紙に応じた印字処理が行われる。

目的

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請求項1

突起状態及び埋没状態のいずれか一方にあるとき電流導通する埋没可能な突起部からなる複数のスイッチを有する供給軸と、各スイッチに所定の電圧印加し、電流を導通するか否かをチェックし、電流を導通する前記スイッチと、電流を導通しない前記スイッチの組み合わせを検出する検出手段と、電流を導通する前記スイッチと、電流を導通しない前記スイッチの組み合わせに対応付けて所定の印字条件を記憶する記憶手段と、電流を導通する前記スイッチと、電流を導通しない前記スイッチの組み合わせに対応する前記印字条件を前記記憶手段から読み出して設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された前記印字条件に基づいて印字処理を制御する制御手段とを備えることを特徴とする印字装置

請求項2

前記検出手段は、電源投入時、および前記供給軸に所定のロール状被印字媒体巻芯が装着されたとき、前記供給軸に設けられた各スイッチに所定の電圧を印加し、電流を導通するか否かをチェックすることを特徴とする請求項1に記載の印字装置。

請求項3

前記ロール状被印字媒体の巻芯が前記供給軸に装着されたか否かを検出するロール状被印字媒体装着検出手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の印字装置。

請求項4

前記ロール状被印字媒体の巻芯の内周面には、前記印字条件に対応して、前記スイッチの前記突起部が嵌合可能な開口部が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の印字装置。

技術分野

0001

本発明は、印字装置に関し、特に、ロール状被印字媒体に対応した印字条件を検出し、その印字条件で最適な印字処理を行う印字装置に関する。

0002

従来より、被印字媒体識別コードを取り付け、これを光学的に読み取ることにより、被印字媒体の種類を判別可能とし、操作者が被印字媒体の装填時のミス発見することができるものがある(例えば、特許文献1参照)。

0003

また、ロール紙を巻き付けコアにロール紙の幅サイズ別に固有切り欠きを設け、ロール紙を保持し装置本体に装着するホルダにはこの切り欠きに対応する位置に突起部を設け、コアとホルダを嵌合させたとき、ロール紙の幅に応じて所定の切り欠きがホルダの突起部に嵌合し、複数の幅サイズのロール紙を同一のホルダに、切り替え作業を行うことなく装着できるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。

背景技術

0004

【特許文献1】
特開平5−301673号公報(図2
【特許文献2】
実開平5−12439号公報(図3

0005

しかしながら、被印字媒体に識別コードを取り付け、これを光学的に読み取る場合、光学系に埃が付着するため、識別コードが読み取れなかったり、読み取り精度が低下することがあった。また、ロール紙を巻き付けるコアにロール紙の幅サイズ別に固有の切り欠きを設け、ロール紙を保持し装置本体に装着するホルダにはこの切り欠きに対応する位置に突起部を設け、コアとホルダを嵌合させる場合、複数の幅サイズのロール紙を同一のホルダに装着できるが、ロール紙の最適な印字条件を知ることは不可能であった。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ロール状被印字媒体の巻芯に、印字条件を示す1又は複数の開口部を形成し、各開口部の有無を機械的な機構を含む簡単かつ安価な手法で検出することにより、ロール状被印字媒体の印字条件を精度よく読み取り、この印字条件に従って印字処理を行うことができるようにするものである。

課題を解決するための手段

0007

請求項1に記載の印字装置は、突起状態及び埋没状態のいずれか一方にあるとき電流導通する埋没可能な突起部からなる複数のスイッチを有する供給軸と、各スイッチに所定の電圧印加し、電流を導通するか否かをチェックし、電流を導通するスイッチと、電流を導通しないスイッチの組み合わせを検出する検出手段と、電流を導通するスイッチと、電流を導通しないスイッチの組み合わせに対応付けて所定の印字条件を記憶する記憶手段と、電流を導通するスイッチと、電流を導通しないスイッチの組み合わせに対応する印字条件を記憶手段から読み出して設定する設定手段と、設定手段によって設定された印字条件に基づいて印字処理を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、検出手段は、電源投入時、および供給軸に所定のロール状被印字媒体の巻芯が装着されたとき、供給軸に設けられた各スイッチに所定の電圧を印加し、電流を導通するか否かをチェックするようにすることができる。
また、ロール状被印字媒体の巻芯が供給軸に装着されたか否かを検出するロール状被印字媒体装着検出手段をさらに備えるようにすることができる。
また、ロール状被印字媒体の巻芯の内周面には、印字条件に対応して、スイッチの突起部が嵌合可能な開口部が形成されるようにすることができる。

