図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2004年4月15日)のものです。
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図面 (9)

課題

体の動きを制限することなく体温データを連続的に計測することができると共に、ネットワークを経由して多数の患者の体温データを一元管理することができる、耳孔式SAW体温計及び該体温計による体温管理システムを得る。

解決手段

体温データを計測するための体温計測リフレクタID情報を取得するためのID用リフレクタとデータ検出パルス信号の受信及び反射パルス信号の送信を行うためのIDTを有したSAW体温計デバイス及びアンテナケーシングに内蔵した耳孔式SAW体温計と、該耳孔式SAW体温計に対しデータ検出パルス信号の送信及び当該耳孔式SAW体温計から出力される反射パルス信号の受信を行うと共に、該反射パルス信号を演算処理することにより体温データの計測及びID情報の取得を行い、更にはネットワークを経由して前記体温データ及びID情報をサーバー伝送することができる体温計測装置にて構成する。

概要

背景

従来、人体体温を測る手段として水銀体温計温度センサーによる電子体温計が使用されていた。また、近年において耳孔内鼓膜及びその周辺部から放射される赤外線焦電センサーにて数秒のうちに計測する耳孔式体温計が普及し始めている。

概要

体の動きを制限することなく体温データを連続的に計測することができると共に、ネットワークを経由して多数の患者の体温データを一元管理することができる、耳孔式SAW体温計及び該体温計による体温管理システムを得る。体温データを計測するための体温計測リフレクタID情報を取得するためのID用リフレクタとデータ検出パルス信号の受信及び反射パルス信号の送信を行うためのIDTを有したSAW体温計デバイス及びアンテナケーシングに内蔵した耳孔式SAW体温計と、該耳孔式SAW体温計に対しデータ検出パルス信号の送信及び当該耳孔式SAW体温計から出力される反射パルス信号の受信を行うと共に、該反射パルス信号を演算処理することにより体温データの計測及びID情報の取得を行い、更にはネットワークを経由して前記体温データ及びID情報をサーバー伝送することができる体温計測装置にて構成する。    

目的

本発明は、以上のような問題点を解決するために提案されたものであり、SAW体温計デバイスを内蔵した耳孔式SAW体温計により患者の正確な体温データの計測とID情報の取得を行うことができ、更には信号線がないことにより体の動きを制限することなく体温データを連続的に計測することができると共に、ネットワークを経由して多数の患者の体温データを一元管理することができる、耳孔式SAW体温計及び該体温計による体温管理システムを提供する

効果

実績

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請求項1

体温データ計測するための体温計測リフレクタID情報を取得するためのID用リフレクタとデータ検出パルス信号の受信及び反射パルス信号の送信を行うためのIDTを有したSAW体温計デバイス及びアンテナケーシングに内蔵し、人体耳孔内挿着してコードレス体温測定が行えることを特徴とした、耳孔式SAW体温計

請求項2

上記耳孔式SAW体温計に対しデータ検出パルス信号の送信及び当該耳孔式SAW体温計から出力される反射パルス信号の受信を行うと共に、該反射パルス信号を演算処理することにより体温データの計測及びID情報の取得を行い、更にはネットワークを経由して前記体温データ及びID情報をサーバー伝送することができる体温計測装置において、前記ID情報に対応する体温データをサーバーにて連続的に計測し、患者毎データベース化することにより体温データをネットワークで一元管理することができることを特徴とした、請求項1に記載の耳孔式SAW体温計及び該体温計による体温管理システム

技術分野

0001

本発明は、SAW(Surface Acoustic Wave:弾性表面波体温計デバイスを内蔵した耳孔式SAW体温計により患者の正確な体温データ計測ID情報の取得を行うことができると共に、ネットワークを経由して多数の患者の体温データを一元管理することができる、耳孔式SAW体温計及び該体温計による体温管理システムに関するものである。

0002

従来、人体体温を測る手段として水銀体温計温度センサーによる電子体温計が使用されていた。また、近年において耳孔内鼓膜及びその周辺部から放射される赤外線焦電センサーにて数秒のうちに計測する耳孔式体温計が普及し始めている。

背景技術

0003

上記水銀体温計や電子体温計又は耳孔式体温計は定期的な検温時間における体温測定に使用するものであり、連続的な体温データが必要な病院等の患者や保育器内の乳幼児等の体温測定を行う場合には、温度センサーを患者の体温計測部位に貼付して体温データをサンプリング計測する手段があるが、該手段における温度センサーには信号線があるため体の動きが制限されてしまうといった問題点があった。該問題点を解決するため、本願出願人による特願2002−131346「ID付きSAWデバイス体温計及び該体温計による体温管理システム」においては、SAWデバイス体温計から出力される反射パルス信号を受信して演算処理することにより体温測定を行うことができる、コードレスのID付きSAWデバイス体温計を提案した。