0008

図1は、本発明が適用されるラベルプリンタの一実施の形態の構成例を示している。同図に示すように、ラベルプリンタ100は、各部を制御する制御部10と、用紙1に印字を行うサーマルヘッド(以下では、適宜単にヘッドと記載する)5と、制御部10の制御により駆動されるステッピングモータ7と、タイミングベルト(以下では、適宜単にベルトと記載する)8を介して伝達されるステッピングモータ7の回転駆動力によって回転し、後述する供給軸2にセットされた用紙1を搬送するとともに、用紙1をヘッド5に押圧するプラテンローラ6と、用紙1を回転自在に支持する供給軸2と、用紙1をヘッド5に案内する案内ローラ3と、インクリボン17を供給するリボン供給部11と、リボン供給部11より供給されたインクリボン17をヘッド5と用紙1の間に案内する案内ローラ13と、インクリボン17を巻き取るインクリボン巻き取り部12と、ヘッド5と用紙1の間を通過したインクリボン17をインクリボン巻き取り部12に案内する案内ローラ14と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射された光の用紙1からの反射光受光し、受光した光の強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、用紙1の裏面の側に発光部と受光部を配し、用紙1の裏面に印刷等によって形成されたアイマーク(黒の矩形マーク)を、受光部の受光量に基づいて検出するピッチセンサ9と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射された光を受光し、受光した光の強度に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、用紙1の裏面の側に発光部を、用紙1の表面の側に受光部を配し、用紙1の終了を受光部の受光量に基づいて検出するエンドセンサ15と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射された光を受光し、受光した光の強度に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、インクリボン17の裏面の側に発光部を、インクリボン17の表面の側に受光部を配し、インクリボン17の終了を、受光部の受光量に基づいて検出するリボンエンドセンサ16とを備えている。

0009

図2は、図1の実施の形態の電気的な構成例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部10は、所定の制御プログラムを記憶するROM(readonly memory)22と、ROM22に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(central processing unit)21と、CPU21が動作する上で必要となる各種データを記憶するRAM(random access memory)23と、電源オフされても保持しておきたい各種データを記憶するEEPROM(electrically erasable and programmable read only memory)33と、ステッピングモータ7にパルス信号を供給し、ステッピングモータ7を回転させるモータ制御部24と、CPU21から供給される印字すべき文字、図形、及びバーコードなどの印字データに対応する制御信号を生成し、ヘッド5に供給し、印字動作を行わせるヘッド制御部25と、CPU21の制御下、ピッチセンサ9の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取りディジタルのデータに変換してピッチ検出データとしてCPU21に供給するセンサ制御部26と、CPU21の制御下、エンドセンサ15の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換してエンド検出データとしてCPU21に供給するエラー検出部31と、CPU21の制御下、リボンエンドセンサ16の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換してリボンエンド出データとしてCPU21に供給するリボンエンド検出部32と、CPU21の制御下、後述するメディアセンサ34を制御し、メディアセンサ34より取得したメディア検出データをCPU21に供給するメディア検出部35と、CPU21の制御下、近傍センサ36を制御し、用紙1が供給軸2に装着されたことを検出し、用紙装着検出データをCPU21に供給する近傍センサ制御部37と、外部インタフェース27と、インタフェース30とを備えている。また、制御部10には、各種データやコマンドを入力するための入力部28と、入力部28から入力された入力データや、各種情報を表示するための表示部29とがインタフェース30を介して接続されている。入力部28より入力された入力データは、インタフェース30を介してCPU21に供給され、表示部29に表示される各種情報に対応する表示データは、インタフェース30を介してCPU21より供給されるようになっている。また、外部インタフェース27を介して、外部に接続されたパーソナルコンピュータ(PC)200等の各種機器との間で各種データやコマンドの送受信を行うことができるようになっている。

0010

図3は、供給軸2の詳細な構成例を示す斜視図である。同図に示すように、供給軸2は、回転部42と固定軸43により構成されている。そして、回転部42の中心に形成された固定軸挿入口46(図4)に固定軸43が挿入されるように、回転部42を固定軸43に嵌合することにより、回転部42が固定軸43によって回転自在に支持されるようになっている。

0011

回転部42には、ロール状に用紙1が巻き付けられた巻芯80(図6)の装着時に位置決めをするための凸部41が形成され、凸部41と対向する位置にスイッチ61乃至64が設けられている。スイッチ61は、突起部71を有し、突起部71が突起状態のとき電流を導通し、突起部71が埋没状態のとき電流を遮断するようになっている。スイッチ62は、突起部72を有し、突起部72が突起状態のとき電流を導通し、突起部72が埋没状態のとき電流を遮断するようになっている。スイッチ63は、突起部73を有し、突起部73が突起状態のとき電流を導通し、突起部73が埋没状態のとき電流を遮断するようになっている。スイッチ64は、突起部74を有し、突起部74が突起状態のとき電流を導通し、突起部74が埋没状態のとき電流を遮断するようになっている。また、スイッチ61,62,63,64は、メディアセンサ34を構成しており、各スイッチ61乃至64が電流を通すか遮断するかにより、4ビット2進数の情報を表すようになっている。また、突起部71乃至74は球状であって、巻芯80を容易に(支障なく)装填できるようになっている。

0012

また、供給軸2の近傍には、用紙1が供給軸2に装着されたか否かを検出する近傍センサ36が取り付けられている。近傍センサ36は、例えば、光センサ等により構成され、供給軸2に用紙1が装着されたことを検出し、所定の電気信号を近傍センサ制御部37に供給するようになっている。近傍センサ制御部37は、近傍センサ36より上記電気信号が供給されたとき、用紙1が供給軸2に装着されたと判断し、用紙装着検出データとしてCPU21に供給するようになっている。

0013

図4は、図3の回転部42の斜視図である。回転部42には、固定軸43が挿入される固定軸挿入口46が形成され、固定軸支持部45に設けられた導電性を有する点接触部91,92,93,94,95,96,97,98(図5)と接触する位置に、ドーナツ状の導電性を有する接触部51,52,53,54,55,56,57,58がそれぞれ形成されている。そして、接触部51と点接触部91とが接触し、接触部52と点接触部92とが接触し、接触部53と点接触部93とが接触し、接触部54と点接触部94とが接触し、接触部55と点接触部95とが接触し、接触部56と点接触部96とが接触し、接触部57と点接触部97とが接触し、接触部58と点接触部98とが接触するようになっている。

0014

接触部51と52は、スイッチ61に接続されており、接触部51と接触部52の間に電圧を印加し、所定の基準値以上の電流が流れた場合、スイッチ61の突起部71は突起状態にあると判定することができる。所定の基準値以上の電流が流れなかった場合、スイッチ61の突起部71は埋没状態にあると判定することができる。接触部53と54は、スイッチ62に接続されており、接触部53と接触部54の間に電圧を印加し、所定の基準値以上の電流が流れた場合、スイッチ62の突起部72は突起状態にあると判定することができる。所定の基準値以上の電流が流れなかった場合、スイッチ62の突起部72は埋没状態にあると判定することができる。接触部55と56は、スイッチ63に接続されており、接触部55と接触部56の間に電圧を印加し、所定の基準値以上の電流が流れた場合、スイッチ63の突起部73は突起状態にあると判定することができる。所定の基準値以上の電流が流れなかった場合、スイッチ63の突起部73は埋没状態にあると判定することができる。接触部57と58は、スイッチ64に接続されており、接触部57と接触部58の間に電圧を印加し、所定の基準値以上の電流が流れた場合、スイッチ64の突起部74は突起状態にあると判定することができる。所定の基準値以上の電流が流れなかった場合、スイッチ64の突起部74は埋没状態にあると判定することができる。