0004

しかしながら、上記温度センサー又はSAWデバイス体温計は、患者の体表面における体温計測部位に貼付して体温データをサンプリング計測する方式ため、外気衣服等による温度変化の影響を受け易く、正確な体温測定を行うことができないといった問題点があった。

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、以上のような問題点を解決するために提案されたものであり、SAW体温計デバイスを内蔵した耳孔式SAW体温計により患者の正確な体温データの計測とID情報の取得を行うことができ、更には信号線がないことにより体の動きを制限することなく体温データを連続的に計測することができると共に、ネットワークを経由して多数の患者の体温データを一元管理することができる、耳孔式SAW体温計及び該体温計による体温管理システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するため、本発明の耳孔式SAW体温計及び該体温計による体温管理システムは、体温データを計測するための体温計測用リフレクタとID情報を取得するためのID用リフレクタとデータ検出パルス信号の受信及び反射パルス信号の送信を行うためのIDTを有したSAW体温計デバイス及びアンテナケーシングに内蔵した耳孔式SAW体温計と、該耳孔式SAW体温計に対しデータ検出パルス信号の送信及び当該耳孔式SAW体温計から出力される反射パルス信号の受信を行うと共に、該反射パルス信号を演算処理することにより体温データの計測及びID情報の取得を行い、更にはネットワークを経由して前記体温データ及びID情報をサーバー伝送することができる体温計測装置にて構成する。また、前記ID情報に対応する体温データをサーバーにて連続的に計測し、患者毎データベース化することにより体温データの一元管理を行う。

0007

本発明の実施の形態を図を用いて説明する。図1は本発明の耳孔式SAW体温計を耳孔内に挿着した状態及び測定方法を示した図である。

0008

耳孔式SAW体温計1は、ケーシング2において体温データを計測するための体温計測用リフレクタとID情報を取得するためのID用リフレクタとデータ検出パルス信号の受信及び反射パルス信号の送信を行うためのIDTを有したSAW体温計デバイス3を先端部に鼓膜11及びその周辺部から放射される赤外線を導入するための孔2aを穿孔したプローブ2bに内蔵し、前記IDTに接続したアンテナ6を本体2cに内蔵して構成する。使用時には、該耳孔式SAW体温計1のプローブ2bをイヤホンのように耳孔10内に挿着するだけである。

0009

体温測定を行う場合、体温計測装置12のアンテナ13より耳孔式SAW体温計1に対しデータ検出パルス信号を送信すると当該耳孔式SAW体温計1から反射パルス信号が出力される。そして、該反射パルス信号をアンテナ13で受信して演算処理することにより体温データの計測及びID情報の取得を行うことができる。該体温データはLCD等のモニタ部23に表示したりネットワーク24を経由して体温データ及びID情報をサーバーに伝送することができる。

0010

図2は本発明の耳孔式SAW体温計に内蔵するSAW体温計デバイスの構造を示した一実施例図であり、SAW体温計デバイス3の基板4上の略中央部にIDT5(Interdigital Transducers)を配設し、左側部に2本のリフレクタで構成される体温計測用リフレクタ7をIDT5と平行に配設し、更に右側部に多数のリフレクタで構成されるID用リフレクタ8をIDT5と平行に配設してある。前記ID用リフレクタ8は、IDT5に対し手前側が短く奥側が長いリフレクタを当該リフレクタの基板内部側の先端の包絡線がV字型を成すと共に各ビットが交互にクシ型を成すように配設する。また、各ID用リフレクタ8の基板端部側にID設定ヒューズ9を配設する。また、IDT5の両端部を接続したアンテナ端子Aに外部のアンテナ6を接続する。

0011

上記図2において、基板4の下部側のIDT5に近い方よりビット1,ビット3,ビット5‥‥ビット23を配設し、上部側のIDT5に近い方よりビット2,ビット4,ビット6‥‥ビット24の計24本のID用リフレクタ8を配設してあるため、最大24ビットのIDパターンを発生することができる。なお、ビット21〜24まではV字型の底部に相当する部分であり、該底部における数ビット分の配設方法はクシ型にした以外は一般的方法である。また、ID設定用ヒューズ9は、ID用リフレクタ8のパターン幅に比べ非常に細くして微小抵抗成分を持たせている。