0015

図5は、固定軸支持部45の構成例を示す斜視図である。固定軸支持部45には固定軸43が形成され、点接触部91乃至98と、上述した近傍センサ36とが設けられている。図4に示した回転部42の固定軸挿入口46に固定軸43を挿入して回転部42を固定軸支持部45に装着することにより、図3に示すように、回転部42が固定軸43によって回転自在に支持されるようになっている。このとき、上述したように、回転部42の接触部51乃至58が常に固定軸支持部45の点接触部91乃至98の対応するものとそれぞれ点接触する状態が維持されるようになっている。

0016

図6は、ロール状に用紙1を巻き付ける巻芯80の構成例を示す斜視図である。巻芯80には、後述するように、用紙1に対応する印字条件、例えば、印加時間、印加電圧、用紙1の種類、インクリボン17の種類、インクリボン17の有無等の各条件に対応して、開口部81,82,83,84の少なくともいずれか1つが形成されるようになっている。

0017

図6では、説明のため開口部81乃至84の全てが形成されている場合の例を示している。また、巻芯80の内周の、開口部81乃至84と対向する位置に、位置決めのための凹部85が形成されている。この凹部85は、図3に示した回転部42に形成された凸部41と嵌合するようになっている。

0018

凸部41が凹部85に嵌合するように、巻芯80を供給軸2に装着したとき、スイッチ61乃至64は、巻芯80の開口部81乃至84にそれらが形成されていればそれぞれ嵌合する状態となる。例えば、開口部81が形成されている場合、突起部71が突起状態となり、スイッチ61は電流を導通し、オン(=1)となる。同様に、開口部82が形成されている場合、突起部72が突起状態となり、スイッチ62は電流を導通し、オン(=1)となる。また、開口部83が形成されている場合、突起部73が突起状態となり、スイッチ63は電流を導通し、オン(=1)となる。また、開口部84が形成されている場合、突起部74が突起状態となり、スイッチ64は電流を導通し、オン(=1)となる。

0019

一方、開口部81が形成されていない場合、突起部71が埋没状態となり、スイッチ61は電流を遮断し、オフ(=0)となる。同様に、開口部82が形成されていない場合、突起部72が埋没状態となり、スイッチ62は電流を遮断し、オフ(=0)となる。また、開口部83が形成されていない場合、突起部73が埋没状態となり、スイッチ63は電流を遮断し、オフ(=0)となる。また、開口部84が形成されていない場合、突起部74が埋没状態となり、スイッチ64は電流を遮断し、オフ(=0)となる。

0020

スイッチ61乃至64のオン/オフ状態に対応して、4桁の2進数のビット情報を表すことができる。従って、メディア検出部35が、スイッチ61乃至64に接触部51乃至58及び点接触部91乃至98を介して電圧を印加し、電流の導通の有無により、各スイッチ61乃至64のオン/オフを調べることにより、開口部81乃至84の有無を検出することができ、4ビットのメディア検出データを得る。このように、メディア検出部35は、実質的に、スイッチ61乃至64から構成されるメディアセンサ34より、4ビットの情報をメディア検出データとして受け取ることができる。メディア検出部35は、メディアセンサ34より供給されたメディア検出データをCPU21に供給する。CPU21は、メディア検出部35より供給されたメディア検出データに基づいて、後述するように、用紙1に対応する印字条件を設定することができる。

0021

このように、開口部81の有無、開口部82の有無、開口部83の有無、及び開口部84の有無の組み合わせによって、巻芯80に用紙1に対応する最適とされる印字条件を記録することができる。ここでは、巻芯80に最大で4つの開口部81乃至84を形成するようにしたが勿論4つに限定されるものではない。

0022

メディア検出部35がメディアセンサ34を構成するスイッチ61乃至64に対して電圧を印加し、スイッチ61乃至64のオン/オフをチェックするタイミングは、用紙1の巻芯80が完全に供給軸2に装着されたことを近傍センサ36が検出したときと、ラベルプリンタ100の電源スイッチがオンされたときとされる。

0023

図7は、メディアセンサ34がメディア検出部35に供給するメディア検出データ(4ビットの情報であり、開口部81乃至84の有無の組み合わせに対応する)の値と、この値に対応する印字条件の例を示している。メディア検出データの値と、この値に対応する印字条件は、予め設定されEEPROM33に記憶されている。

0024

この例では、メディアセンサ34より取得されるメディア検出データの下位3ビットの値に応じて、ヘッド5を構成する各発熱体に電圧を印加するときの印加時間及び印加電圧の値とが設定されている。例えば、下位3ビットの値が「001」のとき、印加時間としてA(秒)、印加電圧の値としてD(ボルト)が設定されている。また、下位3ビットの値が「010」のとき、印加時間としてA(秒)、印加電圧の値としてE(ボルト)が設定されている。また、下位3ビットの値が「011」のとき、印加時間としてB(秒)、印加電圧の値としてD(ボルト)が設定されている。また、下位3ビットの値が「100」のとき、印加時間としてB(秒)、印加電圧としてE(ボルト)が設定されている。また、下位3ビットの値が「101」のとき、印加時間としてC(秒)、印加電圧の値としてD(ボルト)が設定されている。また、下位3ビットの値が「110」のとき、印加時間としてC(秒)、印加電圧の値としてE(ボルト)が設定されている。

0025

また、この例では、メディアセンサ34が出力するメディア検出データの最上位ビットの値により、インクリボンの有無(インクリボンが必要か否か)が印字条件として設定されている。メディア検出データの最上位ビットの値が0のとき、インクリボンが必要とされる。一方、メディア検出データの最上位ビットの値が1のとき、インクリボンは不要であるとされる。また、メディア検出データの値が「0000」のとき、及び「1111」のとき、巻芯80には印字条件が記録されていないものとみなし、印字条件の設定は行わないようにしている。

0026

これは、メディア検出データの値が「0000」の場合、用紙1の印字条件が記録されていない巻芯であると判断されるからである。また、メディア検出データの値が「1111」の場合、巻芯80と供給軸2のサイズが不整合である可能性があるからである。これらの場合、CPU21は、所定の警告メッセージを表示するための表示データを生成し、インタフェース30を介して表示部29に供給し、表示部29の画面に警告メッセージを表示させることができる。或いは、印字処理ができないようにすることもできる。

0027

CPU21は、メディア検出部35より供給されたメディア検出データに基づいて、EEPROM33に記録されている上記メディア検出データの値に対応する印字条件を読み出し、読み出した印字条件に基づいてヘッド制御部25を制御する。この例では、CPU21は、EEPROM33より用紙1の印字条件として取得した印加時間及び印加電圧をヘッド制御部25に供給する。ヘッド制御部25は、CPU21より供給された印加時間及び印加電圧を基準として、ヘッド5の各発熱体に電圧を印加するときの印加時間、及び印加電圧を制御する。

0028

以上説明したように、本実施の形態は、用紙1が巻き付けられた巻芯80に、開口部81乃至84の形成の有無の組み合わせによって記録された用紙1の印字条件を、スイッチ61乃至64からなるメディアセンサ34を用いた機械的な機構を含む手法により検出するようにしたので、埃等の影響を受けることなく確実かつ高精度で印字条件を読み取ることができる。また、スイッチ61乃至64は簡単な構造で安価に入手できるので、装置の製造コスト下げることができる。