0012

また、図3は本発明の耳孔式SAW体温計及び該体温計による体温管理システムにおける体温計測装置の回路ブロック図であり、該体温計測装置12はアンテナ13より耳孔式SAW体温計1に対しデータ検出パルス信号を送信したり耳孔式SAW体温計1のアンテナ6から送信される体温データ及びID情報を含む反射パルス信号を受信するためのパルス送受信部14と、前記データ検出パルス信号の原信号を生成するためのパルス発生部15と、前記反射パルス信号を増幅するための増幅部16及び当該反射パルス信号の位相又は振幅を検出するための位相又は振幅検出部17と、基準温度における基準反射時間間隔を生成するための恒温槽18及び当該恒温槽18内に配設された基準SAWデバイス又は基準パルス発生回路19と、前記位相又は振幅検出部17より得られた体温データ及びID情報を含む反射パルス信号のうち体温データにより反射時間間隔と基準温度における基準SAWデバイス又は基準パルス発生回路19の基準反射時間間隔との遅延時間を計測して演算処理することにより体温データを算出したりIDパターンによりID情報を取得するためのデータ処理部20と、後段のネットワーク24と接続して当該体温データやID情報を伝送するためのネットワーク通信部21と、前記データ処理部20内のCPU等を制御するためのプログラム蓄積し又レジスタとして機能するメモリ部22と、前記体温データをLCD等にて表示するためのモニタ部23等により構成する。

0013

図4はID設定用ヒューズの溶断によりID設定を行った状態図であり、データ検出パルス信号に対するID用リフレクタ8からの反射を有効にするためには、該当ビット端子共通端子G間に高圧パルス発生器(図示せず)からの高圧パルス印加するとID設定用ヒューズ9は抵抗成分により発熱して溶断し、ID用リフレクタ8が有効となる。図4では、ビット1,5及び11のID設定用ヒューズ9が溶断した状態を示している。このようにして、IDパターンのビット長を予め設定したり、設定したビット長において異なるIDパターン発生の設定を行うことができる。例えばビット長を20ビットとした場合には、IDパターンは220−1個の異なるIDパターンを発生することができる。そして、該IDパターン内におけるID情報として、患者識別番号,性別年齢診療科名等の複数の情報を入力することができる。

0014

ここで、耳孔式SAW体温計1に対しデータ検出パルス信号を体温計測装置12のアンテナ13より送信すると、該データ検出パルス信号はアンテナ6で受信された後、IDT5より基板4の左右両側に進行する。ここで、左側に進行したデータ検出パルス信号は体温計測用リフレクタ7で反射され、再びIDT5に戻り体温データを含んだ反射パルス信号としてアンテナ6より出力される。また、右側に進行したデータ検出パルス信号はID用リフレクタ8で反射され、再びIDT5に戻りID情報を含んだ反射パルス信号としてアンテナ6より出力される。なお、IDT5における体温計測用リフレクタ7までの距離とID用リフレクタ8までの距離として、体温計測用リフレクタ7までの距離がID用リフレクタ8までの距離より短く、先に体温データを含んだ反射パルス信号が送信され次にID情報を含んだ反射パルス信号が送信されるため、両反射パルス信号が重畳することはない。

0015

また、図5図2の体温計測用リフレクタにおけるデータ検出パルス信号及び反射パルス信号の関係を示した図であり、耳孔式SAW体温計1に対して体温計測装置12のアンテナ13よりデータ検出パルス信号Pを送信すると、該データ検出パルス信号Pはアンテナ6で受信された後、(a)図の▲1▼で示すようにIDT5より基板4の左側に進行し、最初の体温計測用リフレクタ7−1で反射される。ここで、該反射により発生した反射パルス信号をaとする。次に、▲2▼で示すデータ検出パルス信号Pは更に左側に進行し、2番目の体温計測用リフレクタ7−2で反射される。ここで、該反射により発生した反射パルス信号をbとすると、両反射パルス信号a,bは再びIDT5に戻りアンテナ6より反射パルス信号として体温計測装置12のアンテナ13に対して出力される。

0016

ここで、(b)図で示すように実測体温がT1の時の反射パルス信号a,bの反射時間間隔をt1とし、基準温度をT2とした時の反射パルス信号a,b’の基準反射時間間隔をt2とすると、基準温度T2と実測体温T1の差は、基準反射時間間隔t2と反射時間間隔t1の差すなわち遅延時間t3を計測することにより求めることができる。該反射時間間隔t1は、体温が高いと短くなり体温が低いと長くなる性質があり、更には体温と反射時間間隔t1の関係式はIDT5と体計測用リフレクタ7−1,7−2間の距離及びデータ検出パルス信号Pに含まれるキャリア周波数の位相との1次関数で表されるため、基準温度T2における基準反射時間間隔t2が判れば実測体温T1が容易に算出することができる。このように、体温計測は反射パルス信号a,bの反射時間間隔t1の計測のみにより算出できるため、体温計測装置12と耳孔式SAW体温計1との距離には無関係に計測することができる。

0017

次に、ID用リフレクタ8の反射原理を説明する。図6図2の2点鎖線部におけるデータ検出パルス信号と反射パルス信号の関係を示した図であり、(a)図に示すようにIDT5から出力されたデータ検出パルス信号PがID用リフレクタ8の1ビット目のリフレクタ8−1と3ビット目のリフレクタ8−3及び5ビット目のリフレクタ8−5により反射される状態を示している。ここで、ID用リフレクタ8がV字型を成すため、3ビット目のリフレクタ8−3は1ビット目のリフレクタ8−1より幅Wだけ基板4の内側に延び、5ビット目のリフレクタ8−5は3ビット目のリフレクタ8−3より幅Wだけ基板4の内側に延びているものとする。ここで、IDT5よりデータ検出パルス信号Pが出力されると、1ビット目のリフレクタ8−1より反射パルス信号cが発生する。また、3ビット目のリフレクタ8−3の幅Wの部分より反射パルス信号dが発生すると共に他の部分において1ビット目のリフレクタ8−1を通過したデータ検出力パルス信号Pにより反射パルス信号d’が発生する。また、5ビット目のリフレクタ8−5の幅Wの部分より反射パルス信号eが発生すると共に他の部分において1ビット目のリフレクタ8−1と3ビット目のリフレクタ8−3を通過したデータ検出パルス信号Pにより反射パルス信号e’が発生する。ここで、(b)図に示すように反射パルス信号dと反射パルス信号d’の時間遅れを無視すると当該反射パルス信号dと反射パルス信号d’が重なり合い、反射パルス信号eと反射パルス信号e’の時間遅れを無視すると当該反射パルス信号eと反射パルス信号e’が重なり合い、IDT5よりL1の距離にあるリフレクタ8−1が反射する反射パルス信号cとL3の距離にあるリフレクタ8−3が反射する反射パルス信号dとL5の距離にあるリフレクタ8−5が反射する反射パルス信号eのレベル減衰することなく忠実にIDT5に反射されることになる。なお、図6ではビット1,3,5の奇数番目のリフレクタについて説明したが偶数番目のリフレクタについても同様であり、ID用リフレクタ8の各ビットが交互にクシ型に配設されているため、ビット1,2,3,4,5,6‥‥と順に反射されることになる。

0018

また、図7図4のIDパターンにおけるID用リフレクタからの反射パルス信号の位置関係を示した図であり、図4に示すように全24ビット中ビット1,5及び11のID設定用ヒューズ9を高圧パルス発生器により溶断したと仮定した場合、IDT5より出力されたデータ検出パルス信号Pによりビット1のリフレクタ8−1による反射パルス信号p1とビット5のリフレクタ8−5による反射パルス信号p5及びビット11のリフレクタ8−11による反射パルス信号p11のみがIDT5に反射される。そして、該ID情報を含んだ反射パルス信号を体温計測装置12に対し出力することになる。なお、ID設定用ヒューズ9の溶断を行わなかったビットのID用リフレクタ8は当該ID設定用ヒューズ9により共通端子Gに接続され、更に当該共通端子Gをアンテナ端子A側に接続することにより、どこにデータ検出パルス信号Pが当っても減衰して反射は発生しない。このため、ID設定用ヒューズ9を溶断又は非溶断することによりIDパターンのビット長を予め設定したり、設定したビット長において異なるIDパターン発生の設定を行うことができることになる。

0019

【実施例】
本発明の実施例を図を用いて説明する。図8は本発明の耳孔式SAW体温計及び該体温計による体温管理システムを病院の患者の体温管理システムに応用した一実施例図である。

0020

カーテン27で仕切られた各病室28において、各患者29のベッド30の頭部側には小物入れやテーブル等が一体となった床頭台31が設置されている。そこで、該床頭台31に体温計測装置12を設置すると共に、該体温計測装置12内のネットワーク通信部21を病院内のLAN等のネットワーク24に接続し、更に当該ネットワーク24を経由して上位のサーバー25に接続する。また、該サーバー25にはモニタ装置26を接続する。