0029

なお、本実施の形態においては、サーマルヘッド5を用いるラベルプリンタの場合について説明したが、インクジェットプリンタにも本発明を適用することができる。その場合、用紙1の印字条件としてヘッドノズルからのインク吐出量を記録しておき、この印字条件に基づいてヘッドノズルからのインク吐出量を調整すればよい。また、その他の印字装置にも本発明を適用することができる。

0030

また、上記実施の形態においては、回転部42が巻芯80とともに回転するような構造とされているが、回転部42と固定軸43とを一体化して回転部42が回転しないようにし、かつ、回転部42から凸部41を取り除くようにしてもよい。そして、用紙1が巻き付けられる巻芯80から凹部85を取り除く。これにより、巻芯80だけが回転するようになる。その場合、CPU21は、供給軸2に装着された用紙1の巻芯80が1回転する毎に、メディア検出部35よりメディア検出データを取得することができる。また、その場合、接触部51乃至58と、スイッチ61乃至64の対応するものとを直接導線で接続してもよい。

発明を実施するための最良の形態

0031

また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。

図面の簡単な説明

0032

以上の如く、本発明に係る印字装置によれば、供給軸に、突起状態及び埋没状態のいずれか一方にあるとき電流を導通する埋没可能な突起部からなる複数のスイッチを設け、検出手段が、各スイッチに所定の電圧を印加し、電流を導通するか否かをチェックし、電流を導通するスイッチと、電流を導通しないスイッチの組み合わせを検出し、記憶手段が、電流を導通するスイッチと、電流を導通しないスイッチの組み合わせに対応付けて所定の印字条件を記憶し、設定手段が、電流を導通するスイッチと、電流を導通しないスイッチの組み合わせに対応する印字条件を記憶手段から読み出して設定し、制御手段が、設定手段によって設定された印字条件に基づいて印字処理を制御するようにしたので、供給軸に装着される巻芯に記録された印字条件を簡単な機構で確実かつ正確に読み出すことができ、読み出した印字条件に基づいた印字処理を行うことができる。
また、検出手段は、電源投入時、および供給軸に所定のロール状被印字媒体の巻芯が装着されたとき、供給軸に設けられた各スイッチに所定の電圧を印加し、電流を導通するか否かをチェックするようにしたので、埃等の影響を受けることなく簡単かつ安価な機構でチェックすることができる。
また、ロール状被印字媒体の巻芯の内周面には、印字条件に対応して、スイッチの突起部が嵌合可能な開口部が形成されるようにすれば、巻芯に安価に印字条件を記録することができる。

図1
本発明の印字装置を応用したラベルプリンタの一実施の形態の構成例を示す図である。
図2
図1の制御部の構成例を示すブロック図である。
図3
供給軸の詳細な構成例を示す斜視図である。
図4
回転部の詳細な構成例を示す斜視図である。
図5
固定軸支持部の構成例を示す斜視図である。
図6
巻芯の構成例を示す斜視図である。
図7
巻芯の開口部の組み合わせに応じた印字条件を示す図である。
【符号の説明】
1 用紙
2 供給軸
3案内ローラ
5サーマルヘッド
6プラテンローラ
7ステッピングモータ
8ベルト
9ピッチセンサ
10 制御部
11リボン供給部
12リボン巻き取り
13,14 案内ローラ
15エンドセンサ
16リボンエンドセンサ
17インクリボン
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24モータ制御部
25ヘッド制御部
26センサ制御部
27外部インタフェース
28 入力部
29 表示部
30インタフェース
31エラー検出部
32リボンエンド検出部
33 EEPROM
34メディアセンサ
35メディア検出部
36近傍センサ
37 近傍センサ制御部
41 凸部
42 回転部
43 固定軸
45 固定軸支持部
46 固定軸挿入口
51,52,53,54,55,56,57,58 接触部
61,62,63,64 スイッチ
71,72,73,74 突起部
80 巻芯
81,82,83,84 開口部
85 凹部
91,92,93,94,95,96,97,98点接触部
100 ラベルプリンタ
200 PC

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