0021

体温計測装置12のアンテナ13からは、患者29の耳孔10内に挿着された耳孔式SAW体温計1に対してデータ検出パルス信号Pを一定のサンプリング周期にて送信する。次に、該データ検出パルス信号Pに反応した耳孔式SAW体温計1のアンテナ6からは、当該患者29の実時間における反射パルス信号が体温計測装置12のアンテナ13に対し出力される。なお、該体温計測装置12から耳孔式SAW体温計1へのデータ検出パルス信号Pの送信能力は、隣の患者29の反射パルス信号との混信を防止するため、1m程度が好適である。

0022

体温計測装置12は、該反射パルス信号中の体温データより反射時間間隔と当該体温計測装置12内の恒温槽18内に配設されている基準SAWデバイス又は基準パルス発生回路19の基準温度における基準反射時間間隔とを比較して演算処理することにより患者29の体温を正確に計測することができ、更に該反射パルス信号中のID情報より患者29のID情報を取得することができる。そして、該演算により算出された体温データ及びID情報をLAN等のネットワーク24を経由してサーバー25に伝送する。なお、前記恒温槽18は小型の電気式又は電子式ヒーターが一般的であるが、基準SAWデバイス又は基準パルス発生回路19自体に定温制御回路を付加したものであっても構わない。

0023

サーバー25は、上記体温データをID情報に基づいてデータベース化することにより、患者毎の体温データを連続的に計測することができる。そして、当該患者29の体温に異常が発生した場合等においては、ネットワーク24を経由してナースセンター内の端末装置アラーム出力することが可能である。このようにして、多数の患者29の連続的な体温データをデータベース化することにより、患者毎の体温データをネットワークで一元管理することが可能となる。

0024

なお、上記サーバー25に接続したモニタ装置26は各患者29の体温データの数値表示グラフ表示を行うことができ、更にアラーム出力を行うための設定値等を入力することもできる。更にはプリンタ(図示せず)への印字設定を行うことも可能である。

発明を実施するための最良の形態

0025

また、上述の説明は体温計測装置12を床頭台31に設置した例について述べたが、ベッド30の頭部側等など任意な場所に設置しても構わない。更には体温測定の対象を病院等の患者とし、ネットワーク24を経由して多数の患者の体温データの一元管理を行う例について述べたが、オンライン機能やID情報を利用しないでスタンドアロンで使用するようにすれば、家庭内における病人の体温測定に使用することも可能である。

図面の簡単な説明

0026

以上述べたように、本発明の耳孔式SAW体温計及び該体温計による体温管理システムを病院や老人ホーム又は在宅介護等において実施すれば、耳孔式SAW体温計を患者の耳孔内に挿着しておくだけで正確な体温データの連続計測が容易に行うことができるという効果を奏する。また、該耳孔式SAW体温計には信号線がなく、更には電子回路バッテリー等もなく非常に小型であるため、体の動きを制限することがないという効果も奏する。また、ネットワークを経由して多数の患者の連続的な体温データをID情報に基づきデータベース化することにより、患者毎の体温データをネットワークで一元管理することができるという効果も奏する。

図1
本発明の耳孔式SAW体温計を耳孔内に挿着した状態及び測定方法を示した図である。
図2
本発明の耳孔式SAW体温計に内蔵するSAW体温計デバイスの構造を示した一実施例図である。
図3
本発明の耳孔式SAW体温計及び該体温計による体温管理システムにおける体温計測装置の回路ブロック図である。
図4
ID設定用ヒューズの溶断によりID設定を行った状態図である。
図5
図2の体温計測用リフレクタにおけるデータ検出パルス信号と反射パルス信号の関係を示した図である。
図6
図2の2点鎖線部におけるデータ検出パルス信号と反射パルス信号の関係を示した図である。
図7
図4のIDパターンにおけるID用リフレクタからの反射パルス信号の位置関係を示した図である。
図8
本発明の耳孔式SAW体温計及び該体温計による体温管理システムを病院の患者の体温管理システムに応用した一実施例図である。
【符号の説明】
1 耳孔式SAW体温計
2 ケーシング
3 SAW体温計デバイス
4 基板
5 IDT
6 アンテナ
7 体温計測用リフレクタ
8 ID用リフレクタ
9 ID設定用ヒューズ
10 耳孔
11 鼓膜
12 体温計測装置
13 アンテナ
14 パルス送受信部
15 パルス発生部
16 増幅部
17 位相又は振幅検出部
18 恒温槽
19 基準SAWデバイス又は基準パルス発生回路
20 データ処理部
21 ネットワーク通信部
22 メモリ部
23 モニタ部
24 ネットワーク
25 サーバー
26 モニタ装置
27 カーテン
28 病室
29 患者
30 ベッド
31 床頭台

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